JPWO2019207723A1 - 電力変換装置および電力変換ユニット - Google Patents

電力変換装置および電力変換ユニット Download PDF

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Abstract

電力変換装置は、底面部と、底面部の上方に設けられた天井面部と、底面部と天井面部とを結ぶ正面部、背面部および一対の側面部と、を持つ筐体と、筐体の内部に収められた入力回路部、電力変換ユニット、リアクトル、および出力回路部と、天井面部に設けられた出力端子と、を備える。入力回路部、電力変換ユニット、リアクトル、および出力回路部が正面部の平面視で互いに重ならないように正面部の面方向に並べられる。入力回路部は底面部の上方に設けられ、出力回路部は天井面部の下方かつ入力回路部の上方に設けられ、電力変換ユニットが入力回路部と出力回路部との間における入力回路部の上方に設けられている。リアクトルが入力回路部と出力回路部との間における電力変換ユニットの側方または上方に設けられる。金属ブスバーを介して入力回路部、電力変換ユニット、リアクトル、出力回路部、および出力端子がこの並び順で直列接続されている。

Description

本出願は、電力変換装置および電力変換ユニットに関するものである。
従来、例えば国際公開第2014/171023号に記載されているように、インバータ、回路部品、および金属ブスバーを一つの筐体に収納した電力変換装置が知られている。上記従来の技術にかかる電力変換装置は、上記公報の図1などから把握されるように、中央の回路部品(コンデンサ)を取り囲むように円周状に金属ブスバーが伸びている。その金属ブスバーの外側に同じく円周状に六つのパワー半導体デバイスが並べられている。
国際公開第2014/171023号
箱型の筐体に、複数の構成部品を、平面視で互いに重ならないように収納した電力変換装置が普及している。複数の構成部品には、電力変換ユニット、リアクトル、遮断器、およびこれらを接続する金属ブスバーなどが含まれる。この種の電力変換装置はある程度の大きさの電力を変換するために用いられるので、その構成部品も比較的大型のものとなりやすい。筐体の内部の限られたスペースにこれら複数の構成部品が所定の部品レイアウトで収納され、筐体内には各構成部品を接続する金属ブスバーも設けられる。
筐体内の部品レイアウトによっては、構成部品間を伸びる金属ブスバーの合計長さが大きくなりすぎることがある。この問題を説明するために、筐体の底面部と天井部とを結ぶ軸に平行な方向を縦方向として回路配線が筐体の縦方向両端を往復するように構成部品および金属ブスバーが設けられる部品レイアウトを仮定してみる。このような、筐体内の全長に渡って回路配線が大きく往復するように構成部品を接続していく方式を、「往復部品接続方式」とも称する。「往復部品接続方式」では筐体の全長に渡って回路配線を往復させるので、要求される配線長が筐体の全長の二倍程度またはこれよりも大きくなる。このため、往復部品接続方式では回路配線長が非効率的なほどに大きくなりやすい。その結果、金属ブスバーの合計長さが大きくなってしまう。
金属ブスバーの配線長は金属ブスバーを構成する金属材料量と比例し、この金属材料量が多いほどコスト面で不利になるなどの欠点がある。従来技術にかかる部品レイアウトは例えば部品交換性や絶縁仕様等を重視して設計されており、回路配線長の短縮という観点は重視されていなかった。実際に、例えば上述の国際公開第2014/171023号にかかる装置では、金属ブスバーが円筒筐体のほぼ全周に渡るほどに長く引き回されているので、金属ブスバーの短縮という点では未だ改善の余地が大きい。このような実情のもとで鋭意研究を行った結果、本願発明者は、電力変換装置における配線長の短縮に関する新規な技術を見出した。
本出願は、上述のような課題を解決するためになされたもので、配線長の短縮化のために改良された電力変換装置を提供することを目的とする。
また、電力変換ユニットのサイズが大きいほど、筐体の中で電力変換ユニットが占めるスペースが大きくなるので、電力変換ユニットそのものの小型化も望まれていた。
本出願の他の目的は、小型化のために改良された電力変換ユニットを提供することである。
本発明にかかる電力変換装置は、
底面部と、前記底面部の上方に設けられた天井面部と、前記底面部と前記天井面部とを結ぶ正面部、背面部および一対の側面部と、を持つ筐体と、
前記筐体の内部に収められた入力回路部、電力変換ユニット、リアクトル、および出力回路部と、
前記天井面部に設けられた出力端子と、
を備え、
前記入力回路部、前記電力変換ユニット、前記リアクトル、および前記出力回路部が前記正面部の平面視で互いに重ならないように前記正面部の面方向に並べられ、前記入力回路部は前記底面部の上方に設けられ、前記出力回路部は前記天井面部の下方かつ前記入力回路部の上方に設けられ、前記電力変換ユニットが前記入力回路部と前記出力回路部との間に設けられ、前記リアクトルが前記入力回路部と前記出力回路部との間における前記電力変換ユニットの側方または上方に設けられ、
前記底面部から前記天井面部へ向かう方向の軸を縦座標軸として、それぞれが縦方向に伸びる複数の金属ブスバーを介して、前記入力回路部、前記電力変換ユニット、前記リアクトルおよび前記出力回路部がこの並び順で直列接続されている。
本発明にかかる電力変換ユニットは、
直流と交流の電力変換を行う電力変換モジュールと、
直流電力が入力される直流入力端子と、前記直流電力を前記電力変換モジュールに伝達する直流仲介端子と、前記電力変換モジュールから交流電力を受け取る交流仲介端子と、前記交流仲介端子で受け取った交流電力を出力する交流出力端子とを備えるラミネートブスバーと、
を備え、
前記ラミネートブスバーは、
互いに重なるように設けられた複数の導電層と、
前記複数の導電層それぞれの間に挟まれた絶縁物と、
を含み、
前記複数の導電層のうち一つの導電層は、前記直流入力端子および前記直流仲介端子を持つ直流導電板を含み、
前記複数の導電層のうち他の導電層は、前記交流仲介端子および前記交流出力端子を持つ交流導電板を含み、
前記直流導電板の一部分と前記交流導電板の一部分とが前記ラミネートブスバーの平面視で互いに重なるように前記ラミネートブスバーが構築されている。
前述の「上方」とは、底面部から見て天井面部がある側の方向、すなわち縦方向の上方向を指している。前述の「側方」とは、一対の側面部の一方から他方へ向かう方向、すなわち横方向を指している。本願にかかる電力変換装置には「片道部品接続方式」が用いられている。片道部品接続方式は、底面部から天井面部に向かって筐体内の複数の構成部品を片道で並べつつ、縦方向に伸びる金属ブスバーで各構成部品を接続していくというものである。この片道部品接続方式によれば、前述した往復部品接続方式よりも金属ブスバーを短くすることができる。
本願の電力変換ユニットによれば、直流導電板と交流導電板とを部分的に重ねることでラミネートブスバーの平面方向寸法を小さくすることができる。これにより、電力変換ユニット全体を小型化することができる。
実施の形態にかかる電力変換装置の外観を示す正面側斜視図である。 実施の形態にかかる電力変換装置の内部構造を示す背面側斜視図である。 実施の形態にかかる電力変換装置の内部構造を示す背面図である。 比較例にかかる電力変換装置の内部構造を示す斜視図である。 比較例にかかる電力変換装置の内部構造を示す背面図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットの外観を示す斜視図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットの外観を示す上面図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットの外観を示す側面図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットが持つ第一上段ラミネートブスバーの斜視図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットが持つ第一上段ラミネートブスバーの上面図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットが持つ第一上段ラミネートブスバーの側面図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットが持つ第一上段ラミネートブスバーの積層構造を示す拡大図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットが持つ第一上段ラミネートブスバーの背面図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットが持つ第一上段ラミネートブスバーの分解図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットが持つ第一下段ラミネートブスバーの上面図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットが持つ第一下段ラミネートブスバーの分解図である。 実施の形態にかかる第一電力変換ユニットが持つ第一下段ラミネートブスバーの模式的な背面図である。 実施の形態にかかる第二電力変換ユニットの外観を示す斜視図である。 実施の形態にかかる第二電力変換ユニットが持つ第二上段ラミネートブスバーの斜視図である。 実施の形態にかかる第二電力変換ユニットが持つ第二上段ラミネートブスバーの上面図である。 実施の形態にかかる第二電力変換ユニットが持つ第二上段ラミネートブスバーの分解図である。 実施の形態にかかる電力変換装置の内部構造を示す正面図である。 実施の形態にかかる電力変換装置の内部構造を示す背面図である。 実施の形態にかかる電力変換装置の図23におけるA−A断面矢視図である。 実施の形態にかかる電力変換装置の図23におけるB−B断面矢視図である。 実施の形態にかかる電力変換装置の図23におけるC−C断面矢視図である。 実施の形態にかかる電力変換装置の図23におけるD−D断面矢視図である。 実施の形態にかかる電力変換装置の図23における右側(R方向視)の側面図である。 実施の形態にかかる電力変換装置の図23における左側(L方向視)の側面図である。 実施の形態の変形例にかかる電力変換装置の内部構造を示す背面図である。
実施の形態にかかる電力変換装置.
図1は、実施の形態にかかる電力変換装置1の外観を示す正面側斜視図である。電力変換装置1は、筐体2を備えている。筐体2は、矩形箱型の筐体である。具体的には、筐体2は、底面部2aと、底面部2aの上方に設けられた天井面部2bと、正面カバーである正面部2c、背面カバーである背面部2eおよび一対の側面部2dと、を持っている。正面部2c、背面部2eおよび一対の側面部2dそれぞれは、底面部2aの各辺と天井面部2bの各辺とを結んでいる。
図面中には、説明の便宜上、xyz直交座標を記載している。実施の形態において、「上方」とは、プラスz方向であり、底面部2aから見て天井面部2bがある側の方向を指している。「側方」とは、x座標軸と平行な方向であり、一対の側面部2dの一方から他方へ向かう方向を指している。簡略化のために、単に「側方」という場合、プラスx方向とマイナスx方向とを区別せずに方向を述べることもある。「前方」とは、プラスy方向であり、電力変換装置1において背面から正面へと向かう方向である。
z座標軸と平行な方向を、プラスz方向とマイナスz方向の区別をせずに、「縦方向」とも称する。x座標軸と平行な方向を、プラスx方向とマイナスx方向の区別をせずに、「横方向」とも称する。y軸と平行な方向を、プラスy方向とマイナスy方向の区別をせずに、「前後方向」とも称する。
「正面視」とは、y座標軸と平行にマイナスy方向へと向かって、電力変換装置1の正面を見たときの視点である。「背面視」とは、y座標軸と平行にプラスy方向へと向かって、電力変換装置1の正面を見たときの視点である。「正面視」と「背面視」のいずれも、「正面部2cを平面視する視点」であることは共通であるものとする。「上方つまりプラスz方向」と「側方つまりx座標軸と平行な方向」は、正面視において直交している。
図2は、実施の形態にかかる電力変換装置1の内部構造を示す背面側斜視図である。図3は、実施の形態にかかる電力変換装置1の内部構造を示す背面図である。図22は、実施の形態にかかる電力変換装置1の内部構造を示す正面図である。図23は、実施の形態にかかる電力変換装置1の内部構造を示す背面図である。以下、これらの図を用いて電力変換装置1の内部構造を説明する。
電力変換装置1は、筐体2の内部に、三相交流インバータ等の電力変換回路を構成するための構成部品が収められたものである。すなわち、電力変換装置1は、第一入力回路部10aと、第二入力回路部10bと、複数の第一電力変換ユニット100aと、複数の第二電力変換ユニット100bと、複数の第一リアクトル20aと、複数の第二リアクトル20bと、出力回路部40と、天井面部2bを貫通して設けられた出力端子50と、を備えている。電力変換装置1は、上記構成部品を接続する複数の金属ブスバーも備えている。図23では、金属ブスバー403、428、431、434、437、440、441が図示されているが、他の金属ブスバーは図24〜図29を用いて後ほど説明する。実施の形態では、金属ブスバーを全て銅(Cu)で形成するものとする。
図3、図22および図23の各種平面視図から把握されるように、第一入力回路部10a、第二入力回路部10b、複数の第一電力変換ユニット100a、複数の第二電力変換ユニット100b、複数の第一リアクトル20a、複数の第二リアクトル20bおよび出力回路部40は、正面部2cの平面視で互いに重ならないように正面部2cの面方向に並べられている。前述したxyz直交座標を用いて定義された方向を参照すると、第一入力回路部10a、第二入力回路部10bは底面部2aの上方に設けられている。また、出力回路部40は、天井面部2bの下方かつ第一入力回路部10a、第二入力回路部10bの上方に設けられている。なお、図22の正面図に示すように、正面部2cの側における中央には制御回路基板52が配置されている。
第一電力変換ユニット100aおよび第一リアクトル20aは、第一入力回路部10aと出力回路部40とで挟まれるように、正面部2cの平面視における横方向に隣接して並べられている。同様に、第二電力変換ユニット100bおよび第二リアクトル20bは、第二入力回路部10bと出力回路部40とで挟まれるように、正面部2cの平面視における横方向に隣接して並べられている。第一電力変換ユニット100a、第二電力変換ユニット100bが第一入力回路部10a、第二入力回路部10bと出力回路部40との間における第一入力回路部10a、第二入力回路部10bの上方に設けられている。第一リアクトル20a、第二リアクトル20bが第一入力回路部10a、第二入力回路部10bと出力回路部40との間における第一電力変換ユニット100a、第二電力変換ユニット100bの側方に設けられている。
図23に示す金属ブスバー403、428、431、434、437、440、441および他の金属ブスバー(図24〜図29参照)を介して、筐体2の内部で複数の構成部品が二つの直列回路を構成している。これらの複数の金属ブスバーそれぞれは、図23の平面視において縦方向つまりz座標軸と平行に且つ真っ直ぐに伸びている。
説明の便宜上、第一入力回路部10a、第一電力変換ユニット100a、および第一リアクトル20aがこの順で直列接続されることで構成される直列回路を、「左側直列回路」とも称する。同じく説明の便宜上、第二入力回路部10b、第二電力変換ユニット100b、および第二リアクトル20bがこの順で接続されることで構成される直列回路を、「右側直列回路」とも称する。左側直列回路および右側直列回路が出力回路部40で合流させられ、さらに出力回路部40が出力端子50と接続している。
実施の形態にかかる電力変換装置1によれば、筐体2内に平面的に並べられた第一入力回路部10a、第二入力回路部10b、第一電力変換ユニット100a、第二電力変換ユニット100b、第一リアクトル20a、第二リアクトル20b、および出力回路部40を、底面部2aから天井面部2bに向かって、全体として「片道」で接続していくことができる。ここでいう「片道」とは、底面部2aの側から出発した回路配線が底面部2aへと帰ってくることなく天井面部2bの側へと進み、最終的に最も天井面部2bの側の構成部品へと到達することを意味している。
実施の形態では、便宜上、このような「片道」で部品を配列および接続する方式を「片道部品接続方式」とも称する。実施の形態にかかる「片道部品接続方式」では、後述する図4等の比較例にかかる「往復部品接続方式」と比べて、第一入力回路部10aおよび第二入力回路部10bそれぞれから出力端子50までの直列回路の合計配線長を短くできるという利点がある。合計配線長が短いので、金属ブスバーの合計長さも節減することができる。
さらに、実施の形態によれば、天井面部2bに出力端子50が設けられている。図3に示すように、電力変換装置1の隣に配設される変圧器200は、上方端に変圧入力端子202を持っているので、電力変換装置1の出力端子50と変圧器200の変圧入力端子202とを接続する際の利便性が向上する。
図3に示すように、正面部2cの平面視において底面部2aと天井面部2bとを通るように予め定めた基準軸CLを設けるものとする。実施の形態では、底面部2aの中央と天井面部2bの中央とを通る直線を基準軸CLとする。基準軸CLによって筐体2の内部スペースが二つに分割され、二つの内部スペースの一方と他方に互いに対称な回路構造が構築されている。
すなわち、実施の形態において、第一入力回路部10aと、基準軸CLを基準として第一入力回路部10aと線対称の位置に設けられた第二入力回路部10bと、が設けられている。また、第一電力変換ユニット100aと、基準軸CLを基準として第一電力変換ユニット100aと線対称の位置に設けられた第二電力変換ユニット100bと、が設けられている。また、第一リアクトル20aと、基準軸CLを基準として第一リアクトル20aと線対称の位置に設けられた第二リアクトル20bと、が設けられている。
前述した「左側直列回路」および「右側直列回路」は、それぞれ、前述の「片道部品接続方式」で設けられている。実施の形態によれば、これらの左側直列回路および右側直列回路を並列化する際に、各構成部品を線対称配置させている。これにより、筐体2内のスペースを無駄なく効率的に使用することができる。従って、短い配線長を持つ大容量の電力変換装置1を、なるべく小型のサイズで構築することができる。
図3に示すように、出力回路部40は、中継ブスバー32と、出力側遮断器42と、出力ブスバー30と、を備えている。中継ブスバー32は、第一リアクトル20aおよび第二リアクトル20bの上方に設けられている。出力側遮断器42は、中継ブスバー32の側方に設けられている。出力ブスバー30は、中継ブスバー32の上方かつ出力側遮断器42の側方に設けられている。中継ブスバー32、出力側遮断器42、出力ブスバー30、および出力端子50が互いに接続されて直列回路を構成している。
実施の形態によれば、第一リアクトル20aと第二リアクトル20bの後段において出力回路部40を共用することができるので、部品点数を減らすことができる。
第一入力回路部10aと第二入力回路部10bが、底面部2aの上方に並べて配置されている。第一電力変換ユニット100aが、第一入力回路部10aの上方に設けられている。第二電力変換ユニット100bが、第二入力回路部10bの上方に設けられている。第一リアクトル20aおよび第二リアクトル20bは、第一電力変換ユニット100aと第二電力変換ユニット100bとの間に挟まれている。図3に示すように、x方向へ向かって第一電力変換ユニット100a、第一リアクトル20a、第二リアクトル20b、および第二電力変換ユニット100bがこの順に一列で並べられている。
両外側に設けた第一電力変換ユニット100aと第二電力変換ユニット100bから内側に設けた第一リアクトル20aと第二リアクトル20bへと回路をまとめるとともに、さらに上方の中継ブスバー32で前述の「左側直列回路」と「右側直列回路」とを合流させることができる。第一リアクトル20a、第二リアクトル20b、および出力端子50との間を結ぶ回路配線長を一層短縮化できる利点がある。
図2および図3に示すように、第一入力回路部10aおよび第二入力回路部10bそれぞれは、複数の小型入力側遮断器9を含んでいる。複数の小型入力側遮断器9は、それぞれが電力入力端子を備えている。第一入力回路部10a内の複数の小型入力側遮断器9は少なくとも二つのグループに分割されており、各グループ内で複数の小型入力側遮断器9が互いに並列接続されている。第二入力回路部10b内の複数の小型入力側遮断器9も同様である。
例えば電力変換装置1を太陽光発電システムに使用する場合には、複数の太陽電池アレイそれぞれの電力入力配線が束ねられて電力変換装置1へと接続される。複数のストリングスが複数の小型入力側遮断器9の出力側で合流させられた上で、合流後の配線が第一電力変換ユニット100aおよび第二電力変換ユニット100bにそれぞれ接続される。実施の形態によれば、こういった複数の電力入力配線をまとめる機能を、電力変換装置1に持たせることができる。その結果、第一入力回路部10aおよび第二入力回路部10bの前段の設備に複数の電力配線ストリングスをまとめる機能を設けなくとも良いので、この前段の設備を低コスト化することできる。
図2および図3に示すように、第一入力回路部10aおよび第二入力回路部10bを構成する複数の小型入力側遮断器9は、底面部2aの上において一対の側面部2dの一方から他方へと向かって並べられている。複数の小型入力側遮断器9の列の上に、第一電力変換ユニット100a、第一リアクトル20a、第二リアクトル20b、および第二電力変換ユニット100bが横方向へ一列に並べられている。横方向に並べられた複数の小型入力側遮断器9の上方に構成部品を一列で配置することができるので、筐体2内のスペースを無駄なく利用して各構成部品をコンパクトに収納することができる。
図24〜図29を用いて、電力変換装置1の内部で構成部品を接続する金属ブスバー群の構造を説明する。図24は、実施の形態にかかる電力変換装置1の図23におけるA−A断面矢視図である。図24には、第一リアクトル20aと中継ブスバー32とを接続する複数の金属ブスバー403、441、442、443が図示されている。図25は、実施の形態にかかる電力変換装置1の図23におけるB−B断面矢視図である。図25には、第二リアクトル20bと中継ブスバー32とを接続する複数の金属ブスバー438、439、440が図示されている。
図26は、実施の形態にかかる電力変換装置1の図23におけるC−C断面矢視図である。図26には、第二電力変換ユニット100bと第二リアクトル20bとを接続する複数の金属ブスバー432、433、434、435、436、437が図示されている。図27は、実施の形態にかかる電力変換装置1の図23におけるD−D断面矢視図である。図27には、第一電力変換ユニット100aと第一リアクトル20aとを接続する複数の金属ブスバー426、427、428、429、430、431が図示されている。
図26および図27から把握されるように、複数の金属ブスバー426〜437はzy平面と平行な面内をz座標軸に対して斜め且つ直線的に伸びている。このような斜め直線状の金属ブスバー引き回しによれば、最短距離での引き回しが可能となるので、金属ブスバーの材料を飛躍的に節減することができる。
図28は、実施の形態にかかる電力変換装置1の図23における右側(R方向視)の側面図である。図28は側面カバーを取り外した状態を示している。図28には、第二入力回路部10bと第二電力変換ユニット100bとを接続する複数の金属ブスバー418、419、420、421が図示されている。第二入力回路部10bは、y方向へと一列に並ぶ四つの端子を備えている。第二入力回路部10bの二つの端子から伸びた複数の金属ブスバー418、419は下段の第二電力変換ユニット100bに接続している。第二入力回路部10bの他の二つの端子から伸びた複数の金属ブスバー420、421は上段の第二電力変換ユニット100bに接続している。
図29は、実施の形態にかかる電力変換装置1の図23における左側(L方向視)の側面図である。図29は側面カバーを取り外した状態を示している。図29には、第一入力回路部10aと第一電力変換ユニット100aとを接続する複数の金属ブスバー422、423、424、425が図示されている。第一入力回路部10aはy方向へと一列に並ぶ四つの端子を備えている。第一入力回路部10aの二つの端子から伸びた複数の金属ブスバー422、423は下段の第一電力変換ユニット100aに接続している。第一入力回路部10aの他の二つの端子から伸びた複数の金属ブスバー424、425は上段の第一電力変換ユニット100aに接続している。
図28および図29から把握されるように、上段の第一電力変換ユニット100aおよび上段の第二電力変換ユニット100bへとつながる複数の金属ブスバー420、421、424、425は、zy平面と平行な面内をz座標軸に対して斜め且つ直線的に伸びている。このような斜め直線状の金属ブスバー引き回しによれば、最短距離での電気接続が可能となるので、金属材料を飛躍的に節減することができる。
なお、実施の形態では、各金属ブスバーを下記のように「第一金属ブスバー」、「第二金属ブスバー」、および「第三金属ブスバー」に分類することができる。
図24および図25に示された金属ブスバー403、438〜443は、「第一金属ブスバー」に分類される。複数の第一金属ブスバーそれぞれは、第一入力回路部10aまたは第二入力回路部10bと接続する第一端部と、第一電力変換ユニット100aまたは第二電力変換ユニット100bと接続する第二端部と、背面視において縦方向に第一端部と第二端部の間を真っ直ぐ伸びる第一中央部と、を持っている。
図26および図27に示された金属ブスバー426〜437は、「第二金属ブスバー」に分類される。複数の第二金属ブスバーそれぞれは、第一電力変換ユニット100aまたは第二電力変換ユニット100bと接続する第三端部と、第一リアクトル20aまたは第二リアクトル20bと接続する第四端部と、背面視において縦方向に第三端部と第四端部との間を真っ直ぐ伸びる第二中央部と、を持っている。
図28および図29に示された金属ブスバー418〜425は、「第三金属ブスバー」に分類される。複数の第三金属ブスバーそれぞれは、第一リアクトル20aまたは第二リアクトル20bと接続する第五端部と、出力回路部40と接続する第六端部と、背面視において縦方向に第五端部と第六端部との間を真っ直ぐ伸びる第三中央部と、を持っている。
図4は、比較例にかかる電力変換装置301の内部構造を示す斜視図である。図5は、比較例にかかる電力変換装置301の内部構造を示す背面図である。比較例の電力変換装置301は、電力入力端子IN、複数の入力遮断器310、電力変換ユニット315、リアクトル320、出力側遮断器340、複数の金属ブスバー325、および電力出力端子OUTが、図5に示す背面平面視において互いに重ならないように筐体302内に配置されている。電力入力端子IN、複数の入力遮断器310、電力変換ユニット315、リアクトル320、および出力側遮断器340が、この順に、複数の金属ブスバー325を介して直列に接続されている。
比較例の部品レイアウトでは、図5に太い実線矢印で示すように、回路配線が、底面部302aから天井面部302bとの間を二往復しなければならない。つまり、縦方向つまりz座標軸方向に沿って回路配線が往復するような部品レイアウトが行われている。このような「往復部品接続方式」が行われると、縦方向に筐体302を往復するように回路配線を引き回さなければならない。実際には回路配線が横方向に伸びる分も考慮に入れる必要があり、結果的に往復部品接続方式では回路配線長が非効率的なほどに大きくなりやすい。その結果、金属ブスバー325の合計長さが大きくなってしまうという問題がある。
この点、実施の形態によれば、前述したように「片道部品接続方式」を採用している。「片道部品接続方式」は、底面部2aと天井面部2bとの間で回路配線を大きく往復させる必要がないので、第一入力回路部10a、第二入力回路部10bから出力端子50までの直列回路の合計配線長を短くできるという利点を持っている。さらに、天井面部2bに出力端子50が設けられているので、電力変換装置1の隣に配設される変圧器200が上方に変圧入力端子202を持つこととの関係で、電力変換装置1の出力端子50と変圧器200の変圧入力端子202とを接続する際の利便性が向上する。
なお、実施の形態の変形例として、図30に示す電力変換装置1aのように、第一リアクトル20aおよび第二リアクトル20bが、第一電力変換ユニット100aおよび第二電力変換ユニット100bの上方に設けられていてもよい。図30において各部品を結ぶ太線は、金属ブスバーを模式的に示している。図30においても、実施の形態と同様に、複数の金属ブスバーそれぞれが、図30の平面視において縦方向つまりz座標軸と平行に且つ真っ直ぐに伸びている。この変形例においても実施の形態と同様に「片道部品接続方式」が実現されている。
また、実施の形態の変形例として、「左側直列回路」と「右側直列回路」とを基準軸CLに対して線対称とはしないような変形が施されても良い。例えば、左側直列回路の部品レイアウトを図2、図3、および図23等で説明した上記実施の形態のままとし、その一方で、右側直列回路の部品レイアウトを図30に示す変形例のように変形しても良い。このような非対称配置が行われても、「左側直列回路」と「右側直列回路」にそれぞれ「片道部品接続方式」が適用されることで、実施の形態と同様の回路配線長の短縮化などの各種効果を得ることができる。
なお、実施の形態の変形例として、電力変換装置1において第一リアクトル20aの位置と第一電力変換ユニット100aの位置とを入れ替えてもよく、第二リアクトル20bの位置と第二電力変換ユニット100bの位置とを入れ替えてもよい。この場合、第一リアクトル20aと第二リアクトル20bとが筐体2の横方向両端に配置されて、これらの間に第一電力変換ユニット100aおよび第二電力変換ユニット100bが挟み込まれる。
また、実施の形態の変形例として、前述した「左側直列回路」と「右側直列回路」のうち片方を省略してもよい。このような省略を施しても、「片道部品接続方式」による回路配線長の短縮化などの各種効果を得ることができる。これにより、実施の形態の電力変換装置1の容量を半分とした小型の電力変換装置が提供される。
実施の形態にかかる電力変換ユニット.
図6は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aの外観を示す斜視図である。図7は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aの外観を示す上面図である。図8は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aの外観を示す側面図である。図6〜図8に示すように、第一電力変換ユニット100aは、直流と交流の電力変換を行う電力変換モジュール101と、第一上段ラミネートブスバー110aと、複数の配線102と、第一下段ラミネートブスバー130aと、を備えている。電力変換モジュール101は、内部にIGBTあるいはMOSFETなどのパワー半導体デバイスを含んでいる。実施の形態においては、第一電力変換ユニット100aが、直流電力を三相交流電力へと変換する三相インバータ回路を備えている。
図9は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aが持つ第一上段ラミネートブスバー110aの斜視図である。図10は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aが持つ第一上段ラミネートブスバー110aの上面図である。図11は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aが持つ第一上段ラミネートブスバー110aの側面図である。第一上段ラミネートブスバー110aは、正極直流入力端子112p1と、負極直流入力端子116n1と、正極直流仲介端子112p2と、負極直流仲介端子116n2と、第一相交流仲介端子120u1と、第二相交流仲介端子116v1と、第三相交流仲介端子112w1と、第一相交流出力端子120u2と、第二相交流出力端子116v2と、第三相交流出力端子112w2と、を備える。第一相はU相であり、第二相はV相であり、第三相はW相であるものとする。
正極直流入力端子112p1には、直流電力が入力される。負極直流入力端子116n1は、基準電位に接続される。正極直流仲介端子112p2および負極直流仲介端子116n2は、直流電力を、第一下段ラミネートブスバー130aを介して電力変換モジュール101に伝達するための端子である。第一相交流仲介端子120u1、第二相交流仲介端子116v1、および第三相交流仲介端子112w1は、電力変換モジュール101から三相交流電力を受け取る。第一相交流仲介端子120u1〜第三相交流仲介端子112w1が受け取った三相交流電力(UVW)が、第一相交流出力端子120u2、第二相交流出力端子116v2、および第三相交流出力端子112w2から出力される。
特に、実施の形態では、図9および図10に示すように、直流と交流とで仲介端子を交互に並べるための工夫が施されている。図10の平面視から明確に把握されるように、第一上段ラミネートブスバー110aが持つ矩形の周縁の一辺に、第三相交流仲介端子112w1、正極直流仲介端子112p2、第二相交流仲介端子116v1、負極直流仲介端子116n2、および第一相交流仲介端子120u1が、この順に、一列に並べられている。
ただし、図9の斜視図から把握されるように、正極直流仲介端子112p2および負極直流仲介端子116n2は、第一相交流仲介端子120u1などに対して第一上段ラミネートブスバー110aの厚さ方向にずらされている。正極直流仲介端子112p2および負極直流仲介端子116n2は、第一上段ラミネートブスバー110aの裏面の側へと一端伸びて折れ曲がったL型屈曲端子となっている。このL型屈曲端子は、具体的には、第一上段ラミネートブスバー110aの裏面の側へ伸びる延長部と、この延長部から直角に屈曲することで第一相交流仲介端子120u1などと平行な面を構成する先端面部と、を含んでいる。
図12は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aが持つ第一上段ラミネートブスバー110aの積層構造を示す拡大図である。図12は、図11の破線枠Sの部位を拡大したものである。図13は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aが持つ第一上段ラミネートブスバー110aの背面図である。図12の「Bottom layer」を付した矢印は、第一電力変換ユニット100aの底面側を指している。図12の「Top layer」を付した矢印は、第一電力変換ユニット100aの上方を指している。
図12に示すように、第一上段ラミネートブスバー110aは、絶縁シート111と、第一導電層112と、絶縁シート113と、絶縁板114と、絶縁シート115と、第二導電層116と、絶縁シート117と、絶縁板118と、絶縁シート119と、第三導電層120と、絶縁シート121と、がこの順番で積層されたものである。第一導電層112〜第三導電層120それぞれは、一枚または複数枚の金属板によって構成されている。実施の形態では、第一導電層112〜第三導電層120を構成する金属板を全て銅(Cu)で形成するものとする。
図14は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aが持つ第一上段ラミネートブスバー110aの分解図である。第一導電層112は、正極直流を取り扱う第一直流導電板112pと、第三相交流つまりW相交流を取り扱う第一交流導電板112wと、を含んでいる。第一直流導電板112pは、第一周縁部に設けられた凸部である正極直流入力端子112p1を持っている。第一直流導電板112pは、第一周縁部とは異なる第二周縁部に設けられた凸部である正極直流仲介端子112p2を持つものである。
第一交流導電板112wは、平面方向に隙間を置きつつ第一直流導電板112pの隣に設けられている。第一交流導電板112wは、第一周縁部とは反対の側を向く第三周縁部に設けられた凸部である第三相交流出力端子112w2を持っている。第一交流導電板112wは、第二周縁部と同じ側を向く第四周縁部に設けられた凸部である第三相交流仲介端子112w1を持っている。
「第二導電層116」は、負極直流を取り扱う第二直流導電板116nと、第二相交流つまりV相交流を取り扱う第二交流導電板116vと、を含んでいる。第二直流導電板116nは、絶縁板114などを挟んで第一直流導電板112pの上に重ねられている。第二直流導電板116nは、平面方向の外形が第一直流導電板112pよりも小さい。第二直流導電板116nは、第一周縁部と同じ側を向く第五周縁部に設けられた凸部である負極直流入力端子116n1を持っている。第二直流導電板116nは、第二周縁部と同じ側を向く第六周縁部に設けられた凸部である負極直流仲介端子116n2を持っている。
第二交流導電板116vは、絶縁板114を挟んで第一交流導電板112wと重ねられている。第二交流導電板116vは、平面方向に隙間を置きつつ第二直流導電板116nの隣に設けられている。第二交流導電板116vにおける第二直流導電板116nの側の部分は、絶縁板114を介して第一直流導電板112pの一部と重なっている。第二交流導電板116vは、第三周縁部と同じ側を向く第七周縁部に設けられた凸部である第二相交流出力端子116v2を持っている。第二交流導電板116vは、第二周縁部と同じ側を向く第八周縁部に設けられた凸部である第二相交流仲介端子116v1を持っている。
「第三導電層120」は、第一相交流つまりU相交流を取り扱う第三交流導電板120uを含んでいる。第三交流導電板120uは、絶縁板118などを挟んで第二直流導電板116nおよび第二交流導電板116vの両方の上に重ねられている。第三交流導電板120uは、第二周縁部と同じ側を向く第十周縁部に設けられた凸部である第一相交流仲介端子120u1を持っている。第三交流導電板120uは、第三周縁部と同じ側を向く第九周縁部に設けられた凸部である第一相交流出力端子120u2を持っている。
実施の形態によれば、図14にも示すように、第一直流導電板112pと第二交流導電板116vとの間に「重なりK」を作り出すことができる。「重なりK」を設けることで、直流側と交流側とを平面方向に完全に分離するようなラミネートブスバー構造と比較して、第一上段ラミネートブスバー110aの平面方向寸法を小さくすることができる。これにより、第一電力変換ユニット100aを全体的に小型化することができる。また、第一上段ラミネートブスバー110aが、複数の板状平面体を積層させた積層構造を持っている。このような積層構造とすることで、補強部材を省略しても、第一上段ラミネートブスバー110aに十分な剛性を持たせることができる。
図15は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aが持つ第一下段ラミネートブスバー130aの上面図である。図10で述べた第三相交流仲介端子112w1、正極直流仲介端子112p2、第二相交流仲介端子116v1、負極直流仲介端子116n2、および第一相交流仲介端子120u1の列と、平面視において直流極性および交流三相が合致するように、下段仲介端子143w、138p、142v、132n、および141uがこの順で一列に並べられている。
図16は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aが持つ第一下段ラミネートブスバー130aの分解図である。第一下段ラミネートブスバー130aは、絶縁シート131と、負極直流下段導電板132と、絶縁シート133と、C相を取り扱う導電板134と、絶縁シート135、136、137と、正極直流下段導電板138と、絶縁シート139と、平面方向に並べられた交流下段導電板141、142、143と、絶縁シート144と、がこの順番で積層されたものである。このような積層構造とすることで、補強部材を省略しても、第一下段ラミネートブスバー130aに十分な剛性を持たせることができる。図17は、実施の形態にかかる第一電力変換ユニット100aが持つ第一下段ラミネートブスバー130aの模式的な背面図である。説明の便宜上、絶縁シート131〜144を省略して図示している。
図18は、実施の形態にかかる第二電力変換ユニット100bの外観を示す斜視図である。第二電力変換ユニット100bは、第一電力変換ユニット100aと類似する構造を備えている。ただし、特徴的な相違点の一つとして、第二電力変換ユニット100bが持つ第二上段ラミネートブスバー110bは、前述した第一上段ラミネートブスバー110aと平面視で実質的に対称となる構造を備えている。これにより、第一電力変換ユニット100aとは逆方向から直流を入力できるとともに、第一電力変換ユニット100aとは逆方向へと交流を出力することができる。第一電力変換ユニット100aと第二電力変換ユニット100bとを用いることで、筐体2の両端から中央へと回路配線を導くことが極めて容易となる。実施の形態で説明した「線対称部品配置」が容易に実現できる利点もある。
図19は、実施の形態にかかる第二電力変換ユニット100bが持つ第二上段ラミネートブスバー110bの斜視図である。図20は、実施の形態にかかる第二電力変換ユニット100bが持つ第二上段ラミネートブスバー110bの上面図である。第二上段ラミネートブスバー110bは、正極直流入力端子216p1と、負極直流入力端子220n1と、正極直流仲介端子216p2と、負極直流仲介端子220n2と、第一相交流仲介端子220u2と、第二相交流仲介端子216v2と、第三相交流仲介端子212w2と、第一相交流出力端子220u1と、第二相交流出力端子216v1と、第三相交流出力端子212w1と、を備える。
第二上段ラミネートブスバー110bの平面視において第二上段ラミネートブスバー110bの縁に上記の各端子が並べられている点は、第一上段ラミネートブスバー110aと同様である。ただし、第二上段ラミネートブスバー110bと第一上段ラミネートブスバー110aとの違いは、直流入力端子を設ける周縁部と交流出力端子を設ける周縁部とが逆の位置関係となっていることである。なお、直流仲介端子と交流仲介端子の並び順は、第二上段ラミネートブスバー110bと第一上段ラミネートブスバー110aとで同じである。
図21は、実施の形態にかかる第二電力変換ユニット100bが持つ第二上段ラミネートブスバー110bの分解図である。第二上段ラミネートブスバー110bは、絶縁シート211と、第四導電層212と、絶縁シート213と、絶縁板214と、絶縁シート215と、第五導電層216と、絶縁シート217と、絶縁板218と、絶縁シート219と、第六導電層220と、絶縁シート221と、がこの順番で積層されたものである。
第四導電層212は、第三相交流つまりW相交流を取り扱う第四交流導電板212wを含んでいる。第五導電層216は、第二相交流つまりV相交流を取り扱う第五交流導電板216vと、正極直流を取り扱う第三直流導電板216pと、を含んでいる。第六導電層220は、第一相交流つまりU相交流を取り扱う第六交流導電板220uと、負極直流を取り扱う第四直流導電板220nと、を含んでいる。
なお、第二上段ラミネートブスバー110bの各導電板が持つ端子構造などの詳細な説明は、下記の理由から、省略する。第一の理由は、既に第一上段ラミネートブスバー110aにおいて詳細な構造説明を行っており第二上段ラミネートブスバー110bの構造もこれに類似する点が多いからである。第二の理由は、図21の分解図および取り扱う電気特性種別から、各導電板と端子構造との対応関係が自明だからである。
図14に示した第一上段ラミネートブスバー110aの分解図と、図21に示した第二上段ラミネートブスバー110bの分解図とを比較してみる。そうすると、少なくとも、絶縁板114と絶縁板214との組と、絶縁板118と絶縁板218との組と、絶縁シート115と絶縁シート215との組と、絶縁シート117と絶縁シート217との組とが、それぞれ、図の紙面左右を反転させたときに実質同一形状となる線対称関係を持つことが明確に把握される。少なくともこれらの部材が共通化されることで、製造コストを飛躍的に節減することができる。
さらに、図14と図21とで互いに上記以外の導電板および絶縁シートの構造を比較してみる。そうすると、第一導電層112と第六導電層220との組と、第二導電層116と第五導電層216との組とが、各層で分割された二つの導電板の平面方向サイズおよび形状に一定の類似性を持っている。この一定の類似性は、より具体的には、図の紙面左右を反転させたときに実質同一形状となる線対称関係となるほどの類似性である。こういったサイズ及び形状の類似性をもたせることで、製造コストを飛躍的に節減することができる。
1、1a、301 電力変換装置、2、302 筐体、2a、302a 底面部、2b、302b 天井面部、2c 正面部、2d 側面部、2e 背面部、9 小型入力側遮断器、10a 第一入力回路部、10b 第二入力回路部、20a 第一リアクトル、20b 第二リアクトル、30 出力ブスバー、32 中継ブスバー、40 出力回路部、42、340 出力側遮断器、50 出力端子、52 制御回路基板、100a 第一電力変換ユニット、100b 第二電力変換ユニット、101 電力変換モジュール、102 配線、110a 第一上段ラミネートブスバー、110b 第二上段ラミネートブスバー、111、113、115、117、118、119、121、131、133、135、139、144、211、213、215、217、219、221 絶縁シート、112 第一導電層、112p 第一直流導電板、112p1、216p1 正極直流入力端子、112p2、216p2 正極直流仲介端子、112w 第一交流導電板、112w1、212w2 第三相交流仲介端子、112w2、212w1 第三相交流出力端子、114、118、214、218 絶縁板、116 第二導電層、116n 第二直流導電板、116n1、220n1 負極直流入力端子、116p2、220n2 負極直流仲介端子、116v 第二交流導電板、116v1、216v2 第二相交流仲介端子、116v2、216v1 第二相交流出力端子、120 第三導電層、120u 第三交流導電板、120u1、220u2 第一相交流仲介端子、120u2、220u1 第一相交流出力端子、130a 第一下段ラミネートブスバー、132 負極直流下段導電板、134 導電板、138 正極直流下段導電板、141 交流下段導電板、143w,138p 下段仲介端子、200 変圧器、202 変圧入力端子、212 第四導電層、212w 第四交流導電板、216 第五導電層、216p 第三直流導電板、216v 第五交流導電板、220 第六導電層、220n 第四直流導電板、220u 第六交流導電板、310 入力遮断器、315 電力変換ユニット、320 リアクトル、325、403、418〜440 金属ブスバー、CL 基準軸、IN 電力入力端子、OUT 電力出力端子

Claims (8)

  1. 底面部と、前記底面部の上方に設けられた天井面部と、前記底面部と前記天井面部とを結ぶ正面部、背面部および一対の側面部と、を持つ筐体と、
    前記筐体の内部に収められた入力回路部、電力変換ユニット、リアクトル、および出力回路部と、
    前記天井面部に設けられた出力端子と、
    を備え、
    前記入力回路部、前記電力変換ユニット、前記リアクトル、および前記出力回路部が前記正面部の平面視で互いに重ならないように前記正面部の面方向に並べられ、前記入力回路部は前記底面部の上方に設けられ、前記出力回路部は前記天井面部の下方かつ前記入力回路部の上方に設けられ、前記電力変換ユニットが前記入力回路部と前記出力回路部との間に設けられ、前記リアクトルが前記入力回路部と前記出力回路部との間における前記電力変換ユニットの側方または上方に設けられ、
    前記底面部から前記天井面部へ向かう方向の軸を縦座標軸として、それぞれが縦方向に伸びる複数の金属ブスバーを介して、前記入力回路部、前記電力変換ユニット、前記リアクトルおよび前記出力回路部がこの並び順で直列接続された電力変換装置。
  2. 前記正面部の平面視において前記底面部と前記天井面部とを通るように予め定めた基準軸を設けた場合において、
    前記入力回路部は、第一入力回路部と、前記基準軸を基準として前記第一入力回路部と線対称の位置に設けられた第二入力回路部と、を含み、
    前記電力変換ユニットは、第一電力変換ユニットと、前記基準軸を基準として前記第一電力変換ユニットと線対称の位置に設けられた第二電力変換ユニットと、を含み、
    前記リアクトルは、第一リアクトルと、前記基準軸を基準として前記第一リアクトルと線対称の位置に設けられた第二リアクトルと、を含む請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記出力回路部は、
    前記第一リアクトルおよび前記第二リアクトルの上方に設けられた中継ブスバーと、
    前記中継ブスバーの側方に設けられた遮断器と、
    前記中継ブスバーの上方かつ前記遮断器の側方に設けられた出力ブスバーと、
    を含む請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記第一電力変換ユニット、前記第一リアクトル、前記第二リアクトル、および前記第二電力変換ユニットがこの順で並べられた請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記入力回路部は互いに並列接続した複数の入力側遮断器を含み、前記複数の入力側遮断器それぞれが電力入力端子を備える請求項1に記載の電力変換装置。
  6. 前記複数の金属ブスバーは、
    前記入力回路部と接続する第一端部と、前記電力変換ユニットと接続する第二端部と、前記正面部の平面視において縦方向に前記第一端部と前記第二端部との間を真っ直ぐ伸びる第一中央部と、を持つ第一金属ブスバーと、
    前記電力変換ユニットと接続する第三端部と、前記リアクトルと接続する第四端部と、前記正面部の平面視において縦方向に前記第三端部と前記第四端部との間を真っ直ぐ伸びる第二中央部と、を持つ第二金属ブスバーと、
    前記リアクトルと接続する第五端部と、前記出力回路部と接続する第六端部と、前記正面部の平面視において縦方向に前記第五端部と前記第六端部との間を真っ直ぐ伸びる第三中央部と、を持つ第三金属ブスバーと、
    を含む請求項1に記載の電力変換装置。
  7. 直流と交流の電力変換を行う電力変換モジュールと、
    直流電力が入力される直流入力端子と、前記直流電力を前記電力変換モジュールに伝達する直流仲介端子と、前記電力変換モジュールから交流電力を受け取る交流仲介端子と、前記交流仲介端子で受け取った交流電力を出力する交流出力端子とを備えるラミネートブスバーと、
    を備え、
    前記ラミネートブスバーは、
    互いに重なるように設けられた複数の導電層と、
    前記複数の導電層それぞれの間に挟まれた絶縁物と、
    を含み、
    前記複数の導電層のうち一つの導電層は、前記直流入力端子および前記直流仲介端子を持つ直流導電板を含み、
    前記複数の導電層のうち他の導電層は、前記交流仲介端子および前記交流出力端子を持つ交流導電板を含み、
    前記直流導電板の一部分と前記交流導電板の一部分とが前記ラミネートブスバーの平面視で互いに重なるように前記ラミネートブスバーが構築された電力変換ユニット。
  8. 前記複数の導電層は、第一導電層および第二導電層を含み、
    前記第一導電層は、
    第一周縁部に前記直流入力端子を持ち、前記第一周縁部とは異なり且つ前記第一周縁部の反対側ではない第二周縁部に前記直流仲介端子を持つ第一直流導電板と、
    前記第一周縁部と逆側において前記第一直流導電板の隣に設けられ、前記第一直流導電板との間に隙間を有し、前記第一周縁部とは反対の側を向く第三周縁部に前記交流出力端子を持ち、前記第二周縁部と同じ側を向く第四周縁部に前記交流仲介端子を持つ第一交流導電板と、
    を含み、
    前記第二導電層は、
    前記絶縁物を挟んで前記第一直流導電板と重ねられ、外形が前記第一直流導電板よりも小さく、前記第一周縁部と同じ側を向く第五周縁部に前記直流入力端子を持ち、前記第二周縁部と同じ側を向く第六周縁部に前記直流仲介端子を持つ第二直流導電板と、
    前記絶縁物を挟んで前記第一交流導電板と重ねられ、前記第五周縁部と逆側において前記第二直流導電板の隣に設けられ、前記第二直流導電板との間に隙間を有し、前記第二直流導電板の側の部位が前記絶縁物を介して前記第一直流導電板の一部と重なり、前記第三周縁部と同じ側を向く第七周縁部に前記交流出力端子を持ち、前記第二周縁部と同じ側を向く第八周縁部に前記交流仲介端子を持つ第二交流導電板と、
    を含む請求項7に記載の電力変換ユニット。
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