JPWO2021209028A5 - - Google Patents

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均等物
本発明は、その趣旨または本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定の形態で具体化され得る。したがって、前述の実施形態は、全ての点で、本明細書に記載される本発明の限定ではなくて例示であると考えられるべきである。このように、本発明の範囲は、前述の説明ではなくて添付の特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の均等物の意味および範囲内に入る全ての変化が、その中に包有されると意図される。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
ウイルス関連疾患または障害を処置する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号1もしくは2、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有し、ならびに
前記ウイルス関連疾患または障害が、コロナウイルス、パピローマウイルス、ニューモウイルス、ピコルナウイルス、フラビウイルス、アルファウイルス、エボラウイルス、モルビリウイルス、エンテロウイルス、オルトニューモウイルス、レンチウイルス、およびヘパトウイルスからなる群から選択されるウイルスに関連する、方法。
(項目2)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記ウイルス関連疾患または障害が、コロナウイルス感染症、パピローマウイルス感染症、ニューモウイルス感染症、ピコルナウイルス感染症、フラビウイルス感染症、アルファウイルス感染症、エボラウイルス感染症、モルビリウイルス感染症、エンテロウイルス感染症、オルトニューモウイルス感染症、レンチウイルス感染症、およびヘパトウイルス感染症からなる群から選択されるウイルス感染症である、項目1または項目2に記載の方法。
(項目4)
ウイルス関連疾患または障害を処置する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号3~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有する、方法。
(項目5)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記ウイルス関連疾患または障害が、RNAウイルス、DNAウイルス、コロナウイルス、パピローマウイルス、ニューモウイルス、ピコルナウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、サイトメガロウイルス、ポリオーマウイルス、ポックスウイルス、フラビウイルス、アルファウイルス、エボラウイルス、モルビリウイルス、エンテロウイルス、オルトニューモウイルス、レンチウイルス、およびヘパトウイルスからなる群から選択されるウイルスに関連する、項目4または項目5に記載の方法。
(項目7)
前記ウイルス関連疾患または障害が、RNAウイルス感染症、DNAウイルス感染症、コロナウイルス感染症、パピローマウイルス感染症、ニューモウイルス感染症、ピコルナウイルス感染症、インフルエンザウイルス感染症、アデノウイルス感染症、サイトメガロウイルス感染症、ポリオーマウイルス感染症、ポックスウイルス感染症、フラビウイルス感染症、アルファウイルス感染症、エボラウイルス感染症、モルビリウイルス感染症、エンテロウイルス感染症、オルトニューモウイルス感染症、レンチウイルス感染症、およびヘパトウイルス感染症からなる群から選択されるウイルス感染症である、項目4~6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記ウイルス関連疾患または障害が、前記患者の臓器または組織のウイルス感染症を含む、項目1~7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記臓器または前記組織が、眼、耳、内耳、肺、気管、気管支、細気管支、肝臓、胆嚢、胆管、腎臓、膀胱、精巣、子宮頸部、卵巣、子宮、皮膚、および脳からなる群から選択される、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記ウイルス関連疾患または障害が、急性呼吸窮迫症候群;慢性閉塞性肺疾患(COPD);肺炎;薬物耐性肺炎;手足口病;アトピー性喘息;または非アトピー性喘息からなる群から選択される、項目1~9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
ウイルスのゲノム複製を阻害する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号1もしくは2、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有し、ならびに
前記ウイルスが、コロナウイルス、パピローマウイルス、ニューモウイルス、ピコルナウイルス、フラビウイルス、アルファウイルス、エボラウイルス、モルビリウイルス、エンテロウイルス、オルトニューモウイルス、レンチウイルス、およびヘパトウイルスからなる群から選択される、方法。
(項目12)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目11に記載の方法。
(項目13)
ウイルスのゲノム複製を阻害する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号3~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有する、方法。
(項目14)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記ウイルスが、RNAウイルス、DNAウイルス、コロナウイルス、パピローマウイルス、ニューモウイルス、ピコルナウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、サイトメガロウイルス、ポリオーマウイルス、ポックスウイルス、フラビウイルス、アルファウイルス、エボラウイルス、モルビリウイルス、エンテロウイルス、オルトニューモウイルス、レンチウイルス、およびヘパトウイルスからなる群から選択される、項目13または14に記載の方法。
(項目16)
ウイルスの伝播を阻害する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼを含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号1もしくは2からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその薬学的に許容される塩と少なくとも約90%の配列同一性を有し、前記ウイルスが、コロナウイルス、パピローマウイルス、ニューモウイルス、ピコルナウイルス、フラビウイルス、アルファウイルス、エボラウイルス、モルビリウイルス、エンテロウイルス、オルトニューモウイルス、レンチウイルス、およびヘパトウイルスからなる群から選択される、方法。
(項目17)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目16に記載の方法。
(項目18)
ウイルスの伝播を阻害する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号3~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有する、方法。
(項目19)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記ウイルスが、RNAウイルス、DNAウイルス、コロナウイルス、パピローマウイルス、ニューモウイルス、ピコルナウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、サイトメガロウイルス、ポリオーマウイルス、ポックスウイルス、フラビウイルス、アルファウイルス、エボラウイルス、モルビリウイルス、エンテロウイルス、オルトニューモウイルス、レンチウイルス、およびヘパトウイルスからなる群から選択される、項目18または19に記載の方法。
(項目21)
ウイルスの構築を阻害する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号1~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有する、方法。
(項目22)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目21に記載の方法。
(項目23)
ウイルスの遺伝子発現を阻害する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号1~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有する、方法。
(項目24)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目23に記載の方法。
(項目25)
前記阻害することが、β遺伝子発現、γ遺伝子発現、またはβ遺伝子発現およびγ遺伝子発現を阻害することを含む、項目23または24に記載の方法。
(項目26)
ウイルス放出を阻害する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号1~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有する、方法。
(項目27)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記ウイルスが、RNAウイルス、DNAウイルス、コロナウイルス、パピローマウイルス、ニューモウイルス、ピコルナウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、サイトメガロウイルス、ポリオーマウイルス、ポックスウイルス、フラビウイルス、アルファウイルス、エボラウイルス、モルビリウイルス、エンテロウイルス、オルトニューモウイルス、レンチウイルス、およびヘパトウイルスからなる群から選択される、項目23~27のいずれか一項に記載の方法。
(項目29)
前記ウイルスがコロナウイルスである、先行する項目のいずれかに記載の方法。
(項目30)
前記コロナウイルスが、229Eアルファコロナウイルス、NL63アルファコロナウイルス、OC43ベータコロナウイルス、HKU1ベータコロナウイルス、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス(MERS-CoV)、重症急性呼吸器症候群(SARS)コロナウイルス(SARS-CoV)、およびSARS-CoV-2(COVID-19)からなる群から選択される、項目29に記載の方法。
(項目31)
前記ウイルスがインフルエンザウイルスである、項目6~10、13~15、および18~28のいずれか一項に記載の方法。
(項目32)
前記インフルエンザウイルスが、インフルエンザウイルスA型(例えば、H1N1およびH5N1)、インフルエンザウイルスB型、インフルエンザウイルスC型、インフルエンザウイルスD型からなる群から選択される、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記ウイルスがアデノウイルスである、項目6~10、13~15、および18~28のいずれか一項に記載の方法。
(項目34)
前記アデノウイルスウイルスがAdV5である、項目33に記載の方法。
(項目35)
前記ウイルスが薬物耐性ウイルスである、先行する項目のいずれかに記載の方法。
(項目36)
抗ウイルス剤を含む組成物を投与することをさらに含む、項目1~35のいずれか一項に記載の方法。
(項目37)
前記抗ウイルス剤が、ラミブジン、インターフェロンアルファ組成物、VAP抗イディオタイプ抗体、エンフビルチド、アマンタジン、リマンタジン、プレコナリル、アシクロビル、ジドブジン、ホミビルセン、モルホリノ、プロテアーゼ阻害剤、二本鎖RNA活性化カスパーゼオリゴマー形成剤(DRACO)、リファンピシン、ザナミビル、ペラミビル、ダノプレビル、リトナビル、レムデシビル、およびオセルタミビルからなる群から選択される、項目36に記載の方法。
(項目38)
前記抗ウイルス剤を前記投与することが、前記アルギナーゼを前記投与することの前、間、または後である、項目36または37に記載の方法。
(項目39)
細菌疾患または障害を処置する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号1もしくは2、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有し、ならびに
前記細菌疾患または障害が、Streptococcus pneumoniae、Mycoplasma pneumoniae、Haemophilus influenzae、Legionella pneumophila、Salmonella enterica、Salmonella bongori、Escherichia coli、Helicobacter pylori、Neisseria gonorrhoeae、Neisseria meningitidis、Staphylococcus aureus、Acinetobacter baumannii、Burkholderia cepacian、Clostridium difficile、Clostridium sordellii、Enterobacteriaceae、Enterococcus faecalis、Klebsiella pneumoniae、Morganella morganii、Mycobacterium abscessus、Mycobacterium tuberculosis、Norovirus、Psuedomonas aeruginosa、およびStenotrophomonas maltophiliaからなる群から選択される細菌に関連する、方法。
(項目40)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目39に記載の方法。
(項目41)
細菌疾患または障害を処置する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号3~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有する、方法。
(項目42)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目41に記載の方法。
(項目43)
前記細菌疾患または障害が、Chlamydia pneumoniae、Vibrio cholerae、Streptococcus pneumoniae、Mycoplasma pneumoniae、Haemophilus influenzae、Legionella pneumophila、Salmonella enterica、Salmonella bongori、Escherichia coli、Helicobacter pylori、Neisseria gonorrhoeae、Neisseria meningitidis、Staphylococcus aureus、Acinetobacter baumannii、Burkholderia cepacian、Clostridium difficile、Clostridium sordellii、Enterobacteriaceae、Enterococcus faecalis、Klebsiella pneumoniae、Morganella morganii、Mycobacterium abscessus、Mycobacterium tuberculosis、Norovirus、Psuedomonas aeruginosa、およびStenotrophomonas maltophiliaからなる群から選択される細菌に関連する、項目41または42に記載の方法。
(項目44)
真菌疾患または障害を処置する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号1~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有する、方法。
(項目45)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目44に記載の方法。
(項目46)
前記真菌疾患が、Pneumocystis真菌、Aspergillus真菌、およびCandida真菌からなる群から選択される真菌に関連する、項目44または45に記載の方法。
(項目47)
アメーバ疾患または障害を処置する方法であって、それを必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
前記アルギナーゼが、配列番号1~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有する、方法。
(項目48)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記アメーバ疾患または障害が、Dientamoeba fragilis、Entamoeba histolytica、Naegleria fowleri、Acanthamoeba、Acanthamoeba keratitis、Balamuthia mandrillaris、およびSappinia diploideaからなる群から選択されるアメーバに関連する、項目47または48に記載の方法。
(項目50)
前記アルギナーゼが、約1ng/kg体重/日~約1mg/kg体重/日の用量で投与される、項目1~49のいずれか一項に記載の方法。
(項目51)
前記投与することが、局所適用、非経口、経口、肺、気管内、鼻腔内、髄腔内、経皮、皮下、眼内、硝子体内、腹腔内、十二指腸内、または吸入投与である、項目1~50のいずれか一項に記載の方法。
(項目52)
前記アルギナーゼが、配列番号3~43からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有し、前記アルギナーゼがタンパク質タグ配列を含む、項目1~51のいずれか一項に記載の方法。
(項目53)
前記タンパク質タグ配列が、配列番号51の6×Hisタグ配列を含む、項目52に記載の方法。
(項目54)
前記タンパク質タグ配列が、前記アルギナーゼのアミノ末端に位置する、項目52または53に記載の方法。
(項目55)
前記タンパク質タグ配列が、前記アルギナーゼのカルボキシ末端に位置する、項目52または53に記載の方法。
(項目56)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた2、3、4個、またはそれより多くのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目1~55のいずれか一項に記載の方法。
(項目57)
前記ポリエチレングリコール分子が、約5kDa、約10kDa、約15kDa、約20kDa、約30kDa、または約40kDaである、項目2、3、5~10、12、14、15、17、19、20、22、24、25、27~38、40、42、43、45、46、および48~56のいずれか一項に記載の方法。
(項目58)
前記ポリエチレングリコールが、約10kDa~約30kDaまたは約20kDa~約40kDaである、項目2、3、5~10、12、14、15、17、19、20、22、24、25、27~38、40、42、43、45、46、および48~56のいずれか一項に記載の方法。
(項目59)
前記組成物が、非天然金属補因子をさらに含む、項目1~58のいずれか一項に記載の方法。
(項目60)
前記非天然金属補因子が、コバルト、マンガン、鉄、および亜鉛からなる群から選択される、項目59に記載の方法。
(項目61)
アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩であって、前記アルギナーゼが、配列番号1~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有するアルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩;
抗ウイルス剤;および
薬学的に許容される賦形剤
を含む組成物。
(項目62)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目61に記載の組成物。
(項目63)
前記抗ウイルス剤が、ラミブジン、インターフェロンアルファ組成物、VAP抗イディオタイプ抗体、エンフビルチド、アマンタジン、リマンタジン、プレコナリル、アシクロビル、ジドブジン、ホミビルセン、モルホリノ、プロテアーゼ阻害剤、二本鎖RNA活性化カスパーゼオリゴマー形成剤(DRACO)、リファンピシン、ザナミビル、ペラミビル、ダノプレビル、リトナビル、レムデシビル、およびオセルタミビルからなる群から選択される、項目61または62に記載の組成物。
(項目64)
前記アルギナーゼが、配列番号3~43からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有し、前記アルギナーゼがタンパク質タグ配列を含む、項目61~63のいずれか一項に記載の組成物。
(項目65)
前記タンパク質タグ配列が、配列番号51の6×Hisタグ配列を含む、項目64に記載の組成物。
(項目66)
前記タンパク質タグ配列が、前記アルギナーゼのアミノ末端に位置する、項目64または65に記載の組成物。
(項目67)
前記タンパク質タグ配列が、前記アルギナーゼのカルボキシ末端に位置する、項目64または65に記載の組成物。
(項目68)
前記PEG化アルギナーゼが、前記アルギナーゼ配列にコンジュゲートされた2、3、4個、またはそれより多くのポリエチレングリコール分子を含む、項目62~67のいずれか一項に記載の組成物。
(項目69)
前記ポリエチレングリコール分子が、約5kDa、約10kDa、約15kDa、約20kDa、約30kDa、または約40kDaである、項目62~68のいずれか一項に記載の組成物。
(項目70)
前記ポリエチレングリコール分子が、約10kDa~約30kDaまたは約20kDa~約40kDaである、項目62~68のいずれか一項に記載の組成物。
(項目71)
非天然金属補因子をさらに含む、項目61~70のいずれか一項に記載の組成物。
(項目72)
前記非天然金属補因子が、コバルト、マンガン、鉄、および亜鉛からなる群から選択される、項目71に記載の組成物。
(項目73)
アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩であって、前記アルギナーゼが、配列番号1~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有するアルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩;ならびに
緩衝剤、試薬、およびウイルスの産生を阻害するための詳細な使用説明書
を含むキット。
(項目74)
前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、項目73に記載のキット。
(項目75)
抗ウイルス剤をさらに含む、項目73または74に記載のキット。
(項目76)
前記抗ウイルス剤が、ラミブジン、インターフェロンアルファ組成物、VAP抗イディオタイプ抗体、エンフビルチド、アマンタジン、リマンタジン、プレコナリル、アシクロビル、ジドブジン、ホミビルセン、モルホリノ、プロテアーゼ阻害剤、二本鎖RNA活性化カスパーゼオリゴマー形成剤(DRACO)、リファンピシン、ザナミビル、ペラミビル、ダノプレビル、リトナビル、レムデシビル、およびオセルタミビルからなる群から選択される、項目75に記載のキット。
(項目77)
コロナウイルスの産生を阻害するためのものである、項目73~76のいずれか一項に記載のキット。
(項目78)
前記コロナウイルスが、229Eアルファコロナウイルス、NL63アルファコロナウイルス、OC43ベータコロナウイルス、HKU1ベータコロナウイルス、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス(MERS-CoV)、重症急性呼吸器症候群(SARS)コロナウイルス(SARS-CoV)、およびSARS-CoV-2(COVID-19)からなる群から選択される、項目77に記載のキット。
(項目79)
前記ウイルスがインフルエンザウイルスである、項目73~76のいずれか一項に記載のキット。
(項目80)
前記インフルエンザウイルスが、インフルエンザウイルスA型(例えば、H1N1およびH5N1)、インフルエンザウイルスB型、インフルエンザウイルスC型、インフルエンザウイルスD型からなる群から選択される、項目79に記載のキット。
(項目81)
前記ウイルスがアデノウイルスである、項目73~76のいずれか一項に記載のキット。
(項目82)
前記アデノウイルスウイルスがAdV5である、項目81に記載のキット。
(項目83)
前記アルギナーゼが、配列番号3~43からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有し、前記アルギナーゼがタンパク質タグ配列を含む、項目73~82のいずれか一項に記載のキット。
(項目84)
前記タンパク質タグ配列が、配列番号51の6×Hisタグ配列である、項目83に記載のキット。
(項目85)
前記タンパク質タグ配列が、前記アルギナーゼのアミノ末端に位置する、項目83または84に記載のキット。
(項目86)
前記タンパク質タグ配列が、前記アルギナーゼのカルボキシ末端に位置する、項目83または84に記載のキット。
(項目87)
前記PEG化アルギナーゼが、前記アルギナーゼ配列にコンジュゲートされた2、3、4個、またはそれより多くのポリエチレングリコール分子を含む、項目74~86のいずれか一項に記載のキット。
(項目88)
前記ポリエチレングリコールが、約5kDa、約10kDa、約15kDa、約20kDa、約30kDa、または約40kDaである、項目74~87のいずれか一項に記載のキット。
(項目89)
前記ポリエチレングリコールが、約10kDa~約30kDa、または約20kDa~約40kDaである、項目74~87のいずれか一項に記載のキット。
(項目90)
非天然金属補因子をさらに含む、項目73~89のいずれか一項に記載のキット。
(項目91)
前記非金属補因子が、コバルト、マンガン、鉄、および亜鉛からなる群から選択される、項目90に記載のキット。

Claims (15)

  1. ウイルス関連疾患または障害を処置する方法における使用のための組成物であって、前記方法が、投与を必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
    前記アルギナーゼが、配列番号1もしくは2、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有し、ならびに
    前記ウイルス関連疾患または障害が、コロナウイルス、パピローマウイルス、ニューモウイルス、ピコルナウイルス、フラビウイルス、アルファウイルス、エボラウイルス、モルビリウイルス、エンテロウイルス、オルトニューモウイルス、レンチウイルス、およびヘパトウイルスからなる群から選択されるウイルスに関連する、使用のための組成物
  2. 前記ウイルス関連疾患または障害が、コロナウイルス感染症、パピローマウイルス感染症、ニューモウイルス感染症、ピコルナウイルス感染症、フラビウイルス感染症、アルファウイルス感染症、エボラウイルス感染症、モルビリウイルス感染症、エンテロウイルス感染症、オルトニューモウイルス感染症、レンチウイルス感染症、およびヘパトウイルス感染症からなる群から選択されるウイルス感染症である、請求項に記載の使用のための組成物
  3. ウイルス関連疾患または障害を処置する方法における使用のための組成物であって、前記方法が、投与を必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
    前記アルギナーゼが、配列番号3~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有する、使用のための組成物
  4. ウイルスのゲノム複製を阻害する方法における使用のための組成物であって、前記方法が、投与を必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
    前記アルギナーゼが、配列番号1もしくは2、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有し、ならびに
    前記ウイルスが、コロナウイルス、パピローマウイルス、ニューモウイルス、ピコルナウイルス、フラビウイルス、アルファウイルス、エボラウイルス、モルビリウイルス、エンテロウイルス、オルトニューモウイルス、レンチウイルス、およびヘパトウイルスからなる群から選択される、使用のための組成物
  5. ウイルスのゲノム複製を阻害する方法における使用のための組成物であって、前記方法が、投与を必要とする患者に、アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
    前記アルギナーゼが、配列番号3~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有する、使用のための組成物
  6. (a)前記ウイルスがコロナウイルスであり、必要に応じて、前記コロナウイルスが、229Eアルファコロナウイルス、NL63アルファコロナウイルス、OC43ベータコロナウイルス、HKU1ベータコロナウイルス、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス(MERS-CoV)、重症急性呼吸器症候群(SARS)コロナウイルス(SARS-CoV)、およびSARS-CoV-2(COVID-19)からなる群から選択されるか、
    (b)前記ウイルスがインフルエンザウイルスであり、必要に応じて、前記インフルエンザウイルスが、インフルエンザウイルスA型(例えば、H1N1およびH5N1)、インフルエンザウイルスB型、インフルエンザウイルスC型、インフルエンザウイルスD型からなる群から選択されるか、または
    (c)前記ウイルスがアデノウイルスであり、必要に応じて、前記アデノウイルスウイルスがAdV5である、
    先行する請求項のいずれかに記載の使用のための組成物
  7. 前記ウイルスが薬物耐性ウイルスである、先行する請求項のいずれかに記載の使用のための組成物
  8. 前記方法が、抗ウイルス剤を含む組成物を投与することをさらに含必要に応じて、(a)前記抗ウイルス剤が、ラミブジン、インターフェロンアルファ組成物、VAP抗イディオタイプ抗体、エンフビルチド、アマンタジン、リマンタジン、プレコナリル、アシクロビル、ジドブジン、ホミビルセン、モルホリノ、プロテアーゼ阻害剤、二本鎖RNA活性化カスパーゼオリゴマー形成剤(DRACO)、リファンピシン、ザナミビル、ペラミビル、ダノプレビル、リトナビル、レムデシビル、およびオセルタミビルからなる群から選択され、ならびに/または(b)前記抗ウイルス剤を前記投与することが、前記アルギナーゼを前記投与することの前、間、または後である、請求項1~のいずれか一項に記載の使用のための組成物
  9. 前記アルギナーゼが、約1ng/kg体重/日~約1mg/kg体重/日の用量で投与され、必要に応じて、前記投与することが、局所適用、非経口、経口、肺、気管内、鼻腔内、髄腔内、経皮、皮下、眼内、硝子体内、腹腔内、十二指腸内、または吸入投与である、請求項1~のいずれか一項に記載の使用のための組成物
  10. アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩であって、前記アルギナーゼが、配列番号1~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有するアルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩;
    抗ウイルス剤;および
    薬学的に許容される賦形剤
    を含む組成物。
  11. アルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩であって、前記アルギナーゼが、配列番号1~50および56からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有するアルギナーゼまたはその薬学的に許容される塩;ならびに
    緩衝剤、試薬、およびウイルスの産生を阻害するための詳細な使用説明書
    を含み、必要に応じて、抗ウイルス剤をさらに含む、キット。
  12. 前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼにコンジュゲートされた少なくとも1つのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼである、請求項1~9のいずれか一項に記載の使用のための組成物、請求項10に記載の組成物、または請求項11に記載のキット。
  13. 前記アルギナーゼが、配列番号3~43からなる群から選択されるタンパク質配列、またはその断片と少なくとも約90%の配列同一性を有し、前記アルギナーゼがタンパク質タグ配列を含み、必要に応じて、前記タンパク質タグ配列が、配列番号51の6×Hisタグ配列であり、必要に応じて、(a)前記タンパク質タグ配列が、前記アルギナーゼのアミノ末端に位置するか、または(b)前記タンパク質タグ配列が、前記アルギナーゼのカルボキシ末端に位置する、請求項1~9および12のいずれか一項に記載の使用のための組成物、請求項10もしくは12に記載の組成物または、請求項11~12のいずれか一項に記載のキット。
  14. 前記アルギナーゼが、前記アルギナーゼ配列にコンジュゲートされた2、3、4個、またはそれより多くのポリエチレングリコール分子を含むPEG化アルギナーゼを含む、請求項1~9および12~13のいずれか一項に記載の使用のための組成物または、請求項10、12および13のいずれか一項に記載の組成物もしくは、請求項11~13のいずれか一項に記載のキットであって、前記PEG化アルギナーゼが、前記アルギナーゼ配列にコンジュゲートされた2、3、4個、またはそれより多くのポリエチレングリコール分子を含む、および/または、前記ポリエチレングリコールが、約5kDa、約10kDa、約15kDa、約20kDa、約30kDa、もしくは約40kDaであるか、または前記ポリエチレングリコールが、約10kDa~約30kDa、もしくは約20kDa~約40kDaである、使用のための組成物、組成物またはキット
  15. 前記組成物またはキットが、非天然金属補因子をさらに含み、必要に応じて、前記非金属補因子が、コバルト、鉄、および亜鉛からなる群から選択される、請求項1~9、12~14のいずれか一項に記載の使用のための組成物、請求項10、および12~14のいずれか一項に記載の組成物または、請求項11~14のいずれか一項に記載のキット。
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