JPWO2019163126A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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和貴 鈴木
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剛 前田
康成 大和
康成 大和
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裕哉 鈴木
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Abstract

冷蔵庫は、前面に開口部が設けられ、少なくとも一つの貯蔵室を有する冷蔵庫本体と、貯蔵室の開口部を開閉自在に塞ぐ扉部と、貯蔵室に設けられた照明モジュールと、を備えている。照明モジュールは、帯状に形成され、長手方向における少なくとも一方の側面に受光面を有する導光板と、導光板の受光面に沿って設けられた光源体と、を有している。導光板は、冷蔵庫本体の幅方向に沿って受光面が配置され、受光面から入射した光を射出する第1発光面が、貯蔵室内に対向する一方の表面に形成されている。

Description

本発明は、貯蔵室内を照らす照明モジュールを備えた冷蔵庫に関するものである。
従来、冷蔵庫では、複数の貯蔵室のうち、最も使用頻度が高い冷蔵室の内容積を他の貯蔵室の内容積よりも大きくして、貯蔵物の収納性を高めた構成が知られている。冷蔵室では、内部を棚部で区画して複数の空間を形成し、貯蔵物の収納効率を高めている。また、冷蔵室には、出し入れを行う貯蔵物の視認性を向上させるために、室内を明るく照らす照明モジュールが設置されている。
近年では、冷蔵庫の内容積を拡大させるために、冷蔵庫本体の内箱と外箱との間に設けられる断熱部材が薄型化されており、照明モジュールにも薄型化が求められている。例えば特許文献1に開示された冷蔵庫の照明モジュールは、帯状に形成され、短手方向における少なくとも一方の側面に受光面を有する導光板と、導光板の受光面に沿って設けられた光源体と、を有した構成である。貯蔵室に対向する導光板の表面には、受光面に入射した光を射出する発光面が形成されている。光源体は、導光板の受光面に沿って配置された複数の発光素子で構成されている。
特開2015−114005号公報
特許文献1の冷蔵庫の照明モジュールでは、帯状の導光板を有することによって、薄型化を実現することができる。しかし、この照明モジュールは、光源体で発光したすべての光を、導光板を介して反射することで冷蔵室内を照らす構成なので、反射の回数分だけ明るさが減衰してしまう。つまり、特許文献1の冷蔵庫では、同じ構成の光源体を冷蔵室に向かって直接向けた場合に比べると、冷蔵室が暗く見えてしまうおそれがある。一方、特許文献1の冷蔵庫は、導光板の短手方向の受光面を延伸させることで、その分だけ光源体の発光素子を多く配置することができ、冷蔵室を明るく照らすことができる。しかし、受光面を延伸させることに伴って、導光板の形状が大きくなるので、製造コストが掛かるし、冷蔵庫の内容積が小さくなる。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、薄型化した照明モジュールであっても、貯蔵室内を明るく照らすことができ、貯蔵物の視認性を向上させることができる、冷蔵庫を提供することを目的としている。
本発明に係る冷蔵庫は、前面に開口部が設けられ、少なくとも一つの貯蔵室を有する冷蔵庫本体と、前記貯蔵室の開口部を開閉自在に塞ぐ扉部と、前記貯蔵室に設けられた照明モジュールと、を備え、前記照明モジュールは、帯状に形成され、長手方向における少なくとも一方の側面に受光面を有する導光板と、前記導光板の前記受光面に沿って設けられた光源体と、を有しており、前記導光板は、前記冷蔵庫本体の幅方向に沿って前記受光面が配置され、前記受光面から入射した光を射出する第1発光面が、前記貯蔵室内に対向する一方の表面に形成されているものである。
本発明によれば、導光板の長手方向における少なくとも一方の側面に受光面を有し、その受光面に沿って光源体の発光素子を多く配置することができるので、貯蔵室内を明るく照らすことができ、貯蔵物の視認性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の正面図である。 図1に示したII−II線矢視断面図である。 図2に示すA部を詳細に示した拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の照明モジュールを示した平面図である。 LEDからの距離と当該距離のおける空気温度との関係を示した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の照明モジュールと照明カバーとの関係を示した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の照明モジュールの変形例を示した平面図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の照明モジュールであって、図2に示すA部を詳細に示した拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ、及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
先ず、図1及び図2に基づいて、実施の形態1の冷蔵庫100の全体構造を説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の正面図である。図2は、図1に示したII−II線矢視断面図である。図中のX方向は冷蔵庫100の幅方向、Y方向は冷蔵庫100の高さ方向、Z方向は冷蔵庫100の奥行き方向を示している。
冷蔵庫100は、前面に開口部を有し、内部を複数の仕切り板12で仕切られて複数段の貯蔵室2が形成された冷蔵庫本体1と、冷蔵庫本体1の前面に設けられ、各貯蔵室の開口部を開閉自在に塞ぐ扉部3とで構成されている。冷蔵庫本体1には、冷蔵庫100の内側である硬質樹脂製の内箱10と、冷蔵庫100の外側である鋼板製の外箱11とで密封された空間が形成されている。内箱10と外箱11とで密閉された空間には、真空断熱材が設置され、ウレタンフォームなどの発泡断熱材が充填されている。
貯蔵室2は、一例として上から順に冷蔵室20、切替室21及び製氷室22、冷凍室23、野菜室24、で構成されている。各貯蔵室は、設定可能な温度帯(設定温度帯)によって区別されており、例えば、冷蔵室20が約3℃、切替室21が0℃又は−7℃、製氷室22及び冷凍室23が約−12℃〜−18℃、野菜室24が約5℃に設定可能となっている。なお、貯蔵室2は、図示した構成に限定されない。また、各貯蔵室の設定温度もこれに限定されるものではなく、設置場所及び内容物に応じて適宜設定を変更することができる。
冷蔵室20は、使用頻度が高く、使用者が腰を屈めずに出し入れができる最上段に配置されている。冷蔵室20の前面開口部には、冷蔵室左扉及び冷蔵室右扉で構成された観音開き式の冷蔵室扉30が設けられている。冷蔵室左扉及び冷蔵室右扉は、それぞれ扉回転軸を支えるヒンジ部により回転自在に軸支されている。冷蔵室20は、内部を棚部20aで区画して複数の空間が形成されており、貯蔵物の収納効率を高めた構成とされている。また、冷蔵室20の天面には、凹形状の収納部40が冷蔵庫本体1の幅方向(X方向)に沿って形成されている。収納部40には、冷蔵室20内を明るく照らす照明モジュール4が収納されている。照明モジュール4は、冷蔵室20に出し入れを行う貯蔵物の視認性を高めるために設けられている。
切替室21は、例えば約0℃のチルド及び約−7℃のソフト冷凍温度に切替可能とした構成である。切替室21の前面開口部には、引き出し式の切替室扉31が設けられている。製氷室22の前面開口部には、引き出し式の製氷室扉32が設けられている。冷凍室23の前面開口部には、引き出し式の冷凍室扉33が設けられている。また、野菜室24の前面開口部には、引き出し式の野菜室扉34が設けられている。なお、図示することは省略したが、各扉部には、室内冷気の外部流出を防ぐ扉ガスケットが、内側周縁に沿って取り付けられている。
切替室21、製氷室22及び冷凍室23の後方側には、仕切り壁によって仕切られた冷却器室13が設けられている。冷却器室13には、−20〜−30℃程度の冷気を生成する冷却器14と、その冷気を各室に供給するファン15とが収納されている。また、野菜室24の後方側には、圧縮機16と、コンデンサ17と、図示省略の放熱用の放熱パイプと、キャピラリーチューブ等の減圧装置18が設けられている。冷蔵庫100は、圧縮機16、コンデンサ17、放熱パイプ、減圧装置18、及び冷却器14を冷媒配管で環状に接続した冷媒サイクルに冷媒を封入して冷却運転を行う構成である。冷却器室13で生成した冷気は、風量調整手段であるダンパ19によって風量が調整されて各貯蔵室に送られる。
次に、図3〜図7に基づいて実施の形態1における照明モジュール4の構成を説明する。図3は、図2に示したA部を詳細に示した拡大図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の照明モジュールを示した平面図である。照明モジュール4は、図3に示すように、冷蔵室20の天面に形成された凹形状の収納部40に収納されている。具体的には、収納部40は、透明性を有する合成樹脂製の照明カバー9によって開口面が塞がれている。収納部40には、照明カバー9を保持する保持部材41が内面に沿って設けられている。保持部材41は、反射率の高い合成樹脂製の有色部材で構成されている。有色部材とは、例えばABS樹脂であり、可視光反射率が0.9以上で、白色を基調とした鏡面磨き材料である。照明カバー9は、例えばネジ等の接合部材で保持部材41に接合され、或いは嵌合構造によって保持部材41に嵌合されて、保持部材41に保持されている。照明モジュール4は、照明カバー9と保持部材41とによって囲まれた空間に収納されている。
照明モジュール4は、図3及び図4に示すように、帯状に形成され、長手方向における両側面に受光面50a及び50bを有する導光板5と、導光板5の受光面50a及び50bに沿って設けられた光源体6と、を有している。
導光板5は、光透過性を有する合成樹脂製のシート材で構成されている。導光板5の厚さは、例えば2mm〜5mm程度である。導光板5は、冷蔵庫本体1の幅方向(X方向)に沿って受光面50a及び50bが配置されている。また、導光板5には、受光面50a及び50bから入射した光を冷蔵室20の内部に射出する第1発光面51が、冷蔵室20に対向する表面に形成されている。
なお、導光板5には、受光面50a及び50bから入射した光を射出する第2発光面52が、他方の表面に形成されている。第2発光面52には、受光面50a及び50bから入射した光を第1発光面51に向かって反射させる反射部材7が設けられている。反射部材7は、例えば光反射性を有する樹脂製シート又は光反射性を有する金属製シートで構成される。この反射部材7には、光が拡散されるように、山形状、矩形状、円弧形状又は台形状等の光学的なパターンが施されている。
光源体6は、導光板5の受光面50a及び50bに沿って配置された複数の発光素子60が、隣接する発光素子60の放熱の影響を受けない間隔Sをあけて設けられた構成である。発光素子60は、一例としてLEDであり、共通の基板61で保持されている。発光素子60は、図4に示すように、導光板5の受光面50a及び50bに対して光軸60aが略垂直に入射されるように配置されている。また、一方の受光面50aに配置された発光素子60と、他方の受光面50bに配置された発光素子60とは、光軸60aが重ならないように位置をずらして配置されている。具体的には、一方の受光面50aに配置された隣接する発光素子60の中間に、他方の受光面50bに配置された発光素子60が位置している。なお、隣接する発光素子60の放熱の影響を受けない間隔Sとは、例えば8mm程度である。当該間隔Sは、照明回路に流す電流の大きさと、発光素子60の発熱効率によって適宜変更される。
図5は、LEDからの距離と当該距離のおける空気温度との関係を示した説明図である。図5における発光素子60は、LEDで構成したものである。横軸は、LEDから距離(mm)を示している。縦軸は、LEDからの距離における空気温度(℃)を示している。図5の場合では、冷蔵室20内の室温が3℃、LEDの発熱温度が50℃である。図5に示すように、空気温度は、LEDから4mm離れた位置において著しく減衰する。これは、LEDの直上位置の空気温度と比較すると61%の減衰率になる。空気温度は、LEDから4mm以上離れると、減衰はするものの2mmおきに1.6%の減衰率となる。つまり、発光素子60をLEDとした場合では、発熱影響が大きい周囲4mmの空間が互いに重複しないように、隣接するLEDの間隔Sを8mm以上あけて、LED間で熱影響を及ぼし合わないようにすることが望ましい。なお、LEDの発熱温度が大きく、冷蔵室20の室温との差が大きい場合では、LEDの間隔をさらに設ける必要がある。
また、光源体6は、図3に示すように、受光面50a及び50bと対向する部分を除く周囲が、金属製の遮光部材8によって囲まれている。遮光部材8は、光源体6で発光された光を受光面50a及び50bに集めて入射率を向上させるために設けられている。遮光部材8は、導光板5の長手方向に沿って凹部が延びる凹形状とされ、凹部の開口面が導光板5に対向するように、導光板5の短手方向の両端部に設けられている。遮光部材8は、凹部の開口縁が導光板5の縁部と接触しており、導光板5と遮光部材8の凹部とによって形成された空間に光源体6が収納されている。遮光部材8の底面は、照明カバー9の上面に接触している。なお、遮光部材8は、一例として熱伝導率のよいアルミニウムで形成されている。
図6は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の照明モジュールと照明カバーとの関係を示した説明図である。照明カバー9には、図6に示すように、光源体6と対向する範囲に、冷蔵室20と収納部40とを連通させる複数の通気孔90が形成されている。通気孔90は、高温となった発光素子60の周囲の熱を放熱させるために形成されている。通気孔90は、一例として長辺が8mm程度、短辺が4mm程度の長方形状であり、発光素子60の光軸60aが孔中心を通るように、各発光素子60の直下に形成されている。但し、通気孔90は、円形状又はその他の形状でもよい。
照明カバー9を形成する合成樹脂の熱伝導率は、0.2〜0.3W/m・Kである。一方、遮光部材8を形成するアルミニウムの熱伝導率は、130W/m・K程度である。発光素子60の発熱を50℃程度、冷蔵室20の室温を3℃程度、遮光部材8の厚さを1mm程度、照明カバー9の厚さを2.5mm程度とした場合では、照明カバー9に通気孔90を上記のように形成することで放熱効率(熱通過量)が約40倍改善することができる。
ところで、近年では、冷蔵庫100の内容積を拡大させるために、冷蔵庫本体1の内箱10と外箱11との間に設けられる断熱部材が薄型化されており、冷蔵室20の内壁面に設けられる照明モジュール4にも薄型化が求められている。実施の形態1の冷蔵庫100では、帯状に形成され、長手方向における少なくとも一方の側面に受光面50a又は50bを有する導光板5と、導光板5の受光面50a又は50bに沿って設けられた光源体6と、で照明モジュール4を薄型化した構成なので、省スペースで配置することができ、貯蔵室2の内容積の拡大に寄与することができる。
また、照明モジュール4は、光源体6で発光したすべての光を、導光板5を介して反射させて冷蔵室20内を照らす構成なので、反射の回数分だけ明るさが減衰してしまう。実施の形態1の冷蔵庫100では、導光板5の長手方向における少なくとも一方の側面に受光面50a又は50bを有し、その受光面50a又は50bに沿って光源体6の発光素子60を配置するので、例えば導光板の短手方向に発光素子を配置する構成と比べて、発光素子60を多く配置することができる。よって、この冷蔵庫100は、発光素子60を多く配置できる分だけ、冷蔵室20内を明るく照らすことができるので、貯蔵物の視認性を向上させることができる。また、この冷蔵庫100は、光源体6で発光したすべての光を、導光板5を介して反射するので、発光の分布を平均化することができ、室内全体に亘ってバランスの良い明るさを実現できる。
また、実施の形態1に係る冷蔵庫100の導光板5には、受光面50a又は50bから入射した光を射出する第2発光面52が、他方の表面に形成されている。第2発光面52には、受光面50a又は50bから入射した光を第1発光面51に向かって反射させる反射部材7が設けられている。よって、この冷蔵庫100は、冷蔵室20内をより明るく照らすことができるので、貯蔵物の視認性をより向上させることができる。
また、照明モジュール4は、密集させて配置した発光素子60が、放熱されずに長時間にわたって発熱されると、当該熱で周辺が高温となり、故障するおそれがある。例えば、使用者が冷蔵室扉30を閉め忘れて、照明モジュール4が長時間点灯するような場合である。実施の形態1に係る冷蔵庫100では、導光板5の長手方向の側面に設けられた受光面50a又は50bに沿って複数の発光素子60を配置するので、隣接する発光素子60の放熱の影響を受けない間隔Sをあけることができ、発熱した発光素子60の熱を放熱させるスペースを確保できる。よって、この冷蔵庫100は、発光素子60が長時間にわたって発熱しても、周辺が高温となる事態を抑制することができる。
また、実施の形態1に係る冷蔵庫100の光源体6は、受光面50a及び50bと対向する部分を除く周囲が遮光部材8によって囲まれている。つまり、この冷蔵庫100は、遮光部材8で光の漏れを遮ることができるので、光源体6で発光された光を受光面50a及び50bに集めて入射率を向上させることができる。よって、この冷蔵庫100は、少ない発光で冷蔵室20内を効果的に明るくすることができ、光省エネ効果を高めることができる。
また、実施の形態1に係る冷蔵庫100は、照明モジュール4を収納する凹形状の収納部40が冷蔵室20の内壁面に形成されている。収納部40は、透明性を有する照明カバー9によって開口面が塞がれている。よって、実施の形態1に係る冷蔵庫100は、冷蔵室20の内壁面が略フラットな状態となるので、冷蔵室20の内容積を大きくすることができるし、意匠性にも優れている。
また、実施の形態1に係る冷蔵庫100は、反射率の高い有色部材から成り、照明カバー9を保持する保持部材41が収納部40の内面に沿って設けられている。そして、照明モジュール4は、照明カバー9と保持部材41とによって囲まれた空間に収納されている。よって、この冷蔵庫100は、保持部材41で照明カバー9を保持しつつ、光源体6で発光された光を無駄なく冷蔵室20に向かって反射させることができるので、少ない発光で冷蔵室20内を効果的に明るくすることができ、光省エネ効果を高めることができる。
また、実施の形態1に係る冷蔵庫100の照明カバー9には、光源体6と対向する範囲に、冷蔵室20と収納部40とを連通させる通気孔90が形成されている。よって、この冷蔵庫100は、発熱した発光素子60の熱を、通気孔90を通じて放熱させることができるので、発光素子60が長時間にわたって発熱しても、周辺が高温となる事態を抑制することができる。
図7は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の照明モジュールの変形例を示した平面図である。実施の形態1に係る冷蔵庫100は、図7に示したように、導光板5の長手方向の一方の側面にのみ受光面50aを有する構成としてもよい。この場合、光源体6は、受光面50aにのみ設けられる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫を、図1〜図7を参照しつつ図8に基づいて説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の照明モジュールであって、図2に示すA部を詳細に示した拡大図である。なお、実施の形態1で説明した冷蔵庫100と同一の構成については、同一の符号を付して、その説明を適宜省略する。
実施の形態2の冷蔵庫の照明カバー9には、第1発光面51と対向する表面に、導光板5の第1発光面51から射出された光の光軸60aと交差して拡散させる凹凸部91が、冷蔵庫本体1の幅方向(X方向)に沿って延伸し、冷蔵庫本体1の奥行き方向(Z方向)に沿って三角形状の凹凸を繰り返すジグザグ状に設けられている。なお、凹凸部91は、導光板5の第1発光面51から射出された光の光軸60aと交差して拡散できる形状であれば三角形状に限定されず、例えば矩形状、円弧形状又は台形状等でもよい。
実施の形態2に係る冷蔵庫の導光板5にも、受光面50a及び50bから入射した光を射出する第2発光面52が、他方の表面に形成されている。第2発光面52には、受光面50a及び50bから入射した光を第1発光面51に向かって反射させる反射部材7が設けられている。
実施の形態2の冷蔵庫では、照明カバー9に凹凸部91を設けることで、導光板5の第1発光面51から射出された光を、冷蔵室20の幅方向(X方向)に拡散させることができる。よって、この冷蔵庫は、冷蔵室20内を均一に照らす効果を高めることができるので、貯蔵物の視認性を向上させることができるし、使用者が強い光を直視することもないので、安全且つ安心して使用することができる。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば照明モジュール4は、冷蔵室20以外の他の貯蔵室2に設けてもよい。また、照明モジュール4は、冷蔵室20の天面に設ける構成に限定されず、底面又は側面に設けてもよい。また、照明モジュール4は、第2発光面52を有しない構成としてもよい。要するに、本発明は、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更及び応用のバリエーションの範囲を含むものである。
1 冷蔵庫本体、2 貯蔵室、3 扉部、4 照明モジュール、5 導光板、6 光源体、7 反射部材、8 遮光部材、9 照明カバー、10 内箱、11 外箱、12 仕切り板、13 冷却器室、14 冷却器、15 ファン、16 圧縮機、17 コンデンサ、18 減圧装置、19 ダンパ、20 冷蔵室、20a 棚部、21 切替室、22 製氷室、23 冷凍室、24 野菜室、30 冷蔵室扉、31 切替室扉、32 製氷室扉、33 冷凍室扉、34 野菜室扉、40 収納部、41 保持部材、50a、50b 受光面、51 第1発光面、52 第2発光面、60 発光素子、60a 光軸、61 基板、90 通気孔、91 凹凸部、100 冷蔵庫。
本発明に係る冷蔵庫は、前面に開口部が設けられ、少なくとも一つの貯蔵室を有する冷蔵庫本体と、前記貯蔵室の開口部を開閉自在に塞ぐ扉部と、前記貯蔵室に設けられた照明モジュールと、を備え、前記照明モジュールは、帯状に形成され、長手方向の両側面に受光面を有する導光板と、前記導光板の両側面にある前記受光面に沿って設けられた光源体と、を有しており、前記光源体は、光軸が前記受光面に垂直に入射し、且つ一方の前記受光面に入射する光軸と、他方の前記受光面に入射する光軸とが、重ならないように位置をずらした構成であり、前記導光板は、前記冷蔵庫本体の幅方向に沿って前記受光面が配置され、前記受光面から入射した光を射出する第1発光面が、前記貯蔵室内に対向する一方の表面に形成されているものである。

Claims (8)

  1. 前面に開口部が設けられ、少なくとも一つの貯蔵室を有する冷蔵庫本体と、
    前記貯蔵室の開口部を開閉自在に塞ぐ扉部と、
    前記貯蔵室に設けられた照明モジュールと、を備え、
    前記照明モジュールは、
    帯状に形成され、長手方向における少なくとも一方の側面に受光面を有する導光板と、
    前記導光板の前記受光面に沿って設けられた光源体と、を有しており、
    前記導光板は、前記冷蔵庫本体の幅方向に沿って前記受光面が配置され、前記受光面から入射した光を射出する第1発光面が、前記貯蔵室内に対向する一方の表面に形成されている、冷蔵庫。
  2. 前記導光板には、前記受光面から入射した光を射出する第2発光面が、他方の表面に形成されており、
    前記第2発光面には、前記受光面から入射した光を前記第1発光面に向かって反射させる反射部材が設けられている、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記光源体は、前記導光板の前記受光面に沿って配置された複数の発光素子が、隣接する発光素子の放熱の影響を受けない間隔をあけて設けられた構成である、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記光源体は、前記受光面と対向する部分を除く周囲が、遮光部材によって囲まれている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記貯蔵室の内壁面には、前記照明モジュールを収納する凹形状の収納部が形成されており、
    前記収納部は、透明性を有する照明カバーによって開口面が塞がれている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記収納部には、反射率の高い有色部材から成り、前記照明カバーを保持する保持部材が内面に沿って設けられており、
    前記照明モジュールは、前記照明カバーと前記保持部材とによって囲まれた空間に収納されている、請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記照明カバーには、前記光源体と対向する範囲に、前記貯蔵室と前記収納部とを連通させる通気孔が形成されている、請求項5又は6に記載の冷蔵庫。
  8. 前記照明カバーには、前記第1発光面と対向する表面に、前記第1発光面から射出された光の光軸と交差して拡散させる凹凸部が、前記冷蔵庫本体の幅方向に沿って延伸し、前記冷蔵庫本体の奥行き方向に沿って凹凸を繰り返して設けられている、請求項5〜7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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