JPWO2020170289A1 - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

空気調和装置(1)は、携帯端末(5)からの無線信号を受信する通信手段と、人が存在するか否かの検知の対象となる検知対象領域(α)における人の存在の有無を示す情報を含む詳細情報を検知するセンサと、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を通信手段が受信した場合であって、センサが詳細情報の検知処理を停止中の場合には、センサに詳細情報の検知処理を開始させ、センサが検知した詳細情報に基づいて空調運転の制御を行う制御手段と、を備える。

Description

本発明は、無線通信手段とセンサとを搭載した空気調和装置に関するものである。
従来の空気調和装置として、空調対象空間内の人の体表温度を検知する輻射温度センサを備え、当該輻射温度センサの検知結果に基づいて空調を行う空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。輻射温度センサは、一般的に、人の体表面から放射される赤外線を吸収して、人の体表温度を検知する。このため、輻射温度センサを用いて赤外線を検知することによって、空調対象空間内に人が存在するか否かの判定を行うことができる。
特開2018−146209号公報
輻射温度センサなど人の存在を検知するセンサは、空調対象空間内の人の出入りに応じた快適な空調運転の実行のために、常時稼働させられる場合が少なくない。このようにセンサを常に稼働させる場合、その長寿命化を図ることは難しくなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、快適性を維持しつつ、センサの長寿命化を図ることができる空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和装置は、携帯端末からの無線信号を受信する通信手段と、人が存在するか否かの検知の対象となる検知対象領域における人の存在の有無を示す情報を含む詳細情報を検知するセンサと、予め定められた電波強度以上の電波強度の前記無線信号を前記通信手段が受信した場合であって、前記センサが前記詳細情報の検知処理を停止中の場合には、前記センサに前記詳細情報の検知処理を開始させ、前記センサが検知した前記詳細情報に基づいて空調運転の制御を行う制御手段と、を備えるものである。
本発明に係る空気調和装置によれば、センサが通電開始時において停止状態にあり、通信部が、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を受信した場合において、制御手段は、センサの動作を開始させる。これにより、快適性を維持しつつ、センサの長寿命化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置の構成例を示す模式図である。 本発明の実施の形態における室内機の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室内機の縦断面の模式図である。 本発明の実施の形態における輻射温度センサの検知対象を例示する図である。 輻射温度センサの水平面における検知対象領域を例示する図である。 本発明の実施の形態における室内機のブロック図である。 本発明の実施の形態における制御部による制御処理を例示する図である。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の構成例を示す模式図である。空気調和装置1は、冷媒回路2の内部に冷媒を循環させ、当該冷媒と室内外の各空気との間で熱交換を行うことにより室内の空気を調整する装置である。空気調和装置1は、冷媒回路2において室外機3と室内機4とを備える。図1においては、室内機4に含まれる構成要素のうち、冷媒の循環に関するものを示し、その他の構成要素については記載を省略している。なお、図1で省略した構成要素は、図2および図3等に記し、これらの構成要素についての詳細は後述する。
室外機3と室内機4とは、冷媒回路2の一部である冷媒配管9a、9bによって接続されている。室外機3は、圧縮機30、流路切替装置31、室外熱交換器32、室外送風機33、および膨張弁34等を有する。
圧縮機30は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。流路切替装置31は、例えば四方弁であり、冷媒の流路(冷媒流路とも記載する)の方向の切り換えを行うための装置である。空気調和装置1は、流路切替装置31を用いた冷媒流路の切り換えによって、暖房運転から冷房運転へ、または、暖房運転から冷房運転への切り換えを行うことができる。図1に示す流路切替装置31における実線部分は、冷房運転時における冷媒流路を示し、破線部分は暖房運転時における冷媒流路を示す。同様に、図1における実線で示される矢印は、冷房運転時において冷媒が流れていく方向を示し、破線で示される矢印は、暖房運転時において冷媒が流れていく方向を示す。
室外熱交換器32は、冷媒と室外の空気との間での熱交換を行う。室外熱交換器32は、冷房運転時においては凝縮器として動作する。具体的には、室外熱交換器32は、流路切替装置31を介して冷媒配管9a側から流入して圧縮機30で圧縮された冷媒と、室外の空気との間において熱交換を行って、冷媒を凝縮させて液化させる。そして、室外熱交換器32は、液化させた冷媒を冷媒配管9b側へと流出させる。室外熱交換器32は、暖房運転時においては蒸発器として動作する。具体的には、室外熱交換器32は、冷媒配管9b側から流入して膨張弁34で減圧された冷媒と室外の空気との間において熱交換を行って、冷媒を蒸発させて気化させ、冷媒配管9a側へと流出させる。
室外送風機33は、室外の空気を室外熱交換器32の方へ導き、空気と冷媒との間の熱交換の効率を高める。膨張弁34は、絞り装置であり、開度を変化させて、膨張弁34を流れる冷媒の流量を調節することによって、冷媒の圧力を調整する。
室内機4は、室内熱交換器40および送風機41等を有する。室内熱交換器40は、冷媒と室内の空気との間で熱交換を行う。室内熱交換器40は、冷房運転時においては蒸発器として動作する。具体的には、室内熱交換器40は、膨張弁34によって低圧状態にされた冷媒と室内の空気との間において熱交換を行い、冷媒に室内の空気の熱を奪わせ、冷媒を蒸発させて気化させる。そして室内熱交換器40は、気化させた冷媒を冷媒配管9a側へと流出させる。室内熱交換器40は、暖房運転時においては凝縮器として動作する。具体的には、室内熱交換器40は、冷媒配管9a側から流入した冷媒と室内の空気との間において熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化させる。そして室内熱交換器40は、液化させた冷媒を冷媒配管9b側へと流出させる。送風機41は、室内の空気を室内熱交換器40の方へ導き、空気と冷媒との間の熱交換の効率を高める。
図2は、本発明の実施の形態における室内機の斜視図である。本実施の形態に係る室内機4は、天井埋込型のものであって、四方向に吹出口60が設けられた四方向カセット型のものであるとするが、これに限定されない。室内機4は、室内に面する側に、室内の温度分布、および人の存在等を検知する輻射温度センサ61等を有する。
図3は、本発明の実施の形態に係る室内機の縦断面の模式図である。以下、図2および図3を参照しながら、室内機4の構成について説明する。室内機4は、天板620および側板621を含んで構成される筐体62を有する。室内機4は、天板620が鉛直方向上向きとなるよう室内の天井に埋め込まれて設置される。筐体62は、室内に面する側が開口している。室内機4の室内に面する側には、平面視において略四角形状の化粧パネル63が取り付けられている。
室内機4は、室内機4内への空気の吸い込み口となるグリル64、および、グリル64を通過後の空気を除塵するフィルタ65等を有する。また、室内機4には、本体内に空気を流入させるための経路となる本体吸込み口66が設けられている。室内機4の本体吸込み口66の周囲には、本体内から空気を流出させるための開口部である本体吹出口67が設けられている。これらグリル64、本体吸込み口66、本体吹出口67、および吹出口60は連通し、室内機4内における風路を形成する。
室内機4は、本体内部に、ターボファン68、ベルマウス69、ファンモータ70、室内熱交換器40、および制御部76等を有する。ターボファン68は、図1に示す送風機41の一例であって、回転軸が鉛直方向に配置された遠心型の送風機である。ターボファン68は、グリル64を介して吸い込んだ空気を、水平方向においてターボファン68の回転軸から離れる向きへ空気を送り出す。すなわち、ターボファン68は、グリル64、本体吸込み口66、本体吹出口67、吹出口60によって形成される風路に沿って空気を導く。なお、送風機41としては他にシロッコファン、ラジアルファン等が用いられてもよい。ベルマウス69は、ターボファン68によって内部へと導かれる空気の風路を形成して整流する。ファンモータ70は、ターボファン68を回転駆動させる。室内熱交換器40は、例えばフィンチューブ型のものであって、風路においてターボファン68の下流側に、ターボファン68を囲むように設置されている。
化粧パネル63の各辺には、当該各辺に沿って、空気の吹出口60が形成されている。各吹出口60には、室内機4から吹き出される風の向きの、床面からの角度を制御する上下風向制御板71が設けられている。また、各吹出口60には、上下風向制御板71よりも室内機4の内側のほうに、室内機4から吹き出される風の向きを、床面と平行な方向において制御する左右風向制御板72が設けられている。室内機4は、上下風向制御板71を駆動する上下風向制御モータ73(図6参照)、および、左右風向制御板72を駆動する左右風向制御モータ74(図6参照)を有する。
制御部76は、上述した圧縮機30および室外送風機33等の室外機3における構成要素と、上述したファンモータ70、上下風向制御モータ73および左右風向制御モータ74等の室内機4における構成要素とを制御することによって、空気調和装置1の空調運転を制御する。また、制御部76は、以下に詳述する輻射温度センサ61を制御する。制御部76は、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサ、および、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access memory)等のメモリを含む。プロセッサがメモリに記憶されている各種プログラムを読み出して実行することによって、制御部76による制御動作が実行される。または、制御部76は、その全部または一部を、制御対象となる構成を制御するための専用のハードウェアとしてもよい。制御部76の詳細については、後述する。
輻射温度センサ61は、赤外線を検知する赤外線センサを含み、不図示のモータによって回動することで、空調の対象となる空間(空調対象空間とも記載する)を走査する。そして、輻射温度センサ61は、この走査の対象の領域において放射される赤外線によって、当該領域における温度分布を検知する。輻射温度センサ61の走査の対象となる領域に人が存在する場合には、輻射温度センサ61は、その人の体から放射される赤外線によって、人の存在とその位置を検知する。このように人の存在の検知の対象となる領域を、以下では検知対象領域αとも記載する。輻射温度センサ61によって走査される領域は、検知対象領域αの一例である。以下では、輻射温度センサ61によって検知された、検知対象領域αにおける、温度分布、人の存在の有無、および、人が存在する場合の位置等を示す情報を詳細情報とも記載する。
ここで輻射温度センサ61の検知対象領域αについて説明する。図4は、本発明の実施の形態における輻射温度センサの検知対象を例示する図である。図4では、輻射温度センサ61の検知対象領域αは、ハッチングが施された領域となる。検知対象領域α内に人が存在すれば、輻射温度センサ61は、その存在と位置を検知する。図4では、輻射温度センサ61は、検知対象領域α内に存在している人Aの存在および位置を検知し、検知対象領域α内に存在していない人Bについては検知しない。
図5は、輻射温度センサの水平面における検知対象領域を例示する図である。なお、ここでの水平面とは、床面、または床面に平行な面を意味する。本発明の実施の形態においては、水平面における検知対象領域αは、天井の室内機4の設置位置を中心とした、一定の半径を有する円およびその内部となる。
図5において、検知対象領域α内には、人C、人D、人Eが存在する。輻射温度センサ61は、これらの人の各位置を検知する場合において、水平面における2次元座標を検知しても、空間における3次元座標を検知してもよい。ここでの、2次元座標は、水平面における2つの直交する軸を含む二次元直交系における座標であっても、検知対象領域αが形成する円の中心を原点とする極座標系における座標であってもよい。また、3次元座標は、水平面における2つの直交する軸と、これらの軸に直交する軸であって床からの高さ方向に平行な軸とを含む三次元直交系における座標であってもよい。また、輻射温度センサ61は、座標以外に、検知対象領域αにおけるどの領域に人が存在するかを検知してもよい。
本発明の実施の形態における輻射温度センサ61は、水平面における検知対象領域αが形成する円の中心を原点とする極座標系において、検知対象領域αを、方位角方向に一定の角度で分割してできる複数の小領域βのうち、どの小領域βに人が存在するかを検知する。図5においては、ハッチングが施された3つの小領域βの各々に人C、人D、人Eが存在している。輻射温度センサ61が人C、人D、人Eを検知すると、空気調和装置1は、これらの人の各位置に応じた空調運転を実行する。
なお、輻射温度センサ61は、人の存在および位置を検知するためのセンサの一例であって、このようなセンサとして他にCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary MOS)等のイメージセンサを用いたカメラが用いられてもよい。
ここで、従来の輻射温度センサは、検知対象領域α内に人が存在しない場合であっても、人の存在、人の位置、および温度分布等を検知するための動作を行っていた。これによって、無駄に電力が消費され、輻射温度センサ61の劣化が進行しやすい状態にあった。しかし、検知対象領域α内に人が存在する場合において、輻射温度センサ61が動作を停止した状態にあると、空調対象空間内における人の快適性が損なわれる虞もある。本発明の実施の形態における空気調和装置1は、輻射温度センサ61の長寿命化と、空調対象空間内に存在する人間の快適性との両立を図るために、以下の構成を含む。
図6は、本発明の実施の形態における室内機のブロック図である。なお、図6では、理解容易のために、吹出口60および筐体62等の図示を省略している。図6では、上述したように、室内機4は、輻射温度センサ61、ターボファン68、ファンモータ70、上下風向制御板71、左右風向制御板72、上下風向制御モータ73、左右風向制御モータ74、および制御部76等を有する。本発明の実施の形態における室内機4は、更に、携帯端末5(図4および図5を参照)との間で無線通信を行う通信部75を有する。なお、携帯端末5は、例えば、スマートフォン、携帯電話、およびタブレット型端末等である。
通信部75は、通信インターフェースと電波強度測定装置とを含む。通信部75は、例えば、Bluetooth(登録商標)またはZigBee(登録商標)等の無線PAN(Personal Area Network)の規格に準拠し、携帯端末5との間で近距離無線通信を行う。なお、通信部75は、Wi−Fi(登録商標)などの無線LAN(Local Area Network)の規格に準拠し、携帯端末5との間で無線通信を行ってもよい。通信部75は、無線信号を受信すると、当該無線信号の電波強度を測定し、測定した電波強度を制御部76へ通知する。なお、無線信号の電波強度は、当該無線信号の送信元と通信部75との距離が長いほど低くなる。
以下、制御部76について説明する。制御部76は、輻射温度センサ61を制御し、一定の条件に応じて輻射温度センサ61を動作させたり、停止させたりする。ここで、「停止」の状態には「待機」の状態も含まれるとする。制御部76は、携帯端末5から受信する無線信号の電波強度に基づいて、検知対象領域α内に人が存在するか否かを判定する。制御部76は、当該判定に基づいて、輻射温度センサ61を制御する。なお、空気調和装置1に対しての通電開始時点においては、輻射温度センサ61は停止状態にある。
制御部76は、通信部75が受信した無線信号の電波強度が、予め定められた電波強度以上であるか否かを判定する。予め定められた電波強度は、検知対象領域αに人が存在するか否かを示す境となる強度であり、その値は適宜定められる。例えば、空気調和装置1が空調対象空間となる室内の天井の真ん中に設置されるような場合には、予め定められた電波強度は、例えば、検知対象領域α内に存在する人が持つ携帯端末5から受信する無線信号の電波強度のうち最低の電波強度であってもよい。この場合、図4においては、人Aが持つ携帯端末5からの無線信号の電波強度は、予め定められた電波強度以上となる。一方、人Bが持つ携帯端末5からの無線信号の電波強度は、予め定められた電波強度未満となる。
制御部76は、受信した無線信号の電波強度が、予め定められた電波強度以上の場合には、停止状態にある輻射温度センサ61の動作を開始させる。なお、制御部76は、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を受信しない場合であって、輻射温度センサ61が停止状態にある場合には、輻射温度センサ61に動作を開始させない。
通信部75が受信した無線信号の電波強度が予め定められた電波強度以上の場合であって、制御部76からの指示により動作を開始した輻射温度センサ61が人の存在とその位置を検知した場合には、制御部76は、輻射温度センサ61から詳細情報を取得する。なお、本発明の実施の形態においては、制御部76による詳細情報の取得は、輻射温度センサ61によって詳細情報が検知される度に、輻射温度センサ61から制御部76へ詳細情報の出力がされることによって行われる。しかし、制御部76による詳細情報の取得は、これに限定されず、定期的に輻射温度センサ61から詳細情報の出力がされることによって行われてもよく、あるいは、制御部76が輻射温度センサ61に対し詳細情報の出力を指示することによって行われてもよい。
制御部76は、詳細情報に基づいて空気調和装置1の空調運転を制御する。本実施の形態における制御部76は、詳細情報に基づいて上下風向制御モータ73と左右風向制御モータ74とを制御し、上下風向制御板71と左右風向制御板72の各向きを調整し、吹出口60から吹き出される風の向きを制御する。
図5を参照し、風の向きの制御について具体的に説明する。図5に示す検知対象領域αにおける、ハッチングを施された小領域βには、人C、人D、人Eが存在し、それぞれが携帯端末5を持っている。このため、通信部75は、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を受信する。これによって、輻射温度センサ61は、動作状態となっており、ハッチングが施された小領域βにおいて人の存在を検知する。
制御部76は、輻射温度センサ61から、人(人C、人D、人E)の存在を示す情報と、人が存在する小領域βを示す情報とを含む詳細情報を取得する。制御部76は、人が存在する3つの小領域βに対し、状況に応じて、送風が行われるよう制御する。あるいは制御部76は、人が存在する3つの小領域βに対し、状況に応じて、送風が行われないよう制御する。ここで「状況」とは、小領域βにおける温度が高い状況もしくは低い状況、または、空気調和装置1による運転状況等を意味している。この「運転状況」として、空気調和装置1が暖房運転をしている状況、または冷房運転をしている状況が挙げられる。また、「運転状況」として、更に、圧縮機30、室外熱交換器32、および室内熱交換器40等の空気調和装置1における構成要素が動作している状況、または、これらのうちの少なくとも1つが動作していない状況等が挙げられる。
制御部76は、例えば、室外熱交換器32および室内熱交換器40等が動作することによって、空気と冷媒との間で熱交換が行われている場合であって、人が存在する小領域βの温度が設定温度に未到達の場合には、当該小領域βに送風するよう制御を行う。当該制御によって、人が存在する小領域βへ風が吹き出されるよう、上下風向制御モータ73と左右風向制御モータ74は、それぞれ上下風向制御板71と左右風向制御板72を駆動する。制御部76は、例えば、使用者の設定により暖房運転が選択されて空気調和装置1が運転している場合であって、室外熱交換器32、または室内熱交換器40等が動作していないなどによって、空気と冷媒との間で熱交換が行われていないような場合には、人が存在する小領域βに風を送らないように制御してもよい。当該制御によって、人が存在する小領域βへ風が吹き出されないよう、上下風向制御モータ73と左右風向制御モータ74は、それぞれ上下風向制御板71と左右風向制御板72を駆動する。
制御部76は、詳細情報に基づいてファンモータ70の回転数を制御してターボファン68の回転数を制御することによって、吹出口60から吹き出される風の強さを調整してもよい。
また、制御部76は、通信部75が受信した無線信号と、輻射温度センサ61が検知した詳細情報の少なくともいずれかを用いて、温度の調整のための制御を行ってもよい。当該制御について以下説明する。制御部76は、通信部75が受信した無線信号に含まれるIPアドレス(Internet Protocol Address)またはMACアドレス(Media Access Control Address)等の、携帯端末5の固有のアドレスを用いて、検知対象領域α内の人数を推測することができる。具体的には、制御部76は、予め定められた電波強度以上の無線信号であって、互いに異なるアドレスを含む無線信号を通信部75がいくつ受信しているかによって、検知対象領域αの人数を推測することができる。なお、アドレスは、無線信号に含まれて送信元の携帯端末5毎に一意に決まる識別子の一例である。
また、制御部76は、輻射温度センサ61が検知した詳細情報に基づいて検知対象領域α内の人数を推測することができる。通信部75が受信した無線信号中のアドレスを用いて推測される人数と、詳細情報を用いて推測される人数が異なる場合には、制御部76は、そのいずれか一方を採用してもよいし、2つの推測結果の平均を検知対象領域α内の人数としてもよい。
制御部76は、推測した人数に基づいて、室内の温度を制御する。例えば、制御部76は、検知対象領域α内の人数が予め定められた人数以上の場合には、そうではない場合に比べ、室内の温度が低くなるよう、ファンモータ70または圧縮機30等を制御してもよい。あるいは、制御部76は、検知対象領域α内の人数が予め定められた人数未満の場合には、そうではない場合に比べ、室内の温度が高くなるよう、ファンモータ70または圧縮機30等を制御してもよい。上記制御は、人の体温によって室内の温度が上昇するためであって、より快適性を向上させるためのものである。
図7は、本発明の実施の形態における制御部による制御処理を例示する図である。通電状態となった空気調和装置1は、ステップS1において待機状態へと移行する。この場合、輻射温度センサ61は、待機状態となっており、動作していない状態である。一方、通信部75は、通電状態において常時、無線信号を受信可能な状態にある。
ステップS2において通信部75が、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を受信しない場合には(ステップS2:No)、空気調和装置1は、ステップS1における待機状態に留まる。ステップS2において通信部75が、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を受信した場合には(ステップS2:Yes)、ステップS3において制御部76は、輻射温度センサ61に動作(検知処理とも記載する)を開始させる。この際に制御部76は、自己の記憶するカウンタ値を0に設定する。このカウンタ値は、後述するステップS8における処理で用いられる。
ステップS4において制御部76は、輻射温度センサ61が検知対象領域αにおいて人の存在を検知したか否かを判定する。ステップS4において輻射温度センサ61が人の存在を検知しなかった場合には(ステップS4:No)、処理は後述するステップS6に移る。なお、このステップS4からステップS6への移行は、輻射温度センサ61による検知処理が一定時間行われた後にされてもよい。
ステップS4において輻射温度センサ61が人の存在等を検知した場合には(ステップS4:Yes)、ステップS5において制御部76は、輻射温度センサ61からの詳細情報に基づいて、上下風向制御モータ73と左右風向制御モータ74とを制御する。当該制御によって、人が存在する小領域βへ、送風が行われるように、あるいは、送風が行われないように、上下風向制御板71と左右風向制御板72の各向きが調整され、吹出口60からの風の向きが調整される(ステップS5)。風の向きを調整しながら、または風の向きの調整後において、空気調和装置1は空調運転を行う。なお、この際に制御部76は、通信部75が受信した無線信号のアドレスを用いて推測できる検知対象領域α内の人数、輻射温度センサ61による詳細情報から推測できる検知対象領域α内の人数、またはこれらの平均等に基づき、空調運転の制御(空調制御とも記載する)を行ってもよい。
ステップS6において制御部76は、空調制御または検知処理の実行中における一定時間t1(第1の一定時間t1とも記載する)の間に、通信部75が、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を受信したか否かを判定する。ステップS6において通信部75が、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を一定時間t1の間に受信した場合には(ステップS6:Yes)、空気調和装置1の処理はステップS5に戻る。この際にカウンタ値が0でない場合には、制御部76はカウンタ値を0に更新してもよい。なお、ステップS6からの移行によるステップS5において輻射温度センサ61は、人の位置を検知し直してもよい。
ステップS6において通信部75が、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を一定時間t1の間に1つも受信しなかった場合には(ステップS6:No)、制御部76はカウンタ値に1を加算し、空気調和装置1の処理はステップS7に移る。
ステップS7において制御部76は、空調制御または検知処理の実行中における一定時間t2(第2の一定時間t2とも記載する)の間に、輻射温度センサ61が、人の存在を検知したか否かを判定する。ステップS7において輻射温度センサ61が、一定時間t2の間に人の存在を検知した場合には(ステップS7:Yes)、空気調和装置1の処理はステップS5に戻る。この際にカウンタ値が0でない場合には、制御部76はカウンタ値を0に更新してもよい。ステップS7からの移行によるステップS5において輻射温度センサ61は、人の位置を検知し直してもよい。なお、一定時間t1と一定時間t2は、それぞれ予め定められている。
ステップS7において輻射温度センサ61が、一定時間t2の間に人の存在を一度も検知しなかった場合には(ステップS7:No)、制御部76はカウンタ値に1を加算し、空気調和装置1の処理はステップS8に移る。
ステップS8において制御部76は、カウンタ値が予め定められた値以上か否かを判定する。当該予め定められた値は、2以上の自然数であり、例えば2である。ステップS8においてカウンタ値が予め定められた値未満の場合には(ステップS8:No)、空気調和装置1の処理はステップS5に戻る。ステップS8からの移行によるステップS5において輻射温度センサ61は、人の位置を検知し直してもよい。ステップS8においてカウンタ値が予め定められた値以上の場合には(ステップS8:Yes)、空気調和装置1は、制御部76の制御によって、ステップS1における待機状態、すなわち空調運転の停止状態へと移行する。これに伴って、輻射温度センサ61は動作を停止する。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置1によれば、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を通信部75が受信した場合において、制御部76は、停止状態にある輻射温度センサ61の動作を開始させる。また制御部76は、輻射温度センサ61が検知する詳細情報に基づいて、空気調和装置1の空調運転を制御する。これらの処理により、輻射温度センサ61は、常時稼働し続けなくとも、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号の受信をトリガーとして動作を開始するため、輻射温度センサ61の摩耗を抑制することができる。また、検知対象領域αにおける人の快適性を損なうことなく、省エネを図ることができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置1によれば、検知対象領域αに存在する人が持っている携帯端末5から受信する無線信号の電波強度のうちの最低の電波強度が、予め定められた電波強度である。このため、検知対象領域αにおいて人が存在することを示す電波強度の無線信号の受信を、輻射温度センサ61の動作開始のためのトリガーとすることができ、検知対象領域αにおける人の快適性を損なうことなく、輻射温度センサ61の摩耗を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置1によれば、空調制御または検知処理の実行中に、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を通信部75が受信した場合には、制御部76は、輻射温度センサ61を停止させることなく、空気調和装置1に空調運転を継続させ、詳細情報に基づいて空調制御を行う。これにより、検知対象領域αにおける人の快適性の維持を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置1によれば、空調制御または検知処理中における、第1の一定時間t1の間に、予め定められた電波強度以上の電波強度の無線信号を一つも受信しなかった回数を示す値と、第2の一定時間t2の間に、検知対象領域αに人が存在していることを一度も検知しなかった回数を示す値と、の和が予め定められた値以上の場合には、制御部76は輻射温度センサ61の処理を停止する。通信部75と輻射温度センサ61とを用いての複数回の検知結果を用いることにより、制御部76は、検知対象領域αにおける人の存在を見逃すことなく、人の不在を的確に判定することができる。また、人の不在が確実に確認できた時点で、制御部76が、輻射温度センサ61を停止させ、空調運転を停止させることから、輻射温度センサ61の無駄な動作が抑制され、輻射温度センサ61の摩耗を抑制することができるとともに、空調運転のための無駄な電力の消費を抑えることができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置1によれば、詳細情報が検知対象領域αに存在する人の位置を示す情報を含むことから、人の位置に応じた空調制御を行うことができ、快適性が向上する。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置1によれば、詳細情報が検知対象領域αにおける温度分布を示す情報を含むことから、検知対象領域αにおける場所毎に応じた空調制御を行うことができ、快適性が向上する。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置1によれば、詳細情報に基づいて、上下風向制御板71と左右風向制御板72とが調整されることによって、空調対象空間における人の位置と温度分布のうちの少なくとも一方に応じた風の流れを生み出すことができ、快適性が向上する。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置1によれば、制御部76は、詳細情報以外にも空気調和装置1の運転状況をも反映した、上下風向制御板71および左右風向制御板72の各調整を行う。これにより、空気調和装置1の内部の構成部分の状態に応じた、快適性を損なわない空調運転が可能となる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置1によれば、制御部76は、通信部75が受信した1以上の無線信号に含まれる1以上の識別情報(アドレス)に基づいて導き出される検知対象領域αにおける人数と、詳細情報に基づいて導き出される検知対象領域αにおける人数のうちの少なくとも一方についての情報を用いて空調制御を行う。このため、空調対象空間における人数に応じた温度制御が可能となり、快適性が向上する。
1 空気調和装置、2 冷媒回路、3 室外機、4 室内機、5 携帯端末、9a、9b 冷媒配管、30 圧縮機、31 流路切替装置、32 室外熱交換器、33 室外送風機、34 膨張弁、40 室内熱交換器、41 送風機、60 吹出口、61 輻射温度センサ、62 筐体、63 化粧パネル、64 グリル、65 フィルタ、66 本体吸込み口、67 本体吹出口、68 ターボファン、69 ベルマウス、70 ファンモータ、71 上下風向制御板、72 左右風向制御板、73 上下風向制御モータ、74
左右風向制御モータ、75 通信部、76 制御部、620 天板、621 側板、α
検知対象領域、β 小領域、t1 第1の一定時間、t2 第2の一定時間。
本発明に係る空気調和装置は、携帯端末からの無線信号を受信する通信手段と、人が存在するか否かの検知の対象となる検知対象領域における人の存在の有無を示す情報を含む詳細情報を検知するセンサと、予め定められた電波強度以上の電波強度の前記無線信号を前記通信手段が受信した場合であって、前記センサが前記詳細情報の検知処理を停止中の場合には、前記センサに前記詳細情報の検知処理を開始させ、前記センサが検知した前記詳細情報に基づいて空調運転の制御を行う制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記センサに前記検知処理を開始させてから、前記通信手段が前記予め定められた電波強度以上の電波強度の前記無線信号を受信せず、且つ、前記センサが前記検知対象領域における人の存在を検知しない状態が続く場合には、前記センサの前記検知処理を停止させるものである。

Claims (9)

  1. 携帯端末からの無線信号を受信する通信手段と、
    人が存在するか否かの検知の対象となる検知対象領域における人の存在の有無を示す情報を含む詳細情報を検知するセンサと、
    予め定められた電波強度以上の電波強度の前記無線信号を前記通信手段が受信した場合であって、前記センサが前記詳細情報の検知処理を停止中の場合には、前記センサに前記詳細情報の検知処理を開始させ、前記センサが検知した前記詳細情報に基づいて空調運転の制御を行う制御手段と、
    を備える、空気調和装置。
  2. 前記予め定められた電波強度は、前記検知対象領域に存在する人が持っている前記携帯端末から受信する前記無線信号の電波強度のうち最低の電波強度である、請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記制御手段は、前記空調運転の制御を行っている最中、または前記検知処理が実行されている最中に、前記通信手段が前記予め定められた電波強度以上の電波強度の前記無線信号を受信した場合には、前記センサの前記検知処理を停止させず、前記空気調和装置に前記空調運転を継続させるとともに、前記センサが検知した前記詳細情報に基づいて前記空調運転の制御を行う、請求項1または請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記空調運転の制御を行っている最中、または前記検知処理が実行されている最中における第1の一定時間の間に前記通信手段が前記予め定められた電波強度以上の電波強度の前記無線信号を1つも受信しなかった回数と、前記空調運転の制御を行っている最中、または前記検知処理が実行されている最中における第2の一定時間の間に前記センサが前記検知対象領域に人が存在していることを一度も検知しなかった回数との和をカウントし、
    前記和が予め定められた値以上の場合には、前記センサの前記検知処理を停止させ、前記空気調和装置の前記空調運転を停止させる、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  5. 前記詳細情報は、前記検知対象領域に人が存在する場合には、前記検知対象領域に存在する人の位置を示す情報を含む、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  6. 前記詳細情報は、前記検知対象領域における温度分布を示す情報を含む、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  7. 前記空気調和装置は、更に、
    前記空気調和装置から吹き出す風の向きの、床面からの角度を制御する上下風向制御板と、
    前記空気調和装置から吹き出す風の向きを、前記床面と平行な方向において制御する左右風向制御板と、
    前記上下風向制御板を駆動する上下風向制御モータと、
    前記左右風向制御板を駆動する左右風向制御モータと、
    を備え、
    前記制御手段は、前記詳細情報に基づいて、上下風向制御モータと左右風向制御モータとを制御する、請求項5または請求項6に記載の空気調和装置。
  8. 前記制御手段は、前記詳細情報と、前記空気調和装置の運転状況とに基づいて、前記上下風向制御モータと左右風向制御モータとを制御する、請求項7に記載の空気調和装置。
  9. 前記無線信号は、
    該無線信号の送信元の前記携帯端末を識別する識別情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記通信手段が受信した1以上の前記無線信号に含まれる1以上の前記識別情報に基づいて導き出される、前記検知対象領域における人数と、前記詳細情報に基づいて導き出される、前記検知対象領域における人数のうちの少なくとも一方についての情報を用いて、前記空調運転の制御を行う、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の空気調和装置。
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