JPH0383653A

JPH0383653A - カラープリンタ

Info

Publication number: JPH0383653A
Application number: JP1222605A
Authority: JP
Inventors: Toshiyuki Yamaguchi; 敏幸山口
Original assignee: Brother Industries Ltd
Current assignee: Brother Industries Ltd
Priority date: 1989-08-29
Filing date: 1989-08-29
Publication date: 1991-04-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、カラープリンタ、特に与えられた各画素毎の
色分解データを正確に色再現できるカラープリンタに関
する。

〔従来の技術〕

従来より、原稿を所定の画素に分割し、各画素毎に求め
た色分解データに基いてシアン、マゼンタ、イエローの
各インクを各画素毎に順次記録用紙上に塗布し、シアン
、マゼンタ、イエローの組合せにより各記録色を形成し
、カラー画像を作成するカラープリンタが開発されてい
る。このようなカラープリンタでは、入力された各画素
毎の色分解データ・ディジタル信号に対して、記録部の
入出力伝達関数の逆関数に相当する色補正処理を施して
、シアン、マゼンタ、イエローの各インクを順次記録用
紙に塗布して、人力された各画′１ｇ毎の色分解データ
・ディジタル信号と同等なカラー画像が作成されていた
。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、画素に塗布されたインクにより形成され
る記録色は、そのインクが塗布される前にその画素に塗
布されていた他の色のインクの影響、およびそのインク
が塗布された後にその画素に塗布された他の色のインク
の影響を受け、さらに、インクが塗布される記録用紙の
色によっても記録色が変化するため、記録部の入出力伝
達関数は複雑となり色補正処理を施しても正確な色再現
ができないという問題があった。

本発明は、上述した問題を解決するためになされたもの
であり、写本られた各画素毎の色分解データに対して正
確な色再現ができるカラープリンタを提供することを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この目的を達成するために本発明のカラープリンタは、
与えられた各画素毎の色分解データに従って複数色のイ
ンクまたはトナーを記録用紙に付着させてカラー画像を
作成するカラープリンタにおいて、前記色分解データに
従って予め前記複数色のインクまたはトナーを混合する
混合手段と、前記混合手段により混合されたインクまた
はトナーを記録用紙の所定の画素に付着する付着手段と
を具備するように構成されている。

〔作用〕

上記の構成を有する本発明のカラープリンタは、与えら
れた各画素毎の色分解データに従って複数色のインクま
たはトナーを予め混合手段において混合し、この混合さ
れたインクまたはトナーを付着手段によって記録用紙の
所定の画素に付着する。

このため、色補正処理が単純化されるとともに記録用紙
の色が露出しないため、与えられた各画素毎の色分解デ
ータに対して各画素毎に正確に色再現できる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は、本発明のカラープリンタの一実施例を示す概
略斜視図である。第１図において、本発明のカラープリ
ンタは、摺動シャフト１に摺動可能に配設されヘッドキ
ャリーパルスモータ２により回転駆動されるスクリュー
シャフト３によって摺動シャフト１に沿って移動するイ
ンク付着手段としてのインク噴射附ヘッド４と、インク
噴射用ヘッド４の移動方向と垂直な方向に記録用紙６を
紙送りするための紙送りパルスモータ７によって駆動さ
れる紙送りローラ８とを備えている。インク噴射用ヘッ
ド４には混合インクノズル５が設けられ、また混合イン
クノズル５にインクを供給するための白インク供給チュ
ーブ９、シアンインク供給チューブ１０．マゼンタイン
ク供給チューブ１１、イエローインク供給チューブ１２
が接続されている。

第２図は、第１図に示されている混合インクノズル５の
概略構成図である。第２図のおいて、混合インクノズル
５は、インクタンク２１からインク加圧装置２２によっ
て各インク供給チューブ９゜１０．１１．１２を介して
送られてくる加圧白インク２４ａ１加圧シアンインク２
４ｂ１加圧マゼンタインク２４ｃおよび加圧イエローイ
ンク２４ｄを混合する混合手段としてのインク混合部２
３と、混合された加圧インク２５を振動させるための圧
電素子２６と、混合された加圧インク２５を混合インク
柱２８として押出すノズル２７と、混合インク柱２８か
ら分離された混合インク粒子２９を荷電する荷電電極３
０と、混合インク粒子２９を偏向させるための偏向電極
３１と、インク用溝３３とを備えている。インクタンク
２１は白インクタンク２１ａ１シアンインクタンク２１
ｂ１マゼンタインクタンク２１ｃおよびイエローインク
タンク２１ｄから構成され、またインク加圧装置２２は
インクタンク２１から供給される対応する各インクを加
圧するためのインク加圧装置２２　ａ、　２２　ｂ、　
　２２　ｃ、　　２２　ｄによって構成されている。イ
ンク混合部２３は各加圧インク２４ａ、２４ｂ、２４ｃ
および２４ｄをそれぞれ収納するインク収納室２３ａ、
２３ｂ。

２３ｃ、２３ｄを備え、各インク収納室にはインり弁３
４　ａ、　　３４　ｂ、　　３４　ｃ、　　３４　ｄが
設けられている。そして各インク弁３４ａ、３４ｂ。

３４ｃ、３４ｄを制御するための弁制御装置３５がイン
ク混合部２３に装着されている。圧電素子２６は高周波
電源３６に接続され、また、この高周波電源３６は後述
する記録信号源４５を介して荷電電極３０および弁制御
装置３５に接続されている。また、偏向電極３１は直流
高電圧源３２に接続されている。

第３図は、インク混合量を制御する手段を説明するため
のブロック図である。第３図において、制御手段は画素
毎の色分解データを入力するインターフスイス部４１と
、ＲＡＭ４２およびＲＯＭ４３の内容に従って各信号処
理を施すＣＰＵ４４と、入力された画素毎の各色分解デ
ータに従ってインクの混合量および荷電を制御する記録
信号源４５とを備えている。

次に、第１図乃至第３図に示されている本発明のカラー
プリンタの動作について説明する。まず、インターフェ
イス部４１より入力された画素毎の各色分解データに基
いて、ＣＰＵ４４において白インク、シアンインク、マ
ゼンタインク、イエローインクの混合比率が計算され、
その結果が記録信号源４５に送られる。そして、記録信
号源４５より送られた情報に従って弁制御装置３５がイ
ンク弁３４　ａ、　　３４　ｂ、　　３４　ｃ、　　３
４　ｄを制御することにより、各インク収納室２３ａ、
２３ｂ。

２３ｃ、２３ｄに収納されている加圧インク２４　ａ、
　　２４　ｂ、　　２４　ｃおよび２４ｄがインク混合
部２３内において所望の混合比率で混合され混合加圧イ
ンク２５となる。そして、ノズル２７は、高周波電源３
６から供給される高周波電圧で励振される圧電素子２６
によって振動している。このためノズル２７中を通過す
る混合インク柱２８も振動し、ノズル２７から押出され
た混合インク柱２８は連続的に分離して大きさ及び飛行
速度が一定で均一な混合インク粒子２９となる。そして
、このように分離形成された混合インク粒子２９を記録
用紙６上に塗布する場合は、記録信号＃４５に送られた
色分解データに基いて荷電電極３０に記録信号電圧が印
加されて、混合インク粒子２９は帯電した記録用粒子３
７となる。この記録用粒子３７は、偏向電極３１間に形
成されている静電場中を通過する際に、その帯電量に応
じて偏向力を受は記録用紙６の所定位置に付着する。一
方、記録用紙６上に混合インク粒子２９を塗布しない場
合は、記録信号源４５に送られた色分解データに基いて
荷電電極３０には記録信号電圧が印加されず、混合イン
ク粒子２９は帯電していない不用粒子３８となる。この
不用粒子３８は偏向電極３１間に形成されている静電場
中を通過しても何等偏向力を受けず、そのまま直進して
インク用溝３３で飛行を阻止され、記録用紙６に付着す
ることはない。

以上の動作をヘッドキャリーパルスモータ２によりイン
ク噴射用ヘッド４を摺動シャフト１に沿って移動しなが
ら繰り返すことにより、記録用紙６に各画素毎のカラー
画像が記録され、与えられた色分解データが全て記録さ
れたところで終了する。

なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可
能である。例えば、上述した実施例では、記録用紙に付
着する材料としてインクを用いたが、トナーを用いても
よい。

〔発明の効果〕

以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
入出力特性が単純となり、色補正処理が行ないやすくす
るとともに記録用紙の色が露出しないため、記録用紙の
下地の色の変動等に影響されることなく与えられた各画
素毎の色分解データに対して各画素毎に正確に色再現で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカラープリンタの一実施例を示す概略
斜視図、第２図は第ｉ５Ａに示されているインクノズル
の概略構成図、第３図はインク混合量、インク付着量を
制御する手段を説明するためのブロック図である。４・・・インク噴射用ヘッド、５・・・インクノズル、
６・・・記録用紙、９．１０，１１．１２・・・インク
供給チューブ、２１・・・インクタンク、２３・・・イ
ンク混合部、２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、２３ｄ・・・イ
ンク収納室、２４ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４ｄ−加圧イ
ンク、２５・・・混合加圧インク、２６・・・圧電素子
、２７・・・ノズル、２８・・・混合インク柱、２９・
・・混合インク粒子、３０・・・荷電電極、３１・・・
偏向電極、３３　・・・インク用溝、３４　ａ、　　３
４　ｂ、　　３４　ｃ。３４ｄ・・・インク弁、３５・・・弁制御装置、４１・
・・インターフェイス部、４２・・・ＲＡＭ、４３・・
・ＲＯＭ。４４・・・ＣＰＵ、４５・・・記録信号源。

Claims

【特許請求の範囲】１、与えられた各画素毎の色分解データに従って複数色
のインクまたはトナーを記録用紙に付着させてカラー画
像を作成するカラープリンタにおいて、前記色分解データに従って予め前記複数色のインクまた
はトナーを混合する混合手段と、前記混合手段により混
合されたインクまたはトナーを記録用紙の所定の画素に
付着する付着手段とを具備することを特徴とするカラー
プリンタ。２、前記複数色のインクまたはトナーは、シアン、マゼ
ンタ、イエローおよび白のインクまたはトナーであるこ
とを特徴とする請求項１記載のカラープリンタ。３、前記複数色のインクまたはトナーは、黒のインクま
たはトナーを含んでいることを特徴とする請求項１また
は２記載のカラープリンタ。