JPWO2019078127A1 - 点灯回路および車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
点灯回路200は、光源110に電力を供給する。降圧コンバータ220は、昇圧コンバータ210の出力電圧VOUT1を受け、光源110に駆動電流IDRVを供給する。昇圧コンバータ210は、降圧コンバータ220の状態に応じて、動作期間と停止期間を繰り返すバーストモードで動作する。
Description
本発明は、光源の点灯回路に関する。
車両用灯具は、一般にロービームとハイビームとを切りかえることが可能である。ロービームは、近方を所定の照度で照明するものであって、対向車や先行車にグレアを与えないよう配光規定が定められており、主に市街地を走行する場合に用いられる。一方、ハイビームは、前方の広範囲および遠方を比較的高い照度で照明するものであり、主に対向車や先行車が少ない道路を高速走行する場合に用いられる。したがって、ハイビームはロービームと比較してより運転者による視認性に優れているが、車両前方に存在する車両の運転者や歩行者にグレアを与えてしまうという問題がある。
近年、車両の周囲の状態にもとづいて、ハイビームの配光パターンを動的、適応的に制御するADB(Adaptive Driving Beam:配光可変型ヘッドランプ)技術が提案されている。ADB技術は、車両の前方の先行車、対向車や歩行者の有無を検出し、車両あるいは歩行者に対応する領域を減光あるいは消灯するなどして、車両あるいは歩行者に与えるグレアを低減するものである。
図1は、車両用灯具の回路図である。車両用灯具100Rは、光源110と、その点灯回路200を備える。点灯回路200は、バッテリ2から供給されるバッテリ電圧VBATを電源とし、光源110に、目標輝度に応じた駆動電流を供給する。
光源110は、直列に接続される複数の発光ユニット112を備える。発光ユニット112の1段当たりの順電圧をVf、発光ユニットの段数をNとするとき、点灯回路200の出力電圧(負荷電圧)VLOADは、
VLOAD>Vf×N
を満たさなければならない。
VLOAD>Vf×N
を満たさなければならない。
点灯回路200のトポロジーは、バッテリ電圧VBATと出力電圧VLOADの関係にもとづいて選択される。N≦2である場合、VLOADの最大値は、バッテリ電圧VBATより低いため、点灯回路200を、降圧コンバータで構成することができる。
反対に、N≧3である場合には、出力電圧VLOADの最大値は、バッテリ電圧VBATより高くなる。したがって点灯回路200を、昇圧コンバータ、もしくは、昇圧コンバータと降圧コンバータの組み合わせで構成しなければならない。点灯回路200Rは、前段の昇圧コンバータ210と、後段の降圧コンバータ220、およびそれらのコントローラ230、240を備える。
前段の昇圧コンバータ210の出力電圧VOUT1は目標電圧VOUT1(REF)に安定化され、この目標電圧はVOUT1(REF)>Vf×Nを満たすように規定される。コントローラ230は、出力電圧VOUT1が目標値VOUT1(REF)に近づくように、昇圧コンバータ210を定電圧制御する。
後段の降圧コンバータ220は、安定化された電圧VOUT1を入力電圧として受け、光源110に駆動電流IDRVを供給する。コントローラ240は、駆動電流IDRVが目標値に近づくように、降圧コンバータ220を定電流制御する。
本発明者らは、図1の点灯回路200Rについて検討した結果、以下の課題を認識するに至った。
たとえばVfの典型値は3V程度であるが、そのばらつき、温度特性を考慮し、VOUT1(REF)は式(1)のように規定される。
VOUT1(REF)=Vf(MAX)×N …(1)
Vf(MAX)は、ばらつき、温度特性等を考慮したVfの最大値である。たとえば、N=12、Vf(MAX)=5Vである場合、VOUT1(REF)=60Vとなる。
たとえばVfの典型値は3V程度であるが、そのばらつき、温度特性を考慮し、VOUT1(REF)は式(1)のように規定される。
VOUT1(REF)=Vf(MAX)×N …(1)
Vf(MAX)は、ばらつき、温度特性等を考慮したVfの最大値である。たとえば、N=12、Vf(MAX)=5Vである場合、VOUT1(REF)=60Vとなる。
マージンを考慮してVf(MAX)を大きくとると、昇圧コンバータ210の昇圧比K1=VOUT/VINが大きくなり、降圧コンバータ220の降圧比K2=VOUT/VINが小さくなる。
このことは、昇圧コンバータ210、降圧コンバータ220の部品の大型化、コストアップ、発熱量の増大といった問題を引き起こす。発熱量の増大は、放熱対策に要するコスト(巨大なヒートシンク、あるいは冷却ファンなど)の増大という別の問題を引き起こす。
加えてADB制御の灯具においては、個々の発光ユニット112を独立に点消灯させるために、バイパス制御が行われる場合があり、各発光ユニット112と並列にバイパススイッチSWが設けられる。あるバイパススイッチSWをオンすると、それと並列な発光ユニット112に流れる電流がバイパススイッチSWに迂回するため、消灯する。バイパス制御によって、光源110の両端間の負荷電圧VLOADはダイナミックに変動する。ある時刻において、点灯状態である発光ユニット112の個数をn(0≦n≦N)とするとき、
VLOAD=Vf×n
である。
VLOAD=Vf×n
である。
Vf(MAX)=5V、N=12とすると、VOUT1(REF)=60Vとなる。n=1であるときの実際の負荷電圧VLOADはVf=3Vである。したがって、後段の降圧コンバータ220の降圧比K2=3/60=1/20と非常に小さくなり、降圧コンバータのインダクタのサイズが大きくなる。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、コンバータのサイズを小型化可能な提供にある。
本発明のある態様は、光源に電力を供給する点灯回路に関する。点灯回路は、昇圧コンバータと、昇圧コンバータの出力電圧を受け、光源に駆動電流を供給する降圧コンバータと、を備える。昇圧コンバータは、降圧コンバータの状態に応じて、動作期間(動作状態)と停止期間(停止状態)を繰り返すバーストモード(間欠モード)で動作する。
この態様によると、前段の昇圧コンバータの出力電圧は、後段の降圧コンバータの入力電圧と出力電圧の関係が適切となるように調節され、したがって降圧コンバータの降圧比の範囲を制限できる。
昇圧コンバータは、降圧コンバータの入出力の電位差が第1しきい値まで低下すると、動作期間に入ってもよい。
昇圧コンバータは、降圧コンバータの入出力の電位差が、第1しきい値より高い第2しきい値に達すると、停止期間に入ってもよい。
昇圧コンバータの動作期間は、タイマーにより規定されてもよい。すなわち動作期間に入ってから、ある時間が経過すると、停止期間に遷移してもよい。
点灯回路は、降圧コンバータの入出力の電位差に応じた検出信号を生成する電圧検出回路と、検出信号をしきい値と比較し、比較結果に応じたバースト信号を生成するヒステリシスコンパレータと、をさらに備えてもよい。昇圧コンバータは、バースト信号に応じて制御されてもよい。
点灯回路は、降圧コンバータの入出力の電位差に、2値で切りかえ可能な係数を乗じた検出信号を生成する電圧検出回路と、検出信号を所定のしきい値と比較し、比較結果に応じたバースト信号を生成するコンパレータと、をさらに備えてもよい。係数はバースト信号に応じて変化し、昇圧コンバータは、バースト信号に応じて制御されてもよい。
本発明の別の態様は車両用灯具に関する。車両用灯具は、光源と、上述のいずれかの点灯回路と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
さらに、この項目(課題を解決するための手段)の記載は、本発明の欠くべからざるすべての特徴を説明するものではなく、したがって、記載されるこれらの特徴のサブコンビネーションも、本発明たり得る。
本発明のある態様によれば、コンバータのサイズを小型化できる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
また本明細書において、電圧信号、電流信号などの電気信号、あるいは抵抗、キャパシタなどの回路素子に付された符号は、必要に応じてそれぞれの電圧値、電流値、あるいは抵抗値、容量値を表すものとする。
本明細書において参照する波形図やタイムチャートの縦軸および横軸は、理解を容易とするために適宜拡大、縮小したものであり、また示される各波形も、理解の容易のために簡略化され、あるいは誇張もしくは強調されている。
(第1の実施の形態)
図2は、第1の実施の形態に係る車両用灯具100の回路図である。図2には灯具システム1全体が示される。車両用灯具100は、光源110および点灯回路200を備える。光源110は直列に接続された複数の発光ユニット112_1〜112_Nを含む。発光ユニット112はたとえばLEDであり、光源110をLEDバーあるいはLEDストリングとも称する。なお発光ユニット112は、LD(レーザダイオード)や有機EL(Electro Luminescence)素子であってもよい。たとえば複数の発光ユニット112_1〜112_Nはそれぞれ、図示しない光学系を経て、車両前方の仮想鉛直スクリーン上の異なる領域を照射する。
図2は、第1の実施の形態に係る車両用灯具100の回路図である。図2には灯具システム1全体が示される。車両用灯具100は、光源110および点灯回路200を備える。光源110は直列に接続された複数の発光ユニット112_1〜112_Nを含む。発光ユニット112はたとえばLEDであり、光源110をLEDバーあるいはLEDストリングとも称する。なお発光ユニット112は、LD(レーザダイオード)や有機EL(Electro Luminescence)素子であってもよい。たとえば複数の発光ユニット112_1〜112_Nはそれぞれ、図示しない光学系を経て、車両前方の仮想鉛直スクリーン上の異なる領域を照射する。
点灯回路200は、光源110に駆動電流IDRVを供給して発光させる。
なおオプションとして点灯回路200は、複数の発光ユニット112それぞれを個別にオン、オフ制御する機能を備えてもよい(バイパス制御)。点灯回路200には、図示しないプロセッサ(ECU:Electronic Control Unit)から、配光パターンを指示する制御指令SPTNを受け、この制御指令SPTNに応じて、複数の発光ユニット112のオン、オフを制御してもよい。
点灯回路200は、昇圧コンバータ210、降圧コンバータ220、コンバータコントローラ230、コンバータコントローラ240、バーストコントローラ250、灯具ECU270を備える。
灯具ECU270は、メインスイッチ272およびプロセッサ274を備える。プロセッサ274は、車両ECU4と通信可能であり、車両ECU4からの制御指令や情報にもとづいて、メインスイッチ272のオン、オフを制御し、あるいは適切な配光パターンが得られるようにコンバータコントローラ230,240を制御する。
メインスイッチ272がオンすると、昇圧コンバータ210にバッテリ電圧VBATが供給される。昇圧コンバータ210は、コンバータコントローラ230が生成する制御パルスS1にもとづいてスイッチング動作し、バッテリ電圧VBATを昇圧して出力電圧VOUT1を生成する。
コンバータコントローラ230の制御方式は特に限定されない。コンバータコントローラ230は、昇圧コンバータ210の動作状態において、昇圧コンバータ210が、後段の降圧コンバータ220および光源110が必要とする電力より大きな電力を供給するように、制御パルスS1を生成する。
たとえば、コンバータコントローラ230は、出力電圧VOUT1が、想定される負荷電圧VLOADよりも十分に高く規定された目標値VOUT1(REF)に近づくように、フィードバックによって制御パルスS1のデューティ比を調節してもよい。あるいは制御パルスS1のデューティ比はある値に固定されてもよい。
降圧コンバータ220は、出力電圧VOUT1を降圧し、光源110に駆動電流IDRVを供給する。一実施例においてコンバータコントローラ240は、駆動電流IDRVが目標値IREFに近づくように制御パルスS2を生成し、降圧コンバータ220をフィードバック制御してもよい(定電流制御)。コンバータコントローラ240は公知技術を用いればよい。
昇圧コンバータ210は、降圧コンバータ220の状態に応じて、動作期間と停止期間を繰り返すバーストモードで動作する。バーストコントローラ250は、降圧コンバータ220の入力電圧VIN2(=VOUT1)と出力電圧VOUT2の関係にもとづいて、昇圧コンバータ210のオン、・オフを規定するバースト信号SBURSTを生成する。コンバータコントローラ230は、バースト信号SBURSTがオンレベル(たとえばハイ)のときに、昇圧コンバータ210をスイッチングし、バースト信号SBURSTがオフレベル(たとえばロー)のときに、昇圧コンバータ210のスイッチングを停止する。
一実施例においてバーストコントローラ250は、降圧コンバータ220の入出力の電位差ΔV(=VIN2−VOUT2)にもとづいて、昇圧コンバータ210のオン、オフを制御する。
バーストコントローラ250は、降圧コンバータ220の入出力の電位差ΔVが第1しきい値VTH1まで低下すると、バースト信号SBURSTをオンレベルとし、昇圧コンバータ210を動作状態にセットする。
バーストコントローラ250は、降圧コンバータ220の入出力の電位差ΔVが第1しきい値VTH1より高く規定される第2しきい値VTH2まで上昇すると、バースト信号SBURSTをオフレベルとし、昇圧コンバータ210を停止状態にセットする。
以上が点灯回路200の構成である。続いてその動作を説明する。図3は、点灯回路200の動作波形図である。はじめに理解の容易化のため、負荷電圧VLOADが一定の場合を説明する。
バースト信号SBURSTがハイレベルであるオン期間TONにおいて、昇圧コンバータ210の出力電力は、後段の降圧コンバータ220の入力電力より大きい。したがって出力電圧VOUT1は、時間とともに上昇する。時刻t1に、電位差ΔVが第2しきい値VTH2に達すると、言い換えれば出力電圧VOUT1がVLOAD+VTH2に達すると、バースト信号SBURSTがローレベルとなり、オフ期間TOFFに入る。
オフ期間TOFFの間、制御パルスS1が停止し、昇圧コンバータ210のスイッチング動作が停止し、出力電圧VOUT1が時間とともに低下していく。そして時刻t2に、電位差ΔVが第1しきい値VTH1まで低下すると、言い換えれば出力電圧VOUT1がVLOAD+VTH1まで低下すると、バースト信号SBURSTがハイレベルとなり、オン期間TONに戻る。
このようにして前段の昇圧コンバータ210は、後段の降圧コンバータ220の入出力の電位差に応じて、動作、停止を繰り返すバーストモードで動作する。
続いて図4を参照し、負荷電圧VLOADが変動する場合の動作を説明する。図4は、点灯回路200の動作波形図である。負荷電圧VLOADが変動する場合も、動作は図3と同様である。昇圧コンバータ210がバースト動作することにより、出力電圧VOUT2が負荷電圧VLOADに追従する。
以上が点灯回路200の動作である。続いてその利点を説明する。
この点灯回路200によれば、降圧コンバータ220の入出力の電位差ΔVを所定の範囲に制限することができる。つまり降圧コンバータ220の降圧比K2の最小値が小さくなり過ぎるのを防止できるため、降圧コンバータ220を小さく設計できる。
この効果は、負荷電圧VLOADが一定のアプリケーションにおいても有用であるが、負荷電圧VLOADが変動するアプリケーション、たとえばバイパス制御にもとづく調光を行うアプリケーションにおいて特に有効である。
以下、本発明の第1の実施の形態について、その範囲を狭めるためではなく、その本質や動作の理解を助け、またそれらを明確化するために、より具体的な構成例や実施例を説明する。
(実施例1.1)
図5は、一実施例に係る点灯回路200の一部の回路図である。図5には、降圧コンバータ220、コンバータコントローラ240およびバーストコントローラ250が示される。
図5は、一実施例に係る点灯回路200の一部の回路図である。図5には、降圧コンバータ220、コンバータコントローラ240およびバーストコントローラ250が示される。
降圧コンバータ220は、コンバータ部222と、電流平滑フィルタ224を含む。この実施例において、コンバータコントローラ240は、いわゆるリップル制御によってコンバータ部222のコイル電流ILを安定化する。コイル電流ILは、電流センス抵抗RSによって検出される。コンバータコントローラ240は、コイル電流ILの検出値があるピークしきい値に達するとスイッチングトランジスタM1をターンオフし、コイル電流ILの検出値があるボトムしきい値まで低下するとスイッチングトランジスタM1をターンオンする。
電流平滑フィルタ224は、コイル電流ILからリップル成分を除去し、そのDC成分を駆動電流IDRVとして光源110に供給する。
コンバータコントローラ240の制御方式はこれには限定されず、エラーアンプを利用した定電流制御を行ってもよく、この場合、電流平滑フィルタ224は省略しうる。
続いてバーストコントローラ250の構成を説明する。バーストコントローラ250は、電圧検出回路252およびヒステリシスコンパレータ254を備える。電圧検出回路252は、降圧コンバータ220の入出力の電位差ΔV(=VIN2−VLOAD)に応じた検出信号VSを生成する。ヒステリシスコンパレータ254は、検出信号VSを、2値で変化するしきい値VTHH・VTHLと比較し、比較結果に応じたバースト信号SBURSTを生成する。下側しきい値VTHLは、図3、図4の第1しきい値VTH1を規定し、上側しきい値VTHHは、図3、図4の第2しきい値VTH2を規定する。ヒステリシスコンパレータに代えて、2個のコンパレータを用いてもよい。前段の昇圧コンバータ210は、バースト信号SBURSTに応じて制御される。
図6は、一実施例に係るバーストコントローラ250の回路図である。電圧検出回路252は、抵抗R11〜R14およびオペアンプOA1を含む差動アンプで構成することができる。ヒステリシスコンパレータ254は、抵抗R21〜R23およびオペアンプ(電圧コンパレータ)OA2で構成できる。
図6の電圧検出回路252によれば、オペアンプを用いて、電位差ΔVを高精度に検出できる。
図7(a)〜(c)は、電圧検出回路252の構成例を示す回路図である。図7(a)の電圧検出回路252は、抵抗R51,R52(抵抗値はともにR)、トランジスタTr51,Tr52を含む。V1は、入力電圧VIN2を、V2は負荷電圧VLOADを表す。トランジスタTr51,Tr52はカレントミラー回路を形成しており、トランジスタTr51および抵抗R51には、電流(V2−VBE)/Rが流れる。VBEはバイポーラトランジスタのベースエミッタ間電圧であり、実質的に定数である。この電流がカレントミラー回路によってコピーされ、抵抗R52にも同じ電流が流れ、その電圧降下は、V2−VBEとなる。したがって、検出信号VSとしてVS=V1−V2+VBEを得、これは2つの電圧V1とV2の差分に応じている。
図7(b)では、図7(a)の構成に、トランジスタTr53と抵抗R53を含むエミッタフォロア回路が追加されている。エミッタフォロア回路によって、検出電圧VSはVBE、下方にシフトされ、VS=V1−V2を得る。つまり電圧VBEのばらつきや変動の影響を抑制できる。
図7(c)では、図7(b)の抵抗R53に代えて、分圧抵抗R54,R55が設けられる。
VS=(V1−V2)×R55/(R54+R55)
VS=(V1−V2)×R55/(R54+R55)
図7(a)〜(c)の電圧検出回路252によれば、オペアンプを用いたものに比べて検出精度は低下するが、電圧検出レンジを拡大できる。特に負荷電圧VLOADが広範囲で変動するアプリケーションでは、オペアンプの入力レンジの制約により、図6の構成を採用しにくい場合がある。この場合に、図7(a)〜(c)の構成は有効である。
(実施例1.2)
図8は、一実施例に係るバーストコントローラ250の回路図である。バーストコントローラ250は、電圧検出回路256およびコンパレータ258を備える。電圧検出回路256は、降圧コンバータ220の入出力の電位差ΔVに、2値で切りかえ可能な係数(ゲイン)を乗じた検出信号VSを生成する。コンパレータ258は、検出信号VSを所定のしきい値VTHと比較し、比較結果に応じたバースト信号SBURSTを生成する。
図8は、一実施例に係るバーストコントローラ250の回路図である。バーストコントローラ250は、電圧検出回路256およびコンパレータ258を備える。電圧検出回路256は、降圧コンバータ220の入出力の電位差ΔVに、2値で切りかえ可能な係数(ゲイン)を乗じた検出信号VSを生成する。コンパレータ258は、検出信号VSを所定のしきい値VTHと比較し、比較結果に応じたバースト信号SBURSTを生成する。
図9(a)、(b)は、バーストコントローラ250の構成例を示す回路図である。図9(a)において、電圧検出回路256は、可変抵抗R40および固定抵抗R41を含む可変分圧回路を備える。可変抵抗R40の抵抗値は、比較結果(SBURST)に応じて2値で変化する。可変抵抗R40の電圧降下を検出電圧VSとして捉えると、検出電圧VSは、電位差ΔV=V1−V2に比例する。コンパレータ258は、検出信号VSをしきい値VTHと比較する。
図9(b)には、図9(a)のバーストコントローラ250の具体的な構成例が示される。抵抗R40は、抵抗R42,R43、トランジスタTr43を含む。トランジスタTr43がオフのとき、抵抗R40の抵抗値はR42と等しく、トランジスタTr43がオンのとき抵抗R40の抵抗値は、抵抗R42とR43の並列接続である。
トランジスタTr41は、電圧比較手段である。抵抗R40の電圧降下である検出電圧VSは、トランジスタTr41のベースエミッタ間に印加される。トランジスタTr41のオン、オフは、検出電圧VSとベースエミッタ間電圧の比較結果に応じている。トランジスタTr41のオン、オフの状態は、トランジスタTr44を含む出力段(インバータ)によって2値のバースト信号SBURSTに変換される。また、トランジスタTr42および抵抗R45,R46は、トランジスタTr41のオン、オフの状態にもとづいて、トランジスタTr43のオン、オフを制御する。
この例では、抵抗R40を可変抵抗としたが、抵抗R41を可変抵抗としてもよい。また、電圧比較手段としてトランジスタTr41を用いたがその限りでなく、差動アンプを含む電圧コンパレータを用いてもよい。
続いて、昇圧コンバータ210について説明する。
図10(a)、(b)は、昇圧コンバータ210およびコンバータコントローラ230の構成例を示す回路図である。コンバータコントローラ230は、市販のコントローラICを用いればよい。負荷電圧VLOADの最大値VLOAD(MAX)にマージンαを付加した電圧を、出力電圧VOUT1の目標電圧VOUT1(REF)に規定し、コンバータコントローラ230によって、昇圧コンバータ210をフィードバック制御してもよい。コンバータコントローラ230によるフィードバック制御は、出力電圧VOUT1のリミッタとして機能する。コンバータコントローラ230は、パルスバイパルスの電流制限機能を備える。具体的には、スイッチングトランジスタM2に流れる電流が、センス抵抗RCSで検出される。各スイッチングサイクルにおいて、センス抵抗RCSの電圧降下にもとづく電流検出信号が、過電流保護のしきい値を超えると、コンバータコントローラ230は、制御パルスS1を直ちにローとする。
図10(a)、(b)は、昇圧コンバータ210およびコンバータコントローラ230の構成例を示す回路図である。コンバータコントローラ230は、市販のコントローラICを用いればよい。負荷電圧VLOADの最大値VLOAD(MAX)にマージンαを付加した電圧を、出力電圧VOUT1の目標電圧VOUT1(REF)に規定し、コンバータコントローラ230によって、昇圧コンバータ210をフィードバック制御してもよい。コンバータコントローラ230によるフィードバック制御は、出力電圧VOUT1のリミッタとして機能する。コンバータコントローラ230は、パルスバイパルスの電流制限機能を備える。具体的には、スイッチングトランジスタM2に流れる電流が、センス抵抗RCSで検出される。各スイッチングサイクルにおいて、センス抵抗RCSの電圧降下にもとづく電流検出信号が、過電流保護のしきい値を超えると、コンバータコントローラ230は、制御パルスS1を直ちにローとする。
動作期間の間、図3や図4に示すように、昇圧コンバータ210の出力電圧VOUT1は、フィードバック制御の目標電圧VOUT1(REF)よりも低い。出力電圧VOUTをVOUT1(REF)に保つために必要なオン時間(パルス幅)が終了するより前に、パルスバイパルスの電流制限が作動する。言い換えれば、パルスバイサイクルの電流制限によって、昇圧コンバータ210の供給可能電力が規定され、この供給可能電力が、降圧コンバータ220の入力電力を超えるように設計される。
パルスバイパルスの電流制限に代えて、最大オンデューティ(最大オン時間)を制限することにより、動作期間中の、供給可能電力を規定してもよい。
図10(a)の昇圧コンバータ210では、スイッチングトランジスタM2のゲートに供給される制御パルスS1が、バースト信号SBURSTによってマスクされる。論理ゲート232は、バースト信号SBURSTが動作状態を示すとき、スイッチングトランジスタM2のゲートに制御パルスS1を通過させ、バースト信号SBURSTが停止状態を示すとき、スイッチングトランジスタM2のゲートをローに固定する。
図10(b)において、コンバータコントローラ230にはイネーブル(EN)ピンが設けられる。コンバータコントローラ230は、ENピンに所定レベル(たとえばロー)が入力されると、スイッチング動作を停止するように構成される。この場合、ENピンにバースト信号SBURSTを入力すればよい。
(第2の実施の形態)
図11は、第2の実施の形態に係る点灯回路200の一部の回路図である。図11には、降圧コンバータ220およびバーストコントローラ250が示される。
図11は、第2の実施の形態に係る点灯回路200の一部の回路図である。図11には、降圧コンバータ220およびバーストコントローラ250が示される。
この実施の形態において、昇圧コンバータ210の動作期間は、タイマーにより規定される。バーストコントローラ250は、電圧検出回路260、コンパレータ262、タイマー264を備える。電圧検出回路260は、降圧コンバータ220の入出力の電位差ΔVに応じた検出信号VSを生成する。電圧検出回路260の構成は、上述したものと同じであってもよい。
コンパレータ262は、電圧検出信号VSをしきい値電圧VTHLと比較する。そして電圧検出信号VSがしきい値VTHLまで低下するとアサート(たとえばハイ)されるトリガー信号TRIGを生成する。タイマー264は、トリガー信号TRIGのアサートから一定時間、所定レベルとなるバースト信号SBURSTを生成する。
図12は、一実施例に係るバーストコントローラ250の回路図である。電圧検出回路260は、抵抗R90,R91を含み、図9(a)の電圧検出回路256と同様に構成される。もちろん電圧検出回路260を、図6、図7(a)〜(c)の電圧検出回路252と同様に構成してもよい。
またコンパレータ262は、トランジスタTr91,Tr92および抵抗R92,R93,R94を含み、図9(b)のコンパレータ258と同様に構成される。コンパレータ262を、電圧コンパレータで構成してもよい。
タイマー264は、トランジスタTr93、キャパシタC91、トランジスタTr94を含む。トリガー信号TRIGがハイレベルになると、トランジスタTr93がターンオンし、キャパシタC91が放電され、キャパシタ電圧VC91がゼロとなり、トランジスタTr94がオンする。トリガー信号TRIGがローレベルになると、トランジスタTr93がオフし、キャパシタC91が、抵抗R95,R96を介して充電され、キャパシタ電圧VC91が上昇する。キャパシタ電圧VC91の上昇にともない、抵抗R95,R96の接続ノードの電位も上昇し、やがてトランジスタTr94がターンオフする。バースト信号SBURSTは、トランジスタTr94のオン、オフ状態に対応付けられ、ハイのときに停止、ローのときの動作を示す。トランジスタTr94のオフ期間が、昇圧コンバータ210の動作期間に想到する。図13は、図12のバーストコントローラ250の動作波形図である。
タイマー264は、ワンショットマルチバイブレータで構成してもよい。
以上、本発明について実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
一実施例において、降圧コンバータ220は、光源110と直列に接続された定電流ドライバを含み、定電流源によって駆動電流IDRVを安定化し、コンバータコントローラ240は、定電流ドライバと光源110の直列接続を負荷としてもよく、この場合、それらの両端間電圧が負荷電圧VLOADとなる。
一実施例において、降圧コンバータ220は、光源110と直列に接続された定電流ドライバを含み、定電流源によって駆動電流IDRVを安定化し、コンバータコントローラ240は、定電流ドライバと光源110の直列接続を負荷としてもよく、この場合、それらの両端間電圧が負荷電圧VLOADとなる。
(変形例2)
実施の形態では、降圧コンバータ220の入出力の電位差にもとづいて、昇圧コンバータ210のバースト動作を制御したがその限りでない。別の観点から見ると、バーストコントローラ250は、降圧コンバータ220の降圧比が、所定値を下回らないように(所定の範囲に含まれるように)、バースト信号SBURSTを生成してもよい。
実施の形態では、降圧コンバータ220の入出力の電位差にもとづいて、昇圧コンバータ210のバースト動作を制御したがその限りでない。別の観点から見ると、バーストコントローラ250は、降圧コンバータ220の降圧比が、所定値を下回らないように(所定の範囲に含まれるように)、バースト信号SBURSTを生成してもよい。
(変形例3)
実施の形態では、バイパス制御方式にともなう負荷電圧VLOADの変動を説明したが、負荷電圧VLOADの変動の要因は特に限定されない。
実施の形態では、バイパス制御方式にともなう負荷電圧VLOADの変動を説明したが、負荷電圧VLOADの変動の要因は特に限定されない。
(変形例4)
図14は、変形例4に係る昇圧コンバータおよびコンバータコントローラの回路図である。コンバータコントローラ230のPWM出力ピンとスイッチングトランジスタM2のゲートの間には、PMOSトランジスタ234が設けられる。PMOSトランジスタ234のゲートは、抵抗R80を介して電源ピンにプルアップされる。トランジスタ236は、スイッチ234のゲートと接地の間に設けられる。なお抵抗R80をPMOSトランジスタ234のゲートとソース(すなわちPWMピン)の間に設けてもよい。PMOSトランジスタ234のドレインは、抵抗R81,R82を含む分圧回路を介してスイッチングトランジスタM2のゲートと接続される。
図14は、変形例4に係る昇圧コンバータおよびコンバータコントローラの回路図である。コンバータコントローラ230のPWM出力ピンとスイッチングトランジスタM2のゲートの間には、PMOSトランジスタ234が設けられる。PMOSトランジスタ234のゲートは、抵抗R80を介して電源ピンにプルアップされる。トランジスタ236は、スイッチ234のゲートと接地の間に設けられる。なお抵抗R80をPMOSトランジスタ234のゲートとソース(すなわちPWMピン)の間に設けてもよい。PMOSトランジスタ234のドレインは、抵抗R81,R82を含む分圧回路を介してスイッチングトランジスタM2のゲートと接続される。
バースト信号SBURSTがハイのとき、トランジスタ236がオンとなり、PMOSトランジスタ234のゲートがローとなる。この状態において、制御パルスS1がハイのとき、PMOSトランジスタ234がオンとなり、スイッチングトランジスタM2のゲートもハイとなる。制御パルスS1がローのとき、PMOSトランジスタ234はオフするが、PMOSトランジスタ234のボディダイオード238を介してスイッチングトランジスタM2のゲート容量を放電し、スイッチングトランジスタM2がオンする。このように、バースト信号SBURSTがハイの間は、制御パルスS1に応じてスイッチングトランジスタM2をスイッチングさせることができる。
バースト信号SBURSTがローのとき、トランジスタ236がオフとなり、PMOSトランジスタ234のゲートは、抵抗R80を介してプルアップされる。この状態では、PWMピンの制御パルスS1のハイ/ローにかかわらず、スイッチングトランジスタM2のゲートはローとなり、スイッチングトランジスタM2はオフを維持する。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…車両用灯具、110…光源、112…発光ユニット、200…点灯回路、210…昇圧コンバータ、220…降圧コンバータ、222…コンバータ部、224…電流平滑フィルタ、230,240…コンバータコントローラ、250…バーストコントローラ、252…電圧検出回路、254…ヒステリシスコンパレータ、256…電圧検出回路、258…コンパレータ、260…電圧検出回路、262…コンパレータ、264…タイマー、270…灯具ECU、272…メインスイッチ、274…プロセッサ。
本発明は、光源の点灯回路に関する。
Claims (8)
- 光源に電力を供給する点灯回路であって、
昇圧コンバータと、
前記昇圧コンバータの出力電圧を受け、前記光源に駆動電流を供給する降圧コンバータと、
を備え、
前記昇圧コンバータは、前記降圧コンバータの状態に応じて、動作期間と停止期間を繰り返すバーストモードで動作することを特徴とする点灯回路。 - 前記昇圧コンバータは、前記降圧コンバータの入出力の電位差が第1しきい値まで低下すると、動作期間に入ることを特徴とする請求項1に記載の点灯回路。
- 前記昇圧コンバータは、前記降圧コンバータの入出力の電位差が、前記第1しきい値より高い第2しきい値に達すると、停止期間に入ることを特徴とする請求項2に記載の点灯回路。
- 前記昇圧コンバータの前記動作期間は、タイマーにより規定されることを特徴とする請求項1または2に記載の点灯回路。
- 前記降圧コンバータの入出力の電位差に応じた検出信号を生成する電圧検出回路と、
前記検出信号をしきい値と比較し、比較結果に応じたバースト信号を生成するヒステリシスコンパレータと、
をさらに備え、前記昇圧コンバータは、前記バースト信号に応じて制御されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の点灯回路。 - 前記降圧コンバータの入出力の電位差に、2値で切りかえ可能な係数を乗じた検出信号を生成する電圧検出回路と、
前記検出信号を所定のしきい値と比較し、比較結果に応じたバースト信号を生成するコンパレータと、
をさらに備え、前記係数は前記バースト信号に応じて変化し、前記昇圧コンバータは、前記バースト信号に応じて制御されることを特徴とする請求項1または2に記載の点灯回路。 - 前記電圧検出回路は、前記降圧コンバータの入出力の電位差を分圧する可変分圧回路を含むことを特徴とする請求項6に記載の点灯回路。
- 光源と、
請求項1から7のいずれかに記載の点灯回路と、
を備えることを特徴とする車両用灯具。
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