JPH06115815A - パッケージの品質管理装置 - Google Patents
パッケージの品質管理装置Info
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- JPH06115815A JPH06115815A JP4266096A JP26609692A JPH06115815A JP H06115815 A JPH06115815 A JP H06115815A JP 4266096 A JP4266096 A JP 4266096A JP 26609692 A JP26609692 A JP 26609692A JP H06115815 A JPH06115815 A JP H06115815A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H13/00—Other common constructional features, details or accessories
- D01H13/32—Counting, measuring, recording or registering devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H63/00—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
- B65H63/006—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package quality control of the package
-
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パッケージ不良の多発する自動ワインダを検
知することができるパッケージの品質管理装置を提供す
る。 【構成】 制御装置21で監視した各パッケージPの巻
取の内層データを検査ステーション10に供給するデー
タ供給手段24と、検査ステーション10で検査したパ
ッケージPの外層データとデータ供給手段24から送ら
れた内層データとを記憶する記憶手段25と、その内外
層データを一緒に表示する表示装置26とを備えたこと
を特徴としている。
知することができるパッケージの品質管理装置を提供す
る。 【構成】 制御装置21で監視した各パッケージPの巻
取の内層データを検査ステーション10に供給するデー
タ供給手段24と、検査ステーション10で検査したパ
ッケージPの外層データとデータ供給手段24から送ら
れた内層データとを記憶する記憶手段25と、その内外
層データを一緒に表示する表示装置26とを備えたこと
を特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パッケージの品質管理
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、紡績工場においては、原綿受入
から、混打綿、梳綿、練條、粗紡、精紡、巻返し、検査
梱包、倉庫出荷等、種々の工程を経て糸が生産され、工
場外の後工程、例えば織布、染色等の工程へと引き渡さ
れる。
から、混打綿、梳綿、練條、粗紡、精紡、巻返し、検査
梱包、倉庫出荷等、種々の工程を経て糸が生産され、工
場外の後工程、例えば織布、染色等の工程へと引き渡さ
れる。
【0003】図3は、従来の紡績工場における精紡機か
ら倉庫までの工程のシステム構成の概要を示す図であ
る。
ら倉庫までの工程のシステム構成の概要を示す図であ
る。
【0004】図の左側は、多数台の精紡機1をワインダ
2に直結したいわゆる精紡ワインダとして構成され、精
紡機1で生産される精紡ボビン3は、一斉に玉揚げされ
て、精紡錘に沿ってピッチ移動が可能なボビントレイ4
に挿立される。そして、ボビン3はトレイ4に一体に挿
着されたままワインダ2に送られ、所定の形状、糸量の
巻糸パッケージPに巻き返えされる。ワインダ2から玉
揚げされたパッケージPは、オーバヘッドコンベア7、
荷揚げ装置8及び荷降し装置9を含むパッケージ搬送シ
ステム6により、検査ステーション10へ供給される。
2に直結したいわゆる精紡ワインダとして構成され、精
紡機1で生産される精紡ボビン3は、一斉に玉揚げされ
て、精紡錘に沿ってピッチ移動が可能なボビントレイ4
に挿立される。そして、ボビン3はトレイ4に一体に挿
着されたままワインダ2に送られ、所定の形状、糸量の
巻糸パッケージPに巻き返えされる。ワインダ2から玉
揚げされたパッケージPは、オーバヘッドコンベア7、
荷揚げ装置8及び荷降し装置9を含むパッケージ搬送シ
ステム6により、検査ステーション10へ供給される。
【0005】検査ステーション10においては、作業者
の目視あるいは光学式検査装置によって、パッケージP
の糸層表面状態がチェック(外層チェック)され、不良
パッケージは搬送ラインから外され、良品のパッケージ
はストッカー14に貯留され、パッキング18、ラベル
貼り16がなされ倉庫19へ入庫される。
の目視あるいは光学式検査装置によって、パッケージP
の糸層表面状態がチェック(外層チェック)され、不良
パッケージは搬送ラインから外され、良品のパッケージ
はストッカー14に貯留され、パッキング18、ラベル
貼り16がなされ倉庫19へ入庫される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の紡績工場内の検査ステーション等で製品(パッケー
ジ)の品質に係わる異常が発生した場合、原因を調査し
た上で対策を立てなければならない。
来の紡績工場内の検査ステーション等で製品(パッケー
ジ)の品質に係わる異常が発生した場合、原因を調査し
た上で対策を立てなければならない。
【0007】これに対して、各ワインダにおける不良の
発生件数を調査し、得られたデータについてマイクロコ
ンピュータを用いて集計し、各ワインダのユニットの中
の不良の多い部分を求め、これを修理、調整しているの
で非常に手間がかかるという問題点がある。
発生件数を調査し、得られたデータについてマイクロコ
ンピュータを用いて集計し、各ワインダのユニットの中
の不良の多い部分を求め、これを修理、調整しているの
で非常に手間がかかるという問題点がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、パッケージ不良の多発する自動ワインダを検知する
ことができるパッケージの品質管理装置を提供すること
にある。
し、パッケージ不良の多発する自動ワインダを検知する
ことができるパッケージの品質管理装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、制御装置で監視した各パッケージの巻取の
内層データを検査ステーションに供給するデータ供給手
段と、検査ステーションで検査したパッケージの外層デ
ータとデータ供給手段から送られた内層データとを記憶
する記憶手段と、その内外層データを一緒に表示する表
示装置とを備えたものである。
に本発明は、制御装置で監視した各パッケージの巻取の
内層データを検査ステーションに供給するデータ供給手
段と、検査ステーションで検査したパッケージの外層デ
ータとデータ供給手段から送られた内層データとを記憶
する記憶手段と、その内外層データを一緒に表示する表
示装置とを備えたものである。
【0010】
【作用】上記構成によれば、制御装置で監視した各パッ
ケージの巻取の内層データをデータ供給手段で収集した
後記憶手段に送出し、検査ステーションで検査した各パ
ッケージの外層データを記憶手段に送出し、記憶手段か
ら内層データと外層データとを読み取って突き合わせし
た後表示装置に一緒に表示するので、自動ワインダの不
良発生状況を把握することができる。
ケージの巻取の内層データをデータ供給手段で収集した
後記憶手段に送出し、検査ステーションで検査した各パ
ッケージの外層データを記憶手段に送出し、記憶手段か
ら内層データと外層データとを読み取って突き合わせし
た後表示装置に一緒に表示するので、自動ワインダの不
良発生状況を把握することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【0012】図1は本発明のパッケージの品質管理装置
の一実施例の概略図である。
の一実施例の概略図である。
【0013】同図において、20は自動ワインダであ
り、それぞれ複数の機台、例えばここでは40台が設置
されている。自動ワインダ20の各機台は、共に多数、
例えば40台のユニットを並設して成り、自動ワインダ
20の各機台には各錘の巻き取り等を監視する(各機台
の)制御装置21が設けられている。
り、それぞれ複数の機台、例えばここでは40台が設置
されている。自動ワインダ20の各機台は、共に多数、
例えば40台のユニットを並設して成り、自動ワインダ
20の各機台には各錘の巻き取り等を監視する(各機台
の)制御装置21が設けられている。
【0014】図示しない精紡機で生産される精紡ボビン
3は、一斉に玉揚げされて、精紡錘に沿ってピッチ移動
が可能なトレイに挿立される。そして、精紡ボビン3は
自動ワインダ20側のボビン要求指令に基づいて間欠移
動し、トレイ4に一体に挿着されたまま自動ワインダ2
0側へ向かって搬送される。精紡ボビン3の糸は、自動
ワインダ20により所定の形状、糸量の巻糸パッケージ
に巻き返えされ、満巻パッケージ(以下パッケージ)P
は自動ワインダ20から出てきた順に荷揚げされるよう
になっている。
3は、一斉に玉揚げされて、精紡錘に沿ってピッチ移動
が可能なトレイに挿立される。そして、精紡ボビン3は
自動ワインダ20側のボビン要求指令に基づいて間欠移
動し、トレイ4に一体に挿着されたまま自動ワインダ2
0側へ向かって搬送される。精紡ボビン3の糸は、自動
ワインダ20により所定の形状、糸量の巻糸パッケージ
に巻き返えされ、満巻パッケージ(以下パッケージ)P
は自動ワインダ20から出てきた順に荷揚げされるよう
になっている。
【0015】このとき制御装置21は、精紡ボビン3の
糸が精紡ボビン3から巻糸パッケージに巻き返えされる
際に、例えば糸切れ回数、スラブ切れ回数、糸継ぎミス
回数、テンション切れの回数、S欠点率及び平均S欠点
個数等の内層データ(外層データ、良品及び不良品を含
む)を計測すると共に、そのパッケージPを玉揚げした
機台の番号及び錘番号を検知し記憶するようになってい
る。
糸が精紡ボビン3から巻糸パッケージに巻き返えされる
際に、例えば糸切れ回数、スラブ切れ回数、糸継ぎミス
回数、テンション切れの回数、S欠点率及び平均S欠点
個数等の内層データ(外層データ、良品及び不良品を含
む)を計測すると共に、そのパッケージPを玉揚げした
機台の番号及び錘番号を検知し記憶するようになってい
る。
【0016】玉揚げされた複数のパッケージPは、自動
ワインダ20に設けられた搬送コンベア(図示せず)上
に払い出されて荷揚げ装置8に搬送される。荷揚げ装置
8は、搬送されたパッケージPを1個ずつオーバヘッド
コンベア7(一点鎖線で示す)のハンガHに保持させる
ようになっている。このとき制御装置21は、搬送コン
ベア上に払い出されたパッケージPの機台番号及び錘番
号を検知すると共に記憶する。尚、図ではハンガHは、
ハンガH1、H2も含めて3台しか示されていないが複
数台あることはいうまでもない。
ワインダ20に設けられた搬送コンベア(図示せず)上
に払い出されて荷揚げ装置8に搬送される。荷揚げ装置
8は、搬送されたパッケージPを1個ずつオーバヘッド
コンベア7(一点鎖線で示す)のハンガHに保持させる
ようになっている。このとき制御装置21は、搬送コン
ベア上に払い出されたパッケージPの機台番号及び錘番
号を検知すると共に記憶する。尚、図ではハンガHは、
ハンガH1、H2も含めて3台しか示されていないが複
数台あることはいうまでもない。
【0017】各荷揚げ装置8の近傍には、ハンガHにパ
ッケージPが保持されたか否かを検知するセンサ22が
設けられており、ハンガHにパッケージPが保持される
とセンサ22は検知信号を制御装置21に送出する。制
御装置21はセンサ22からの検知信号を受けると、ハ
ンガHの番号、機台番号及び錘番号をバスライン23を
介してデータ供給手段としての集中制御装置(モニトロ
ン)24に送出する。すなわち、どのハンガHにどのパ
ッケージPが保持されているかの情報を集中制御装置2
4に送出するのである。集中制御装置24はこの情報を
メモリ25に記憶させる。
ッケージPが保持されたか否かを検知するセンサ22が
設けられており、ハンガHにパッケージPが保持される
とセンサ22は検知信号を制御装置21に送出する。制
御装置21はセンサ22からの検知信号を受けると、ハ
ンガHの番号、機台番号及び錘番号をバスライン23を
介してデータ供給手段としての集中制御装置(モニトロ
ン)24に送出する。すなわち、どのハンガHにどのパ
ッケージPが保持されているかの情報を集中制御装置2
4に送出するのである。集中制御装置24はこの情報を
メモリ25に記憶させる。
【0018】ハンガHに保持されたパッケージPは、オ
ーバヘッドコンベア6により検査ステーション10側へ
搬送される。
ーバヘッドコンベア6により検査ステーション10側へ
搬送される。
【0019】検査ステーション10で、パッケージPが
荷降し装置9によってハンガHから降ろされる。このと
きハンガHから降ろされたパッケージPの機台番号及び
錘番号のデータがメモリ25に転送されると共に作業者
の目視あるいは光学式検査装置によって、パッケージP
の糸層表面状態(菊巻、バンチ巻、端面落ち、綾落ち、
テンション不足、昆番等)や重量等がチェックされる
(外層チェック)。ここでは、内層不良パッケージや外
層不良パッケージは搬送ラインから外されると共に、外
層チェックで得られた検査データ(外層データ、不良パ
ッケージのデータ)が、機台番号及び錘番号に対応して
メモリ25に記憶される。
荷降し装置9によってハンガHから降ろされる。このと
きハンガHから降ろされたパッケージPの機台番号及び
錘番号のデータがメモリ25に転送されると共に作業者
の目視あるいは光学式検査装置によって、パッケージP
の糸層表面状態(菊巻、バンチ巻、端面落ち、綾落ち、
テンション不足、昆番等)や重量等がチェックされる
(外層チェック)。ここでは、内層不良パッケージや外
層不良パッケージは搬送ラインから外されると共に、外
層チェックで得られた検査データ(外層データ、不良パ
ッケージのデータ)が、機台番号及び錘番号に対応して
メモリ25に記憶される。
【0020】尚、内層の不良(糸品質の不良)のパッケ
ージは、不良糸として廃棄する、あるいは、低ランク品
として扱う等の処理が考えられるが、選別装置を各機台
に設けて選別すること等は困難であり、情報を付与して
集中的に処理することが望ましい。本願は、このことを
可能としている。また、検査ラインは、従来から、この
分別処理の機能を持たせてあるため、検査ラインに上記
情報を伝えると都合が良い。
ージは、不良糸として廃棄する、あるいは、低ランク品
として扱う等の処理が考えられるが、選別装置を各機台
に設けて選別すること等は困難であり、情報を付与して
集中的に処理することが望ましい。本願は、このことを
可能としている。また、検査ラインは、従来から、この
分別処理の機能を持たせてあるため、検査ラインに上記
情報を伝えると都合が良い。
【0021】集中制御装置24は、メモリ25に記憶さ
れたパッケージPのデータの中から機台番号及び錘番号
に対応する内層データと外層データとを付き合わせ、不
良パッケージだけの検査データを検査番号と共に表示手
段としてのCRTディスプレイ26に表示するようにな
っている。
れたパッケージPのデータの中から機台番号及び錘番号
に対応する内層データと外層データとを付き合わせ、不
良パッケージだけの検査データを検査番号と共に表示手
段としてのCRTディスプレイ26に表示するようにな
っている。
【0022】すなわち、集中制御装置24は、各パッケ
ージPに内層データを付与すると共にメモリ25に転送
することができる。また、集中制御装置24で内層(不
良)データによる処理を行うことができる。
ージPに内層データを付与すると共にメモリ25に転送
することができる。また、集中制御装置24で内層(不
良)データによる処理を行うことができる。
【0023】検査ステーション10での検査を通過した
良品のパッケージPは品種ごとに選別されてストッカー
14に貯留される。その後、選別された個々のパッケー
ジPは、ラッピング装置27、自動箱詰装置28を経て
パッキングされ、倉庫19に保管されるようになってい
る。
良品のパッケージPは品種ごとに選別されてストッカー
14に貯留される。その後、選別された個々のパッケー
ジPは、ラッピング装置27、自動箱詰装置28を経て
パッキングされ、倉庫19に保管されるようになってい
る。
【0024】次に実施例の作用を述べる。
【0025】図2はCRTディスプレイ26に表示され
る内層データ及び外層データを示す図である。
る内層データ及び外層データを示す図である。
【0026】例えば23番自動ワインダ20の11番錘
で形成されたパッケージP1が最初に検査される場合に
ついて説明する。
で形成されたパッケージP1が最初に検査される場合に
ついて説明する。
【0027】自動ワインダ20で玉揚げされると共に内
層データ(正常であるとする)が制御装置21に記憶さ
れたパッケージP1が、搬送コンベアで搬送されて荷揚
げ装置8でオーバヘッドコンベア6のハンガH1に保持
される。このときセンサはパッケージP1がハンガH1
に保持されたことを表わす検出信号を集中制御装置に送
出し、集中制御装置はハンガH1に保持されたパッケー
ジが23番自動ワインダ20(機台番号23)の11番
錘(錘番号11)で形成されたパッケージP1であるこ
とを表わすデータをメモリ25に送出する。
層データ(正常であるとする)が制御装置21に記憶さ
れたパッケージP1が、搬送コンベアで搬送されて荷揚
げ装置8でオーバヘッドコンベア6のハンガH1に保持
される。このときセンサはパッケージP1がハンガH1
に保持されたことを表わす検出信号を集中制御装置に送
出し、集中制御装置はハンガH1に保持されたパッケー
ジが23番自動ワインダ20(機台番号23)の11番
錘(錘番号11)で形成されたパッケージP1であるこ
とを表わすデータをメモリ25に送出する。
【0028】ハンガH1に保持されたパッケージH1が
検査ステーション10へ搬送されて荷降し装置でハンガ
H1から降ろされ、外層チェックが行われる。ここでパ
ッケージP1は検査の結果外層不良であるとする。外層
検査結果が不良であることを表わす外層データ(重量不
足、菊巻)は、検査番号1、機台番号23及び錘番号1
1を表わすデータと共にメモリ25に記憶され、この不
良パッケージP1は外層不良として除去され図示しない
不良品ボックス内へ収容される。これと共にメモリ25
に記憶されたパッケージP1の内層データ及び外層デー
タは集中制御装置24により読み出され検査番号1の欄
に一緒に表示される。
検査ステーション10へ搬送されて荷降し装置でハンガ
H1から降ろされ、外層チェックが行われる。ここでパ
ッケージP1は検査の結果外層不良であるとする。外層
検査結果が不良であることを表わす外層データ(重量不
足、菊巻)は、検査番号1、機台番号23及び錘番号1
1を表わすデータと共にメモリ25に記憶され、この不
良パッケージP1は外層不良として除去され図示しない
不良品ボックス内へ収容される。これと共にメモリ25
に記憶されたパッケージP1の内層データ及び外層デー
タは集中制御装置24により読み出され検査番号1の欄
に一緒に表示される。
【0029】パッケージP1の次に検査されたパッケー
ジP2〜P9の検査番号は2から9まで対応している
が、パッケージP2〜P9は内層及び外層が共に正常で
あるため、これらの検査番号2から9までの数字及び内
外層データはCRTディスプレイ26上には表示され
ず、パッケージP2〜P9は品種ごとに選別されてスト
ッカー14に貯留される。その後、選別された個々のパ
ッケージPは、前述のようにラッピング装置27、自動
箱詰装置28を経てパッキングされ、倉庫19に保管さ
れる。
ジP2〜P9の検査番号は2から9まで対応している
が、パッケージP2〜P9は内層及び外層が共に正常で
あるため、これらの検査番号2から9までの数字及び内
外層データはCRTディスプレイ26上には表示され
ず、パッケージP2〜P9は品種ごとに選別されてスト
ッカー14に貯留される。その後、選別された個々のパ
ッケージPは、前述のようにラッピング装置27、自動
箱詰装置28を経てパッキングされ、倉庫19に保管さ
れる。
【0030】検査番号10で検査されたパッケージP1
0は内層検査の結果不良となったが、一旦、荷揚げ装置
8、オーバーヘッドコンベア7、荷降し装置9を介して
検査ステーション10まで搬送されて、外層チェックさ
れた後除去されて不良品ボックス内へ収容される。これ
と共にこのパッケージP10の内外層データは、機台番
号23、錘番号20及び検査番号10と共にメモリ25
に記憶される。メモリ25に記憶されたパッケージP1
0の内外層データは、集中制御装置24の指示によりC
RTディスプレイ26上に検査番号10と共に前述の検
査番号1の各データの次に一緒に表示される。
0は内層検査の結果不良となったが、一旦、荷揚げ装置
8、オーバーヘッドコンベア7、荷降し装置9を介して
検査ステーション10まで搬送されて、外層チェックさ
れた後除去されて不良品ボックス内へ収容される。これ
と共にこのパッケージP10の内外層データは、機台番
号23、錘番号20及び検査番号10と共にメモリ25
に記憶される。メモリ25に記憶されたパッケージP1
0の内外層データは、集中制御装置24の指示によりC
RTディスプレイ26上に検査番号10と共に前述の検
査番号1の各データの次に一緒に表示される。
【0031】以下同様にして自動ワインダ20から玉揚
げされたパッケージ20内層及び外層が検査され、内層
及び/又は外層に不良がある場合のみ、検査番号18、
28、35、75…、機台番号23、24…、錘番号2
8、38、5、15…ごとに内層データと外層データが
一緒にCRTディスプレイ26上に表示される(図
2)。
げされたパッケージ20内層及び外層が検査され、内層
及び/又は外層に不良がある場合のみ、検査番号18、
28、35、75…、機台番号23、24…、錘番号2
8、38、5、15…ごとに内層データと外層データが
一緒にCRTディスプレイ26上に表示される(図
2)。
【0032】以上において本実施例によれば、制御装置
21で監視した各パッケージPの巻取の内層データを集
中制御装置24で収集した後メモリ25に送出し、検査
ステーション10で検査した各パッケージPの外層デー
タをメモリ25に送出し、メモリ25から内層データと
外層データとを読み取って突き合わせした後CRTディ
スプレイ26上に一緒に表示するので、自動ワインダ2
0の不良発生状況を把握することができ、すみやかに修
理,調整を行うことができる。
21で監視した各パッケージPの巻取の内層データを集
中制御装置24で収集した後メモリ25に送出し、検査
ステーション10で検査した各パッケージPの外層デー
タをメモリ25に送出し、メモリ25から内層データと
外層データとを読み取って突き合わせした後CRTディ
スプレイ26上に一緒に表示するので、自動ワインダ2
0の不良発生状況を把握することができ、すみやかに修
理,調整を行うことができる。
【0033】尚、本実施例ではバスラインを用いて内層
データや外層データを集中制御装置に送出したが、これ
に限定されるものではなく赤外線や電波を用いて送出し
てもよい。また、本実施例では表示手段にCRTディス
プレイを用いたが、これに限定されるものではなく液晶
表示装置等の表示装置を用いてもよい。
データや外層データを集中制御装置に送出したが、これ
に限定されるものではなく赤外線や電波を用いて送出し
てもよい。また、本実施例では表示手段にCRTディス
プレイを用いたが、これに限定されるものではなく液晶
表示装置等の表示装置を用いてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【0035】(1) 自動ワインダの不良発生状況を把握す
ることができる。
ることができる。
【図1】本発明のパッケージの品質管理装置の一実施例
の概略図である。
の概略図である。
【図2】図1に示したCRTディスプレイに表示される
内層データ及び外層データを示す図である。
内層データ及び外層データを示す図である。
【図3】従来の紡績工場における精紡機から倉庫までの
工程のシステム構成の概要を示す図である。
工程のシステム構成の概要を示す図である。
3 精紡ボビン 4 トレイ 6 パッケージ搬送システム 7 オーバヘッドコンベア 8 荷揚げ装置 9 荷降し装置 10 検査ステーション 20 自動ワインダ 21 制御装置 22 センサ 23 バスライン 24 集中制御装置 25 メモリ 26 CRTディスプレイ 27 ラッピング装置 28 自動箱詰装置 P、P1…Pn パッケージ H、H1、H2 ハンガ
Claims (1)
- 【請求項1】 制御装置で監視した各パッケージの巻取
の内層データを検査ステーションに供給するデータ供給
手段と、検査ステーションで検査したパッケージの外層
データとデータ供給手段から送られた内層データとを記
憶する記憶手段と、その内外層データを一緒に表示する
表示装置とを備えたことを特徴とするパッケージの品質
管理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4266096A JPH06115815A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | パッケージの品質管理装置 |
DE4333809A DE4333809C2 (de) | 1992-10-05 | 1993-10-04 | Verfahren und Vorrichtung zum Überwachen der Qualität von Fadenspulen |
ITRM930673A IT1262030B (it) | 1992-10-05 | 1993-10-05 | Dispositivo di controllo di qualita' di rocche. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4266096A JPH06115815A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | パッケージの品質管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06115815A true JPH06115815A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17426267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4266096A Pending JPH06115815A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | パッケージの品質管理装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06115815A (ja) |
DE (1) | DE4333809C2 (ja) |
IT (1) | IT1262030B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016113297A (ja) * | 2014-12-13 | 2016-06-23 | ザウラー ジャーマニー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトSaurer Germany GmbH & Co. KG | 多数のユニットを備えた繊維機械 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW340104B (en) * | 1997-01-21 | 1998-09-11 | Murada Kikai Kk | A yarn ingot quality determination system and the transport system |
DE19825911A1 (de) * | 1998-06-10 | 1999-12-16 | Gregor Gebald | Verfahren zum Spulenwechsel an einer Kreuzspulmaschine |
JP2008074523A (ja) | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Murata Mach Ltd | 自動ワインダ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5627167U (ja) * | 1979-08-10 | 1981-03-13 | ||
JPS6413376A (en) * | 1987-07-06 | 1989-01-18 | Teijin Ltd | Yarn package appearance checker |
JPS6415467A (en) * | 1987-07-07 | 1989-01-19 | Diesel Kiki Co | Glow plug preheating control method for diesel engine for vehicle air conditioner |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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BE628530A (ja) * | 1962-02-17 | |||
JPS61178375A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-11 | Murata Mach Ltd | 精紡機の管理システム |
CH671094A5 (ja) * | 1987-12-02 | 1989-07-31 | Stella Spa | |
IT1244556B (it) * | 1990-04-12 | 1994-07-15 | Murata Machinery Ltd | Sistema di controllo di produzione in uno stabilimento di filatura. |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP4266096A patent/JPH06115815A/ja active Pending
-
1993
- 1993-10-04 DE DE4333809A patent/DE4333809C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-05 IT ITRM930673A patent/IT1262030B/it active IP Right Grant
Patent Citations (3)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1262030B (it) | 1996-06-18 |
DE4333809A1 (de) | 1994-04-07 |
ITRM930673A1 (it) | 1995-04-05 |
ITRM930673A0 (it) | 1993-10-05 |
DE4333809C2 (de) | 1997-07-03 |
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