JPWO2019130432A1 - 往復動圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易的な構造によりブローバイガスによる油上りを防止する往復動圧縮機を提供する。【解決手段】往復動圧縮機(1)は、軸受ハウジング(60)およびクランク室(34)の間に設けられ、軸受ハウジングとともに密閉空間Vを形成し、クランク室および密閉空間を連通する第1連通部(71)、第2連通部(72)を備える仕切り板(70)と、密閉空間に開口する開口端を備え、吸入室と連通する均圧路(80)と、を有する。

Description

本発明は、冷凍サイクルに適用され、冷媒ガスの圧縮に用いられる往復動圧縮機における油上り防止機構に関する。
往復動圧縮機は、クランク軸(駆動軸)の回転運動をクランク室内においてピストンの往復動に変え、冷凍サイクルを循環する冷媒ガスを圧縮するようにしている。往復動圧縮機の内部は、吸入室、吐出室、シリンダおよびクランク室に区画され、クランク室の下部は、潤滑油を貯留する貯油室となっている。貯油室に貯留された潤滑油は、オイルポンプによる強制給油方式で往復動圧縮機の各摺動部へ給油される。
冷凍サイクルを循環する冷媒ガスは、ピストンの往復動により吸入室から吸入弁を通じてシリンダ内に吸入されてから圧縮され、吐出弁を通じて吐出室に吐出される。
従来から、シリンダの内壁面とピストンリングの隙間からクランク室内に漏れた冷媒ガス(ブローバイガス)によって、クランク室内の圧力が上昇することを防止するために、クランク室と吸入室を連通する均圧路(バランスホール)を設けて、ブローバイガスを吸入室に戻すようにしている。
均圧路を通じて吸入室に流入するブローバイガスの吸入室への戻りは、クランク室内の油滴を同伴するため、潤滑油を貯留する貯油室の油量が減少する油上りを生ずる虞がある。
このような油上りを防止する機構として、例えば下記の特許文献1には、クランク室および吸入室を連通する均圧路のクランク室側の開口端と、ピストンが連結されたクランク軸との間に配置された仕切り部材を備え、さらに仕切り部材と前記均圧路の開口端との間に配置された油分離器を備える往復動圧縮機が開示されている。
このように構成された往復動圧縮機によれば、クランク室内の油滴が仕切り部材により均圧路の開口端に直接流入することが防止され、さらに油分離器によって均圧路の開口端に流入する潤滑油の量がさらに低減され、油溜室の油量が減少する油上りが防止される。
WO2014/054092国際公開公報
しかしながら、特許文献1の構成に対して、クランク室内に仕切り部材を設けることなく、またクランク室内に突出する油分離器を設けることなく、ブローバイガスを吸入室に戻すことによる油上りを防止することが求められている。
本発明は、上記課題を解決するために発明されたものであり、簡易的な構造によりブローバイガスを吸入室に戻すことによる油上りを防止する往復動圧縮機を提供することを目的とする。
上記目的を達成する往復動圧縮機は、吸入室、吐出室、シリンダ、およびクランク室が設けられ、前記クランク室の下部が潤滑油を貯留する貯油室として構成されたハウジングと、前記シリンダ内に往復動可能に配置されたピストンと、前記クランク室に回転可能に配置され、前記ピストンと連接棒を介して連結されたクランク軸と、前記クランク軸を軸受けする軸受部が配置される軸受ハウジングと、前記軸受ハウジングおよび前記クランク室の間に設けられ、前記軸受ハウジング内とともに密閉空間を形成し、前記クランク室および前記密閉空間を連通する第1連通部、第2連通部を備える仕切り板と、前記密閉空間に開口する開口端を備え、前記吸入室と連通する均圧路と、を有する。
このように構成された往復動圧縮機によれば、シリンダの内壁面およびピストンリングの隙間からクランク室内に漏れたブローバイガスは、第1連通部を介して、軸受ハウジングおよび仕切り板によって形成された密閉空間を流通する。このとき、潤滑油はブローバイガスの吸入室への戻りに同伴して密閉空間を流通する。そして、潤滑油が密閉空間内を通過する間に、油滴は大きくなり、重力沈降によりブローバイガスから分離される。ガスから分離された油滴は、第2連通部を介して貯油室に戻される。一方、油滴が分離されたブローバイガスは、密閉空間から均圧路を介して吸入室に移動する。このため、均圧路を通じて吸入室に流入する潤滑油の量が低減され、往復動圧縮機の油上りを防止できる。したがって、簡易的な構造によりブローバイガスを吸入室に戻すことによる油上りを防止する往復動圧縮機を提供することができる。
本実施形態に係る往復動圧縮機の概略縦断面を、冷凍サイクルとともに示す図である。 本実施形態に係る往復動圧縮機の概略横断面を示す図である。 本実施形態に係る往復動圧縮機を示す斜視断面図である。 ブローバイガスの吸入室への戻りおよび潤滑油の移動する様子を示す図である。
本発明の実施形態を、図1〜図4を参照しつつ説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本実施形態に係る往復動圧縮機1の概略縦断面を、冷凍サイクルとともに示す図である。図2は、本実施形態に係る往復動圧縮機1の概略横断面を示す図である。図3は、本実施形態に係る往復動圧縮機1を示す斜視断面図である。図4は、ブローバイガスの吸入室への戻りおよび潤滑油の移動する様子を示す図であって、図3のA部を示す拡大図である。なお、図3では理解の容易のため、仕切り板70の内部を透視した状態を表している。
まず、図1を参照して、冷凍サイクルの構成について説明する。
冷凍サイクルは、冷媒が循環する環状の冷媒循環路10を有し、冷媒循環路10には、往復動圧縮機1、凝縮器(高圧側熱交換器)12、膨張弁(膨張器)14、および蒸発器(低圧側熱交換器)16が冷媒の循環方向にてこの順序で接続され配置されている。なお、本実施形態では、冷媒循環路10に、油分離器18および受液器20がさらに配置されている。
冷凍サイクルにおいて、往復動圧縮機1は、例えば、0.1MPa〜0.3MPaの圧力(吸入圧力)の冷媒を吸入して圧縮し、1.5MPa〜2MPaの圧力(吐出圧力)の冷媒を吐出するように構成されているが、冷媒の吸入圧力および吐出圧力の範囲はこれに限定されることはない。冷媒は、例えばR32等の種々の代替フロン冷媒、又はアンモニアや二酸化炭素等である。
次に、図1〜図4を参照して、本実施形態に係る往復動圧縮機1の構成について説明する。
往復動圧縮機1は、概説すると、ハウジング22と、シリンダ32内に往復動可能に配置されたピストン36と、クランク室34に回転可能に配置されたクランク軸40と、クランク軸40を軸受するオイルポンプ90側の軸受部50Aと、オイルポンプ90側の軸受部50Aが配置される軸受ハウジング60と、軸受ハウジング60およびクランク室34の間に設けられ、軸受ハウジング60とともに密閉空間Vを形成する仕切り板70と、密閉空間Vおよび吸入室28を連通する均圧路80と、を有する。以下、各構成について説明する。
図1に示すように、ハウジング22には、吸入ポート24および吐出ポート26が設けられている。吸入ポート24は、配管を介して蒸発器16の出口に接続され、吐出ポート26は、配管を介して油分離器18の入口に接続されている。
図1〜図3に示すように、ハウジング22の内部には、吸入室28、吐出室30、シリンダ32、クランク室34、および貯油室35が設けられている。シリンダ32内にはピストン36が往復動可能に配置され、シリンダ32内には、ピストン36によって圧縮室Wが区画される。吸入室28は、吸入ポート24と連通するとともに、吸入弁を介して圧縮室Wと連通可能である。吐出室30は、吐出ポート26と連通するとともに、吐出弁を介して圧縮室Wと連通可能である。
シリンダ32の下端は、クランク室34に連通しており、ピストン36に連結された連接棒38がクランク室34内まで延びている。クランク室34内には、クランク軸40が回転可能に配置され、連接棒38がクランク軸40に連結されている。
貯油室35は、図1に示すように、クランク室34の底部に形成されている。貯油室35に貯留されている油は、往復動圧縮機1の運転中、各摺動部に潤滑油として供給される。本実施形態では、潤滑油を浄化するためのオイルフィルタ46、48が貯油室35内およびハウジング22の外にそれぞれ設置されている。
クランク軸40の一端側(図1の右側)は、軸シール43を介してハウジング22を気密に貫通しており、クランク軸40の外端に不図示の駆動源が連結される。駆動源によってクランク軸40が回転させられると、シリンダ32内をピストン36が往復動し、これにより、冷媒の吸入行程、圧縮行程および吐出行程が繰り返し実行される。
軸受部50Aは、図3に示すように、駆動源とは反対のオイルポンプ90側のクランク軸40を軸受するように構成されている。軸受部50Aの内周には、図3に示すように、貯油室35からの潤滑油がクランク軸40の外周に接するように、溝部51が形成されている。軸受部50Aの一端側(図3の手前側)はフランジ形状を備えており、軸受ハウジング60に当接するように構成されている。
軸受ハウジング60には、図3に示すように、軸受部50Aが配置される。軸受ハウジング60は、不図示の固定部によって、ハウジング22に固定される。固定部は特に限定されないが、例えば、ボルトである。
軸受ハウジング60には、図3に示すように、径方向の外方に向けて、潤滑油が通過する油路61が形成されている。また、軸受ハウジング60の一端側(図3の手前側)には、クランク軸40の軸方向に凹んだ凹部62が形成されている。凹部62は、仕切り板70が軸受ハウジング60に固定されることによって密閉空間Vを形成する。密閉空間Vは、均圧路80と接続した第1密閉空間V1および油路61と接続した第2密閉空間V2を備える。貯油室35から軸受ハウジング60に供給された潤滑油は、油路61を介して第2密閉空間V2に流通する。
仕切り板70は、図3に示すように、軸受ハウジング60およびクランク室34の間に設けられる。また、仕切り板70は、軸受ハウジング60の凹部62を覆うように、軸受ハウジング60に固定される。仕切り板70を軸受ハウジング60に対して固定する手段は特に限定されないが、例えばボルトによる締結である。
仕切り板70は、図3、図4に示すように、クランク室34および密閉空間Vを連通する第1連通部71、第2連通部72、および第3連通部73を備える。
第1連通部71および第2連通部72は、図3、図4に示すように、均圧路80と連通する第1密閉空間V1と連通するように形成されている。また、第3連通部73は、図3に示すように、軸受ハウジング60の油路61と連通する第2密閉空間V2と連通するように形成されている。
第1連通部71は、図3、図4に示すように、6つの貫通孔から形成される。第1連通部71を構成する貫通孔の大きさは、ブローバイガスが通過可能であって、潤滑油の油滴が通過不可能または通過困難となるように規定されていることが好ましい。このような第1連通部71を構成する貫通孔の大きさは、例えば1mm〜10mmであることが好ましい。
第2連通部72は、第1連通部71に対して鉛直方向の下側に設けられる。第2連通部72は、第1密閉空間V1の最下部に位置する。第2連通部72は、図3、図4に示すように、1つの貫通孔から形成される。第2連通部72を構成する貫通孔の大きさは、潤滑油の油滴が通過可能となるように規定されていることが好ましい。すなわち、第2連通部72を構成する貫通孔の大きさは、第1連通部71を構成する貫通孔の大きさよりも大きく構成されていることが好ましい。このような第2連通部72を構成する貫通孔の大きさは、例えば3mm〜10mmであることが好ましい。第2連通部72は、第1連通部71の合計面積よりも小さい方が良い。
第3連通部73は、図3に示すように、開口形状を横に広くとる扁平形状の切り欠き部によって形成される。この構成によれば、第3連通部73からの油は、クランク室34に勢いよく噴出するような噴き出しを防止できる。したがって、隣接する第1連通部71のブローバイガスの吸入室28への戻りおよび第2連通部72のブローバイガスから分離された油滴の貯油室35への戻りに影響を及ぼさない。第3連通部73は、第2密閉空間V2のうち、鉛直方向の下方に設けられることが好ましい。このように構成されることによって、油路61を介して第2密閉空間V2に流通する潤滑油を好適にクランク室34へ供給することができる。
均圧路80は、往復動圧縮機1の運転中にピストン36とシリンダ32の壁面との隙間から漏れ出したブローバイガスによって、クランク室34の圧力が上昇するのを抑制するために設けられる。
均圧路80は、第1密閉空間V1に開口する開口端(入口端)と、吸入室28に開口する開口端(出口端)と、を有する。
次に、本実施形態に係る往復動圧縮機1の効果について説明する。
例えば、仕切り板70が設けられない往復動圧縮機の場合、往復動圧縮機の運転中、軸受等を潤滑した後の潤滑油の油滴がクランク軸や軸受から飛散し、均圧路を通じて吸入室に流入するブローバイガスによって潤滑油が同伴されて、貯油室の油量が減少して油上りが生じてしまう虞がある。
これに対して、本実施形態に係る往復動圧縮機1によれば、軸受ハウジング60およびクランク室34の間に仕切り板70が設けられるため、第1連通部71を通過するブローバイガス(図4の矢印A1参照)に同伴しようとする潤滑油は、第1連通部71において、通過が困難であるため、貯油室35に戻される。さらに、ブローバイガスに同伴する潤滑油がわずかに第1連通部71を通過したとしても、第1密閉空間V1を通過する間に、同伴された油滴は大きくなり、重力沈降によりブローバイガスから分離される。ブローバイガスから分離された油滴は、第2連通部72を介して貯油室35に戻される(図4の矢印A2参照)。一方、油滴が分離されたブローバイガスは、第1密閉空間V1から均圧路80を介して吸入室28に移動する。このため、均圧路80を通じて吸入室28に流入する潤滑油の量が低減され、往復動圧縮機1の油上りを防止できる。
軸受ハウジング60内に第1密閉空間V1を第1連通部71よりも大きな流路断面積とする形状とし、ブローバイガスの吸入室28への戻りの流速を低下させてより重力沈降を促進させる。また、軸受ハウジング60内の凹部62で形成される空間内には、軸受ハウジング60の強度を補強するリブ66が設けられている。このようにリブ66が設けられることによって、ブローバイガスは複雑な流路を通過することにより、さらに油分離が促進される。
以上説明したように、本実施形態に係る往復動圧縮機1は、吸入室28、吐出室30、シリンダ32、およびクランク室34が設けられ、クランク室34の下部が潤滑油を貯留する貯油室35として構成されたハウジング22と、シリンダ32内に往復動可能に配置されたピストン36と、クランク室34に回転可能に配置され、ピストン36と連接棒38を介して連結されたクランク軸40と、クランク軸40を軸受けする軸受部50Aが配置される軸受ハウジング60と、軸受ハウジング60およびクランク室34の間に設けられ、軸受ハウジング60とともに密閉空間Vを形成し、クランク室34および密閉空間Vを連通する第1連通部71、第2連通部72を備える仕切り板70と、密閉空間Vに開口する開口端を備え、吸入室28と連通する均圧路80と、を有する。このように構成された往復動圧縮機1によれば、簡易的な構造によりブローバイガスを吸入室28に戻すことによる油上りを防止することができる。
また、軸受ハウジング60には、クランク軸40の軸方向に凹んだ凹部62が形成されている。このため、ブローバイガスから潤滑油を分離するための密閉空間を容易に形成することができる。
また、仕切り板70は、第2密閉空間V2からクランク室34へ潤滑油が移動可能な第3連通部73を有する。この構成によれば、軸受部50Aに供給された油が、軸受ハウジング60の油路61、第2密閉空間V2、および第3連通部73を介して、隣接する第1連通部71のブローバイガスの吸入室28への戻りおよび第2連通部72のブローバイガスから分離された油滴の貯油室35への戻りに影響を及ぼさないように貯油室35に戻されるため、油上りをより好適に防止することができる。
また、第1連通部71は、ブローバイガスが通過可能であって潤滑油が通過不可能または通過困難となるように構成されている。この構成によれば、第1連通部71を通過するブローバイガスに同伴しようとする潤滑油は、第1連通部71において、通過が困難であるため、貯油室35に戻される。よって、油上りをより好適に防止することができる。
また、第3連通部73は、開口形状が横に広い扁平形状である。この構成によれば、第3連通部73からの油は、クランク室34に勢いよく噴出するような噴き出しを防止できる。したがって、隣接する第1連通部71のブローバイガスの吸入室28への戻りおよび第2連通部72のブローバイガスから分離された油滴の貯油室35への戻りに影響を及ぼさない。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々改変することができる。
例えば、上述した実施形態では、第1連通部71は、6つの貫通孔から形成したが、6つに限定されない。
また、上述した実施形態では、第1連通部71は、ブローバイガスが通過可能であって油滴が通過不可能または通過困難であった。しかしながら、第1連通部71は、油滴が通過可能に構成されてもよい。この場合であっても、第1密閉空間V1を通過する間に、同伴された油滴は大きくなり、重力沈降によりブローバイガスから分離され、ブローバイガスから分離された油滴は、第2連通部72を介して貯油室35に戻されるため、好適に油上りを防止できる。
また、上述した実施形態では、仕切り板70は、第3連通部73を有したが、第3連通部を有していなくてもよい。
22 ハウジング、
28 吸入室、
30 吐出室、
32 シリンダ、
34 クランク室、
35 貯油室、
36 ピストン、
38 連接棒、
40 クランク軸、
50A オイルポンプ側軸受部、
50B 駆動源側軸受部、
60 軸受ハウジング、
70 仕切り板、
71 第1連通部、
72 第2連通部、
73 第3連通部、
80 均圧路、
90 オイルポンプ、
V 密閉空間。

Claims (5)

  1. 吸入室、吐出室、シリンダ、およびクランク室が設けられ、前記クランク室の下部が潤滑油を貯留する貯油室として構成されたハウジングと、
    前記シリンダ内に往復動可能に配置されたピストンと、
    前記クランク室に回転可能に配置され、前記ピストンと連接棒を介して連結されたクランク軸と、
    前記クランク軸を軸受けする軸受部が配置される軸受ハウジングと、
    前記軸受ハウジングおよび前記クランク室の間に設けられ、前記軸受ハウジングとともに密閉空間を形成し、前記クランク室および前記密閉空間を連通する第1連通部、第2連通部を備える仕切り板と、
    前記密閉空間に開口する開口端を備え、前記吸入室と連通する均圧路と、を有する往復動圧縮機。
  2. 前記軸受ハウジングには、前記クランク軸の軸方向に凹んだ凹部が形成されている請求項1に記載の往復動圧縮機。
  3. 前記仕切り板は、前記密閉空間から前記クランク室へ前記潤滑油が移動可能な第3連通部を有する請求項1または2に記載の往復動圧縮機。
  4. 前記第1連通部は、ブローバイガスが通過可能であって前記潤滑油が通過不可能または通過困難となるように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の往復動圧縮機。
  5. 前記第3連通部は、開口形状が横に広い扁平形状である請求項3に記載の往復動圧縮機。
JP2019561435A 2017-12-26 2017-12-26 往復動圧縮機 Active JP6898468B2 (ja)

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