JP2020069558A - 回転工具及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

回転工具及び切削加工物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020069558A
JP2020069558A JP2018204281A JP2018204281A JP2020069558A JP 2020069558 A JP2020069558 A JP 2020069558A JP 2018204281 A JP2018204281 A JP 2018204281A JP 2018204281 A JP2018204281 A JP 2018204281A JP 2020069558 A JP2020069558 A JP 2020069558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting edge
angle
rotary tool
cutting
rotation axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018204281A
Other languages
English (en)
Inventor
小川 浩
Hiroshi Ogawa
浩 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2018204281A priority Critical patent/JP2020069558A/ja
Publication of JP2020069558A publication Critical patent/JP2020069558A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)

Abstract

【課題】耐久性の向上及び切削性の向上の両立が可能である回転工具を提供する。【解決手段】回転工具1は、第1端3aから第2端3bにかけて延びた棒形状であって、回転軸の周りで回転可能な本体3を有している。本体は、第1切刃9、第2切刃11、第3切刃13、第4切刃15、第1溝17、第2溝19、第3溝21及び第4溝23を備えている。第1切刃及び第2切刃は、第1端の側に位置する。第3切刃は、第1切刃よりも第2端の側、且つ、第1切刃よりも外周側に位置する。第4切刃は、第2切刃よりも第2端の側、且つ、第2切刃よりも外周側に位置する。また、第3切刃は、第4切刃よりも第1端の側に位置する。【選択図】図1

Description

本態様は、切削加工に用いられる回転工具及び切削加工物の製造方法に関する。
切削加工の一例である転削加工において用いられる切削工具として、例えば、ドリル、エンドミル及びリーマなどの回転工具が知られている。上記の回転工具に関しては、例えば特許文献1に記載されているように、先端側に位置する小径の切刃と、後端側に位置する大径の切刃とを有する、いわゆる段付きの回転工具が提案されている。上記の回転工具は、小径の切刃及び大径の切刃をそれぞれ2つずつ備えている。
特開2010−131736号公報
特許文献1に記載の回転工具においては、回転工具の先端から2つの大径の切刃までの距離が同じである。そのため、これら2つの大径の切刃のそれぞれにおいて、耐久性の向上及び切削性の向上の両立が困難であった。
一態様に基づく回転工具は、第1端から第2端にかけて延びた棒形状であって、回転軸の周りで回転可能な本体を有している。本体は、第1切刃、第2切刃、第3切刃、第4切刃、第1溝、第2溝、第3溝及び第4溝を備えている。第1切刃及び第2切刃は、第1端の側に位置する。第3切刃は、第1切刃よりも第2端の側、且つ、第1切刃よりも外周側に位置する。第4切刃は、第2切刃よりも第2端の側、且つ、第2切刃よりも外周側に位置する。第1溝は、第1切刃から第2端に向かって延びている。第2溝は、第2切刃から第2端に向かって延びている。第3溝は、第3切刃から第2端に向かって延びている。第4溝は、第4切刃から第2端に向かって延びている。
第1端の側から正面視した場合において、回転軸から第3切刃までの距離と、回転軸から第4切刃までの距離とが同じである。また、第3切刃は、第4切刃よりも第1端の側に位置している。
上記態様の回転工具によれば、第3切刃及び第4切刃における耐久性の向上及び切削性の向上の両立が可能である。
実施形態の回転工具を示す斜視図である。 図1に示す回転工具を第1端の側から正面視した図である。 図2に示す回転工具をA1方向から見た側面図である。 図2に示す回転工具をA2方向から見た側面図である。 図1に示す領域B1における拡大図である。 図3に示す領域B2における拡大図である。 実施形態の回転工具を示す正面図である。 実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示した図である。 実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示した図である。 実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示した図である。
以下、実施形態の回転工具1について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態を構成する部材における主要な部材のみを簡略化して示したものである。したがって、回転工具1は、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各部材の寸法比率を忠実に表したものではない。
図1〜図6においては、回転工具1の一例として2段の段付きドリルを示している。なお、本態様の回転工具1は、2段の段付きドリルに限定されず、例えば3段以上の段付きドリルであってもよい。また、回転工具1は、ドリルに限定されず、例えばエンドミル又はリーマであってもよい。
実施形態の回転工具1における本体3は、図1に示すように、第1端3aから第2端3bに向かって回転軸O1に沿って延びた棒形状である。棒形状の本体3は、切削加工物を製造するための被削材の切削加工時において、図1に示すように回転軸O1を中心に矢印Yの方向に回転することが可能である。
図3及び図4においては、本体3の右側の端部が第1端3a、左側の端部が第2端3bである。以下、切削加工時の回転工具1の使用状況に対応して、第1端3aを先端、第2端3bを後端と記載して説明する。
本体3は、切削部5及びシャンク部7を有していてもよい。シャンク部7は、工作機械の回転するスピンドルに把持されることが可能な部位であり、工作機械におけるスピンドルの形状に応じて設計される部位である。シャンク部7の形状としては、例えば、ストレートシャンク、ロングシャンク、ロングネック及びテーパーシャンクなどが挙げられる。
切削部5は、シャンク部7に対して先端3aの側に位置している。切削部5は、被削材と接触する部位を含み、この部位は、被削材の切削加工において主たる役割をなす。
切削部5の外径Dは特定の値に限定されない。例えば、外径Dの最大値は、4mm以上50mm以下に設定されてもよい。また、回転軸O1に沿った方向での切削部5の長さLは、L=1.5D以上12D以下に設定されてもよい。
本体3における切削部5は、第1切刃9、第2切刃11、第3切刃13、第4切刃15、第1溝17、第2溝19、第3溝21及び第4溝23を備えている。第1切刃9及び第2切刃11は、先端3aの側に位置する。図2に示す一例において、第1切刃9における中心側の端部及び第2切刃11における中心側の端部は、それぞれ回転軸O1の上に位置している。
言い換えれば、第1切刃9及び第2切刃11は、回転工具1を先端3aの側から正面視した場合に、それぞれ回転軸O1から外周に向かって延びている。従って、回転工具1を先端3aの側から正面視した場合に、第1切刃9及び第2切刃11は、回転軸O1の上において互いに接続されている。
第3切刃13は、第1切刃9よりも後端3bの側、且つ、第1切刃9よりも外周側に位置している。第4切刃15は、第2切刃11よりも後端3bの側、且つ、第2切刃11よりも外周側に位置している。
図1に示す一例においては、第3切刃13及び第4切刃15は、それぞれ第1切刃9及び第2切刃11よりも後端3bの側に位置している。また、第3切刃13及び第4切刃15は、それぞれ第1切刃9及び第2切刃11よりも外周側に位置している。ここで、外周側に位置するとは、対象の部位の少なくとも一部が比較対象の部位よりも回転軸O1から離れて位置していることを意味する。
図1に示す一例における切削部5は、第1部位5a及び第2部位5bによって構成されている。第1部位5aは、先端3aを含んで位置している。第2部位5bは、第1部位5aよりも後端3bの側に位置している。第2部位5bの外径は、第1部位5aの外径よりも大きい。第1部位5aの外径は、例えば、2mm以上25mm以下に設定されてもよい。また、第2部位5bの外径は、例えば、4mm以上50mm以下に設定されてもよい。
第1切刃9及び第2切刃11は、第1部位5aにおける先端3aの側に位置している。また、第3切刃13及び第4切刃15は、第2部位5bにおける先端3aの側に位置している。そのため、第3切刃13及び第4切刃15は、それぞれ第1切刃9及び第2切刃11よりも外周側に位置している。
また、先端3aの側から正面視した場合において、回転軸O1から第3切刃13までの距離L1と、回転軸O1から第4切刃15までの距離L2とが同じである。第1切刃9、第2切刃11、第3切刃13及び第4切刃15が上記のように位置していることから、図2に示す一例の回転工具1は、2段の段付きドリルである。
第1溝17は、第1切刃9から後端3bに向かって延びている。第1溝17は、第1切刃9で生じた切屑を外部へ排出するために用いられてもよい。第2溝19は、第2切刃11から後端3bに向かって延びている。第2溝19は、第2切刃11で生じた切屑を外部へ排出するために用いられてもよい。
第3溝21は、第3切刃13から後端3bに向かって延びている。第3溝21は、第3切刃13で生じた切屑を外部へ排出するために用いられてもよい。第4溝23は、第4切刃15から後端3bに向かって延びている。第4溝23は、第4切刃15で生じた切屑を外部へ排出するために用いられてもよい。
第1溝17、第2溝19、第3溝21及び第4溝23は、それぞれ回転軸O1に平行に延びていてもよく、また、回転軸O1を基準として螺旋状に延びていてもよい。第1溝17、第2溝19、第3溝21及び第4溝23がそれぞれ螺旋状に延びている場合において、これらの溝のねじれ角が、同じであってもよく、また、互いに異なっていてもよい。
第1溝17、第2溝19、第3溝21及び第4溝23は、それぞれ互いに離れて位置していてもよく、また、少なくとも一部が接続されていてもよい。例えば、図1に示す一例においては、第3溝21が第1溝17に接続されており、且つ、第4溝23が第2溝19に接続されている。
図2に示す一例においては、先端3aの側から正面視した場合において、回転軸O1から第3切刃13までの距離L1と、回転軸O1から第4切刃15までの距離L2とが同じである一方で、第3切刃13は、第4切刃15よりも先端3aの側に位置している。
なおここで、先端3aの側から正面視した場合における回転軸O1から第3切刃13までの距離L1とは、第3切刃13における内側の端部すなわち回転軸O1に近い側の端部
13Aと回転軸O1とを結ぶ仮想直線の長さを意味している。先端3aの側から正面視した場合における回転軸O1から第4切刃15までの距離L2とは、第4切刃15における内側の端部すなわち回転軸O1に近い側の端部15Aと回転軸O1とを結ぶ仮想直線の長さを意味している。
回転軸O1から第3切刃13までの距離L1と、回転軸O1から第4切刃15までの距離L2とが同じであるとは、これらの距離が厳密に同一であることには限定されず、製造工程上において不可避な程度の誤差を含む。具体的には、これらの距離の差が10μm程度であってもよい。
また、第3切刃13が第4切刃15よりも先端3aの側に位置しているとは、回転軸O1に沿った方向における第3切刃13の中心13Bが、回転軸O1に沿った方向における第4切刃15の中心15Bよりも先端3aの側に位置することを意味している。
段付きの回転工具における後段側に位置する切刃のそれぞれに対して、耐久性の向上及び切削性の向上が求められる。しかしながら、これら2つの特性の向上を両立させることは困難であった。
一方、実施形態の回転工具1では、第3切刃13及び第4切刃15における耐久性の向上及び切削性の向上の両立が可能である。これは、第1切刃9及び第2切刃11によって形成された穴の内径を第3切刃13及び第4切刃15によって広げる際に、第3切刃13によって主に穴の内径を広げるとともに第4切刃15によってびびり振動などの影響を抑えることができるからである。
すなわち、第4切刃15よりも先端3aの側に位置することによって主に穴の内径を広げる機能を有する第3切刃13において耐久性を向上させ、且つ、第3切刃13よりも後端3bの側に位置することによって、びびり振動などの影響を抑えて切削性を向上させることが可能である。そのため、第3切刃13及び第4切刃15によって構成される切刃の群として、耐久性の向上及び切削性の向上の両立が可能である。
なお、回転軸O1に沿った方向における中心13B及び中心15Bの間隔δLは、例えば、20μm以上100μm以下に設定されてもよい。間隔δLが20μm以上である場合には、加工面を仕上げる機能を有する第4切刃15に過度に大きな切削負荷が加わりにくい。また、間隔δLが100μm以下である場合には、一般的な送り速度において、第4切刃15による被削材の切削加工を安定して行うことが可能である。
先端3aの側から正面視した場合において、第2切刃11は、回転軸O1を基準として第1切刃9の反対側に位置していてもよい。先端3aの側に位置する第1切刃9及び第2切刃11が上記のように位置している場合には、回転工具1が被削材に食い付く際における回転工具1のブレを抑えることができる。
また、先端3aの側から正面視した場合において、第4切刃15が、回転軸O1を基準として第3切刃13の反対側からずれて位置していてもよい。例えば、先端3aの側から正面視した場合において、第4切刃15が、回転軸O1を基準として第3切刃13の反対側から回転軸O1の回転方向Yの後方にずれて位置していてもよい。具体的には、第4切刃15が、回転軸O1を基準として第3切刃13の反対側から回転軸O1の回転方向Yの後方に0.1°〜20°程度ずれて位置していてもよい。
第4切刃15が上記のように位置している場合には、第3切刃13及び第4切刃15に加わる切削負荷のバラつきが過度に大きくなることが避けられる。そのため、第3切刃1
3の耐久性が高い。
図4に第1角度θ1、第2角度θ2、第3角度θ3及び第4角度θ4を示す。第1角度θ1は、側面視した場合における第1切刃9と回転軸O1がなす角度である。第2角度θ2は、側面視した場合における第2切刃11と回転軸O1がなす角度である。第3角度θ3は、側面視した場合における第3切刃13と回転軸O1がなす角度である。第4角度θ4は、側面視した場合における第4切刃15と回転軸O1がなす角度である。
このとき、第1角度θ1及び第2角度θ2が同じであってもよい。先端3aの側に位置する第1切刃9及び第2切刃11が上記のように位置している場合には、回転工具1が被削材に食い付く際における回転工具1のブレを抑えることができる。ただし、第1角度θ1及び第2角度θ2が同じであるとは、これらの角度が厳密に同一であることには限定されず、製造工程上において不可避な程度の誤差を含む。具体的には、これらの角度の差が2°程度 であってもよい。
また、第3角度θ3及び第4角度θ4が同じであってもよい。加工面を仕上げる機能を有する第4切刃15が上記のように位置している場合には、第4切刃15で生じる切屑における外周側と内周側とでの厚みのバラつきが抑えられる。すなわち、第4切刃15における、外周側の部分及び内周側の部分に加わる切削負荷のバラつきが抑えられる。そのため、加工面が滑らかに仕上げられ易い。
ただし、第3角度θ3及び第4角度θ4が同じであるとは、これらの角度が厳密に同一であることには限定されず、製造工程上において不可避な程度の誤差を含む。具体的には、これらの角度の差が2°程度 であってもよい。
第1角度θ1、第2角度θ2、第3角度θ3及び第4角度θ4が上記の関係性を有している場合において、第1角度θ1及び第2角度θ2が、第3角度θ3及び第4角度θ4より大きくてもよい。第3角度θ3及び第4角度θ4が相対的に小さい 場合には、第4切
刃15に加わる切削負荷が抑えられる。そのため、加工面がより滑らかに仕上げられ易い。
第1切刃9、第2切刃11、第3切刃13及び第4切刃15は、それぞれホーニング面を有していてもよい。ホーニング面としては、第1切刃9、第2切刃11、第3切刃13及び第4切刃15のいずれかに直交する断面において、いわゆるすくい面及び逃げ面の間に位置する凸曲線形状の部分が挙げられる。
切刃がホーニング面を有している場合には、切刃の耐久性が高い。図2に示す一例においては、第3切刃13が第1ホーニング面25を有しており、第4切刃15が第2ホーニング面27を有している。
図2に第1ホーニング面25の幅として第1幅W1を示す。第1幅W1は、先端3aの側から正面視した場合の、回転軸O1の回転方向Yに沿った方向における第1ホーニング面25の幅である。
また、図2に第2ホーニング面27の幅として第2幅W2を示す。第2幅W2は、先端3aの側から正面視した場合の、回転軸O1の回転方向Yに沿った方向における第2ホーニング面27の幅である。
このとき、第1幅W1が第2幅W2より大きくてもよい。第1幅W1が相対的に大きい場合には、第3切刃13の耐久性が高い。また、第2幅W2が相対的に小さい場合には、
第4切刃15の切削性が高い。
図2に示す一例の回転工具1は、先端3aの側に位置する第1切刃9及び第2切刃11を有する、いわゆる2枚刃型のドリルである。本態様のドリルは2枚刃型のドリルに限定されず、図7に示す一例のように、先端3aの側に3つの切刃を有する、いわゆる3枚刃型のドリルであってもよい。なお、図7に示す正面図は、図2と同様に回転工具1を先端3aの側から正面視した図である。
図7に示す一例の回転工具1は、第5切刃29、第6切刃31、第5溝33及び第6溝35をさらに備えている。第5切刃29は、本体3における先端3aの側に位置している。第6切刃31は、第5切刃29よりも後端3bの側、且つ、第5切刃29よりも外周側に位置している。
実施形態の一つの回転工具1においては、第3切刃13、第4切刃15及び第6切刃31は、それぞれ第1切刃9、第2切刃11及び第5切刃29よりも後端3bの側に位置している。また、第3切刃13、第4切刃15及び第6切刃31は、それぞれ第1切刃9、第2切刃11及び第5切刃29よりも外周側に位置している。また、先端3aの側から正面視した場合において、回転軸O1から第3切刃13までの距離L1と、回転軸O1から第6切刃31までの距離L3とが同じである。
第5溝33は、第5切刃29から後端3bに向かって延びている。第5溝33は、第5切刃29で生じた切屑を外部へ排出するために用いられてもよい。第6溝35は、第6切刃31から後端3bに向かって延びている。第6溝35は、第6切刃31で生じた切屑を外部へ排出するために用いられてもよい。また、第6溝35は第5溝33に接続されていてもよい。
回転軸O1に沿った方向において、先端3aから第6切刃31までの距離は、先端3aから第3切刃13までの距離と同じであってもよい。この場合には、第3切刃13に加わる切削負荷を第6切刃31に分散させることができる。そのため、回転工具1の耐久性が高い。
回転軸O1に沿った方向において、先端3aから第6切刃31までの距離は、先端3aから第4切刃15までの距離と同じであってもよい。この場合には、第4切刃15及び第6切刃31によって加工面を仕上げることが可能である。そのため、加工面をより滑らかに仕上げることが可能である。
また、回転軸O1に沿った方向において、先端3aから第6切刃31までの距離は、先端3aから第3切刃13までの距離よりも短くてもよい。すなわち、第6切刃31が、第3切刃13より先端3aの側に位置していてもよい。この場合には、第3切刃13及び第6切刃31によって段階的に穴の内径を広げることが可能である。そのため、回転工具1の耐久性が高い。
本体3の材質としては、例えば、超硬合金あるいはサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、WC−Co、WC−TiC−Co及びWC−TiC−TaC−Coが挙げられる。ここで、WC、TiC、TaCは硬質粒子であり、Coは結合相である。
また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料である。具体的には、サーメットとして、炭化チタン(TiC)又は窒化チタン(TiN)を主成分としたチタン化合物が挙げられる。ただし、上記の材質は一例であって、本体3は、これらの
材質に限定されない。
本体3の表面は、化学蒸着(CVD)法、又は物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)又はアルミナ(Al)などが挙げられる。
<切削加工物の製造方法>
次に、実施形態の切削加工物の製造方法について、上述の実施形態の回転工具1を用いる場合を例に挙げて詳細に説明する。切削加工物101は、被削材103を切削加工することによって作製され得る。以下、図8〜図10を参照しつつ説明する。
実施形態にかかる切削加工物101の製造方法は、以下の(1)〜(4)の工程を備える。
(1)準備された被削材103に対して上方に回転工具1を配置する工程(図8参照)。
(2)回転工具1を、回転軸O1を中心に矢印Yの方向に回転させ、被削材103に向かってZ1方向に回転工具1を近付ける工程(図8及び図9参照)。
本工程は、例えば、被削材103を、回転工具1が取り付けられた工作機械のテーブル上に固定し、回転工具1を回転した状態で近付けることにより行うことができる。なお、本工程では、被削材103と回転工具1とは相対的に近付けばよく、例えば被削材103を回転工具1に近付けてもよい。
(3)回転工具1をさらに被削材103に近付けることによって、回転している回転工具1を、被削材103の表面の所望の位置に接触させて、被削材103に加工穴105を形成する工程(図9参照)。
本工程において、ホルダにおけるボディの少なくとも一部が加工穴105の中に位置するように切削加工が行われる。このとき、ホルダにおけるシャンクが、加工穴105の外側に位置するように設定してもよい。また、良好な仕上げ面を得る観点から、ボディのうち第2端の側の一部が加工穴105の外側に位置するように設定してもよい。上記の一部を切屑排出のためのマージン領域として機能させることが可能であり、当該領域を介して優れた切屑排出性を奏することが可能である。
図9に示す一例においては、第1切刃及び第2切刃が加工穴の中に位置しており、第3切刃及び第4切刃が加工穴の開口部付近に位置している。図9に示す一例のように、第3切刃及び第4切刃が加工穴の開口部付近に位置することによって、この開口部における加工穴の内径を大きくすることが可能である。
(4)回転工具1を被削材103からY2方向に離す工程(図10参照)。
本工程においても、上述の(2)の工程と同様に、被削材103及び回転工具1は相対的に離せばよく、例えば被削材103を回転工具1から離してもよい。
以上のような工程を経ることによって、優れた加工性を発揮することが可能となる。
なお、以上に示したような被削材103の切削加工を複数回行う場合であって、例えば、1つの被削材103に対して複数の加工穴105を形成する場合には、回転工具1を回転させた状態を保持しつつ、被削材103の異なる箇所に回転工具1の切刃を接触させる工程を繰り返せばよい。
被削材101の材質の代表例としては、アルミ、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄、又は非鉄金属などが挙げられる。
1・・・回転工具
3・・・本体
3a・・第1端(先端)
3b・・第2端(後端)
5・・・切削部
5a・・第1部位
5b・・第2部位
7・・・シャンク部
9・・・第1切刃
11・・・第2切刃
13・・・第3切刃
15・・・第4切刃
17・・・第1溝
19・・・第2溝
21・・・第3溝
23・・・第4溝
25・・・第1ホーニング面
27・・・第2ホーニング面
29・・・第5切刃
31・・・第6切刃
33・・・第5溝
35・・・第6溝
101・・・切削加工物
103・・・被削材
105・・・加工穴
D・・・外径
L・・・切削部の長さ
L1・・・回転軸から第3切刃までの距離
L2・・・回転軸から第4切刃までの距離
δL・・・中心13B及び中心15Bの間隔
θ1・・・第1角度
θ2・・・第2角度
θ3・・・第3角度
θ4・・・第4角度
W1・・・第1幅
W2・・・第2幅

Claims (7)

  1. 第1端から第2端にかけて延びた棒形状であって、回転軸の周りで回転可能な本体を有し、
    前記本体は、
    前記第1端の側に位置する第1切刃及び第2切刃と、
    前記第1切刃よりも前記第2端の側、且つ、前記第1切刃よりも外周側に位置する第3切刃と、
    前記第2切刃よりも前記第2端の側、且つ、前記第2切刃よりも外周側に位置する第4切刃と、
    前記第1切刃から前記第2端に向かって延びた第1溝と、
    前記第2切刃から前記第2端に向かって延びた第2溝と、
    前記第3切刃から前記第2端に向かって延びた第3溝と、
    前記第4切刃から前記第2端に向かって延びた第4溝と、を備え、
    前記第1端の側から正面視した場合において、前記回転軸から前記第3切刃までの距離と、前記回転軸から前記第4切刃までの距離とが同じであって、
    前記第3切刃は、前記第4切刃よりも前記第1端の側に位置している、回転工具。
  2. 側面視した場合において、
    前記第1切刃と前記回転軸がなす角度が第1角度であり、
    前記第2切刃と前記回転軸がなす角度が第2角度であり、
    前記第3切刃と前記回転軸がなす角度が第3角度であり、
    前記第4切刃と前記回転軸がなす角度が第4角度であり、
    前記第1角度及び前記第2角度が同じであり、且つ、前記第3角度及び前記第4角度が同じである、請求項1に記載の回転工具。
  3. 前記第1角度及び前記第2角度が、前記第3角度及び前記第4角度よりも大きい、請求項2に記載の回転工具。
  4. 前記第1端の側から正面視した場合において、
    前記第2切刃が、前記回転軸を基準として前記第1切刃の反対側に位置しており、
    前記第4切刃が、前記回転軸を基準として前記第3切刃の反対側から前記回転軸の回転方向の後方にずれて位置している、請求項1〜3のいずれか1つに記載の回転工具。
  5. 前記第3切刃は、第1ホーニング面を有しており、
    前記第4切刃は、第2ホーニング面を有しており、
    前記第1端の側から正面視した場合に、
    前記回転軸の回転方向に沿った方向における第1ホーニング面の幅が第1幅であり、
    前記回転軸の回転方向に沿った方向における第2ホーニング面の幅が第2幅であり、
    前記第1幅が、前記第2幅よりも大きい、請求項1〜4のいずれか1つに記載の回転工具。
  6. 前記本体は、
    前記第1端の側に位置する第5切刃と、
    前記第5切刃よりも前記第2端の側、且つ、前記第5切刃よりも外周側に位置する第6切刃と、
    前記第5切刃から前記第2端に向かって延びた第5溝と、
    前記第6切刃から前記第2端に向かって延びた第6溝と、をさらに備え、
    前記第1端の側から正面視した場合において、前記回転軸から前記第3切刃までの距離と、前記回転軸から前記第6切刃までの距離と、が同じであって、
    前記第6切刃は、前記第3切刃よりも前記第1端の側に位置している、請求項1〜5のいずれか1つに記載の回転工具。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の回転工具を回転させる工程と、
    回転している前記回転工具を被削材に接触させる工程と、
    前記回転工具を前記被削材から離す工程とを備えた切削加工物の製造方法。
JP2018204281A 2018-10-30 2018-10-30 回転工具及び切削加工物の製造方法 Pending JP2020069558A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018204281A JP2020069558A (ja) 2018-10-30 2018-10-30 回転工具及び切削加工物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018204281A JP2020069558A (ja) 2018-10-30 2018-10-30 回転工具及び切削加工物の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020069558A true JP2020069558A (ja) 2020-05-07

Family

ID=70548956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018204281A Pending JP2020069558A (ja) 2018-10-30 2018-10-30 回転工具及び切削加工物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020069558A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200512A (ja) * 2000-11-17 2002-07-16 Mapal Fab Praezisionswerkzeu Dr Kress Kg 穴表面を切削加工するための工具
JP2007000975A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Mitsubishi Materials Corp ドリル
JP2010115750A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Mitsubishi Materials Corp 超硬合金製ドリル
JP2010131736A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Kyowa Seiko Kk 穿孔ドリル及び穿孔ドリルの加工方法
US20150290729A1 (en) * 2012-11-05 2015-10-15 Kennametal Inc. Rotary tool for precision machining of a drilled hole in a workpiece, and method for precision machining of a drilled hole
WO2016189937A1 (ja) * 2015-05-28 2016-12-01 京セラ株式会社 ドリルおよび切削加工物の製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200512A (ja) * 2000-11-17 2002-07-16 Mapal Fab Praezisionswerkzeu Dr Kress Kg 穴表面を切削加工するための工具
JP2007000975A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Mitsubishi Materials Corp ドリル
JP2010115750A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Mitsubishi Materials Corp 超硬合金製ドリル
JP2010131736A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Kyowa Seiko Kk 穿孔ドリル及び穿孔ドリルの加工方法
US20150290729A1 (en) * 2012-11-05 2015-10-15 Kennametal Inc. Rotary tool for precision machining of a drilled hole in a workpiece, and method for precision machining of a drilled hole
WO2016189937A1 (ja) * 2015-05-28 2016-12-01 京セラ株式会社 ドリルおよび切削加工物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6860657B2 (ja) 回転工具及び切削加工物の製造方法
JP7168673B2 (ja) 切削インサート、回転工具及び切削加工物の製造方法
JP7163166B2 (ja) 回転工具及び切削加工物の製造方法
JPWO2018221737A1 (ja) 回転工具
CN115515740B (zh) 钻头以及切削加工物的制造方法
JP7103933B2 (ja) 切削インサート、回転工具及び切削加工物の製造方法
WO2018180775A1 (ja) 回転工具
JP7344321B2 (ja) 回転工具及び切削加工物の製造方法
CN114144274B (zh) 钻头以及切削加工物的制造方法
US11364556B2 (en) Rotary tool
JP2021100772A (ja) 回転工具及び切削加工物の製造方法
JP7499342B2 (ja) 切削インサート、回転工具および切削加工物の製造方法
JP7465980B2 (ja) 回転工具及び切削加工物の製造方法
JPWO2019189415A1 (ja) ドリル及び切削加工物の製造方法
JP2020069558A (ja) 回転工具及び切削加工物の製造方法
JP7700062B2 (ja) 回転工具及び切削加工物の製造方法
JP7279163B2 (ja) 回転工具及び切削加工物の製造方法
JP7750804B2 (ja) ドリル及び切削加工物の製造方法
JP6875518B2 (ja) ドリル及び切削加工物の製造方法
JP2025030995A (ja) 回転工具及び切削加工物の製造方法
JP2018167341A (ja) ドリル及び切削加工物の製造方法
WO2024224769A1 (ja) ドリルおよび切削加工物の製造方法
WO2025182277A1 (ja) 回転工具、及び切削加工物の製造方法
WO2026088668A1 (ja) ドリル、及び切削加工物の製造方法
WO2021117822A1 (ja) ドリル及び切削加工物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210112

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220419