JPWO2020038379A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含む、ヒトＰＤ－Ｌ１エピトープに結合する抗原結合ポリペプチドであって、ここでそのそれぞれの配列は、
   （ａ）配列番号１８および配列番号２０；
   （ｂ）配列番号４２および配列番号４４；
   （ｃ）配列番号３４および配列番号３６；
   （ｄ）配列番号２２および配列番号２４；
   （ｅ）配列番号２および配列番号４；
   （ｆ）配列番号６２および配列番号６４；
   （ｇ）配列番号８２および配列番号８４
   （ｈ）配列番号７０および配列番号７２；
   （ｉ）配列番号５０および配列番号５２；
   （ｊ）配列番号１０２および配列番号１０４；
   （ｋ）配列番号３０および配列番号３２；
   （ｌ）配列番号６および配列番号８；
   （ｍ）配列番号１０および配列番号１２；
   （ｎ）配列番号１４および配列番号１６；
   （ｏ）配列番号２６および配列番号２８；
   （ｐ）配列番号３８および配列番号４０；
   （ｑ）配列番号４６および配列番号４８；
   （ｒ）配列番号５４および配列番号５６；
   （ｓ）配列番号５８および配列番号６０；
   （ｔ）配列番号６６および配列番号６８；
   （ｕ）配列番号７４および配列番号７６；
   （ｖ）配列番号７８および配列番号８０；
   （ｗ）配列番号８６および配列番号８８；
   （ｘ）配列番号９０および配列番号９２；
   （ｙ）配列番号９４および配列番号９６；
   （ｚ）配列番号９８および配列番号１００；
   および
   （ａａ）配列番号１０６および配列番号１０８．
   からなる群から選択される配列対合から本質的になる抗原結合ポリペプチド。
2. 前記ポリペプチドは、配列番号１８と少なくとも９５％同一である重鎖可変ドメイン配列および配列番号２０と少なくとも９５％同一である軽鎖可変ドメイン配列を有する、請求項１に記載の抗原結合ポリペプチド。
3. 前記ポリペプチドは、完全ヒト抗体またはヒト化抗体である、請求項１または２に記載の抗原結合ポリペプチド。
4. 前記抗体は、ヒト定常領域をさらに含み、ここで前記ヒト定常領域は、ＡＤＣＣおよび／またはＣＤＣ活性を有する、請求項３に記載の抗原結合ポリペプチド。
5. 請求項１または２に記載の抗原結合ポリペプチドをコードする核酸分子であって、ここで前記核酸分子は、ＤＮＡ分子またはＲＮＡ分子である、核酸分子。
6. 前記核酸分子は、重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインをコードするＤＮＡ配列を含み、前記ＤＮＡ配列は、（ａ）配列番号１７および配列番号１９；（ｂ）配列番号３３および配列番号３５；ならびに（ｃ）配列番号４１および配列番号４３からなる群から選択される配列対合から本質的になる、請求項５に記載の核酸分子。
7. 請求項１または２に記載の重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインの実質的に同一の対を含む、ヒトＰＤ－Ｌ１エピトープに結合する抗体。
8. 請求項１～４のいずれか一項に記載の抗原結合ポリペプチドまたは請求項７に記載の抗体、および薬学的に受容可能な賦形剤、キャリアまたは希釈剤を含む、医薬組成物。
9. 状態に関して処置を必要とする被験体を治療的に処置するのに使用するための医薬組成物であって、前記医薬組成物は、治療上有効な量の請求項１～４のいずれか一項に記載の抗原結合ポリペプチドまたは請求項７に記載の抗体を包含する、医薬組成物。
10. 状態に関して処置を必要とする被験体を治療的に処置するのに使用するための医薬組成物であって、治療上有効な量の請求項１～４のいずれか一項に記載の抗原結合ポリペプチドまたは請求項７に記載の抗体を包含する前記医薬組成物は、（ａ）他の免疫抑制経路を標的とする抗体；（ｂ）化学療法もしくは放射線療法；（ｃ）免疫抑制経路を遮断する他の機構；または（ｄ）他の免疫治療剤と組み合わせて前記被験体に投与される、医薬組成物。
11. 前記状態は、卵巣がん、結腸がん、乳がん、肺がん、骨髄腫、神経芽細胞由来ＣＮＳ腫瘍、単球性白血病、Ｂ細胞に由来する白血病、Ｔ細胞に由来する白血病、Ｂ細胞に由来するリンパ腫、Ｔ細胞に由来するリンパ腫、マスト細胞に由来する腫瘍、黒色腫、膀胱がん、胃がん、肝臓がん、尿路上皮癌、皮膚癌、腎がん、頭頸部がん、膵臓がん、およびこれらの組み合わせからなる群より選択される哺乳動物のがんである、請求項９または１０に記載の医薬組成物。
12. 前記哺乳動物のがんは、検出可能な量のＰＤ－Ｌ１を発現する腫瘍細胞の少なくとも一部を有する、請求項１１に記載の医薬組成物。
13. 請求項１～４のいずれかに記載のポリペプチドを生成する哺乳動物発現系。