JPWO2020205934A5 - - Google Patents
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上文は、明確さと理解のために、図及び実施例としてある程度詳細に記述されているが、本開示の趣旨を逸脱することなく数多くの様々な修正がなされ得ることが、当業者によって理解される。したがって、本明細書に開示される形態は例示にすぎず、本開示の範囲を限定することは意図されていないが、それどころか本発明の真の範囲及び趣旨に沿った全ての修正及び代替案を包含することも明確に理解するべきである。
本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔1〕以下の構造を有する式(I)の化合物であって、
[化1]
式中、
R 1 は、非置換若しくは置換C 2 アルケニル、非置換若しくは置換C 2 アルキニル、非置換若しくは置換単環式ヘテロアリール、非置換若しくは置換二環式ヘテロアリール、又は、非置換若しくは置換単環式ヘテロシクリルであり、前記C 2 アルケニル、前記C 2 アルキニル、非置換C 1-4 ハロアルキル、及び前記単環式ヘテロアリールが置換されているとき、前記C 2 アルケニル、前記C 2 アルキニル、及び前記単環式ヘテロアリールは、独立して、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、非置換単環式C 3-6 シクロアルキル、及びヒドロキシ置換単環式C 3-6 シクロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、
R 2 及びR 3 は、独立して、水素、非置換若しくは置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、及び非置換C 1-5 アルコキシアルキルからなる群から選択され、前記単環式C 3-6 シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルが置換されているとき、前記単環式C 3-6 シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルは、独立して、ハロゲン又はヒドロキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、前記C 1-4 アルキルが置換されているとき、前記C 1-4 アルキルは、ホスフェート、O-結合型α-アミノ酸、及びO-カルボキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、ただし、R 2 及びR 3 のうち少なくとも1つは水素ではないか、又は、
R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、又は非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成しており、前記C 3-6 シクロアルキル及び3~6員ヘテロシクリルが置換されているとき、前記C 3-6 シクロアルキル及び前記3~6員ヘテロシクリルは、独立して、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されており、
R 4 及びR 5 は、独立して、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、重水素化C 1-4 アルキル、又は非置換C 2-4 アルケニルであり、
R 6 は、水素、非置換C 1-4 アルキル、重水素化C 1-4 アルキル、又は非置換C 3-4 アルケニルであり、
ただし、R 4 、R 5 及びR 6 のうちの少なくとも1つは水素ではないか、又は、
R 5 は、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、又は非置換C 2-4 アルケニルであり、R 4 及びR 6 は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成しており、
X 1 は、CR A 又はNであり、
R 7a 、R 7b 、R 7c 及びR 7d は、独立して、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 ハロアルキル、シアノ、又は非置換C 1-4 アルコキシであり、
R 8 は、水素、-CH 2 OC(=O)-(非置換C 1-4 アルキル)、-CH 2 OC(=O)-O(非置換C 1-4 アルキル)、-CH 2 -(α-アミノ酸)又は-CH 2 -リン酸であり、
R A は、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 ハロアルキル、又はシアノである、
化合物、又はその薬学的に許容される塩。
〔2〕R 2 及びR 3 は、独立して、水素、非置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、及び非置換C 1-5 アルコキシアルキルからなる群から選択され、前記単環式C 3-6 シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルが置換されているとき、前記単環式C 3-6 シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルは、独立して、ハロゲン又はヒドロキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている、前記〔1〕に記載の化合物。
〔3〕R 2 及びR 3 は、それぞれ、非置換C 1-4 アルキルである、前記〔2〕に記載の化合物。
〔4〕R 2 及びR 3 は、独立して、水素、置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、及び非置換C 1-5 アルコキシアルキルからなる群から選択され、前記C 1-4 アルキルは、ホスフェート、O-結合型α-アミノ酸、及びO-カルボキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている、前記〔1〕に記載の化合物。
〔5〕R 2 及びR 3 のうちの1つは水素である、前記〔1〕~〔4〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔6〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換C 1-4 アルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔7〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、置換C 1-4 アルキルであり、前記C 1-4 アルキルが置換されているとき、前記C 1-4 アルキルは、ホスフェート、O-結合型α-アミノ酸及びO-カルボキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている、前記〔5〕に記載の化合物。
〔8〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔9〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換単環式C 3-6 シクロアルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔10〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、置換単環式C 3-6 シクロアルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔11〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換単環式3~6員ヘテロシクリルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔12〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、置換単環式3~6員ヘテロシクリルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔13〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔14〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換C 1-5 アルコキシアルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔15〕R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、又は非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成しており、前記C 3-6 シクロアルキル及び3~6員ヘテロシクリルが置換されているとき、前記C 3-6 シクロアルキル及び前記3~6員ヘテロシクリルは、独立して、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている、前記〔1〕に記載の化合物。
〔16〕R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換単環式C 3-6 シクロアルキルを形成する、前記〔15〕に記載の化合物。
〔17〕R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、置換単環式C 3-6 シクロアルキルを形成する、前記〔15〕に記載の化合物。
〔18〕R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成する、前記〔55〕に記載の化合物。
〔19〕R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成する、前記〔15〕に記載の化合物。
〔20〕前記単環式3~6員ヘテロシクリルは、非置換若しくは置換オキセタン、非置換若しくは置換チエタン、非置換若しくは置換
[化2]
、非置換若しくは置換
[化3]
、非置換若しくは置換
[化4]
、非置換若しくは置換
[化5]
、非置換若しくは置換
[化6]
、及び非置換若しくは置換
[化7]
からなる群から選択される、前記〔18〕又は〔19〕に記載の化合物。
〔21〕R 4 は水素である、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔22〕R 4 はハロゲンである、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔23〕R 4 は非置換C 1-4 アルキルである、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔24〕R 4 は重水素化C 1-4 アルキルである、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔25〕R 5 は水素である、前記〔1〕~〔24〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔26〕R 5 はハロゲンである、前記〔1〕~〔24〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔27〕R 5 は非置換C 1-4 アルキルである、前記〔1〕~〔24〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔28〕R 6 は非置換C 1-4 アルキルである、前記〔1〕~〔27〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔29〕R 6 は非置換C 3-4 アルケニルである、前記〔1〕~〔27〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔30〕R 5 は水素であり、R 4 及びR 6 は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成する、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔31〕R 5 はハロゲンであり、R 4 及びR 6 は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成する、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔32〕R 5 は非置換C 1-4 アルキルであり、R 4 及びR 6 は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成する、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔33〕R 5 は非置換C 2-4 アルケニルであり、R 4 及びR 6 は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成する、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔34〕X 1 はNである、前記〔1〕~〔33〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔35〕X 1 はCR A である、前記〔1〕~〔33〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔36〕R A は水素である、前記〔35〕に記載の化合物。
〔37〕R A はハロゲンである、前記〔35〕に記載の化合物。
〔38〕R A は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔35〕に記載の化合物。
〔39〕R A はシアノである、前記〔35〕に記載の化合物。
〔40〕R A は非置換C 1-4 アルコキシである、前記〔35〕に記載の化合物。
〔41〕R 7a は水素である、前記〔1〕~〔40〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔42〕R 7a はハロゲンである、前記〔1〕~〔40〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔43〕R 7a は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔1〕~〔40〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔44〕R 7a はシアノである、前記〔1〕~〔40〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔45〕R 7a は非置換C 1-4 アルコキシである、前記〔1〕~〔40〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔46〕R 7b は水素である、前記〔1〕~〔45〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔47〕R 7b はハロゲンである、前記〔1〕~〔45〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔48〕R 7b は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔1〕~〔45〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔49〕R 7b はシアノである、前記〔1〕~〔45〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔50〕R 7b は非置換C 1-4 アルコキシである、前記〔1〕~〔45〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔51〕R 7c は水素である、前記〔1〕~〔50〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔52〕R 7c はハロゲンである、前記〔1〕~〔50〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔53〕R 7c は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔1〕~〔50〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔54〕R 7c はシアノである、前記〔1〕~〔50〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔55〕R 7c は非置換C 1-4 アルコキシである、前記〔1〕~〔50〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔56〕R 7d は水素である、前記〔1〕~〔55〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔57〕R 7d はハロゲンである、前記〔1〕~〔55〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔58〕R 7d は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔1〕~〔55〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔59〕R 7d はシアノである、前記〔1〕~〔55〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔60〕R 7d は非置換C 1-4 アルコキシである、前記〔1〕~〔55〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔61〕R 1 は非置換C 2 アルケニルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔62〕R 1 は置換C 2 アルケニルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔63〕R 1 は非置換C 2 アルキニルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔64〕R 1 は置換C 2 アルキニルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔65〕R 1 は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔66〕R 1 は非置換単環式ヘテロアリールである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔67〕R 1 は置換単環式ヘテロアリールである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔68〕R 1 は非置換二環式ヘテロアリールである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔69〕R 1 は置換二環式ヘテロアリールである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔70〕R 1 は非置換単環式ヘテロシクリルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔71〕R 1 は置換単環式ヘテロシクリルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔72〕R 8 は水素である、前記〔1〕~〔71〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔73〕R 8 は-CH 2 OC(=O)-(非置換C 1-4 アルキル)である、前記〔1〕~〔71〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔74〕R 8 は-CH 2 OC(=O)-O(非置換C 1-4 アルキル)である、前記〔1〕~〔71〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔75〕R 8 は-CH 2 -(α-アミノ酸)である、前記〔1〕~〔71〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔76〕R 8 は-CH 2 -ホスフェートである、前記〔1〕~〔71〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔77〕前記化合物が、
[化8]
[化9]
[化10]
[化11]
[化12]
[化13]
からなる群から選択される、前記〔1〕に記載の化合物、又は上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
〔78〕前記化合物が、
[化14]
[化15]
[化16]
[化17]
[化18]
からなる群から選択される、前記〔1〕に記載の化合物、又は上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
〔79〕前記化合物が、
[化19]
[化20]
[化21]
[化22]
からなる群から選択される、前記〔78〕又は〔79〕に記載の化合物、又は上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
〔80〕 [化23]
[化24]
からなる群から選択される、化合物、又は上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
〔81〕有効量の前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩と、賦形剤と、を含む、医薬組成物。
〔82〕B型肝炎の治療のための薬剤の調製における、前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物の使用。
〔83〕D型肝炎の治療のための薬剤の調製における、前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物の使用。
〔84〕前記使用が、インターフェロン、ヌクレオシド類似体、ヌクレオチド類似体、配列特異的オリゴヌクレオチド、核酸ポリマー、エントリー阻害剤、及び小分子免疫調節剤からなる群から選択される、1つ以上の追加の薬剤の使用を含む、前記〔82〕~〔83〕のいずれか一項に記載の使用。
〔85〕前記1つ以上の追加の薬剤が、組み換えインターフェロンα2b、IFN-α、PEG-IFN-α-2a、ラミブジン、テルビブジン、アデホビルジピボキシル、クレブジン、エンテカビル、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルジソプロキシルからなる群から選択される、前記〔84〕に記載の使用。
〔86〕B型肝炎の治療に使用するための、前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔87〕D型肝炎の治療に使用するための、前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔88〕前記化合物が、インターフェロン、ヌクレオシド類似体、ヌクレオチド類似体、配列特異的オリゴヌクレオチド、核酸ポリマー、エントリー阻害剤、及び小分子免疫調節剤からなる群から選択される、1つ以上の追加の薬剤と組み合わせて使用される、前記〔86〕~〔87〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔89〕前記1つ以上の追加の薬剤が、組み換えインターフェロンα2b、IFN-α、PEG-IFN-α-2a、ラミブジン、テルビブジン、アデホビルジピボキシル、クレブジン、エンテカビル、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルジソプロキシルからなる群から選択される、前記〔88〕に記載の化合物。
〔90〕対象におけるB型肝炎を治療するための方法であって、有効量の前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物を、B型肝炎に罹患している、治療を必要とする前記対象に投与することを含む、方法。
〔91〕対象におけるD型肝炎を治療するための方法であって、有効量の前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物を、D型肝炎に罹患している、治療を必要とする前記対象に投与することを含む、方法。
〔92〕インターフェロン、ヌクレオシド類似体、ヌクレオチド類似体、配列特異的オリゴヌクレオチド、核酸ポリマー、エントリー阻害剤、及び小分子免疫調節剤からなる群から選択される追加の薬剤を投与することを更に含む、前記〔90〕~〔91〕のいずれか一項に記載の方法。
〔93〕前記追加の薬剤が、組み換えインターフェロンα2b、IFN-α、PEG-IFN-α-2a、ラミブジン、テルビブジン、アデホビルジピボキシル、クレブジン、エンテカビル、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルジソプロキシルからなる群から選択される、前記〔92〕に記載の方法。
本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔1〕以下の構造を有する式(I)の化合物であって、
[化1]
式中、
R 1 は、非置換若しくは置換C 2 アルケニル、非置換若しくは置換C 2 アルキニル、非置換若しくは置換単環式ヘテロアリール、非置換若しくは置換二環式ヘテロアリール、又は、非置換若しくは置換単環式ヘテロシクリルであり、前記C 2 アルケニル、前記C 2 アルキニル、非置換C 1-4 ハロアルキル、及び前記単環式ヘテロアリールが置換されているとき、前記C 2 アルケニル、前記C 2 アルキニル、及び前記単環式ヘテロアリールは、独立して、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、非置換単環式C 3-6 シクロアルキル、及びヒドロキシ置換単環式C 3-6 シクロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、
R 2 及びR 3 は、独立して、水素、非置換若しくは置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、及び非置換C 1-5 アルコキシアルキルからなる群から選択され、前記単環式C 3-6 シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルが置換されているとき、前記単環式C 3-6 シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルは、独立して、ハロゲン又はヒドロキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、前記C 1-4 アルキルが置換されているとき、前記C 1-4 アルキルは、ホスフェート、O-結合型α-アミノ酸、及びO-カルボキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、ただし、R 2 及びR 3 のうち少なくとも1つは水素ではないか、又は、
R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、又は非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成しており、前記C 3-6 シクロアルキル及び3~6員ヘテロシクリルが置換されているとき、前記C 3-6 シクロアルキル及び前記3~6員ヘテロシクリルは、独立して、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されており、
R 4 及びR 5 は、独立して、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、重水素化C 1-4 アルキル、又は非置換C 2-4 アルケニルであり、
R 6 は、水素、非置換C 1-4 アルキル、重水素化C 1-4 アルキル、又は非置換C 3-4 アルケニルであり、
ただし、R 4 、R 5 及びR 6 のうちの少なくとも1つは水素ではないか、又は、
R 5 は、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、又は非置換C 2-4 アルケニルであり、R 4 及びR 6 は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成しており、
X 1 は、CR A 又はNであり、
R 7a 、R 7b 、R 7c 及びR 7d は、独立して、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 ハロアルキル、シアノ、又は非置換C 1-4 アルコキシであり、
R 8 は、水素、-CH 2 OC(=O)-(非置換C 1-4 アルキル)、-CH 2 OC(=O)-O(非置換C 1-4 アルキル)、-CH 2 -(α-アミノ酸)又は-CH 2 -リン酸であり、
R A は、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 ハロアルキル、又はシアノである、
化合物、又はその薬学的に許容される塩。
〔2〕R 2 及びR 3 は、独立して、水素、非置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、及び非置換C 1-5 アルコキシアルキルからなる群から選択され、前記単環式C 3-6 シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルが置換されているとき、前記単環式C 3-6 シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルは、独立して、ハロゲン又はヒドロキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている、前記〔1〕に記載の化合物。
〔3〕R 2 及びR 3 は、それぞれ、非置換C 1-4 アルキルである、前記〔2〕に記載の化合物。
〔4〕R 2 及びR 3 は、独立して、水素、置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、及び非置換C 1-5 アルコキシアルキルからなる群から選択され、前記C 1-4 アルキルは、ホスフェート、O-結合型α-アミノ酸、及びO-カルボキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている、前記〔1〕に記載の化合物。
〔5〕R 2 及びR 3 のうちの1つは水素である、前記〔1〕~〔4〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔6〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換C 1-4 アルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔7〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、置換C 1-4 アルキルであり、前記C 1-4 アルキルが置換されているとき、前記C 1-4 アルキルは、ホスフェート、O-結合型α-アミノ酸及びO-カルボキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている、前記〔5〕に記載の化合物。
〔8〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔9〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換単環式C 3-6 シクロアルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔10〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、置換単環式C 3-6 シクロアルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔11〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換単環式3~6員ヘテロシクリルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔12〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、置換単環式3~6員ヘテロシクリルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔13〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔14〕R 2 及びR 3 のうちの他方は、非置換C 1-5 アルコキシアルキルである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔15〕R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、又は非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成しており、前記C 3-6 シクロアルキル及び3~6員ヘテロシクリルが置換されているとき、前記C 3-6 シクロアルキル及び前記3~6員ヘテロシクリルは、独立して、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている、前記〔1〕に記載の化合物。
〔16〕R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換単環式C 3-6 シクロアルキルを形成する、前記〔15〕に記載の化合物。
〔17〕R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、置換単環式C 3-6 シクロアルキルを形成する、前記〔15〕に記載の化合物。
〔18〕R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成する、前記〔55〕に記載の化合物。
〔19〕R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成する、前記〔15〕に記載の化合物。
〔20〕前記単環式3~6員ヘテロシクリルは、非置換若しくは置換オキセタン、非置換若しくは置換チエタン、非置換若しくは置換
[化2]
、非置換若しくは置換
[化3]
、非置換若しくは置換
[化4]
、非置換若しくは置換
[化5]
、非置換若しくは置換
[化6]
、及び非置換若しくは置換
[化7]
からなる群から選択される、前記〔18〕又は〔19〕に記載の化合物。
〔21〕R 4 は水素である、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔22〕R 4 はハロゲンである、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔23〕R 4 は非置換C 1-4 アルキルである、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔24〕R 4 は重水素化C 1-4 アルキルである、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔25〕R 5 は水素である、前記〔1〕~〔24〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔26〕R 5 はハロゲンである、前記〔1〕~〔24〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔27〕R 5 は非置換C 1-4 アルキルである、前記〔1〕~〔24〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔28〕R 6 は非置換C 1-4 アルキルである、前記〔1〕~〔27〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔29〕R 6 は非置換C 3-4 アルケニルである、前記〔1〕~〔27〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔30〕R 5 は水素であり、R 4 及びR 6 は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成する、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔31〕R 5 はハロゲンであり、R 4 及びR 6 は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成する、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔32〕R 5 は非置換C 1-4 アルキルであり、R 4 及びR 6 は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成する、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔33〕R 5 は非置換C 2-4 アルケニルであり、R 4 及びR 6 は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成する、前記〔1〕~〔20〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔34〕X 1 はNである、前記〔1〕~〔33〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔35〕X 1 はCR A である、前記〔1〕~〔33〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔36〕R A は水素である、前記〔35〕に記載の化合物。
〔37〕R A はハロゲンである、前記〔35〕に記載の化合物。
〔38〕R A は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔35〕に記載の化合物。
〔39〕R A はシアノである、前記〔35〕に記載の化合物。
〔40〕R A は非置換C 1-4 アルコキシである、前記〔35〕に記載の化合物。
〔41〕R 7a は水素である、前記〔1〕~〔40〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔42〕R 7a はハロゲンである、前記〔1〕~〔40〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔43〕R 7a は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔1〕~〔40〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔44〕R 7a はシアノである、前記〔1〕~〔40〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔45〕R 7a は非置換C 1-4 アルコキシである、前記〔1〕~〔40〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔46〕R 7b は水素である、前記〔1〕~〔45〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔47〕R 7b はハロゲンである、前記〔1〕~〔45〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔48〕R 7b は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔1〕~〔45〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔49〕R 7b はシアノである、前記〔1〕~〔45〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔50〕R 7b は非置換C 1-4 アルコキシである、前記〔1〕~〔45〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔51〕R 7c は水素である、前記〔1〕~〔50〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔52〕R 7c はハロゲンである、前記〔1〕~〔50〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔53〕R 7c は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔1〕~〔50〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔54〕R 7c はシアノである、前記〔1〕~〔50〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔55〕R 7c は非置換C 1-4 アルコキシである、前記〔1〕~〔50〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔56〕R 7d は水素である、前記〔1〕~〔55〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔57〕R 7d はハロゲンである、前記〔1〕~〔55〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔58〕R 7d は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔1〕~〔55〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔59〕R 7d はシアノである、前記〔1〕~〔55〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔60〕R 7d は非置換C 1-4 アルコキシである、前記〔1〕~〔55〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔61〕R 1 は非置換C 2 アルケニルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔62〕R 1 は置換C 2 アルケニルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔63〕R 1 は非置換C 2 アルキニルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔64〕R 1 は置換C 2 アルキニルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔65〕R 1 は非置換C 1-4 ハロアルキルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔66〕R 1 は非置換単環式ヘテロアリールである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔67〕R 1 は置換単環式ヘテロアリールである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔68〕R 1 は非置換二環式ヘテロアリールである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔69〕R 1 は置換二環式ヘテロアリールである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔70〕R 1 は非置換単環式ヘテロシクリルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔71〕R 1 は置換単環式ヘテロシクリルである、前記〔1〕~〔60〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔72〕R 8 は水素である、前記〔1〕~〔71〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔73〕R 8 は-CH 2 OC(=O)-(非置換C 1-4 アルキル)である、前記〔1〕~〔71〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔74〕R 8 は-CH 2 OC(=O)-O(非置換C 1-4 アルキル)である、前記〔1〕~〔71〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔75〕R 8 は-CH 2 -(α-アミノ酸)である、前記〔1〕~〔71〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔76〕R 8 は-CH 2 -ホスフェートである、前記〔1〕~〔71〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔77〕前記化合物が、
[化8]
[化9]
[化10]
[化11]
[化12]
[化13]
からなる群から選択される、前記〔1〕に記載の化合物、又は上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
〔78〕前記化合物が、
[化14]
[化15]
[化16]
[化17]
[化18]
からなる群から選択される、前記〔1〕に記載の化合物、又は上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
〔79〕前記化合物が、
[化19]
[化20]
[化21]
[化22]
からなる群から選択される、前記〔78〕又は〔79〕に記載の化合物、又は上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
〔80〕 [化23]
[化24]
からなる群から選択される、化合物、又は上記のいずれかの薬学的に許容される塩。
〔81〕有効量の前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩と、賦形剤と、を含む、医薬組成物。
〔82〕B型肝炎の治療のための薬剤の調製における、前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物の使用。
〔83〕D型肝炎の治療のための薬剤の調製における、前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物の使用。
〔84〕前記使用が、インターフェロン、ヌクレオシド類似体、ヌクレオチド類似体、配列特異的オリゴヌクレオチド、核酸ポリマー、エントリー阻害剤、及び小分子免疫調節剤からなる群から選択される、1つ以上の追加の薬剤の使用を含む、前記〔82〕~〔83〕のいずれか一項に記載の使用。
〔85〕前記1つ以上の追加の薬剤が、組み換えインターフェロンα2b、IFN-α、PEG-IFN-α-2a、ラミブジン、テルビブジン、アデホビルジピボキシル、クレブジン、エンテカビル、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルジソプロキシルからなる群から選択される、前記〔84〕に記載の使用。
〔86〕B型肝炎の治療に使用するための、前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔87〕D型肝炎の治療に使用するための、前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔88〕前記化合物が、インターフェロン、ヌクレオシド類似体、ヌクレオチド類似体、配列特異的オリゴヌクレオチド、核酸ポリマー、エントリー阻害剤、及び小分子免疫調節剤からなる群から選択される、1つ以上の追加の薬剤と組み合わせて使用される、前記〔86〕~〔87〕のいずれか一項に記載の化合物。
〔89〕前記1つ以上の追加の薬剤が、組み換えインターフェロンα2b、IFN-α、PEG-IFN-α-2a、ラミブジン、テルビブジン、アデホビルジピボキシル、クレブジン、エンテカビル、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルジソプロキシルからなる群から選択される、前記〔88〕に記載の化合物。
〔90〕対象におけるB型肝炎を治療するための方法であって、有効量の前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物を、B型肝炎に罹患している、治療を必要とする前記対象に投与することを含む、方法。
〔91〕対象におけるD型肝炎を治療するための方法であって、有効量の前記〔1〕~〔80〕のいずれか一項に記載の化合物を、D型肝炎に罹患している、治療を必要とする前記対象に投与することを含む、方法。
〔92〕インターフェロン、ヌクレオシド類似体、ヌクレオチド類似体、配列特異的オリゴヌクレオチド、核酸ポリマー、エントリー阻害剤、及び小分子免疫調節剤からなる群から選択される追加の薬剤を投与することを更に含む、前記〔90〕~〔91〕のいずれか一項に記載の方法。
〔93〕前記追加の薬剤が、組み換えインターフェロンα2b、IFN-α、PEG-IFN-α-2a、ラミブジン、テルビブジン、アデホビルジピボキシル、クレブジン、エンテカビル、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルジソプロキシルからなる群から選択される、前記〔92〕に記載の方法。
Claims (35)
- 以下の構造を有する式(I)の化合物であって、
式中、
R1は、非置換若しくは置換C2アルケニル、又は非置換若しくは置換C2アルキニルであり、前記C2アルケニル及び前記C2アルキニルが置換されているとき、前記C2アルケニル及び前記C2アルキニルは、独立して、ハロゲン、非置換C1-4アルキル、非置換C1-4ハロアルキル、非置換C1-4ヒドロキシアルキル、非置換単環式C3-6シクロアルキル、及びヒドロキシ置換単環式C3-6シクロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で独立して置換されており、
R2及びR3は、独立して、水素、非置換若しくは置換C1-4アルキル、非置換C1-4ハロアルキル、非置換若しくは置換単環式C3-6シクロアルキル、非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリル、非置換C1-4ヒドロキシアルキル、及び非置換C1-5アルコキシアルキルからなる群から選択され、前記単環式C3-6シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルが置換されているとき、前記単環式C3-6シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルは、独立してハロゲン及びヒドロキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で独立して置換されており、前記C1-4アルキルが置換されているとき、前記C1-4アルキルは、ホスフェート、O-結合型α-アミノ酸、及びO-カルボキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、ただし、R2及びR3のうち少なくとも1つは水素ではないか、又は、
R2及びR3は、R2及びR3が結合している炭素と一緒になって、非置換若しくは置換単環式C3-6シクロアルキル、又は非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成しており、前記C3-6シクロアルキル及び3~6員ヘテロシクリルが置換されているとき、前記C3-6シクロアルキル及び前記3~6員ヘテロシクリルは、独立してハロゲン及びヒドロキシからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で独立して置換されており、
R4及びR5は、独立して、水素、ハロゲン、非置換C1-4アルキル、重水素化C1-4アルキル、又は非置換C2-4アルケニルであり、
R6は、水素、非置換C1-4アルキル、重水素化C1-4アルキル、又は非置換C3-4アルケニルであり、
ただし、R4、R5及びR6のうちの少なくとも1つは水素ではないか、又は、
R5は、水素、ハロゲン、非置換C1-4アルキル、又は非置換C2-4アルケニルであり、R4及びR6は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成しており、
X1は、CRA又はNであり、
R A は、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 ハロアルキル、又はシアノであり、
R7a、R7b、R7c及びR7dは、独立して、水素、ハロゲン、非置換C1-4ハロアルキル、シアノ、又は非置換C1-4アルコキシであり、
R8は、-CH2OC(=O)-(非置換C1-4アルキル)、-CH2OC(=O)-O(非置換C1-4アルキル)、-CH2-(α-アミノ酸)又は-CH2-リン酸である、
化合物、又はその薬学的に許容される塩。 - 以下の構造を有する式(I)の化合物であって、
式中、
R 1 は、非置換若しくは置換C 2 アルケニル、又は非置換若しくは置換C 2 アルキニルであり、前記C 2 アルケニル及び前記C 2 アルキニルが置換されているとき、前記C 2 アルケニル及び前記C 2 アルキニルは、独立して、ハロゲン、非置換C 1―4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、非置換単環式C 3-6 シクロアルキル、及びヒドロキシ置換単環式C 3-6 シクロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で独立して置換されており、
R 2 及びR 3 は、独立して、水素、非置換若しくは置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、及び非置換C 1-5 アルコキシアルキルからなる群から選択され、前記単環式C 3-6 シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルが置換されているとき、前記単環式C 3-6 シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルは、独立してハロゲン及びヒドロキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で独立して置換されており、前記C 1-4 アルキルが置換されているとき、前記C 1-4 アルキルは、ホスフェート、O-結合型α-アミノ酸、及びO-カルボキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、ただし、R 2 及びR 3 のうち少なくとも1つは水素ではないか、又は、
R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換若しくは置換単環式C 3-6 シクロアルキル、又は非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成しており、前記C 3-6 シクロアルキル及び3~6員ヘテロシクリルが置換されているとき、前記C 3-6 シクロアルキル及び前記3~6員ヘテロシクリルは、独立してハロゲン及びヒドロキシからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で独立して置換されており、
R 4 及びR 5 は、独立して、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、重水素化C 1-4 アルキル、又は非置換C 2-4 アルケニルであり、
R 6 は、水素、非置換C 1-4 アルキル、重水素化C 1-4 アルキル、又は非置換C 3-4 アルケニルであり、
ただし、R 4 、R 5 及びR 6 のうちの少なくとも1つは水素ではないか、又は、
R 5 は、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、又は非置換C 2-4 アルケニルであり、R 4 及びR 6 は一緒になって、非置換若しくは置換5~6員複素環式環を形成しており、
X 1 は、CR A 又はNであり、
R A は、水素、ハロゲン、非置換C 1-4 ハロアルキル、又はシアノであり、
R 7a 、R 7c 及びR 7d は、それぞれ水素であり、
R 7b は、シアノ又は非置換C 1-4 ハロアルキルであり、
R 8 は、水素である、
化合物、又はその薬学的に許容される塩。 - R2及びR3は、独立して、水素、非置換C1-4アルキル、非置換C1-4ハロアルキル、非置換若しくは置換単環式C3-6シクロアルキル、非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリル、非置換C1-4ヒドロキシアルキル、及び非置換C1-5アルコキシアルキルからなる群から選択され、前記単環式C3-6シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルが置換されているとき、前記単環式C3-6シクロアルキル及び前記単環式3~6ヘテロシクリルは、独立して、ハロゲン又はヒドロキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている、請求項1又は2に記載の化合物。
- R2及びR3は、R2及びR3が結合している炭素と一緒になって、非置換若しくは置換単環式C3-6シクロアルキル、又は非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成しており、前記C3-6シクロアルキル及び3~6員ヘテロシクリルが置換されているとき、前記C3-6シクロアルキル及び前記3~6員ヘテロシクリルは、独立して、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されている、請求項1又は2に記載の化合物。
- R4は非置換C1-4アルキルであり、R 5 は非置換C 1-4 アルキルであり、及び、R 6 は非置換C 1-4 アルキルである、請求項1~5のいずれか一項に記載の化合物。
- X1はCRAである、請求項1~6のいずれか一項に記載の化合物。
- RAはハロゲンである、請求項7に記載の化合物。
- R7aは水素であり、及びR 7d は水素である、請求項1及び3~7のいずれか一項に記載の化合物。
- R7bはハロゲン、非置換C 1-4 ハロアルキル、シアノ、又は非置換C 1-4 アルコキシである、請求項1及び3~8のいずれか一項に記載の化合物。
- R7cは水素、ハロゲン、非置換C 1-4 ハロアルキル、シアノ、又は非置換C 1-4 アルコキシである、請求項1又は3~9のいずれか一項に記載の化合物。
- R1は非置換C2アルケニルである、請求項11のいずれか一項に記載の化合物。
- R1は非置換C2アルキニルである、請求項1~11のいずれか一項に記載の化合物。
- R8は-CH2OC(=O)-(非置換C1-4アルキル)、-CH 2 OC(=O)-O(非置換C 1-4 アルキル)、又は-CH 2 -(α-アミノ酸)である、請求項1又は3~13のいずれか一項に記載の化合物。
- R8は-CH2-ホスフェートである、請求項1又は3~13のいずれか一項に記載の化合物。
- R 1 は、非置換若しくは置換C 2 アルキニルであり、前記C 2 アルキニルが置換されているとき、前記C 2 アルキニルは、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、非置換単環式C 3-6 シクロアルキル、及びヒドロキシ置換単環式C 3-6 シクロアルキルからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基で置換されており、
R 2 は非置換C 1-4 アルキルであり、
R 3 は、置換C 1-4 アルキル及び非置換C 1-4 ヒドロキシアルキルから選択され、前記C 1-4 アルキルが置換されているとき、前記C 1-4 アルキルは、ホスフェート、O-結合型α-アミノ酸、及びO-カルボキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、
R 4 及びR 5 は、それぞれ非置換C 1-4 アルキルであり、
R 6 は、非置換C 1-4 アルキルであり、
X 1 は、CR A であり、
R A は、ハロゲンであり、
R 7a 、R 7c 及びR 7d は、それぞれ水素であり、
R 7b は、ハロゲン、非置換C 1-4 ハロアルキル、シアノ、又は非置換C 1-4 アルコキシであり、
R 8 は、-CH 2 OC(=O)-(非置換C 1-4 アルキル)、-CH 2 OC(=O)-O(非置換C 1-4 アルキル)、-CH 2 -(α-アミノ酸)又は-CH 2 -リン酸である、請求項1に記載の化合物。 - R 1 は、非置換若しくは置換C 2 アルキニルであり、前記C 2 アルキニルが置換されているとき、前記C 2 アルキニルは、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、非置換単環式C 3-6 シクロアルキル、及びヒドロキシ置換単環式C 3-6 シクロアルキルからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基で置換されており、
R 2 は非置換C 1-4 アルキルであり、
R 3 は、置換C 1-4 アルキル及び非置換C 1-4 ヒドロキシアルキルから選択され、前記C 1-4 アルキルが置換されているとき、前記C 1-4 アルキルは、ホスフェート、O-結合型α-アミノ酸、及びO-カルボキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、
R 4 及びR 5 は、それぞれ非置換C 1-4 アルキルであり、
R 6 は、非置換C 1-4 アルキルであり、
X 1 は、CR A であり、
R A は、ハロゲンであり、
R 7a 、R 7c 及びR 7d は、それぞれ水素であり、
R 7b は、シアノ又は非置換C 1-4 ハロアルキルであり、
R 8 は、水素である、請求項2に記載の化合物。 - R 1 は、非置換若しくは置換C 2 アルキニルであり、前記C 2 アルキニルが置換されているとき、前記C 2 アルキニルは、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、非置換単環式C 3-6 シクロアルキル、及びヒドロキシ置換単環式C 3-6 シクロアルキルからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基で置換されており、
R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成しており、前記3~6員ヘテロシクリルが置換されているとき、前記3~6員ヘテロシクリルは、独立してハロゲン及びヒドロキシからなる群から独立して選択される1つ又は2つの置換基で置換されており、
R 4 及びR 5 は、それぞれ非置換C 1-4 アルキルであり、
R 6 は、非置換C 1-4 アルキルであり、
X 1 は、CR A であり、
R A は、ハロゲンであり、
R 7a 、R 7c 及びR 7d は、それぞれ水素であり、
R 7b は、ハロゲン、非置換C 1-4 ハロアルキル、シアノ、又は非置換C 1-4 アルコキシであり、
R 8 は、-CH 2 OC(=O)-(非置換C 1-4 アルキル)、-CH 2 OC(=O)-O(非置換C 1-4 アルキル)、-CH 2 -(α-アミノ酸)又は-CH 2 -リン酸である、請求項1に記載の化合物。 - R 1 は、非置換若しくは置換C 2 アルキニルであり、前記C 2 アルキニルが置換されているとき、前記C 2 アルキニルは、ハロゲン、非置換C 1-4 アルキル、非置換C 1-4 ハロアルキル、非置換C 1-4 ヒドロキシアルキル、非置換単環式C 3-6 シクロアルキル、及びヒドロキシ置換単環式C 3-6 シクロアルキルからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基で置換されており、
R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換若しくは置換単環式3~6員ヘテロシクリルを形成しており、前記3~6員ヘテロシクリルが置換されているとき、前記3~6員ヘテロシクリルは、独立してハロゲン及びヒドロキシからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されており、
R 4 及びR 5 は、それぞれ非置換C 1-4 アルキルであり、
R 6 は、非置換C 1-4 アルキルであり、
X 1 は、CR A であり、
R A は、ハロゲンであり、
R 7a 、R 7c 及びR 7d は、それぞれ水素であり、
R 7b は、シアノ又は非置換C 1-4 ハロアルキルであり、
R 8 は、水素である、請求項2に記載の化合物。 - R 2 及びR 3 は、R 2 及びR 3 が結合している炭素と一緒になって、非置換若しくは置換のオキセタンを形成する、請求項18又は19に記載の化合物。
- R 8 は、-CH 2 -リン酸である、請求項16、18又は20に記載の化合物。
- R 7b は、シアノであり、及びR A は、Fである、請求項17、19又は20に記載の化合物。
- R 7b は、-CF 3 であり、及びR A は、Fである、請求項17、19又は20に記載の化合物。
- 有効量の請求項1~31のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む、B型肝炎の治療のための医薬組成物。
- 有効量の請求項1~31のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む、D型肝炎の治療のための医薬組成物。
- 前記医薬組成物が、インターフェロン、ヌクレオシド類似体、ヌクレオチド類似体、配列特異的オリゴヌクレオチド、核酸ポリマー、エントリー阻害剤、及び小分子免疫調節剤からなる群から選択される、追加の薬剤と組み合わせて使用し得る、請求項32又は33に記載の医薬組成物。
- 前記追加の薬剤が、組み換えインターフェロンα2b、IFN-α、PEG-IFN-α-2a、ラミブジン、テルビブジン、アデホビルジピボキシル、クレブジン、エンテカビル、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルジソプロキシルからなる群から選択される、請求項34に記載の医薬組成物。
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