JPS60185971A - 液体現像によるカラ−現像方法 - Google Patents

液体現像によるカラ−現像方法

Info

Publication number
JPS60185971A
JPS60185971A JP59041579A JP4157984A JPS60185971A JP S60185971 A JPS60185971 A JP S60185971A JP 59041579 A JP59041579 A JP 59041579A JP 4157984 A JP4157984 A JP 4157984A JP S60185971 A JPS60185971 A JP S60185971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latent image
electrostatic latent
liquid toner
color
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59041579A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Iemura
茂 家村
Chiaki Daito
千秋 大東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP59041579A priority Critical patent/JPS60185971A/ja
Publication of JPS60185971A publication Critical patent/JPS60185971A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0121Details of unit for developing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は液体現像によるカラー現像方法に関し、特に
、階調変化あるいは色相変化をともなったフルカラーの
画像を得る方法に関する。
従来例の構成とその問題点 近年、CRTディスプレイのカラー化が進み、プリンタ
、プロ、り等のハードコピー装置のカラー化が活発に行
なわれている。
以下に従来のカラー記録方法について説明する。
81図は熱転写力2−記録方法の原理を示すものであシ
、1は感熱記録ヘッド、2はカラーインクシートであり
、マゼンタ2a、・ファン2b、イエロー2cの熱溶融
性インクがベースシート2上に塗り分けられている。カ
ラー画像を得るには、各色ごとに感熱記録ヘッド1を用
いてカラーインクシート2上のインクを溶融し、記録紙
3上に転写させ、その動作を3回くり返しカラーインク
の混色を行う。
この方法においては、高速で記録を行うと、感熱記録ヘ
ッド1の発熱部の蓄熱により、不要なインクの転写(ノ
イズ)が発生し、画品質が低下する。さらに画素の形成
をカラーインクシートを介して行うため、感熱記録ヘッ
ド1の解像度よりも低い解像度の画像しか得られない。
また1画素あたりのインク転写量を制御することが極め
て困難な為、混色によシ表現できる色相数も限られる。
さらに同一記録紙にくシ返しカラーインクを転写して混
色を行うため、色合せが難しいという問題もかかえてい
る。
第2図はインクジェット記録方法を用いたカラー記録方
法の原理図である。4はノズルで、圧電素子等によって
微小なインク滴を発生させる。ノズル4から飛翔したイ
ンク滴は荷電々極5で画素に応じて帯電される。画素を
形成するインク滴は偏向電極6により飛翔方向が曲げら
れ、記録紙9上に到達する。一方、不要なインク滴は直
進してガター7に捕獲され、インク回収部8に回収され
る。
4色(シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック)のイン
クをそれぞれの画素の色に応じて記録紙9上で混ぜるこ
とによシカラー画像を得る。
この方法においては、微小なインク滴を形成するため精
密に加工されたノズルを用いるが、ゴミ等の付着、ノズ
ルの目詰り、気泡の混入等により、−インク滴の発生が
不安定になるという問題を持っている。
その他のカラー記録方法として、静−記録方法がある。
例えば静電記録紙に正と負の2種類の電荷を与え、こ五
にトナーを付着させる方法があるが、この場合は2色(
たとえば赤と黒)しか記録することができない。
また静電記録紙に粉体トナーを用いてカラー記録を行う
方法も考えられるが、その場合、静電潜像形成後の現像
定着の工程で粉体トナー像を熱定着することになり、静
電記録紙の水分が蒸発してしまい、同一静電記録紙上に
くり返し静電潜像を形成することが困難となる。したが
って同一記録紙上に混合色によるカラー画像を記録する
ことは困難である。また熱定着を行なわない方法として
第3図に示す静電記録紙に液体トナーを用いて、カラー
記録を行う方法がある。
第3図において、10は静電記録ヘッド、11は静電記
録紙、12a、12b、12C,12dUそれぞれイエ
ロー、シアン、マゼンタ、プラックの液体トナー現像器
である。カラー画像の記録にあっては、まず静電記録へ
ラド1oによシ、静電記録紙11上に静電潜像を形成す
ると共に、静電記録紙11を搬送ローラ13,14で図
中矢印の方向に搬送し、イエローの液体トナー現像器1
2aを静電記録紙11に接触させて現像・定着を行う。
イエロー画像の形成が終了すれば、記録紙搬送ローラ1
3,14を逆回転し、静電記録紙11を最初の記録位#
まで戻す。
次に静電記録ヘッド10によりシアン用の静電潜像が同
一静電記録紙11に記録される。このときシアンの画像
を得るため、イエローの液体トナー現像器12aは静電
記録紙11から離れ、かわりにシアンの液体トナー現像
器12bが静電記録紙11に接触する。
このように順次現像器を交換してカラー画像を得る。第
4図はこのカラー記録方法において用いられる液体トナ
ー現像器である。16は現像スリット、16はスクイー
ズ・ノズル、17は吸い上げパイプ、18は吐き出しパ
イプ、19はポンプ、20は液体トナー、21はタンク
である。現像スリット16.スクイーズ・ノズル16は
第6図に示すように、静電記録紙11の進行方向(図中
に矢印で示す)に対して設けられている。
ポンプ19により、タンク21内の液体トナー20は吸
い上げパイプ17を通じて現像スリット16を満し、現
像スリット15の開口部を通過する静電記録紙11の静
電潜像を現像する。静電記録紙11を付着した余分な液
体トナー20はスクイーズ・ノズル16により吸い取ら
れ、吐出しパイプ18を通じてタンク21に回収される
このように構成された液体トナー現像器12による現像
の原理を第6図に示す。静電記録紙11上に形成された
静電潜像22(マイナス電荷4個が1画素に相当)が液
体トを一現像器12の現像スリット15に達すると、液
体トナー20中のプラスに帯電したトナー粒子23が電
気泳動現象に ′より静電潜像22に付着する。静電潜
像22が現像スリット16を通過した時点で、トナー粒
子23が1画素分の静電潜像22の全てに付着する(図
では4個のマイナス静電潜像22に対し、4個のトナー
粒子が付着)。
以後このような状態を飽和現像状態と呼ぶ。これに対し
、現像スリット15を通過することによって、1画素分
の静電潜像22の全てにトナー粒子23が付着しない状
態を、以後、未飽和現像状態と呼ぶ。
最後にスクイーズ・ノズル16によって静電記録紙11
に付着した余分な液体トナー2oが吸引され、静電記録
紙11上にトナー粒子23が現像される。一度静電記録
紙11に付着したトナー粒子は再度液体トナー現像器を
通過させても剥離しないため、く9返し記録・現像が行
なえる。従って複数の液体トナー現像器を用いてカラー
記録が可能である。
しかしながら上記の様に構成された静電記録紙に液体ト
ナーを用いてカラー記録を行う方法では、静電潜像に対
し飽和現像を行っているため、1度画像を形成したトナ
ー粒子の上に再度静電潜像を形成しようとしても、静電
潜像が形成されず、混合色によるカラー画像を得ること
が困難であ−るという問題を有していた。
発明の目的 この発明は前述した従来の間騨点に鑑みなされたもので
あり、その目的は、階調変化あるいは色相変化をともな
ったフルカラーで高解像度の画像を高速な処理で得るこ
とができるようにした液体現像によるカラー現像方法を
提供することにある。
発明の構成 上記の目的を達成するために、この発明のカラー現像方
法では、静電電位が部分的に異なる静電潜像を記録媒体
上に形成し、この記録媒体にまず第1の色の液体トナー
を接触させ、第1の色のトナー粒子を上記静電潜像に未
飽和状態で付着させる。つまシ、静電潜像の全ての電荷
に完全にトナー粒子を付着させるのではなく、静電潜像
の電位分布に応じて適当な割合いでトナー粒子の付着し
ていない電荷を残す状態とする。つづいて、上記の記録
媒体に第2の色の液体トナーを接触させ、上記静電潜像
の残った電荷に飽和状態あるいは未飽和状態で第2の色
のトナー粒子を付着させる。
この様な未飽和現像処理を2色以上の液体トナーについ
て順次行ない、それら各色のトナー粒子の付着量分布を
上記静電潜像の電位分布に対応して異ならせ階調変化あ
るいは色相変化をともなったフルカラーの画像を得る。
実施例の説明 第7図は本発明のカシ−現像方法を適用した装置の第1
の実施例を示している。
第7図において、24a、24b、24c。
24dはそれぞれ異なる色の液体トナーが供給される液
体トナー現像器であシ、それぞれ第4図で示したような
ポンプおよびタンクが接続されておシ、例えばシアン、
イエロー、マゼンタ、ブラックの各色の液体トナーが供
給される。これら4個の液体トナー現像器24a 、2
4b 、24c 。
24dはそれぞれ独立して上下するように構成されてお
シ、これら4個のうちの3個あるいは2個または1個の
現像器を使って静電潜像が行なわれる。
各液体トナー現像器24a 、24b 、24c 。
24dの中にはバイアス電極25a、25b。
25c、25dがそれぞれ配置されており、各液体トナ
ー現像器とは絶縁されている。また、各バイアス電極2
5a 、25b 、25c 、25dには可変電源26
a 、26b 、26c 、26dが接続されている。
27は静電記録ヘッドであり、図示していない制御手段
とともに、静電記録紙28に静電電位が部分的に異なる
静電潜像を形成するように構成されている。第8図は静
電記録紙28上の静電潜像の位置と電位の関係を示して
いる3この例では静電潜像の電位は4段階の変化をとも
なっており、いわゆる階調記録が可能な静電潜像となっ
ている。
静電潜像の現像は第7図中の朱印に示す方向に静電記録
紙28を移動させ、所定の3個〜1個の液体トナー現像
器によって行なわれる。また、繰返えし同一の静電記録
紙28に上記と異なる色の画像を記録したい場合には、
搬送ローラ28゜29を逆転させて静電記録紙28をも
との記録開始位置まで戻し、記録ヘッド27で新たに静
電潜像を形成し、異なる液体トナー現像器の組合わせで
現像処理を行なう。
このように構成された装置で、第9図に示すような階調
変化を伴ったフルカラーの画像を得る場合の動作を以下
に説明する。
第10図はある原色の液体トナー、例えばイエローで現
像する場合を示しており、同図Iは静電潜像の電位分布
を示し、同図■は液体トナー現像器24a 、24dと
静電記録紙28の関係を示している。この液体トナー現
像器24aにはイエローの液体トナーが供給されている
。静電記録紙28上に形成された静電潜像の電位の大き
さは、第10図■と■にA、B 、C,Dで対応させて
いる。また、ここでは静電潜像の極性を負とし、液体ト
ナーの粒子の極性を正として説明する。
イエローのような原色の画像を得る場合、バイアス電極
26aには可変電源26aからのバイアス電圧を与えな
いように、スイッチ30 aをオフにしておく。この状
態では、静電記録紙28上に形成された静電潜像は静電
記録紙28の移動に伴って現像されることになるが、潜
像電位A、B。
Cにはイエローのトナー粒子がそれぞれの静電潜像の電
位の大きさに対応した量だけ付着する。この状態を前述
したように飽和現像状態と呼ぶことにする。しかし、電
位の最も高い静電潜像電位りの部分には、静電潜像電位
Cの部分と同じ程度の量のトナー粒子しか付着しておら
ず、この部分の静電潜像はまだトナー粒子を付着させる
能力をもっている。この様な状態を未飽和現像状態と呼
ぶ。
この様子を第10図■の右側に示している。
なお、未飽和現像状態の程度をコントロールするには、
静電潜像と液体トナーとの接触時間が短かくなるように
、液体トナー現像器の現像スリット幅を狭く1するとか
、静電記録紙の送り速度を速くするなどの手段が用いら
れる。また、トナー粒子速度を制御する方法や、トナー
粒子密度を制御する方法などによっても未飽和現像状態
をコントロールすることができる。この説明では、液体
トナー現像器24a、24b、24a、24dのいずれ
も上述のようなコントロール機能を有しているものとす
る。
静電記録紙がさらに左に移動することにより、シ スクイズ・ノズル31aで余分な液体トナーが今ぐい取
られ、乾燥状態となり、静電記録紙28上には静電潜像
の大きさに対応したイエローの画像が得られる。さらに
静電記録紙28が左に移動すると、こんどはブラックの
液体トナーが供給されている液体トナー現像器24dに
達する。静電潜像の比較的低い電位A、B、Cの部分は
、先の液体トナー現像器24aで飽和現像状態になるま
でイエローで現像されているので、ブラックの液体トナ
ー現像器24dを通過してもブラックのトナー粒子はこ
こには付着しない。一方、静電潜像の最も高い電位りの
部分は未飽和現像状態であるので、ブラックの液体トナ
ー現像器24dを通過するとき、その部分の残った電荷
にブラックのトナー粒子が付着する。このような状態で
静電記録紙28がさらに左に移動し、スクイ♀イ・ノズ
ル31dで余分な液体トナーがぬぐい取られると、イエ
ローの画像が完成し、静電潜像の電位分布A、B。
C,Dに対応し、第9図のような明るい(薄い)イエロ
ーから暗いイエローまで4段階の階調変化を伴ったイエ
ローの画像ができる。
次に、例えばグリーンの画像を形成するとする。
この場合静電記録紙28をもとの位置まで逆搬送し、あ
らたに静電記録ヘッド27で静電記録紙28上に前回と
同じように電位分布を伴った静電潜像を形成する。この
場合の現像処理の原理を第11図1.Bに示している。
グリーンの画像を得るにはイエローの液体トナーとシア
ンの液体トナーを使用し、またこれに明暗階調をつける
ためにブラックの液体トナーをも使用する。静電記録紙
28には、イエローの液体トナーが供給される液体トナ
ー現像器24aとシアンの液体トナーが供給される液体
トナー現像器24bと、ブラックの液体トナーが供給さ
れる液体トナー現像器24dの3つの現像器を接触させ
る。また、現像器24aと24bのバイアス電極′25
aと25bにはそれぞれスイ、、チ30aと30bを介
して可変電源26aと26bが接続され、適宜に設定さ
れたバイアス電圧を印加する。しかし、現像器24dの
バイアス電極26dは接地する。
静電潜像は負極性であり、各液体トナーの極性は正とな
っているので、バイアス電極26a。
25bには負極性のバイアス電圧を与える。このように
、バイアス電圧2eia、2sbに液体トナ=の極性と
は反対の極性の電圧を与えると、液体トナー中の電荷を
おびたトナー粒子はバイアス電極の方向に吸引されるた
め、現像器24 a 、 24 b内のトナー粒子密′
度が見かけ上低くなり、静電潜像にひきつけられるトナ
ー粒子は少なくなる。このことは、静電潜像電位に対し
飽和現像状態を変えることができることを意味する。す
なわちノ(イアスミ極に印加する電圧を最適な値に選定
することによって、第11図11に示すように、静電記
録紙28上の静電潜像電位A、B、C,Dのいずれの部
分に対してもイエローのトナー粒子が先に説−明した第
10図■の場合に比べて半分の量しか付着しない状態を
作り出すことができる。つ1す、液体現像器24aを通
過した時点での現像状態は、静電潜像の全ての部分にお
いて、未飽和現像状態となっている状態を作り出すこと
ができる。
さらに静電記録紙28が左に移動すると、シアンの液体
トナーが供給されている液体トナー現像器24bに達す
る。このとき静電潜像の未飽和部分にシアンのトナー粒
子が付着する仁とになるが、液体トナー現像器24bの
バイアス電極26bにも適切な電圧が印加されているだ
め、第10図の場合と同じ静電潜像であっても、飽和現
像状態にできる静電潜像電位は半分のレベルとなる。従
って静電記録紙28上の静電潜像電位A、B 、Cの部
分はシアンのトナー粒子が付着して飽和状態となるが、
静電潜像電位りの部分はシアンのトナー粒子が付着して
もまだ未飽和現像状態となっている0 従って、液体トナー現像器24a 、24bを通過した
時点での静電記録紙28の画像は、電位Aす部分は明る
い(薄い)グリーン、電位Bの部分は電位Aの部分より
濃いグリーン、電位Cの部分は電位Bの部分よシ濃いグ
リーン、電位りの部分は電位Cの部分と同じ濃さのグリ
ーンとなっている。
さらに静電記録紙28が左に移動すると、ブラックの液
体トナーが供給されている液体トナー現像器24dに達
する。ここで静電潜像の残った電荷にブラックのトナー
粒子が付着することになるが、静電潜像の電位A、B、
Cの部分は既に飽和現像状態となっているため、これら
の部分にはブラックのトナー粒子は付着しない。静電潜
像の電位りの部分のみが未飽和現像状態であるので、と
の部分のみブラックの、トナー粒子が付着する。従って
、静電記録紙28が最後のスクイク・ノズル31dを通
過した後の画像は、第9図のグリーンのように明るいグ
リーンから暗いグリーンまで4段階の階調を伴ったグリ
ーン画像となる。
以上のように第10図の処理および第11図の処理を順
次行うことによって、第9図に示したよ伍な階調変化あ
るいは色相変化を伴ったフルカラーの画像を得ることが
できる。なお、以上の第1の実施例では、搬送方向の最
後にある液体トナー現像器24dのバイアス電極26d
については説明しなかったが、この第1の実施例では特
に必要がない。
しかしブラック1色でハーフトーンを出したい場合には
、今まで説明したのとは逆極性の正の電圧を電極26d
に印加する必要がある。なぜなら、液体トナー現像器2
4dの飽和現像能力は静電潜像電位Cのレベルまでであ
り、それ以上の電位に対しては未飽和現像状態と々るか
らである。
そこで、次に第2の実施例として、液体トナー現像器の
現像能力が低い場合について説明する。
液体トナー現像器現像能力が低いと、第12図Iに示す
ように静電潜像電位A、B、C,Dのどの部分に対して
も飽和現像状態にすることができなくなる。そこで第1
の実施例の場合とは異なり、液体トナー現像器内のバイ
アス電極にトナー粒子の極性と同一極性、この実施例で
は正極性の電圧を与えるように上記可変電源の極性を設
定する。
そうするとトナー粒子分バイアス電極と反発し、静電潜
像の方向に進む。その様子を第13図に示す。第13図
■ではイエローの液体トナー現像器24aにおいて、バ
イアス電極25aを接地して電圧を印加してい々い。こ
の場合現像能力が低く第12図Iと対応する。すなわち
、静電潜像電位A、B、C,Dのいずれの部分も飽和状
態で現像することはできない。
第13図■ではイエローの液体トナー現像器24aのバ
イアス電極25aに適宜に設定された正のバイアス電圧
を印加している。これにょシ現像器24aの現像能力が
向上し、静電潜像電位A。
B、Cまでの部分を飽和現像状態にすることができる。
また第13図■ではブラックの液体トナー現像器24d
のバイアス電極25dにも正のバイアス電極を与え、こ
れの現像能力を向上させている。その結果イエローの現
像器24aとブラックの現像器24dによって現像を行
うと、第12図■に示すように第1の実施例の第10図
1と全く同等の画像を得ることができる。また同様にし
てグリーンの画像を得る場合にはイエローおよびシアン
の両現像器のバイアス電極は接地し、その現像能力を低
くするとともにプラ・ツクの現像器のバイアス電極には
正極性のバイアス電極を与える。
その状態で現像処理を行えば、第12図■に示すグリー
ン画像、すなわち第1の実施例で示しだ第11図1と同
様の画像が得られる。まだ、ブラ・ツク−色の画像を得
るには、第13図■でのバイアス電圧よシさらに高い電
圧を電極25dに与えることによって、黒のハーフトー
ンの画像が得られることになる。
以上第1の実施例および第2の実施例で説明したように
、現像器内のバイアス電極に印加する電圧の極性はトナ
ー粒子の極性と同じであってもよいし、反対極性であっ
てもよい。いずれについてもバイアス電圧を適宜に設定
すヌことで、各現像器の現像能力をコントロールするこ
とができる。
なお、第2の実施例のように、現像器の現像能力をトナ
ー粒子と同極性の電圧が印加される電極でコントロール
する場合、その電極の設置位置は現像器内だけに限定さ
れず、液体トナーを供給するタンク内に配置してもよい
。また液体トナーの場合、現像枚数が増してくるとトナ
ー粒子が次々に使用され、トナー粒子密度が低下してく
る。従って第1の実施例の場合は現像器内のトナー粒子
密度を検出し、濃縮トナーを補給できるような構成にし
、常に現像器の現像能力を一定に保てるようにしておく
のが望ましい。また第2の実施例の場合、濃縮液体トナ
ー装置を設けるのに変えて、液体トナーの濃度を検出し
、その検出信号に基づいて、トナー濃度が薄くなってき
た場合はバイアス電極に印加する電圧を高くし、決めら
れた現像能力を保てるようにすることが望ましい。この
だめに、バイアス電源は任意に電圧を制御することがで
きる可変電源が望ましい。しかし、以上のようなことを
特に必要としないのであれば、もちろん固定電源でもよ
い。
また先の実施例では、スイ・ソチのオン・オフでバイア
ス電極の接地および電圧印加を制御したが、失は次のよ
うに変更してもよい。トナー粒子と同極性のバイアス電
圧を印加する構成で、例えばグリーン画像などを得る場
合、イエローの現像器およびシアンの現像器の両方に低
いバイアス電極を与えて現像処理を行い、単色の画像を
得る場合には使用する現像器に高いバイアス電圧を与え
る −ように構成してもよい。すなわちバイアス電圧の
オン・オフ制御ではなく、バイアス電圧を2段階に切換
え制御する構成でもよい。まだ、バイアス電圧−を可変
調整できる構成とすれば、その電圧調整で色相を変える
こともできる。すなわち、黄色味をおびた緑とか、緑が
かった黄色といった色相の微整も可能である。
また以上の実施例では、静電潜像の電位を4段階に変え
て4段階の階調変化を伴ったカラー画像を得るように説
明したが、実際には16〜24段階程度の階調数でフル
カラー画像を達成することができる。
発明の効果 以上詳細に説明したように、この発明のカラー現像方法
によれば、階調変化や色相変化を伴ったフルカラーの画
像を簡単な現像処理で高速かつ高精 に実現することが
でき、混色のだめの色合わせの必要もなく、その実用効
果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の感熱転写記録方法の原理図、第2図は従
来のインクジェット記録方法の原理図、第3図は従来の
液体トナーを使用するカラー静電記録方法の概略図、第
4図は液体トナー現像器の構成図、第5図は液体トナー
現像器の横断面図、第6図は液体トナー現像器による従
来の現像処理方法の原理図、第7図はこの発明の現像方
法を適用する場合の原理的な装置構成図、第8図は静電
潜像の位置と静電電位との関係の一例を示す図、第9図
は階調変化を伴ったフルカラーの説明図、第10図は本
発明の第1実施例により階調変化を伴ったイエロー画像
を得る場合の処理説明図、第11図は本発明の第1実施
例により階調変化を伴ったグリーン画像を得る場合の処
理説明図、第12図は本発明の第2実施例の原理説明図
、第13図は第12図に対応した現像処理状態の説明図
である。 24a 、24b 、24c 、24cL−・・=液体
トナー現像器、25a 、25b ;26c 、25d
−団−バイアス電極、26a 、26b 、26c 、
2ed・・・・・・可変電源、27・・・・・・静電記
録ヘッド、28゜29 ・= ・・−搬送ローラ、31
a、31b、31d−・・・・・スクイーズ・ノズル。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 ? 第2図 第 3 図 第7図 第8図 第9図 第10図 (I) 第11図 (T) 第1意図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 静電電位が部分的に異なる静電潜像を記録媒体上に形成
    し、この記録媒体にまず第1の色の液体トナーを接触さ
    せ、第1の色のトナー粒子を上記静電潜像に未飽和状態
    で付着させ、続いて、この゛記録媒体に第2の色の液体
    トナーを接触させ、上記静電潜像の残った電、荷に飽和
    状態あるいは未飽和状態で第2の色のトナー粒子を付着
    させる、という処理を2色以上の液体トナーについて順
    次行ない、これら各色のトナー粒子の付着量分布を上記
    静電潜像の電位分布に対応して異ならせたカラー画像を
    得ることを特徴とする液体現像によるカラー現像方法。
JP59041579A 1984-03-05 1984-03-05 液体現像によるカラ−現像方法 Pending JPS60185971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59041579A JPS60185971A (ja) 1984-03-05 1984-03-05 液体現像によるカラ−現像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59041579A JPS60185971A (ja) 1984-03-05 1984-03-05 液体現像によるカラ−現像方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60185971A true JPS60185971A (ja) 1985-09-21

Family

ID=12612351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59041579A Pending JPS60185971A (ja) 1984-03-05 1984-03-05 液体現像によるカラ−現像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60185971A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63103269A (ja) * 1986-10-20 1988-05-07 Ricoh Co Ltd カラ−電子写真装置
JPS63139375A (ja) * 1986-12-02 1988-06-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラ−電子写真方法
EP0606982A1 (en) * 1993-01-12 1994-07-20 Hitachi, Ltd. An electrophotographic color printer, and a method of printing using such a printer
JPH09106131A (ja) * 1996-08-06 1997-04-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63103269A (ja) * 1986-10-20 1988-05-07 Ricoh Co Ltd カラ−電子写真装置
JPS63139375A (ja) * 1986-12-02 1988-06-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラ−電子写真方法
EP0606982A1 (en) * 1993-01-12 1994-07-20 Hitachi, Ltd. An electrophotographic color printer, and a method of printing using such a printer
US5550626A (en) * 1993-01-12 1996-08-27 Hitachi, Ltd. Image forming device for creating a color image having pixel elements of different thicknesses
JPH09106131A (ja) * 1996-08-06 1997-04-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0635286A (ja) 印刷装置及び印刷方法
US4521502A (en) Color recording method
US5347345A (en) Method and apparatus of creating two-color images in a single pass
JPS60185971A (ja) 液体現像によるカラ−現像方法
JPS63136058A (ja) 粉体画像記録装置
JPH01319058A (ja) イオノグラフィーを用いた3値高採度カラー像形成方法
JPH11301014A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
US6606472B1 (en) Method and apparatus for forming color image
JPS612162A (ja) 液体現像によるカラ−現像方法
JPS60244975A (ja) 液体現像によるカラ−現像方法
JPS60189762A (ja) 液体現像によるカラ−現像方法
JPH02185451A (ja) 画像記録方法
JP2001075321A (ja) 中間調を有する画像を形成する画像作成装置及びその方法
JPH0293664A (ja) 湿式カラー画像形成装置
JP3212975B2 (ja) 液体現像装置及び液体現像方法
JPH11268328A (ja) トナー、画像形成方法、及び、画像形成装置
US6250743B1 (en) Tandem type of direct printing apparatus using gating apertures for supplying toner
JP2000122429A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2000187360A (ja) イメ―ジ形成装置の使用方法
US5751329A (en) Ionographic color printer with plural print heads removable toner cartridge and one-time usable polymeric web
JP2530813Y2 (ja) 多色印字装置
US6227655B1 (en) DEP (direct electrostatic printing) device maintaining a constant distance between printhead structure and toner delivery means
JPH02185452A (ja) 画像記録方法
JPS55137546A (en) Color image forming apparatus
JPS60189775A (ja) 現像装置