WO1996017690A1

WO1996017690A1 - Atomiseur

Info

Publication number: WO1996017690A1
Application number: PCT/JP1995/002482
Authority: WO
Inventors: Takaharu Tasaki; Shigeru Hayakawa; Mitsuhiro Sasazaki; Chitoshi Okawara; Seiichi Watanabe; Shigeru Akutsu
Original assignee: Yoshino Kogyosho Co., Ltd.
Priority date: 1994-12-09
Filing date: 1995-12-05
Publication date: 1996-06-13
Also published as: DE69535197T2; DE69535624D1; CN1304801A; DE69535624T2; KR100364596B1; EP0744217A1; EP1103307B1; AU3994995A; EP1103308A2; JP3566368B2; CN1140424A; EP1103308B1; CN1304802A; EP1103308A3; EP1103307A3; DE69535197D1; CN1110376C; CA2181820A1; KR100378206B1; EP0744217A4

Description

明細書噴羅技術分野

本発明は、容器に収容した液体（液体洗剤や殺虫剤）等を霧状あるいは泡状にして噴射する！^器に関するものである。背景技術

噴霧器には、例えば、実開昭 6 3 - 2 0 9 7 0号公報、実開昭 6 4 - 1 2 6 6 8号公報、実公昭 6 2— 7 7 0号公報に開示されたものがある。これらに開示された噴霧器は、コイルスブリングによって Ιίί^に付勢されたトリガーを備えた、いわゆるトリガー夕イブであり、トリガーをコイルスブリングの弾性に抗して引き付けることによりポンプ室の液体をビストンで押圧して噴霧し、噴霧後にコィルスブリングの弾性によりビストン及びトリガーをスブリングバックさせることにより、容器内の液体をボンブ室にポンプアップできるようになつている。このような従来の噴霧器においては、噴霧器を組み立てる際のコイルスブリングの組み込みに問題があった。即ち、コイルスプリングの軸中心と、コイルスブリングを収納するための収納孔の軸中心が一致せず、収納孔へのコイルスブリングの揷入が困難になることがある。又、そのように軸中心がずれたままコイルスプリングを収納孔に挿入すると収納孔の内周面力傷付き、コイルスブリングが伸縮する際にその傷に引っ掛かり、コイルスブリングのスムーズな伸縮を妨げることもある。本発明の目的の一つはこれを解決することにある。又、噴霧器には、例えば特公昭 6 2— 5 9 6 3 5号公報に開示されているように、液体を泡状にして噴射するものもある。従来のこの種の噴霧器では泡立ちの状態力常に一定になつていて、泡立ちの程度を変えて噴射するということはできない。し力、しな力《ら、実際に使用する状況においては、泡立ちの程度を変えられると都合が良 L、場合もある。本発明の目的の一つは泡立ちの程度を簡単に変えることができるようにすることにある。更に、本出願人は先に、前面中央に噴霧孔を有する噴霧部材の先端にその噴霧孔を覆うノズルカバ一を配し、このノズルカノく一の基端部を噴霧部材の先端上部に回動自在に取り付けてノズルカバーを開閉自在とし、ノズルカバ一を閉じて噴 ϋ孔を閉ざした時にノズルカバーを開動作不能に保持する保持手段を設けた噴霧器を案出している（特願平 6— 2 7 7 5 4号）。

この噴霧器では、噴霧しない時には噴霧孔を閉じ状態に保持することができる。しかしながら、ノズルカバーを上方に退避させて噴霧している時には、ノズル力 'く一が不用意に下方に回転してきて噴霧を阻害する可能性がある。このようにノズルカバーがを阻害すると、噴霧粒子が思わぬ方向に飛散することもある。本発明の目的の一つは噴霧中にノズルカ 'く一が不用意に下方回転しないようにすることにある。発明の開示本願の第 1の発明の噴霧器は、（a ) 噴霧孔を有する！ ¾1Ρ部材と、（b ) シリンダと、（c ) 前記シリンダ内に往復摺動可能に挿入されていて、復動時にシリンダ内に液体を吸い上げ、 ai¾時にシリンダ内の液体を押圧して前記部材の孔から液体をするピストンと、（d ) 状に巻回したコイル巻線からなり、その終端から所定長さの部分をコィル巻線の軸中心に接近する方向に偏位させ、且つ、当該偏位させた部分をコイル巻線の軸中心に対して直交あるいは略直交する面上に配して形成されており、前記シリンダと前記ビストンとの間に設けられてビストンを復動方向に付勢するコイルスブリングと、を備える。

ここで、前記コィノレ巻線の終端から所定長さとは、コイル巻線の終端から TO の巻き方向に沿って測った長さのことである。コィル卷線の軸中心とはの中心のことである。

コイルスブリングをこのように構成したことによって、コイルスブリングを正しい姿勢にしてシリンダとビストンとの間に組み込むこと力《できる。又、組み込まれたコイルスブリングはスムーズに弾性伸縮することができ、噴霧を確実に行うことができる。本願の第 2の発明の噴霧器は、前記第 1の発明を前提として、前記コイルスブリングを次のように寸法設定したものである。

s≥0. 5 d

ここで、 sは前記コィノレ巻線の終端の軸中心方向への偏位量であり、 dはコィル巻線の線怪である。

ただし、第 1の発明は、この寸法の範囲を外れても成り立つ。本願の第 3の発明の噴霧器は、発泡性を有する液体を泡状にして噴射する噴霧器であり、（a ) 吐出ノズルと、（b ) 前記吐出ノズルの上流側に設けられて吐出ノズルに連通し、液体に旋回流を生じせしめる旋回流形成路と、（c ) 前記吐出ノズルの下流側に吐出ノズルと同心上に ϋ¾して設けられた気液気液混合路と、 ( d ) 前記気液気液混合路に空気を流入せしめる空気流入路と、（e ) 前記気液気液混合路の下流側に前記吐出ノズルに対向して配置されるとともに吐出ノズルの! ^位置から退避可能に設けられ、衝壁部及び流通開口を有する衝突板と、を備。

旋回流形成路を通つた液体は旋回流となつて吐出ノズルから気液混合路に噴射され、この時に液体は遠心力により細かい ¾S粒子となって拡散する。吐出ノズルからの液体の噴射によつて吐出ノズノ！^傍が負圧化され、これによつて空気流入路から空気が気液混合路内に流入する。

街突板を吐出ノズルと対向して配置したときには、気液混合路に噴射された噴撤子の一部力気液混合路及び街突板の衝壁部に衝突して飛散し、気液混合路内を擾拌する。その結果、液体の噴霧粒子と空気が気液混合路内で十分に混合されて泡となり、この泡が、衝壁部等に衝突せずに直進する噴立子と混合して流通開口から噴射される。このように衝突板を閉じた場合には、気液混合路内が十分に攪拌されるので、液体洗剤が十分に泡立つ。

一方、衝突板を吐出ノズルの前方位置から退避させた場合には、気液混合路に噴射された ι¾3^立子力衝突可能な部分は気液混合路の内周面だけであるので、気液混合路内を援拌する作用が弱く、泡立ちも少ない。

前記空気流 Λ¾の開口端は吐出ノズルの近くに配置するのが、液体と空気の混合効果を高める点から好ましい。本願の第 4の発明の噴は、前記第 3の発明を前提として、前記吐出ノズルと旋回流形成路と気液気液混合路と空気流 Λ½とを有する先端構成部材を備え、この先端構成部材に前記衝突板を回動可能に取り付けたものである。本願の第 5の発明の噴は、前記第 3の発明を前提として、前記衝突板は、街突板を吐出ノズルに対向して配置したときに前記気液混合路を実質的に延長せしめる延長路を備えていて、この延長路の下流側に前記街壁部及び流通開口が配されたものである。この場合には、衝突板の流通開口から噴射される泡の拡散を小さくすることができる。ただし、第 3の発明については、上記延長路を備えていない衝突板であっても成立する。本願の第 6の発明の噴霧器は、前記第 3の発明を前提として、前記衝突板の衝壁部を、前記吐出ノズルの中心延長線上に集束する方向に向かって延びる複数の棒状衢壁で構成し、前記流通開口を、棒状衝壁と棒状衝壁の間、及び吐出ノズルの中心延長線上に形成したものである。ただし、第 3の発明は、上記以外の構成からなる街突部と流通開口であつてもする。本願の第 7の発明のは、（a ) 前面に噴霧孔カ設けられた噴材と、 ( b ) 前記噴霧部材の前部に配され、基端部を噴霧部材に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、閉忧態で噴霧部材の前記孔を覆い、開状態で噴霧孔の前方から i¾g可能なノズルカバーと、（c ) 前記ノズルカバーを閉態に^する第段と、（d ) 前記ノズルカバーを開態に保持する第 2保持手段と、を備える。

この噴霧器では、噴霧を、要としない場合には、ノズルカバーを閉じた状態に ^{wo 96/17690} per固画

一 5 -

して第 1保持手段を作動させることにより、噴霧孔を閉塞状態に保持することができる。噴霧を必要とする場合には、第 1 ^手段を解放し、ノズルカバーを開方向へ回転した後、第 2保持手段を作動させることにより、噴霧孔を開状態に保持することができる。第 2保持手段 2 6 0を作動させた時には、ノズルカバー 2 4 0が不用意に閉方向へ回転することがないので、ノズルカバ一が噴霧を阻害することはない。したがって、噴霧粒子がノズルカバーに衝突して思わぬ方向に飛散することがない。本願の第 8の発明の噴霧器は、前記第 7の発明の一態様であり、（ a ) 前面中央に噴霧孔が設けられ、前部上方に左右一対の軸受部が設けられ、前部下方に切欠部が設けられた噴霧部材と、（b ) 前記部材の前部に配され、基端部を噴霧部材の前記軸受部に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、先端部には噴霧部材の前記切欠部に対して挿脱自在な係合端部が設けられ、基端部と先 ¾SPとの間には薄肉で屈曲可能なヒンジ部が設けられ、閉状態で噴霧部材の前記！ !S^孔を覆い、開状態で ¾^孔の! ^から退避可能なノズルカバーと、（c ) 前記噴霧部材の切欠部と前記ノズルカバーの係合端部に相互に係合離脱可能に設けられた係止 ^及び係止孔で構成され、係合時にノズルカバーを閉状態に保持する第 1保持手段と、（d) 前記ノズルカバーの係合端部の外面に設けられたフック、及び、前記噴霧部材の上面に設けられ前記フックが係合 ¾tfl¾可能な係止凹部で構成され、係合時にノズルカバーを開忧態に保持する第 2保持手段と、を備える。

第 1保持手段は、噴霧部材の切欠部に係止突起を設け、ノズルカバーの係合端部に係止孔を設けて構成してもよいし、その逆に、噴霧部材の切欠部に係止孔を設け、ノズルカバーの係合端部に係止突起を設けて構成してもよい。この第 1保持手段の構成については、以下の第 9の発明から第 1 2の発明のいずれに記載された噴^についても、同様のことが言える。本願の第 9の発明の噴霧器は、前記第 7の発明の一態様であり、（ a ) 前面中央に,孔が設けられ、前部上方に左右一対の軸受部が設けられ、前部下方に切欠部が設けられた噴霧部材と、（b ) 前記部材の前部に配され、部を噴 ¾δρ材の前記軸受部に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、先端部には噴霧部材の前記切欠部に対して揷脱自在な係合端部が設けられ、閉忧態で噴!^材の前記噴霧孔を覆い、開状態で噴霧孔の前方から退避可能なノズルカバーと、（C ) 前記噴霧部材の切欠部と前記ノズルカバーの係合端部に相互に係合離脱可能に設けられた係止^及び係止孔で耩成され、係合時にノズルカ 'く一を閉忧態に^ する第 1保持手段と、（d ) 前記ノズルカバーの基端部の外面に設けられた係合 ^ie. 及び、ノズルカバーを開方向に回転させたときに回転終点近くで前記係合突起が乗り越え可能な前記噴霧部材の前端部で構成され、乗り越えた後に係合突起力前端部に係 Jhしてノズルカノ -を開状態に保持する第 2保持手段と、を備える。本願の第 1 0の発明の噴霧器は、前記第 7の発明の一態様であり、（ a ) 前面中央に噴霧孔カ《設けられ、前部上方に左右一対の軸受部が設けられ、下方に切欠部が設けられた噴霧部材と、（b ) 前記噴霧部材の前部に配され、基端部を噴搽部材の前 $ώ受部に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、先端部には噴霧部材の前記切欠部に対して挿脱自在な係合が設けられ、閉伏態で部材の前記噴霧孔を覆い、開態で噴霧孔の!^から退避可能なノズルカバーと、（c ) 前記噴^ 材の切欠部と前記ノズルカバーの係合端部に相互に係合離脱可能に設けられた係止及び係止孔で構成され、係合時にノズルカバーを閉忧態に保持する第 1 ^ ^段と、（d ) 前記ノズルカバーの基端部の {|腼とこの {R画に対する前記噴材の軸受部の内面に相互に係合離脱可能に設けられた係合突起及び係止穴で構成され、係合時にノズルカノを開忧態に保持する第²保段と、を備える。

第 2保持手段は、ノズルカバーに係合突起を設け、噴耪部材に係止穴を設けて構成してもよいし、その逆に、ノズルカバーに係止穴を設け、噴霧部材に係合突起を設けて構成してもよい。本願の第 1 1の発明の噴霧器は、前記第 7の発明の一態様であり、（ a ) 前面中央に噴霧孔が設けられ、前部上方に左右一対の軸受部が設けられ、前部下方に切欠部が設けられた噴霧部材と、（b ) 前記噴霧部材の前部に配され、基端部を噴霧部材の前 ew受部に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、先端部には噴霧部材の前記切欠部に対して揷脱自在な係合 ¾SPが設けられ、閉状態で部材の前記噴耪孔を覆 ^ \ 開状態で噴霧孔の前方から退避可能なノズルカバーと、（ c ) 前記噴霧部材の切欠部と前記ノズルカバーの係合端部に相互に係合離脱可能に設けられた係止及び係止孔で構成され、係合時にノズルカ 'く一を閉忧態に保持する第 1保持手段と、（d ) 前記ノズルカバーの中間部両側に形成された段部、及び、ノズルカバーを開方向に回転したときの回転終点で前記段部を載置せしめる前記噴霧部材の軸受部の上面で構成され、段部を軸受部の上面に載置することによりノズルカバーを後傾姿勢にして開状態に保持する第 2保持手段と、を備える。本願の第 1 2の発明の噴霧器は、前記第 7の発明の一態様であり、（ a ) 前面中央に噴霧孔カ殽けられ、前部上方に左右一対の軸受部カ《設けられ、前部下方に切欠部が設けられた噴霧部材と、（ b ) 前記噴霧部材の前部に配され、基端部を噴霧部材の前由受部に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、先端部には噴霧部材の前記切欠部に対して挿脱自在な係合力設けられ、閉状態で瞻部材の前記噴霧孔を覆い、開伏態で噴霧孔の前方から退避可能なノズルカバーと、（c ) 前記噴霧部材の切欠部と前記ノズルカバーの係合端部に相互に係合離脱可能に設けられた係止^ 及び係止孔で構成され、係合時にノズルカバーを閉忧態に保持する第 1保持手段と、（d ) 前記噴材の軸受部の後方に形成され、ノズル力バーを開方向に回転したときに回転終点でノズルカバーを後傾姿勢にして挿入せしめる窪みによって構成された、ノズルカバーを開伏態に保持する第 2保持手段と、衛る。尚、第 1の発明から第 1 2の発明のいずれの噴霧器においても、ボンブ駆動機構にはトリガ一式やその他の種々の方式を採用することカ可能である。闵而の簡単な説明

Fig. 1は実施例 1の噴霧器の縦断面図である。

Fig. 2は H½例 1の噴におけるポンブ室の縱断面図である。

Fig. 3は実施例 1の噴霧器におけるコイルスブリングの正面図である。

Fig. 4は実施例 1の噴霧器におけるコィルスブリングの一部を破断して示す側面図である。

Fig. 5は実施例 1の噴霧器におけるコイルスブリングの変形例の正面図である。

Fig. 6は実施例 1の噴霧器におけるコィルスプリングの変形例を側方から見た縱断面図である。

Fig. 7は実施例 2の噴霧器の吐出部の組立縱断面図（Fig. 8の I 一 I断面図）である。

Fig . 8は実施例 2の噴霧器における吐出部の組立正面図である。

Fig. 9は ^ife例 2の噴を容器に装着した状態を示す仰画図である。

Fig. 1 0は錢例 2の噴難における支持体の縱断面図（Fig. 1 1の Π— II断面図）である。

Fig. 1 1は実施例 2の噴霧器における支持体の正面図である。

Fig. 1 2は実施例 2の噴霧器における噴霧部材の縱断面図（Fig. 1 3の Π Ι— III断面図）である。

Fig. 1 3は H½例 2の噴^！における噴霧部材の正面図である。

Fig. 1 4は例 2の噴霧器における噴霧部材の背面図である。

Fig. 1 5は Fig. 1 3の IV— I漸面図である

Fig. 1 6は実施例 2の噴霧器における衝突板の彻應図である。

Fig. 1 7は実施例 2の噴霧器における街突板の背面図である。

Fig. 1 8は Fig. 1 7の V— VI折面図である

Fig. 1 9は実施例 2の噴^における衝突板を吐出ノズルに対向配置した時の噴射状態を示す図である。

Fig. 2 0は^ 例 2の噴霧器において街突板を吐出ノズルに対向配置して噴射した時の壁面への泡の付着忧態を示す側面図である。

Fig. 2 1は^例 2の噴霧器において衝突板を吐出ノズルに対向配置して噴射した時の壁面への泡の付着忧態を示す正面図である。

Fig. 2 2は例 2の噴霧器において衝突板を吐出ノズルのから退避させた時の噴射状態を示す図である。

Fig. 2 3は M例 2の噴！^において衝突板を吐出ノズルの Ιϋ¾·から退避させて噴射した時の壁面への泡の付着状態を示す側面図である。

Fig. 2 4は実施例 2の噴霧器において衝突板を吐出ノズルのから退避させて噴射した時の壁面への泡の付着状態を示す正面図である。

Fig. 2 5は実施例 3の噴霧器の一部を破断して示す側面図である。

Fig. 2 6は実施例 3の噴霧器にぉ、て噴霧孔を閉じた状態を示す組み立て斜視図である。

Fig. 2 7は実施例 3の噴霧器において噴霧孔を開放した状態を示す組み立て斜視図である。

Fig. 2 8は実施例 3の噴霧器の分解斜視図である。

Fig. 2 9は実施例 3の噴霧器における第 2保持手段の縱断面図である。

Fig. 3 0は実施例 4の噴霧器において噴霧孔を閉じた状態を示す組み立て斜視図である。

Fig. 3 1は実施例 4の噴霧器の分解斜視図である。

Fig. 3 2は実施例 4の噴霧器において噴霧孔を開放した状態を示す要部縱断面図である。

Fig. 3 3は実施例 5の噴霧器において噴霧孔を閉じた状態を示す組み立て斜視図である。

Fig. 3 4は実施例 5の噴霧器において噴霧孔を開放した状態を示す組み立て斜視図である。

Fig. 3 5は実施例 5の噴霧器の分解斜視図である。

Fig. 3 6は実施例 6の噴霧器において噴霧孔を閉じた状態を示す組み立て斜視図である。

Fig. 3 7は実施例 6の噴霧器において噴霧孔を開放した状態を示す組み立て斜視図である。

Fig. 3 8は実施例 6の噴霧器におけるノズルカバーの斜視図である。 Fig. 3 9は実施例 7の噴霧器において噴霧孔を閉じた状態を示す組み立て斜視図である。

Fig. 4 0は実施例 7の噴霧器において噴霧孔を開放した状態を示す組み立て斜視図である。

Fig. 4 1は^例 7の噴霧器におけるノズルカ 'く一の斜視図である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の好適具体例を図面に基づいて説明する。

〔纖例 1〕

例 1の噴霧器について Fig. 1から Fig. 6の図面に基づいて説明する。

この例における噴霧器はトリガー式であり、図示しない容器の口頸部に装着されて使用される。 Fig. 1は噴霧器の縦断面図であり、噴霧器は、射出筒 B ^筒 Β ₂, 部 B ₃を有する噴霧器本体 Bと、噴本体 Bの先端に設けられた噴 ¾ ^材 Aと、吐出室じと、ポンプ室 Dと、トリガー Eと、取付用キャップ F と、を備えている。

取付用キヤッブ Fは支持筒 B ₂の下端に装着されており、噴はこの取付用キャッブ Fによって容器の口頸部に固定される。

吐出室 Cは、 ^筒 B ₂の内部に装着された吐出筒体 1 0 1によって構成されており、吐出筒体 1 0 1の内部には、下方に吸い込み室 1 0 3力《形成され、上方に吐出弁室 1 0 4が形成されている。吐出筒体 1 0 1の下端には吸い上げパイブ 1 0 2力《¾ されており、この吸い上げパイブ 1 0 2によって容器内と吸い込み室 1 0 3が接続されている。

吸い込み室 1 0 3の内壁面であって吸い上げパイブ 1 0 2のすぐ上方には弁座 1 0 6力《設けられており、この弁座 1 0 6には、吸い込み室 1 0 3内に収容されたボール弁 1 0 5力 <着座離反可能になっている。

吐出弁室 1 0 4には、吐出弁室 1 0 4の上端と係合する弾性変形部 1 0 8を備えた吐出弁体 1 0 7力収容されており、この吐出弁体 7は、吸い込み室 1 0 3と吐出弁室 1 0 4との間に設けられた弁座 1 0 9に着座離反可能になっている。吐出筒体 1 0 1には、吸い込み室 1 0 3と後述するシリンダ室 1 2 4とを連通する開口 1 1 0、及び、吐出弁室 4と後述する吐出路 1 1 2とを連通する開口 1 1 1力設けられている。

前記射出筒には、前記開口 1 1 1を介して吐出弁室 1 0 4にする吐出路 1 1 2力《設けられている。噴霧部材 Αには、吐出路 1 1 2に連通する-^ § 1 1 3、 1 1 4と、流路 1 1 4に連通する噴霧孔 1 1 5力《設けられている。

ボンブ室 Dは、シリンダ 1 2 0とピストン 1 3 0によって構成されている。 Fi g. 2はポンプ室 Dの拡大断面図であり、シリンダ 1 2 0は、外筒 1 2 1と底壁 1 2 2、内筒 1 2 3とを備え、シリンダ 1 2 0の内面とビストン 1 3 0の端部1 3 6との間にシリンダ室 1 2 4力く形成されている。

前記内筒 1 2 3の内部には、後述のコイルスブリング 1 4 0を収容するための ^孔 1 2 5力設けられており、その内面にはコイルスブリング 1 4 0を把持するための突条 1 2 5 aが複数設けられている。

シリンダ 1 2 0の 2 2には、開口 1 1 0を介して吸い込み室 1 0 3に連通する開口 1 2 6力《設けられている。外筒 1 2 1の下方には、ビストン 1 3 0のの終端において容器内と外気とを連通する吸気孔 1 2 7力《設けられている。ここでビストン 1 3 0の ai*とは、ビストン 1 3 0がシリンダ 1 2 0の底壁 1 2 2に接近する方向^ ^動することをいう。吸気孔 1 2 7は吐出筒体 1 0 1の下方に設けた開孔 1 1 6に通路 1 1 7を介して ¾1しており、開孔 1 1 6を介して容器内に: 1¾している。

ビストン 1 3 0は筒部 1 3 1とピストン部 1 3 2とを備えている。筒部 1 3 1 の先端部 1 3 3にはトリガー Eに係合する凹部 1 3 4が設けられており、筒部 1 3 1の内部にはコイルスブリング 1 4 0を^する支持孔 1 3 5力 <設けられている。支持孔 1 3 5の内周面には段部 1 3 5 a力《設けられるとともに、コィルスブリング 1 4 0を把持するための突条 1 3 5 1カ複数設けられている。

ビストン部 1 3 2は弾性部材によって形成されており、シリンダ 1 2 0の外筒 1 2 1の内周面を気密に摺動する外側摺動部 1 3 2 aと、内筒 1 2 3の外周面を気密に摺動する内側摺動部 1 3 2 bと、シリンダ室 1 2 4に対向する » 1 3 6 とを備えている。外側摺動部 1 3 2 aはアーチ形に形成されており、その両端部の直径は、シリンダ 1 2 0の外筒 1 2 1の内径よりも若干大きく設定されている。これは、ビストン 1 3 0をシリンダ 1 2 0に装着した際に気密性を保っためである。そして、ビストン 1 3 0の端部 1 3 6には装着時の変形を吸収するための環状構 1 3 6 a , 1 3 6 bが設けられている。

トリガ一 Eは、一端を射出筒 ^に回動可能に取り付けられたハンドル部 1 5 1 と、ハンドル部 1 5 1の途中に設けられた押圧片 1 5 2とを備え、押圧片 1 5 2 はビストン 1 3 0の凹部 1 3 4に係合している。

ビストン 1 3 0の筒部 1 3 1とシリンダ 1 2 0の内筒 1 2 3との間には、トリガー Eを弾性的に復動させるためのコイルスプリング 1 4 0力装着されている。この実施例におけるコイルスブリング 1 4 0について Fig . 3及び Fig. 4を参照して説明する。 Fig. 3はコイルスプリング 1 4 0の正面図であり、 Fig. 4は一部を破断して示す fflffi図である。

コイルスブリング 1 4 0はコイル巻線 1 4 1によって構成されており、コイルスブリング 1 4 0は、コィノレ巻線 1 4 1の終端巻線部 1 4 2をそれに隨する巻線部 1 4 4にさせつつ内方に偏位させ、且つ、終端巻線部 1 4 2においてコィル卷線 1 4 1の切断端面 1 4 3から一定の長さの部分をコィルスブリング 1 4 0の軸中;!:、 Pに直交または略直交する面上に位置するように形成されている。終端巻線部 1 4 2の偏位部分は、前記中; に直交する面上に配置されることが ¾ ^である力、必ずしも正確に直交する面でなくてもよく、即ち、略直交する面状に配置してもよい。

Fig. 3は、コイルスブリング 1 4 0の軸中心 Pを中心にして切断端面 1 4 3から角度 Θ (以下、これを偏位角度 0と称す）に対応する部分を、コイルスブリング 1 4 0の軸中心 Pに直交または略直交する面上に配置し、切断端面 1 4 3をコィル巻線 1 4 1の外接円から寸法 s (以下、これを偏位量 sと称す）だけ偏位させた場合を示している。

コィル巻線 1 4 1の直径 dと偏 fiA sと偏寄角度 Θとの間には相関があり、例えば、偏位角度 0が 9 0度の場合では、偏位量 sは約 0、 6 6 dになる。

Fig. 5及び Fig. 6に示すように偏位角度 6を 1 8 0度とした場合には、偏位量 sは約 0. 8 7 dになる。

このように構成したコイルスブリング 1 4 0は、ポンプ室 Dを組み立てる際に非常に^である。これについて以下に説明する。

ポンプ室 Dを組み立てる場合には、まずビストン 1 3 0の支持孔 1 3 5にコィルスプリング 1 4 0の一端側を挿入し、コイルスプリング 1 4 0の終端巻線部 1 4 2を段部 1 3 5 aに係止する。ここで、終端巻線部 1 4 2はコイルスブリング 1 4 0の軸中心 Pに対してほぼ直交する面に配されているので、終端巻線部 1 4 2を段部 1 3 5 aに係止させることにより、コイルスブリング 1 4 0の軸中, 、P はビストン 1 3 0の軸中心とほぼ一致することとなる。

次に、このコイルスブリング 1 4 0が装着されたビストン 1 3 0をシリンダ 1 2 0に装着する。その際には、ビストン 1 3 0をシリンダ 1 2 0に挿入すると同時に、コイルスブリング 1 4 0の他端をシリンダ 1 2 0における支持孔 1 2 5 に挿入する必要がある。

この噴霧器の場合には、前述したようにコイルスブリング 1 4 0の軸中心 Pがピストン 1 3 0の軸中心にほぼ一致しているので、ビストン 1 3 0をシリンダ 1 2 0に挿入すると、コイルスブリング 1 4 0の他端側を支持孔 1 2 5に揷入する^とを、非常にスムーズに且つ正確に、同時に行うことができる。したがつて、コイルスプリング 1 4 0の装着不良を防止すること力《できる。

し力、も、コイルスブリング 1 4 0の他端側をシリンダ 1 2 0の支持孔 1 2 5に揷入する際に、コイルスブリング 1 4 0の他端側が支持孔 1 2 5の内周面に引つ掛かることがないので、支持孔 1 2 5の内周面を傷つけることがなく、その結果、コイルスプリング 1 4 0の伸縮力 <妨げられることもない。

このようにボンブ室 Dの組み立てを容易にするためには、コイルスブリング 1 4 0の終端巻線部 1 4 2の偏位角度 0力《大きいほど効果的ではある力実際に実施する上では、 S≥0. 5 dに設定することにより前述の効果を得ることができる。次にこの噴^の動作を説明する。容器の口頸部に固定された噴霧器のトリガ一 Eを矢印 G方向に押圧すると、押圧片 5 2がピストン 1 3 0における先端部 1 3 3の凹部 1 3 4を押圧する。その結果、ビストン部 1 3 2の端部 1 3 6がシリンダ 1 2 0の 2 2に接するまで移動し、シリンダ室 1 2 4内に充満していた液体を開口 1 2 6から吸、込み室 1 0 3に押出し、吸 t、込み室 1 0 3内の液圧によって吐出弁体 1 0 7を上方に押圧する。

吐出弁体 1 0 7はその弾性変形部 1 0 8の弾性変形により上動して弁座 1 0 9 から離間し、開弁する。その結果、液体は吸い込み室 1 0 3から吐出弁室 1 0 4 に流入し、さらに開口 1 1 1を経て吐出路 1 1 2に流入し、さらに流路 1 1 3， 1 1 4を経て孔 1 1 5から霧状に射出される。

この間、ビストン 1 3 0の筒部 1 3 1がコイルスブリング 1 4 0を圧縮し、吸、込み室 1 0 3内の ¾JEがボール弁 1 0 5を弁座 1 0 6に着座させて、ここを閉塞する。

噴霧孔 1 1 5からの液体の噴霧が完了した後に、卜リガ一Eの押圧を解くと、コイルスブリング 1 4 0の弾性復元力によりビストン 1 3 0は図 1に示される位置に戻り、シリンダ室 1 2 4力拡がってシリンダ室 1 2 4内力 <負圧になり、この負圧が吐出^ 1 0 7とボール弁 1 0 5とに作用して、吐出 1 0 7は弁座 1 0 9に着座して閉弁し、ボール弁 1 0 5は弁座 1 0 6から離間して開弁する。その結果、容器内の液体が吸い上げパイブ 1 0 2から吸い込み室 1 0 3に吸い上げられ、更に開口 1 1 0 , 1 2 6を経てシリンダ室 1 2 4に充填され、次回の射出に備える。

シリンダ 1 2 0の外筒 1 2 1に設けられた吸気孔 1 2 7は、ビストン 1 3 0の ¾¾? 1 3 6がシリンダ1 2 0の|^ 1 2 2に接近したときに外気と連通し、通路 1 1 7と開孔 1 1 6を介して外気を容器内に導入する。この後、ビストン 1 3 0 が図 1に示される位匿に復帰したときに、吸気孔 1 2 7はビストン 1 3 0の外側摺動部 1 3 2 aによって閉塞されるようになっており、これにより容器が転倒した際にも容器内の液体が吸気孔 1 2 7から漏出するのを防止できるように設計されている。尚、この mjfi例ではポンプ室 Dと射出筒 ^の軸う行に配されている力《、実公昭 6 2— 7 7 0号公報に記載されているようなポンプ室 Dと射出筒 ^の軸線が斜交する噴霧器にも前記構成のスブリングコイル 1 4 0を用いること力河能である。瞧例 2〕

実施例 2の器について Fig. 7から Fig. 2 4の図面に基づいて説明する。

Fig. 9は噴霧器の外観側面図であり、噴霧器は液体洗剤（発泡性の液体）か填された容器 8 0の口部にキヤッブ 9 0によって取り付けられている。

噴霧器はトリガー式であり、フレーム 1と、図示しないスプリングによって前方に付勢されたトリガー 2と、フレーム 1の先端に取り付けられた噴材 2 0 とを備えている。この噴霧器では、トリガ一 2カ方にスプリングバックする時に、容器 8 0内の液体^がフレーム 1内にボンブアップされ、トリガー 2を手前に引くと、フレーム 2内にポンプアップされた液体洗剤力《噴霧部材 2 0の先端力、ら泡状に噴射されるようになっている。

Fig. 7は噴霧器の吐出部の縦断面図（Fig. 8の I一 I断面図）であり、 Fig. 8 は同正面図である。

フレーム 1はその先端部に吐出管部 3を備えており、この吐出管部 3に支持体 1 0が固定されている。

Fig. 1 0は支持体 1 0の縦断面図（Fig. l 1の I I— I I断面図）であり、 Fig. 1 1は同正面図である。支持体 1 0は、仕切板 1 1を間に挟んでその両側に基筒部 1 2と保持筒部 1 3が偏心して設けられた構成になっていて、基筒部 1 2力記吐出管部 3の外側にシーノレ態に嵌着固定されて t、る。

基筒部 1 2と保持筒部 1 3は仕切板 1 1に設けられた貫通口 1 4によって連通している。又、仕切板 1 1からは保持筒部 1 3の内側にこれと同心上に配された円柱状の軸部 1 5力《突出している。軸部 1 5の先部外周面には、軸線方向に沿つて軸部 1 5の先端面まで延びる 2つの縱溝 1 6 , 1 6力 <互いに周方向に 1 8 0度離間して設けられている。

^体 1 0の保持筒部 1 3には噴霧部材 2 0力《取り付けられている。 Fig . 1 2 は材 2 0の縱断面図（Fig. 1 3の ΙΠ - Ι Π断面図）であり、 Fig. 1 3は同正面図であり、 Fig. 1 4は同背面図であり、 Fig. 1 5は Fig. 1 3の IV— IV断面図である。

噴耪部材 2 0は中央に吐出ノズル 2 1力貫通形成された縱壁部 2 2を有し、この縱壁部 2 2から、吐出ノズル 2 1と同心上に配された円環状の内筒部 2 3と中筒部 2 4と外筒部 2 5力《後方に突出している。

内筒部 2 3の底面部 2 9には、吐出ノズル 2 1と同心上の円形の小径凹部 2 6 と、この小径凹部 2 6から小径凹部 2 6内周面の接線方向外方へ互いに逆方向に延びる 2つの溝（旋回流形成路） 2 7 , 2 7が形成されている。又、内筒部 2 3 の先部内周面には、内筒部 2 3の先端面から底面部 2 9の手前まで直線的に延びる 2つの縱溝 2 8 , 2 8が、互いに周方向に 1 8 0度離間して設けられている。前記溝 2 7 , 2 7はそれぞれ縱溝 2 8 , 2 8の延&±に位置している。

噴霧部材 2 0は、内筒部 2 3内に前記支持体 1 0の軸部 1 5を回動可能に密嵌させ、中筒部 2 4の外周面を支持体 1 0の保持筒部 1 3の先部内周面に回動可能に密嵌させ、外筒部 2 5の内周面に設けた係止環 3 0を保持筒部 1 3の外周面に設けた係止環 1 7に係止させることによって、支持体 1 0に回動可能且つ離脱不能に取り付けられている。そして、支持体 1 0の軸部 1 5の先端面は内筒部 2 3 の部 2 9に当接し、小径凹部 2 6を塞いでいる。

噴霧部材 2 0を支^ * 1 0に対して回転することによって、 ^体 1 0の縱溝 1 6の後端部と噴霧部材 2 0の縱溝 2 8の部を合致させたり食い違わせたりすること力《できるようになつている。

Fig. 7は縱溝 1 6の後端部と縱溝 2 8の先端部を合致させた態を示しており、この時、 6を介して溝 2 7と縦溝 2 8力《接続される。両縱溝 1 6， 2 8を食い違うように位置させると、縱溝 2 8が軸部 1 5の外周面によって塞がれるとともに、 6が内筒部 2 3の内周面によって塞がれるので、縱溝 1 6と縱溝 2 8の間は遮断される。

又、噴材 2 0の部 2 2からは中空の突出部 3 1と,部 3 2力前方に突出している。突出部 3 1の内側には吐出ノズル 2 1と同心上に、吐出ノズル 2 1に連なる円形の小径凹部 3 3と大径凹部 3 4力 <形成されている。殻壁部 3 2は突出部 3 1の外側に設けられており、その先端は突出部 3 1よりも前方に突き出ている。小径凹部 3 3の内周面には 4つの空気孔（空気流入路） 3 5が設けられており、各空気孔 3 5は殻壁部 3 2の外周面に開口する空気通路 3 6に連なっている。殻壁部 3 2は、上部及ひ * 部に切欠部 3 7， 3 8を有するとともに、上側の切欠部 3 7の両側に位置する部位に貫通孔 3 9 , 3 9を有し、下側の切欠部 3 8の両側に位置する部位に貫通孔 4 0 , 4 0を有している。

噴耪部材 2 0の先端部には銜突板 5 0が取り付けられている。 Fig. 1 6は衝突板 5 0の (B画図であり、 Fig. 1 7は同背面図 (Fig. 1 6の右側から見た図）であり、 Fig. 1 8は Fig. 1 7の V— V»f面図である。

衝突板 5 0は上部に一対の支軸部 5 1 , 5 1を備え、この支軸部 5 1 , 5 1を噴霧部材 2 0の貫通孔 3 9， 3 9に嵌入することによって、上下回動可能に支持されている。尚、支軸部 5 1は貫通孔 3 9に若干きつ目に嵌合しており、衝突板 5 0が不用意に回転しないようになっている。

衝突板 5 0は、 Fig. 7及び Fig. 8に示すように垂下させた状態（以下、これを衝突板 5 0を閉じた状態という）において、噴材 2 0の殻壁部 3 2内にびつたり収まる形び大きさに形成されており、この時に衝突板 5 0の下部に設けた舌片部 5 2か激壁部 3 2よりも若干下方に突出し、舌片部 5 2の両側部に設けた係止突起 5 3, 5 3力殻壁部 3 2の貫通孔 4 0 , 4 0に係合して街突板 5 0を閉じ忧態にロックできるようになつている。

又、衝突板 5 0は、衝突板 5 0を閉じた： t¾ において吐出ノズル 2 1と同心上に位置する貫通孔（延長路） 5 4を有している。貫通孔 5 4の内径は噴霧部材 2 0の大径凹部 3 4の内径より若干大きく、貫通孔 5 4の後部側は更に大径の段差孔 5 5になっていて、衝突板 5 0を閉じた忧態では、段差孔 5 5内に赚部材 2 0の突出部 3 1の先端力《進入し、段差面に接近して位置するようになっている。銜突板 5 0の先端面側には、貫通孔 5 4の先部内周面から貫通孔 5 4の中心に向かって延びる 5つの棒状銜壁（衝壁部） 5 6力 <等間隔に設けられている。各棒状衝壁 5 6の^は互いに離間して位置しており、棒伏衝壁 5 6によって貫通孔 5 4の先端部分には、中央の開口部（流通開口） 5 7とその周りの 5つの扇形の開口部（流通開口） 5 8が開口する。次に、この!^器の作用を説明する。噴材 2 0を回転して支持体 1 0の縦溝 1 6と噴霧 0の縱溝 2 8とを接続し、トリガ一 2を手前に引くと、容器 8 0の液体洗剤がポンプアップされて吐出管部 3に圧送される。この液体洗剤は吐出管部 3から支持体 1 0の基筒部 1 2、貫通口 1 4、保持筒部 1 3を通り、更に縱溝 1 6 , 2 8及び溝 2 7を通って小径凹部 2 6内に流入する。

液体洗剤は溝 2 7から小径凹部 2 6に流入した時に高速旋回流となり、高速旋回しながら吐出ノズル 2 1を流れていく。吐出ノズル 2 1を出た液体は遠心力によって拡散しながら細かい粒子となって小径凹部 3 3及び大径凹部 3 4内に噴射される。吐出ノズル 2 1から液体洗剤か 1¾射されると小径凹部 3 3内が負圧化され、これによつて空気孔 3 5から小径凹部 3 3内に空気が流入する。

この噴霧器では、衝突板 5 0の開閉によって液体洗剤の噴霧形態を適宜選択することができる。以下、これについて説明する。

〈街突板 5 0を閉じた場合〉

Fig. 1 9は、吐出ノズル 2 1の前方に衝突板 5 0を対向配置した場合における液体洗剤の噴射忧態を示している。この場合には、噴霧部材 2 0の小径凹部 3 3 と大径凹部 3 4と衝突板 5 0の貫通孔 5 4によって気液混合路カ構成され、吐出ノズル 2 1から噴射された液体洗剤の噴霧粒子の一部は、前記気液混合路の内周面や衝突板 5 0の棒状衝壁 5 6に衝突して更に小さな粒子となって飛散し、気液混合路内を攪る。その結果、液体洗剤の噴霧粒子と空気孔から流入した空気が気液混合路内で混合されて泡となり、この泡が、棒伏衝壁 5 6等に衝突せずに直進する,粒子と混合して衝突板 5 0の開口部 5 7 , 5 8から噴射される。このように、衝突板 5 0を閉じた場合には、気液混合路内力《十分に ^されるので、液体洗剤が十分に泡立つ。又、吐出ノズル 2 1から気液混合路前端までの距離が長く、しかも、拡散角度が狭められているので、開口部 5 7， 5 8から噴射される泡及ひ τ¾霧粒子は殆ど拡散せずに mmした忧態で直進する。

Fig. 1 9に示すように衝突板 5 0を閉じて液体洗剤を噴射させて、噴霧部材 2 0の前方約 2 5〜3 0 c mに位置する壁面 X— Xにおける液体洗剤の付着状態を観察したところ、 Fig. 2 0の側面図及び Fig. 2 1の正面図に示すようになった。即ち、この場合には、液体洗剤は壁面の狭い範囲にまとまってボリュームのある泡となって吹き付けられた。

〈衝突板 5 0を上方に退避させた場合〉

Fig. 2 2は、衝突板 5 0を上方に回転して吐出ノズル 2 1のから退避させた場合における液体の噴射状態を示している。この場合には、噴材 2 0 の小径凹部 3 3と大径凹部 3 4によって気液混合路カ《構成される。した力《つて、衝突板 5 0を閉じた時よりも気液混合路の全長が短い。

吐出ノズル 2 1から噴射された液体洗剤の噴霧粒子の一部は、前記気液混合路の内周面に衝突して更に小さな粒子となって飛散し、気液混合路内をする。し力、しな力ら、この場合には衝突板 5 0力《ϋϋしているので、噴霧粒子の飛散が衝突板 5 0を閉じた場合に比べて少なく、気液混合路内を攬拌する作用も弱、。したがって液 ί«剤の泡立ちも少なくなる。この泡は、気液混合路の内周面に衝突せずに直進する噴霧粒子と混合して噴霧部材 2 0の大径凹部 3 4から噴射される 0

このように、衝突板 5 0を退避させた場合には、吐出ノズル 2 1から気液混合路前端までの^ ¾tが短く、拡散角度が広がるので、泡及び噴霧粒子は大径凹部 3 4から拡散しながら噴射される。

Fig. 2 2に示すように衝突板 5 0を上方に退避させて液体洗剤を噴射し、噴霧部材 2 0の |ΐ访約 2 5〜3 0 c mに位置する壁面 X— Xにおける液体^の付着態を観察したところ、 Fig. 2 3の佴画図及び Fig. 2 4の正面図に示すようになつた。即ち、この場合には、液体洗剤は壁面の広い範囲に吹き付けられ、中央部分力泡状でその周囲力《霧状となって薄く広がつて付着した。以上説明したように、この^例の噴霧器では、吐出ノズル 2 1に対向配置した衝突板 5 0を、吐出ノズル 2 1の前方位置から退避可能に設けたことにより、液体を十分に泡立たせて噴射する力、、あるいは、余り泡立たせずに噴射するかを、適宜選択すること力《できる。

又、衝突板 5 0に、衝突板 5 0を吐出ノズル 2 1に対向して配置した場合に気液混合路を実質的に延長せしめる貫通孔（延長路） 5 4を設けた場合には、衝突板 5 0の流通開口から噴射される泡の拡散を小さくすること力《できる。

〔H½例 3〕

H½例 3の噴霧器について Fig. 2 5から Fig. 2 9の図面に基づいて説明する。

Fig. 2 5は一部を断面にして示す噴 2 0 0の正面図である。この実施例における噴腿 2 0 0はトリガー式であり、容器 3 0 0の口頸部に装着されて使用される。噴霧器 2 0 0及び容器 3 0 0はいずれも合成樹脂製である。

噴霧器 2 0 0はその先端部に、外周形状力正面から見てほぼ逆三角形をなす噴材 2 1 0を有している。この噴^ 材 2 1 0の前面中間部には陥没部 2 1 1 力《形成されており、陥没部 2 1 1内にはその中央からノズル筒 2 1 2が若干突出して設けられている。ノズル筒 2 1 2の中心には、内部に旋回流路を有する噴霧用の噴霧孔 2 1 3が設けられている。

Fig. 2 6から Fig. 2 8に示すように、噴霧部材 2 1 0の先端上部は幅広く切り欠かれており、この切り欠き部の両側が一対の軸受部 2 2 0に形成されている。両軸受部 2 2 0において互いに対向する面には、それぞれ軸穴 2 2 1力 <設けられるとともに、この軸穴 2 2 1から噴材 2 1 0の前端面まで延びる嵌入溝 2 2 2が設けられている。

¾ ^材 2 1 0の先端下部も切り欠かれていて切欠部 2 3 0が形成されている。噴 ¾^材 2 1 0の陥没部 2 1 1には、噴霧孔 2 1 3をうノズルカバー 2 4 0 が陥没部 2 1 1に対して揷脱可能に取り付けられている。詳述すると、ノズル力バー 2 4 0の S¾部 2 4 1の両側には一対の支軸 2 4 2が突設されており、この支軸 2 4 2を軸穴 2 2 1に回動自在に嵌入させて、ノズルカバー 2 4 0は噴霧部材 2 1 0に回動自在に支持されている。尚、支軸 2 4 2を軸穴 2 2 1に嵌入する際には、支軸 2 4 2を嵌入溝 2 2 2に挿入して押し込むようにすれば、容易に装着が可能である。

ノズルカバー 2 4 0において基端部 2 4 1に連なる部位は、屈曲可能な薄肉のヒンジ部 2 4 4に形成されている。

ノズルカバー 2 4 0の内面の中央には、孔 2 1 3を塞ぐ閉塞突起 2 4 3力突設されており、ノズルカバ一 2 4 0の内面であって閉塞突起 2 4 3の周囲を囲う部位には、ノズル筒 2 1 2の外側に嵌合可能な略環状の嵌合突片 2 4 6が突設されている。

ノズルカバー 2 4 0の下端部は前記切欠部 2 3 0に対して挿脱可能な係合端部 2 4 5にされている。

この係合端部 2 4 5と切欠部 2 3 0との間には、噴霧孔 2 1 3を閉塞状態に保持するための第 1保持手段 2 5 0力《設けられている。

第 1保持手段 2 5 0は、係合端部 2 4 5の両側部に突設された一対の係止突起 2 5 1と、切欠部 2 3 0において互いに対向する面に形成された一対の係止孔 2 5 2とから構成されており、係止孔 2 5 2に対して係止突起 2 5 1力嵌入及び離脱可能に形成されている。

—方、係合 ¾ 2 4 5と噴^ SP材 2 1 0の上面との間には、噴搽孔 2 1 3を開放优態に保持するための第 2保持手段 2 6 0力設けられている。

第 2保持手段 2 6 0は、係合端部 2 4 5の外面に突出して設けたフック 2 6 1 と、噴霧部材 2 1 0の上面の後部に設けられた係止凹部 2 6 2とから構成されており、係止凹部 2 6 2に対してフック 2 6 1力 <係合及ひ ϋ脱可能に形成されている。

このように構成された噴^ H 2 0 0によれば、噴霧を必要としな L、場合には、 Fig. 2 6に示すように、ノズルカバ一 2 4 0を閉じた状態にして、第 1保持手段 2 5 0の係止離2 5 1を係止孔 2 5 2に嵌入することにより、噴霧孔 2 1 3を閉塞状態に保持することができる。

そして、噴霧を必要とする場合には、係止突起 2 5 1を係止孔 2 5 2から離脱させることにより第 1保持手段 2 5 0を解放し、ノズルカバ一 2 4 0を上方へ回転し、更に後方へと回転する。そして、 Fig. 2 9に示すように第 2保持手段 2 6 0のフック 2 6 1を係止凹部 2 6 2に係合することにより、噴霧孔 2 1 3を開状態に保持すること力 <できる。

Fig. 2 7は第 2保持手段 2 6 0をさせた伏態における噴 2 0 0を図示している。このように第 2保持手段 2 6 0を作動させている時には、ノズルカバ - 2 4 0力不用意に下方に回転してくることがないので、ノズルカバ一 2 4 0が噴耪を阻害するのを確実に防止することができ、したがって、噴霧粒子がノズルカバー 2 4 0に衝突して思わぬ方向に飛散することがない。

尚、噴霧終了後は、第 2保持手段 2 6 0を解放してノズルカバ一 2 4 0を下方に回転し、再び第 1保持手段 2 5 0を作動させる。

第 1保持手段 2 5 0及び第 2保持手段 2 6 0はいずれも極めて簡単な構造であり、合成樹脂で成形する場合にもその成形用金型の製作が容易で安価にでき、したがって、噴霧器 2 0 0の製品コストも安価にできる。 m m 4〕

実施例 4における噴霧器 2 0 0について Fig. 3 0から Fig. 3 2の図面に基づいて説明する。尚、実施例 4の噴霧器 2 0 0は前記実施例 3の噴霧器 2 0 0の変形例であり、 ϋ例 3との相違点について以下に説明し、実施例 3の噴腿 2 0 0 と同一態様部分については、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する ο

この実施例 4の噴霧器 2 0 0においては、ノズルカバー 2 4 0に屈曲可能なヒンジ部 2 4 4力《なく、第 2保持手段 2 6 0の構成を異にしている。

実施例 4においては、ノズルカバ一 2 4 0の基 ¾SU2 4 1の上面に係合突起 2 6 3力突設されており、 Fig . 3 2に示すようにノズルカバー 2 4 0を上方及び後方回転させた時にその回!^点で、係合突起 2 6 3が噴霧部材 2 1 0におけるノズル筒 2 1 2の上緣 2 1 2 aを乗り越え、この上緣 2 1 2 aに係合突起 2 6 3力、' 係止するように形成されている。このように係合魏 2 6 3をノズル筒 2 1 2の ±M 2 1 2 aに係止した伏態では、ノズルカバ一 2 4 0が不用意に下方に自然回転してくることはない。

これにより、噴霧を必要とする場合に噴霧孔 2 1 3の開状態を保持することができ、ノズルカバー 2 4 0力噴霧を阻害するのを確実に防止すること力 <でき、噴立子がノズルカバ一 2 4 0に衝突して思わぬ方向に飛散することもない。

即ち、 ^JS例 4においては、係合突起 2 6 3とノズル筒 2 1 2の上縁 2 1 2 a によって第 2 手段 2 6 0力構成されている。

尚、噴霧を^としない場合には、ノズルカバー 2 4 0を前方に回転させることにより、係合突起 2 6 3をして強制的にノズル筒 2 1 2の上縁 2 1 2 aを乗り越えさせて第 2保持手段 2 6 0を解放し、更にノズルカバ一 2 4 0を下方に回転して Fig. 3 0に示すように第 1保持手段 2 5 0を作動させる。

第 1保持手段 2 5 0及び第 2保持手段 2 6 0はいずれも極めて簡単な構造であり、合成樹脂で成形する場合にもその成形用金型の製作が容易で安価にでき、したがって、噴霧器 2 0 0の製品コストも安価にできる。

〔実施例 5〕

実施例 5の器 2 0 0について Fig. 3 3から Fig. 3 5の図面に基づいて説明する。尚、実施例 5の噴霧器 2 0 0は前記実施例 3の噴霧器 2 0 0の変形例であり、実施例 3との相違点について以下に説明し、実施例 3の噴霧器 2 0 0と同一態様部分については、対応する部分に同一^を付してその説明を省略する。

この実施例 5の噴 2 0 0においては、ノズルカバ一 2 4 0に屈曲可能なヒンジ部 2 4 4がなく、第 2保持手段 2 6 0の構成を異にしている。

例 5においては、 Fig. 3 5に示すように、ノズルカバー 2 4 0の基端部 2 4 1の両側面であって支軸 2 4 2の下方に一対の係合突起 2 6 4力設けられ、両軸受部 2 2 0の互いに対向する面にそれぞれ係止穴 2 6 5が設けられている。係合^ 2 6 4は係止穴 2 6 5に対して係合 St ^可能に設けられており、実施例 5 では、これら係合^ 2 6 4と係止穴 2 6 5によって第 2保!^段 2 6 0力構成されている。

urn例 5で概を必とする場合には、ノズルカバー 2 4 0を上方及び後方回転させて、 Fig. 3 4に示すように第 2保持手段 2 6 0の係合突起 2 6 4を係止穴 2 6 5に係合する。このように第 2保持手段 2 6 0を作動させた時には、ノズルカバー 2 4 0力《不用意に下方に自然回転してくることはない。

これにより、噴霧を必要とする場合に噴霧孔 2 1 3の開优態を保持することができ、ノズルカバー 2 4 0力《噴霧を阻害するのを確実に防止すること力でき、噴霧粒子がノズルカバー 2 4 0に街突して思わぬ方向に飛散することもない。

尚、噴霧を^としない場合には、ノズルカバー 2 4 0を前方に回転させることにより第 2^手段 2 6 0を解放し、更にノズルカバ一 2 4 0を下方に回転して Fig. 3 3に示すように第 1保持手段 2 5 0を作動させる。

〔錢例 6〕

実施例 6の噴霧器 2 0 0について Fig. 3 6から Fig. 3 8の図面に基づいて説明する。尚、実施例 6の噴霧器 2 0 0は前記実施例 3の噴霧器 2 0 0の変形例であり、実施例 3との相違点について以下に説明し、実施例 3の噴霧器 2 0 0と同一態様部分については、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。この実施例 6の噴霧器 2 0 0においては、ノズルカバ一 2 4 0に屈曲可能なヒンジ部 2 4 4がなく、第 2保持手段 2 6 0の構成を異にしている。

HKi例 6においては、 Fig. 3 8に示すようにノズルカバー 2 4 0の中間部両側に一対の段部 2 6 6力《形成されており、ノズルカバー 2 4 0を上方及び後方回転させた時に、その回点で Fig. 3 7に示すようにノズルカバー 2 4 0力 <後傾姿勢になって、前記段部 2 6 6が両軸受部 2 2 0の上面に載置するように形成されている。このように段部 2 6 6を軸受部 2 2 0の上面に載置させた伏は、ノズルカバ一 2 4 0力不用意に下方に自然回転してくることはない。

これにより、を必要とする場合に噴霧孔 2 1 3の開忧態を保持することができ、ノズルカバー 2 4 0力《噴霧を阻害するのを確実に防止すること力《でき、噴 Sli子がノズルカバー 2 4 0に衝突して思わぬ方向に飛散することもない。

即ち、 Hi!例 6においては、段部 2 6 6と両軸受部 2 2 0の上面によって第 2 ^手段 2 6 0力《構成されている。

尚、噴霧をとしない場合には、ノズルカバー 2 4 0を前方及ひ方に回転させて、 Fig. 3 6に示すように第 1 ^^手段 2 5 0を作動させる。

第 1保持手段 2 5 0及び第 2保持手段 2 6 0はいずれも極めて簡単な構造であり、合成樹脂で戯する場合にもその成形用金型の製作が容易で安価にでき、したがって、噴霧器 2 0 0の製品コストも安価にできる。〔例 7〕

実施例 7の噴霧器 2 0 0について Fig. 3 9から Fig . 4 1の図面に基づいて説明する。尚、実施例 7の噴霧器 2 0 0は前記実施例 3の噴霧器 2 0 0の変形例であり、纖例 3との相違点について以下に説明し、実施例 3の噴霧器 2 0 0と同一態様部分については、対応する部分に同一^を付してその説明を省略する。この実施例 7の噴霧器 2 0 0においては、ノズルカバー 2 4 0に屈曲可能なヒンジ部 2 4 4がなく、第 2保持手段 2 6 0の構成を異にしている。

実施例 7においては、 Fig. 3 9に示すように両軸受部 2 2 0の後方が深い窪み 2 6 7に形成されており、ノズルカバ一 2 4 0の両側が切除されて平行面 2 4 7 に形成されている。

実施例 7で！ ¾ をとする場合には、ノズルカバー 2 4 0を上方及び後方回転させた時に、その回！^点で Fig. 4 0に示すようにノズルカバー 2 4 0力 <後傾姿勢になって、ノズルカバー 2 4 0の平行面 2 4 7の部分が窪み 2 6 7内に深く挿入されるようになっている。このようにノズルカバー 2 4 0を後傾^にして平行面 2 4 7の部分を窪み 2 6 7内に深く挿入させた伏態では、ノズルカバ一 2 4 0力《不用意に下方に自然回転してくることはない。

これにより、を^とする場合に噴霧孔 2 1 3の開状態を保持することができ、ノズルカバー 2 4 0力噴霧を阻害するのを確実に防止すること力《でき、噴霧粒子がノズルカバー 2 4 0に衝突して思わぬ方向に飛散することもない。

即ち、 ^½例 7においては、平行面 2 4 7の部分と窪み 2 6 7によって第 2保段 2 6 0カ成されている。

尚、噴霧を必としない場合には、ノズルカバー 2 4 0を及ひ方に回転させて、 Fig . 3 9に示すように第 1 ^手段 2 5 0を作動させる。

第 1保持手段 2 5 0及び第 2保持手段 2 6 0はいずれも極めて簡単な構造であり、合成樹脂で成形する場合にもその成形用金型の製作力 <容易で安価にでき、したがって、噴霧器 2 0 0の製品コストも安価にできる。尚、 HiS例 3から H½例 7に記載したノズルカノく一 2 4 0の第 2保段 2 6 0を、 H½例 2の噴霧器において衝突板 5 0を上方退避状態に保持する手段として利用することも可能である。産業 hの利用可

本発明は、液体^や液体殺虫剤、その i¾S々の用途に用いられる液体を、霧状あるいは泡状にして噴射する噴霧器として利用可能である。

Claims

請求の範囲

1. (a) 噴霧孔を有する噴霧部材と、

(b) シリンダと、

(c) 前記シリンダ内に往復摺動可能に挿入されていて、復動時にシリンダ内に液体を吸い上げ、往動時にシリンダ内の液体を押圧して前記噴霧部材の噴霧孔から液体を噴霧するビストンと、

(d) 伏に巻回したコィノレ巻線からなり、その終端から所定長さの部分をコィノレ巻線の軸中心に接近する方向に.偏位させ、且つ、当該偏位させた部分をコィル巻線の軸中心に対して直交あるいは略直交する面上に配して形成されており、前記シリンダと前記ビストンとの間に設けられてビストンを ms¾方向に付勢するコイルスブリングと、を備えた噴 SS。

2. 前記コイルスブリングは、

前記コィル巻線の終端の軸中心方向への偏位量を s、

コイル巻線の線径を d、

としたときに、以下のように寸法設定されている請求項 1に記載の噴霧器。

s≥0. 5 d

3. (a) 吐出ノズルと、

(b) 前記吐出ノズルの上流側に設けられて吐出ノズルに連通し、液体に旋回流を生じせしめる旋回流形成路と、

( c ) 前記吐出ノズルの下流側に吐出ノズルと同心上に連通して設けられた気液混合路と、

( d ) 前 E 液気液混合路に空気を流入せしめる空気流入路と、

(e) 前 §e 液気液混合路の下流側に前記吐出ノズルに対向して配置されるとともに吐出ノズルの前方位置から退避可能に設けられ、衝壁部及び流通開口を有する衝突板と、を備え、発泡性を有する液体を泡状にして噴射する噴霧器。

4. 前記吐出ノズルと旋回流形成路と気 ¾m液混合路と空気流入路とを有する先端構成部材を備え、この先端構成部材に前記衝突板が回動可能に取り付けられている請求項 3に記載の噴。

5. 前記衝突板は、衝突板を吐出ノズルに対向して配置したときに前記気液混合路を実質的に延長せしめる延長路を備え、この延長路の下流側に前記衝壁部及び流通開口を備えている請求項 3に記載の噴霧器。

6. 前記衝突板の衝壁部は、前記吐出ノズルの中心延長線上に集束する方向に向かって延びる複数の棒状衝壁で構成されており、前記流通開口は、棒状衝壁と棒伏衝壁の間、及び吐出ノズルの中心延長線上に形成されている請求項

7. ( a ) 前面に噴霧孔カ《設けられた噴霧綱と、

( b ) 前記噴霧部材の前部に配され、部を噴霧部材に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、閉状態で噴霧部材の前記噴霧孔を覆い、開状態で孔の Ιίί^から退避可能なノズルカバーと、

( c ) 前記ノズルカバーを閉忧態に保持する第 1保持手段と、

( d ) 前記ノズルカバーを開优態に保持する第 2保持手段と、

を備えた噴霧器。

8. ( a ) 前面中央に噴霧孔が設けられ、前部上方に左右一対の軸受部が設けられ、前部下方に切欠部が設けられた噴霧部材と、

( b ) 前記噴霧部材の前部に配され、部を噴霧部材の前記軸に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、先端部には噴霧部材の前記切欠部に対して揷脱自在な係合端部が設けられ、基 ¾SPと先端部との間には薄肉で屈曲可能なヒンジ部が設けられ、閉状態で噴霧部材の前記噴霧孔を覆 L、、開状態で噴霧孔の前方から退避可能なノズルカノ <—と、

( c ) 前記噴霧部材の切欠部と前記ノズルカバーの係合端部に相互に係合離脱可能に設けられた係止突起及び係止孔で構成され、係合時にノズルカバーを閉状態に保持する第 1 ^^手段と、

( d ) 前記ノズルカバーの係合端部の外面に設けられたフック、及び、前記噴 IfSP材の上面に設けられ前記フックが係合離脱可能な係止凹部で構成され、係合時にノズル力 'く一を開状態に保持する第 2保^段と、を備えた噴霧器。

9. ( a ) 前面中央に噴霧孔が設けられ、前部上方に左右一対の軸受部が設けられ、前部下方に切欠部が設けられた噴霧部材と、

( b ) 前記噴霧部材の前部に配され、 S¾部を噴霧部材の前記軸受部に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、先端部には噴搽部材の前記切欠部に対して挿脱自在な係合端部力設けられ、閉状態で噴霧部材の前記噴霧孔を t、、開態で噴霧孔の!^から退避可能なノズルカバーと、

( d ) 前記ノズルカバーの基端部の外面に設けられた係合^、及び、ノズルカバーを開方向に回転させたときに回くで前記係合突起が乗り越え可能な前記噴霧部材の前端部で構成され、乗り越えた後に係合魏か 5端部に係止してノズルカバーを開伏態に保持する第 2保持手段と、

を備えた器。 0. ( a ) 前面中央に噴霧孔が設けられ、前部上方に左右一対の軸受部が設けられ、前部下方に切欠部が設けられた噴霧部材と、

( b ) 前記噴霧部材の前部に配され、基端部を噴霧部材の前記軸受部に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、先端部には噴霧部材の前記切欠部に対して挿脱自在な係合 ¾が設けられ、閉状態で部材の前記噴霧孔を覆ゝ、開状態で I ^孔の前方から退避可能なノズルカ

、、、、―

( c ) 前記噴霧部材の切欠部と前記ノズルカバーの係合端部相互に係合

¾t^可能に設けられた係止突 ¾g¾び係止孔で構成され、係合時にノズルカバーを閉忧態に保持する第 1保持手段と、

( d ) 前記ノズルカバーの基端部の ffl画とこの彻画に対する前記噴霧部材の軸受部の内面に相互に係合離脱可能に設けられた係合突起及び係 Λで構成され、係合時にノズルカバ一を開状態に保持する第 2保醉段と、

を備えた噴霧器。

( a ) 前面中央に噴霧孔が設けられ、前部上方に左右一対の軸受部が設けられ、前部下方に切欠部が設けられた噴霧部材と、

( b ) 前記噴霧部材の前部に配され、基端部を噴霧部材の前記軸受部に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、先端部には噴霧部材の前記切欠部に対して挿脱自在な係合 ¾^カ設けられ、閉状態で赚部材の前記噴霧孔を覆 t、、開態で孔の前方から退避可能なノズルカ

( c ) 編己噴襲材の切欠部と前記ノズルカバーの係合端部に相互に係合 St ^可能に設けられた係止^ Sび係止孔で構成され、係合時にノズルカバーを閉忧態に保持する第 1保持手段と、

( d ) 前記ノズルカバーの中間部両側に形成された段部、及び、ノズル力 ' -を開方向に回転したときの回転終点で前記段部を載置せしめる前記噴霧部材の軸受部の上面で構成され、段部を軸受部の上面に載置することによりノズルカバ一を後傾姿勢にして開状態に保持する第 2保持手段と、

を備えた噴霧器。

2. ( a ) 前面中央に噴霧孔が設けられ、前部上方に左右一対の軸受部が設けられ、前部下方に切欠部が設けられた噴霧部材と、

( b ) 前記噴材の前部に配され、基端部を噴霧部材の前記軸受部に回動自在に取り付けて開閉自在にされ、先端部には噴霧部材の前記切欠部に対して挿脱自在な係合力《設けられ、閉伏態で部材の前記噴霧孔を覆 L、、開状態で! ^孔の前方から退避可能なノズルカノヽ一、

( c ) 前記噴霧部材の切欠部と前記ノズルカバーの係合端部に相互に係合 ¾t ^可能に設けられた係止突^ ¾び係止孔で構成され、係合時にノズルカバーを閉伏態に保持する第 1保持手段と、

( d ) 前記噴霧部材の軸受部の後方に形成され、ノズルカバーを開方向に回転したときに回点でノズルカバ一を後傾姿勢にして挿入せしめる窪みによって構成された、ノズルカバ一を開状態に^する第 2保持手段と、

を備えた噴霧器。