JP6691549B2 - ドリル用ホルダ、ドリル及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

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Description

本開示は、切削工具用ホルダ、切削工具及び切削加工物の製造方法に関する。
従来、穿孔加工に用いられるインサート式ドリル(ドリル)においては、内側インサート(内刃用インサート)及び外側インサート(外刃用インサート)が先端に取り付けられるホルダが用いられている。ホルダの外周には2条の切屑排出溝が周方向に間隔をあけて形成されている。回転軸に直交する断面において、2条の切屑排出溝は、互いに反対側を向いた状態で開口している。2条の切屑排出溝には、内側インサート及び外側インサートにおいて生じる切屑が流される。
内刃用インサート及び外刃用インサートを有するドリルにおいては、内刃用インサートで生じる切屑の形状と外刃用インサートで生じる切屑の形状が異なる。具体的には、外刃用インサートにおいて生じる切屑が比較的短い形状であるのに対して、内刃用インサートにおいて生じる切屑は、短いピッチで螺旋状に長く延びる形状となり易い。そのため、内刃用インサートで生じる切屑の流れが不安定になる場合があった。
特開2010−110847号公報
本開示の切削工具用ホルダは、回転軸に沿って第1端から第2端に向かって延びる棒形状の本体部を備える。前記本体部は、前記第1端に位置して第1インサートが装着される第1ポケットと、前記第1端に位置して第2インサートが装着される第2ポケットと、前記第1ポケットから前記第2端に向かって螺旋状に延びる第1溝と、前記第2ポケットから前記第2端に向かって螺旋状に延びる第2溝と、を有している。前記回転軸に直交する断面において、前記第1溝は、前記回転軸の回転方向の前方側に位置する第1開口部と、前記回転方向の後方側に位置する第2開口部とを有しており、前記第2溝は、前記回転方向の前方側に位置する第3開口部と、前記回転方向の後方側に位置する第4開口部とを有している。前記回転軸に直交する断面において、前記第1溝の前記第2開口部と前記本体部の外周面とのなす角θ1が、前記第2溝の前記第4開口部と前記本体部の前記外周面とのなす角θ2よりも小さい。
本開示の切削工具は、上述した本開示に係る切削工具用ホルダと、前記切削工具用ホルダにおける前記第1ポケットに装着された第1インサートと、前記切削工具用ホルダにおける前記第2ポケットに装着された第2インサートと、を備える。
本開示の切削加工物の製造方法は、上述した本開示に係る切削工具を前記回転軸の周りで回転させる工程と、回転している前記切削工具を被削材に接触させる工程と、前記切削工具を前記被削材から離す工程と、を備える。
図1は、本開示の一実施形態に係る切削工具(ドリル)を示す斜視図である。 図2は、図1に示す切削工具における第1端の正面図である。 図3は、図2に示す切削工具におけるA1方向からの側面図である。 図4は、図2に示す切削工具におけるA2方向からの側面図である。 図5は、図1に示す切削工具における切削工具用ホルダを示す斜視図である。 図6は、図5に示す切削工具用ホルダにおける第1端の正面図である。 図7は、図5に示す切削工具用ホルダにおけるA3方向からの側面図である。 図8は、図7におけるB1断面図である。 図9は、図7におけるB2断面図である。 図10は、図7におけるB3断面図である。 図11は、図7におけるB4断面図である。 図12は、図1に示す切削工具における第1インサートを示す斜視図である。 図13は、図1に示す切削工具における第2インサートを示す斜視図である。 図14は、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。 図15は、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。 図16は、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。
<切削工具用ホルダ及び切削工具>
以下、本開示の一実施形態に係る切削工具用ホルダ(以下、単にホルダともいう)及びこれを備えた切削工具について、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態を説明する上で必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、本開示のホルダ及び切削工具は、参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各部材の寸法比率などを忠実に表したものではない。これらの点は、後述する切削加工物の製造方法においても同様である。
図1〜図13を参照して、本開示の一実施形態に係る切削工具としてドリル101について説明する。
本実施形態のドリル101は、図1に示すように、切削工具用ホルダ1(以下、単にホルダ1ともいう)と、2つの切削インサート3(以下、単にインサート3ともいう)とを備えており、例えば、穿孔加工に用いられる。図1に示す例において、2つのインサート3は、第1インサート3a及び第2インサート3bである。そして、これらの2つのインサート3がホルダ1に装着されることによってドリル101が構成される。
ホルダ1は、回転軸X1を有しており、回転軸X1に沿って第1端51から第2端52に向かって延びる棒形状の本体部5を備えている。具体的には、本実施形態における本体部5は略円柱形状である。被削材の切削加工時において、ドリル101は回転軸X1を中心に回転する。回転軸X1を中心としたドリル101の回転方向をX2とする。本実施形態においては、略円柱形状であるホルダ1の中心軸と、ホルダ1の回転軸X1とが一致している。
以下、回転軸X1に直交する断面において、回転軸X1に近付く方向を内周方向(内方)とし、回転軸X1から遠ざかる方向を外周方向(外方)とする。また、ホルダ1の後端(本体部5の第2端52)から先端(本体部5の第1端51)に向かう方向を先端方向とし、この先端方向における前方側を先端側とする。そして、ホルダ1の先端から後端に向かう方向を後端方向とし、この後端方向における後方側を後端側とする。
本実施形態における本体部5は、先端側に位置する第1部位5aと、後端側に位置する第2部位5bとを有している。第1部位5aは、図2、図5及び図6に示すように、第1端51に位置して第1インサート3aが装着される第1ポケット7と、第1端51に位置して第2インサート3bが装着される第2ポケット9を有している。第2部位5bの外径は略一定である。第2部位5bは、工作機械(不図示)によって把持される部位であり、一般的にシャンク(shank)と呼ばれる部位である。
図5に示すように、第1部位5aに設けられた第1ポケット7は、ホルダ1の先端側における内周側において、回転方向X2の前方に向かって開口している。また、第1部位5aに設けられた第2ポケット9は、ホルダ1の先端側における外周側において、回転方向X2の前方に向かって開口している。図2に示すように、第2ポケット9は、第1ポケット7よりも回転軸X1から離れて位置している。そのため、第2ポケット9に装着される第2インサート3bは、外刃用インサートとして用いられる。また、第1ポケット7に装着される第1インサート3aは、内刃用インサートとして用いられる。第1インサート3a及び第2インサート3bが接触しないように、第1ポケット7及び第2ポケット9は、互いに離れて設けられている。
2つのインサート3を備えるドリル101においては、一般的に、2つのインサート3の一方がホルダ1の回転軸X1に相対的に近い位置に装着され、2つのインサート3のもう一方がホルダ1の回転軸X1から相対的に離れた位置に装着される。これら2つのインサート3が回転軸X1を中心に回転することによって被削材に孔開け加工を行うことができる。このとき、ホルダ1の回転軸X1に相対的に近い位置に装着されるインサート3が内刃用インサートと呼ばれる。また、ホルダの回転軸から相対的に離れた位置に装着されるインサート3が外刃用インサートと呼ばれる。
図5に示すように、第1ポケット7及び第2ポケット9は、それぞれインサート3が載置される載置面11を有している。載置面11にはネジ孔13が設けられており、ネジ孔13にネジ15を取り付けることによってインサート3がホルダ1に固定される(図1参照)。
本実施形態のホルダ1は、例えば、第1部位5aの外径が6mm〜42.5mmに設定される。また、本実施形態のホルダ1は、例えば、軸線の長さ(第1部位5aの長さ)をLとし、径(第1部位5aの外径)をDとするとき、L=2D〜12Dに設定できる。
本体部5の材質としては、例えば、鋼、鋳鉄又はアルミニウム合金などを用いることができる。本実施形態における本体部5は、これらの部材の中で靱性の高い鋼を用いている。
図1〜図7に示すように、本実施形態のホルダ1における本体部5は、第1溝17及び第2溝19を有している。第1溝17は第1ポケット7から第2端52(本体部5の後端)に向かって螺旋状に延びている。また、第2溝19は第2ポケット9から第2端52(本体部5の後端)に向かって螺旋状に延びている。このとき、第1溝17及び第2溝19は、本体部5における第1部位5aに形成されており、第2部位5bには形成されていない。
第1溝17及び第2溝19は、それぞれ本体部5の後端に向かって螺旋状に延びており、互いに離れて位置している。第1溝17及び第2溝19は、被削材を切削する際にインサート3で生じた切屑を本体部5の後端側へと排出するための溝である。そのため、第1溝17及び第2溝19はそれぞれ切屑排出溝とも呼ばれる。
上述のとおり、第1溝17は、第1ポケット7から延びている。また、第2溝19は、第2ポケット9から延びている。そして、第1溝17の深さは、第2溝19の深さよりも深い。
第1溝17の深さとしては、例えば、第1部位5aの外径に対して15〜40%に設定できる。第2溝19の深さとしては、例えば、第1部位5aの外径に対して10〜35%に設定できる。ここで、第1溝17及び第2溝19の深さとは、回転軸X1に直交する断面において、第1溝17の底及び第2溝19の底と回転軸X1との距離を第1部位5aの半径から引いた値を意味している。
芯厚(web thickness)の直径としては、例えば、第1部位5aの外径に対して25〜75%に設定できる。芯厚の直径は、回転軸X1に直交する第1部位5aの断面において形成可能な最大の円(内接円)の直径に相当する。具体的には、例えば、第1部位5aの外径Dが20mmである場合、第1溝17の深さは3〜8mmに設定できる。第2溝19の深さは2〜7mmに設定できる。ホルダ1に第1ポケット7、第2ポケット9、第1溝17及び第2溝19が設けられていることから明らかであるように、ホルダ1は厳密な意味での円柱形状ではない。
本実施形態のホルダ1は、図8〜図11に示すように、回転軸X1に直交する断面において、第1溝17は、回転軸X1の回転方向X2の前方側に位置する第1開口部21aと、回転方向X2の後方側に位置する第2開口部21bとを有しており、第2溝19は、回転方向X2の前方側に位置する第3開口部21cと、回転方向X2の後方側に位置する第4開口部21dとを有している。そして、回転軸X1に直交する断面において、第1溝17の第2開口部21bと本体部5の外周面53とのなす角をθ1とする。また、同じ断面において、第2溝19の第4開口部21dと本体部5の外周面53とのなす角をθ2とする。このとき、本実施形態においては角θ1が角θ2よりも小さい。言い換えれば、角θ1及び角θ2が、角θ1<角θ2の関係を有している。
このような構成によれば、第1インサート3aにおいて生じる短いピッチで螺旋状に長く延び易い切屑が、第1溝17における回転軸X1の回転方向X2の後方側に位置する部分に安定して接触する。従って、第1インサート3aにおいて生じる切屑が第1溝17から本体部5の外周面53よりも外部に飛び出しにくくなる。そのため、第1溝17において切屑の挙動を安定させることができる。その結果、第1インサート3aにおいて生じる切屑が、被削材の加工面を傷付けてしまう可能性が低減できる。言い換えれば、上述した構成によれば、第1溝17における切屑の流れる方向を安定してコントロールし易いので、切屑が不用意に外部に飛び出す可能性が低減できる。そのため、本実施形態におけるホルダ1を備えるドリル101は、切屑の流れが安定しているため、高い加工面精度を有する。
本実施形態においては、第1溝17及び第2溝19は、回転軸X1に直交する断面において、それぞれ回転軸X1から外方に向かうように開口している。従って、角θ1が角θ2よりも小さい構成を、第2溝19と比較して第1溝17が、回転軸X1の回転方向X2の前方を向くように開口するとも表すことができる。
なお、図8〜図11に示すように、角θ1は、回転軸X1に直交する断面において、第2開口部21bの開口端21b1における本体部5の外周面53の接線L1と、第2開口部21bの開口端21b1における第2開口部21bの接線L2とがなす角度によって評価できる。また、角θ2は、回転軸X1に直交する断面において、第4開口部21dの開口端21d1における本体部5の外周面53の接線L3と、第4開口部21dの開口端21d1における第4開口部21dの接線L4とがなす角度によって評価できる。角θ1の大きさとしては、例えば、50〜80°に設定できる。また、角θ2の大きさとしては、例えば、60〜90°に設定できる。
本実施形態における第1溝17は、図9に示すように、回転軸X1に直交する断面において、凹曲線形状の第1領域23(底部)と、直線形状の第2領域25(壁面部)とを有していてもよい。このとき、第2領域25は、回転軸X1の回転方向X2の後方において第1領域23に連続していてもよい。このような構成を満たすときには、第1溝17を流れる切屑が第2領域25に接触し易い。また、切屑が湾曲している一方で、上記の断面において第2領域25が直線形状である場合には、切屑と第2領域25との接触面積を小さくできる。そのため、第1溝17において切屑が詰まりにくくなる。
第2領域25は、第2開口部21bに位置していてもよい。このような構成を満たすときには、第2開口部21bにおける強度の向上が図れる。なお、このとき、回転軸X1に直交する断面において、第2領域25と、本体部5の外周面53の接線L1とによって角θ1を評価できる。
本実施形態における第2溝19は、図9に示すように、回転軸X1に直交する断面において、凹曲線形状の第3領域27(底部)と、直線形状の第4領域29(壁面部)とを有していてもよい。このとき、第4領域29は、回転軸X1の回転方向X2の後方において第3領域27に連続していてもよい。このような構成を満たすときには、第2溝19を流れる切屑が第4領域29に接触し易い。また、切屑が湾曲している一方で、上記の断面において第4領域29が直線形状である場合には、切屑と第4領域29との接触面積を小さくできる。そのため、第2溝19において切屑が詰まりにくくなる。
第4領域29は、第4開口部21dに位置していてもよい。このような構成を満たすときには、第4開口部21dにおける強度の向上が図れる。なお、このとき、回転軸X1に直交する断面において、第4領域29と、本体部5の外周面53の接線L3とによって角θ2を評価できる。
さらに、本実施形態のホルダ1では、回転軸X1に直交する断面において、第2領域25が第4領域29よりも長くてもよい。既に示したように、第1溝17を流れる切屑は、短いピッチで螺旋状に長く延び易い。このとき、第1溝17が第4領域29と比較して長い第2領域25を有している場合には、切屑が螺旋状に長く延びた場合であっても、第1溝17における切屑に接触する面積を小さくできる。そのため、第1溝17において切屑がより詰まりにくくなる。
回転軸X1に直交する断面において、第1領域23の曲率半径が、第3領域27の曲率半径よりも小さくてもよい。このような構成によれば、ホルダ1の剛性をより高めることができる。
本実施形態のホルダ1では、回転軸X1に直交する断面において、第1開口部21aが、本体部5の外周面53に連続する直線形状の第1面31を有していてもよい。言い換えれば、第1溝17において、第1領域23(底部)と本体部5の外周面53との間が切り欠かれていてもよい。このような構成を満たすときには、第1溝17における回転方向X2の後方側に位置する部分に切屑が接触し易く、この部分において切屑が支えられる。一方、第1溝17における回転軸X1の回転方向X2の前方側に位置する部分は切屑を支える必要はない。上記の第1面31が設けられている場合には、第1溝17における切屑を支える部分の構成を変えることなく、切屑の流れるスペースを広く確保できる。そのため、第1溝17において切屑が詰まる可能性をより小さくできる。
また、第1面31と同様の理由から、本実施形態のホルダ1では、回転軸X1に直交する断面において、第3開口部21cが、本体部5の外周面53に連続する直線形状の第2面33を有していてもよい。言い換えれば、第2溝19において、第3領域27(底部)と本体部5の外周面53との間が切り欠かれていてもよい。上記の第2面33が設けられている場合には、第2溝19における切屑を支える部分の構成を変えることなく、切屑の流れるスペースを広く確保できる。そのため、第2溝19において切屑が詰まる可能性をより小さくできる。
図8に示すように、回転軸X1に直交する断面において、第1面31と本体部5の外周面53とのなす角θ3は、鈍角であってもよい。このような構成によれば、本体部5の強度を維持することができ、本体部5が欠損する可能性を低減することができる。角θ3と同様の理由から、回転軸X1に直交する断面において、第2面33と本体部5の外周面53とのなす角θ4は、鈍角であってもよい。角θ3、角θ4は、例えば、80〜120°である。なお、本実施形態においては、角θ3と角θ4は同じである。
また、本実施形態のホルダ1は、本体部5の後端(第2端52)から先端(第1端51)にかけて延びた貫通孔35を有している。貫通孔35は、第1インサート3a及び第2インサート3bを冷却するために用いられる冷却液(クーラント)を外部から供給するための孔である。そのため、貫通孔35は、第1ポケット7及び第2ポケット9に向かって延びている。
ホルダ1における第1ポケット7には第1インサート3aが装着されている。また、ホルダ1における第2ポケット9には第2インサート3bが装着されている。
第1インサート3a及び第2インサート3bは、図12及び図13に示すように、切刃37を有する四角柱形状(四角板形状)である。具体的には、第1インサート3a及び第2インサート3bは、四角形状の上面39と、四角形状の下面41と、上面39及び下面41の間に位置する側面43とを有する四角柱形状である。第1インサート3a及び第2インサート3bをホルダ1に取り付けた際には、上面39が回転軸X1の回転方向X2の前方に位置し、下面41が回転軸X1の回転方向X2の後方に位置する。側面43は、四角形状の上面39及び下面41の4つの辺に対応して4つの面領域によって構成されている。
第1インサート3a及び第2インサート3bをホルダ1に取り付けた際に、下面41は、ホルダ1の載置面11に当接する。第1インサート3aをホルダ1に取り付けた際に、側面43の一部がホルダ1よりも先端側に突出する。また、第2インサート3bをホルダ1に取り付けた際に、側面43の一部がホルダ1よりも外周側及び先端側にそれぞれ突出する。
切刃37は、上面39と側面43とが交差する稜線の少なくとも一部に形成される。第1インサート3aにおける切刃37は内刃と呼ばれ、第2インサート3bにおける切刃37は外刃と呼ばれる。第1インサート3a及び第2インサート3bは、同じ形状であってもよく、また、異なる形状であってもよい。
なお、上面39及び下面41が四角形状であるとは、概ね四角形状であればよく、厳密な意味での四角形状である必要はない。4つの角がそれぞれ正面視した場合において丸みを帯びた形状となっていてもよく、隣り合う角を接続するように位置する辺は、厳密な直線形状ではなく、一部が凹凸を有する形状となっていてもよい。
上面39と側面43とが交差する稜線の少なくとも一部に切刃37が形成されている。そして、上面39が回転軸X1の回転方向X2の前方に位置していることから、上面39の少なくとも一部は、切削加工を行う際に切屑が流れるすくい面として機能する。また、側面43の少なくとも一部は、切削加工を行う際に逃げ面として機能する。
インサート3の材質としては、例えば、超硬合金又はサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、WC−Co、WC−TiC−Co又はWC−TiC−TaC−Coなどが挙げられる。WC−Coは、炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成される。WC−TiC−Coは、WC−Coに炭化チタン(TiC)添加したものである。WC−TiC−TaC−Coは、WC−TiC−Coに炭化タンタル(TaC)を添加したものである。
また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料である。具体的には、サーメットとして、炭化チタン(TiC)又は窒化チタン(TiN)などのチタン化合物を主成分としたものが挙げられる。
インサート3の表面は、化学蒸着(CVD)法又は物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、例えば、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)又はアルミナ(Al23)などが挙げられる。
また、切刃37の強度を高めるために、インサート3は、上記の材質によって構成された基体に、例えば、ダイヤモンド焼結体又はCBN焼結体などをロウ付けした構成であってもよい。
本実施形態の第1インサート3a及び第2インサート3bは、下面41から上面39にかけて形成された孔部45を有している。本実施形態における孔部45は、下面41から回転方向X2に沿った方向に形成されている。
孔部45は、インサート3をホルダ1にネジ止めするための部位である。すなわち、インサート3の孔部45にネジ15を挿入し、ネジ15の先端を載置面11に形成されたネジ孔13に挿入して、ネジ15をネジ孔13に固定させる。このことによって、インサート3がホルダ1に固定される。
第1インサート3a及び第2インサート3bの大きさは特に限定されるものではないが、例えば、本実施形態の第1インサート3a及び第2インサート3bにおいては、先端視した場合での上面39から下面41に向かう方向での厚みが3〜10mm程度に設定される。また、上面39の各辺の長さは5〜20mm程度に設定される。
本実施形態のドリル101においては、側面視において上面39が回転軸X1に対して傾斜するように第1インサート3a及び第2インサート3bがホルダ1に装着される。この傾斜角度はいわゆるアキシャルレーキ角であり、本実施形態においては、例えば、0〜20°程度に設定できる。
<切削加工物の製造方法>
次に、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法について図面を用いて説明する。
切削加工物は、被削材を切削加工することによって作製される。本実施形態における切削加工物の製造方法は、
(1)切削工具として上記実施形態に代表されるドリル101を回転軸X1の周りで回転させる工程と、
(2)回転しているドリル101を被削材201に接触させる工程と、
(3)ドリル101を被削材201から離す工程と、
を備えている。
より具体的には、まず、図14に示すように、ドリル101を回転軸X1を中心に回転させるとともにY1方向に移動させることによって、ドリル101を被削材201に相対的に近付ける。次に、図15に示すように、ドリル101における切刃37を被削材201に接触させて、被削材201を切削する。そして、図16に示すように、ドリル101をY2方向に移動させることによって、ドリル101を被削材201から相対的に遠ざける。
以上のような工程を経ることによって、加工孔203を有する切削加工物を得ることができる。本実施形態に係る切削加工物の製造方法によれば、ドリル101を使用することから、切屑の流れが安定した状態で切削加工を行うことができ、結果として精度が高い加工孔203を有する切削加工物を得ることができる。
本実施形態においては、被削材201を固定するとともにドリル101を回転させた状態で被削材201に近付けている。また、図15においては、回転しているインサートの切刃37を被削材201に接触させることによって被削材201を切削している。また、図16においては、ドリル101を回転させた状態で被削材201から遠ざけている。
なお、本実施形態の製造方法における切削加工では、それぞれの工程において、ドリル101を動かすことによって、ドリル101を被削材201に接触させる、又は、ドリル101を被削材201から離しているが、当然ながらこのような形態に限定されるものではない。
例えば、(1)の工程において、被削材201をドリル101に近付けてもよい。同様に、(3)の工程において、被削材201をドリル101から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、ドリル101を回転させた状態を維持して、被削材201の異なる箇所にインサート3における切刃37を接触させる工程を繰り返せばよい。
なお、被削材201の材質としては、例えば、アルミニウム、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄、又は非鉄金属などが挙げられる。
以上、本開示に係る実施形態について例示したが、本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることはいうまでもない。
101・・・ドリル(切削工具)
1・・・切削工具用ホルダ(ホルダ)
3・・・切削インサート(インサート)
3a・・・第1インサート(内刃用インサート)
3b・・・第2インサート(外刃用インサート)
5・・・本体部
51・・・第1端
52・・・第2端
53・・・外周面
5a・・・第1部位
5b・・・第2部位
7・・・第1ポケット
9・・・第2ポケット
11・・・載置面
13・・・ネジ孔
15・・・ネジ
17・・・第1溝
19・・・第2溝
21a・・・第1開口部
21b・・・第2開口部
21c・・・第3開口部
21d・・・第4開口部
21b1・・・開口端
21d1・・・開口端
23・・・第1領域
25・・・第2領域
27・・・第3領域
29・・・第4領域
31・・・第1面
33・・・第2面
35・・・貫通孔
37・・・切刃
39・・・上面
41・・・下面
43・・・側面
45・・・孔部
201・・・被削材
203・・・加工孔

Claims (13)

  1. 回転軸に沿って第1端から第2端に向かって延びる棒形状の本体部を備え、
    前記本体部は、
    前記第1端に位置して内刃用インサートが装着される第1ポケットと、
    前記第1端において前記第1ポケットよりも前記回転軸から離れて位置して外刃用インサートが装着される第2ポケットと、
    前記第1ポケットから前記第2端に向かって前記回転軸の周りで螺旋状に延びる、前記内刃用インサートで生じた切屑を外部に排出するための第1溝と、
    前記第2ポケットから前記第2端に向かって前記回転軸の周りで螺旋状に延びる、前記外刃用インサートで生じた切屑を外部に排出するための第2溝と、を少なくとも有しており、
    前記回転軸に直交する断面において、前記第1溝は、
    前記回転軸の回転方向の前方側に位置する第1開口部と、
    前記回転方向の後方側に位置する第2開口部と、
    前記第1開口部から前記回転方向の後方側に向かって延びた凹曲線形状の第1領域と、
    前記第1領域から前記第2開口部にかけて延びた直線形状の第2領域と、を少なくとも有しており、
    前記断面において、前記第2溝は、
    前記回転方向の前方側に位置する第3開口部と、
    前記回転方向の後方側に位置する第4開口部と、
    前記第3開口部から前記回転方向の後方側に向かって延びた凹曲線形状の第3領域と、
    前記第3領域から前記第4開口部にかけて延びた直線形状の第4領域と、を少なくとも有しており、
    前記断面において、前記第2領域と前記本体部の外周面とのなす角θ1が、前記第4領域と前記本体部の前記外周面とのなす角θ2よりも小さく、
    前記断面において、前記第2領域は、前記第4領域よりも長い、ドリル用ホルダ。
  2. 前記断面において、前記第1領域の曲率半径が、前記第3領域の曲率半径よりも小さい、請求項1に記載のドリル用ホルダ。
  3. 回転軸に沿って第1端から第2端に向かって延びる棒形状の本体部を備え、
    前記本体部は、
    前記第1端に位置して内刃用インサートが装着される第1ポケットと、
    前記第1端において前記第1ポケットよりも前記回転軸から離れて位置して外刃用インサートが装着される第2ポケットと、
    前記第1ポケットから前記第2端に向かって前記回転軸の周りで螺旋状に延びる、前記内刃用インサートで生じた切屑を外部に排出するための第1溝と、
    前記第2ポケットから前記第2端に向かって前記回転軸の周りで螺旋状に延びる、前記外刃用インサートで生じた切屑を外部に排出するための第2溝と、を少なくとも有しており、
    前記回転軸に直交する断面において、前記第1溝は、
    前記回転軸の回転方向の前方側に位置する第1開口部と、
    前記回転方向の後方側に位置する第2開口部と、
    前記第1開口部から前記回転方向の後方側に向かって延びた凹曲線形状の第1領域と、
    前記第1領域から前記第2開口部にかけて延びた直線形状の第2領域と、を少なくとも有しており、
    前記断面において、前記第2溝は、
    前記回転方向の前方側に位置する第3開口部と、
    前記回転方向の後方側に位置する第4開口部と、
    前記第3開口部から前記回転方向の後方側に向かって延びた凹曲線形状の第3領域と、
    前記第3領域から前記第4開口部にかけて延びた直線形状の第4領域と、を少なくとも有しており、
    前記断面において、前記第2領域と前記本体部の外周面とのなす角θ1が、前記第4領域と前記本体部の前記外周面とのなす角θ2よりも小さく、
    前記断面において、前記第1領域の曲率半径が、前記第3領域の曲率半径よりも小さい、ドリル用ホルダ。
  4. 前記第2領域は、前記第2開口部に位置している、請求項1〜3のいずれかに記載のドリル用ホルダ。
  5. 前記第4領域は、前記第4開口部に位置している、請求項1〜4のいずれかに記載のドリル用ホルダ。
  6. 前記断面において、前記第1開口部は、前記本体部の前記外周面に連続する直線形状の第1面を更に有し、
    前記断面において、前記第3開口部は、前記本体部の前記外周面に連続する直線形状の第2面を更に有している、請求項1〜5のいずれかに記載のドリル用ホルダ。
  7. 前記断面において、前記第1面と前記本体部の前記外周面とのなす角θ3は鈍角である、請求項6に記載のドリル用ホルダ。
  8. 前記断面において、前記第2面と前記本体部の前記外周面とのなす角θ4は鈍角である、請求項6又は7に記載のドリル用ホルダ。
  9. 回転軸に沿って第1端から第2端に向かって延びる棒形状の本体部を備え、
    前記本体部は、
    前記第1端に位置して内刃用インサートが装着される第1ポケットと、
    前記第1端において前記第1ポケットよりも前記回転軸から離れて位置して外刃用インサートが装着される第2ポケットと、
    前記第1ポケットから前記第2端に向かって前記回転軸の周りで螺旋状に延びる、前記内刃用インサートで生じた切屑を外部に排出するための第1溝と、
    前記第2ポケットから前記第2端に向かって前記回転軸の周りで螺旋状に延びる、前記外刃用インサートで生じた切屑を外部に排出するための第2溝と、を少なくとも有しており、
    前記回転軸に直交する断面において、前記第1溝は、
    前記回転軸の回転方向の前方側に位置する第1開口部と、
    前記回転方向の後方側に位置する第2開口部と、を少なくとも有しており、
    前記断面において、前記第2溝は、
    前記回転方向の前方側に位置する第3開口部と、
    前記回転方向の後方側に位置する第4開口部と、を少なくとも有しており、
    前記断面において、前記第2開口部における前記第1溝の接線と前記本体部の外周面とのなす角θ1が、前記第4開口部における前記第2溝の接線と前記本体部の前記外周面とのなす角θ2よりも小さく、
    前記断面において、前記本体部は、
    前記第1開口部及び前記外周面の間に位置して、前記第1開口部及び前記外周面に接続された直線形状の第1面と、
    前記第3開口部及び前記外周面の間に位置して、前記第3開口部及び前記外周面に接続された直線形状の第2面を更に有している、ドリル用ホルダ。
  10. 前記断面において、前記第1面と前記本体部の前記外周面とのなす角θ3は鈍角である、請求項9に記載のドリル用ホルダ。
  11. 前記断面において、前記第2面と前記本体部の前記外周面とのなす角θ4は鈍角である、請求項10に記載のドリル用ホルダ。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載のドリル用ホルダと、
    前記第1ポケットに装着された内刃用インサートと、
    前記第2ポケットに装着された外刃用インサートと、を備える、ドリル。
  13. 請求項12に記載のドリルを前記回転軸の周りで回転させる工程と、
    回転している前記ドリルを被削材に接触させる工程と、
    前記ドリルを前記被削材から離す工程と、を備える、切削加工物の製造方法。
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