JPWO2019227242A5 - - Google Patents
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一実施形態では、対応付けシステムが、リレーショナルデータベースを含む。リレーショナルデータベースは、精紡データと、コップの巻取り時点の識別子と、精紡部の識別子とを保存し、コップの巻取り時点の識別子と精紡部の識別子とを、コップに対応付けられる精紡データを識別するためのキーとして用いるように構成されている。対応付けシステムは、コップに識別キャリアを対応付け、識別キャリアの識別データをリレーショナルデータベースに保存し、リレーショナルデータベースにおいて、コップの巻取り時点の識別子と精紡部の識別子とを、コップに対応付けられる精紡データと識別キャリアの識別データとの両方を識別するためのキーとして使用するように構成することができる。対応付けシステムは、好適には、第1のコップの後で第1のコップと同一の精紡部で巻き取られた後続の複数のコップについては、第1のコップの供給についての決定を、後続のコップについて、精紡データを考慮することなく行うように構成されている。
リング精紡機2から取り外された601各コップ91について、まずは少なくとも1つの精紡部21が故障した精紡部21として既知であり、保存されているか否か問い合わされる602。いいえの場合、コップ91の精紡データがその許容性についてチェックされる603。精紡データが許容されているとき、コップ91は、巻取部31のうちの1つに供給され604、そこで巻き返される。そうでない場合、コップ91が巻き取られた精紡部21が故障した精紡部21として保存され606、コップ91が不良品として選別される607。
もちろん、本発明は、前述された実施形態に限定されるものではない。本発明の知識があれば、当業者は、本発明の対象に含まれるさらなる変化形態を作り出すことができるであろう。
なお、本願は、特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の態様として以下も含み得る。
1.糸(92)を精紡するための複数の精紡部(21)を有するリング精紡機(2)と糸(92)を巻き返すための複数の巻取部(31)を有する巻取機(3)とを備えるリング精紡設備(1)を自動で運転する方法であって、
複数の精紡部(21)のうちの1つで糸を精紡し、コップ(91)に巻き取り、
精紡部(21)について、コップ(91)へと巻き取る間の精紡部(21)の運転についての特性パラメータの値を求め、精紡データとして保存し、
精紡データをコップ(91)に対応付け、
コップ(91)を精紡部(21)から取り外し、
取り外された後の複数の巻取部(31)のうちの1つへのコップ(91)の供給について自動で決定するとき、コップ(91)に対応付けられた精紡データを考慮する、方法において、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とをコップ(91)に自動で対応付けし、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とに基づいて、精紡データをコップ(91)に自動で対応付ける
ことを特徴とする、リング精紡設備を自動で運転する方法。
2.精紡データと、コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを、リレーショナルデータベースに保存し、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを、リレーショナルデータベースにおいて、コップ(91)に対応付けられる精紡データを識別するためのキーとして用いる、上記1に記載の方法。
3.コップ(91)に識別キャリアを対応付け、
識別キャリアの識別データをリレーショナルデータベースに保存し、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを、リレーショナルデータベースにおいて、コップ(91)に対応付けられる精紡データと識別キャリアの識別データとの両方を識別するためのキーとして用いる、上記2に記載の方法。
4.第1のコップ(91)の後で第1のコップ(91)と同一の精紡部(21)で巻き取られた後続の複数のコップ(91)については、第1のコップ(91)の供給についての決定を、後続のコップ(91)について、精紡データを考慮することなく行う、上記1から3のいずれか1つに記載の方法。
5.以下の複数の問合わせ、
・コップ(91)が巻取部(31)のうちの1つに供給されるか?
・どの巻取部(31)にコップ(91)が供給されるか?
・いつコップ(91)が巻取部(31)のうちの1つに供給されるか?
のうちの少なくとも1つについて決定を行う、上記1から4のいずれか1つに記載の方法。
6.コップ(91)を、取り外された後で選別し、少なくとも待機時間の間に巻取部(31)のいずれにも供給しない、上記1から5のいずれか1つに記載の方法。
7.それぞれ相互に類似した精紡データの少なくとも2つのクラスを形成し、
少なくとも2つのクラスのそれぞれについて決定を行い、決定の結果をそれぞれのクラスに対応付けし、
コップ(91)を、保存された精紡データに応じて、少なくとも2つのクラスのうちの1つのクラスに分類し、
取り外された後で、該当するクラスに対応付けられた結果に応じて、コップ(91)を扱う、上記1から6のいずれか1つに記載の方法。
8.巻取部(31)のそれぞれで、糸(92)をコップ(91)から糸パッケージ(93)へと巻き返し、同一のクラスに分類されたコップ(91)を、コップ(91)に巻き取られた糸(92)が単一の糸パッケージ(93)へと巻き返されるように、巻取部(31)のうちの1つに時間的に相前後して供給する、上記7に記載の方法。
9.同一のクラスに分類されたコップ(91)を、取り外された後で、コップ(91)が巻取部(31)に供給される前に、一時保管する、上記8に記載の方法。
10.精紡データに含まれる、精紡部(21)の運転についての特性パラメータを、以下の、時間単位あたりの糸切れの数、リングトラベラ回転数、空気温度、空気湿度から選択する、上記1から9のいずれか1つに記載の方法。
11.自動のリング精紡設備(1)であって、
糸(92)を精紡し、それぞれコップ(91)へと糸(92)を巻き取るための複数の精紡部(21)を有するリング精紡機(2)と、
精紡測定量を測定するための精紡部(21)のそれぞれに設けられた精紡センサ(41)と、コップ(91)に巻き取る間に精紡部(21)の精紡センサ(41)から精紡測定量の値を受信し、そこから精紡部(21)の運転についての特性パラメータの値を求め、精紡データとして保存するように構成された、精紡センサ(41)に接続された精紡監視制御ユニット(43)とを有する、精紡部(21)の運転を監視するための精紡監視システム(4)と、
精紡部(21)からコップ(91)を取り外すための取外し装置と、
それぞれのコップ(91)から糸パッケージ(93)へと糸(92)を巻き返すための、複数の巻取部(31)を有する巻取機(3)と、
取外し装置から取り外されたコップ(91)を巻取部(31)に供給するための、供給制御ユニット(33)によって制御される供給システムと、
付属のコップ(91)に精紡データを対応付けするための対応付けシステムと、
を備え、
供給制御ユニット(33)は、精紡監視制御ユニット(43)に接続されているとともに、巻取部(31)のうちの1つへのそれぞれのコップ(91)の供給に関する決定を、対応付けシステムによってコップ(91)に対応付けられた精紡データを考慮して行うように構成されている、自動のリング精紡設備(1)において、
対応付けシステムが、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と、コップ(91)が巻き取られた精紡部(21)の識別子とを、コップ(91)に対応付けし、精紡データを、コップ(91)に、コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とに基づいて対応付ける
ように構成されている
ことを特徴とする、自動のリング精紡設備(1)。
12.対応付けシステムが、リレーショナルデータベースを含み、
リレーショナルデータベースは、
精紡データと、コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを保存し、コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とを、コップ(91)に対応付けられた精紡データを識別するためのキーとして用いる
ように構成されている
、上記11に記載の自動のリング精紡設備(1)。
13.対応付けシステムが、
コップ(91)に識別キャリアを対応付け、
識別キャリアの識別データをリレーショナルデータベースに保存し、
リレーショナルデータベースにおいて、コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とを、コップ(91)に対応付けられる精紡データと識別キャリアの識別データとの両方を識別するためのキーとして使用する
ように構成されている、上記12に記載の自動のリング精紡設備(1)。
14.対応付けシステムは、
第1のコップ(91)の後で第1のコップ(91)と同一の精紡部(21)で巻き取られた後続の複数のコップ(91)については、第1のコップ(91)の供給についての決定を、後続のコップ(91)について、精紡データを考慮することなく行う
ように構成されている、上記11から13のいずれか1つに記載の自動のリング精紡設備(1)。
15.供給制御ユニット(33)によって選別され、少なくとも待機時間の間にいずれの精紡部(31)にも供給されないコップ(91)を収容するための選別ステーション(35,35.1,35.2,38)を付加的に備える、上記11から14のいずれか1つに記載の自動のリング精紡設備(1)。
16.精紡監視制御ユニット(43)が、
精紡部(21)の運転についての特性パラメータの値を、以下の、時間単位あたりの糸切れの数、リングトラベラ回転数、空気温度、空気湿度から求めて、精紡データとして保存する
ように構成されている、上記11から15のいずれか1つに記載の自動のリング精紡設備(1)。
なお、本願は、特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の態様として以下も含み得る。
1.糸(92)を精紡するための複数の精紡部(21)を有するリング精紡機(2)と糸(92)を巻き返すための複数の巻取部(31)を有する巻取機(3)とを備えるリング精紡設備(1)を自動で運転する方法であって、
複数の精紡部(21)のうちの1つで糸を精紡し、コップ(91)に巻き取り、
精紡部(21)について、コップ(91)へと巻き取る間の精紡部(21)の運転についての特性パラメータの値を求め、精紡データとして保存し、
精紡データをコップ(91)に対応付け、
コップ(91)を精紡部(21)から取り外し、
取り外された後の複数の巻取部(31)のうちの1つへのコップ(91)の供給について自動で決定するとき、コップ(91)に対応付けられた精紡データを考慮する、方法において、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とをコップ(91)に自動で対応付けし、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とに基づいて、精紡データをコップ(91)に自動で対応付ける
ことを特徴とする、リング精紡設備を自動で運転する方法。
2.精紡データと、コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを、リレーショナルデータベースに保存し、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを、リレーショナルデータベースにおいて、コップ(91)に対応付けられる精紡データを識別するためのキーとして用いる、上記1に記載の方法。
3.コップ(91)に識別キャリアを対応付け、
識別キャリアの識別データをリレーショナルデータベースに保存し、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを、リレーショナルデータベースにおいて、コップ(91)に対応付けられる精紡データと識別キャリアの識別データとの両方を識別するためのキーとして用いる、上記2に記載の方法。
4.第1のコップ(91)の後で第1のコップ(91)と同一の精紡部(21)で巻き取られた後続の複数のコップ(91)については、第1のコップ(91)の供給についての決定を、後続のコップ(91)について、精紡データを考慮することなく行う、上記1から3のいずれか1つに記載の方法。
5.以下の複数の問合わせ、
・コップ(91)が巻取部(31)のうちの1つに供給されるか?
・どの巻取部(31)にコップ(91)が供給されるか?
・いつコップ(91)が巻取部(31)のうちの1つに供給されるか?
のうちの少なくとも1つについて決定を行う、上記1から4のいずれか1つに記載の方法。
6.コップ(91)を、取り外された後で選別し、少なくとも待機時間の間に巻取部(31)のいずれにも供給しない、上記1から5のいずれか1つに記載の方法。
7.それぞれ相互に類似した精紡データの少なくとも2つのクラスを形成し、
少なくとも2つのクラスのそれぞれについて決定を行い、決定の結果をそれぞれのクラスに対応付けし、
コップ(91)を、保存された精紡データに応じて、少なくとも2つのクラスのうちの1つのクラスに分類し、
取り外された後で、該当するクラスに対応付けられた結果に応じて、コップ(91)を扱う、上記1から6のいずれか1つに記載の方法。
8.巻取部(31)のそれぞれで、糸(92)をコップ(91)から糸パッケージ(93)へと巻き返し、同一のクラスに分類されたコップ(91)を、コップ(91)に巻き取られた糸(92)が単一の糸パッケージ(93)へと巻き返されるように、巻取部(31)のうちの1つに時間的に相前後して供給する、上記7に記載の方法。
9.同一のクラスに分類されたコップ(91)を、取り外された後で、コップ(91)が巻取部(31)に供給される前に、一時保管する、上記8に記載の方法。
10.精紡データに含まれる、精紡部(21)の運転についての特性パラメータを、以下の、時間単位あたりの糸切れの数、リングトラベラ回転数、空気温度、空気湿度から選択する、上記1から9のいずれか1つに記載の方法。
11.自動のリング精紡設備(1)であって、
糸(92)を精紡し、それぞれコップ(91)へと糸(92)を巻き取るための複数の精紡部(21)を有するリング精紡機(2)と、
精紡測定量を測定するための精紡部(21)のそれぞれに設けられた精紡センサ(41)と、コップ(91)に巻き取る間に精紡部(21)の精紡センサ(41)から精紡測定量の値を受信し、そこから精紡部(21)の運転についての特性パラメータの値を求め、精紡データとして保存するように構成された、精紡センサ(41)に接続された精紡監視制御ユニット(43)とを有する、精紡部(21)の運転を監視するための精紡監視システム(4)と、
精紡部(21)からコップ(91)を取り外すための取外し装置と、
それぞれのコップ(91)から糸パッケージ(93)へと糸(92)を巻き返すための、複数の巻取部(31)を有する巻取機(3)と、
取外し装置から取り外されたコップ(91)を巻取部(31)に供給するための、供給制御ユニット(33)によって制御される供給システムと、
付属のコップ(91)に精紡データを対応付けするための対応付けシステムと、
を備え、
供給制御ユニット(33)は、精紡監視制御ユニット(43)に接続されているとともに、巻取部(31)のうちの1つへのそれぞれのコップ(91)の供給に関する決定を、対応付けシステムによってコップ(91)に対応付けられた精紡データを考慮して行うように構成されている、自動のリング精紡設備(1)において、
対応付けシステムが、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と、コップ(91)が巻き取られた精紡部(21)の識別子とを、コップ(91)に対応付けし、精紡データを、コップ(91)に、コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とに基づいて対応付ける
ように構成されている
ことを特徴とする、自動のリング精紡設備(1)。
12.対応付けシステムが、リレーショナルデータベースを含み、
リレーショナルデータベースは、
精紡データと、コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを保存し、コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とを、コップ(91)に対応付けられた精紡データを識別するためのキーとして用いる
ように構成されている
、上記11に記載の自動のリング精紡設備(1)。
13.対応付けシステムが、
コップ(91)に識別キャリアを対応付け、
識別キャリアの識別データをリレーショナルデータベースに保存し、
リレーショナルデータベースにおいて、コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とを、コップ(91)に対応付けられる精紡データと識別キャリアの識別データとの両方を識別するためのキーとして使用する
ように構成されている、上記12に記載の自動のリング精紡設備(1)。
14.対応付けシステムは、
第1のコップ(91)の後で第1のコップ(91)と同一の精紡部(21)で巻き取られた後続の複数のコップ(91)については、第1のコップ(91)の供給についての決定を、後続のコップ(91)について、精紡データを考慮することなく行う
ように構成されている、上記11から13のいずれか1つに記載の自動のリング精紡設備(1)。
15.供給制御ユニット(33)によって選別され、少なくとも待機時間の間にいずれの精紡部(31)にも供給されないコップ(91)を収容するための選別ステーション(35,35.1,35.2,38)を付加的に備える、上記11から14のいずれか1つに記載の自動のリング精紡設備(1)。
16.精紡監視制御ユニット(43)が、
精紡部(21)の運転についての特性パラメータの値を、以下の、時間単位あたりの糸切れの数、リングトラベラ回転数、空気温度、空気湿度から求めて、精紡データとして保存する
ように構成されている、上記11から15のいずれか1つに記載の自動のリング精紡設備(1)。
Claims (10)
- 糸(92)を精紡するための複数の精紡部(21)を有するリング精紡機(2)と糸(92)を巻き返すための複数の巻取部(31)を有する巻取機(3)とを備えるリング精紡設備(1)を自動で運転する方法であって、
複数の精紡部(21)のうちの1つで糸を精紡し、コップ(91)に巻き取り、
精紡部(21)について、コップ(91)へと巻き取る間の精紡部(21)の運転についての特性パラメータの値を求め、精紡データとして保存し、
精紡データをコップ(91)に対応付け、
コップ(91)を精紡部(21)から取り外し、
取り外された後の複数の巻取部(31)のうちの1つへのコップ(91)の供給について自動で決定するとき、コップ(91)に対応付けられた精紡データを考慮する、方法において、
精紡データに含まれる、精紡部(21)の運転についての特性パラメータは、リングトラベラ回転数を含み、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とをコップ(91)に自動で対応付けし、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とに基づいて、精紡データをコップ(91)に自動で対応付ける
ことを特徴とする、リング精紡設備を自動で運転する方法。 - 精紡データと、コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを、リレーショナルデータベースに保存し、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを、リレーショナルデータベースにおいて、コップ(91)に対応付けられる精紡データを識別するためのキーとして用いる、請求項1に記載の方法。 - コップ(91)に識別キャリアを対応付け、
識別キャリアの識別データをリレーショナルデータベースに保存し、
コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを、リレーショナルデータベースにおいて、コップ(91)に対応付けられる精紡データと識別キャリアの識別データとの両方を識別するためのキーとして用いる、請求項2に記載の方法。 - 以下の複数の問合わせ、
・コップ(91)が巻取部(31)のうちの1つに供給されるか?
・どの巻取部(31)にコップ(91)が供給されるか?
・いつコップ(91)が巻取部(31)のうちの1つに供給されるか?
のうちの少なくとも1つについて決定を行う、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。 - それぞれ相互に類似した精紡データの少なくとも2つのクラスを形成し、
少なくとも2つのクラスのそれぞれについて決定を行い、決定の結果をそれぞれのクラスに対応付けし、
コップ(91)を、保存された精紡データに応じて、少なくとも2つのクラスのうちの1つのクラスに分類し、
取り外された後で、該当するクラスに対応付けられた結果に応じて、コップ(91)を扱う、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。 - 精紡部(21)の運転についての特性パラメータは、さらに、時間単位あたりの糸切れの数と空気温度と空気湿度との少なくともいずれか1つを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
- 自動のリング精紡設備(1)であって、
糸(92)を精紡し、それぞれコップ(91)へと糸(92)を巻き取るための複数の精紡部(21)を有するリング精紡機(2)と、
精紡測定量を測定するための精紡部(21)のそれぞれに設けられた精紡センサ(41)と、コップ(91)に巻き取る間に精紡センサ(41)から精紡測定量を受信し、そこから精紡部(21)の運転についての特性パラメータの値を求め、精紡データとして保存するように構成された、精紡センサ(41)に接続された精紡監視制御ユニット(43)とを有する、精紡部(21)の運転を監視するための精紡監視システム(4)と、
精紡部(21)からコップ(91)を取り外すための取外し装置と、
取り外されたそれぞれのコップ(91)から糸パッケージ(93)へと糸(92)を巻き返すための、複数の巻取部(31)を有する巻取機(3)と、
取外し装置により取り外されたコップ(91)を巻取部(31)に供給するための、供給制御ユニット(33)によって制御される供給システムと、
コップ(91)に精紡データを対応付けするための対応付けシステムと、
を備え、
供給制御ユニット(33)は、精紡監視制御ユニット(43)に接続されているとともに、巻取部(31)のうちの1つへのそれぞれのコップ(91)の供給に関する決定を、対応付けシステムによってそれぞれのコップ(91)に対応付けられた精紡データを考慮して行うように構成されている、自動のリング精紡設備(1)において、
精紡監視制御ユニット(43)が、精紡部(21)の運転についての特性パラメータの値としてリングトラベラ回転数を求めて、精紡データとして保存するように構成されていて、
対応付けシステムが、
それぞれのコップ(91)の巻取り時点の識別子と、それぞれのコップ(91)が巻き取られた精紡部(21)の識別子とを、それぞれのコップ(91)に対応付けし、精紡データを、それぞれのコップ(91)に、それぞれのコップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とに基づいて対応付ける
ように構成されている
ことを特徴とする、自動のリング精紡設備(1)。 - 対応付けシステムが、リレーショナルデータベースを含み、
リレーショナルデータベースは、
精紡データと、コップ(91)の巻取り時点の識別子と、精紡部(21)の識別子とを保存し、コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とを、コップ(91)に対応付けられた精紡データを識別するためのキーとして用いる
ように構成されている
、請求項7に記載の自動のリング精紡設備(1)。 - 対応付けシステムが、
コップ(91)に識別キャリアを対応付け、
識別キャリアの識別データをリレーショナルデータベースに保存し、
リレーショナルデータベースにおいて、コップ(91)の巻取り時点の識別子と精紡部(21)の識別子とを、コップ(91)に対応付けられる精紡データと識別キャリアの識別データとの両方を識別するためのキーとして使用する
ように構成されている、請求項8に記載の自動のリング精紡設備(1)。 - 精紡監視制御ユニット(43)が、
精紡部(21)の運転についての特性パラメータの値として、さらに、時間単位あたりの糸切れの数と空気温度と空気湿度との少なくともいずれか1つを求める
ように構成されている、請求項7から9のいずれか1項に記載の自動のリング精紡設備(1)。
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