WO1997018956A1 - Relieur metallique amovible et classeur comportant ce relieur metallique amovible - Google Patents

Description

明細書 取外 し可能な緩金具及び取外 し可能な裰金具付き フ ァ イ ル 技術分野

本発明は、 緩金具及び緩金具付フ ァ イ ルに係 り 、 特に取外 し可能な緩金具と、 取外 し可能な緩金具付フ ァ イ ルに関する。 背景技術

一般に、 裰金具付フ ァ イ ルは、 例えば図 6 に示すよ う に、 台紙 1 0 と緩金具 2 0 とか らな り 、 台紙 1 0 の背表紙 1 0 a上に、 綴金具 2 0 の底板 2 0 a を取付け た構成か らな る。 なお、 図 6 において、 参照符号 1 0 bは台紙 1 0 の表表紙また は裏表紙を示す と共に、 参照符号 2 0 b は綴金具 2 0 の側板をそれそれ示 してい る。

しかるに、 この種のフ ァ イ ルは、 その台紙及び緩金具が共に堅固に形成されて お り 、 しかもその間も リ ベ ッ ト等の結合ピンを介 して固定的に結合されてい る こ とか ら、 比較的大容量用のフ ァ イ ルと して広 く 賞用されてい る こ とは公知であ る しか しなが ら、 前記従来の緩金具付フ ァ イ ルは、 近来において、 特に次に述べ る よ う な要望が提起されてい る。

すなわち、 前記従来のフ ァ イ ルは、 前述 したよ う に、 その台紙及び裰金具が堅 固に形成され、 かつ固定的に結合されてい るが、 この 「固定的な結合」 は、 資源 の リ サイ クル、 すなわち フ ァ イ ル （廃棄物） を台紙 （紙） と裰金具 （金属） とに 分離 （分別回収） する こ と において大きな障害と な っていた。 こ のため、 前記従 来のフ ァ イ ルに対しては、 使用者が必要に応 じて、 前記フ ァ イ ルを台紙と綴金具 とに分離で き る よ う に、 その対策が要望されていた。

そ こで、 本発明の目的は、 使用者が必要に応 じて フ ァ イ ルか ら分離で き るよ う に構成された取外 し可能な緩金具 と、 この取外 し可能な緩金具を備え る フ ァ イ ル を提供する こ と にあ る。 発明の開示

本願の第 1 の発明によれば、 前述の 目的は、 底板が台紙の背表紙上に結合ビン に よ り 取付け られる取外 し可能な緩金具であって、 前記結合ピ ン のか しめ部を係 止するための係止穴部と、 当該か しめ部を揷通させるための挿通穴部 と、 当該揷 通穴部 と前記係止穴部と を連通させる と共に、 前記結合ピ ン の拡 g頭部 と前記か しめ部と を連結する軸部の移動を許容する案内開口部とか ら な る規制手段を前記 底板の各隅角部に備えてお り 、 前記案内開口部は、 前記底板の側縁に対して実質 的に平行に形成され、 前記規制手段それぞれの係止穴部は前記底板の相互に対向 する端部のいずれか一方に対 して、 前記係止穴部と連通する挿通穴部よ り 近い位 置に形成されて い る こ とを特徴とする取外 し可能な緣金具に よ り 達成さ れる。 本願の第 2 の発明によれば、 前述の 目的は、 底板が台紙の背表紙上に結合ピ ン によ り 取付け られる取外 し可能な緩金具であって、 前記裰金具を前記背表紙上に 回動自在に取付けるべ く 、 前記底板の中心部に設け られた回勛手段と、 前記底板 の各隅角部に設け られてお り 、 前記結合ビ ン のかしめ部を係止す る ための係止穴 部と、 前記か しめ部を揷通させるための揷通穴部と、 当該挿通穴部と前記係止穴 部とを連通させ る と共に前記結合ビ ンの拡径頭部と前記か しめ部と を連結する軸 部の移動を許容する案内開口部とか ら な る規制手段と、 前記結合ピンが前記係止 穴部に係止する位置に前記底板を 口 ッ ク すべ く 、 前記底板の一端側の前記規制手 段と前記回動手段との間、 及び前記底板の他端側の前記規制手段と前記回動手段 の間にそれぞれ設け られた ロ ッ ク手段とか らな り 、 前記案内開口部は、 前記底板 が前記係止する位置か ら所定角度回動された際に、 前記挿通穴部が前記結合ピ ン を収容 し得る よ う に、 前記結合ピ ン と前記底板の相対移動を許容する こ とを特徴 と す る取外 し可能な緩金具によ り 達成される。

本願の第 3 の発明によれば、 前述の目的は、 台紙と、 当該台紙の背表紙上に取 付け られる裰金具 とか らな る取外 し可能な裰金具付フ ァ イ ルであって、 軸部と、 当該軸部の一端に形成された拡径頭部と、 前記軸部の他端に設け られたか しめ部 とを備え る結合ピン と、 前記裰金具の底板の各隅部に設け られてお り 、 前記結合 ピ ンのか しめ部を係止する ための係止穴部と、 前記か しめ部を挿通さ せるための 揷通穴部と、 当該揷通穴部と前記係止穴部とを連通させる と共に、 前記結合ピ ン の軸部の移動を許容する案内開口部 とから な る規制手段と、 前記規制手段に対応 する前記背表紙の部位に、 前記結合ピンのか しめ部を揷通させるべ く 、 前記背表 紙に設け られた規制開口部 とか らな り 、 前記案内開口部は、 前記底板の側縁に対 して実質的に平行に形成され、 前記規制手段それぞれの係止穴部は、 前記底板の 相互に対向す る端部のいすれか一方に対して、 前記係止穴部と連通する揷通穴部 よ り 近い位置に形成されてい る こ とを特徴とする取外 し可能な緩金具付フ ァ イ ル に よ り 達成される。

本願の第 4 の発明によれば、 前述の 目的は、 台紙と、 当該台紙の背表紙上に取 付け られる級金具とから な る取外 し可能な裰金具付フ ァ イ ルであって、 軸部と、 当該軸部の一端に形成された拡径頭部と、 前記軸部の他端に設け られたか しめ部 とを備え る結合ピ ン と、 前記 IS金具の底板の各隅角部に設け られてお り 、 前記結 合ピンのか しめ部を係止するための係止穴部と、 前記か しめ部を揷通させるため の揷通穴部と、 当該揷通穴部 と前記係止穴部 とを連通させる と共に、 前記結合ピ ンの軸部の移動を許容する案内開口部 とから なる規制手段と、 前記結合ピンの前 記背表紙への取付け と取外 し と を可能にすべ く 前記規制手段に対応する前記背表 紙の部位に前記規制手段と実質的に同一の形状に形成された規制開口部 とか らな り 、 前記案内開口部は前記底板の側縁に対して実質的に平行に形成され、 前記規 制手段それぞれの係止穴部は、 前記底板の相互に対向する端部のいずれか一方に 対 して前記係止穴部と連通する揷通穴部よ り 近い位置に形成されてい る こ とを特 徴とする取外 し可能な緩金具付フ ァ イ ルに よ り 達成される。

本願の第 5 の発明に よれば、 前述の 目的は、 台紙と、 当該台紙の背表紙上に取 付け られる緩金具 とか ら な る取外 し可能な裰金具付フ ァ イ ルであって、 軸部と、 当該軸部の一端に形成された拡径頭部と、 前記軸部の他端に設け られたか しめ部 とを備え る結合ピ ン と、 前記線金具を前記背表紙上に回動自在に取付け るべ く 、 前記緩金具の底板の中心部に設け られた回動手段と、 前記底板の各隅角部に設け られてお り 、 前記結合ビンのか しめ部を係止する ための係止穴部 と、 前記か しめ 部を揷通させるための揷通穴部 と、 当該挿通穴部と前記係止穴部と を連通させる と共に、 前記結合ビ ンの軸部の移動を許容す る案内開口部とか ら な る規制手段と ,

4

、 前記結合ピ ンが前記係止穴部に係止する位置に前記底板を ロ ッ ク すべ く 、 前記 底板の一端側の前記規制手段と前記回動手段との間と、 前記底板の他端側の前記 規制手段と前記回動手段との間と に、 それぞれ設け られた ロ ッ ク手段と、 前記結 合ビンのか しめ部を揷通させるべ く 、 前記底板が前記係止する位置にあ る と きの 前記係止穴部に対応する前記背表紙の部位に設け られた規制開口部と、 前記回動 手段を回動自在に収容すべ く 、 当該回動手段に対応する前記背表紙の部位に設け た円形開口部と、 前記ロ ッ ク手段の揷入係止を可能にするべ く 、 当該ロ ッ ク手段 に対応する前 3背表紙の部位に設け られた ロ ッ ク穴部とか ら な り 、 前記案内開口 部は、 前記底板が前記係止する位置から所定角度回動された際に、 前記揷通穴部 が前記結合ピ ンを収容し得る よ う に、 前記結合ビン と前記底板の相対移動を許容 する こ とを特徴とする取外 し可能な緩金具付フ ァ イ ルに よ り 達成される。

こ の場合、 回動手段、 規制手段及びロ ッ ク手段は、 底板に対 して それぞれ押出 し、 押切 り 、 及び切起こ し加工して形成されて も よい。

請求項 1 に係る取外 し可能な綴金具においては、 規制手段の係止穴部は結合ピ ンのか しめ部を係止 し、 規制手段の揷通穴部はか しめ部を揷通させ、 規制手段の 案内開口部は結合ピンの移動を許容して、 緩金具の底部の側縁と平行な方向への 橾金具の移動を可能に し、 この綴金具の移動によ り 結合ビ ンが揷通穴部に位置決 めされる。

請求項 2 に係る取外し可能な裰金具においては、 回動手段は線金具を背表紙上 で回動自在にな る よ う に底板の中心部に取付け られてお り 、 規制手段の係止穴部 は結合ピ ンのか しめ部を係止 し、 規制手段の挿通穴部はか しめ部を挿通させ、 規 制手段の案内開口部は結合ピンの移動を許容し、 拔金具の底板が、 係止穴部に対 して結合ビンが係止する底板の位置から所定角度回転された際、 揷通穴部が結合 ビ ンを収容するのを可能にする。 口 ッ ク手段は結合ビンが規制手段の係止穴部に 係止する位置に底板を ロ ッ ク する。

請求項 3 に係る取外 し可能な緩金具付フ ァ イ ルにおいては、 規制手段の係止穴 部は結合ビ ン のか しめ部を係止 し、 規制手段の揷通穴部はか しめ部を揷通させ、 規制手段の案内開口部は結合ピ ン の移動を許容 して、 裰金具の底部の側縁と平行 な方向への^金具の移動を可能に し、 この橾金具の移動によ り 結合ピ ンが挿通穴 _c

5 部に位置決めされる。

請求項 4 に係る取外 し可能な緩金具付フ ァ イ ルにおいては、 規制手段の係止穴 部は結合ピ ンのか しめ部を係止し、 規制手段の揷通穴部はか しめ部を揷通させ、 規制手段の案内開口部は結合ピンの移動を許容 して、 綴金具の底部の側縁と平行 な方向への緩金具の移動を可能に し、 こ の緩金具の移動によ り 結合ピンが揷通穴 部に位置決めされる。 規制開口部は、 背表紙の規制手段に対応する部位に規制手 段と実質的に同一の形状に形成されて、 結合ピンの背表紙への取付け と取外 し と を可能にする。

請求項 5 に係る取外 し可能な裰金具付フ ァ イ ルにおいて、 回動手段は、 線金具 を背表紙上で回動自在にな る よ う に底板の中心部に取付け られてお り 、 規制手段 の係止穴部は結合ビ ン のか しめ部を係止 し、 規制手段の揷通穴部はか しめ部を挿 通させ、 規制手段の案内開口部は、 結合ビンの移動を許容 し、 緩金具の底板が、 係止穴部に対 して結合ピ ンが係止する底板の位置から所定角度回転された際、 挿 通穴部が結合ビンを収容するのを可能にする。 口 ッ ク手段は結合ピ ンが規制手段 の係止穴部に係止する位置に底板を ロ ッ ク し、 規制開口部は、 底板が前述の係止 する位置にあ る と きの係止穴部に対応する背表紙の部位に設け られて、 結合ビン のか しめ部の揷通を可能にする。 円形開口部は、 回動手段に対応する背表紙の部 位に設け られて、 回動手段を回動自在に収容する。 ロ ッ ク穴部は、 ロ ッ ク手段に 対応する背表紙の部位に設け られて、 口 ッ ク手段の挿入係止を可能にする。 図面の簡単な説明

図 1 は本発明に係る取外 し可能な緩金具付フ ア イ ルの ー実施例を示す要部分解 斜視図、

図 2 は図 1 に示す钹金具付フ ァ イ ルの結合ピ ン に よ る結合状態を示す要部拡大 断面図、

図 3 は図 1 に示す裰金具付フ ァ イ ルの綴金具底板に設けた規制手段の要部拡大 平面図、

図 4 は本発明に係る取外 し可能な揼金具付フ ァ イ ルの別の実施 を示す要部分 解斜視図、 図 5 は図 4 に示す裰金具付フ ァ イ ルの結合ビンに よ り 結合する状態を示す要部 拡大斜視図、

図 6 は本発明に係る取外 し可能な裰金具付フ ァ ィ ルのさ らに別の実施例を示す 全体斜視図、

図 7 は図 6 に示す橾金具付フ ァ イ ルの裰金具底板の係止位置におけ る一部切欠 平面図、

図 8 は図 2 の VI部分の要部拡大平面図、

図 9 ( a ) は図 7 の K a— K a線断面図、 （ b ) は図 7 の K b — K b線断面図. ( c ) は図 7 の K c 一 K c線断面図、

図 1 0は図 6に示す級金具付フ ァイ ルの緩金具底板の開放位置におけ る状態を 示す平面図であ る。 発明を実施するための最良の形態

次に、 本発明に係る取外 し可能な緩金具及び取外 し可能な緩金具付フ ァイ ルを 取外 し可能な裰金具付フ ア イ ルの実施例に基づいて、 添付図面を参照 しながら、 以下に詳細に説明する。

図 1 ない し図 3 は、 本発明に係る取外 し可能な緩金具付フ ァ イ ルの一実施例を 示すも のであ る。 すなわち、 本実施例の緩金具付フ ァイ ルは、 前述 した よ う に （ 図 6参照） 、 台紙 1 0 と、 この台紙 1 0の背表紙 1 0 a上に底板 2 0 aを取付け る緩金具 2 0からな る こ とは明 らかであ る。 なお、 図中の参照符号 1 0 bは表表 紙または裏表紙を示すと共に、 参照符号 2 O bは側板を示すこ と も、 前述と同様 であ る。

しかるに、 本実施例の緩金具付フ ァ イ ルにおいて、 緩金具 2 0 の底板 2 0 aに は、 各隅角部に設け られて結合ピン 1 4 の係止及び開放の 2 位置 2 4 b , 2 4 c を規制する案内開口部 2 4 aを備えた規制手段 2 4 を設ける。 一方、 台紙 1 0 の 背表紙 1 0 aは、 裰金具 2 0 の底板 2 0 a上の規制手段 2 4 に対応す る部位に適 合する規制開口部 1 5 を備え る。

さ らに、 詳細には、 図 2 及び図 3 に示すよ う に、 規制手段 2 4は、 その案内開 口部 2 4 aの両端部に、 結合ピ ン 1 4 の拡径頭部 1 4 a とは反対側の端部に軸部 _?

1 b を介 して突出形成されたか しめ部 1 4 c を、 それぞれ係止及び開放する係 止穴部 2 4 b及び揷通穴部 2 4 c を備え、 これによ り 結合ピン 1 4 を、 その軸部 1 4 b及び前記案内開口部 2 4 a を介 して、 前記両穴部 2 4 b , 2 4 c の間で案 内する よ う に構成されている。 従って、 図 2 に示す状態において、 台紙 1 0 と裰 金具 2 0 とは、 結合ピン 1 4 によ って結合固定されてい る。

案内開口部 2 4 aは、 底板 2 0 aの側縁に対 して実質的に平行に形成され、 規 制手段 2 4 のそれそれの係止穴部 2 4 b は、 底板 2 0 aの相互に対向する端部の いずれか一方に対 して、 係止穴部 2 4 b と連通する揷通穴部 2 4 c よ り 近い位匿 に形成される。

そ して、 本実施例において、 前記結合ピン 1 4 は、 その拡径頭部 1 4 aを台紙 1 0 の背表紙 1 0 a に設けた規制開口部 1 5 に係止 し得る よ う に構成す る と共に 、 こ の規制開口部 1 5 の開口寸法は、 前記線金具 2 0 の底板 2 0 a に設けた規制 手段 2 4 の揷通穴部 2 4 c を通過する結合ピン 1 4 のか しめ部 1 4 c の外径寸法 よ り 大径に設定する。

このよ う に構成する こ とによ り 、 本実施例の裰金具付フ ァ イ ルにおいては、 台 紙 1 0上に固定されている緩金具 2 0 を、 その規制手段 2 4 の案内開口部 2 4 a に対し、 これに係止されてい る結合ビン 1 4 が、 係止穴部 2 4 bか ら揷通穴部 2 4 cへ移行する方向ヘス ライ ド させる こ とによ り 、 結合ピン 1 4 のか しめ部 1 4 aが規制手段 2 4 の挿通穴部 2 4 c から離脱する と共に、 台紙 1 0 の規制開口部 1 5 から も離脱する。 従って、 この時、 台紙 1 0 と裰金具 2 0 とが分離される と 共に、 結合ビ ン 1 4 も台紙と綴金具か ら分離され得る。

図 4 及び図 5 は、 本発明に係る取外 し可能な緩金具付フ ア イ ルの別の実施例を 示すも のであ る。 本実施例の綴金具付フ ァ イ ルは、 前記実施例の変形例を示すも のであ る。 従って、 説明の便宜上、 前記図 1 ない し図 3 に示す構成と同一の構成 部分には同一の参照符号を付 し、 詳細な説明は省略する。

本実施例の緩金具付フ ァイ ルにおいては、 台紙 1 0 の背表紙 1 0 aに設ける規制 開口部 1 7 を、 緩金具 2 0 の底板 2 0 a上の規制手段 2 4 と同様に構成し、 それ ぞれ対応する部位に適合する よ う に設けた も のであ る。 すなわち、 台紙 1 0 の背 表紙 1 0 a に設け る規制開口部 1 7 は 、 結合ピン 1 4 の係止及び開放の 2 位置 1 7 b， 1 7 c を規制する案内開口部 1 7 a を備え、 こ の案内開口部 1 Ί aの両端 部に結合ピン 1 4 の頭部 1 4 a とは反対側の端部に軸部 1 4 b を介 して突出形成 されたか しめ部 1 4 c を、 それぞれ係止及び開放する係止穴部 1 7 b及び揷通穴 部 1 7 c を備え、 これによ り 結合ビン 1 4 を、 その軸部 1 4 b及び前記案内開口 部 1 7 a を介 して、 前記両穴部 1 7 b , 1 7 c の間で案内する よ う に構成されて い る。 従って、 図 5 に示す状態において、 台紙 1 0 と緩金具 2 0 とは、 結合ピン 1 4 によ って結合固定されてい る。 そ して、 この規制開口部 1 7 の揷通穴部 1 7 c の開口寸法は、 前記線金具 2 0 の底板 2 0 aに設けた規制手段 2 4 の揷通穴部 2 4 c とほぼ同 gに設定する。

案内開口部 2 4 aは、 底板 2 0 a の側縁に対して実質的に平行に形成され、 規 制手段 2 4 それぞれの係止穴部 2 4 b は、 底板 2 0 aの相互に対向する端部のい ずれか一方に対 して、 係止穴部 2 4 b と連通する揷通穴部 2 4 c よ り 近い位置に 形成される。

このよ う に構成する こ とによ り 、 本実施例の緩金具付フ ァ イ ルにおいては、 台 紙 1 0 上に固定されてい る緩金具 2 0 を、 その規制手段 2 4 の案内開口部 2 4 a に対 し、 これに係止されている結合ビン 1 4 が、 係止穴部 2 4 bか ら揷通穴部 2 4 c へ移行する 方向であ り 、 しかも 台紙 1 0 に設けた規制開口部 1 7 の挿通穴部 1 7 c へ移行する方向にス ライ ド させる こ とによ り 、 結合ピ ン 1 4 のか しめ部 1 4 aが規制手段 2 4 の揷通穴部 2 4 c から離脱する と共に、 台紙 1 0 の規制開口 部 1 7 の揷通穴部 1 7 c か ら も離脱する。 従って、 この時、 台紙 1 0 と緩金具 2 0 とが分離する と共に、 結合ビン 1 4 を台紙 1 0 及び裰金具 2 0 か ら分離させる こ とがで き る。

図 6 ない し図 1 0 は、 本発明に係る取外 し可能な裰金具付フ ァ イ ルのさ らに別 の実施例を示すものであ る。 なお、 説明の便宜上、 前記図 1 ない し図 5 に示す構 成と 同一の構成部分には、 同一の参照符号を付 し、 詳細な説明は省略する。 すなわち、 本実施例の裰金具付フ ァ イ ルにおいて、 裰金具 2 0 の底板 2 0 aに は、 その中心部に設け られて、 こ の底板 2 0 a を係止及び開放の 2 位置 （回動角 を挟む両中心軸線 2 0 c , 2 0 d上の位置） 間で回動する 円筒面状の回動手段 2 2 と、 各隅角部に設け られて前記係止及び開放の 2 位置 2 0 c , 2 0 d を規制 _g する案内開口部 2 4 aを有する規制手段 2 4 と、 回動手段 2 2及び規制手段 2 4 の間に設け られて底板 2 0 aを係止位置 2 0 c に ロ ッ クする フ ッ ク状の口 ヅ ク手 段 2 6 と を備え る。 一方、 台紙 1 0の背表紙 1 O aには、 綴金具 2 0 の底板 2 0 a上の回勛手段 2 2、 規制手段 2 4及びロ ッ ク手段 2 6 に、 それぞれ対応する部 位に適合する円形開口部 1 2 , 拡径頭部を有する結合ビ ン 1 4及びフ ッ ク穴部 1 6 を備え る。

さ ら に、 詳細には、 回動手段 2 2 〔特に、 図 9 の （ c ) 参照〕 は、 一部開口の 底面 2 2 aを有する円筒面 2 2 bか ら形成され、 その円筒面 2 2 b を円形開口部 1 2 に摺接する よ う に構成されてい る。 次に、 規制手段 2 4 〔特に、 図 8及び図 9 の （ a ) 参照〕 は、 その案内開口部 2 4 aの両端部に結合ピン 1 4 の頭部 1 4 a とその反対端部に軸部 1 4 bを介 して突出形成されたか しめ部 1 4 c とを、 そ れそれ係止及び開放する係止穴部 2 4 b及び揷通穴部 2 4 c を備え、 これによ り 結合ビン 1 4 を、 その軸部 1 4 b及び前記案内開口部 2 4 aを介 して、 前記両穴 部 2 4 b , 2 4 cの間で案内する よ う に構成されている。

案内開口部 2 4 aは、 底板 2 0 aが、 係止穴部 2 4 bに対 して結合ピン 1 4が 係止する底板 2 0 aの位置か ら所定角度回動された際に、 揷通穴部 2 4 c が結合 ピン 1 4 を収容 し得る よ う に、 結合ビン 1 4 と底板 2 0 aの相対移動を許容する， また、 ロ ッ ク手段 2 6 〔特に、 図 9 の （ b ) 参照〕 は、 そのロ ッ ク片 2 6 aが 弾性的に形成され、 係止位置において前記ロ ッ ク片 2 6 aが ロ ッ ク穴部 1 6 内に 弾着する よ う に構成されてい る。 なお、 これ ら回動、 規制及びロ ッ クの各手段 2 2， 2 4 , 2 6 は、 底板 2 0 aに対 して、 それそれ押出 し、 押切 り 及び切起こ し 加工する よ う に構成されてい る。

従って、 このよ う に構成される本実施例の緩金具付フ ァイ ルにおいては、 次の よ う に操作ない し作動する。 すなわち、 先ず、 図 7 においては、 S金具 2 0はそ の底板 2 O aの中心軸線を台紙 1 0 の背表紙 1 O aの中心軸線と合致する係止位 置 2 0 c上に配置されてい るので、 この状態においては、 前記底板 1 0 aの回動 手段 2 2 の円筒面 2 2 a、 規制手段 2 4 の係止穴部 2 4 b及びロ ッ ク手段 2 6の ロ ッ ク片 2 6 aが、 それぞれ対応する前記背表紙 1 0 a上の円形開口部 1 2 、 結 合ピン 1 4 の拡径頭部 1 4 a とか しめ部 1 4 c及びフ ッ ク穴部 1 6 内に係合 して W _{1 Q} い る こ とによ り 、 裰金具 2 0 は台紙 1 0 に対して所定の位置に固定されている こ とは明らかであ る。

しかる に、 こ の钹金具 2 0 は、 図 1 0 に示すよ う に、 ロ ッ ク手段 2 6 の拘束力 ( ロ ッ ク片 2 6 aの弾性によ る ロ ッ ク力） に抗して角度ひだけ回動手段 2 2 の回 り を回動する こ とによ り 、 前記係止位置 2 0 c から解放位置 2 0 d へと転換する こ とがで き る。 この状態においては、 緣金具 2 0 の底板 2 0 aは、 その結合ピン 1 4 の拡径頭部 1 4 a及びか しめ部 1 4 c に対する係合を、 規制手段 2 4 の揷通 穴部 2 4 c を介 して開放されてい るので、 前記緩金具 2 0 は台紙 1 0 か ら分離す る こ とがで き る こ とは明 らかであ る。

このよ う に して、 本実施例の裰金具付フ ァ イ ルによれば、 フ ァ イ ル （廃棄物） を、 使用者の必要に応 じて、 台紙 （紙） と緩金具 （金属） とに分離する こ とがで き る。 従って、 近来の要望である資源の リ サイ クルに容易に対応する こ とがで き る。 因みに、 綴金具 2 0 の台紙 1 0 に対する組付けは、 作業台 3 0 〔図 9 の （ a ) 参照〕 上で図 1 0から図 7 の状態へ回動する こ と によ り 簡単に達成する こ とが で き る。 ま た、 前記分離において結合ピン 1 4 は、 台紙 1 0 か ら さ ら に分離 しな ければな ら ないが、 この分離作業は、 台紙が紙であ る こ とか ら比較的容易に行う こ とがで き る。

以上、 本発明の好適な実施例について説明したが、 本発明は前記実施例に限定 される こ とな く 、 その精神を逸脱しない範囲内において多 く の設計変更が可能で あ る。 また、 本発明の綴金具付フ ァ イ ルは、 比較的簡単に構成し得る と共に簡便 に操作 し得る利点を有する。

以上説明 した よう に、 本発明の取外 し可能な線金具によれば、 この線金具を台 紙の背表紙に結合ピ ンで取付けた場合、 緩金具を所定方向に併進移動又は回動運 動させる こ と に よ り 線金具を台紙か ら分離させる こ とがで き る。

また、 本発明の取外し可能な裰金具付フ ァ イ ルによれば、 台紙の背表紙に取付 け られた裰金具を所定方向に併進移動又は回動運動させる こ とによ り 、 裰金具を 台紙及び結合ビンか ら分離する こ とがで き る。 産業上の利用の可能性 ： ₁ 従って、 本発明の裰金具は台紙か ら分離し得る よ う に構成さ れ、 また、 本発明 の緩金具付フ ァ イ ルは、 台紙か らの緩金具の分離が可能であ る ため、 本発明の裰 金具及び裰金具付フ ァ イ ルは資源の リ サイ クルに容易に対応する こ とがで き る。 また、 本発明の綴金具及び裰金具付フ ァ イ ルは比較旳簡単に構成す る こ とがで き る と共に、 簡便に操作し得る利点を有する。

Claims

請求の範囲 . 底板が台紙の背表紙上に結合ピンによ り 取付け られる取外 し可能な緩金具で あって、 前記結合ピ ンのかしめ部を係止する ための係止穴部と、 当該か しめ部を揷通 させ るための揷通穴部と、 当該揷通穴部と前記係止穴部 と を連通させる と共に 、 前記結合ピンの拡径頭部と前記か しめ部とを連結する軸部の移動を許容する 案内開口部 とか らな る規制手段を前記底板の各隅角部に備えてお り 、 前記案内開口部は、 前記底板の側縁に対 して実質的に平行に形成され、 前記 規制手段それぞれの係止穴部は前記底板の相互に対向する端部のいずれか一方 に対して、 前記係止穴部と連通する揷通穴部よ り 近い位置に形成されてい る こ とを特徴とする取外 し可能な緩金具。 . 底板が台紙の背表紙上に結合ビ ンによ り 取付け られる取外 し可能な裰金具で あって、 前記钹金具を前記背表紙上に回動自在に取付けるべ く 、 前記底板の中心部に 設け られた回動手段と、 前記底板の各隅角部に設け られてお り 、 前記結合ビ ンのか しめ部を係止する ための係止穴部と、 前記か しめ部を揷通さ せる ための挿通穴部と、 当該揷通穴 部と前記係止穴部とを連通さ せる と共に前記結合ビンの拡径頭部と前記か しめ 部とを連結する軸部の移動を許容する案内開口部とから な る規制手段と、 前記結合ビ ンが前記係止穴部に係止する位置に前記底板を 口 ッ ク すべ く 、 前 記底板の一端側の前記規制手段と前記回動手段との間、 及び前記底板の他端側 の前記規制手段と前記回動手段の間にそれぞれ設け られた ロ ッ ク手段とか ら な り 、 前記案内開口部は、 前記底板が前記係止する位置か ら所定角度回動された際 に、 前記揷通穴部が前記結合ビンを収容 し得る よ う に、 前記結合ビ ン と前記底 板の相対移動を許容する こ とを特徴とする取外 し可能な緩金具。 . 台紙と、 当該台紙の背表紙上に取付け られる緩金具 とか ら な る取外 し可能な 裰金具付フ ァ イ ルであ って、 丄 d 軸部と、 当該軸部の一端に形成された拡径頭部と、 前記軸部の他端に設け ら れたか しめ部とを備え る結合ビ ン と、 前記裰金具の底板の各隅部に設け られてお り 、 前記結合ピンのか しめ部を係 止するための係止穴部と、 前記か しめ部を揷通させるための揷通穴部と、 当該 揷通穴部と前記係止穴部とを連通させる と共に、 前記結合ビンの軸部の移動を 許容する案内開口部とか らな る規制手段と、 前記規制手段に対応す る前記背表紙の部位に、 前記結合ピ ンのか しめ部を揷 通させるべ く 、 前記背表紙に設け られた規制開口部とからな り 、 前記案内開口部は、 前記底板の側縁に対して実質的に平行に形成され、 前記 規制手段それぞれの係止穴部は、 前記底板の相互に対向する端部のいずれか一 方に対して、 前記係止穴部と連通す る揷通穴部よ り 近い位置に形成されて い る こ と を特教とする取外し可能な裰金具付フ ァ イ ル。. 台紙と、 当該台紙の背表紙上に取付け られる钹金具とから な る取外 し可能な 裰金具付フ ァ イ ルであって、 軸部と、 当該軸部の一端に形成された拡 g頭部と、 前記軸部の他端に設け ら れたか しめ部 とを備え る結合ピ ン と、 前記緩金具の底板の各隅角部に設けれられてお り 、 前記結合ピ ンのか しめ部 を係止する ための係止穴部と、 前記か しめ部を揷通させるための揷通穴部と、 当該揷通穴部と前記係止穴部とを連通させる と共に、 前記結合ビンの軸部の 移動を許容する案内開口部とか らな る規制手段と、 前記結合ビ ンの前記背表紙への取付け と取外 し と を可能にすべ く 、 前記規制 手段に対応す る前記背表紙の部位に前記規制手段と実質的に同一の形状に形成 された規制開口部とからな り 、 前記案内開口部は前記底板の側縁に対して実質的に平行に形成され、 前記規 制手段それぞれの係止穴部は、 前記底板の相互に対向する端部のいずれか一方 に対 して前記係止穴部と速通す る揷通穴部よ り 近い位置に形成されてい る こ と を特徴とする取外 し可能な辍金具付フ ァイ ル。 . 台紙と、 当該台紙の背表紙上に取付け られる緩金具とか らな る取外 し可能な 拔金具付フ ァ イ ルであって、 軸部 と、 当該軸部の一端に形成された拡径頭部と、 前記軸部の他端に設け ら れたか しめ部と を備え る結合ピ ン と、 前記緣金具を前記背表紙上に回動自在に取付けるべ く 、 前記綴金具の底板の 中心部に設け られた回動手段と、 前記底板の各隅角部に設け られてお り 、 前記結合ピンのか しめ部を係止する ための係止穴部 と、 前記か しめ部を揷通させるための揷通穴部と、 当該揷通穴 部と前記係止穴部とを連通させる と共に、 前記結合ビ ン の軸部の移動を許容す る案内開口部とからな る規制手段と、 前記結合ビンが前記係止穴部に係止する位置に前記底板を ロ ッ ク すべ く 、 前 記底板の一端側の前記規制手段と前記回動手段との間と、 前記底板の他端側の 前記規制手段と前記回勛手段との間 とに、 それぞれ設け られた 口 ッ ク手段と、 前記結合ピ ン のか しめ部を揷通させるべく 、 前記底板が前記係止する位置に あ る と きの前記係止穴部に対応する前記背表紙の部位に設け られた規制開口部 と、 前記回動手段を回動自在に収容すべ く 、 当該回動手段に対応する前記背表紙 の部位に設けた円形開口部と、 前記ロ ッ ク手段の挿入係止を可能にするべ く 、 当該ロ ッ ク手段に対応する前 記背表紙の部位に設け られた ロ ッ ク穴部 とからな り 、 前記案内開口部は、 前記底板が前記係止す る位置か ら所定角度回動された際 に、 前記揷通穴部が前記結合ピンを収容 し得る よ う に、 前記結合ビ ン と前記底 板の相対移動を許容する こ と を特徴とする取外 し可能な緩金具付フ ァ イ ル。 . 前記回動手段、 前記規制手段及び前記ロ ッ ク手段は、 前記底板に対してそ れぞれ押出 し、 押切 り 及び切起こ し加工 して形成される請求項 5 記載の取外 し 可能な IS金具付フ ァ イ ル。 補正書の請求の範囲 [ 1 9 9 7年 4月 2 4 S ( 2 4 . 0 2 . 9 7 ) 国際事務局受理：出願当初の請求の範囲 1一 6は補正 された ；他の請求の範囲は変更なし。 （ 3頁） ]

1. 底板が台紙の背 ¾ 上に結合ピンにより取付けられる取外し可能な線金具で あって、

前記結合ピンの力、しめ部を係止するための係止穴部と、 当該かしめ部を挿通 させるための揷通穴部と、 当該挿通穴部と前記係止穴部とを連通させると共に、 前記結合ピンの拡径頭部と前記かしめ部とを連結する軸部の移動を許容する案 内開口部とからなる規制手段を前 板の各隅角部に設け、 さらに前記底板の 中心部から前記台紙側に向つて突出する円筒部からなる回動手段を前言 EJS板に 設けることを特徴とする取外し可能な綴金具。

2. 底板力く台紙の背表紙上に詰合ピンにより取付けられる取外し可能な綴金具で あって、

前記結合ピンのかしめ部を係止するための係止穴部と、 当該かしめ部を挿通 させるための挿通穴部と、 当該挿通穴部と前記係止穴部とを連通させると共に、 前記詰合ピンの拡径頭部と前記かしめ部とを連結する軸部の移動を許容する案 内開口部とからなる規制手段を前 as板の各隅角部に設け、 さらに前記底板の 中心部から前記台紙側に向つて突出する円筒部からなる回動手段を前記底板に 設け、

前記結台ピン力〈前記係止穴部に係止する位置に前記底板をロックするために、 前記底板の一端側の前 §Ξ¾制手段と前記回動手段との間および ζまたは前 s 板の他端側の前言 ¾ι制手段と前記回動手段の間に弾性係止片ょりなるロック手 段とを設けることを特徴とする取外し可能な綴金具。

3. 台紙と、 当該台紙の背表紙上に取付けられる綴金具とからなる取外し可能な 綴金具付ファイルであって、

轴部と、 当該軸部の一端に形成された拡径頭部と、 前記軸部の他端に設けら れたかしめ部とからなる結合ピンとを備えており、

前記綴金具は、 前記結合ピンのかしめ部を係止するための係止穴部と、 前記 かしめ部を揷通させるための挿通穴部と、 当該揷通穴部と前記係止穴部とを連 通させると共に前記結合ピンの軸部の移動を許容する案内開口部とからなる規

補正された用紙 (条約第 19条) 制手段を底板の各隅角部に備えると共に、 前記綴金具を背表紙に旋回自在に嵌 着すベく前記底板の中心部に設けられる回動手段を備えており、

前言己背表紙は、 前言己規制手段に対応する部位に、 前記結合ピンのかしめ部を 挿通させるべく設けられた規制開口部を有することを特徴とする取外し可能な 綴金具付ファイル。

4. 台紙と、 当該台紙の背表紙上に取付けられる綴金具とからなる取外し可能な 綴金具付ファイルであって、

铀部と、 当該軸部の一端に形成された拡径頭部と、 前記蚰部の他端に設けら れたかしめ部とからなる結合ピンを備えており、

前記綴金具は、 前記結合ピンのかしめ部を係止するための係止穴部と、 前記 かしめ部を揷通させるための挿通穴部と、

当該揷通穴部と前記係止穴部とを連通させると共に、 前記結合ピンの軸部の 移動を許容する案内開口部とからなる規制手段を底板の各隅角部に備えており、 前記背表紙は、 前記結台ピンの当該背表紙への取付けと取外しとを可能にす ベく、 前記規制手段に対応する部位に前記規制手段と実質的に同一の形状でか つ反対向に形成された規制開口部を有することを特徴とする取外し可能な綴金 具付ファィル。

5. 台紙と、 当該台紙の背表紙上に取付けられる綴金具とからなる取外し可能な 綴金具付ファイルであって、

蚰部と当該軸部の一端に形成された拡径頭部と前記軸部の他端に設けられた かしめ部とからなる結合ピンを備えており、 前記綴金具は、 当該綴金具を前記 背表紙上に回動自在に取付けるべく前記綴金具の底板の中心部に設けられた回 動手段と、 前記底板の各隅角部に設けられ、 前記詰合ピンのかしめ部を係止す るための係止穴部と前記かしめ部を揷通させるための揷通穴部と当該挿通穴部 と前記係止穴部とを連通させると共に前記結合ピンの軸部の移動を許容する案 内開口部とからなる規制手段と、 前記結合ピンのかしめ部を前記係止穴部に係 止させる位置に前記底板が配置された際に、 前記底板の前記位置での係止を可 能にすべく、前記底板に設けられたロック部材とを備えており、

前記背表紙は、 前記結合ピンのかしめ部を挿通させるべく、 前記底板が前記

補正された闭紙 (条約第 19条） 位置に配置されているときの前記底板の前記係止穴部に対応する前記背表紙の 部位に設けられた挿通開口部と、 前記結合ピンのかしめ部を前記係止穴部に係 止させる位置に前記底板が配置された際に、 前記口ック部材と協働して前記底 板を前記位置に係止させるべく、 前記口ック部材に対応する背表紙の部位に設 けられたロック穴部と、 前記回動手段を回動自在に収容するため、 当該回動手 段に対応する前記背表紙の部位に形成される円形開口部とを備えており、 前記案内開口部は前記底板力《前記係止する位置から所定角度回動された際に 前記挿通穴部が前記結合ピンを収容し得るように前記結合ピンと前記底板の相 対移動を許容することを特徴とする取外し可能な綴金具付ファィル。

. 回動手段、 規制手段並びにロック手段は、 綴金具底板に対してそれぞれ押出 し、 押切り及び切起こし加工して形成される請求項 5に記載の取外し可能な綴 金具付ファイル。

補正された用紙 (条約第 19条) 条約 1 9条に基づく説明書

引用例のうち、 本発明と特に関連があると思われる W 0 9 5 / 3 5 2 1 9 A 2 は、 部材の塑性変形や破壊等を伴うことなしには離脱させ得ないようにして、 綴 じ具を用具本体に止着するようにした形式のフアイリング用具において、 用具本 体と綴じ具とを結合し、 かつ用具本体と綴じ具とを相対移動させることによって 用具本体からの緩じ具の離脱を可能にする結合機構と、 用具本体と綴じ具との相 対移動を禁止する係止機構とを介して、 前記綴じ具を用具本体に止着しているこ とを特徴とする。

本発明は、 綴金具の底板の中心部から台紙側に向って突出する円筒部からなる 回動手段を前記底板に設けた綴金具およびこのような裰金具付ファイルに関する もので、 従来のものよりも、 より簡単かつ容易に、 綴金具を台紙の背表紙から分 離し得るという効果を得たものである。

そこで、 この点を明確にすべく請求の範囲につき、 次の通りの補正を行った。 請求の範囲第 1項は、 底板が台紙の背表紙上に結合ビンにより取付けられる取 外し可能な綴金具において、 底板の中心部から台紙側に向って突出する円筒部か らなる回動手段を前記底板に設けることを明確にした。

請求の範囲第 2項は、 請求の範囲第 1項記載の綴金具において、 底板にロック 手段を設けることを明確にした。

請求の範囲第 3項は、 台紙と当該台紙の背表紙上に取付けられる線金具とから なる取外し可能な綴金具付ファイルにおいて、 前記綴金具を背表紙に旋回自在に 嵌着すべく前記底板の中心部に回動手段を設けることを明確にした。

請求の範囲第 4項は、 台紙と当該台紙の背表紙上に取付けられる辍金具とから なる取外し可能な線金具付ファイルにおいて、 綴金具に設けられる規制手段と背 表紙に形成される規制開口部は実質的に同一の形状で反対向に配置されることを 明確にした。

請求の範囲第 5項は、 台紙と当該台紙の背表紙上に取付けられる綴金具とから なる取外し可能な綴金具付ファイルにおいて、 綴金具の底板にロック部材を備え るとともに、 口ック部材に対応する背表紙の部位にロック穴部を設けたことを明 確にした。

請求の範囲第 6項は、 不明瞭な記載を改めることにより明確にした <