JPWO2019186984A1 - 振動計測システム、振動計測装置、振動計測方法、及びプログラム - Google Patents

振動計測システム、振動計測装置、振動計測方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

振動計測装置10は、構造物40の計測対象面を撮影する撮像装置20から、光学装置10によってパターン光が投影された計測対象面の画像をパターン画像として取得し、パターン画像から、パターン光を検出する、検出部31と、パターン光に基づいて、撮像面の法線と計測対象面の法線との角度を推定する、推定部32と、この角度を用いて、撮影された画像を、計測対象面の法線と撮像装置20の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、画像変換部33と、変換された画像を用いて、構造物40の振動を計測する、振動計測部34と、を備えている。

Description

本発明は、画像処理を用いてインフラ構造物等の構造体の振動を計測するための、振動計測システム、振動計測装置、及び振動計測方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来から、対象物の機械振動を遠隔から非接触で計測する技術が提案されている。このような技術によれば、振動検出用のセンサの取り付け及び取り外しが不要となり、効率的な振動計測が可能となるため、特に橋梁・道路・建築物・設備などのインフラ構造物の維持管理及び異常検知などの分野でニーズがある。
例えば、特許文献1は、撮像装置を用いた振動計測装置を開示している。特許文献1に開示された振動計測装置は、撮像装置から対象物の時系列画像を取得し、取得した時系列画像に対して画像処理を行なって、対象物の振動を計測する。
また、特許文献2は、撮像装置に加えて、レーザ距離計又は超音波距離計等の距離測定装置も備えた振動計測装置を開示している。特許文献2に開示された振動計測装置によれば、画像内の2次元の方向での振動成分だけでなく、距離測定装置によって撮像装置の光軸方向における振動成分も計測できるため、3次元方向において対象物の振動を計測することができる。
ところで、特許文献1及び2に開示された振動計測装置によって振動計測の精度を高めるためには、撮像装置と撮影対象面とを正対させ、撮像装置の撮像面と撮影対象面とを並行にする必要がある。しかし、撮像装置の設置は通常人手によって行われており、更に、計測対象となるインフラ構造物が設置されている場所は平面であるとは限らないことから、作業者が、正確に、撮像装置の撮像面と撮影対象面とを正対させることは極めて困難である。
これに対して、例えば、特許文献3は、撮像装置と計測対象面とを正対させることなく、対象物の振動を正確に計測するための手法を提案している。具体的には、特許文献3に開示された手法では、予め、計測対象となるインフラ構造物の測面等に、鉛直方向に変化する繰り返し模様が付与されたマーカが複数個取り付けられる。次いで、撮影された動画データから、各マーカにおける繰り返し模様の変化量を算出し、更に、算出された各マーカの変化量から、対象物の振動の補正量が算出される。特許文献3に開示された手法によれば、撮像装置の撮像面と撮影対象面とが並行になっていない場合であっても、振動計測の精度が高められると考えられる。
特開2003−156389号公報 特開2005−283440号公報 特開2017−142185号公報
しかしながら、上記特許文献3に開示された手法を実施するためには、対象物であるインフラ構造物に複数のマーカを取り付ける必要がある。そして、マーカの取り付けは人手によって行う必要があり、更に、設置には危険が伴うことから、上記特許文献3に開示された手法の実施には、多額の、人的コスト、時間的コスト、及び金銭的コストがかかってしまう。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、人手による作業を必要とすることなく、精度の高い振動計測を実行し得る、振動計測システム、振動計測装置、振動計測方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における振動計測システムは、構造物の振動を計測するためのシステムであって、
前記構造物の計測対象面にパターン光を投影する、光学装置と、
前記計測対象面を撮影する、撮像装置と、
振動計測装置と、を備え、
前記振動計測装置は、
前記撮像装置から、前記パターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、検出部と、
検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、推定部と、
推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、画像変換部と、
変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、振動計測部と、
を備えている、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における振動計測装置は、構造物の振動を計測するための装置であって、
前記構造物の計測対象面を撮影する撮像装置から、光学装置によってパターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、検出部と、
検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、推定部と、
推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、画像変換部と、
変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、振動計測部と、
を備えている、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における振動計測方法は、構造物の振動を計測するための方法であって、
(a)光学装置によって、前記構造物の計測対象面にパターン光を投影する、ステップと、
(b)撮像装置によって、前記計測対象面を撮影する、ステップと、
(c)前記撮像装置から、前記パターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、ステップと、
(d)検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、ステップと、
(e)推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、ステップと、
(f)変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、ステップと、
を有する、
ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータによって構造物の振動を計測するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記コンピュータに、
(a)前記構造物の計測対象面を撮影する撮像装置から、光学装置によってパターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、ステップと、
(b)検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、ステップと、
(c)推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、ステップと、
(d)変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、ステップと、
を実行させる命令を含む、プログラムを記録している、
ことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、人手による作業を必要とすることなく、精度の高い振動計測を実行することができる。
図1は、本発明の実施の形態における振動計測システム及び振動計測装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態における振動計測装置の構成をより具体的に示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態において用いられるパターン画像の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態において行われる角度の推定処理を説明する説明図である。 図5は、本発明の実施の形態における振動計測装置の角度及び距離の推定処理時の動作を示すフロー図である。 図6は、本発明の実施の形態における振動計測装置の振動計測処理時の動作を示すフロー図である。 図7は、本発明の実施の形態における振動計測装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、振動計測システム、振動計測装置、振動計測方法、及びプログラムについて、図1〜図7を参照しながら説明する。
[システム構成]
最初に、図1を用いて、本実施の形態における振動計測システム及び振動計測装置の概略構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における振動計測システム及び振動計測装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す、本実施の形態における振動計測システム100は、構造物40の振動を計測するためのシステムである。本実施の形態において、構造物40としては、たとえば、橋梁、道路、建築物、設備等のインフラ構造物が挙げられる。
図1に示すように、振動計測システム100は、光学装置10と、撮像装置20と、振動計測装置30とを備えている。光学装置10は、構造物40の計測対象面にパターン光を投影する装置である。撮像装置20は、計測対象面を撮影するための装置である。振動計測装置30は、構造物の振動を計測するための装置である。
また、図1に示すように、振動計測装置30は、検出部31と、推定部32と、画像変換部33と、振動計測部34とを備えている。
検出部31は、撮像装置20から、パターン光が投影された計測対象面の画像をパターン画像として取得し、このパターン画像から、投影されたパターン光を検出する。推定部32は、検出されたパターン光に基づいて、撮像装置20の撮像面の法線と計測対象面の法線との角度を推定する。
画像変換部33は、推定された角度を用いて、撮像装置20による撮影によって得られた画像を、計測対象面の法線と撮像装置20の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する。振動計測部34は、変換された画像を用いて、構造物の振動を計測する。
このように、本実施の形態では、撮像装置20の撮像面と計測対象面との角度が推定され、この角度を用いて、計測対象面の画像が変換される。よって、本実施の形態では、撮像装置20が、計測対象面に正対していない場合でも、人手による作業を必要とすることなく、精度の高い振動計測を実行することができる。
続いて、図1に加えて、図2及び図3を用いて、本実施の形態における振動計測システム100及び振動計測装置30の構成についてより具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態における振動計測装置の構成をより具体的に示すブロック図である。図3は、本発明の実施の形態において用いられるパターン画像の一例を示す図である。図4は、本発明の実施の形態において行われる角度の推定処理を説明する説明図である。
まず、本実施の形態では、計測対象面は、例えば、構造物40が橋梁であるとすると、橋梁の下面の領域(床版)に設定される。この場合、光学装置10及び撮像装置20は、橋梁の下面の領域に向けて設置される。
本実施の形態では、光学装置10としては、レーザ照射装置が用いられる。また、レーザ照射装置である光学装置10は、計測対象面に、複数のレーザ光による集光スポットを、パターン光として投影する。
本実施の形態では、撮像装置20としては、デジタルカメラが用いられる。撮像装置20は、計測対象面の画像データを、設定間隔で連続的に出力する。撮像装置20が出力した画像データは、振動計測装置30に入力される。
また、図2に示すように、本実施の形態では、振動計測装置30は、上述した、検出部31、推定部32、画像変換部33、及び振動計測部34に加えて、データ格納部35を備えている。データ格納部35は、後述する、推定部32によって推定された角度及び距離を格納する。
検出部31は、撮像装置20がパターン光の投影されている計測対象面の画像を撮影すると、その撮影によって得られた画像(パターン画像21)を取得する。図3に示すように、本実施の形態では、パターン画像21には、複数の集光スポット22が存在している。
更に、検出部31は、パターン画像21から、予め設定されている集光スポット22の特徴量に基づいて、集光スポット22を検出し、検出した各集光スポット22の位置座標(X、Y)を特定する。また、図3において、X軸は、撮像面における水平方向を示し、Y軸は、撮像面における垂直方向を示し、Z軸は撮像面における法線方向を示している。
推定部32は、本実施の形態では、検出された集光スポット22に基づいて、撮像装置20の撮像面の法線と計測対象面の法線との角度θを推定し、更に、撮像装置20の撮像面から計測対象面までの距離dも推定する。また、推定された角度θ及び距離では、データ格納部35に格納される。
具体的には、推定部32は、集光スポット22毎に、各集光スポットの位置座標と、レーザ光の中心位置座標と、計測対象面の法線との関係を示す式を設定する。そして、推定部32は、集光スポット毎に設定した式それぞれを用いて、距離d及び角度θを推定する。ここで、図4を用いて、角度θ及び距離dの推定処理について、より詳細に説明する。
図4に示すように、まず、3次元座標の原点Oを撮像装置20の中心に設定する。また、図4において、「i」は、光学装置10から照射されるレーザ光の識別番号を示している。集光スポット22を形成する各レーザ光は、レーザ中心Xから照射され、方向lに沿って進み、点(交差点)pで観測平面Πと交差する。
観測平面Πは、計測対象面に相当し、撮像装置20から距離d離れたところに位置している。また、観測平面Πの法線nは、撮像装置20の撮像面の法線(カメラ光軸)に対して、角度θで傾斜している。また、交差点pは、画像上で点mとして射影される。
そして、レーザ中心Xi、方向l、及びmは、予め設定されるので、推定部32は、図4に示す、t、p、d、n、及びθを推定する。
ここで、交差点pは下記の数1によって示すことができる。そして、交差点pは観測平面Π上の点でもあるので、n(p−q)=0を満たす。よって、当該式と数1とに基づきpiを消去すると数2が導かれ、さらに、数1からtを消去すると、下記の数3が導かれる。
Figure 2019186984
Figure 2019186984
Figure 2019186984
上記数3により、交差点pは、nとdとで表される関数となるため、n及びdを求める必要がある。ここで、撮像装置20の内部のカメラパラメータが、3×3の行列Kであり、集光スポット22を形成するレーザ光の数がN個であるとすると、下記の数4を最小化するn及びdを求めれば良い。
Figure 2019186984
具体的には、未知数は法線nの成分であるn及びnと、距離dとの3個であり、また、一組の{m、p}からは2つの拘束が発生する。従って、レーザ光が最低2本であれば、線形化して初期値を推定できるので、ニュートン法などにより、再投影誤差を最小化すれば、法線n及び距離dを求めることができる。
また、法線及び距離dが求められると、撮像装置20の撮像面の法線(カメラ光軸)の逆方向が、[0,0,−1]であるので、推定部32は、逆コサイン関数(arccos)から、角度θを求めることができる。
画像変換部33は、撮像装置20から、振動計測用に撮影された画像の画像データが出力されてくると、これを取得する。そして、画像変換部33は、推定された角度θを用いて、取得した画像データの画像を、計測対象面の法線nと撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する。更に、画像変換部33は、本実施の形態では、推定された距離dも用い、変換画像の大きさも調整する。また、撮像装置20は、時系列に沿って、連続して画像データを出力するため、画像変換部33も、時系列に沿って、連続して画像の変換を実行する。
具体的には、画像変換部33は、まず、推定された角度θと法線nとを用いて、写像変換行列Hを算出し、次いで、算出した写像変換行列Hを用いて、振動計測用に撮影された画像を変換する。また、写像変換行列Hの算出は、例えば、下記の数5及び数6を用いて行われる。更に、写像変換行列Hとしては、下記の参考文献の100頁に記載のH又はH’を利用できる。
(参考文献)徐剛、「写真から作る3次元CG」(近代科学社、2001年)
また、下記の数5において、Xは、計測対象面の任意の点Aにおける、撮像装置20の座標系での座標である。X’は、変換後の画像を撮影したと仮定される撮像装置(以下「仮想撮像装置」とする。)の座標系での点Aの座標ある。また、Rは、撮像装置20と仮想撮像装置との間の回転行列であり、tは、並進ベクトルである。d’は、仮想撮像装置と計測対象面との距離であり、d’=dcosθとなる。なお、図4において、仮想撮像装置は破線によって示されている。
Figure 2019186984
Figure 2019186984
振動計測部34は、まず、画像変換部33によって変換された画像(以下「変換画像」と表記する)から、計測対象面の面方向における変位を算出する。次に、振動計測部34は、変換画像及び面方向における変位から、計測対象面の法線方向における変位を算出する。その後、振動計測部34は、面方向における変位、及び法線方向における変位から、構造物40の振動を算出する。ここで、変換画像における、水平方向をX’とし、垂直方向をY’とし、変換画像における法線方向をZ’として、以下に、振動計測部34による処理について具体的に説明する。
具体的には、振動計測部34は、任意の時刻の変換画像を基準画像とし、それ以外を処理画像とする。そして、振動計測部34は、処理画像毎に、基準画像上の注目領域、すなわち画像内での計測対象領域を含む特定の領域(以下「特定領域」と表記する)を探索して、面方向における変位(d1x’、d1y’)を算出する。
また、振動計測部34は、特定領域の法線方向の変位d1z’を算出するため、基準画像を予め定められた倍率で拡大及び縮小することによって画像群(以下「基準画像群」と表記する)を作成する。このとき、振動計測部34は、先に算出した面方向における変位(d1x’、d1y’)に基づいて、基準画像の拡大画像及び縮小画像の中心位置を設定して、基準画像群を作成する。
続いて、振動計測部34は、処理画像毎に、拡大画像及び縮小画像に照合し、最も照合度合の高い拡大画像又は縮小画像を特定する。照合度合の高い画像の特定は、例えば、SAD(Sum of Absolute Difference)、SSD(Sum of Squared Difference)、NCC(Normalized Cross-Correlation)、ZNCC(Zero-mean Normalized Cross-Correlation)等の類似度相関関数を用いて行なうことができる。そして、振動計測部34は、基準画像群を構成する画像の中から最も類似度が高い画像、即ち、相関が高い画像を特定し、特定した画像の拡大率又は縮小率(以下「倍率」と表記する)を、特定領域の法線方向の変位を示す量(d1z’)として算出する。
また、以降の説明では、ある処理画像において最終的に得られる変位は、変位(dnx’、dny’)と、法線方向の変位を示す量である倍率(dnz’)とで表される。時系列画像に対して同様に変位を算出した結果は、時間変化する値として扱うことができるため、変位(dnx’(t)、dny’(t))、および倍率(dnz’(t))と表記する。
更に、振動計測部34は、特定領域の面方向における変位と撮像装置20の撮影情報とに基づいて、構造物40上の計測対象領域の面方向における振動を算出する。続いて、振動計測部34は、特定領域の法線方向における変位と撮像装置20から構造物40までの距離d’とに基づいて、計測対象面の法線方向における振動を算出する。
具体的には、特定領域の面方向における変位(dnx’(t)、dny’(t))は、ピクセル単位で算出されている。従って、振動計測部34は、下記の数7及び数8に示すように、X’方向及びY’方向それぞれにおける撮像装置20の撮像素子の1ピクセル当たりの長さ(Dx、Dy)[mm/pixel]を用いて、X方向及びY方向それぞれにおける移動量(△x’、△y’)[mm]を算出する。また、撮像素子の1ピクセル当たりの長さ(Dx、Dy)[mm/pixel]は、撮像素子の画素ピッチ(px、py)[mm]と、レンズの焦点距離f[mm]と、レンズの主点から計測対象領域までの距離L[mm]とを用いて、下記の数9及び数10から算出できる。なお、L=d’(=dcosθ)である。
Figure 2019186984
Figure 2019186984
Figure 2019186984
Figure 2019186984
また、特定領域の法線方向における変位は、倍率として算出されている。従って、振動計測部34は、下記の数11に示すように、撮像素子の主点から特定領域までの距離L[mm]を用いて、Z’方向(法線方向)における移動量△z’[mm]を算出する。
Figure 2019186984
また、このようにして得られた計測対象面の移動量(△x’、△y’、△z’)は、時系列画像を撮影したフレーム毎に得られている。よって、時系列画像毎に得られた各移動量は、撮影フレームレートの逆数をサンプリング間隔とした計測対象面を表している。このため、振動計測部34で算出した時系列画像毎に得られた各移動量は、X’方向、Y’方向、及びZ’方向それぞれについての計測対象領域の振動情報(振動波形)として扱うことができる。
[装置動作]
次に、本実施の形態における振動計測システム100の動作について図5及び6を用いて説明する。以下の説明においては、適宜図1〜図4を参酌する。また、本実施の形態では、振動計測システム100を動作させることによって、振動計測方法が実施される。よって、本実施の形態における振動計測方法の説明は、以下の振動計測システム100の動作説明に代える。
まず、図5を用いて、振動計測装置30による角度及び距離の推定処理について説明する。図5は、本発明の実施の形態における振動計測装置の角度及び距離の推定処理時の動作を示すフロー図である。
図5に示すように、最初に、振動計測装置30は、光学装置10に、パターン光の照射を指示する(ステップA1)。これにより、構造物40の計測対象面に、パターン光が投影される。
次に、振動計測装置30は、撮像装置20に、撮影を指示する(ステップA2)。これにより、撮像装置20は、パターン光が投影されている計測対象面を撮影し、撮影によって得られた画像(パターン画像)を振動計測装置30に出力する。
次に、検出部31は、撮像装置20から、パターン画像を取得し、取得したパターン画像から、パターン光を検出する(ステップA3)。具体的には、ステップA3では、検出部31は、パターン画像21から、集光スポット22を検出し、検出した各集光スポット22の位置座標(X、Y)を特定する。
次に、推定部32は、ステップA3で検出されたパターン光に基づいて、撮像装置20の撮像面の法線と計測対象面との角度θを推定し、更に、撮像装置20の撮像面から計測対象面までの距離dも推定する(ステップA4)。また、推定部32は、推定した角度θと距離dとをデータ格納部35に格納する。ステップA4の実行により、角度及び距離の推定処理は終了する。
続いて、図6を用いて、振動計測装置30による振動計測処理について説明する。図6は、本発明の実施の形態における振動計測装置の振動計測処理時の動作を示すフロー図である。
図6に示すように、最初に、振動計測装置30において、画像変換部33は、撮像装置20が出力する計測対象面の画像データを取得する(ステップB1)。
次に、画像変換部33は、ステップB1で取得した画像データの画像を、図5に示したステップA4で推定された角度及び距離を用いて、計測対象面の法線と撮像装置20の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する(ステップB2)。
具体的には、画像変換部33は、図5に示したステップA4の実行後、ステップB2の実行前に、推定された角度及び距離を用いて写像変換行列Hを算出する。そして、ステップB2においては、画像変換部33は、写像変換行列Hを用いて、画像変換を実行する。
また、ステップB1及びB2は、予め設定されている時間の間、又は、予め設定されている数の画像データの変換が終了するまで、実行される。
次に、振動計測部34は、ステップB2で変換された画像(変換画像)から、計測対象面の面方向における変位を算出する(ステップB3)。
次に、振動計測部34は、変換画像、及びステップB3で算出した面方向における変位から、計測対象面の法線方向における変位を算出する(ステップB4)。
その後、振動計測部34は、ステップB3で算出した面方向における変位、及びステップB4で算出した法線方向における変位から、構造物40の振動を算出する(ステップB5)。
[実施の形態による効果]
以上のように、本実施の形態では、撮像装置20の撮像面と計測対象面との角度、及び撮像面から計測対象面までの距離が推定され、推定されたデータに基づいて、自動的に、撮影された画像が変換される。本実施の形態によれば、撮像装置20が、計測対象面に正対していない場合でも、人手による作業を必要とすることなく、精度の高い振動計測を実行することができる。
[変形例]
続いて、本実施の形態における変形例について説明する。上述した例では、画像変換部33は、推定された距離dも用いて、変換画像の大きさの調整を行っているが、本変形例では、大きさの調整を行わない態様とすることができる。
本変形例では、画像変換部33は、推定された角度θのみを用いて、取得した画像データの画像を、計測対象面の法線nと撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する。
具体的には、本変形例では、画像変換部33は、推定された角度θと、撮像装置20の撮像面の法線(カメラ光軸)が傾斜している向きとに基づいて、撮像装置20の座標系を、仮想撮像装置の座標系に変換する式を作成する。そして、画像変換部33は、作成した式を用いて、画像変換を行う。
また、本変形例では、振動計測部34は、振動を計測する際に、推定された距離d及び角度θを用いて、構造物40の振動を補正する。具体的には、仮想撮像装置の撮像面から計測対象面までの距離d’(=dcosθ)と、撮像装置20の撮像面から計測対象面までの距離dとの比を求め、求めた比に基づいて、基準画像及び処理画像それぞれを縮小する。その後、振動計測部34は、縮小した基準画像及び処理画像を用いて、面方向及び法線方向における変位を算出し、更に振動も算出する。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図5に示すステップA1〜A4、図6に示すステップB1〜B5実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における振動計測装置30を実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、検出部31、推定部32、画像変換部33、及び振動計測部34として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、検出部31、推定部32、画像変換部33、及び振動計測部34のいずれかとして機能しても良い。
ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、振動計測装置30を実現するコンピュータについて図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態における振動計測装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図7に示すように、コンピュータ110は、CPU(Central Processing Unit)111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。なお、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を備えていても良い。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における振動計測装置30は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、振動計測装置30は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記16)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
構造物の振動を計測するためのシステムであって、
前記構造物の計測対象面にパターン光を投影する、光学装置と、
前記計測対象面を撮影する、撮像装置と、
振動計測装置と、を備え、
前記振動計測装置は、
前記撮像装置から、前記パターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、検出部と、
検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、推定部と、
推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、画像変換部と、
変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、振動計測部と、
を備えている、
ことを特徴とする振動計測システム。
(付記2)
付記1に記載の振動計測システムであって、
前記推定部が、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
前記振動計測部が、前記振動を計測する際に、推定された前記距離を用いて、前記構造物の前記計測対象面の法線方向における振動を補正する、
ことを特徴とする、振動計測システム。
(付記3)
付記1に記載の振動計測システムであって、
前記推定部が、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
前記画像変換部が、推定された前記距離及び前記角度を用いて、前記変換された前記画像のサイズを補正する、
ことを特徴とする、振動計測システム。
(付記4)
付記2または3に記載の振動計測システムであって、
前記光学装置が、レーザ照射装置であり、前記計測対象面に、複数のレーザ光による集光スポットを、前記パターン光として投影し、
前記推定部が、前記集光スポット毎に、当該集光スポットの位置座標と、前記レーザ光の中心位置座標と、前記計測対象面の法線との関係を示す式を設定し、前記集光スポット毎に設定した前記式それぞれを用いて、前記距離及び前記角度を推定する、
ことを特徴とする、振動計測システム。
(付記5)
構造物の振動を計測するための装置であって、
前記構造物の計測対象面を撮影する撮像装置から、光学装置によってパターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、検出部と、
検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、推定部と、
推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、画像変換部と、
変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、振動計測部と、
を備えている、
ことを特徴とする振動計測装置。
(付記6)
付記5に記載の振動計測装置であって、
前記推定部が、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
前記振動計測部が、前記振動を計測する際に、推定された前記距離を用いて、前記構造物の前記計測対象面の法線方向における振動を補正する、
ことを特徴とする、振動計測装置。
(付記7)
付記5に記載の振動計測装置であって、
前記推定部が、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
前記画像変換部が、推定された前記距離及び前記角度を用いて、前記変換された前記画像のサイズを補正する、
ことを特徴とする、振動計測装置。
(付記8)
付記6または7に記載の振動計測装置であって、
前記光学装置が、レーザ照射装置であり、前記計測対象面に、複数のレーザ光による集光スポットを、前記パターン光として投影している場合に、
前記推定部が、前記集光スポット毎に、当該集光スポットの位置座標と、前記レーザ光の中心位置座標と、前記計測対象面の法線との関係を示す式を設定し、前記集光スポット毎に設定した前記式それぞれを用いて、前記距離及び前記角度を推定する、
ことを特徴とする、振動計測装置。
(付記9)
構造物の振動を計測するための方法であって、
(a)光学装置によって、前記構造物の計測対象面にパターン光を投影する、ステップと、
(b)撮像装置によって、前記計測対象面を撮影する、ステップと、
(c)前記撮像装置から、前記パターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、ステップと、
(d)検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、ステップと、
(e)推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、ステップと、
(f)変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、ステップと、
を有する、
ことを特徴とする振動計測方法。
(付記10)
付記9に記載の振動計測方法であって、
前記(d)のステップにおいて、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
前記(f)のステップにおいて、前記振動を計測する際に、推定された前記距離を用いて、前記構造物の前記計測対象面の法線方向における振動を補正する、
ことを特徴とする、振動計測方法。
(付記11)
付記9に記載の振動計測方法であって、
前記(d)のステップにおいて、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
前記(e)のステップにおいて、推定された前記距離及び前記角度を用いて、前記変換された前記画像のサイズを補正する、
ことを特徴とする、振動計測方法。
(付記12)
付記10または11に記載の振動計測方法であって、
前記光学装置が、レーザ照射装置であり、前記計測対象面に、複数のレーザ光による集光スポットを、前記パターン光として投影する場合に、
前記(d)のステップにおいて、前記集光スポット毎に、当該集光スポットの位置座標と、前記レーザ光の中心位置座標と、前記計測対象面の法線との関係を示す式を設定し、前記集光スポット毎に設定した前記式それぞれを用いて、前記距離及び前記角度を推定する、
ことを特徴とする、振動計測方法。
(付記13)
コンピュータによって構造物の振動を計測するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記コンピュータに、
(a)前記構造物の計測対象面を撮影する撮像装置から、光学装置によってパターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、ステップと、
(b)検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、ステップと、
(c)推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、ステップと、
(d)変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、ステップと、
を実行させる命令を含む、プログラムを記録している、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記14)
付記13に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記(d)のステップにおいて、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
前記(f)のステップにおいて、前記振動を計測する際に、推定された前記距離を用いて、前記構造物の前記計測対象面の法線方向における振動を補正する、
ことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記15)
付記13に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記(d)のステップにおいて、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
前記(e)のステップにおいて、推定された前記距離及び前記角度を用いて、前記変換された前記画像のサイズを補正する、
ことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記16)
付記14または15に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記光学装置が、レーザ照射装置であり、前記計測対象面に、複数のレーザ光による集光スポットを、前記パターン光として投影する場合に、
前記(d)のステップにおいて、前記集光スポット毎に、当該集光スポットの位置座標と、前記レーザ光の中心位置座標と、前記計測対象面の法線との関係を示す式を設定し、前記集光スポット毎に設定した前記式それぞれを用いて、前記距離及び前記角度を推定する、
ことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
以上のように、本発明によれば、人手による作業を必要とすることなく、精度の高い振動計測を実行することができる。本発明は、インフラ構造物といった構造物の振動計測において有用である。
10 光学装置
20 撮像装置
30 振動計測装置
31 検出部
32 推定部
33 画像変換部
34 振動計測部
40 構造物
100 振動計測システム
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス
本発明は、画像処理を用いてインフラ構造物等の構造体の振動を計測するための、振動計測システム、振動計測装置、及び振動計測方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、人手による作業を必要とすることなく、精度の高い振動計測を実行し得る、振動計測システム、振動計測装置、振動計測方法、及びプログラムを提供することにある。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、コンピュータによって構造物の振動を計測するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記構造物の計測対象面を撮影する撮像装置から、光学装置によってパターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、ステップと、
(b)検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、ステップと、
(c)推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、ステップと、
(d)変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、ステップと、
を実行させる、
ことを特徴とする。
図1に示すように、振動計測システム100は、光学装置10と、撮像装置20と、振動計測装置30とを備えている。光学装置10は、構造物40の計測対象面にパターン光を投影する装置である。撮像装置20は、計測対象面を撮影するための装置である。振動計測装置30は、構造物40の振動を計測するための装置である。
続いて、図1に加えて、図2〜図4を用いて、本実施の形態における振動計測システム100及び振動計測装置30の構成についてより具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態における振動計測装置の構成をより具体的に示すブロック図である。図3は、本発明の実施の形態において用いられるパターン画像の一例を示す図である。図4は、本発明の実施の形態において行われる角度の推定処理を説明する説明図である。
推定部32は、本実施の形態では、検出された集光スポット22に基づいて、撮像装置20の撮像面の法線と計測対象面の法線との角度θを推定し、更に、撮像装置20の撮像面から計測対象面までの距離dも推定する。また、推定された角度θ及び距離は、データ格納部35に格納される。
Figure 2019186984
Figure 2019186984
(付記13)
コンピュータによって構造物の振動を計測するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記構造物の計測対象面を撮影する撮像装置から、光学装置によってパターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、ステップと、
(b)検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、ステップと、
(c)推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、ステップと、
(d)変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、ステップと、
を実行させる、プログラム。
(付記14)
付記13に記載のプログラムであって、
前記(d)のステップにおいて、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
前記(f)のステップにおいて、前記振動を計測する際に、推定された前記距離を用いて、前記構造物の前記計測対象面の法線方向における振動を補正する、
ことを特徴とする、プログラム
(付記15)
付記13に記載のプログラムであって、
前記(d)のステップにおいて、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
前記(e)のステップにおいて、推定された前記距離及び前記角度を用いて、前記変換された前記画像のサイズを補正する、
ことを特徴とする、プログラム
(付記16)
付記14または15に記載のプログラムであって、
前記光学装置が、レーザ照射装置であり、前記計測対象面に、複数のレーザ光による集光スポットを、前記パターン光として投影する場合に、
前記(d)のステップにおいて、前記集光スポット毎に、当該集光スポットの位置座標と、前記レーザ光の中心位置座標と、前記計測対象面の法線との関係を示す式を設定し、前記集光スポット毎に設定した前記式それぞれを用いて、前記距離及び前記角度を推定する、
ことを特徴とする、プログラム

Claims (16)

  1. 構造物の振動を計測するためのシステムであって、
    前記構造物の計測対象面にパターン光を投影する、光学装置と、
    前記計測対象面を撮影する、撮像装置と、
    振動計測装置と、を備え、
    前記振動計測装置は、
    前記撮像装置から、前記パターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、検出手段と、
    検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、推定手段と、
    推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、画像変換手段と、
    変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、振動計測手段と、
    を備えている、
    ことを特徴とする振動計測システム。
  2. 請求項1に記載の振動計測システムであって、
    前記推定手段が、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
    前記振動計測手段が、前記振動を計測する際に、推定された前記距離を用いて、前記構造物の前記計測対象面の法線方向における振動を補正する、
    ことを特徴とする、振動計測システム。
  3. 請求項1に記載の振動計測システムであって、
    前記推定手段が、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
    前記画像変換手段が、推定された前記距離及び前記角度を用いて、前記変換された前記画像のサイズを補正する、
    ことを特徴とする、振動計測システム。
  4. 請求項2または3に記載の振動計測システムであって、
    前記光学装置が、レーザ照射装置であり、前記計測対象面に、複数のレーザ光による集光スポットを、前記パターン光として投影し、
    前記推定手段が、前記集光スポット毎に、当該集光スポットの位置座標と、前記レーザ光の中心位置座標と、前記計測対象面の法線との関係を示す式を設定し、前記集光スポット毎に設定した前記式それぞれを用いて、前記距離及び前記角度を推定する、
    ことを特徴とする、振動計測システム。
  5. 構造物の振動を計測するための装置であって、
    前記構造物の計測対象面を撮影する撮像装置から、光学装置によってパターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、検出手段と、
    検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、推定手段と、
    推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、画像変換手段と、
    変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、振動計測手段と、
    を備えている、
    ことを特徴とする振動計測装置。
  6. 請求項5に記載の振動計測装置であって、
    前記推定手段が、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
    前記振動計測手段が、前記振動を計測する際に、推定された前記距離を用いて、前記構造物の前記計測対象面の法線方向における振動を補正する、
    ことを特徴とする、振動計測装置。
  7. 請求項5に記載の振動計測装置であって、
    前記推定手段が、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
    前記画像変換手段が、推定された前記距離及び前記角度を用いて、前記変換された前記画像のサイズを補正する、
    ことを特徴とする、振動計測装置。
  8. 請求項6または7に記載の振動計測装置であって、
    前記光学装置が、レーザ照射装置であり、前記計測対象面に、複数のレーザ光による集光スポットを、前記パターン光として投影している場合に、
    前記推定手段が、前記集光スポット毎に、当該集光スポットの位置座標と、前記レーザ光の中心位置座標と、前記計測対象面の法線との関係を示す式を設定し、前記集光スポット毎に設定した前記式それぞれを用いて、前記距離及び前記角度を推定する、
    ことを特徴とする、振動計測装置。
  9. 構造物の振動を計測するための方法であって、
    (a)光学装置によって、前記構造物の計測対象面にパターン光を投影する、ステップと、
    (b)撮像装置によって、前記計測対象面を撮影する、ステップと、
    (c)前記撮像装置から、前記パターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、ステップと、
    (d)検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面の法線との角度を推定する、ステップと、
    (e)推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、ステップと、
    (f)変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、ステップと、
    を有する、
    ことを特徴とする振動計測方法。
  10. 請求項9に記載の振動計測方法であって、
    前記(d)のステップにおいて、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
    前記(f)のステップにおいて、前記振動を計測する際に、推定された前記距離を用いて、前記構造物の前記計測対象面の法線方向における振動を補正する、
    ことを特徴とする、振動計測方法。
  11. 請求項9に記載の振動計測方法であって、
    前記(d)のステップにおいて、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
    前記(e)のステップにおいて、推定された前記距離及び前記角度を用いて、前記変換された前記画像のサイズを補正する、
    ことを特徴とする、振動計測方法。
  12. 請求項10または11に記載の振動計測方法であって、
    前記光学装置が、レーザ照射装置であり、前記計測対象面に、複数のレーザ光による集光スポットを、前記パターン光として投影する場合に、
    前記(d)のステップにおいて、前記集光スポット毎に、当該集光スポットの位置座標と、前記レーザ光の中心位置座標と、前記計測対象面の法線との関係を示す式を設定し、前記集光スポット毎に設定した前記式それぞれを用いて、前記距離及び前記角度を推定する、
    ことを特徴とする、振動計測方法。
  13. コンピュータによって構造物の振動を計測するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータに、
    (a)前記構造物の計測対象面を撮影する撮像装置から、光学装置によってパターン光が投影された前記計測対象面の画像をパターン画像として取得し、前記パターン画像から、投影された前記パターン光を検出する、ステップと、
    (b)検出された前記パターン光に基づいて、前記撮像装置の撮像面の法線と前記計測対象面との角度を推定する、ステップと、
    (c)推定された前記角度を用いて、前記撮像装置による撮影によって得られた画像を、前記計測対象面の法線と前記撮像装置の撮像面の法線とが一致した場合に得られる画像に変換する、ステップと、
    (d)変換された前記画像を用いて、前記構造物の振動を計測する、ステップと、
    を実行させる命令を含む、プログラムを記録している、
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 請求項13に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記(d)のステップにおいて、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
    前記(f)のステップにおいて、前記振動を計測する際に、推定された前記距離を用いて、前記構造物の前記計測対象面の法線方向における振動を補正する、
    ことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 請求項13に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記(d)のステップにおいて、検出された前記パターン光に基づいて、更に、前記撮像装置の撮像面から前記計測対象面までの距離を推定し、
    前記(e)のステップにおいて、推定された前記距離及び前記角度を用いて、前記変換された前記画像のサイズを補正する、
    ことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 請求項14または15に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記光学装置が、レーザ照射装置であり、前記計測対象面に、複数のレーザ光による集光スポットを、前記パターン光として投影する場合に、
    前記(d)のステップにおいて、前記集光スポット毎に、当該集光スポットの位置座標と、前記レーザ光の中心位置座標と、前記計測対象面の法線との関係を示す式を設定し、前記集光スポット毎に設定した前記式それぞれを用いて、前記距離及び前記角度を推定する、
    ことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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