JPWO2019171575A1 - 組電池 - Google Patents
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Abstract
このような組電池は充放電時に発熱するため、二次電池の性能劣化を抑制するためには二次電池を冷却することが重要となる。そこで、本発明が解決しようとする課題は、二次電池を効率的に冷却できる組電池を提供することである。複数の二次電池のそれぞれの間に挟まれる複数のセパレータと、を有し、セパレータの上部には第一の方向に二次電池間隔と略同一の厚みを有する第二のストッパーを有し、第一のストッパーと前記第二のストッパーの間には複数の二次電池の間に冷却通路を形成し、ケースの側面に対向する面に冷却通路に対向する開口部を設ける、組電池。
Description
本発明の実施形態は、組電池に関する。
近年、車両や電子機器、その他産業用の電源として、二次電池を組み合わせた組電池の用途が拡大している。
このような組電池は充放電時に発熱するため、二次電池の性能劣化を抑制するためには二次電池を冷却することが重要となる。そこで、本発明が解決しようとする課題は、二次電池を効率的に冷却できる組電池を提供することである。
上記の課題を解決するために、本実施形態の組電池は、
正極端子と負極端子を有する端子面と、前記端子面の一対の長辺から前記端子面に略直交した方向に延びる一対の主面と、前記主面間に延びる一対の側面と、前記端子面に対向する底面とを備える複数の二次電池と、
上部が開口し、前記底面に対向する下面を有する下ケースと、下部が開口し、前記端子面に対向する上面を有する上ケースとを含み、前記複数の二次電池を前記主面が対向するよう所定の二次電池間隔を空けて第一の方向に並べて収容するケースと、
前記複数の二次電池のそれぞれの間に挟まれる複数のセパレータと、を有し、
前記下ケースは、前記下面から上方に所定の高さ立設し、前記複数の二次電池の間のそれぞれを仕切る複数の第一の壁部を有し、
前記上ケースは、前記上面から下方に所定の高さ立設し、前記複数の二次電池の間のそれぞれを仕切る複数の第二の壁部を有し、
前記複数のセパレータは、前記第一の壁部と、前記第二の壁部との間に設けられ、前記セパレータの下部には前記第一の方向に前記二次電池間隔と略同一の厚みを有する第一のストッパーを有し、前記セパレータの上部には前記第一の方向に前記二次電池間隔と略同一の厚みを有する第二のストッパーを有し、前記第一のストッパーと前記第二のストッパーの間には前記複数の二次電池の間に冷却通路を形成し、
前記ケースの前記側面に対向する面に前記冷却通路に対向する開口部
を有している。
正極端子と負極端子を有する端子面と、前記端子面の一対の長辺から前記端子面に略直交した方向に延びる一対の主面と、前記主面間に延びる一対の側面と、前記端子面に対向する底面とを備える複数の二次電池と、
上部が開口し、前記底面に対向する下面を有する下ケースと、下部が開口し、前記端子面に対向する上面を有する上ケースとを含み、前記複数の二次電池を前記主面が対向するよう所定の二次電池間隔を空けて第一の方向に並べて収容するケースと、
前記複数の二次電池のそれぞれの間に挟まれる複数のセパレータと、を有し、
前記下ケースは、前記下面から上方に所定の高さ立設し、前記複数の二次電池の間のそれぞれを仕切る複数の第一の壁部を有し、
前記上ケースは、前記上面から下方に所定の高さ立設し、前記複数の二次電池の間のそれぞれを仕切る複数の第二の壁部を有し、
前記複数のセパレータは、前記第一の壁部と、前記第二の壁部との間に設けられ、前記セパレータの下部には前記第一の方向に前記二次電池間隔と略同一の厚みを有する第一のストッパーを有し、前記セパレータの上部には前記第一の方向に前記二次電池間隔と略同一の厚みを有する第二のストッパーを有し、前記第一のストッパーと前記第二のストッパーの間には前記複数の二次電池の間に冷却通路を形成し、
前記ケースの前記側面に対向する面に前記冷却通路に対向する開口部
を有している。
以下、実施形態を図面に基づき説明する。以下の各図では、便宜上、方向(X方向、Y方向、Z方向)が規定されている。X方向、Y方向、Z方向は、互いに直交している。
図1は実施形態に係る組電池1の斜視図であり、図2は実施形態に係る組電池1の分解斜視図である。組電池1は上部が開口した矩形箱状の下ケース2と、この下ケース2の開口している上部側に接続され、下部が開放した矩形箱状の上ケース3とを有し、この上ケース3の上部を覆う、下面が開口した矩形箱状の蓋体4も備わる。
なお、下ケース2、上ケース3、蓋体4の各部品には、絶縁性を有した合成樹脂材料(例えば、変性PPE(ポリフェニレンエーテル)や、PFA(パーフルオロアルコキシアルカン、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等)が用いられている。また、合成樹脂材料としては、熱可塑性樹脂を用いることができ、例えば、PEや、PP、PMP等のオレフィン樹脂、PETや、PBT、PEN等のポリエステル系樹脂、POM樹脂、PA6、PA66、PA12等のポリアミド系樹脂、PPS樹脂、LCP樹脂等の結晶性樹脂およびそれらのアロイ樹脂、あるいは、PSや、PC、PC/ABS、ABS、AS、変性PPE、PES、PEI、PSF等の非結晶性樹脂およびそれらのアロイ樹脂を、用いることができる。
下ケース2、上ケース3、蓋体4を有する筐体の内部には、図3に示すような複数の二次電池5が収容されている。二次電池5は、例えば、リチウムイオン電池などの非水電解質二次電池であり、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成された扁平又は略直方形状の外装容器6と、外装容器6内に非水電解液と共に収納された電極体(図示しない)と、を備えている。
外装容器6の上部の端子面9には、二次電池5の長手方向Yの両端部に正極端子7aと負極端子7bの2種の端子を備えており、正極端子7a及び負極端子7bは電極体に電気的に接続されている。また、二次電池5内に発生したガスを排出するガス排出弁8、非水電解液を二次電池5の内部に注入するための注液口(図示しない)を備えていてもよい。
また、外装容器6は、端子面9の他に端子面9の一対の長辺から端子面9略直交した方向(Z方向)に伸びる一対の主面10と、その主面10の間に延びる一対の側面11と、端子面9に対向する底面12を備えている。
図1、図2及び、組電池1のXZ平面の一部拡大断面図である図4を用い、下ケース2及び上ケース3について説明を続ける。下ケース2には二次電池5の底面12に対向する下面16が形成され、上ケース3には二次電池5の端子面9に対向する上面17が形成されており、二次電池5は複数の二次電池5の主面10同士が対向するように、所定の間隔(二次電池間隔)を空けてX方向(第一の方向)に並べて収容されている。
また、下ケース2の下面16には、上方(Z方向上向き)に所定の高さ立設し、複数の二次電池5の間のそれぞれを仕切る複数の第一の壁部13が形成されている。
一方で、上ケース3の上面17から下方(Z方向下向き)に所定の高さ立設し、複数の二次電池5の間のそれぞれを仕切る複数の第二の壁部15が形成されている。
本実施形態においては、二次電池5を9個直列に接続した例を示している。二次電池5は主面10同士を対向させて配列され、電池セル群を構成する。上ケース3の、二次電池5の正極端子7a、負極端子7bに対応する部分は開口しており正極端子7aおよび負極端子7bは、バスバー14と溶接等で接続されている。
バスバー14は上ケース3の上面17のうち、二次電池5の端子面9対向しない側の面に載置されている。バスバー14は隣り合う二次電池5の正極端子7aと負極端子7bとを電気的に接続している。なお、バスバー14は、導電性のアルミニウムや真鍮等の金属板を曲げて成形して形成される。さらに、バスバー14は後述する基板20と電気的に接続するための電圧検出部(図示せず)を備えていてもよい。
図4に示す通り、複数の二次電池5のそれぞれの間には、複数のセパレータ41が挟まれている。以下、セパレータ41を図4、図5及び図6に基づいて詳しく説明する。図5はセパレータ41の斜視図、図6はセパレータ41の断面図である。
セパレータ41は絶縁性を有した合成樹脂材料(例えば、変性PPE(ポリフェニレンエーテル))等が用いられている。また、合成樹脂材料としては、熱可塑性樹脂を用いることができ、例えば、PE、PETや、PBT、PEN等のポリエステル系樹脂、あるいは、PSや、PC、PC/ABS、ABS、AS、変性PPE、PES、PEI、PSF等の非結晶性樹脂およびそれらのアロイ樹脂を、用いることができる。
セパレータ41は第一のストッパー41a、冷却通路41b、第二のストッパー41cと、を備えている。ここで、第一のストッパー41aはZ軸方向においてセパレータ41の一端に、第二のストッパー41cはZ軸方向においてセパレータ41の他端に設けられ、冷却通路41bは第一のストッパー41aと第二のストッパー41cとの間に設けられている。
第一のストッパー41aは略直方体の凸部であり、略コの字型の断面を有し、下ケース2に立設された第一の壁部13に対向している。また、X軸方向の凸部の幅は複数の二次電池5同士に設けられた、所定の間隔(二次電池間隔)と略同一である。複数の第一のストッパー41aは、セパレータ41の厚さ方向(X軸方向)に直交する向き(Y軸方向)に間隔を空けて並んで設けられている。
一方、第二のストッパー41cはY軸方向に連続した溝部であり、略コの字型の断面を有し、上ケース3に立設された第二の壁部15に対向している。また、X軸方向の溝部の幅は複数の二次電池5同士に設けられた、所定の間隔(二次電池間隔)と略同一である。第二のストッパー41cはセパレータ41の厚さ方向(X軸方向)に直交する向き(Y軸方向)に延伸して設けられている。
また、第一のストッパー41aのZ軸方向の長さは、第二のストッパー41cのZ軸方向の長さよりも長いことが好ましい。
本実施形態に係るセパレータ41の冷却通路41bはセパレータ41の両側に備わる二次電池5に多点で接するように、ジグザグ状の断面構造を有し、セパレータ41の厚さ方向(X軸方向)に直交する向き(Y軸方向)に延伸して設けられている。
言い換えると、冷却通路41bには二次電池間隔の第一の方向の中心から冷却通路41bに隣り合う2つの二次電池5のうち一方の二次電池5に向けて突出して一方の二次電池5に当接し、隣り合う2つの二次電池5のうち他方の二次電池5との間に隙間を形成する第一の突出部41b−1と、二次電池間隔の第一の方向の中心から他方の二次電池5に向けて突出して他方の二次電池5に当接し、一方の二次電池5との間に隙間を形成する第二の突出部41b−2とを有し、第一の突出部41b−1と第二の突出部41b−2が第一のストッパー41aと第二のストッパー41cとを結ぶ方向(Z軸方向)に連続して交互に繰り返し設けられている。
続いて図4に戻り、セパレータ41の備わる組電池1について説明する。上述したように、セパレータ41は隣り合う二次電池5の主面10に対向し、二次電池5に挟まれて配置されている。ここで、セパレータ41は、第一のストッパー41aを下ケース2の第一の壁部13の上部に載置され、第二のストッパー41cは上ケース3の第二の壁部15の下部になるように載置されている。
また、図1及び図2に示す通り、組電池1の上ケース3のうち、二次電池5の側面11に対向する側面(XZ側面)には複数の開口部60が形成されている。複数の開口部60は略長方形の断面を有し、セパレータ41が備わる二次電池間隔に接続されている。つまり、開口部60はセパレータ41と同様に第一の所定の間隔を空けて形成されており、第一の所定の間隔に空気などの冷媒を送り込むことのできるようになっている。
このような組電池1は、セパレータ41が備わっているため、隣り合う二次電池5同士を絶縁しつつも、隣り合う二次電池5に所定の間隔を設け、その間隔に空気などの冷媒を流すことができる。
また、セパレータ41はジグザグ状の冷却通路41bを備えている。このため、冷媒が一方の二次電池5の主面10にのみ接触することなく、隣り合う二次電池5の両方の主面10に接触する。このため、一方の二次電池5のみに冷媒が接触する場合と比較して、隣り合う二次電池5に対して比較的均等に接触するように冷媒が流れるため、二次電池5が冷却される度合いに差が生じにくく、二次電池5の温度差を小さくすることができる。
更に、セパレータ41は第一のストッパー41a及び第二のストッパー41cを備えている。第一のストッパー41a及び第二のストッパー41cのX軸方向の凸部の幅は二次電池5同士に設けられた二次電池間隔と略同一に形成されている。このため、セパレータ41が二次電池5と第一の壁部13及び二次電池5と第二の壁部15との間に入り込むことを防ぐことができる。加えて、セパレータ41の二次電池間隔内での動きを制限することができる。
第一のストッパー41a及び第二のストッパー41cのX軸方向の凸部の幅は二次電池5同士に設けられた二次電池間隔と略同一に形成されているため、冷媒は第一のストッパー41a及び第二のストッパー41cが形成されている部分に流れにくい。そのため、冷媒は冷却通路41bに集中的に流れることとなる。
また、第一のストッパー41aのZ軸方向の長さは、第二のストッパー41cのZ軸方向の長さよりも長い場合、冷却通路41bは発熱の大きい二次電池5の端子面9側に位置することになり、この部分により多くの冷媒を流すことができる。よって、効率的に二次電池5を冷却することができる。
(変形例1)
以下、変形例1について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
以下、変形例1について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
図7は本変形例に係るセパレータ42の斜視図、図8は本変形例に係るセパレータ42の断面図である。また、図9はセパレータ42を備えた組電池1のXZ平面拡大断面図である。
図7〜図9に示す通り、本変形例に係るセパレータ42は、第一のストッパー42a、冷却通路42b、第二のストッパー42cと、を備えている。
ここで、第一のストッパー42aはZ軸方向においてセパレータ42の一端に、第二のストッパー42cはZ軸方向においてセパレータ42の他端に設けられ、冷却通路42bは第一のストッパー42aと第二のストッパー42cとの間に設けられている。
第一のストッパー42aはY軸方向に連続した溝部であり、略コの字型の断面を有し、下ケース2に立設された第一の壁部13に対向している。また、X軸方向の溝部の幅は複数の二次電池5同士に設けられた、所定の間隔(二次電池間隔)と略同一である。第一のストッパー42aは、セパレータ42の厚さ方向(X軸方向)に直交する向き(Y軸方向)に延伸して設けられている。
一方、第二のストッパー42cはY軸方向に連続した溝部であり略コの字型の断面を有し、上ケース3に立設された第二の壁部15に対向している。また、X軸方向の溝部の幅は複数の二次電池5同士に設けられた、所定の間隔(二次電池間隔)と略同一である。第二のストッパー42cはセパレータ42の厚さ方向(X軸方向)に直交する向き(Y軸方向)に延伸して設けられている。
また、第一のストッパー42aのZ軸方向の長さは、第二のストッパー42cのZ軸方向の長さよりも長いことが好ましい。
また、本実施形態に係るセパレータ42の冷却通路42bは平面であり、二次電池5同士に設けられたX軸方向の第一の所定の間隔の略半分の位置に形成されている。言い換えると、セパレータ42の冷却通路42bは二次電池間隔の第一の方向の中心部に設けられている。
このようなセパレータ42が備わる組電池1は、隣り合う二次電池5同士を絶縁しつつも、隣り合う二次電池に所定の間隔を設け、空気などの冷媒を流すことができる。
また、セパレータ42は二次電池間隔の第一の方向の中心部に設けられた冷却通路42bを備えており、隣り合う二次電池5のそれぞれに対して冷媒を接触することができる。このため、一方の二次電池5のみに冷媒が接触する場合と比較して、隣り合う二次電池5に対して比較的均等に接触するように冷媒が流れるため、二次電池5が冷却される度合いに差が生じにくく、二次電池5同士の温度差を小さくすることができる。
更に、セパレータ42は第一のストッパー42a及び第二のストッパー42cを備えている。第一のストッパー42a及び第二のストッパー42cのX軸方向の凸部の幅は二次電池5同士に設けられたX軸方向の二次電池間隔と略同一に形成されている。このため、セパレータ42が二次電池5と第一の壁部13及び第二の壁部15との間に入り込むことを防ぐことができる。加えて、セパレータ41の第一の間隙内での動きを制限することができる。
また、冷媒は第一のストッパー42a及び第二のストッパー42cが形成されている部分に流れにくい。そのため、冷媒は冷却通路42bの形成されている部分に流れることとなる。第一のストッパー42aのZ軸方向の長さは、第二のストッパー42cのZ軸方向の長さよりも長い場合、冷却通路42bは発熱の大きい二次電池の端子面9側に位置することになり、この部分により多くの冷媒を流すことができる。よって、より効率的に二次電池5を冷却することができる。
(変形例2)
以下、変形例2について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
以下、変形例2について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
図10は本変形例に係るセパレータ43の斜視図、図11は本変形例に係るセパレータ43の断面図である。また、図12はセパレータ43を備えた組電池1のXZ平面拡大断面図である。
図10〜図12に示す通り、本変形例に係るセパレータ43は、第一のストッパー43a、冷却通路43b、第二のストッパー43cと、を備えている。
ここで、第一のストッパー43aはZ軸方向においてセパレータ43の一端に、第二のストッパー43cはZ軸方向においてセパレータ43の他端に設けられ、冷却通路43bは第一のストッパー43aと第二のストッパー43cとの間に設けられている。
第一のストッパー43aは略直方体の凸部であり、略コの字型の断面を有し、下ケース2に立設された第一の壁部13に対向している。また、X軸方向の凸部の幅は複数の二次電池5同士に設けられた、所定の間隔(二次電池間隔)と略同一である。複数の第一のストッパー43aは、セパレータ43の厚さ方向(X軸方向)に直交する向き(Y軸方向)に間隔を空けて並んで設けられている。
一方、第二のストッパー43cはY軸方向に連続した溝部であり、略コの字型の断面を有し上ケース3に立設された第二の壁部15に対向している。また、X軸方向の溝部の幅は複数の二次電池5同士に設けられた、所定の間隔(二次電池間隔)と略同一である。第二のストッパー43cはセパレータ43の厚さ方向(X軸方向)に直交する向き(Y軸方向)に延伸して設けられている。
また、第一のストッパー43aのZ軸方向の長さは、第二のストッパー43cのZ軸方向の長さよりも長いことが好ましい。
本実施形態に係るセパレータ43の冷却通路43bは、セパレータ43の両側に備わる二次電池5に多点で接するように波形状の断面構造を有し、セパレータ43の厚さ方向(X軸方向)に直交する向き(Y軸方向)に延伸して設けられている。
言い換えると、冷却通路43bには二次電池間隔の第一の方向の中心から冷却通路43bに隣り合う2つの二次電池5のうち一方の二次電池5に向けて突出して一方の二次電池5に当接し、隣り合う2つの二次電池5のうち他方の二次電池5との間に隙間を形成する第一の突出部43b−1と、二次電池間隔の第一の方向の中心から他方の二次電池5に向けて突出して他方の二次電池5に当接し、一方の二次電池5との間に隙間を形成する第二の突出部43b−2とを有し、第一の突出部43b−1と第二の突出部43b−2は冷却通路に直角な方向に連続して交互に繰り返し設けられて波形状を形成している。
なお、第一のストッパー43aのZ軸方向の長さは、第二のストッパー43cのZ軸方向の長さよりも長いことが好ましい。
このような組電池1は、セパレータ43が備わっているため、隣り合う二次電池5同士を絶縁しつつも、隣り合う二次電池に所定の間隔を設け、空気などの冷媒を流すことができる。
また、セパレータ43は冷却通路43bを備えている。このため、冷媒が一方の二次電池5の主面10にのみ接触することなく、隣り合う二次電池5の両方の主面10に接触する。このため、二次電池5が冷却される度合いに差が生じにくく、二次電池5の温度差を小さくすることができる。
更に、セパレータ43は第一のストッパー43a及び第二のストッパー43cを備えている。第一のストッパー43a凸部の幅及び第二のストッパー43cのX軸方向の溝部の幅は二次電池5同士に設けられた二次電池間隔と略同一に形成されているため、セパレータ43が二次電池5と第一の壁部13及び第二の壁部15との間に入り込むことを防ぐことができる。
また、冷媒は第一のストッパー43a及び第二のストッパー43cが形成されている部分に流れにくい。そのため、冷媒は冷却通路43bの形成されている部分に流れることとなる。第一のストッパー43aのZ軸方向の長さは、第二のストッパー43cのZ軸方向の長さよりも長い場合、冷却通路43bは発熱の大きい二次電池の端子面9側に位置することになり、この部分により多くの冷媒を流すことができる。よって、より効率的に二次電池5を冷却することができる。
また、第一のストッパー43a及び第二のストッパー43cが隣り合う二次電池5同士の間に形成された二次電池間隔に挟まれて固定される。これによりセパレータ43の第一の間隙内での動きを制限することができ、セパレータ43が二次電池間隔内で移動して隣り合う二次電池5の片側に寄ってしまうことを避けることができる。これにより、冷媒が両二次電池5に対してなるべく均等に接触することができ、なるべく均等に二次電池5を冷却することができる。
(変形例3)
以下、変形例3について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
以下、変形例3について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
図13は本変形例に係るセパレータ44の斜視図、図14は本変形例に係るセパレータ44の断面図である。また、図15はセパレータ44を備えた組電池1のXZ平面拡大断面図である。
図13〜図15に示す通り、本変形例に係るセパレータ44は、第一のストッパー44a、冷却通路44b、第二のストッパー44cと、を備えている。
ここで、第一のストッパー44aはZ軸方向においてセパレータ44の一端に、第二のストッパー44cはZ軸方向においてセパレータ44の他端に設けられ、冷却通路44bは第一のストッパー44aと第二のストッパー44cとの間に設けられている。
第一のストッパー44aは略直方体の凸部であり、略コの字型の断面を有している。また、X軸方向の凸部の幅は二次電池5同士に設けられたX軸方向の所定の間隔(二次電池間隔)と略同一である。複数の第一のストッパー44aは、セパレータ44の厚さ方向(X軸方向)に直交する向き(Y軸方向)に間隔を空けて並んで設けられている。
一方、第二のストッパー44cはY軸方向に連続した溝部であり、略コの字型の断面を有している。また、X軸方向の溝部の幅は二次電池5同士に設けられたX軸方向の所定の間隔(二次電池間隔)と略同一である。セパレータ44の厚さ方向(X軸方向)に直交する向き(Y軸方向)に延伸して設けられている。
なお、第一のストッパー44aのZ軸方向の長さは、第二のストッパー44cのZ軸方向の長さよりも長いことが好ましい。
実施形態に係るセパレータ44の冷却通路44bはセパレータ44の両側に備わる二次電池5に複数個所で接するように、凹凸部がそれぞれ所定の間隔形成されたうえで、その凹凸部が複数連続した構造を有し、セパレータ44の厚さ方向(X軸方向)に直交する向き(Y軸方向)に延伸して設けられている。
言い換えると、冷却通路44bは二次電池間隔の第一の方向の中心から冷却通路43bに隣り合う2つの二次電池5のうち一方の二次電池5に向けて突出して一方の二次電池5に当接し、隣り合う2つの二次電池5のうち他方の二次電池5との間に隙間を形成する第一の突出部44b−1と、二次電池間隔の第一の方向の中心から他方の二次電池5に向けて突出して他方の二次電池5に当接し、一方の二次電池5との間に隙間を形成する第二の突出部44b−2とを、前記冷却通路に直角な方向に連続して交互に繰り返し設けられ、第一の突出部44b−1と第二の突出部44b−2とが連続して形成されている。
ここで、第一の突出部44b−1及び第二の突出部44b−2は二次電池5の主面10に当接する面を有しており、その面はZ軸方向に所定の長さを有している。
このようなセパレータ44が備わる組電池1は、隣り合う二次電池5同士を絶縁しつつも、隣り合う二次電池5同士に所定二次電池間隔を設け、その間隔に空気などの冷媒を流すことができる。
また、セパレータ44を用いることで、第一の突出部44b−1及び第二の突出部44b−2により形成された、互いに隣り合う二次電池5とのそれぞれとの隙間に対して冷媒を流すことができる。このため、一方の二次電池5のみに冷媒が接触する場合と比較して、隣り合う二次電池5を比較的均等に冷却することができる。このため、二次電池5が冷却される度合いに差が生じにくく、二次電池5同士の温度差を小さくすることができる。
さらに、第一のストッパー42a及び第二のストッパー42cのX軸方向の凸部の幅は二次電池5同士に設けられた二次電池間隔と略同一に形成されているため、セパレータ44が二次電池5と第一の壁部13及び第二の壁部15との間に入り込むことを防ぐことができる。
さらに、冷却通路44bは第一の突出部44b−1、第二の突出部44b−2はZ軸方向に所定の長さを二次電池5の主面10に接する面を有し、セパレータ44が隣り合う二次電池の主面10に固定されやすい。よって、セパレータ44の二次電池間隔内での動きを制限することができる。
また、冷媒は第一のストッパー44a及び第二のストッパー44cが形成されている部分に流れにくい。そのため、冷媒は冷却通路44bの形成されている部分に流れることとなる。第一のストッパー44aのZ軸方向の長さは、第二のストッパー44cのZ軸方向の長さよりも長い場合、冷却通路44bは発熱の大きい二次電池5の端子面9側に位置することになり、この部分により多くの冷媒を流すことができる。よって、より効率的に二次電池5を冷却することができる。
(変形例4)
以下、変形例4について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
以下、変形例4について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
図16は本変形例に係るセパレータ45の斜視図、図17はセパレータ45と、二次電池5と、上ケース3と蓋体4とが一体化した組電池の分解斜視図である。
図16、図17に示す通り、本変形例に係るセパレータ45は、実施形態に係る複数のセパレータ40を接続部45dにより連結したものである。本変形例に係るセパレータ45は第一のストッパー45a、冷却通路45b、第二のストッパー45cと、さらに、接続部45dを備える。
セパレータ45の接続部45dを除いた構造は実施例で示したセパレータ41と同一であるから、セパレータ41で説明した内容は省略する。
接続部45dはセパレータ45の他の部材と同じ材質により、例えば直方体に形成されており、複数の第一のストッパー45a同士を接続している。接続部45dは第一のストッパー45a、冷却通路45b、第二のストッパー45cを備える面(YZ平面)に垂直な方向(X方向)に延伸して形成されている。
また、接続部45dと第一のストッパー45aとの連結部は、折り曲げることのできる構造となっており、図17に示すようにセパレータ45は接続部45dを介してつづら折りの形状に変形ことができる。
図17のように、セパレータ45は上ケース3に二次電池5が備わった状態で、上ケース3の開口部側から二次電池5によって形成された二次電池間隔に挿入される。
セパレータ45を挿入する方向は第二のストッパー41cを先頭とした方向であり、セパレータ45において接続部45dが形成されているのは、挿入方向の逆側であるため、セパレータ45を上ケース3に挿入する際に接続部45dと干渉する可能性を低減することができる。また、セパレータ45は複数のセパレータが一体化した構造であるため、一枚のセパレータを挿入することで足り、セパレータを二次電池間隔に一枚ずつ順に挿入することに比べると、セパレータを挿入する工数を低減することができる。
なお、本変形例ではセパレータ41の形状に対して接続部45dを加える形で説明したが、その他のセパレータ形状においても接続部を加えることで適応可能である。
(変形例5)
以下、変形例5について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
以下、変形例5について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
図18は本変形例に係るセパレータ46の側面図、図19はセパレータ46と、二次電池5と、上ケース3の一部拡大斜視図である。
図18に示すように、セパレータ46は第一のストッパー46a、冷却通路46b、第二のストッパー46cと、さらに第一のストッパー46aが設けられて領域の、Y軸方向における両端部にタブ状突起部46eが設けられている。セパレータ46のタブ状突起部46eを除いた構造は実施例で示したセパレータ41と同一であるから、セパレータ41で説明した内容は省略する。
具体的には、セパレータ46のタブ状突起部46eを含めたY軸方向の幅は、二次電池5のY軸方向の幅よりも長くなるように形成されている。
図19に示すように、このようなセパレータ46を用いることで、上ケース3に挿入された状態でも、セパレータ46のタブ状突起部46eが二次電池5に隠れることなく、二次電池5の側面11付近に現れる。よって、組電池1の製造の際にセパレータの挿入忘れを防止することができる。
なお、本変形例ではセパレータ41の形状に対してタブ状突起部46eを加える形で説明したが、その他のセパレータ形状においても接続部を加えることで適応可能である。
(変形例6)
以下、変形例6について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
以下、変形例6について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
図20は本変形例に係るセパレータ47の斜視図、図21はセパレータ47と、二次電池5と、下ケース2と基板20とを示した組電池1の斜視図である。
図20に示すように、セパレータ47は第一のストッパー47a、冷却通路47bと、流路方向変更部47fが設けられている。セパレータ47の流路方向変更部47fを除いた構造は、変形例3で示したセパレータ44の第二のストッパー44cを除いた構造と同一であるから、セパレータ44で説明した内容は省略する。
セパレータ47のY軸方向両端部から中心部に向かった所定の長さにおいてZ軸方向上向きに冷媒が流れるよう、Z軸方向上向きが解放されている。
一方、セパレータ47のY軸方向中心部においては、二次電池間隔の第一の方向の中心から他方の二次電池5に向けて突出して他方の二次電池5に当接する流路方向変更部47fを有している。
図21(上ケース3などを省略)に示すように、組電池1に対してこのようなセパレータを使用することで、組電池1の両側面から冷媒を流した際に、流路方向変更部47fの形状に沿って冷媒が二次電池の端子面9側及び基板20側に流れることになる。
二次電池の端子面9側や基板20側は発熱が大きいため、これら部分により多くの冷媒を流すことにより、冷却効果を高めることができる。
なお、本変形例ではセパレータ44の形状に対して流路方向変更部47fを適応する形で説明したが、その他のセパレータ形状においても流路方向変更部47fを適応可能である。
(変形例7)
以下、変形例7について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
以下、変形例7について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
図22は本変形例に係るセパレータ48の斜視図、図23はセパレータ48断面図である。
図22及び図23に示すように、セパレータ48は第一のストッパー48a、冷却通路48b、第二のストッパー48cと、さらに冷却通路48bには突起部48gとが備えられている。セパレータ48の突起部48gを除いた構造は、変形例3で示したセパレータ44の構造と同一であるから、セパレータ44で説明した内容は省略する。
突起部48gはセパレータ48の冷却通路48bに形成され、突起部48gが形成された面には凸形状が、その反対側の面は凹形状が形成されており、冷却通路48bのY軸方向に沿って複数形成されている。これら複数の突起部48gはZ軸方向には同一でないことが好ましく、セパレータ48の材質と同一であることが好ましい。
このような突起部48gが形成されたセパレータ48を備える組電池1においては、冷却通路48bに流入した冷媒が、突起部48g付近で乱流なる。この乱流効果によって二次電池5と流体との間の熱伝導率を高め、熱交換性を高めることができる。
なお、本変形例ではセパレータ44の形状に対して突起部48gを適応する形で説明したが、その他のセパレータ形状においても突起部48gを適応可能である。
(変形例8)
以下、変形例8について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
以下、変形例8について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
図24は本変形例に係るセパレータ49の斜視図、図25は本変形例に係るセパレータ49を備えた組電池1の一部拡大断面図である。
図24及び図25に示すように、セパレータ49は第一のストッパー49a、冷却通路49b、第二のストッパー49cと、さらに冷却通路49bに篏合する剛体49hとが備えられている。セパレータ49の剛体49hを除いた構造は、変形例3で示したセパレータ44の構造と同一であるから、セパレータ44で説明した内容は省略する。
剛体49hに二次電池5の膨れにも耐えうる剛性があり、比較的二次電池5の膨れが大きな部分に剛体49hを備えることで、二次電池5が膨れるような場合でも剛体49hが隣り合う二次電池5の両方に当接して、所定の間隔を保つ。これにより二次電池5の膨れを抑制することや、セパレータ49が隣り合う二次電池5同士に押しつぶされるような可能性を低減することができる。
剛体49hはZ軸方向における二次電池5の中央部付近に篏合されていることが好ましい。一般的に二次電池5の膨れは二次電池5の中央部が最も大きく、この中央部に接する形で剛体49hを設けることで、より効果を発揮することができる。
なお、本変形例ではセパレータ44の形状に対して剛体49hを適応する形で説明したが、その他のセパレータ形状においても剛体49hを適応可能である。
(変形例9)
以下、変形例9について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
以下、変形例9について説明する。実施形態と同じ構成や同じ効果の記載は適宜省略する。
図26は本変形例に係るセパレータ50の斜視図である。
図26に示すようにセパレータ50は第一のストッパー50a、冷却通路50b、第二のストッパー50cと、第一のストッパー50aと冷却通路50bの間に、連続凹凸部50iが形成されている。セパレータ50の連続凹凸部50iを除いた構造は、変形例3で示したセパレータ44と同一であるから、セパレータ44で説明した内容は省略する。
連続凹凸部50iはY軸方向に延伸して形成されており、Y軸方向に連続して形成され、二次電池間隔と略同一の高さを有する凸部50i−1に対して、所定の深さを有する凹部50i−2がY軸方向に連続して形成されている。そのため、連続凹凸部50iの凸部50i−1は二次電池5の主面10に当接している。
連続凹凸部50iはZ軸方向における二次電池5の中央部に設けられていることが好ましい。
連続凹凸部50iは、セパレータの骨組みのような機能を有するため、セパレータの強度が向上する。更に、凸部50i−1は二次電池5の主面10に当接しているため、隣り合う二次電池5がそれぞれ膨れた場合であっても、凸部50i−1それぞれの二次電池5に当接するため、その膨れを抑制することができる。
なお、本変形例ではセパレータ44の形状に対して連続凹凸部50iを適応する形で説明したが、その他のセパレータ形状においても連続凹凸部50iを適応可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…組電池、2…下ケース、3…上ケース、4…蓋体、5…二次電池、13…第一の壁部、15…第二の壁部、41…セパレータ、41a…第一のストッパー、41b…冷却通路、41b−1…第一の突出部、41b−2…第二の突出部、41c…第二のストッパー
Claims (6)
- 正極端子と負極端子を有する端子面と、前記端子面の一対の長辺から前記端子面に略直交した方向に延びる一対の主面と、前記主面間に延びる一対の側面と、前記端子面に対向する底面とを備える複数の二次電池と、
上部が開口し、前記底面に対向する下面を有する下ケースと、下部が開口し、前記端子面に対向する上面を有する上ケースとを含み、前記複数の二次電池を前記主面が対向するよう所定の二次電池間隔を空けて第一の方向に並べて収容するケースと、
前記複数の二次電池のそれぞれの間に挟まれる複数のセパレータと、を有し、
前記下ケースは、前記下面から上方に所定の高さ立設し、前記複数の二次電池の間のそれぞれを仕切る複数の第一の壁部を有し、
前記上ケースは、前記上面から下方に所定の高さ立設し、前記複数の二次電池の間のそれぞれを仕切る複数の第二の壁部を有し、
前記複数のセパレータは、前記第一の壁部と、前記第二の壁部との間に設けられ、前記セパレータの下部には前記第一の方向に前記二次電池間隔と略同一の厚みを有する第一のストッパーを有し、前記セパレータの上部には前記第一の方向に前記二次電池間隔と略同一の厚みを有する第二のストッパーを有し、前記第一のストッパーと前記第二のストッパーの間には前記複数の二次電池の間に冷却通路を形成し、
前記ケースの前記側面に対向する面に前記冷却通路に対向する開口部を設ける、
組電池。 - 前記冷却通路は、前記二次電池間隔の前記第一の方向の中心から前記冷却通路に隣り合う2つの前記二次電池のうち一方の二次電池に向けて突出して前記一方の二次電池に当接し、前記隣り合う2つの前記二次電池のうち他方の二次電池との間に隙間を形成する第一の突出部と、前記二次電池間隔の前記第一の方向の中心から前記他方の二次電池に向けて突出して前記他方の二次電池に当接し、前記一方の二次電池との間に隙間を形成する第二の突出部とを、前記冷却通路に直角な方向に連続して交互に繰り返して複数設ける、
請求項1に記載の組電池。 - 前記第一の突出部と前記第二の突出部とは連続したジグザグ形状を有している、請求項2に記載の組電池。
- 前記第一の突出部と前記第二の突出部とは連続した波形状を有している、請求項2に記載の組電池。
- 前記冷却通路は、前記二次電池間隔の前記第一の方向の中心部に平面を設けることにより両側に形成される、請求項1に記載の組電池。
- 前記第一のストッパーの上下方向の寸法は、前記第二のストッパーの上下方向の寸法よりも大きい、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の組電池。
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