JPH04220350A - 連続噴射型インクジェット記録装置 - Google Patents

連続噴射型インクジェット記録装置

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JPH04220350A
JPH04220350A JP41237790A JP41237790A JPH04220350A JP H04220350 A JPH04220350 A JP H04220350A JP 41237790 A JP41237790 A JP 41237790A JP 41237790 A JP41237790 A JP 41237790A JP H04220350 A JPH04220350 A JP H04220350A
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JP
Japan
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excitation
vibrator
nozzle
excitation signal
charging
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Application number
JP41237790A
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English (en)
Inventor
Masayuki Muto
武藤 正行
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S R TECHNOS KK
Original Assignee
S R TECHNOS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続噴射型インクジェッ
ト記録装置に関し、特に連続噴射型インクジェット記録
装置においてノズルに装着された振動子の励振電圧(励
振信号の振幅)と励振周波数(励振信号の周波数)とを
可変に調整することによってサテライト粒子(主粒子の
間に生じる微少粒子)の発生を最適状態に制御しプリン
ト画像の画質を高める技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の連続噴射型インクジェット記録装
置は、例えば図6に示すように、インクを収納するイン
クボトル61と、インクを加圧して送り出すインクポン
プ62と、インクを供給するインクチューブ63と、極
細径円径オリフィスを有するノズル64と、ノズル64
内のインクの電位を接地レベルとするインク電極65と
、ノズル64に装着されたピエゾ振動子でなる振動子6
6と、振動子66に励振信号を与える振動子駆動用発振
器67と、ノズル64と同心の円形開口またはスリット
状の開口を有し画像データに対応してインクジェットの
帯電を制御する帯電信号が印加される制御電極68と、
制御電極68の前方に接地されて配置された接地電極6
9と、接地電極69に装着されたナイフエッジ70と、
偏向用高圧DC電源(以下、単に偏向電源という)71
と、偏向電源71が接続され接地電極69との間にイン
クジェット飛翔軸と直交する強電場を作り帯電インク粒
子を接地電極69側に偏向するための偏向電極72とを
備えて構成されていた。なお、符号73は、記録媒体が
巻き付けられる回転ドラムを示す。
【0003】このような従来の連続噴射型インクジェッ
ト記録装置では、インクポンプ62で加圧されたインク
がインクチューブ63を通じてノズル64に導かれ、オ
リフィスからインクジェットが形成され、ジェット径,
流速およびインク物性値に依存する自発粒子化周波数で
インク粒子列に分裂する。このとき、ノズル64に装着
された振動子66の励振周波数を自発粒子化周波数近辺
に設定してやると、粒子化は振動子66の励振に同期し
、きわめて均一サイズのインク粒子が励振周波数に一致
して発生する。
【0004】インク柱から分裂した均一なインク粒子列
を画像の濃淡に対応しかつ励振信号に位相が同期した帯
電信号(記録パルス)で帯電変調してやると、帯電イン
ク粒子は偏向電場の作用で接地電極69側に偏向されて
ナイフエッジ70でカットされ、非帯電インク粒子のみ
が直進してナイフエッジ70を通過し回転ドラム73に
巻き付けられた記録媒体上にドットを形成する。
【0005】また、従来の複数本のノズルを搭載するカ
ラープリント可能な連続噴射型インクジェット記録装置
として、例えば下記の文献に報告されているものがある
【0006】(1)  小林正人,他:高速・高精細カ
ラーインクジェット記録機構,信学技報,Vol.81
,No.75,p.1〜10(1981)。このカラー
プリント可能な連続噴射型インクジェット記録装置は、
C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),BK
(ブラック)の各色毎に1本、合計4本のノズルを搭載
し、励振周波数120kHz(4本共通)で動作する。
【0007】(2)  山田剛裕,他:マイクロドット
・インクジェット記録方式による高精細フルカラー画像
記録の検討,70th画像電子学会予稿,p.1〜6(
1982)。このカラープリント可能な連続噴射型イン
クジェット記録装置は、C,M,Y,BKの各色毎に1
本、合計4本のノズルを搭載(2機種)し、励振周波数
124kHz(4本共通)または245kHz(4本共
通)で動作する。
【0008】上記(1)および(2)のカラープリント
可能な連続噴射型インクジェット記録装置では、いずれ
も各色1本ずつ、合計4本のノズルが搭載されているが
、励振周波数は共通かつ一定である。なお、(1)およ
び(2)のカラープリント可能な連続噴射型インクジェ
ット記録装置は、いずれもSweet方式に属し、帯電
・偏向されたインク粒子が記録に使用され、非帯電直進
粒子は記録に利用されない。したがって、図6に示した
従来の連続噴射型インクジェット記録装置(Hertz
方式)とは異なる点があるが、本発明に関連する部分、
すなわちインク粒子の形成と帯電制御に関連する部分は
同じである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の連続噴
射型インクジェット記録装置では、インクジェットがイ
ンク柱からインク粒子に分裂するときに、その表面変形
の非線形性によって各主粒子の間にサテライト粒子が発
生する場合がある。
【0010】サテライト粒子の発生モードには、発生し
たサテライト粒子が後続主粒子に合体するモードと、先
行主粒子に合体するモードと、記録面に到達するまで合
体しないモードとの3種類がある。
【0011】連続噴射型インクジェット記録装置では、
サテライト粒子が発生しないモードが最も望ましいが、
発生してもすぐ合体する場合には特に問題にならない。 すぐに合体しないサテライト粒子は、下記の理由により
プリント画像の画質を低下させる。
【0012】(1)  帯電サテライト粒子が非帯電主
粒子に合体すると、非帯電主粒子(記録粒子)がわずか
に帯電して偏向を受ける結果、記録ドットの位置ずれや
ナイフエッジ70でカットされた場合は記録ドット抜け
が発生する。
【0013】(2)  非帯電サテライト粒子が帯電主
粒子(非記録粒子)に合体すると、(1)とは逆に帯電
主粒子の比電荷が小さくなる結果、偏向量は減少する。 それによって、帯電主粒子がナイフエッジ70を通過す
るようになれば、記録媒体に帯電主粒子が記録されて画
像雑音となる。
【0014】(3)  非帯電主粒子と非帯電サテライ
ト粒子とが記録されるまで合体しない場合は、記録媒体
に非帯電サテライト粒子が記録されてゴーストイメージ
が生じる。
【0015】サテライト粒子の発生モードはノズル64
に装着された振動子66の励振電圧と励振周波数とに依
存し、またノズル64によって個体差がある。したがっ
て、連続噴射型インクジェット記録装置でノズル64を
交換した場合や、複数本のノズル64を搭載するカラー
プリント可能な連続噴射型インクジェット記録装置で振
動子66の励振電圧と励振周波数とを固定した場合には
、サテライト粒子によって高画質が得られない状態が生
じるという問題点がある。
【0016】本発明の目的は、上述の点に鑑み、サテラ
イト粒子の発生を画質に対して最適状態に制御して高画
質プリントを可能とするために、ノズルに装着された振
動子の励振電圧と励振周波数とを可変に調整できるよう
にした連続噴射型インクジェット記録装置を提供するこ
とにある。
【0017】また、本発明の他の目的は、複数本のノズ
ルを搭載するカラープリント可能な連続噴射型インクジ
ェット記録装置の場合には、各ノズル毎に独立して振動
子の励振電圧を可変に調整でき、各ノズル共通に振動子
の励振周波数を調整できるようにした連続噴射型インク
ジェット記録装置を提供することにある。
【0018】さらに、本発明の別の目的は、テストプリ
ント結果を見て振動子の励振電圧と励振周波数とを最適
に調整可能とするために、励振電圧と励振周波数と励振
信号あるいは帯電信号の位相毎にテストパターンをプリ
ントするようにしたテスト画像プリント方法を提供する
ことにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の連続噴射型イン
クジェット記録装置は、加圧されたインクがノズルに導
かれてノズルから一様なインク粒子を発生させるインク
ジェット形成手段と、ノズルに装着された振動子を励振
し励振に同期してインク粒子を生成させるために振動子
に印加する励振信号を作る励振信号発生手段と、画像デ
ータに対応した帯電信号でインク粒子の帯電を制御する
帯電制御手段とを含む連続噴射型インクジェット記録装
置において、前記励振信号発生手段が、振動子の励振電
圧を可変に調整できる振動子ドライバを有することを特
徴とする。
【0020】また、本発明の連続噴射型インクジェット
記録装置は、加圧されたインクがノズルに導かれてノズ
ルから一様なインク粒子を発生させるインクジェット形
成手段と、ノズルに装着された振動子を励振し励振に同
期してインク粒子を生成させるために振動子に印加する
励振信号を作る励振信号発生手段と、画像データに対応
した帯電信号でインク粒子の帯電を制御する帯電制御手
段とを含む連続噴射型インクジェット記録装置において
、前記励振信号発生手段が、振動子の励振周波数を可変
に調整できる発振手段を有することを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の連続噴射型インクジェッ
ト記録装置は、加圧されたインクがノズルに導かれてノ
ズルから一様なインク粒子を発生させるインクジェット
形成手段と、ノズルに装着された振動子を励振し励振に
同期してインク粒子を生成させるために振動子に印加す
る励振信号を作る励振信号発生手段と、画像データに対
応した帯電信号でインク粒子の帯電を制御する帯電制御
手段とを含む連続噴射型インクジェット記録装置におい
て、前記励振信号発生手段が、振動子の励振電圧を可変
に調整できる振動子ドライバと、振動子の励振周波数を
可変に調整できる発振手段とを有することを特徴とする
【0022】さらにまた、本発明の連続噴射型インクジ
ェット記録装置は、加圧されたインクがノズルに導かれ
てノズルから一様なインク粒子を発生させる複数のノズ
ルを備えたインクジェット形成手段と、各ノズルに装着
された振動子を励振し励振に同期してインク粒子を生成
させるために各振動子に印加する独立な励振信号を作る
複数の励振信号発生手段と、各々独立な画像データに対
応した複数の帯電信号で各ノズルから生じるインク粒子
の帯電を制御する複数の帯電制御手段とを含む連続噴射
型インクジェット記録装置において、前記励振信号発生
手段が、複数の振動子の励振電圧を各々可変に調整でき
る複数の振動子ドライバを有することを特徴とする。
【0023】また、本発明の連続噴射型インクジェット
記録装置は、加圧されたインクがノズルに導かれてノズ
ルから一様なインク粒子を発生させる複数のノズルを備
えたインクジェット形成手段と、各ノズルに装着された
振動子を励振し励振に同期してインク粒子を生成させる
ために各振動子に印加する独立な励振信号を作る複数の
励振信号発生手段と、各々独立な画像データに対応した
複数の帯電信号で各ノズルから生じるインク粒子の帯電
を制御する複数の帯電制御手段とを含む連続噴射型イン
クジェット記録装置において、前記励振信号発生手段が
、複数の振動子に共通で振動子の励振周波数を可変に調
整できる発振手段を有することを特徴とする。
【0024】さらにまた、本発明の連続噴射型インクジ
ェット記録装置は、加圧されたインクがノズルに導かれ
てノズルから一様なインク粒子を発生させる複数のノズ
ルを備えたインクジェット形成手段と、各ノズルに装着
された振動子を励振し励振に同期してインク粒子を生成
させるために各振動子に印加する独立な励振信号を作る
複数の励振信号発生手段と、各々独立な画像データに対
応した複数の帯電信号で各ノズルから生じるインク粒子
の帯電を制御する複数の帯電制御手段とを含む連続噴射
型インクジェット記録装置において、前記励振信号発生
手段が、複数の振動子の励振電圧を各々可変に調整でき
る複数の振動子ドライバと、複数の振動子に共通で振動
子の励振周波数を可変に調整できる発振手段とを有する
ことを特徴とする。
【0025】また、本発明の連続噴射型インクジェット
記録装置におけるテスト画像プリント方法は、振動子か
らインクジェットを噴射させて定常状態に保持する工程
と、振動子の励振電圧を変化させる工程と、振動子の励
振周波数を変化させる工程と、励振信号あるいは帯電信
号の位相を励振信号の1周期の範囲で変化させる工程と
、励振電圧と励振周波数と励振信号あるいは帯電信号の
位相毎に同一のテストパターンを記録する工程とを含む
ことを特徴とする。
【0026】さらにまた、本発明の連続噴射型インクジ
ェット記録装置におけるテスト画像プリント方法は、複
数のノズルからインクジェットを噴射させて定常状態に
保持する工程と、振動子の励振電圧をノズル毎に独立に
変化させる工程と、複数のノズルに対して共通に振動子
の励振周波数を変化させる工程と、ノズル毎に励振信号
あるいは帯電信号の位相を励振信号の1周期の範囲で変
化させる工程と、励振電圧と励振周波数と励振信号ある
いは帯電信号の位相毎に各ノズル独立に同一のテストパ
ターンを記録する工程とを含むことを特徴とする。
【0027】
【作用】本発明の連続噴射型インクジェット記録装置で
は、インクジェット形成手段が加圧されたインクがノズ
ルに導かれてノズルから一様なインク粒子を発生させ、
励振信号発生手段がノズルに装着された振動子を励振し
励振に同期してインク粒子を生成させるために振動子に
印加する励振信号を作り、帯電制御手段が画像データに
対応した帯電信号でインク粒子の帯電を制御し、励振信
号発生手段の振動子ドライバが振動子の励振電圧を可変
に調整できる。
【0028】また、本発明の連続噴射型インクジェット
記録装置では、インクジェット形成手段が加圧されたイ
ンクがノズルに導かれてノズルから一様なインク粒子を
発生させ、励振信号発生手段がノズルに装着された振動
子を励振し励振に同期してインク粒子を生成させるため
に振動子に印加する励振信号を作り、帯電制御手段が画
像データに対応した帯電信号でインク粒子の帯電を制御
し、励振信号発生手段の発振手段が振動子の励振周波数
を可変に調整できる。
【0029】さらに、本発明の連続噴射型インクジェッ
ト記録装置では、インクジェット形成手段が加圧された
インクがノズルに導かれてノズルから一様なインク粒子
を発生させ、励振信号発生手段がノズルに装着された振
動子を励振し励振に同期してインク粒子を生成させるた
めに振動子に印加する励振信号を作り、帯電制御手段が
画像データに対応した帯電信号でインク粒子の帯電を制
御し、励振信号発生手段の振動子ドライバが振動子の励
振電圧を可変に調整でき、発振手段が振動子の励振周波
数を可変に調整できる。
【0030】さらにまた、本発明の連続噴射型インクジ
ェット記録装置では、複数のノズルを備えたインクジェ
ット形成手段が加圧されたインクがノズルに導かれてノ
ズルから一様なインク粒子を発生させ、複数の励振信号
発生手段が各ノズルに装着された振動子を励振し励振に
同期してインク粒子を生成させるために各振動子に印加
する独立な励振信号を作り、複数の帯電制御手段が各々
独立な画像データに対応した複数の帯電信号で各ノズル
から生じるインク粒子の帯電を制御し、励振信号発生手
段の複数の振動子ドライバが複数の振動子の励振電圧を
各々可変に調整できる。
【0031】また、本発明の連続噴射型インクジェット
記録装置では、複数のノズルを備えたインクジェット形
成手段が加圧されたインクがノズルに導かれてノズルか
ら一様なインク粒子を発生させ、複数の励振信号発生手
段が各ノズルに装着された振動子を励振し励振に同期し
てインク粒子を生成させるために各振動子に印加する独
立な励振信号を作り、複数の帯電制御手段が各々独立な
画像データに対応した複数の帯電信号で各ノズルから生
じるインク粒子の帯電を制御し、励振信号発生手段の発
振手段が複数の振動子に共通で振動子の励振周波数を可
変に調整できる。
【0032】さらにまた、本発明の連続噴射型インクジ
ェット記録装置は、複数のノズルを備えたインクジェッ
ト形成手段が加圧されたインクがノズルに導かれてノズ
ルから一様なインク粒子を発生させ、複数の励振信号発
生手段が各ノズルに装着された振動子を励振し励振に同
期してインク粒子を生成させるために各振動子に印加す
る独立な励振信号を作り、複数の帯電制御手段が各々独
立な画像データに対応した複数の帯電信号で各ノズルか
ら生じるインク粒子の帯電を制御し、励振信号発生手段
の振動子ドライバが複数の振動子の励振電圧を各々可変
に調整でき、発振手段が複数の振動子に共通で振動子の
励振周波数を可変に調整できる。
【0033】また、本発明の連続噴射型インクジェット
記録装置におけるテスト画像プリント方法では、ノズル
からインクジェットを噴射させて定常状態に保持し、振
動子の励振電圧を変化させ、振動子の励振周波数を変化
させ、励振信号あるいは帯電信号の位相を励振信号の1
周期の範囲で変化させ、励振電圧と励振周波数と励振信
号あるいは帯電信号の位相毎に同一のテストパターンを
記録する。
【0034】さらにまた、本発明の連続噴射型インクジ
ェット記録装置におけるテスト画像プリント方法では、
複数のノズルからインクジェットを噴射させて定常状態
に保持し、振動子の励振電圧をノズル毎に独立に変化さ
せ、複数のノズルに対して共通に振動子の励振周波数を
変化させ、ノズル毎に励振信号あるいは帯電信号の位相
を励振信号の1周期の範囲で変化させ、励振電圧と励振
周波数と励振信号あるいは帯電信号の位相毎に各ノズル
独立に同一のテストパターンを記録する。
【0035】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。図1は、本発明の第1実施例に係る連続噴射
型インクジェット記録装置の要部を示す構成図である。 本実施例の連続噴射型インクジェット記録装置は、極細
径円径オリフィスを有するノズル1と、ノズル1内のイ
ンクの電位を接地レベルとするインク電極2と、ノズル
1に装着されたピエゾ振動子でなる振動子3と、ノズル
1と同心の円形開口またはスリット状の開口を有し画像
データに対応してインクジェットの帯電を制御する帯電
信号が印加される制御電極4と、制御電極4の前方に接
地されて配置された接地電極5と、接地電極5に装着さ
れたナイフエッジ6と、偏向電源E1と、偏向電源E1
が接続され接地電極5との間にインクジェット飛翔軸と
直交する強電場を作り帯電インク粒子を接地電極5側に
偏向するための偏向電極7と、MPU(図示せず)から
指令された周波数の基準クロックCLKを発生する基準
発振器CGと、基準クロックCLKをN(正整数)分の
1に分周して励振信号PCLKを作成する分周器FDと
、励振信号PCLKを基準クロックCLKに応じてN段
階に遅延した位相θ0 ,θ1 ,θ2 ,…,θN−
1 の励振信号PCLKを出力する遅延パルス発生器D
Gと、遅延された位相θ0 ,θ1 ,θ2 ,…,θ
N−1の励振信号PCLKのいずれかを選択するマルチ
プレクサMPと、マルチプレクサMPにより選択された
位相θの励振信号PCLKで振動子3を駆動する励振電
圧がMPUからの指令で設定される振動子ドライバVD
と、画像データを濃度階調に対応するパルス幅に変換す
るパルス幅変調器PMと、パルス幅変調器PMの出力の
立上りまたは立下りのエッジを励振信号PCLKの立上
りまたは立下りのエッジに同期させる同期化回路SCと
、同期化回路SCの出力を電圧増幅して帯電信号として
制御電極4に印加する高圧スイッチHVSとから、その
主要部が構成されている。なお、符号8は、記録媒体を
巻き付ける回転ドラムを示す。
【0036】遅延パルス発生器DGは、例えば、Ser
ial−In  Parallel−Out型のNビッ
トシフトレジスタで構成されている。
【0037】基準発振器CGは、例えば図2に示すよう
に、2つの直流電源E2およびE3と、(M−1)個の
分圧抵抗Rによって直流電源E2およびE3の電圧を(
M−1)等分した基準電圧φ1 (=E2),φ2 ,
φ3 ,…,φM (=E3)を出力する抵抗ネットワ
ークと、MPUからの指令で基準電圧φ1 ,φ2 ,
φ3 ,…,φM のうちから1つを選択出力するアナ
ログマルチプレクサAMPと、アナログマルチプレクサ
AMPからの出力に応じた周波数で発振し(発振周波数
は入力電圧に比例)、基準クロックCLKを出力する電
圧制御発振器VCMとから構成される。
【0038】振動子ドライバVDの駆動電源は、例えば
図3に示すように、(L−1)個のトランジスタQ1 
,Q2 ,…,QL−1 からなるトランジスタスイッ
チアレイTSAと、(L+1)個の抵抗R0 ,R1 
,R2 ,…,RL からなる抵抗ネットワークと、ト
ランジスタQ0 (エミッタフォロワ)と、直流電源E
4とから構成される。
【0039】トランジスタQ1 ,Q2 ,…,QL−
1がオン状態になったときにトランジスタQ0 から出
力される励振電圧ψ1 ,ψ2 ,…,ψL−1 は、
(R1/R0 +R1 )E4,(R1 +R2 /R
0 +R1 +R2 )E4,…,(R1 +R2 +
…+RL−1/R0 +R1 +R2 +…+RL−1
 )E4、トランジスタQ1 ,Q2 ,…,QL−1
のすべてがオフ状態となったときにトランジスタQ0 
から出力される励振電圧ψL は、(R1 +R2 +
…+RL /R0 +R1 +R2 +…+RL )E
4となり、これらの励振電圧ψ1 ,ψ2 ,…,ψL
−1 ,ψL は(R1 +R2 +…+RL /R0
+R1 +R2 +…+RL )E4と(R1 /R0
 +R1 )E4とを等分割するように抵抗R0 ,R
1 ,R2 ,…,RL の抵抗値が決定されている。
【0040】図4は、本実施例の連続噴射型インクジェ
ット記録装置においてテストプリント時にプリントされ
るテスト画像群の一例を示す図である。テスト画像群は
、基準電圧φ1 に対応する励振周波数かつ励振電圧ψ
1 で位相θ0 ,θ1 ,θ2 ,…,θN−1 毎
にプリントされたN個の同一のテストパターンからなる
テスト画像TP11と、基準電圧φ1 に対応する励振
周波数かつ励振電圧ψ2 で位相θ0 ,θ1,θ2 
,…,θN−1 毎にプリントされたN個の同一のテス
トパターンからなるテスト画像TP12と、…、基準電
圧φM に対応する励振周波数かつ励振電圧ψL で位
相θ0 ,θ1 ,θ2,…,θN−1 毎にプリント
されたN個の同一のテストパターンからなるテスト画像
TPMLとの(M×L)個のテスト画像からなる。テス
トパターンは、画質の判定が行いやすいように、例えば
(5インク粒子/画素)以下の細線パターンや一様な中
間調パターン等からなることが望ましい。
【0041】次に、このように構成された第1実施例の
連続噴射型インクジェット記録装置のテストプリント動
作について説明する。
【0042】テストプリント動作を開始すると、インク
が加圧されてノズル1から噴射されるインクジェットが
定常状態になり、記録媒体が巻き付けられた回転ドラム
8が記録に必要な回転速度に立ち上がる。
【0043】MPUは、まずテスト画像TP11をプリ
ントするために、基準発振器CGに基準電圧φ1 を選
択するように指令し、振動子ドライバVDに励振電圧ψ
1 を選択するように指令し、マルチプレクサMPに位
相θ0 ,θ1 ,θ2 ,…,θN−1 の励振信号
PCLKを1テストパターンをプリントする毎に順次選
択するように指令する。
【0044】基準発振器CGは、MPUからの指令でア
ナログマルチプレクサAMPにより基準電圧φ1 を選
択し、電圧制御発振器VCMから基準電圧φ1 に対応
する周波数の基準クロックCLKを出力する。基準発振
器CGから出力された基準クロックCLKは、遅延パル
ス発生器DGにシフトクロックとして入力されるととも
に、分周器FDで周波数が1/Nに分周され、励振信号
PCLKとして遅延パルス発生器DG,パルス幅変調器
PMおよび同期化回路SCにそれぞれ入力される。
【0045】遅延パルス発生器DGは、励振信号PCL
Kがデータ、基準クロックCLKがシフトクロックとし
て入力され、励振信号PCLKの1周期が2π/Nずつ
順次遅延されたN組の位相θ0 ,θ1 ,θ2 ,…
,θN−1 の励振信号PCLKをマルチプレクサMP
に出力する。マルチプレクサMPは、MPUからの指令
で位相θ0 ,θ1 ,θ2 ,…,θN−1 の励振
信号PCLKを1テストパターンをプリントする毎に順
次選択しながら振動子ドライバVDに出力する。
【0046】振動子ドライバVDは、MPUからの指令
でトランジスタQ1をオン状態にし、トランジスタQ0
 の出力に励振電圧ψ1 を出力させる。このため、振
動子ドライバVDは、基準電圧φ1 に対応する励振周
波数かつ励振電圧ψ1 で位相θ0 ,θ1 ,θ2 
,…,θN−1 に応じた励振信号PCLKにより振動
子3を励振する。これにより、ノズル1から噴射される
インクジェットは、振動子3による励振に同期して粒子
化する。
【0047】一方、回転ドラム8に直結されたシャフト
エンコーダ(図示せず)の出力から作られた画素記録指
令信号DCLKに同期して画像データ(テストパターン
データ)がパルス幅変調器PMに送られ、画像データが
濃度階調に対応するパルス幅(励振信号PCLKのパル
ス幅が基準)に変換されて同期化回路SCに送られる。
【0048】同期化回路SCは、パルス幅変調器PMの
出力の立上りまたは立下りのエッジを励振信号PCLK
の立上りまたは立下りのエッジに同期(一致)させる。
【0049】同期化回路SCの出力は高圧スイッチHV
Sに入力され、高圧スイッチHVSは、インクジェット
の帯電に必要な電位まで電圧増幅させて帯電信号として
制御電極4に印加する。
【0050】この帯電信号によってインクジェットは誘
導帯電され、帯電インク粒子は、偏向電場の作用で接地
電極5側に偏向されてナイフエッジ6でカットされ、非
帯電インク粒子のみが直進してナイフエッジ6を通過し
、回転ドラム8に巻き付けられた記録媒体上にドットを
形成する。
【0051】この結果、基準電圧φ1 に対応する励振
周波数かつ励振電圧ψ1 で位相θ0 ,θ1 ,θ2
 ,…,θN−1 毎にN個の同一のテストパターンか
らなるテスト画像TP11がプリントされる。
【0052】次に、MPUは、テスト画像TP12をプ
リントするために、基準発振器CGに基準電圧φ1 を
選択するように指令し、振動子ドライバVDに励振電圧
ψ2 を選択するように指令し、マルチプレクサMPに
位相θ0 ,θ1 ,θ2 ,…,θN−1を1テスト
パターンをプリントする毎に順次選択するように指令し
、上述のテスト画像TP11と同様にして、基準電圧φ
1 に対応する励振周波数かつ励振電圧ψ2 で位相θ
0 ,θ1 ,θ2 ,…,θN−1 毎にN個の同一
のテストパターンからなるテスト画像TP12をプリン
トとする。
【0053】以下同様にして、基準電圧φに対応する励
振周波数かつ励振電圧ψを変化させながらテスト画像T
P13,TP14,…,TPMLをプリントする。
【0054】このようにして得られた(M×L)個のテ
スト画像TP11〜TPMLの画質を目視して、最適な
基準電圧φに対応する励振周波数と励振電圧ψとを決定
する。画質の判定は、N個の同一のテストパターンから
なるテスト画像TP11〜TPMLの中で位相θの変化
に対して最も余裕のあるもの、すなわち画質の良いテス
トパターンの数が最も多いものを選定する。
【0055】図5は、本発明の第2実施例に係る連続噴
射型インクジェット記録装置の要部を示す構成図である
。本実施例の連続噴射型インクジェット記録装置は、複
数本のノズルを搭載するカラープリント可能な連続噴射
型インクジェット記録装置であり、図1に示した第1実
施例の連続噴射型インクジェット記録装置における基準
発振器CG,分周器FD,接地電極5,ナイフエッジ6
,偏向電極7,偏向電源E1以外は、C,M,Y,BK
の4色独立に構成するようにしたものである。したがっ
て、図1に示した第1実施例の連続噴射型インクジェッ
ト記録装置における部分と対応する部分には同一符号を
付して、それらの詳しい説明を省略する。なお、基準発
振器CGおよび分周器FDまでも4色独立にすると、色
毎に単位時間当たりの発生粒子数が異なることになり、
記録媒体上で4色の付着インク量を制御して色表現する
カラープリント可能な連続噴射型インクジェット記録装
置の場合には不都合が生じる。
【0056】このように構成された第2実施例の連続噴
射型インクジェット記録装置のテストプリント動作では
、第1実施例の連続噴射型インクジェット記録装置のテ
ストプリント動作でプリントしたのと同様の、基準電圧
φに対応する励振周波数と励振電圧ψとの(M×L)通
りの組合せに対して位相θ0 ,θ1 ,θ2 ,…,
θN−1 毎にN個の同一のテストパターンからなるテ
スト画像TP11〜TPMLを、C,M,Y,BKの色
毎にプリントする。例えば、図4に示したテスト画像T
P11〜TPMLを各色毎にプリントする。
【0057】このようにしてテストプリントされた各色
毎のテスト画像TP11〜TPMLを目視して、基準電
圧φに対応する励振周波数は各色ともに満足する共通な
最適値を選定し、励振電圧ψは各色独立に最適値を選定
する。
【0058】なお、上記第1実施例および第2実施例で
は、遅延パルス発生器DGおよびマルチプレクサMPを
振動子ドライバVDの前段に挿入して励振信号PCLK
の位相を励振信号PCLKの1周期の範囲で変化させる
ようにしたが、遅延パルス発生器DGおよびマルチプレ
クサMPを同期化回路SCの前段に挿入して帯電信号の
位相を励振信号PCLKの1周期の範囲で変化させるよ
うにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ノズルに
装着された振動子の励振周波数と励振電圧とを可変に調
整可能な機能をもたせることにより、サテライト粒子の
発生を画質に影響しない状態に設定することができ、き
わめて画質の高いプリント画像が得られるという効果が
ある。
【0060】また、振動子の励振電圧を複数のノズル独
立に可変可能とし、振動子の励振周波数を複数のノズル
共通に可変可能とする機能をもたせることにより、励振
周波数および励振電圧を調整しても(変化させても)色
バランスを乱すことなくきわめて高画質のカラープリン
トが可能な連続噴射型インクジェット記録装置が実現で
きるという効果がある。
【0061】さらに、振動子の励振周波数と励振電圧と
を変化させながら励振信号あるいは帯電信号の位相毎に
複数個の同一のテストパターンからなるテスト画像をテ
ストプリントするようにしたことにより、振動子の励振
周波数と励振電圧との最適値を簡単なテスト画像の目視
で判定することが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る連続噴射型インクジ
ェット記録装置の要部を示す構成図である。
【図2】図1中の基準発振器の一例を示す回路図である
【図3】図1中の振動子ドライバの駆動電源の一例を示
す回路図である。
【図4】本発明の連続噴射型インクジェット記録装置に
おいてテストプリント時にプリントされるテスト画像群
の一例を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る連続噴射型インクジ
ェット記録装置の要部を示す構成図である。
【図6】従来の連続噴射型インクジェット記録装置の要
部を示す構成図である。
【符号の説明】
1  ノズル 2  インク電極 3  振動子 4  制御電極 5  接地電極 6  ナイフエッジ 7  偏向電極 8  回転ドラム AMP  アナログマルチプレクサ DG  遅延パルス発生器 E1  偏向電源 E2  直流電源 E3  直流電源 E4  直流電源 HVS  高圧スイッチ MP  マルチプレクサ PCLK  励振信号 PM  パルス幅変調器 Q0   トランジスタ Q1 ,Q2 ,…,QL−1   トランジスタR 
 分圧抵抗 R0 ,R1 ,R2 ,…,RL   抵抗SC  
同期化回路 TSA  トランジスタスイッチアレイVCM  電圧
制御発振器 VD  振動子ドライバ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  加圧されたインクがノズルに導かれて
    ノズルから一様なインク粒子を発生させるインクジェッ
    ト形成手段と、ノズルに装着された振動子を励振し励振
    に同期してインク粒子を生成させるために振動子に印加
    する励振信号を作る励振信号発生手段と、画像データに
    対応した帯電信号でインク粒子の帯電を制御する帯電制
    御手段とを含む連続噴射型インクジェット記録装置にお
    いて、前記励振信号発生手段が、振動子の励振電圧を可
    変に調整できる振動子ドライバを有することを特徴とす
    る連続噴射型インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】  加圧されたインクがノズルに導かれて
    ノズルから一様なインク粒子を発生させるインクジェッ
    ト形成手段と、ノズルに装着された振動子を励振し励振
    に同期してインク粒子を生成させるために振動子に印加
    する励振信号を作る励振信号発生手段と、画像データに
    対応した帯電信号でインク粒子の帯電を制御する帯電制
    御手段とを含む連続噴射型インクジェット記録装置にお
    いて、前記励振信号発生手段が、振動子の励振周波数を
    可変に調整できる発振手段を有することを特徴とする連
    続噴射型インクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】  加圧されたインクがノズルに導かれて
    ノズルから一様なインク粒子を発生させるインクジェッ
    ト形成手段と、ノズルに装着された振動子を励振し励振
    に同期してインク粒子を生成させるために振動子に印加
    する励振信号を作る励振信号発生手段と、画像データに
    対応した帯電信号でインク粒子の帯電を制御する帯電制
    御手段とを含む連続噴射型インクジェット記録装置にお
    いて、前記励振信号発生手段が、振動子の励振電圧を可
    変に調整できる振動子ドライバと、振動子の励振周波数
    を可変に調整できる発振手段とを有することを特徴とす
    る連続噴射型インクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】  励振信号と帯電信号との位相を励振信
    号の1周期を分割した複数段の位相関係に可変に調整で
    きる位相関係調整手段を備えた請求項1ないし請求項3
    記載の連続噴射型インクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】  加圧されたインクがノズルに導かれて
    ノズルから一様なインク粒子を発生させる複数のノズル
    を備えたインクジェット形成手段と、各ノズルに装着さ
    れた振動子を励振し励振に同期してインク粒子を生成さ
    せるために各振動子に印加する独立な励振信号を作る複
    数の励振信号発生手段と、各々独立な画像データに対応
    した複数の帯電信号で各ノズルから生じるインク粒子の
    帯電を制御する複数の帯電制御手段とを含む連続噴射型
    インクジェット記録装置において、前記励振信号発生手
    段が、複数の振動子の励振電圧を各々可変に調整できる
    複数の振動子ドライバを有することを特徴とする連続噴
    射型インクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】  加圧されたインクがノズルに導かれて
    ノズルから一様なインク粒子を発生させる複数のノズル
    を備えたインクジェット形成手段と、各ノズルに装着さ
    れた振動子を励振し励振に同期してインク粒子を生成さ
    せるために各振動子に印加する独立な励振信号を作る複
    数の励振信号発生手段と、各々独立な画像データに対応
    した複数の帯電信号で各ノズルから生じるインク粒子の
    帯電を制御する複数の帯電制御手段とを含む連続噴射型
    インクジェット記録装置において、前記励振信号発生手
    段が、複数の振動子に共通で振動子の励振周波数を可変
    に調整できる発振手段を有することを特徴とする連続噴
    射型インクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】  加圧されたインクがノズルに導かれて
    ノズルから一様なインク粒子を発生させる複数のノズル
    を備えたインクジェット形成手段と、各ノズルに装着さ
    れた振動子を励振し励振に同期してインク粒子を生成さ
    せるために各振動子に印加する独立な励振信号を作る複
    数の励振信号発生手段と、各々独立な画像データに対応
    した複数の帯電信号で各ノズルから生じるインク粒子の
    帯電を制御する複数の帯電制御手段とを含む連続噴射型
    インクジェット記録装置において、前記励振信号発生手
    段が、複数の振動子の励振電圧を各々可変に調整できる
    複数の振動子ドライバと、複数の振動子に共通で振動子
    の励振周波数を可変に調整できる発振手段とを有するこ
    とを特徴とする連続噴射型インクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】  励振信号と帯電信号との位相を励振信
    号の1周期を分割した複数段の位相関係に可変に調整で
    きる位相関係調整手段を備えた請求項5ないし請求項7
    記載の連続噴射型インクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】  ノズルからインクジェットを噴射させ
    て定常状態に保持する工程と、振動子の励振電圧を変化
    させる工程と、振動子の励振周波数を変化させる工程と
    、励振信号あるいは帯電信号の位相を励振信号の1周期
    の範囲で変化させる工程と、励振電圧と励振周波数と励
    振信号あるいは帯電信号の位相毎に同一のテストパター
    ンを記録する工程とを含むことを特徴とする連続噴射型
    インクジェット記録装置におけるテスト画像プリント方
    法。
  10. 【請求項10】  複数のノズルからインクジェットを
    噴射させて定常状態に保持する工程と、振動子の励振電
    圧をノズル毎に独立に変化させる工程と、複数のノズル
    に対して共通に振動子の励振周波数を変化させる工程と
    、ノズル毎に励振信号あるいは帯電信号の位相を励振信
    号の1周期の範囲で変化させる工程と、励振電圧と励振
    周波数と励振信号あるいは帯電信号の位相毎に各ノズル
    独立に同一のテストパターンを記録する工程とを含むこ
    とを特徴とする連続噴射型インクジェット記録装置にお
    けるテスト画像プリント方法。
JP41237790A 1990-12-20 1990-12-20 連続噴射型インクジェット記録装置 Pending JPH04220350A (ja)

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