JPWO2019082645A1 - 電子制御装置および地図データの診断方法 - Google Patents

電子制御装置および地図データの診断方法 Download PDF

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Abstract

自車の走行時の地図データの利用の制限を低減する。車両位置取得部11−1は、自己の車両位置を取得し、予測経路算出部11−2は、自己の車両位置からの自己の車両の予測経路を算出し、診断エリア選択部11−3は、自己の車両位置および予測経路に基づいて地図データ15の診断対象となる診断エリアを選択する。

Description

本発明は、運転支援や自動運転などに適用可能な電子制御装置および地図データの診断方法に関する。
地図情報の確からしさを判別するために、車両の軌跡情報を用いる手法が知られている。例えば、特許文献1には、ヨーレートセンサ等から取得した検出信号に基づいて、車両が走行したカーブの形状を推定(推定軌跡)し、センサ温度特性が小さい場合にのみ推定軌跡と地図形状の比較を行い、地図形状の確からしさを判定する技術が開示されている。
特開2016−105257号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、地図データの確からしさを判別するために、ヨーレートセンサ等から算出された自車の走行軌跡が参照される。このため、自車が現在走行しているエリアの地図データの診断は可能であるが、自車の走行前の地図データの診断ができなかった。このため、自車の走行時に地図データの利用が制限されることがあった。
また、自車の走行中に地図データを診断すると、地図データのデータ量によっては地図データの診断に時間がかかり、自車の走行時に地図データの利用が制限されることがあった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、その目的は、自車の走行時の地図データの利用の制限を低減することが可能な電子制御装置および地図データの診断方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、第1の観点に係る電子制御装置は、車両位置を取得する車両位置取得部と、前記車両位置からの車両の予測経路を算出する予測経路算出部と、前記車両位置および前記予測経路に基づいて地図データの診断対象となる診断エリアを選択する診断エリア選択部とを備える。
本発明によれば、自車の走行時の地図データの利用の制限を低減することができる。
図1は、第1実施形態に係る車両走行支援装置の構成を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態に係る地図データの診断方法を示すフローチャートである。 図3は、第1実施形態に係る地図データの診断エリアと自車の予測経路との関係を示す図である。 図4(a)〜(c)は、第1実施形態に係る地図データのエリアごとの診断エリアと自車の予測経路と診断結果の関係を示す図である。 図5(a)〜(c)は、第1実施形態に係る地図データのエリアごとの診断エリアと自車の予測経路と診断結果の関係を示す図である。 図6は、第1実施形態に係る地図データの診断結果に対する乗員への通知内容を示す図である。 図7は、第2実施形態に係る地図データの診断エリアと自車の予測経路との関係を示す図である。
1つの実施形態によれば、現在の車両位置およびその車両位置からの未来の予測経路に基づいて、地図データの診断対象となる診断エリアを選択する。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている諸要素及びその組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る車両走行支援装置の構成を示すブロック図である。
図1において、車両走行支援装置1には、加速度/ジャイロセンサ2、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信回路4、無線通信回路6、有線通信回路8、プログラムメモリ9、計算用RAM10、電源回路12、地図データメモリ14、警告用LED16、運転モード通知用LED18および運転支援用CPU28が設けられている。
運転支援用CPU28には、セキュリティモジュール28−1、単一コア28−2およびロックステップコア28−3が設けられている。
GNSS受信回路4にはGPS(Global Positioning System)アンテナ22が接続されている。無線通信回路6には携帯端末24が接続されている。有線通信回路8には車両制御装置26が接続されている。電源回路12には車両バッテリ20が接続されている。
プログラムメモリ9には、地図データ15を診断する診断プログラム11が保持されている。運転支援用CPU28が診断プログラム11を実行することにより、車両位置取得部11−1、予測経路算出部11−2および診断エリア選択部11−3をソフトウェア上またはファームウェア上で実現することができる。
車両位置取得部11−1は、自己の車両位置を取得する。予測経路算出部11−2は、自己の車両位置からの自己の車両の予測経路を算出する。診断エリア選択部11−3は、自己の車両位置および予測経路に基づいて地図データ15の診断対象となる診断エリアを選択する。
電源回路12は、車両走行支援装置1に電力を供給する。電源回路12には、昇降圧を行うレギュレータを設けることができる。加速度/ジャイロセンサ2は、車両の加速度や角加速度を検出する。GNSS受信回路4は、GNSSからの測位情報を受信する。無線通信回路6は、車両内外に関わらず、乗員の所有する携帯端末24の通信を可能にし、予め登録された携帯端末24に対し、車両情報の提供を可能とする。無線通信回路6は、例えば、Bluetooth(登録商標)やWiFiなどである。携帯端末24は、例えば、スマートフォンやタブレット端末である。
有線通信回路8は、車両制御装置26と有線通信する。車両制御装置26は、電子制御装置であってもよい。有線通信回路8は、例えば、CAN(Control Area Network)、EthernetあるいはUSBなどの車両環境下で通信が可能な通信ラインを持てばよい。計算用RAM10は、地図データ15の診断計算に使うワークエリアを提供する。
地図データメモリ14は、地図データ15を格納する。ここで、地図データメモリ14は、運転支援または自動運転に用いられる所定範囲の全ての地図データ15を格納することができる。所定範囲の全ての地図データ15とは、例えば、日本全土の地図データ15、米国全土の地図データ15などの国ごとの地図データとすることができる。ただし、例えば、日本全土の地図データ15には、道路で繋がってない離島などの地図データは含まれてなくてもよい。
標識までの距離の誤差や、白線までの位置ずれが数cm程度あっても、運転支援または自動運転においては不都合を引き起こすことがある。このため、地図データ15の診断は数cm単位以下の精度で行う必要がある。この時、地図データ15は数ギガバイト以上のデータ量を持つことができる。
地図データメモリ14は、例えば、eMMC(embedded Multi Media Card)やSDカードの規格で定義される不揮発性メモリを用いることができる。ただし、地図データメモリ14は、その規格に必ずしも限定される必要はなく、数ギガバイト以上のデータ容量が格納可能、かつ、電源遮断時にもデータ保持が可能であり、かつ、地図データ15の更新回数以上のデータ消去および書き換え回数を有するメモリであればよい。地図データメモリ14は、外付け可能な外部メモリであってもよい。
地図データ15は、その地図データ15が示すエリア(例えば、県、市、町)の単位毎に、アドレスが割り付けられている。例えば、A市内の地図を示すデータはアドレス1001番地から2000番地に格納し、B市内の地図を示すデータはアドレス2001番地から3000番地に格納し、それ以降も系列立てて地図データを格納することができる。また、各エリアの格納先を示す格納先アドレス情報についても、地図データ15の一部空間を使用し、地図データメモリ14内に保存することができる。
さらに、地図データ15のエリアごとにチェックサムを付加することができる。例えば、A市内の地図を示すデータには、A市内の地図データ用のチェックサムを埋め込むことができる。そして、A市内の地図データ15のチェックサムを計算することにより、A市内の地図データ15単独でA市内の地図データ15が正常かどうかを判定することができる。
チェックサムを計算することにより、地図データ15のビット化けを判定することができる。チェックサムによる単純な合計値の計算方法以外にも、16ビットのCRC(Cyclic Redundancy Check)計算などの他の誤り検出方法を用いてもよい。
運転支援CPU28は、運転支援に必要な各種の制御演算処理を実行する。セキュリティモジュール28−1は、車両制御装置26の装置認証に使う暗号処理演算や共通鍵等の鍵を格納することができる。ロックステップコア28−3は、1つのダイに搭載した2つのコアのクロックを同期させながら、各コアで同じ処理を行う。そして、各コアの処理結果を比較して、同じ処理結果が得られた時だけその処理を実際に適用することができる。
警告用LED16は、車両走行支援装置1の故障状態あるいは、車両走行支援装置1が検知した外部の故障状態に応じて、乗員に異常状態を通知する。運転モード通知用LED18は、車両走行支援装置1が実行している運転制御モードの状態を乗員に通知する。
以下、車両走行支援装置1による地図データ15の診断動作について説明する。
車両バッテリ電源20より電源回路12に電力が供給されると、電源回路12は、電車両走行支援装置1の内部回路に必要な電圧に変換し、内部回路に必要な電力を供給する。なお、電源回路12の出力は1系統である必要はなく、例えば、CAN用に5V、運転支援用CPU28の入出力電源用に3.3V、運転支援CPU28のコア電源用に1.2Vのように3系統の異なる電圧を供給するようにしてもよい。
そして、診断プログラム11が起動されると、診断プログラム11が運転支援用CPU28にて実行される。そして、車両位置取得部11−1にて、自己の車両位置が取得される。この時、GNSS受信回路4にてGNSSから測位情報が受信される。そして、車両位置取得部11−1は、GNSSからの測位情報に基づいて自己の車両位置を取得することができる。また、加速度/ジャイロセンサ2にて自車の加速度や角加速度が検出される。
さらに、車両制御装置26から有線通信回路8を介して車両の車輪速度およびギアポジション(前進あるいは後進)を取得し、自車位置の移動速度や移動方向を判別することができる。そして、自車の加速度、角加速度、移動速度や移動方向に基づいて自己の車両位置を補填することができる。さらに、携帯端末24から無線通信回路6を介して現在の位置情報を取得することができる。そして、携帯端末24からの現在の位置情報に基づいて、自己の車両位置の補填や校正を行うことができる。
車両位置取得部11−1にて自己の車両位置が取得されると、予測経路算出部11−2にて自己の車両位置からの自己の車両の予測経路が算出される。予測経路の算出には、ナビゲーション情報を用いることができる。あるいは、携帯端末24を介して自己の車両の目的地や経路を設定するようにしてもよい。
予測経路算出部11−2にて自己の車両の予測経路が算出されると、診断エリア選択部11−3にて地図データ15の診断対象となる診断エリアを選択される。ここで、自車の車両位置を起点として診断エリアを拡大することができる。あるいは、予測経路算出部11−2にて算出された診断エリアを自己の車両の進行方向に順次選択することができる。この時、自己の車両が診断エリアに到達する前にその診断エリアの診断が完了するように、地図データ15で診断エリアを設定するようにしてもよい。
ここで、例えば、自車の運転支援または自動運転に用いられる全ての地図データ15のデータ量が4ギガバイトであるものとする。この全ての地図データ15について診断を行うものとすると、データの読み出し時間だけでも38秒近くかかり、さらに診断時間を付加される。このため、エンジン始動後の数十秒から数分にも渡って地図データ15の確からしさが不定のまま走行しなければならず、運転支援や自動運転に制限がかかる。
これに対して、自己の車両位置および予測経路に基づいて地図データ15の診断対象となる診断エリアを選択することにより、自己の車両が走行する経路を含む地図データ15上のエリアについてのみ診断することができる。このため、自己の車両の運転中に自己の車両がその経路を走行する前に、自己の車両が将来走行する地図データ15上の経路の診断を完了させることが可能となる。この結果、自己の車両の運転中に地図データ15の利用が制限されるのを低減することができ、運転支援や自動運転などの利用が制限されるエリアを減少させることが可能となる。
地図データ15の診断が完了すると、無線通信回路6を介し携帯端末24に運転制御モードを乗員へ通知したり、運転支援制御装置の故障状態を乗員に通知したりすることができる。運転制御モードには、例えば、運転支援モード、自動運転モードおよび手動運転モードを設けることができる。
また、車両走行支援装置1の故障状態あるいは、車両走行支援装置1が検知した外部の故障状態に応じて、警告用LED16を点灯または点滅させ、乗員に異常状態を通知することができる。
さらに、車両走行支援装置1が実行している運転制御モードの状態に応じて、運転モード通知用LED18を点灯または点滅させ、運転制御モードを乗員に通知することができる。一部の運転制御モードが制限された場合には、その内容の通知を乗員に発し、乗員による制御の受け渡しを促すことができる。
なお、車両走行支援装置1は、運転支援制御装置に限定されるものではなく、例えば、自動運転機能がより充実した自動運転制御装置に対しても適用することができる。
また、車両走行支援装置1を電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)に適用することで、先進運転支援システム(ADAS:Advanced Driver Assist Systems)や自動走行システム(AD:Automated Driving)を構築することができる。
すなわち、車両走行支援装置1にて正常と診断された地図データを用いることにより、エンジン、エアバッグ、トランスミッション、パワーステアリングまたはブレーキなどを電子制御したり、車線維持システムや車間距離制御システムなどを実現したりすることができる。
例えば、車両走行支援装置1にて正常と診断された地図データに基づいて、自車が進入するカーブの曲率を取得し、そのカーブの進入時に最適な速度になるようにエンジンやブレーキを制御したり、そのカーブから外れないようにパワーステアリングを制御したりすることができる。あるいは、自車が進入するカーブを曲がり切れないような速度が出ている時は、エアバッグを動作させてもよい。
図2は、第1実施形態に係る地図データの診断方法を示すフローチャートである。
図2において、車両制御支援装置1の起動が本診断処理のトリガーとなる。車両制御支援装置1の起動は、車両ドアの開閉によるCAN通信の活性化であってもよいし、乗員によるエンジン起動のボタン印加であってもよいし、乗員の携帯端末24の操作による起動であってもよいし、リモートキーの操作による車両ドアロック解除であってもよい。
車両制御支援装置1の起動時は、地図データ15の診断が開始されておらず、地図データ15の不良の有無は未定である。地図データ15の不良は、例えば、地図データメモリ14への地図データ15の格納によるビット化けやビットの欠落などである。この時、地図データの状態不確定として、地図データが正常でない可能性があることを乗員に通知する(200)。
次に、運転支援用CPU28は、自車エリアの推定を行う(202)。自車エリアの推定処理は、GNSS受信回路4および加速度/ジャイロセンサ2の出力や、携帯端末24の入力情報に基づいて実行することができる。GPSアンテナ22の受信状態が良好な条件下では、GNSS受信回路4の測位情報に基づいて自車エリアの推定処理を行うことができる。自車の周囲に高層建物がある場合や、自車がトンネルに入った場合など、GNSS受信感度が低い場合には、加速度/ジャイロセンサ2の出力や携帯端末24の入力情報に基づいて、自車エリアの推定に用いられる補間処理を実行することができる。
自車エリアの推定処理により、自車の現在位置と地図データの各エリアとの紐付けが可能となる。例えば、自車がA市に駐車していた時は、地図データ15上の自車エリアをA市と推定し、自車がB市に駐車していた時は、地図データ15上の自車エリアをB市と推定することができる。
次に、運転支援用CPU28は、自車エリアに該当する地図データ15を地図データメモリ14から読み込む(204)。例えば、自車がA市に位置していると判定した場合、A市の地図データ15の保存先アドレスを判別し、A市の地図データ15を運転支援用CPU28に読み込むことができる。
地図データ15の読み込みは、SPI(Serial Peripheral Interface)通信やDDR(Double Data Rate)通信によって実行することができる。より高速に短時間にデータの読み込みを行う場合には、eMMC Ver4、eMMC Ver5、DDR2またはDDR3などの通信方式や、それに相当する通信方式を用いることができる。
次に、運転支援用CPU28は、A市の地図データ15のチェックサムを算出し、地図データ15内に予め埋め込まれたチェックサムとの比較することにより、A市の地図データ15のビット化けの有無を判定する(206)。この診断処理はチェックサム方式に限定されるものではなく、CRCの計算等による方式でもよい。
ここで、チェックサム判定に異常が検出された場合、虚報の可能性も考えられるため、A市の地図データ15の診断処理を再度実行する(208)。診断処理を再度実行することにより、一過性の異常検出に対して本来の故障ではない可能性が高く、ノイズや外乱の影響が要因の場合に、システム全体に対するロバスト性を与えることができる。
次に、チェックサムリトライ判定においても、地図データ15の異常が検出された場合、地図データ15や、その地図データ15の処理に関係する回路に異常が発生したと判断し、乗員に対して異常状態を通知する(212)。
チェックサム判定またはチェックサムリトライ判定で正常と判定された場合は、地図データ15や、その地図データ15の処理に関係する回路は正常に動作しており、地図データのビット化け等のデータ異常もないため、乗員に対して正常利用が可能な旨を通知する(210)。
以上の処理を車両制御支援装置1の起動から、車両が走行を開始するまでの短時間で完了させることにより、車両走行開始時には、自車エリアの地図情報が利用可能か、あるいは、利用不可であるかの判別が可能となる。
次に、運転支援用CPU28は、自車が走行中かどうかを判定する(213)。自車が走行中でない場合は、自車の走行が開始される(214)。そして、運転支援用CPU28は、自車の走行の開始後に、自車の走行経路の推定処理を開始し(216)、自車の走行経路に沿って走行した場合に自車が到達する次のエリアを算出する(218)。例えば、A市から自車の走行が開始され、次のエリアで自車がB市を通過する場合は、運転支援用CPU28は、次のエリアとしてB市に該当するエリアを算出することができる。
次に、運転支援用CPU28は、次のエリアの直前のエリアの地図データ15の診断が完了したかどうかを判定する(220)。次のエリアの直前のエリアの地図データ15の診断が完了してない場合は、直前のエリアの地図データ15を診断待ちとする(222)。この時、診断待ちのエリアは待ち行列に入れることができる。
例えば、自車がA市を通過した後にB市→E市という経路を通過すると予測したものとする。そして、自車がA市を走行している間に、B市の地図データ15の診断が完了してない場合は、運転支援用CPU28は、B市のエリアの地図データ15を診断待ちとすることができる。
次に、運転支援用CPU28は、次のエリアに該当する地図データ15を地図データメモリ14から読み込む(224)。例えば、運転支援用CPU28は、次のエリアとしてB市に該当するエリアを算出した場合、次のエリアに該当するB市の地図データ15の読み込みを実行することができる。
次に、運転支援用CPU28は、自車が経路終端に到着したかどうかを判定する(226)。自車が経路終端に到着してない場合は、ステップ206に戻り、次のエリアの地図データ15の診断を実行する。一方、自車が経路終端に到着した場合は、診断待ちのエリアの地図データ15の診断を実行する(228)。診断待ちのエリアの診断は自車のエンジンのキーオフ時などに実行することができる。例えば、自車の経路終端がE市にあり、B市のエリアの地図データ15が診断待ちとなっていた場合は、自車がE市に到着した時にB市のエリアの地図データ15を診断することができる。
なお、図2では、自車の走行経路の推定処理や、地図データ15の読み込み処理を自車の走行開始後に実行する方法を説明したが、その読み込み処理に要する時間によっては、自車の走行経路の推定処理や、地図データ15の読み込み処理を自車の走行開始前に実行してもよい。
図3は、第1実施形態に係る地図データの診断エリアと自車の予測経路との関係を示す図である。
図3において、A市には道路304があり、B市には道路302があり、C市には道路308があり、D市には道路300があり、E市には道路306があるものとする。
そして、例えば、自車がA市から走行を開始し、B市を経由し、E市に向かう場合を想定する。この時、走行開始エリアのA市の地図データ15を最初に読み込み、A市の地図データ15の診断を実行する。ここで、自車が走行開始位置311に停止している時に、A市の地図データ15の診断を実行することができる。
次に、自車が走行開始位置311から走行を開始すると、自車の予測経路を算出する。例えば、自車が道路304を通ってB市に向かい、道路302を通ってE市に向かい、道路306を通って目的地に到達するものとする。この時、A市からB市を経由してE市に向かう予測経路310が算出される。
この予測経路310では、自車はA市の次にB市を走行するので、A市の次の診断エリアとしてB市が選択される。そして、自車がA市を走行中にB市の地図データ15が診断される。さらに、自車はB市の次にE市を走行するので、B市の次の診断エリアとしてE市が選択される。そして、自車がA市を走行中にB市の地図データ15が診断され、自車がA市またはB市を走行中にE市の地図データ15が診断される。
この時、予測経路310を含まないC市やD市の地図データ15の診断はスキップすることができる。このため、自車がA市を走行中にB市の地図データ15の診断を完了させ、自車がA市またはB市を走行中にE市の地図データ15の診断を完了させることができる。この結果、自車がB市を走行する時にB市の地図データ15を利用し、自車がE市を走行する時にE市の地図データ15を利用することができ、B市およびE市において運転支援や自動運転を実現することができる。
B市あるいはE市の地図データ15の診断は自車の走行中に実行してもよいが、運転支援用CPU28の処理速度が十分に速く、走行開始前の短時間で診断が完了する場合は、自車の走行開始前に実行してもよい。
図4(a)〜(c)および図5(a)〜(c)は、第1実施形態に係る地図データのエリアごとの診断エリアと自車の予測経路と診断結果の関係を示す図である。
図4(a)において、走行開始時の自車位置はA市に位置している。そして、自車位置がA市に位置している時に、A市の地図データ15を診断することができる。この時、A市の地図データ15の診断結果は診断中である。B市〜F市の地図データ15は未診断であるため、診断結果は不定である。
図4(b)において、自車位置がA市に位置している時にA市の地図データ15の診断が正常判定で終了したものとする。この時、A市の地図データ15の診断結果は診断中から正常に移行する。
図4(c)において、A市の地図データ15の診断が完了すると、診断エリアがA市からB市に切り替えられる。そして、自車位置がA市に位置している時に、B市の地図データ15を診断することができる。この時、B市の地図データ15の診断が完了しておらず、B市の地図データ15の診断結果は不定のままとなる。
図5(a)において、自車位置がA市に位置している時にB市の地図データ15の診断が正常判定で終了したものとする。この時、B市の地図データ15の診断結果は不定から正常に移行する。この時点でB市の地図データ15を用いた運転支援制御機能または自動運転制御機能は利用可能となる。
図5(b)において、B市の地図データ15の診断が完了すると、診断エリアがB市からE市に切り替えられる。そして、自車位置がA市に位置している時に、E市の地図データ15を診断することができる。この時、E市の地図データ15の診断が完了しておらず、E市の地図データ15の診断結果は不定のままとなる。
C市、D市およびF市については、予測経路を含んでいない。このため、予測経路の終端を含むエリアの診断が完了するまでは、C市、D市およびF市については地図データ15の診断を実行しないようにすることができる。
図5(c)において、自車位置がA市に位置している時にE市の地図データ15の診断が正常判定で終了したものとする。この時、E市の地図データ15の診断結果は不定から正常に移行する。この時点でE市の地図データ15を用いた運転支援制御機能または自動運転制御機能は利用可能となる。
図6は、第1実施形態に係る地図データの診断結果に対する乗員への通知内容を示す図である。
図6において、地図データ15や、その地図データ15の処理に関係する回路が異常なく正常と判断された場合には、走行開始時には不定とされていた地図データ15の状態が正常となる。このため、例えば、運転支援機能については、何の制限もなく利用可能となる。
乗員には、正常状態であることを通知するため、「運転サポートは有効です」というメッセージを通知することができる。警告用LED16は非点灯とし、運転モード通知用LED18は、安全を意味する緑色のLEDを全点灯とすることができる。
また、例えば、地図データ15に異常が発見された場合、地図データ15の読み込みは可能だが、地図データ15の破壊や破損、ビット化け等が想定される。このため、乗員に対しては、サポート機能の一部制限中であり、急カーブや走行レーン変更等の機能はサポート機能停止であり、運転者の積極的はハンドル操作を要求する旨のメッセージを通知することができる。ただし、この場合は、ハード的な故障ではなく、地図データ15の更新等により正常復帰する可能性がある。このため、乗員に対して、データの更新作業を促すメッセージを通知してもよい。
また、一部の機能が制限されているが、単一走行車線で比較的緩やかなカーブや直線が続く道路においては、運転支援機能が有効である。このため、運転モード通知用LED18は、正常状態および異常状態のいずれとも異なる状態を示す緑色の点滅を用いてもよい。
また、例えば、地図データ15の読み込み自体が完了しない場合、地図データ15の異常ではなく、地図データメモリ14の物理的な故障や回路上の異常が想定される。このため、乗員に対しては、整備工場での点検作業やユニット交換作業を推奨する旨のメッセージを通知することができる。運転モード通知用LED18は非点灯とし、警告用LED16は危険を意味する赤色のLEDを点滅させることができる。
なお、正常状態または異常状態の通知方法として、運転支援制御装置の状態を乗員に適切に伝えるため、LEDの点灯または非点灯だけではなく、例えば、スピーカからの音声発信や、乗員の携帯端末を用いた通知などを行ってもよい。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態に係る地図データの診断エリアと自車の予測経路との関係を示す図である。
図7において、B市には1丁目と2丁目とがあり、B市の1丁目には道路302−1があり、B市の2丁目には道路302−2があるものとする。そして、自車が道路304を通ってB市の1丁目に向かい、道路302−1を通ってB市の2丁目に向かい、道路302−2を通ってE市に向かい、道路306を通って目的地に到達するものとする。
ここで、自車がA市を走行中に図3のB市の地図データ15を診断した場合、自車がB市に進入するまでにB市の地図データ15の診断が完了しないものとする。ただし、自車がA市を走行中にB市の1丁目の地図データ15を診断した場合、自車がB市に進入するまでにB市の1丁目の地図データ15の診断が完了するものとする。この場合、A市の次の診断エリアとしてB市の1丁目を選択するようにしてもよい。B市の1丁目の診断が完了したら、B市の1丁目の次の診断エリアとしてB市の2丁目を選択することができる。
この時、自車の走行開始位置311、自車の速度および予測経路310に基づいて、自車がB市に到達するまでの時間を算出することができる。また、B市の地図データ15のデータ量からB市の地図データ15の診断にかかる時間を予測することができる。そして、これらの時間を比較することにより、自車がB市に進入するまでにB市の地図データ15の診断が完了するかどうかを判定することができる。
1…車両走行支援装置、2…加速度/ジャイロセンサ、4…GNSS受信回路、6…無線通信回路、8…有線通信回路、10…計算用RAM、12…電源回路 、14…地図データメモリ、16…警告用LED、18…運転モード通知用LED、20…車両バッテリ、22…GPSアンテナ、24…携帯端末、26…車両制御装置、28…運転支援用CPU

Claims (15)

  1. 車両位置を取得する車両位置取得部と、
    前記車両位置からの車両の予測経路を算出する予測経路算出部と、
    前記車両位置および前記予測経路に基づいて地図データの診断対象となる診断エリアを選択する診断エリア選択部とを備える電子制御装置。
  2. 前記車両の運転支援または自動運転に用いられる所定範囲の全ての地図データを取得後、前記診断エリア選択部にて選択された診断エリアを診断する請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記診断エリアを前記車両の進行方向に順次選択する請求項1に記載の電子制御装置。
  4. 前記地図データは前記診断エリアごとに分割され、前記診断エリアごとに前記地図データを診断する請求項1に記載の電子制御装置。
  5. 前記車両位置を起点として前記診断エリアを拡大する請求項4に記載の電子制御装置。
  6. 前記車両が前記診断エリアに到達する前に前記診断エリアの診断が完了するように前記診断エリアを設定する請求項4に記載の電子制御装置。
  7. 前記車両が前記診断エリアに到達する前に前記診断エリアの診断が完了しなかった場合、前記診断エリアを診断待ちとする請求項4に記載の電子制御装置。
  8. 前記診断待ちの診断エリアをキーオフ時に診断する請求項7に記載の電子制御装置。
  9. 前記地図データの診断の未完了または異常検出時に運転支援の制限を通知する請求項1に記載の電子制御装置。
  10. 診断結果が正常な地図データに基づいて、運転支援制御または自動運転制御を実行する請求項1に記載の電子制御装置。
  11. 診断結果が正常な地図データに基づいて、エンジン、エアバッグ、トランスミッション、パワーステアリングまたはブレーキを電子制御する請求項10に記載の電子制御装置。
  12. チェックサムに基づいて前記地図データを診断する請求項1に記載の電子制御装置。
  13. GNSSからの測位情報に基づいて前記車両位置を取得し、
    ナビゲーション情報に基づいて前記予測経路を算出する請求項1に記載の電子制御装置。
  14. 前記車両の走行開始前に、自車エリアを推定し、前記自車エリアに該当する前記地図データの診断を実行し、
    前記車両の走行開始後に、前記車両が走行する次のエリアを推定し、前記車両が前記次のエリアに到達する前に前記次のエリアに該当する前記地図データの診断を完了する請求項4に記載の電子制御装置。
  15. 車両位置を取得し、
    前記車両位置からの車両の予測経路を算出し、
    前記車両位置および前記予測経路に基づいて地図データの診断対象となる診断エリアを選択する地図データの診断方法。
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