WO2000032077A1 - Paille - Google Patents

Description

• 明 細 書 一 • ストロー

- 技術分野

5 本発明は、 缶入り、 瓶入り、 あるいはペットボトル入り等の飲料を飲むため - のストローに関する。

• 背景技術

• 従来から、 このストローは、 容器内の飲料を飲み易くするための種々の改良0 が行われており、 例えば、 容器に対する口の向きを変更できるように曲げ加工

• を施したもの、 2本並列して固定したもの等がある。

• ところで、 幼児や女性が比較的容量の大きい 5 0 0 m 1程度のペットボトル - の飲料をストローによって飲む際には、 一回では飲み切れずに数回に分けて飲 • む場合が多い。 その際には、 その容器口に蓋をして、 一時的に保存するが、 長5 いストローを使用する際には、 その吸い口部分が邪魔になり、 また、 短い場合 • には、 容器内にストローが落ち込んで再度、 使用することができず、 数本のス - トローを持ち歩かねばならない不便さがある。

• 発明の開示

0 この発明の目的は、 このようなストローの不便さを解消するもので、 最初の - 飲用後、 容器内に飲料水が残留した状態でもストローを容器内に入れたまま蓋 - ができ、 蓋を取れば吸い口が自動的に容器外に進出して、 そのまま、 再使用が - 可能となるス卜ローを提供する。

• この発明に係るストローは、 容器内の飲料の寡多に関係なく、 蓋を締める際5 には容器内に収まり、 また、 再使用に際して、 蓋を取ったときには、 その吸い

• 口が容器の口より上方に位置して再度の飲用にそのまま供することができるよ • うにしたものである。

- そのための具体的な手段として、 少なくとも部分的に弾力を有する機構をス • 卜口一に形成することができる。

- また、弾力を有する機構としては、ストローに弾力を有する蛇腹を形成する、 - ストロー自体を部分的に弦巻状に形成する、 下端をストローの長さ方向の切り - 片に形成する等の手段を採用できる。

5 更には、 弾力を有する蛇腹をストローの下方位置に形成し、 その外周面に蛇 - 腹の下端部と連結した筒状体を設けることによって、 正確に上下方向に伸縮す - るストローとすることができる。

• 図面の簡単な説明

W 図 1は本発明のストローの第 1の形態を示す説明図、 図 2は本発明のスト

• ローの他の形態を示す説明図、 図 3は本発明の他の形態のストローの使用状態 - を示す説明図、 図 4は本発明のストローの更に他の形態を示す説明図である。

- 発明を実施するための最良の形態

15 本発明のストローは、 図 1、 図 2、 それに図 4に示すように、 ストロー 1 0 ,

• 2 0 , 3 0， 4 0， 5 0があり、 通常、 飲料を収納した容器の深さより長い本 • 体 1の少なくとも一部分に弾力を有する各種の弾力機構 2が形成されている。

• 図 1 ( a ) に示すストロー 1 0は、 弾力機構 2としてスト口一本体 1を - 少なくとも部分的に螺旋状に形成した例を示しており、 また、 図 1 ( b ) に示

20 すスト口一 2 0は、 弾力機構 2としてストロー本体 1を少なくとも部分的に弾 - 力を有する蛇腹状の凹凸に形成した例を示している。 何れの場合も、 図示する - ように、 弾力機構 2をストロー本体の長さの中央部分に形成してもよいが、 そ - の位置は、 中央部に限らず、 吸い口 1 1部、 下端部 1 2を含め何れの位置にも - 形成できるし、 また、 全長にわたって形成することもできる。 要は、 ストロー

25 本体 1を長さ方向に弾力的に圧縮できればよい。

• また、 図 2 ( a ) に示すストロー 3 0には、 ストロー本体 1の下端部分に形 • 成された弾力機構 2を有する。 そして、 この弾力機構 2は、 ストロー本体 1の • 下端部分に形成した弾力を有する蛇腹 2 1と、 その蛇腹 2 1の外面に触れない - 程度の内径を有する筒状体 2 2とからなる。 この筒状体 2 2は、 嚙み締め、 溶- - 着等の接合部 2 3によって蛇腹 2 1の下端に連結されている。 したがって、 ス • 卜ロー本体 1の上端を太い矢印で示す方向に押し付けたとき、 ストロー本体 1 - が弾力的に圧縮し、 筒状体 2 2は、 細い矢印の方向にストロー本体 1の圧縮方 向とは、 相対的に逆方向に移動することになる。 このように、 この筒状体 2 2 - を設けることによって、弾力機構 2の伸縮に際しての直線性は維持され、また、 - 蛇腹の弾力をさほど大きくする必要はなくなり、 ストロー本体を比較的薄い合 • 成樹脂製とすることができる。

• 更に、 図 2 ( b ) は、 ストロー本体 1の下端部に弾力機構 2よりも下方に延0 び出した部分 1 3を形成したストロー 4 0を示す。 このスト口一 4 0は、 容器 - 構造との組合せによって、 安定したストローの挿入状態が得られる。

• 図 3は、 このストロー 4 0の使用形態を示す。 同図 （a ) は、 容器 3の深さ • よりも長くしたストローの下端突出部 1 3の下端を容器 3の底部突出部 3 1に • 当接して挿入し、 その飲用に供している例を示す。 この状態では、 ストローの5 吸い口 1 1は容器 3の口 3 2の上方に突出しており、 通常のストローのように • 楽に飲用に供することができる。

• そして、 図 3の （b ) に示すように、 容器内の飲料を一度に飲み切れないと • き、 そのまま蓋 3 3を締めると、 ストロー本体 1の吸い口 1 1が押し付けによ • つて、 弾力機構の蛇腹 2 1は収縮し、 吸い口 1 1は閉塞した蓋 3 3の内部に納0 められるようになる。 そして、 再度の飲用のために蓋 3 3を開けると、 スト口 • 一はその弾力機構 2によって伸長し、 図 3 ( a ) の状態に復帰し、 その吸い口 - 1 1は容器の口 3 2より上方に進出し再度の飲用に供することができる。

• 上記弾力機構 2としては、 飲用中突出したストローの吸い口 1 1が容器の蓋 - 3 3を締める際に、 ストローの下端が容器 3の底に押し付けられて収縮する機5 構であれば、 如何なる構造のものも使用することができる。

- 図 4 ( a ) は、 更に、 本発明のストローの更に他の例を示すもので、 弾力機 - 構 2'としてスト口一本体 1の下端に複数本の切り欠けを設けたものである。 こ • の切り欠けは、 同図 （b ) に示すように、 上端の吸い口 1 1を押し付けたとき、 - その下端の切り欠けは、 外側に弾力的に展開し、 これによつて、 図 3の場合と • 同様の作用を奏することができる。

• 産業上の利用可能性

5 本発明のストローは、 通常のストローのように飲用に供することができ、 蓋 • を締めると容器内に収まり、 また、 再使用に際して蓋を取ったときには、 その • 吸い口が容器の口より上方に位置するようになり、 再度の飲用にそのまま供す • ることができるので、 1本のストローで複数回の飲用に供することができる。 0 5 0

Claims

- 請 求 の 範 囲

- 1 . 容器内に飲料が入ったままの状態で蓋を締めたときには、 蓋によってその

- 吸い口が押し付けられて容器内に収まり、 また、 蓋を取ったときには、 その吸 - い口が容器の口より上方に位置して再度の飲用に供することができるようにし

5 たス卜ロー。

• 2 . 少なくとも部分的に弾力を有する機構をスト口一本体に形成した請求項 1 • に記載のストロー。

- 3 . 弾力を有する機構をストロー本体の下方部に形成するとともに、 この弾力 • を有する機構の外周面に、 その下端部を弾力を有する機構の下端部と連結した0 筒状体を設けた請求項 2に記載のストロー。

• 4 . スト口一本体の下端部を弾力を有する機構よりも下方に延び出して形成し - た請求項 3に記載のストロー。 5

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