明細書 ) 医用情報処理シス テム及ぴ情報処理シス テム用記録媒体 技術分野
こ の発明は、 医用データを 2 以上の医用情報処理装置をネ ッ ト ヮ ーク を介して送受信する 医用情報処理シス テム及ぴ情報処理システ ム用記録媒体に関する も のであ る。
背景技術
近年、 情報伝送手段の発達に伴い、 専用線を用いたネ ッ ト ワーク 接続で、 2箇所以上の場所で運用 される医用情報処理装置間でデー タ の送受信を行 う 医用情報処理シス テムが考え られている。 例えば 、 こ の医用情報処理シス テム と しては 2箇所以上の主に遠隔地間で 運用 される 医用情報処理装置間で眼科データ を送受信する眼科用情 報処理シス テム が考え られている。
一方、 安価な通信手段と して、 一般の通信回線を用いたイ ンター ネ ッ ト も利用されてい る。 こ の眼科用情報処理シス テム において、 画像データ及びそれに付随する患者及び画像情報を 2以上の場所の 情報処理装置間で共有または複製する場合、 従来から安価な通信手 段 と してイ ンタ ーネ ッ ト も利用 されていた。
また電子メ ールで送付されてきた画像に、 グラ フ ィ ッ ク情報や所 見,診断情報を追加 して送信元に返送する際に、 従来はその都度そ の画像の患者情報から、 別途ァ ド レス帳等を参照 して返信すべき宛 先を指定していた。
しかしなが ら、 電話回線で接続するイ ンターネ ッ ト を利用 して、 複数の眼科用画像情報シス テ ム間で画像及びそれに付随する患者及 ぴ雨像情報を共有または複製しよ う とする場合、 従来のよ う に電子 メ ールに雨像データ及びそれに付随する患者及び画像情報を添付し て送付する だけでは、 オペレータ 自身がいちいちデータベース 中か らそれ らの情報を呼び出 して、 それ ら を添付した電子メ ールを作成 し送信 しなければな らなかった。 また逆にその電子メ ールを受信し た側でも、 やは り オペ レータ 自 身が電子メ ールか らそれらの情報を 分離してデータベース に格納する作業が必要であった。
また、 電子メ ールで送付されてきた画像に、 グラ フ ィ ック情報や 所見 ·診断情報を追加 して送信元に返送する際にも 、 従来はその都 度そ の画像の患者情報 ら別途ア ド レス 帳等を参照 して返送先を指 定していたが、 手順が煩雑で返送先の指定に誤り があった り 、 返送 先自体を取 り 違える等の問題があっ た。
そこ で、 この発明の第 1 の 目 的は、 データベース 中に新たに追加 保存された新規な患者の情報がある場合に、 こ の新規な患者の情報 を 自動的に電子メ ール化 して宛先の医用情報処理装置に 自動的に送 信可能な医用情報処理システムを提供する こ と にある。
また、 こ の発明の第 2 の 目 的は、 データベース 中に新たに追加保 存された新規な患者の情報がある場合に、 この新規な患者の情報を 自動的に電子メ ール化 して宛先の医用情報処理装置に 自動的に送信 可能なプロ グラ ム を有する情報処理システ ム用記録媒体を提供する こ と にある。 発明の開示
上述の第 1 の 目 的を達成する ため、 請求項 1 の発明は、 2 以上の
医用情報処理装置をイ ンターネ ッ ト を介 して接続 して、 患者の情報 を電子メ ールに して前記 2 以上の医用情報処理装置の一つから他の 医用情報処理装置に前記ィ ンターネ ッ ト を介して送信する様に した 医用情報処理シス テムであつ て、 前記送信側の医用情報処理装置は 送信側データ記録再生手段, 送信側データ入力手段及び送信側デー タ処理手段を有 し、 前記送信側データ記録再生手段は患者の情報を 記録するデータベースを有 し、 前記送信側データ入力手段は前記送 信側データ記録再生手段のデータベース に前記患者の情報を入力可 能に設け られ、 前記送信側データ処理手段は、 予め設定した設定条 件に基づいて前記データベース をチェ ッ ク して、 データベース の新 規な患者の情報及ぴこ の情報の患者の I D を添付 した電子メ ールを 自動的に作成し、 あ らかじめ設定されている一箇所以上の宛先の前 記医用情報処理装置に送信する様に設定されている 医用情報処理シ ステム と したこ と を特徴とする。
また、 請求項 2 の発明は、 前記データベース の新規な情報は、 新 たに追加 された新規データ又は変更データ若し く は削除情報である こ と を特徴とする。
更に、 請求項 3 の発明は、 前記設定条件はある指定された時間間 隔あるいはあ らかじめ指定された時刻、 又は何らか明示的な連繋に よ る起動である こ と を特徴とする。
請求項 4 の発明は、 前記設定条件が前記電子メ ールの送信可能な デ"タの設定容量である こ と を特徴とする。
請求項 5 の発明は、 前記設定容量が送信側と受信側のメ ールポッ タ ス の容量の小さい方に基づいて設定可能である こ と を特徴とする 請求項 6 の発明は、 請求項 1 において、 前記送信側データ処理手
段が、 前記電子メ ールを 自動的に作成する際に該電子メ ールを送信 した 旨の送信メ ッ セージフ ァ イ ルを作成 して、 こ の送信メ ッ セージ フ ァ イ ルをあ らか じめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用 情報処理装置又はこ の装置のある場所の F A Xに前記電子メ ールの 送信ルー ト と は異なる送信ルー ト を介して送信する様に設定されて いる こ と を特徴とする。
請求項 7 に記載の発明は、 前記送信側データ処理手段が、 前記送 信メ ッセージフ ァ イ ルの リ ス ト を作成して、 この リ ス ト をある指定 された時間間隔あるいはあ ら力 じめ指定された時刻にあ ら力、じめ設 定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置又はこ の装 置のある場所の F A Xに前記電子メ ールの送信ルー ト と は異なる送 信ルー ト を介して送信する様に設定されている こ と を特徴とする。
請求項 8 に記載の発明は、 請求項 1 において、 前記送信側データ 処理手段は、 前記送信メ ッセージフ ァイルの リ ス ト を作成して、 こ の リ ス ト をある指定された時間間隔あるいはあ らかじめ指定された 時刻にあ らかじめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報 処理装置に前記電子メ ールの送信ルー ト と 同 じ送信ルー ト を介して 送信する様に設定されている こ と を特徴とする。
請求項 9 に記載の発明は、 請求項 8 において、 前記宛先側の医用 情報処理装置は、 前記送信メ ッセージフ ァ イ ルリ ス ト を受信 した場 合、 受信 した旨の返信メ ールを送信側に送信する様に設定されてい る こ と を特徴とする。
請求項 1 0 に記載の発明は、 前記請求項 1 〜 7 の医用上昇処理シ ス テ ム のプロ グ ラ ム が保存されてい る情報処理シス テム用記録媒体 と したこ と を特徴とする。
作用
こ の様な請求項 1 の発明によれば、 送信側データ処理手段は、 予 め設定した設定条件に基づいて前記データベース をチェ ッ ク して、 データベース の新規な患者の情報及びこ の情報の患者の I D を添付 した電子メ ールを自動的に作成し、 あ らかじめ設定されている一箇 所以上の宛先の前記医用情報処理装置に送信する。 これによ り 、 デ ータベース中に新規な情報がある場合に、 こ の新規情報及ぴこ の情 報の患者の I D を 自動的に電子メ ール化 して宛先の医用情報処理装 置に 自動的に送信でき る。
従って、 電話回線で接続するイ ンターネ ッ ト等のネ ッ ト ワーク を 利用 して、 複数の眼科用画像情報シス テ ム間で画像データ及ぴそれ に付随する患者データ等を共有または複製しょ う とする場合、 オペ レータ 自 身がいちいちデータベース 中か らそれら の情報を呼び出 し て、 それら を添付した電子メ ールを作成し送信する作業が不要と な るので、 宛先や電子メールに添付する情報を取り 違える等の問題が 発生する のを未然に防止 して、 必要な新規情報を宛先に簡易且つ自 動的に誤 り な く 確実に送信 して、 宛先のデータベース の情報 (デー タ) を更新でき る。 その上、 電子メ ールで送付されてき た画像に、 グラ フ ィ ッ グ情報や所見 ·診断情報を追加 して送信元に返送する際 にも、 従来の様にその都度、 画像の患者情報から別途ア ド レス 帳等 を参照 して返送先を指定する必要がな く 、 手順が簡単で返送先の指 定に誤 り が生ぜず、 返送先自 体を取 り 違える こ と を未然に防止でき る。
また、 請求項 2 の発明によれば、 データベース 中に新規データ又 は変更データがある場合や、 削除情報がある場合に、 これらの情報 及ぴこ の情報の患者の I D を 自動的に電子メ ール化 して宛先の医用 情報処理装置に 自動的に送信される。
即ち、 'データベース 中に新たに追加保存された新規文字データ又 は新規画像データがある場合に、 こ の新規文字データ又は新規画像 データ を自動化 して電子メ ール化して宛先の医用情報処理装置に 自 動的に送信でき る。 この場合も、 電話回線で接続するイ ンターネ ッ ト等のネ ッ ト ワーク を利用 して、 複数の眼科用画像情報シス テム間 で画像データ及ぴそれに付随する患者データ等を共有または複製し よ う とする場合、 オペレータ 自身がいちいちデータベース 中力、らそ れらの情報を呼び出 して、 それら を添付した電子メ ールを作成し送 信する作業が不要 と なるので、 宛先や電子メ ールに添付する情報を 取 り 違える等の問題が発生する の.を未然に防止 して、 必要な新規情 報を宛先に簡易且つ自動的に誤 り な く 確実に送信 して、 宛先のデー タベース の情報 (データ) を更新でき る。
更に、 請求項 3 の発明によれば、 ある指定された時間間隔あるい はあ ら かじめ指定された時刻に前記データベース をチェ ッ ク して、 データベース 中に新たに追加保存された新規文字データ又は新規画 像データがあれば、 前記新規文宇データ又は新規画像データ及びそ れに付随する患者データ を添付 した電子メ ールを 自動的に作成し、 あ らか じめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装 置に送信する。 こ の様に、 ある指定された時間間隔あるいはあ らか じめ指定された時刻に、 宛先のデータベース の情報 (データ) を更 新でき る。
請求項 4 , 5 の発明によれば、 送信データ の容量が大き く な り す ぎて送信でき ない と い う よ う な事態が生じるのを未然に防止でき る
請求項 6 の癸明によれば、 一方の送信ルー ト に支障が生 じても、 新規文字データ又は新規画像データ及びそれに付随する患者データ
を添付した電子メ ールが届いていないこ と を宛先側 (受信側) で確 認して、 信側に再度送信する こ と を迅速に依頼する こ と ができ る 請求項 7 に記載の発明によれば、 一方の送信ルー ト に支障が生じ ても、 新規文字データ又は新規画像データ及びそれに付随する患者 データ を添付 した電子メ ールが届いていないこ と を宛先側 (受信側 ) で設定された時間或いは指定された時間間隔毎に確認して、 送信 側に再度送信する こ と を迅速に依頼する こ と ができ る。 こ の場合、 両送信ルー ト に支障が生じても、 こ の送信メ ッセージフ ァイルが届 かないこ と 力 ら、 送信ルー ト の少な く と も送信メ.ッセージフ ァ イ ル のルー ト に支障が生じたこ と を知る こ と ができ る。
請求項 8 に記載の発明によれば、 前記送信側データ処理手段は、 前記送信メ ッセージフ ァ イ ルの リ ス ト を作成して、 こ の リ ス ト をぁ る指定された時間間隔あるいはあ らかじめ指定された時刻にあ らか じめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置に前 記電子メ ールの送信ルー ト と 同 じ送信ルー ト を介 して送信する。
ま た、 請求項 9 に記載の発明によれば、 前記宛先側の医用情報処 理装置は、 前記送信メ ッセージフ ァ イ ル リ ス ト を受信した場合、 受 信 した旨の返信メ ールを送信側に送信する。
この様なプロ グラ ムは請求項 1 0 に示 したよ う に情報処理システ ム用記録媒体と して提供でき る。 この請求項 1 0 に記萼の発明によ れば、 上述のシス テ ムを有する記録媒体のプロ グラムを利用する こ と で、 データベース 中に新規な情報がある場合に、 こ の新規情報及 ぴこ の情報の患者の I D を 自動的に電子メ ール化 して宛先の医用情 報処理装置に 自動的に送信でき る。 また、 こ の記録媒体を利用する こ と で、 請求項 1 〜 7 の効果も期待でき る。
図面の簡単な説明
図 1
こ の発明に係る 医用情報処理シス テム の概略説明図である。
図 2
図 1 のホス ト コ ン ピュータ の回路図である。
図 3
図 1 の情報処理端末の回路図である。
図 4
図 1 のネ ッ ト ワ ーク コ ン ト ロ ーラ (ネ ッ ト ワ ーク サーバー) の回 路図である。
図 5
図 1 の医用情報処理シス テ ム で用いるメ ール送受信用応用 ソ フ ト ウェアによ る設定画面の説明図である。
図 6
図 6 の詳細設定を操作して表示させた詳細設定画面の説明図であ る。
図 7
患者 I D と発信元の説明図である。
図 8
図 1 〜図 5 の医用情報処理システ ムによ る通信例を示す概略説明 図である。
図 9
図 1 〜図 5 の医用情報処理システ ムによ る通信の他の例を示す概 略説明図である。
図 1 0
こ の発明に係る 医用情報処理シス テ ム の第 2 実施の形態を示す
概略説明図である。
図 1 1
図 1 0 の一部の医用情報処理端末の制御回路図である。
図 1 2
図 1 0 の医用情報処理端末における通信のための模式図である 図 1 3
図 1 0 の医用情報処理端末における判定及ぴ通信のための模式 図である。
図 1 4
図 1 0 の医用情報処理シス テ ムにおける判定及ぴ通信のための 一例を示す模式図である。
図 1 5
図 1 0 の医用情報処理シス テ ムにおける判定及ぴ通信のための 他の例を示す模式図である。
図 1 6
図 1 3 におけ る判定画像表示ソ フ ト によ る判定画像の表示画面 を示す説明図である。
図 1 7
図 JL 3 における判定レポ一 ト作成ソ フ ト によ る判定画面の表示 例を示す説明図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第 1 の実施の形態の構成]
図 1 は、 この発明の第 1 実施例を示 したものである。
図 1 において、 1 は大学病院、 l a は大学病院 ( HOSPITAL 1 ) の 眼科検査室、 l b は眼科検査室 l a の隣の眼科診察室、 2 , 3 は他 の病院 ( HOSPITAL 2 , HOSPITAL 3 ) 、 2 a , 3 a は病院 2 , 3 の眼 科検査室、 2 b , 3 b は眼科検査室 2 a 3 a の隣の眼科検査室、 4 は診療所 ( CLINIC 1 ) 、 4 a は診療所 4 の眼科診察室、 5 は眼科検 診パ ス 、 5 a は眼科検診バ ス 5 の眼科診察室、 6 は例えば大学病院 1 に勤務する眼科専門医の住宅、 6 a は住宅 6 の書斎である。
上述の眼科検査室 (医用検査室) l a , 2 a , 3 a にはス リ ッ ト ラ ンプ, 眼圧計、 レ フラ ク ト メ ータ, 眼底カメ ラ等の眼科検査装置 (医用検査装置) l c , 2 c , 3 c が眼科データ (眼科画像データ を含むデータ) 入力手段 (医用データ入力手段) と してそれぞれ配 設され、 眼科診察室 4 a , 5 a にもス リ ッ ト ラ ンプ, 眼圧計、 レ フ ラ ク ト メ ータ , 眼底カメ ラ等の眼科検査装置 4 c , 5 c が眼科デー タ (眼科画像データ を含むデータ) 入力手段 (医用データ入力手段 ) と してそれぞれ配設されている。
また、 眼科検査室 l a , 2 a , 3 a には眼科検査装置 l c , 2 c , 3 c からの検査データ情報を処理する眼科情報処理端末 (眼科情 報処理装置) I d , 2 d , 3 d が医用情報処理端末 (医用情報処理 装置) と してそれぞれ配設され、 眼科診察室 4 a , 5 a にも眼科検 查装置 4 c , 5 c か らの検査データ情報を処理する眼科情報処理端 末 (眼科情報処理装置) 4 d , 5 d が医用情報処理端末 (医用情報 処理装置) と してそれぞれ配設されている。 更に、 眼科診察室 l b , 2 b , 3 b 及び書斎 6 a には検査データ情報を処理する眼科情報 処理端末 (眼科情報処理装置) l e , 2 e , 3 e 及び 6 b が医用情 報処理端末 (医用情報処理装置) と してそれぞれ配設されている。
眼科検査装置 1 c ~ 5 c がス リ ッ ト ラ ンプの場合には、 眼科検查
装置 1 c 〜 5 c は前眼部断面像をテ レ ビカ メ ラ で撮影する と 、 眼科 検査装置 1 c 〜 5 c は撮影した眼底断面画像の左右の区別情報及び 眼科画像データ (医用画像データすなわち医用画像情報) を眼科情 報処理端末 1 d ~ 5 d にそれぞれ入力する よ う になっている。
また、 眼科検査装置 l c 〜 5 c が眼底カ メ ラ の場合には、 眼科検 查装置 1 c 〜 5 c は被検眼眼底像をテ レ ビカ メ ラ で撮影する と 、 眼 科検査装置 1 c 〜 5 c は撮影 した眼底像の左右の区別情報及ぴ眼底 画像データ (医用画像データすなわち画像情報) 等の患者の情報を 眼.科情報処理装置 1 d 〜 5 d にそれぞれ入力する よ う になっている 。 尚、 眼底画像と しては、 眼底のカ ラー撮影像, 可視蛍光によ る眼 底血管像、 赤外蛍光によ る眼底血管像、 赤外光によ る 眼底像等が含 まれる。
更に、 眼科検査装置 1 c 〜 5 c が眼圧計の場合には、 眼科検査装 置 1 c 〜 5 c は被検眼の眼圧データ を検查する と 、 眼科検査装置 1 c 〜 5 c は検査 した被検眼の左右の区別情報及ぴ眼圧データ .(医用 検査データすなわち医用検査情報) 等の患者の情報を眼科情報処理 装置 1 d 〜 5 d にそれぞれ入力する よ う になっている。
そ して、 眼科情報処理端末 1 d 〜 5 d は、 眼底断面雨像の左右の 区別情報及び画像データ (画像情報) 又は眼圧データが入力 される と 、 この入力 された眼底断面画像の左右の区別情報及び画像データ (画像情報). 又は眼圧データ を患者氏名, 年齢, 性別, 患者 I D等 の患者データ (患者の情報) や撮影年月 日 , 撮影場所等の撮影条件 情報 (撮影条件データ) と 関連づけけて記録保存する。
眼科情報処理端末 l d , l e はイ ン ト ラ ネ ッ ト (内部ネ ッ ト ヮー ク ) 1 f を介 して病院 1 のホス ト コ ン ピュ ータ l g 及ぴネ ッ ト ヮ ー ク コ ン ト ロ ーラ (ネ ッ ト ワ ー ク サーバー) l h に接続されていて、
これ らは内科, 外科, 小児科, · · ·等の他の科に配設され且つイ ン ト ラネ ッ ト I f に接続された医用情報処理端末 (図示せず) と 共に 内部医用情報処理システ ム (内部医用情報処理装置) Aを構成して いる。
眼科情報処理端末 2 d, 2 e はイ ン ト ラネ ッ ト (内部ネ ッ ト ヮー ク) 2 f を介 して病院 2 のホス ト コ ンピュータ 2 g及ぴネ ッ ト ヮー ク コ ン ト ローラ (ネ ッ ト ワークサーバー) 2 h に接続されていて、 これらは内科, 外科, 小児科,. · · ·等の他の科に配設され且つイ ン ト ラネ ッ ト 2 f に接続された医用情報処理端末 (図示せず) と共に 内部医用情報処理システ ム (内部医用情報処理装置) B を構成して いる。
眼科情報処理端末 3 d, 3 e はイ ン ト ラネ ッ ト (内部ネ ッ ト ヮ ー ク ) 3 f を介 して病院 3 のホス ト コ ン ピュ ータ 3 g 及ぴネ ッ ト ヮ ー ク コ ン ト ロ ー ラ (ネ ッ ト ワーク サーバー) 3 h に接続されていて、 これ らは内科, 外科, 小児科, · · ·等の他の科に配設され且つイ ン ト ラネ ッ ト 3 ί に接続された医用情報処理端末 (図示せず) と共に 内部医用情報処理シス テ ム (内部医用情報処理装置) C を構成して いる。
また、 眼科情報処理端末 l d〜 3 d は、 イ ン ト ラネ ッ ト I f 〜 3 f , ネ ッ ト ワ ーク コ ン ト ロ ー ラ l h ~ 3 h及びイ ンタ ーネ ッ ト (外 部ネ ッ ト ワーク) 7 を介して相互に接続されている と共に、 イ ン ト ラネ ッ ト 1 i ~ 3 f , ネ ッ ト ワーク コ ン ト ローラ 1 1!〜 3 h及ぴィ ンターネ ッ ト (外部ネ ッ ト ワーク) 7 を介して眼科情報処理端末 4 d及ぴ 6 b に接続され、 通信可能と なっている。 こ のイ ンターネ ッ ト 7 によ る内部医用情報処理システ ム (内部医用情報処理装置) A 〜 C と の通信シス テ ムは、 こ の発明にかかる医用情報処理シス テム
を構成 している。
尚、 医用.検査データや医用画像データ (患者の情報) には、 内科 , 外科, 小児科, · ' ·等の他の科で入力 されたものも含まれる。 た と えば、 糖尿病の患者で内科にかかっ てる場合、 眼底無散瞳撮影や 眼底血管造影撮影を行 う こ と によ り 、 眼底像や眼底血管像を元に糖 尿病の進行状態や視野の程度を診断する こ と ができ る。 一方、 こ の 様な眼底像や眼底血管像を眼科で撮影 した と き に、 こ の眼底像や眼 底血管像から糖尿病であるか否かを知る こ と もでき 、 この場合には 内科の診察を受け させる よ う にする こ と ができ る。 この場合におい て、 眼科の診療所や内科の診療所が個人の開業医の場合に、 相'互に データ の交換を行っ た り 、 或いは大学病院等の総合病院に必要な科 と の間でデー タ の交換を行っ た り するのに、 本発明のシス テ ムをも ちいる こ と によ り 、 個人の病院又は診療所や総合病院と の間での情 報交換を迅速且つ簡易に行 う こ と ができ る。
尚、 画像データ (画像情報) と患者の情報をテキス ト に したデー タ (情報) と を一つのデータ に して送る場合に、 画像デ^ "タ の中に テキス トデータを組み込んだデータ を送信でき る と 共に、 受け取つ た画像データ の中からテキス トデータ を分離して、 画像データ と テ キス トデータ を得る こ と ができ るイ メ ージネ ッ ト等の眼科画像情報 処理手段 (医用情報処理手段) を用いる こ と で、 患者の個人テキス トデータの秘密性は確保でき る。 更に、 この画像データの中にテキ ス トデータ を組み込んだデ タ を送信する際に、 モザイク をかけた り する こ と で、 よ り 秘密性を確保でき る よ う にする と 良い。 また、 個々 の患者のテキス トデータ に関 しては公知の暗号化するブロ グラ ムを経て暗号化 した上で、 暗号化したテキス トデータ を画像データ の中に組み込み、 このテキス トデータ を画像データ に組み込んだデ
ータ を送信する よ う に して、 秘密性を更に十分に確保する様に して も よい。 また、 こ の際に、 モザイ ク をかけた り する こ と で、 よ り 秘 密性を確保でき る よ う にする と 良い。 これらによ って、 専用線使用 しな く て もセキュ リ ティ を十分に確保でき る。
く各ホス ト コ ン ピ ュ ータ の構成 >
医用情報処理シス テム A ~ Cのホス ト コ ン ピュータ (ホ ス ト 医用 情報処理装置) 1 g〜 3 g は、 図 2 に示 したよ う に、 イ ン ト ラネッ ト 1 ί〜 3 ί に接続するイ ンターフ ェース 1 0 と 、 情報処理手段 ( データ処理手段) と しての主制御回路 1 1 と,、 ハー ドデス ク , 光磁 気デス ク 等その他の大容量のデータ記録再生手段 (情報記録再生手 段) 1 2 を有する。 こ の主制御回路 (主制御手段) 1 1 は、 イ ンタ 一フ ェース 1 0 に接続された C P Uを有する演算制御回路 (演算制 御手段) 1 1 a と 、 演算制御回路 1 1 a に接続された R AM I 1 b 及ぴ R O M 1 1 c を有する。 しかも、 演算制御回路 1 1 a にはデー タ記録再生手段 1 2 が接続されている。
また、 データ記録再生手段 (情報記録再生手段) 1 2 には、 検査 によ る文字データ (検査値データ) や画像データ (画像情報) 等の 患者の情報及びそれに付随する患者情報や撮影条件情報 (撮影条件 データ) 等のデータペース のプロ グラ ムが記録保存されている。 患 者情報 (患者の情報) と しては、 住所, 氏名, 年齢, 性別, 患者 I
D等や、 患者の病歴等があげられる。 また、 撮影条件情報と しては 、 撮影場所又は検査場所, 撮影年月 日又は検査年月 日 , 撮影又は検 查した被検眼の左右の別, 検査又は撮影の種別等がある。
く各端末の構成〉
また、 眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) l d〜 5 d、 1 e 〜 3 e, 6 b は、 図 3 に示 したよ う に、 イ ン ト ラネ ッ ト I f 〜 3 f
又はイ ンターネ ッ ト 7 に接続するイ ンターフ ェース 2 0 と 、 情報処 理手段 (データ処.理手段) と しての主制御回路 2 1 と 、 ハー ドデス ク, 光磁気デス ク等その他のデータ記録再生手段 (情報記録再生手 段) 2 2 を有する。 こ の主制御回路 (主制御手段) 2 1 は、 イ ンタ 一フ ース 2 0 に接続され'た C P Uを有する演算制御回路 (演算制 御手段) 2 1 a と 、 演算制御回路 2 1 a に接続された R AM 2 1 b 及ぴ R O M 2 1 c を有する。
しかも、 演算制御回路 2 1 a にはデータ記録再生手段 2 2 が接続 されている。 尚、 イ ンターフ ェース 2 0 は、 データ入力手段と して の機能及びデータ 出力手段と しての機能を有するデータ入出力手段 を構成 している。 また、 演算制御回路 2 l a には、 データ入力手段 と してのキーボー ド 2 3 やマ ウ ス 2 4等がデータ入力装置 (データ 入力手段) と して接続されている と共に、 C R T (モニターテ レビ ) や液晶表示器等の表示装置 (表示手段) 2 5 が接続されている。 尚、 表示装置 2 5 の画面 2 5 a がタ ツチパネル式の場合には、 この タ ツチパネルもデータ入力手段と なる。
更に、 演算制御回路 2 1 a には、 フ ロ ッ ピー ドライ ブ (データ記 録再生手段) 2 6、 M Oや C D— R O M, C D R等の光磁気デスク ドライ ブ (データ記録再生手段) 2 7 がデータ入出力手段と して接 続されている。
眼科情報処理端末 1 d〜 5 d では、 住所, 氏名, 年齢, 性別, 患 者 I D等や、 患者の病歴等の患者情報 (患者の情報) や、 撮影場所 又は検査場所, 撮影年月 日又は検査年月 日 , 撮影又は検査した被検 眼の左右の別, 検査又は撮影の種別等の撮影条件情報 (患者の情報 ) はキーポー ド 2 3 やマ ウス 2 4或いはタ ツチパネル等のデータ入 力手段を用いて演算制御回路 2 1 a に入力 される。
そ して、 眼科情報処理端末 1 d ~ 5 d の演算制御回路 2 1 a は、 検査に よ る文字データ (検査値データ) や画像データ (画像情報) が入力 される と 、 検査によ る文字データ (検査値データ) や画像デ ータ. (画像情報) 等の患者の情報及びそれに付随する患者情報や撮 影条件情報 (撮影条件データ) 等を関連づけて.、 データ記録再生手 段 (情報記録再生手段) 2 2 に一時的に記録保存する様になつてい る。
(電子メ ール自動作成送信機能)
しかも、 眼科情報処理端末 1 d は、 ある指定された時間間隔ある いはあ らか じめ指定された時刻にイ ン ト ラネ ッ ト 1 f を介 してホス ト コ ン ピュータ l g のデータ記録再生手段 (情報記録再生手段) 1 2 のデータベース をチェ ッ ク して、 或いは眼科情報処理端末 1 の データ記録再生手段 2 2 のデータベース をチェ ッ ク して、 データべ ース中に新たに追加'保存された新規文字データ又は新規画像データ 等の新規な患者の情報があれば、 前記新規文字データ又は新規画像 データ等の新規な患者の情報及びそれに付随する患者データ, 撮影 条件データ 、 必要な場合には旧文字データや面像データ等の患者の 情報を添付 した電子メ ールを自動的に作成し、 あ らかじめ設定され ている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置に送信する様に設 定されている。 また、 患者の情報に変更が加え られた場合や、 患者 の情報が削除.された場合にも 、 こ の患者の情報を新規な患者の情報 と して、 電子メ ールを 自動的に作成し、 あ らかじめ設定されている 一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置に送信する様に設定され ている。
この様な電子メ ール自動作成送信機能のプロ グラムは、 眼科情報 処理端末 1 d のデータ記録再生手段 (情報記録再生手段) 2 2 に記
録保存されている。 こ のプロ グラムは、 フ ロ ッ ピーデスクや光磁気 デス ク等の記録媒体に保存しておいて提供する こ と ができ る し、 特 定の端末のハー ドデスク等の記録媒体に記録保存しておいて、 ィ ン ターネ ッ ト等のネ ッ ト ワーク を介して提供する こ と もでき る し、 メ モ リ 等の記録媒体に記録して提供する こ と もでき る。
(受信データ 自動分離記録機能) ' また、 眼科情報処理端末 1 d は、 ある指定された時間間隔あるい はあ らかじめ指定された時刻にイ ン ト ラネ ッ ト 1 f を介して受信さ れた新たな電子メ ールがあれば、 前記電子メ ールに添付されている 新規文字データ又は新規画像データ等の新規な患者の情報及びそれ に付随する患者データ を電子メ ールから分離して、 分離した情報 ( データ) をホス ト コ ン ピュータ 1 g のデータ記録再生手段 1 2 のデ ータベース 、 或いは眼科情報処理端末 1 d のデータ記録再生手段 2 2 のデータベース に 自動的に格納する様に設定されている。 また、 変更が加え られた患者の情報や、 削除された患者の情報を受信 した 場合にも、 こ の患者の情報を新規な患者の情報と して電子メ ールか ら分離して、 分離した情報をホス ト コ ン ピュータ 1 g のデータ記録 再生手段.1 2 のデータベース、 或いは眼科情報処理端末 1 d のデ一 タ記録再生手段 2 2 のデータベース に 自動的に反映する様に設定さ れている。
こ の様な受信データ 自動分離記録機能のプロ グラ ム も 、 眼科情報 処理端末 1 d のデータ記録再生手段 (情報記録再生手段) 2 2 に記 録保存されている。 このプロ グラム も 、 フ ロ ッ ピーデスクや光磁気 デス ク等の記録媒体に保存しておいて提供する こ と ができ る し、 特 定の端末のハー ドデスク等の記録媒体に記録保存 しておいて、 ィ ン ターネ ッ ト等のネ ッ ト ワーク を介して提供する こ と もでき る し、 メ
モ リ 等の記録媒体に記録して提供する こ と もでき る。
眼科情報処理端末 2 d 〜 5 d, l e 〜 3 e , 6 b のデータ記録再 生手段 (情報記録再生手段) 2 2 にも、 眼科情報処理端末 I d と 同 様な電子メ ール自動作成送信機能やデータ 自動分離記録機能を有す るプロ グラムが記録保存されている。 眼科情報処理端末 4 d , 5 d , 6 b , 2 e 〜 3 e のデータ記録再生手段 (情報記録再生手段) 2 2 には、 眼科情報処理端末 1 d と 同様な電子メ ール自動作成機能を 有するプロ グラ ムが甘 録保存されている。
こ の眼科情報処理端末 1 d と 同様な電子メ ール自動作成送信機能 やデータ 自動分離記録機能を有するプロ グラムを、 医用情報処理シ ステ ム A〜 C のホ ス ト コ ン ピュ ータ (ホス ト 医用情報処理装置) 1 g 〜 3 g ゃネ ッ ト ワーク コ ン ト ローラ 1 !! 〜 3 h に持たせる こ と も でき る。
尚、 上述の電子メ ール自動作成送信機能と受信データ 自動分離記 録機能のプロ グラ ムはメ ール送受信用応用 ソ フ ト ウェアに組み込ま れていて、 こ のメ ール送受信用応用 ソ フ ト ウヱァにおいては送受信 のタイ ミ ングをは じめ、 例えば以下のよ う な設定が可能である。 • 送信または受信のみを行な う か、 またはその両方を行な う かの設 定
• 起動直後に送受信を行な う かど う かの設定
• 送受信を行な う 時間帯設定 (開始 · 終了時刻)
, 送受信を行な う 間隔の設定 (送信 ·受信別個に設定)
即ち、 図 5 に示 したよ う に、 モニター画面 4 0 には、 メ ール送受 信用応用 ソフ ト ウ ェアによ る動作設定の欄 4 1 , 画像の送信の欄 4 1 及ぴ画像の受信の欄 4 2 等の表示をさせる こ と ができ る。
こ の動作設定の欄 4 1 には、 通信ソ フ ト のプロ フ ァ イルの設定枠
4 1 a 、 通信先の設定枠 4 1 b 、 送 言元名称の設定枠 4 1 c が設け られている と共に、 送受信の設定部 4 1 d , 送信の設定部 4 1 e , 受信の設定部 4 1 ί 等が設け られている。
また、 画像の送信の欄 4 2 には、 送信元フ ァイル (例えば C : f 0 r k ¥ ) を入力する入力枠 4 2 a 及ぴ送信間隔を入力する入力梓 4 2 が設け られている。 この送信元フ ァイル及ぴ送信間隔を設定する と共に、 動作設定の欄 4 1 の送受信又は送信の設定枠 4 1 d又は 4 1 e の一方をク リ ッ ク して設定マーク である黒丸を入れる こ と で、 電子メ ール自動作成送信機能の設定ができ る。
更に、 画像の受信の欄 4 3 には、 受信元フ ァイル (例えば C : Wo r k ¥ ) を入力する入力枠 4 3 a 及ぴ受信間隔を入力する入力枠 4 3 が設け られている。 こ の受信元フ ァ イ ル及ぴ受信間隔を設定する と共に、 動作設定め欄 4 1 の送受信又は受信の設定枠 4 1 d 又は 4 1 f の一方をク リ ッ ク して設定マーク である黒丸を入れる こ と で、 受信データ 自動分離記録機能の設定ができ る。
また、 モニタ ー画面 4 0 に表示された詳細設定に図示しないマ ウ ス のカーソノレをあわせてク リ ッ クする こ と で、 モニター画面 4 0 に はメ ール送受信用応用 ソ フ ト ウ エアによ って図 6 に示した表示をさ せる こ と ができ る。 こ の図 6 には、 メ ール送受信用応用 ソ フ ト ゥヱ ァによ る送受信元管理の欄 4 4 、 送受信時刻の欄 4 5 が設け られて いる。 この送受信元管理の欄 4 4 には、 患者 I D に送信元識別を 自 動付与するチェ ッ ク枠 4 4 a 及ぴ送信元識別名の設定枠 4 4 b 及ぴ 送信元識別名の追加、 変更、 削除等の枠が設け られている。 また、 送受信時刻の欄 4 5 には、 起動時に送受信を行 う 否かのチ ッ ク枠
4 5 a 、 送受信開始時刻の設定枠 4 5 b 、 送受信終了時刻設定枠 4
5 c 、 定時送受信時刻の設定枠 4 5 d が設け られている。
チェ ッ ク枠 4 4 a にチェ ックマーク を設定した場合には、 図 7 に 示したよ う な、 元の患者 I D及ぴ発信元登録テーブルによ って設定 された登録される患者 I Dが 自動付与される。 図 7 は、 発信元が H0 SPITAL 1 の場合を示したも ので、 患者 I D には 3桁一 2桁一 4桁の コー ド例えば 「 000-00-0000」 が設定されている。 そ して、 発信元 名が HOSPITAL 1 の場合、 その識別コー ドを例えば H P 1 と してお く と 、 登録される患者 I Dは 「 H P 1 : 000-00-0000」 と なる。
くネ ッ ト ワーク コ ン ト ローラ >
ネ ッ ト ワーク コ ン ト ローラ l h, 2 h、 3 h は、 図 4.に示 したよ う に、. イ ン ト ラネ ッ ト l i, 2 f 、 3 ί にそれぞれ接続するイ ンタ 一フ ェース 3 0 と 、 情報処理手段 (データ処理手段) と して の主制 御回路 3 1 と 、 ハー ドデス ク , 光磁気デス ク等その他のデータ記録 再生手段 (情報記録再生手段) 3 2 を有する。 こ の主制御回路 (主 制御手段) 3 1 は、 イ ンタ ーフ ェ ース 3 0 に接続された C P Uを有 する演算制御回路 (演算制御手段) 3 1 a と 、 演算制御回路 3 1 a に接続された R AM 3 1 b 及ぴ R O M 3 1 c を有する。
しかも、 演算制御回路 3 1 a にはデータ記録再生手段 3 2 が接続 されている。 尚、 イ ンターフェース 3 0 は、 データ入力手段と して の機能及びデータ 出力手段と しての機能を有するデータ入出力手段 を構成 している。 また、 演算制御回路 3 1 a には、 データ入力手段 と して のキーボー ド 3 3 やマ ウ ス 3 4 等がデ タ入力装置 (データ 入力手段) と して接続されている と共に、 C R T (モニターテ レビ ) や液晶表示器等の表示装置 (表示手段) 3 5 が接続されている。
更に、 演算制御回路 3 1 a には、 フ ロ ッ ピー ドライ ブ 3 6、 M O や C D — R O M , C D R等の光磁気デス ク ドライ ブ 3 7 がデータ入 出力手段と して接続されている。 また、 演算制御回路 3 l a には、
イ ンタ ーネ ッ ト 7 に接続するイ ンタ ーフ ェース 3 8 を有する。
上述の電子メ ール自動作成送信機能 と 受信データ 自動分離記録機 能のプロ グラ ムが組み込まれたメ ール送受信用応用 ソ フ ト ウェアを ネッ ト ワーク コ ン ト ローラ l h , 2 h 、 3 h に持たせる場合、 その. ソ フ ト ウエアはデータ記録再生手段 3 2 に記憶させてお く 。
[各処理装置の送信時又は受信時におけ る機能別名称の特定]
(ホ ス ト コ ン ピュ ータ)
本実施例において、 医用情報処理シス テム A〜 Cのホス ト コ ン ピ ユ ータ (ホス ト 医用情報処理装置) l g 〜 3 g がデータ (情報) を 送信する場合、 データ入出力手段であるイ ンターフェース 1 0 は送 信側データ出力手段と し、 主制御回路 1 1 は送信側情報処理手段 ( 送信側データ処理手段) と し、 データ記録再生手段 1 2 は送信側デ ータ記録再生手段 (送信側情報記録再生手段) と する。 また、 医用 情報処理シス テム A〜 Cのホス ト コ ン ピュータ (ホス ト 医用情報処 理装置) l g 〜 3 g がデータ (情報) を受信する場合、 データ入出 力手段であるイ ンターフ ェース 1 0 は受信側データ入力手段と し、 主制御回路 1 1 は受信側情報処理手段 (受信側データ処理手段) と し、 データ記録再生手段 1 2 は受信側データ記録再生手段 (受信側 情報記録再生手段) とする。
(端末)
また、 本実施例において、 眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置 ) l d ~ 5 d 、 l e 〜 3 e , 6 b がデータ (情報) を送信する場合 には、 これらの各キーポ ^ " ド 2 3 , マ ウス 2 4 , タ ツチパネル等の データ入力手段は、 送信側データ入力手段とする。 また、 眼科情報 処理端末 (眼科情報処理装置) l d ~ 5 d 、 l e 〜 3 e , 6 b がデ ータ (情報) を受信する場合には、 こ れ ら の各キーボー ド 2 3 , マ
ウス 2 4 , タ ツチパネル等のデータ入力手段は受信側データ入力手 段とする。 更に、 眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) 1 (! 〜 .5 d 、 l e 〜 3 e , 6 b がデータ (情報) を送信する場合には、 デー タ入出力手段であるィ ンターフ ェ ー ス 2 0 は送信側データ 出力手段 と し、 眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) l d 〜 5 d 、 l e 〜 3 e , 6 b がデータ (情報) を受信する場合には、 データ入出力手 段であるィ ンターフ ェ ース 2 0 は受信側データ入力手段とする。
同様に、 眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) l d ~ 5 d 、 1 e 〜 3 e , 6 b がデ タ (情報) を送信する場合には、 主制御回路 2 1 の演算制御回路 2 1 a を送信側データ処理手段 (送信側情報処 理手段) とする。 ま た、 眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) 1 d ~ 5 d 、 l e 〜 3 e , 6 b がデータ (情報) を受信する場合には 、 主制御回路 2 1 の演算制御回路 2 l a を受信側データ処理手段 ( 受信側情報処理手段) とする。
更に、 眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) l d ~ 5 d 、 1 e ~ 3 e , 6 b がデータ (情報) を送信する場合には、 データ記録再 生手段 2 2 を送信側データ記録再生手段とする。 また、 眼科情報処 理端末 (眼科情報処理装置) l d 〜 5 d 、 l e 〜 3 e , 6 b がデー タ (情報) を受信する場合には、 データ記録再生手段 2 2 を受信側 データ記録再生手段とする。
(ネ ッ ト ワーク コ ン ト ロ ー ラ)
ネ ッ ト ワーク コ ン ト ロ ーラ (ネ ッ ト ワ ーク サーバー) 1 1! 〜 3 h がデータ (情報) を送信する場合には、 これらの各キーボー ド 3 3 , マ ウス 3 4等のデータ入力手段は、 送信側データ入力手段 とする 。 また、 ネ ッ ト ワーク コ ン ト ローラ 1 1! 〜 3 h がデータ (情報) を 受信する場合には、 これらの各キーボー ド 3 3 , マ ウス 3 4 等のデ
ータ入力手段は、 受信側データ入力手段とする。
更に、 ネ ッ ト ワーク コ ン ト ローラ 1 1! 〜 3 h がデータ (情報) を 送信する場合には、 データ入出力手段であるイ ンターフ ェ ース 3 0 と 3 8 は送信側データ出力手段と し、 ネ ッ ト ワーク コ ン ト ロ ーラ 1 !! 〜 3 h がデータ (情報) を送信する場合には、 データ入出力手段 であるィ ンターフ ェ ース 2 0 , 3 8 は受信側デ タ入力手段 とする 同様に、 ネ ッ ト ワーク コ ン ト ローラ l h ~ 3 h がデータ (情報) を送信する場合には、 主制御回路 3 1 の演算制御回路 3 1 a を送信 側データ処理手段 (送信側情報処理手段) とする。 また、 ネ ッ ト ワーク コ ン ト ロ ーラ l h 〜 3 h がデータ (情報) を受信する場合に は、 主制御回路 3 1 の演算制御回路 3 1 a を受信側データ処理手段 (受信側情報処理手段) とする。
更に、 ネ ッ ト ワーク コ ン ト ローラ 1 1! 〜 3 h がデータ (情報) を 送信する場合には、 データ記録再生手段 3 2 を送信側データ記録再 生手段とする。 ま た、 ネ ッ ト ワーク コ ン ト ローラ 1 1! 〜 3 h がデー タ (情報) を受信する場合には、 データ記録再生手段 3 2 を受信側 データ記録再生手段とする。
[第 1 の実施の形態の作用 ]
以下、 上述 したシス テ ム の作用を説明する。
例えば、 大学病院 1 に勤務する眼科専門医 X (図示せず) が、 定 期的に病院 2 , 3 や診療所 4等に出向 して診察した り 、 眼科検診パ ス 5 で検診した り する こ と を前提において説明する。
この場合、 病院 1 にいる場合、 或いは病院 2 , 3 や診療所 4 に出 向 している と き、 或いは眼科検診パス 5 で検診 した り 、 自 宅にいる 場合において、 眼科患者の最新の検査データや旧検査データ をいず
れの場所にいても見れるのが望ま しい。
尚、 こ の検査データ と しては、 上述したよ う に、 例えば眼底断面 面像の左右の区別情報及びその画像データ (眼科画像データ (情報 ) ) 、 眼底像の左右の区別情報及び眼底画像データ (眼科画像デー タ (情報) ) 、 被検眼の左右の区別情報及び眼圧データ (検査デー タ (情報) ) 等の情報がある。 こ の様な情報 (データ) が大学病院
1 のホス ト コ ン ピュータ 1 g の患者管理用のデータペース 、 或いは 眼科情報処理端末 1 d のデータ記録再生手段 2 2 のデータベース に 患者 I D と共に記録されている。
そ して、 上述の電子メ ール自動作成送信機能と受信データ 自動分 離記録機能のプロ グラ ムが組み込まれたメ ール送受信用応用 ソフ ト ウ ェアを大学病院 1 の眼科情報処理端末 1 d のデータ記録再生手段 2 2 に記録させてお く と共に、 こ の眼科情報処理端末 1 d を常時ォ ンさせて作動させて、 メ ール送受信用応用 ソ フ ト ウエアを起動させ てお く 。
(電子メ ール自動作成送信)
こ の状態で、 病院 1 の眼科情報処理端末 1 d の主制御回路 (情報 処理手段) 2 1 は、 ある指定された時間間隔あるいはあ らか じめ指 定された時刻にイ ン ト ラネ ッ ト 1 f を介 してホス ト コ ンピュータ 1 g のデータ記録再生手段 (情報記録再生手段) 1 2 のデータベース をチェ ッ ク して、 或いは眼科情報処理端末 1 d のデ^ "タ記録再生手 段 2 2 のデータベースをチェ ック して、 データベース 中に新たに追 加保存された新規文字データ又は新規画像データ があれば、 前記新 規文字データ又は新規画像データ及びそれに付随する患者データ, 撮影条件データ、 必要な場合には旧文字データや画像データ を添付 した電子メ ールを 自動的に作成し、 あ らか じめ設定されている一箇
所以上の宛先の前記医用情報処理装置に送信する。 尚、 画像データ に付加される患者の情報には、 グラ フ ィ ッ ク情報や所見,診断情報 等も含まれる。 また、 患者の情報に変更が加え られた場合や、 患者 の情報が削除された場合にも、 こ の患者の情報や削除情報を新規な 患者の情報と して、 電子メ ールを 自動的に作成し、 あ らかじめ設定 されている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置に送信する。 また、 宛先は、 眼科専門医 X (図示せず) の場合、 病院 2 , 3や 診療所 4 等に定期的に出向 して診察した り 、 眼科検診パス 5 で検診 した り する ので、 眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) 1 d ~ 5 d 、 l e 〜 3 e , 6 b の内、 検査データ或いは眼科画像を患者 I D と共にホス ト コ ンピュータ 1 g に送信 したもの以外とする。
例えば、 眼科検査装置 1 c で検査された検査データ又は眼科検査 装置 1 c で撮影された眼科画像データが眼科情報処理端末 1 d のデ ータ記録再生手段 2 2 のデータベース に新たに入力 された場合、 或 いは、 眼科検査装置 1 c で検査された検査データ又は眼科検査装置 1 c で撮影された眼科画像データが眼科情報処理端末 1 d及ぴイ ン ト ラネ ッ ト 1 f を介 してホス ト コ ン ピュータ 1 g のデータ記録再生 手段 (情報記録再生手段) 1 2 のデータベース新たに入力 された場 合、 眼科情報処理端末 1 d は検査データや眼科画像を記録している ので、 眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) 1 d を除いた眼科情 報処理端末 (眼科情報処理装置) 2 d〜 5 d、 l e 〜 3 e , 6 b を 宛先と する。 また、 眼科情報処理端末 1 e で作成された患者データ がイ ン ト ラネ ッ ト 1 f を介してホス ト コ ンピュータ 1 g のデータ記 録再生手段 (情報記録再生手段) 1 2 のデータベース に新たに入力 された場合は、 患者データ が眼科情報処理端末 1 e に記録されてい る ので、 眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) l d〜 5 d 、 2 e
〜 3 e , 6 b が宛先 と なる。
これによ り 、 眼科専門医 Xは、 眼科検査室 l a の隣の眼科診察室 、 他の病院 ( HOSP I TAL 2 , HOSP I TAL 3 ) 2 3 眼科検査室 2 a , 3 a 眼科検査室 2 a 3 a の隣の眼科検査室 2 b , 3 、 診療所 (CL I N I C 1 ) 4 の眼科診察室 4 a 、 眼科検診パス 5 、 眼科検診パス 5 の眼科 診察室 5 a 、 大学病院 1 に勤務する 眼科専門医の住宅 6 の書斎 6 a において、 患者 I D と共に送信された検査データや眼科画像等の情 報を共有する (見る) こ と ができ る。
(受信データ 自動分離記録)
一方、 眼科情報処理端末 1 d の主制御 HI路 (情報処理手段) 2 1 は、 ある指定された時間間隔あるいはあ らかじめ指定された時刻に イ ン ト ラネ ッ ト 1 f を介して受信された新たな電子メ ールがあれば 、 前記電子メ ールに添付されている新規文字データ又は新規画像デ 一タ及ぴそれに付随する患者データ を電子メ ールから分離して、 分 離したデータ をホ ス ト コ ン ピュータ 1 g のデータ記録再生手段 1 2 のデータベース 、 或いは眼科情報処理端末 1 d のデータ記録再生手 段 2 2 のデータベース に 自動的に格納する。
また、 眼科情報処理端末 1 d の主制御回路 (情報処理手段) 2 1 は、 変更が加え られた患者の情報や、 削除された患者の削除情報を 受信 した場合にも 、 こ の患者の情報を新規な患者の情報と して電子 メ ールから分離して、 分離した情報をホス ト コ ンピュータ 1 g のデ ータ記録再生手段 1 2 のデータベース 、 或いは眼科情報処理端末 1 d のデータ記録再生手段 2 2 のデータベース に 自 動的に格納する。 (その他 1 )
図 8 , 図 9 では、 眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) 1 d側 が送信側であるユーザーサイ ト # 1 にな り 、 眼科情報処理端末 (眼
科情報処理装置) 2 d〜 5 d 、 l e〜 3 e , 6 b 側が受信側である ユーザーサイ ト # 2 になる例を示したものである。
そ して、 図 8 のユーザーサイ ト # 1側では、 の画像データベース B 1 の医用画像をメ ール送受信用応用 ソ フ ト ウエア M l で電子メ ー ルに添付して送信する。 一方、 ユーザーサイ ト # 2側では、 医用面 像が添付された電子メ一ルをメ ール送受信用応用 ソ フ ト ウェア M 2 で受信して、 受信 した電子メ ールから医用画像を分離して、 ユーザ 一サイ ト # 1 側の画像データベース B 2 に記録する。
また、 図 8 の画像データベース B 1 は図 9 に示 したよ う に送信用 データ フ ァイル S F 1 と受信用データ フ ァイル R F 1 を有し、 図 8 の画像データベース B 2 は図 9 に示 したよ う に送信用データ フ ア イ ル S F 2 と受信用データ フ ァイル R F 2 を有する。 尚、 図 9 では、 図 8 のメ ール送受信用応用 ソ フ ト ウェア M l 及ぴ M 2 を主制御回路 1 1 , 2 1 , 3 1 の C P U (図示せず) に常駐させるエージェ ン ト A G 1 , A G 2 方式と したものである。
(その他 2 )
尚、 眼科情報処理端末 2 d ~ 5 d, 2 e〜 3 e , 6 b 等でも眼科 情報処理端末 I d と 同様に機能する。
く第 2 実施形態〉
[構成 ]
図 1 0 〜図 1 7 は、 この発明の第 2 実施形態を示 したものである 。 こ の第 2実施形態は、 第 1 寒施例の構成 · 作用 · 効果に加えて、 特定の病気のス ク リ一二ングのた のシス テムを具体的に示したも のである。 本実施の形態では、 糖尿病のス ク リ ^"ニングのためのシ ステムを示している。 尚、 本実施の形態のシステムは、 糖尿病のス ク リ ーニング以外に他の病気のスク リ ーユングのために用いる こ と
ができ る。 以下、 糖尿病のス ク リ ーニングのためのシステムを例に 第 2 実施の形態を説明する。
図 1 0 では、 図 1 の構成に加えて特定の疾病をス ク リ ーニングす るためのセ ンター、 例えば糖尿病セ ンター, 5 0 を設けてい る 。 そ し て、 この糖尿病センター 5 0 には、 医用情報処理のためのホス ト コ ンピュータ (センター側医用情報処理装置) 5 1 が特定疾病ス ク リ 一ユ ングのためのホス ト コ ン ピュー タ (特定疾病情報処理装置) と して設けている。 こ のホス ト コ ンピュータ 5 1 には、 医用情報処理 端末 (セ ンター側医用情報処理装置) である眼科情報処理端末 (眼 科情報処理装置) 5 2 が特定疾病ス ク リ ーニ ングのた めの特定疾病 情報処理端末 (特定疾病情報処理装置) と して接続されてい る 。 こ のホス ト コ ン ピュータ 5 1 は、 イ ンターネ ッ ト 7 に接続されている また、 ホス ト コ ン ピュータ 5 1 には、 例えば眼科疾病から糖尿病 を判定するための専門医 (内科医又は眼科医) 5 5, 5 6 が開業し てい る病院 5 3, 5 4 の住所、 氏名、 電話番号、 F A X、 及ぴメ ー ルア ド レス が登録されてい る 。 更に、 ホス ト コ ン ピュ ータ 5 1 には 、 例えば、 眼科疾病から糖尿病を判定するための専門医 (内科医又 は眼科医) 5 7 がいる大学病院の住所、 氏名、 電話番号、 , F A X、 及ぴメ ールァ ド レス と 、 その専門医の氏名やメ ールァ ドレスが登録 されている。 こ の専門医 5 5 , 5 6, 5 7 のいる内科の診察室 5 5 a , 5 6 a , 5 7 a には医用情報処理端末 (専門医側医用情報処理 装置) である眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) 5 5 b, 5 6 b , 5 7 b が特定疾病ス ク リ一ユングのための特定疾病情報処理端 末 (特定疾病情報処理装置) と して配置されてい る。 こ の眼科情報 処理端末 5 5 b, 5 6 b はイ ンタ ーネ ッ ト 7 に接続され、 眼科情報
処理端末 5 7 b はイ ン ト ラネ ッ ト 1 ί 及ぴネ ッ ト ワーク コ ン ト ロー ラ 1 h を介してィ ンターネ ッ ト 7 に接続されてい!)。
こ の眼科情報処理端末 (眼科情報処理装置) 5 5 b, 5 6 b , 5 7 b は、 図 1 1 に示 したよ う に、 図 3 の眼科情報処理端末 (眼科情 報処理装置) I d , 2 d ~ 5 d , 1 e ~ 3 e , 6 b 等と略同様なシ ステム と なっ ている。
しかも、 眼科情報処理端末 l d, 2 d〜 5 d, 2 e〜 3 e, 6 b , 5 5 b , 5 6 b , 5 7 b やホ ス ト コ ン ピュータ l g, 2 g, 3 g 等には、 上述した第 1 実施例の構成に加えて、 次の構成のフ ァイル ゃブロ グラ ムを有する糖尿病ス ク リ一二ング 'システムが付加 され て ヽ る。
( 1 ) 糖尿病ス ク リ ーニ ング 'システ ム
こ の糖尿病ス ク リ ーユ ング 'システム は、 イ ンタ ーネ ッ ト を介し たデータ転送を甚に した広域テ レス ク リ ーニング環境で、 以下のよ う なソ フ ト ウ エア .コ ンポ^"ネン ト力、 ら構成される。 この糖尿病ス ク リ ーニ ング 'シス テムの各 ソ フ ト は、 眼科情報処理端末 l d, 2 d〜 5 d, 2 e ~ 3 e , 6 b , 5 5 b , 5 6 b , 5 7 b や'ホス ト コ ン ピュ ータ l g, 2 g , 3 g 等のデータ記録再生手段 (情報記録再 生手段) 1 2, 2 2 等にイ ンス トールされて記録される (図 1 2〜 図 1 5 参照) 。
* 画像処理ソ フ ト (画像処理手段) 6 0
* 判定画像表示ソ フ ト (判定画像表示手段) 6 1
* 判定レポー ト作成ソ フ ト (判定レポー ト作成手段) 6 2
*画像自動送受信ソ フ ト (情報自動送受信手段) 6 3
*データ 自動送受信ソ フ ト (情報自動送受信手段) 6 4
こ の各コ ンポーネ ン ト は、 以下の ( a ) ~ ( e ) の機能を有する
( a ) 画像処理ソ フ ト 6 0
画像処理ソ フ ト 6 0 のプロ グラムは、 眼底画像の撮影と保存 '管 理と い う 本来の 目 的に使用 される。 また、 こ の雨像処理ソ フ ト 6 0 は、 判定者が使用する判定画像表示ソ フ ト ) 6 1 のプラ ッ ト ホーム と して も使用 される 。 こ の
この画像処理ソ フ ト 6 0 は、 判定画像表示ソ フ ト 6 1 や判定レポ 一ト作成画像表示ソ フ ト 6 2 等を呼び出 して、 判定画像を表示させ た り 、 判定レポ一ト を作成する画像.を表示させた り するの に用い ら れる。
( b ) 判定画像表示ソ フ ト 6 1
この判定画像表示ソフ ト 6 1 は、 判定作業 (Grading) に適した 画像の表示機能 (例えば迅速な画像の表示切 り 替えや並び替え) を 提供する。 さ ら に判定画像表示ソ フ ト 6 1 は、 これ らの判定対象の 画像の表示中に判定レポ一ト作成.表示ソ フ ト 6 2 の呼び出 しが可能 で、 そのまま判定を行なって結果を保存した り 送信 した り する こ と が極めて容易に行なえる構成と なっ ている。
こ の判定画像表示ソ フ ト 6 1 は、 画像処理ソ フ ト 6 0 の画像表示 機構によ っ て呼び出 されて、 図 1 6 に示したよ う な判定画像を表示 させる。 そ して、 画像処理ソ フ ト 6 0 の画像表示機構によ っ て呼び 出された判定画像表示ソ フ ト 6 1 の画面は、 図 1 6 に示したよ う に 、 眼底画像 (医用画像) の表示部 6 1 a と 、 「Cancel」 , 「 Negati ve」 , 「Expand ContorastJ , iinhancej , 「 t>harpj , 「 SmoothJ , 「 UndoJ , 「 GradingJ 等の操作メ ニ ュ ー表示部 6 l b と 、 判定 のための複数の眼底画像 (図では 9 つ) F Gの画像表示部 6 1 c と 、 画像選択やその他の操作に用いる カー ソルキー表示部 6 1 d と 、
コ ンポジッ ト追加のための表示部 6 1 e を有する。 また、 判定画像 表示ソ フ ト 6 1 の画面は、 I D , 名前 「Name」 , 性 「 SexJ 等の患 者情報表示部 6 1 f と 、 撮影者 rPhotorapher」 の表示部 6 1 g を 有する。
( c ) 判定レポー ト作成ソ フ ト 6 2
判定レポー ト作成ソ フ ト 6 2 は、 実際の判定作業を支援する ため のも ので、 当該地域の要求仕様に合わせて各販社が作成する。 通常 こ の ソ フ ト には、 判定結果を独自 の判定フ ォームに印刷した り 、 デ ータベース .フ ァ イ ルに格納 した り 、 あるいは判定結果をィ ンター ネ ッ ト等を通じて送信した り する機能を持つ。
こ の判定レポー ト作成ソ フ ト 6 2 は、 画像処理ソ フ ト 6 0 の画像 表示機構によって呼び出されて、 図 1 7 に示したよ う な判定レポ一 ト作成のための画像を表示させる。 そ して、 画像処理ソ フ ト 6 0 の 画像表示機構に よ って呼び出された判定レポー ト作成ソ フ ト 6 2 の 画面は、 図 1 7 に 「 0」 ~ 「 5 J で示 した糖尿病判定レポー ト のた めの等級を示す項目 6 2 a と 、 各項 目 の右に設けた左眼用のチエ ツ ク ボッ ク ス 6 2 b 、 各項目 の右に設けた右眼用のチェ ッ ク ボッ クス 6 2 c と 、 操作のための 「MoreJ , 「Print」 , 「SendJ , 「Cance 1」 , 「 Done」 等のメ ニュー表示部 6 2 d 等を有する。
こ の判定レポ一ト作成ソ フ ト 6 2 は、 各使用者が使用地域の実状 に促した最適なも のを作成したも ので、 判定用パラ メ ータや印刷出 カフオーム といった地域あるいはユーザー固有の仕様を盛 り 込める 様になっている。
この判定レポ一ト作成ソ フ ト 6 2 によ る判定結果は、 デー タ べ一 ス ' フ ァ イ ル (判定結果フ ァ イ ル) に格納される。 こ のデータべ ス 'フ ァイル中の各レコー ドは、 最低限以下のよ う な情報を含む。
* 患者 I D .
* 判定者 I D .、 判定者名及び所属
* 判定 日 時
* 判定結果 (内容は、 眼科用、 内科用、 外科用等その他の医用シ ステム ごと に異なる)
* 送信 日 時
このデータベース 'フ ァイルには、 同 じ患者に関 して異なる判定 者によ る 2個以上の レ コ ー ドが格納される場合がある。
( d ) 画像自動送受信ソ フ ト (情報自動送受信手段) 6 3
画像自動送受信ソ フ ト (自動画像送受信プロ グラ ム) 6 3 は、 本来複数サイ ト 間でのデータ フ ァイ ル (データベース) の画像の共 有を 目 的 と した画像の 自動送受信プロ グラムである。 こ の画像自動 送受信ソ フ ト (情報自動送受信手段) 6 3 は、 判定レポー ト 等のデ ータ (情報) を処理する ために用いる こ と ができ る レポー ト処理ソ フ ト (拡張 D L L ) 6 3 a と組み合わせる こ と で、 判定に用いる画 像と判定結果の両方を、 イ ンターネ ッ ト を通じて任意の相手に自動 送信する よ う にする こ と ができ る。 本実施例では、 こ の組み合わせ によ り 判定に用いる画像と判定結果の両方を送受信でき る様になつ ている。
ま た、 受信側でも 同 じよ う に画像自動送受信ソ フ ト (自動画像送 受信プロ グラ ム) 6 3 を使用する こ と によ り 、 送 られてき た画像と 判定結果を 自分のデータベース に自動保存する こ と ができ る。
画像自動送受信ソ フ ト 6 3 は、 それ自体は標準コ ンポーネ ン ト で あるが、 ス ク リ ーユング判定結果の送受信のために各ユーザーの要 求仕様に合わせた機能拡張 DLLの追加提供が必要と なる。
( e ) データ 自動送受信ソ フ ト (情報自動送受信手段) 6 4
データ 自動送受信ソ フ ト (自動データ · レ コ ー ド送受信プロ ダラ ム) 6 4 は、 画像自 動送受信ソ フ ト (自動画像送受信プロ グラム) 6 3 の電子メ ールの送受信等の墓幹部分だけを残し、 データベース 'フ ァ イ ルへのア ク セス等のシス テム依存部分を DLLと して外部的に 提供する形態と してよ り 汎用性を高めた簡易データベース 'フ アイ ル同期用プロ グラムである。
それぞれのス ク リ ーニング · システムに応じた個別のデータべ一 ス 'フ ァ イ ル 'アクセス用 D LLを提供する こ と で、 個別のデータべ一 ス 'フ ァイル中の判定結果のみを、 イ ンターネ ッ ト を通じて任意の 相手に 自動送信する こ と ができ る。 受信側でも同 じよ う に 自 動デー タ · レコー ド送受信プロ グラ ムを使用する こ と によ り 、 送られてき た判定結果を 自分のデータベース ·フ ァイルに 自動保存する こ と が でき る。
データ 自動送受信ソ フ ト (自動データ · レ コ ー ド送受信プロ グラ ム) 6 4 は、 それ自 体は標準コ ンポーネン トであるが、 ス ク リ ー二 ング判定結果の送受信のために各ユーザーの要求仕様を組み込むた めの ソ フ ト (機能拡張 DLL ) の追加提供が必要と なる。 こ の ソ フ ト は必要に応 じて追加する。
( 2 ) 補足 '
この糖尿病ス ク リ ーニング 'システムは、 画像処理ソ フ ト 6 0 を 中核と した シス テム で、 最小限のコ ス ト で最大限の広域化が実現で き る。
上記の う ち画像処理ソ フ ト 6 0 と判定面像表示ソ フ ト (ス ク リ ー ニングソフ ト) 6 1 のみが標準コ ンポーネン トで、 それ以外は何ら かのカスタマイ ズを前提と したコ ンポーネン トである。
ぐ第 2 実施形態の作用 >
次に、 この様な構成の第 2 の実施の形態 医用画像処理システム の作用 を説明する。 この第 2.の実施の形態の構成でも第 1 の実施の 形態の作用 · 効果は有するが、 こ の点についての説明は省略する。
上述 したよ う に、 糖尿病ス ク リ ーニング 'システムの各ソ フ ト は 、 眼科情報処理端末 I d, 2 d〜 5 d, 2 e ~ 3 e , 6 b , 5 5 , 5 6 b , 5 7 b やホス ト コ ン ピュータ l g, 2 g , 3 g 等のデー タ記録再生'手段 (情報記録再生手段) 1 2, 2 2 等にイ ンス ト ール されて記録されている。 そ して、 装置の起動時に糖尿病ス ク リ ー二 ング 'システム の各ソ フ ト を R A M 2 1 b , 1 1 b に 自動的に読み 込ませる よ う にする。
尚、 こ の糖尿病ス ク リ一ユ ング 'シス テ ム の各 ソ フ ト は R O M 1 1 c や R O M 2 1 c 等に記憶させておいて、 装置の起動時に R AM 2 1 b, 1 1 b に 自動的に読み込んで常駐させる よ う に しても良い また、 眼底撮影 自体は、 糖尿病セ ンター 5 0 だけでな く 周辺の眼 科医院にても行われ、 例えば病院 1, 2, 3 、 診療所 4 、 眼科検診 バス 5 、 病院 5 3, 5 4 等やその他の眼科医院等において も行われ る。 尚、 眼底撮影は、 糖尿病センター 5 0 の図示 しない眼科装置 ( 眼底カ メ ラ) 、 病院 1, 2, 3 の眼科装置 l c, 2 c , 3 c 、 診療 所 4 の眼科装置 4 c 、 眼科検診パス 5 の眼科装置 5 c 、 病院 5 3, 5 4 の図示を省略した眼科装置等やその他の眼科医院の眼科装置等 によっ て行われる。 こ の眼底撮影をする場合には、 眼科装置 1 c〜 5 c やその他の眼科装置は眼底カメ ラである。
そ して、 病院 1 , 2, 3 の眼底カ メ ラである眼科装置 l c ~ 3 c で撮影された眼底画像はネ ッ ト ワーク コ ン ト ロ ーラ l h, 2 h , 3 h及ぴイ ンターネ ッ ト 7 を介して糖尿病センタ 5 0 に送信される
。 また、 診療所 4 の眼科装置 4 c 、 眼科検診パス 5 の眼科装置 5 c で撮影された眼底画像は眼科情報処理端末 4 d , 5 d及ぴィ ンター ネッ ト 7 を介して糖尿病センター 5 0 に送信される。 さ らに、 病院 5 3, 5 4 の図示を省略 した眼科装置等やその他の眼科医院の眼科 装置等によ って撮影された眼底面像も、 眼科情報処锂端末 5 5 b , 5 6 b 及ぴイ ンターネッ ト 7 を介 して糖尿病センター 5 0 に送信さ れる。
ただし、 この際の画像の送受信の仕組みは、 ス ク リ ーニング固有 のものではなく 、 通常のイ ンターネ ッ ト を利用 した E メ ールによ る 画像送信の仕組みがそのまま適用でき る。 しかし、 上述した糖尿病 スク リ ーニング 'システムを用いる こ と ができ る。
即ち、 病院 1, 2, 3 や診療所 4 等においては、 撮影 した医用画 像や検査データ等の医用情報を患者情報と共に医用情報処理端末 1 d , 2 d , 3 d, 4 d のデータ記録再生手段 2 2 や ドライ ブ 2 6 , 2 7 等の記録手段 (記録装置) に記録、 又は撮影 した医用画像ゃ検 査データ等の医用情報を患者情報と共にホス ト コ ンピュータ 1 h,
2 h , 3 h , 4 h に記録してお く 。 また、 眼科検診パス 5 や病院 5
3, 5 4 , 1 においては、 撮影 した例えば、 医用画像や検査データ 等の医用情報を患者情報と共に眼科情報処理端末 (医用情報処理端 末) 5 5 b , 5 6 b , 5 7 b のデータ記録再生手段 2 2や ドライ ブ 2 6, 2 7 等の記録手段 (記録装置) に記録してお く 。 こ の際、 医 用情報や患者情報と しては、 例えば次のよ う なものがある。
( i ) 医用情報
• 眼科情報
* (眼科画像)
眼底画像
角膜内皮細胞像
ス リ ッ ト ラ ンプによ る前眼部像
*視野計によ る検査データ
そ の他
レン ト 'ゲン画像
C T画像
M R I の画像等画像
( i i ) 患者情報 (特定情報)
患者 I D (病院における I D )
<個人情報 (個別情報) >
氏名
住所
年齢
性別
病歴
そ して、 医用情報処理端末 1 d, 2 d , 3 d , 4 d 、 ホ ス ト コ ン ピュ一タ l h, 2 h , 3 h , 4 h、 眼科情報処理端末 5 5 b, 5 6 b , 5 7 b 等においては、 画像処理ソ フ ト 6 0 によ り 判定面像表示 ソ フ ト 6 1 によ って患者情報の う ち患者 I D以外は削除して、 この 患者 I D と 医用情報のみによ る送信用データ フ ァ イ ル 7 0 を作成す る。 こ の送信用データ フ ァ イ ル 7 0 は、 病院 1, 2 , 3や診療所 4 等においてはデータ記録再生手段 2 2ゃ ドライ プ 2 6, 2 7 等の記 録手段 (記録装置) に記録、 又はホス ト コ ン ピュータ l h, 2 h , 3 h , 4 h に記録しておく 。 また、 眼科検診パス 5 や病院 5 3, 5 4, 1 においては、 眼科情報処理端末 (医用情報処理端末) 5 5 b , 5 6 b, 5 7 b のデータ記録再生手段 2 2や ドライ ブ 2 6, 2 7
等の記録手段 (記録装置) に記録してお く 。
こ の際、 画像処理ソ フ ト 6 0 は、 判定画像表示ソ フ ト 6 1 によつ て患者情報の う ち患者 I D以外は削除 して、 この患者 I D と 医用情 報のみによ る送信用データ フ ァ イ ル 7 0 を作成する。 尚、 図 1 6 に 示したよ う な眼底画像の場合、 こ の眼底画像の患者 I D .や眼底像の 左右の区別表示等の文字データ によ る患者情報を含む様にする。 こ の患者 I D は、 病院における患者 I Dでも良いし、 こ の患者 I D を 乱数表によ って置き換えた I D と しても良い。
こ の後、 情報処理端末 I d, 2 d, 3 d , 4 d , 5 d , 5 5 b ,
5 6 b , 5 7 b 等においては、 画像処理ソ フ ト 6 0 の操作によ って 情報自動送受信ソ フ ト 6 3 を起動させ、 こ の情報自動送受信ソ フ ト
6 3 を用いて送信用デー タ フ ァ イ ル 7 0 を含む (又は添付 した) 電 子メ ールをイ ンターネッ ト 7 を介して特定疾病医用セ ンター、 本実 施例では糖尿病セ ンタ ー 5 0 のホス ト コ ン ピュータ 5 1 に送信する 。 こ の電子メ ールは糖尿病セ ンタ ー 5 0 のホス ト コ ン ピュ ー タ 5 1 に情報自動送受信ソ フ ト 6 3 を用いて受信され、 こ の電子メ ールに 添付された送信用データ フ ァ イ ル 7 0 がホス ト コ ン ピュー タ 5 1 に 記録される。 ま た、 糖尿病'セ ンタ ー 5 0 の眼科画像処理端末 5 2 で 作成された送信用データ フ ァ イ ル 7 0 も ホ ス ト コ ン ピュー タ 5 1 に 記録される。
と こ ろで、 糖尿病ス ク リ ーニ ングの具体的な方法や制度、 判定基 準な どは、 国レベルで大き く 異なっ ている だけでな く 、 顧客によつ てもそれぞれ独 自 の仕様が存在する場合が少な く ない。 そ う いった 状況下で、 上述の判定画像表示ソフ ト 6 1 、 判定レポー ト作成ソ フ ト 6 2 、 画像自動送受信ソ フ ト 6 3 (自動画像送受信プロ グラム +個別の機能拡張 DLL) 、 データ 自動送受信ソ フ ト 6 4 (自動デー
タ · レコー ド送受信プロ グラ ム +個別の機能拡張 D L L ) を用いる こ と で、 システ ム の土台 と なる画像処理ソ フ ト 6 0 の部分は堅持し たままで、 最大の 自 由度を顧客に提供する こ と が糖尿病ス ク リ ー二 ング ·システ ム の墓本 と な っ て V、 る。
今現在、 糖尿病ス ク リ ーユングにおいて各地域の中心と なる糖尿 病セ ンタ ーが存在 し、 その周辺に画像の判定を行な う判定者が複数 名いる とい う 、 ス タ イ ルをベース にシス テ ム化した。 この場合、 糖 尿病セ ンタ ー と判定者 と の間の情報の送信の基本的な レイ ァ ゥ ト と しては 2通り 考え られる。
基本レイ ァ ゥ ト 1
基本的な レイ ア ウ ト と しては、 図 1 4 に示したよ う に、 糖尿病セ ンター 5 0 がある判定者①に判定の対象と なる画像を送付し、 その 判定者①は判定後そ の判定結果と と も に画像を次の判定者②に送付 し、 判定者②は判定後その判定結果と と もに画像を次の判定者③に 送付 し、 最後の判定者③は糖尿病セ ンタ ー 5 0 に判定者全員分の判 定結果を送付する と い う 形である。 ただし、 個々 の判定者は他の判 定者の判定結果を参照する こ と はでき ない'仕組みとする。
こ こ で、 判定者①を病院 5 3 の専門医 (内科医) 5 5 、 判定者② を病院 5 4 の専門医 (内科医) 5 6 、 判定者③を大学病院 1 の専門 医 (内科医) 5 7 とする。
ま た、 糖尿病センター 5 0 の眼科情報処理端末 5 2又はホス ト コ ンピュータ 5 1 には、 図 1 2 に示した画像処理ソ フ ト 6 0 , 送信用 データ フ ァイル 7 0 , 受信用データ フ ァイル 8 1 , 情報自動送信ソ フ ト 6 3 及ぴ判定結果のみの送信に用いる こ と ができ る拡張機能 D L L を含む医用情報処理シス テ ムがイ ンス トールされている。 尚、 図 1 3 に示した判定画像表示ソ フ ト 6 1 や判定レポー ト作成画像表
示ソ フ ト 6 2 も眼科情報処理端末 5 2 又はホス ト コ ン ピュ ータ 5 1 にイ ンス トールされている。
また、 糖尿病セ ンター 5 0 及ぴ各病院 5 5, 5 6, 5 7 の眼科情 報処理端末 5 5 b, 5 6 b , 5 7 b には糖尿病セ ンタ ー 5 0 と 同様 な医用情報処理システム又は図 1 3 に示 した医用情報処理システム がイ ンス ト ール さ れてい る 。
そ して、 糖尿病セ ンタ ー 5 0 、 判定者①を病院 5 3 の専門医 (内 科医) 5 5 、 判定者②を病院 5 4 の専門医 (内科医) 5 6 、 判定者 ③を大学病院 1 の専門医 (内科医) 5 7 間では、 次の様に して情報 の送信が行われる。
(糖尿病センター 5 0 における送信用データ フ ァ イ ルの作成及ぴ送 信)
即ち、 糖尿病センター 5 0 では、 上述のよ う に して送られてきた 送信用デー タ フ ァ イ ル 7 0又は眼科情報処理端末 5 2 で作成 した送 信用データ フ ァ イ ル 7 0 をホス ト コ ン ピュ ータ 5 1 に記録する。 尚 、 眼科情報処理端末 5 2 で作成した送信用データ フ ァ イ ル 7 0 は眼 科処理端末 5 2 のデータ記録再生手段 2 2 や ドライ ブ 2 6, 2 7 等 の記録手段 (記録装置) に記録しておいても良い。 こ の送信用デー タ フ ァ イ ル 7 0 は、 例えば図 1 2 に示 したよ う なものである。
この際、 送信用データ フ ァイル 7 0 は、 上述したよ う に判定画像 表示ソ フ ト 6 1 によ って図 1 6 に示したよ う な眼底面像や、 こ の眼 底画像の患者 I D .、 眼底像の左右の区別表示等の文字データ による 患者情報を含む様にする。 こ の患者 I D は、 病院における患者 I D でも良い し、 この患者 I D を乱数表によ って置き換えた I D と して も 良い。
こ の後、 眼科情報処理端末 5 2 の操作によ って情報自動送受信ソ
フ ト 6 3 を起動 させ、 こ の情報自動送受信ソ フ ト 6 3 を用いて送信 用データ フ ァイル 7 0 を含む (又は添付した) 電子メ ール 8 0 をホ ス ト コ ン ピュータ 5 1 及ぴイ ンターネ ッ ト 7 を介して専門医 5 5 ( 判定者①) のいる病院 5 3 の眼科情報処理端末 5 5 b に送信する。 こ の電子メ ール 8 0 が病院 5 3 の眼科情報処理端末 5 5 b で受信さ れる と 、 眼科情報処理端末 5 5 b の情報自動送受信ソ フ ト 6 3 は電 子メ ールから送信用データ フ ァ イル 7 0 を分離して、 分離した送信 用データ フ ァイ ル 7 0 の内容を受信用データ フ ァイル 8 1 に格納す る。
(判定者①によ る疾病判定及び判定結果送信)
専門医 5 5 は、 画像処理ソ フ ト 6 0 を起動させて、 画像処理ソ フ ト 6 0 によって起動される図 1 3 の判定画像表示ソ フ ト 6 1 を用い て送 られてきた送信用データ フ ァ イ ル 7 0 の内容、 即ち受信用デー タ フ アール 8 1 に格納された眼底画像を図 1 6 の様に表示させ、 こ の表示に基づいて表示された眼底画像に糖尿病の疾患があるか否か を判定する。
次に、 専門医 5 5 は、 画像処理ソ フ ト 6 0 によ り 図 1 3 の判定レ ポー ト作成画像表示ソ フ ト 6 2 によ る画面を図 1 7 の如 く 表示させ る。 こ の画面には 「 0」 〜 「 5」 で示した糖尿病判定レポー ト のた めの等級を示す項 目 6 2 a と 、 この各項 目 に対応する左眼用のチェ ック ボッ クス 6 2 b や右眼用のチェ ック ボック ス 6 2 c が表示され る。 従って、 専門医 5 5 は、 判定結果に対応する項 目 の左眼用のチ エ ッ ク ボック ス 6 2 b や右眼用のチェ ッ ク ボッ ク ス 6 2 c をマ ウス 等でタ リ ック してチェ ッ ク マーク をボッ ク ス 6 2 b , 6 2 c に表示 させる こ と によ り 、 判定結果 (判定レポー ト) を作成する。 こ の判 定結果は、 眼科画像処理端末 5 5 b の操作によ って文字情報或いは
数値情報と して患者情報に対応させられ、 データペース · フ ァ イ ル (判定結果フ ァ イ ル) D B f に格納される。 こ のデータベース ' フ アイル (判定結果フ ァイ ル) D B f はデータ記録再生装置 2 2 にィ ンス ト ール さ れてい る。
こ の後、 専門医 5 5 は、 眼科情報処理端末 5 5 b の操作によ っ て 情報自動送受信ソ フ ト 6 3 を起動させ、 こ の情報自動送受信ソ フ ト 6 3 を用いて判定レポー ト (判定結果) の格納されたデータベース • フ ァ イ ル D B f の判定レポー ト R及ぴ送信用データ フ ァ イ ル (眼 底画像や患者情報を含む) 7 0 を含む (又は添付 した) 電子メ ール 8 0 を作成 して、 電子メ ール 8 0 をイ ンターネ ッ ト 7 を介して専門 医 5 6 (判定者②) のいる病院 5 4 の眼科情報処理端末 5 6 b に送 信する。
こ のデー タベース 'フ ァ イ ル中の各 レ コ ー ドは、 最低限以下の よ う な情報を含む様にする。
* 患者 I D .
* 判定者 I D .、 判定者名及び所属
* 判定 日 時
* 判定結果 (内容は、 眼科用、 内科用、 外科用等その他の医用シ ステ ム ごと に異なる)
* 送信 日 時
(判定者②によ る疾病判定及び判定結果送信)
判定者②である専門医 5 6 も判定者①の専門医 5 5 と 同様に して 眼底画像の糖尿病の有無や程度の判定を行って判定レポ一ト (判定 結果) の格納されたデータベース · フ ァ イ ルを作成する と共に、 眼 科情報処理端末 5 2 の操作によ って情報自動送受信ソ フ ト 6 3 を起 動させ、 こ の情報自動送受信ソ フ ト 6 3 を用いて判定レポー ト (判
定結果) の格納されたデータベース · フ ァ イ ル D B f の判定レポ一 ト R及び送信用データ フ ァ イ ル (眼底画像や患者情報を含む) 7 0 を含む電子メ ールをイ ンタ ーネ ッ ト 7 を介して専門医 5 7 (判定者 ③) のい る病院 1 の眼科情報処理端末 5 7 b に送信する。
(判定者③によ る疾病判定及び判定結果送信) 、
判定者③である専門医 5 7 も判定者①, ②の専門医 5 5, 5 6 と 同様に して眼底画像の糖尿病の有無や程度の判定を行って判定レポ ー ト (判定結果) の格納されたデータベース · フ ァ イルを作成する と共に、 眼科情報処理端末 5 2 の操作によ って判定レポー ト のみを 送信するための情報自動送受信ソ フ ト 6 3 又は 6 4 を起動 させ、 こ の情報自動送受信ソ フ ト 6 3 又は 6 4 を用いて判定レポ一 ト (判定 結果) の格納されたデータベース · フ ァ イ ル D B f の判定レポー ト R のみをイ ンタ ーネ ッ ト 7 を介 して糖尿病セ ンタ ー 5 0 の ホス ト コ ン ピュ ータ 5 1 に送信する。 こ こ で、 情報自動送受信ソ フ ト 6 3 を 用いてデータベース · フ ァ イ ル D B f の判定レポー ト R のみを送信 する場合は、 判定結果 (判定レポー ト ) のみを送信するための拡張 機能 D L L を用いる。
尚、 専門医 5 5 ~ 5 7 (判定者①〜③) が判定結果を格納するデ ータベース · フ ァ イ ルには同 じ も のが使用 され、 判定者①, ②, ③ と送信される毎に、 データベース · フ ァイルには同 じ患者 I Dの眼 帯画像に対する判定結果が追録され、 最終的には全ての判定者①, ②, ③の判定結果が格納されたデータベース · フ ァ イ ルの判定レポ ^" ト のみ糖尿病セ ンタ ー 5 0 に送信される こ と に な る。 こ の判定レ ポー ト (判定結果) は、 糖尿病センター 5 0 の受信用データ フ アイ ルに格納される。
そ して、 糖尿病セ ンタ ー 5 0 では、 判定者①, ②, ③の判定結果
が格納された判定レポ一ト に基づいて、 眼底画像に糖尿病 と なる様 な症状があるか否かの総合的な最終的判定を行い、 この眼底画像を 糖尿病セ ンター 5 0 に送信 してきた病院、 例えば病院 1, 2 , 3 等 その他にイ ンターネ ッ ト 7 を介して返信する。 尚、 こ の様な送受信 において、 送信用データ フ ァイル 7 0 , データベース フ ァ イ ルの D B f の内容がの内容が変更若し く は更新される毎に第 1 実施の形態 と 同様に自動的に行われる よ う に して も良い し、 自動的に行われる よ う に して も良い。
基本レイ ァ ゥ ト 2
糖尿病セ ンタ ー 5 0 が複数いるすべての判定者①, ②, ③に対し て、 全く 同 じ判定対象の画像を同時に送付し、 各判定者①, ②, ③ はそれぞれの判定結果を直接糖尿病セ ンタ ーに返信する と い う 形で ある。 全員の判定が完了する ま での時間は判定者①, ②, ③間のや り 取り がない分だけ短く て済む。
こ の場合、 糖尿病セ ンタ ー 5 0 では、 送信用データ フ ァ イ ル (眼 底画像や患者情報を含む) 7 0 を含む (又は添付された) 電子メ ー ル 8 0 を作成して、 情報自動送受信ソ フ ト 6 3 を用いてすべての判 定者①, ②, ③ (例えば専門医 5 5, 5 6, 5 7 ) の眼科情報処理 端末 5 5 b , 5 6 b , 5 7 b に電子メ ール 8 0 によ り 送信用データ フ ァ イ ル (眼底画像や患者情報を含む) 7 0 をイ ンターネ ッ ト 7 を 介して送信する。
各判定者①, ②, ③は、 上述したよ う に して眼底画像の糖尿病の 有無や程度の判定を行って、 判定レポー ト (判定結果) の格納され たデータベース · フ ァ イ ル D B ί を個別に作成する。 そ して、 各判 定者①, ②, ③は、 眼科情報処理端末 5 2 の操作によって判定レポ ー ト のみを送信するための情報自動送受信ソフ ト 6 4 を起動させ、
こ の情報自動送受信ソ フ ト 6 4 を用いて判定レポ一ト (判定結果) の格納されたデータ ベース · フ ァ イ ル D B ί の判定レポー ト のみを イ ン タ ーネ ッ ト 7 を介 して糖尿病セ ンタ ー 5 0 のホス ト コ ン ピュー タ 5 1 に個別に送信する。
そ して、 糖尿病セ ンター 5 0 では、 判定者①, ②, ③の個別の判 定結果が格納されたホス ト コ ン ピュータ 5 1 の判定レポー ト を総合 して、 眼底画像に糖尿病 と なる様な症状があるか否かの総合的な最 終的判定を行い、 こ の眼底画像を糖尿病センター 5 0 に送信 してき た病院、 例えば病院 1, 2 , 3 等その他にイ ンタ ーネ ッ ト 7 を介し て返信する。
(判定レポ一ト の他の内容)
眼底画像に糖尿病の症状がある場合、 判定者①, ②, ③が眼底画 像の糖尿病の症状の部分又はその範囲をマ ウスで指定する と 、 その 指定部分又は指定範囲の座擰情報 (位置情報) が数値化されて、 デ ータベース · フ ァ イ ル D B f に格納される様にする。 そ して、 デー タベース · フ ァ イ ル D B ί から判定レポー ト を作成する際、 こ の判 定レポー ト に数値化された座標情報 (位置情報) も加えて、 こ の判 定レポー ト を糖尿病セ ンタ ー 5 0 に送信する。
糖尿病センター 5 0 では、 送られてきた判定レポー ト に含まれる 糖尿病の症状の部分又はその範囲の座標情報 (位置情報) から、 マ ウス 2 4及ぴマ ウス 2 4 によ り 医用画像上で移動操作されるカーソ ル 2 4 a で指定された糖尿病の症状の部分又はその範囲の指定状態 (点又は枠或いは斜線や色分け、 網掛け等) を眼底画像上に再現す る よ う に して も良い。
(送信用フ ァ イ ルの確認)
ま た、 医用情報処理端末 I d, 2 d, 3 d , 4 d 、 ホス ト コ ン ビ
ユータ l h , 2 h , 3 h , 4 h , 5 1 、 眼科情報 理端末 5 5 b, 5 6 b , 5 7 b 等においては、 情報自動送受信ソ フ ト 6 3又は 6 4 を用いた送信ルー ト によ り 送信用デー タ フ ァ イ ル 7 0や判定レポ一 ト Rを第 1 の契約プロパイ ダ及ぴィ ンターネ ッ ト を介して宛先に送 信する場合において、 情報自動送受信ソ フ ト 6 3又は 6 4 によ り 送 信メ ッ セージフ ァ イ ルを作成する。
そ して、 こ の送信メ ッセージフ ァイ ルを第 2 の契約プロバイ ダ及 ぴイ ンターネ ッ ト 7 を介 した送信ルー ト によ り 同 じ宛先に送信する か、 このメ ッセージフ ァイ ルを通常の I S D N公衆回線網やアナ口 グ公衆回線網等の送信ルー ト を介して同 じ宛先の端末或いは F A X に送信する。
こ の送信によ り、 送信用データ フ ァ イ ル 7 0 や判定レポ一 ト R等 の送信情報が宛先に届いていない場合でも、 宛先側 (受信側) でも 送信された情報がある こ と を確認して、 送信された情報が届いてい ない旨の返信を して、 再度送信 し直しても ら う こ と ができ る。
この様な送信メ ッセージフ ァ イ ルは、 送り 側又は受け取 り 側で リ ス ト ア ップしておいて、 その リ ス ト ア ップが送り 側の場合には一定 時間毎に リ ス ト を送信 し、 .受け側の場合一定時間毎に リ ス ト を開 く よ う にする こ と ができ る。
また、 こ の様に定期的に一定期間毎 (例えば、 毎 日 夕方の 5 時) に送信フ ァ イ ル リ ス ト を作成して、 そ の送信フ ァ イ ル リ ス ト を送信 先に送る こ と で、 又は受信側で送信されたフ ァ イ ル リ ス ト を開 く こ とで、 送信用データ フ ァ イ ル 7 0や判定レポー ト が送信先に確実に 送られたか否かを確認でき る。 こ の リ ス ト は、 送信 した情報がない 場合にも送信する こ と で、 受け側では送信情報がないこ と も分かる
こ の様な リ ス ト は、 決まった時間に送信される ので、 リ ス ト が送 信されない場合は、 リ ス ト の送信ルー ト に不具合がある こ と が分か り 、 そのための確認を行 う こ と ができ る。
、 また、 送信側データ処理手段は、 送信メ ッセージフ ァ イ ルの リ ス ト を作成して、 こ の リ ス ト をある指定された時間間隔あるいはあ らかじめ指定された時刻にあ ら かじめ設定されている一箇所以上の 宛先の医用情報処理装置に電子メ ールの送信ルー ト と 同 じ送信ルー ト を介 して送信する様にする こ と もでき る。 この場合でも、 受信側 においてある指定された時間間隔あるいはあ らかじめ指定された時 刻に送信メ ッセージフ ァイルリ ス ト があるか否かを確認する こ と で 、 この情報送信ルー ト と 同 じルー ト で送信メ ッセージフ ァイ ルリ ス ト を送信したと き に、 このルー ト に何ら かの支障が生じていて、 医 用情報が宛先に遅れて届 く よ う な場合でも 、 こ のルー ト に何らかの 支障がある こ と が分かる。 また、 受信側においてある指定された時 間間隔あるいはあ らかじめ指定された時刻に送信メ ッセージフ アイ ルリ ス トがあるか否かを確認する こ と で、 どのよ う な医用情報が送 信されているかを送信メ ッセージフ ァ イ ル リ ス ト力 らわかり 、 届い ていない情報があれば、 再度送信 しても ら う こ と ができ る。 こ の点 は、 別ルー トの場合でも同 じである。
こ の場合、 宛先側の医用情報処理装置は、 送信メ ッセージフ アイ ルリ ス ト を受信 した場合、 受信 した旨の返信メ ールを送信側に送信 する。 この場合、 送信メ ッセージフ ァ イ ル リ ス ト を宛先が受信 した こ と を送信側で確認でき る。 こ の結果、 この情報送信ルー ト と 同 じ ルー ト で送信メ ッ セージフ ァ イ ル リ ス ト を送信 した と き に、 こ のル ー ト に何らかの支障が生じていて、 医用情報が宛先に遅れて届 く よ う な場合でも、 返信メ ールがないこ と で予定した時間に宛先に医用
情報が届いていないこ と を送信側で知って、 何らかの手だてを考え る こ と ができ る。
上述の第 1 , 第 2実施の形態における情報送受信のためのプロ グ ラ ムは情報処理システ ム用記録媒体と して提供でき る。
(送信データ容量と送信タイ ミ ング)
上述したよ う に、 第 2 実施形態における 医用情報の送受信におい て、 送信用データ フ ア イノレ 7 0 , データベース フ ァ イルの D B f の 内容がの内容が変更若し く は更新される毎に第 1 実施の形態 と 同様 に 自動的に行われる よ う に して も良い し、 自動的に行われる よ う に しても 良い。 こ の場合、 以下の様な条件を考慮 した情報の 自動送受 信を行わせる様に しても良い。
と こ ろで、 眼科画像、 例えばカラーの眼底画像をカ ラーで 1 枚送 信用に作成した場合、 圧縮データ と しても 3 0 K〜 4 O Kの容量に なる。 こ の様な眼底画像を撮影位置を変えてパノ ラマ画像に合成し た場合、 例えば位置を変えて 9 枚の眼底画像を撮影 し、 この 9 枚の 眼底画像を合成 してパノ ラマ画像に した場合、 3 0 K:〜 4 O Kの 9 倍の容量 (概略 2 7 0 1^〜 3 6 0 1: ) の容量になる。 しかも、 こ の よ う なパノ ラマ画像を左右眼において作成した場合は、 その 2倍 ( 5 4 0 K - 7 2 0 K ) と なる。 また、 蛍光撮影においては、 1 人分 の撮影枚数が例えば 3 6 枚程度 とする と 、 左右眼で 7 2枚にな り 、 7 2枚の画像容量は 3 0 K〜 4 0 Kの 7 2倍 ( 2 1 6 0 Κ〜 2 8 8 O K ) になる。 こ の様に 1 人分の眼科画像データ でも画像の.容量は 非常に大き なも の と なる。
この結果、 眼科検診や、 大き な病院等或いは眼科専門医院等にお いて、 眼科画像を一 日 に撮影する人数が多い場合、 眼科画像の総計 容量は非常に大き なも の と な り 、 こ の様な大き な容量のデータ (医
用情報) を一定時間毎に送信 した場合、 プロバイ ダのメ ールボッ ク ス の容量の関係上送信しきれない場合も考え られる。
従っ て、 送る側では、 眼科雨像等の医用情報が格納されている医 用ホルダの医用情報の容量が設定容量になったか否かを常時情報自 動送受信ソ フ ト 6 3, 6 4 でチェ ック して、 医用ホルダ内の眼科画 像等の医用情報が設定容量になった と き に、 情報自動送受信ソ フ ト 6 3, 6 4 を用いて医用ホルダ内の医用情報を第 1 実施の形態の様 に して指定 した宛先に 自動的に送信する よ う に して、 一定容量以上 のデータは宛先に送らないよ う にする と 良い。 この場合の設定容量 は、 契約 している プロバイ ダのメ ールボックスの容量に応じて、 送 信側の情報自動送受信ソ フ ト 6 3 , 6 4 で設定でき る よ う にする。' また、 送信側 と受信側が同 じプロバイ ダに加入している と は限ら ない。 し力、も、 プロバイ ダによ ってメ ールボッ ク スの容量が異なる 。 この場合、 送信でき る情報はメ ールボッ ク スの小さい方によって 制限される ので、 送信側は送信でき る情報の設定容量をメ ールポッ ク ス の小さい方のプロバイ ダのメ ールボッ ク スの容量に合わせて設 定でき る よ う にする。
更に、 受け側では、 メ ールボ ッ ク ス の受信容量以上には受信でき ないので、 電子メ ールに添付された医用情報の容量が大きい場合、 受け側で契約 しているプロ バイ ダのメ ールボック スから送信されて きたメ ールを開いて (ダウ ンロ ー ド して) 、 この開 く こ と で受けた メ ールボック スからメ ールを削除した後でなければ、 送信側が受信 側に医用情報を含む電子メ ールを送信でき ないよ う にする と 良い。 この場合、 受信側がメ ールボッ クスからメ ールをダウ ンロー ド しま した と い う メ ッセージを医用情報の送信側に送信し、 こ のメ ッセー ジが医用情報の送信側の情報自動送受信ソ フ ト 6 3 が受信 した と き
に、 こ の医用情報の送信側の情報自動送受信ソ フ ト 6 3 が次の医用 情報を含む電子メ ルを同 じ宛先に自動的に送信する よ う にする と 良い。
また、 ダイ ヤルア ップか常時接続かで送信する医用情報の設定容 量を変更でき る よ う にする と よい。 ダイ ヤルア ップの場合、 1 枚の 医用画像を含む医用情報を送信する場合に 1 0秒程度で済む場合で も、 基本料金で送信でき る時間は所定時間 (例えば 3 分) に設定さ れている。 しかも、 この場合、 プロバイ ダに接続する時間 も含まれ る。 従って、 接続のための電話料を考慮して、 所定時間 ( 3 分間) で送信でき る量の容量の医用情報が医用ホルダに蓄積されたか否か をチェ ッ ク して、 その設定容量を超える前に医用ホルダの医用情報 を宛先に送信する こ と で、 医用情報が蓄積される毎に送信する場合 に比べて、 送信費用が増加する のを抑制でき る。
(その他 1 )
上述 したよ う に、 2以上の医用情報処理装置をイ ンターネ ッ ト を 介して接続して、 患者の情報を電子メ ールに して前記 2以上の医用 情報処理装置の一つから他の医用情報処理装置に前記ィ ンターネ ッ ト を介 して送信する様に した'医用情報処理システ ムであっ て、 前記 送信側の医用情報処理装置は送信側データ記録再生手段, 送信側デ ータ入力手段及び送信側デ タ処理手段を有し、 前記送信側データ 記録再生手段は患者の情報を記録するデータベース を有し、 前記送 信側データ入力手段は前記送信側データ記録再生手段のデータべ一 ス に前記患者の情報を入力可能に設け られ、 前記送信側データ処理 手段は、 予め設定した設定条件に基づいて前記データベースをチェ ック して、 データベース の新規な患者の情報及ぴこの情報の患者の
I D を添付した電子メ ールを 自動的に作成し、 あ らかじめ設定され
ている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置に送信する様に設 定されている。 この結果、 データベース 中に新規な情報があ る場合 に、 こ の新規情報及ぴこ の情報の患者の I D を自動的に電子メ ール 化 して宛先の医用情報処理装置に 自動的に送信でき る。 従っ て、 電 話回線で接続するイ ンターネ ッ ト等のネ ッ ト ワーク を利用 して、 複 数の眼科用画像情報シス テ ム間で画像データ及びそれに付随する患 者データ等を共有または複製しよ う とする場合、 オペ レータ 自 身が いちいちデータベース 中からそれらの情報を呼び出 して、 それら を 添付した電子メ ールを作成 し送信する作業が不要 と なる ので、 宛先 や電子メ 一ルに添付する情報を取り 違える等の問題が発生する のを 未然に防止 して、 必要な新規情報を宛先に簡易且つ自動的に誤り な く 確実に送信して、 宛先のデータベース の情報 (データ) を更新で き る。 その上、 電子メ ールで送付されてき た面像に、 グラ フ ィ ッ ク 情報や所見 ·診断情報を追加 して送信元に返送する際にも、 従来の 様にその都度、 画像の患者情報から別途ァ ド レス帳等を参照 して返 送先を指定する必要がな く 、 手順が簡単で返送先の指定に誤り が生 ぜず、 返送先自体を取 り 違える こ と を未然に防止でき る。
また、 前記データベース の新規な情報は、 新たに追加された新規 データ又は変更データ若し く は削除情報である。 故に、 データべ一 ス中に新規データ又は変更データがある場合や、 削除情報がある場 合に、 これ らの情報及ぴこ の情報の患者の I Dを 自動的に電子メ ー ル化 して宛先の医用情報処理装置に 自動的に送信でき る。 即ち、 デ ータベース 中に新たに追加保存された新規文字データ又は新規画像 データがある場合に、 こ の新規文字データ又は新規画像データ を 自 動化 して電子メ ール化 して宛先の医用情報処理装置に自動的に送信 でき る。 この場合も、 電話回線で接続するイ ンターネ ッ ト等のネ ッ
ト ワーク を利用 して、 複数の眼科 "用画像情報シス テム間で画像デー タ及ぴそれに付随する患者データ等を共有または複製しよ う とする 場合、 オペレータ 自 身がいちいちデータベース 中か らそれらの情報 を呼び出 して、 それら を添付した電子メ ールを作成し送信する作業 が不要 と なるので、 宛先や電子メ ールに添付する情報を取り 違える 等の問題が発生する のを未然に防止 して、 必要な新規情報を宛先に 簡易且つ 自動的に誤 り なく 確実に送信 して、 宛先のデータペース の 情報 (データ) を更新でき る。
更に、 前記設定条件はある指定された時間間隔あるいはあ らかじ め指定された時刻、 又は何らか明示的な連繋によ る起動であるので 、 ある指定された時間間隔あるいはあ らかじめ指定された時刻、 又 は何らか明示的な連繋によ る起動時に前記データベース をチエ ック して、 データベース 中に新たに追加保存された新規文字データ又は 新規画像データがあれば、 前記新規文字データ又は新規画像データ 及びそれに付随する患者データ を添付した電子メ ールを自動的に作 成し、 あ らかじめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報 処理装置に送信するので、 ある指定された時間間隔あるいはあ らか じめ指定された時刻に、 宛先のデータベース の情報 (データ) を更 新でき る。
こ こ で、 何らか明示的な連繋によ る起動と しては、 例えば、 後述 する よ う な送信可能なデータの設定容量のチェ ッ ク をするためのモ ジュール (チェ ッ ク ソフ ト又はチェ ッ ク プロ グラ ム) 等が考え られ る。
また、 前記設定条件が前記電子メ ールの送信可能なデータ の設定 容量である場合、 送信データ の容量が大き く な り すぎて送信でき な いと い う よ う な事態が生じるのを未然に防止でき る。 前記設定容量
が送信側 と受信側のメ ールボッ ク スの容量の小さい方に基づいて設 定可能である構成と したので、 送信側や受信側の送受信データ の容 量が大き く な り すぎて送信でき ない と い う よ う な事態が生じるのを 未然に防止でき る。
更に、 前記送信側データ処理手段が、 前記電子メ ールを 自動的に 作成する際に該電子メ ールを送信した旨の送信メ ッセージフ ァ イ ル を作成して、 こ の送信メ ッセージフ ァ イ ルをあ らかじめ設定されて いる一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置又はこ の装置のある 場所の F A Xに前記電子メ ールの送信ルー ト と は異なる送信ルー,ト を介 して送信する様に設定されている場合、 一方の送信ルー ト に支 障が生 じても、 新規文宇データ又は新規画像データ及びそれに付随 する患者データ を添付した電子メ ールが届いていないこ と を宛先側 (受信側) で確認して、 送信側に再度送信する こ と を迅速に依頼す る こ と ができ る。
また、 前記送信側データ処理手段が、 前記送信メ ッセージフ アイ ルの リ ス ト を作成して、 こ の リ ス ト をある指定された時間間隔ある いはあ らか じめ指定された時刻にあ らかじめ設定されている一箇所 以上の宛先の前記医用情報処理装置又はこ の装置のある場所の F A Xに前記電子メ ールの送信ルー ト と は異なる送信ルー ト を介して送 信する様に設定されている場合、 一方の送信ルー ト に支障が生じて も、 新規文字データ又は新規画像データ及びそれに付随する患者デ ータ を添付した電子メ ールが届いていないこ と を宛先側 (受信側) で設定された時間或いは指定された時間間隔毎に確認して、 送信側 に再度送信する こ と を迅速に依頼する こ と ができ る。 この場合、 両 送信ルー ト に支障が生 じて も 、 こ の送信メ ッセージフ ァ イ ルが届か ないこ と から、 送信ルー ト の少なく と も送信メ ッセ ジフ ァイルの
ル一 ト に支障が生 じたこ と を知る こ と ができ る。
更に、 前記送信側データ処理手段は、 前記送信メ ッセ ジフ アイ ルの リ ス ト を作成 して、 こ の リ ス ト をある指定された時間間隔ある いはあ らか じめ指定された時刻にあ らか じめ設定されている一箇所 以上の宛先の前記医用情報処理装置に前記電子メ ールの送信ルー ト と 同 じ送信ルー ト を介して送信する よ う にもでき る。 この場合、 前 記宛先側の医用情報処理装置は、 前記送信メ ッセージフ ァイルリ ス ト を受信した場合、 受信した旨の返信メ ールを送信側に送信する。 (その他 2 )
上述 したよ う に、 医用情報処理端末 5 5 b, 5 6 b , 5 7 b を特 定の疾病に関する知識と豊富な経験の専門医のいる建物 (病院ゃセ ンター或いは自 宅) に配置する こ と で、 専門医が複数の病院や特定 の疾病のための糖尿病センター 5 0 に出向する こ と な く 医用検査情 報の疾病の判定を行って、 その判定レポー ト を糖尿病センター 5 0 に送る こ と ができ る。 これによ り 、 専門医が複数の病院や特定の疾 病のための糖尿病センター 5 0 に出向する際の移動時間の無駄を省 いて、 経験と知識の豊富な専門医によ る疾病の判定を迅速且つ正確 に効率的に行って、 よ り 多ぐの患者の医用検査情報の判定を行 う こ と ができ る。 し力、も、 ホス ト コ ン ピュータ 5 1 には判定レポー ト の みを送信する ので、 ホス ト コ ン ピュータ 5 1 への送信時間が短く 、 ホス ト コ ン ピュータ 5 1 に医用検査情報が複数記録される こ と がな い
また、 ホス ト コ ン ピュータ 5 .1 情報自動送受信ソ フ ト 6 3 又は 6
4 は医用検査情報を複数の医用情報処理端末 5 5 b, 5 6 b , 5 7 b の一つに送信可能に設け られ、 医用情報処理端末 5 5 b , 5 6 b , 5 7 b の一つで受信された医用検査情報は判定レポ一ト共に医用
情報処理端末 5 5 b , 5 6 b , 5 7 b の残 り に順々 に送信可能に設 け られている と共に、 医用情報処理端末 5 5 b , 5 6 , 5 7 の う ち医用検査情報と判定レポ一ト を最後に受信 した医用情報処理端 末は判定レポー ト のみをホ ス ト コ ン ピュータ 5 1 に送信される様に した場合、 ホス ト コ ンピュータ 5 1 か らは医用情報処理端末 5 5 b , 5 6 b , 5 7 b の一つに医用検査情報を送信するのみで よ いので 、 ホス ト コ ン ピュータ 5 1 側における処理が簡素化される。
更に、 医用検査情報はホ ス ト コ ン ピ ュータ 5 1 から複数の医用情 報処理端末 5 5 b, 5 6 b , 5 7 b に同時に送信され、 判定レポ一 トは複数の医用情報処理端末 5 5 b, 5 6 , 5 7 b 力 ら ホス ト コ ンピュータ 5 1 に同時に送信される様に した場合、 医用検査情報に 基づく 複数の専門医によ る判定レポー ト の作成を同時に進行でき る 。 この結果、 ホス ト コ ン ピュータ 5側では各専門医が作成 した判定 レポ一ト を短時間で得る こ と が可能であ り 、 専門医が作成した判定 レポ一ト を総合した最終的な総合判定を迅速に行 う こ と ができ る。 また、 医用情報処理端末 5 5 b, 5 6 b , 5 7 b は、 医用画像を 判定画像と して表示させる判定画像表示ソ フ ト 6 1 と 、 判定画像表 示 ソ フ ト 6 1 によ り 表示された医用画像上の特定部分又は特定範囲 を指定する指定手段と してマ ウス及ぴマ ウスによ り 操作されるカー ソルを備える と共に、 指定手段で指定された医用画像上の特定部分 又は特定範囲の情報を判定レポ一ト に加えてホス ト コ ン ピュータ 5 1 に送信する様に設定されている場合は、 各専門医が医用画像のど の部分に基づいて疾病症状の判定を したかをホス ト コ ンピュータ 5 1 側 (糖尿病センター側) でも確認でき る。
更に、 特定部分又は特定範囲の情報は部分画像情報である場合、 判定に用いた医用画像の特定部分又は特定範囲にマーク したもの と
判定レポ一ト をセ ンタ一側医用情報処理装置に送信する場合に比較 して、 部分画像情報を含む判定レポ一ト のセ ンタ ー側医用情報処理 装置への送信時間を短縮でき る。
また、 特定部分又は特定範囲の情報は、 指定手段で指定された前 記医用画像上の特定部分又は特定範囲の座標情報である場合、 判定 に用いた医用画像の特定部分又は特定範囲にマーク したもの と判定 レポ一ト をホス ト コ ン ピュータ 5 1 (糖尿病セ ンタ ー) 側に送信す る場合に比較して、 部分画像情報を含む判定レポー ト のホス ト コ ン ピュータ 5 1 (糖尿病センター) 側への送信時間を短縮でき る。 し かも、 この場合、 画像情報は全く 含まれていないので、 部分画像を 含む判定レポー ト をホス ト コ ン ピュ ー タ 5 1 (糖尿病セ ンタ ー) 側 へ送信する場合に比べて、 更に送信時間を短縮でき る。
(その他 3 )
更に、 イ ンターネ ッ ト を介して接続された 2 以上の情報処理装置 を備える と共に、 I D及ぴ特定情報からなる個別情報と 関連付け ら れた送信情報を電子メ.ールに添付して前記 2以上の情報処理装置の 一つから他の情報処理装置に前記ィ ンターネ ッ ト を介して送信する シス テ ム において、 前記送信側の情報処理装置は、 送信情報及ぴ特 定情報から個別情報を除いた I D のみを添付した電子メ ールを 自動 的に作成し、 あ らか じめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医 用情報処理装置に送信する様に設定でき る。 この場合、 前記個別情 報は個人情報であっても よい。 また、 上述したよ う に、 こ の I D は 病院における患者 I D と し、 前記特定情報は患者情報と し、 前記個 人情報は前記患者情報の う ちの I D以外の情報と でき る。 また、 上 述したよ う に前記 I Dは乱数変換されて電信メ ールに添付 して送で き る。 こ の様に、 個別情報を除いた I D ど送信情報と をイ ンタ ーネ
ッ トで送る こ と で、 送信側では I D と送信情報から個別情報 (個人 情報) を知る こ と ができ て も 、 イ ンタ ーネ ッ ト上や宛先側では個別 情報 (個人情報) と送信情報と の関連性が分から ないので、 医用情 報等の送信情報がィ ンターネ ッ トゃ宛先側で仮に他人に見 られた と して も 、 個別情報の保護を確実に図る こ と ができ る。 発明の効果
以上説明 したよ う に、 請求項 1 の発明は、 2 以上の医用情報処理 装置をイ ンターネ ッ ト を介 して接続して、 患者の情報を電子メ ール に して前記 2以上の医用情報処理装置の一つか ら他の医用情報処理 装置に前記ィ ンターネ ッ ト を介して送信する様に した医用情報処理 シス テ ムで あ っ て、 前記送信側の医用情報処理装置は送信側データ 記録再生手段, 送信側データ入力手段及び送信側データ処理手段を 有し、 前記送信側データ記録再生手段は患者の情報を記録するデー タベースを有し、 前記送信側データ入力手段は前記送信側データ記 録再生手段のデータベース に前記患者の情報を入力可能に設け られ 、 前記送信側データ処理手段は、 予め設定した設定条件に基づいて 前記データベース をチェ ッ ク して、 データベース の新規な患者の情 報及ぴこ の情報の患者の I D を添付 した電子メ ールを 自動的に作成 し、 あ らかじめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報処 理装置に送信する様に設定されてい る構成と したので、 データべ一 ス 中に新規な情報がある場合に、 こ の新規情報及びこ の情報の患者 の I D を自動的に電子メ ール化 して宛先の医用情報処理装置に 自動 的に送信でき る。
従っ て、 電話回線で接続するイ ンターネ ッ ト等のネ ッ ト ワーク を 利用 して、 複数の眼科'用画像情報シス テム間で画像データ及ぴそれ
に付随する患者データ等を共有または複製しょ う とする場合、 オペ レータ 自身がいちいちデータベース 中力 らそれらの情報を呼び出 し て、 それら を添付した電子メ ールを作成し送信する作業が不要 と な る ので、 宛先や電子メ ールに添付する情報を取 り 違える等の問題が 発生する のを未然に防止 して、 必要な新規情報を宛先に簡易且つ自 動的に誤 り なく 確実に送信 して、 宛先のデータベース の情報 (デー タ) を更新でき る。 その上、 電子メ ールで送付されてき た画像に、 グラ フィ ック情報や所見,診断情報を追加 して送信元に返送する際 にも、 従来の様にその都度、 画像の患者情報か ら別途ア ド レス帳等 を参照 して返送先を指定する必要がな く 、 手順が'簡単で返送先の指 定に誤り が生ぜず、 返送先自 体を取り 違える こ と を未然に防止でき る。
また、 請求項 2 の発明は、 前記データベース の新規な情報が、 新 たに追加された新規データ又は変更データ若し く は削除情報である 構成と したので、 データベース 中に新規データ又は変更データがあ る場合や、 削除情報がある場合に、 これらの情報及びこ の情報の患 者の I D を 自動的に電子メ ール化して宛先の医用情報処理装置に 自 動的に送信でき る。
即ち、 データベース 中に新たに追加保存された新規文字データ又 は新規画像データ がある場合に、 こ の新規文字データ又は新規画像 データ を自動化 して電子メ ール化して宛先の医用情報処理装置に 自 動的に送信でき る。 この場合も、 電話回線で接続するイ ンターネ ッ ト等のネ ッ ト ワーク を利用 して、 複数の眼科用画像情報シス テ ム間 で画像データ及ぴそれに付随する患者データ等を共有または複製し よ う とする場合、 オペレータ 自 身がいちいちデータベース 中力 らそ れらの情報を呼び出 して、 それら を添付した電子メ ールを作成 し送
信する作業が不要と なるので、 宛先や電子メ ールに添付する情報を 取 り違える等の問題が発生する のを未然に防止 して、 必要な新規情 報を宛先に簡易且つ 自動的に誤り な く 確実に送信 して、 宛先のデー タベース の情報 (データ) を更新でき る。
更に、 請求項 3 の発明は、 前記設定条件はある指定された時間間 隔あるいはあ らかじめ指定された時刻、 又は何らか明示的な連繋に よ る起動であるので、 ある指定された時間間隔あるいはあ らかじめ 指定された時刻、 又は何らか明示的な連繋によ る起動によ り 、 前記 データベース をチェ ッ ク して、 データベース 中に新たに追加保存さ れた新規文字データ又は新規画像データがあれば、 前記新規文字デ ータ又は新規画像データ及ぴそれに付随する患者データ を添付した 電子メ ールを 自動的に作成し、 あ らかじめ設定されている一箇所以 上の宛先の前記医用情報処理装置に送信する ので、 ある指定された 時間間隔あるいはあ らかじめ指定された時刻に、 宛先のデータべ一 ス の情報 (データ) を更新でき る。
請求項 4 の発明は、 前記設定条件が前記電子メ ールの送信可能な データ の設定容量である構成と したので、 送信データ の容量が大き く な り すぎて送信でき ない と い う よ う な事態が生 じる のを未然に防 止でき る。
請求項 5 の発明は、 前記設定容量が送信側と受信側のメ ールボッ タ スの容量の小さい方に基づいて設定可能である構成と したので、 送信側や受信側の送受信データ の容量が大き く な り すぎて送信でき ないと い う よ う な事態が生 じるのを未然に防止でき る。
請求項 6 の発明は、 前記送信側データ処理手段が、 前記電子メ ー ルを 自動的に作成する際に該電子メ ールを送信した旨の送信メ ッセ ージフ ァ イ ルを作成して、 こ の送信メ ッセージフ ァ イ ルをあ らかじ
め設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置又はこ の装置のある場所の F A Xに前記電子メ ールの送信ルー ト と は異な る送信ルー ト を介して送信する様に設定されている構成と したので 、 一方の送信ルー ト に支障が生 じて も、 新規文字データ又は新規画 像データ及びそれに付随する患者データ を添付した電子メ ールが届 いていないこ と を宛先側 (受信側) で確認 して、 送信側に再度送信 する こ と を迅速に依頼する こ と ができ る。
請求項 7 に記載の発明は、 前記送信側データ処理手段が、 前記送 信メ ッ セージフ ァ イ ルの リ ス ト を作成 して、 こ の リ ス ト をある指定 された時間間隔あるいはあ らかじめ指定された時刻にあ らかじめ設 定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置又はこ の装 置のある場所の F A Xに前記電子メ ールの送信ルー ト と は異なる送 信ルー ト を介して送信する様に設定されている構成と したので、 一 方の送信ルー ト に支障が生 じても、 新規文字データ又は新規画像デ 一タ及ぴそれに付随する患者データ を添付 した電子メ ールが届いて いないこ と を宛先側 (受信側) で設定された時間或いは指定された 時間間隔毎に確認して、 送信側に再度送信する こ と を迅速に依頼す る こ と ができ る。 こ の場合、 両送信ルー ト に支障が生 じても、 こ の 送信メ ッセージフ ァイルが届かないこ と から、 送信ルー ト の少な く と も送信メ ッセージフ ァイ ルのルー ト に支障が生じたこ と を知る こ と ができ る。
請求項 8 に記載の発明は、 前記請求項 1 ~ 7 の医用上昇処理シス テム のプロ グラ ム が保存されている情報処理シス テム用記録媒体と したので、 こ の記録媒体のプロ グラ ムを利用する こ と で、 データべ ース 中に新規な情報がある場合に、 こ の新規情報及びこの情報の患 者の I Dを 自動的に電子メ ール化して宛先の医用情報処理装置に 自
動的に送信でき る。 また、 こ の記録媒体を利用する こ と で、 請求項
1 〜 7 の効果も期待でき る。