JP2019087416A - 組電池 - Google Patents

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匡 石井
Tadashi Ishii
匡 石井
正光 宇留野
Masamitsu Uruno
正光 宇留野
務 金綱
Tsutomu Kanetsuna
務 金綱
坂手 洋一
Yoichi Sakate
洋一 坂手
浩志 渡邉
Hiroshi Watanabe
浩志 渡邉
室 直人
Naoto Muro
直人 室
博忠 田原
Hirotada Tahara
博忠 田原
彩 岩井
Aya Iwai
彩 岩井
稔英 有川
Toshihide Arikawa
稔英 有川
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Abstract

【課題】効率的に二次電池を冷却することが出来る組電池を提供することである。【解決手段】扁平または略直方形状を有し、長側面同士を対向するよう並べて配置した複数の二次電池セルと、 前記二次電池セルの電極に夫々接続する2つの端子接続面と、前記2つの端子接続面の間で折り曲げられた応力緩和部を有し、前記二次電池セルの電極同士を電気的に接続するバスバーと、 前記二次電池セルの長手方向に延伸された冷却通路と、を備えた組電池。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、組電池に関する。
電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HEV)、電動バイク、フォークリフトなど
に用いられる大型及び大容量電源としては、エネルギー密度の高い二次電池(例えば、リ
チウムイオン二次電池)が注目されており、高寿命や安全性などに配慮しながら、大型化
及び大容量化、高出力化のための開発が行われている。
特開2012−113897号公報 特開2013−89511号公報 特開平8−255637号公報
このような二次電池においては、充放電時に発熱を伴うため、適切な冷却手段を用いなけ
れば、二次電池の性能劣化を招くことがある。しかしながら、冷却手段として一般的なも
のである空冷によって二次電池を冷却する場合、二次電池を構成する組電池における二次
電池以外の部分、例えば電子基板等、にも空冷風が流れることとなり、効率的に二次電池
を冷却することが出来ない、という課題がある。そこで本発明が解決しようとする課題は
、効率的に二次電池を冷却することが出来る組電池を提供することである。
上記の課題を解決するために、本実施形態の組電池は扁平または略直方形状を有し、長側
面同士を対向するよう並べて配置した複数の二次電池セルと、前記二次電池セルの電極に
夫々接続する2つの端子接続面と、前記2つの端子接続面の間で折り曲げられた応力緩和
部を有し、前記二次電池セルの電極同士を電気的に接続するバスバーと、前記二次電池セ
ルの長手方向に延伸された冷却通路と、を有している。
実施形態に係る組電池の分解斜視図。 実施形態に係る二次電池セルの斜視図。 実施形態に係るバスバーの斜視図。 実施形態に係る組電池の断面図。 実施形態に係る組電池の上面図。 実施形態に係る組電池の断面図。 実施形態に係る冷却通路の斜視図。 変形例に係る組電池の分解斜視図。 変形例に係る組電池の断面図。 変形例に係る組電池の上面図。 変形例に係る組電池の分解斜視図。 変形例に係る組電池の断面図。
以下、実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、実施形態に係る組電池1の分解斜視図である。組電池1の筐体2は上面が開口し
た矩形箱状の下部ケース5と、この下部ケース5の開口している上面側に接続され、上下
が開放した矩形枠状の中間ケース4と、この中間ケースの上部を覆う、下面が開口した矩
形箱状の上部ケース3と、から構成されている。
なお、筐体2の各部品には、絶縁性を有した合成樹脂材料(例えば、変性PPE(ポリフ
ェニレンエーテル)や、PFA(パーフルオロアルコキシアルカン、テトラフルオロエチ
レン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等)が用いられている。
また、筐体2の合成樹脂材料としては、熱可塑性樹脂を用いることができ、例えば、PE
や、PP、PMP等のオレフィン樹脂、PETや、PBT、PEN等のポリエステル系樹
脂、POM樹脂、PA6、PA66、PA12等のポリアミド系樹脂、PPS樹脂、LC
P樹脂等の結晶性樹脂およびそれらのアロイ樹脂、あるいは、PSや、PC、PC/AB
S、ABS、AS、変性PPE、PES、PEI、PSF等の非結晶性樹脂およびそれら
のアロイ樹脂を、用いることができる。
筐体2の内部には図2に示すような、電池セル10が複数、電池セル10の厚さ方向(X
方向)に沿って収容されている。電池セル10は、例えば、リチウムイオン電池などの非
水電解質二次電池であり、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成された扁
平又は略直方形状の外装容器10cと、外装容器10c内に非水電解液と共に収納された
電極体(図示しない)と、を備えている。
外装容器10cの上部の蓋体 10d は、長手方向Yの両端部に正極端子10a及び負
極端子10bを備えており、正極端子10a及び負極端子10bは外装容器10c内部の
電極体に電気的に接続されている 。また、図10に後述するような電池セル10内に発
生したガスを排出するガス排出弁10eを備えていてもよい。
図1では、電池セル10を5個直列に接続した例を示している。電池セル10は長側面
同士を対向させて組電池1内に配列され、電池セル群を構成する。さらに、正極端子10
aおよび負極端子10bは、後述するバスバー6の端子接続面8にそれぞれ溶接されるこ
とによって、他の電池セル10の正極端子10aまたは負極端子10bを電気的に接続さ
れる。 なお、バスバー6は、導電性のアルミニウムや真鍮等の金属板を曲げて成形して
形成される。
さらに、組電池1は電池セル10の温度、電圧等の状態を監視する電子基板20を備え
る。更に電子基板20は、組電池1の温度、電圧、電流等の状態を監視することもできる
。また、組電池1と外部電源(充電装置)若しくはモーターなどの負荷との接続回路を切
断することもできる。
ここで、バスバー6について図3を用いて詳しく説明する。図3に示す通り、バスバー
6は応力緩和部7を備えている。応力緩和部7は、電池セル10の正極端子10aまたは
負極端子10bに接続される2つの端子接続面8の間に、例えば端子接続面8と直交する
面7aと、端子接続面8と平行な面7bと、を有するよう折り曲げられている。これによ
り、正極端子10aまたは負極端子10bに接続された端子接続面8の位置がずれた際に
バスバー6に応力がかかった場合でも、応力緩和部7が弾性変形することにより応力を緩
和することが出来る。
なお、端子接続面8には、正極端子10aまたは負極端子10bと溶接接続するための
孔8aが設けられていても構わない。
図3では応力緩和部7が互いに直交する面7a、7b、7aによって形成されているが、
このような構造に限られることはなく、バスバー6に加わる応力を弾性変形して緩和でき
る構造であればよく、応力緩和部と電池セル10の上面との間に、後述する冷却通路11
の一部として形成されるようになっていればよい。
例えば、2つの端子接続面8との間で折り曲げられる部分は端子接続面8と直交している
面7aを備えていなくてもよく、端子接続面と鋭角を形成していても、鈍角を形成してい
てもよい。また、先に示した端子接続面と平行な面7bを有していなくてもよい。例えば
、バスバー6は中央側で外側に突出するように形成されたバスバー凸部を有していてもよ
い。つまり、バスバー6の縦断面形状は、バスバー凸部に対応する逆U字状部分と、逆U
字部分から左右に延びる2つの端子接続面8から構成されていてもよい。
また、バスバー6は電子基板20と接続するための基板接続部9を備えている。基板接
続部9はバスバー6の、例えば応力緩和部7の端子接続面8と平行な面7bから垂直に延
伸した第一の面9aと、その面と垂直に延伸した電子基板20の主面と平行な第二の面9
bとの組み合わせにより形成されている。第一の面9aは好ましくは幅の狭いものであり
、垂直方向には長い構造であることが好ましい。これにより、第二の面9bに接続された
電子基板20と、端子接続面8に接続された電池セル10との間に、第二の面9bと垂直
な方向に対する相対変位が生じ、バスバー6に応力が加わるような場合であっても、第二
の面9bと直交する方向に対する単位面積当たりの曲げ応力を低減させることが出来る。
また、これにより例えば基板接続部9が破断する可能性を低減することが出来る。ここで
は、第一の面9aと第二の面9bが垂直であるように説明したが、バスバー6と電子基板
20が電気的に接続できるような構造となっていればよい。また、第二の面9bには後述
するねじ止めするための透孔が備えられている。
続いて、図4を用いて基板接続部9と電子基板20との接続部分について説明する。
図4は図1に示す組電池1のA−A断面を示したものである。
第二の面9bには透孔が備えられており、電子基板20とバスバー6とは、例えば第二
の面9bに備えられた透孔を貫通するネジ12によって電気的に接続されている。さらに
、ネジ12は電子基板20とバスバー6の基板接続部9とを介してナット13によって固
定されている。また、ナット13はプレスナットであることが好ましい。
これにより、電池セル10と電子基板20はバスバー6を介して電気的に接続され、例
えば電池セル10の電圧情報を電子基板20によって検出することが出来る。また、バス
バー6の基板接続部9と電子基板20とはネジ12とナット13によって締結され、強固
に固定することが出来る。また、ナット13がプレスナットであれば、バスバー6の基板
接続部9と電子基板20とをより強固に固定することが出来る。また、バスバー6は応力
緩和部7を備えるため、例えば電子基板20電池セル10、電池セル10とその電池セル
とバスバー6を介して接続された隣接する電池セル10との間に、電池セル10の厚さ方
向Xの相対変化が生じた場合であっても、応力緩和部7が電池セル10の厚さ方向に対し
て伸縮するため、バスバー6に加わる応力がバスバー6緩和され、バスバー6が破損する
可能性を低減することが出来る。
次に、図5を用いて冷却通路について説明する。図5は組電池1の上部ケースを除いた
上面図である。
冷却通路11は組電池1の筐体2における対向する電池セル10の長側面同士を接続する
ように、電池セル10と電子基板20によって形成された空間内に長側面方向(Y方向)
に延びるよう設けられている。冷却通路11はバスバー6の設けられない部分では応力緩
和部7と略同形のコの字型断面を有し、バスバー6の応力緩和部7に接続されている。ま
た、冷却通路11と接している組電池1の筐体の両側面には透孔15が設けられており、
組電池1の外部若しくは内部から透孔を経由して冷却通路11へ冷却風を流入出すること
が出来るようになっている。透孔15は、具体的には中間ケース4の対向する両側面に設
けられ、バスバー6の応力緩和部7の断面と略同形の形状を有し、冷却通路11に接続さ
れている。この冷却通路11のうちバスバー6を除く部分は、中間ケース4と一体に形成
されている。
図6は図1に示す組電池1のB−B断面を示したものであり、図7は冷却通路のみを示した
斜視図である。図6に示すように、隣接する電池セル10の電極を接続するバスバー6と
、電池セル10の外装容器10cとによって囲われた空間である、冷却通路11が形成さ
れている。
さらに、バスバー7が備わっていないY方向の両側の部分には、図7に示すように、バス
バー6の応力緩和部と略同形の形状を有する第一の部材16a、第二の部材16bを備え
ている。この第一の部材16a、第二の部材16bは第一の部材16a、第二の部材16
bとバスバー6との繋ぎ目は、例えば接着することにより接続されている。このように、
冷却通路11は第一の部材16aとバスバー6の応力緩和部7、第二の部材16bとがつ
ながることによって一体的に形成され、バスバー6対向する透孔15同士を接続している
。さらに、第一の部材16a、第二の部材16bとバスバー6との繋ぎ目には、遮風用の
シール材を備えていてもよい。 これにより、バスバー6と第一の部材16a、第二の部
材bとの接続が不十分な部分があっても、遮風用のシール材によって冷却通路11からの
冷却風漏れを低減することができる。
このような構成にすることにより、組電池1の側面から流入した冷却風は電子基板20
等へ拡散することなく、電池セル10の上部、とりわけバスバー6を集中的に冷却するこ
とが出来る。
電池セル10を充放電する際には、電池セル10の上部、とりわけ電極部がより発熱す
る為、電極及びそれに接続されたバスバー6を集中的に冷却することで、効率的に電池セ
ルを冷却することが出来る。
よって、大電流での充放電を行うことにより発熱した場合であっても、効率よく冷却す
ることにより電池が劣化を抑制することが出来る。また、高熱環境下であっても、効率よ
く冷却することにより、電池の劣化を抑制することが出来る。
次に変形例1について説明する。本変形例では、上述した実施形態と冷却通路の構造が
一部異なる部分がある。したがって、上記実施形態と同一の箇所には同一の符号を付して
、詳細の説明は適宜省略する。
図8は本変形例に係る組電池21の分解斜視図、図9は組電池21のC−Cの断面図で
ある。本変形例では、隣接する電池セル10に間隙を設けている。間隙の幅は、バスバー
6の応力緩和部7の幅に相当する。
本変形例において冷却通路18は、バスバー6の応力緩和部7と冷却通路形成部材19と
、電池セル10同士の間隙が一体となって形成されている。尚、冷却通路形成部材19は
中間ケース4−1と一体となって形成されている。
また、組電池21の対向する側面には透孔15−1が形成されている。透孔15−1は
電池セル10の高さ方向Zで中間ケース4−1と下部ケース5−1とに跨って形成されて
いる。
冷却通路18は組電池1の筐体2における側面に設けられた透孔15−1と、バスバー6
の応力緩和部7とを接続する。筐体2の側面に設けられた透孔15−1の上辺はバスバー
6の応力緩和部7の上辺と略同一の高さに設けられ、透孔15−1の下辺は電池セル10
の下辺付近に設けられている。また、透孔15−1の幅は隣り合う電池セル10の離間し
た間隔と略同一に形成されている。
つまり、冷却通路18は下部ケース5−1を下面とし、隣り合う電池セル10の両側面
からバスバー6の応力緩和部7を側面と上面とした空間として構成され、一方の透孔15
−1から他方の透孔15−1に冷却風が流れるものである。電池セル10上部にバスバー
6の応力緩和部7が設けられない部分も応力緩和部7と略同形の構造を有し、冷却通路1
8側面上部から上面として機能する冷却通路形成部材19が、バスバー6の応力緩和部7
とを連結するように設けられている。よって、筐体側面同士の間を冷却通路18がバスバ
ー6同一断面で連続して形成されている。
図9を用いて冷却通路18について詳しく説明する。冷却通路18は透孔38の上方と略
同形の断面を有している。冷却通路18のうち、バスバー6が設けられた部分は、バスバ
ー6の応力緩和部7を冷却通路18の上部として備え、バスバー6が設けられていない部
分は、冷却通路形成部材19を冷却通路18の上部として備えている。
バスバー6の応力緩和部7と冷却通路形成部材19とは冷却風が漏れないように空間を開
けることなく隣接して設けられているが、その接続部にはシール部材を設け更に気密性を
高めることもできる。
中間ケース4−1と一体となって形成された冷却通路形成部材19は、所定の間隔をも
って対向する2つのXY平面に形成された第三の部材19aと第四の部材19bと、それ
らを接続する第三の部材19cを備え、第三の部材19a、第四の部材19bと第三の部
材19cはコの字状に接続されている。第三の部材19aと第四の部材19bにはそれぞ
れ、高さ方向(Z)の所定の位置に電池セル10の長手方向(Y)に延びる突起部19d
と突起部19eとを有している。突起部19d及び突起部19eは、Z方向において、電
池セル10の正極A若しくは負極BのZ方向の高さと同じ高さを有し、電池セル10の蓋
体10dのX方向において正極端子10a若しくは負極端子10bの端部から蓋体 10d
の端部までの距離と同じ長さを有する。
バスバー6応力緩和部7電池セル10電池セル10 このような冷却通路形成部材19を
備えることで、突起部19d、19eが隣接する電池セル10の正極端子10a又は負極
端子10bとに挟み込まれるとともに、第三の部材19aと第四の部材19bと隣接する
電池セル10の側面に挟み込まれることにより、冷却通路形成部材19を適切な位置に固
定することが出来る。また、対向する電池セル10の長側面とバスバー6の応力緩和部7
と冷却通路形成部材19とで囲まれた冷却通路18を備えることにより、組電池1の側面
から流入した冷却風は電子基板20等へ拡散することなく、電池セル10バスバー6を集
中的に冷却することが出来る。このため、電池セル10を充放電した際に発熱した時も、
効率的に電池セル10を冷却することが出来、高温環境下に電池セル10を置くことによ
って電池セル10の性能が劣化することを抑制することが出来る。
次に変形例2について説明する。本変形例では、上述した実施形態と冷却通路の構造が
一部異なる部分がある。したがって、上記実施形態と同一の箇所には同一の符号を付して
、詳細の説明は適宜省略する。
図10は本変形例に係る組電池30の上部ケースを除いた上面図である。
本変形例では、冷却通路31が組電池1の対向する側面を略一直線上に設けられている
のではなく、冷却通路31が電池セル10のガス排出弁10eの上部を含むように、ガス
排出部31aを備えている。
これにより、電池セル10の内部が所定の圧力以上となった時に、ガス排出弁からガス
などが放出された場合、放出されたガスなどが組電池1の上部に拡散されることなく、冷
却通路を通して組電池1の外部に放出することが可能となる。
また、当該組電池が例えば車に搭載されている場合、冷却通路を車外に接続することで
放出したガスが車内に拡散することなく車外に放出することが出来る。
次に変形例3について説明する。本変形例では、上述した実施形態と冷却通路の構造が
一部異なる部分がある。したがって、上記実施形態と同一の箇所には同一の符号を付して
、詳細の説明は適宜省略する。
図11は本実施例に係る組電池の分解斜視図、図12は図11におけるD―D線に沿っ
た断面図である。図11及び図12に示すように、本変形例では、実施例1で示した冷却
通路11内に絶縁チューブ41を備えている。絶縁チューブ41は冷却通路11内面に接
するように設けられている。この絶縁チューブは、冷却通路から透孔15を介して組電池
40の外部に延び、更に複数の絶縁チューブは一つに束ねられている。
これにより、絶縁チューブ内に冷媒、例えば冷却水を流すことで、組電池40の水冷が可
能となる。また、絶縁しているために冷却水を介して電池セルの正極と負極とが短絡する
こともない。
また、組電池1の外部から複数の冷却通路を束ねられた通路を経由して供給された冷媒は
、組電池1内部に備えられた複数の冷却通路に分配され組電池1を冷却した後に、組電池
1の外部に放出され、再び1つの冷却通路に束ねられる。
これにより、冷却通路の供給ルートと放出ルートが一つに纏められ、限られたスペース
であっても、冷却装置を伴った組電池を備えることが出来る。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したも
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様
々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、
置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に
含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるもので
ある。
1…組電池、2…筐体、3…上部ケース、4、4−1…中間ケース、5、5−1…下部ケ
ース、6…バスバー、7…応力緩和部、8…端子接続面、9…基盤接続部、10…電池セ
ル、10a…正極端子、10b…負極端子、10c…外装容器、10d…蓋体、10e…ガ
ス排出弁、11…冷却機構、12…ネジ、13…ナット、15、15−1…透孔、16a
…第一の部材、16b…第二の部材、18…冷却機構、19…冷却通路形成部材、20…
電子基板、30…組電池、31…冷却通路、31a…ガス排出弁、38…透孔、40…組
電池、41…絶縁チューブ

Claims (5)

  1. 扁平または略直方形状を有し、長側面同士を対向するよう並べて配置した複数の二次電
    池セルと、
    前記二次電池セルの電極に夫々接続する2つの端子接続面と、前記2つの端子接続面の
    間で折り曲げられた応力緩和部を有し、前記二次電池セルの電極同士を電気的に接続する
    バスバーと、
    前記二次電池セルの長手方向に延伸された冷却通路と、
    を備えた組電池。
  2. 前記冷却通路は前記二次電池セルの長手方向に垂直な面において、前記応力緩和部の断
    面形状と略同一の断面形状を持つ第1の部材を有し、前記第1の部材と前記応力緩和部が
    接続した前記冷却通路を形成する、
    請求項1に記載の組電池。
  3. 互いに隣接する前記二次電池セルは所定の間隔を持ち、
    前記冷却通路は前記所定の間隔を持って対向する前記二次電池セルのそれぞれの前記長
    側面と平行で一部接するように形成された第一の部材、第二の部材と、前記第一の部材と
    前記第二の部材とを接続する第三の部材とを有する冷却通路部材、を備え、
    前記冷却通路部材の一部が前記二次電池セルの長手方向に垂直な面において前記応力緩和
    部の断面形状と略同一の断面形状を含み、前記冷却通路部材と前記応力緩和部が接続した
    前記冷却通路を形成する、請求項2に記載の組電池。
  4. 前記第一の部材と前記第二の部材は、前記二次電池セルの長手方向に延びる突起部
    を備えた請求項3に記載の組電池。
  5. 前記冷却通路は、前記電池セルのガス排出弁の上部を被覆している、ガス排出部を備え
    る、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の組電池。
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CN114421082A (zh) * 2021-12-17 2022-04-29 湖北亿纬动力有限公司 一种框架、电池模组及电池模组的装配方法
WO2022255017A1 (ja) * 2021-06-04 2022-12-08 株式会社Gsユアサ 蓄電装置

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