JPH05507529A - ネットワーク化された設備の制御方法および装置 - Google Patents

ネットワーク化された設備の制御方法および装置

Info

Publication number
JPH05507529A
JPH05507529A JP92505914A JP50591492A JPH05507529A JP H05507529 A JPH05507529 A JP H05507529A JP 92505914 A JP92505914 A JP 92505914A JP 50591492 A JP50591492 A JP 50591492A JP H05507529 A JPH05507529 A JP H05507529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine
spinning
winding
data
thread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP92505914A
Other languages
English (en)
Inventor
マイヤー,ウルス
ルカ,アンジェロ
Original Assignee
マシーネンフアブリーク リーテル アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マシーネンフアブリーク リーテル アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical マシーネンフアブリーク リーテル アクチエンゲゼルシヤフト
Publication of JPH05507529A publication Critical patent/JPH05507529A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/32Counting, measuring, recording or registering devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/14Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements
    • D01H13/145Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements set on carriages travelling along the machines; Warning or safety devices pulled along the working unit by a band or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ネットワーク化された設備の制御方法および装置本発明は、例えばリング精紡機 の鎖状的に連結されているプロセス段の協働に関し、いずれにせよりング精紡機 に対応して設けられている自動操作装置と、リング精紡機に鎖状的に連結されて いる、繊維の品質の検出に適している繊維クリーナーを装備しているワインダと を有している形式のプロセス段の協働に関する。
紡績における公知技術: 品質管理は、短繊維紡績並びに化学繊維紡績のますます重要な課題である(例え ばヨーロッパ特許第26472号明細書;ヨーロッパ特許第196090号明細 書並びに論文’0n−1ine−Qualitaetenkontrolle  beim Falschzwirntexturieran” (1991年1 0月のChemiefaser/Texti1industrieの1il19 6頁)参照)品質管理ないし品質規制のための材料流追跡および殊tこコツプ追 跡は、紡績においてますます注目に値するテーマである0本明細書にはこのテー マに対してとりわけ次の刊行物に示された公知技術が含まれているニスイス国特 許第410718号明細書、西独国特許出願公開第3603002号公報、西独 国特許公開第3628045号公報;ヨーロッパ特許第392249号明細書; 西独国特許出願公開第4003428号公報;西独国特許出願公開第40025 00号公報;西独国特許出願公1$[114111488号公報。
紡績の“データ処理のネットワーク化”は、今日議題に上がることの多い別のテ ーマである。次の刊行物にはこのことが述べられている;西独国特許出願公開第 2125731号公報;西独国特許出願公開M3906508号公報:西独国特 許出願公開第3924779号公報;西独国特許出願公開第4112284号公 報;ヨーロッパ特許!365901号明細書。更に、スイス国の1992年1月 21日の新しいPCT特許特許出願第921000綺4 の重要な詳細な記載されている。
更に、精紡機の個々の紡績個所の操作のためのロボット工学は約15年来の公知 技術であり、その際リング精紡機に対して殊に最近3年の間に新しい飛躍が認め られている.この関係において殊に、西独国特許出願公開第3909746号公 報およびヨーロッパ特許第388938号明細書が参考になる.操作される紡績 個所の状態に関するデータを集めるために自動走行装置を利用することは初期の 頃から行われている(例えば米国特許第4005392号明細書;米国特許第3 789595号明細書:西独国特註第2635714号明細書:日本国実用新案 登録第2.32702号明細書参照)。
勿論、設備を最適化することは、設計者並びに紡績技術者の恒常的な課題であり 、その際通例債々のプロセス段ないし作業要素それぞれがそれ自体最適化される (例えば西独国特許出願公H第2454721号公報;西独国特許出願公開第3 806165号公報;ヨーロッパ特許第415222号明細書参照)。
西独国特許出願公開第3712654号公報において既に、データを精紡機にも ワインダにも集めかつ設備をこれらデータの連関結合に基づいて作動することが 提案されている。このために殊に、分類個所としても用いられるべきである特別 なコツプ準備部が設けられている。設備をどのように駆動すべきかは、西独国特 許出願公開第3712654号公報からは明らかでなく、同じ出願人によって後 から出願された西独国特許出願公開第4103428号公報には、先願の提案は “比較的大きな技術]スト”を必要したことが述べられている。このことはおそ らく、西独国特許出願公開第3712654号公報によりリング精紡機に集めら れるべきデータは通例、機械自体を駆動するためには必要でないことにその原因 をめることができる。
巻取りの分野においても、障害報知用にセンサを使用しかつ糸長を測定すること がよく知られており、かつその上、糸長測定を(長さ測定信号が生じなかった場 合)障害報知として使用することが提案されている(西独国特許出願第3240 486号公報)。
これら公知の提案において“パッケージ“ (コツプ。
ボビン)が単位として考察される。集められたデータは、たとえ糸が連続的に監 視されるとしても、パッケージ全体に関している。
発明−設備(システムンの11 本発明は、鎮状的に連結されたプロセス段から成る設備ないし設備部分に関する 。その際プロセス段は、前置接続された段における障害が後置接続された段にむ いて、障害がそれ以上転送されないように処理されなければならないように、構 成することができる。その際各段の流れの容量は相互に調整可能でるかないし互 いに独立していてもよく、その結果後置接続された段に供給する際の障害率が高 まると、所定の最小の品質要求を満たしかつ供給が中断された際に必要な流れの 容量を維持するためのこれら段の能力が所定の限界値以上に損なわれる.その際 それぞれの段は複数の生産個所を含み得る。
このような状況において、鎖状的に連結されている段の状態の相互適合調整を可 能にするために段間で情報を交換することが望ましい。本発明は殊に、完全に自 動化されたまたは操作要求の少ない設備(システム)において、例えば少なくと も2日間にわたり(金曜日の夕刻から月曜日まで)かつ人的計画的操作なしで夜 間シフトの期間にも引き読き処理することができる設備において使用するのに適 している.この種の設備の制御は、少なくとも比較的複雑な設備部分に対してプ ロセスガイドシステムが設けられているとき、著しく簡単である。
事後的にないし後置接続された段において障害が検出された後に、当該供給ソー スを検査することが既に提案されている(例えばスイス国特許第410718号 明細書および西独国特許出願公開第4003428号公報)。このソースの一義 的な検出までに、障害のある材料が大量に系に供給される可能性があり、これに より比較的長時間にわたって設備の効率を低下させることがある。
二級の品質のボビンを引き続く処理から排除することも既に提案されている(例 えばヨーロッパ特許第196090号明細書)、このことは確かに品質の問題を 解決するが、設備の効率にも影響しかっこの“不良品”の引き続く処理ないし除 去の問題は未解決のままである。この場合数多くの優良な繊維がこの“不良パッ ケージ“中に存在している可能性がある。
前置接続された段が情報を使用することができるかどうかは、センサ手段に依存 している。この段は通例中なくとも最小のセンサ手段(糸切れ)を有している。
しかしこの段は、少なくとも後続段における引き続く処理が障害のそれ以上の伝 達を妨げるべきであるとき(障害の除去:障害の修正)、後続段と同じ複雑なセ ンサ手段(例えばヨーロッパ特許第322470号明細参照)を備えていないこ とが多い。
前置接続された段のセンサ手段は有利には、ボビンにおいて(ないしパンチにお いて)場合によって生じた障害を位置擦定することができる程度に補充されるべ きである。
前置接続された段の機械が適当なセンサ手段を備えていないとしても、例えば自 動操作装置ないしデータ検出装置を用いである程度のデータを集めることができ 、かつボビンないしパンチ(束)における個所を、パンチの充填状態ないしボビ ンの構成から推定することができる。
糸切れの発生は特別重大である。論文”Auswirkungen van F adenbruechen beim Ring−und 0E−Rotors pinnen auf die Garoeigenshaften und  das Laufverhalten in Webereivorbersi tung und Weberei” (S、 5chlichterおよびP rof、 J、 Lunenschlass、1985年9月のDornbir nでの化学繊維会議)から明らかであるように、糸切れは粗悪な繊維の兆候であ る。ここではただ単に破断個所自体(それは申し分ない継ぎ合わせによって補う ことができる)ではなくて、後に処理に困難を来すことになる、中断されていな い繊維中の弱いないし欠損個所を問題にしている。
本発明の目的は、今日の紡績工場の上述の機械間の協働性を一層改良することで ある。
発明の側面ないしアスペクト・ 本発明のアスペクトによれば殊に、当該機械に対応して設けられている自動操作 装置を備えた精紡機と、該精紡機に鎮状的に連結されている後続処理機械と、前 記後続処理機械に供給される繊維パンケージの品質を検査しかつ所定のパッケー ジを生産した紡績個所を識別するための手段とを有する設備において、次のよう に特徴付けられている。即ち上述の手段が、例えば精紡機−制御部を介して間接 的に、または直接、所定の紡績個所を停止させるために自動操作装置に制御命令 を供給することができかつ自動操作装置はこの命令を実施するための手段を備え ている。
本発明のこの第1の態様ないしアスペクトによる設備において紡績個所はそれぞ れ、この紡績個所への材料供給を中断するためのそれぞれの装置を備えかつ自動 操作装置はこの装置を操作するための手段を備えることができる。適当な装置は 、ヨーロッパ特許第3188938号明細書に示されている。そこにはこの装置 を自動操作装置によって操作することも記載されている。しかし自動操作装置は 、紡績個所を停止するための別の措置を実施するように、例えばこの紡績個所に 個別の配属している駆動モータを遮断するように設計することができる。
本発明のこの第1の態様は勿論、後続処理機械が、精紡機自体では実施可能でな い形式および方法で繊維を検査する、例えばリング精紡繊維を、厚い個所/薄い 個所の存在、番手の変動、周期的な不均質性、毛ばだち等を検査するための手段 を備えているとき、特に有利である。
別の態様ないしアスペクトにおいて本発明は殊に、自動操作装置が対応して設け られている精紡機と該精紡機に鎮状的に連結されている後続処理機械とを有して いる設備に関し、その際自動操作装置は精紡機の紡績個所の状態に関するデータ を集めるための手段を備えている。この種の設備は、西独国特許出願公開第39 09746号公報に記載されている。この設備は、次のように特徴付けられてい る0mち状態データを機械時間に対応付けかつそこから得られたデータを後続処 理機械に転送する手段が設けられており、その結果後続処理機械の制御部が、精 紡機からこの後続処理機械に供給されるそれぞれ個々のパッケージの処理をこの パッケージの形成の際に発生された状態データに整合して行う。
機械時間は、精紡機のパッケージ形成サイクルによって決められている。このサ イクルは例えば、リング精紡機に対して、始動フェーズ、通常の紡績作動フェー ズ、最終フェーズ、ドツフィングフェーズを含んでいる。このようなそれぞれの フェーズの正確なシーケンス特性は、紡績状況に整合(適合調整)することがで きるが、いずれの場合も少なくとも精紡機の制御部において、いつでも検出可能 である(例えばメモリからの読出しによって)。
機械時間は、時計時間を介して間接的に検出することができ、その際与えられた 時計時間を検出可能なパッケージ形成サイクルに対応付けるための手段が存在し ていなければならない、このことは、パッケージ形成サイクルのIs7’時に所 定のパッケージに相応する状態データをこのパッケージないしパッケージ支持体 に直接対応付けることによって行うことができる。このステップを実施する手段 は公知であるので、ここでは述べない、それは例えば、西独国特許出願公開第3 603002号公報または同第3628045号公報がられかる。択一的な解決 法においてそれぞれの状態データを適当な情報管理システムを介して間接的に相 応のパッケージに対応付けることができる。適当なシステムは、西独国特許出願 第P4024307.9号に記載されている。
パッケージの状態データの上述の捕捉収集を以下コツプ追跡と呼ぶ。冒頭に挙げ たスイス国特許第410718号明細書には、このコツプ追跡(走査)について 記載されている9本発明は、この形式のコツプ追跡も含んでおり、即ちここで説 明するステップとコツプ追跡との機能上の結合は、本発明の範囲内にある。コツ プ追跡の際、コツプの糸管または糸管に対する支持体、所謂ベグ・トレイをコー ド化することができる。
他方においてコツプをリング精紡機がら順番にスピンドルに引き渡しかつそれか ら例えば、ワインダ内のみを巡回している、集積化半導体メモリ(例えば西独国 特許出願公開第4024202号公報)を有する特別なベグ・トレイに移し替え ることができ、このようにして個々のコツプと、スピンドルないしリング精紡機 の紡績位W(作業1所〕との対応付けが行われる。更に、マークのない個々の紡 績コツプないし個々のパッケージの出所をそれが進んだ距離をコンピュータにお いてシミュレートすることによってめることができ、その際パンケージが進む通 路の所定のポイントに個々のセンナが設けられていなければならない。このため ニ適シタシステムハ、PCT国19出HIK92102669号明細書に示され ている1個々の機械要素の制御部は、この目的のために、次の記憶されたデータ を使用可能でなければならない: 1、自動操作装置は、それが操作を行った紡績個所の状態像を発生し、その際機 械時間が、コツプ形成に対する基準として記憶される。これらデータは、作動期 間に連続的に、自動操作装置から精紡機に伝送される。
2、精紡機は、機械のすべての紡績個所の状態像を供給し、その際例えば個々の 事象におけるコツプ形成に対する基準としての時計時間のような経験データがロ グブックに記憶される。データは、ドツフィングの際にワインダに伝送される。
この伝送は直接またはプロセスコントロール計算機を介してコツプ引き渡しの開 始の前に制御することができる。プロセスコントロール計算機は、紡績設備にお ける種々のネットワークに対するデータインタフェースとして用いられる。
3、ワインダは、糸切れの時点に関するデータを有する、引き受けたすべてのコ ツプのリストを保持する6それぞれの状態データに依存したこれらパッケージの 取り扱いの調整は、ワインダの制御に依存している。
例として次の可能性が挙げられる: 1、引き続く処理のために不適当なパッケージを、それらが後続処理機械の作業 個所負担をかけることになる前に、例えばリング精紡機−ワインダの機械連結体 の入口で除外する。
2、供給されたパッケージを、後続処理機械の予め決められた作業個所に、パッ ケージにそれぞれ対応付けられた状態データに依存して例えば、リング精紡機− ワインダの連結体におけるワインダの予め決められた作業個所において、これら 作業個所において一級の品質のパッケージの製造が保証されるように、糸切れの ないコツプのみを綾巻きボビンないしコーンに巻き替えされるように、割当て分 配する。
3、予め決められたカテゴリーの状態データに対応付けられたパッケージの有利 ないし適切な処理、例えばワインダのコンブ準備部における糸切れのないコツプ の有利な処理および/または糸切れを有するコツプに対する前以て決められた準 備動作ないしこの種のコツプの、そのために設定された準備個所への迂回。
状態データを機械時間に対応付けるために、自動操作装置は少なくとも1つのデ ータメモリを有することができ、このメモリはいつでも(自動装置の作動期間) この自動装置に対応付けられた紡績個所の状態の1じを含んでおりかつ、精紡機 制御部の時計と相関付けすることができる時計を備えている。その場合検出され る状態変化の時計時間は状態変化自体に対して前以て決められた関係において記 憶することができるので、変化の時計時間、新しい状態および紡績位置の識別が 合成データに結合される。遅くともこの伝送後に、状態データの、機械時間への 対応付けが行われる。その場合“データパケット”の、相応のパッケージに対す る対応付けは、精紡機に記憶されたデータに基づいて行われる。
精紡機とワインダとの間のデータ交換は、(適当な信号導体接続を介して)直接 これら機械間で行うことができる。有利な実施例においてデータ交換は直接では なく、本出頴人のスイス国PCT特許出願第92100014号明細書1992 年1月21日)に従って形成することができるプロセスガイドシステムを用いて 行われる。これにより上述のPCT出願に記載の内容すべては、本出願にも含ま れているつ本発明は、上述の!asの組み合わせが有利な実施例をなしかつ以下 図面を用いて説明する例の基礎となフてはいるが、この組み合わせに限定される ものではない、しかし設備が機械間のPPJ御命前命令送用ではなくて、データ 交換用に設けられているところでは、例えばオペレータに適当なインストラクシ ョンを当該機械のユーザインタフェースを介して供給することができる。インス トラクションは例えば、“紡績位置No。
xyzを停止せよ“とすることができる。このために適当なシステムは、PCT 国際特許出願第91/16481号明細書に記載されている。これによってこの PCT出願の内容はすべて、本出願に含まれていることになる。
次に本発明の設備の例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は、“機械連結体“に結合されているリング精紡機とワインダとの略図で あり、 第2図は、紡績工場の鎖状的に連結されている段、フライヤーリング精紡機−ワ インダと、そのために必要な搬送系および自動操作装置との略図であり、第3図 は、リング精紡機の紡績個所の略図であり、第4図は、ワインダの巻取り個所の 略図であり、第5図は、ワインダの平面略図である。
第1図にはリング精紡機R3Mと糸巻機SPMが図示されており、これらはペッ グトレイ(Peg Tray)搬送装置PTFSの形式による連結により1つの 機械複合体を形成している。
リング精紡機は2つのスピンドル列を有しており、機械の長手面ごとに1つの列 が設けられている。この図には各スピンドル列ごとに10個のスピンドル1〜1 0ないし11〜20が示されている。具体化実施形態では各スピンドル列ごとに 約500個のスピンドルを有する。
各スピンドルにはそれぞれ1つの供給ボビンが配属されており、この供給ボビン は、それぞれ1つの粗糸グリッパを介してこれらのスピンドル内に含まれる紡績 作業個所へ組糸を供給する0組糸グリツパは、ヨーロッパ特許第388938号 公報の第15図〜第19図にしたがって形成されている。グリッパヘッドは通常 、組糸の流れを開放しているが、供給ボビンからの原料供給を差し止めて紡績作 業個所を停止させる目的で、ドイツ連邦共和国特許第3909746号公開公報 による操作ロボットBRによって上記のグリッパヘッドをグリップ位置へ移動さ せることができる。
さらにこの機械は2つの端部ヘッドを有しており、それらのうち端部ヘッドEK は機械制御部MSを有する。機械サイクル(パッケージ形成サイクル)に従って (操業中)機械を連続的に作動させるために、上記の制御部は機械の駆動装置( 図示せず)により動作する。各サイクルはドツフィング時相で完結し、その際、 このサイクル中に形成されたコツプは、適切なドツファ装置(図示せず)により 各スピンドルから取り除かれて、新たな空ボビンと交換される。ドツフィング中 、各スピンドルは停止している。
ドツフィング後、機械はその動作速度まで加速され、その際、動き始めの繊維破 損を最小にする目的で、ないしはコツプのベースを形成する目的で、このような (始動)時相の経過を適合化することができる。始動時相完了後、所定の大きさ のコツプを形成するために、機械は(制御装置内の)所定の紡績プログラムにし たがって動作する。(例えば1時間あたりの)繊維破損の回数を(経験的にめら れた)レベルで維持するために、あるいは糸巻機においてはじめて検査可能な糸 の特性(例えば多毛性)を限界内に抑えるために、動作速度を制御することがで きる。
コツプがほぼ満杯になると、この機械は最終時相(M績終T)を開始し、この時 相において機械は減速されてこれに続くドツフィング時相のために準備も理され る。このサイクルは、機械の全動作時間にわたって繰り返されるものであり、” 機械時間“と定義されている。この“機械時間7によりコツプ形成プロセスが決 定される。つまり、(このサイクルにおける)各機械時点に対して、コツプ形成 特性における相応の点が存在する。コンブ形成特性に対するコツプ形成時の事象 (例えば繊維破損)を検出したければ、このことは上記の機械時間を泪いること により可能である。
スピンドルから取り除かれたコツプは、例えばヨーロッパ特許出願第45066 1号による、それぞれ1つのペッグトレイ上に載せら九る。この場合、各ペッグ トレイPTはスライドディスクと、コツプを受容するジャーナルとを有している 。そしてペッグトレイはコツプとともに適切な搬送装置PGFSにより歩進的に あるいはゆっくりと、糸巻機に対向する機械端部へ連続的に移動する。この機械 j!#部において、ペッグトレイはリング精紡機の搬送装置PTFSの部分から 送り出され、糸巻機の搬送装置の部分へ持ち込まれる。
次に、それぞれのコツプを有するペッグトレイは、コツプ準備処理部KBへ転送 され、そこにおいてコツプは、糸巻作業個所SSでの巻換えのために準備処理さ れる0図面にはこの種の糸巻作業個所が3つしか示されていないが、実施形態で はもう少し多くの糸巻作業個所を有する。各糸巻作業個所において、多数のこの 種のコツプが順次、あや巻ボビンないしいわゆるコーンに巻き換えられる。糸巻 機およびその制御部の機能は、例えばアメリカ合衆国特許第4984749号公 報、ドイツ連邦共和国特許第3928831号公開公報、およびドイツ連邦共和 国特許第4017303号公開公報に記載されている。コツプ準備処理部から糸 巻作業個所の1つへのペッグトレイの転送は、搬送装置により糸巻機の(図示さ れていない)適切な制御部に依存して実施される。空にされたペッグトレイはそ れぞれ1つのコツプキャリヤ(空ボビン)とともに、搬送装置を介して糸巻作業 個所からリング精紡機へ送り戻される。リング精紡機のへラグトレイから糸巻機 のペッグトレイへ差し替えるような装置の代替手段は、例えばドイツ連邦共和国 特許第4003428号公開公報、およびドイツ連邦共和国特許第400899 0号公開公報に記載されている。
糸巻作業個所の処理能力は次のように選定する必要がある。すなわち、リング精 紡機の機械サイクル内で(つまり精紡機が1つの新たなコツプパッチを製造する 間に)、糸巻機が先行のサイクルの(先行のバッチの)すべてのコツプを処理し 終わるように、選定する必要がある。リング精紡能力への巻換能力の適合化は、 工場設備設計における重要な決定事項をなす。コストの理由から、糸巻能力を大 きくとることはまれにしか行なえない。糸巻機はリング精紡機よりも比較的高価 であるので(資本集中形)、糸巻機はできるかぎり連続的に最大能力で動かす( 利用し尽くす)べきである。
したがって糸巻機の効率は、工場の効率ないしその運転および管理のの重要な特 性である。それ故、機械設計者の全般的な目的は、この段における効率を高く維 持するかないしは高めることである(例えばドイツ連邦共和国特許第38061 65号公開公報、ヨーロッパ特許第406451号公報およびヨーロッパ特許第 427990号公報参照)。
巻き換え中、糸は”クリーニングされ、その際、予め定められた糸の欠陥は、糸 クリ−すGHにより切断除去される。この場合、そのつどのコツプ品質に関する データを収集することができ、さらに、適切な“コツプ追跡7によりリング精紡 機のスピンドルまで遡って追跡することができる。この種のコツプ追跡システム の詳細は本発明の対象ではな(、様々なシステムが公知である。例えば既述の従 来技術において見出すことができる。
リング精紡機には自動操作装置BDA (例えば“ROBOf i l″として 商標登録されている本出願人による操作ロボット)が設けられている。、図中の 自動操作装置BDAは、機械端部のパーキング位置に図示さて入る。この位置に おいて自動操作装置は、例えば精紡機のドツフィング時相の終Tを待つ9通常の 紡績中、自動操作装置は、そのプログラミングにしたがって操作運転を実施する ために、紡績機のまわりを巡視(パトロール)する、この自動装置の有利な変形 例では、ドイツ連邦共和国特許第3909746号公開公報に記載の方法にした がって動作する。それによれば自動装置は操作運転を実施するだけでなく、紡績 作業個所の状況(状態)に関する情報(データ)も収集する。
そのつどの“巡回”の終了時に(自動操作装置がパーキング位置に戻ると)、自 動操作装置は新たに収集されたデータをリング精紡機制御部へ伝送する。このこ とは図面では矢印Uで示されている。
第1図によれば、糸巻機SPMのための制御部SSPは、線路VLを介してネッ トワークNW2と接続されている。さらに、別のネットワークの形で、糸巻制纒 部からプロセス管理コンピュータへの別のデータ接続路を設けることもできる。
糸巻機SPMの制御部SSPは、いわゆるコツプ追跡のためにデータを提供する 。この制御部は、糸クリ−すI11纒部を統合して含むこともできるし、あるい はそれと粗み合わせて構成することもできる。
各々の“主要機械″(自動操作装置BDAを伴うリング精紡機R3M、および糸 クリーナGRを伴う糸巻機SPM)はそれぞれ所定の“情報群”を有しており、 これは複合体の最適化のため有利には交換されるべきものである0例えばリング 精紡機はその自動操作装置を介して、1つの所定のコツプにおいてどれくらい多 くの繊維破損が存在するかを“把握する”。これらの情報は糸巻機の制御にとっ て非常に重要であり、このことはあとでシステム全体を記述する際に説明する。
糸巻機SPM(ないしその糸クリーナGR)はコツプ追跡により、リング精紡機 のある決まったスピンドルが常に不良糸を製造している、と判定することできる (このことは自動操作装置だけでは明確に判定することはできないン。
情報Cデータ)は、主要機械間で直接交換するこができるが、有利な実施形態( 第1図)の場合には、この交換はプロセス管理コンピュータPLRを介して間接 的に行なわれる。このコンピュータPLRは、第1のネットワークNWlを介し て(例えば〕リング請紡機R3Mと接続されており、さらに第2のネットワーク NW2を介して(例えば)糸巻機SPMと接続されている。プロセス管理システ ムは、例えば本出願人による1992年1月21日付PCT特許出願PCT/C H92100014号にしたがって構成されている。
このシステムは、有利にはコンピュータと機械の間の双方向通信用に設計されて おり、その際、コンピュータから機械制御部へ制御命令を送ることができる。
したがって、適切な信号が(例えば機械制御部MSを介して)コンピュータから 自動操作装置BDAへ送られ、その結果、自動操作装置は、コンピュータにより 定められた紡績作業個所を対応する組糸グリッパの操作により停止させ、それに より(相応の原料損失を伴う)不要な糸の製造を阻止する。
しかし糸巻機の制御を最適化するためには、ドイツ連邦共和国特許第39097 46号公開公報で言及されているよりも多くのデータが必要である。所定のコツ プにどれだけ多くのm、w破損が存在するかを検出するだけでなく、それらのm 維破損がコツプ形成サイクルにおいていつ発生したのかも検出すると有利である 。
それらの情報は、少な(ともリング精紡機/自動操作装置の組み合わせにおいて 得られるので、それらを準備処理することが可能である。しかしこのためには、 各”事象S (繊維破損)に2つの別の”データ“を配属させる必要があり、つ まり(機械サイクルに対して相対的な)この事象の時間とスピンドル番号(ある いは他の識別子)が必要である。このことは第1図によるシステムの場合、自動 操作装置も紡績機もそれぞれ3つのメモリI、■、■ないし記憶部工、■、■を 有することにより実現されている。上記のメモリないし記憶部内には個々のデー タを、つまり時刻、スピンドル番号およびスピンドル状態を格納することができ る。
時刻の相関により、自動操作装置内に記憶されている、機械時間に対する相対的 な事象発生時点を決定することができる。
自動操作装置の巡視の際に検出された事象は、その巡回の終了時に機械へ伝送さ れる。少なくともこの機械において、場合によっては自動操作装置においても、 データを″パケット“にすることができるので、1つの機械サイクルの終了時に 、各スピンドルに対してそれぞれ1つの0データパケツト”が存在することにな る。この“データパケット”は、自動操作装置によって当該コツプに関して検出 された”事象”を表わすものである。そしてこの”パケット”を(例えばドイツ 連邦共和国特許第3628045号公開公報に従って)7直接“、各コツプへ配 属させることができるし、あるいほこのことを、プロセス管理コンピュータPL Rを介して間接的に行なうことができる。そして機械および自動操作装置はデー タを収集して、次のコツプパッチのためのデータパケットを形成する。
このようにしてデータパケットは糸巻機の制御部へ供給される。このデータパケ ットの糸巻機での評価ないし利用法についてはここでは詳細に説明しないが、シ ステム全体を説明する際にいくつかの可能性について示しておく。
第1図にはただ1つの機械複合体が示されているが、この施設には複数個のリン グ精紡機と糸巻機とが含まれるものであって、それらは1つの共通のプロセス管 理コンピュータによって管理される。この種の工場施設の実例をシステム全体と して概略的に示すことにする。
−1つまたは複数個の粗紡機と粗紡糸ボビン搬送装置から成る粗紡段が設けられ ている。
−上記の粗紡機は、 一単一の組糸を形成し、 一管理システムと互換性のあるユーザインターフェースを備えており、 一データネットワークを介して管理コンピュータと接続されており、 一組糸破損の際には自動的に停止してアラームをトリガし、 一組糸に関する通常の運転過程に対しては人間によるいかなる介入も不要である 。
−さらに上記の粗紡糸搬送装置は、 −システム内の粗紡機の個数に応じて、1つまたは複数個のボビン受は取りステ ーションと、−複数個の搬送車両を有する経路システムまたはレールシステムと 、 一システム内のリング精紡機の個数に応じて、1つまたは複数個のボビン引き渡 しステーションと、 一空ボビンクリーニングステーションと、−システム内の粗紡機の個数に応じて 、1つまたは複数個の空ボビン引き渡しステーションと、−中央制御部とにより 構成されており、−二の中央制御部は、管理システムと互換性のあるユーザイン ターフェースを備えており、−データネットワークを介して管理コンピュータと 接続されており、 一陣害時には運転過程を自動的に停止してアラームをトリガし、 一通常の運転過程に対しては人間によるいかなる介入も不要である。
=1つまたは複数個のリング精紡機から成るリング精紡段が設けられている。
一上記のリング精紡機は、 一系を形成し、 一管理システムと互換性のあるユーザインターフェースを備えており、 一データネットワークを介して管理コンピュータと接続されており、 一陣害時には自動的に停止してアラームをトリガし、 −ドッフィングならびに糸巻機へのコツプの引き渡しを全自動で行ない、 一空ボビンの受け取りと戻し過程を自動的に行なし)、 −さらに、1つまたは複数個の操作ロボットを備えており、上記の操作ロボット は、 −紡績作業個所を監視し、 一紡績作業個所の動作状態を連続的にリング精紡機の制御部へ通報し、場合によ っては管理コンピュータへ直接通報し、 一繊維破損を取り除き、 一組糸グリッパの操作により、障害を有する紡績作業個所を自動的に停止させ、 一要求に応じて、組糸グリッパの操作により紡績作業個所を停止させて操作者の ためにマークし、 −障害時には自動的に停止してアラームをトリガする。
−さらに糸巻段が設けられている。この糸巻段は、−系を巻き換え、 一リング精紡機から供給された個々のコツプを出所に関連して紡績作業個所まで 遡って追跡しくコツプ追跡)、 一管理システムと互換性のあるユーザインターフェースを備えており、 一データネットワークを介して管理コンピュータと接続されており、 一陣害時には自動的に停止してアラームをトリガし、−全自動の糸継器を備えて おり、 一ボビン交換と精紡機へのコツプ返却を全自動で行ない、 一系巻作業個所にそれぞれ1つの糸クリーナが設けられており、この糸クリーナ は、 −系巻作業個所を監視し、 一系巻作業個所の動作状態を連続的に糸クリーナ制御部へ通報し、場合によって は糸巻機制御部へ直接通報し、 一系に障害個所があれば、切断により巻き換えを中止し、 一系力ツタを繰り返し操作することにより、障害のある糸巻作業個所を自動的に 停止させて操作者のためにマークし、 一固有の糸クリーナwJI11部と接続されており、この糸クリーナ制御部自体 は、 −データネットワークを介して管理コンピュータと接続されており、 一陣害時には自動的にアラームをトリガし、−個々の糸センサの品質データを評 価し、クラス分けして記憶する。
一管理コンピュータが設けられている。このコンピュータは、 一中央ユニットと、 一粗紡機、ボビン搬送装置、リング精紡機、必要に応じて操作ロボット、糸巻機 、さらに必要に応じて糸クリーナ制御部と接続するための、1つまたは複数個の データネットワークと、 −(管理システムと互換性のある)ユーザインター−データ用の大容量中央記憶 装置と、 −必要に応じて、オーバーレイされた動作管理システムとの情報交換のためのデ ータ線路と、−さらに、操作員のためのアラーム装置とにより構成されている。
A9品質上欠陥のある紡績作業個所の自動操作装置を用いた停止 以下の要素の共働作用において、すなわち、−系クリーナによる(周知)、およ び/または糸巻機による(ヨーロッパ特許第0373324号)、コツプに関す る品質検出、 一紡績作業個所へのコツプ追跡(ドイツ連邦共和国特許第3603002号およ びドイツ連邦共和国特許第3628045号)、 一リング精紡機、操作ロボット、糸巻機および糸クリーナの関与による情報複合 体、 −ROBOf i 1機能の組糸グリッパ、の共働作用において、 例えば、 一欠陥のあるドローフレーム、破損したリング/トラベラ、欠陥のあるスピンド ル、組糸ボビンの不足に起因する5 一頻繁な糸欠陥、番手の変動、大きな不均一性、不十分な撚りによる弱い個所、 のような品質上欠陥のある紡績作業個所を検出するだけでなく、次のようにして 回避も行なう、すなわち、−該当する紡績作業個所の運転を中止し、−操作者に 対してその紡績作業個所をマークし、−組糸のながれを遮断しそれによって、− 欠陥品の製造によるそれ以上の損失を回避する。
B、コツプ準備処理部への引き渡しの際の、ROBOfilにより供給された情 報に基づ<Jl繁な欠陥個所のあるコツプの排除 説明: 以下の要素の共働作用において、すなわち、−繊維破損の検出ならびに自動およ び手動による継ぎ足しプロセスを伴う、ROBOf i lによる個々のスピン ドルの監視 一紡績作業個所へのコツプ追跡(ドイツ連邦共和国特許第3603002号およ びドイツ連邦共和国特許第362845号) 一精紡機、操作ロボット、糸巻機および糸クリーナの関与による情報複合体 −例えば、研究室においてあとで検査するために、排除されたコツプをクラス分 けし分離して保管するようにした、コツプ準備処理部入口におけるコツプの分離 (ドイツ連邦共和国特許第3337348号)の共働作用において、 −はじめから使用不可能なコツプの処理を完全に回避することによって、 糸巻機の使用効率が高まる。
C1糸巻機における後続処理の際の、ROBOf i 1により供給された情報 に基づく固有の欠陥個所のあるコツプの分離処理 説明: 以下の要素の共働作用において、すなわち、−Ji1M破損の検出と自動的なお よび手動による継ぎ足しプロセスを伴う、ROBOf f lによる個々のスピ ンドルの監視 一紡績作業個所へのコツプ追跡(ドイツ連邦共和国特許第3603002号およ びドイツ連邦共和国特許第3628045号) −リング精紡機、操作ロボット、糸巻機および糸クリーナの関与による情報複合 体 の共働作用において、 一コツプ準備処理において繊維破損のないコツプを優先的に処理し、 一繊維破損のあるコツプを必要に応じて蓄積し、時間的にずらしてそれらを地理 し、例えばJ1ml$!破損のないコツプの処理後、次のドツフィングプロセス の前にそれらを処理し、その際、もはや処理できないコツプを分離するようにし 、 −さらに、繊維破損のあるコツプに対して有効な方法プロセスをコツプ準備処理 部で用いるようにし、例えば特別な準備処理段を使用するようにして、糸巻機の 効率を高める。
さらに糸の品質は、 一系継ぎ個所や”繊維破損寸前“の個所の数が最小である最高品質の糸ボビンを 得る目的で、繊維破損のないコツプを特別に指定された糸巻作業個所において巻 き換える(必要に応じてドイツ連邦共和国特許第3628045号、ドイツ連邦 共和国特許第3603002号、ドイツ連邦共和国特許第3348022号ン  、 ことにより高められる。
D、研究室であとから検査するために、製造した紡績作業個所の情報と結び付け て、排除されたコツプをクラス分けし分離して保管 説明: 以下の要素の共働作用において、すなわち、−排除されたコツプの個別またはグ ループごとの区分は保管を伴う、いずれにせよ精紡機への空ボビン返却の前に行 われる糸巻機のコツプ搬送中の欠陥コツプの排除、 一紡績作業個所へのコツプ追跡(ドイツ連邦共和国特許第3603002および ドイツ連邦共和国特許第3628045号)、 一リング精紡機、操作ロボット、糸巻機および糸クリーナの関与による情報複合 体、 の共働作用において、 一欠陥コツブの特徴的外見により障害の発生場所と発生の仕方を推定できるよう にし、例えば糸巻作業個所、コツプ準備処理部、紡績作業個所、操作ロボット、 粗紡機の紡績作業個所における欠陥機能を推定できるようにし、 一研究室における特別重要なサンプルに基づいて、糸クリーナの機能および設定 調整を補足監視においてチェックできるようにして、 リング精紡施設全体における弱点の特定および排除が軽減され改善される。
情報処理の観点: 第2図には、自動化された工場施設のための、粗紡機から糸巻機までの紡績領域 の実施形態が示されているが、システムの情報処理の観点を表わす目的で、依然 として概略的なものである0図示されている工場施設部分にはくプロセス段の順 序で、即ち機械の“連結”の順序で)以下の構成が含まれている。すなわち、a )この図では粗紡段300により示されている受け渡し供給段、 b)この事例ではリング精紡機により構成されている最終紡績段320、 C)粗紡ボビンを粗紡段300から最終紡績段320へ搬送し、かつ空ボビンを 最終紡績段320から粗紡段300へ送り戻すための粗紡糸搬送装置310゜ d〕リング精紡機で形成されたコツプをより大きな(シリンダ状または円錐状の )パッケージ(あや巻ボビン)へ巻き換えるための、この図では巻き換え段33 0として表わされている後続処理段、が含まれている。
各処理段300.320.330は、複数個の主動作ユニット(機械)を有して おり、これらにはそれぞれ1つの制御部が設けられている。それらの制御部は第 2図中には示されていないが、第3図との開運で後で詳細に説明する。各機械制 御部には、ロボット技術によるユニット(自動操作装置)が連結されており、そ れらは上記の機械に直接配属されている。第2図の場合、段300の各粗紡機の ためにそれぞれ1つの固有のドツファが設けられている。′脂肪機ドツファ“の 機能は、第2図ではブロック302で示されている。
可能な実施形態は、例えばヨーロッパ特許第360149号公報ないしドイツ連 邦共和国特許第3702265号公開公報に示されている。
また第2図の場合、段320の各リング精紡機に対して、紡績作業個所を操作す るための各紡績列ごとに1つの自動操作装置と、粗紡糸供給用のクリールも設け られている。”紡績作業個所操作“の機能はブロック322.324(各紡績作 業個所列ごとに1つのブロック)で示されており、′粗紡糸供給”の機能はブロ ック326で示されている。可能な実施形態は、例えばヨーロッパ特許第419 968号公報または1991年11月2日付PCT特許出1[PCT/CH91 100225号に示されている。
粗紡糸搬送装置310には固有の制御部も設けられているが、これについてはこ こでは詳細に説明しない。
この装置310は、粗紡段300へ返却する前に粗紡糸ボビンをクリーニングす るユニットを有する@′粗紡糸ボビンクリーナ”の機能は、第2図ではブロック 312で示されている。この施設部分の可能な実施形態は、ヨーロッパ特許第4 31268号公報(ならびに部分的にヨーロッパ特許392482号公報)に示 されている。
段320のリング精紡機と段330の糸巻機とが合わさって1つの“機械複合体 ”を形成しており、このことによフて糸巻機へのコツプの搬送が保証されている 。この複合体の制御は糸巻機の側から行われる。
さらにネットワーク350が設けられており、これにより段300.320.3 3oおよび装置310(7)すべての機械は、信号交換(データ伝送)の目的で プロセス管理コンピュータ340と接続されている。このコンピュータ340は 、例えばマスターターミナルまたは管理者オフィス内のアラーム装置342とコ ンソール344を直接操作する。
リング精紡糸からの巻き換えの極めて重要な動作はいわゆる糸クリーニングであ って、これはブロック360で示されている。糸クリーナは、ネットワーク35 0を介してプロセス管理コンピュータと接続されている。この装置により糸の欠 陥が排除されると同時に、先行のプロセス段に対する推定判断を可能にする情報 (データ)が得られる。糸クリーニング機能は糸巻機において実施される。
第3図および第4図には、段320のリングM紡機321(第3図)と段330 の糸巻機331(第4図)とがい(らか詳しいが依然として概略的な図で示され ている。
機械321の制御部は323で、機械331の制御部は333で略示されている 。各機械321.331に対してそれぞれ、ただ1つの動作位置370(第3図 )、380 (第4図)が略示されている。リング精紡機321の場合、動作位 置370には粗紡ボビン370用クリール(図示せず)の懸架装置(図示せず) が含まれており、この懸架装置は粗紡糸372をドローフレーム373へ供給す る。ドローフレーム373から出てきた繊維は紡まれて糸374になり、この糸 はコツプ376になるように空ボビン375上に巻回される。空ボビン375は スピンドル(図示せず)により支援されており、このスピンドルはそれに配属さ れている駆動モータ373(単一スピンドル駆動部)により、その長手軸を中心 とした回転状態へおかれる。
糸巻機の動作位置380には、それぞれ1つのコツプ382を載せた個々のコツ プキャリヤ381(例えばいわゆる”ペッグトレイS)のための供給部(図示せ ず)が含まれている。コツプの糸383は解かれ、糸継器384を介して繊維あ や振り器385へ供給される。(図示されていない)ボビンホルダは、パッケー ジ386の心細としての空ボビン(図示せず)を保持する。このパッケージは、 あや振りにより生じる繊維の軸線方向運動における固有の(水平な)軸を中心と した空ボビンの回転により形成される。
各動作位置370.380には1つの固有のセンサ手段が設けられているものと する。リング精紡機の場合、この手段は、くスピンドルモータ377の)紡績作 業個所が作動しているか否かを検出するために、各紡績作業個所ごとに設けられ た1つの簡単なセンサ378により構成されている。糸巻作業個所380に相応 のセンサ387を設けることができる。しかし糸巻作業個所380にはさらに糸 検査装置361も設けられており、この検査装置は糸クリーナ360(第2図) の1つの構成要素をなしている。糸検査装置はく別個には示されていない)糸セ ンサを有しており、このセンサは予め定めらtた糸の品質パラメータを監視し、 相応の信号(データ)を機械331のデータ捕捉検出ユニット362へ供給する 。データ捕捉検出ユニットは、当該機械のすべての紡績作業個所に関するデータ を統合する。このデータユニット362は、糸クリーナ360の別の構成要素を なしている。ネットワーク350(第2図)の線路351.352.353を介 して、制御部323,333ならびにデータユニット362は管理コンピュータ 340(第2図)と接続されている。さらにデータユニット362は、糸巻機の 制御部333と信号の交換も行なう。また、例えば本出願人によるアメリカ合衆 国特許第4944033号公報に示されているように、自動操作装置にもセンサ を設けることができる。
PCT特許出願PCT/CH9210OO14によれば、この工場施設は次のよ うに構成されている。すなわち個々の制御部323.333.362は、管理コ ンピュータ340からの制御命令がなくても、このコンピュータとは無関係に( 自律的に)センサ手段378.387.361の出力信号に基づいて動作し、そ れにもかかわらず、上記のコンピュータ340はセンサ手段378.387.3 61の“未処理データ“を直接アクセスできるように構成されている。つまリセ ンサ手段の未処理データは制御部323.333.362によって、センサ手段 信号の情報量を”集約”により低減し管理コンピュータに転送される”報告“と じてまとめられるわけではない、そうではなく(少なくとも管理コンピュータ3 40の問い合わせ要求により)、内容の変えられていない品質信号ないし状態信 号が管理コンピュータへ転送される。(制御の意味で〕“未処理データ”とは基 本的に、センサ手段の”実際値”またはそれから導出された信号であって、いず れにせよセンサ手段から生じたデータである。
各機械321.331には“ユーザインターフェース325ないし335も設け られており、これらはそれぞれの制御部323ないし333と接続されていて、 マン−マシーン(あるいはそれどころがロボット−マシーン)コミュニケーショ ンを可能にする。この“ユーザインターフェース7を、“操作フレーム”または ”操作パネル”あるいは“操作コンソール7と呼ぶこともできる。この種のユー ザインターフェースの実例は、ドイツ連邦共和国特許第3734277号公開公 報に示されており、これはリング精紡機用ではなくドローフレーム用であるが、 基本構成はこの種の操作手段全てに対して同じである。別の実例は、1991年 9月の1telliana Taxtilberichte(rTMA Aus gabe)におけるHoesel著の論文’ Neue Mikrocompu ter fuer dieTextilindustrie (紡績工場のため の新しいマイクロコンピュータ)“に示されている。
PCT特許出願WO/91/16481号による発明によれば、管理コンピュー タ340がそれぞれの機械のユーザインターフェース325ないし335を介し て操作支援を行なえるように、工場施設がプログラミングされ設計されている。
つまり管理コンピュータネットワーク350を介して制御命令を送信することが でき、さらに機械制御部はそのような制御命令を受信しそれにし従うことができ るので、ユーザインターフェースの状態を、それぞれの#I鞍部を介して管理コ 特表平5−507529 (11) ンビュータ340により決定することができる。
第2図は著しく簡略化されている。この種の工場施設の複雑性を実際どおりに描 くのは、特許明細書の枠を越えるものである。しかしこのような問題の一部は、 1992年2月のMelliand TextilberichteにおけるL eopold 5choeller jr、著の論文’ Das Machba regestalten −Erhoehung der Flexibili taet undWirtschaftlichkeit einer Bau mwollspinnerei (締紐工場の柔軟性および経済性の増加)”に 示されている。
機械形式の重 性 機械(ないしそれに配属された自動操作装置)が、(例えばドイツ連邦共和国特 許184015636号公開公報によって、ジェット紡績)自身の製品を監視し 障害を除去できるように構成されているのであれば、本発明を適用することはで きない0本発明は、後置連結された段が障害捕捉検出の役割を果たしている構成 において用いられる(PCT特許出願WO92100409の”分離位置“の動 作を参照)0本発明の観点によれば7分離位置の動作“は、前置連結された段に おいて得ることのできる情報を“分離位置”の適合化ないし負担の軽減のために 利用することにより補われており、このことによって工場施設ないし施設部分の 効率が高められる。次に、本発明のための工場施設の個々の要素の意味を実例を 用いて詳細に説明する。
本発明は、制御すべき機械がそれぞれ多数の製造位置を有するところにおいて、 最大の利点をもたらす。
このことは問題点でもあり好機でもある。一方では障害Iの位置の特定が困難で ある。他方では、工場施設の全体としての生産性を著しく損なうことなく、すで に位置特定された障害夏を排除することができる。
本発明は、欠陥を伴って処理された原料の再生の問題に関係しても重要性が増す 。ドローフレーム出口でのスライバ破損の際に、スライバ保管所内のケンスをた だちに交換することができ、部分的に満たされたケンスを繊維再生施設部へ供給 することができる。相応の量の糸の同じ処理は最も望ましくない。
繊維破損数 既に述べたように、繊維破損数は糸の品質の重要な指榎である。自動化された工 場施設の場合、繊維破損数の検出は、糸巻機に関してもリング精紡機に関しても 開運ではない、、(例えばヨーロッパ特許第436204号公報、ヨーロッパ特 許第432401号公報またはドイツ連邦共和国特許第4011944号公報の ように)リング精紡機の紡績作業1所に(ggえばヨーロッパ特許第43620 4号公報、ヨーロッパ特許第432401号公報またはドイツ連邦共和国特許第 4011944号公報による)固有のセンサ手段が設けられていないところでは 、機械に対しそれに適した走行可能なデータ捕捉検出装置を設けることができる 。
これについては既述の自動操作装置を実例として理解すればよい。
今日では最新の紡績機のために、例えばドイツ連邦共和国特許第4008794 号公開公報またはPCT/CH92100014号のように、通信能力も保証さ れれていることが多い。しかしこのことも重要ではない。何故ならばパッケージ におけるデータの直接的な検出自体は、例えばにイッ連邦共和国特許第4112 073号公開公報またはドイツ連路共和国特許第4024202号公開公報によ り公知であるからである。
搬送系の意味 ボビン交換の前に、リング精紡機は停止されなければならず(かつ後から再び作 動回転数に加速されなければならず)、即ちボビン交換は生産の中断を意味する 。従ってそれは出来るだけ短く抑えるべきでありかつこのことは、ボビンを個々 に取り扱うことができないことを示す。
今日の機械において1つの作動ないし機械サイクル期間に製造されたすべてのパ ッケージは出来るだけ同時にドツフィングされかつ空のボビンと交換される。
しかし個々のボビン(おそらく僅か数個のボビン)にのみ欠陥があることは有り 得る。それ故に搬送系は有利には、個々のボビンまたは小さなボビン群を分離す ることができる。このために、特別な(有利には固有の)制御部(“インテリジ ェンス“)と組み合わされた搬送系が必要になる。この種の系はここ数年来使用 されている(例えば−elliand 丁extilberichte、7 / 1985.第499頁に掲載された論文″Rechne rgestuetzt e Transpartsystems in der textilen F ertigung“参照)。それらは今日、コツプ搬送用ベグ・トレイ搬送系に よって高い開発レベルに達している。
従って糸切れ数に基づいて、欠陥のあるボビンを引き続く処理から排除しかつこ れにより後置接続された段に負担かけないようにすることができる。しかし、こ の種のボビンをそのために設けられた後続処理個所ないし機械に送ることもでき 、これにより一級の品質の製品と二級の品質の製品との明確な区別がなされる。
このことはいかに、ワインダ(例として)との関連において詳しく説明する。
障害の原因の意味 種々異なった障害の原因は、製品の品質に関して全く種々様々な作用をもたらす 。欠陥のある紡績個所は連続的に不良な繊維を生産し一二の個所は停止されるべ きである。正常に動作する紡績個所における障害操作は場合によっては、コツプ 形成のあるフェーズにおいて個別系切れを招来する。
このような事象の、コツプ形成に対する作用影響は、ヨーロッパ特許第3602 87号明細書(殊に第3図ないし第6図)に既に記載されておりかつそこでは、 コツプ準備部におけるコツプの異常形成を検出するようになっていて、引き続く コツプ処理を相応に調整することができる。そこで本発明は、コツプ準備部に供 給する前に障害の作用を検出(かつこれによりまたコツプ準備部の負担を軽減) できるようにしており、その結果相応の措置を講することができる。しかしこの ために、所定のコツプの形成においてどこで単一または複数の障害が生じたのか を検出することが必要である。
引き続く処理においてこの種の情報を使用できること、例えば西独国特許出願公 開第3942304号公報から明らかでありもしくはそこから読取られる。この 種の情報はまた、西独国特許出願公開第3802900号公報に記載されている ように、“分離個所“の“下流“において、例えば綾巻きボビンを製造する精紡 機と2重ねん糸機械との機械連結体において使用される。
後続処理機械の意味 情報を、それを使用する−ことができない後続処理機械に供給することは明らか に無意味である。しかし上述の情報を使用するための技術手段は今日のワインダ において存在している。このことを明らかにするために、第5図には、ベグ・ト レイに支持されたコツプを処理するためのワインダの重要な要素が示されている 。
機械は第5図では70によって示されている。それは巻取りヘッドを有しており 、そのうち僅か3つの個所72,74.76のみが示されている。実際には通例 20またはそれ以上の巻取りヘッドを見ることができる。
コツプ準備部は78によって示されている。コツプを有するベグ・トレイ(図示 されていない)は、供給路80を介してコツプ準備部78に供給されかつコツプ 準備部を搬送路82に巻取りヘッドの方向において離れる。それは巻取りヘッド を搬送路84において離れかつコツプ準備部78かまたは搬出路86(完全に巻 取られているとき)に供給される。この場合、ワインダ70は(第1図に示され ているように)唯一のリング精紡機に連結されているのではなくて、多数のリン グ精紡機に連結されている(フレキシブル・リンク−例えばヨーロッパ特許第3 44597号明細書に示されているような)ことを前提としている。装置例は、 西独国特許出願公開第3235442号公報に示されている。
この種の機械においてそれぞれのベグ・トレイは個別に処理され、かつこのこと は例えばヨーロッパ特許第402630号明細書、ヨーロッパ第406541号 明細書および西独国特許出願公開第3434576号公報に既に別の関連におい て示されているように、ベグ・トレイを種々様々に処理することができる。
そこで、例えば障害のないコツプを巻取りヘッド76および図示されていない別 の巻取りヘッドに指し向け、一方障害のあるコツプを巻取りヘッド72および7 4に供給することができる。
品質の監視 前置接続されている機械は通例、製品を完全に監視ないしコントロールすること ができない(即ちそれらはそのために適したセンサ手段を有していない)、最終 的な検査は依然として、巻取りヘッドにおいて行われる。前置接続された段の特 性も依然として、後置接続された段における検査結果に基づいて判定される。
ワインダにおいて、所定の生産個所が連続的に不良な製品を製造しかつその後置 接続された段に負担をかけていることを一義的に検出することができる場合には その生産個所を遮断すべきである。このことは例えば、第1図との関連において 既に提案したように、走行可能な自動装置を用いて行うことができる。しかし例 えば、それぞれの生産個所が固有の、機械制御部によってトリガ可能な組糸グリ ッパを備えている(例えば米国特許第476346.7号明細書に記載されてい る)場合には、このことは機械それ自体によっても実施することができる。しか し、相応のインストラクションが与えられるとき(例えば国際出願91/164 81号明細書に記載されている)、このことはオペレータによっても実施するこ とができる。
障害の真の原因の検出は大抵の場合、言わばプロセスガイドシステムの課題であ る。その理由は、重大な障害しか唯一の個所における淵定値に基づいて一義的に 評価されないからである。この理由から、本明細書では障害の種類の検出は取り 扱わなかった。プロセスガイドシステムは、別の特許出願に記載されている。
1N表千5−507529 (13’)要 約 書 自動操作装置が対応して設けられている精紡機と、該精紡機に鎮状的に連結され ている後続処理機械とを有する紡績設備において、前記自動操作装置は前記精紡 機の紡績個所の状態に関するデータを集めるための手段を備えている。更に、集 められた状態データを機械時間に対応付けかつそこから得られたデータを前記後 続処理機械に、該後続処理機械の制御部が、前記精紡機から該後続処理機械にそ れぞれ個別の供給されるパッケージを該パッケージの形成の際に発生された状態 データに整合させて処理するように転送する手段が設けられている。これにより 、後続処理機械の合理的な作動および紡績品の品質の向上が実現される。
国際調査報告

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.自動操作装置が対応して設けられている精紡機と、該精紡機に鎖状的に連結 されている後続処理機械とを有し、ここにおいて前記操作装置は前記精紡機の紡 績個所の状態に関するデータを集めるための手段を備えている、紡績設備の制御 方法において、状態データを機械時間に対応付けかつそこから得られたデータを 前記後続処理機械に転送する手段が設けられており、その結果前記後続処理機械 の制御部が、前記精紡機から該後続処理機械にそれぞれ個別に供給されるパッケ ージの処理(過程)を該パッケージの形成の際に発生された状態データに整合さ せて(適合調整して)処理するようにしたことを特徴とする紡績設備の制御方法 。
  2. 2.自動操作装置が対応して設けられている精紡機と、該精紡機に鎖状的に連結 されている後続処理機械と、該後続処理機械に供給される繊維パッケージの品質 を検査しかつ所定のパッケージを生産した紡績個所を識別するための手段とを有 する、紡績設備の制御方法において、 前記手段は、例えば精紡機制御部を介して間接的に、または直接制御命令を、所 定の紡績個所を停止するための自動操作装置に供給することができかつ前記自動 操作装置は前記命令を実行するための手段を備えている ことを特徴とする紡績設備の制御方法。
  3. 3.巻取られた生成物における障害を検出するための手段を備えた、巻成体(例 えばボビン、ラップ、コップ)を形成するための長く延びた生成物を巻取るため の巻取り装置において、 前記巻成体内の障害位置を標定するための手段が設けられている ことを特徴とする巻取リ装置。
  4. 4.巻取られた生成物における障害を検出することができる、長く延びた生産物 の巻取り方法において、障害を位置標定する ことを特徴とする巻取リ方法。
  5. 5.障害の位置標定データを、該データを一義的に相応の巻成体に対応付けする ことができるように記憶する手段が設けられている 請求項3記載の装置。
JP92505914A 1991-03-07 1992-03-06 ネットワーク化された設備の制御方法および装置 Pending JPH05507529A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH697/91-2 1991-03-07
CH69791A CH685202A5 (de) 1991-03-07 1991-03-07 Verfahren zum Steuern einer vernetzten Spinnereianlage.
PCT/CH1992/000048 WO1992015737A1 (de) 1991-03-07 1992-03-06 Verfahren und einrichtung zum steuern einer vernetzten anlage

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05507529A true JPH05507529A (ja) 1993-10-28

Family

ID=4193060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP92505914A Pending JPH05507529A (ja) 1991-03-07 1992-03-06 ネットワーク化された設備の制御方法および装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0528003A1 (ja)
JP (1) JPH05507529A (ja)
CH (1) CH685202A5 (ja)
WO (1) WO1992015737A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021505782A (ja) * 2017-12-08 2021-02-18 マシーネンファブリク リーター アクチェンゲゼルシャフトMaschinenfabrik Rieter AG 先行するリング紡績機のコップを巻き返すための巻取り機の運転方法
JP2021525838A (ja) * 2018-05-28 2021-09-27 ウステル・テヒノロジーズ・アクチエンゲゼルシヤフト 自動のリング精紡設備及びリング精紡設備を自動で運転する方法
JP2021526187A (ja) * 2018-05-28 2021-09-30 ウステル・テヒノロジーズ・アクチエンゲゼルシヤフト リング精紡設備及びリング精紡設備を運転する方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4306095A1 (de) * 1992-03-04 1993-10-07 Rieter Ag Maschf Verfahren und Einrichtung zum Steuern einer vernetzten Anlage
WO2018096427A2 (de) 2016-11-23 2018-05-31 Maschinenfabrik Rieter Ag Verfahren und vorrichtung zum betreiben einer spulmaschine
JP2022518593A (ja) * 2019-01-31 2022-03-15 ウステル・テヒノロジーズ・アクチエンゲゼルシヤフト 異物に関する紡糸プロセスの最適化

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE628530A (ja) * 1962-02-17
JPH0720800B2 (ja) * 1988-03-01 1995-03-08 村田機械株式会社 紡績工場における品質管理システム
DE3909746A1 (de) * 1989-03-23 1990-10-18 Rieter Ag Maschf Verfahren zum betrieb einer ringspinnmaschine sowie bedienroboter zur durchfuehrung des verfahrens
DE3924779A1 (de) * 1989-07-26 1991-01-31 Rieter Ag Maschf Verfahren und vorrichtung zum betrieb einer spinnereilinie

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021505782A (ja) * 2017-12-08 2021-02-18 マシーネンファブリク リーター アクチェンゲゼルシャフトMaschinenfabrik Rieter AG 先行するリング紡績機のコップを巻き返すための巻取り機の運転方法
JP2021525838A (ja) * 2018-05-28 2021-09-27 ウステル・テヒノロジーズ・アクチエンゲゼルシヤフト 自動のリング精紡設備及びリング精紡設備を自動で運転する方法
JP2021526187A (ja) * 2018-05-28 2021-09-30 ウステル・テヒノロジーズ・アクチエンゲゼルシヤフト リング精紡設備及びリング精紡設備を運転する方法

Also Published As

Publication number Publication date
CH685202A5 (de) 1995-04-28
EP0528003A1 (de) 1993-02-24
WO1992015737A1 (de) 1992-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3242915B2 (ja) 繊維処理プラント紡績工場および紡績機械
EP0712949B1 (de) Prozess-Steuerung im Textilbetrieb
JP6991002B2 (ja) リング精紡機の紡績ユニットの正常な動作を監視する方法
US11319649B2 (en) Ring spinning system and method for operating
JPH03167324A (ja) 紡績工場の生産ラインの作動法および装置
DE102015005056B4 (de) Spulautomat und Garnspulverfahren
CN110952181A (zh) 用于操作环锭纺纱机的方法
DE4306095A1 (de) Verfahren und Einrichtung zum Steuern einer vernetzten Anlage
JPH05507529A (ja) ネットワーク化された設備の制御方法および装置
CN108803521B (zh) 一种粗梳毛纺连续性智能柔性化生产方法
JP2016194187A (ja) 少なくとも1つのリング精紡機と少なくとも1つの巻取り機とから成る複合システムを運転する方法並びに複合システム
JP7328997B2 (ja) 自動のリング精紡設備及びリング精紡設備を自動で運転する方法
DE4229234C2 (de) Verfahren und Anlage zum Steuern und Planen von Betriebsabläufen in einem Textilwerk
US5010724A (en) Method and apparatus for producing packages
US5058816A (en) Cops preparation station
CN107614407A (zh) 纱线卷绕系统、自动络纱机、细纱机以及纱线卷绕方法
CN110578192B (zh) 用于影响环锭纺纱筒管的缠绕状态的方法和装置
EP4170076A1 (en) An electronic device for adjusting operational parameters of a winding machine of a spinning mill and a method for adjusting the same
DE4304962A1 (de) Produktionsanlage für textiles Gut mit Fehlerbehebung in der jeweils folgenden Bearbeitungsstufe
JPH07133507A (ja) 紡糸巻取機工場の管理システム
WO2023057835A1 (en) An electronic device for locating a functional disorder within a spinning and winding section of a spinning mill and a method for locating the same
CN113636418A (zh) 纺织机以及用于纺织机的维护小车
JPH01321930A (ja) 織機の糸品質管理システム
JPS6052633A (ja) 玉揚装置
JPH07133508A (ja) 合繊糸生産ラインの保全管理システム