JPWO2020264333A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 原薬の凍結乾燥製剤であって、
   （ｉ）前記原薬が、
   （ａ）配列番号１の配列を含む単離シスタチオニンβ合成酵素（ＣＢＳ）タンパク質；および
   （ｂ）前記ＣＢＳタンパク質に共有結合的に結合したＰＥＧ分子
   を含み、
   （ｉｉ）前記凍結乾燥製剤を水中で、再構成液体製剤に再構成すると、前記再構成液体製剤が、
   （ａ）約２０～３０ｍｇ／ｍｌの濃度の前記原薬；
   （ｂ）約１５ｍＭのリン酸カリウム；および
   （ｃ）約８％（ｗ／ｖ）トレハロース
   を含む、凍結乾燥製剤。
2. 前記単離ＣＢＳタンパク質が、メトキシ－ＰＥＧ－ＣＯ（ＣＨ _２ ） _３ ＣＯＯ－ＮＨＳでＰＥＧ化されている、請求項１に記載の凍結乾燥製剤。
3. 原薬の凍結乾燥製剤の再構成液体製剤であって、
   （ａ）約２０～３０ｍｇ／ｍｌの濃度の原薬であって、ＰＥＧ分子に共有結合的に結合した配列番号１の配列を含む単離シスタチオニンβ合成酵素（ＣＢＳ）タンパク質を含む前記原薬；
   （ｂ）約１５ｍＭのリン酸カリウム；および
   （ｃ）約８％（ｗ／ｖ）トレハロース
   を含む、再構成液体製剤。
4. 前記単離ＣＢＳタンパク質が、メトキシ－ＰＥＧ－ＣＯ（ＣＨ _２ ） _３ ＣＯＯ－ＮＨＳでＰＥＧ化されている、請求項３に記載の再構成液体製剤。
5. （ａ）約２５ｍｇの前記原薬；および
   （ｂ）１ｍＬの水
   を含む、請求項３または４に記載の製剤の単位用量製剤。
6. 請求項１～５のいずれか１項に記載の製剤を含む、対象におけるホモシスチン尿症の処置に使用するための医薬組成物。
7. 対象におけるホモシスチン尿症の処置に使用するための、原薬の凍結乾燥製剤を含む医薬組成物であって、
   前記原薬が、配列番号１の配列を含む単離シスタチオニンβ合成酵素（ＣＢＳ）タンパク質と、前記ＣＢＳタンパク質に共有結合的に結合したＰＥＧ分子とを含み、
   前記治療有効量の前記凍結乾燥製剤が再構成後に投与され、前記投与される再構成液体製剤が、
   （ａ）約２０～３０ｍｇ／ｍｌの濃度の前記原薬；
   （ｂ）約１５ｍＭのリン酸カリウム；および
   （ｃ）約８％（ｗ／ｖ）トレハロース
   を含む、医薬組成物。
8. 前記製剤が、約０．２５ｍｇ／ｋｇ～約１０ｍｇ／ｋｇの範囲から選択される投与量での前記原薬の投与のためのものである、請求項６または７に記載の医薬組成物。
9. 前記製剤が、約０．３３ｍｇ／ｋｇ、約０．６６ｍｇ／ｋｇ、約１．０ｍｇ／ｋｇ、または約１．５ｍｇ／ｋｇでの前記原薬の投与のためのものである、請求項８に記載の医薬組成物。
10. 前記対象に、ピリドキシン、ビタミンＢ６およびベタインからなる群から選択される少なくとも１つが投与される、請求項６～９のいずれか１項に記載の医薬組成物。
11. 前記対象がメチオニン（Ｍｅｔ）制限食を受けている、請求項６～１０のいずれか１項に記載の医薬組成物。
12. 前記対象に、抗血小板薬が投与される、請求項６～１１のいずれか１項に記載の医薬組成物。
13. 前記抗血小板薬がワルファリン血液希釈剤または抗凝固薬である、請求項１２に記載の医薬組成物。
14. 前記製剤が、約３日に１回、約１日に１回、または約１週間に１回の投与ためのものである、請求項６～１３のいずれか１項に記載の医薬組成物。
15. 前記製剤が、約６週間、約３か月間、約６か月間、６か月間超、前記対象の残りの寿命にわたる投与のためのものである、請求項６～１４のいずれか１項に記載の医薬組成物。
16. 再構成液体製剤の調製のための、原薬の凍結乾燥製剤の使用であって、再構成すると、前記再構成液体製剤が、
    （ａ）約２０～３０ｍｇ／ｍｌの濃度の原薬であって、ＰＥＧ分子に共有結合的に結合した配列番号１の配列を含む単離シスタチオニンβ合成酵素（ＣＢＳ）タンパク質を含む前記原薬；
    （ｂ）約１５ｍＭのリン酸カリウム；および
    （ｃ）約８％（ｗ／ｖ）トレハロース
    を含む、使用。