JPWO2019102931A1 - ソレノイドバルブ装置 - Google Patents

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Abstract

ソレノイドバルブ本体の応答性を高めながら、収容部へのコンタミの侵入を少なくできるソレノイドバルブ装置を提供する。ステータ(33)とソレノイド成形体(12)により画成される収容部(30)に少なくともプランジャ(34)の一部が配置されているソレノイドバルブ本体(3)において、スリーブ(6)とステータ(33)との間には周方向に連続する環状の空間(S4)が形成されており、ソレノイドバルブ本体(3)の外部と空間(S4)とを連通する第1呼吸孔(6h)と、空間(S4)と収容部(30)とを連通する第2呼吸孔(33g)とが、空間(S4)における周方向の両方向で異なる距離となる位置に形成されている。

Description

本発明は、ソレノイドバルブ装置、特に油圧回路の油圧制御に適したソレノイドバルブ装置に関する。
従来の油圧制御用のソレノイドバルブ装置は、バルブハウジングと、該バルブハウジングに形成された取付穴に取付けられるソレノイドバルブ本体とからなり、ソレノイドバルブ本体として、スリーブとスリーブに収容されたスプールとスリーブの一方端部を塞ぐリテーナとを有するバルブ部と、スプールを軸方向に駆動させるプランジャとソレノイドが樹脂により覆われたソレノイド成形体を収容するソレノイドケースを有するソレノイド部と、を具備し、ポンプやアキュムレータの圧力源と負荷側との間に配置され、スプールを駆動することにより圧力や流量が調整された制御油を負荷側に供給するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、スプールはその駆動ストロークが比較的大きいため、ソレノイド部を駆動する場合、プランジャを収容する収容部内の空間の空気又は油等の流体(以下、単に流体とする。)が抵抗となってプランジャの迅速な移動を阻害する虞がある。そのため、従来のソレノイドバルブ本体は、スリーブに径方向に貫通する呼吸孔を形成し、呼吸孔を介して収容部と外部とを連通させる構造とすることで、プランジャの往復移動にあわせて流体を収容部とソレノイドバルブ本体の外部との間で移動させること、いわゆる呼吸させることで、プランジャの移動に伴う流体による抵抗を減らし、ソレノイドバルブ本体の応答性を高めていた。
国際公開第2011/052371号公報(第7頁、第1図)
このようなソレノイドバルブ本体にあっては、駆動時にプランジャの移動により排出された流体の分だけ呼吸孔を通して、外部の流体が流れ込むこととなるが、スリーブに形成された呼吸孔は、収容部に直線状の流路により連通しているため、ソレノイドバルブ本体の外部の周囲に存在するコンタミが収容部に侵入しやすく、コンタミがプランジャの移動を阻害する虞があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ソレノイドバルブ本体の応答性を高めながら、収容部へのコンタミの侵入を少なくできるソレノイドバルブ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のソレノイドバルブ装置は、
スプールと、内部に前記スプールが軸方向に移動可能に配置されるスリーブと、前記スプールを移動させるプランジャと、ステータと、前記プランジャの外周に配置されるソレノイド成形体と、前記プランジャ、前記ステータ及び前記ソレノイド成形体を収容するソレノイドケースとを具備し、前記プランジャは前記ステータと前記ソレノイド成形体により画成される収容部に少なくとも一部が配置されているソレノイドバルブ本体と、
取付孔に前記ソレノイドバルブ本体の前記スリーブが挿入されて該ソレノイドバルブ本体が取付けられるバルブハウジングと、
を備えたソレノイドバルブ装置であって、
前記スリーブと前記ステータとの間には周方向に連続する環状の空間が形成されており、
前記ソレノイドバルブ本体の外部と前記空間とを連通する第1呼吸孔と、前記空間と前記収容部とを連通する第2呼吸孔とが、前記空間における周方向の両方向で異なる距離となる位置に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1呼吸孔から空間に流れ込んだ流体は、空間内を周方向に短い距離を移動して第2呼吸孔に流れ込むものと、空間内を周方向に長い距離を移動して第2呼吸孔に流れ込むものとに分けられ、長い距離を移動して第2呼吸孔に流れ込む流体からは、流体中の比重の重いコンタミを空間の下方側に効果的に落とすことができ、収容部へのコンタミの侵入を少なくすることができ、かつ短い距離を移動して第2呼吸孔に流れ込む流体によりソレノイドバルブ本体の応答性を高めることができる。
前記第2呼吸孔は、前記ソレノイドバルブ本体が前記バルブハウジングに取付けられた状態で、鉛直上方を向いて形成されている。
これによれば、スリーブの第1呼吸孔を介してソレノイドバルブ本体の外部から流れ込んだ流体に含まれるコンタミが、その自重によりステータとスリーブとの間に形成された空間における下部に沈殿し易く、収容部内へのコンタミの侵入を効果的に抑制することができる。
前記第1呼吸孔は、鉛直側方を向いて形成されている。
これによれば、コンタミがステータとスリーブとの間に形成された空間における下部に沈殿し易い。
前記第1呼吸孔は前記スリーブに設けられ、前記第2呼吸孔は前記ステータに設けられている。
これによれば、スリーブとステータとの取付時の位相を調整することで、第1呼吸孔と第2呼吸孔との空間における周方向の距離を調整することができる。
前記第1呼吸孔の流路断面積に比べて、前記空間内の流路断面積が大きく形成されている。
これによれば、第1呼吸孔から空間内に流れ込んだ流体の流速が減衰され、空間内に流体が一時的に滞留し易く、空間の下方にコンタミを沈殿させ易い。
前記スリーブにおける前記ソレノイドケースとの接続端部は、軸方向視で一対の直線部と一対の円弧部とからなるスタジアム型に形成されており、該スタジアム型の端部の直線部に前記第1呼吸孔が形成されている。
これによれば、第1呼吸孔をスタジアム型の端部の直線部に形成したことで、その位置を把握しやすく、当該第1呼吸孔を予め設定された位相に配置し易い。
本発明の実施例におけるソレノイドバルブ本体を示す斜視図である。 ソレノイドバルブ本体及びバルブハウジングのA−A線断面図である。 ソレノイドバルブ本体を構成するスリーブ及びソレノイドケースを示す斜視図である。 ステータを示す斜視図である。 スリーブの呼吸孔とステータの呼吸孔とを介したソレノイドバルブ本体の呼吸路を示すB−B線断面図である。 ソレノイドバルブ本体の呼吸路を説明する図であり、(a)はソレノイドケース及びバルブハウジングを切り欠いて示す正面図であり、(b)は(a)のC−C線断面図である。 ソレノイドバルブ本体がオフからオンに切り替わる状態におけるソレノイドバルブ本体の呼吸路を説明するA−A線断面図である。 スリーブの呼吸孔とステータの呼吸孔とを介したソレノイドバルブ本体の呼吸路を示すB−B線断面図であり、(a)はソレノイドバルブ本体がオフからオンに切り替わる状態を示す図であり、(b)はソレノイドバルブ本体がオンからオフに切り替わる状態を示す図である。
本発明に係るソレノイドバルブ装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係るソレノイドバルブ装置につき、図1から図8を参照して説明する。なお、図2と図7に示すプランジャ34、ロッド35、スプール7は断面ではなく側面図により示している。
ソレノイドバルブ本体3は、スプールタイプのソレノイドバルブであって、例えば車両の自動変速機等の油圧により制御される装置に用いられるものである。図2及び図3に示されるようにソレノイドバルブ本体3がバルブハウジング2に組み込まれたものをソレノイドバルブ装置1という。
図1に示されるように、ソレノイドバルブ本体3は、バルブとして流体の流量を調整するバルブ部5が電磁駆動部としてのリニアソレノイドとしてのソレノイド部10に一体に取り付けられて構成されている。このバルブ部5の取り付けの詳細については後述する。
図2及び図3に示されるように、バルブ部5は、外周にバルブハウジング2内に設けられた流路(図示しない)と接続される入力ポート6a(図1)や図示しない出力ポート等の開口が設けられたスリーブ6と、スリーブ6の貫通孔6bに液密に収容され複数のランド7aを有するスプール7と、スプール7を軸方向下方に付勢するコイル状のスプリング8と、スプリング8を保持するリテーナ9から構成されている。この構成はスプールバルブとして良く知られた構成であるため詳細な説明は省略する。なお、スリーブ6、スプール7、リテーナ9は、アルミ、鉄、ステンレス、樹脂などの材料により形成されている。さらになお、図2及び後述する図7では入力ポート6aと出力ポートの図示を省略している。
図3に示されるように、スリーブ6の端部は、円筒の両側を軸方向に沿って形成された軸カット面6f,6f、径方向に沿って形成された径カット面6g,6g、が形成されている。すなわち、軸カット面6f,6fが軸方向から見て一対の直線部を構成しており、軸カット面6fと軸カット面6fとの間の外径側に円弧形状が残存する部分が一対の円弧部60,60を構成し、スリーブ6の端部がスタジアム形に形成されている。
また、軸カット面6fが形成された端部の端面から離れた箇所に周方向に形成されたスリット6dが形成されている。このように、スリーブ6の端部には、つば6cが形成され、スリット6dの内径側には円弧形状の係合面6eが形成され、さらに軸カット面6fはその面が略H字状に形成されている。また、直線部としての軸カット面6fには径方向に貫通するドレンポートである第1呼吸孔としての呼吸孔6hが形成され、呼吸孔6hは貫通孔6bに連通されている。
図2に示されるように、スプール7のプランジャ34側の端部には後述するステータ33の貫通孔33a内に突出する小径の突出部7b、突出部7bよりもスプリング8側に設けられステータ33に当接する肩部7cが形成されている。
ソレノイド部10は、ソレノイドケース11と、ソレノイドケース11に収容されるソレノイド成形体12と、ソレノイド成形体12の内周側に位置する収容部30、ソレノイドケース11にカシメ固定されるエンドプレート36とから主に構成されている。
図3に示されるように、ソレノイドケース11は円板状の板部11aにパイプ状の円筒部11bが接続されたカップ形状である。円板状の板部11aには、中央にスリーブ6の端部よりも外形が僅かに大きい直線部11eと円弧部11fからなるスタジアム形の開口11dが形成され、円筒部11bの板部11aとは逆側の端部にはコネクタ部16が挿通される切り欠き11gが形成されている。
図2に示されるように、ソレノイド成形体12は、コイル13とロアプレート14を樹脂15によりモールド成形し一体に形成され、ソレノイドケース11の外部に延び出ているコネクタ部16のコネクタから制御電圧が供給されるようになっている。コイル13は、制御電圧に応じた磁界を発生させ、この磁界によりプランジャ34に軸方向の磁気吸引力としての駆動力を発生させる。その駆動力により、プランジャ34及びロッド35を介してスプール7をスプリング8の付勢力に抗して軸方向に移動させる。
収容部30は、エンドプレート36とは反対側から順に配置される、径方向に延びるフランジが形成された環状のサイドリング31及びサイドリング31の内周側に配置された環状のスペーサ29の内周面と、リング形のスペーサ32の内周面と、ステータ33に軸方向に形成された貫通孔33aとにより主に構成されている。
収容部30の内側の空間内には、プランジャ34とロッド35が軸方向移動可能に配置されている。プランジャ34は、その外周面が環状のスペーサ29の内周面に案内されて軸方向移動可能となっており、ロッド35は、スペーサ部35bがステータ33のプランジャ34のバルブ部5側に形成された凹部33b内に配置され、本体部35aがステータ33の貫通孔33a内に案内されて軸方向移動可能となっている。また、プランジャ34とロッド35とは一体的に移動可能に構成されている。なお、ロッド35とスプール7の突出部7bとは固定されていてもよい。
収容部30の内側の空間は、プランジャ34のエンドプレート36側の空間S1と、ステータ33に形成された凹部33bにより形成されたプランジャ34のバルブ部5側の空間S2とから構成されており、空間S2は、貫通孔33a内の空間S3と連通している。
図2及び図4に示されるように、ステータ33は、スプール7側の端部33dが、スリーブ6のソレノイドケース11側の端部に嵌入されている。また、端部33dの外周面33eには周方向に亘って無端環状の凹溝33fが形成されており、さらに凹溝33fの底面には径方向に貫通する第2呼吸孔としての呼吸孔33gが形成されている。
凹溝33fと、図5に示されるように、スリーブ6のソレノイドケース11側の端部の内周面6jとにより空間S4を構成しており、空間S4はスリーブ6の呼吸孔6hに連通している。ステータ33の端部33dの外周面33eとスリーブ6のソレノイドケース11側の端部の内周面6jとは液密に当接しており、ソレノイドバルブ本体3の外部からスリーブ6の呼吸孔6hを通してスリーブ6内に流れ込んだ流体は、全て空間S4に案内される。呼吸孔33gは、ステータ33の貫通孔33a内の空間S3と、空間S4とを連通している。
図6に示されるように、サイドリング31のエンドプレート36側の端面には、サイドリング31の中央開口31eと外周とを連通する径方向溝31a,31bが、外周には、これら径方向溝31a,31bに連通し軸方向に沿って延びる軸方向溝31c,31dが形成されている。また、ソレノイド成形体12のエンドプレート36側の端面の外周角部には面取り部12gが形成されており、これにより、ソレノイドケース11とサイドリング31との間の外周を周回するように形成された周方向溝12hが形成されている。この周方向溝12hには、軸方向溝31c,31dが連通しており、約90°ずれた位置でソレノイドケース11の開口11hに連通している。つまり、プランジャ34のエンドプレート36側の空間S1(図2参照)は、サイドリング31に形成された中央開口31e、径方向溝31a,31b、軸方向溝31c,31d、周方向溝12h、ソレノイドケース11の開口11hを介してソレノイドバルブ本体3の外部と連通している。
次にソレノイドバルブ本体3の組み立て手順の一例について説明する。先ず、スプリング8及びスプール7をスリーブ6内に挿入し、その後、スリーブ6にリテーナ9をカシメ固定することによりバルブ部5を組み立てる。次いで、スリーブ6のつば6cをソレノイドケース11の開口11dに挿入し、スリット6dが開口11dに対応する位置でスリーブ6を軸回りに90度回転させることにより、スリット6dに開口11dの直線部11eが挟まれた状態でスリーブ6とソレノイドケース11とが抜け止めされる(図1に示される状態。)。スリット6dの内側の円周面により形成される係合面6eの外径と開口11dの両直線部11e、11e間の距離はほぼ等しく、図1に示される状態では、両直線部11e,11eの内側面と係合面6eは一部当接している。また、図1に示される状態では、スリーブ6のソレノイドケース11側の端部がステータ33のスプール7側の端部33dに外嵌した状態となり(図2)、かつスリーブ6の呼吸孔6hとステータ33の呼吸孔33gとは、図5に示す90度の位相差で周方向に離間して配置された状態となる。
次に、ソレノイドケース11にソレノイド成形体12を挿入し、スリーブ6の断面スタジアム形のつば6cに略同形のスタジアム形の凹部(図示略)を嵌合させ、ロアプレート14のスリーブ6側の面をつば6cの対向面に当接させる。ついで、収容部30を構成するサイドリング31、スペーサ32、ステータ33をソレノイド成形体12内に挿入すると、ステータ33の肩部と、つば6cと、によりロアプレート14を挟むようにそれぞれ当接させるとともに、ステータ33のスリーブ6側の面がスプール7の肩部7cの対向面に当接しスプール7をスプリング8の付勢力に抗して軸方向に僅かに移動させる。最後に、エンドプレート36をソレノイドケース11のスリーブ6とは反対側の端部にカシメ固定することによりソレノイドバルブ本体3が組み立てられる。この状態(図2)では、スプール7はスプリング8によりソレノイド部10側に付勢された状態とされている。
図2に示されるように、バルブハウジング2には取付穴2aが形成されており、この取付穴2aにソレノイドバルブ本体3のスリーブ6を取付ける。このとき、スリーブの呼吸孔6hが取付穴2aの外部に少なくとも一部露出するようにバルブハウジング2に対してソレノイドバルブ本体3が取付けられる。加えて、ステータ33の呼吸孔33gが鉛直上方を向くように、バルブハウジング2に対してソレノイドバルブ本体3が取付けられる。
組み立て後のソレノイドバルブ本体3においては、ステータ33の呼吸孔33gはソレノイドケース11の開口11hと同方向に開口し、かつスリーブ6の呼吸孔6hは、ステータ33の呼吸孔33gに対して90度の位相差で周方向に離間して配置される。組み立て時には、ソレノイドバルブ本体3の外部から視認できるソレノイドケース11の開口11hが鉛直上方に、スリーブ6の呼吸孔6hが鉛直側方を向くようにバルブハウジング2に対してソレノイドバルブ本体3を取付けることにより、外部から視認できないステータ33の呼吸孔33gを鉛直上方に向けることができる。
次に、ソレノイドバルブ本体3の動作について説明する。図2に示されるオフ状態において、制御電源が供給されると、コイル13による磁気吸引力により、図7に示されるように、プランジャ34及びロッド35がバルブ部5側へ移動し、ロッド35のバルブ部5側の端部35cがスプール7の突出部7bを押し、スプール7をリテーナ9方向に移動させる。バルブ部5の図示しない入力ポートから出力ポートへ流れる制御流体の量は、スリーブ6内部でのスプール7の位置(すなわちランド7aの位置)によって決まる。すなわちコイル13に供給される電流を大きくすると、制御流体の量は増大する。
また、コイル13による磁気吸引力が相対的に弱まると、図2に示されるように、スプリング8の付勢力によりスプール7がソレノイド部10側へ移動し、スプール7の肩部7cがステータ33の対向端面33h(すなわち収容部30の開口端部)に当接しスプール7は移動を規制され、プランジャ34及びロッド35はエンドプレート36側に移動する。
スリーブ6の呼吸孔6hは、図2に示される制御電流が供給されていない状態(すなわち非通電状態)と図6に示される制御電流が供給された状態(すなわち通電状態)とのいずれにあっても、ロッド35及びスプール7に閉鎖されることがなく、図5に示されるスリーブ6のソレノイドケース11側の端部の内周面6jと凹溝33fとの間の空間S4とソレノイドバルブ本体3の外部とを常に連通している。また、ステータ33の呼吸孔33gも同様に、図2に示される制御電流が供給されていない状態と図6に示される制御電流が供給された状態とのいずれにあっても、図5に示されるステータ33の貫通孔33a内の空間S3と、空間S4とを連通している。すなわち、制御電流の供給の有無に関わらず、ソレノイドバルブ本体3の外部、空間S4、空間S3、空間S2、が連通している。
図7に示されるように、非通電状態から制御電流が供給されると、プランジャ34がスプール7をリテーナ9側に移動させ、矢印に示されるように、プランジャ34のバルブ部5側の空間S2の流体である油は、空間S3に流れ込む。図8(a)に示すように、ステータ33の呼吸孔33gは、鉛直上方に向けて形成されていることから、空間S3に流れ込んだ流体は、空間S3を流れステータ33の呼吸孔33gを通して空間S4に流れ込む。空間S4に流れ込んだ流体は、スリーブ6の呼吸孔6hからソレノイドバルブ本体3の外部へ排出される。
このように、上記呼吸経路を通って、空間S2の流体は速やかに外部に排出され、ソレノイドバルブ本体3の応答性を向上させることができる。
また、図2に示されるように、制御電流が停止又は減少され、スプリング8の付勢力によりプランジャ34及びロッド35がエンドプレート36側に移動し、上記呼吸経路を介して、プランジャ34のバルブ部5側の空間S2に流体を速やかに外部から流入させることができ、この場合もソレノイドバルブ本体3の応答性を向上させることができる。
このとき図6(a)及び(b)の矢印に示されるように、プランジャ34のエンドプレート36側の空間S1の流体は、サイドリング31に形成された中央開口31e、径方向溝31a,31b、軸方向溝31c,31d、周方向溝12h、ソレノイドケース11の開口11hを介してソレノイドバルブ本体3の外部に排出される。
このように、上記呼吸経路を通って、空間S1の流体は速やかに外部に排出され、ソレノイドバルブ本体3の応答性を向上させることができる。また、非通電状態から制御電流が供給され、プランジャ34がバルブ部5の方向に移動すると、上記呼吸経路を介して、プランジャ34のエンドプレート36側の空間S1に流体を速やかに外部から流入させることができ、この場合もソレノイドバルブ本体3の応答性を向上させることができる。
また、図2に示されるように、通電状態から制御電流が停止又は減少された場合、スプリング8の付勢力によりプランジャ34及びロッド35がエンドプレート36側に移動する際に、ソレノイドバルブ本体3の外部からスリーブ6の呼吸孔6hを通して流体が引き込まれる。上記したように、ステータ33の呼吸孔33gとスリーブ6の呼吸孔6hとは、ステータ33とスリーブ6との間に形成された空間S4を介して連通していることから、スリーブ6の呼吸孔6hを介してソレノイドバルブ本体3の外部から流れ込んだ流体は、ステータ33とスリーブ6との間に形成された空間S4を通過するため、ソレノイドバルブ本体3の外部の周囲に存在するコンタミがプランジャ34のバルブ部5側の空間S2へ侵入する可能性を低減することができ、耐コンタミ性を向上させることができる。
加えてプランジャ34のバルブ部5側の空間S2からステータ33の呼吸孔33gへ流れる流体は、ステータ33とスリーブ6との間に形成された空間S4を通過するため、すなわち長い経路を通過するため、ソレノイドバルブ本体3の外部に必要以上に排出されることが防止されるため、空間S2に流体を保持し易く、プランジャ34の移動時における負圧の発生を抑制し、流体による抵抗を減衰させることができる。
また、図8(b)に示すように、スリーブ6の呼吸孔6hから空間S4に流れ込んだ流体は、一部が空間S4の上方側に、その他が空間S4の下方側に流れ込む。このとき、空間S4の下方側に流れ込んだ流体は、空間S4内を案内されて、周方向に約270度移動した後、ステータ33の呼吸孔33gから空間S3内に流れ込む。この反時計周りに比較的長い距離を移動する過程において、流体中の比重の重いコンタミを空間S4の下方側に効果的に落とすことができ、コンタミの含有量が減少した流体を空間S3内に取り込むことができる。
一方、空間S4の上方側に流れ込んだ流体は、空間S4内を案内されて、周方向に約90度移動した後、ステータ33の呼吸孔33gから空間S3内に流れ込む。空間S4の上方側に流れ込んだ流体は、空間S4の下方側に流れ込んだ流体に比べて、時計回りに短い距離でステータ33の呼吸孔33gに到達するため、空間S3を介してプランジャ34のバルブ部5側の空間S2内に迅速に流体を送り込むことができ、ソレノイドバルブ本体3の応答性を効果的に高めることができる。なお、空間S4の上方側に流れ込んだ流体中のコンタミも空間S4の下方側に落ちるため、空間S2へのコンタミの侵入を抑制することができる。
すなわち、スリーブ6の呼吸孔6hから空間S4に流れ込んだ流体は、空間S4の上方側から比較的短い距離を移動してステータ33の呼吸孔33gに流れ込むものと、空間S4の下方側から比較的長い距離を移動してステータ33の呼吸孔33gに流れ込むものとに分けられることから、迅速に空間S2へ流体を送り込むことができ、かつ、これら2方向からステータ33の呼吸孔33gに流れ込む流体における全体的なコンタミの含有量を減少させることができる。
また、空間S4内の上方側におけるスリーブ6の呼吸孔6hからステータ33の呼吸孔33gへの距離と、空間S4内の下方側におけるスリーブ6の呼吸孔6hからステータ33の呼吸孔33gへの距離と、がそれぞれ異なることから、空間S4内における流体への抵抗に差が生じ、流速が異なったものとなる。そのため、空間S4内における流体の流れが流速の早い側の移動方向に偏り易く、この流れにより流体内に含まれるコンタミが遠心力により空間S4の内周面における外側に押し付けられ、空間S3内にコンタミが侵入し難い。
また、ステータ33の呼吸孔33gは、ソレノイドバルブ本体3がバルブハウジング2に取付けられた状態で、鉛直上方を向くように形成されていることから、スリーブ6の呼吸孔6hを介してソレノイドバルブ本体3の外部から流れ込んだ流体に含まれるコンタミは、ステータ33とスリーブ6との間に形成された空間S4における重力方向の下部に沈殿し易く、空間S4から呼吸孔33gを通じてステータ33の貫通孔33aが構成する空間S3へのコンタミの侵入を効果的に抑制することができる。
また、ステータ33の呼吸孔33gは、ソレノイドバルブ本体3がバルブハウジング2に取付けられた状態で、鉛直上方を向くように形成されていることから、空間S2,S3に流れ込んだ流体を当該空間S2,S3内に確実に滞留させることができる。
また、ステータ33の外周には、周方向に無端環状の凹溝33fが形成されており、この凹溝33fとスリーブ6の端部の内周面6jとの間で空間S4が形成されているため、空間S4内に流れ込んだ流体は、凹溝33f内を周方向に誘導され、ステータ33の呼吸孔33gとスリーブ6の呼吸孔6hの配置関係に関わらず、流体を呼吸孔33gと呼吸孔6hとの間で確実に移動させることができる。
また、上記したように、ステータ33の外周に形成された凹溝33fと、スリーブ6のソレノイドケース11側の端部の内周面6jとの間に空間S4が形成される構造であることから、スリーブ6をソレノイドケース11から取り外すことで、ステータ33が露出し、その外周に形成された凹溝33f内に残留したコンタミの清掃を行い易い。
また、図4に示されるように、スリーブ6の呼吸孔6hは、凹溝33fに対して軸方向にズレて配置されており、当該呼吸孔6hの流路が絞られている。これによれば、呼吸孔6hの流路を流れる流体の流路断面積A1に比べて、空間S4内の流路断面積A2(図7参照)が大きくなり、スリーブ6の呼吸孔6hから空間S4内に流れ込んだ流体の流速が減衰され、空間S4の下方にコンタミを沈殿させ易い。なお、スリーブ6の呼吸孔6hを凹溝33fに対して軸方向にズラさなくともよく、空間S4内の流路断面積A2を呼吸孔の流路断面積をよりも大きくすれば同様の効果が得られる。
また、空間S4が周方向に亘り無端状に形成されていることから、仮に空間S4の下方側に流体の移動を妨げる程にコンタミが沈殿している場合には、空間S4の上方側を通して流体を迅速にソレノイドバルブ本体3の外部に排出、または空間S3側に取り込むことができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例において、組み立て後のソレノイドバルブ本体3において、スリーブ6の呼吸孔6hは、ステータ33の呼吸孔33gに対して90度の位相差で周方向に離間して配置されているが、呼吸孔6hと呼吸孔33gとが空間S4における周方向の両側で異なる距離となる位置に形成されていれば、その位相差は90度に限らず、例えば120度等であってもよい。
また、ソレノイドケース11の開口11hとスリーブ6の呼吸孔6hとは、同方向に開口する構成に限らず、例えば90度の位相差で周方向に離間して形成されていてもよい。
また、ステータ33の外周に形成された凹溝33fと、スリーブ6のソレノイドケース11側の端部の内周面6jとの間に空間S4が形成される構成に限らず、例えばスリーブ6のソレノイドケース11側の端部の内周面6jに凹溝を設け、凹溝を省略したステータ33の外周面との間で空間S4を構成してもよい。
また、ステータ33がスリーブ6内に嵌入する構成に代えて、スリーブ6とステータ33との軸方向の端面を突き合わせる構成であってもよく、この場合スリーブ6もしくはステータ33とのいずれか一方または両方の軸方向の端面に凹溝を設けて空間S4を構成するようにしてもよい。
また、呼吸孔6hと、呼吸孔33gとは、スリーブ6とステータ33とにそれぞれ設けられる構成に限らず、例えばスリーブ6とステータ33との軸方向の端面を突き合わせる構成であれば、スリーブ6とステータ33との軸方向の端面にそれぞれ溝を形成し、これら溝同士を対向させることで呼吸孔6hと呼吸孔33gとに相当する呼吸孔をそれぞれ構成してもよい。
1 ソレノイドバルブ装置
2 バルブハウジング
2a 取付穴
3 ソレノイドバルブ本体
5 バルブ部
6 スリーブ
6b 貫通孔
6h 呼吸孔(第1呼吸孔)
6f 軸カット面(直線部)
6j 内周面
7 スプール
7b 突出部
8 スプリング
9 リテーナ
10 ソレノイド部
11 ソレノイドケース
11h 開口
12 ソレノイド成形体
13 コイル
16 コネクタ部
30 収容部
31 サイドリング
33 ステータ
33f 凹溝
33e 外周面
33a 貫通孔
33g 呼吸孔(第2呼吸孔)
34 プランジャ
35 ロッド
36 エンドプレート
60 円弧部
A1 流路断面積
A2 流路断面積
S〜S4 空間

Claims (6)

  1. スプールと、内部に前記スプールが軸方向に移動可能に配置されるスリーブと、前記スプールを移動させるプランジャと、ステータと、前記プランジャの外周に配置されるソレノイド成形体と、前記プランジャ、前記ステータ及び前記ソレノイド成形体を収容するソレノイドケースとを具備し、前記プランジャは前記ステータと前記ソレノイド成形体により画成される収容部に少なくとも一部が配置されているソレノイドバルブ本体と、
    取付孔に前記ソレノイドバルブ本体の前記スリーブが挿入されて該ソレノイドバルブ本体が取付けられるバルブハウジングと、
    を備えたソレノイドバルブ装置であって、
    前記スリーブと前記ステータとの間には周方向に連続する環状の空間が形成されており、
    前記ソレノイドバルブ本体の外部と前記空間とを連通する第1呼吸孔と、前記空間と前記収容部とを連通する第2呼吸孔とが、前記空間における周方向の両方向で異なる距離となる位置に形成されていることを特徴とするソレノイドバルブ装置。
  2. 前記第2呼吸孔は、前記ソレノイドバルブ本体が前記バルブハウジングに取付けられた状態で、鉛直上方を向いて形成されていることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブ装置。
  3. 前記第1呼吸孔は、鉛直側方を向いて形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のソレノイドバルブ装置。
  4. 前記第1呼吸孔は前記スリーブに設けられ、前記第2呼吸孔は前記ステータに設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のソレノイドバルブ装置。
  5. 前記第1呼吸孔の流路断面積に比べて、前記空間内の流路断面積が大きく形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のソレノイドバルブ装置。
  6. 前記スリーブにおける前記ソレノイドケースとの接続端部は、軸方向視で一対の直線部と一対の円弧部とからなるスタジアム型に形成されており、該スタジアム型の端部の直線部に前記第1呼吸孔が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のソレノイドバルブ装置。
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