明 細 書
ハエ誘引性組成物
本発明はハエを捕殺又は殺虫する為に誘引するハエ誘 引性組成物に関する。 また本発明はハエを誘引し殺虫す るハエ锈引殺虫組成物並びにハエを誘引しハエに攝食せ しめ毒殺するハエ誘引毒餌耝成物に関する。
曰本国特許公開昭 5 6— 1 1 5 7 0 6号公報には J I S Z 8 7 2 Ί に規定された基準による色相が 5 〜 7 , 5 G Yである黄色系着色体がハエを誘引すること が記されている。 しかし乍ら上記色相の黄色系着色体の ハエに対する誘引効果は不充分であり到底満足できる のではない 0
一方 9一 卜リコセン、 シス一 9一卜リコセン等がハエ の性フェロモンとしてハエに対し誘引効果を有すること5 も知られている。 しかしこれら性フェロモンの誘引効果 もまた不充分であり、 従ってこれを誘引剤としたハエ駆 除剤の駆除効率もまた低いものでしかない β
本発明はハエに対し上記従来技術に比して着しく禽ぃ 誘引効果を有するハエ誘引性組成物を提供しょうとする ひ ものである。
また本発明はハエを.高い誘引効果で誘引し殺滅し得る
ハエ誘引殺虫組成物を提供しょうとするものである。
また本発明はハエ 高い誘引効果で誘引すると共に誘 引されたハエの毒餌に対する執着性を高め、 殺虫剤の体 内への取込量を大として完全にハエを殺虫駆除できるベ くしたハエ誘引毒餌耝成物を提供しょうとするものであ る。
これらの本発明の目的及び他の目的は议下の記載によ り明かにする。
本発明ハエ誘引組成物は、
a ) 9一 卜リコセン、 シス一 9一卜リコセン、 1 0—メ チルー 9一卜リコセン、 シス一 2—メチルー 8—ドコ セン、 シス一 9ードコセン、 シス一 8—ドコセン及び シス一 1 0— 卜リコセンから成る群から遘ばれた少な くとも Ί種の性フェロモン ¾ハエ誘引性化合物として 含有し、
b ) 色招が 2, 5 R〜 2, 5 Y Rの範囲の黄赤色を呈し、 且つ
c ) 平均粒度が約 0 . 5〜5鰌の範囲の粒状製剤形態を 有すること
により特徴付けられる。
本発明者の研究によれば、 本発明で用いられる上記ハ
ェ誘引性 it合物は、 ハエの性フェロモンであり八ェ誘引 効果を有するとして知られているがその効果は乏しいも のに週ぎないにも拘らず、 れを含有する製剤が、 色相 2, 5R〜2, 5 YRの範囲の黄赤色を呈し且つ平均粒 度が約 0. 5〜約 5膽の特定範囲にある粒状形翳を有す る時は、 ハエに対して予期できない驚くべき高い誘引効 果を発現することが見出された。 ハエに対する上記 »ぃ 誘引効果は、 上記誘引性化合物、 製剤色相及び形態の何 れもが上記特定のちのである場合即ちこれらが組合され て始めて発現される。 他の誘引性化合饬が用いられたり, 製剤の色相が 2, 5R〜2. 5YRという特定の範囲を 外れる時或は製剤形態が粒状でなかったりまたたとえ粒 状であっても粒径が上記範囲を逸脱する時は、 何れも斯 かる顕著な誘引効果は得られない。
本発明に於て用いられる誘引.性化合物は、 9一 卜リコ セン、 シス一 9一卜リコセン、 10—メチルー 9ー 卜リ コセン、 シス一 2—メチルー 8—ドコセン、 シス一 9一 ドコセン、 シス一 8—ドコセン及びシス一 Ί 0—卜リコ センかから選ばれる性フェロモンである。 これらのうち 特に好ましいのはシス一 9一卜リコセンである。 本発明 に於てはこれら化合物の 1種又は 2種以上が用いられる
上記誘引性化合物の製剤中に於ける濃度は、 広い範囲に 変化し得るが、 通常約 0, 0Ί〜15簠量%、 好ましく は約ひ, 02〜4重量%である。
本発明ハエ誘引性耝成物は、 J I S Z 8721に 規定された基準による色相が 2. 5R〜2. 5YRの範 囲にある黄赤色を呈することを不可欠にする。 色枏が 2. 5 Rよりも赤にずれる時或いは 2. 5YRよりも黄色に ずれる時は何れも所期の高いハエ誘引効果は得られない。 特に好ましい色相は 7. 5R〜2* 5YRの範囲のもの . である。 また上記色相を有する本発明製剤は J I S Z 8721による明度が 4以上特に 5 ¾ (上、 彩度が
上、 特に 7JJ (上の色を有することが望ましい。
本発明組成物にこのような色を付与する為に いられ る色素は、 通常の色素 (着色物質) のみならず、 蛍光物 貿ゃ発光物質が含まれる。 好適な色素としては以下のち のを例示できる。
0赤色 2号 (アマランス、 アシッドレッド 27、 1 - ( 4ースルホー 1一ナフチ レアゾ》 一 2—ナフ卜ール 一 3, 6—ジスルホン酸卜リナ卜リウム》
o赤色 3¾《エリス口シン、 アシッドレッド 5 Ί、 9- 0 一力ルポキシフエ二ルー 6—ヒドロキシー 2, 4 ,
5, 7—テ卜ラョード一3—イソキサン卜ンジナ卜リ ゥ厶)
0赤色 102¾ (ニューコクシン、 アシッドレッド 18、
1一 ( 4ースルホン一 1一ナフチルァゾ》 一 2—ナフ 卜一ルー 6, 8—ジスルホン酸卜リナトリウム)
0赤色 104号の ( 1》 (フロキシン B、 アシッドレツ ド 92、 9一 ( 3, 4, 5, 6—テ卜ラクロロー 0 — カルポキシフエニル》 一 6—ヒドロキシー 2, 4, 5 , 7—テトラプロモー 3—イソキサン卜ンジナトリウム.》 o赤色 105号の ( 1 ) (ローズベンガル、 アシッドレ ッド 94、 9一 〈3, 4, 5, 6—テ卜ラクロロー 0 —カルボキシフエ二ル) 一 6—ヒドロキシー 2 , 4, 5, 7—テ卜ラョードー 3—イソキサン卜ンジナ卜リ ゥム〉
o赤色 10 δβ (アシッドレッド、 アシッドレッド 52、
9一 ( 4' ースルホー 2' —スルホニゥムフエニル) 一 6—ジェチルアミノー 3— (Ν, Ν—ジェチルイミ ノ〉 一 3—イソキサンテンモノナ卜リウム〉
ο黄色 4号 (ター卜ラジン、 アシッドエロ一 23、 3 - 力ルポキシー 5—ヒドロキシー 1 一 Ρ —スルホフエ二 ルー 4一 Ρ —スルホフェニルァゾピラゾール卜リナ卜
リウム)
o黄色 5号 (サンセットエロー FGF、 アシッドエロー
3、 1一 P —スルホフエ二ルァゾ一 2—ナフ卜一ルー 6—スルホン酸ジナ卜リウ厶)
0赤色 2 Q Ί号 (リゾールルビン B、 ビグメン卜レッド
57— 1、 4一 (0 —スルホー P —卜リルァゾ) 一 3 ーヒドロキシー 2—ナフ卜ェ酸モノナ卜リウム)
0赤色 202号 《リゾールルビン BCA、 ビグメン卜レ ッド 57— *!、 4一 ( 0 一スルホ— p —卜リルァゾ) 一 3—ヒドロキシー 2—ナフ卜ェ酸カルシウム) o赤色 203号 (レーキレッド C、 ビグメン卜レツ,ド
533 ( a ) 、 1一 ( 4一クロロー o —スルホー 5 —卜リルァゾ〉 一 2—ナフ卜ールモノナ卜リウ厶)
0赤色 204号 (レーキレッド CBA、 ビグメン卜レツ ド 53 《 Ba 》 、 1— ( 4一クロロー 0 —スルホー 5 一卜リルァゾ) 一 2—ナフトールバリウム)
o赤色 205号 (リソールレッド、 ピグメン卜レッド 4 9 ( a ) 、 2— < 2—ヒドロキシー 1一ナフチルァ ゾ) 一 1一ナフタレンスルホン酸モノナ卜リウム》 0赤色 206号 (リソールレッド CA、 ビグメン卜レツ ド 49、 2— ( 2—ヒドロキシー 1一ナフチ /レアゾ》
一 1一ナフタレンス/レホン酸力/レシゥム)
0赤色 207号 (リソ一ルレッド B A、 ビグメン小レツ ド 49 < Ba: ) 、 2— ( 2—ヒドロキシー 1—ナフチ ルァゾ) 一 1一ナフタレンスルホン酸バリウム)
0赤色 208号 (リソ一ルレッド SR、 ビグメン卜レツ ド 49 (SP ) 、 2— ( 2—ヒドロキシー 1一ナフチ ルァゾ) 一 1一ナフタレンスルホン酸ストロンチウム》
0赤色 213号 (ローダミン B、 ペイシックバイオレツ 卜 10、 9-0 一カルボキシフエ二ルー 6—ジェチル アミノー 3—ェチルイミノー 3—イソキサンテン 3 ーェ卜クロリ ド)
0赤色 214号 (ローダミン Bアセテート、 ペイシック パイ才レツ卜 Ί 0、 9一 0 —力ルポキシフエ二ルー 6 ージェチルァミノ— 3—ェチルイミノー 3 イソキサ ンテン 3—ェ卜ァセテ一卜.》
o赤色 215号 《ローダミン Bステアレー卜、 ソルベン 卜レッド 49、 9一 0 —力ルポキシフエ二ルー 6 ジ ェチルアミノー 3—ェチルイミノー 3—イソキサンテ ン 3—工卜ステアレー卜》
0赤色 218号 (テ卜ラクロ口テ卜ラプロモフル才レセ イン、 ソルベン卜レッド 92、 2, 4 , 5, 7—テ卜
ラプロモー 12, 13, 14, Ί 5—テ卜ラク αロー 3, 6—フルオランジオール》
ο赤色 219号 (プリリアン卜レーキレッド R、 ビグメ ン卜レッド 64、 3—ヒドロキシー 4一フエ二ルァゾ —2—ナフ卜ェ酸カルシウム)
0赤色 220号 (ディープマルーン、 ビグメン卜レッド
63 ( Ca ) 、 4一 ( 1一カルホー 2—ナフチルァ ゾ》 一 3—ヒドロキシー 2—ナフ卜ェ酸カルシウム) 0赤色 221芎 < 卜ルイジンレッド、 ビグメク卜レッド
3、 1一 (0 —二卜ロー p —卜リルァゾ〉 — 2—ナフ トール)
o赤色 223号 (テ卜ラプロモフル才レセイン、 ソルぺ ン卜レッド 43、 2 , 4, 5 , 7—テ卜ラァロモー 3, 6—フル才ランジオール)
: o赤色 225号 《スダン 1、 ソルペン卜レッド 23、 1 - 一フエ二ルァゾフエ二ルァゾ一 2—ナフトール) o赤色 226号 (ヘリンドンピンク C N、 バットレッド Ί、 5, 5' ージクロ口一 3, 3' 一ジメチルチオィ ンジゴ〉
o赤色 227号 (ファストアシッドマゲンタ、 アシッド レッド 33、 8—アミノー 2—フエ二ルァゾ一 1ーナ
フ卜ールー 3, 6—ジスルホン酸ジナ卜リウ厶)
0赤色 228¾ (パーマ卜ンレッド、 ピグメン卜レッド
4、 1 - ( 0 一クロロー p —二卜□フエニルァゾ》 一
2—ナフ卜一ル)
o赤色 230号の ( "1》 (ェォシン YS、 アシッドレツ ド 87、 9-0 一カルボキシフエ二ルー 6—ヒドロキ シー 2, 4, 5. 7 テ卜ラプ αモー 3—イソキサン 卜ンジナ卜リウ厶)
0赤色 230号の ( 2 ) (ェ才シン YSK、 アシッドレ ッド 87、 9- 0 一力ルポキシフエ二ルー 6—ヒドロ キシー 2, 4, 5 , 7—テトラプロモー 3—イソキサ ン卜ンジカリウム)
0赤色 231号 (フロキシン ΒΚ、 アシッドレッド 92、 9一 ( 3, 4, 5, 6—テ卜ラクロロー 0 ,カルポキ シフエニル) 一 6—ヒドロキシ一 2, 4, 5, 7—テ 卜ラプロモー 3—イソキサン卜ンジカリウム)
0赤色 232号 (ローズベンガル Κ、 アシッドレッド 9 4、 9一 〈3, 4, 5, 6—テ卜ラクロ口— 0 —カル ボキシフエ二ル》 一 6—ヒドロキシー 2 , 4, 5, 7 テトラョードー 3—イソキサン卜ンジカリウム)
0だいだい色 20 Ί号 (ジァロモフルォレセイン、 ソル
ベン卜レッド 72、 4, 5—ジプロモー 3, 6-フル 才ランジオール》
οだいだい色 203号 (パーマネン卜オレンジ、 ピグメ ン卜オレンジ 5、 1 - ( 2 , 4—ジニトロフエニルア ゾ) 一 2—ナフ卜一ル)
0だいだい色 204号 (ベンチジンオレンジ G、 ビグメ ン卜オレンジ 13、 3; 3' ージクロロジフエ二ルー 4, 4' 一ビスァゾー ( 1—フエ二 ー 3—メチルー 5—ビラゾロン) )
0だいだい色 205号 (エレンジ 31、 アシッドオレンジ
7、 1一 p —スルホフエ二ルァゾ一 2—ナフ卜一/レモ ノナ卜リウム》
0赤色 401号 (ビオラミン R、 アシッドバイオレツ卜
9、 9-0 一力ルポキシフエ二ルー 6— ( 4一スルホ -0 一卜リルイミノー 3—イソ.キサンテンジナ卜リウ ム)
o赤色 404号 《ァリリアン卜ファース卜スカーレツ卜、 ビグメン卜レッド 24、 1一 ( 4一二トロー 2—卜リ ルァゾ》 一 2—ヒドロキシ一 3—ナフ卜ェ酸ァ二リド 0黄色 405号 《パーマネントレッド F 5 R、 ビグメン 卜レッド 48、 1一 ( 3—クロロー 6—スルホー 4一
卜リルァゾ〉 一 2—ヒドロキシー 3—ナフ卜ェ酸カル シゥム)
o赤色 5 0 1号 (薬用スカーレツ卜、 ソルベン卜レッド
2 4、 0 —卜リルァゾー 0 —卜リルァゾ— 2 ^·ナフ 卜ール》
0赤色 5 0 2号 《ボンソー 3 R、 フレッドレッド 6、 Ί 一プソィドクミルァゾー 2—ナフ卜一ルー 3 , 6—ジ スルホン酸ジナ卜リウム)
o赤色 5 0 3号 《ボンソー R、 アシッドレッド 2 6、 1 キシリルァゾー 2—ナフ卜一ルー 3 , 6—ジスルホ ン酸ジナ卜リウム》
0赤色 5 0 4号 (ポンソー S X、 フッドレッド Ί 、 2— < 5—スルホー 2 , 4—キシリルァゾ) 一 Ί一ナフ 卜 一ルー 4ースルホン酸ジナ卜リウ厶)
0赤色 5 0 5号 (オイルレッド X O、 ソルベン卜オレン ジ 7、 1 ーキシリルァゾー 2—ナフ卜一ル》
0赤色 5 0 6号 (ファストレッド S、 アシッドレッド 8 8、 4一 < 2—ヒドロキシー 1 一ナフチルァゾ) 一 1 一ナフタリンスルホン酸モノナ卜リウム)
0だいだい色 4 0 Ί号 (ハンザオレンジ、 ビグメン卜才 レンジ 1 、 α— (0 —二トロー p —ァニシルァゾ》 一
0 —ァセトァセ卜トルイド)
οだいだい色 4 0 2号 (オレンジ I、 アシッドオレンジ
2 0、 4一 Ρ —スルホフエ二ルァゾ一 1一ナフ卜一 ルモノナトリウム)
0フル才レセイン
0だいだい色 4 0 3号 (オレンジ S S、 ソルベン卜才レ ンジ 2、 1一 0 —卜リルァゾー 2—ナフ卜ール)
0黄色 4 0 Ί ^ (ハンザエロー、 ビグメン卜エロー 1、 α— ( 0 一二卜ロー ρ —卜リルァゾ》 ァセ卜ァセ卜ァ ニリ ド
これら色素は、 単独で用いてもよいし、 2種 J 上を倂 用して用いてもよい。 色素の量は得 6れる製剤の色相が 前記特定の範囲に入るように選択すればよい。 通常本発 明組成物の約 0, 0 5〜4重量 96、 好ましくは約 0 0 8〜2重量%の範囲で配合される。
本発明ハエ誘引性钽成勒は、 平均粒度が約 0, 5〜5 職の籍囲にある粒状の形態を有することを必須とする。 平均粒度が 0 5纏よりも小さいものたとえぱ粉末状の 形態のものや 5黼を超えるものでは所期の高いハエ誘引 効果は得られない。 製剤の粒度がハエの誘因作用に影響 を与えるとの報告は未だなされておらず、 本発明者の研
究により始めて明らかにされた所である。 本発明組成物 の好ましい粒度は、 約 Ί〜; 3 flWの範囲である。 本発明耝 成物ば上記特定の粒度を有する限り、 その形状、 重量等 は特に展定はなく、 例えば球状、 顆粒状、 円盤状、 不定 形状等の任意の形状をとり得る。
本発明ハエ誘引組成物は、 誘引されるハエを確実に且 つ効率よく殺虫する為の殺虫剤を配合することができる。 殺虫剤としばハエに対し殺虫効果を有する各種の殺虫剤 を使用できるが、 好ましいものはピレスロイド系殺虫剤、 有镞リン系殺虫剤及びカーバメイ 卜系殺虫剤である。 具 体的には以下の殺虫剤を例示で.きる。
0 3—ァリル一 2—メチルシクロベンター 2—ェンー 4 一オン一 1 ーィル シス/卜ランス一クリサンテマー 卜 (—般名アレスリン〉
o 3—ァリル一 2—メチルシクロペンター 2—ェンー 4 一才ンー 1 ーィル シスノトランス一クリサンテマー 卜 (商品名ビナミンフォルテ :住友化学工業株式会社 製)
0 3—ァリル一 2—メチルシクロペンター 2—ェンー 4 一オン一 Ί ーィル 卜ランス一クリサンテマー卜 (一 股名パイオアレスリン)
o 5—ベンジル^ 3—フリルメチル d —シス/卜ラン スークリサンテマー卜 《一般名クリスロンフォルテ》 o 5— ( 2—プロパルギル) 一 3—フリルメチル クリ サンテマ一卜 (一殺名フラメ 卜リン》
o 3—フエノキシペンジル シス/卜ランス一 3—
( 2, 2—ジクロロビニル》 一 2 , 2 -ジメチルシク 口プロパン カルポキシレー卜 (一般名ペルメ 卜リン) o 3—フエノキシベンジル シスノ卜ランス一クリサン テマ一卜 (一睃名フエノ 卜リン〉
o Qt 0—ジメチル 0— ( 2 , 2—ジクロ口) ビニル ホスフエ一卜 《 D D V P )
o 0—イソプロポキシフエニル メチルカ一パメー卜 ο θ, θ—ジメチル 0— 〈 3—メチルー 4一二卜ロフ ェニル》 チオノフォスフエ一卜 (スミチオン)
ο θ, 0—ジェチル 0— 2—イソプロピル一 4ーメチ ルーピリモジルー ( 6 ) —チォフォスフエ一卜 (ダイ アジノン)
ο - ( 3. 4 , 5 , 6—テ卜ラヒドロフタリミド) 一 メチル (II一シス/卜ランス一クリサンテマ一卜 (一 般名フタルスリン》
O O, 0—ジメチル S— M , 2—ジカルボエトキシ ェチル) 一ジチォフォスフエ一卜 (マラソン)
0なーシァノー 3' —フエノキシベンジル ¾一イソプ 口ビル一 4一クロ口フエニルアセテート (一般名フエ ンバレレー卜)
οθ- ( 4一プロモー 2, 5—ジクロロフエニル) 0,
0—ジメチルホスホロチ才エー卜 .(プロモフォス) o S—メチル N— (メチルカルバモイル才キシ) チ才 ァセチミエー卜 (商品名メソミル〉
οθ, Ο—ジメチル 0— 4—メチルチオ一 π — 卜ルイ ルホスホロチ才エー卜 (商品名バイジッ卜〉
οジメチルー ( 2, 2, 2—トリクロロー 1ーヒドロキ シェチル) ホスホネー卜 (商品名卜リクロロホン〉 ο0— 2, 4—ジクロ口フエニル 0—ェチルー S—プ 口ピル一ホスホロジチォエー卜 (商品名プロチォフエ ス》
これら殺虫性化合物のうち特に好ましいものはピレス αイド系化合物であり、 その中でも 5—べンジルー 3— フリルメチル d —シス/卜ランスクリサンテマー卜、 フエノ 卜リン及びベルヌ 卜リンが好ましい。 これら殺虫 剤は、 その 1種を単独で用いてもまた 2種以上を混合し
て用いてあよい、 殺虫剤の配合割合は、 特に限定されな いが通常本発明組成物の全重量に対し約 0 * ;!〜 1 5靄 量%の範囲とするのがよい。
本発明ハエ誘引耝成物は、 配合成分を適当な担休と混 合した後、 前記範囲の平均粒度を有する適当形状に賦形 ないし造粒することにより調製される。 ここで用いられ る担体としては、 例えばタルク、 カオリン、 ケィ酸、 活 性炭、 ベントナイ 卜、 シリカ、 アルミナ、 アルミナシリ 力、 炭酸カルシウム、 陶磁器粉、 珪藻土等の無機賈粉末 や、 例えばパルプ、 織錐、 木粉、 粉糖、 大豆粉、 小麦粉、 '. デンプン、 樹脂、 ゴム等の有機賈物質を例示することが できる。
本発明のハエ誘引耝成物の好ましい調製方法としては、 例えば有効成分である前記誘引性化合 ft及び色素を必要 に応じ適当な殺虫剤と共に溶剤及び (叉は) 結合剤溶液 を用いて混合し、 次いで所定粒度に造粒した後、 溶剤を 留去し乾燥する方法を倒示することができる。 この方法 において用いられる溶媒及び結合剤としては、 例えばメ タノール、 エタノール等のアルコール類、 アセトン、 メ チルェチルケ卜ン等のケ卜ン類、 テ卜ラヒドフラン、 ジ ォキサン等のエーテル窺、 その他へキサン、 ケロシン、
パラフィン、 石油ベンジン、 ベンゼン、 トルエン、 酢酸 ェチル、 ジクロロエタン等を例示できる。 また結合剤と しては、 例えば二卜ロセルロース、 ヒド αキシプロピル セルロース、 ァセチルセルロース、 ァセチルプチリルセ ルロニス、 メチルセルロース等のセルロース誘導体の他、. ポリビニルアルコール、 アラビアゴム、 カルボキシメチ ルセルロースナトリウム、 カゼイン、 ゼラチン、 アルギ . ン酸、 デンプン等を Μ示でき、 これらは通常約 1〜 2 0 %の水溶液形態で有利に用いられる。
また本発明ハエ誘引性組成物には、 更に必要に応じて、 公知の各種の添加剤、 例えば.殺虫効力増強剤、 酸化防止 剤、 分解防止剤、 殺菌剤、 防擻剤、 誤食剤防止剤等を添 加配合することができ、 更に他の公知の誘引物質をも併 用することができる β
殺虫効力増強剤としては «えば Ν— ( 2—ェチルへキ シル) ービシクロ [ 2 , 2, 1 ] 一 5—ヘプテン一 2 , 3—ジカルポキシイミド、 6— (プロピルピぺロニル) 一プチルカルビチルエーテル等があり、 酸化防止剤とし てはたとえばプチルヒドロキシァニソール、 ジブチルヒ ドロキシトルエン、 卜コフェロール、 了一才リザノール : 等があり、 また分解防止剤としてはフエ二ルグリシジル
エーテル等があり、 これらは何れも 知であり常法に従 い使用すればよく、 併用することもできる。
殺菌剤としては、 例えばサリチル酸、 安息香酸、 ソル ビン酸, p—クロロー m—キシレノール、 2— ( 4 ' 一 5 チアゾィル) ペンズイミダゾール等を、 防徵剤としては、 例えば 一プロモシシンナミヅクアルデヒド、 N—ジメ チルー N—フエニル— N ' — (フル才ロジクロロメチル) チォスルフアミド等を、 誤食防止剤としては、 例えばト ゥガラシチンキ、 二ガキ、 クロラムフエ二コール等をそ0 れぞれ例示できる.。 これら各成分の配合割合は、 適宜に 決定することができ、 例えば誤食防止剤では、 得られる 製剤重量の約 0 . !〜 3重躉%の範囲とすることができ る 0
本発明ハエ誘引剤に添加配合できる他の誘引物賛とし5 ては、 例えば粉乳、 卵粉、 サナギ粉、 才キアミ粉、 食肉 エキス、 アルブミン、 グロブリン、 アミノ酸 (例えばプ 口リン) 、 麦芽エキス、 カラメル、 ヮニリン、 ホエイ、 穀粉、 酵母、 プドウ糖、 蔗糖、 麦芽糖、 単糖類、 二糖類、 . 之等の蛋白貿及ぴ又は炭水化 を含有する物賛等の攝食Q . 誘引物質やテルビネオール、 フアルネソール、 ゲラニォ ール、 酢酸、 イソパレリアン酸、 卜リメチルァミン、 ィ
ンドール、 ビぺリジン、 フエニルエタノール、 炭酸アン モニゥム、 スカトール、 ホルムアルデヒド、 へキサメチ レンテ卜ラミン、 力ルバミン酸アンモニゥム、 パパイン、 S酸、 イソバレルアルデヒド、 ェチルァミン、 塩素化さ れたアルケンポリオールの脂肪族モノエステル、 パンク レアチン、 バニリン等を锊示できる。 之等誘引物質の配 合量も、 任意に決定でき特に限定はない。
本発明の Ίつの好ましい実施態様には、 殺虫剤として
( 5—べンジルー 3—フリル) メチル d —シス/卜ラ ンス一クリサンテマート (一般名クリスロンフォルテ) 、 3—フエノキシペンジル シス/卜ランス一クリサンテ マー卜 (一般名フエノ 卜リン) 及び 3—フエノキシベン ジル シスノ卜ランス一 3— ( 2 , 2—ジクロロビニ 一 2 , 2—ジメチルーシクロプロパン カルボキシレー 卜 (一般名ペルメ トリン) から成る群から選ばれた少な くとも Ί種のピレスロイド ¾殺虫剤が選択使用された毒 餌耝成物が含まれる。
一般に毒餌組成物とは、 ハエの餌となるものに殺虫剤 を含浸乃至含有させたちのであり、 満足すべき効果を得 る為には次のことが要求される。 即ち、 まず第 Ί に遴択 される殺虫剤成分がハエに対してできるだけ忌避性を持
たないこと、 第 2にその毒餌にハエを誘引するための物 理的及び (叉は) 化学的な手段を必要と ること、 第 3. に毒餌に飛来したハエが摂食行動を開始するようにハエ にとつて充分な昧黉的誘惑性があること、 第 4に毒餌を 摂食し始めてから何らかの嫌気性や中毒症状が発現する までに、 ハエに充分な致死量を取込ませ得ること、 等で ある。 勿論上記各要件は、 涸々に別個のものではなく、 相互に密接に鬨連している- 之等要件のいずれか一つで も欠けると、 得られる毒餌組成物の有効性は極端に劣悪 となり、 溝足な結果は得られない。
また、 現在知られている毒餌組成物の殺虫成分として は、 有機燐系又はカーバメート系殺虫剤のある種のもの が利用されているのみであり、 ピレスロイド系殺虫剤は 一!?に利用されていない。 即ち、 ピレスロイド系殺虫剤 は概して、 ハエ成虫 (以下単にハエという) に対して速 効的に作用し、 接れ ノックダウン効力を有することが 知られているが、 これはハエの g虜ゃ気門から体内に入 つて神経系に極めて速やかに作用する特性を持っており、 従ってその応用は気門呼吸轾路及び皮膚接触轾路に限ら れている。 ハエに限らず蚊やゴキブリ等に対しても、 ビ レスロイド系殺虫剤は、 上記特性を利用して例えば蚊取
鎳香 (空気門 S路) 、 電気蚊取マツ卜 (同上) 、 エアゾ ール (空気門轾路及び接敏 g路) 、 燻煙 ·蒸散例 (同上) 等の剤型で実用されており、 これを経口轻路で用いて殺 虫を行なう食毒組成物としての応用は未だ実用されてい ない。
ビレス ^ィド系殺虫剤を轾ロ絰路で用いて殺虫を行う 試みとしては、 例えぱケイデング < J , Kelding) の報 ¾ ( Danish Pest I nfection Laboratory
Annual Report , 1 978 , . " Paint-on-baits " Laboratory tests ) があるが、 この報告ではピレス口 ィド系殺虫剤を用いた毒餌を検討したが潇足な結果は得 られなかったとしている。 この報告轄果は、 ピレスロイ ド系殺虫剤が、 垦虫に対して摂食忌避作用を持つという 一般学術情報からみれぱ当然のことであろう。 更に近年、 ピレスロイド系殺虫剤の一種である 2 , 2—ジメチルー 3— ( iS , ージクロロビニル〉 ーシクロプロパンカル ポン酸 α—シァノ一 3—フエノキシ一 4一フル才口べ ンゼンが、 ハエの毒餌に有効である旨の報告がなされて いる (特開昭 59— 781 1 1号公報参照〉 が、 この報 告では上記化合物のみが有効であるとされており、 他の ビレスロイド系殺虫剤は毒餌として不適であると記載さ
れている。 このように現在ピレスロイド系殺虫剤が昆虫 に忌避作用を持つこと、 その轾ロ摂取では効力が劣るこ とは、 当業界で一般常識となっている。
しかるに本発明者の研究によると、 前記 3種のピレス ロイド化合物の少なくとも 1種を本発明ハエ誘引性組成 钧に配合し、 毒铒耝成物として使用する時は、 ピレス口 イド化合物は轻ロ攝取であるにも拘らず、 ハエに対し強 力な殺虫効果を発揮し、 しかもハエは何等の忌避性を示 さず高い効率で誘引され一旦誘引されたハエは毒餌に対 し Sい執着性を示し、 致死量の毒餌を積極的に取込み、 従って寓ぃ駆除効率が得られることが見出された。
本発明の毒餌組成物はハエに攝食させる為に、 攝食誘 引 a質が併用される。 攝食誘引物質としては先に钾示し たものが使用され得る。 攝食誘引物質はそれ自身 Aェの 食餌となる物質である。 また, a体として好ましくば食用 物質たとえば粉糖、 大豆糖、 小麦粉、 ^粉等が用いられ る。 これら攝食誘引物質及び/又は担体としての食用物 貿は耝成物中に 7 0重量 96以上配合される。
上記ピレスロイド眾殺虫化合物は 1種又は 2種以上耝 合せて使 ¾でき、 その配合量はひ, Ί〜 1 5重量 好ま しくは 0 . 3〜 1 0重量%である。 特に好ましいのはク
リスロンフォルテである。
性フェロモンの配合量は組成物中に 0 , 0 "!〜 1 5重 量%程度好ましくは 0 , 0 2〜4重量 96程度である。 ピ レスロイド殺虫化合物と性フェロモンとの使用割合は特 に制限はなく広い箱囲から選択可能であるが、 通常前者 対後者の比 (重量) を Ί : 0 . 0 0 "1〜 Ί程麇好ましく は 1 : 0 . 0 0 5〜0 . 5程度どするのがよい。
食餌耝成物の製剤に当たっては先に述べたと同様の添 加剤を添加することができ、 先に述べたと同様の方法で 粒状の製剤とできる。
本発明誘引性組成物は、 粒状のままで、 用いることが でき、 また各粒子を遒当な S材例えば羝、 布帛、 合成樹 脂、 木材、 金属等のフィルム、 シー卜、 板、 球体、 他面 体等に讨着させた形態でも用いることができる。
本発明のハエ誘引組成物は、.これが上記したように予 め殺虫剤等を添加配合されて調製されるいる場合は、 通 常のハエ駆除剤乃至撲殺剤と同様に、 例えば麇作物栽培 畑、 果樹園、 温室、 ビニルハウス、 畜鶏舎、 穀物倉庫、 食堂の厨房、 一般家庭等のハエの発生区域に載置、 散布、 張り付け等により適用することができる。 また上記殺虫 剤等を含有しない場合は、 他の適当な剤型の公知の殺虫
剤等と併用して上記と周様の個所に適用することができ る。 その適用量は、 適甩方法、 適用場所等に応じて適宜 決定することができ、 例えば本発明ハエ誘引剤を散布に より適用する場合、 散布面積 2 当り、 有効成分化合 物が 1 ^以上、 好ましくは約 3〜 1 。 となる量とする のが一般的である。
本発明ハエ誘引組成物により、 誘引されるハエとして は、 代表的には、 イエバエ、 才才ィバエ、 サシバエ、 ヒ メクロバエ等のイエバエ科、 ヒメイエバエ等のヒメイエ バエ科、 ォ才クロバエ、 ケプカク aバエ、 ヒロズキンバ ェ、 ヒッジキンバエ、 キンバエ、 ミドリキンバエ、 オビ キンバエ、 クロバエ等のクロバエ科、 センチニクバエ、 ナミニクバエ等の二クバ工科、 キンイロショウジバエ.、 クロショウジョバエ等のショウジョバエ科、 チーズバエ 等のチーズバエ科、 ヒメフンバエ等のフンバエ科、 べッ コゥバエ等のベッコゥバエ科、 ノミバエ等のノミパ工科 等に属する各種の八ェを例示できる a
_ 施— 例
议下、 本発明を更に詳細に説明するため実施例を挙げ 実施例 1
1. 粉 糖 60g
2. 色 素 0, 89
3. シス一 9一卜リコセン 5»9
( 1重量 6アセトン溶液として 1, 5齜) 4. メタノール♦ アセトン等量液 ΟΟηι 5. 結台剤 7ιβ
(20重量%アラビアゴム水溶液)
上記 1〜 5成分を混合攛拌し、 ロータリー *ェバポレ 一ター ( 50で) を用いて溶媒を留去後、 メッシュ ( 2 Μ) でふるい、 固形部も漬して粉剤化し、 これに結合剤 水溶液をスプレーして充分に練り合せ、 平均粒径約 2膽 に加圧造粒し、 12時間以上室溫で静置、 乾燥して粒状 形態の八ェ誘引組成 ¾1 a〜1 mを得た。
上記各製剤試料のシス一 9—卜リコセン镍度は、
0, 025重量%懑度である。
また、 得られた各製剤試料の色招を J I S Z 87 2 Ί基準により調べた結果は、 下記第 1表の通りであつ た。
実施例 Ίにおいて、 更に殺虫剤成分としてメソミル (デュポン社製、 カーバメート系殺虫剤 S—メチル N 一 《メチルカルバモイル才キシ》 チオアセチミエー卜) の 6 Ο0ΙΠ8を添加混合する以外は、 同様にして、 殺虫剤
¾度 Ί重蠆 96の粒状形態の/、ェ誘引組成物 2 a〜2mの 各々を得た。
得られた各製剤試料の色相は、 各々対応する実施例 1 における試料 Ί a〜1 m (第 1表参照》 と同じであった。
上記実施例 2で得た各製剤を、 次の誘引効果試験に供 した。
〈試験 I〉
ガラスシャーレ 《直径 15. 5cffl) に、 各製剤のそれ ぞれ 60<3 を入れ、 それらをハエ放飼実験室の床面に、 それぞれ約 3 OCBiの間隔になるように同心円状に配置す る。 該実換室内にイエバエを故ち放飼させる。 一定時藺 轻過後、 各シャーレ内で死亡している虫数を調査する。
.各製剤のハエ誘引効果は、 これを入れたシャーレ内で 死亡している虫数を、 実験室内の総死虫数 (すべてのシ ヤーレ内で死亡している虫数の合計値) で除した値の百 分率 (%》 を求めることにより、 評価される。
〈試験 31〉
プラスチックカップに各製剤のそれぞれ 1 Og を入れ、 それらを野外にあるガラス室 ( 1., 4518 X 1 , 4ra ) の床面に約 2 Ocoiの間隔で周心円状に配置する他は、 〈試験]:〉 と同様にして、 各製剤のハエ誘引効果を評 «
する。
上記各試験の結果を、 第; 2表 (試験 I〉 Sぴ第 3.表
(試
親 E》 にそれぞれ示す。
供試試料 No . ハエ誘引効果 (%) 製剤 2 a 1
製剤 2 b 3
製剤: 2 c 2
製剤 2d 28
製剤 2 e 3
製剤 2 f 4
製剤 2 Q 4
製剤 2 h 4
製剤 2 i 3
製剤 2 j 3
製剤 2 k 30
製剤 2 1 .11
製剤 2 m 3
コントロール 1
第 3 表
供試試料 No . ハエ誘引効果 < ) 製剤 2 a 3.
製剤 2 b 2
製剤 2 c 1
製剤 2d 16
製剤 2e 4
製剤 2 f 5
製剤 2g 5
製剤; 2 h 3
製剤 2 i 3
製剤 2 j 5
製剤 2 k 28
製剤 2 1 21
製剤 2 m 3
コン卜ロール 1
実施例 3
実施例 2に於てサンセットエロー Fの濃度を 0. 08 %重量%及び 1. 3重衋%とする以外実施例 2と同様に してハエ誘引 S虫剤を得た。 得られた製剤につき実施例 2試験 Iと周様のハエ誘引試験を行った結果は下記第 4 表の通りであった。
4
色素 (フル才レセイン) 1 g
殺虫剤 (ペルメ 卜リン) 1α
シス一 9一卜リコセン 25mg
增量剤 (粉糖) 1 OOg
上記色素、 シス— 9— 卜リコセン ( 1 ¾2へキサン溶液 として使用) 及び粉轤の所定量を混合攛拌して得られる
固形物を粉砕後、 2 Q96アラビアゴム水溶液をスブレー して充分に線り合せ、 加圧造粒し、 室湿で乾燥させた ά 次いで上記で得られた粒剤に、 上記殺虫剤のアセトン 溶液を、 粒剤 503 当り 15 ιの割合でスプレーし、 充 分撐拌して製剤中に含まれる溶媒をロータリーエバポレ 一ター ( 50で》 を用いて留去して、 本発明ハエ誘引剤 を得た。 これを本発明誘引組成物 4 aとする。
その色相は 1 YRであり、 最終製剤の平均粒度は、
1 · 5 mraであった。
比較例 1
実施例 4においてシス一 9一卜リコセンを.用いない以 外は、 同様にして、 同様の色相及び平均粒度を有する比 较ハエ誘引組成物を得た。 これを比絞誘引剤 4 bとする。 比較例 2
実施例 4に記載の各成分を、 混合攛拌後、 粉碎、 乾燥 して粉剤形態の比較ハエ誘引組成物を得た。 これを比较 誘引剤 4cとする。
くハエ誘引殺虫試験〉
上記各例で得られた各誘引剤試料のそれぞれ 209 を 内径 の大型シャーレに入れ、 これらの各々をハエ 故育実験窆 ( 4 X 3 X 2. 6B1 ) の床面に配置し、 該実
換室内に約†4 0〜1 6 0匹のハエを放ち、 各試料によ る/、ェ'の誘殺試験を行なう。 試験链果は、 試験開始 1〜 2時間後の各シャーレ内の死亡虫数 (匹) により判定す る。 尚、 上記判定は、 同一の供試試料に対して w—試験 を 4回辏返して得られた平均値にて評価する。
結果を下記第 5表に示す。 第 5 表
上記第 5表より、 同一組成の本発明 4 aと比较 4 cと を対比すれば、 本発明 4 aは、 造粒により所定の粒度と したことに基づいて誘引 S性が顕著に樓 ήることが判る, またこの効果は、 シス一 9一卜リコセンを含まない比较 4 bと対比しても非常に優れたものであることが判る。 即ち、 本発明薬剤は、 上記シス一 9一卜リコセンを利用 し且つ所定粒度としたことにより強い誘引効果を奏し得 たものと認められる。
実施例 5
殺虫剤 (メソミル、 S—メチル 2
N— (メチルカルバモイル才キシ》
チオアセチミエ一卜 )
シス一 9一卜リコセン 50flig .
粉 糖 100
酸化防止剤 ( BHT、 2, 3—ジ 29
一 tert—プチル 4ーメチルフエノ ,
ール)
フル才レセイン 1
上記粉糖及びシス一 9一卜リコセン ( 1槭へキサン溶 液として使用) を混合撩拌して得られる固形钧を粉碎後、 20%アラビアゴム水溶液をスプレーして充分に練り合 せ、 平均粒度 2娜に加圧造粒し、 室温で乾燥させた。
次いで上記で得られた粒剤に、 上記殺虫剤のアセトン 溶液を、 粒剤 500 当り 15 の割合でスプレーし、 充 分撐拌して製剤中に含まれる溶媒を.ロータリーエバポレ 一ター ( 50で) を用いて齧去して、 本発明 Λェ誘引剤 を得た。 これを本発明誘引剤 5 aとする。
その色相は 1 であり、 最終製剤の平均粒度は、
1 , 5 lamであった。
比較)《3
実施例 5においてシス一 9一 卜リコセンを用いない以 外は、 周様にして、 周様の色相及び平均粒度を有する比 较ハエ誘'引剤を得た。 これを比較誘引剤 5 bとする。 〈ハエ誘引殺虫試験〉
上記各例で得られた各誘引剤試料のそれぞれ 2 09 を 用いて実施倒 4と同様の試験を行なった。 結果を下記第 6表に示す。 但し効果の判定は、 同一供試試料につき 5 数周一試験を操返した平均値にて示す。
第 6 表
第 7表記載の各成分を用いて実施例 4と同様にして、 各粒度の本発明誘引剤を得た。
尚、 第 7表に利用した各成分の略号は次のものを示す く色素〉
A— 1 ···サンセヅ卜エロー
2,··黄色 5号
A-3 フル才レセイン く殺虫剤〉
B - 1 ベルメ卜リン B— 2 クリスロンフォルテ [化合物名 5—ベン ジルー 3—フリルメチル d—シス/卜ラ ンス一クリサンテマー卜 ] B— 3···フエノ 卜リン
第 7 表 実施 シス一 9一 殺 成分 色素成分 mm 粒 度 色 相 例 卜 1!コセン 用量
No. 用量 (部) 種類 量(部〉 蘭 量 (部) (部) (薩》
6 0.025 B-1 1,0 A-1 1.0 97,975 1, 5 1Y
7 0.025 B - 2 1.0 A - 2 1.0 97.975 1. 5 9
8 0.025 B - 3 1.0 A - 3 1.0 97.975 1. 5 1Y :
9 0,025 B - 1 3.0 A-1 3.0 93.975 3, 0 1YR
10 0.025 B— 2 3.0 A-1 3.0 93.975 3. 0 1.Y
11 0.025 · B-3 3.0 A— 3 3.0 93.975 3, 0 1 Y
上記各実施例で得た本発明誘引剤試料につき、 突施 » 4に示したハエ誘引 S虫試験を行なったところ、 いずれ も略々阀様の接れた誘引効果を示した。
実施例 1 2〜 1 7
実施例 4に於てシス一 9一卜リコセンに代えて下記第 8表記載の性フェロモンを使用して実施例 4と同様にし て W様の色相及び平均粒度を有する 2娜の粒状誘引殺虫. 組成物を得た。
得られた誘引殺虫粗成物につき実施例 4と同様の試験 を行った所、 各試料につき同様の侵れた誘引効果が確認 された。
実施例 1 8
( 5—べンジルー 3—フリル) メチル d—シス/卜 ランス一クリサンテマー卜 (议下 「化合物 Aj という》 0, 6 、 黄色 5号 1 , 04き、 シス一 9一 卜リコセ ン 0, 1 、 粉糖 603及びサナギ粉 20 SFを混合、 境 拌し、 ロータリーエバポレへタへ 《 50で) を用いて溶, 媒を留去した。 これをメッシュ 《 2rn/m》 でふるい、 . 固形部もつぶして粉剤化を行った。 得られた粉剤にアミ コール H (結合剤水溶液》 1. 2鱸をスプレーして十分 に練り合せた。 これを平均粒度 2關に加圧造粒化した。 これを 40でにて 4時髑乾燥させて本発明の毒餌剤を得 †
実施 «Μ 9
サナギ粉 40 を使用する以外は実施例 18と同様に して本発明の毒餌剤を得た。
実施例 20
粉糖に代えて小麦粉 Ί 0 S及びアドゥ糖 303を使用し、 サナギ粉に代えて食肉エキス 5 を使用する以外は実施 例 18と同様にし本発明の毒餌剤を得た。
実施例 2 Ί
化合物 Aの代りにべルメトリンを使用する 外は実施 例 18と同様にして本発明の毒餌剤を得た。
実施例 22
化合物 Aの代りにフエノ 卜リンを使用する β (外は実施 例 Ί 8と同様にして本発明の毒餌剤を得た。
試 験 例
ハエ雄成虫 100匹を入れたプラスチックカップ ( Κ Ρ-430) に実施例 Ί 8、 実施例 21、 実施例 22で 得られた毒餌剤を各 2 入れ、 転倒個体数を経時的に調 ベた。 結果を第 9表に示した。
第 9
5 分 後 2 4時閬後
(ノックダウン) (死亡) 実施例 Ί 8 1 Q 0 100
100 100
〃 22 1 00 00