JPWO2020194573A1 - エレベータのバネ緩衝器 - Google Patents
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Abstract
コイルバネが嵌め込まれるとともにコイルバネの水平方向への移動を防止する取付板と、取付板に設けられる可撓性の紐状体と、取付板に設けられ、紐状体が挿入可能な一対の貫通穴と、を備え、一対の貫通穴は、鉛直方向上部から見たとき、コイルバネの素線の長手方向に対して交差する線上かつ素線の両側近傍であって、かつ異なる位置に複数で配置されており、紐状体は、一対の貫通穴の全てに対して、取付板の下面側を経由して一対の貫通穴毎に取付板の上面側から下面側に向かって挿入されて配置されており、紐状体の両端部が互いに接続されて取付板に配置された状態で、紐状体は一対の貫通穴毎に上面側に引き出されて成る屈曲部を形成しており、コイルバネの端部が順次挿入されて、屈曲部が前記コイルバネに支持されると共に屈曲部によってアーチ形状が形成されたとき、コイルバネが取付板に固定されることを特徴とする。
Description
この発明は、エレベータの昇降路の底面にかごまたは吊りあいオモリが衝突する直前にコイルバネを圧縮することにより衝撃を緩和するバネ緩衝器に関するものである。
ばね緩衝器は、昇降路を昇降するエレベータのかごからなる昇降体の底面と対向し、エレベータの昇降路の底面に立設されており、円筒圧縮コイルバネからなっている。バネ緩衝器のバネはパイプの台に溶接され、そのパイプの台が緩衝器取付け板に溶接され、その緩衝器取付け板がボルトで昇降路の底面に止められている(例えば、特許文献1参照)。
従来のバネ緩衝器では、コイルバネを取付板に固定する手段として溶接固定をしていた。しかし、バネの鋼材は高炭素鋼を用いているため、溶接性が悪く作業難度が高くなっていた。さらに、高炭素鋼は溶接時の熱の影響を受けて脆化してコイルバネの溶接部に割れが発生するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、コイルバネの組成は従来と同じものでありながら、熱の影響を受けることなくコイルバネを取付板に容易に固定できるエレベータのバネ緩衝器を提供することである。
この発明におけるバネ緩衝器は、エレベータの昇降路の底面に配置されると共に底面にかごまたは吊りあいオモリが衝突する直前にコイルバネを圧縮することにより衝撃を緩和するバネ緩衝器において、コイルバネが嵌め込まれるとともにコイルバネの水平方向への移動を防止する取付板と、取付板に設けられる可撓性の紐状体と、取付板に設けられ、紐状体が挿入可能な一対の貫通穴と、を備え、一対の貫通穴は、鉛直方向上部から見たとき、コイルバネの素線の長手方向に対して交差する線上かつ素線の両側近傍であって、かつ異なる位置に複数で配置されており、紐状体は、一対の貫通穴の全てに対して、取付板の下面側を経由して一対の貫通穴毎に取付板の上面側から下面側に向かって挿入されて配置されており、紐状体の両端部が互いに接続されて取付板に配置された状態で、紐状体は一対の貫通穴毎に上面側に引き出されて成る屈曲部を形成しており、屈曲部にコイルバネの端部が順次挿入されて、屈曲部が前記コイルバネに支持されると共に屈曲部によってアーチ形状が形成されたとき、コイルバネが取付板に固定されることを特徴とするものである。
この発明は、コイルバネは従来と同じ組成でありながら、熱の影響を受けることなくコイルバネを取付板に容易に固定できるエレベータのバネ緩衝器を実現できる。
実施の形態1.
図1〜5は、この発明の実施の形態1によるエレベータのバネ緩衝器を説明するもので、図1はエレベータのバネ緩衝器(全体)を示す正面図、図2はエレベータのバネ緩衝器の要部を示す斜視図、図3はエレベータのバネ緩衝器の要部を示す正面図、である。図4はエレベータのバネ緩衝器の要部を示す平面図、図5はエレベータのバネ緩衝器の要部(屈曲部)を示す斜視図である。なお、エレベータの乗場、昇降路内に設けられる機器等は図示を省略している。
図1〜5は、この発明の実施の形態1によるエレベータのバネ緩衝器を説明するもので、図1はエレベータのバネ緩衝器(全体)を示す正面図、図2はエレベータのバネ緩衝器の要部を示す斜視図、図3はエレベータのバネ緩衝器の要部を示す正面図、である。図4はエレベータのバネ緩衝器の要部を示す平面図、図5はエレベータのバネ緩衝器の要部(屈曲部)を示す斜視図である。なお、エレベータの乗場、昇降路内に設けられる機器等は図示を省略している。
図において、エレベータのバネ緩衝器1は、エレベータのかご2またはおもり3が衝突したときの衝撃を緩和するコイルバネ4と、コイルバネ4が固定される取付板5と、取付板5に配置される紐状体6を備える。取付板5は、エレベータの昇降路の底部または緩衝器支持台に設けられている。紐状体6は、引張に対しては強く、圧縮に対しては柔軟な可撓性のあるナイロン製または繊維製で形成されている。コイルバネ4は螺旋形状を有しており、取付板5には紐状体6が挿入可能な貫通穴7a〜7hが設けられている。貫通穴7a〜7hは紐状体6が挿入可能であって、コイルバネ4を自由長が垂直方向に向くように取付板5の上面に仮置きして鉛直方向上部から見たとき、コイルバネ4の素線の長手方向に対して直角に交差する線上かつ素線の両側近傍に一対で4カ所に形成されている。
貫通穴7a〜7hは、鉛直方向上部から見たとき、コイルバネ4の素線に沿って等間隔に、外径の中心から約90度毎に4ヵ所に配置されている。貫通穴7a〜7hを貫通可能な程度の径を有しており、全ての貫通穴7a〜7hに一方向から通されて配置されている。紐状体6は、一端が取付板5の下面側から貫通穴7aに挿入されて、取付板5の上面側に引き出されて、取付板5の上面側から貫通穴7bに挿入されて、取付板5の下面側に引き出されて、取付板5の下面側から貫通穴7cに挿入されて、取付板5の上面側に引き出されて、取付板5の上面側から貫通穴7dに挿入されて、取付板5の下面側に引き出される。
この後、紐状体6は、貫通穴7a〜7dと同じ要領で、貫通穴7e〜7hに順次挿入される。紐状体6は、8つの貫通穴7a〜7hに挿入された後、他端は貫通穴7hの取付板5の下面側に引き出される。ここで、紐状体6の両端部である貫通穴7a側の一端と貫通穴7h側の他端とは、取付板5の下面側で互いに接続される。この紐状体6の両端部は、互いに引っ張り合う方向に張力が作用したとき、容易に緩んだり、外れることがないように、本結びなどの結び方で接続される。
ここで、取付板5が昇降路のピット床面に設置される場合、取付板5の下面側に紐状体6が配置されて、取付板5の下面側から突出していると、取付板5はピット床面で不安定となり、安定して設置できない。そこで、取付板5の下面側には紐状体6の径方向の太さ分をピット床面からかさ上げするための脚部8が設けられている。取付板5に脚部8が設けられることにより、取付板5の下面側に紐状体6が配置されたとき、取付板5は紐状体6の影響を受けることなく、安定してピット床面に設置される。
また、紐状体6が貫通穴7a〜7hに配置された状態で、貫通穴7aと7b、貫通穴7cと7d、貫通穴7eと7f、貫通穴7gと7h、のそれぞれの間で取付板5の上面側に引き出された紐状体6によって屈曲部9a〜9dが形成されている。屈曲部9a〜9dは、紐状体6がコイルバネ4の素線に支持されたとき、アーチ形状10a〜10dを形成可能なように配置されている。また、このアーチ形状10a〜10dの高さは、コイルバネ4が支持される素線の高さに比例しており、アーチ形状10a〜10dの順番に高くなっている。
また、紐状体6の長さは、現物合せによって予め調整する。すなわち、始めにコイルバネ4を自由長が垂直方向に向くように取付板5の上面に仮置する。紐状体6を貫通穴7a〜7hに挿した状態で、コイルバネ4の下端部の素線端部を紐状体6の4カ所の屈曲部9a〜9dに順次挿入しながら、コイルバネ4の巻方向と同じ方向にコイルバネ4を回転させる。
4カ所の屈曲部9a〜9dにコイルバネ4の素線が挿入された状態で、コイルバネ4を回転させることにより、屈曲部9a〜9dによってアーチ形状10a〜10dが形成された時点で、紐状体6の両端部を互いに近接させて仮留めする。このとき、仮留めした長さは余裕代を含んでいるため、少なくとも仮留めした紐状体6の長さよりも少し短い長さが確保できるように紐状体6の長さを予め調整する。このように長さを調整した紐状体6を貫通穴7a〜7hに順次挿入して、全ての貫通穴7a〜7hに挿入された状態で、両端部を取付板5の下面側で本結びなどの容易に緩むことがないような結び方で接続する。
次に、上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。始めに、コイルバネ4を自由長が垂直方向に向くように取付板5の上面に仮置きする。紐状体6を貫通穴7a〜7hに順番に通して、紐状体6によって取付板5の上面側で各一対の貫通穴7a〜7h毎に4カ所の屈曲部9a〜9dが形成されるように取付板5に配置する。次に、コイルバネ4の下端部の素線端部を紐状体6の4カ所の屈曲部9a〜9dに順次挿入しながら、コイルバネ4自体を取付板5上でコイルバネ4の巻方向と同じ方向に回転させる。コイルバネ4を回転させると、屈曲部9a〜9dがコイルバネ4の素線に順次支持されながら、次第に上方へ引き上げられていく。
ここで、コイルバネ4を回転させると、屈曲部9a〜9dがコイルバネ4の素線に支持されながら上方に引き上げられて、アーチ形状10a〜10dが形成される。さらにコイルバネ4を回転させると、紐状体6は両端が接続されているため、アーチ形状10a〜10dの高さが所定の高さに到達した時点で、紐状体6は長さの限界に達する。ここで、紐状体6の張り具合を確認する。紐状体6に余裕がある場合、さらにコイルバネ4をゆっくりと同じ方向に回転させる。コイルバネ4を回転させて、紐状体6の張り具合を確認したとき、紐状体6に余裕が無くなり、張り詰めた状態になった時点で、コイルバネ4の回転を止める。
ここで、コイルバネ4を左右に動かしてみたとき、ぐらつかず、容易に動かない状態であれば、コイルバネ4の固定作業は完了する。また、コイルバネ4を前後左右に動かしてみたとき、コイルバネ4がぐらついたり、固定されていない場合には、さらにコイルバネ4を同じ要領で回転させて、取付板5上で容易に動かない状態になった時点で、コイルバネ4の固定作業は完了する。
上記のように実施の形態1によれば、エレベータの昇降路の底面に配置されると共に底面にかご1または吊りあいオモリ2が衝突する直前にコイルバネ4を圧縮することにより衝撃を緩和するバネ緩衝器1において、コイルバネ4が嵌め込まれるとともにコイルバネ4の水平方向への移動を防止する取付板5と、取付板5に設けられる可撓性の紐状体6と、取付板5に設けられ、紐状体6が挿入可能な一対の貫通穴7a〜7hと、を備え、一対の貫通穴7a〜7hは、鉛直方向上部から見たとき、コイルバネの素線の長手方向に対して交差する線上かつ素線の両側近傍であって、かつ異なる位置に複数で配置されており、紐状体6は、一対の貫通穴7a〜7hの全てに対して、取付板5の下面側を経由して一対の貫通穴7a〜7h毎に取付板5の上面側から下面側に向かって挿入されて配置されており、紐状体6の両端部が互いに接続されて取付板5に配置された状態で、紐状体6は一対の貫通穴7a〜7h毎に上面側に引き出されて成る屈曲部9a〜9dを形成しており、屈曲部9a〜9dにコイルバネ4の端部が順次挿入されて、屈曲部9a〜9dがコイルバネ4に支持されると共に屈曲部9a〜9dによってアーチ形状10a〜10dが形成されたとき、コイルバネ4が取付板5に固定されることにより、コイルバネ4の組成は従来と同じものでありながら、熱の影響を受けることなくコイルバネ4を取付板5に容易に固定できるエレベータのバネ緩衝器を提供することができる。また、紐状体6の長さを予め厳密に調整することなくコイルバネ4を取付板5に固定できるため、コイルバネ4を取付板5に固定する際の紐状体6の長さ調整を簡易化できる。
実施の形態2.
図6〜7は、この発明の実施の形態2によるエレベータのバネ緩衝器を説明するもので、図6は図1のエレベータのバネ緩衝器の要部を示す斜視図、図7は図1のエレベータのバネ緩衝器の要部を示す平面図である。この発明の実施の形態2によるエレベータのバネ緩衝器は、取付板には一対の貫通穴7a〜7hに加えて、紐状体の一端と他端とが取付板の下面側から挿入されて、上面側に引き出される一対の貫通穴が形成されていることが異なり、それ以外の同様な部分に同じ記号を付記し説明を省略する。
図6〜7は、この発明の実施の形態2によるエレベータのバネ緩衝器を説明するもので、図6は図1のエレベータのバネ緩衝器の要部を示す斜視図、図7は図1のエレベータのバネ緩衝器の要部を示す平面図である。この発明の実施の形態2によるエレベータのバネ緩衝器は、取付板には一対の貫通穴7a〜7hに加えて、紐状体の一端と他端とが取付板の下面側から挿入されて、上面側に引き出される一対の貫通穴が形成されていることが異なり、それ以外の同様な部分に同じ記号を付記し説明を省略する。
図において、取付板11には、一対の貫通穴7a〜7hに加えて、紐状体6の一端と他端とが取付板11の下面側から挿入されて、上面側に引き出される一対の貫通穴12a、12bが形成されている。貫通穴12a、12bの形状は、貫通穴7a〜7hと同等であり、紐状体6が挿入可能なサイズである。
次に、上記のように構成された実施の形態2の動作について説明する。紐状体6の長さは、現物合せによって調整する。すなわち、始めにコイルバネ4を自由長が垂直方向に向くように取付板11の上面に仮置きして、紐状体6を貫通穴7a〜7hに挿入する。次にコイルバネ4の下端部の素線端部を紐状体6の4カ所の屈曲部9a〜9dに順次挿入しながら、コイルバネ4の巻方向と同じ方向にコイルバネ4を回転させる。コイルバネ4の素線が挿入された4カ所の屈曲部9a〜9dによってアーチ形状10a〜10dが形成された時点で、紐状体6の両端部を互いに近接させて仮留めする。このとき、仮留めした長さは余裕分を含んでいるため、少なくとも仮留めした紐状体6の長さよりも少し短い長さが確保できるように紐状体6の長さを予め調整する。
このように長さを調整した紐状体6の一端を取付板11の下面側から貫通穴12aに挿入し、紐状体6の他端を取付板11の下面側から貫通穴12bに挿入する。次に、取付板11の上面側に引き出した紐状体6の両端部を取付板5の上面側で接続する。
上記のように実施の形態2によれば、取付板11には一対の貫通穴7a〜7hに加えて、紐状体6の一端と他端とが取付板11の下面側から挿入されて、上面側に引き出される一対の貫通穴12a、12bが形成されていることにより、コイルバネ4の組成は従来と同じものでありながら、熱の影響を受けることなくコイルバネ4を取付板11に容易に固定できるエレベータのバネ緩衝器を提供することができる。
また、実施例1の場合は、取付板5にコイルバネ4が固定された後、紐状体6が伸びることにより、取付板5におけるコイルバネ4の固定が緩くなった場合、紐状体6の両端部は取付板5の下面側で固定されているため、紐状体6の長さを調整するには、取付板5をいったん昇降路のピット床から取り外す手間が発生する。実施例2では、取付板11の上面側から紐状体6の長さを調整することができるので、取付板5をいったん昇降路のピット床から取り外すことなく最小限の手間で紐状体6の長さを調整することができる。
なお、実施の形態1では、一対の貫通穴7a〜7hは4ヵ所(1カ所/2つ)に計8つ設けているが、必ずしも4か所または8つを設ける必要はない。すなわち、取付板5上に紐状体6を配置して、コイルバネ4を回転させて固定したとき、緩みが無く固定できればよく、貫通穴は4ヵ所より少なくまたは多く形成しても同様の作用・効果を奏することは言うまでもない。
また、実施の形態1〜2では、貫通穴7a〜7hは鉛直方向上部から見たとき、コイルバネ4の素線の長手方向に対して直角に交差する線上かつ素線の両側近傍に一対で形成しているが、必ずしも直角でなくても良い。すなわち、紐状体6がコイルバネ4の素線に支持されるように交差していれば良い。
1 バネ緩衝器、2 かご、3 おもり、4 コイルバネ、5,11 取付板、6 紐状体、7a〜7h,12a,12b 貫通穴、8 脚部、9a〜9d 屈曲部、10a〜10d アーチ形状
本発明は、バネ緩衝器のコイルバネの組成は従来と同じものでありながら、熱の影響を受けることなくコイルバネを取付板に容易に固定できるエレベータのバネ緩衝器に関するものである。
Claims (2)
- エレベータの昇降路の底面に配置されると共に前記底面にかごまたは吊りあいオモリが衝突する直前にコイルバネを圧縮することにより衝撃を緩和するバネ緩衝器において、
前記コイルバネが嵌め込まれるとともに前記コイルバネの水平方向への移動を防止する取付板と、前記取付板に設けられる可撓性の紐状体と、前記取付板に設けられ、前記紐状体が挿入可能な一対の貫通穴と、を備え、
前記一対の貫通穴は、鉛直方向上部から見たとき、前記コイルバネの素線の長手方向に対して交差する線上かつ前記素線の両側近傍であって、かつ異なる位置に複数で配置されており、
前記紐状体は、前記一対の貫通穴の全てに対して、前記取付板の下面側を経由して前記一対の貫通穴毎に前記取付板の上面側から下面側に向かって挿入されて配置されており、
前記紐状体の両端部が互いに接続されて前記取付板に配置された状態で、前記紐状体は前記一対の貫通穴毎に前記上面側に引き出されて成る屈曲部を形成しており、
前記屈曲部に前記コイルバネの端部が順次挿入されて、前記屈曲部が前記コイルバネに支持されると共に前記屈曲部によってアーチ形状が形成されたとき、前記コイルバネが前記取付板に固定されることを特徴とするバネ緩衝器。
- 前記取付板には前記一対の貫通穴に加えて、前記紐状体の一端と他端とが前記取付板の下面側から挿入されて、上面側に引き出される一対の貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバネ緩衝器。
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