JPWO2021091827A5

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Publication number: JPWO2021091827A5
Application number: JP2022525574A
Authority: JP
Publication date: 2023-11-01
Anticipated expiration: 2040-11-02

Claims

チタン化シリカ触媒を調製する方法であって、
（ｉ）水溶性有機化合物と（ｉｉ）水溶性チタン化合物とを含む液体を用意することであって、前記水溶性チタン化合物がチタン（ＩＶ）ビス（アンモニウムラクタト）ジヒドロキシドであること；及び
シリカ担体を前記液体に接触させて前記水溶性チタン化合物の少なくとも一部分を前記シリカ担体上に沈着させて、チタン処理済みシリカ担体を形成することを含む、方法。
前記水溶性有機化合物が、一価アルコール又はポリヒドロキシアルコールである、請求項１に記載の方法。
前記水溶性有機化合物が、エチレングリコール又はプロピレングリコールを含む、請求項１に記載の方法。
前記水溶性有機化合物が、メタノール、エタノール、又はそれらの組み合わせを含む、請求項１に記載の方法。
前記チタン（ＩＶ）ビス（アンモニウムラクタト）ジヒドロキシドが、前記液体の重量に基づいて約５重量％～約７０重量％の量で前記液体中に存在する、請求項１に記載の方法。
前記チタン（ＩＶ）ビス（アンモニウムラクタト）ジヒドロキシドが、前記液体の重量に基づいて約４０重量％～約６０重量％の量で前記液体中に存在する、請求項１に記載の方法。
前記シリカ担体を前記液体に前記接触させることが、前記シリカ担体に前記液体を含浸させることを含む、請求項１に記載の方法。
前記シリカ担体に前記含浸させることが、前記シリカ担体をインシピエントウェットネス含浸法に供することを含む、請求項７に記載の方法。
前記チタン処理済みシリカ担体をか焼すること；及び
前記チタン処理済みシリカ担体をシリル化して前記チタン化シリカ触媒を形成することをさらに含む、請求項１に記載の方法。
前記チタン処理済みシリカ担体を前記か焼することが、前記チタン処理済みシリカ担体を空気中で約３００℃～約８００℃の温度に約１時間～約３時間加熱することを含む、請求項９に記載の方法。
前記か焼されたチタン処理済みシリカ担体を前記シリル化することが、前記か焼されたチタン処理済みシリカ担体を次式：
Ｒ_３ＳｉＮＨＳｉＲ’_３
（式中、各Ｒ及びＲ’は独立に、一価Ｃ_１～Ｃ_６ヒドロカルビルから選択される）のオルガノジシラザンに接触させることを含む、請求項９に記載の方法。
シリル化剤がヘキサメチルジシラザンを含む、請求項１１に記載の方法。
オレフィンエポキシ化の方法であって、
請求項９に記載の方法によって調製されるチタン化シリカ触媒を用意すること；及び
オキシダントの存在下及びオレフィンをエポキシ化してエポキシ化オレフィンを形成するのに有効な条件下で前記オレフィンを前記チタン化シリカ触媒に接触させることを含む、方法。
前記オレフィンがプロピレンを含む、請求項１３に記載の方法。
前記オキシダントがヒドロペルオキシドを含む、請求項１３に記載の方法。
前記オキシダントが、１－エチルブチルヒドロペルオキシド（ＥＢＨＰ）、ｔ－ブチルヒドロペルオキシド（ＴＢＨＰ）、又はクメン過酸化水素（ＣＨＰ）を含む、請求項１５に記載の方法。
前記オレフィンの約２０ｍｏｌ％～１００ｍｏｌ％が前記エポキシ化オレフィンに転化される、請求項１３に記載の方法。
前記オレフィンの約８５ｍｏｌ％～１００ｍｏｌ％が前記エポキシ化オレフィンに転化される、請求項１３に記載の方法。