JPWO2019163677A1 - 切削工具及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

切削工具及び切削加工物の製造方法 Download PDF

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Abstract

一態様の切削工具は、第1端から第2端に向かって、回転軸に沿って延びた円柱形状であって、第1ポケットと、第1ポケットよりも第2端の側に位置する第2ポケットと、第1ポケットに沿って延びた第1溝と、第2ポケットに沿って延びた第2溝と、を有するホルダと、第1ポケットに位置する第1インサートと、第2ポケットに位置する第2インサートと、を備えている。回転軸に直交するとともに第1溝を含む第1断面における回転軸から第1溝までの第1長さが、第2溝を含む第2断面における回転軸から第2溝までの第2長さよりも短く、第1断面における第1溝の開口幅が、第2断面における第2溝の開口幅よりも狭い。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2018年2月26日に出願された日本国特許出願2018−032321号の優先権を主張するものであり、この先の出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
本態様は、切削加工に用いられる切削工具及び切削加工物の製造方法に関する。
被削材を切削加工する際に用いられる切削工具として、例えば特表2004−510594号公報(特許文献1)に記載の切削工具が知られている。特許文献1に記載の切削工具は、ホルダと、ホルダの先端の側から後端の側に向かって延びる溝と、ホルダの先端側に位置しており、かつ、溝に沿って位置するポケットと、ポケットに装着される切削インサートと、ホルダの後端側に位置するシャンク部とを有している。
一般的に、シャンク部からの距離が離れている部位ほどびびり振動が生じやすい。特許文献1に記載の切削工具においては、ホルダにおける1つの溝において、ホルダの回転軸方向に複数の切削インサートが装着されている。そのため、複数の切削インサートの中でも、先端側に装着された切削インサートほどびびり振動が生じやすい。
本態様の切削工具は、ホルダ、第1インサート及び第2インサートを備える。ホルダは、第1端から第2端に向かって、回転軸に沿って延びた円柱形状であり、第1ポケット、第2ポケット、第1溝及び第2溝を有する。第1ポケットは、ホルダの第1端の側に位置する。第2ポケットは、第1ポケットよりもホルダの第2端の側に位置する。第1溝は、第1端から第2端に向かって、第1ポケットに沿って延びている。第2溝は、第1端から第2端に向かって、第2ポケットに沿って延びている。第1インサートは、第1ポケットに位置する。第2インサートは、第2ポケットに位置する。回転軸に直交するとともに第1溝を含む第1断面における、回転軸から第1溝までの長さが、第1長さである。回転軸に直交するとともに第2溝を含む第2断面における、回転軸から第2溝までの長さが、第2長さである。第1長さは、第2長さよりも短い。また、第1断面における第1溝の開口幅が、第2断面における第2溝の開口幅よりも狭い。
実施形態の切削工具を示す斜視図である。 図1に示す切削工具の第1端に向かって見た正面図である。 図2に示す切削工具をA1方向から見た側面図である。 図2に示す切削工具をA2方向から見た側面図である。 図1に示す切削工具におけるインサートの斜視図である。 図3におけるVI−VI断面を示す断面図である。 図3におけるVII−VII断面を示す断面図である。 図3におけるVIII−VIII断面を示す断面図である。 図3におけるIX−IX断面を示す断面図である。 実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示した図である。 実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示した図である。 実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示した図である。
以下、実施形態の切削工具について、それぞれ図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、各実施形態を説明する上で必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、本開示の切削工具は、参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
実施形態における切削工具1は、図1などに示すように、回転軸Xを有し、外周面に、複数のポケットを有するホルダ3と、複数のポケットにそれぞれ装着されるインサートとを備えている。なお、回転軸Xは、回転する際の軸であり、切削工具1が有形物として備えているものではない。また、複数のポケットは、回転軸Xに沿って等間隔で設けられていても、あるいは、不等間隔で設けられていてもよい。
図1、図3及び図4に示す一例において、実施形態の切削工具1は、第1端1a(以下、先端1aという場合がある。)から第2端1b(以下、後端1bという場合がある。)に向かって、回転軸Xに沿って延びた円柱形状である。なお、切削工具1は、複数のポケットなどを有していることから、厳密な円柱形状ではない。
また、実施形態の切削工具1はホルダ3を有している。切削工具1は、後端1bの側において工作機械に接続される。図1、図3及び図4に示す一例において、ホルダ3は、先端1aの側に位置する第1ポケット5と、第1ポケット5よりも後端1bの側に位置する第2ポケット7と、を有している。また、ホルダ3は、先端1aから後端1bに向かって、第1ポケット5に沿って延びた第1溝11と、先端1aから後端1bに向かって、第2ポケット7に沿って延びた第2溝13とを有している。
第1溝11及び第2溝13は、先端1aの側から後端1bの側に向かって延びた1つの溝の中に位置している。この1つの溝は、先端1aの側に第1溝11を有しており、第1溝11よりも後端1bの側に第2溝13を有している。
また、図1、図3及び図4に示す一例における切削工具1は、第1ポケット5に位置する第1インサート17と、第2ポケット7に位置する第2インサート19とを有している。第1ポケット5及び第2ポケット7は、それぞれ第1インサート17及び第2インサート19が装着される部分であり、ホルダ3の外周面に向かって開口してもよい。
また、図1、図3及び図4に示す一例における第1インサート17及び第2インサート19に代表されるインサート16を図5に示す。インサート16は、多角形状の上面16a及び下面16bを有してもよく、図5に示す一例においては上面16aが略四角形である。また、インサート16は、上面16a及び下面16bの間に位置する側面16cを有してもよい。
上面16aは、概ね多角形状であればよく、厳密な意味での多角形状である必要はない。すなわち、多角形状の上面16aにおける辺は、厳密に直線形状である必要はなく、例えば、凸曲線形状又は凹曲線形状であってもよい。また、多角形状の上面16aにおける角は、2つの直線が交わった構成に限定されず、例えば、外方に向かって丸みを帯びた形状であってもよい。
なお、上面16aの形状は上記の構成に限定されない。例えば、上面16aが四角形ではなく、五角形、六角形又は八角形であっても何ら問題無い。
実施形態における第1インサート17及び第2インサート19に代表されるインサート16は、上面16a及び側面16cのなす稜線の少なくとも一部に切刃を有している。例えば、図1に示す一例においては、第1ポケット5に装着された第1インサート17が、切刃として外周刃及び底刃を有してもよい。また、第2ポケット7に装着された第2インサート19が、切刃として外周刃を有してもよい。
また、第1インサート17及び第2インサート19に代表されるインサート16は、上面16aにおいて開口する穴2を有してよい。穴2は、第1インサート17及び第2インサート19をホルダ3に装着する際の固定具の挿入穴として用いられてもよい。固定具の例として、ネジ及びクランプなどが挙げられる。
図1、図3及び図4に示す一例の切削工具1において、第1インサート17及び第2インサート19は、それぞれホルダ3の第1ポケット5及び第2ポケット7にネジ4によって取り付けられている。切削工具1における穴2は、上面16aの反対側に位置する下面16bにまで貫通してもよい。
穴2が貫通するものであるときには、第1インサート17及び第2インサート19の穴2にネジ4を挿入する。そして、ネジ4の先端を第1ポケット5及び第2ポケット7に形成されたネジ穴に挿入して固定することにより、第1インサート17及び第2インサート19をホルダ3に取り付けることができる。
また、穴2は、上記の形態に限定されない。穴2は、例えば、側面に開口してもよく、側面における互いに反対側に位置する2つの領域を貫通してもよい。
第1インサート17及び第2インサート19の大きさは特に限定されない。例えば、上面の最大幅が3〜20mm程度に設定されてもよい。また、上面から下面までの高さは5〜20mm程度に設定されてもよい。
回転軸Xに直交するとともに第1溝11を含む、図3に示すVI−VI断面(第1断面VI)を図6に示す。この第1断面VIにおける回転軸Xから第1溝11までの長さが第1長さL1である。また、回転軸Xに直交するとともに第2溝13を含む、図3に示すVII−VII断面(第2断面VII)を図7に示す。この第2断面VIIにおける回転軸Xから第2溝13までの長さが第2長さL2である。なお、視覚的な理解を容易にするため、図6及び図7において穴2及びネジ4を省略している。
切削工具1は、図6及び図7に一例を示すように、第1長さL1が、第2長さL2よりも短い。言い換えれば、切削工具1では、第1溝11の溝深さが第2溝13の溝深さよりも深い。切削工具1は、第1長さL1が第2長さL2よりも短いことにより、良好な切屑排出性を有する。
第1インサート17が切刃として底刃及び外周刃を有している。第1インサート17以外の切削インサートは底刃を有さずに外周刃のみを有している。そのため、第1インサート17以外の切削インサートと比較して、第1インサート17における被削材の切削量が多くなりやすい。
実施形態における切削工具1では、上記の通り、第1溝11の溝深さが第2溝13の溝深さより深い。そのため、第1インサート17において多くの切屑が生じた場合であっても第1溝11において良好に切屑を排出することが可能である。
図6に示す第1断面VIは、回転軸Xに直交するとともに第1インサートの中点を通る断面である。この断面において、回転軸Xから第1溝11までの長さである第1長さL1を評価する。
第1インサート17の中点は、以下の手順で特定する。第1インサート17における先端1aの側の端部及び後端1bの側の端部を特定する。そして、これらの端部の位置から回転軸Xに沿った方向における中間の位置を特定する。この中間の位置が第1インサート17の中点である。
なお、第1インサート17の穴2の中心が、第1インサート17の中点と一致するときは、第1インサート17の穴2の中心を通り、かつ、回転軸Xに直交する断面を上記の第1断面VIの代わりとしてもよい。
また、上記の中点を通り、回転軸Xに直交する断面と第1断面VIとの間に位置する領域の断面において回転軸Xから第1溝11までの長さである第1長さL1を評価してもよい。
図7に示す第2断面VIIは、回転軸Xに直交するとともに第2インサート19の中点を通る断面である。この断面において、回転軸Xから第2溝13までの長さである第2長さL2を評価する。
第2インサート19の中点は、以下の手順で特定する。第2インサート19における先端1aの側の端部及び後端1bの側の端部を特定する。そして、これらの端部の位置から回転軸Xに沿った方向における中間の位置を特定する。この中間の位置が第2インサート19の中点である。
なお、第2インサート19の穴2の中心が、第2インサート19の中点と一致するときは、第2インサート19の穴2の中心を通り、かつ、回転軸Xに直交する断面を上記の第2断面VIIの代わりとしてもよい。
また、上記の中点を通り、回転軸Xに直交する断面と第2断面VIIとの間に位置する領域の断面において回転軸Xから第2溝13までの長さである第2長さL2を評価してもよい。
また、切削工具1は、図6及び図7に一例を示すように、第1断面VIにおける第1溝11の開口幅W1が、第2断面VIIにおける第2溝13の開口幅W2よりも狭い。
図6に示す一例において、開口幅W1とは、第1インサート17における回転軸Xから最も離れた端部から、この端部に対して回転方向の前方に位置するヒール27aまでの長さである。図7に示す一例において、開口幅W2とは、第2インサート19における回転軸Xから最も離れた端部から、この端部に対して回転方向の前方に位置するヒール27bまでの長さである。
ここで、ヒール27aとは、ホルダ3の外周面と第1溝11との境界であって、先端1aの側から後端1bの側に向かって延びた部分のことをいう。また、ヒール27bとは、ホルダ3の外周面と第2溝13との境界であって、先端1aの側から後端1bの側に向かって延びた部分のことをいう。
図6及び図7に示す一例のように、開口幅W1が開口幅W2よりも狭い場合には、切削工具1にびびり振動が生じにくい。これは、以下の理由による。
一般的に、切削工具は工作機械との接続部位から離れた位置ほどびびり振動が生じやすい。すなわち、切削工具1は、後端1bの側よりも先端1aの側の方がびびり振動が生じやすい。実施形態における切削工具1は、工作機械との接続部位である後端1bの側に位置する第2溝13における開口幅W2よりも、工作機械との接続部位から離れた先端1aの側に位置する第1溝11における開口幅W1のほうが狭い。そのため、ホルダ3における第1ポケット5に対して回転方向の後方に位置する部分の肉厚が確保され易い。例えば、図6においては、第1溝11Aと、この第1溝11Aの回転方向の後方に位置する第1溝11Bとの間におけるホルダ3の肉厚が厚い。したがって、実施形態における切削工具1においては、びびり振動が生じにくい。
本開示の切削工具1は、第1長さL1が第2長さL2よりも短く、かつ、第1断面VIにおける第1溝11の開口幅W1が第2断面VIIにおける第2溝13の開口幅W2よりも狭い。そのため、実施形態における切削工具1は、上述した良好な切屑排出性とびびり振動の抑制とを両立できる。
また、ホルダ3の径方向における第1インサート17の幅W3は、ホルダ3の径方向における第2インサート19の幅W4よりも広くてもよい。ホルダ3の径方向における第1インサート17の幅W3が上記のように相対的に広い場合には、第1インサート17が高い剛性を有するため、びびり振動がより生じにくい。
なお、径方向における第1インサート17の幅W3は、第1インサート17の上面を正面から見た場合における回転軸Xに直交する方向の長さである。また、径方向における第2インサート19の幅W4は、第2インサート19の上面を正面から見た場合における回転軸Xに直交する方向の長さである。
また、ホルダ3の周方向における第1インサート17の厚みW5は、ホルダ3の周方向における第2インサート19の厚みW6よりも厚くてもよい。第1インサート17の厚みW5が厚い場合には、第1インサート17が高い剛性を有するため、びびり振動がより生じにくい。
なお、周方向における第1インサート17の厚みW5は、第1インサート17を側面視した場合における回転軸Xに直交する方向の長さの最大値である。また、周方向における第2インサート19の厚みW6は、第2インサート19を側面視した場合における回転軸Xに直交する方向の長さの最大値である。
第1長さL1は、先端1aの側から後端1bの側に向かって、変化していてもよく、また、一定であってもよい。言い換えれば、第1溝11の溝深さは、先端1aの側から後端1bの側に向かって変化してもよく、また、一定であってもよい。第1長さL1が先端1aの側から後端1bの側に向かって一定である場合には、第1溝11における切屑排出スペースが先端1aの側から後端1bの側に向かって一定になりやすい。そのため、第1インサート17から生じる切屑が第1溝11に流入した際に、切屑の挙動が安定しやすく、詰まりにくい。したがって、切削工具1が良好な切屑排出性を有する。
第2長さL2は、先端1aの側から後端1bの側に向かって、変化してもよく、また、一定であってもよい。言い換えれば、第2溝13の溝深さは、先端1aの側から後端1bの側に向かって変化してもよく、また、一定であってもよい。第2長さL2が先端1aの側から後端1bの側に向かって一定である場合には、第2溝13における切屑排出スペースが先端1aの側から後端1bの側に向かって一定になりやすい。そのため、第2インサート19から生じる切屑が第2溝13に流入した際に、切屑の挙動が安定しやすく、詰まりにくい。したがって、切削工具1が良好な切屑排出性を有する。
また、図1、図3及び図4に示す一例のように、ホルダ3は、第1ポケット5よりも後端1bの側であるとともに第2ポケット7よりも先端1aの側に位置する第3ポケット9を有していてもよい。また、ホルダ3は、先端1aから後端1bに向かって、第3ポケット9に沿って延びた第3溝15をさらに有してもよい。また、切削工具1は、第3ポケット9に位置する第3インサート21を有してもよい。
第3ポケット9は、第1ポケット5及び第2ポケット7と同様に、ホルダ3の外周面に向かって開口してもよく、また、ネジ4が挿入されるネジ穴を有してもよい。第3インサート21は、第1インサート17及び第2インサート19と同様に、多角形状の上面及び下面と、上面及び下面の間に位置する側面とを有してもよい。第3インサート21は、上面及び側面のなす稜線上に切刃を有してもよく、また、上面において開口する穴2を有していてもよい。
図1、図3及び図4に示す一例において、第3溝15は、先端1aの側に位置する第1領域23と、後端1bの側に位置する第2領域25とを有している。
第1溝11、第2溝13及び第3溝15は、先端1aの側から後端1bの側に向かって延びた1つの溝の中に位置している。この1つの溝は、先端1aの側に第1溝11と、第1溝11よりも後端1bの側に位置する第2溝13と、第1溝11及び第2溝13の間に位置する第3溝15とを有している。第3溝15において、第1領域23は、第1溝11の側に位置しており、第2領域25は、第2溝13の側に位置している。
回転軸Xに直交するとともに第1領域23を含む、図3に示すVIII−VIII断面(第3断面VIII)を図8に示す。この第3断面VIIIにおける回転軸Xから第1領域23までの長さが第3長さL3である。また、回転軸Xに直交するとともに第2領域25を含む、図3に示すIX−IX断面(第4断面IX)を図9に示す。この第4断面IXにおける回転軸Xから第2領域25までの長さが第4長さL4である。なお、視覚的な理解を容易にするため、図8及び図9において穴2及びネジ4を省略している。
このとき、第3長さL3は、第4長さL4よりも短くてもよい。言い換えれば、図3に示す一例における切削工具1では、第1領域23におけるホルダ3の芯厚が第2領域25におけるホルダ3の芯厚より厚くてもよい。このように第3インサート21に沿って位置する第3溝15の先端1aの側と後端1bの側とで芯厚が異なる場合には、切削加工時において、第1領域23と第2領域25とで振動モードが互いに異なる。このとき、お互いの振動が部分的に相殺され易いため、びびり振動が抑制される。
また、図3に示す一例における、回転軸Xに直交するとともに第3溝15を含む断面における回転軸Xから第3溝15までの長さは、先端1aの側から後端1bの側に向かうにしたがって長くなってもよい。すなわち、先端1aの側から後端1bの側に向かうにしたがって、第3溝15における溝深さが、浅くなってもよい。
第3溝15が上記の構成を有する場合には、第3溝15における溝深さが徐々に変化がしているため、切屑が第3溝15において詰まりにくい。したがって、切削工具1が良好な切屑排出性を有する。
なお、上記の断面における回転軸Xから第3溝15までの長さが、先端1aの側から後端1bの側に向かうにしたがって長くなっているとは、例えば、下記の手順によって評価すればよい。回転軸Xに直交するとともに第3溝15を含む3つ以上の断面における回転軸Xから第3溝15までの長さをそれぞれ測定する。このとき、3つの断面はそれぞれ回転軸Xに沿った方向における位置が互いに異なっている。
これら3つ以上の断面における上記の長さを比較した場合に、後端1bの側における断面であるほど上記の長さが長くなっていればよい。例えば、回転軸Xに直交するとともに第3溝15における先端1aの側の端部を通る断面と、回転軸Xに直交するとともに第3溝15における後端1bの側の端部を通る断面と、回転軸Xに直交するとともに第3溝15における回転軸Xに沿った方向での中央を通る断面と、における上記の長さをそれぞれ測定すればよい。
また、第3断面VIIIにおける第1領域23の開口幅W7が、第4断面IXにおける第2領域25の開口幅W8よりも狭くてもよい。
図8に示す一例において、開口幅W7とは、第3インサート21における回転軸Xから最も離れた端部から、この端部に対して回転方向の前方に位置するヒール27cまでの長さのことを意味している。図9に示す一例において、開口幅W8とは、第3インサート21における回転軸Xから最も離れた端部から、この端部に対して回転方向の前方に位置するヒール27dまでの長さのことを意味している。
ここで、ヒール27c,27dとは、ホルダ3の外周面と第3溝15との境界であって、先端1aの側から後端1bの側に向かって延びた部分のことをいう。
図8及び図9に示す一例のように、開口幅W7が開口幅W8よりも狭い場合には、切削工具1にびびり振動が生じにくい。
第1インサート17、第2インサート19及び第3インサート21の材質としては、例えば、超硬合金及びサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、WC−Co、WC−TiC−Co及びWC−TiC−TaC−Coが挙げられる。WC−Coは、炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成される。WC−TiC−Coは、WC−Coに炭化チタン(TiC)を添加したものである。WC−TiC−TaC−Coは、WC−TiC−Coに炭化タンタル(TaC)を添加したものである。
また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料である。具体的には、サーメットとして、炭化チタン(TiC)及び窒化チタン(TiN)などのチタン化合物を主成分としたものが挙げられる。
第1インサート17、第2インサート19及び第3インサート21の表面は、化学蒸着(CVD)法又は物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)及びアルミナ(Al)などが挙げられる。
ホルダ3の材質としては、鋼、鋳鉄及びアルミ合金などを用いることができる。靱性が高いという点では、鋼が好適である。
<切削加工物の製造方法>
次に、本開示の実施形態の切削加工物の製造方法について図面を用いて説明する。
切削加工物は、被削材を切削加工することによって作製される。実施形態における切削加工物の製造方法は、以下の工程を備えている。すなわち、
(1)上記実施形態に代表される切削工具1を回転させる工程と、
(2)回転している切削工具1を被削材101に接触させる工程と、
(3)切削工具1を被削材101から離す工程と、
を備えている。
より具体的には、まず、図10に示すように、切削工具1を回転軸Xの周りで回転方向Yの方向に回転させるとともに、被削材101に切削工具1を相対的に近づける。次に、図11に示すように、回転している切削工具1における切刃を被削材101に接触させて、被削材101を切削する。そして、図12に示すように、切削工具1を被削材101から相対的に遠ざける。
図10に示す一例においては、被削材101を固定するとともに切削工具1を回転させた状態で切削工具1を、回転軸Xに沿ったZ方向に移動させることによって被削材101に近づけている。また、図11に示す一例においては、回転している切削工具1をZ方向に移動させながら切削工具1を被削材101に接触させることによって被削材101を切削している。また、図12に示す一例においては、切削工具1を回転させた状態でZ方向に移動させることによって遠ざけている。
実施形態の製造方法における切削加工では、それぞれの工程において、切削工具1を動かすことによって、切削工具1を被削材101に接触させる、或いは、切削工具1を被削材101から離しているが、当然ながらこのような形態に限定されるものではない。
例えば、(1)の工程において、被削材101を切削工具1に近づけてもよい。同様に、(3)の工程において、被削材101を切削工具1から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、切削工具1を回転させた状態を維持して、被削材101の異なる箇所に切削工具1における切刃を接触させる工程を繰り返せばよい。
なお、被削材101の材質としては、例えば、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄及び非鉄金属などが挙げられる。
以上、本開示に係る実施形態について例示したが、本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることはいうまでもない。
1・・・切削工具
1a・・・第1端(先端)
1b・・・第2端(後端)
2・・・穴
3・・・ホルダ
4・・・ネジ
5・・・第1ポケット
7・・・第2ポケット
9・・・第3ポケット
11・・・第1溝
13・・・第2溝
15・・・第3溝
16・・・インサート
16a・・・上面
16b・・・下面
16c・・・側面
17・・・第1インサート
19・・・第2インサート
21・・・第3インサート
23・・・第1領域
25・・・第2領域
27a、27b、27c、27d・・・ヒール
101・・・被削材
W1・・・第1溝の開口幅
W2・・・第2溝の開口幅
W3・・・第1インサートの幅
W4・・・第2インサートの幅
W5・・・第1インサートの厚み
W6・・・第2インサートの幅
W7・・・第1領域の開口幅
W8・・・第2領域の開口幅
L1・・・第1長さ
L2・・・第2長さ
L3・・・第3長さ
L4・・・第4長さ
VI・・・第1断面
VII・・・第2断面
VIII・・・第3断面
IX・・・第4断面
X・・・回転軸
Y・・・回転方向
Z・・・切削方向

Claims (8)

  1. 第1端から第2端に向かって、回転軸に沿って延びた円柱形状であり、
    前記第1端の側に位置する第1ポケットと、
    前記第1ポケットよりも前記第2端の側に位置する第2ポケットと、
    前記第1端から前記第2端に向かって、前記第1ポケットに沿って延びた第1溝と、
    前記第1端から前記第2端に向かって、前記第2ポケットに沿って延びた第2溝と、
    を有するホルダと、
    前記第1ポケットに位置する第1インサートと、
    前記第2ポケットに位置する第2インサートと、
    を備えた切削工具であって、
    前記回転軸に直交するとともに前記第1溝を含む第1断面における前記回転軸から前記第1溝までの第1長さが、前記回転軸に直交するとともに前記第2溝を含む第2断面における前記回転軸から前記第2溝までの第2長さよりも短く、
    前記第1断面における前記第1溝の開口幅が、前記第2断面における前記第2溝の開口幅よりも狭いことを特徴とする切削工具。
  2. 前記ホルダの径方向における前記第1インサートの幅は、前記ホルダの径方向における前記第2インサートの幅よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の切削工具。
  3. 前記ホルダの周方向における前記第1インサートの厚みは、前記ホルダの周方向における前記第2インサートの厚みよりも厚いことを特徴とする請求項1又は2に記載の切削工具。
  4. 前記第1長さは、前記第1端の側から前記第2端の側に向かって、一定であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の切削工具。
  5. 前記第2長さは、前記第1端の側から前記第2端の側に向かって、一定であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の切削工具。
  6. 前記ホルダは、
    前記第1ポケットよりも前記第2端の側であるとともに前記第2ポケットよりも前記第1端の側に位置する第3ポケットと、
    前記第1端から前記第2端に向かって、前記第3ポケットに沿って延びた第3溝と、
    をさらに有し、
    前記第3溝は、
    前記第1端の側に位置する第1領域と、
    前記第2端の側に位置する第2領域と、
    を有し、
    前記回転軸に直交するとともに前記第1領域を含む第3断面における前記回転軸から前記第1領域までの第3長さが、前記回転軸に直交するとともに前記第2領域を含む第4断面における前記回転軸から前記第2領域までの第4長さよりも短いことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の切削工具。
  7. 前記回転軸に直交する断面における前記回転軸から前記第3溝までの長さは、前記第1端の側から前記第2端の側に向かうにしたがって、長くなっていることを特徴とする請求項6に記載の切削工具。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載の回転工具を、前記回転軸を中心に回転させる工程と、
    回転している前記回転工具を被削材に接触させる工程と、
    前記回転工具を前記被削材から離す工程と、を備えた、切削加工物の製造方法。
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