JPWO2020250468A1 - 一次電池 - Google Patents

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Abstract

本開示は、体積容量密度が向上された一次電池を提供する。本開示による一次電池(1)は、多孔質な導電体からなる正極集電体(13b)と、 正極集電体(13b)上に形成され、かつ正極集電体を経由して外部から取り込まれる酸素を拡散する多孔質の正極層(13a)と、を有する正極(13)と、多孔質な導電体からなる負極集電体(12b)と、負極集電体(12b)上に形成され、かつリチウムと窒素からなるリチウム窒化物を有し、放電時に生成される窒素を拡散する多孔質の負極層(12a)と、を有する負極(12)と、正極(13)と負極(12)との間に配置され、かつリチウム塩を含む非水電解液(14)と、を備える。

Description

本開示は、一次電池に関する。
携帯型電子機器市場の拡大とともに、これらの機器に搭載される電池の軽量化、省スペース化がますます重要となっている。正極活物質として空気中の酸素を利用し、電池正極側の軽量化・省スペースを実現する電池として、リチウム空気電池や空気亜鉛電池が知られている。
例えば、特許文献1は、正極活物質に酸素、負極にリチウム金属を用いるリチウム空気電池を開示している。また、正極活物質に酸素、負極に亜鉛金属を用いる空気亜鉛電池が既に実用化されている。これらの電池は正極活物質として空気中の酸素を用いるため、遷移金属酸化物などの固体の正極活物質を電池に含まず、その分の軽量化と省スペースが期待される。
特許第5023936号公報
本開示の目的は、体積容量密度と起電力とが向上された一次電池を提供することにある。
本開示による一次電池は、
多孔質の導電体からなる正極と、多孔質の導電体とリチウム窒化物とからなる負極と、前記正極と前記負極との間に介在する電解質とを含む。
本開示は、体積容量密度と起電力とが向上された一次電池を提供する。
図1は、本開示の実施形態による一次電池の一構成例の概略断面図を示す。 図2は、実施例1で用いられた評価用電池の概略断面図を示す。 図3は、実施例1の定電位放電評価において、正極に流れる電流の時間変化を示す。
<本開示の実施形態>
以下、本開示の実施形態が、図面を参照しながら詳細に説明される。なお、以下の実施形態は一例であり、本開示は以下の実施形態に限定されない。
本実施形態による一次電池は、正極および負極を備える。正極は、酸素(たとえば、空気中の酸素)を正極活物質として用いるように構成されている。すなわち、正極は、酸素(たとえば、空気中の酸素)を電極内部へ拡散させ得るガス拡散電極であり、たとえば多孔質構造を有する。負極は、リチウム窒化物(たとえば、Li3N、Li22やLiN3)を負極活物質として用い、放電により生成した窒素を拡散させ得るガス拡散電極であり、たとえば多孔質構造を有する。本実施形態による一次電池は、正極と負極との間に配置された電解質をさらに備える。
図1は、本開示の実施形態による一次電池の一構成例の概略断面図を示す。以下、本開示の実施形態による一次電池は、「窒素酸素電池」と称される場合がある。
図1に示されている窒素酸素電池1は、電池ケース11と、負極12と、正極13と、非水電解液14とを備えている。非水電解液14は、負極12と正極13との間に配置されている。電池ケース11は、上面側および底面側の両方が開口した筒状部11aと、筒状部11aの底面側の開口を塞ぐように設けられた底部11bと、筒状部11aの上面側の開口を塞ぐように設けられた蓋部11cとを備えている。なお、図示されていないが、電池ケース11は、内部に酸素(たとえば、空気中の酸素)を取り込める構成を有している。たとえば、蓋部11cに、空気を電池ケース11内に取り込むための空気取り込み孔が設けられていてもよい。負極12は、負極層12aと、負極集電体12bとで構成されている。負極層12aは、負極集電体12bと非水電解液14との間に配置されている。正極13は、正極層13aと、正極集電体13bとで構成されている。正極層13aは、正極集電体13bと非水電解液14との間に配置されている。なお、負極12、非水電解液14、および正極13で構成されている積層体の側面には、枠体15が設けられている。また、図示されていないが、窒素酸素電池1は、非水電解液14に含まれたセパレータをさらに備えていてもよい。
正極13の正極層13aは、酸素(たとえば、空気中の酸素)を正極活物質として用いるように構成されている。すなわち、正極層13aは、酸素(たとえば、空気中の酸素)を電極内部へ拡散させ得るガス拡散構造を有する。正極層13aは、ガス拡散構造として、たとえば多孔質構造を有する。正極集電体13bには、図1に示されているような、酸素(たとえば、空気)を正極層13aに取り込むための酸素取り込み孔16が設けられていてもよい。
負極12の負極層12aは、リチウム窒化物(たとえば、LiN、Li、およびLiN)を有した負極活物質を備えている。負極層12aは、放電により生成した窒素を拡散させ得るガス拡散構造を有する。負極層12aは、ガス拡散構造として、たとえば多孔質構造を有する。
正極には正極活物質である酸素が拡散し得る拡散電極が含まれる。負極に含まれるリチウム窒化物は、LiN、Li、およびLiNからなる群から選択される少なくとも1つであってもよい。
たとえば、本実施形態の窒素酸素電池の負極に含まれるリチウム窒化物がLiNであり、放電によって正極で生成されるリチウム酸化物がLiである場合、電池反応は以下のとおりである。
放電反応
負極:2LiN → N+6Li+6e (1)
正極:6Li+6e+3O → 3Li (2)
放電時、式(1)および(2)に示すように、負極からの放電生成物は窒素であり、一方、正極では、電子を取り込むと同時に電池外部から取り込んだ酸素とリチウムイオンとが反応して、リチウム酸化物が生成される。
本実施形態の一次電池において、負極層12がリチウム窒化物としてLiNを有した場合、理論体積容量密度は、リチウム空気二次電池が2061mAh/ccであるのに対し、本実施態様に係る一次電池の理論体積容量密度は2931mAh/ccであり、より高い理論体積容量密度を実現し得る。
また、空気亜鉛電池は高い理論体積容量密度(5855mAh/cc)を有するが、低い理論起電力(1.65V)や、電池を構成するアルカリ性の電解液と空気中の二酸化炭素との反応による寿命劣化など、水系電解液を用いる電池特有の課題を有する。一方、非水電解液を用いる第一の態様に係る一次電池では高い理論起電力(2.52V)を有することと非水系電解液を用いることにより、これらの課題を克服し得る。
次に、このような窒素酸素電池の各構成について詳細に説明する。
1.正極
前述のとおり、正極は、正極層と正極集電体とで構成されていてもよい。以下に、正極層および正極集電体がそれぞれ説明される。
(1)正極層
正極層は、酸素(たとえば、空気中の酸素)を正極活物質として該酸素を還元可能とする材料を含んでいる。そのような材料として、本実施形態における正極層は、たとえば、炭素を含む導電性多孔質体を含んでいる。炭素を含む導電性多孔質体として用いられる炭素材料は、高い電子伝導性を有していてもよい。具体的には、アセチレンブラックおよびケッチェンブラックなどの、一般的に導電助剤として用いられている炭素材料が用いられ得る。これらの炭素材料の中でも、比表面積の点から、ケッチェンブラックなどの導電性炭素ブラックを混合して用いてもよい。なお、ケッチェンブラックにアセチレンブラックを混合してもよい。
正極層は、上記の炭素材料を具備していればよいが、バインダを含有してもよい。バインダとしては、正極層のバインダとして公知の材料を用いることができ、たとえばポリフッ化ビニリデン(PVdF)およびポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などを挙げることができる。正極層におけるバインダの含有量は、特に限定されない。正極層におけるバインダの含有量は、たとえば1質量%以上40質量%以下の範囲内であってもよい。
正極層は、正極層での酸素の酸化還元の促進を目的とした触媒材料を有していてもよい。触媒材料の例は、たとえば、
(i)白金、白金合金、および白金酸化物などの白金化合物、
(ii)ルテニウム、ルテニウム合金、およびルテニウム酸化物などのルテニウム化合物、
(iii)イリジウム、イリジウム合金、およびイリジウム酸化物などのイリジウム化合物、
(iv)チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ガリウム、およびゲルマニウムなどの遷移金属、ならびに遷移金属合金、および
(v)遷移金属酸化物などの遷移金属化合物、
などである。
正極層の厚さは、窒素酸素電池の用途などにより異なるものであるため、特に限定されない。正極層の厚さは、たとえば2μm以上500μm以下の範囲内とすることができ、5μm以上300μm以下の範囲内としてもよい。
正極層の形成方法として、たとえば、次のような方法を用いることができる。たとえば、正極層を構成する多孔質体の原料、バインダ、および昇華性粉末が溶媒中に分散した塗料を作製し、当該塗料を成膜する。この膜を熱処理して昇華性粉末および溶媒を除去する。この結果、所望の孔径を有する細孔を具備する多孔質膜が形成される。その多孔質膜を以下に説明する正極集電体上にたとえば圧着プレスする方法などを用いることによって、正極層を製造し得る。昇華性粉末は、造孔剤として機能する。したがって、上記のように昇華性粉末が用いられて作製された多孔質膜は、所望の細孔構造を実現することができる。
(2)正極集電体
正極集電体は、正極層の集電を行うものである。したがって、正極集電体の材料としては、導電性を有するものであればよく、特に限定されない。正極集電体の材料として、一般的な一次電池の正極集電体としての公知の材料が用いられ得る。正極集電体の材料の例は、たとえばステンレス、ニッケル、アルミニウム、鉄、チタン、および炭素などである。本実施形態における正極集電体の形状としては、たとえば箔状、板状、およびメッシュ(グリッド)状などの集電体に上記の炭素を含む正極層を突き刺して固定するための柱状突起部を有していればよい。集電体の形成方法として、たとえばフォトエッチング法などがある。本実施形態においては、正極集電体の突起部の土台の部分の形状がメッシュ状であってもよい。一部がメッシュ状の正極集電体は、集電効率と酸素供給に優れているからである。この場合、通常、正極集電体のメッシュ部に形成された突起部に突き刺さるように正極層が配置される。さらに、突起部の長さは多孔質体の厚み以上であってよい。集電を確実に行いながら多孔質体の細孔を多く保持することができるためである。突起部が突き刺さることによって消滅する多孔質体の体積を低減しつつ、集電効率を向上させることによって反応面積を増大することができるからである。本実施形態の窒素酸素電池は、メッシュ状の正極集電体により集電された電荷を集電する別の正極集電体(たとえば箔状の集電体)をさらに有していてもよい。本実施形態においては、後述する電池ケースが正極集電体の機能を兼ね備えていてもよい。
正極集電体の厚さは、たとえば10μm以上1000μm以下の範囲内とすることができ、20μm以上400μm以下の範囲内であってもよい。
2.負極
前述のとおり、負極は、負極層を含んでおり、さらに負極集電体を含んでいてもよい。以下に、負極層および負極集電体についてそれぞれ説明する。
(1)負極層
負極層は、窒化リチウム(たとえば、LiN、Li、およびLiN)を含むガス拡散電極を含んでいる。そのような材料として、本実施形態における負極層は、たとえば、LiNを担持させた、炭素を含む導電性多孔質体を含んでいる。炭素を含む導電性多孔質体として用いられる炭素材料は、高い電子伝導性を有していてもよい。具体的には、アセチレンブラックおよびケッチェンブラックなどの、一般的に導電助剤として用いられている炭素材料であってもよい。これらの炭素材料の中でも、比表面積の点から、ケッチェンブラックなどの導電性炭素ブラックを混合して用いてもよい。なお、ケッチェンブラックにアセチレンブラックを混合してもよい。
負極層では上記炭素材料を具備していれば良いが、バインダを含有してもよい。バインダとしては、負極層のバインダとして公知の材料を用いることができ、たとえばポリフッ化ビニリデン(PVdF)およびポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などを挙げることができる。負極層におけるバインダの含有量は、特に限定されない。負極層におけるバインダの含有量は、たとえば1質量%以上40質量%以下の範囲内であってもよい。
負極層は、負極層での窒化リチウムの酸化の促進を目的とした触媒材料を有してもよい。触媒材料の例は、たとえば、
(i)白金、白金合金、および白金酸化物などの白金化合物、
(ii)ルテニウム、ルテニウム合金、およびルテニウム酸化物などのルテニウム化合物、
(iii)イリジウム、イリジウム合金、およびイリジウム酸化物などのイリジウム化合物、
(iv)チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ガリウム、およびゲルマニウムなどの遷移金属、ならびに遷移金属合金、および
(v)遷移金属酸化物などの遷移金属化合物、
などである。
負極層の厚さは、窒素酸素電池の用途などにより異なるものであるため、特に限定されない。負極層の厚さは、たとえば2μm以上500μm以下の範囲内とすることができ、5μm以上300μm以下の範囲内としてもよい。
負極層に含まれる炭素材料の形成方法として、たとえば、次のような方法を用いることができる。たとえば、負極層を構成する多孔質体の原料、バインダ、および昇華性粉末が溶媒中に分散した塗料を作製し、当該塗料を成膜する。この膜を熱処理して昇華性粉末および溶媒を除去する。この結果、所望の孔径を有する細孔を具備する多孔質膜が形成される。その多孔質膜を以下に説明する負極集電体上にたとえば圧着プレスする方法などを用いることによって、負極層を製造し得る。昇華性粉末は、造孔剤として機能する。したがって、上記のように昇華性粉末が用いられて作製された多孔質膜は、所望の細孔構造を実現することができる。
(2)負極集電体
負極集電体は、負極層の集電を行うものである。したがって、負極集電体の材料は、導電性を有するものであればよく、特に限定されない。負極集電体の材料として、一般的な一次電池の負極集電体として公知の材料が用いられ得る。負極集電体の材料の例は、たとえばステンレス、ニッケル、アルミニウム、鉄、チタン、および炭素などである。本実施形態における負極集電体の形状としては、たとえば、箔状、板状、およびメッシュ(グリッド)状などの集電体に、上記の炭素を含む負極層を突き刺して固定するための柱状突起部を有していてもよい。集電体の形成方法として、たとえばフォトエッチング法などがある。本実施形態においては、負極集電体の突起部の土台の部分の形状がメッシュ状であってもよい。一部がメッシュ状の負極集電体は、集電効率と酸素供給に優れているからである。この場合、通常、負極集電体のメッシュ部に形成された突起部に突き刺さるように、負極層が配置される。さらに、突起部の長さは、負極層の厚み以上であってもよい。集電を確実に行いながら、負極層を構成する多孔質体の細孔を多く保持することができるためである。突起部が突き刺さることによって消滅する多孔質体の体積を低減しつつ、集電効率を向上させることによって反応面積を増大することができるからである。本実施形態の窒素酸素電池は、メッシュ状の負極集電体により集電された電荷を集電する別の負極集電体(たとえば箔状の集電体)をさらに有していてもよい。本実施形態においては、後述する電池ケースが負極集電体の機能を兼ね備えていてもよい。
負極集電体の厚さは、たとえば10μm以上1000μm以下の範囲内とすることができ、20μm以上400μm以下の範囲内としてもよい。
3.セパレータ
本実施形態の窒素酸素電池は、正極と負極との間に配置されたセパレータを備えてもよい。正極と負極との間にセパレータが配置されることにより、安全性の高い電池を得ることができる。セパレータは、正極層と負極層とを電気的に分離する機能を有するものであればよく、特に限定されない。セパレータには、たとえば、ポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)などの多孔膜、PEおよびPPなどの樹脂不織布、ガラス繊維不織布、ならびに、紙製の不織布などの、多孔質絶縁材料が用いられ得る。
セパレータの多孔度は、30%以上90%以下であってもよい。多孔度が30%以上の場合、セパレータに電解質を保持させる場合に、セパレータが電解質を十分に保持することができる。多孔度が90%以下の場合、十分なセパレータ強度を得ることができる。セパレータの多孔度は、35%以上60%以下の範囲であってもよい。
セパレータは、電解質内に配置されてもよい。正極集電体に複数の突起部を設ける場合には、複数の突起部の少なくとも一部が、セパレータに接していてもよい。
4.電解質
電解質は、正極と負極との間に配置され、リチウムイオンの伝導を行う。したがって、電解質は、リチウムイオン伝導性を有するもの(すなわち、リチウムイオン伝導体)であればよく、その形態は特には限定されない。電解質は、リチウムの塩を含む有機溶媒系に代表される溶液系、および、リチウムの塩を含む高分子固体電解質の系に代表される固体膜系のいずれの形態でもよい。
電解質が溶液系である場合、たとえば、非水溶媒にリチウム塩を溶解することにより調製される非水電解液が用いられ得る。
非水電解液に電解質として含まれるリチウム塩としては、たとえば、過塩素酸リチウム(LiClO)、六フッ化リン酸リチウム(LiPF)、四フッ化硼酸リチウム(LiBF)、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiCFSO)、およびビストリフルオロメタンスルホニルアミドリチウム(LiN(CFSO)などである。ただし、リチウム塩は、これらに限定されない。リチウム塩には、リチウムイオン電池の非水電解液の電解質として公知のリチウム塩が用いられ得る。
非水溶媒に対する電解質の溶解量は、たとえば0.5モル/L以上2.5モル/L以下である。また、溶液系の電解質(たとえば、非水電解液)を用いる場合、前述のとおり、この非水電解液をセパレータに含浸させて保持することにより、電解質が形成され得る。
非水溶媒としては、リチウムイオン電池の非水電解液の非水溶媒として公知の非水溶媒が用いられ得る。この中でも、テトラエチレングリコールジメチルエーテルなどの鎖状エーテルが溶媒として用いられてもよい。鎖状エーテル系溶媒では、カーボネート系溶媒と比較して、正極内での酸素の酸化還元反応以外の副反応が起こりにくいためである。
非水溶媒は、酸素および/または窒素の溶解度を上げることを目的とする1種類以上の添加剤を含んでいてもよい。添加剤の例は、Tris(2,2,2-trifluoroethyl)phosphite、Tris(2,2,2-trifluoroethyl)borane、Tris(2,2,2-trifluoroethyl) Phosphate、Tris(2,2,2-trifluoroethyl)orthoformate、Tris(1,1,1,3,3,3-hexafluoro-2-propyl) Phosphite、Tris(hexafluoroisopropyl) Borate、Tris(pentafluorophenyl)borate、Tris(pentafluorophenyl)phosphine、Methyl Nonafluorobutyl Ether、1,1,2,2-tetrafluoroethyl 2,2,3,3-tetrafluoropropyl ether、1,2-(1,1,2,2-tetrafluoroethoxy)ethane、および1,1,1,2,2,3,3,4,4-nonafluoro-6-propoxy-hexaneなどである。
5.電池ケース
本実施形態の窒素酸素電池の電池ケースは、前述した正極、負極、および電解質を収納できればよいため、特には限定されない。したがって、本実施形態の窒素酸素電池の電池ケースは、図1に示されているような電池ケース11に限定されない。本実施形態の窒素酸素電池には、コイン型、平板型、円筒型、およびラミネート型などの様々な電池ケースが用いられ得る。また、電池ケースは、大気開放型の電池ケースであってもよいし、密閉型の電池ケースであってもよい。なお、大気開放型の電池ケースとは、大気が出入りできる通風口を有しており、大気が正極と接触可能なケースである。一方、密閉型電池ケースの場合は、密閉型電池ケースに、気体(たとえば、空気)の供給管および排出管が設けられてもよい。この場合、供給および排出される気体は、乾燥気体であってもよい。上記気体は、酸素濃度が高くてもよく、純酸素(99.9999%)であってもよい。
(実施例)
以下、実施例により、本開示がさらに詳細に説明される。なお、以下の実施例は一例であり、本開示は以下の実施例に限定されない。
(実施例1)
実施例1では、本開示の窒素酸素電池の開放端電圧と放電特性が評価された。
図2は、実施例1で用いられた評価用電池の概略断面図を示す。評価用電池2は、電池ケース21、負極22、正極23、および電解質24を備えていた。負極22、電解質24、および正極23で構成されている積層体の側面には、枠体25が設けられていた。電池ケース21は、筒状部21aと、筒状部21aの底面側に設けられた底部21bと、筒状部21aの上面側の蓋部21cとを備えていた。また、電池ケース21は、電池ケース21内部の雰囲気制御用のバルブ27をさらに備えていた。
負極22は、負極層22aと、負極集電体22bとで構成されていた。負極22は、電池ケース21の底部21bの内底面上に配置された。負極22の負極集電体22bが、電池ケース21の底部21bの内底面と接していた。
正極23は、正極層23aと、正極集電体23bとで構成されていた。正極層23aは、正極集電体23bと電解質24との間に配置されていた。正極集電体23bには、酸素取り込み孔26が設けられていた。
なお、図示されていないが、評価用電池2は、電解質24に含まれたセパレータを備えていた。
評価用電池2は、以下のように作製された。
[正極]
炭素を含む導電性多孔質体を形成する材料として、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製「ケッチェンブラック EC600JD」、デンカ株式会社製「アセチレンブラック HS100−L」、および東洋炭素株式会社製「クノーベルCNovel P(3)10」が用いられた。これらの炭素材料の粉末と、界面活性剤溶液である日本乳化剤株式会社製「ニューコール 1308−FA(90)」と、造孔剤の機能を担う昇華性粉末としての日本触媒株式会社製「フマル酸」とを混合して攪拌し、混合物を得た。なお、フマル酸は、あらかじめジェットミルにて粉末状に粉砕されて、昇華性粉末として用いられた。「ケッチェンブラック EC600JD」と、「アセチレンブラック HS100−L」と、「クノーベルCNovel P(3)10」との質量比は、この順に、2:2:3であった。得られた混合物を冷却した後、この混合物にバインダとして旭硝子株式会社製「FluonR PTFE AD AD911E」が添加され、再び攪拌された。なお、バインダは、炭素材料(すなわち、「ケッチェンブラックEC600JD」と、「アセチレンブラックHS100−L」と、「クノーベルCNovel P(3)10」との合計)とバインダとの質量比が7:3となるように添加された。得られた混合物がロールプレスにより圧延され、シートが作製された。得られたシートが焼成炉にて320℃で焼成され、水分、界面活性剤、および昇華性粉末が除去された。シートが再度ロールプレスにより圧延され、厚み200μmに調整されて正極層23aが得られた。
正極集電体23bとして、メッシュ状集電体と、メッシュ状集電体のメッシュ面に配置された複数の突起部とで構成された、SUS316からなる構造体が作製された。突起部は、メッシュ状集電体のメッシュ面に対して垂直な方向に延びていた。突起部は、底面が直径200μmの円であって、かつ高さが200μmの円柱であった。複数の突起部は、突起部間距離1200μmで配置されていた。メッシュ状集電体の開口部が、酸素取り込み孔26を構成していた。
正極集電体23bが、突起部が設けられている面が正極層23aと接するように、正極層23aに添付された。これにより、正極23が得られた。
[負極]
11.72mgのLiNと、11.72mgのアセチレンブラック(デンカ株式会社製「アセチレンブラック HS100−L」)と、5.86mgのPTFEを混ぜ、メノウ乳鉢を用いて粉砕混合した。このようにして得られた混合物が、負極合剤として用いられた。
負極集電体22bとして、正極集電体23bと同じ構成を有する構造体が用いられた。
負極集電体22bの突起部が設けられている面に、上記した負極合剤を用いて、厚さ233μmの負極層22aが形成された。これにより、負極22が得られた。
[電解質]
非水電解液が電解質24として用いられた。非水電解液には、非水溶媒であるテトラエチレングリコールジメチルエーテル(TEGDME、キシダ化学社製)に、リチウム塩としてLiTFSA(リチウムビストリフルオロメタンスルホニルアミド、キシダ化学社製)を溶解させた溶液が用いられた。この非水電解液は、TEGDMEにLiTFSAを1mol/Lの濃度となるように添加し、これを露点−50度以下のドライエア雰囲気下で一晩攪拌して混合および溶解させることによって得られた。
[評価用電池の作製]
上記の正極23、負極22、および電解質24を用いて、評価用電池2が作製された。なお、セパレータとして、ガラス繊維セパレータが用いられた。正極23(すなわち、正極層23aおよび正極集電体23b)、セパレータ(図示せず)、電解質24、および負極22(すなわち、負極層22aおよび負極集電体22b)が、図2に示されているように配置されて、評価用電池2が作製された。バルブ27を通して電池ケース21内部に空気が供給されることによって、電池ケース21内部が空気で満たされた。電池ケース21内部を満たす空気は、露点が−60℃以下になるように乾燥させた空気であった。バルブ27を閉めることによって、電池ケース21の内部が密閉された。
[評価試験]
実施例1の評価用電池の開放端電圧は2.13Vであった。次に、正極23の負極22に対する電位を0.1Vとし、負極22から正極23に流れる電荷の積算値が測定され(定電位放電評価)、その結果はLi3Nの放電体積容量密度は、189mAh/ccであった。また、図3は上記定電位放電評価において、正極に流れる電流の時間変化を示す図である。図3において、横軸は正極に電流を流した通電時間、縦軸は正極に流れる電流を示す。
以上の結果から分るように、本実施例の一次電池は、正極に酸素の還元反応、負極に窒化リチウムの酸化反応を用いることで、高い放電体積容量密度が期待できる窒素酸素電池が実際に放電可能であることが実証された。
また、本実施例の一次電池は、開放端電圧(電池電圧)2.13Vが得られ、空気亜鉛電池の理論起電力1.65Vに比べて高い電池電圧が得られることが実証された。
1 一次電池(窒素酸素電池)
2 評価用電池
11 電池ケース
11a 筒状部
11b 底部
11c 蓋部
12 負極
12a 負極層
12b 負極集電体
13 正極
13a 正極層
13b 正極集電体
14 非水電解液
15 枠体
16 酸素取り込み孔
21 電池ケース
21a 筒状部
21b 底部
21c 蓋部
22 負極
22a 負極層
22b 負極集電体
23 正極
23a 正極層
23b 正極集電体
24 電解質
25 枠体
26 酸素取り込み孔
27 雰囲気制御用バルブ

Claims (3)

  1. 多孔質な導電体からなる正極集電体と、
    前記正極集電体上に形成され、かつ前記正極集電体を経由して外部から取り込まれる酸素を拡散する多孔質の正極層と、
    を有する正極と、
    多孔質な導電体からなる負極集電体と、
    前記負極集電体上に形成され、かつリチウムと窒素からなるリチウム窒化物を有し、放電時に生成される窒素を拡散する多孔質の負極層と、を有する負極と、
    前記正極と前記負極との間に配置され、かつリチウム塩を含む非水電解液と、
    を備えた一次電池。
  2. 前記リチウム窒化物は、LiN、Li、およびLiNから選択される少なくとも1つである、請求項1に記載の一次電池。
  3. 前記リチウム窒化物は、LiNである、請求項1に記載の一次電池。
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