JPH043645Y2 - - Google Patents

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JPH043645Y2
JPH043645Y2 JP2641586U JP2641586U JPH043645Y2 JP H043645 Y2 JPH043645 Y2 JP H043645Y2 JP 2641586 U JP2641586 U JP 2641586U JP 2641586 U JP2641586 U JP 2641586U JP H043645 Y2 JPH043645 Y2 JP H043645Y2
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JP
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block body
gas
rear end
cylinder
nozzle member
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JP2641586U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、液体をエアゾールガスで霧状にして
散布するピストル形の噴霧器に関する。
「従来の技術」 従来、薬液等において液体を霧状にして皮膚等
の広範囲に亘つて散布する場合は、スプレーガン
のようにコンプレツサーによる圧縮空気をエアゾ
ールガスとして用いていた。
「考案が解決しようとする問題点」 従来の噴霧装置では、コンプレツサー等を用い
るため装置が大掛かりとなり、携帯に不便で即応
性がなかつた。
そこで、本考案は小形で携帯に便利な噴霧器を
提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案は図面に示す
ように、前後方向に延びるガス管路6を内設した
支持台部7の後端から半筒状のホルダー部8を、
該ホルダー部の開口側部を前方に向けて垂設させ
たピストル形保持ケース1と、上記ホルダー部の
対向側壁間に垂直腕部17の上端を枢着させると
共に、該垂直腕部上端から後方へ延出した水平腕
部19を二股状に形成させたベルクランク状のト
リガー2と、上記ホルダー部内へ嵌合させたエア
ゾール容器体20を、上記水平腕部により挟持さ
せてトリガー操作による上下動が可能とすると共
に、容器体上端から起立させた押込み開弁式のス
テム22上端を上記ガス管路の後端開口へ嵌合さ
せたガスボンベ3と、上記支持台部の前端部にブ
ロツク体23前端部を、回動可能に枢着させると
共に、ブロツク体内部にガス通路25と液体通路
27a…とを穿設させたノズル部材4と、該ノズ
ル部材後方の支持台部上にシリンダ部28を、着
脱自在に保持させ、該シリンダ部の前端部を、上
記ブロツク体後端面の液体通路後端開口へ嵌合さ
せると共に該シリンダ部後端内からプランジヤ部
30を後方へ突出させた注射器5とからなり、上
記ノズル部材のガス通路前端と液体通路前端とを
各々の軸線の延長線がブロツク体の前方近傍で交
差するようにブロツク体前端部にそれぞれ開口さ
せると共に、上記ガス通路後端を上記ガス管路前
端へ着脱自在に連通接続させたことを特徴とす
る。
「作用」 例えば、第1図及び第3図が示す状態からトリ
ガー2の垂直腕部17を引き寄せると、ガスボン
ベ3の容器体20上昇によりステム22が容器体
内に押込まれる。
これにより、容器体内のエアゾールガスがガス
管路6内に噴出し、ここからノズル部材4内のガ
ス通路25を通つて外部に噴出する。
同時に、注射器5のプランジヤ部30後端を前
方へ押圧してシリンダ部28内に挿入する。
これにより、シリンダ部内の液体が加圧され、
この加圧された液体がシリンダ部の前端部(吐出
口)よりノズル部材内の液体通路27a…に吐出
し、ここから上記エアゾールガスの噴出流の上流
側に向けて放出され、結局上記エアゾールガスに
より霧状に微粒化されて噴出散布される。
尚、上記注射器5の保持ケース1に対する装着
時には、第1図の想像線のようにノズル部材4を
上方へ回動させれば、シリンダ部28を手に持つ
て該シリンダ部の前端部をノズル部材後端部に確
実に装着出来る。
「実施例」 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、1はピストル形保持ケース、2はベルクラ
ンク状のトリガー、3はガスボンベ、4はノズル
部材で、5,5は注射器である。
保持ケース1は、前後方向に延びるガス管路6
を内設した支持台部7の後端から半筒状のホルダ
ー部8を、該ホルダー部の開口側部を前方へ向け
て垂設させている。
上記支持台部7は後部が低い段付き状に形成さ
れて、その前部上面には隔壁9と該隔壁を挟んで
保持壁10,10がそれぞれ立設されている。ま
た、支持台部前端の左、右両部からブラケツト状
壁11,11が突設され、これらブラケツト状壁
内面にはピン12,12が突設されている。
上記ガス管路6は、その後端がコネクター13
を介して支持台部7下面に固設され、前端は上記
隔壁9を上下方向に貫通する通孔14下端に連通
接続されている。上記コネクター内のガス通路1
5後端は、コネクター下面にテーパ状に拡径して
開口される。
トリガー2は、上記ホルダー部8の対向側壁1
6,16間に垂直腕部17(厳密には舌片状部)
の上端をピン18,18結合させると共に、該垂
直腕部上端から後方へ延出した水平腕部19を二
股状に形成させている。
ガスボンベ3は、上記ホルダー部8内へ嵌合さ
せたエアゾール容器体20を、該容器体の上部外
面に形成したくびれ部21を介して、上記水平腕
部19により挟持させてトリガー2操作による上
下動が可能としている。さらに、容器体上端から
起立させた押込み開弁式のステム22上端を上記
コネクター内のガス通路15後端開口へ嵌合させ
ている。上記ステム上端は、上記ガス通路後端に
対応してテーパ筒状に形成されている。
ノズル部材4は、上記支持台部7のブラケツト
状壁11,11間に、ブロツク体23(厳密に
は、成形加工上前部ブロツク体23aと後部ブロ
ツク体23bとに分割形成されている。)の左、
右両側面前部を、該両側面に穿設した軸受穴2
4,24を介してピン12,12結合させてい
る。さらに、上記ブロツク体内部には、前半部分
25a,25bのみが二本に分岐して各々の前端
がブロツク体23前端面の左、右両部に、各々の
軸線の延長線がブロツク体前方の比較的遠い所で
交差するように開口するガス通路25と、後端が
ブロツク体後端面の左、右両部に、また前端がブ
ロツク体前端面の上向き段部26上の左、右両部
に、それらの軸線の延長線が上記ガス通路25
a,25b前端の軸線延長線とブロツク体前方近
傍でそれぞれ対となつて交差するように開口する
二本の液体通路27a,27bとを穿設させてい
る。上記ガス通路25の後端部は、ブロツク体後
端面からエルボ状に突出され、該エルボ状部25
cの先端が上記通孔14上端に着脱自在に連通接
続されている。
注射器5,5は、それらのシリンダ部28,2
8を上記支持台部7上に、隔壁9と保持壁10,
10を介して、それぞれ着脱自在に保持させ、該
シリンダ部の各前端部(筒状吐出口)を、上記ブ
ロツク体後端面の液体通路27a,27b後端開
口へそれぞれ嵌合させている。さらに、両シリン
ダ部後端内から端板29,29付きのプランジヤ
部30,30を後方へそれぞれ突出させている。
尚、上記ノズル部材4の前部ブロツク体23a
と後部ブロツク23bとは、それぞれの接合面相
互の各種通路部において施されたインロー継手構
造により連結されている。また、上記実施例にて
各部は適宜合成樹脂材を用いて成形製作される。
このように構成された本実施例によれば、両プ
ランジヤ部30,30を同時に押圧することによ
つて、シリンダ部28,28内の二液がノズル部
材4を介して同じ比率でかつ同時に注出され、し
かもエアゾールガスの噴出流と該噴出流の上記し
た方向付けよつて、上記二液が効果的に霧化され
ると共に保持ケース1前方で混合される。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、注射器と
小形のガスボンベとを、保持ケース等に効果的に
組付けて、所謂ピストル形の噴霧器を構成するよ
うにしたので、小形軽量で携帯に便利であり、即
応性の高い噴霧器が得られるという効果がある。
また、本考案ではノズル部材を保持ケースに対
してノズル部材後部の上方への起立が可能に構成
したので、注射器の装着時には、上記ノズル部材
の起立によつてシリンダ部を手に持つて該シリン
ダの前端部をノズル部材後端面の液体通路内に確
実に嵌合でき、該装着時にプランジヤ部を誤つて
押すことなどが防止出来るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図はその平面図、第3図は同じく斜視図、第4
図は要部分解斜視図である。 1……ピストル形保持ケース、2……ベルクラ
ンク状のトリガー、3……ガスボンベ、4……ノ
ズル部材、5,5……注射器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後方向に延びるガス管路6を内設した支持台
    部7の後端から半筒状のホルダー部8を、該ホル
    ダー部の開口側部を前方に向けて垂設させたピス
    トル形保持ケース1と、上記ホルダー部の対向側
    壁間に垂直腕部17の上端を枢着させると共に、
    該垂直腕部上端から後方へ延出した水平腕部19
    を二股状に形成させたベルクランク状のトリガー
    2と、上記ホルダー部内へ嵌合させたエアゾール
    容器体20を、上記水平腕部により挟持させてト
    リガー操作による上下動が可能とすると共に、容
    器体上端から起立させた押込み開弁式のステム2
    2上端を上記ガス管路の後端開口へ嵌合させたガ
    スボンベ3と、上記支持台部の前端部にブロツク
    体23前端部を、回動可能に枢着させると共に、
    ブロツク体内部にガス通路25と液体通路27a
    …とを穿設させたノズル部材4と、該ノズル部材
    後方の支持台部上にシリンダ部28を、着脱自在
    に保持させ、該シリンダ部の前端部を、上記ブロ
    ツク体後端面の液体通路後端開口へ嵌合させると
    共に該シリンダ部後端内からプランジヤ部30を
    後方へ突出させた注射器5とからなり、上記ノズ
    ル部材のガス通路前端と液体通路前端とを各々の
    軸線の延長線がブロツク体の前方近傍で交差する
    ようにブロツク体前端部にそれぞれ開口させると
    共に、上記ガス通路後端を上記ガス管路前端へ着
    脱自在に連通接続させたことを特徴とする噴霧
    器。
JP2641586U 1986-02-24 1986-02-24 Expired JPH043645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2641586U JPH043645Y2 (ja) 1986-02-24 1986-02-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2641586U JPH043645Y2 (ja) 1986-02-24 1986-02-24

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Publication Number Publication Date
JPS62140957U JPS62140957U (ja) 1987-09-05
JPH043645Y2 true JPH043645Y2 (ja) 1992-02-04

Family

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JP2641586U Expired JPH043645Y2 (ja) 1986-02-24 1986-02-24

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JPS62140957U (ja) 1987-09-05

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