JP2008080437A - 転削工具用ホルダおよびそれを備えた転削工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ホルダに形成されたインサート装着部が、装着底面と、装着側面と、ポケット面と、前記装着底面と前記装着側面との交差部に形成された交差溝部と、を有し、前記複数のインサート装着部のうち、周方向他方に隣接するインサート装着部との距離がAである第一インサート装着部が、最大溝深さがRAである前記交差溝部を有し、前記第一インサート装着部の軸線方向基端側に隣接するとともに周方向他方に隣接するインサート装着部との距離がBであるインサート装着部である第二インサート装着部が、最大溝深さがRBである前記交差溝部を有し、A>BかつRA<RBとなる関係にあることを特徴としている。
【選択図】 図2
Description
前記複数のポケット部には、切削インサートが装着されるインサート装着部が軸線方向に隣接して複数形成され、
前記複数のインサート装着部は、各々、前記本体部の外周面と交差するとともに周方向一方に向かって形成され且つ前記切削インサートの底面と当接する装着底面と、該装着底面と交差するとともに径方向外方に向かって形成され且つ切削インサートの側面と当接する装着側面と、前記本体部の外周面と交差するとともに少なくとも一部が前記装着底面に対向するよう周方向他方に向かって形成されるポケット面と、前記装着底面と前記装着側面との交差部に前記装着底面および前記装着側面に対して凹曲面状をなすよう形成された交差溝部と、を有しており、
前記複数のインサート装着部のうち、
周方向他方に隣接するインサート装着部と距離Aだけ隔てて形成されるとともに、前記交差溝部の半径:RAが交差溝部の最大溝深さ:DA以上である第一インサート装着部と、周方向に隣接するインサート装着部と距離Bだけ隔てて形成されるとともに、前記交差溝部の半径:RBが交差溝部の最大溝深さ:DB以上である第二インサート装着部とが、
A>BかつRA<RBとなる関係にあることを特徴としている。
前記複数のインサート装着部に各々、装着された複数の切削インサートと、を備えたことを特徴とする。
11 本体部
12 ポケット部
13 インサート装着部
13A:第一インサート装着部
13B:第二インサート装着部
131 装着底面
132 装着側面
133 ポケット面
134 交差溝部
135 接続面
136 ポケット補助面
137 球状凹部
2 インサート
3 転削工具
A:第一インサート装着部と第一インサート装着部の周方向他方に隣接するインサート装着部との距離
B:第二インサート装着部と第一インサート装着部の周方向他方に隣接するインサート装着部との距離
DA:第一インサート装着部に形成された交差溝部の最大溝深さ
DB:第二インサート装着部に形成された交差溝部の最大溝深さ
RA:第一インサート装着部に形成された交差溝部の半径
RB:第二インサート装着部に形成された交差溝部の半径
Claims (10)
- 円柱状をなす本体部と、前記本体部の軸線方向に沿って、前記本体部の外周面に対して凹状をなすよう形成された複数のポケット部と、を備え、
前記複数のポケット部には、切削インサートが装着されるインサート装着部が軸線方向に隣接して複数形成され、
前記複数のインサート装着部は、各々、前記本体部の外周面と交差するとともに周方向一方に向かって形成され且つ前記切削インサートの底面と当接する装着底面と、該装着底面と交差するとともに径方向外方に向かって形成され且つ切削インサートの側面と当接する装着側面と、前記本体部の外周面と交差するとともに少なくとも一部が前記装着底面に対向するよう周方向他方に向かって形成されるポケット面と、前記装着底面と前記装着側面との交差部に前記装着底面および前記装着側面に対して凹曲面状をなすよう形成された交差溝部と、を有しており、
前記複数のインサート装着部のうち、
周方向他方に隣接するインサート装着部と距離Aだけ隔てて形成されるとともに、前記交差溝部の半径:RAが交差溝部の最大溝深さ:DA以上である第一インサート装着部と、周方向に隣接するインサート装着部と距離Bだけ隔てて形成されるとともに、前記交差溝部の半径:RBが交差溝部の最大溝深さ:DB以上である第二インサート装着部とが、
A>BかつRA<RBとなる関係にあることを特徴とした転削工具用ホルダ。 - 前記第一インサート装着部の最大溝深さ:DAと前記第二インサート装着部の最大溝深さ:DBとが、DA>DBであることを特徴とする請求項1記載の転削工具用ホルダ。
- 前記複数のインサート装着部のうち、前記第一インサート装着部が、軸線方向において、最も先端側に位置することを特徴とする請求項1または2記載の転削工具用ホルダ。
- 前記複数のインサート装着部のうち、前記第二インサート装着部が形成される前記ポケット部において、前記第二インサート装着部より軸線方向基端側に位置するインサート装着部は、前記第二インサート装着部と同一の形状を有してなることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の転削工具用ホルダ。
- 前記複数のポケット部は、同一の形状を有してなることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の転削工具用ホルダ。
- 前記複数のインサート装着部のうち、少なくとも一のインサート装着部の前記ポケット面と前記本体部の外周面との交差領域に、前記ポケット面と前記本体部の外周面とを接続するよう形成されたポケット補助面を有してなることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の転削工具用ホルダ。
- 前記一のインサート装着部の前記装着底面は、軸線方向基端側に隣接するインサート装着部の装着底面と、軸線方向基端側において、周方向他方に屈折するとともに前記装着底面に連設して形成される接続面を介して接続していることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の転削工具用ホルダ。
- 前記一のインサート装着部の装着底面は、前記軸線方向先端側に隣接するインサート装着部に形成された接続面と、軸線方向先端側で接続しているとともに、
前記一のインサート装着部の前記交差溝部は、軸線方向基端側から軸線方向先端側に向かって、前記溝深さが漸減するよう形成されることを特徴とする請求項7記載の転削工具用ホルダ。 - 前記一のインサート装着部の交差溝部は、軸線方向基端側において、前記交差溝部の半径より大きな半径を有して形成された球状凹部と接続されることを特徴とする請求項7または8記載の転削工具用ホルダ。
- 請求項1乃至9いずれか記載の転削工具用ホルダと、
前記複数のインサート装着部に、各々、装着された複数の切削インサートと、を備えた転削工具。
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JP2006262488A JP4799344B2 (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 転削工具用ホルダおよびそれを備えた転削工具 |
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JP2006262488A JP4799344B2 (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 転削工具用ホルダおよびそれを備えた転削工具 |
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2006
- 2006-09-27 JP JP2006262488A patent/JP4799344B2/ja active Active
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