JPWO2020044434A1 - 吸音部材付き配管、冷凍サイクル装置、及び吸音部材の取付方法 - Google Patents

吸音部材付き配管、冷凍サイクル装置、及び吸音部材の取付方法 Download PDF

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Abstract

吸音部材付き配管は、流体を流通させる流体配管と、パルプ系繊維を用いて形成され、流体配管の外周を覆うように設けられた吸音部材と、を備え、流体配管の外周面と吸音部材の内周面との間には、隙間が形成されている。

Description

本発明は、吸音部材付き配管、吸音部材付き配管を備えた冷凍サイクル装置、及び吸音部材を配管に取り付ける取付方法に関するものである。
特許文献1には、吸音構造体が記載されている。この吸音構造体は、車輌用排気管などの被覆対象物上に、無機繊維質集成体からなる断熱マットと、無機繊維質織布と、が隣り合って積層配置された構成を有している。
特開2018−28314号公報
特許文献1の吸音構造体は、被覆対象物上に、適宜接着剤を塗布した上で無機繊維質織布を積層配置し、次いで、適宜接着剤を塗布した上で断熱マットを積層配置することによって作製される。被覆対象物と無機繊維質織布との間には空間が存在せず、被覆対象物と無機繊維質織布とは互いに密着している。また、無機繊維質織布と断熱マットとの間には空間が存在せず、無機繊維質織布と断熱マットとは互いに密着している。このため、吸音構造体の吸音性能は、無機繊維質織布及び断熱マットの厚みに依存する。したがって、吸音構造体の吸音性能を高めるのは困難であるという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、吸音性能をより高められる吸音部材付き配管、冷凍サイクル装置、及び吸音部材の取付方法を提供することを目的とする。
本発明に係る吸音部材付き配管は、流体を流通させる流体配管と、パルプ系繊維を用いて形成され、前記流体配管の外周を覆うように設けられた吸音部材と、を備え、前記流体配管の外周面と前記吸音部材の内周面との間には、隙間が形成されているものである。
本発明に係る冷凍サイクル装置は、上記の吸音部材付き配管を備えたものである。
本発明に係る吸音部材の取付方法は、パルプ系繊維を用いて形成された吸音部材を、流体を流通させる流体配管の外周を覆うように丸め、前記流体配管の外周面と前記吸音部材の内周面との間に隙間が形成されるように、前記吸音部材の形状を維持するカバー部材を前記吸音部材の外周に取り付けるものである。
本発明によれば、吸音部材だけでなく、冷媒配管と吸音部材との間の隙間によっても、音響エネルギを熱エネルギに変換することができる。このため、冷媒配管を透過して放射される音の音響エネルギを効果的に減衰させることができる。したがって、吸音部材付き配管の吸音性能をより高めることができる。
本発明の実施の形態1に係る吸音部材付き配管100の構成を示す上面図である。 図1のII−II断面を示す断面図である。 本発明の実施に形態1に係る吸音部材付き配管100の構成の変形例を示す断面図である。 本発明の実施に形態1に係る吸音部材付き配管100の構成の他の変形例を示す断面図である。 冷媒配管から放射される透過音の周波数分布の例を示すグラフである。 各種吸音材の吸音特性を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係る吸音部材付き配管110の構成を示す側面図である。 図7のVIII−VIII断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る冷凍サイクル装置200の概略構成を示す図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る吸音部材付き配管、及び吸音部材の取付方法について説明する。図1は、本実施の形態に係る吸音部材付き配管100の構成を示す上面図である。図1の左右方向は、吸音部材付き配管100の延伸方向を表している。図2は、図1のII−II断面を示す断面図である。
図1及び図2に示すように、吸音部材付き配管100は、冷媒を流通させる冷媒配管10と、冷媒配管10の外周を覆うように設けられた吸音部材20と、を有している。冷媒配管10は、流体を流通させる流体配管の一例である。冷媒配管10は、金属製の円管である。冷媒配管10は、冷凍サイクル装置の冷媒回路の少なくとも一部を構成する。吸音部材20は、冷媒配管10の周方向の全体を囲むように設けられている。吸音部材20は、断熱材等を介さずに、冷媒配管10を直接覆っている。吸音部材20では、冷媒配管10から放射される音の音響エネルギが熱エネルギに変換される。冷媒配管10と吸音部材20との間には、隙間24が形成されている。隙間24では、吸音部材20と同様に、冷媒配管10から放射される音の音響エネルギを熱エネルギに変換される。吸音部材付き配管100は、吸音部材20が冷媒配管10に取り付けられた状態で市場に流通する。
吸音部材20は、冷媒配管10から放射される冷媒音を低減するために設けられる。吸音部材20は、冷媒配管10の延伸方向の全体、又は冷媒配管10の延伸方向において必要な箇所に設けられる。例えば、吸音部材20は、冷媒配管10内の音の疎密波が「密」となる部分に設けられる。
吸音部材20は、パルプ系繊維材料を主成分として作製されている。パルプ系繊維材料は、パルプ系繊維が絡み合わされた繊維集合体により形成されている。各パルプ系繊維は、繊維径が10μm前後となり繊維長が100μm前後となるように加工されている。
吸音部材20は、元々、一方向に長い帯状に成形されている。吸音部材20は、長手方向に沿って延びる一対の縁部21a、21bを有している。帯状の吸音部材20は、長手方向に垂直な断面がU字状となるように曲げられている。縁部21a及び縁部21bは、縁部21aの内周面21a1と縁部21bの内周面21b1とが向かい合うように重ねられている。重ねられた縁部21a及び縁部21bは、縫合部22で互いに固定されている。縫合部22は、縁部21a及び縁部21bがナイロン素材の糸で縫合されることにより形成されている。吸音部材20が断面U字状に曲げられた状態で縁部21a及び縁部21bが互いに固定されることによって、吸音部材20は扁平な管状の形状に維持される。吸音部材20が中空の管状に成形された後に、冷媒配管10は、吸音部材20の内周側に抜き差し自在に挿入される。これにより、冷媒配管10に吸音部材20が装着され、吸音部材付き配管100が作製される。作製された吸音部材付き配管100において、冷媒配管10は、少なくとも延伸方向において、吸音部材20に対して摺動自在になっている。
吸音部材20は、縫合部22を境界として、冷媒配管10が挿入される管状部23と縁部21a及び21bとに分けられる。吸音部材20は、冷媒配管10の外周面10aと管状部23の内周面23aとの間の少なくとも一部に隙間24が形成されるように、冷媒配管10に対して大きめに形成されている。本実施の形態では、冷媒配管10の延伸方向に垂直な断面において、吸音部材20の管状部23の内周面23aの周長は、冷媒配管10の外周面10aの周長の2倍以上である。これにより、管状部23の内周面23aと冷媒配管10の外周面10aとの間に、より大きい隙間24を形成することができる。また、吸音部材20が冷媒配管10に対して大きめに形成されていることにより、配管径の異なる冷媒配管10に対して共通の吸音部材20を用いることができる。さらに、冷媒配管10が吸音部材20の内周側に抜き差し自在に挿入されるため、吸音部材20を冷媒配管10に容易に装着することができる。
パルプ系繊維材料の各繊維の断面には、複数の空気孔が形成されている。従来用いられることの多い無機繊維及びパルプ系以外の有機繊維の断面には、空気孔は存在しない。よって、パルプ系繊維材料を用いて任意厚みの吸音部材20を形成することにより、音響エネルギを熱エネルギに変換する空気室を保持することができる。これにより、パルプ系繊維材料を用いた吸音部材20では、従来の吸音部材よりも高い吸音率を得ることができる。また、吸音部材20の形成材料には、バインダー材が含まれていてもよい。バインダー材によって、パルプ系繊維同士の間に形成される空間を保持することができる。この空間は、音響エネルギを熱エネルギに変換する空気層として機能する。
冷媒配管10の外周面10aには、周囲環境との温度差によって結露が発生する場合がある。冷媒配管10の設置環境によっては、吸音部材20が常に高湿度状態となる。冷媒配管10の表面の露が吸音部材20に浸透すると、カビが発生する場合もある。したがって、吸音部材20への水分の浸透を防止するために、吸音部材20の内周側の表面に撥水層が形成されていてもよい。撥水層は、PP又はPE等の樹脂膜により形成される。撥水層の厚みは、20μm以下、例えば5μm〜20μmとすることが望ましい。これは、撥水層の厚みが20μmよりも厚くなると、冷媒配管10から吸音部材20への音波の入射が遮られ、音響エネルギの減衰が特に必要となる高周波帯域で吸音効果が得られない場合があるためである。したがって、吸音部材20の表面に撥水層を形成する製造プロセスでは、吸音部材20への音波の入射が撥水層により遮られるのを防止できるように、撥水層の膜厚の成形管理が常時行われる。吸音部材20の形成材料には、抗カビ材が含まれていてもよい。これにより、吸音部材20が水分を吸収しても、カビの発生を抑えることができる。
吸音部材20が中空の管状に成形されることにより、冷媒配管10への吸音部材20の装着が容易になる。吸音部材20は、縁部21a、21b同士がナイロン素材の糸を用いたミシン縫いにより固定されることによって、管状の形状に維持されている。上記のとおり、冷媒配管10には結露が生じる場合がある。このため、吸音部材20の縁部21a、21b同士の固定にホチキスの針のような金属部材が用いられると、金属部材にサビが生じる場合がある。また、パルプ系繊維材料は熱溶融しないため、熱溶着によって縁部21a、21b同士を固定することは困難である。さらに、吸音部材20の縁部21a、21b同士を溶剤等により接着した場合、接着面の溶剤が冷媒配管10に接触すると冷媒配管10を腐食させる原因となる。したがって、本実施の形態では、ナイロン素材の糸を用いた縫合により、縁部21a、21b同士が固定されている。縫合を用いることにより、短い処理時間で確実に、縁部21a、21b同士を長手方向の全体にわたって固定することができる。また、ナイロン素材の糸は、冷媒配管10に悪影響を及ぼさず、かつ経年劣化しにくい。したがって、吸音部材付き配管100の耐久性を高めることができる。さらに、ナイロン素材の糸を用いることにより、吸音部材付き配管100に曲げ加工を施したとき、応力によって糸が切れたりほぐれたりすることを防ぐことができる。
吸音部材20の縫合には、ストレート縫いよりも強固に縫合できる「巻き縫い」又は「インターロック縫い」が用いられる。特に、吸音部材20の縁部21a、21bを縫い込む巻き縫いが用いられることにより、吸音部材20のほつれが生じにくくなるとともに、吸音部材20の強度が向上する。
吸音部材付き配管100は、必要に応じて任意の長さで切断される場合がある。吸音部材付き配管100が切断される際には、冷媒配管10が切断されるだけでなく吸音部材20も切断される。上記のような縫合を用いることにより、吸音部材20の切断面でほつれが生じるのを防ぐことができる。
一般に、冷媒配管10等の流体配管は、外気との断熱のため、断熱材で覆われることが多い。断熱材には、発泡ウレタン等の発泡材が用いられる。発泡材の内部には、複数の気泡が互いに独立して存在する。このため、発泡材の吸音性能は極めて低い。また、加工された発泡材の表面は硬いため、発泡材の表面では、音の入射が生じにくく音の反射が生じてしまう。したがって、発泡材では吸音そのものがほとんど行われない。
また、発泡ウレタンは、材料の性質上、加水分解を起こす。このため、発泡ウレタンからなる断熱材は、配管の結露水を受け続けることによって経年的に分解してしまうという問題がある。
現行の断熱材の熱伝導率は0.043W/(m・K)であるのに対し、本実施の形態の吸音部材20の熱伝導率は0.036W/(m・K)前後である。すなわち、吸音部材20は、現行の断熱材よりも高い断熱性能を有している。このため、現行の断熱材に代えて、本実施の形態の吸音部材20によって流体配管を覆うことによって、高い吸音効果が得られるだけでなく、現状よりも高い断熱効果が得られる。
図3は、本実施の形態に係る吸音部材付き配管100の構成の変形例を示す断面図である。図3に示すように、本変形例の吸音部材20は、それぞれ一方向に長い帯状に成形された2枚の吸音部材25、26を有している。吸音部材25は、長手方向に沿って延びる一対の縁部25a、25bを有している。吸音部材26は、長手方向に沿って延びる一対の縁部26a、26bを有している。縁部25a及び縁部26aは、縁部25aの内周面25a1と縁部26aの内周面26a1とが向かい合うように重ねられ、縫合部22aで互いに固定されている。縁部25b及び縁部26bは、縁部25bの内周面25b1と縁部26bの内周面26b1とが向かい合うように重ねられ、縫合部22bで互いに固定されている。縫合部22a及び縫合部22bはいずれも、ナイロン素材の糸で吸音部材25と吸音部材26とが縫合されることにより形成されている。吸音部材20のうち縫合部22aと縫合部22bとの間には、冷媒配管10が挿入される管状部23が形成されている。冷媒配管10の延伸方向に垂直な断面において、管状部23の内周面23aの周長は、冷媒配管10の外周面10aの周長の2倍以上である。これにより、冷媒配管10の外周面10aと管状部23の内周面23aとの間には、より大きい隙間24を形成することができる。
図4は、本実施の形態に係る吸音部材付き配管100の構成の他の変形例を示す断面図である。図4に示すように、本変形例では、帯状に成形された吸音部材20が断面C字状に曲げられている。縁部21a及び縁部21bは、縁部21aの内周面21a1と縁部21bの内周面21b1とが向かい合うように重ねられ、縫合部22で互いに固定されている。縫合部22は、ナイロン素材の糸で縁部21aと縁部21bとが縫合されることにより形成されている。吸音部材20には、冷媒配管10が挿入される管状部23が形成されている。冷媒配管10の延伸方向に垂直な断面において、管状部23の内周面23aの周長は、冷媒配管10の外周面10aの周長の2倍以上である。これにより、冷媒配管10の外周面10aと管状部23の内周面23aとの間には、より大きい隙間24を形成することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る吸音部材付き配管100は、冷媒を流通させる冷媒配管10と、パルプ系繊維を用いて形成され、冷媒配管10の外周を覆うように設けられた吸音部材20と、を備えている。冷媒配管10の外周面10aと吸音部材20の内周面23aとの間には、隙間24が形成されている。ここで、冷媒は流体の一例である。冷媒配管10は流体配管の一例である。
この構成によれば、吸音部材20に形成される空気室及び空気層だけでなく、冷媒配管10と吸音部材20との間の隙間24によっても、音響エネルギを熱エネルギに変換することができる。このため、冷媒配管10を透過して放射される音の音響エネルギを効果的に減衰させることができる。したがって、吸音部材付き配管100の吸音性能をより高めることができる。また、吸音部材20の厚みを必要以上に厚くしなくても吸音性能を高めることができるため、吸音部材付き配管100の製造コストを削減することができる。
また、本実施の形態に係る吸音部材付き配管100では、冷媒配管10の延伸方向に垂直な断面において、吸音部材20の内周面23aの周長は、冷媒配管10の外周面10aの周長の2倍以上である。この構成によれば、冷媒配管10の外周面10aと吸音部材20の内周面23aとの間に、より大きい隙間24を確保することができる。
また、本実施の形態に係る吸音部材付き配管100では、吸音部材20は、一対の縁部21a、21bを有している。吸音部材20は、一対の縁部21a、21bのそれぞれの内周面21a1、21b1同士が向かい合うように曲げられている。一対の縁部21a、21bは互いに固定されている。この構成によれば、吸音部材20を扁平な管状の形状に維持することができるため、冷媒配管10の外周面10aと吸音部材20の内周面23aとの間に、確実に隙間24を確保することができる。
また、本実施の形態に係る吸音部材付き配管100では、一対の縁部21a、21bは、ナイロン素材の糸で縫合されている。この構成によれば、短い処理時間で確実に吸音部材20の形状を管状にすることができるとともに、吸音部材付き配管100の耐久性を高めることができる。
また、本実施の形態に係る吸音部材付き配管100では、冷媒配管10は、吸音部材20の内周側に抜き差し自在に挿入されている。この構成によれば、吸音部材20を冷媒配管10に容易に装着することができる。
従来、冷媒配管から放射される音を低減するために、冷媒配管の周囲を金属製の遮音部材で覆ったり、冷媒配管の一部又は全体をゴム製の防振部材で覆ったりする手段が講じられていた。しかしながら、これらの手段で低減できる音は、室内機又は室外機などの筐体内において一部の配管から放射される振動音に限られていた。例えば、防振部材を用いた場合、冷媒配管の表面が振動する際の振動振幅を抑えることができるため、冷媒配管表面から放射される振動音の振動エネルギを減衰させることができる。冷媒配管から放射される冷媒音には、冷媒配管そのものの振動により放射される振動音の他に、冷媒配管の内部から冷媒配管を透過して放射される透過音がある。遮音部材又は防振部材を用いた場合、冷媒配管の内部から冷媒配管を透過して放射される透過音の音響エネルギを減衰させることはできない。
冷媒配管から放射される透過音には、5kHz以上の高周波帯域にピーク周波数成分を有する音放射が影響している場合がある。この音放射の発生要因は、冷媒配管の面内振動である。冷媒配管の面内振動は、冷媒配管そのものが振動する場合と異なり、冷媒配管に防振部材を取り付けても減衰させることができない。このため、従来の防振部材では、冷媒配管から放射される透過音に対して十分な音放射対策ができない。
図5は、冷媒配管から放射される透過音の周波数分布の例を示すグラフである。図5の横軸は周波数(Hz)を表しており、縦軸は音圧レベルレスポンス(dB)を表している。図5に示すように、冷媒配管内を流通する冷媒が液相状態である場合、透過音の周波数分布には、1kHz〜3kHzの可聴帯域に1つ又は複数のピーク成分が発生する。1kHz〜3kHzの帯域は、液相状態で発生しやすい周波数成分である。冷媒配管内を流通する冷媒が気相状態である場合、透過音の周波数分布には、5kHz〜7kHzの可聴帯域に1つ又は複数のピーク成分が発生する。5kHz〜7kHzの帯域は、気相状態で発生しやすい周波数成分である。冷媒配管内を流通する冷媒が二相状態である場合、透過音の周波数分布には、3kHz〜5kHzの可聴帯域及び10kHz以上の超音波帯域に複数のピーク成分が発生する。可聴帯域に発生するピーク成分は、気相状態のピーク成分と液相状態のピーク成分との差分による周波数成分であり、配管の疎密波との連成により音圧が増幅された周波数成分である。超音波帯域に発生するピーク成分は、配管内で発生するキャビテーションノイズである。このピーク成分の周波数は、配管内の気相すなわち泡の状態によって複雑に変化する。複数のピーク成分が発生する場合、ゆらぎ現象による差分音、又は複数のピーク成分の影響により和音的な音質となった冷媒音も発生する。これらの音は、冷凍サイクル装置の運転時に発生する。このため、室内に設置された室内機で夜間に冷媒音が発生すると、室内で就寝中のユーザに不快感を与えることになる。
図6は、各種吸音材の吸音特性を示すグラフである。図6の横軸は周波数(Hz)を表しており、縦軸は吸音率(−)を表している。図6に示すように、パルプ系繊維吸音材の吸音率は、1kHz以上の周波数帯域において、膜吸音材、フエルト系不織布、及び発泡材系吸音材のいずれの吸音率よりも高く、かつ周波数によらずほぼ一定である。これにより、パルプ系繊維材料を用いて形成された吸音部材20は、1kHz以上の周波数帯域にピークを有する透過音に対して、優れた吸音特性を有することが分かる。
したがって、本実施の形態に係る吸音部材付き配管100によれば、冷媒配管10の内部から冷媒配管10の外部に放射される透過音を効果的に減衰させることができる。このため、本実施の形態では、冷媒配管10の防振構造による振動音対策以外に、冷媒配管10から放射される透過音の対策を講じることができる。よって、冷媒配管10から放射される全ての冷媒音の対策を講じることができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る吸音部材付き配管、及び吸音部材の取付方法について説明する。図7は、本実施の形態に係る吸音部材付き配管110の構成を示す側面図である。図7の左右方向は、吸音部材付き配管110の延伸方向を表している。図8は、図7のVIII−VIII断面を示す断面図である。図7及び図8に示すように、吸音部材付き配管110は、冷媒を流通させる冷媒配管10と、冷媒配管の外周を覆うように設けられた吸音部材20と、吸音部材20のさらに外周を覆うように設けられたカバー部材30と、を有している。冷媒配管10の外周面10aと吸音部材20の内周面23aとの間には、隙間24が形成されている。吸音部材20の内周面23aの周長は、例えば、冷媒配管10の外周面10aの周長の2倍以上である。
吸音部材20は、パルプ系繊維材料を主成分として形成されている。パルプ系繊維材料は、パルプ系繊維が絡み合わされた繊維集合体により形成されている。各パルプ系繊維は、繊維径が10μm前後となり繊維長が100μm前後となるように加工されている。吸音部材20は、帯状に成形されており、隙間24を挟んで冷媒配管10の周方向の全体を囲むように丸められている。吸音部材20は、断熱材等を介さずに冷媒配管10を直接覆っている。丸められた吸音部材20には、元の形状に戻ろうとする復元力が作用する。しかしながら、吸音部材20の元の形状への復元は、外周側に設けられたカバー部材30によって阻止される。結果として、丸められた吸音部材20はカバー部材30の内周面に密着し、吸音部材20の形状はカバー部材30によって維持される。吸音部材20は、冷媒配管10の延伸方向の全体、又は冷媒配管10の延伸方向において必要な箇所に設けられる。また、カバー部材30は、吸音部材20の長手方向の全体、又は吸音部材20の長手方向において必要な箇所に設けられる。
カバー部材30は、アルミニウム又はステンレスなどの金属製であり、メッシュ構造又はパンチングメタル構造を有している。カバー部材30は、人の力によって変形し、その力が取り除かれると変形後の形状が維持される程度の硬さで形成されている。カバー部材30は、ハサミ等で必要な長さに切断できるように、厚さ2mm以下、例えば厚さ1〜2mm程度に形成されている。カバー部材30は、帯状に成形されており、吸音部材20の外周を覆うように丸められている。カバー部材30は、吸音部材20の形状を維持するとともに、吸音部材20が冷媒配管10から脱落しないように吸音部材20を冷媒配管10に対して固定する機能を有している。
冷媒配管10に吸音部材20を取り付ける際には、まず、冷媒配管10の外周を覆うように吸音部材20を丸める。そして、冷媒配管10の外周面10aと吸音部材20の内周面23aとの間に隙間24が形成されるように、吸音部材20の外周にカバー部材30を取り付ける。カバー部材30は、吸音部材20の外周を覆うように、作業者の力で丸められる。丸められたカバー部材30は、作業者の力が取り除かれても形状を維持する。このため、カバー部材30によって吸音部材20の形状も維持される。これにより、カバー部材30が吸音部材20の外周に取り付けられる。冷媒配管10と吸音部材20との間には、隙間24が形成される。吸音部材20の一部は冷媒配管10と接触していてもよい。吸音部材20及びカバー部材30は、一体的に形成されていてもよい。
本実施の形態では、カバー部材30が人の力で変形するため、特別な工具を用いるまでもなくカバー部材30を取り付けることができる。
本実施の形態では、冷凍サイクル装置の製造工程途中、又は冷凍サイクル装置の設置後などにおいて、既に取り付けられている冷媒配管10に吸音部材20を新たに装着することも可能である。また、本実施の形態では、直管状の冷媒配管10に吸音部材20及びカバー部材30が取り付けられているが、吸音部材20及びカバー部材30は、曲げ加工が施された曲管状の冷媒配管10にも取り付けることができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る吸音部材20の取付方法は、パルプ系繊維を用いて形成された吸音部材20を、冷媒を流通させる冷媒配管10の外周を覆うように丸め、冷媒配管10の外周面10aと吸音部材20の内周面23aとの間に隙間24が形成されるように、吸音部材20の形状を維持するカバー部材30を吸音部材20の外周に取り付けるものである。ここで、冷媒は流体の一例である。流体としては、冷媒だけでなく、水又はブライン等の液体を用いることもできるし、気体を用いることもできる。冷媒配管10は流体配管の一例である。
本実施の形態によれば、冷凍サイクル装置に既に取り付けられている冷媒配管10に対し、吸音部材20を後から取り付けることができる。また、本実施の形態では、両面テープ、粘着材及び結束バンド等を用いなくても、吸音部材20を冷媒配管10に取り付けることができる。したがって、冷媒配管10への吸音部材20の取付けを容易に行うことができるとともに、冷媒配管10と吸音部材20との間の隙間24を容易に形成することができる。さらに、本実施の形態によれば、吸音部材20に形成される空気室及び空気層だけでなく、冷媒配管10と吸音部材20との間の隙間24によっても、音響エネルギを熱エネルギに変換することができる。このため、冷媒配管10を透過して放射される音の音響エネルギを効果的に減衰させることができる。したがって、吸音部材20が冷媒配管10に取り付けられた吸音部材付き配管110の吸音性能をより高めることができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る冷凍サイクル装置について説明する。図9は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置200の概略構成を示す図である。本実施の形態では、冷凍サイクル装置200として、空気調和機を例示している。図9に示すように、冷凍サイクル装置200は、室外機201と室内機202とを有している。室外機201の筐体には、圧縮機210、不図示の室外熱交換器、及び電子膨張弁211等が収容されている。室内機202の筐体には、室内熱交換器212等が収容されている。冷凍サイクル装置200は、圧縮機210、室外熱交換器、電子膨張弁211及び室内熱交換器212が冷媒配管を介して環状に接続された冷媒回路を有している。冷凍サイクル装置200の冷媒回路には、冷房運転時及び暖房運転時で冷媒の流れを切り替える四方弁が設けられていてもよい。室外機201と室内機202との間は、延長配管220及び延長配管221を介して接続されている。延長配管220及び延長配管221は、冷凍サイクル装置200の冷媒配管の一部である。
冷凍サイクル装置200の冷媒配管の少なくとも一部には、実施の形態1の吸音部材付き配管100又は実施の形態2の吸音部材付き配管110が用いられている。例えば、延長配管220及び延長配管221には、吸音部材付き配管100が用いられている。室内機202内の冷媒配管には、必要に応じて、吸音部材付き配管100又は吸音部材付き配管110が用いられている。例えば、吸音部材付き配管100の取付けが困難な部分には、冷媒配管10が取り付けられた後に吸音部材20を装着可能な吸音部材付き配管110が用いられる。室外機201内の冷媒配管にも、吸音部材付き配管100又は吸音部材付き配管110が用いられてもよい。
以上説明したように、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置200は、実施の形態1に係る吸音部材付き配管100又は実施の形態2に係る吸音部材付き配管110を備えている。この構成によれば、冷凍サイクル装置200の冷房運転時又は暖房運転時において、冷媒配管から放射される音の音響エネルギを効果的に減衰させることができる。したがって、冷凍サイクル装置200の静粛性を高めることができる。
10 冷媒配管、10a 外周面、20 吸音部材、21a、21b 縁部、21a1、21b1 内周面、22、22a、22b 縫合部、23 管状部、23a 内周面、24 隙間、25、26 吸音部材、25a、25b、26a、26b 縁部、25a1、25b1、26a1、26b1 内周面、30 カバー部材、100、110 吸音部材付き配管、200 冷凍サイクル装置、201 室外機、202 室内機、210 圧縮機、211 電子膨張弁、212 室内熱交換器、220、221 延長配管。
本発明に係る吸音部材付き配管は、流体を流通させる流体配管と、パルプ系繊維を用いて形成され、前記流体配管の外周を覆うように設けられた吸音部材と、を備え、前記流体配管の外周面と前記吸音部材の内周面との間には、隙間が形成されており、前記吸音部材は、一対の縁部を有しており、前記吸音部材は、前記一対の縁部のそれぞれの内周面同士が向かい合うように曲げられており、前記一対の縁部は互いに固定されている。

Claims (7)

  1. 流体を流通させる流体配管と、
    パルプ系繊維を用いて形成され、前記流体配管の外周を覆うように設けられた吸音部材と、
    を備え、
    前記流体配管の外周面と前記吸音部材の内周面との間には、隙間が形成されている吸音部材付き配管。
  2. 前記流体配管の延伸方向に垂直な断面において、前記吸音部材の内周面の周長は、前記流体配管の外周面の周長の2倍以上である請求項1に記載の吸音部材付き配管。
  3. 前記吸音部材は、一対の縁部を有しており、
    前記吸音部材は、前記一対の縁部のそれぞれの内周面同士が向かい合うように曲げられており、
    前記一対の縁部は互いに固定されている請求項1又は請求項2に記載の吸音部材付き配管。
  4. 前記一対の縁部は、ナイロン素材の糸で縫合されている請求項3に記載の吸音部材付き配管。
  5. 前記流体配管は、前記吸音部材の内周側に抜き差し自在に挿入されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の吸音部材付き配管。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の吸音部材付き配管を備えた冷凍サイクル装置。
  7. パルプ系繊維を用いて形成された吸音部材を、流体を流通させる流体配管の外周を覆うように丸め、
    前記流体配管の外周面と前記吸音部材の内周面との間に隙間が形成されるように、前記吸音部材の形状を維持するカバー部材を前記吸音部材の外周に取り付ける吸音部材の取付方法。
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