JPWO2020066296A1 - 鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造 - Google Patents

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Abstract

鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造において、カバーを軽量化し、且つ、カバーの剛性を確保できるようにする。
鞍乗り型車両に搭載されるパワーユニットのメイン軸45を収容するクランクケースと、メイン軸45の軸線45aに軸方向から対向する向きでクランクケースに取り付けられるクラッチカバー42とを備える鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造において、クラッチカバー42は、軸線25aに軸方向から対向する面53に位置する基準点53aの周囲に、メイン軸45の周方向に分割して環状の配列で複数設けられる分割面54を備え、各分割面54は、基準点53aを中心とするカバー42の周方向Rにおいて、各分割面54の一端54cから他端54dに向けて高さが変化するように傾斜し、カバー42は、互いに隣接する分割面54の他端54dと一端54cとを接続する接続壁55を備える。

Description

本発明は、鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造に関する。
従来、鞍乗り型車両の内燃機関(パワーユニット)のカバー構造において、クランクケースに収容される回転軸(クランク軸)を軸方向から覆うカバーがクランクケースに取り付けられるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、上記カバーの表面に、放射状に配置されるリブが設けられる。
特開2005−23890号公報
ところで、上記のような内燃機関では、内燃機関の軽量化のために、クランクケースに取り付けられるカバーも軽量化することが望まれる。しかし、カバーを肉薄化して軽量化する場合、カバーの剛性の確保が難しくなる。ところで、鞍乗り型車両における動力源として、内燃機関に代えて電動機(モータ)を用いたものがあるが、電動機に取り付けられるカバーを軽量化することが望まれる。そして、この場合においても、カバーを肉薄化して軽量化する場合、カバーの剛性の確保が難しくなることはいうまでもない。
つまり、鞍乗り型車両におけるパワーユニットのカバー構造の軽量化および剛性の確保が望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造において、カバーを軽量化し、且つ、カバーの剛性を確保できるようにすることを目的とする。
この明細書には、2018年9月26日に出願された日本国特許出願・特願2018−180400の全ての内容が含まれる。
鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造は、鞍乗り型車両に搭載されるパワーユニット(11)の回転軸(25,45)を収容するパワーユニットケース(26)と、前記回転軸(25,45)の軸線(25a,45a)に軸方向から対向する向きで前記パワーユニットケース(26)に取り付けられるカバー(42,41)とを備える鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造において、前記カバー(42,41)は、前記軸線(25a,45a)に軸方向から対向する面(53,253)に位置する基準点(53a,253a)の周囲に、前記回転軸(25,45)の周方向に分割して環状の配列で複数設けられる分割面(54,254)を備え、各前記分割面(54,254)は、前記基準点(53a,253a)を中心とする前記カバー(42,41)の周方向(R,R2)において、各前記分割面(54,254)の一端(54c,254c)から他端(54d,254d)に向けて高さが変化するように傾斜し、前記カバー(42,41)は、互いに隣接する前記分割面(54,254)の前記他端(54d,254d)と前記一端(54c,254c)とを接続する接続壁(55,255)を備えることを特徴とする。
また、上述の構成において、前記接続壁(55,255)は、前記回転軸(25,45)の前記軸線(25a,45a)の軸方向に延びて、前記分割面(54,254)を前記分割面(54,254)の高さ方向に接続しても良い。
また、上述の構成において、各前記分割面(54,254)の前記傾斜の方向は同一であっても良い。
さらに、上述の構成において、各前記分割面(54,254)は、前記基準点(53a,253a)を中心とする前記周方向(R,R2)において、各前記分割面(54,254)の前記一端(54c,254c)から前記他端(54d,254d)に向けて高くなるように傾斜しても良い。
また、上述の構成において、前記分割面(54,254)は、前記接続壁(55,255)によって接続されて、前記基準点(53a,253a)の周囲を回る階段状の面を構成しても良い。
また、上述の構成において、前記基準点(53a,253a)は、前記回転軸(25,45)の前記軸線(25a,45a)が前記カバー(42,41)に交わる点であっても良い。
また、上述の構成において、前記分割面(54,254)は、前記基準点(53a,253a)側から前記回転軸(25,45)の径方向外側に行くに連れて高さが低くなるように傾斜しても良い。
また、上述の構成において、前記カバー(42)は、前記接続壁(55)の裏側に、前記接続壁(55)に沿うリブ(58)を備えても良い。
また、上述の構成において、前記分割面(54)の裏側には、前記基準点(53a)を囲うように環状リブ(60)が設けられても良い。
さらに、上述の構成において、前記接続壁(55,255)は、前記基準点(53a)を中心に、放射状に配置されても良い。
鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造は、鞍乗り型車両に搭載されるパワーユニットの回転軸を収容するパワーユニットケースと、回転軸の軸線に軸方向から対向する向きでパワーユニットケースに取り付けられるカバーとを備え、カバーは、軸線に軸方向から対向する面に位置する基準点の周囲に、回転軸の周方向に分割して環状の配列で複数設けられる分割面を備え、各分割面は、基準点を中心とするカバーの周方向において、各分割面の一端から他端に向けて高さが変化するように傾斜し、カバーは、互いに隣接する分割面の他端と一端とを接続する接続壁を備える。
この構成によれば、基準点の周囲に環状の配列で複数設けられる各分割面は、分割面の一端から他端に向けて高さが変化する傾斜の形状、及び、互いに隣接する分割面の他端と一端とを接続する接続壁によって剛性が高くなる。このため、カバーを肉薄化してカバーを軽量化できるとともに、カバーの剛性を確保できる。
また、上述の構成において、接続壁は、回転軸の軸線の軸方向に延びて、分割面を分割面の高さ方向に接続しても良い。
この構成によれば、分割面を分割面の高さ方向に接続する接続壁によって、カバーの剛性を効果的に向上できる。
また、上述の構成において、各分割面の傾斜の方向は同一であっても良い。
この構成によれば、カバーの剛性を周方向にバランス良く向上できる。
さらに、上述の構成において、各分割面は、基準点を中心とする周方向において、各分割面の一端から他端に向けて高くなっても良い。
この構成によれば、カバーの剛性を周方向にバランス良く向上できる。
また、上述の構成において分割面は、接続壁によって接続されて、基準点の周囲を回る階段状の面を構成しても良い。
この構成によれば、接続壁の数を小さくしながら、分割面を効率良く配置でき、カバーの剛性を向上できる。
また、上述の構成において、基準点は、回転軸の軸線がカバーに交わる点であっても良い。
この構成によれば、回転軸の軸線の周囲に分割面が環状に配列されるため、カバーの剛性を全体的にバランス良く向上できる。
また、上述の構成において、分割面は、基準点側から回転軸の径方向外側に行くに連れて高さが低くなるように傾斜しても良い。
この構成によれば、カバーの外形を小さくでき、カバーを軽量化できる。
また、上述の構成において、カバーは、接続壁の裏側に、接続壁に沿うリブを備えても良い。
この構成によれば、リブによって接続壁の剛性を向上でき、カバーの剛性を効果的に向上できる。
また、上述の構成において、分割面の裏側には、基準点を囲うように環状リブが設けられても良い。
この構成によれば、環状リブによって各分割面を周方向に接続でき、カバーの剛性を効果的に向上できる。
さらに、上述の構成において、接続壁は、基準点を中心に、放射状に配置されても良い。
この構成によれば、放射状の配置の接続壁によって、カバーの剛性を効果的に向上できる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るエンジンを搭載した自動二輪車の左側面図である。 図2は、クラッチカバーを車両右側方から側面図である。 図3は、クラッチカバーを右後方側から見た斜視図である。 図4は、クラッチカバーの裏面側を示す斜視図である。 図5は、図2のV−V断面図である。 図6は、各分割面の周方向の傾斜を示す模式図である。 図7は、第2の実施の形態における発電機カバーを車両左側方から側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るエンジン11(内燃機関)を搭載した自動二輪車1の左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持するフロントフォーク12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部側に設けられる車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
車体フレーム10は、車体フレーム10の前端に設けられるヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15から後下方に延びる左右一対のメインフレーム16と、メインフレーム16の後端から下方に延出する左右一対のピボットフレーム17と、ピボットフレーム17の上部から後上方に延出する左右一対のシートフレーム18とを備える。
メインフレーム16は、メインフレーム16の前後の中間部から下方に延出してエンジン11を支持するエンジンハンガー部16aを備える。
フロントフォーク12は、ヘッドパイプ15によって左右に操舵自在に軸支される。フロントフォーク12の上部には、操舵ハンドル21が設けられる。前輪2は、フロントフォーク12の下端部に軸支される。
スイングアーム13は、左右のピボットフレーム17に支持されるピボット軸22に軸支される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる。スイングアーム13は、前端部をピボット軸22に軸支され、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
自動二輪車1は、車体カバーとして、フロントフォーク12の上部及びヘッドパイプ15を前方から覆うフロントカバー31と、車体フレーム10の前部を側方から覆うフロントサイドカバー32と、エンジン11を下方から覆うアンダーカバー33と、車体の後部を覆うリアカバー34とを備える。
フロントフェンダー35は、フロントフォーク12に取り付けられる。
燃料タンク36は、メインフレーム16の上方に設けられる。
エンジン11は、メインフレーム16の下方でピボットフレーム17の前方に配置され、車体フレーム10に固定される。
エンジン11は、車幅方向(左右方向)に水平に延びるクランク軸25を支持するクランクケース26(パワーユニットケース)と、クランクケース26の前部から上方に延びるシリンダー部27とを備える。
シリンダー部27には、シリンダー部27内を往復運動するピストン(不図示)が収容される。このピストンは、コンロッド(不図示)を介してクランク軸25に接続される。シリンダー部27には、燃焼室、点火装置、及び動弁装置等が設けられる。
エンジン11は、上記ピストンを収容する複数の気筒がクランク軸25の軸方向に沿ってシリンダー部27に一列に配置される直列多気筒内燃機関である。エンジン11は、例えば4気筒エンジンである。シリンダー部27のシリンダー軸線27aは鉛直に対し前傾する。
エンジン11の吸気装置(不図示)は、シリンダー部27の後面の吸気ポートに接続される。
エンジン11の排気装置(不図示)は、シリンダー部27の前面の排気ポートに接続される。
クランクケース26は、クランク軸25を軸支するケース本体部40と、ケース本体部40の左右の一方の側面(左側面)に設けられる発電機カバー41と、ケース本体部40の左右の他方の側面(右側面)に設けられるクラッチカバー42(カバー)とを備える。
ケース本体部40には、クランク軸25及び変速機が収容される。この変速機は、クランク軸25によって駆動されるメイン軸45と、メイン軸45によって駆動されるカウンタ軸46とを備える。上記変速機は、メイン軸45に設けられるメインギア群とカウンタ軸46に設けられるカウンタギア群とが常に噛み合う常時噛み合い式の変速機である。ケース本体部40の後部は、上記変速機を収納する変速機ケース部47である。
クランク軸25、メイン軸45、及びカウンタ軸46は、互いに平行に配置され、車幅方向に水平に延びる。
エンジン11の出力は、上記変速機の出力軸であるカウンタ軸46と後輪3とを接続する駆動チェーン23を介し、後輪3に伝達される。
エンジン11は、クランク軸25の回転によって発電する発電機を備える。この発電機のローター48は、クランク軸25の軸端に固定されてクランク軸25と同軸に配置され、クランク軸25と一体に回転する。
ローター48は、ケース本体部40から外側方(左側方)に露出する。発電機カバー41は、ケース本体部40の左側面に取り付けられ、クランク軸25の一端及びローター48を車幅方向外側から覆う。上記発電機のステーター(不図示)は、例えば発電機カバー41の裏面やケース本体部40に取り付けられる。
エンジン11は、クランク軸25とメイン軸45との間の動力の伝達及び遮断を切り替えるクラッチ50を備える。
クラッチ50は、メイン軸45の軸端に設けられ、メイン軸45と同軸に配置される。クラッチ50は、メイン軸45の左右の軸端において、クランク軸25のローター48が設けられる側とは反対側の軸端に設けられる。すなわち、クラッチ50は、メイン軸45の右の軸端に設けられ、ローター48は、クランク軸25の左の軸端に設けられる。
クラッチ50は、ケース本体部40から外側方(右側方)に露出する。クラッチカバー42は、ケース本体部40の右側面に取り付けられ、メイン軸45の軸端及びクラッチ50を車幅方向外側から覆う。
図2は、クラッチカバー42を車両右側方から側面図である。図3は、クラッチカバー42を右後方側から見た斜視図である。図4は、クラッチカバー42の裏面側を示す斜視図である。
クラッチカバー42は、側面視で略円形に形成されてクラッチ50を車幅方向外側から覆う側面カバー部51と、側面カバー部51の周縁部51aからメイン軸45の軸方向に延出する周壁部52とを備える。
クラッチカバー42は、ケース本体部40から車幅方向外側に膨出するカバーである。
クラッチカバー42は、例えば鋳造によって製造される金属製のカバーである。
側面カバー部51は、メイン軸45の軸線45aに軸方向から対向する中央面53と、中央面53の周囲に設けられる複数の分割面54と、隣接する分割面54を互いに接続する接続壁55とを備える。
中央面53は、車両側面視で略円形の円板状の板部材である。中央面53は、メイン軸45の軸線45の延長線上に位置し、メイン軸45の軸線45aは、中央面53に略直交する。メイン軸45の軸線45aが中央面53に交わる点は基準点53aである。基準点53aは、中央面53の略中心に位置する。すなわち、中央面53は、メイン軸45の軸方向視で、メイン軸45に車幅方向外側から重なる。
分割面54は、メイン軸45の周方向に分割して環状の配列で複数設けられる板部材である。
各分割面54の内周縁54aは、中央面53の外周縁に接続される円弧状である。
各分割面54の外周縁は、側面カバー部51の周縁部51aを形成する。周縁部51aは、メイン軸45の軸方向視で、基準点53aを中心とする円形状に形成され、メイン軸45と略同軸に設けられる。
クラッチカバー42の周壁部52は、側面カバー部51の周縁部51aからケース本体部40側に向けて車幅方向内側に延出する筒状である。周壁部52は、メイン軸45の軸端及びクラッチ50を、クラッチ50の外周側から覆う。
周壁部52は、車幅方向内側の端部に、周壁部52の径方向外側に延出するフランジ状の合わせ部52aを備える。合わせ部52aは、ケース本体部40の側面に合わさる。
合わせ部52aには、複数の固定孔部52bが設けられる。クラッチカバー42は、各固定孔部52bに車幅方向外側から挿通されるボルト56(図3)によってケース本体部40の側面に締結される。
次に、側面カバー部51の構造についてさらに詳細に説明する。ここでは、ケース本体部40に対するメイン軸45の軸線45aの延在方向を、側面カバー部51の高さ方向として説明する。
図5は、図2のV−V断面図である。
図2〜図5を参照し、側面カバー部51は、中央面53が最も高く、中央面53から径方向外側に行くに連れて高さが低くなるように傾斜する。
詳細には、中央面53は、メイン軸45の軸線45aに略直交する平坦面であるため、中央面53の全体が最も高い位置にある。
各分割面54は、内周縁54aから側面カバー部51の周縁部51aに向かうに従い低くなるように傾斜する。すなわち、各分割面54は、側面カバー部51の径方向に傾斜する。
分割面54は、中央面53の周囲に周方向に分割して複数配置される。分割面54は、複数の分割面54によって中央面53を周囲から囲むように環状に配置される。
すなわち、各分割面54は、メイン軸45の軸線45aを中心とする側面カバー部51の周方向Rに環状に複数並べて配置される。周方向Rは、メイン軸45の軸線45aを回転中心とする回転方向に一致する。
本実施の形態では、分割面54は、一例として、7つに分割される。
図6は、各分割面54の周方向Rの傾斜を示す模式図である。図6は、分割面54上を図2の始点P0から終点P1まで360°移動した場合の傾斜の変化を示す。なお、図6は、分割面54及び接続壁55の概略形状を示すものであり、後述の孔部57等の形状は不図示である。
図2、図3及び図6を参照し、各分割面54は、側面カバー部51の周方向Rに行くに連れて高さが変化するように傾斜する。
詳細には、分割面54は、分割面54の周方向の一端54cから他端54dに向けて高さが高くなるように傾斜する。
全ての分割面54の傾斜の方向は、同一であり、一端54cから他端54dに向けて高くなる。図6では、各分割面54の最大高さは略同一であるが、各分割面54の最大高さは互いに異なっていても良い。また、各分割面54の最小高さも互いに異なっていても良い。
なお、周方向Rとは逆の周方向に見た場合、分割面54は、分割面54の周方向の他端54dから一端54cに向けて高さが低くなるように傾斜する。
接続壁55は、メイン軸45の軸線45aの軸方向に延び、互いに隣接する分割面54の他端54dと一端54cとを、分割面54の高さ方向に接続する。
接続壁55は、周方向Rに傾斜する。詳細には、接続壁55は、分割面54の他端54dから一端54cに向けて高さが低くなるように傾斜する。接続壁55の傾斜の方向は、分割面54の傾斜の方向とは逆方向である。
接続壁55は、基準点53aを中心に、放射状に複数配置される。接続壁55は、径方向では、内周縁54aから側面カバー部51の周縁部51aまで延びる。
分割面54は、接続壁55によって接続されることで、中央面53の基準点53aの周囲を回る階段状の面を構成する。
周方向Rにおける接続壁55の長さは、周方向Rにおける分割面54の長さよりも大幅に小さい。このため、分割面54の周方向Rの長さを大きく確保できる。
このように、周方向Rに傾斜する分割面54を、基準点53aを中心に環状に複数配置し、分割面54をメイン軸45の軸方向に延びる接続壁55で接続することで、側面カバー部51を効率良く立体的に形成でき、側面カバー部51の剛性を向上できる。
側面カバー部51の上部に配置される分割面54の周方向Rの長さは、側面カバー部51の下部に配置される分割面54の周方向Rの長さよりも大きい。なお、各分割面54の周方向Rの長さは、特に限定されるものではない。各分割面54の周方向Rの長さは、互いに異なっていても良く、或いは、均等であっても良い。
側面カバー部51の上部に配置される分割面54の一つには、クラッチカバー42の内外を連通させる孔部57が設けられる。
孔部57は、分割面54を上方に開口させる。孔部57には、クラッチ50に操作を伝達するクラッチレリーズ(不図示)が設けられる。
図4及び図5に示すように、側面カバー部51の裏面には、中央面53の中央部から側面カバー部51の周縁部51aまで放射状に延びるリブ58が複数設けられる。リブ58は、接続壁55の裏側に接続壁55に沿って設けられる。
また、側面カバー部51の裏面には、中央面53の基準点53aを周囲から囲うように設けられる内側環状リブ59及び外側環状リブ60が設けられる。
内側環状リブ59は、中央面53の裏面に設けられる。
外側環状リブ60は、内側環状リブ59を外側から囲うように設けられ、分割面54の裏面に設けられる。内側環状リブ59及び外側環状リブ60は、メイン軸45の軸線45aと略同軸に配置される環状である。
外側環状リブ60は、全ての分割面54及び接続壁55を周方向Rに接続する。
リブ58は、内側環状リブ59及び外側環状リブ60に略直交し、内側環状リブ59と外側環状リブ60とを径方向に接続する。
リブ58、内側環状リブ59及び外側環状リブ60によって、側面カバー部51の剛性が向上する。
また、中央面53の裏面には、潤滑油が流れる筒状の給油部53bが設けられる。給油部53bは、メイン軸45の軸線45aと同軸に設けられ、基準点53aの位置に設けられる。給油部53bは、メイン軸45の軸端に接続され、クラッチ50及びメイン軸45に潤滑油を供給する。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、自動二輪車1のエンジン11のカバー構造は、自動二輪車1に搭載されるエンジン11のメイン軸45を収容するクランクケース26と、メイン軸45の軸線45aに軸方向から対向する向きでクランクケース26に取り付けられるクラッチカバー42とを備え、クラッチカバー42は、軸線45aに軸方向から対向する中央面53に位置する基準点53aの周囲に、メイン軸45の周方向に分割して環状の配列で複数設けられる分割面54を備え、各分割面54は、基準点53aを中心とするクラッチカバー42の周方向Rにおいて、各分割面54の一端54cから他端54dに向けて高さが変化するように傾斜し、クラッチカバー42は、互いに隣接する分割面54の他端54dと一端54cとを接続する接続壁55を備える。
この構成によれば、基準点53aの周囲に環状の配列で複数設けられる各分割面54は、分割面54の一端54cから他端54dに向けて高さが変化する傾斜の形状、及び、互いに隣接する分割面54の他端54dと一端54cとを接続する接続壁55によって剛性が高くなる。このため、クラッチカバー42を肉薄化してクラッチカバー42を軽量化できるとともに、クラッチカバー42の剛性を確保できる。クラッチカバー42の剛性の向上により、エンジン11の振動による音を低減できる。
また、接続壁55は、メイン軸45の軸線45aの軸方向に延びて、分割面54を分割面54の高さ方向に接続する。この構成によれば、分割面54を分割面54の高さ方向に接続する接続壁55によって、クラッチカバー42の剛性を効果的に向上できる。
また、各分割面54の周方向Rの傾斜の方向は同一である。この構成によれば、クラッチカバー42の剛性を周方向Rにバランス良く向上できる。
さらに、各分割面54は、基準点53aを中心とする周方向Rにおいて、各分割面54の一端54cから他端54dに向けて高くなる。この構成によれば、クラッチカバー42の剛性を周方向にバランス良く向上できる。
また、分割面54は、接続壁55によって接続されて、基準点53aの周囲を回る階段状の面を構成する。この構成によれば、接続壁55の数を小さくしながら、分割面54を効率良く配置でき、クラッチカバー42の剛性を向上できる。
また、基準点53aは、メイン軸45の軸線45aがクラッチカバー42に交わる点である。この構成によれば、メイン軸45の軸線45aの周囲に分割面54が環状に配列されるため、クラッチカバー42の剛性を全体的にバランス良く向上できる。このため、クラッチカバー42の振動を効果的に抑制でき、振動音を低減できる。
また、分割面54は、基準点53a側からメイン軸45の径方向外側に行くに連れて高さが低くなるように傾斜する。この構成によれば、クラッチカバー42の外形を小さくでき、クラッチカバー42を軽量化できる。
また、クラッチカバー42は、接続壁55の裏側に、接続壁55に沿うリブ58を備える。この構成によれば、リブ58によって接続壁55の剛性を向上でき、クラッチカバー42の剛性を効果的に向上できる。
また、分割面54の裏側には、基準点53aを囲うように外側環状リブ60が設けられる。この構成によれば、外側環状リブ60によって各分割面54を周方向Rに接続でき、クラッチカバー42の剛性を効果的に向上できる。
さらに、接続壁55は、基準点53aを中心に、放射状に配置される。この構成によれば、放射状の配置の接続壁55によって、クラッチカバー42の剛性を効果的に向上できる。
[第2の実施の形態]
以下、図7を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第2の実施の形態では、発電機カバー41(カバー)に分割面254及び接続壁255が設けられる構造について説明する。
図7は、第2の実施の形態における発電機カバー41を車両左側方から側面図である。
発電機カバー41は、側面視で略円形に形成されてローター48及びクランク軸25(回転軸)を車幅方向外側から覆う側面カバー部251と、側面カバー部251の周縁部251aからクランク軸25の軸方向に延出する周壁部252とを備える。
発電機カバー41は、ケース本体部40(図1)から車幅方向外側に膨出するカバーである。
発電機カバー41は、例えば鋳造によって製造される金属製のカバーである。
側面カバー部251は、クランク軸25の軸線25aに軸方向から対向する中央面253と、中央面253の周囲に設けられる複数の分割面254と、隣接する分割面254を互いに接続する接続壁255とを備える。軸線25aは、車幅方向に水平に延びる。
中央面253は、車両側面視で略円形の円板状の板部材である。中央面253は、クランク軸25の軸線25aの延長線上に位置し、クランク軸25の軸線25aは、中央面53に略直交する。クランク軸25の軸線25aが中央面253に交わる点は基準点253aである。基準点253aは、中央面253の略中心に位置する。すなわち、中央面253は、クランク軸25の軸方向視で、クランク軸25に車幅方向外側から重なる。
分割面254は、クランク軸25の周方向に分割して環状の配列で複数設けられる板部材である。
各分割面254の内周縁254aは、中央面253の外周縁に接続される円弧状である。
各分割面254の外周縁は、側面カバー部251の周縁部251aを形成する。周縁部251aは、クランク軸25の軸方向視で、基準点253aを中心とする円形状に形成され、クランク軸25と略同軸に設けられる。
発電機カバー41の周壁部252は、側面カバー部251の周縁部251aからケース本体部40側に向けて車幅方向内側に延出する筒状である。周壁部252は、クランク軸25の軸端及びローター48を、ローター48の外周側から覆う。
周壁部252は、車幅方向内側の端部に、周壁部252の径方向外側に延出するフランジ状の合わせ部252aを備える。合わせ部252aは、ケース本体部40の側面に合わさる。
合わせ部252aには、複数の固定孔部252bが設けられる。発電機カバー41は、各固定孔部252bに車幅方向外側から挿通されるボルト(不図示)によってケース本体部40の側面に締結される。
次に、側面カバー部251の構造についてさらに詳細に説明する。ここでは、ケース本体部40に対するクランク軸25の軸線25aの延在方向を、側面カバー部251の高さ方向として説明する。
側面カバー部251は、中央面253が最も高く、中央面253から径方向外側に行くに連れて高さが低くなるように傾斜する。
詳細には、中央面253は、クランク軸25の軸線25aに略直交する平坦面であるため、中央面253の全体が最も高い位置にある。
各分割面254は、内周縁254aから側面カバー部251の周縁部251aに向かうに従い低くなるように傾斜する。すなわち、各分割面254は、側面カバー部251の径方向に傾斜する。
分割面254は、中央面253の周囲に周方向に分割して複数配置される。分割面254は、複数の分割面254によって中央面253を周囲から囲むように環状に配置される。
すなわち、各分割面254は、クランク軸25の軸線25aを中心とする側面カバー部251の周方向R2に環状に複数並べて配置される。周方向R2は、クランク軸25の軸線25aを回転中心とする回転方向に一致する。
本実施の形態では、分割面254は、一例として、6つに分割される。
各分割面54は、側面カバー部251の周方向R2に行くに連れて高さが変化するように傾斜する。
詳細には、分割面254は、分割面254の周方向の一端254cから他端254dに向けて高さが高くなるように傾斜する。
全ての分割面254の傾斜の方向は、同一であり、一端254cから他端254dに向けて高くなる。
接続壁255は、クランク軸25の軸線25aの軸方向に延び、互いに隣接する分割面254の他端254dと一端254cとを、分割面254の高さ方向に接続する。
接続壁255は、周方向R2に傾斜する。詳細には、接続壁255は、分割面254の他端254dから一端254cに向けて高さが低くなるように傾斜する。接続壁255の傾斜の方向は、分割面254の傾斜の方向とは逆方向である。
接続壁255は、基準点253aを中心に、放射状に複数配置される。接続壁255は、径方向では、内周縁254aから側面カバー部251の周縁部251aまで延びる。
分割面254は、接続壁255によって接続されることで、中央面253の基準点253aの周囲を回る階段状の面を構成する。
ここで、分割面254及び接続壁255によって形成される階段状の面は、上記第1の実施の形態の図6に示す形状と同様である。上記第1の実施の形態では、階段状の面の段は7段であるが、第2の実施の形態では、図7の始点P0から終点P1まで360°移動した場合の階段状の面の段は6段である。
周方向R2における接続壁255の長さは、周方向R2における分割面254の長さよりも大幅に小さい。このため、分割面254の周方向R2の長さを大きく確保できる。
このように、周方向R2に傾斜する分割面254を、基準点253aを中心に環状に複数配置し、分割面254をクランク軸25の軸方向に延びる接続壁255で接続することで、側面カバー部251を効率良く立体的に形成でき、側面カバー部251の剛性を向上できる。
側面カバー部251の上部に配置される分割面254の一つには、発電機カバー41の内外を連通させる孔部257が設けられる。孔部257は、分割面254を上方に開口させる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記第1及び第2の実施の形態に限定されるものではない。
上記第1及び第2の実施の形態では、パワーユニットとしてエンジン11を例示して説明したが、本発明は、これに限定されるものはない。例えば、パワーユニットとしてエンジン11に代えて電動モータユニットを備える鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造において、電動モータユニットの回転軸を収容するパワーユニットケースと、回転軸の軸線に軸方向から対向する向きでパワーユニットケースに取り付けられるカバーとを備えるものにも本発明を適用可能である。
上記第1及び第2の実施の形態では、クラッチカバー42及び発電機カバー41を例に挙げて説明したが、本発明は、クランクケースに取り付けられる他のカバーにも適用可能である。例えば、エンジン11が、クランク軸25と動弁装置とを接続するカムチェーンと、このカムチェーンに噛み合うスプロケットと、このスプロケットを覆う伝達機構カバーとを備え、この伝達機構カバーがクランクケースに取り付けられる構造において、伝達機構カバーに分割面及び接続壁を設けても良い。
また、鞍乗り型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両及び4輪以上を備えた鞍乗り型車両のパワーユニットに適用可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
11 エンジン(パワーユニット)
25 クランク軸(回転軸)
25a 軸線
26 クランクケース(パワーユニットケース)
41 発電機カバー(カバー)
42 クラッチカバー(カバー)
45 メイン軸(回転軸)
45a 軸線
53,253 中央面(軸方向から対向する面)
53a,253a 基準点
54,254 分割面
54c,254c 一端
54d,254d 他端
55,255 接続壁
58 リブ
60 外側環状リブ(環状リブ)
R,R2 周方向(カバーの周方向)

Claims (10)

  1. 鞍乗り型車両に搭載されるパワーユニット(11)の回転軸(25,45)を収容するパワーユニットケース(26)と、前記回転軸(25,45)の軸線(25a,45a)に軸方向から対向する向きで前記パワーユニットケース(26)に取り付けられるカバー(42,41)とを備える鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造において、
    前記カバー(42,41)は、前記軸線(25a,45a)に軸方向から対向する面(53,253)に位置する基準点(53a,253a)の周囲に、前記回転軸(25,45)の周方向に分割して環状の配列で複数設けられる分割面(54,254)を備え、
    各前記分割面(54,254)は、前記基準点(53a,253a)を中心とする前記カバー(42,41)の周方向(R,R2)において、各前記分割面(54,254)の一端(54c,254c)から他端(54d,254d)に向けて高さが変化するように傾斜し、
    前記カバー(42,41)は、互いに隣接する前記分割面(54,254)の前記他端(54d,254d)と前記一端(54c,254c)とを接続する接続壁(55,255)を備えることを特徴とする鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造。
  2. 前記接続壁(55,255)は、前記回転軸(25,45)の前記軸線(25a,45a)の軸方向に延びて、前記分割面(54,254)を前記分割面(54,254)の高さ方向に接続することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造。
  3. 各前記分割面(54,254)の前記傾斜の方向は同一であることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造。
  4. 各前記分割面(54,254)は、前記基準点(53a,253a)を中心とする前記周方向(R,R2)において、各前記分割面(54,254)の前記一端(54c,254c)から前記他端(54d,254d)に向けて高くなるように傾斜することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造。
  5. 前記分割面(54,254)は、前記接続壁(55,255)によって接続されて、前記基準点(53a,253a)の周囲を回る階段状の面を構成することを特徴とする請求項3または4記載の鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造。
  6. 前記基準点(53a,253a)は、前記回転軸(25,45)の前記軸線(25a,45a)が前記カバー(42,41)に交わる点であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造。
  7. 前記分割面(54,254)は、前記基準点(53a,253a)側から前記回転軸(25,45)の径方向外側に行くに連れて高さが低くなるように傾斜することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造。
  8. 前記カバー(42)は、前記接続壁(55)の裏側に、前記接続壁(55)に沿うリブ(58)を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造。
  9. 前記分割面(54)の裏側には、前記基準点(53a)を囲うように環状リブ(60)が設けられることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造。
  10. 前記接続壁(55,255)は、前記基準点(53a)を中心に、放射状に配置されることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の鞍乗り型車両のパワーユニットのカバー構造。
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