JPWO2019186953A1 - 鞍乗型電動車両 - Google Patents

鞍乗型電動車両 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019186953A1
JPWO2019186953A1 JP2020508749A JP2020508749A JPWO2019186953A1 JP WO2019186953 A1 JPWO2019186953 A1 JP WO2019186953A1 JP 2020508749 A JP2020508749 A JP 2020508749A JP 2020508749 A JP2020508749 A JP 2020508749A JP WO2019186953 A1 JPWO2019186953 A1 JP WO2019186953A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor unit
vehicle
saddle
motor
pivot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020508749A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6982169B2 (ja
Inventor
貴盛 白砂
貴盛 白砂
藤久保 誠
誠 藤久保
和弥 渥美
和弥 渥美
佳寛 野村
佳寛 野村
芳美 沼崎
芳美 沼崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JPWO2019186953A1 publication Critical patent/JPWO2019186953A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6982169B2 publication Critical patent/JP6982169B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K11/00Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
    • B62K11/02Frames
    • B62K11/04Frames characterised by the engine being between front and rear wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M7/00Motorcycles characterised by position of motor or engine
    • B62M7/02Motorcycles characterised by position of motor or engine with engine between front and rear wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J43/00Arrangements of batteries
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2200/00Type of vehicle
    • B60Y2200/10Road Vehicles
    • B60Y2200/12Motorcycles, Trikes; Quads; Scooters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2204/00Adaptations for driving cycles by electric motor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K25/00Axle suspensions
    • B62K25/04Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
    • B62K25/28Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with pivoted chain-stay
    • B62K25/283Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with pivoted chain-stay for cycles without a pedal crank, e.g. motorcycles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

鞍乗型電動車両は、メインフレームと、電動モータを有するモータユニットと、前記モータユニットに電力を供給するバッテリと、前記モータユニットの駆動制御を行う制御ユニットと、を備える。前記メインフレームが左右一対の部分を含み、前記モータユニットは、少なくとも一部が車両側面視で前記メインフレームと重なる位置に配置される。

Description

本発明は、鞍乗型電動車両に関する。
電動モータを走行駆動源とする鞍乗型電動車両として、電動モータに電力を供給するバッテリと、バッテリから電動モータに供給される電力を制御する制御ユニットとが搭載される鞍乗型電動車両が知られている(例えば特許文献1)。
国際公開第2012/063291号
バッテリから電動モータに電力を供給する鞍乗型電動車両では、航続距離はバッテリの容量に依存する。よって、より大型のバッテリを収容可能なスペースの確保が望まれる。
本発明は、バッテリの収容スペースをより大きく確保することができる鞍乗型電動車両を提供することを目的とする。
本発明によれば、
前輪および後輪と、
前記前輪を操舵する操舵機構を支持するヘッドパイプと、
該ヘッドパイプに接続し車両前後方向に延びるメインフレームと、
前記後輪の回転駆動力を出力する電動モータを有するモータユニットと、
前記モータユニットに電力を供給するバッテリと、
を備えた鞍乗型電動車両であって、
前記モータユニットおよび前記バッテリが、前記前輪と前記後輪との間において、前記メインフレームに支持され、
前記メインフレームが左右一対の部分を含み、
前記モータユニットは、少なくとも一部が車両側面視で前記メインフレームと重なる位置に配置される、
ことを特徴とする鞍乗型電動車両が提供される。
本発明によれば、バッテリの収容スペースをより大きく確保することができる鞍乗型電動車両を提供することができる。
一実施形態に係る鞍乗型電動車両の左側面図。 図1のI−I線断面図であって一部の構成を省略した図。 図1のII−II線断面図であって一部の構成を省略した図。 一実施形態に係るモータユニットの正面図であってモータユニットの概略を示す図。 図4のモータユニットの上面図であって内部の概略を示す図。 図4のIII−III線断面図 他の実施形態に係る鞍乗型電動車両のII−II線断面図であって一部の構成を省略した図。
図面を参照して本発明の実施形態に係る鞍乗型車両について説明する。各図において、矢印X、Y、Zは互いに直交する方向を示し、X方向は鞍乗型車両の前後方向、Y方向は鞍乗型車両の車幅方向(左右方向)、Z方向は上下方向を示す。以下、鞍乗型車両の前後方向の前方または後方を単に前方または後方と、鞍乗型車両の車幅方向(左右方向)の内側または外側を単に内側または外側と呼ぶことがある。また、左右一対で設けられるものにおいて、左右のいずれかで説明したものは他方については不図示もしくは説明を省略する場合がある。
<鞍乗型車両の概要>
図1は本発明の一実施形態に係る鞍乗型電動車両1の左側面図である。同図は鞍乗型電動車両1の要部を中心に表した概略図である。以下、鞍乗型電動車両1のことを車両1と呼ぶ場合がある。
車両1は車体フレーム10として、車両前部に設けられるヘッドパイプ11、ヘッドパイプ11に接続し前後方向に延びるメインフレーム12、メインフレーム12よりも下側において前後方向に延びるダウンフレーム13、およびメインフレーム12から後方に延びるシートフレーム14を含む。また、メインフレーム12とダウンフレーム13とはそれぞれの後端部同士で接続されている。
図1とともに図2を参照する。図2は図1のI−I線断面図であって一部の構成を省略した図である。本実施形態のメインフレーム12は、ヘッドパイプ11から車両1の左側を通って延びるメインフレーム12Lと、ヘッドパイプ11から車両1の右側を通って延びるメインフレーム12Rとを含み、これらのフレーム部分は車幅方向に(左右に)離間して形成されている。メインフレーム12L、12Rは、それぞれ、左右一対のバックボーンフレーム123L、123Rと、左右一対のピボットフレーム124L、124Rとを含む。以下、左右一対のバックボーンフレーム123L、123Rを単にバックボーンフレーム123と、左右一対のピボットフレーム124L、124Rを単にピボットフレーム124と呼ぶことがある。(以下、左右一対で設けられるものについて同じ)
本実施形態のバックボーンフレーム123は、ヘッドパイプ11の上部から車両斜下後方に延びる上側部分123aとヘッドパイプ11の下部から車両斜下後方に延びる下側部分123bとを含む。上側部分123aと下側部分123bとはバックボーンフレーム123の後端部126において接続され、また、途中の部位でも接続されている。このような構成とすることで、軽量化を図りつつ、メインフレーム12の剛性を高めることができる。
なお、本実施形態では、メインフレーム12がヘッドパイプ11から左右に分かれて車両斜下後方に延びており、メインフレーム12が全領域にわたってメインフレーム12Lと12Rに分かれて形成されている。しかし、ヘッドパイプ11から単一のフレーム部分が後方に延びてから、左右に分岐するように形成される構成や、分岐しない構成も採用可能である。また、本実施形態ではバックボーンフレーム123は、ヘッドパイプ11の上部から上側部分123aが、下部から下側部分123bが、それぞれ左右に分かれて後方に延びているが、ヘッドパイプ11から左右に一本ずつ後方に延びる構成も採用可能である。
左右一対のピボットフレーム124は、バックボーンフレーム123の後端部126からそれぞれ上下に延びて形成され、その上部においてリアサスペンション21を支持している。また、ピボットフレーム124は、バックボーンフレーム123の後端部126の下方において後述のリアスイングアーム19を支持するピボット軸125を有する。さらに、ピボットフレーム124は、その下端においてダウンフレーム13の後端と接続している。なお、バックボーンフレーム123とピボットフレーム124とは一体的に形成してもよく、それぞれ別体に形成して溶接等の冶金的接合やボルト締結等の機械的接合等によって接合してもよい。
左右一対のダウンフレーム13L、13Rは、メインフレーム12よりも下側において車両前後方向に延びて設けられている。ダウンフレーム13はメインフレームの下部から下方に延び、その下端から後方に延びてピボットフレーム124の下端に接続する。
本実施形態では、ダウンフレーム13はメインフレーム12の下部から下方に延びているが、ヘッドパイプ11から下方に延びる構成も採用可能である。また、ダウンフレーム13は全体にわたってダウンフレーム13Lとダウンフレーム13Rに分かれて形成されているが、ヘッドパイプ11またはメインフレーム12から単一のフレームで下方に延びてから左右に分岐するように形成される構成も採用可能である。
左右一対のシートフレーム14は、メインフレーム12からそれぞれ後方に延びるように設けられ、シート4を支持している。また、左右一対のシートフレーム14より下側において、メインフレーム12と、左右一対のシートフレーム14とに接続するサブフレーム15が設けられている。
ヘッドパイプ11は、前輪FWを操舵する操舵機構18を支持している。操舵機構18は、ヘッドパイプ11に回動可能に支持されるステアリングステム181を含み、その上端部および下端部にトップブリッジ182およびボトムブリッジ183がそれぞれ取り付けられている。トップブリッジ182には運転者が前輪FWを操舵するハンドル184が設けられている。トップブリッジ182およびボトムブリッジ183により左右一対のフロントフォーク185が支持されている。フロントフォーク185は車両斜下前方へ延び、下端に前輪が回転可能に支持されている。
リアスイングアーム19は、その前端部において、ピボットフレーム124に設けられたピボット軸125に揺動自在に支持されている。リアスイングアーム19の後端部には後輪RWが回転可能に支持され、モータユニット30のドライブスプロケット323と後輪RWの従動スプロケット22とに巻きかけられるチェーン23によって後輪RWが回転駆動される。リアスイングアーム19は、その上部においてリアサスペンション21を支持する支持部191を有しており、その揺動がリアサスペンション21により減衰される。
図1、図2と共に図4および図5を参照する。図4はモータユニット30の正面図であってモータユニット30の概略を示す図であり、図5はモータユニット30の上面図であって内部の概略を示す図である。モータユニット30はドライブスプロケット323の回転駆動力を出力する電動モータ31を含む。また、電動モータ31はモータ収容部31aに収容されている。本実施形態の場合、電動モータのモータ軸311の軸方向が車幅方向と一致し、モータユニット30の正面が左側を向くように配置されている。
また、モータユニット30は、電動モータ31の回転駆動力を減速する減速部32を含む。減速部32は、モータ収容部31aから車幅方向外側に突出するケース部32aとモータ軸311の回転を減速するリダクションギア32bと、リダクションギアにより減速された後の回転駆動力を出力する出力軸322を含む。
本実施形態では、リダクションギア32bは遊星ギアを含む遊星歯車機構であり、モータ軸311と出力軸322が同軸上(図4の軸線A上)に配置されている。減速部32の出力軸322にはドライブスプロケット323が取付けられている。
モータユニット30の底部にはオイルパン33が形成され、このオイルパン33内に貯留されたオイルがオイルポンプ34により吸入、吐出されてモータユニット30内部の潤滑および冷却を行う。モータユニット30内各部に供給されたオイルは、自然滴下等によりオイルパン33に戻される。また、ここで図6も共に参照する。図6は図4のIII−III線断面図である。オイルパン33の内部にはストレーナ39が設けられ、オイルパン33内に貯留されたオイルがオイルポンプ34により吸入される際にオイルをろ過する。
モータユニット30は、その上部かつ減速部32が配置される側と反対の側面にモータユニット30の内部と外部とを連通して気液分離するブリーザ室37を有している。また、モータユニット30はオイルフィルタ36を含み、モータユニット30内を循環するオイルを浄化する。
バッテリ16はモータユニット30に供給する電力を蓄電する。制御ユニット40は、バッテリ16を電源としてモータユニット30、特に電動モータ31に対する電力の供給制御(駆動制御)を運転者のアクセル操作等に応じて行う。モータユニット30と制御ユニット40とは電気接続部材であるバスバー42によって接続され、バスバー42を介して制御ユニット40からモータユニット30へ電力が供給される。本実施形態では、電気接続部材としてバスバーを採用しているが、可撓性を有するハーネス等、電気信号を伝達可能な他の種類の電気接続部材であってもよい。また、モータユニット30や制御ユニット40は、駆動により発熱するが、熱交換器24とこれらを循環する冷却媒体により冷却され、高温となることが抑制される。
<モータユニットおよび制御ユニットの配置構成>
図1ないし図3を参照する。図3は図1のII−II線断面図であって一部の構成を省略した図である。
本実施形態の場合、バッテリ16、モータユニット30及び制御ユニット40の収容部10aが主にメインフレーム12、ダウンフレーム13により画定されている。収容部10aの車幅方向の左側については、本実施形態の場合、ヘッドパイプ11、メインフレーム12L、ダウンフレーム13Lをループ状に連結することで規定され、右側についても、同様に、ヘッドパイプ11、メインフレーム12R、ダウンフレーム13Rをループ状に連結することで規定されている。このようなフレームのループによって、バッテリ16、モータユニット30及び制御ユニット40の側面の保護性能を高めることができる。収容部10aの上下方向の下限はダウンフレーム13で規定され、上側は車体フレーム10としては開放される一方、カバー部材17により規定されている。
そして、この収容部10a内に、バッテリ16、モータユニット30及び制御ユニット40が収容される。バッテリ16は、車両上面視でバックボーンフレーム123L、123Rの間に配置され、かつ、不図示の固定構造を介してバックボーンフレーム123L、123Rに支持されている。そして、バッテリ16のみ、カバー部材17で覆いつつ、バックボーンフレーム123よりも上方まで突出して配置されている。バッテリ16については、バックボーンフレーム123よりも上方まで突出させることで、より大型のバッテリを搭載できる。
本実施形態では、収容部10aのうち、バッテリ16の収容スペースをより広くするため、以下の構造を採用している。すなわち、本実施形態では、モータユニット30は、車両側面視でメインフレーム12互いに重なるように配置されている。したがって、収容部10aのうち、メインフレーム12の間のスペースがモータユニット30の配置スペースとして利用されるので、その余のスペースをバッテリ収容スペースとして利用することができる。本実施形態の構成でいえば、モータユニット30が、ピボットフレーム124と車幅方向に重なって配置される。したがって、モータユニット30が収容部10aの後側に偏って配置されるので、収容部10aの前側の空間をバッテリ16の収容スペースとしてより大きくとることができる。
ここで、バッテリ16は、モータユニット30に対して、これらのユニットの前方において対向する面16aを有する。上記で説明した構成により、面16aがより後方に位置するようにバッテリ16の形状を決定することができる。その結果として、より容量の大きいバッテリ16を搭載することができる。
モータユニット30とピボットフレーム124とが車幅方向に重なっている部分において、モータユニットは、ピボットフレーム124L、124Rの間に配置されている。ピボットフレーム124L、124Rの間に配置されることによって、飛び石等の飛来物からモータユニット30を保護することができる。
なお、本実施形態の場合、モータユニット30は、車両側面視でピボットフレーム124と重なるように配置されているが、バックボーンフレーム123と重なるように配置される構成も採用可能である。また、モータユニット30は、車両側面視で、その全体がメインフレーム12と重なって配置されてもよく、その一部が、メインフレーム12と重なって配置されてもよい。モータユニット30の一部がメインフレーム12と重なる場合の態様としては、例えば、モータユニット30の後側がメインフレーム12と重なる配置が挙げられる。また、例えば、モータユニット30の前側、中央部、上側または下側がメインフレーム12と重なって配置されてもよい。
また、本実施形態では、モータ収容部31aから車幅方向外側に突出するケース部32aを回避するように切欠部127がピボットフレーム124Lに設けられている。本実施形態の場合、モータユニット30のうちモータ収容部31aはピボットフレーム124の間に配置されている。しかし、ケース部32aの車幅方向外側にはドライブスプロケット323設けられており、ピボットフレーム124の外側でチェーン23が巻きかけられるため、ケース部32aの一部がピボットフレーム124よりも車幅方向外側に突出して設けられている。このような構成において切欠部127を設けることにより、ケース部32aとピボットフレーム124Lの干渉を防ぎつつ、モータユニット30をより収容部10aの後側に配置することができ、バッテリ16の収容スペースをより大きくとることができる。
なお、切欠部127の態様としては、ドライブスプロケット323を回避するような形状に切欠部127を形成してもよい。このような態様の場合、モータ収容部31aおよびケース部32aがピボットフレーム124の間に配置され、ドライブスプロケット323がピボットフレーム124の外側に配置される。したがって、ドライブスプロケット323のみがピボットフレーム124と干渉することとなり、干渉領域が小さくなるので、切欠部127の加工を簡素化することができる。
また、本実施形態の場合、モータユニット30は、前後方向でモータ軸311がピボットフレーム124よりも前方に位置するように配置されている。モータ軸311はモータ収容部31aから車幅方向外側に突出するので、モータ軸311がピボットフレーム124よりも前方に配置されることにより、モータユニット30の突出部とピボットフレーム124との干渉を抑制できる。したがって、ピボットフレーム124に大きな加工が必要なく、簡易な構成でピボットフレーム124の間にモータユニット30を配置することができる。
さらに、本実施形態の場合、モータ軸311と出力軸322が同軸上に配置されている。これらが同軸上に配置されていることにより、モータ収容部31aから車幅方向外側に突出するケース部32aの形状が車両前後方向に小さくなるので、ピボットフレーム124内にモータユニット30を容易に収めることができる。なお、本実施形態のモータユニット30は、モータ軸311と出力軸322が同軸上に配置されているが、これらが同軸配置でない構成も採用可能である。
また、本実施形態の場合、出力軸322はピボット軸125の前方に位置し、後輪RWの車軸29、ピボット軸125および出力軸322が同一直線上(二点鎖線L上)に位置するように配置されている。これらが同一直線上に配置されることにより、ピボット軸125と出力軸322の距離を近づけやすく、モータユニットをより後側に配置することができ、収容部10aの前側の部分をバッテリ16の収容スペースをより大きくとることができる。また、後輪RWの車軸29、ピボット軸125および出力軸322同一直線上を配置することで、動力伝達効率を向上することができる。
また、モータユニット30は、車両側面視で、オイルパン33がピボットフレーム124およびダウンフレーム13より下方に突出して配置されている。したがって、走行風等がオイルパン33に当たりやすく、オイルの冷却効率を向上することができる。ここで、図6も共に参照する。オイルパン33底面から下方に延びるリブ38が形成されている。リブ38が、オイルパン33のダウンフレーム13より下方に突出した部分に形成されるので、走行風がリブ38に当たることでオイルの冷却効率をより向上することができる。
また、モータユニット30は、車両側面視で、オイルポンプ34がピボットフレーム124と前後方向に並んで配置されている。これにより、メンテナンス時にピボットフレーム124が作業の妨げにならず、メンテナンス性が向上できる。
本実施形態の場合、制御ユニット40はモータユニット30の上方において車両側面視でピボットフレーム124と重なって配置されている。したがって、前後方向にバッテリ収容スペースをより大きく取ることができる。また、制御ユニット40は、ピボットフレーム124と車両側面視で重なっている領域においてピボットフレーム124L、124Rの間に配置されている。これにより、飛び石等の飛来物から制御ユニット40を保護することができる。
また、制御ユニット40は、車両側面視でモータユニット30の上方に近接して配置されている。近接して配置されるので、これらを接続するバスバー42を短くすることができる。本実施形態の場合、バスバー42は、モータユニット30の正面(組付時に車両左側を向く面)と、制御ユニット40の車両左側を向く面を接続する。しかしながら、バスバー42の接続位置の態様はこれに限られず、例えば、モータユニット30の上面と制御ユニット40の下側の面を接続することによってもバスバー42を短くすることができる。
また、モータユニット30の内部には電動モータ31の回転角を検知するレゾルバ35が設けられる。また、モータユニット30の車両前方を向く面の上部と、制御ユニット40の下側を向く面とが電気信号を伝達可能なワイヤハーネス352によって接続される。ワイヤハーネス352を介して、レゾルバ35の検知結果に基づく電気信号がモータユニット30から制御ユニット40へ伝達される。ワイヤハーネス352がモータユニット30の車両前方を向く面の上部に設けられるので、リアスイングアーム19の揺動可能な範囲を避けてワイヤハーネス352を配置することができる。また、ワイヤハーネス352がモータユニット30の上方に接続されるので、水没等を防ぐことができる。
本実施形態の場合、モータユニット30の車両前方を向く面の上部にワイヤハーネス352が接続されているが、取付時車両左側を向く面や、車両右側を向く面に接続してもよい。また、ワイヤハーネス352のモータユニット30側の配置の態様としては、例えば、モータユニット30上で、組付状態においてモータ軸311の前方かつ上方とすることが挙げられる。この範囲にワイヤハーネス352を接続することにより、リアスイングアーム19の揺動可能な範囲を避けることができるとともに、かつ、水没等を防ぐことができる。
また、モータユニット30は、車両上面視で、シートフレーム14の間に配置されている。車両上面視でモータユニット30がシートフレーム14の間に配置されるので、乗員が脚でグリップする際にモータユニット30と乗員の脚との干渉を防ぐことができる。
次に、モータユニット30の取付構造について説明する。モータユニット30は、上側取付部128および下側取付部129において、ピボットフレーム124に挟持されている。本実施形態の場合、モータユニット30は、取付部128および129に対応する位置に貫通孔301および302を有している。
上側取付部128下側取付部129にはピボットフレーム124L、124Rを車幅方向に横断するように固定部材501が取り付け可能である。固定部材501が貫通孔301を貫通した状態で上側取付部128に取付けられることで、モータユニット30はピボットフレーム124に固定される。同様の構成により、下側取付部129において、モータユニット30は固定部材502によってピボットフレーム124に固定される。なお、モータユニット30がピボットフレーム124挟持される態様として、上記構成の他、例えば、ピボットフレーム124L、124Rそれぞれにボルト締結等によって固定する等、各種の取付構造を採用可能である。
また、モータユニット30は、バックボーンフレーム123L、124Rからからモータユニットへ向かって伸びる板状の金属部材である左右一対のブラケット133にそれぞれ吊られるように支持されている。モータユニット30は、ブラケット133に対応する位置に貫通孔303を有している。ブラケット133には、これらを車幅方向に横断するように固定部材503が取付け可能であり、固定部材503が貫通孔303を貫通した状態でブラケット133に取付けられることで、モータユニット30はブラケット133に吊られて支持される。なお、モータユニット30がブラケット133に吊られて支持される態様として、上記構成の他、例えば、左右のブラケット133それぞれにボルト締結等によって固定する等、各種の取付構造を採用可能である。また、上側取付部128と下側取付部129がピボット軸125を上下に挟んで配置されているため、モータユニット30のケース剛性を利用してスイングアーム19の支持剛性を向上させることができ、ピボットフレーム124の軽量化を図ることが出来る。
本実施形態の場合、ブラケット133がバックボーンフレーム123L、124Rから延びて設けられるが、ヘッドパイプ11から左右に分かれてブラケットが延びる構成も採用可能である。また、ブラケット133ではなく、パイプ状の金属部材をヘッドパイプ11もしくはバックボーンフレーム123から延ばして、モータユニット30がつられるように支持してもよい。
これらのように、モータユニット30が、上側取付部128、下側取付部129およびブラケット133の三点において剛性の高い車体フレーム10に支持されるため、モータユニット30の取付剛性を向上することができる。
また、本実施形態の場合、ピボット軸125はモータユニット30の後方に位置しているが、モータユニット30にピボット軸125を設ける構成も採用可能である。この場合の態様としては、例えば、貫通孔302を取付時に車両側面視でピボット軸125と重なるように設け、シャフト固定部材が貫通孔302およびリアスイングアーム19を車幅方向に横断した状態でピボットフレーム124に支持される構成が挙げられる。この構成により、単一の固定部材501でモータユニット30およびリアスイングアームを支持することができるので、構成部品の数を削減することができる。
また、制御ユニット40は、ピボットフレーム124と車両側面視で重なる部分において、不図示の固定構造を介してピボットフレーム124に挟持されている。
次に、本実施形態の冷却回路の構成について、図1および図2を用いて説明する。本実施形態に係る熱交換器24はオイルクーラであり、冷却媒体はモータユニット30内部の潤滑も兼ねるオイルである。
熱交換器24で冷やされた冷却媒体は、第一管状部材251内を通ってオイルパン33へと循環する。ここで、第一管状部材251は、熱交換器24からダウンフレーム13を沿って下方に延びた後に後方に延びてオイルパン33に接続する。オイルポンプ34によってモータユニット30内部を循環したオイルは、第二管状部材252内部を通って熱交換器24に循環する。ここで、第二管状部材252は、オイルパン33からダウンフレーム13に沿って延び、熱交換器に接続する。すなわち、循環路25は第一管状部材251、モータユニット内部および第二管状部材252を含み、冷却媒体であるオイルは循環路25を通って、熱交換器24、モータユニット30、熱交換器24の順で循環する。
ここで、熱交換器24はラジエータでもよく、ラジエータを採用する場合はモータユニット30内部に冷却水(クーラント)が通過可能なウォータジャケットを設け、その内部を冷却水が通過する構成にすることで、モータユニット30内のオイルを冷却可能である。
<他の実施形態>
図7は他の実施形態に係る鞍乗型電動車両1のII−II線断面図であって一部の構成を省略した図である。本実施形態は、リアスイングアーム、ピボットフレームおよびモータユニットの位置関係およびモータユニットの構成が上記実施形態と異なる。以下、上記実施形態と同様の構成については同一の符号を付し説明を省略する。
本実施形態において、モータユニット70は、車両上面視で、リアスイングアーム79の左右一対の部分79L、79Rの間に配置される。また、リアスイングアーム79は、車両上面視で左右一対のピボットフレーム724L、724Rの間に配置されている。
モータユニット70は、モータ軸711および出力軸722が同軸上(図7の軸線B上)に配置されている。また、モータ軸711および出力軸722の内部には、これらを車幅方向に貫く貫通孔701が形成されており、貫通孔701を横断するようにシャフト702が設けられている。シャフト702は、モータユニット70を支持するとともに、リアスイングアーム79のピボット軸725として、リアスイングアーム79を揺動可能に支持している。また、シャフト702は、リアスイングアーム79の車幅方向外側においてピボットフレーム724L、724Rにそれぞれ支持されている。
このような構成によれば、リアスイングアーム79L、79Rの間にピボットフレーム724を挟まずモータユニット70を配置できるので、リアスイングアーム79の左右一対の部分の間の空間をモータユニット70の配置スペースとして使うことができる。また、リアスイングアーム79およびモータユニット70がピボットフレーム724の間に配置されることによって、車両前後方向についてピボットフレーム724とモータユニット70との干渉が生じなくなる。したがって、モータユニット70をより後方に配置することができ、バッテリ16の収容スペースをより大きくとることができる。なお、本実施形態の場合、モータユニット70の後側がピボットフレーム724の間に配置されているが、その全部がピボットフレーム724の間に配置される構成も採用可能である。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は、以下の車両を少なくとも開示する。
1.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前輪(例えばFW)および後輪(例えばRW)と、
前記前輪を操舵する操舵機構を支持するヘッドパイプ(例えば11)と、
該ヘッドパイプに接続し車両前後方向に延びるメインフレーム(例えば12)と、
前記後輪の回転駆動力を出力する電動モータを有するモータユニット(例えば30)と、
前記モータユニットに電力を供給するバッテリ(例えば16)と、
を備えた鞍乗型電動車両(例えば1)であって、
前記モータユニットおよび前記バッテリが、前記前輪と前記後輪との間において、前記メインフレームに支持され、
前記メインフレームが左右一対の部分(例えば12L,12R)を含み、
前記モータユニットは、少なくとも一部が車両側面視で前記メインフレームと重なる位置に配置される。
この実施形態によれば、前記モータユニットを前記メインフレームの間に配置することで、その余のスペースをバッテリ収容スペースとして利用することができるので、バッテリの収容スペースをより大きく確保することができる。したがって、バッテリの収容スペースをより大きく確保することができる鞍乗型電動車両を提供することができる。
2.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記メインフレームの前記左右一対の部分は、車両前後方向に延びる左右一対のバックボーンフレーム(例えば123L,123R)と、該バックボーンフレームの後端部から上下方向に延びる左右一対のピボットフレーム(例えば124L,124R)と、を含み、
前記モータユニットは、少なくとも一部が前記左右一対のピボットフレームの間に配置され、
前記ピボットフレームは、リアスイングアーム(例えば19)を揺動可能に支持するピボット軸(例えば125)を含み、該リアスイングアームは前記後輪を回転可能に支持し、
車両前後方向で、前記ピボットフレームよりも前方に前記電動モータのモータ軸(例えば311)が位置する。
この実施形態によれば、前記モータ軸が前記ピボットフレームよりも前方に配置されるので、前記モータユニットの突出部と前記ピボットフレームとの干渉を防ぐことができる。したがって、前記ピボットフレームに大きな加工が必要なく、簡易な構成で前記ピボットフレームの間にモータユニットを配置することができる。
3.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、車両側面視で、前記後輪の車軸(例えば29)、前記ピボット軸および前記モータユニットの出力軸が同一直線上に設けられている。
この実施形態によれば、前記後輪の車軸、前記ピボット軸および前記出力軸を同一直線に配置することで、前記ピボット軸と前記出力軸との距離を近づけやすく、かつ、動力伝達効率を向上できる。
4.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記モータユニットは、
前記モータ軸から出力された回転駆動力を減速する遊星ギア(例えば32b)、及び、前記遊星ギアによって減速された回転駆動力を出力する前記出力軸を含む減速部(例えば32)を有し、
前記モータ軸と前記出力軸とが同軸上に配置される。
この実施形態によれば、前記モータ軸と前記出力軸が同軸上に配置されることで、取付状態において前記電動モータに対して前記減速部が車幅方向外側に突出する領域が車両前後方向に小さくなる。したがって、前記モータユニットと前記ピボットフレームとが重なる領域を大きくすることができ、前記バッテリの収容スペースをより大きくとることができる。
5.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記モータユニットは、
前記電動モータを収納する第一の収納部(例えば31a)と、
前記第一の収納部から車幅方向に突出し、前記遊星ギアを収納する第二の収納部(例えば32a)と、を含み、
前記ピボットフレームには、車両側面視で前記第二の収納部との重なりを回避する切欠部(例えば127)が設けられている、
この実施形態によれば、前記第二の収納部を回避するように前記切欠部が設けられるので、車両前後方向で前記モータユニットをより後方に配置できる。したがって、前記バッテリの収容スペースをより大きくとることができる。
6.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記モータユニットの駆動制御を行う制御ユニット(例えば40)をさらに備え、
前記制御ユニットが、前記モータユニットの上方に設けられ、
車両上面視で、前記制御ユニットの少なくとも一部が前記左右一対の前記ピボットフレームの間に配置されている。
この実施形態によれば、前記モータユニットと前記制御ユニットとを隣接して配置することでこれらの接続部を短く構成することができる。また、前記制御ユニットを前記ピボットフレームの間に配置することで、飛来物の衝突等、外乱からの保護を行うことができる。
7.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記モータユニットの下部にオイルパン(例えば33)が設けられ、
前記オイルパンの下端は、前記ピボットフレームよりも下方に位置する。
この実施形態によれば、前記オイルパンを前記ピボットフレームより下方まで突出させることで走行風が当たりやすくなり、オイルの冷却を効率よく行うことができる。
8.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記モータユニットはオイルポンプ(例えば34)を備え、
前記オイルポンプは、前記ピボットフレームと車両前後方向に並んで配置される。
この実施形態によれば、前記オイルポンプが前記ピボットフレームと重複せずに配置されることにより、メンテナンス性を向上することができる。また、走行風が直接前記オイルポンプに当たるので、冷却効率を向上することができる。
9.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記左右一対のバックボーンフレームから車両前後方向後方に延びる左右一対のシートフレーム(例えば14)を更に備え、
車両上面視で、前記モータユニットは前記左右一対のシートフレームの間に配置されている。
この実施形態によれば、車両上面視で前記モータユニットが前記シートフレームの間に配置されるので、乗員が脚でグリップする際に前記モータユニットと乗員の脚との干渉を防ぐことができる。
10.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記リアスイングアームは左右一対の部分を含み、
車両上面視で、前記モータユニットが前記リアスイングアームの前記左右一対の部分の間に配置され、
車両上面視で、前記リアスイングアームが前記左右一対のピボットフレームの間に配置される。
この実施形態によれば、前記リアスイングアーム内側のスペースを前記モータユニットの配置に活用することで、前記バッテリの収容スペースをより大きく確保することができる。
1 鞍乗り型車両、16 バッテリ、30 モータユニット、40 制御ユニット
【0001】
技術分野
[0001]
本発明は、鞍乗型電動車両に関する。
背景技術
[0002]
電動モータを走行駆動源とする鞍乗型電動車両として、電動モータに電力を供給するバッテリと、バッテリから電動モータに供給される電力を制御する制御ユニットとが搭載される鞍乗型電動車両が知られている(例えば特許文献1)。
先行技術文献
特許文献
[0003]
特許文献1:国際公開第2012/063291号
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0004]
バッテリから電動モータに電力を供給する鞍乗型電動車両では、航続距離はバッテリの容量に依存する。よって、より大型のバッテリを収容可能なスペースの確保が望まれる。
[0005]
本発明は、バッテリの収容スペースをより大きく確保することができる鞍乗型電動車両を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0006]
本発明によれば、
前輪および後輪と、
前記前輪を操舵する操舵機構を支持するヘッドパイプと、
該ヘッドパイプに接続し車両前後方向に延びるメインフレームと、
前記後輪の回転駆動力を出力する電動モータを有するモータユニットと、
前記モータユニットに電力を供給するバッテリと、
前記モータユニットの駆動制御を行う制御ユニットと、
を備えた鞍乗型電動車両であって、
【0002】
前記モータユニットおよび前記バッテリが、前記前輪と前記後輪との間において、前記メインフレームに支持され、
前記メインフレームが左右一対の部分を含み、
前記左右一対の部分は、上下方向に延びる左右一対のピボットフレームを含み、
前記モータユニット及び前記制御ユニットは、少なくとも一部が車両側面視で前記ピボットフレームと重なる位置に配置される、
ことを特徴とする鞍乗型電動車両が提供される。
発明の効果
[0007]
本発明によれば、バッテリの収容スペースをより大きく確保することができる鞍乗型電動車両を提供することができる。
図面の簡単な説明
[0008]
[図1]一実施形態に係る鞍乗型電動車両の左側面図。
[図2]図1のI−I線断面図であって一部の構成を省略した図。
[図3]図1のII−II線断面図であって一部の構成を省略した図。
[図4]一実施形態に係るモータユニットの正面図であってモータユニットの概略を示す図。
[図5]図4のモータユニットの上面図であって内部の概略を示す図。
[図6]図4のIII−III線断面図
[図7]他の実施形態に係る鞍乗型電動車両のII−II線断面図であって一部の構成を省略した図。
発明を実施するための形態
[0009]
図面を参照して本発明の実施形態に係る鞍乗型車両について説明する。各図において、矢印X、Y、Zは互いに直交する方向を示し、X方向は鞍乗型車両の前後方向、Y方向は鞍乗型車両の車幅方向(左右方向)、Z方向は上下方向を示す。以下、鞍乗型車両の前後方向の前方または後方を単に前方または後方と、鞍乗型車両の車幅方向(左右方向)の内側または外側を単に内側または外側と呼ぶことがある。また、左右一対で設けられるものにおいて、左右のいずれかで説明したものは他方については不図示もしくは説明を省略する場合がある。
本実施形態では、リダクションギア32bは遊星ギアを含む遊星歯車機構であり、モータ軸311と出力軸322が同軸上(図の軸線A上)に配置されている。減速部32の出力軸322にはドライブスプロケット323が取付けられている。
次に、モータユニット30の取付構造について説明する。モータユニット30は、上側取付部128および下側取付部129において、ピボットフレーム124に挟持されている。本実施形態の場合、モータユニット30は、上側取付部128および下側129に対応する位置に貫通孔301および302を有している。
上側取付部128及び下側取付部129にはピボットフレーム124L、124Rを車幅方向に横断するように固定部材501及び固定部材502それぞれ取り付け可能である。固定部材501が貫通孔301を貫通した状態で上側取付部128に取付けられることで、モータユニット30はピボットフレーム124に固定される。同様の構成により、下側取付部129において、モータユニット30は固定部材502によってピボットフレーム124に固定される。なお、モータユニット30がピボットフレーム124挟持される態様として、上記構成の他、例えば、ピボットフレーム124L、124Rそれぞれにボルト締結等によって固定する等、各種の取付構造を採用可能である。
また、モータユニット30は、バックボーンフレーム123L、12Rからからモータユニットへ向かって伸びる板状の金属部材である左右一対のブラケット133にそれぞれ吊られるように支持されている。モータユニット30は、ブラケット133に対応する位置に貫通孔303を有している。ブラケット133には、これらを車幅方向に横断するように固定部材503が取付け可能であり、固定部材503が貫通孔303を貫通した状態でブラケット133に取付けられることで、モータユニット30はブラケット133に吊られて支持される。なお、モータユニット30がブラケット133に吊られて支持される態様として、上記構成の他、例えば、左右のブラケット133それぞれにボルト締結等によって固定する等、各種の取付構造を採用可能である。また、上側取付部128と下側取付部129がピボット軸125を上下に挟んで配置されているため、モータユニット30のケース剛性を利用してスイングアーム19の支持剛性を向上させることができ、ピボットフレーム124の軽量化を図ることが出来る。
本実施形態の場合、ブラケット133がバックボーンフレーム123L、12Rから延びて設けられるが、ヘッドパイプ11から左右に分かれてブラケットが延びる構成も採用可能である。また、ブラケット133ではなく、パイプ状の金属部材をヘッドパイプ11もしくはバックボーンフレーム123から延ばして、モータユニット30がつられるように支持してもよい。

Claims (10)

  1. 前輪および後輪と、
    前記前輪を操舵する操舵機構を支持するヘッドパイプと、
    該ヘッドパイプに接続し車両前後方向に延びるメインフレームと、
    前記後輪の回転駆動力を出力する電動モータを有するモータユニットと、
    前記モータユニットに電力を供給するバッテリと、
    を備えた鞍乗型電動車両であって、
    前記モータユニットおよび前記バッテリが、前記前輪と前記後輪との間において、前記メインフレームに支持され、
    前記メインフレームが左右一対の部分を含み、
    前記モータユニットは、少なくとも一部が車両側面視で前記メインフレームと重なる位置に配置される、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  2. 前記メインフレームの前記左右一対の部分は、車両前後方向に延びる左右一対のバックボーンフレームと、該バックボーンフレームの後端部から上下方向に延びる左右一対のピボットフレームと、を含み、
    前記モータユニットは、少なくとも一部が前記左右一対のピボットフレームの間に配置され、
    前記ピボットフレームは、リアスイングアームを揺動可能に支持するピボット軸を含み、該リアスイングアームは前記後輪を回転可能に支持し、
    車両前後方向で、前記ピボットフレームよりも前方に前記電動モータのモータ軸が位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型電動車両。
  3. 車両側面視で、前記後輪の車軸、前記ピボット軸および前記モータユニットの出力軸が同一直線上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型電動車両。
  4. 前記モータユニットは、
    前記モータ軸から出力された回転駆動力を減速する遊星ギア、及び、前記遊星ギアによって減速された回転駆動力を出力する前記出力軸を含む減速部を有し、
    前記モータ軸と前記出力軸とが同軸上に配置される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型電動車両。
  5. 前記モータユニットは、
    前記電動モータを収納する第一の収納部と、
    前記第一の収納部から車幅方向に突出し、前記遊星ギアを収納する第二の収納部と、を含み、
    前記ピボットフレームには、車両側面視で前記第二の収納部との重なりを回避する切欠部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型電動車両。
  6. 前記モータユニットの駆動制御を行う制御ユニットをさらに備え、
    前記制御ユニットが、前記モータユニットの上方に設けられ、
    車両上面視で、前記制御ユニットの少なくとも一部が前記左右一対の前記ピボットフレームの間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。
  7. 前記モータユニットの下部にオイルパンが設けられ、
    前記オイルパンの下端は、前記ピボットフレームよりも下方に位置する、
    ことを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。
  8. 前記モータユニットはオイルポンプを備え、
    前記オイルポンプは、前記ピボットフレームと車両前後方向に並んで配置される、
    ことを特徴とする請求項7記載の鞍乗型電動車両。
  9. 前記左右一対のバックボーンフレームから車両前後方向後方に延びる左右一対のシートフレームを更に備え、
    車両上面視で、前記モータユニットは前記左右一対のシートフレームの間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。
  10. 前記リアスイングアームは左右一対の部分を含み、
    車両上面視で、前記モータユニットが前記リアスイングアームの前記左右一対の部分の間に配置され、
    車両上面視で、前記リアスイングアームが前記左右一対のピボットフレームの間に配置される、
    ことを特徴とする請求項2ないし9のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。
JP2020508749A 2018-03-29 2018-03-29 鞍乗型電動車両 Active JP6982169B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/013428 WO2019186953A1 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 鞍乗型電動車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019186953A1 true JPWO2019186953A1 (ja) 2021-05-13
JP6982169B2 JP6982169B2 (ja) 2021-12-17

Family

ID=68059588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020508749A Active JP6982169B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 鞍乗型電動車両

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11713091B2 (ja)
JP (1) JP6982169B2 (ja)
CN (1) CN111886177B (ja)
DE (1) DE112018007393T5 (ja)
WO (1) WO2019186953A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112018007393T5 (de) 2018-03-29 2020-12-10 Honda Motor Co., Ltd. Elektrisches Fahrzeug vom Grätschsitztyp
IT202000005860A1 (it) * 2020-03-19 2021-09-19 Piaggio & C Spa Veicolo a sella cavalcabile provvisto di telaio con rigidezza ridotta verso i movimenti di imbardata.
CN115871836A (zh) * 2021-09-28 2023-03-31 浙江春风动力股份有限公司 全地形车

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04151389A (ja) * 1990-10-11 1992-05-25 Honda Motor Co Ltd 電動機付き二輪車の駆動装置
JP2011031646A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両用パワーユニット
JP2012101679A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型電動車両
WO2012090245A1 (ja) * 2010-12-27 2012-07-05 川崎重工業株式会社 鞍乗型電動車両
JP2013071710A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Honda Motor Co Ltd 電動車両

Family Cites Families (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746620Y2 (ja) * 1988-10-28 1995-10-25 新日本製鐵株式会社 ダイレクトドライブ式ホイールモータを用いた電気二輪車
EP0469995B1 (en) 1990-08-02 1995-10-04 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Electrically operated vehicle
JP3050422B2 (ja) * 1991-06-05 2000-06-12 ヤマハ発動機株式会社 電動二輪車の車両構成部品配設構造
JP4353415B2 (ja) * 2004-01-16 2009-10-28 本田技研工業株式会社 電動車両
JP4498856B2 (ja) * 2004-08-19 2010-07-07 本田技研工業株式会社 燃料電池車両における水素充填口配置構造
DE102008032044A1 (de) * 2008-07-08 2010-02-11 Ktm Sportmotorcycle Ag Elektrisch betriebenes Fahrzeug mit einem Fahrersattel
TW201012695A (en) * 2008-09-30 2010-04-01 Honda Motor Co Ltd Saddle-ride electric vehicle
WO2010109969A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 本田技研工業株式会社 電動式鞍乗型車両
JP5356087B2 (ja) * 2009-03-27 2013-12-04 本田技研工業株式会社 電動車両
JP5489938B2 (ja) * 2010-09-30 2014-05-14 本田技研工業株式会社 電動二輪車の車両接近告知制御装置
JP5608032B2 (ja) * 2010-09-30 2014-10-15 本田技研工業株式会社 電動二輪車の車両接近告知装置
JP2012091595A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型電動車両
JP5422749B2 (ja) * 2010-11-05 2014-02-19 川崎重工業株式会社 電動車両の動力装置
US9160214B2 (en) 2010-11-12 2015-10-13 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Cooling structure for electric vehicle
US20130229072A1 (en) * 2010-11-12 2013-09-05 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Cooling Structure for Cooling Electric Motor for Vehicle
WO2012066601A1 (ja) * 2010-11-18 2012-05-24 川崎重工業株式会社 鞍乗型電動車両
US8960355B2 (en) 2010-12-24 2015-02-24 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Electric motorcycle
US8899369B2 (en) * 2010-12-27 2014-12-02 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Straddle-type electric vehicle, and mounting structure of electric power controller in electric vehicle
WO2012090243A1 (ja) * 2010-12-27 2012-07-05 川崎重工業株式会社 電動二輪車
JP5715430B2 (ja) * 2011-02-02 2015-05-07 本田技研工業株式会社 スポーツタイプの鞍乗り型電動車両
US8672077B2 (en) * 2011-08-02 2014-03-18 Faster Faster Inc. Integrated cast motorcycle chassis and motor housing
ES2619052T3 (es) * 2011-11-25 2017-06-22 Honda Motor Co., Ltd. Vehículo eléctrico de montar a horcajadas
JP5889339B2 (ja) * 2011-12-28 2016-03-22 川崎重工業株式会社 鞍乗型電動車両
WO2013098891A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 川崎重工業株式会社 鞍乗型電動車両
EP2799319B1 (en) 2011-12-28 2016-11-02 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Saddle-type electric vehicle
DE102012202432B4 (de) * 2012-02-17 2017-07-27 Lisa Dräxlmaier GmbH Elektroantrieb, Fahrzeug mit einem Elektroantrieb sowie Verfahren zum Betreiben eines Elektroantriebs
DE102012103355A1 (de) * 2012-04-17 2013-10-17 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Antriebseinrichtung für ein Elektrorad
JP5941813B2 (ja) * 2012-09-28 2016-06-29 本田技研工業株式会社 鞍乗型電動車両
WO2014102846A1 (ja) * 2012-12-25 2014-07-03 川崎重工業株式会社 電動車両
JP6399741B2 (ja) * 2013-11-06 2018-10-03 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型電動車両
JP6284746B2 (ja) * 2013-11-06 2018-02-28 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型電動車両
US9415673B2 (en) * 2014-06-30 2016-08-16 Faster Faster Inc. Integrated chassis heatsink for electric vehicles
JP6193304B2 (ja) * 2015-05-29 2017-09-06 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型電動車両
JP6499136B2 (ja) * 2016-09-29 2019-04-10 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP6894734B2 (ja) * 2017-03-22 2021-06-30 川崎重工業株式会社 ハイブリッド車両
JP6670788B2 (ja) * 2017-03-27 2020-03-25 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の車体構造
JP6979120B2 (ja) * 2018-03-29 2021-12-08 本田技研工業株式会社 鞍乗型電動車両
DE112018007393T5 (de) 2018-03-29 2020-12-10 Honda Motor Co., Ltd. Elektrisches Fahrzeug vom Grätschsitztyp
JP6982170B2 (ja) * 2018-03-29 2021-12-17 本田技研工業株式会社 鞍乗型電動車両
JP6990295B2 (ja) * 2018-03-29 2022-01-14 本田技研工業株式会社 鞍乗型電動車両
JP6977148B2 (ja) * 2018-03-29 2021-12-08 本田技研工業株式会社 鞍乗型電動車両
WO2020012791A1 (ja) * 2018-07-13 2020-01-16 本田技研工業株式会社 鞍乗り型電動車両の車体フレーム構造
JP7149161B2 (ja) * 2018-10-30 2022-10-06 本田技研工業株式会社 鞍乗り型電動車両
US11260934B2 (en) * 2019-01-07 2022-03-01 Harley-Davidson Motor Company Group, LLC Swingarm concentric motor drive for electric motorcycle

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04151389A (ja) * 1990-10-11 1992-05-25 Honda Motor Co Ltd 電動機付き二輪車の駆動装置
JP2011031646A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両用パワーユニット
JP2012101679A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型電動車両
WO2012090245A1 (ja) * 2010-12-27 2012-07-05 川崎重工業株式会社 鞍乗型電動車両
JP2013071710A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Honda Motor Co Ltd 電動車両

Also Published As

Publication number Publication date
CN111886177A (zh) 2020-11-03
US20200407005A1 (en) 2020-12-31
WO2019186953A1 (ja) 2019-10-03
CN111886177B (zh) 2022-07-26
JP6982169B2 (ja) 2021-12-17
DE112018007393T5 (de) 2020-12-10
US11713091B2 (en) 2023-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6979120B2 (ja) 鞍乗型電動車両
EP2799321B1 (en) Saddle-type electric vehicle
JP4619819B2 (ja) 不整地走行車両のパワーステアリングシステム
JP6977149B2 (ja) 鞍乗型電動車両
US11713091B2 (en) Straddle type electric vehicle
CN111377017B (zh) 跨骑型电动车辆
JP4684682B2 (ja) 鞍乗り型不整地走行車両
JP6977148B2 (ja) 鞍乗型電動車両
JP6982170B2 (ja) 鞍乗型電動車両
CN112770964B (zh) 跨骑型电动车辆
JP5623659B2 (ja) 鞍乗型電動車両
JPWO2020136783A1 (ja) 鞍乗り型電動車両
JP2006232060A (ja) 不整地走行車両のパワーステアリングシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200917

A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211

Effective date: 20200917

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200917

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210103

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6982169

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150