WO1993021559A1 - Printing method and apparatus of photograph - Google Patents

Description

明 細 書 写真焼付方法および装置 技術分野

本発明は、 通常の写真または 3 D立体写真が焼き付け可能な焼付 現像装置に関する。 背景分野

レンチキュラーシー トを用いる 3 D立体写真の一般的な作成方法 と してはいく つかの方法があり、 それらのうちの間接法と呼ばれて いる方法がある。 この方法は、 主要物体と前景および背景などで構 成される奥行きのある被写体に対して複数コマのネガを撮影してお き、 ネガ毎に投影角度を変えてレンチキユラーシ一 ト付き感光シ一 ト に焼き込んで現像して 3 D立体写真を得る。

この方法においてあらかじめ準備され，る複数コマの撮影ネガは、 被写体に対して平行な線上ないし被写体中心に描かれる曲線上に位 置する各撮影地点から被写体を撮影したものである。 撮影地点によ り 要物体と前景、 背景の像の位置が異なるネガが作成される。 撮 影地点を多く と り一ネガのコマ数を増やしたほうが立体感の良好な

3 D立体写真を作成できるが、、実際には撮影を簡素化し、 3 5 コ マのネガを用意するのが普通である。

レンチキユラ一シー ト付き感光シー トはレンチキュラーレンズの 役割を果たす透明プラスチ ッ クシー の裏面に感光剤を塗布するか、 あるいは感光剤を塗布してあるシー トを張り付ける こ とによ り作ら れる。 露光はレンチキュラーレンズ側からあらかじめ準備したネガ のセ ッ トを撮影地点順に一端の撮影ネガから他端のネガを次々 と焼 き付けを行う。

焼き付け時にネガの投影角度を変える方法は種々 あるが、 一般に はネガマスクが固定式で、 レンズおよび露光台が水平方向に移動可 能な機構を有する写真焼付装置がよく用いられている。 一枚のレン チキユラ一シート付き感光シ一トに各ネガ毎に投影角度を変えて焼 き込むと、 各ネガの像はレンチキュラーレンズによって線画像に分 断圧縮され、 感光層に投影方向に対応する順に線画像が繰り返し並 んで形成される。

普通、 ネガは 3〜 5コマであるが、 箇素な撮影で立体感の良好な 3 D立体写真を得る手段と して、 各ネガにつき投影角度を変えて 1 回以上露光を行うことも多く行われる。 例えば、 3コマのネガにつ いて両端の撮影地点で撮つた 2コマのネガを 1番露光と 4番露光で 焼き付けし、 中央の撮影地点の 1 コマのネガを 2番露光と 3番露光 の 2度の焼き付けに用い、 4 回の露光で立体写真を得るようにする こともできる。

3コマのネガについて 7回露光を行う場合は两端の撮影地点で撮 つた 2コマのネガをそれぞれ 1番、 2番露光、 6番、 7番露光と 2 度づっ焼き付け、 中央の撮影地点のコマを 番、 4眷、 5番露光と 3度焼き付けて 3 D立体写真を得る。 各ネガの投影は、 露光中心を —致させて露光精度を保たなければならないので、 レンズおよび露 光台の移動機構の移動誤差により生じる露光中心のズレを補正して いる。

3コマのネガを 4回露光して焼き付けを行う場合を例にとり補正 方法を説明する。 露光中心のズレを補正するため、 3コマのネガと 対になる 3種の図案のフ ォーカスチャートを用意する。 1回目と 2 回目の露光に用いるネガに対応するフオーカスチ ャ ー トを、 各回の 露光位置から 2 D印画紙上に焼き付ける。 1回目と 2回目の露光位 置から焼き付けた印画紙上のチヤ一トの図柄の移動量を拡大鏡で目 測する。 -―

次に 2回目 と 3回目、 2回目と 4回目の露光に用いるネガに対応 するフ ォーカスチヤードをそれぞれの露光位置から印画紙に焼き付 ける。 そして、 1 回目 と 3 回目、 2回目 と 4 回目のチ ャー トの図柄 の移動量を測り、 3つの移動量から補正値を求めて、 手作業でレン ズの位置を合わせ、 露光中心を一致させている。

レンチキユラ一シー トを用いる 3 D立体写真にはいく つかの方法 があるが、 本発明の焼付装置では一般に 「間接法」 と呼ばれる方法 を用いる。 「間接法」 は、 奥行きを有する被写体に対して普通の感 光フ ィ ルムを入れたカメラを、 一定距離ずつ水平方向に移動させて、 同じ被写体に対して複数枚のネガを作成する。 これらのネガはカメ ラから被写体の距離に応じて像の位置が異なるものとなっている。 カメラを水平に直線的に移動させて撮影する方法のほかに、 被写 体に対して弧状に移動させて撮影する方法などがある。 いずれに し ても、 異なつた視点からの複数の画像を得るこ とが必要である。

また、 カメラを移動させて撮影する代わり に、 複数のレンズを水 平に並べたカメラ、 ない しは複数台のカメ ラを水平に並べるなど し て同時に撮影してネガを得てもよい。 ネガの枚数は特に決ま っては いないが、 通常の場合は 3〜 5程度である。

「間接法」 では、 上記の工程で得られた複数枚のネガを、 レンチ キュ ラーシー トの平坦な側の面に感光材を塗布したレ ンチキュラー シー ト付き感光フ ィ ルムに、 各ネガ毎に投影角度を変えて露光する _c. 撮影されたネガを通常の投影レンズでレンチキュ ラーシー ト付き印 画紙上に画像を結ばせると、 レンチキユラ一レンズによ り一方向に 像が圧縮されるために、 投影された画像は各レンチキユラ一レ ンズ 毎に分離された線状画像と してレンチキュ ラーレンズの裏面の感光 層上に結像する。

その後、 次の順序のネガを用い、 投影レンズ、 レ ンチキユラーシ ー ト付き印画紙の相対位置を変えて、 先の投影露光によ り形成され た線画像の隣に新しい線状画像が形成されるよう に して露光を行う： このよう に、 次々 に別のネガからの線画像でレンチキュラーレンズ の裏面の感光層を埋める。 こ う して、 1 枚の印画紙に複数枚のネガ による像を焼き込むことができる。 この露光は、 多数の投影レンズ により、 一度に露光することもできる。

このように作られたレンチキュラーシート付き印画紙を現像し、 レンチキュラーレンズ側から見ると、 感光層に形成された線画像は 再びレンチキュラーレンズにより一方向が拡大され、 復元された像 として見える。 しかも右目 と左目に順次に撮影された別画像が届き、 ふたつの画像情報が合成され、 立体視ができるのである。

第 1図に従来の 3 D立体写真の 「間接法の」 写真焼付装置の説明 図を示す。 「間接法」 における立体写真の焼付は露光光線の角度を 変えて複数回の露光を重ねて行う力 ^?、 従来のシステムでは第 1図に 示されるようにレンズ部 1 と露光台 2をスライ ド機構により移動さ せ、 レンチキュラーシート付き印画紙とネガフィルムの位置を相対 的に平行のまま水平にずらすことにより所定の角度を得るようにな つている。 また、 レンズ部を固定しネガフィルムを含むネガマスク 部 3 と露光台 2を移動してもよいし、 露光台 2を固定してネガマス ク部 3 とレンズ部 1を移動させても所定の露光角度を得ることがで きる。 . .

従来の通常の写真焼付装置のレンズユニッ トにおいては、 レンズ が固定式であり、 光軸および焦点調整用のリ ング、 ボルト等をゆる めてレンズの調整を行っている。 引き伸ばし倍率を変えるときは、 引き伸ばしレンズを取り換え、 露光台を移動させて焦点距離を合わ せている。

従来の写真焼付現像装置について図面とともに説明する。 第 2図 は、 従来の写真焼付現像装置の一例を示す概略図である。 図にある ように装置は大まかにいって露光部 4、 現像部 5、 乾燥部 6で構成 され、 露 後、 自動的に現像、 乾燥されて完成した写真が搬出され る仕組みである。

ロール状の印画紙 7を送りローラ一 8で搬送し、 露光台手前の力 ッター 9でシート片に切断したものに焼き付けを行っている。 露光 台表面には孔のあいた搬送ベルト 1 0が張られ、 露光台内部のサク シヨ ンボッ クス 1 1 により吸引され、 印画紙を吸着固定する。 露光 装置 1 2にはネガマスクと調節可能な引き伸ばしレンズ、 光源等が ある。

露光部付近の搬送装置についてさらに説明する。 第 3図は、 従来 の写真焼付現像装置の搬送機構の一例を示す斜視図である。 これら の図を見るとわかるようにマガジン 1 4内に収納されたロール状の 印画紙 7が送りローラ一 8で引き出され、 力 ッ ター 9でシー ト片に 切断される。 シー ト片は入り口ガイ ド 1 5 に導かれて露光台 1 3の ベルトコンベアに載置される。

ベルトコンベアに用いられている搬送ベルト 1 0は裏面が凹凸状 のリブを有し、 内部のローラーの歯とかみ合って回転する。 搬送べ ルト 1 0の孔により露光台内部から吸引され、 印画紙が吸着する。 適正な露光位置でベルトコンベアは停止し、 露光後、 搬送ベルト 1 0を回転して搬送し、 印画紙は出口ガイ ド 1 8を経て、 露光部から 搬出される。 この図の例では搬送機構の駆動力は、 モーター 1 7を 回転させ、 ベルト 1 6で各口一ラーに動力を伝達することにより得 られている。

露光台内部にはモーターで回転する吸引フ ァ ンがあり、 J 気孔か ち空気を排出することによ り吸引力としている。 吸弓 Iフ ァ ン等はサ クシ ョ ンポッ クスに収められている。 このような従来の写真焼付装 置を用いて ト リ ミ ングプリ ン トを作成する場合は、 露光台および引 き伸ばしレンズは固定しておき、 フ ィ ルムの移動によりネガの一部 を拡大し、 印画紙に焼き付けを行っている。 フ ィ ルムの移動は手動 で行われるのが一般的である。 従来の写真焼付装置では、 ネガフ ィ ルムを含む光源側、 レンズ部, 露光台の 3者のうち 2つを移動さ る必要がある。 露光装置と して はこれらの機構が移動するスペースを見込む必要があるためその分 だけ機械の寸法が大きく なる。 また移動に要する時間によつて処理

能力が制限を受けるなどの問題点がある。 本発明は、 露光装置の容

積を小さくすること、 そして処理時間を早ぐすることのできる機構

を備えた写真焼付装置を得ることを目的とする。

従来の写真焼付装置では、 引き伸ばし用レンズは明るさや性能の 向上がはかられている力、 レンズの設計によつてはレンズ面が異常 にフ ィ ルムに接近し、 レンズの調整やネガフイルムの扱いが困難に なることがある。 特にレンチキユラ一付き印画紙を使用する 3 D立 体写真の焼付の際には、 レンズの光軸に対して垂直な面でレンズと ネガフィルムを相対的に移動させる必要があり、 レンズ表面とネガ フィ ルムの間隔が小さいことは、 この移動を-困難なものとする。 本 発明は、 レンズ面とフ ルムの間隔が小さく なることを解決し、 レ ンズの調整やネガフィルムの扱いなどが容易な写真焼付装置を提供 することを目的とする。

3 D立体写真の作成の際、 従来は印画紙に焼き付けたフ ォ一カス チャートの図柄の移動量を目測することにより露光中心のズレを把 握し補正を行っている。 しかし、 目測による移動量の把握は、 誤差 を生じやすく、 熟練を必要としている。 高精度のレンズの位置合わ せと補正は特殊技能を要し、 容易な作業ではない。 そのため、 3 D

立体写真の焼き付けは長時間にわたる作業となって、いる。 また、 安 定した品質の 3 D立体写真を作成することが困難となっている。 本 発明は 3 D立体写真の焼き付けにおける露光中心の移動量を正確に 把握する手段を得て、 レンズプレート位置補正方法を提供すること を目的とする。

ト リ ミ ングによるプリ ントは引き伸ばし倍率が概して大きく、 フ イ ルムを移動させる方法では、 ネガのごく わずかなズレが、 露光台 上では大きな誤差となる。 ト リ ミングでは手作業でフ ィルムの移動 を行うため、 皮脂等でフィルムを汚す恐れがある上、 微調整が難し ρ く、 熟練を要する。 手作業に代わり、 移動機構を利用してフィ ルム の移動を行うには、 特に引き伸ばし倍率が大きい場合、 微小移動が 可能な高精度の装置が要求される。 多く の写真焼付装置では、 作業 効率を高めるため、 一定の動きをするフ ィ ルム自動送り機構を備え ている。 ト リ ミ ングプリ ン トを行うため、 フ ィ ルムの微調整向けの 可動式とすると、 焼付装置の構成が複雑になる上、 移動機構の精度 に不安が生じる。 本発明は高精度の ト リ ミ ング用移動機構を得て、 能率的なト リ ミ ング方法を提供することを目的とする。

従来の写真焼付現像装置のように露光、 現像処理を連続して行う 装置においては、 一般にロール状で供給される印画紙を切断してか ら露光部に送る方法が用いられている。 この場合、 印画紙はカ ツ タ —で所定の長さに切断されるが、 印画紙をカ ッターで切断すると、 切断面にめく れが生ずることがある。 と く にバッ クコ一ティ ングを 施してある印画紙などを切断するときはめく れが発生しやすい。 通 常は刃先角や刃圧、 切断速度を変えることなど、 カ ツ 夕の切断条件 を—変えることで、 めくれの発生を少なく している。 しかし、 めく れ の発生を、 皆無にすることは不可能であるため、 装置内をめくれが 生じ； rいる印画紙が搬送されているうちに、 めく れ部分が脱落して 屑が発生してしまう。 印画紙と してレンチキユラーシー トがついて いる 3 D立体写真用の印画紙の場合、 と く にこのめく れの現象が顕 著となる。 - - この屑が露光プロセス部に落ちた場合は、 プリ ン ト面に屑の形が 焼付けられたり、 装置の摺動 · 回動部分に悪影響が出ることがある _c 屑が現像プロセスに落ちた場合には、 ポンプゃフィ ルターが目づま りをおこし、 薬液の循環が悪く なり薬液の劣化につながり、 薬液の 寿命を縮める。 屑が現像された場合は現像ムラとなり画質が悪く な るなどの問題点がある。 本発明は、 自動焼付現像装置において、 種 々の障害の原因となる印画紙切断時のめく れによる屑の発生を防ぐ ことをも目的とする。 発明の開示

上記の巨的を達成するため、 本発明の写真焼付方法および装置に ついて以下 （ 1 ) 〜 （ 5 ) の構成を順を追って説明する。

( 1 ) 本発明では写真焼付装置のレンズを移動可能とし、 焼き付け 時にはレンズを正規の位置にセッ ト し、 その他の操作時にはフィ ル ムから離れた位置にレンズを待避させ、 レンズの保守、 調整を容易 にする。

( 2 ) 本発明でば C C Dカメラ、 ラインセンサー等からなるサンプ ルプリ ント監視装置を用いて、 露光中心のズレを測定し、 補正値登 録を自動で行うものである。

( 3 ) 本発明は、 ネガマスク部、 レンズ部、 露光台などをそれぞれ 同一角度に回転させることで、 所定の露光角度を得ることができた。 さらに、 回転機構に加えてレンズ部を微小にスライ ドさせることに より、 より精度の髙ぃ 3 D立体写真の焼付を可能とする。

( 4 ) 本発明では引き伸ばしレンズ及び露光台に移動手段を傭えて、 トリ ミングによるプリ ントを行うものである。

( 5 ) 本発明は印画紙のカッターで切断された先端部分^、 エツヂ シ -一バーを印画紙の進行方向に対して直角方向に動作させ、 先端 部端面前範囲の餍をそぎ落とす。 そぎ落とされた屑は、 エツヂシニ 一バーの刃先付 に取り付けられた屑吸引用機構により屑箱に送ら れる。

( 1 ) 本発明の写真焼付装置のレンズの移動機構について説明する _c 第 4図は本発明のレンズの移動機構の一例についての動作を説明す る概略図である。 この図は立体写真焼付装置を例を示している。 引 き伸ばし用のレンズ 2 0および印画紙 2 1 は 3 D立体写真用の多重 露光を行うため、 光軸方向にも光軸に垂直な Y方向にも移動する ことが可能となっている。

図のようにレンズ 2 0を印画紙 2 1 · ネガフィ ルム 1 9間を光軸 方向 （ Z軸方向） に移動させることにより、 焼き付け時にはネガフ イ ルム近く の正位置にて所望の引き伸ばし倍率で焼き付けを行い、 その他の操作の際はネガフ ィ ルムから待避して、 ネガフィ ルムある いはレンズなどの調整を行うようにする。

第 4図の概略図に基づいた写真焼付装置のレンズの移動機構の一 例について、 更に詳細に図面とともに説明する。 第 5図、 第 6図は 本発明の写真焼付装置のレンズの移動機構の一例について説明する 図面で、 第 5図は X方向の断面図、 第 6図は Y方向の断面図である。 本発明のレンズの移動機構では、 ステッピングモータ一 2 2はボ一 ルネジ 2 3を介してナッ ト 2 4によってレンズプレー ト 2 5に接続 され、 壁面等に固定されたスライ ドレール 2 6を介してレンズプレ — ト 2 5ごと、 上下にレンズが移動できる。

第 4図〜第 6図は 3 D立体写真の焼付装置を例と しているため、 ステツビングモーター 2 7はポールネジ 2 8を介してナツ ト 2 9に よってレンズプレー ト 3 0に、 ステッピングモーター 3 1 はボール ネジ 3 2を介してナツ ト 3 3によってレンズプレー ト 3 4 に接続さ れている。 そのためレンズは、 スライ ドレール 3 5を介レてレンズ プレー ト 3 0ごと X方向にも、 スライ ドレール 3 6を介してレンズ プレー ト 3 ごと Y方向にも移動できる。 それぞれの停止位置はス テツピングモータ一のパルスによる回転角で制御される。

第 7図には本発明の写真焼付装置のレンズの移動機構を制御する プログラムを説明するフローチャー トを示す。 初期設定と してレン ズを座標原点に移動させた後、 写真焼き付けに必要なデータをメモ リーから読み出す。 レンズは待機位置へ移動させ、 露光を行う とき に露光位置へ移動して露光を行う。 露光終了後は再びレンズは待機 位置へ移動する。

第 8図には本発明の写真焼付装置のレンズの移動機構の一例に組 み込まれるブロッ ク図を示す。 第 7図のフローチャートで示したブ ログラムが書き込まれた R O M、 プログラムを実行する C P U、 メ インメモリーとなる R A Mおよび I / 0ポートで搆成されるコンビ ユー夕一がレンズの移動機構を制御する。

I Z 0ポートから出力される信号により、 X軸制御回路、 Y馳制 御回路、 Z軸制御回路がそれぞれ X軸駆動部、 Y軸駆動部、 Z軸駆 動部を動かす。 駆動部により引き伸ばしレンズが露光位置と待機位 置を移動する。 レンズの移動の微調整を可能とするためにパルスモ 一夕一等の高精度の駆動装置を用いるとよい。

( 2 ) 本発明のレンズプレート位置補正値を得る手順について例 を示して図面とともに説明する。 ここでは 3コマのネガを用いて 4 回露光する例について考える。 サンプルプリ ン ト作成に使用するフ ォ一カスチヤートは様々なパターンのものが考えられるが、 少なく とも 3 D立体写真用のネガと同じビッチで並び、 同じネガのコマ数 に対応したものが望ましい。

3コマのネガを用いて 4回露光する場合は、 3 Dネガと同じピッ チで画像 A、 B、 Cの 3コマが並ぶブラックベースのフ ォーカスチ ヤー： hを用意する。 各フ ォーカスチャート A、 B、 Cは、 中央部に は大きさも形も同じ図形が描かれており、 周辺部に図柄の違いを持 たせて、 A B Cを区別できるようなものにするとよい。 このような フ ォーカスチャートを投影焼き付けレ、 サンアルプリ ン トを作成す る。

第 9図に本発明の写真焼付方法および装置におけるサンプルプリ ント作成の流れ図を示す。 サンブルプリ ン トの作成はフローチヤ一 トに示すように、 並びの中央にあるフ ォーカスチャートを基準と し て算出した値に補正量を加えて露光位置とし、 2つのフ ォーカスチ ヤートを二重露光してサンプルプリ ントを作成する。 この際に二重 露光したフ ォーカスチャー トの像を各々判別可能とするために、 補 正量を加えて露光する。 サンプルプリ ン トでは予めズレを大きく と つて焼き込むことが好ましい。 このために補正量を加えて露光する < 第 1 0図〜第 1 3図は本発明の写真焼付方法および装置における サンプルプリ ン ト作成の一例の説明図である。 3 コマのネガを用い て 4 回露光を行う場合を例にと り、 フ ォーカスチヤー トを投影して サンプルプリ ン トを作成する際の露光位置を示している。 この例で はフ ォーカスチャー トは 3 コマのネガに対応してお り、 これを 3種 のフ ォーカスチャー ト A · B · C とする。

第 1 0図に示すよう に、 このネガに等しいピッチで並ぶフ ォー力 スチャー ト 3 7をネガマスク 3 8 に挿入し、 露光台 3 9上の 2 D用 印画紙 4 0へ投影する。 露光台 3 9 には 2 D用印画紙 4 0が載置さ れ、 実際の 3 D焼き付け時と同様に露光台 3 9およびレンズプレー ト 4 1 の位置を変えて露光する。 第 1 0図の状態では 1 番露光でフ オーカスチャー ト Aが投影され、 第 1 1 図では 2番露光でフ ォー力 スチャー ト B力^ 第 1 2図では 3番露光でフ ォーカスチャー ト B力；、 第 1 3図では 4番露光でフ ォーカスチヤー ト Cが投影されるこ と に なる。 - サンプルプリ ン ト作成のための多重露光と してい く つもの組み合 わせが考えられるが、 この例では 1 番露光と 2番露光 （フ ォーカス チャー ト Aと B ) 、 2番露光と 4番露光 （ B C ) 、 2番露光と 3 番露光 （ B と B ) の組み合わせで二重露光を行ってサンプルプリ ン トを作る。 露光の際は、 並びの中央のフ ォーカスチ ャー ト に基準を 取る。 得られた 3枚のサンプルプリ ン トは 2つのフ オーカスチヤー トが二重にそれぞれ Aと B、 B と C、 二重の Bがズレをもって写つ ているものとなる。

以下、 このよう にして作成したサンプルプリ ン ト を甩いて露光位 置のズレを補正する手順について図を参照しながら説明する。 第 1 4図〜第. 1 6図は、 本発明の写真焼付方法および装置においてサン プルプリ ン トを用いて露光位置補正を行う手順の説明図である。 第 1 4図に示すよう に、 サンプルプリ ン ト 4 2の中央部をビデオカ メ ラ 4 3で撮影し、 第 1 5図に示すよ う にサンプルプリ ン トのフ ォー カスチャート中央にある十文字マーク 4 4を中心に、 モニターのデ イスプレイ 4 5上に映し出す。

そして、 トラックボール等の力一ソル制御装置 4 6を操作して、 第 1 6図に示すようにディ スプレイ 4 5上のカーソル 4 7を動かし て、 ズレをもつて写つている十文字マーク 4 4の交点にキーサブジ ニク トポイント 4 8を指定する。

ビデオカメラによりディ スプレイ上に映し出された中心位置確認 用サンプルプリ ント上の各フ ォーカスチャート中心位置から、 コン ピュータにより レンズ位置補正値を算出し、 登録する。 第 1 7図は 本発明の写真焼付方法および装置における補正処理の一例の流れ図 である。

3コマのネガを 4回露光する本例では、 2番露光のフ ォーカスチ ヤー ト Bの像など、 中央を基準とするとよい。 C P Uは、 指定され た位置の X— Y座標を求めて露光中心のズレ量を計算し、 補正値を 算出、 登録する。 他のサンプルプリ ントについても上の手順を繰り 返して、 補正値を算出、 登録する。 サンプルプリ ン トを撮影するビ デォカメラは専用に設けてもよいが、 焼付装置において設置されて いるネガ監視用ビデオカメラを用いることもできる。 このときは、 サ プルプリ ントはネガマスクに普通のネガと同様に揷入すること になる。 _ - 上記の例では手動によりサ 1プルプリ ン トの計測を行ったが、 力 —ソル制御を行う代わりに画像処理部に画像認識装置を組み込むこ とによりキーサブジ -ク トポイントの座標測定および補正値の算出、 登録、 焼き付けまでを自動化することが可能である。

( 3 ) 第 1 8図は、 本発明の 3 D立体写真の写真焼付装置の原理 の説明図である。 ネガマスク部 5 1、 レンズ部 4 9、 露光台 5 0な どをそれぞれ独自に回転する様子を示している。 ネガマスク部、 レ ンズ部、 露光台が回転する機構をとることによりネガフィルム、 レ ンチキユラ一付き印画紙、 引き伸ばしレンズをそれぞれ所定の角度 だけ回転させることができる。 そうすることにより露光光軸は固定 したままでレンチキュラー感光材料に露光する露光光線に角度を与 えることが可能である。

第 1 9図は本発明の写真焼付装置の回転機構の概略図である。 ネ ガマスク部 5 1、 レンズ部 4 9、 露光台 5 0はそれぞれ独立したの 支点のまわりに回転運動をする。 レンズ部 4 9については回転に加 えて、 必要に応じてスライ ド機構により Xあるいは Y方向に移動さ せる。

光源から露光台までの回転露光の動作について詳説する。 第 2 0 図は本発明の写真焼付装置の動作の説明図である。 ネガマスク部 5 1、 レンズ部 4 9、 露光台 5 0が回転せずに直線に並んだ状態であ る。 この状態であれば、 立体写真でない通常のの引き伸ばしの焼付 装置と して使用できる。 このような露光装置で 4回の露光を行う場 合を例にとって説明する。 第 2 1図〜第 2 4図は本発明の写真焼付 装置の動作の一例の説明図で、 順に第 1 回目からだい 4回目の露光 について示している。

第 2 1図は第 1 回目の露光を示す説明図である。 ネガマスク部 5 1 にフィルム 5 2をセッ トする。 フィルム 5 2は上方から見た図で あって実際には、 側面からではフィルムの厚みのみ： Cみえない。 回 転とレンズの回転移動により、 ネガマスク部 5 1、 レンズ部 4 9及 び露光台 5 0の 3者が右下がりに回転し、 第 1 回目の露光動作とな る。

ネガマスク部 5 1、 露光台 5 0、 レンズ部 4 9をそれぞれ同じ角 度だけ傾き、 回転角度が同じであるのでネガ面、 レンズ面、' 印画紙 面は平行状態になる。 しかし、 これだけでは従来の平行移動による 露光方法の場合とはネガマスク部 5 1、 露光台 5 0、 レンズ部 4 9 の相対位置がわずかに異なる。 このままでも焼付は可能であるが、 より精度を要求されるような場合は、 レンズ部 4 9をスライ ドさせ る。 この場合は、 光軸に対してレンズが左にスライ ドした状態とな る。

第 2 2図は第 2回目の露光を示す図である。 第 2回露光用の画像 を自動または手動によりセッ トする。 回転とスライ ドにより、 ネガ マスク部 5 1、 レンズ部 4 9及び露光台 5 0の 3者が第 1 回露光よ りも小さい右下がり位置に回転して第 2露光する。

第 2 3図および第 2 4図は第 3、 4回目の露光を示す図であり、 第 1、 2回の露光と光軸に対して対称の位置である。 第 2 5図は本 癸明の写真焼付装置におけるネガマスクの回転とレンズの回転 · 移 動の拡大図である。

( 4 ) 本発明の写真焼付装置のトリ ミング方法に用いる位置調節 機構の概略について説明する。 本発明の写真焼付装置の ト リ ミ ング 方法に、 位置調節機構の一例として第 4図に示したような X Y方向 のレンズ移動機構と印画紙の位置制御を用いることができる。 ネガ フィルムを固定して、 引き伸ばしレンズ及び印画紙の位置を移動す ることにより、 所望のトリ ミングを行う。 第 4図の、 図中の矢印の ように引き伸ばしレンズ及び印画紙を X— Y方向に移動制御を行う ものである。

ト リ ミング位置の措定は、 目視でもよいが、 テレビカメラでフ ィ ルムの投影像をとらぇ、 テレビモニタ一で観察して決定する。 カー ソル制御が可能なコンピュータシステムを備え、 テレビモニター上 に映し出されたフィルムの投影像について、 カーソル等でト リ ミ ン グ位置を指定することができる。

この場合、 カーソルにより指定された位置からコンピュータによ り、 露光台及び引き伸ばしレンズの位置を計算し、 自動設定するこ とが出来る。 フィルム及びその保持機構は固定または一定の送り機 構のみを備えていればよい。

本発明の ト リ ミングを行う写真焼付方法に用いる位置調節機構の —例について以下に説明する。 第 2 6図、 第 2 7図は本発明の写真 焼付装置の引き伸ばしレンズの位置調節機構の一例を示す図面で、 第 2 6図は X方向の断面図、 第 2 7図は Y方向の断面図である。

ステッ ピングモーター 6 2はボールネジ 6 1 を介 して レンズプレ — ト下 5 7 にナッ ト 6 0で固定され、 ステ ッ ピングモーター 5 5力； レンズプレー ト上 5 6 にナ ツ ト 5 4 で固定されている。 レンズプレ ー ト下 5 7はスライ ドレール 5 8 によ り台上に支持され、 レンズプ レー ト上 5 6はスライ ドレール 5 9 によ り支持されている _c

第 2 6図に矢示したよう にステッ ピングモーター 5 5 によ り引き 伸ばし レンズ 5 3を レンズプレー ト上 5 6 ごと X方向に移動させる。 それぞれの停止位置はステ ッ ピングモー夕一のパルスによる回転角 で制御される。

本発明の写真焼付装置の ト リ ミ ング方法についてさ らに具体的に 説明する。 第 2 8図〜第 3 0図は本発明の 真焼付装置の ト リ ミ ン グ方法の手順を示す説明図である。 第 2 8図にあるよう にネガフ ィ ルム 6 3をネガマスク 6 4 に装填し、 ネガフ ィ ルム上の像をテレビ カメ ラでと らえ、 第 2 9図にあるよう にテレビモニター 6 7 に映し 出す。 テレビモニターを制御する画像処理部^:はカーソル制御装置 6 6が組み込まれ、 コンソール 6 8 による数値入力が可能となって いる。 カーソル 6 5で指定した位置から演算を行う コ ンピュータ力、' 接続されている。 第 3 0図に点線で示すよう に ト リ ミ ング指定を力 —ソル 6 5で行う。 この場合、 所望する ト リ ミ ング範囲の左上と右 下の 2点 P I , F 2をモニター画面上でカーソル指定すると ト リ ミ ン グ枠が入力、 表示される。 カーソルで指定された 2点 P 1 , P 2の位 置をモニター画像からコ ンピュータに読み込み、 X、 Yの距離を求 め、 X ： Yの比のうち設定プリ ン ト X ： Y比を上回る方を優先して、 プリ ン ト寸法、 拡大率を算出する。

また、 2点 P I , P 2の位置から ト リ ミ ング画像の中心点を算出し、 その中心点と レンズおよび印画紙の中心がほぼ同一線上に く るよ う に、 レンズプレート、 露光台の変位量を計算する。 この計算された 変位量に従ってレンズプレートおよび露光台は適正な位置に移動し、 所望の トリ ミング範囲が焼き付けされることになる。 ( 5 ) 本発明の写真焼付現像装置では、 ロール状の印画紙がカ ツ 夕一で切断されて露光プロセス部へ送られる際、 力ッ夕一で切断さ れた印画紙の先端部分に対してェッヂシ工一パーを印画紙の進行方 向に対して直角方向に動作させ、 先端部端面前範囲の屑をそぎ落と す機構を設ける。 そぎ落とされた屑はエツヂシエーバーの刃先付近 に取り付けられた屑吸引用機構により屑箱に送られる構成とする。 本発明の写真焼付現像装置の動作について図面に基づいて説明す る。 第 3 1図は本発明の写真焼付現像装置の露光部の一例の断面図 である。 移動刃 7 2はカッター 7 3の直後に配置されている。 移動 刃 7 2は、 印画紙 7 1の進行方向と垂直に ί£復移動する。 装置を稼 働すると、 被切削物となる印画紙が矢印方向に移動を開始する。

印画紙 7 1は、 ガイ ドの移動刃 7 2に押圧されて先端部を切削さ れると、 ガイ ド上を進んで吸着ボックス 6 9の上面に移動する。 露 光台フレーム内にが固定された吸着ボッ クス 6 9の上面には印画紙 を吸着するための多数の吸着孔が設けてある。 その上に印-画紙が移 送されると、 吸着ファン 7 0が空気を吸着ボックス外へ排出して、 吸着孔から空気を吸い込んで該上部で印画紙が吸着されて浮き上が らない程度の平面な状態に維持する。

露光部では切断された印画紙は搬送ベルト 7 4上に吸着されて平 面性を保った状態で画像露光される。 露光後は搬送ローラ一により 図示されていない現像プロセス部へ送られる。

第 3 2図は、 本発明の写真焼付現像装置の切削装置の一例の説明 図で、 印画紙の切断面のめくれがそぎ落とされる様子を示している: 印画紙 7 1 の先端部が移動刃 7 2ヒかかると印画紙の移動方向に垂 直方向に往復移動する移動刃 Ί 2は往路で先端部と接触して切削す る。 復路では、 再切削しないように、 移動刃が印画紙の先端部を回 避するような移動をして、 原点に復帰する。 切断された印画紙 1 の端面に移動刃 7 2を印画紙の進行方向とは直角に移動させ、 めく れ部を切削する。 切削終了後は移動刃を印画紙から離れた位置に動 かし、 最初の位置まで戻して動作を完了させる。

第 3 3図は本発明の写真焼付現像装置の切削装置の一例による印 画紙切削の説明図、 第 3 4図は第 3 3図の部分拡大図で、 印画紙が 切削される状態を示している。 印画紙のバッ クコー ト層側が移動刃 に押しつけられて上側に曲がった状態で移動刃が切削する。 第 3 δ 図は、 本発明の写真焼付現像装置の切削装置による印画紙の切削状 態の説明図である。 カッターによる切断後の印画紙の先端部はバッ クコーティ ングのめく れた屑が生じていることを示す。 バッ クコ一 ティ ング 7 5がめくれた状態になっている印画紙の端部が、 移動刃 によって、 ソ ックコーティ ングのめくれ部 7 6がバッ クコーティ ン グと共に切削された形状となる。 本発明の写真焼付装置のレンズの移動機構を備えるこ により、 フィ ルムからレンズを遠ざけてレンズを取り扱うことが出来るため、 フ ィ ルムレンズ間の距離に無関係に周辺装置を自在に構成すること が出来、 引き伸ばしレンズの保守、 交換なども容易になる。 また 3 D立体写真焼付装置に本発明のレンズの移動機構を用いれば、 周辺 装置の干渉を避けることができるため、 容易にレンズを光軸に垂直 な面を移動可能な装置が提供できる。

本発明の 3 D立体写真の写真焼付方法および装置によれば、 自動 的にレンズプレート位置の補正を行うことができ、 熟練者でなく て も正確な位置合わせをすることができる。 また、 カーソル制御とコ ンピュー夕により露光中心のズレを計測するため、 誤差の小さな露 光位置を算出することが可能であり、 熟練者の勘を必要と しないた め、 安定した品質の 3 D立体写真を容易に作成することが可能とな る。

本発明の写真焼付装置によれば、 ネガマスク部、 レンズ部及び露 光台が回転をするのみで、 露光光軸は固定であるため機械はその最 大プリ ントサイズに相応した寸法に押さえることが可能で機械の小 型化につながる。 また、 回転は装置各部を平行移動させることに比 ベてはるかに迅速に行えるので全体の露光時間を短くすることがで きる。

本発明の写真焼付方法および装置によれば、 ネガフィルムの像の かわりにモニター上に拡大された像をみて制御するため、 容易にト リ ミング位置を設定でき、 かつネガフィルムを手で動かさずにト リ ミング出来るためネガフィ ルムを汚す恐れがない。 また、 露光台と ともにレンズも移動できるので、 投影が像のゆがみを最小限に抑え ることができる。

本発明の写真焼付現像装置によれば、 露光、 現像プロセスに切断 厝が混入することがなくなり、 仕上がり写真の品質を、 常に一定に 保つことができる。 とく に、 レンチキユラ一シートを傭えた 3 D立 体写真用印画紙のように、 厚く、 切断屑のでやすい印画紙を用いた 際にも、 良好な露光、 現像処理を行うことができるなどの効果があ る。 図面の簡単な説明

第 1図は、 従来の 3 D立体写真の 「間接法 J の写真焼付装置の説 明図、 第 2図は、 従来の写真焼付現像装置の一例を示す概略図、 第 3図は、 従来の写真焼付現像装置の搬送機構の一例を示す斜視図で ある。

第 4図は本発明の写真焼付装置のレンズの移動機構の一例につい て動作を説明する概略図、 第 5図は本発明の写真焼付装置のレンズ の移動機構の一例について説明する X方向の断面図、 第 6図は本発 明の写真焼付装置のレンズの移動機構の一例について説明する Y方 向の断面図、 第 7図は本発明の写真焼付装置のレ ンズの移動機構を 制御するプログラムを説明するフ σ—チヤ一ト、 第 8図は本発明の 写真焼付装置のレンズの移動機構の—例に組み込まれるブロ ッ ク図 である。

第 9図は、 本発明の写真焼付方法および装置におけるサンプルプ リ ン ト作成の流れ図、 第 1 0図〜第 1 3図は、 本発明の写真焼付方 法および装置におけるサンプルプリ ン ト作成の一例の説明図、 第 1 4図〜第 1 6図は、 本発明の写真焼付方法および装置においてサン プルプリ ン トを用いて露光位置補正を行う手順の説明図、 第 1 7図 は本発明の写真焼付方法および装置における補正処理の一例の流れ 図である。

第 1 8図は、 本発明の写真焼付装置の原理の説明図、 第 1 9図は、 本発明の写真焼付装置の回転機構の概略図、 第 2 0図は、 本発明の 写真焼付装置の動作の説明図、 第 2 1図〜第 2 4図は、 本発明の写 真焼付装置の動作の一例の説明図である。 第 2 5図は、 本発明の写 真焼付装置におけるネガマスクの回転 レンズの回転 · 移動の拡大 図である。

第 2 6図〜第 2 7図は、 本発明の写真焼付装置の引き伸ばしレ ン ズ 位置調節機構の一例を示す断面図、 第 2 8図〜第 3 0図は、 本 発明の写真焼付装-置の ト リ ミ ング方法の手順を示す説明図である。 第 3 1図は、 本発明の写真焼付現像装置の露光部の一例の断面図、 第 3 2図は、 本発明の写真焼付現像装置の切削装置の一例の説明図， 第 3 3図は、 本発明の写真焼付現像装置の切削装置の一例による印 画紙切削の説明図、 第 3 4図は第 3 3図の部分拡大図、 第 3 5図は. 本発明の写真焼付現像装置の切削装置による印画紙の切削状態の説 明図である。

第 3 6図は、 本発明の写真焼付装置のレンズの移動機構の一例の 斜視図である。

第 3 7図は本発明の写真焼付方法および装置に用いるフ オーカス チャートの一例の説明図、 第 3 8図は、 本発明の写真焼付方法およ び装置で作成したサンプルプリ ン トの一例の説明図、 第 3 9図は、 本発明の写真焼付方法および装置で作成後、 切断したサンプルプリ ントの一例の説明図、 第 4 0図は、 本発明の写真焼付方法および装 置におけるサンプルプリ ン トの計測装置の説明図、 第 4 1図は、 本 発明の写真焼付方法および装置におけるディスプレイ画面の模写図 である。

第 4 2図〜第 4 6図は本発明の 3 D立体写真の写真焼付装置の一 例の斜視図、 第 4 7図〜第 4 9図は本発明の 3 D立体写真の写真焼 付装置に用いる往復回転運動の機構の一例の説明図である。

第 5 0図は、 本発明の写真焼付装置の構造の一例の斜視図、 第 5 1図および第 5 2図は本発 の写真焼付装置の露光台の位置調節機 構の一例を示す断面図である。

第 5 3図は、 本発明の写真焼付現像装置の印画紙切削機構の一例 の説明図、 第 5 4図は、 本発明の写真焼付現像装置の印画紙切削機 構の一例の拡大説明図、 第 5 5図〜第 6 1図は、 本発明の写真焼付 現像装置の印画紙切削手段の一例の説明図である。 発明を実施するための最良の形態

本発明の写真焼付方法および装置の詳細を、 以下、 図面と共に説 明する。 本発明の写真焼付装置の構造の一例の斜視図を第 3 6図に 示す。 図中の鎖線は光軸を示す _e ネガフィ ルムを装'塡したネガマス ク 7 7からの光軸が引き伸ばしレンズ 7 8を通って印画紙を載置し た露光台 7 9上に到達する

この例ではネガマスク 7 7は固定とし、 引き伸ばしレンズ 7 8 と 露光台 7 9が移動する。 この例では、 モー夕一 8 0で回転するボ一 ルネジ 8 1 をレンズプレー ト 9 &にナツ ト 8 2で固定して、 載置さ れているレンズプレート 8 3、 レンズプレート 8 4ごと引き伸ばし レンズ 7 8をスライ ドレール 8 5に沿って上下に移動させることが 出来る。

レンズの移動機構は、 レンズプレー ト 8 3 にモーター 8 6で回転 するボールネジ 8 7 をナ ツ ト 8 8で固定してあり、 レ ンズプレー ト 8 3上に載置されているレ ンズプレー ト 8 4 ごと引 き伸ばし レンズ 7 8 をスライ ドレール 8 9 に沿って水平方向に移動させるこ とが出 来る。

同様にレンズプレー ト 8 4 にもモーター 9 0で回転するボールネ ジ 9 1 をナツ トで固定して、 レンズプレー ト 8 3上に載置されてい る引き伸ばし レンズ 7 8をスライ ド レール 9 2 に沿って移動させる ことが出来る。

露光台 7 9 にも同様にモーター 9 3で回転するボールネジ 9 4 を ナツ ト 9 5で固定し、 スライ ド レール 9 6上を移動するこ とができ る。 引き伸ばし レンズ 7 8 には、 焦点調整を行うための引き伸ばし レンズ用モー夕一 9 7がついている。 露光面はローラーによ り スラ ィ ド レール 9 6 と垂直な方向へ移動するこ と もできる。 本発明の写真焼付方法および装置によ り、 3 コマのネガで 7回露 光を行う場合のサンプルプリ ン トの作成方法について一例を示す図 面と と もに以下に説明する。 第 3 7図は本発明の写真焼付方法およ び装置に用いるフ オーカスチヤ一 トの一例の説明図である。

フ ォーカスチャー トは 3 Dネガと同じ 1 8 . 5 m mピッチで並ぶ ブラ ッ クベースのフ ォーカスチャー トを A、 B、 Cの 3 コマ用意す る。 フ ォーカスチャー ト A、 B、 Cは中央部は大きさ も形も同じ図 形が描かれている力 周辺部に図柄の違いを持たせ、 A B Cを区別 する。 中央部とは、 キーサブジェ ク ト選択後の拡大画面 4 8 1 X 5 1 2 ピク.セル中の 1 2 0 X 1 2 0ピクセルの範囲で、 フ ォ一カスチ ャ一 ト上では約 0 . 8 x 1 m mの範囲である

このフ ォーカスチャー トは後に 6倍のレンズでプリ ン ト されて、 そのプリ ン ト画像が C C D カメ ラによ りモニタ一に映し出される _c この映像の範囲をフオーカスチヤ一ト上の寸法に計算すると約 0 . 8 X 1 m mの中央部のうちの約 0 . 5 x 0 . 7 m mの範囲となる _ό ここでは、 この範囲をキーサブジェク トとする。 キ一サブジェク ト の中心には太さ 1 0 mで長さ 7 0 a mの線分による十文字があり、 十文字の交点がキ一サブポイ ン トである。 キーサブの隅にはフ ォー カスチャー ト A、 B、 Cの違いが明らかになるような図形あるいは 文字を設ける。

1番と 4番露光のみを行ぅモ一ドで、 キ一サブジェク トをキーサ プジェ ク トポイントに選択して 2 D印画紙に露光を行う。 Aのフ ォ 一カスチャー トは 1番露光でプリ ントされ、 Bのフ ォーカスチヤー トは 4番露光でプリ ン トされる。

第 3 8図は本発明の写真焼付方法および装置で作成したサンプル プリ ン トの一例を示す図である。 仕上がったプリン トは図に示すよ うに、 Aと Bのフォーカスチャートの二重の像が写っている。 この プリ ン トをサンプルプリ ン トとする。 ズレがわずかであると補正値

、 の算出がむずかしく なるので、 4番露光.以外のレンズプレート位置 補正には最初から 0 . 1 m m程度の補正データを入力しておく と、 明らかな二重の像を得ることができ、 後の計測が容易になる。

^様に 4番と 7番露光、 2番と 4番露光、 4番と 7番露光等々を 組み合わせたサン レプリ ンドを作成する。

本例ではサンプルプリ ン トの 十測はプリ ンターのネガ監視用ビデ ォカメラを用いて行うので、 サンプルプリ ントをネガマスクに入る ように上下をカッ トする。 第 3 9図は、 本発明の芩真焼付方法およ び装置で作成後、 切断したサンプル °リ ン トの一例の説明図で、 キ —サブポイントを中心とし、 3 4 . 9〜 3 5 . O m mの幅にカ ッ ト されている。 カッ トする方向は-露光されたときのドア側のべ一パ― エッジを先瑞とする。 先端となるペーパーエッジに対して幅方向の カツ トが精度よぐ直角でなければならない。

力 ッ トされたペーパーを先端から 3 Dネガマスクに挿入して、 キ ーサブジェク トポイ ン トがネガマスクの中央のマスク穴の中央に停 止するようにフ ィードすれば、 セッ トが完了する。

第 4 0図に、 本発明の写真焼付方法および装置におけるサンプル プリ ン トの計測装置の説明図を示す。 ネガマスクに固定されたサン プルプリ ン トは、 第 4 0図に示すように、 サンプルプリ ン ト 9 9に 焼き付けられた各フ ォーカスチャー トの露光中心 （キーサブジェ ク ト） 位置にある十文字マーク 1 0 0をビデオカメラ部 1 0 1 で撮影 し、 画像処理部 1 0 2へ画像をおく る。

ビデオカメラ部 1 0 1 はレンズ 1 0 3、 絞り 1 0 4のほかにシ ャ ッター 1 0 5、 ゲイ ン 1 0 6 ともカメラコン トロール 1 0 7で制御 されている。

送られた十文字マーク 1 0 0の画像情報は、 画像処理部 1 0 2で モニター用の画像信号に変換され、 モニターテレビ 1 0 8に映し出 される。 画像処理部 1 0 2には、 文字枠組み発生回路 1 0 9を通じ て トラックボール 1 1 0が接続され、 モニターテレビ 1 0 8上で力 一ソル制御を行う。

本発明の写真焼付方法および装置におけるディ スプレイ画面の模 写図を第 4 1図に示す。 キーサブがディ スプレイ画面の 9 0 X 1 2 0の領域に表示されている。 フ ォーカスチャー ト Aの像の十文字マ "^ク 1 1 1 の交点が示す 1番露光のキ一サブポィ ン ト とフ ォーカス チャー ト Bの像の十文字マーク 1 1 2の交点が示す 4番露光のキー サブボイ ン トをカーソル等で指定し、 C P Uにより 2つのキーサブ ポイ ン トのズレを計算する。

ズレから補正値を算出し、 適正な露光台およびレンズプレー の 位置を求めて登録しておき、 露光時は登録された値を元に露光台等 が移動し、 露光中心の一致した 3 D立体写真が自動で作成可能とな る。

第 4 2図は本発明の 3 D立体写寘焼付装置の一例の斜視図である。 ネガマスク部 1 1 3、 レンズ部 1 1 4、 露光台 1 1 5は縦軸 1 1 6、 - —

1 1 7にそれぞれ回動可能に軸支持されている。 この機構により、 ネガマスク部 1 1 3、 レンズ部 1 1 4、 露光台 1 1 5の回転角度は 同一になる。

回転動作は、 フレーム 1 1 8に取り付けた駆動モータ 1 1 9によ り、 ラックピニオン方式で縦軸を動かすことで行われる。 両モータ 一の回転速度の比を変えることにより、 回転中心の位置を変えるこ とができる。

第 4 3図は本発明の 3 D立体写真焼付装置の他の一例の斜視図で ある。 ネガマスク部 1 2 0、 レンズ部 1 2 1、 露光台 1 2 2はそれ ぞれ回動可能に軸着されており、 ロッ ド 1 2 6に設けたピン 1 2 3、

1 2 4、 1 2 5がネガマスク部 1 2 0、 レンズ部 1 2 1、 露光台 1

2 2に設けられている孔部と係合して回転位置を制御する構造にな つている。

フレーム 1 2 7に取り付けた駆動モータ 〗 2 8により回転される ボールネジ 1 2 9の動きにより、 ロッ ド 1 2 6が動き、 この動きが ピン 1 2 3、 1 2 4、 1 2 5を通じてネガマスク部 1 2 0、 レンズ 部 1 2 1、 露光台 1 2 2を回転させる。 この機構により、. ネガマス ク部 1 2 0、 レンズ部 1 2 1、 露光台 1 2 2の回転角度は同一にな る。

第 4 4図および第 4 5図は本発明の 3 D立体写真'廣付装置の他の

—例の斜視図であり、 第 4 5図は第 4 4図の部分拡大図である。 こ の例ではネガマスク部 1 3 1、 レンズ部 I 3 2を回転させる力はべ ルト 1 3 0により伝えられている。 この例に示されている露光台 1

3 3は第 4 5図に示すように、 半円筒形の溝 1 3 4中に□一ラー 1 3 5で支持されており、 B点を中心に回動する。 ローラー 1 3 5は 駆動モータによりベルトを介して駆動される。

第 4 6図は本発明の 3 D立体写真焼付装置の他の一例の斜視図で ある。 露光台をその回動軸に直結したモーター 1 3 7で駆動し、 そ の動きをネガマスク部およびレンズ部ヘリ ンク 1 3 6により伝えて いる。 本発明の 3 D立体写真焼付装置の実施にあたり、 回転や直線 運動のために第 4 7図、 第 4 8図、 第 4 9図に示すような機構を使 用する事ができる。

上記では機械的に複数部材の回転角度を揃える例を示したが、 複 数の駆動モー夕をそれぞれの部材の回転のために配置して、 回転角 を制御しながら露光を行う ことも可能である。

本発明の写真焼付装置の構造の一例の斜視図を第 5 0図に示す。 図中の鎖線は光軸を示す。 ネガフィ ルムを装填したネガマスク 1 3 8からの光軸が引き伸ばしレンズ 1 3 9を通つて印画紙を載置した 露光台 1 4 0上に到達する。 本発明ではネガマスクは固定と し、 引 き伸ばしレンズと露光台が移動する。

この一図の例ではレンズプレー トおよび露光台にモーターで回転す るボールネジをナツ トで固定し、 スライ ドレール上を移動させてい る。 焦点調整用のモー夕一 1 4 1がついた引き伸ばしレンズ 1 3 9 はレンズプレー ト上 1 5 1 に設置され、 レンズプレー ト上 1 5 1 に はボールネジ 1 4 5がナツ トで固定されている。 ボールネジ 1 4 5 がモーター 1 4 2によって回転することにより、 レンズプレー ト下 1 5 2がスライ ドレール 1 4 8上を移動する-ことが出来る。

スライ ドレールはレンズプレー ト下 1 5 2に設置され、 同様にナ ッ トで固定されたポ一ルネジ 1 4 6がモーター 1 4 3によって回転 することにより、 レンズプレート下 1 5 2がスライ ドレール 1 4 9 上を移動する。 露光台 1 4 0もナツ トで固定されたボールネジ 1 4 7が 一ター 1 4 4 により回転するとスライ ドレール 1 5 0上を移 動することが出来る。 また、 露光面はローラ一によ りスライ ドレー ル 1 5 0と垂直な方向へ移動することもできる。

第 5 1図、 第 5 2図は本発明の写真焼付装置の露光台の位置調節 機構の一例を示す断面図で、 第 5 1 図はローラ一方向の断面図、 第 5 2図はローラー軸を含む鉛直面の断面図である。 第 5 1図にある よう に、 矢印の Y方向には露光台 1 5 6に張られた搬送ベルト 1 5 7をステッビングモーター 1 5 8により回転させることにより移動 する。

露光台上で印画紙は搬送ベルトの孔を通じて内部のサクショ ンボ ックスからの吸引力を受け、 固定される。 第 5 2図を見るとわかる 5 ように、 露光台 1 5 6がナッ ト 1 5 5を介してボールネジ 1 5 4 に 取り付けられ、 ステツピングモー夕一 1 5 3の回転により露光台ご と矢印の X方向に移動する。

第 5 3図は本発明の写真焼付現像装置の印画紙切削機構の一例の 説明図である。 力ッター部の直後に設けたガイ ド 1 5 9にそって動 ひ ぐ移動刃と、 切削された層を吸引する層吸引ルートを示す説明図で ある。 移動刃が切削した切厣は切削位置に開口したスリ ッ トから屑 吸引ホース 1 6 0内に吸引される。 吸引された切屑は、 耐熱ダク ト ホース 1 6 1を経てケースホルダ一 1 6 4で支持されている屉回収 ケース 1 6 3内に移動し、 ケースの図示されていないフィルターに5 より内部に貯留される。 屑吸引用のホース 1 6 0は、 吸着ボッ クス

1 6 6の露光台フレーム 1 6 5にあたるところに固定されている耐 熱ダク トホース 1 6 1 に接続し、 吸着フアン 1 6 2により吸引力を 得る。

- 第 5 4図は本発明の写真焼付現像装置の印画紙切削機構-の一例の0 拡大説明図で、 屑回収ケースを示している。 屑回収 ース 1 6 3 は 吸引用ファン吸い込み口付近に取り付けられ、 排熱ダク トホース 1 6 1 を通じて屑吸引用ホース及び吸引及び吸着ダク トよりの屑、 ほ こり等を回収する。 厣回収ケースは内部が仕切をかねたフィ ルター 1 6 7で 2室に分離されている。 このフィ ルターは差し込み式-で交5 換可能である 屑回収ケースは ケースホルダーの留金部に屑回収 ケースの突起を引つかけてた後、 手前の突起部をケースホルダ一の 留金部 （パチン錠） に留めて固定する。

移動刃の移動手段としては様々な方法を図面と共に示す。 第 5 5 図〜第 6 1図は、 本発明の写真焼付現像装置の印画紙切削手段の一 例の説明図である。 第 5 5図は移動刃 1 6 8を固定した固定台 1 6 9をボールネジ 1 7 0の回転により移動させる。 第 5 6図はベル ト 1 7 1 に固定台 1 7 2を接続して移動させる例である。

移動刃の往復による切削以外にも、 第 5 7図に示すように刃 1 Ί 3を軸 1 7 4に取り付けて回転して印画紙 1 7 5の端部のめく れを そぎ落とす方法、 第 5 8図に示す研磨用のエン ドレスペーパー 1 7 6を回転するローラー 1 7 7で移動させて印画紙 1 7 5の端部に当 接させる方法、 第 5 9図および第 6 0図に示すようにダク ト 1 7 9 と刃部 1 7 8を一体的に取付けて端部から削り屑をかき落と して即 座に吸引する方法、 第 6 1図のエン ドミル刃 1 8 0を回転させなが ら往復移動させるなど、 種々の手段が採用可能である。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 引き伸ばし用レンズを備えた写真焼付装置において、 引き仲 ばし用レンズを支持するレンズ支持体と、 前記レンズ支持体を光軸

5 方向に案内するガイ ド部材と、 通常は前記レンズを正規に像を結ぶ 位置より印画紙側に待避し、 少なく とも焼付露光時に前記レンズを 正規に像を結ぶ位置に移動させるレンズュ二 " ト躯動制御手段を備 えたことを特徴とする写真焼付装置。

2 . 3 D立体写真プリ ン ト作成のための焼付方法において、 位置0 補正用チヤ一トを多重露光した画像を有するサンプルプリ ントを得 て、 該サンプルプリ ントをビデオカメラで撮影し、 プリ ンタ位置認 識カーソルとともにビデオモニタに表示して投影装置の相対位置を 調整することを特徵とする 3 D立体写真プリ ントの投影位置補正方 法。

5 3 ._ 位置補正用チャー トを補正値を加えて多重露光してずれた画 像を有するサンプルプリ ントを得ることを特徵とする請求項 2記載 の 3 p立体写真プリ ントの投影位置補正方法。 .

4 . 3 D立体写真プリ ン ト作成装置において、 キヤ リァに配置し たサンプルプリントを撮像してモニタに表示する手段、 前記サンプ0 ルプリ ントの位置を認識するカーソルを前記モニタに表示する手段 を傭えたことを特徵とする 3 D立体写真焼付装置。

5 . ネガマスク部、 レンズ部、 露光台が独立に移動可能な 3 D立 体写真焼付装置において、 前記のネガマスク部、 レンズ部、 露光台 がそれぞれ回転軸方向が同一方向の回転を行う手段を備えているこD とを特徴とする 3 D立体写真焼付装置。

6 . ネガマスク、 引き伸ばしレンズおよび露光台を備えた写真焼 付装置において、 少なく とも引き伸ばしレンズを該ネガマスクに装 塡されたネガフィルム面に対して平行移動させる手段を備えたこと を特徵とする写真焼付装置。

7 . ネガマスク、 引き伸ばし レンズおよび露光台を備えた写真焼 付装置において、 少なく と も引き伸ばし レンズおよび露光台を該ネ ガマスクに装塡されたネガフ ィ ルム面に対して平行移動させる手段 を備えたこ とを特徴とする写真焼付装置。

8 . ト リ ミ ングを行う写真焼付方法において、 ネガフ ィ ルムの像 をテレビカメ ラで撮影し、 ト リ ミ ング位置設定カーソルと と もにテ レビモニタに表示し、 指定された ト リ ミ ング位置から引き伸ばし レ ンズの倍率、 該引き伸ばし レンズおよび露光台の平行変位量を計算 し、 その値に従って該引き伸ばし レンズの倍率、 該引き伸ばし レン

1 0 ズおよび該露光台を平行変位させて引き伸ばし露光を行う こ とを特 徴とする写真プリ ン ト方法。

9 . 連統焼付現像装置において、 印画紙を切断後に該印画紙の先 端部を切削する手段と該切削手段によ り発生する切削屑を回収する 手段を備えたこ とを特徴とする切屑回収装置付き連続焼付現像装置 < 5

、0

5