JP2597178Y2 - トリガー付き小型噴霧器 - Google Patents
トリガー付き小型噴霧器Info
- Publication number
- JP2597178Y2 JP2597178Y2 JP1993073476U JP7347693U JP2597178Y2 JP 2597178 Y2 JP2597178 Y2 JP 2597178Y2 JP 1993073476 U JP1993073476 U JP 1993073476U JP 7347693 U JP7347693 U JP 7347693U JP 2597178 Y2 JP2597178 Y2 JP 2597178Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- trigger
- press
- nozzle hole
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本案はトリガーを有する小型噴霧
器に係る。
器に係る。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】従来ピストル形状のト
リガー式噴霧器が広く用いられているが、該噴霧器は、
ピストルの銃身該当部先端面にノズル孔を有し、トリガ
ー揺動方向とノズル孔を先端に有する銃身該当筒部の筒
方向とが同じ平面上にあるため、例えばそのトリガー式
噴霧器を整髪用液体等の噴霧器として使用しようとする
と、その噴霧器の把手部を持つ手と被噴霧対象である例
えば頭髪との間に少くともトリガー引寄用の間隙を設け
ることが必要となり、従って霧拡散のためにはノズル孔
と頭髪との間に相当の間隙を必要とするに拘らず、その
間隙を隔ててトリガー操作することが困難となるもので
あった。
リガー式噴霧器が広く用いられているが、該噴霧器は、
ピストルの銃身該当部先端面にノズル孔を有し、トリガ
ー揺動方向とノズル孔を先端に有する銃身該当筒部の筒
方向とが同じ平面上にあるため、例えばそのトリガー式
噴霧器を整髪用液体等の噴霧器として使用しようとする
と、その噴霧器の把手部を持つ手と被噴霧対象である例
えば頭髪との間に少くともトリガー引寄用の間隙を設け
ることが必要となり、従って霧拡散のためにはノズル孔
と頭髪との間に相当の間隙を必要とするに拘らず、その
間隙を隔ててトリガー操作することが困難となるもので
あった。
【０００３】本案はノズル孔からの噴霧方向とトリガー
揺動方向とを直交する二つの平面上に設けることで上記
欠点を除去するもので、そのため噴霧器を、従来のピス
トル形状から、縦型ポンプ式でかつヘッド押下げ用のレ
バー兼用キャップ付きとしたものである。
揺動方向とを直交する二つの平面上に設けることで上記
欠点を除去するもので、そのため噴霧器を、従来のピス
トル形状から、縦型ポンプ式でかつヘッド押下げ用のレ
バー兼用キャップ付きとしたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】容器体口頸部に螺合させ
た装着筒２の上端部内から、容器体内へシリンダ５を垂
設すると共に、該シリンダ内から装着筒を貫通して起立
する作動部材の上下動で、容器体内液体をシリンダ内へ
吸上げ、かつ該シリンダ内液体を作動部材上端の押下げ
ヘッド６前面のノズル孔７から噴霧するよう設けた、縦
型ポンプ式の小型噴霧器において、上記装着筒２側面か
ら上記押下げヘッド６の側方へアーム９を突出し、該ア
ーム先端へ、上記押下げヘッド外面へ押下げ可能に被
せ、かつノズル孔前方の前壁部分に霧噴出用窓11を穿設
したレバー兼用キャップ10の基端を屈折可能に連結し、
該キャップの先端部からトリガー12を垂設した。
た装着筒２の上端部内から、容器体内へシリンダ５を垂
設すると共に、該シリンダ内から装着筒を貫通して起立
する作動部材の上下動で、容器体内液体をシリンダ内へ
吸上げ、かつ該シリンダ内液体を作動部材上端の押下げ
ヘッド６前面のノズル孔７から噴霧するよう設けた、縦
型ポンプ式の小型噴霧器において、上記装着筒２側面か
ら上記押下げヘッド６の側方へアーム９を突出し、該ア
ーム先端へ、上記押下げヘッド外面へ押下げ可能に被
せ、かつノズル孔前方の前壁部分に霧噴出用窓11を穿設
したレバー兼用キャップ10の基端を屈折可能に連結し、
該キャップの先端部からトリガー12を垂設した。
【０００５】
【作用】例えば図１の状態から、アーム９の下方および
装着筒２部分を持ち、トリガー12を引寄せると、押下げ
ヘッド６を介して作動部材が下降することでシリンダ５
内液体がノズル孔７から前方へ噴出する。トリガー12は
レバー兼用キャップ10基端を枢着する軸を中心として左
右へ揺動するに対して、ノズル孔７は前方へ噴出する。
従ってトリガー揺動平面に対して噴霧方向平面は直交す
ることとなり、従ってポンプ中心軸線からノズル孔先端
までの距離を短かくしても、そのためトリガー操作が困
難となることがない。
装着筒２部分を持ち、トリガー12を引寄せると、押下げ
ヘッド６を介して作動部材が下降することでシリンダ５
内液体がノズル孔７から前方へ噴出する。トリガー12は
レバー兼用キャップ10基端を枢着する軸を中心として左
右へ揺動するに対して、ノズル孔７は前方へ噴出する。
従ってトリガー揺動平面に対して噴霧方向平面は直交す
ることとなり、従ってポンプ中心軸線からノズル孔先端
までの距離を短かくしても、そのためトリガー操作が困
難となることがない。
【０００６】
【実施例】１は口頸部を起立する容器体で、その口頸部
に螺合させた装着筒２下半から内向きフランジを介して
小径の上半筒部を起立し、その上半筒部上端から更に小
径のガイド筒３を起立する。
に螺合させた装着筒２下半から内向きフランジを介して
小径の上半筒部を起立し、その上半筒部上端から更に小
径のガイド筒３を起立する。
【０００７】上記上半筒部内には上端に付設した外向き
フランジ４を突部係合により嵌着させてシリンダ５を容
器体内へ垂下しており、又該シリンダ内からは上方付勢
させて作動部材を起立し、該作動部材上端の押下げヘッ
ド６の内筒部下端外面の係合突条上面へ、上記ガイド筒
３上端内面の係合突条下面を係合させて作動部材の上方
抜出しを防止している。尚これ等シリンダおよび作動部
材は公知のもので、縦型ポンプを形成し、押下げヘッド
６を介して作動部材を押下げることでシリンダ内液体を
押下げヘッドのノズル孔７から噴霧し、押下げヘッドを
離すと作動部材上昇によるシリンダ内負圧化により吸上
げパイプ８を通って容器体内液体をシリンダ内へ吸上げ
る。
フランジ４を突部係合により嵌着させてシリンダ５を容
器体内へ垂下しており、又該シリンダ内からは上方付勢
させて作動部材を起立し、該作動部材上端の押下げヘッ
ド６の内筒部下端外面の係合突条上面へ、上記ガイド筒
３上端内面の係合突条下面を係合させて作動部材の上方
抜出しを防止している。尚これ等シリンダおよび作動部
材は公知のもので、縦型ポンプを形成し、押下げヘッド
６を介して作動部材を押下げることでシリンダ内液体を
押下げヘッドのノズル孔７から噴霧し、押下げヘッドを
離すと作動部材上昇によるシリンダ内負圧化により吸上
げパイプ８を通って容器体内液体をシリンダ内へ吸上げ
る。
【０００８】既述装着筒２の側面から上記押下げヘッド
６の側方へアーム９を突出し、かつ該アーム先端へレバ
ー兼用のキャップ10基端を枢着している。該キャップは
押下げヘッド６外面へ被せ、かつノズル孔７前方の前壁
部分に霧噴出用窓11を穿設しており、該キャップの先端
部からはトリガー12を垂設している。又キャップ頂壁の
下面には、トリガー引寄せにより押下げヘッド６を押下
げるための突条13を付設している。
６の側方へアーム９を突出し、かつ該アーム先端へレバ
ー兼用のキャップ10基端を枢着している。該キャップは
押下げヘッド６外面へ被せ、かつノズル孔７前方の前壁
部分に霧噴出用窓11を穿設しており、該キャップの先端
部からはトリガー12を垂設している。又キャップ頂壁の
下面には、トリガー引寄せにより押下げヘッド６を押下
げるための突条13を付設している。
【０００９】図４、図５は第２実施例を示し、押下げヘ
ッド６上方のキャップ頂壁部分および該頂壁部分前後の
前壁および後壁を除去して該除去部の前壁部分を霧噴出
用窓11兼用の除去部14とし、又押下げヘッドのノズル孔
７下方周壁部分および該部分と対向する押下げヘッド周
壁の後面部分とから係合突子15を前後へ突出し、又上記
除去部下方の前後両壁部分内面に山形状の凹部16, 16を
設けてその頂部内面へ係合突子15, 15を係合させ、トリ
ガー12引寄せにより押下げヘッド10を介して作動部材の
押下げが可能に形成した。
ッド６上方のキャップ頂壁部分および該頂壁部分前後の
前壁および後壁を除去して該除去部の前壁部分を霧噴出
用窓11兼用の除去部14とし、又押下げヘッドのノズル孔
７下方周壁部分および該部分と対向する押下げヘッド周
壁の後面部分とから係合突子15を前後へ突出し、又上記
除去部下方の前後両壁部分内面に山形状の凹部16, 16を
設けてその頂部内面へ係合突子15, 15を係合させ、トリ
ガー12引寄せにより押下げヘッド10を介して作動部材の
押下げが可能に形成した。
【００１０】図６は第３実施例を示す。該実施例ではア
ーム９およびレバー兼用キャップの形状を変え、かつそ
れ等を肉薄ヒンジで連結し、又該実施例はガイド筒３を
有しない。
ーム９およびレバー兼用キャップの形状を変え、かつそ
れ等を肉薄ヒンジで連結し、又該実施例はガイド筒３を
有しない。
【００１１】
【考案の効果】本案は既述構成としたから、ノズル孔７
を通って噴霧する方向とトリガー12の揺動方向とを、直
交する二つの平面上に設けることとなり、よってトリガ
ー揺動操作のために必要となる、噴霧器把持部としての
装着筒２部分からトリガー下端までの距離とは無関係に
ノズル孔先端位置を定めることが出来、よってトリガー
式であるに拘らず噴霧器使用に際してノズル孔先端から
被噴霧対象物までの距離を噴霧拡散に適した適正距離と
することが容易である。
を通って噴霧する方向とトリガー12の揺動方向とを、直
交する二つの平面上に設けることとなり、よってトリガ
ー揺動操作のために必要となる、噴霧器把持部としての
装着筒２部分からトリガー下端までの距離とは無関係に
ノズル孔先端位置を定めることが出来、よってトリガー
式であるに拘らず噴霧器使用に際してノズル孔先端から
被噴霧対象物までの距離を噴霧拡散に適した適正距離と
することが容易である。
【図１】本案噴霧器の縦断面図である。
【図２】図１II−II線を矢示方向にみた断面図である。
【図３】トリガーを引寄せた状態で示す、その噴霧器の
正面図である。
正面図である。
【図４】別実施例で示す、正面図である。
【図５】図４噴霧器をトリガー引寄せ状態で示す正面図
である。
である。
【図６】第３実施例で示す正面図である。
２ 装着筒 ９ アーム 10 レバー兼用キャップ 12 トリガー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65D 47/34 B05B 11/00
Claims (1)
- 【請求項１】 容器体口頸部に螺合させた装着筒２の上
端部内から、容器体内へシリンダ５を垂設すると共に、
該シリンダ内から装着筒を貫通して起立する作動部材の
上下動で、容器体内液体をシリンダ内へ吸上げ、かつ該
シリンダ内液体を作動部材上端の押下げヘッド６前面の
ノズル孔７から噴霧するよう設けた、縦型ポンプ式の小
型噴霧器において、上記装着筒２側面から上記押下げヘ
ッド６の側方へアーム９を突出し、該アーム先端へ、上
記押下げヘッド外面へ押下げ可能に被せ、かつノズル孔
前方の前壁部分に霧噴出用窓11を穿設したレバー兼用キ
ャップ10の基端を屈折可能に連結し、該キャップの先端
部からトリガー12を垂設したことを特徴とするトリガー
付き小型噴霧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993073476U JP2597178Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | トリガー付き小型噴霧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993073476U JP2597178Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | トリガー付き小型噴霧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740511U JPH0740511U (ja) | 1995-07-18 |
| JP2597178Y2 true JP2597178Y2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=13519375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993073476U Expired - Fee Related JP2597178Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | トリガー付き小型噴霧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597178Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP1993073476U patent/JP2597178Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0740511U (ja) | 1995-07-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |