JPWO2021116462A5

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Publication number: JPWO2021116462A5
Application number: JP2022535453A
Authority: JP
Publication date: 2023-12-18

Claims

設計されたアンキリン反復ドメインであって、前記設計されたアンキリン反復ドメインが、配列番号７５～８１、８８～９４、及び１０７～１１１からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、Ｘがいずれかのアミノ酸である、設計されたアンキリン反復ドメイン。
前記設計されたアンキリン反復ドメインが、（ｉ）配列番号７５～８１及び１０７～１１１からなる群から選択されるアミノ酸配列であって、Ｘが、いずれかのアミノ酸を表す、アミノ酸配列と、（ｉｉ）配列番号８８～９４からなる群から選択されるアミノ酸配列であって、Ｘが、いずれかのアミノ酸を表す、アミノ酸配列とを含む、請求項１に記載の設計されたアンキリン反復ドメイン。
前記設計されたアンキリン反復ドメインが、（ｉ）配列番号７８のアミノ酸配列であって、Ｘが、いずれかのアミノ酸を表す、アミノ酸配列と、（ｉｉ）配列番号９１のアミノ酸配列であって、Ｘが、いずれかのアミノ酸を表す、アミノ酸配列とを含む、請求項１又は２に記載の設計されたアンキリン反復ドメイン。
前記設計されたアンキリン反復ドメインが、配列番号９５～１０２からなる群から選択されるアミノ酸配列であって、Ｘが、いずれかのアミノ酸を表す、アミノ酸配列を含む、請求項１～３のいずれか一項に記載の設計されたアンキリン反復ドメイン。
（ｉ）請求項１～４のいずれか一項に記載の少なくとも１個の設計されたアンキリン反復ドメインと、（ｉｉ）半減期延長のための少なくとも１個の部分とを含む、タンパク質。
前記半減期延長のための部分が、血清アルブミンに対する結合特異性を有する設計されたアンキリン反復ドメインである、請求項５に記載のタンパク質。
血清アルブミンに対する結合特異性を有する前記設計されたアンキリン反復ドメインが、配列番号４～８のうちのいずれか１つと少なくとも８０％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項６に記載のタンパク質。
少なくとも１個のポリペプチドリンカーを更に含む、請求項７に記載のタンパク質。
前記ポリペプチドリンカーが、配列番号２又は３のアミノ酸配列を有する、請求項８に記載のタンパク質。
（ｉ）請求項１～４のいずれか一項に記載の少なくとも２個の設計されたアンキリン反復ドメインと、（ｉｉ）血清アルブミンに対する結合特異性を有する少なくとも１個の設計されたアンキリン反復ドメインとを含むタンパク質であって、前記血清アルブミンに対する結合特異性を有する設計されたアンキリン反復ドメインが、配列番号４～８のうちのいずれか１つと少なくとも８０％のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、タンパク質。
請求項１～４のいずれか一項に記載の設計されたアンキリン反復ドメイン又は請求項５～１０のいずれかに記載のタンパク質をコードする、核酸。
請求項１～４のいずれか一項に記載の設計されたアンキリン反復ドメイン、請求項５～１０のいずれか一項に記載のタンパク質、又は請求項１１に記載の核酸と、場合により医薬として許容され得る担体及び／又は希釈剤とを含む、医薬組成物。
患者の医学的状態を処置するための医薬であって、治療有効量の請求項１２に記載の医薬組成物を含む、医薬。
タンパク質を調製するための方法であって、
（Ａ）１つのオープンリーディングフレームにおいて
（ｉ）請求項１～４のいずれか一項に記載の少なくとも１個の設計されたアンキリン反復ドメイン、及び
（ｉｉ）血清アルブミンに対する結合特異性を有する少なくとも１個の設計されたアンキリン反復ドメイン
をコードする核酸を調製するステップと、
（Ｂ）前記ＤＮＡを発現宿主内へと移すステップと、を含む、方法。
前記発現宿主が、大腸菌である、請求項１４に記載の方法。