JPWO2019150556A1 - リム交換機、リム保持装置、及びタイヤ試験システム - Google Patents

リム交換機、リム保持装置、及びタイヤ試験システム Download PDF

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Abstract

リム交換機は、リムストッカー(61)を備える。リムストッカー(61)は、上リム(40u)を支持する上リム支持部(62u)と、下リム(40d)を支持する下リム支持部(62d)と、を有する。上リム支持部(62u)及び下リム支持部(62d)は、互いに離間している一対の支持アーム(63)を有する。一方の支持アーム(63)の端と他方の支持アーム(63)の端との間が、リム本体が一対の支持アーム(63)間に入り込む開放端(63a)を成す。一対の支持アーム(63)の上面が、リム(40)の突出部(45)を下から支える突出部支持面(63b)を成す。

Description

本発明は、タイヤのビード部に嵌り込むリムを保持するリム保持機との間でリムを交換するリム交換機、このリム交換機を備えるリム保持装置、このリム保持装置を備えるタイヤ試験システムに関する。
車両等に用いられるゴムタイヤを製造する場合、タイヤの品質を担保するために、試験装置によってタイヤを疑似的に膨張(エアインフレート)させた状態で、このタイヤに対して各種の試験が行われる。この種のタイヤ試験システムにおいては、コンベアを用いてタイヤを試験位置まで搬送した後、この試験位置に配置されている上リム及び下リムによってタイヤのビード部を挟み込むことでタイヤを保持する。そして、タイヤを保持した状態で、このタイヤに対する各種試験を実行する。
タイヤ試験システムでは、サイズが異なるタイヤを保持する必要がある。このため、タイヤ試験システムは、上リム及び下リムを保持するリム保持機の他に、このリム保持機との間で上リム及び下リムを交換するリム交換機とを備えるものが多い。
特許文献1に記載のリム交換機は、上リムが載る上座板と、下リムが載る下座板と、これら上座板及び下座板を水平方向に移動させる移動機構と、を備えている。上座板には、鉛直方向に貫通するスピンドル孔が形成されている。上リムは、タイヤの上ビード部に嵌り込むリム本体と、リム本体の中心を貫くスピンドル部と、を有する。この上リムは、スピンドル部がスピンドル孔に入り且つリム本体が上座板の上面に接した状態で、上座板に支持される。上座板及び下座板は、移動機構により、リム保持機との間で上リム及び下リムを受渡できる受渡位置と、リム保持機から離れた退避位置との間で、移動する。
日本国特許5313943号公報
特許文献1に記載のリム交換機では、リム保持機との間で上リムを交換する際、上座板のリム孔に、上リムのスピンドル部を出し入れする必要がある。このため、特許文献1に記載のリム交換機では、リム保持機との間で上リムを交換する際、以下の理由1)2)3)のいずれかで、リム交換の時間が長くなる。
1)上リム支持体に対して上リムを相対的に上下動させる距離が長くなる。
2)上リムを上下動させる工程数が多くなる。
3)上リムを上下動させる工程の実行タイミングと、上下リム支持部を水平移動させる工程の実行タイミングとに制約がある。
そこで、本発明は、短時間でリム交換を行うことができるリム交換機、このリム交換機を備えるリム保持装置、このリム保持装置を備えるタイヤ試験システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するための発明に係る第一態様のリム交換機は、
タイヤに嵌り込むリム本体と前記リム本体から突出している突出部とを有する上リム及び下リムを保持するリム保持機との間で、前記上リム及び前記下リムを交換するリム交換機において、前記上リム及び前記下リムを支持するリムストッカーと、前記リム保持機との間で前記上リム及び前記下リムを受渡可能な受渡位置と、前記リム保持機から離れている退避位置との間で、前記リムストッカーを移動させるストッカー移動機構と、を備える。前記リムストッカーは、前記上リムを支持する上リム支持部と、前記下リムを支持する下リム支持部と、前記上リム支持部と前記下リム支持部とを連結する連結部と、を有する上下リム支持部を備える。前記上リム支持部及び前記下リム支持部は、いずれも、水平方向で互いに離間している一対の支持アームを有し、前記一方の支持アームの先端と前記他方の支持アームの先端との間が、前記リム本体が前記一対の支持アーム間に入り込む開放端を成し、前記一対の支持アームの上面が前記突出部を下から支える突出部支持面を成す。
当該リム交換機では、リムストッカーの上リム支持部及び下リム支持部のいずれもが、開放端を有しているので、リムストッカーを移動させれば、リムストッカーに対して上リム保持機構や下リム保持機構を相対的に上下方向に移動させなくても、各リムのリム本体を二つの支持アーム間に入れることができる。このため、以下の理由1)2)3)の少なくともいずれかで、リム交換の時間を短くすることができる。
1)上リム支持部に対して上リムを相対的に上下動させる距離が短くなる。
2)上リムを上下動させる工程数が少なくなる。
3)上リムを上下動させる工程の実行タイミングと、上下リム支持部を水平移動させる工程の実行タイミングとの制約が緩和される。
前記目的を達成するための発明に係る第二態様のリム交換機は、
前記第一態様のリム交換機において、前記上リム支持部が前記上リムを支持しているときの前記上リムの中心の位置と、前記下リム支持部が前記下リムを支持しているときの前記下リムの中心の位置とが、鉛直方向視で一致するよう、前記上リム支持部に対して前記下リム支持部が配置されている。
前記目的を達成するための発明に係る第三態様のリム交換機は、
前記第一態様又は第二態様のリム交換機において、前記リムストッカーは、複数の前記上下リム支持部と、鉛直方向に延びるストッカー回転軸線を中心として回転するストッカー回転軸部と、前記ストッカー回転軸部を回転させるストッカー回転機構と、を備える。複数の前記上下リム支持部は、各上下リム支持部の前記開放端がストッカー回転軸線に対して径方向外側を向くようにして、前記ストッカー回転軸部に固定されている。
当該リム交換機のリムストッカーは、複数の上下リム支持部を有している。このため、当該リム交換機では、複数の上下リム支持部のうち、一の上下リム支持部に交換すべき上リム及び下リムを支持させ、残りの他の上下リム支持部を空けておけば、リムストッカーの一度の往復移動で、リム保持機とリム交換機との間で、上リム及び下リムを交換することができる。
前記目的を達成するための発明に係る第四態様のリム交換機は、
前記第一態様から前記第三態様のいずれかのリム交換機において、前記ストッカー移動機構は、前記リムストッカーを吊り下げ保持している。
当該リム交換機では、リムストッカーの下方の空間がストッカー移動機構により占有されないので、リムストッカーの下方の空間を有効利用することができる。
前記目的を達成するための発明に係る第五態様のリム交換装置は、
前記第一態様から前記第四態様のいずれかのリム交換機と、前記リム保持機と、を備える。前記リム保持機は、タイヤの上ビード部に嵌り込む前記上リムを保持する上リム保持機構と、前記タイヤの下ビード部に嵌り込む前記下リムを前記上リムの下方で保持する下リム保持機構と、前記下リム保持機構に対して前記上リム保持機構を相対的に鉛直方向に移動させる第一リム移動機構と、前記上リム保持機構と前記下リム保持機構とのうち一方のリム保持機構に対して、前記一方のリム保持機構の保持対象であるリムを鉛直方向に相対移動させる第二リム移動機構と、水平方向に延びる搬送経路上でタイヤを搬送するコンベアと、を備えている。
前記目的を達成するための発明に係る第六態様のリム交換装置は、
前記第五態様のリム保持装置において、前記リム保持機は、前記コンベアを昇降させるコンベア昇降装置を備える。前記コンベアは、前記タイヤが載るベルトを有するベルトコンベアと、前記下リムに接して前記下リムを支える下リム支持体と、を備える。前記下リム支持体は、水平方向で前記ベルトと異なる位置で、且つ前記ベルトの上面よりの下方の位置に配置されている。前記コンベア昇降装置が前記第二リム移動機構を構成する。
当該リム保持装置では、下リム保持機構に対して、コンベアと共に下リムを鉛直方向に相対移動させるコンベア昇降装置が第二リム移動機構を構成する。このリム保持装置では、下リム保持機構に対して下リムを相対移動させる際、下リムを下リム支持体で支える。しかも、このリム保持装置では、下リム支持体が、水平方向でベルトと異なる位置で、且つベルトの上面よりの下方の位置に配置されている。よって、当該リム保持装置では、下リム保持機構に対して下リムを相対移動させる際、ベルトに下リムが接しないため、ベルトが傷付くことを抑制することができる。
前記目的を達成するための発明に係る第七態様のタイヤ試験システムは、
前記第五態様又は前記第六態様のリム保持装置と、前記リム保持機に保持されている前記上リム及び前記下リムに装着されたタイヤに対して各種計測を行う計測器と、を備える。
本発明の一態様によれば、短時間でリムを交換することができる。
本発明の一実施形態におけるタイヤ試験システムの平面図である。 図1におけるII−II線断面図である。 図1におけるIII−III線断面図である。 本発明の一実施形態におけるセンタコンベアの要部切欠き平面図である。 図4におけるV−V線断面図である。 本発明の一実施形態におけるリム交換機の側面図である。 本発明の一実施形態におけるリムストッカーの斜視図である。 本発明の一実施形態における交換準備工程後のリム保持機及びリム交換機の側面図である。 本発明の一実施形態における受取工程後のリム保持機及びリム交換機の側面図である。 本発明の一実施形態における受渡工程中のリム保持機及びリム交換機の側面図である。 本発明の一実施形態における受渡工程後のリム保持機及びリム交換機の側面図である。 本発明の一実施形態におけるタイヤ試験準備工程後のリム保持機及びリム交換機の側面図である。
以下、本発明に係るタイヤ試験システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のタイヤ試験システムは、図1〜図3に示すように、試験対象のタイヤTに前処理を施す前処理装置10と、このタイヤTに対して各種試験を行う試験装置20と、試験後のタイヤTに後処理を施す後処理装置50と、これらの装置10,20,50の動作を制御する図示されていない制御装置と、を備える。
前処理装置10は、入口コンベア11と、センタリング機構12と、図示されていない潤滑剤塗布機構と、を備える。入口コンベア11は、タイヤTを所定の方向に搬送する。以下のこの方向を搬送方向Xとする。また、この搬送方向Xの一方の側を下流側(+)X、この下流側(+)Xの反対側を上流側(−)Xとする。入口コンベア11には、両サイドウォールTwu,Twd(図2参照)が鉛直方向に向けられた状態のタイヤTが載置される。この入口コンベア11は、載置されたタイヤTを上流側(−)Xから下流側(+)Xへ搬送する。
センタリング機構12は、入口コンベア11上の入口搬送経路の所定位置に、タイヤTの中心を位置させる。この所定位置は、入口搬送経路の経路幅方向Yにおける中央である。よって、このセンタリング機構12は、タイヤTをセンタリングする。図示されていない潤滑剤塗布機構は、センタリングされたタイヤTの上ビード部Tbu及び下ビード部Tbdに潤滑剤を塗布する。
試験装置20は、リム保持機30と、タイヤ計測器39と、リム交換機60と、これらを支えるフレーム21と、を備える。本実施形態では、リム保持機30とリム交換機60とで、リム保持装置を構成する。リム保持機30は、タイヤTの上ビード部Tbuに嵌り込む上リム40uと、タイヤTの下ビード部Tbdに嵌り込む下リム40dとを回転可能に保持する。このリム保持機30は、保持している上リム40u及び下リム40dにタイヤTが装着されると、このタイヤTを保持することになる。よって、このリム保持機30は、タイヤ保持機と呼ばれることもある。そこで、以下では、このリム保持機30をタイヤ保持機30と呼ぶこともある。リム保持機30は、センタコンベア22を備える。このセンタコンベア22は、入口コンベア11の下流側(+)Xに配置され、入口コンベア11の搬送方向Xと同じ方向にタイヤTを搬送する。よって、このセンタコンベア22のセンタ搬送経路の経路幅方向Yも、入口搬送経路の経路幅方向Yと同じ方向である。タイヤ計測器39は、タイヤ保持機30で保持されているタイヤTに関する各種計測を行う。
後処理装置50は、出口コンベア51と、図示されていないマーキング機構と、を備える。出口コンベア51は、センタコンベア22の下流側(+)Xに配置され、入口コンベア11及びセンタコンベア22の搬送方向Xと同じ方向にタイヤTを搬送する。よって、この出口コンベア51の出口搬送経路の経路幅方向Yも、入口搬送経路及びセンタ搬送経路の経路幅方向Yと同じ方向である。出口搬送経路の鉛直方向のレベルは、入口搬送経路の鉛直方向のレベルと同じである。
リム保持機30に保持される上リム40uは、図6及び図7に示すように、上リム本体41uと、上フランジ部(突出部)45uと、を有する。上リム本体41uは、上リム胴部42uと、上リム被保持部43uと、上ビード嵌り込み部44uと、上スピンドル部46uと、を有する。上リム胴部42uは、上リム軸線Lruを中心として円筒状を成している。ここで、上リム軸線Lruが延びる方向を上リム軸線方向とし、この上リム軸線方向の一方の側を上側、他方の側を下側とする。上リム被保持部43uは、リム保持機30に保持される部分である。この上リム被保持部43uは、上リム胴部42uの上側に形成されている。上ビード嵌り込み部44uは、タイヤTの上ビード部Tbuに嵌り込む部分である。この上ビード嵌り込み部44uは、上リム胴部42uの外周側に形成されている。上スピンドル部46uは、上リム軸線Lruを中心して円柱状を成す。この上スピンドル部46uは、円筒状の上リム胴部42uの内周側に配置されている。この上スピンドル部46uの下端は、上リム胴部42uから下側に突出している。上フランジ部45uは、上リム胴部42uから上リム軸線Lruに対する径方向外側に突出している。
リム保持機30に保持される下リム40dは、下リム本体41dと、下フランジ部(突出部)45dと、を有する。下リム本体41dは、下リム胴部42dと、下リム被保持部43dと、下ビード嵌り込み部44dと、を有する。下リム胴部42dは、下リム軸線Lrdを中心として円筒状を成している。ここで、下リム軸線Lrdが延びる方向を下リム軸線方向とし、この下リム軸線方向の一方の側を上側、他方の側を下側とする。下リム被保持部43dは、リム保持機30に保持される部分である。この下リム被保持部43dは、下リム胴部42dの下側に形成されている。下ビード嵌り込み部44dは、タイヤTの下ビード部Tbdに嵌り込む部分である。この下ビード嵌り込み部44dは、下リム胴部42dの外周側に形成されている。下フランジ部45dは、下リム胴部42dから下リム軸線Lrdに対する径方向外側に突出している。
試験装置20におけるリム保持機30は、図2及び図3に示すように、前述のセンタコンベア22の他、上リム保持機構32uと、タイヤストリッパ49と、下スピンドル31dと、下リム保持機構32dと、リムエレベータ(第一移動機構)37と、コンベア昇降装置(第二移動機構)25と、を備える。
下スピンドル31dは、鉛直方向に延びる回転軸線Lrを中心として、円柱状の部材である。下スピンドル31dは、フレーム21のベース21a上にて、回転軸線Lrを中心として回転駆動される。下リム保持機構32dは、下リム40dの下リム被保持部43dを保持する。下リム40dは、下リム保持機構32dに保持されることで、下リム軸線Lrdと回転軸線Lrとが一致する。上リム保持機構32uは、上リム40uの上リム被保持部43uを保持する。上リム40uは、上リム保持機構32uで保持されることで、上リム軸線Lruと回転軸線Lrとが一致する。タイヤストリッパ49は、タイヤTの上サイドウォールTwuを下方へ押す機構である。このタイヤストリッパ49は、例えば、エアシリンダを有して構成される。
リムエレベータ(第一移動機構)37は、リニアガイド等の案内手段37aを介して、フレーム21のメインフレーム21bに、鉛直方向に移動可能に支持されている。このリムエレベータ37には、前述の上リム保持機構32u及びタイヤストリッパ49が設けられている。
リムエレベータ37は、上リム保持機構32uが保持している上リム40uの上リム軸線Lruを、下スピンドル31dの回転軸線Lrと一致させた状態で昇降する。リムエレベータ37が下降すると、上スピンドル部46uの下部が下スピンドル31dの内部に挿入される。上スピンドル部46uは、下スピンドル31d内に設けられたロック機構(図示せず)により、所定の挿入位置で下スピンドル31dに結合される。上スピンドル部46uを有する上リム40uは、ロック機構により下スピンドル31dと結合されると、下スピンドル31dの回転に伴って一体回転する。
前述のセンタコンベア22は、リニアガイド等の案内手段25aを介してメインフレーム21bに、鉛直方向に移動可能に支持されている。このセンタコンベア22は、サーボモータ(図示せず)を備えるコンベア昇降装置25により、上限位置と下限位置との間で鉛直方向に昇降する。センタコンベア22の上限位置は、搬送高さ位置よりも上の位置である。搬送高さ位置は、図2及び図3中の想像線で示すように、センタコンベア22の上面のレベル、言い換えるとセンタ搬送経路のレベルが、入口搬送経路及び出口搬送経路のレベルと同じレベルになる位置である。センタコンベア22の下限位置は、図2及び図3中の実線で示すように、センタコンベア22の上面のレベルが、下スピンドル31dに装着されている下リム40dより下になる位置である。なお、この下限位置は、前述の搬送高さ位置より下の位置である。
センタコンベア22のセンタ搬送経路が搬送高さ位置に位置している際、下スピンドル31dの回転軸線Lrを通り、このセンタ搬送経路上で搬送方向Xに延びる仮想線が経路中心線Lc(図1参照)である。この経路中心線Lcは、センタ搬送経路の経路幅方向Yの中心になる。前処理装置10のセンタリング機構12は、この経路中心線Lc上にタイヤTの中心を位置させる。
センタコンベア22は、経路幅方向Yで、互いに所定距離離間した一対のベルト23を有している。すなわち、このセンタコンベア22は、ベルトコンベアである。一対のベルト23のうち、一方のベルト23と他方のベルト23とは、回転軸線Lrを通る経路中心線Lcを基準にして、経路幅方向Yで対称な位置に配置されている。一対のベルト23の経路幅方向Yにおける両者の間隔は、公知のベルト開閉機構24により調整可能である。このため、下スピンドル31d及び下リム40dは、センタコンベア22の昇降の際に、一対のベルト23間を通過可能である。
センタコンベア22は、さらに、図4及び図5に示すように、ベルト23が掛けられる上流側プーリ26a及び下流側プーリ26bと、上流側プーリ26a及び下流側プーリ26bを回転可能に支持するコンベアフレーム27と、二つの下リム支持機構28と、を有している。上流側プーリ26a、下流側プーリ26b、コンベアフレーム27、二つの下リム支持機構28は、いずれも、一対のベルト23毎に存在する。コンベアフレーム27は、搬送方向Xに長い部材である。上流側プーリ26aは、コンベアフレーム27の上流側(−)Xの部分に回転可能に支持されている。下流側プーリ26bは、コンベアフレーム27の下流側(+)Xの部分に回転可能に支持されている。ベルト23は、これら上流側プーリ26a及び下流側プーリ26bに掛けられている。二つの下リム支持機構28は、いずれも、下リム支持体28aと、この下リム支持体28aを搬送方向Xに移動させる支持体移動機構28cと、を有する。下リム支持体28aは、平坦で上側を向くリム支持面28bを有する。この下リム支持体28aを移動させる支持体移動機構28cは、コンベアフレーム27に固定されている。この支持体移動機構28cは、例えば、エアシリンダである。
二つの下リム支持体28aのうち、一方の下リム支持体28aは、回転軸線Lrよりも上流側(−)Xに配置され、他方の下リム支持体28aは、回転軸線Lrよりも下流側(+)Xに配置されている。また、各下リム支持体28aは、経路幅方向Yで、コンベアフレーム27に支持されているベルト23と異なる位置に配置されている。具体的には、一対のベルト23のうち、一方のベルト23に対する二つの下リム支持体28aは、いずれも、一方のベルト23を基準にして他方のベルト23側に配置されている。この下リム支持体28aのリム支持面28bは、ベルト23の上面、つまりセンタ搬送経路よりも下に位置している。回転軸線Lrよりも上流側(−)Xに配置されている下リム支持体28aは、支持体移動機構28cにより、下リム40dを支持できない退避位置と、この退避位置より下流側(+)Xで下リム40dを支持できる支持位置との間で、進退する。なお、図4中、退避位置の下リム支持体28aを実線で示し、支持位置の下リム支持体28aを想像線で示している。回転軸線Lrよりも下流側(+)Xに配置されている下リム支持体28aは、支持体移動機構28cにより、下リム40dを支持できない退避位置と、この退避位置より上流側(−)Xで下リム40dを支持できる支持位置との間で、進退する。
リム交換機60は、図1、図6及び図7に示すように、上リム40u及び下リム40dを支持するリムストッカー61と、リムストッカー61を水平方向に移動させるストッカー移動機構70と、交換機フレーム75と、を備える。
リムストッカー61は、複数の上下リム支持部62と、鉛直方向に延びるストッカー回転軸線Lrsを中心として回転するストッカー回転軸部66と、ストッカー回転軸部66を回転させるストッカー回転機構67と、を備える。
上下リム支持部62は、上リム40uを支持する上リム支持部62uと、下リム40dを支持する下リム支持部62dと、上リム支持部62uと下リム支持部62dとを連結する連結部65と、を有する。上リム支持部62u及び下リム支持部62dは、いずれも、水平方向に延びる一対の支持アーム63と、アーム接続部64とを有する。一対の支持アーム63は、支持アーム63が延びている方向に対して垂直な水平方向で、互いに離間している。一対の支持アーム63間の間隔寸法は、上リム40u及び下リム40dの胴部42の外径寸法よりも僅かに大きな寸法である。アーム接続部64は、一対の支持アーム63のうちの一方の支持アーム63の基端と他方の支持アーム63の基端とを接続する。一方の支持アーム63の先端と他方の支持アーム63の先端との間は、上リム40u及び下リム40dの胴部42が一対の支持アーム63間に入り込む開放端63aを成す。上リム支持部62uにおける一対の支持アーム63の上面は、上リム40uの上フランジ部45uを下から支えるフランジ支持面(突出部支持面)63bを成す。また、下リム支持部62dにおける一対の支持アーム63の上面は、下リム40dの下フランジ部45dを下から支えるフランジ支持面(突出部支持面)63bを成す。
連結部65は、上リム支持部62uの開放端63aの下側に下リム支持部62dの開放端63aが存在し、且つ上リム支持部62uのアーム接続部64の下側に下リム支持部62dのアーム接続部64が存在するよう、上リム支持部62uのアーム接続部64と下リム支持部62dのアーム接続部64とを連結する。下リム支持部62dに支持されている下リム40dの中心の位置は、鉛直方向視で、上リム支持部62uに支持されている上リム40uの中心の位置と一致する。言い換えると、上リム支持部62uに支持されている上リム40uの上リム軸線Lruの延長線上に、下リム支持部62dに支持されている下リム40dの下リム軸線Lrdが位置する。
複数の上下リム支持部62は、各上下リム支持部62の開放端63aがストッカー回転軸線Lrsに対して径方向外側を向くようにして、ストッカー回転軸部66に固定されている。このストッカー回転軸部66の一部は、各上下リム支持部62の連結部65を構成する。ストッカー回転軸線Lrsは、リム保持機30の回転軸線Lrと平行である。このストッカー回転軸線Lrsの位置は、この回転軸線Lrから経路幅方向Yにズレた位置である。
ストッカー回転機構67は、従動プーリ68aと、駆動プーリ68bと、二つのプーリ68a,68bに架け渡されているベルト68cと、駆動プーリ68bを回転させるモータ68dと、軸受68eと、ベース69と、を有する。従動プーリ68aは、ストッカー回転軸部66の上端に取り付けられている。軸受68eは、回転軸線Lrsを中心として回転可能にストッカー回転軸部66を支持する。軸受68e及びモータ68dは、ベース69に固定されている。なお、以上は、ストッカー回転機構67の構成の一例であり、他の構成であってもよい。例えば、ストッカー回転機構67は、ストッカー回転軸部66に直接接続されているモータで構成してもよい。
交換機フレーム75は、フレーム21のベース21a上に立てられた複数本の柱75aと、複数本の柱75aの上部相互を連結する複数の横梁75bと、を有する。
ストッカー移動機構70は、経路幅方向Yに延びるネジ軸71と、ネジ軸71に捩じ込まれているナット部材72と、ネジ軸71をその中心軸線回りに回転可能に支持する軸受72aと、ネジ軸71をその回転軸回りに回転させるモータ72bと、を有する。
ネジ軸71は、リムストッカー61及び交換機フレーム75の上方に配置されている。ネジ軸71の一端には、モータ72bの出力軸が連結されている。また、このネジ軸71の他端は、軸受72aで支持されている。モータ72b及び軸受72aは、いずれの交換機フレーム75の上部に固定されている。ナット部材72は、ストッカー回転機構67のベース69に固定されている。
以上の構成により、モータ72bが駆動して、ネジ軸71がその中心軸線回りに回転すると、ナット部材72及びこのナット部材72に連結されているリムストッカー61が経路幅方向Yに移動する。リムストッカー61は、受渡位置と退避位置との間で、経路幅方向Yに移動する。受渡位置とは、複数の上下リム支持部62のうちで、いずれか一の上下リム支持部62が、リム保持機30との間で、上リム40u及び下リム40dを受渡可能な位置である。この受渡位置では、一の上下リム支持部62に支持されている上リム40uの上リム軸線Lru及び下リム40dの下リム軸線Lrdは、リム保持機30の回転軸線Lr上に位置する。よって、この受渡位置では、鉛直方向視で、リムストッカー61の一部がリム保持機30と重なっている。退避位置とは、受渡位置に位置しているときの前述の一の上下リム支持部62の開放端63aに対してアーム接続部64が存在する側に、一の上下リム支持部62がリム保持機30から離れている位置である。また、この退避位置は、複数の上下リム支持部62がストッカー回転軸線Lrsを中心として回転しても、複数の上下リム支持部62がリム保持機30及びセンタコンベア22上をX方向に搬送されるタイヤTと接触しない位置である。
なお、本実施形態のストッカー移動機構70は、図示されていないが経路幅方向Yに延びるレールと、このレールに摺動可能なガイドと、を有する。レールは、交換機フレーム75に固定されている。ガイドは、例えば、リムストッカー61のベース69に連結されている。レール及びガイドは、リムストッカー61の移動方向をガイドすると共に、交換機フレーム75に対してリムストッカー61が移動可能に、このリムストッカー61を交換機フレーム75に支持させる役目を担っている。レール及びガイドは、いずれも、複数の上下リム支持部62より上方に位置している。すなわち、ストッカー移動機構70は、複数の上下リム支持部62よりも上方に位置して、リムストッカー61を吊り下げ保持し、このリムストッカー61を経路幅方向Yに移動させる。
次に、以上で説明したタイヤ試験システムの動作について説明する。
入口コンベア11上にタイヤTが載置されると、前処理装置10のセンタリング機構12が動作して、このタイヤTの中心を入口搬送経路の中心、言い換えると、経路中心線Lc上に位置させる。センタリング機構12が動作した後、前処理装置10の潤滑剤塗布機構は、タイヤTの上ビード部Tbu及び下ビートTbdに潤滑剤を塗布する。
タイヤTへの潤滑剤塗布が終了すると、入口コンベア11及びセンタコンベア22が駆動開始し、このタイヤTを下流側(+)Xへ搬送する。タイヤTが、試験領域内に搬送されてくると、センタコンベア22が停止する。なお、この試験領域は、回転軸線Lrを中心とした、外径がタイヤTの外径とほぼ同じ外径の円柱の領域である。
センタコンベア22が停止すると、コンベア昇降装置25が駆動して、センタコンベア22及びこの上に載置されているタイヤTが下降する。センタコンベア22は、その上面が下リム40dよりも下方の位置まで下降する。この下降過程で、下スピンドル31dに装着されている下リム40dに、このタイヤTの下ビード部Tbdが嵌り込み、このタイヤTは、センタコンベア22及び下リム40dによって下方から支持される状態になる。
次に、リムエレベータ37の駆動により、上リム保持機構32uに保持されている上リム40uが下降する。この下降で、上リム40uにタイヤTの上ビード部Tbuが嵌り込む。この結果、タイヤTは、上リム40uおよび下リム40dによって挟み込まれる。また、上スピンドル部46uの下部が、下スピンドル31d内に入り込む。この上スピンドル部46uは、下スピンドル31d内に設けられたロック機構(図示せず)により、下スピンドル31dに結合される。
その後、外部から上スピンドル部46u又は下スピンドル31d内を経て、タイヤTの内部にエアが供給される。タイヤTの内部にエアが供給されると、下スピンドル31dが回転する。この下スピンドル31dの回転に伴って、この下スピンドル31dに装着されている下リム40d、この下スピンドル31dに結合されている上リム40uが、下スピンドル31dと一体回転する。この結果、上リム40uおよび下リム40dによって挟み込まれているタイヤTも回転する。このタイヤTの回転中、このタイヤTに関する各種計測が実行される。
以上の各種計測が終了すると、タイヤTからエアが抜かれる。さらに、ロック機構による上リム40uと下スピンドル31dとの結合状態が解除される。下スピンドル31dとの結合状態が解除された上リム40uは、リムエレベータ37の駆動により上昇する。上リム40uが上方に退避すると、コンベア昇降装置25が駆動して、センタコンベア22が搬送高さ位置まで上昇する。タイヤTは、このセンタコンベア22の上昇に伴って上昇する。一方、このタイヤTの下ビード部Tbdが嵌り込んでいた下リム40dは、上昇しない。このため、タイヤTの上昇過程で、下リム40dからタイヤTの下ビード部Tbdが外れる。その後、リムエレベータ37に設けられている複数のタイヤストリッパ49が駆動して、このタイヤTを上リム40uに対して相対的に下方に押し下げる。この結果、上リム40uからタイヤTの上ビード部Tbuが外れる。なお、タイヤストリッパ49の駆動による上リム40uからの上ビード部Tbuの引き抜きは、センタコンベア22の上昇前に実行される上スピンドル31uの上昇時に行ってもよい。以上で、上リム40u及び下リム40dからタイヤTが引き抜かれる。
上リム40u及び下リム40dからタイヤTが引き抜かれると、センタコンベア22が駆動して、センタコンベア22上のタイヤTを下流側(+)Xに搬送する。センタコンベア22の搬送高さ位置は、前述したように、センタ搬送経路のレベルが入口搬送経路及び出口搬送経路のレベルと同じレベルの位置である。このため、センタコンベア22上のタイヤTは、このセンタコンベア22から出口コンベア51に乗り移る。タイヤTは、出口コンベア51上で、図示されていないマーキング機構により、計測結果等の各種情報がマーキングされる。
このタイヤ試験システムでは、サイズの異なるタイヤに関する各種試験も実行する。このため、このタイヤ試験システムは、センタコンベア22を構成する一対のベルト23の経路幅方向Yにおける両者の間隔を調整するベルト開閉機構24を備える。さらに、このタイヤ試験システムは、タイヤTに嵌り込む上リム40u及び下リム40dを交換するリム交換機60を備える。
ここで、図3に示すように、リム保持機30が保持している上リム40uを第一上リム40u1、リム保持機30が保持している下リム40dを第一下リム40d1とする。また、この第一上リム40u1と交換される上リム40uを第二上リム40u2、第一下リム40d1と交換される下リム40dを第二下リム40d2とする。
上リム40u及び下リム40dを交換する際、図3に示すように、リム保持機30に保持されている第一上リム40u1及び第一下リム40d1には、タイヤTが装着されていない。また、センタコンベア22は、下限位置に位置している。また、第二上リム40u2及び第二下リム40d2は、複数の上下リム支持部62のうちのいずれか一の上下リム支持部62に支持されている。複数の上下リム支持部62のうち、他の一の上下リム支持部62は、上リム40u及び下リム40dを支持していない。この他の一の上下リム支持部62の開放端63aは、リム保持機30側、より正確にはリム保持機30の回転軸線Lr側を向いている。また、第二上リム40u2及び第二下リム40d2を支持しているリムストッカー61は、退避位置に位置している。
上リム40u及び下リム40dの交換では、まず交換準備工程が実行される。この交換準備工程では、まず、図4に示すように、センタコンベア22の全ての支持体移動機構28cを駆動させて、図4中の想像線で示すように、全ての下リム支持体28aを支持位置に位置させる。次に、図8に示すように、下リム保持機構32dを駆動させて、この下リム保持機構32dによる第一下リム40d1の保持を解除させる。次に、コンベア昇降装置25を駆動させて、センタコンベア22を上昇させる。この過程で、支持位置に位置している下リム支持体28aのリム支持面28bと第一下リム40d1とが接し、第一下リム40d1が下リム支持体28aに支持されるようになる。センタコンベア22は、その後も上昇し、(下リム受渡高さHd+α)の位置で停止する。ここで、下リム受渡高さHdとは、センタコンベア22の下リム支持体28aに支持されている第一下リム40d1における下フランジ部45dの下面レベルが、下リム支持部62dのフランジ支持面63bのレベルと同じレベルになる、センタコンベア22の高さである。この高さのセンタコンベア22の位置が、前述したセンタコンベア22の上限位置である。また、αは、数mmから2cm程度である。次に、リムエレベータ37が上昇又は下降して、上リム保持機構32uに保持されている第一上リム40u1を上昇又は下降させる。このリムエレベータ37は、(上リム受渡高さHu+α)の位置で停止する。ここで、上リム受渡高さHuとは、上リム保持機構32uに保持されている第一上リム40u1における上フランジ部45uの下面レベルが、上リム支持部62uのフランジ支持面63bのレベルと同じレベルになる、リムエレベータ37の高さである。また、αは、前述と同様に、数mmから2cm程度である。
以上で、交換準備工程が終了する。この交換準備工程では、センタコンベア22を上昇させた後、リムエレベータ37を上昇又は下降させている。しかしながら、リムエレベータ37を上昇又は下降させた後、センタコンベア22を上昇させてもよい。また、リムエレベータ37の上昇又は下降とセンタコンベア22の上昇とを同時に実行してもよい。
次に、受取工程が実行される。この受取工程では、図9に示すように、まず、ストッカー移動機構70が駆動して、リムストッカー61が退避位置から受渡位置まで前進する。このリムストッカー61の前進により、上リム40u及び下リム40dを支持していない上下リム支持部62が、第一上リム40u1及び第一下リム40d1を受け取り可能な位置に至る。この位置では、この上下リム支持部62における上リム支持部62uの二つの支持アーム63間に第一上リム40u1の胴部42uが入り込み、この上下リム支持部62における下リム支持部62dの二つの支持アーム63間に第一下リム40d1の胴部42dが入り込む。但し、第一上リム40u1の上フランジ部45uと上リム支持部62uのフランジ支持面63bとは、鉛直方向に離間しており、両者は接していない。また、第一下リム40d1の下フランジ部45dと下リム支持部62dのフランジ支持面63bとは、鉛直方向に離間しており、両者は接していない。
次に、リムエレベータ37が前述のαだけ下降する。この結果、第一上リム40u1の上フランジ部45uが上リム支持部62uのフランジ支持面63bと接する。そして、上リム保持機構32uが駆動して、上リム保持機構32uにより第一上リム40u1の保持が解除される。この結果、第一上リム40u1は、上リム支持部62uに支持される。
次に、コンベア昇降装置25が駆動して、センタコンベア22が下降する。このセンタコンベア22の下降により、このセンタコンベア22の下リム支持体28aで支持されていた第一下リム40d1の下フランジ部45dが下リム支持部62dのフランジ支持面63bと接する。この結果、第一下リム40d1は、下リム支持部62dに支持される。センタコンベア22は、その後も下降し、下限位置よりも上の中間待機位置で停止する。
以上で、受取工程が終了する。この受取工程では、リムエレベータ37を下降させた後、センタコンベア22を下降させている。しかしながら、センタコンベア22を下降させた後、リムエレベータ37を下降させてよい。また、リムエレベータ37の下降とセンタコンベア22の下降とを同時に実行してもよい。
次に、受渡工程が実行される。この受渡工程では、図10に示すように、まず、リムエレベータ37が中間待機位置まで上昇し、この中間待機位置で停止する。次に、ベルト開閉機構24が駆動して、センタコンベア22を構成する一対のベルト23の経路幅方向Yにおける両者の間隔を変える。この結果、一対のベルト23間の間隔は、全ての下リム支持体28aで第二下リム40d2を支持できる間隔になる。次に、ストッカー回転機構67が駆動して、ストッカー回転軸線Lrsを中心に複数の上下リム支持部62を回転させる。この複数の上下リム支持部62の回転で、第二上リム40u2及び第二下リム40d2を支持している上下リム支持部62が受渡位置に至る。
次に、図11に示すように、リムエレベータ37が中間待機位置から上リム受渡高さHuまで下降して、この上リム受渡高さHuで停止する。そして、上リム保持機構32uが駆動して、上リム支持部62uに支持されている第二上リム40u2を保持する。なお、上リム受渡高さHuは、前述と同様、上リム支持部62uに支持されている第二上リム40u2の上フランジ部45uの下面レベルが、上リム支持部62uのフランジ支持面63bのレベルと同じレベルになる、リムエレベータ37の高さである。言い換えると、上リム受渡高さHuは、上リム支持部62uに支持されている第二上リム40u2を上リム保持機構32uで保持できるリムエレベータ37の高さである。次に、センタコンベア22が中間退避位置から(下リム受渡高さHd+α)の位置まで上昇し、この位置で停止する。この過程で、センタコンベア22の下リム支持体28aと第二下リム40d2とが接し、第二下リム40d2が下リム支持体28aに支持されるようになる。なお、下リム受渡高さHdは、前述と同様、センタコンベア22の下リム支持体28aに支持された第二下リム40d2の下フランジ部45dの下面レベルが、下リム支持部62dのフランジ支持面63bのレベルと同じレベルになる、センタコンベア22の高さである。
以上で、受渡工程が完了する。この受渡工程では、リムエレベータ37を下降させた後、センタコンベア22を上昇させている。しかしながら、センタコンベア22を上昇させた後、リムエレベータ37を下降させてよい。また、リムエレベータ37の下降とセンタコンベア22の上昇とを同時に実行してもよい。
最後に、タイヤ試験準備工程が実行される。このタイヤ試験準備工程では、まず、ストッカー移動機構70が駆動して、図12に示すように、リムストッカー61が退避位置まで後退する。次に、リムエレベータ37が待機位置まで上昇する。次に、コンベア昇降装置25が駆動して、センタコンベア22が下限位置まで下降する。このセンタコンベア22の下降過程で、このセンタコンベア22の下リム支持体28aで支持されていた第二下リム40d2が下スピンドル31dに接する。第二下リム40d2が下スピンドル31dに接すると、下リム保持機構32dが駆動して、この第二下リム40d2を保持する。
以上で、タイヤ試験準備行程が完了する。このタイヤ試験準備行程では、リムストッカー61が退避位置まで後退した後、リムエレベータ37が待機位置まで上昇する。さらに、その後、センタコンベア22が下限位置まで下降する。しかしながら、リムストッカー61の後退、リムエレベータ37の上昇、センタコンベア22の下降の実行順序は、以上に限定されず、他の順序でもよい。また、リムストッカー61の後退、リムエレベータ37の上昇、センタコンベア22の下降を同時に実行してもよい。
タイヤ試験準備行程が完了した時点で、リムエレベータ37は待機位置に位置している。このリムエレベータ37に設けられている上リム保持機構32uには、第二上リム40u2が保持されている。また、センタコンベア22は下限位置に位置している。下リム保持機構32dには、第二下リム40d2が保持されている。リムストッカー61は、退避位置に位置している。このリムストッカー61の複数の上下リム支持部62のいずれかには、第一上リム40u1及び第二下リム40d2が支持されている。
タイヤ試験準備行程が完了すると、リム保持機30に保持されている第二上リム40u2及び第二下リム40d2に対応したタイヤTが前処理装置の入口コンベア11上に置かれ、このタイヤTに対して、先に説明したように、前処理装置10での前処理、試験装置20での試験、後処理装置50での後処理が実行される。
以上のように、本実施形態では、リムストッカー61の上リム支持部62u及び下リム支持部62dのいずれもが、開放端63aを有しているので、リムストッカー61を水平移動させれば、リムストッカー61に対して上リム保持機構32uや下リム保持機構32dを相対的に上下方向に移動させなくても、各リムの胴部42を二つの支持アーム63間に入れることができる。このため、以下の理由1)2)3)の少なくともいずれかで、リム交換の時間を短くすることができる。
1)上リム支持部62uに対して上リム40uを相対的に上下動させる距離が短くなる。
2)上リム40uを上下動させる工程数が少なくなる。
3)上リム40uを上下動させる工程の実行タイミングと、上下リム支持部62を水平移動させる工程の実行タイミングとの制約が緩和される。
具体的に、例えば、以上の理由3)に関して、本実施形態のタイヤ試験準備行程では、前述したように、リムエレベータ37の上昇(上リム40uの上昇)と、リムストッカー61の後退(上下リム支持部62の水平移動)とを同時に実行できる。一方、前記特許文献1に記載の技術では、上リム40uを上昇させて、上座板のリム孔から上リムのスピンドル部を出した後でなければ、リムストッカーを後退させることができない。よって、繰り返すことになるが、本実施形態では、前記特許文献1に記載の技術に比べて、リム交換の時間を短くすることができる。
また、本実施形態のリムストッカー61は、複数の上下リム支持部62を有している。このため、本実施形態では、複数の上下リム支持部62のうち、一つの上下リム支持部62に交換すべき上リム40u及び下リム40dを支持させ、残りの他の上下リム支持部62を空けておけば、リムストッカー61の一度の往復移動で、リム保持機30とリム交換機60との間で、上リム40u及び下リム40dを交換することができる。
本実施形態のストッカー移動機構70は、複数の上下リム支持部62より上方に位置して、リムストッカー61を吊り下げ保持している。このため、本実施形態では、リムストッカー61の下方の空間がストッカー移動機構70により占有されないので、リムストッカー61の下方の空間を有効利用することができる。具体的には、例えば、ストッカー移動機構70及びリムストッカー61の下方に、タイヤ計測器として、図3等に示すように、寸法計測器39bを配置することができる。
本実施形態では、下リム保持機構32dに対して下リム40dを相対移動させる際、下リム40dを下リム支持体28aで支える。しかも、本実施形態では、下リム支持体28aが、水平方向でベルト23と異なる位置で、且つベルト23の上面よりの下方の位置に配置されている。よって、本実施形態では、下リム保持機構32dに対して下リム40dを相対移動させる際、ベルト23に下リム40dが接しないため、ベルト23が傷付くことを抑制することができる。
「変形例」
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、各実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
以上の実施形態では、センタコンベア22を下降させることで、センタコンベア22を下リム40dに対して相対移動させる。しかしながら、例えば、下リム40dを上昇させることで、センタコンベア22を下リム40dに対して相対移動させてもよい。
以上の実施形態では、下リム保持機構32dに対して上リム保持機構32uを相対的に鉛直方向に移動させる第一リム移動機構が、上リム保持機構32uを鉛直方向に移動させるリムエレベータ37である。しかしながら、第一リム移動機構は、下リム保持機構32dを鉛直方向に移動させる機構であってもよい。また、上リム保持機構32uと下リム保持機構32dとのうち一方のリム保持機構に対して、一方のリム保持機構の保持対象であるリムを鉛直方向に相対移動させる第二リム移動機構が、下リム保持機構32dに対して、センタコンベア22と共に下リム40dを鉛直方向に相対移動させるコンベア昇降装置25である。しかしながら、第二移動機構は、上リム保持機構32uに対して、上リム40uを鉛直方向に相対移動させる機構であってよい。
また、以上の実施形態では、タイヤTを、まず下リム40dに預けてから上リム40uを下降させて、このタイヤTを上リム40u及び下リム40dで挟み込む。しかしながら、タイヤTを、まず、上リム40uに預けてから、下リム40dをタイヤTに接近させることで、このタイヤTを上リム40u及び下リム40dで挟み込んでもよい。
以上の実施形態のリム40の突出部45は、リム40の胴部42からリム軸線に対する径方向外側に突出した板状のフランジ部である。しかしながら、この突出部45は、リム40の胴部42からリム軸線に対する径方向外側に突出していればよく、板状でなくてもよい。つまり、この突出部45は、フランジでなくてもよい。
また、以上の実施形態は、タイヤ試験システムの実施形態である。しかしながら、本発明のリム交換機は、タイヤ試験システム以外のシステムに適用してもよい。
本発明の一態様によれば、短時間でリムを交換することができる。
10:前処理装置
11:入口コンベア
12:センタリング機構
20:試験装置
21:フレーム
21a:ベース
21b:メインフレーム
22:センタコンベア
23:ベルト
24:ベルト開閉機構
25:コンベア昇降装置
25a:案内手段
26a:上流側プーリ
26b:下流側プーリ
27:コンベアフレーム
28:下リム支持機構
28a:下リム支持体
28b:リム支持面
28c:支持体移動機構
30:リム保持機(タイヤ保持機)
31d:下スピンドル
32u:上リム保持機構
32d:下リム保持機構
37:リムエレベータ
37a:案内手段
39:タイヤ計測器
39b:寸法計測器
40:リム
40u:上リム
40u1:第一上リム
40u2:第二上リム
40d:下リム
40d1:第一下リム
40d2:第二下リム
41u:上リム本体
41d:下リム本体
42:胴部
42u:上リム胴部
42d:下リム胴部
43u:上リム被保持部
43d:下リム被保持部
44u:上ビード嵌り込み部
44d:下ビード嵌り込み部
45:フランジ部(突出部)
45u:上フランジ部(突出部)
45d:下フランジ部(突出部)
46u:上スピンドル部
49:タイヤストリッパ
50:後処理装置
51:出口コンベア
60:リム交換機
61:リムストッカー
62:上下リム支持部
62u:上リム支持部
62d:下リム支持部
63:支持アーム
63a:開放端
63b:フランジ支持面(突出部支持面)
64:アーム接続部
65:連結部
66:ストッカー回転軸部
67:ストッカー回転機構
68a:従動プーリ
68b:駆動プーリ
68c:ベルト
68d:モータ
68e:軸受
69:ベース
70:ストッカー移動機構
71:ネジ軸
72:ナット部材
72a:軸受
72b:モータ
75:交換機フレーム
75a:柱
75b:横梁
T:タイヤ
Tbu:上ビード部
Tbd:下ビード部
Twu:上サイドウォール
Twd:下サイドウォール
Lc:経路中心線
Lr:回転軸線
Lru:上リム軸線
Lrd:下リム軸線
Lrs:ストッカー回転軸線
X:搬送方向
(−)X:上流側
(+)X:下流側
Y:経路幅方向

Claims (7)

  1. タイヤに嵌り込むリム本体と前記リム本体から突出している突出部とを有する上リム及び下リムを保持するリム保持機との間で、前記上リム及び前記下リムを交換するリム交換機において、
    前記上リム及び前記下リムを支持するリムストッカーと、
    前記リム保持機との間で前記上リム及び前記下リムを受渡可能な受渡位置と、前記リム保持機から離れている退避位置との間で、前記リムストッカーを移動させるストッカー移動機構と、
    を備え、
    前記リムストッカーは、前記上リムを支持する上リム支持部と、前記下リムを支持する下リム支持部と、前記上リム支持部と前記下リム支持部とを連結する連結部と、を有する上下リム支持部を備え、
    前記上リム支持部及び前記下リム支持部は、いずれも、水平方向で互いに離間している一対の支持アームを有し、前記一方の支持アームの先端と前記他方の支持アームの先端との間が、前記リム本体が前記一対の支持アーム間に入り込む開放端を成し、前記一対の支持アームの上面が前記突出部を下から支える突出部支持面を成す、
    リム交換機。
  2. 請求項1に記載のリム交換機において、
    前記上リム支持部が前記上リムを支持しているときの前記上リムの中心の位置と、前記下リム支持部が前記下リムを支持しているときの前記下リムの中心の位置とが、鉛直方向視で一致するよう、前記上リム支持部に対して前記下リム支持部が配置されている、
    リム交換機。
  3. 請求項1又は2に記載のリム交換機において、
    前記リムストッカーは、複数の前記上下リム支持部と、鉛直方向に延びるストッカー回転軸線を中心として回転するストッカー回転軸部と、前記ストッカー回転軸部を回転させるストッカー回転機構と、を備え、
    複数の前記上下リム支持部は、各上下リム支持部の前記開放端がストッカー回転軸線に対して径方向外側を向くようにして、前記ストッカー回転軸部に固定されている、
    リム交換機。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のリム交換機において、
    前記ストッカー移動機構は、前記リムストッカーを吊り下げ保持している、
    リム交換機。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のリム交換機と、
    前記リム保持機と、
    を備え、
    前記リム保持機は、タイヤの上ビード部に嵌り込む前記上リムを保持する上リム保持機構と、前記タイヤの下ビード部に嵌り込む前記下リムを前記上リムの下方で保持する下リム保持機構と、前記下リム保持機構に対して前記上リム保持機構を相対的に鉛直方向に移動させる第一リム移動機構と、前記上リム保持機構と前記下リム保持機構とのうち一方のリム保持機構に対して、前記一方のリム保持機構の保持対象であるリムを鉛直方向に相対移動させる第二リム移動機構と、水平方向に延びる搬送経路上でタイヤを搬送するコンベアと、を備えている、
    リム保持装置。
  6. 請求項5に記載のリム保持装置において、
    前記リム保持機は、前記コンベアを昇降させるコンベア昇降装置を備え、
    前記コンベアは、前記タイヤが載るベルトを有するベルトコンベアと、前記下リムに接して前記下リムを支える下リム支持体と、を備え、
    前記下リム支持体は、水平方向で前記ベルトと異なる位置で、且つ前記ベルトの上面よりの下方の位置に配置され、
    前記コンベア昇降装置が前記第二リム移動機構を構成する、
    リム保持装置。
  7. 請求項5又は6に記載のリム保持装置と、
    前記リム保持機に保持されている前記上リム及び前記下リムに装着されたタイヤに対して各種計測を行う計測器と、
    を備えるタイヤ試験システム。
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