WO1995011615A1 - Siege de toilette a deux couches et son procede de fabrication - Google Patents

Description

二層成,座及びその製造方法 隱分野】

本発明は、 便座内部にヒータ等の電気的機能部品をィンサ一ト成形によリ内蔵 した二層成 座及びその製造方法に関する。 瞧技術】

従来、 図 5 5の平面図及び図 5 5の A— A線に沿った図 5 6の断面図にて示す ように、 ^便座 6 0 0は、 馬聽の便座本体 6 0 2と、 この纏本体 6 0 2の 裏面 6 0 4に接着シート 6 0 9を介して貼リ付けられたヒータ 6 0 6と、 上記便 座本体 6 0 2の下部開口を封止した底板 6 0 8と、 を備えてぉリ、 ヒータ 6 0 6 への通電によリ便座本体 6 0 2を加熱するものである。 上記^ 便座 6 0 0を製 造するには、 便座本体 6 0 2の裏面 6 0 4に、 接着シート 6 0 9等を用いてヒー タ 6 0 6を接着し、 その後、便座本体 6 0 2の下部開口に底板 6 0 8を超音波溶 着法ある 、は熱板溶着法で接合することにより行なっている。

こうした暖房便座 6 0 0では、 樹脂糊や組付性の関係から確本体 6 0 2の 下部開口と底板 6 0 8との間に狭い隙間 Sを避けることができないので、 その隙 間に汚れ力 寸着する。 こうした狭い間隙に付着した汚れは、 雑巾等で拭いても容 易に除去することができない。 また、 エネルギーを均一に伝えるために超音波ホ ーン及び底板 6 0 8を平板に形成しているが、 こうした平面職では、 意匠性に 優れていないだけでなく、 便座本体 6 0 2の形状にも影響を与え、 座リ勝手がよ くかつ人間工学的に優れた曲面皿に形成することが難しいという問題もあった こうした問題を解消する技術として、 実開昭 6 1 - 1 3 6 8 5号公報に示すよ うに、 ヒータを便座内にインサート成形するもの力 ¾1られている。 すなわち、 図 5 7に示すように、 ¾ 便座は、 支持 2 0の上面 6 2 2に溝 6 2 4を形成 し、 この溝 6 2 4にヒータ 6 2 6を手作業によリ揷入支持し、 これを射出成顏 6 3 0にセットし、 キヤビティ 6 3 2に樹脂を充填して支持毅才 6 2 0に便座本 体 （図示省略） を積層形成することによリ、 ヒータ 6 2 6を支持謝 6 2 0と便 座本体との間に介在させたものである。 しかし、 この暖房便座では、 溝 6 2 4に ヒータ 6 2 6を挿入する作業が面倒であり、 また、 ヒータ 6 2 6が樹脂の射出圧 によリ溝 6 2 4から外れて上面 6 2 2に乗り上げることがあリ、便座本体の肉厚 が部分的に薄くなつて強度の低下を招くという問題もあった。

まだ、 他の従来の 便座として、 特開昭 6 1 - 2 4 7 4 2 6号公報に記載さ れているものがある。 この願便座の纖方法は、 貫通孔を有する面状発熱体を 射出成形型にセットして射出成形を行なって面状発熱体と とを一体成形した 予備成形体を成形し、 この予備成形体をさらに別の射出成形型にセットして、 面 状発熱体上に便座本体を積層形成している。 しカゝし、 便座のような大きな面積を 有するものに、 面状発熱体のような薄いシートを、 便座全体にわたって均一な発 熱特性をもたせて製造することは難しい。 このため、 面状発熱体を用いた場合に は、 暖房便座の便座表面を均一な に加熱することができないという問題があ つた。

【0 0 0 0】

また、 ヒータに限らず、 例えば、 サ一ミスタ、 ヒューズ等の電^ i能部品を便 座内にィンサ一ト成形する場合にも、 溶融樹脂の射出圧で電^ ϋ能部品がずれる ことから、 便座内に各種の電^能部品を所定位置にィンサ一トすることが難し いという問題があった。

【発明の開示】

本発明は、 上記従来の技術の問題を解決するものであり、.電纖能部品のずれ がなく、 所定位置にインサート成形が容易な二層^！!座及びその l¾t方法を提 供することを目的とする。

本発明は、 電纖能部品を内蔵した二層成藤座において、

樹脂で成形された第 1層と、

該第 1層の面上に取リ付けられた電 能部品と、

第 1層上に、 射出成形によリ電纖能部品をィンサートすると共に積層形成さ れた第 2層と、

上記電 能部品に近接した第 1層上の部位でぁリ、 かつ第 2層を形成するた めに射出される溶融樹脂の流れの少なくとも上流側に、 電纖能部品に対する溶 融樹脂の射出圧を低減する遮蔽手段と、

を備えたことを特徴とする。

本発明に係る二層成,座では、 第 1層の面上に電^ 1能部品が取り付けられ 、 さらに電纖能部品をインサートするように第 2層が第 1層に積層される。 ま た、 第 2層を形成するための溶融樹脂の流れの上流側であり、 かつ電気機能部品 に近接した部位に遮蔽手段が設けられている。遮蔽手段は、 第 2層を成形するた めの溶融樹脂を射出する際に、 電気機能部品に加わる溶融樹脂の射出圧を低減し て、 電気機能部品の浮きやずれを防止する。

上記遮蔽手段の好適な態様として、 第 1層の上面部に一体的に形成されたスロ —プを適用することができる。 スロープは、 電気機能部品に向かう溶融樹脂を滑 らかな面で電^!能部品の上部まで導くから、 電^能部品の側面に直接加わる 射出圧が小さくなる。 このスロープは、 第 1層に"^本的に形成されているから、 その構成及びその製造が簡単である。

上記遮蔽手段の他の態様として、 第 1層の上面とほぼ面一に電気機能部品の上 面を設置する段部を形成し、 この段部に電^ 1能部品を設置することにより、 溶 融樹脂は、 第 1層の上面から電^ 1能部品の上部に滑らかに流れ、 電^!能部品 の側面に高い射出圧を加えない。

遮蔽手段の別の態様として、 可撓性のシート材を用いることができ、 該シート 材によリ電纖能部品を覆うことによリ、 電纖能部品に加わる射出圧を鎌で きる。 このシート材は、 可撓性であるから電^ 1能部品の形状を問わずに、 該電 ^^能部品を覆うことができる。

なお、 電^ 1能部品としては、 便座に電気的な機能をもたらす素子であれば、 各種のものを用いることができる。例えば、 便座に着座したことを検出する素子 として、 リミットスィッチ、 靜電容量型センサの m@、 圧電センサ等に適用でき る。 また、 ヒータで便座面を加熱する賴便座に用いた場合には、 ヒータのほか 、 便座面の を検出する Jtセンサや温度ヒューズ等に適用できる。 二層成形便座は、 電気機能部品をィンサートする第 1層及び第 2層であればよ いが、 好適な態様では、 第 1層として便器の上部に支持されると共に馬蹄形に形 成された支持 に適用し、 第 2層として支持 上にその一部が熱溶着さ;^ 座表面を有する便座本体に適用して構成することができる。

第 1層と第 2層との間に電^ 1能部品をインサートした場合に、 電^ i能部品 の分だけ、 第 1層と第 2層との熱溶着する面積が減少して接合 ¾gが減少し易い が、 第 1層と第 2層とが互いに嚙み合って熱溶着する凹凸部を設けることにより 、 第 1層と第 2層との接合強度の低下を防止する。

電纖能部品は、 外部から給電するための接続端子を必要とするが、 接続端子 は、 以下の構成により好適に取リ付けられる。 すなわち、 接続端子を、 第 1層に 形成した取付穴に嵌合支持する。 このとき、 接続端子の上部を取付穴から突出し た状態で取り付ける。 第 1層上に射出成形された第 2層は、 接 β子の上部をィ ンサートした状態で固定するから、 第 2層の成形と同時に接続端子を取り付ける ことができ、 その取 ^造及びその作業が容易になる。

また、 接続端子を取付穴で嵌合支持する際に、 取付穴の内径を接続端子の瓶 よりかなり大きくして、 簡単に嵌合支持しょうとすると、 第 2層の溶融樹脂か 付穴に入り込み易いが、 シート材で接続端子の上部をシールすることによリ、 接 続端子と取付穴との間隙に加わる射出圧を して、取付穴と接続端子との間に 溶融樹脂が入リ込むのを防止する。

また、 本発明は、 第 1層と第 2層とを樹脂にょリ積層すると共に、 第 1層と第 2層との間に電気機能部品をィンサートした二層成形便座の製造方法において、 第 1層を成形する工程と、

第 1層上に電^ t能部品をィンサートするように第 2層を射出成形で積層形成 する工程と、

を具備し、

第 2層を積層形成する工程の前に、 第 1層に電^ ϋ能部品を取り付けると共に 、 電纖能部品に近接した第 1層上の部位であリかつ第 2層を形成するために射 出される溶融樹脂の流れの少なくとも上流側に、 電纖能部品に対する溶融樹脂 の射出圧を低減する遮蔽手段を設ける工程、 を施したことを,とする。 二層成藤座を製造する方法は、 第 1層を樹脂で成形した後に、 第 1層上に第 2層を射出成形により積層成形するが、 その前に、 電気機能部品及び遮蔽手段を 第 1層上に装着する工程が施される。 遮蔽手段は、 第 2層を形成するために射出 される溶融樹脂の流れの少なくとも上流側に、 溶融樹脂の射出圧を するよう に設けられるから、 該射出圧で電^ 1能部品力 置ずれすることを防止し、 また 、 電気機能部品のずれ等に伴う第 2層の部分的な薄肉部も生じない。

ここで、 遮蔽手段は、 溶融樹脂を射出するためのゲートの付近で最も高いから 、 このゲートに近接した部位の上流側に設けることが好ましい。

なお、 電^ 1能部品及び遮蔽手段を第 1層に取リ付ける順序は、 特に限定され ず、 電纖能部品と遮蔽手段とを一体化したュニット体を形成する工程を用いる ほか、 第 1層上に電^ 1能部品を取リ付けてから遮蔽手段を取り付けてもよい。

【図面の簡単な説明】

図 1 発明の一 «例に係る ¾ 便座を装着した洋式便器を示す 4見図、 図 2 ii*実施例に係る暖房便座を示す平面図、

図 3は暖房便座にィンサ一トされる支持基材を示す平面図、

図 4は図 2の B— B線に沿つた断面図、

図 5は図 4の要部の拡大断面図、

図 6はヒータュニットの製造方法を説明する説明図、

図 7はヒータュニットを支持基材に装着する工程を説明する説明図、 図 8〖 出^^工程を示す断面図、

図 9は射出成形工程を示す説明図、

図 1 0は他の 例にかかる ¾ 便座の要部を拡大して示す断面図、 図 1 1はヒータユニットの製 を示す説明図、

図 1 2は図 1 0の製造工程を説明する説明図、

図 1 3は暖房便座の射出成形工程を説明する説明図、

図 1 4はさらに他の ¾5¾例に係るヒータュニットを示す断面図、

図 1 5はさらに他の実施例に係る暖房便座の製 3t 程を示す説明図、 図 1 6は図 1 0に係る ¾B¾例の 例を説明する説明図、 図 1 7は別の実施例に係るヒータユニットを示す断面図、 図 1 8は別の実施例に係る暖房便座の製造工程を示す説明図、

図 1 9は他の支持謝の例を示す断面図、

図 2 0はさらに他の支持謝の例を示す断面図、

図 2 1はさらに別の実施例に係る暖房便座の端部を示す断面図、

図 2 2は暖房便座の他の製造方法を示す説明図、

図 2 3は暖房便座の他の製造方法を示す説明図、

図 ² 4は他の ¾5¾例に係る暖房便座を示す平面図、

図 2 5は暖房便座にィンサ一トされる支持基材を示す平面図、

図 2 6は図 2 4の C一 C線に沿つた断面図

図 2 7は図 2 6の要部の拡大断面図、

図 2 8はヒータを伝熱シートで覆った状態を説明する説明図、

図 2 9は図 2 4の D— D線に沿った断面図、

図 3 0は図 2 9の要部の拡大断面図、

図 3 1はヒータユニットの製造方法を説明する説明図、

図 3 2はヒータユニットを支持基材に装着する工程を説明する説明図、 図 3 3は図 2 6の^ 便座を纖する射出成形： ISを示す断面図、 図 3 4は図 3 3の射出成形工程を拡大して説明する説明図、

図 3 5 { 出成形 @を,便座の上方から見た状態で説明する説明図、 図 3 6は他の 例に係る射出成形工程を ^^の上方から見た状態で説明 する説明図、

図 3 7は他の 例に係る射出^ ^工程のゲート付近を示 "T ^明図、 図 3 8はさらに他の ^例に係る射出成形工程のゲ一ト付近を示 ·η½明図、 図 3 9は別の 例に係る射出成形工程のゲート付近を示す説明図、 図 4 0は暖房便座及び便器本体を示す 見図、

図 4 1は暖房便座のクッション部の周辺を示す断面図、

図 4 2は図 4 1の Ε— Ε線に沿った断面図、

図 4 3は図 4 1の端子部における取付作業を説明する説明図、

図 4 4は図 4 1の端子部付近の構成及びその取付作業を説明する説明図、 図 4 5はコネクタの非接続状態を示す断面図、

図 4 6はコネクタの接続状態を示す断面図、

図 4 7はクッション部及びコネクタの周辺部の製 ii 程を説明する説明図、 図 4 8はクッション部の他の mm方法を説明する断面図、

図 4 9はコネクタ部の他の構成及びその周辺部を示す正面図、

図 5 0はコネクタ部及びその周辺部の断面図、

図 5 1は図 5 0の F— F線に沿った断面図、

図 5 2は他のコネクタ部の構成に係る非接続状態を示す断面図、

図 5 3は他のコネクタ部の構成に係る接続状態を示す断面図、

図 5 4は図 5 3の G— G線に沿った断面図、

図 5 5は従来の暖房便座を示す平面図、

図 5 6は図 5 5の A— A線に沿った断面図、

図 5 7は従来の暖房便座の製 5¾ 程を説明する説明図である。

【発明の実施するための最良の形態】

図 1 発明の一 例に係る 便座を装着した洋式便器 2 0を示す 1見図 である。 図 1に示すように、 洋式便器 2 0は、 便器本体 2 2と、便器本体 2 2の 一端に枢支された暖房便座 4 0及び便蓋 2 6と、 洗浄用ノズルを装着した衛生洗 浄装置 3 0と、 洗浄水タンク 2 8と、 を備えている。

上記暖房便座 4 0は、 図 2に示す馬 «の便座本体 5 0と、 この便座本体 5 0 内にインサート成形された図 3に示す支持翻 6 0とを備えている。 図 2は確 本体 5 0の平面図、 図 3は支持基材 6 0の平面図、 図 4は図 2の B— B線に沿つ た断面図である。 図 3に示す支持基材 6 0の上面 6 2には、 ■に沿った形状に ヒータ取付用溝 6 4カ 成されている。 また、 ヒータ取付用溝 6 4の間の上面 6 2及びその周辺部には、 被接着面 6 6が形成されている。

上記便座本体 5 0は、 2 0 0 の八8 S樹脂または融点 1 8 0°Cの P P樹 脂から形成され、 支持謝 6 0も同じ樹脂で形成されている。 よって、便座本体 5 0を形成するために溶融された樹脂が支持掛才 6 0に接触することによって、 その支持 ¾ 6 0の表面が溶融し、 射出された樹脂と溶融し合うことによって、 強固に固定される。 なお、 溶融した樹脂は、 支持 才 6 0に接触してその支持基 材 6 0の表面を溶融させるが、 接触することによってその溶融樹脂の は下が リ、 よって支持墓 6 0の内部まで溶けてしまうことはない。 また、 AB S樹脂 や P P樹脂を用いることによって、 ^MSもよく、 しかもコスト的にも安価に製作 できるものである。

また、 図 5に示すように、 支持掛才 6 0の上面 6 2と便座本体 5 0との間には 、 ヒータユニット 7 0が設けられている。 ヒータユニット 7 0は、 ヒータ取付用 溝 6 4内に挿入されたヒータ 7 2と、 アルミニウム箔からなる伝熱シート 7 4と 、 この伝熱シート 7 4に接着された両面テープ等からなる粘着シート 7 6とを備 え、 伝熱シート 7 4及び粘着シート 7 6は、 上面 6 2のほぼ全面にわたって覆う ことによリ、 ヒータ 7 2をヒータ取付用溝 6 4内に保持している。

次に、 顧便座 4 0の 方法について説明する。

まず、 図 3に示す支持 ®f才 6 0を射出成形により，する。 また、 図 6に示す ように、 伝熱シート 7 4上に粘着シート 7 6の一方の第 1接着面 7 7を接着し、 さらに他方の第 2接着面 7 8にヒータ 7 2を接着する。 この作業は、 支持台 1 0 0を用いて行なわれる。 支持台 1 0 0には、 ばね力によリ上下動する位置決めピ ン 1 0 2が多数装着されている。 位置決めピン 1 0 2は、 支持^ ί 6 0のヒータ 取付用溝 6 4の？^に倣うように配置されている。 次に、 位置決めピン 1 0 2の 間にヒータ 7 2を配設し、 さらに、伝熱シート 7 4に接着された粘着シート 7 6 をシート押え部材 （図示省略） を使ってヒータ 7 2側に押し付ける。 これにより 、 位置決めピン 1 0 2が押し下げられて、 粘着シート 7 6にヒータ 7 2が接着す る。伝熱シート 7 4及び粘着シート 7 6を持ち上げることによリ、 粘着シート 7 6を介して伝熱シート 7 4にヒータ 7 2が接着して一体化する。 なお、 位置決め ピン 1 0 2の上端面には、 テフロン等のコーティングがされてぉリ、 粘着シート 7 6の第 2接着面 7 8に対して容易に剥離することができる。

次に、 図 7に示すように、 支持對才 6 0のヒータ取付用溝 6 4内にヒータ^ 1 ット 7 0のヒータ 7 2を挿入し、 粘着シ一ト 7 6の第 2接着面 7 8を支持勘才 6 0の被接着面 6 6に接着する。 その後、 図 8に示すように、 射出成形機の金型 1 1 0を構成する上型 1 1 2と下型 1 1 4の間に、 ヒータユニット 7 0等を装着し た支持 0をセットする。 このとき、 伝熱シート 7 4と上型 1 1 2の壁面と の間にキヤビティ 1 1 5カ¾ 成される。 続いて、 ゲート 1 1 6を通じて図 9に示 すように、 溶融樹脂 Rをキヤビティ 1 1 5内に充填する。 そして、 冷却固化した 後に離型して樹脂成形体を取り出す。 これによリ、 ^便座 4 0が^ ¾する。 上記 »例において、 支持基材 6 0のヒータ取付用溝 6 4内にヒータ 7 2を揷 入し、 この上から伝熱シート 7 4で覆っているから、伝熱シート 7 4は、 ヒータ 7 2を平滑な面にすると共に、 粘着シート 7 6を介して支持掛才 6 0の上面 6 2 に強固に接着する。 したがって、 射出成形時に、 溶融樹脂 Rは、 ヒータ 7 2力ず れたリ片寄ることがない。 その結果、 ヒータ 7 2の片寄りに伴う便座本体 5 0の 部分的な薄肉部がなく、 薄肉部による強度の低下を生じない。

また、 ヒータ 7 2を保持するための伝熱シート 7 4は、 アルミニウム箔により 形成されているから、 ヒータ 7 2の熱を効率よく 表面 5 2へ伝え熱損失も少 ない。

さらに、 伝熱シート 7 4へのヒータ 7 2の取付作業は、 支持台 1 0 0上の位置 決めピン 1 0 2の間にヒータ 7 2を位置決めして、 伝熱シート 7 4及び粘着シー ト 7 6をヒータ 7 2に押圧すれば、 ヒータ 7 2がヒータ取付用溝 6 4に沿った配 置で伝熱シート 7 4上に接着される。 よって、 ヒータ取付用溝 6 4をやや大きめ に形成すれば、 狭い溝にヒータ 7 2を押し入れる等の面倒な作業も不要であり、 ヒータ 7 2の取付作業も容易である。 なお、 逆にヒータ取付用溝 6 4を狭く形成 すれば、 接着強度の低い接着剤を用いることができ、 ヒータユニット 7 0の貼付 のやリ直しを容易に行なうことができる。

また、 便座本体 5 0は、 支持謝 6 0に一体化するのにインサート成形により 実現してぉリ、 その継ぎ目に隙間がないので清掃が容易である上に、 ¾ 便座 4 0自体の皿も支持 ¾ 6 0の皿に制約されることなく多様にすることができ 、 座リ 也や意匠性に優れた形状に容易に することができる。

次に、 本発明に係る他の 例について説明する。 図 1 0は他の 例に係る 暖房便座 4 0 Aの要部を拡大して示す断面図である。 図 1 0に示すように、 暖房 便座 4 O Aの支持謝 6 O Aには、 ヒータ取付用溝 6 4 Aが形成されている。 ヒ —タ取付用溝 6 4 Aには、 ヒータュニット 7 0のヒータ 7 2が 2本揷入されると 共に両ヒータ 7 2間がヒータ側凹所 7 0 aになっている。 このヒータ側凹所 7 0 aには、 便座本体 5 O Aの突条部 5 0 aが入り込んでいる。

上記 ¾ 便座 4 O Aを！^するには、 まず、 ヒータユニット 7 O Aを製造する 。 図 1 1に示すように、 支持台 1 0 O Aには、 位置決めピン 1 0 2が 2列設けら れている。 これらの位置決めピン 1 0 2の列間隔は、 2本のヒータ 7 2をヒータ 取付用溝 6 4 A内に取り付ける間隔にほぼ等しくなつている。 次に、 伝熱シート

7 4をヒータ 7 2の位置決めピン 1 0 2上に置き、 さらにシート押え部材 1 0 4 でヒータ 7 2側へ押さえつける。 シート押え部材 1 0 4には、 型付け溝 1 0 4 a が形成されている。 これにより、 図 1 2に示す伝熱シート 7 4に粘着シート 7 6 を介してヒータ 7 2カ 着されると共に、 型付け溝 1 0 4 aに倣ったヒータ側凹 所 7 0 aを有するヒータュニット 7 O Aが作成される。

次に、 ヒータユニット 7 O Aのヒータ 7 2を支持 ォ 6 O Aのヒータ取付用溝

6 4 Aに挿入すると共に、 粘着シート 7 6を介してヒータ取付用溝 6 4 Aの壁面 に接着する。 ヒータ側凹所 7 0 aの底部分は、 ヒータ取付用溝 6 4 Aの底面に接 着される。 このとき、 ヒータ取付用溝 6 4 Aは、 ヒータ 7 2の 2本分よりかなり 大きい断面積を有しているので、 ヒータ 7 2の挿入作業を簡単に行なえる。 続いて、 図 1 3に示すように、 ヒータユニット 7 O Aを装着した支持 ¾ 6 0 Aを金型 1 1 0にセットして射出成形を行なう。 このとき、 溶融樹脂 Rは、 キヤ ビティ 1 1 5 A内に充填されるが、 まず、 伝熱シート 7 4の平らなキヤビティ 1 1 5 a部分を先行して流れ、 その後、 ヒータ側凹所 7 0 aによリ形成される凹所 1 1 5 bに徐々に流れ込む。 したがって、 凹所 1 1 5 bに溶融樹脂 Rが流れ込む ときには、 射出圧が小さいので、 ヒータ 7 2がヒータ取付用溝 6 4 Aからずれる ことなく、 よって、 便座本体 5 O Aに薄肉部が生じない。

図 1ないし図 1 3に説明した纖例では、 ヒータユニット 7 0 , 7 O Aの構成 として、 伝熱シート 7 4の一方の面に粘着シート 7 6を貼付し、 その粘着シート

7 6にヒータ 7 2を接着しているが、 これに限らず、 図 1 4に示すように、 伝熱 シート 7 4 Bと粘着シート 7 6 Bとの間にヒータ 7 2を介在させてもよい。 この 場合には、 図 1 5に示すように、 粘着シート 7 6 Bの第 2接着面 7 8 Bがヒータ 取付用溝 6 4の内側にも接着するので、 接着強度が増すと共に、 ヒータ 7 2力 熱シート 7 4 Bに直接接触するので、 伝熱効率が高くなるという効果もある。 な お、 図 1 6に示すように、 ヒータ取付用溝 6 4 B間の被接着面 6 6 Bを上面 6 2 より、 やや低くして、 ヒータ 7 2をヒータ取付用溝 6 4 Bへ位置決めして挿入す る作業を容易にしてもよい。

また、 図 1 7及び図 1 8に示すように、 伝熱シート 7 4 Cと粘着シート 7 6 C との間にポリエステル等からなる断熱シート 7 9を介在させてもよい。 これによ リ、 支持基材 6 0側への熱が遮断されて、 ヒータ 7 2の便座表面側への熱効率が 一層向上するという効果がある。 この場合において、 断熱シート 7 9の一部を切 リ欠いて、 粘着シート 7 6 Cを伝熱シート 7 4に直接接着して、 3層の積層 を強固にすることも可能である。

図 1 9は便座本体 5 0 Eにィンサ一トされる支持對才 6 0 Eを中空構造にした ものである。 この実施例では、 便座 4 0 E自体を、 同じ材料量でも軽量かつ 容積を大きく形成できるので、 質量感に伴う高級感をもたらすことができる。 ま た、 支持斟才 6 0 Eの底面部 6 9に、 クッション部 1 5 0を設ければ、 クッショ ン部 1 5 0を上面部 6 2 Eの下部に直接形成するより低くすることができる。 こ れにより、 クッション部 1 5 0の 付近の清掃を簡単にできる。

なお、 図 2 0に示すように、 便座本体 5 0 Fは、 支持謝 6 O Fの底面部 6 9 を含めた全周にわたって形成してもよい。 この場合には、 よリー層意匠性を高め ることができる。

図 2 1は他の^ 便座 4 0 Gの端部を示す断面図である。 支持 0 Gと便 座本体 5 0 Gとの間に伝熱シート 7 4 Gが介在すると、 接合強度が低下しやすい が、 これを防止するために、 以下の各種の構成が採られている。

① 伝熱シート 7 4 Gの一部を切り欠いた窓部 7 5を形成し、 この窓部 7 5を介 して便座本体 5 0 Gと支持 才 6 0 Gとが一体的に溶着した構成である。

② 伝熱シート 7 4 Gに窓部 7 5を形成すると共に、 この窓部 7 5の位置に合わ せて支持謝才 6 0 Gの上面 6 2に凹所 6 3を形成する。 そして、便座本体 5 0 G の射出成形時に、 溶融樹脂が窓部 7 5を介して凹所 6 3内に入り込んで突部 5 3 を形成する。 これにより、 便座本体 5 0 Gと支持 ¾才 6 0 Gの接合面積が増大す る。 ③ 支持豁才6 O Gの端部に凹所 6 7を形成する。 そして、 便座本体 5 0 Gの射 出成形時に、 溶融樹脂が凹所 6 7に入り込んで便座本体 5 0 Gの一部が支持謝 6 0 Gの端部を把持する把持部 5 8を形成する。

④ アルミニウムからなる伝熱シート 7 4の両面に樹脂コーティングを施したシ 一ト材を用い、 樹脂コ一ティングによる樹脂との溶着性の改善によリ便座本体 5 0 G及び粘着シート 7 6を強固に接着させる。

図 2 2及び図 2 3は支持凝才と便座本体との継ぎ目にバリを生じない暖房 ^j^ を ¾する方法を示す図である。 射出成形機の金型 1 1 0 Hは、 上型 1 1 2 H、 下型 1 1 4 H及びスライド型 1 1 8を備え、 スライド型 1 1 8は、 支持基材 6 0 Hと便座本体との継ぎ目 6 0 hに設置され、 図示上下方向ヘスライド可能に構成 されている。 射出成形時に、 キヤビティ 1 1 5 Hに溶融樹脂 Rが充填され、 その 溶融樹脂 Rがスライド型 1 1 8に達すると、 このスライド型 1 1 8によリ射出初 期の樹脂圧を受ける。 その後、 スライド型 1 1 8を下方にスライドさせる。 スラ イド型 1 1 8力 かれたキヤビティ 1 1 5 Hに溶融樹脂 Rが徐々に充填される。 すなわち、 支持謝 6 0 Hの継ぎ目 6 0 hの部分に加えられる溶融樹脂 Rは、 そ の射出初期の高い樹脂圧のときにはスライド型 1 1 8で受け、 樹脂圧が低くなつ たときに、 スライド型 1 1 8が除かれて継ぎ目 6 O hで直接受け、 そのキヤビテ ィ 1 1 5 Hに充填される。 したがって、 支持掛才 6 0 Hと便座本体との継ぎ目 6 0 hとなる部分で高 ^ ί出圧で溶融樹脂 Rが充填されず、 支持 ¾|才 6 0 Ηと 本体との継ぎ目 6 0 hにバリが生じない。

図 2 4ないし図 3 5は他の実施例を示す。

¾ ^J^4 0 Lは、 図 2 4に示す馬聽の便座本体 5 0 Lと、 この便座本体 5 0 L内にィンサート成形された図 2 5に示す支持 0 Lとを備えている。 図 2 4は便座本体 5 0 Lの平面図、 図 2 5は支持基材 6 0 Lの平面図、 図 2 6は図 2 4の C一 C線に沿った断面図、 図 2 9は図 2 4の D— D線に沿った断面図であ る。 図2 5に示す支持¾ォ6 0 の上面6 2 には、 ヒータ取付用平面 6 2 L a が形成されている。 また、 図 2 9に示す支持謝 6 0 Lの端部には、 遮蔽幾 6 2 L bカ^成されている。

また、 図 2 6及びその拡大図である図 2 7に示すように、 支持謝 6 0 Lの上 面 62 Lと便座本体 50 Lとの間には、 ヒータュニット 70 Lが設けられている 。 ヒータユニット 70Lは、 支持掛才 60 Lのヒータ取付用平面 62 L a上に載 置されるヒータ 72 Lと、 剛性のやや大きいアルミニウム箔からなる伝熱シート 74 Lと、 この伝熱シート 74 Lに接着された両面テープ等からなる粘着シート 76 Lとを備え、 伝熱シート 74L及び粘着シート 76 Lは、 ヒータ 72 Lの上 面を被覆すると共に支持基材 60 Lの上面 62 Lをほぼ全面にわたって覆ってい る。伝熱シート 74Lは、 図 27に示すように、 ヒータ 72 Lを覆った状態にて 、 裾野の広い山状であり、 その裾野が滑らかな傾斜面 74 L aになっている。 す なわち、 図 28に示すように、 傾斜面 74Laの角度 0は、 90〜130° にな つている。 なお、 伝熱シート 74Lは、 ヒータ 72Lをほぼ全面にわたって裾野 の広い山状に覆っているが、 ヒータ 72 Lのヒータ端線 72 L aの部分だけは、 図 29の要部の拡大図である図 30に示すように、 遮蔽幾 62Lbと共に覆つ ている。 なお、 伝熱シート 74L及び粘着シート 76 Lの一部は、 図示しないが 切欠きされた窓部が形成されており、 支持謝 60Lと便座本体 50Lとの一体 性を高めている。

次に、 暖房便座 40 Lの纖方法について説明する。

まず、 図 25に示す支持謝 60Lを射出成形により ilする。 一方、 別のェ 程にて、 図 31に示すように、 伝熱シート 74 L上に粘着シート 76 Lの一方の 第 1接着面 77 Lを接着し、 さらに他方の第 2接着面 78 Lにヒータ 72 Lを接 着する。 この作業は、 支持台 100 Lを用いて行なわれる。 支持台 100 Lには 、 ばね力にょリ上下動する位置決めピン 102 Lが多数装着されている。 位置決 めピン 102Lは、 支持基材 60L上でヒータ 72 Lが配される位置に沿うよう に設けられている。 次に、 位置決めピン 102Lの間にヒータ 72 Lを配設し、 さらに、 伝熱シート 74Lに接着された粘着シート 76 Lをシート押え部材 （図 示省略） を使ってヒータ 72 L側に押し付ける。 これにより、 位置決めピン 10 2 Lが押し下げられて、 粘着シート 76 Lにヒータ 72 Lが接着する。続いて、 伝熱シート 74 L及び粘着シート 76 Lを持ち上げることにより、 粘着シート 7 6 Lを介して伝熱シート 74Lとヒータ 72 Lとカ继着一体化したヒータュニッ ト 70 Lが製造される。 なお、 位置決めピン 102 Lの上端面には、 テフロン等 のコーティングがされており、 粘着シート 7 6 Lの第 2接着面 7 8 Lに対して容 易に剥離することができる。

次に、 図 3 2に示すように、 支持基材 6 0 L上にヒータユニット 7 0 Lのヒー タ 7 2 Lを載置し、 粘着シート 7 6 Lの第 2接着面 7 8 Lを支持謝 6 0 Lのヒ —タ取付用平面 6 2 L aに接着する。 このとき、 伝熱シート 7 4 Lは、 図 2 8に 示すようにヒータ 7 2 Lの部分で盛り上がるが、 比較的岡 IJ性の高いシート材であ るから、 裾野の広い滑らかな傾斜面 7 4 L aになってヒータ取付用平面 6 2 L a に接着される。 なお、 伝熱シート 7 4 Lは、 ヒータ 7 2 Lのヒータ端線 7 2 L a にて支持 S 6 0 Lの遮蔽^ 6 2 L bと共に覆う （図 3 0参照） 。

その後、 図 3 3に示すように、 射出成形機の金型 1 1 0 Lを構成する上型 1 1 2 と下型1 1 4 Lの間に、 ヒータユニット 7 0 L等を装着した支持掛才 6 0 L をセットする。 この状態では、 金型 1 1 0 Lのゲート 1 1 6 Lの位置は、 支持基 材 6 0 Lの遮蔽^ 6 2 L bに対向する位置に設けられている。 この支持 ¾+才6 0 Lのセットにより、 伝熱シート 7 4 Lと上型 1 1 2 Lの壁面との間にキヤビテ ィ 1 1 5 Lが形成される。 続いて、 ゲート 1 1 6 Lを通じて溶融樹脂 R (図 3 4 ) をキヤビティ 1 1 5 L内に充填する。 溶融樹脂 Rは、 図 3 5に示すように、 ゲ ート 1 1 6 Lから矢印の方向に沿って流れ、 キヤビティ 1 1 5 L内を充填する。 そして、 冷却固化した後に離型して樹脂成形体を取り出す。 そして、 図示しない ヒューズの接騰の作業を行なうことによリ麵«4 0 Lが する。

上記魏例によれば、 上記伝熱シート 7 4 Lは、 支持謝 6 0 L上のヒータ 7 2 Lを裾野の広い山状に覆っているから、 ゲート 1 1 6 Lから射出される溶融樹 脂 Rは、 図 3 4に示すように、 伝熱シート 7 4 L上をスムーズに流れる。 したが つて、 その高 ^ f出圧がヒータ 7 2 Lに直接加わらないから、 ヒータ 7 2 Lがズ レたリ、 片寄ったリすることもなく、 その結果、 ヒータ 7 2 Lのズレに伴う^^ 本体 5 0 Lの部分的な薄肉部も生じない。 しかも、 ヒータ 7 2 Lを伝熱シート 7 Lで裾野の広い状態に覆うのに、 伝熱シ一ト 7 4 L自体をやや剛性の高いシ一 ト材で形成すればよいから、 その構成及び i¾t作業も簡単である。

また、 ヒータ 7 2 Lを保持するための伝熱シート 7 4 Lは、 アルミニウム箔に ょリ形成されているから、 ヒータ 7 2 Lの熱を効率よく便座表面 5 2 Lへ伝え熱 損失も少ない。

さらに、 上記 ¾5S例において、 ゲート 1 1 6 L付近の支持謝 6 0 Lに加わる 射出圧は高いけれども、 ゲート 1 1 6 Lに近接した位置に、 遮蔽突条 6 2 L bが 設けられており、 この遮蔽幾 6 2 L bは、 溶融樹脂 Rの高い射出圧がヒータ 7 2 Lのヒータ端線 7 2 L aに加わるのを防ぐから、 ヒータ端線 7 2 L aのズレも なくすことができる。

上記実施例では、 金型 1 1 0 Lのゲート 1 1 6 Lを支持基材 6 0 Lの外周側に 設け、 該ゲート 1 1 6 Lに対向した支持謝 6 O Lの部位に、 遮蔽錢 6 2 L b を設けたが、 図 3 6に示すように、 ゲート 1 1 6 Mを内側部に設けた場合には、 溶融樹脂 Rは、 矢印方向へ流れるから、 図 3 7に示すように、 遮蔽絲 6 2 Mb は、 ゲート 1 1 6 Mに対向した内側に設けることが必要である。

図 3 8は他の実施例に係る暖房便座を製造するための射出成形工程を示す。 ゲ ート 1 1 6 N付近の支持基材 6 O Nの表面には、 ヒータ取付用溝 6 3 N b *^ されており、 該ヒータ取付用溝 6 3 N bにヒータ 7 2 Lのヒータ端線 7 2 L aが 保持されている。 これにより、 ヒータ端線 7 2 L aは、 ヒータ取付用溝 6 3 Nb によリ堅固に保持されているから、 ゲート 1 1 6 Nからの溶融樹脂 Rの高 谢出 圧でズレることがない。 なお、 ヒータ取付用溝 6 3 N bへヒータ端線 7 2 L aを 挿入する作業は、 ゲート 1 1 6 N付近だけでよく、 支持基材 6 O Nの全面にわた つていないから、 その作業もさほど面倒にならない。 なお、 ヒータ取付用溝 6 3 N bは、 ゲート 1 1 6 N付近に 1本だけ形成するほか、 射出圧及び樹脂の流れに 応じて、 図 3 9に示すように、 複数のヒータ取付用溝 6 3 P bを形成し、 該ヒー タ取付用溝 6 3 P bにヒータ端線 7 2 L aを保持させてもよい。

なお、 伝熱シートがヒータを裾野の広い状態で覆う手段としては、 伝熱シート 自体を剛性の大きいアルミニウム箔て 成するほか、 粘着シートに剛性をもたせ たリ、 ヒータと支持勘才の接する部分に樹脂製の漆喰等を詰めて、 その上から伝 熱シートで覆う等の各種の手段であつてもよい。

次に、 便座 4 0に取り付けられるヒータュニット 7 0のヒューズの取鎌 造について説明する。 図 4 0に示すように、 鶴搬 4 0の背面には、便器本体 2 2の上面に当たるクッション部 1 5 0が 4力所形成されている。該クッション 部 150のうち、 クッション部 15 OAには、 図 41及び図 42の断面に示すよ うに、 ヒューズ 180を糊している。 すなわち、 クッション部 150Aは、 支 持 S 60の下部から断面長円形に一体的に突設された TO室 154を有する突 出部 152と、 収納室 154の開口部に圧入される係止部 192を介して装着さ れるクッション部材 190とを備えている。

クッション部 15 OAの上部には、 TO室 154から支持 ¾|才60の上面 62 まで貫通しかつその下部が絞リ部 162 (図 43参照） となっている取付用透孔 1 56 a, 156b力形成されている。 取付用透孔 156 a, 156bには、 端 子 170 a, 170 bが圧入されている。 端子 170 a, 1 7 Obは、 図 44に 示すように、 ヒータ 72の引出線 72 a (72b) に接続される上部端子部 17 1と、 膨出部 172と、 下部端子部 173と力ら構成され、 膨出部 172力上記 絞リ部 162に圧接して取付用透孔 156 a, 156 bの下部を封止している。 また、 引出線 72 a， 72b及び端子 170 a, 170 bのある上面 62の所定 部位には、 ■テープ 188が貼付されている。 »テープ 188は、 伝熱シ一 ト 74の切欠部分に貼付されたものでぁリ、 射出 ^^時の溶融樹脂が 付用透孔 156 a, 156b内に入り込んだりすることを防止する。

上記両端子 170 a, 170 bの下部端 1 73間には、 ヒータ 72の過電 流を防止するヒューズ 180が端子部 182を介して接続されている。 このヒュ —ズ 180は、 シリコンゴム等からなる樹脂充填材 184によリモ一ルドされて 外部からの水分等に対して されている。

このクッション部 15 OAの構成によれば、 クッション部 15 OAの収納室 1 54を利用してヒューズ 180を しているので、 外部にヒューズ 180を設 けるより取付構造が簡単になるという効果がある。

また、 図 44に示すように、 端子 170 a, 17 Obの端部は、 膨出部 172 になリ、 絞り部 162に密着して取付用透孔 156 a, 156bを完全に封止す るから、 射出成形時に溶融樹脂が棚室 154内に入り込むことがない。

次に、 ^便座 40のヒータ 72に対して着脱自在なコネクタ部について図 4 5及び図 46を用いて説明する。

¾ 便座 40の端部 40 a (図 2参照） には、 ヒータ 72をコード 220を介 して外部 に接続するコネクタ部 200が設けられている。 図 45はコネクタ 部 200の非接続状態を示し、 図 46はその接続 態を示す。 図 45に示すよう に、 コネクタ部 200は、 支持 才 60の下端に設けられたォスコネクタ 210 と、 このォスコネクタ 210に着脱自在なメスコネクタ 230とを備えている。 ォスコネクタ 210は、 支持 0の端部の支持部 61に圧入装着されるブッ シュ 212を備えている。 ブッシュ 212には、 離段部 215及び 4力所の取 付用透孔 214a, 214b, 215 a, 215b (図 47参照） カ¾ 成されて おり、 取付用透孔 214 a, 214bには、 ォス端子 216 a, 216 bが'圧入 されてぉリ、 取付用透孔 215 a, 215bには、 サーミスタ 310に接続され るォス端子 217 a, 217 bが圧入されている。 また、 ブッシュ 212の外周 端には、 先端に係合部 218 aを有する係止突条 218が 2力所突設されている 一方、 メスコネクタ 230は、 ケース 240と、 ケース 240内に TOされた プラグ 250を備えている。 プラグ 250は、 固定部材 260と、 可動部材 27 0と、 ストッノ部材 280とを備えている。 上記ケース 240の先端には、 ォス コネクタ 210側の係止凹所 219に係合する係合爪 244か 成されており、 ケース 240の後端部には、 コード 220を摺動自在に貫通した貫通孔 242が 形成されている。 コード 220は、 プラグ 250と一体になつて貫通孔 242内 を移動可能になっていると共にストッパ 222により移動が規制されている。 上記固定部材 260は、 コード 220、 接続コード 224及びメス端子 226 を樹脂モールド形成されており、 そのメス端子 226側には、 摺動凹所 262が 形成されている。 この摺動凹所 262には、 可動 270が摺動自在に嵌合さ れ、 さらに固定部材 260の外周に固定されたストッパ部材 280により可動部 材 270の移動が規制されている。

上記固定部材 260の摺動凹所 262の底部には、 ガイド溝 264及びガイド 凹所 266が形成されており、 このガイド溝 264及びガイド凹所 266に、 可 動部材 270に形成されたガイド魏 272及びガイド^ 74が摺動自在に 嵌合している。 ガイド溝 264及びガイド凹所 266には、 スプリング 292， 294が糧され、 可動部材 270を固定部材 260に対して摺動させる付勢力 となっている。 可動部材 2 7 0の摺動量は、 ストッノ部材 2 8 0の^ 2 8 2に より規制されている。 可動部材 2 7 0には、 ォス端子 3 0 2及びメス端子 3 0 4 を有する中継端子 3 0 0が樹脂モールドされている。 上記ォス端子 3 0 2はメス 端子 2 2 6に、 一方、 メス端子 3 0 4はォス端子 2 1 6 a , 2 1 6 b等にそれぞ 0 ^続または非接続されるように形成されている。

次に上記コネクタ部 2 0 0の接続動作について説明する。

図 4 5の非接続状態では、 コード 2 2 0と共にプラグ 2 5 0が図示左側ヘスト ツバ 2 2 2に当接するまで移動し、 ケース 2 4 0内でプラグ 2 5 0がフリーな状 態になっている。 また、 可動部材 2 7 0は、 スプリング 2 9 2 , 2 9 4の付勢力 によリ固定部材 2 6 0に対して離反し、 ォス端子 3 0 2がメス端子 2 2 6に非接 続状態になっている。

コネクタ部 2 0 0の非接続状態から図 4 6に示すように接続するには、 プラグ 2 5 0を持って中継端子 3 0 0のメス端子 3 0 4をォス端子 2 1 6 a , 2 1 6 b に向けて押し入れる。 これにより、 ^^部 2 1 5に押圧されて可動部材 2 7 0 がスプリング 2 9 2 , 2 9 4に抗して押し込まれつつ、 ォス端子 3 0 2がメス端 子 2 2 6に接続される。 このとき、 ォスコネクタ 2 1 0側の係合部 2 1 8 aが固 定部材 2 6 0の係合^ 2 6 8に係合してプラグ 2 5 0がォスコネクタ 2 1 0に 固定される。 これによリ、 プラグ 2 5 0によリシールされた状態で、 ォス端子 2 1 6 a , 2 1 6 b等は、 中糸 «子 3 0 0、 メス端子 2 2 6、 接続コード 2 2 4及 びコード 2 2 0を介して外部電源に接続される。 その後、 ケース 2 4 0を持って 、 ォスコネクタ 2 1 0側へ押し込み、 係合爪 2 4 4をォスコネクタ 2 1 0側 止凹所 2 1 9に係合することによりケース 2 4 0がォスコネクタ 2 1 0に装着さ れる。

したがって、 上記コネクタ部 2 0 0によれば、 ォス端子 2 1 6 a , 2 1 6 b等 、 中糸端子 3 0 0、 及びメス端子 2 2 6は、 プラグ 2 5 0によりシールされて ゝ るので、 防水性に優れている。

また、 メスコネクタ 2 3 0をォスコネクタ 2 1 0から抜いたとき、 メスコネク タ 2 3 0内の可動部材 2 7 0がスプリング 2 9 2 , 2 9 4の付勢力で中 端子 3 0 0とメス端子 2 2 6との接続が遮断される。 よって、 中 it端子 3 0 0は、 外部 電源から切り離されるので、 耐 性に優れている。

さらに、 メスコネクタ 230をォスコネクタ 210に対して抜くと、 暖房 40には、 外部コードが付随することがないので、 清掃等の職作業時の邪魔に ならない。

さらに、 プラグ 250は、 係合部 218 &カ 合^ 268に係合し、 しかも 、 係止突条 218の弾性変形がケース 240により外側から規制されているので 、 外力によリオスコネクタ 210から脱落し難い。

次に、 ヒータュニット 70のインサート成形により暖房便座 40を謎するェ 程において、 クッション部 15 OAのヒューズ 180及びコネクタ部 200を同 時に組み付ける場合の製 3 程について説明する。

まず、 図 47に示す支持基材 60の支持部 61にブッシュ 212を圧入固定す る。 なお、 ブッシュ 212には、 ォス端子 216 a, 216 b及び 217 a, 2 17 bを予め圧入固定しておく。 次に、 ォス端子 217 a, 217bに、 サーミ スタ 310のリード線 312を接続し、 サ一ミスタ 310を支持謝 60の上面

62に仮止めする。

次に、 ヒータユニット 70を支持謝 60に装着する。 この作業は、 図 6ない し図 9で説明した伝熱シート 74等を支持嶽才60上に接着することによリ行な う。 このとき、 サ一ミスタ 310も、 伝熱シート 74により支持基材 60上に固 定される。

続いて、 ブッシュ 212に固定したォス端子 216 aにヒータ 72の一方の引 出線 72 aを接続する。 ヒータ 72の他方の引出線 72 bに端子 170 aを纖 し、 この端子 170 aをクッション部 15 OAの上部の取付用透孔 156 aに圧 入する。 中糸 11320の一方の引出線 320 aに端子 17 Obを接続し、 この端 子 170 bを取付用透孔 156bに圧入する。 中糸 81320の ί也方の引出線 32 Obは、 ブッシュ 212に固定された他方のォス端子 216 bに接続する。 次に、擺テープ 360により端子 170 a， 170 bから中糸赚 320の一 部にかけて、 一方、 絶縁テープ 362によリブッシュ 212の上面の各ォス端子 216 a, 216b, 217 a, 217bをそれぞ l ^覆する。 なお、 絶縁テー プ 360， 362は、 端^を覆う部分が »性を有するシート材である。 続い て、 射出成形機の金型にヒータュニット 70等を装着した支持謝 60をセット して、 射出成形を行なって便座本体 50を形成する。冷却した後に、 成形体を取 リ出す。

その後、 図 41に示すように、 クッション部 15 OAの収納室 154にヒュ一 ズ 180を入れて、 ヒューズ 180の端子部 182を取付用透孔 156 a, 15

6 bに接続する。続いて、 棚室 154に樹脂充灘 184を充填することによ リヒューズ 180等をモ一ルドし、 さらに、 クッション部材 190の係止部 19 2を収納室 154に圧入することによりクッション部材 190を取り付ける。 こ れによリ、 暖房便座 40が完成する。

したがって、 上記 方法によれば、 クッション部 150Αのヒューズ 180 及びコネクタ部 200も、 射出成形前に簡単なヒューズ 180等の組付工程を行 なうだけで、 便座本体 50の射出成形後に複雑な工程を行なう必要がなく、 暖房 便座 40を完成することができる。

図 48〖謝出成形前にヒューズ 180を取り付ける他の製造方法を示す。 まず、 支持謝 60 Iの取付用透孔 156 a, 156bに端子 170 a, 17 0 bを圧入し、 ヒータュニット 70を支持謝 60 Iに取り付ける。 次に、 端子 170 a, 17 Obにヒューズ 180を接続し、 さらに、 支持 Iの下端 面に、 ヒューズ 180を囲む形状のクッション 68を装着する。 クッション S#68には、 下部に通気孔 68 a, 68 bか 成されている。

次に、 支持謝 60 I等を射出成形機の金型 1 10 Iにセットする。 この忧態 で、 通気孔 68 a、 室 1541、 通気孔 68 bを通じて、 冷却ガス （^ガ スまたは空気等） を流してヒューズ 180を冷却しながら、 射出成形を行なって 便座本体を形成する。 射出成形後に、 クッション （図示省略） を取リ付ける。 な お、 防水性を高める場合には、 通気孔 68 a， 68bからシリコン樹脂等を充填 してヒューズ 180をモ一ルドしてもよい。 この実施例によれば、 図 41の実施 例に比べ、 突出部 152等で囲まれていない支持基材 60 Iの下面にヒューズ 1 80を取リ付けることができるから、 組付作業性が向上する。

図 49ないし図 51は他の構成にかかるコネクタ周辺を示す図である。 ヒータ

72のコネクタは、 支持部 61 Jにブッシュ 212 Jが圧入固定されて、 このブ ッシュ 2 1 2 Jにォス端子 2 1 6が圧入固定され、 さらに便座本体 5 0 J力 出 成形されることによリ構成されている。

次に、 上記コネクタ構造の製造方法について説明する。 まず、 支持謝 6 0 J の支持部 6 1 Jにブッシュ 2 1 2 Jを圧入固定する。 なお、 ブッシュ 2 1 2 Jに は、 ォス端子 2 1 6が 4本圧入されている。 4本のォス端子 2 1 6のうち 2本に サーミスタ （図示省略） 等を接続し、 ヒータユニット 7 0を支持 ¾ 6 0 Jの上 面 6 2に装着し、 さらにォス端子 2 1 6にヒータ 7 2の引出線を接続する。 その 後、 絶縁テープ 3 6 2でォス端子 2 1 6を上面から覆い、 さらに、 支持部 6 1 J の下端開口部に、 インサートリング 3 8 0を取リ付ける。 その後、 支持基材 6 0 J等を射出成腿の金型にセットし、 射出成形を行なって便座本体 5 0 Jを形成 する。

そして、 射出成形後、 メス端子 4 0 2を先端に備えたメスコネクタ 4 0 0をォ ス端子 2 1 6等に接続する。 メスコネクタ 4 0 0の先端には、 ¾ ^部 6 1 Jのテ —ノ面との間でシールする Oリング 4 0 が装着されている。 メスコネクタ 4 0 0を外嵌している樹脂製の 6角ナット 4 1 0をインサートリング 3 8 0のネジを 介して螺着する。 これにより、 メス端子 4 0 2は、 ォス端子 2 1 6にシール; t態 で確実に接続することができる。

なお、 6角ナット 4 1 0のネジの内側に、 突起 （図示省略） を設ければ、 この 突起が 6角ナット 4 1 0の締結抵抗を高めることができ、 取付工具なしでも緩み を防止できると共に脱着感をもたらすことができる。

図 5 2ないし図 5 4は他の構成にかかるコネクタ部 4 5 0を示し、 図 5 2はコ ネクタ部 4 5 0の非接続状態であり、 図 5 3はその接続状態でぁリ、 図 5 4は図 5 3の G— G線に沿った断面図である。

コネクタ部 4 5 0は、 支持 0 Kに設けられたォスコネクタ 4 6 0と、 こ のォスコネクタ 4 6 0に着 J3兑自在なメスコネクタ 4 7 0とを備えている。 ォスコ ネクタ 4 6 0は、 支持 6 0 Kの端部の支持部 6 1 Kに圧入装着されるブッシ ュ 2 1 2 Kを備えている。 ブッシュ 2 1 2 Kには、 4力所の取付用透孔 2 1 a , 2 1 4 b (図では 2カ戶斤示す。 ） が'形成されておリ、 取付用透孔 2 1 4 a , 2 1 4 bには、 ォス端子 2 1 6 a , 2 1 6 bが圧入されている。 また、 ブッシュ 2 1 2 Kには、 ォス端子 2 1 6 a , 2 1 6 bを囲む皿の嵌合部 4 6 2が形成され ると共に先端の係合部 4 6 a及び根元の係合部 4 6 4 cを有する係合突条 4 6 4が形成されている。

一方、 メスコネクタ 4 7 0は、 プラグ 4 8 0と、 このプラグ 4 8 0の一部を覆 うケース 5 5 0とを備えている。 プラグ 4 8 0は、 ケース 5 5 0に対してガイド 部 4 8 2を介してスライド自在に装着されたスライド部材 4 9 0と、 スライド部 材 4 9 0に装着された接続部材 5 0 0とを備えている。

上記スライド部材 4 9 0は、 コード 2 2 0の端部、 接続コード 2 2 4及び端子 基部 2 2 7を樹脂モ一ルド形成されている。 一方、 上記接続部材 5 0 0は、 上記 端子基部 5 0 2に接続された端子接触部 5 0 4と、 該端子接触部 5 0 4を取リ付 けかつ上記嵌合部 4 6 2に嵌合する係合突条 5 0 6とを備えている。 また、 接続 部材 5 0 0の外側部には、 ォスコネクタ 4 6 0側の 4 6 4 aに係合する係合凹所 5 0 8が形成されている。

また、 上記ケース 5 5 0の先端には、 ォスコネクタ 4 6 0側の係合部 4 6 4 c に係合する係合部 5 5 2 cを有する係合突条 5 5 2カ 成されており、 ケース 5 5 0の後端部には、 コード 2 2 0を摺動自在に貫通した貫通孔 5 5 4か 成され ている。 コード 2 2 0は、 プラグ 4 8 0と一体になつて貫通孔 5 5 4内を移動可 能になっている。

次にメスコネクタ 4 7 0をォスコネクタ 4 6 0に着脱する動作について説明す る。 まず、 図 5 2の非接続状態から図 5 3のように接続するには、 プラグ 4 8 0 の外周を持って、 係合幾 5 0 6を嵌合部 4 6 2にガイドさせながらォスコネク タ 4 6 0側へ挿入して、 端子接触部 5 0 4をォス端子 2 1 6 a , 2 1 6 bに差し 込む。 プラグ 4 8 0の係合凹所 5 0 8にォスコネクタ 4 6 0側の係合部 4 6 4 a カ係合して、 端子接触部 5 0 4力オス端子 2 1 6 a , 2 1 6 bに接続される。 次 に、 ケース 5 5 0の手持部 5 5 6を持って、 ォスコネクタ 4 6 0側に差し込む。 ケース 5 5 0は、 プラグ 4 8 0によリガイドされつつスライドし、 係合部 5 5 2 cがォスコネクタ 4 6 0側の係合部 4 6 4 cに係合する。 これによリ、 メスコネ クタ 4 7 0は、 ォスコネクタ 4 6 0に装着される。

ここで、 図 5 3に示すように、 ォスコネクタ 4 6 0側の係合幾 4 6 4は、 プ ラグ 4 8 0の係合凹所 5 0 8に係合している力 ケース 5 5 0の係合^ 5 5 2 により押さえつけられて弾性変形が規制されているので、 プラグ 4 8 0だけを抜 くことができない。 したがって、 メスコネクタ 4 7 0をォスコネクタ 4 6 0から 外すには、 まず、 ケース 5 5 0の手持部 5 5 6を指でもって矢印方向への力を加 えると、 係合^ 5 5 2カ 開する方向へ弾性変形して、 係合部 5 5 2 cカ 合 部 4 6 4 cから係脱する。 そして、 ケース 5 5 0がプラグ 4 8 0のガイド部 4 8 2にガイドされながら矢印方向ヘスライドする。 次に、 プラグ 4 8 0を指で持つ て矢印方向へ力を加えると、 係合^ 4 6 4が外側へ弾性変形して係合部 4 6 4 c力系合凹所 5 0 8から係脱し、 メスコネクタ 4 7 0がォスコネクタ 4 6 0から 抜ける。

本実施例では、 図 4 6のコネクタ部 2 0 0と比べて、 ブラグ 4 8 0がケース 5 5 0に対してスライド自在であるが、 一体化されているので、 プラグ 4 8 0ゃケ —ス 5 5 0の差込作業を簡単に行なうことができる。

Claims

請求の範囲

1 . 電纖能部品を内蔵した二層成腿座において、

樹脂で成形された第 1層と、

該第 1層の面上に取リ付けられた電^ 能部品と、

第 1層上に、 射出成形によリ電^ 1能部品をィンサ一トすると共に積層形成さ れた第 2層と、

上記電気機能部品に近接した第 1層上の部位であり、 かつ第 2層を形成するた めに射出される溶融樹脂の流れの少なくとも上流側に、 電^ i能部品に対する溶 融樹脂の射出圧を低減する遮蔽手段と、

を備えたことを特徴とする二層成藤座。

2 . 請求項 1において、 上記遮蔽手段は、 第 1層の上面部に一体的に設けられ 、 電気機能部品の上部に向けて滑らかに溶融樹脂を導くスロープである二層成形 便座。

3 . 請求項 1において、 上記遮蔽手段は、 第 1層の上面部に設けられ、 第 1層 の上面とほほ面一に電^ i能部品の上部を設置する段部である二層成舰座。

4 . 請求項 1において、 上記遮蔽手段は、 電気機能部品を覆う可撓性のシート 材である二層成形便座。

5 . 請求項 4において、 第 1層は、 便器の上部に支持されると共に馬蹄形に形 成された支持掛才であり、 第²層は、 支持掛才上にその一部が熱溶着さ; 座表 面を有する便座本体である二層成形便座。

6 . 請求項 5において、 シート材は、 金属薄膜からなる伝熱シ一トであリ、 上 記電気機能部品は、 便座表面を加熱するヒータである二層成? ^座。

7 . 請求項 6において、 支持謝の上面にヒータ取付用溝を形成し、 該ヒータ 取付用溝にヒータを保持して、 該ヒータをシート材で支持謝とほほ面一になる ように覆った二層成形便座。

8 . 請求項 6において、 シート材は、 ヒータを山赚に覆いかつ該ヒータを覆 つた部分の頂角が少なくとも 9 0。 以上にして支持掛才に接着した二層成?^^

9 . 請求項 1において、 電纖能部品の外周部の第 1層と第 2層に、 該第 1層 と第 2層とが互いに嚙み合って熱溶着する凹凸部を設けた二層成形便座。

1 0 · 請求項 1において、 電^ i能部品に外部か 給電するための接続端子を 有し、 i¾g続端子を第 1層に形成した取付穴に、 続端子の上部を第 1層から 突出した状態で嵌合支持し、 接続端子の上部を第 2層でインサートして構成した 二層成薩座。

1 1 . 請求項 1において、 電^ i能部品に外部から給電するための接続端子を 有し、 纖続端子を第 1層に形成した取付穴に嵌合支持すると共に、 遮蔽手段を シート材で形成し、 該シート材で接続端子の上部を被覆して構成した二層成藤 座。

1 2. 第 1層と第 2層とを樹脂により積層すると共に、 第 1層と第 2層との間 に電^ l部品をィンサートした二層成形便座の 方法において、

第 1層を成形する工程と、

第 1層上に電^!能部品をィンサ一トするように第 2層を射出成形で積層形成 する工程と、

を具備し、

第 2層を積層形成する工程の前に、 第 1層に電^ 能部品を取り付けると共に 、 電遞能部品に近接した第 1層上の部位であリかつ第 2層を形成するために射 出される溶融樹脂の流れの少なくとも上流側に、 電^ i能部品に対する溶融樹脂 の射出圧を低減する遮蔽手段を設ける工程、 を施したことを とする二層^^ 便座の製造方法。

1 3 . 請求項 1 2において、 上 H 蔽手段は、 電気機能部品を覆う可撓性のシ ―ト材である二層成形便座の製造方法。

1 4. 請求項 1 3において、 第 1層は、 便器の上部に支持されると共に馬« に形成された支持 であり、 第 2層は、 支持基材上にその一部が熱溶着さ 座表面を有する便座本体である二層成形便座の製造方法。

1 5 . 請求項 1 4において、 シート材は、 金属薄膜からなる伝熱シートでぁリ 、 上記電気機能部品は、 便座表面を加熱するヒータである二層成形便座の製造方 法。

1 6 . 請求項 1 5において、 支持凝才の上面にヒータ取付用溝を形成し、 該ヒ —タ取付用溝にヒータを保持して、 該ヒータを伝熱シートで支持 S とほ〖S®— になるように覆った二層成,座の製造方法。

1 7. 請求項 1 5において、 シート材は、 ヒータを山皿に覆いかつ該ヒータ を覆った部分の頂角が少なくとも 9 0。 以上にして支持對才に接着した二層成形 便座の 方法。

1 8 . 請求項 1 2において、 遮蔽手段は、 シート材であり、 該シート材に予め 電^ 1能部品を一体化してュニット体を形成し、 該ュニット体を第 1層に装着し た二層成藤座の製造方法。