JPWO2019215960A1 - ヘアブラシ - Google Patents

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Abstract

毛髪をブリッスルに効率的にキャッチさせ、毛髪のセット力を高めることを実現する。ヘッド部(81)を備えたヘアブラシであって、前記ヘッド部(81)の第1の表面にセット部(40、50、80)が配置され、前記セット部は、当該セット部(40、50、80)の表面から伸長する複数のブリッスル(20、21、22、41、41β、42、52)を備え、前記セット部の表面におけるブリッスルの断面の中心が、前記第1の表面において幾何学的に配置され、前記幾何学的な配置が、前記第1の表面におけるスパイラルの一部に沿った配置であり、前記複数のブリッスルのうちの少なくとも2つが毛髪に熱を伝える伝熱体からなる第1のブリッスルである。

Description

本発明は、ヘアブラシ、特に毛髪をセットする電気ヘアブラシに関する。
従来のヘアスタイリングにおいては、ヘアアイロン、ヘアブラシ、ブラシとヘアドライヤーの併用など、様々な方法が用いられていた。例えば、ヘアアイロンは、まず毛髪を梳き、次いでアイロンで毛髪を挟み込んでセットする。
実用新案第3206808号 特開2013−240434号 特開2007−229316号
しかしながら、上述のような従来技術では、例えば、ヘアブラシは一度でヘアセットが可能であるが、うまく毛髪をキャッチできないと熱が毛髪に伝わりにくいという問題がある。また、その一方でブラシのピンを増やし過ぎると毛髪が絡まったり抜けなくなったりすることにより毛髪へのダメージが大きくなるという課題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、毛髪をブリッスルに効率的にキャッチさせ、毛髪のセット力を高めることを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るヘアブラシは、ヘッド部を備えたヘアブラシであって、前記ヘッド部の第1の表面にセット部が配置され、前記セット部は、当該セット部の表面から伸長する複数のブリッスルを備え、前記セット部の表面におけるブリッスルの各々の断面の中心が、前記第1の表面において幾何学的に配置され、前記幾何学的な配置が、前記第1の表面におけるスパイラルの一部に沿った配置であり、前記複数のブリッスルのうちの少なくとも2つが毛髪に熱を伝える伝熱体からなる第1のブリッスルである構成である。
本発明の一態様によれば、毛髪はブリッスルに効率的にキャッチされ、毛髪のセット力を高めることができる。
従来技術に係るヘアブラシのブリッスルの配列を示す概略図である。 実施形態1に係るヘアブラシのブリッスルの配列を示す概略図である。 従来技術と本発明とのブリッスルの配列の対比を示す概略図である。 実施形態2に係るヘアブラシのブリッスルの配列を模式的に示す概略図である。 実施形態3に係るヘアブラシのブリッスルの配列を模式的に示す概略図である。 実施形態3に係るヘアブラシのブリッスルの配列を模式的に示す概略図である。 実施形態4にかかるブラシ面の側面図(yz平面)の概略図である。 実施形態5に係るヘアブラシのブリッスルの配列を模式的に示す概略図である。 実施形態6に係るヘアブラシのブリッスルの配列を模式的に示す概略図である。 実施形態7に係るヘアブラシの概略図である。
従来のヘアブラシのブリッスルの配列態様100、110の概略図を図1に示す。図1では、ヘアブラシの外観は示していないが、ブラシ面(xy平面)を臨む方向(xy平面に垂直なz軸方向)から見たブリッスルの配列のみを模式的に示す。図1(a)に示すように、一般的なヘアブラシでは、グリッド状にブリッスル10が配列されている。この構造では、xy平面において一定方向101に毛髪のすり抜けが生じてしまう。別の従来技術では、図1(b)に示すように、互い違いにブリッスル11が配列されている(特許文献1)。
特許文献1(実用新案第3206808号)では、ブラシとヘアアイロンを一緒にした構造が提案されている。特許文献1に係るブラシでは、一旦、毛髪を梳かす必要がなく便利であるが、xy平面においてブリッスル(ピン)の配列が、y軸方向に対して直列である(図3(a))。当該考案は、ストレート用とはいえ、このような配列構造にすると、xy平面において一定方向111には毛髪のすり抜けが生じてしまう。したがって、ブリッスルの本数を増やすか、各ブリッスルのサイズを大きく設定する必要がある。特許文献1では、ブリッスルとブリッスルとの間に隙間がほとんどなく(図3(a))、毛髪は強い摩擦によってダメージを受けることが考えられる。
また、特許文献2では、人の頭部の曲率に合わせたブリッスルが提案されており、この形状に倣ってブラシを設計することも考えられる。しかし、頭部についてはフィット感があると思われるが、例えば毛髪が長く頭部から離れた部位では、むしろ使用感が悪くなる。特許文献3では獣毛によってグリップ力をアップしたドライヤーが提案されているが、均等に効率よく熱を伝えられることにはならない。
毛髪のグリップ力を増大させ、効率良く短時間で毛髪に熱を伝えることが可能なセット用ヘアブラシの必要性が望まれている。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
本発明に係るヘアブラシは、頭髪を梳かすヘッド部を有するヘアブラシであって、当該ヘッド部は毛髪をセットするセット部を有する。好ましい実施形態では、ヘッド部の一方の面にセット部が配置される。当該セット部は、熱を髪に伝える伝熱体からなり、セット部の表面(xy平面)(ブラシ面)に対して垂直(z軸方向)に立ち上がる複数のピン形状(ブリッスル)を有する。
図2は、本発明に係るヘアブラシのブリッスルの幾何学的な配列を示す概略図である。図2(a)〜(c)は、ヘアブラシの外観は示していないが、ブラシ面を臨む方向(xy平面に垂直なz軸方向)から見たブリッスル20,21,22の幾何学的な配列のみを模式的に示す。
本願発明の好ましい実施形態では、ピン形状のブリッスル20,21,22のxy平面における各々の中心(図4(b)(i)参照)は、一定の幾何学的形状に沿って配置される。好ましい幾何学的形状は、2次元曲線であり、より好ましくはスパイラル(渦巻)である。本明細書でスパイラルとは、旋回するにつれ中心から遠ざかる渦巻状の2次元曲線をいう。本願発明の好ましい実施形態では、xy平面のスパイラルの一部に沿ってブリッスルが設けられることを特徴とする。
ここで「スパイラルの一部」とは、概念的に広がるxy平面のうちセット部を構成する領域に含まれるスパイラルの一部を意味する。セット部を構成するxy平面座標にはスパイラルの複数のトラックが生成されるようなピッチで構成されるスパイラルが好ましい。例えば、図2(a)では、セット部を構成するxy平面座標に、スパイラルのトラック202が少なくとも11本生成されているのが確認できる。図2(b)では、セット部を構成するxy平面座標に、スパイラルのトラック212が少なくとも11本生成されているのが確認できる。図2(c)では、セット部を構成するxy平面座標に、スパイラルのトラック222が少なくとも12本生成され、更に、スパイラルのトラック223が少なくとも16本生成されているのが確認できる。ブリッスルが、xy平面上において渦巻状のスパイラルの一部に沿って配置される態様を「スパイラル配列」、「スパイラル状に配置」とも称する。スパイラルの態様は、アルキメデススパイラルのような代数スパイラルに限定されず、対数螺旋、フィボナッチスパイラルなどを採用することができる。スパイラルの初期半径、ピッチなどの種々のパラメータは任意に設定することが可能である。
好ましい実施形態では、極座標でr=aθと記述できるアルキメデススパイラル(代数スパイラル)を採用することができる。例えば、図2(c)のトラック223では、パラメータaを0.017とし、θ=t×360としたとき、tが20〜35のトラックが16本生成される。図2(c)のトラック222では、パラメータaを0.02とし、θ=−t×360としたとき、tが36〜47のトラックが12本生成される。
xy平面においてブリッスル20,21,22をスパイラル状に配置した本発明に係る構成では、金属ピン(ブリッスル)20,21,22が均等に配列される。これにより、毛髪が入ってくる場所または方向201,211に依存せず、すり抜けようとする毛髪に金属ピン(ブリッスル)20,21,22が確実に接触する(図2(a)、(b)参照)。その結果、毛髪は金属ピン(ブリッスル)20,21,22にキャッチされ、毛髪のセット力を高めることができる。
図2(a)、(b)に示すように、スパイラルの方向はトラック202の方向でもよく、トラック212の方向でもよい。また図2(c)に示すように、2つの方向のスパイラルのトラック222,223の組み合わせによる交点にブリッスル22を配置するのも好ましい。ヘアブラシは髪全体に使用され、右利きの使用者と左利きの使用者が想定されるため、使用状況によって毛髪が進行する方向は特定できない。図2(c)に示す構成であれば、毛髪がどの方向から入ってきてもブリッスル22でキャッチされ、毛髪のセット力を向上させることができる。複数のピンは1つのスパイラルにおける第1トラックに沿って配置され、他の複数のピンは該スパイラルにおける第2トラック(第2トラックは第1トラックに隣接する)に沿って配置されてもよい。
図3に従来技術と本発明とのブリッスルの配列態様の対比を示す。図3(a)に特許文献1に開示された従来技術のブリッスルの間隔を模式的に示す。図3(b)に本願発明に係るブリッスルの間隔を模式的に示す。図3(b)に示すブリッスルのxy平面における断面形状は、楕円形状であるのが好ましい(図4(b)(i)参照)。図4(b)(i)では、中心を通るx軸に平行な軸線が長軸となり、中心を通るy軸に平行な軸線が短軸となる。長軸と短軸が等しい場合(図4(b)(ii)参照)は、ブリッスルの断面形状が円形となる。本明細書では、円形状は楕円形状の一態様である。
ヘアブラシによるブラッシングの際に、毛髪は出来る限り隙間を通ろうとする。例えば、特許文献1などでは、ある一定の方向(111とは反対方向)にヘアブラシが移動するとほとんどの毛髪がすり抜けてしまう場合がある。かかる状況では、ヘアブラシのブリッスル11が毛髪をキャッチすることができず、ブリッスル11を介して毛髪に熱を伝えることができないため毛髪を所望のスタイルにセットすることができない。毛髪のすり抜けを抑制するために特許文献1では、伝熱ピンの太さを太く設定したり、伝熱ピンの本数を増やす等の工夫をし、ブリッスル11の密度を増大させる対応が施されている。しかし、金属ブリッスルの密度をいたずらに増大させると、図3(a)に示すように、ブリッスル31(a)及び31(b)のy軸方向における隙間が狭くなる。その結果、毛髪との摩擦が強くなり、毛髪にダメージを与え、毛髪がピン同士の間に入りにくくなったりする。
これに対し、本願発明にかかるスパイラル状に配置されたブリッスル41(a)と41(b)との間のy軸方向における隙間は、31(a)及び31(b)のy軸方向における隙間のように狭くならないのが確認できる(図3(b))。かかる構成により、従来のブリッスルの配列に比べ、毛髪へのダメージを軽減しつつ、確実にヘアセットをすることができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図4は、実施形態2に係るブリッスルの配列を模式的に示す。図4(a)は、セット部40(xy平面)上にブリッスル41,42がスパイラルのトラック202上に配置されているセット部の正面図を示す。図4(b)(i)は、ブリッスル41のxy平面における断面形状を示し、図4(b)(ii)は、ブリッスル42のxy平面における断面形状を示す。ブリッスル41,42は、ともに伝熱体からなる伝熱ピンであるのが好ましい。図4(c)は、図4(a)に示したセット部の斜視図を示す。
実施形態2に係るヘアブラシでは、セット部40は、ブリッスル41よりも幅が狭いブリッスル42を有し、ブリッスル42も、スパイラルの一部に沿って設けられるのが好ましい。好ましい実施形態では、ブリッスル42のxy平面における断面形状は円形であるのが好ましい。好ましい実施形態では、ブリッスル42のxy平面における各々の中心(図4(b)(ii)参照)が、スパイラルの一部に沿って設けられることを特徴とする(図4(a)参照)。
図4(a)、(c)に示すとおり、ブリッスル42はセット部40の短手方向端部にy軸方向に沿って配置されるのが好ましい。かかる構成では、セット部40の短手方向端部で、ブリッスル間のy軸方向における間隔を狭くすることができる。毛髪は隙間を通ろうとする性質があるため、かかる構成により、毛髪がブリッスル間に侵入しやすい箇所を設けることができる。
かかる構成により、スパイラル配列によってセット力を向上させつつ、毛髪の侵入しやすさを向上させ、効果のバランスを向上させることが可能となる。
伝熱体からなるセット部をヘアブラシ本体に装着した具体例を以下に説明する。
本発明に係るヒータ内蔵のヘアブラシ(ヘアブラシアイロンとも称する)の一例の外観模式図を図8(b)に示す。ヘアブラシ810は、使用者が手で握る部分としての把持部84と、把持部84の第1の端部に連結されたヘッド部81と、ヘッド部81内に配置された伝熱体とを備える。好ましい実施形態では、使用時には把持部84とヘッド部81とが略直線状の外観を呈する。他の好ましい実施形態では、把持部84とヘッド部81とが、所定の角度で接続された外観を呈してもよい。ヘッド部81は、熱を毛髪に伝熱する伝熱体を有し、伝熱体は、複数の立ち上がるピン形状(ブリッスル)を有する。また好ましい実施形態では、ヘッド部81は整流板85を備える。整流板85により毛髪の進行方向を整えることができるのが好ましい。伝熱体は、内側にヒータ(図示せず)が装着されているのが好ましい。伝熱体の材料は、熱伝導性が良好であればよく、例えば、ステンレス、アルミニウム合金等の金属であるのが好ましい。他の金属でも伝熱体を構成することができ、上記金属材料に限定されるものではない。
把持部84の第1の端部と対向する他の端部に、電源コード83が接続される。ヘッド部81の内部には、ヒータ(図示せず)があるのが好ましい。別の実施形態では、把持部84内にヒータを包含する構成であってもよい。好ましい実施形態では、伝熱体には、内側にヒータが装着されているのが好ましい。伝熱体の材質は、熱伝導性が良好であれば良い。ブラシ面の形状は、xy平面において平面であるのが好ましい。他の好ましい実施形態では、xz平面において凸状や凹状であってもよい。
好ましい実施形態では、把持部84にスイッチ(図示せず)および操作部(図示せず)を備えるのが好ましい。電源コード83の先端に備えられたプラグ(図示せず)をコンセントに挿入した上で、把持部84に設けられたスイッチ(図示せず)を押すことができる。操作部(図示せず)で所望の温度に設定することができる。ヒータ(図示せず)の温度は、一例として、100、120、140、160、180、及び、200℃から選択することができるように操作部が構成されるのが好ましい。これらの温度に限定することなく、別の好ましい実施形態では、他の設定温度の組み合わせを選択することができるのが好ましい。
ヒータが所望の温度に達した後、手で把持部84を持ち、ヘッド部81を毛髪にあてることができる。伝熱ピンと毛髪とが接触し、毛髪に熱が伝えられる。毛髪が自然冷却すればヘアセットが完了する。
頭髪が濡れた状態で本発明のヘアブラシアイロンを使用すると、熱せられた伝熱ピンで毛髪を乾かしながら、セットすることも可能である。操作終了後は、スイッチを切り、通電を切断すると、ヒータの発熱は止まり、放置するとヘッド部81が常温まで放冷される。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図5および6は、実施形態3に係るブリッスルの配列を模式的に示す。図5(a)は、セット部50(xy平面)上にブリッスル41,42および孔51がスパイラルのトラック501上に配置されているブラシ面の正面図を示す。図5(b)は、図5(a)に加えて、孔51の一部にブリッスル52がxy平面に対して垂直(z軸方向)に立ち上がるように配置されている状態を示す正面図である。ブリッスル52は、伝熱体よりも熱伝導率の低い樹脂からなるのが好ましい。
好ましい実施形態では、セット部50は、xz平面においてz軸方向に凸状に湾曲している形状を有する。ブリッスル41,42,52は、z軸方向に垂直に立ち上がるように伸長するのが好ましい。他の好ましい実施形態では、xz平面において凸状に湾曲したセット部50の断面のうち、湾曲した表面における接線方向に対して垂直に立ち上がるように、ブリッスル41,42,52が配置されるのが好ましい。湾曲したセット部の表面におけるブリッスル41,42,52の付け根部分の断面積の中心が、スパイラルのトラック501上に配置されるのが好ましい。
図6(a)は、図5(a)に示したセット部50の斜視図と一緒に、ブリッスル52を連結したベース部53の斜視図を示す。図6(b)は、セット部50の裏面から孔51を介して、ベース部53に連結されたブリッスル52を装着させた斜視図を示す。
実施形態3におけるブリッスル52は、実施形態2におけるブリッスル42と同様にxy平面における断面形状は円形であるのが好ましい。
樹脂ピン(ブリッスル52)は、隙間に入り込んだ毛髪が抜けだすのを防ぐことができる。例えばブリッスル52の先端を球状にすることで引っ掛かり部となり、その効果がより高まる。樹脂ピン(ブリッスル52)を、スパイラルの配列の一部にすることで、効果をより高めることができる。また、樹脂であれば加工が容易であり、表面粗さなどを利用してグリップ力の調整が可能である。樹脂ピン(ブリッスル52)は1本でもよいし、それぞれが毛束であっても良い。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図7は、実施形態3のセット部50の側面図(yz平面)の概略図である。ブリッスル41(伝熱ピン)の高さは、ブリッスル52(樹脂ピン)の高さより低く設けられるのが好ましい。上述の実施形態3と同様に、ブリッスル52(樹脂ピン)は、伝熱ピンよりも熱伝導率の低い樹脂からなるのが好ましい。伝熱ピン(ブリッスル41)は、耐熱過剰になる場合が想定され、伝熱ピンが直接頭皮に接触すると使用者が熱いと感じる場合がある。図7に示すように、樹脂ピン(ブリッスル52)が伝熱ピン(ブリッスル41)より突出していれば、樹脂ピン(ブリッスル52)が伝熱ピン(ブリッスル41)よりも先に頭皮に接触する。このため、直接伝熱ピン(ブリッスル41)が頭皮に接触するのを防ぐことができる。
セット部50は平らな面に限定されず、xz平面において凸状であってもよく、凹状であってもよい。樹脂ピンの材質は、成形性と耐熱性が良好であるのが好ましい。
好ましい実施形態では、ブリッスル52の球状部のみを伝熱ピン(ブリッスル41)の高さより突出させるのが好ましい。かかる態様では、毛髪が抜けにくく、かつ使用者に伝熱部が触れることを抑制することが可能となる。
〔実施形態5〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図8(a)は、セット部80の斜視図である。図8では、わかりやすさを優先させるために、樹脂ピン(ブリッスル52)は省略し、セット部80のxy平面から垂直方向(z軸方向)に突出した伝熱ピン(ブリッスル41)のみが示されている。図8(b)は、セット部80を包含するヘッド部81と、ヘッド部81に接続された把持部84と、把持部84に接続された電源コード83とからなるヘアブラシ810の正面図を示す。
ブリッスル41のxy平面における中心が、セット部80のxy平面においてスパイラルの一部に沿って設けられるのが好ましい。図8(a)で省略した樹脂ピン(ブリッスル52)は、セット部80の孔51を介してxy平面から垂直方向(z軸方向)に突出して配置されるのが好ましい。好ましい実施形態では、図8(b)に示すように、ブリッスル52は、ブラシ面の短手方向端部にy軸方向に沿って配置されるのが好ましい。
他の好ましい実施形態では、セット部80は、xz平面においてz軸方向に凸状に湾曲している形状を有する。ブリッスル41、52は、xz平面において凸状に湾曲したセット部80の断面において、湾曲した表面における接線方向に対して垂直に立ち上がるように配置されるのが好ましい。湾曲したセット部の表面におけるブリッスル41,52の付け根部分の断面積の中心が、スパイラルのトラック上に配置されるのが好ましい。
実施形態5に係るヘアブラシでは、ブリッスル41(伝熱ピン)は、高さが異なる2種以上のピンからなるのが好ましい。また好ましい実施形態では、ブリッスル41(伝熱ピン)は、xy平面において異なる断面積を有する2種以上のピンからなるのが好ましい。ここでブリッスルの高さとは、ピン自体の長さではなく、z軸方向の値のことを言う。ブリッスル41(伝熱ピン)の高さに関しては、低い方がピンとピンの間に毛髪が入りやすい。xy平面におけるピンの断面積も小さい方がピンとピンの間に毛髪が入りやすい。一方、伝熱ピンの表面積が髪に接触可能な面積となるため、伝熱ピンの表面積は可能な限り大きいのが好ましい。
好ましい実施形態では、図8(a)に示すようにスパイラル配列されたトラック毎に伝熱ピン(ブリッスル41)の高さが異なるのが好ましい。図8(a)に示した実施形態では、伝熱ピン(ブリッスル41)の高さが高いトラックと低いトラックが交互に配置されている。
かかる構成により、スパイラル配列によってセット力を向上させ、毛髪の接触面積も担保しつつ毛髪の侵入しやすさを向上させ、効果のバランスを向上させることが可能となる。
〔実施形態6〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図9(b)は、実施形態6に係るヘアブラシのブリッスルの配列を示す概略図である。図9(a)は、実施形態6に係るヘアブラシのブリッスルの配列の特徴を説明するための対比用の概略図である。図9では、ヘアブラシの外観は示していないが、ブラシ面を臨む方向(xy平面に垂直なz軸方向)から見たブリッスル41,41βの配列のみを模式的に示す。
図9(a)(b)に示した、スパイラルのトラック202上に配置されたブリッスル41は、xy平面における断面が第1の軸線と第2の軸線とを備えた円形状からなる。好ましい実施形態では、長軸と短軸とを備えた楕円形状からなるのが好ましい。図9(a)に示した各ブリッスル41の短軸は、セット面の長手方向の軸線(y軸)方向と平行である。
図9(b)については、セット面の短手方向端部のy軸に沿った領域と、それ以外の領域(内部領域)とに分けて説明する。まず、短手方向の端部以外の内部領域では、各ブリッスル41βの各軸線は、少なくとも隣接する各ブリッスル41βとの関係において第1の軸線は互いに平行ではなく、第2の軸線も互いに平行ではない。全体的に各ブリッスル41βの配置角度はランダムである。
実施形態1にて説明したように、図9(a)に示した、スパイラルのトラック202上に配置されたブリッスル41を備えるヘアブラシでは、毛髪は進行方向201の方向に進行する。これに対し、図9(b)に示したブリッスル41βを備えるヘアブラシでは、毛髪は進行方向201βのように進行する。
次いで、セット面の短手方向のy軸に沿った端部に着目する。好ましい実施形態では、毛髪の進行方向に対して、入り口付近のブリッスル41βのように、隣接したブリッスル41βの向きを侵入口方向では広く、出口方向では狭くなるような角度で配置することができる。これにより、隣接したブリッスル41βの間に毛髪を取り込みやすくすることができ、抜けにくくすることが可能となり、グリップ力が向上する。別の好ましい実施形態では、毛髪の進行方向に対して、出口付近のブリッスル41βのように、隣接したブリッスル41βの向きを侵入口方向では狭く、出口方向では広くなるような角度で配置することができる。これにより、毛髪のリリースがスムーズになるという効果を奏する。
上記配置態様を幾何学的に検討すると、セット部の短手方向の端部に配置されるブリッスル41βのうち隣接する任意の2つのブリッスル41βを第3のブリッスルおよび第4のブリッスルとする。隣接の態様は、1つのトラックに沿っての隣接に限定されず、異なるトラック間での隣接でもよい。当該第3のブリッスルの第1の軸線がセット部の長手方向の軸線との間で形成される第1の角度と、第4のブリッスルの第1の軸線が前記セット部の長手方向の軸線との間で形成される第2の角度との差を検討する。当該角度の差の絶対値が、0度より大きく90度よりも小さい角度となるように、第3のブリッスルと第4のブリッスルとがセット部の短手方向の端部において隣接して配置されるのが好ましい。
例えば、毛髪の進行方向201の侵入口側では、第3のブリッスルの長軸がy軸から時計回りに120度で配置され、第4のブリッスルの長軸がy軸から時計回りに80度で配置されるのが好ましい。この場合の角度の差の絶対値は40度となる。一方、毛髪の進行方向201の出口側では、第3のブリッスルの長軸がy軸から時計回りに60度で配置され、第4のブリッスルの長軸がy軸から時計回りに80度で配置されるのが好ましい。この場合の角度の差の絶対値は20度となる。
〔実施形態7〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図10は、本願発明に係るブラシの概略図を示す。図10(a)は、本願発明に係るブラシの全体斜視図を示す。図10(b)は、本願発明に係るブラシのヘッド部を拡大した側面図を示す。
本願発明に係るブラシは、ヘッド部1と、ヘッド部1に接続された把持部2とを備える。実施形態7に係るブラシは、ヒータを有していなくてもよい。ヘッド部1は更に、ヘッド部1を臨む方向(xy平面に垂直なz軸方向)にブリッスル3を備える。ブリッスル3は、樹脂ピンのみから構成されてもよい。好ましい実施形態では、図2(c)にて説明したように、2つの方向のスパイラルの組み合わせによる各トラックの交点にブリッスル3を配置するのが好ましい。かかる構成により、絡まった被毛や毛髪を効率良く梳かすことができる。
実施形態7に係るヘッド部1に備えられたブリッスル3のxy平面における断面形状は、略円形状であってよい。他の好ましい実施形態では、ブリッスル3のxy平面における断面形状は、楕円形状であってもよい。
ヘッド部1のブラシ面は平面形状に限定されず、xz平面において凸状であってもよく、凹状であってもよい。
好ましい実施形態では、ヘッド部1は、xz平面においてz軸方向に凸状に湾曲している形状を有する。ブリッスル3は、z軸方向に垂直に立ち上がるように伸長するのが好ましい。他の好ましい実施形態では、xz平面において凸状に湾曲したヘッド部1の断面のうち、湾曲した表面における接線方向に対して垂直に立ち上がるように、ブリッスル3が配置されるのが好ましい。湾曲したヘッド部1の表面におけるブリッスル3の付け根部分の断面積の中心が、スパイラルのトラック上に配置されるのが好ましい。
〔変形例〕
毛髪にやさしいとされている獣毛ブラシを適宜付加したり、樹脂ピンを追加または間引く構成は、適宜設計変更可能な範囲であり、本発明の範囲に影響を及ぼすものではない。また、送風装置を付加することによりドライヤーの機能を持たせる構成なども適宜設計変更可能な範囲であり、本発明の範囲に影響を及ぼすものではない。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るヘアブラシは、ヘッド部81を備えたヘアブラシであって、前記ヘッド部81の第1の表面にセット部(40、50、80)が配置され、前記セット部(40、50、80)が、当該セット部の表面から伸長する複数のブリッスル(20、21、22、41、41β、42、52)を備え、前記セット部の表面におけるブリッスル(20、21、22、41、41β、42、52)の各々の断面の中心が、前記第1の表面において幾何学的に配置され、前記幾何学的な配置が、前記第1の表面におけるスパイラルの一部に沿った配置であり、前記複数のブリッスル(20、21、22、41、41β、42、52)のうちの少なくとも2つが毛髪に熱を伝える伝熱体からなる第1のブリッスル(伝熱ピン20、21、22、41、41β、42)である構成である。
上記の構成によれば、毛髪はブリッスルに効率的にキャッチされ、毛髪のセット力を高めることができる。
本発明の態様2に係るヘアブラシは、上記の態様1において、前記幾何学的な配置が、前記第1の表面における2つのスパイラルの交点の一部に沿った配置である、構成としてもよい。
上記の構成によれば、いずれの方向から侵入する毛髪に対してもブリッスルが効率的に毛髪をキャッチし、毛髪のセット力を高めることができる。
本発明の態様3に係るヘアブラシは、上記の態様1または2において、前記複数のブリッスル(20、21、22、41、41β、42、52)のうちの少なくとも1つが、前記伝熱体よりも熱伝導率の低い樹脂からなる第2のブリッスル(樹脂ピン52)である、構成としてもよい。
上記の構成によれば、ブリッスル間の隙間に入り込んだ毛髪が抜けだすのを防ぐことができる。
本発明の態様4に係るヘアブラシは、上記の態様3において、前記第1のブリッスル(伝熱ピン20、21、22、41、41β、42)の高さが、前記第2のブリッスル(樹脂ピン52)の高さより低い構成としてもよい。
上記の構成によれば、伝熱体からなる第1のブリッスルが直接頭皮に触れるのを防ぐことができる。
本発明の態様5に係るヘアブラシは、上記の態様1から4のいずれかにおいて、前記第1の表面におけるスパイラルの一部が第1のトラックと第2のトラックとを有し、第1の高さを有する第1のブリッスルが前記第1のトラックに配置され、前記第1の高さとは異なる第2の高さを有する第1のブリッスルが前記第2のトラックに配置される構成としてもよい。
上記の構成によれば、スパイラル配列によってセット力を向上させつつ、毛髪の侵入しやすさを向上させ、効果のバランスを向上させることが可能となる。
本発明の態様6に係るヘアブラシは、上記の態様1から5のいずれかにおいて、第1の断面積を有する第1のブリッスル(伝熱ピン20、21、22、41、41β)に隣接して、前記第1の断面積とは異なる第2の断面積を有する第1のブリッスル(伝熱ピン42)が配置され、前記第1の断面積が前記第2の断面積よりも大きく、前記第2の断面積を有する第1のブリッスル(伝熱ピン42)が、前記セット部(40、50、80)の短手方向の端部に沿って配置される構成としてもよい。
上記の構成によれば、スパイラル配列によってセット力を向上させつつ、毛髪の侵入しやすさを向上させ、効果のバランスを向上させることが可能となる。
本発明の態様7に係るヘアブラシは、上記の態様1から6のいずれかにおいて、前記第1(伝熱ピン20、21、22、41)のブリッスルの断面が、長軸と短軸とを有する楕円形状を備え、前記短軸が、前記セット部(40、50、80)の長手方向と平行になるように配置される構成としてもよい。
上記の構成によれば、ブリッスルの断面を楕円形状とすることにより、効率的に毛髪に熱を伝えることができる。
本発明の態様8に係るヘアブラシは、上記の態様1から7のいずれかにおいて、前記第1のブリッスル(伝熱ピン41β)の断面が、長軸と短軸とを有する楕円形状を備え、前記短軸が、前記セット部(40、50、80)の長手方向の軸線と交わる角度がランダムに決定される角度で前記第1のブリッスル(伝熱ピン41β)が配置される構成としてもよい。
上記の構成によれば、毛髪のグリップ力を向上させ、効率的に毛髪に熱を伝えることができる。
本発明の態様9に係るヘアブラシは、上記の態様1から8のいずれかにおいて、前記第1のブリッスル(伝熱ピン41β)の断面が、第1の軸線と第2の軸線とを有する楕円形状を備え、前記セット部(40、50、80)の短手方向の端部に配置される第1のブリッスル(伝熱ピン41β)のうち隣接する第3のブリッスルおよび第4のブリッスルにおいて前記第3のブリッスルの前記第1の軸線が前記セット部(40、50、80)の長手方向の軸線との間で形成される第1の角度と、前記第4のブリッスルの前記第1の軸線が前記セット部(40、50、80)の長手方向の軸線との間で形成される第2の角度との差の絶対値が、0度より大きく90度以下の角度となるように、前記第3のブリッスルと前記第4のブリッスルとが前記セット部(40、50、80)の短手方向の端部において隣接して配置される構成としてもよい。
上記の構成によれば、毛髪の侵入しやすさを向上させつつ、毛髪のリリース態様を向上させるという効果のバランスを向上させることが可能となる。
本発明の態様10に係るヘアブラシは、手で把持可能な把持部2と、前記把持部2の長手方向の一端に連結するヘッド部1と、を有するヘアブラシであって、前記ヘッド部1の第1の表面から伸長する複数のブリッスル3を備え、前記第1の表面における前記複数のブリッスル3の各々が伸長する方向に垂直な断面の中心が、前記第1の表面において幾何学的に配置され、前記幾何学的な配置が、前記第1の表面における2つのスパイラルの交点の一部に配置されている構成である。
上記の構成によれば、ブリッスルをスパイラル配列にすることにより、ブリッスルが毛髪をキャッチする効率を向上させることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、81 ヘッド部
2、84 把持部
3、10、11、20、21、22、31、41、41β、42、52 ブリッスル
40、50、80 セット部
53 ベース部
83 電源コード
85 整流板
201、211 毛髪進行方向
202、212、222、222、223、223、501 トラック
810 ヘアブラシ

Claims (10)

  1. ヘッド部を備えたヘアブラシであって、
    前記ヘッド部の第1の表面にセット部が配置され、
    前記セット部は、当該セット部の表面から伸長する複数のブリッスルを備え、
    前記セット部の表面における前記ブリッスルの断面の中心が、前記第1の表面において幾何学的に配置され、
    前記幾何学的な配置が、前記第1の表面におけるスパイラルの一部に沿った配置であり、
    前記複数のブリッスルのうちの少なくとも2つが、毛髪に熱を伝える伝熱体からなる第1のブリッスルである
    ことを特徴とするヘアブラシ。
  2. 前記幾何学的な配置が、前記第1の表面における2つのスパイラルの交点の一部に沿った配置である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
  3. 前記複数のブリッスルのうちの少なくとも1つが、前記伝熱体よりも熱伝導率の低い樹脂からなる第2のブリッスルである、ことを特徴とする請求項1または2に記載のヘアブラシ。
  4. 前記第1のブリッスルの高さが、前記第2のブリッスルの高さより低いことを特徴とする、請求項3に記載のヘアブラシ。
  5. 前記第1の表面におけるスパイラルの一部が第1のトラックと第2のトラックとを有し、
    第1の高さを有する第1のブリッスルが前記第1のトラックに配置され、前記第1の高さとは異なる第2の高さを有する第1のブリッスルが前記第2のトラックに配置される
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のヘアブラシ。
  6. 第1の断面積を有する第1のブリッスルに隣接して、前記第1の断面積とは異なる第2の断面積を有する第1のブリッスルが配置され、
    前記第1の断面積が前記第2の断面積よりも大きく、
    前記第2の断面積を有する第1のブリッスルが、前記セット部の短手方向の端部に沿って配置される
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のヘアブラシ。
  7. 前記第1のブリッスルの断面が、長軸と短軸とを有する楕円形状を備え、
    前記短軸が、前記セット部の長手方向と平行になるように配置される
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のヘアブラシ。
  8. 前記第1のブリッスルの断面が、長軸と短軸とを有する楕円形状を備え、
    前記短軸が、前記セット部の長手方向の軸線と交わる角度がランダムに決定される角度で前記第1のブリッスルが配置される
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のヘアブラシ。
  9. 前記第1のブリッスルの断面が、第1の軸線と第2の軸線とを有する楕円形状を備え、
    前記セット部の短手方向の端部に配置される第1のブリッスルのうち隣接する第3のブリッスルおよび第4のブリッスルにおいて
    前記第3のブリッスルの前記第1の軸線が前記セット部の長手方向の軸線との間で形成される第1の角度と、前記第4のブリッスルの前記第1の軸線が前記セット部の長手方向の軸線との間で形成される第2の角度との差の絶対値が、0度より大きく90度以下の角度となるように、前記第3のブリッスルと前記第4のブリッスルとが前記セット部の短手方向の端部において隣接して配置されることを特徴とする
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のヘアブラシ。
  10. 手で把持可能な把持部と、
    前記把持部の長手方向の一端に連結するヘッド部と、
    を有するヘアブラシであって、
    前記ヘッド部の第1の表面から伸長する複数のブリッスルを備え、
    前記第1の表面における前記複数のブリッスルの断面の中心が、前記第1の表面において幾何学的に配置され、
    前記幾何学的な配置が、前記第1の表面における2つのスパイラルの交点の一部に配置されていることを特徴とするヘアブラシ。
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