JPWO2019070058A1 - 骨付き肢肉のクランプ装置、骨付き肢肉の投入装置及び骨付き肢肉のクランプ方法 - Google Patents

骨付き肢肉のクランプ装置、骨付き肢肉の投入装置及び骨付き肢肉のクランプ方法 Download PDF

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Abstract

一実施形態に係る骨付き肢肉のクランプ装置(10)は、基部(12)と、基部に取り付けられ、骨付き肢肉を把持するように構成された一対のクランプ片(14)と、一対のクランプ片とは独立して基部に取り付けられ、前記一対のクランプ片間の中心線に対して鋭角に傾斜する傾斜面(18)を有し、骨付き肢肉の姿勢を調整するための姿勢調整部材(16)と、を備え、一対のクランプ片が開状態のとき、平面視において、姿勢調整部材の傾斜面の少なくとも一部が一対のクランプ片間に形成される空間に重なるように配置される。

Description

本開示は、骨付き肢肉のクランプ装置、骨付き肢肉の投入装置及び骨付き肢肉のクランプ方法に関する。
食用鳥獣の屠体の解体処理は、省力化のため人手による処理から機械による自動化処理が進められている。
特許文献1には、骨付きモモ肉の脱骨処理を行う自動脱骨装置が開示されている。この装置は、骨付きモモ肉をクランプ装置に吊架しながら複数の処理ステーション間を断続搬送し、各ステーションで骨付きモモ肉の筋入れや骨肉分離等のステップを順々に行うことで、自動脱骨を可能にしている。
特許文献2には、コンベアで搬送される骨付きモモ肉を多軸多関節アームで把持してハンガに吊架させるクランプ装置が開示されている。
特表2013−507101号公報 国際公開第2009/139031号
骨付き肢肉を自動脱骨装置に投入する場合、複数の骨付き肢肉に対する処理工程を一律に行うことができるように、複数の骨付き肢肉の向きを揃えて投入する必要がある。しかし、現状では、この作業を機械で自動化することは困難であり、この作業を行うための補助人員が必要である。
特許文献1及び2には、自動脱骨装置などに複数の骨付き肢肉の向きを揃えて投入する作業を自動化する手段は開示されていない。
一実施形態は、脱骨装置などの加工装置に骨付き肢肉を投入する場合に、複数の骨付き肢肉の向きを揃えて投入する作業を人手に依らずに機械により自動化することを目的とする。
(1)一実施形態に係る骨付き肢肉のクランプ装置は、
基部と、
前記基部に取り付けられ、骨付き肢肉を把持するように構成された一対のクランプ片と、
前記一対のクランプ片とは独立して前記基部に取り付けられ、前記一対のクランプ片間の中心線に対して鋭角に傾斜する傾斜面を有し、前記骨付き肢肉の姿勢を調整するための姿勢調整部材と、
を備え、
前記一対のクランプ片が開状態のとき、平面視において、前記姿勢調整部材の前記傾斜面の少なくとも一部が前記一対のクランプ片間に形成される空間に重なるように配置される。
なお、本明細書において、「平面視」とは、上記一対のクランプ片間の中心線及び一対のクランプ片が開閉する方向に対して直交する方向から視ることを言う。
上記(1)の構成において、一対のクランプ片が開状態のとき、平面視において、上記姿勢調整部材の傾斜面の少なくとも一部が一対のクランプ片間に形成される空間に重なるように配置されるため、一対のクランプ片が閉動作を始めたとき、姿勢調整部材の傾斜面が骨付き肢肉に最初に接触する。
一対のクランプ片が骨付き肢肉を把持して骨付き肢肉の一部が持ち上げられた時、一対のクランプ片によって把持される骨付き肢肉の把持部位の中心と骨付き肢肉の重心との間に平面視で位置ずれが起こる。
この位置ずれによって、骨付き肢肉が置かれた面から引き上げられる時、骨付き肢肉の重心が把持部位の外側へ回り込むため、姿勢調整部材の傾斜面を中心として骨付き肢肉の把持部位が一対のクランプ片の奥側へ向かう回転モーメントが発生する。この回転モーメントによって骨付き肢肉の重心が把持部位より外側に位置した向きとなってクランプ片に把持される。従って、一対のクランプ片によって複数の骨付き肢肉を順々に把持することで、脱骨装置などの加工部に複数の骨付き肢肉をすべて同じ向きで投入できる。
一実施形態では、クランプ片の閉動作時に、一対のクランプ片の内側に骨付き肢肉を遊嵌可能な空間が形成される。これによって、該空間内で上記回転モーメントによる骨付き肢肉の回転動作が許容される。
(2)一実施形態では、前記(1)の構成において、
前記姿勢調整部材は、前記一対のクランプ片が閉状態のとき、前記平面視において、前記一対のクランプ片間の前記空間に重なる位置に存在して前記骨付き肢肉を拘束可能な拘束面を有し、
前記空間は前記中心線によって前記姿勢調整部材側に位置する第1空間と前記第1空間より前記姿勢調整部材から離れた位置にある第2空間とに区画され、
前記拘束面は、前記平面視において、前記第1空間に重なる位置に存在する。
上記(2)の構成によれば、一対のクランプ片が閉状態のとき、骨付き肢肉は上記拘束面によってクランプ片から外れるのを防止でき、一対のクランプ片による把持状態を維持できる。
(3)一実施形態では、前記(1)又は(2)の構成において、
前記一対のクランプ片のうち前記姿勢調整部材から離れた位置にあるクランプ片の前記骨付き肢肉に対向する内側面が凹面を形成する。
上記(3)の構成によれば、前記姿勢調整部材から離れた位置にあるクランプ片の前記骨付き肢肉に対向する内側面が凹面を形成することで、骨付き肢肉の回転時に骨付き肢肉は該凹面にガイドされて円滑に回転動作をすることができる。
(4)一実施形態では、前記(1)〜(3)の何れかの構成において、
前記一対のクランプ片の先端部は、夫々前記空間を挟んで互いに対向する内側面を有し、前記一対のクランプ片が閉状態のとき、前記一対のクランプ片の前記内側面間の距離が前記クランプ片の先端側に向かって小さくなるように前記内側面が前記中心線に対して傾斜している。
上記(4)の構成によれば、一対のクランプ片の先端部が上記構成を有するため、閉動作時に一対のクランプ片の先端部を骨付き肢肉の下に挿入するのが容易になる。
また、一対のクランプ片の先端部が骨付き肢肉の下に挿入され、骨付き肢肉の一部を持ち上げたとき、平面視で、骨付き肢肉の把持部位の中心と骨付き肢肉の重心との間に位置ずれが起こり、骨付き肢肉が置かれた面から引き上げられる時、上記回転モーメントを発生できる。
(5)一実施形態では、前記(1)〜(4)の何れかの構成において、
前記姿勢調整部材は前記一対のクランプ片の開閉方向に回動可能に前記基部に軸支され、
前記姿勢調整部材を回動可能な駆動部を備える。
上記(5)の構成によれば、姿勢調整部材はクランプ片の開閉方向の向きを調整可能であるため、一対のクランプ片が閉動作するとき、姿勢調整部材の傾斜面が骨付き肢肉に接触するタイミングを調整できる。
(6)一実施形態では、前記(1)〜(5)の何れかの構成において、
前記姿勢調整部材の前記傾斜面は、前記一対のクランプ片が前記骨付き肢肉を把持した状態のとき、前記一対のクランプ片よりも上方に位置するように構成される。
一対のクランプ片による把持位置より下方に位置する骨付き肢肉の重心は通常肉部に位置する。
従って、姿勢調整部材の傾斜面が前記一対のクランプ片よりも上方に位置することで、該傾斜面を骨付き肢肉の骨部に接触させることができ、該傾斜面を硬い骨部に接触させることで、該傾斜面を中心として上記回転モーメントを確実に発生させることができる。
(7)一実施形態に係る骨付き肢肉の投入装置は、
骨付き肢肉を加工部に投入するための投入装置であって、
前記(1)〜(6)の何れかの構成を有する骨付き肢肉のクランプ装置と、
前記基部を支持し、前記基部の位置及び姿勢を制御可能なアームと、
を備え、
前記骨付き肢肉のクランプ装置で把持した前記骨付き肢肉を前記加工部に投入する。
上記(7)の構成によれば、上記アームは、基部の位置及び姿勢を制御可能であるので、任意の位置及び姿勢にある骨付き肢肉に合わせてクランプ装置を移動でき、クランプ装置で把持できる。
また、上記クランプ装置を備えることで、前述のように、上記クランプ装置によって順々に把持される複数の骨付き肢肉はすべて同じ向きで把持され、従って、クランプ装置で順々に把持される複数の骨付き肢肉を同じ向きで加工部に投入できる。
(8)一実施形態では、前記(7)の構成において、
前記骨付き肢肉を前記クランプ装置まで搬送するコンベアと、
前記コンベアで搬送される前記骨付き肢肉の姿勢情報を取得可能な判別部と、
前記判別部で得た前記姿勢情報に基づいて前記アームを動作させ、前記骨付き肢肉を定められた向きで前記加工部に投入する制御部と、
を備える。
上記(8)の構成によれば、上記制御部によって、上記判別部で得た姿勢情報に基づいて、クランプ装置及びアームを動作させるため、コンベア上を任意の位置及び姿勢で送られてくる骨付き肢肉を確実に把持できると共に、クランプ装置で把持した骨付き肢肉を定められた向きで加工部に投入できる。
また、コンベアで搬送されてくる複数の骨付き肢肉をクランプ装置で連続的に加工部に投入できるため、加工部への骨付き肢肉の投入速度を増加でき、処理速度が大きい脱骨装置に対応できる。また、姿勢制御部材によりクランプ装置で骨付き肢肉を把持した時点で定められた向きに骨付き肢肉を把持しているため、アームの移動量が抑制できる。そのため複数の投入装置を並べて配置できるため、処理速度の増大に対応できる。
(9)一実施形態では、前記(8)の構成において、
前記骨付き肢肉が骨付きモモ肉であり、前記姿勢情報は、前記コンベア上における前記骨付き肢肉の上面が表面又は裏面である表裏面情報を含み、
前記姿勢調整部材は前記一対のクランプ片の開閉方向に回動可能に前記基部に軸支され、
前記クランプ装置は、前記姿勢調整部材を回動可能な駆動部を備え、
前記制御部は、前記表裏面情報に基づいて、前記一対のクランプ片が前記骨付き肢肉を把持するとき、前記骨付き肢肉の把持部位の中心に対して前記傾斜面が前記骨付き肢肉の重心と同じ側に位置するように前記駆動部を制御するように構成される。
上記(9)の構成によれば、一対のクランプ片が骨付き肢肉を把持するとき、制御部によって、骨付き肢肉の把持部位の中心に対して姿勢調整部材の傾斜面が骨付き肢肉の重心と同じ側に位置するように制御されるため、コンベア上に骨付き肢肉がランダムに置かれ、骨付き肢肉の上面が表面又は裏面である場合であっても、上記回転モーメントを確実に発生させることができる。
上記回転モーメントの向きは、常に骨付き肢肉の重心が一対のクランプ片の把持部位よりクランプ片の先端側へ回転する向きとなる。従って、クランプ装置は複数の骨付き肢肉を常に同じ向きで把持でき、これによって、複数の骨付き肢肉を加工部に同じ向きで投入できる。
(10)一実施形態では、前記(9)の構成において、
前記姿勢調整部材は、
前記アームに取り付けられる取付部と、
前記取付部から二股に分かれて延在し、前記傾斜面を有する一対の延在部と、
を含み、
前記制御部は、前記コンベア上における前記骨付き肢肉の上面が表面であるとき、前記一対の延在部の一方を前記骨付き肢肉に接するように配置し、前記骨付き肢肉の上面が裏面であるとき、前記一対の延在部の他方を前記骨付き肢肉に接するように配置するように構成される。
上記(10)の構成によれば、上記表裏面情報に基づいて、上記一対の延在部の傾斜面のどちらかを骨付き肢肉に選択的に接触させることで、骨付き肢肉の把持部位に対して常に骨付き肢肉の重心と同じ側で上記傾斜面を骨付き肢肉の接触させることができる。
これによって、クランプ装置に順々に把持される複数の骨付き肢肉に同じ向きの回転モーメントを確実に発生させることができる。
(11)一実施形態に係る骨付き肢肉のクランプ方法は、
基部と、前記基部に取り付けられた一対のクランプ片と、前記一対のクランプ片とは独立して前記基部に取り付けられ、前記一対のクランプ片間の中心線に対して鋭角に傾斜する傾斜面を有する姿勢調整部材と、を備えるクランプ装置を用いて骨付き肢肉をクランプする方法であって、
前記一対のクランプ片を閉動作させて前記骨付き肢肉を把持する把持ステップと、
前記一対のクランプ片の閉動作中に、前記姿勢調整部材の前記傾斜面を前記骨付き肢肉に接触させ、前記一対のクランプ片によって把持される前記骨付き肢肉の把持部位を前記傾斜面を中心として前記一対のクランプ片の奥側へ回転させる回転ステップと、
を備える。
上記(11)の方法によれば、上記回転ステップにおいて、一対のクランプ片の閉動作中に、一対のクランプ片より先に姿勢調整部材の傾斜面を骨付き肢肉に接触させ、該傾斜面を中心として骨付き肢肉を一対のクランプ片の奥側へ回転させるので、クランプ装置によって順々に把持される複数の骨付き肢肉は、常に同じ方向に回転され同じ向きで把持される。従って、複数の骨付き肢肉をクランプ装置で順々に把持することで、複数の骨付き肢肉を同じ向きで加工部に投入できる。
(12)一実施形態では、前記(11)の方法において、
前記一対のクランプ片が閉動作した後、平面視において、前記一対のクランプ片間に形成される空間に、前記姿勢調整部材の一部が前記空間に重なるように配置されて前記骨付き肢肉を拘束する拘束ステップを備える。
上記(12)の方法によれば、一対のクランプ片の閉動作後、骨付き肢肉は姿勢調整部材の一部によって把持位置に拘束される。これによって、骨付き肢肉がクランプ片から外れるのを防止でき、クランプ片による把持状態を維持できる。
(13)一実施形態では、前記(11)又は(12)の方法において、
前記回転ステップにおいて、
前記一対のクランプ片によって把持される前記骨付き肢肉の把持部位の中心に対して前記姿勢調整部材の前記傾斜面を前記骨付き肢肉の重心と同じ側で前記骨付き肢肉に接触させる。
上記(13)の方法によれば、姿勢調整部材の傾斜面を一対のクランプ片による骨付き肢肉の把持部位の中心に対して骨付き肢肉の重心と同じ側に位置させるため、上記回転モーメントを確実に発生させることができる。
また、上記回転モーメントの向きは、骨付き肢肉の重心が常に一対のクランプ片の把持位置よりクランプ片の先端側へ回転するように発生するため、複数の骨付き肢肉を常に同じ向きで把持でき、これによって、複数の骨付き肢肉を加工部に同じ向きで投入できる。
(14)一実施形態では、前記(11)〜(13)の何れかの方法において、
前記回転ステップにおいて、
前記一対のクランプ片が閉動作するとき、前記一対のクランプ片によって前記骨付き肢肉の一部を持ち上げ、前記一対のクランプ片によって把持される前記骨付き肢肉の把持部位の中心と前記骨付き肢肉の重心との間に位置ずれを生じさせ、前記骨付き肢肉に前記傾斜面を中心として前記一対のクランプ片の奥側へ向かう回転モーメントを発生させる。
上記(14)の方法によれば、骨付き肢肉に前記傾斜面を中心として前記一対のクランプ片の奥側へ向かう回転モーメントを発生させることで、骨付き肢肉を常に同じ向きに把持できる。
(15)一実施形態では、前記(11)〜(14)の何れかの方法において、
前記骨付き肢肉は骨付きモモ肉であり、
前記回転ステップにおいて、
前記把持部位より足首側の前記骨付きモモ肉に前記姿勢調整部材の前記傾斜面を接触させる。
上記(15)の方法によれば、骨付き肢肉が骨付きモモ肉である場合に、姿勢調整部材の傾斜面を骨付きモモ肉の足首側の硬い部位に接触できるため、該傾斜面を中心として上記回転モーメントを確実に発生させることができる。
一実施形態によれば、脱骨装置などの加工部に骨付き肢肉を投入する場合に、人手によらずに骨付き肢肉の向きを揃えた自動投入が可能になり、省力化が可能になる。
一実施形態に係るクランプ装置の斜視図である。 骨付きモモ肉の外形図である。 一実施形態に係るクランプ装置の開状態を示す底面図である。 一実施形態に係るクランプ装置の閉状態を示す底面図である。 一実施形態に係る投入装置の側面図である。 一実施形態に係る投入装置の平面図である。 一実施形態に係るクランプ装置の閉動作開始後を示す動作説明図である。 一実施形態に係るクランプ装置の閉動作がさらに進んだ状態を示す動作説明図である。 一実施形態に係るクランプ装置の閉じた状態を示す動作説明図である。 一実施形態に係るクランプ装置の開状態を示す動作説明図である。 一実施形態に係るクランプ装置の閉状態直前を示す動作説明図である。 一実施形態に係るクランプ装置の閉じた状態を示す動作説明図である。 一実施形態に係るクランプ方法の工程図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載され又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一つの構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、一実施形態に係る骨付き肢肉のクランプ装置10を示す。図2は、骨付き肢肉Wが食鳥などの骨付きモモ肉である場合に、後述する姿勢調整部材16の傾斜面18が接触する足首部fの接触位置A―A’及びクランプ装置10によって把持される把持位置B―B’を示す。Nは骨付き肢肉Wが骨付きモモ肉であるときの大腿骨と下腿骨との間の関節部であるひざ部を示す。図3Aは、一対のクランプ片14が開状態のときを示し、図3Bは、一対のクランプ片14が閉状態になったときを示す。同図において、Saは図2に示す接触位置A―A’における骨付き肢肉Wの断面を示し、Sbは把持位置B―B’における骨付き肢肉Wの断面を示す。
図1に示すように、基部12に一対のクランプ片14(14a、14b)及び姿勢調整部材16(16a、16b)が取り付けられる。一対のクランプ片は矢印a方向に開閉して骨付き肢肉Wを把持可能に構成される。姿勢調整部材16はクランプ片とは独立して基部12に取り付けられる。姿勢調整部材16は、一対のクランプ片間の中心線Cに対して鋭角に傾斜する傾斜面18(18a、18b)を有する。
即ち、図6Aに示すように、傾斜面18の延長線と中心線Cとの交点からクランプ片先端側へ向かう線分と傾斜面18との角度θが鋭角となる。傾斜面18の少なくとも一部は、一対のクランプ片が開状態のとき、平面視において、一対のクランプ片間に形成される空間Sに重なるように配置される。
ここで「平面視」とは、一対のクランプ片間の中心線C及び一対のクランプ片が開閉する方向(図1中の矢印a方向)に対して直交する方向(図1中の矢印b方向)から視ることを言う。
図3A及び図3Bにおいて、Cbは断面Sbの中心(以下「把持中心」とも言う。)を示し、骨付き肢肉Wが完全にクランプ装置10によって吊り下げられた時、即ち、骨付き肢肉Wが把持されるときに置かれた面(以下「把持面」とも言う。)から離れたとき、平面視で把持中心Cbと骨付き肢肉Wの重心Gとは一致する。後述するコンベア34の搬送面が把持面の一実施形態である。
上記構成において、図3Aに示すように、クランプ装置10で骨付き肢肉Wを把持しようとするとき、クランプ片14(14a、14b)よりも姿勢調整部材16の傾斜面18のほうが先に骨付き肢肉Wに接触する。その後、一対のクランプ片14で骨付き肢肉Wの一部が持ち上げられ、他の部位が把持面上にあるとき、把持中心Cbと骨付き肢肉Wの重心Gとの間に平面視で位置ずれが存在する。
この位置ずれによって、骨付き肢肉Wが把持面から引き上げられる時、骨付き肢肉Wの重心Gが把持部位の外側へ回り込むため、骨付き肢肉Wに傾斜面18を中心として重心Gが把持中心Cbより外側へ向い、かつ把持部位が一対のクランプ片の奥側へ向かう回転モーメントMrが発生する。
図6A〜図6C及び図7A〜図7Cは、一対のクランプ片14が骨付き肢肉Wを把持する時の閉動作を示す。一対のクランプ片が閉動作をする過程で、回転モーメントMrによって骨付き肢肉Wの重心Gが把持部位より外側に位置した向きとなって一対のクランプ片に把持される。従って、一対のクランプ片によって順々に把持される複数の骨付き肢肉Wはすべてこの向きで把持されるため、脱骨装置などの加工部に複数の骨付き肢肉をすべて同じ向きで投入できる。
一実施形態では、骨付き肢肉Wが骨付きモモ肉であるとき、ひざ部N(図2参照)がクランプ片14a、14bの奥側に位置する向きとなって把持される。この場合、骨付きモモ肉の右足と左足とでは、表面(内モモ面)と裏面(外モモ面)との向きが逆になる。
従って、骨付きモモ肉を脱骨装置などの加工機に投入する場合、加工機が右足又は左足のみを加工可能な専用機である場合であって、複数の骨付き肢肉Wに対する処理工程を一律に行うことができるように、複数の骨付き肢肉Wの向きを揃えて投入する必要がある場合、右足又は左足のどちらかのみが選択されてクランプ装置10及び加工機に送られる。
一実施形態では、図3A、図6A及び図7Aに示すように、一対のクランプ片14の閉動作時に、クランプ片の内側に骨付き肢肉Wを遊嵌可能な空間Sが形成される。これによって、回転モーメントMrによる骨付き肢肉Wの回転動作が許容される。
一実施形態では、基部12の内部に一対のクランプ片14を開閉動作するための駆動部13を備える。駆動部13は例えばエアシリンダで構成される。
一実施形態では、図3B、図6C及び図7Cに示すように、一対のクランプ片14が閉状態にあるとき、姿勢調整部材16は、平面視において、一対のクランプ片間の空間Sに重なる位置に存在する拘束面19を有する。
図6A及び図7Aに示すように、空間Sは中心線Cによって姿勢調整部材16側に位置する第1空間Sと第1空間Sより姿勢調整部材16から離れた位置にある第2空間S に区画され、拘束面19は、平面視において、第1空間Sに重なる位置に存在する。
この実施形態によれば、一対のクランプ片が閉状態のとき、拘束面19によって骨付き肢肉Wがクランプ片から外れるのを防止でき、一対のクランプ片による把持状態を維持できる。
一実施形態では、図3Aに示すように、一対のクランプ片14のうち姿勢調整部材16から離れた位置にあるクランプ片の骨付き肢肉Wに対面する内側面15が凹面を形成する。
この実施形態によれば、内側面15が凹面を形成することで、回転モーメントMrが発生した骨付き肢肉Wは該凹面にガイドされて円滑に回転動作をすることができる。
一実施形態では、図1及び図3Aに示すように、一対のクランプ片14の先端部は、夫々空間Sを挟んで互いに対向する内側面20a及び20bを有する。図3Bに示すように、一対のクランプ片14が閉状態のとき、内側面20a及び20bは、内側面20a及び20b間の距離がクランプ片14の先端側に向かって小さくなるように中心線Cに対して傾斜している。
この実施形態によれば、一対のクランプ片14の先端部が先細りの形状をしているので、一対のクランプ片14の閉動作時に、各クランプ片の先端部を骨付き肢肉Wの把持部位の下に挿入するのが容易である。
一実施形態では、図1に示すように、姿勢調整部材16は一対のクランプ片14の開閉方向(矢印a方向)に回動可能に基部12に軸支され、姿勢調整部材16を回動させる駆動部22を備える。
この実施形態によれば、一対のクランプ片が把持動作を行うとき、姿勢調整部材16の傾斜面18が骨付き肢肉Wに接触するタイミングを調整できる。そのため、クランプ片の把持動作に対する回転モーメントMrによる骨付き肢肉Wの回転動作を最適なタイミングで行うことができる。
一実施形態では、図1に示すように、姿勢調整部材16は支軸24を介して基部12に回動可能に取り付けられる。一実施形態では、支軸24は中心線C上の基部12に設けられる。
一実施形態では、駆動部22はエアシリンダで構成される。
一実施形態では、図1に示すように、姿勢調整部材16の傾斜面18は、一対のクランプ片14が骨付き肢肉Wを把持した状態のとき、各クランプ片よりも上方に位置するように構成される。
一般に、骨付き肢肉Wの重心Gはクランプ片による把持位置より下方に位置する肉部に存在する。
この実施形態によれば、姿勢調整部材16の傾斜面18がクランプ片よりも上方に位置することで、傾斜面18を骨付き肢肉Wの先端側の骨部に接触させることができる。傾斜面18を硬い骨部に接触させ、硬い骨部を回転中心とすることで、骨付き肢肉Wに傾斜面18を中心とした回転モーメントMrを確実に発生させることができる。
一実施形態では、図1に示すように、傾斜面18はクランプ片の開閉方向(矢印a方向)を含む面に対して直交する方向(矢印b方向)に沿って延在する。これによって、骨付き肢肉Wとの接触面積を増加でき、安定接触が可能になる。
なお、傾斜面18は平面であってもよく、あるいは骨付き肢肉Wの表面の曲面に合わせた凹面であってもよい。
一実施形態に係る骨付き肢肉Wの投入装置30は、図4及び図5に示すように、骨付き肢肉Wを加工部40に投入するための投入装置である。投入装置30は、クランプ装置10が取り付けられたアーム32を備える。アーム32は基部12を支持し、基部12の位置及び姿勢を制御可能に構成されている。
投入装置30は、クランプ装置10で把持した骨付き肢肉Wを加工部40に投入する。
上記構成によれば、アーム32は、基部12を任意の位置及び姿勢に制御可能であるので、任意の位置及び姿勢にある骨付き肢肉Wに合わせてクランプ装置10を移動でき、クランプ装置10で骨付き肢肉Wを把持できる。
また、アーム32がクランプ装置10を備えることで、前述のように、クランプ装置10によって順々に把持される複数の骨付き肢肉Wはすべて同じ向きで把持される。従って、クランプ装置10で把持される複数の骨付き肢肉を同じ向きで加工部40に投入できる。
一実施形態では、図5に示すように、アーム32は多軸多関節アームで構成され、基部12を任意の位置及び姿勢に動作させることができる。
一実施形態では、加工部40は骨付き肢肉Wの骨部と肉部とを分離する脱骨装置である。
一実施形態では、図5に示すように、骨付き肢肉Wをクランプ装置10まで搬送するコンベア34を備え、コンベア34で搬送される骨付き肢肉Wの姿勢情報を取得可能な判別部36を備える。制御部38は、判別部36で得た姿勢情報に基づいてアーム32を動作させ、骨付き肢肉Wを定められた向きで加工部40に投入可能に動作する。
この実施形態によれば、判別部36で取得した姿勢情報に基づいてアーム32を動作させるため、コンベア34上を任意の位置及び姿勢で送られてくる骨付き肢肉Wを把持できると共に、クランプ装置10で把持した骨付き肢肉Wを定められた向きで加工部40に投入できる。また、コンベア34で搬送されてくる複数の骨付き肢肉Wを連続的に加工部40に投入できるため、加工部40への骨付き肢肉の投入速度を増加でき、処理速度が大きい脱骨装置に対応できる。
一実施形態では、判別部36は、コンベア34の搬送面上の骨付き肢肉Wを撮像する撮像部と、該撮像部で撮像した骨付き肢肉Wの画像から骨付き肢肉Wの位置及び姿勢に関する情報を得る画像処理部で構成される。
一実施形態では、骨付き肢肉Wが例えば骨付きモモ肉であるとき、上記姿勢情報は、コンベア34上における骨付き肢肉Wの上面が表面又は裏面である表裏面情報を含む。また、図1に示すように、姿勢調整部材16は、一対のクランプ片の開閉方向に回動可能に基部12に軸支される。クランプ装置10は、姿勢調整部材16を回動可能な駆動部22を備える。
制御部38は、上記表裏面情報に基づいて、一対のクランプ片14が骨付き肢肉Wを把持するとき、図3A、図6A及び図7Aに示すように、把持中心Cbに対して骨付き肢肉Wの重心Gと同じ側に傾斜面18が位置するように、駆動部22を制御して姿勢調整部材16を回動させる。
この実施形態によれば、コンベア34上に置かれた骨付き肢肉Wが骨付きモモ肉であり、骨付きモモ肉の上面が表面又は裏面であっても、把持中心Cbに対して傾斜面18が常に骨付き肢肉Wの重心Gと同じ側に位置するようになるため、回転モーメントMrを確実に発生させることができる。
また、回転モーメントMrの向きは、骨付き肢肉の重心側が常に一対のクランプ片の把持位置よりクランプ片の先端側へ回転する向きとなるため、クランプ装置10は、複数の骨付き肢肉Wを常に同じ向きで把持できる。これによって、複数の骨付き肢肉Wを加工部40に同じ向きで投入できる。
一実施形態では、図1に示すように、姿勢調整部材16(16a、16b)は、アーム32に取り付けられる取付部26と、取付部26から二股に分かれて延在し、傾斜面18(18a、18b)を有する一対の延在部17とを備える。制御部38は、コンベア34上に置かれた骨付き肢肉Wの上面が表面であるとき、一対の延在部17の一方を骨付き肢肉Wに接するように配置し、骨付き肢肉の上面が裏面であるとき、一対の延在部17の他方を骨付き肢肉に接するように配置するように駆動部22を制御する。
図6A〜図6Cは、骨付き肢肉Wが骨付きモモ肉の右足であって上面が表面の場合、又は骨付き肢肉が骨付きモモ肉の左足であって上面が裏面の場合のクランプ装置10の動作を示す。
この場合、傾斜面18(18a)がクランプ片14aより先に骨付きモモ肉に接触する。傾斜面18(18a)は把持中心Cbに対して重心Gと同じ側にあり、回転モーメントMrは、傾斜面18(18a)を中心として骨付き肢肉の重心Gが一対のクランプ片の把持中心Cbよりクランプ片の先端側へ回転するように発生する。これによって、ひざ部Nがクランプ片の奥側に位置する向きで骨付きモモ肉が把持される。
図7A〜図7Cは、骨付き肢肉Wが骨付きモモ肉の右足であって上面が裏面の場合、又は骨付き肢肉Wが骨付きモモ肉の左足であって上面が表面の場合のクランプ装置10の動作を示す。
この場合、傾斜面18(18b)がクランプ片14bより先に骨付きモモ肉に接触する。傾斜面18(18b)は把持中心Cbに対して重心Gと同じ側にあり、回転モーメントMrは、傾斜面18(18b)を中心として骨付き肢肉の重心Gが一対のクランプ片の把持中心Cbよりクランプ片の先端側へ回転するように発生する。これによって、ひざ部Nがクランプ片の奥側に位置する向きで骨付きモモ肉が把持される。
従って、骨付き肢肉Wが骨付きモモ肉の場合、右足又は左足であっても、あるいは上面が表面又は裏面であっても、常に骨付きモモ肉を同じ向きで把持できる。そのため、加工部40に対して常に同じ向きで投入できる。
なお、加工部40が右足又は左足のみの専用機であるとき、クランプ装置10も右足又は左足のどちらかが把持対象となる。この場合、骨付きモモ肉の向きだけでなく、表裏面も同じ向きで加工部40に投入できる。従って、骨付きモモ肉に対する脱骨などの処理工程の自動化が容易になる。
一実施形態では、図5に示すように、骨付き肢肉Wを吊架可能な複数のハンガ42を備える。ハンガ42は骨付き肢肉Wを挿入して吊架可能な凹部42aを有する。複数の骨付き肢肉はクランプ装置10によって同じ向きで把持されるので、制御部38は、アーム32の動作を制御し、複数のハンガ42に夫々骨付き肢肉を同じ向きで吊架できる。
骨付き肢肉Wが図6A〜図6C及び図7A〜図7Cに示す骨付きモモ肉である場合、複数のハンガ42に骨付きモモ肉をひざ部Nがハンガ42の外側へ向くように同じ向きで吊架できる。
クランプ装置10で骨付き肢肉Wが吊架されたハンガ42はコンベア44によって矢印方向に移動して加工部40に達し、骨付き肢肉は加工部40に投入される。
一実施形態では、加工部40の入口に投入部46が設けられ、骨付き肢肉Wはハンガ42から投入部46に移載され、投入部46から加工部40に供給される。
一実施形態では、図5に示すように、複数の投入装置30がコンベア34の搬送方向に沿って設けられる。複数の投入装置30からハンガ42に骨付き肢肉Wを吊架することで、ハンガ42の移動速度を増加できるので、加工部40への骨付き肢肉Wの投入速度を増加できる。例えば、図示のように、2台の投入装置30を設け、複数のハンガ42に交互に吊架するようにする。
一実施形態に係る骨付き肢肉Wのクランプ方法は、クランプ装置10を用いて骨付き肢肉をクランプする方法であり、以下図8に基づいて説明する。
まず、一対のクランプ片14を閉動作させて骨付き肢肉Wを把持する(把持ステップS10)。
一対のクランプ片の閉動作中に、姿勢調整部材16の傾斜面18を骨付き肢肉Wに接触させ、傾斜面18を中心として一対のクランプ片によって把持される骨付き肢肉Wの把持部位を一対のクランプ片の奥側へ回転させる(回転ステップS12)。
上記方法によれば、回転ステップS12において、一対のクランプ片の閉動作中に、姿勢調整部材16の傾斜面18を骨付き肢肉Wに接触させ、傾斜面18を中心として骨付き肢肉Wを一対のクランプ片の奥側へ回転させるので、クランプ装置10で順々に把持される複数の骨付き肢肉Wは同じ方向に回転され同じ向きで把持される。
従って、クランプ装置10で順々に同じ向きに把持された複数の骨付き肢肉Wは、加工部40に対して同じ向きで投入できる。
一実施形態では、一対のクランプ片14が閉動作した後、平面視において、一対のクランプ片間に形成される空間Sに、姿勢調整部材16の一部が空間Sに重なるように配置されて骨付き肢肉Wを拘束する(拘束ステップS14)。
この実施形態によれば、姿勢調整部材16の一部が空間Sに重なるように配置されるので、骨付き肢肉Wは姿勢調整部材16によって把持位置に拘束される。これによって、一対のクランプ片で把持された骨付き肢肉Wがクランプ片から外れるのを防止でき、クランプ片による把持状態を維持できる。
一実施形態では、回転ステップS12において、一対のクランプ片14によって把持される骨付き肢肉Wの把持中心Cbに対して姿勢調整部材16の傾斜面18を骨付き肢肉Wの重心Gと同じ側で骨付き肢肉に接触させる。
この実施形態によれば、姿勢調整部材16の傾斜面18を把持中心Cbに対して骨付き肢肉Wの重心Gと同じ側に位置させるため、回転モーメントMrを確実に発生させることができる。
また、回転モーメントMrの向きは、骨付き肢肉Wの重心Gが常に一対のクランプ片の把持部位よりクランプ片の先端側へ回転するように発生するため、複数の骨付き肢肉Wを常に同じ向きで把持でき、これによって、複数の骨付き肢肉を加工部40に同じ向きで投入できる。
一実施形態では、回転ステップS12において、一対のクランプ片14が閉動作するとき、一対のクランプ片によって骨付き肢肉Wの一部を持ち上げ、一対のクランプ片によって把持される骨付き肢肉Wの把持中心Cbと骨付き肢肉Wの重心Gとの間に位置ずれを生じさせ、骨付き肢肉Wに傾斜面18を中心として一対のクランプ片の奥側へ向かう回転モーメントを発生させる。
この実施形態によれば、骨付き肢肉Wに傾斜面18を中心として一対のクランプ片の奥側へ向かう回転モーメントMrを発生させることで、骨付き肢肉Wを常に同じ向きに把持できる。
一実施形態では、骨付き肢肉Wは骨付きモモ肉であり、回転ステップS12において、一対のクランプ片による把持部位より足首側の骨付きモモ肉に姿勢調整部材16の傾斜面18を接触させる。
この実施形態によれば、傾斜面18を骨付きモモ肉の足首側の硬い部位に接触できるため、傾斜面18を中心として回転モーメントMrを確実に発生させることができる。
一実施形態によれば、脱骨装置などの加工装置に骨付き肢肉を投入する場合に、クランプ装置で順々に複数の骨付き肢肉を同じ向きに把持できるため、人手によらずに骨付き肢肉の向きを揃えた自動投入が可能になる。
10 クランプ装置
12 基部
13、22 駆動部
14(14a、14b) クランプ片
15、20a、20b 内側面
16(16a、16b) 姿勢調整部材
17 延在部
18(18a、18b) 傾斜面
19 拘束面
24 支軸
26 取付部
30 投入装置
32 アーム
34、44 コンベア
36 判別部
38 制御部
40 加工部
42 ハンガ
42a 凹部
46 投入部
A 接触位置
B 把持位置
C 中心線
Cb 把持中心
G 重心
Mr 回転モーメント
N ひざ部
S 空間
第1空間
第2空間
W 骨付き肢肉
f 足首部

Claims (15)

  1. 基部と、
    前記基部に取り付けられ、骨付き肢肉を把持するように構成された一対のクランプ片と、
    前記一対のクランプ片とは独立して前記基部に取り付けられ、前記一対のクランプ片間の中心線に対して鋭角に傾斜する傾斜面を有し、前記骨付き肢肉の姿勢を調整するための姿勢調整部材と、
    を備え、
    前記一対のクランプ片が開状態のとき、平面視において、前記姿勢調整部材の前記傾斜面の少なくとも一部が前記一対のクランプ片間に形成される空間に重なるように配置されることを特徴とする骨付き肢肉のクランプ装置。
  2. 前記姿勢調整部材は、前記一対のクランプ片が閉状態のとき、前記平面視において、前記一対のクランプ片間の前記空間に重なる位置に存在して前記骨付き肢肉を拘束可能な拘束面を有し、
    前記空間は前記中心線によって前記姿勢調整部材側に位置する第1空間と前記第1空間より前記姿勢調整部材から離れた位置にある第2空間とに区画され、
    前記拘束面は、前記平面視において、前記第1空間に重なる位置に存在することを特徴とする請求項1に記載の骨付き肢肉のクランプ装置。
  3. 前記一対のクランプ片のうち前記姿勢調整部材から離れた位置にあるクランプ片の前記骨付き肢肉に対向する内側面が凹面を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の骨付き肢肉のクランプ装置。
  4. 前記一対のクランプ片の先端部は、夫々前記空間を挟んで互いに対向する内側面を有し、前記一対のクランプ片が閉状態のとき、前記一対のクランプ片の前記内側面間の距離が前記クランプ片の先端側に向かって小さくなるように前記内側面が前記中心線に対して傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の骨付き肢肉のクランプ装置。
  5. 前記姿勢調整部材は前記一対のクランプ片の開閉方向に回動可能に前記基部に軸支され、
    前記姿勢調整部材を回動可能な駆動部を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の骨付き肢肉のクランプ装置。
  6. 前記姿勢調整部材の前記傾斜面は、前記一対のクランプ片が前記骨付き肢肉を把持した状態のとき、前記一対のクランプ片よりも上方に位置するように構成されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の骨付き肢肉のクランプ装置。
  7. 骨付き肢肉を加工部に投入するための投入装置であって、
    請求項1乃至6の何れか一項に記載の骨付き肢肉のクランプ装置と、
    前記基部を支持し、前記基部の位置及び姿勢を制御可能なアームと、
    を備え、
    前記骨付き肢肉のクランプ装置で把持した前記骨付き肢肉を前記加工部に投入することを特徴とする骨付き肢肉の投入装置。
  8. 前記骨付き肢肉を前記クランプ装置まで搬送するコンベアと、
    前記コンベアで搬送される前記骨付き肢肉の姿勢情報を取得可能な判別部と、
    前記判別部で得た前記姿勢情報に基づいて前記アームを動作させ、前記骨付き肢肉を定められた向きで前記加工部に投入する制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の骨付き肢肉の投入装置。
  9. 前記骨付き肢肉が骨付きモモ肉であり、前記姿勢情報は、前記コンベア上における前記骨付き肢肉の上面が表面又は裏面である表裏面情報を含み、
    前記姿勢調整部材は前記一対のクランプ片の開閉方向に回動可能に前記基部に軸支され、
    前記クランプ装置は、前記姿勢調整部材を回動可能な駆動部を備え、
    前記制御部は、前記表裏面情報に基づいて、前記一対のクランプ片が前記骨付き肢肉を把持するとき、前記骨付き肢肉の把持部位の中心に対して前記傾斜面が前記骨付き肢肉の重心と同じ側に位置するように前記駆動部を制御するように構成されることを特徴とする請求項8に記載の骨付き肢肉の投入装置。
  10. 前記姿勢調整部材は、
    前記アームに取り付けられる取付部と、
    前記取付部から二股に分かれて延在し、前記傾斜面を有する一対の延在部と、
    を含み、
    前記制御部は、前記コンベア上における前記骨付き肢肉の上面が表面であるとき、前記一対の延在部の一方を前記骨付き肢肉に接するように配置し、前記骨付き肢肉の上面が裏面であるとき、前記一対の延在部の他方を前記骨付き肢肉に接するように配置するように構成されることを特徴とする請求項9に記載の骨付き肢肉の投入装置。
  11. 基部と、前記基部に取り付けられた一対のクランプ片と、前記一対のクランプ片とは独立して前記基部に取り付けられ、前記一対のクランプ片間の中心線に対して鋭角に傾斜する傾斜面を有する姿勢調整部材と、を備えるクランプ装置を用いて骨付き肢肉をクランプする方法であって、
    前記一対のクランプ片を閉動作させて前記骨付き肢肉を把持する把持ステップと、
    前記一対のクランプ片の閉動作中に、前記姿勢調整部材の前記傾斜面を前記骨付き肢肉に接触させ、前記一対のクランプ片によって把持される前記骨付き肢肉の把持部位を前記傾斜面を中心として前記一対のクランプ片の奥側へ回転させる回転ステップと、
    を備えることを特徴とする骨付き肢肉のクランプ方法。
  12. 前記一対のクランプ片が閉動作した後、平面視において、前記一対のクランプ片間に形成される空間に、前記姿勢調整部材の一部が前記空間に重なるように配置されて前記骨付き肢肉を拘束する拘束ステップを備えることを特徴とする請求項11に記載の骨付き肢肉のクランプ方法。
  13. 前記回転ステップにおいて、
    前記一対のクランプ片によって把持される前記骨付き肢肉の把持部位の中心に対して前記姿勢調整部材の前記傾斜面を前記骨付き肢肉の重心と同じ側で前記骨付き肢肉に接触させることを特徴とする請求項11又は12に記載の骨付き肢肉のクランプ方法。
  14. 前記回転ステップにおいて、
    前記一対のクランプ片が閉動作するとき、前記一対のクランプ片によって前記骨付き肢肉の一部を持ち上げ、前記一対のクランプ片によって把持される前記骨付き肢肉の把持部位の中心と前記骨付き肢肉の重心との間に位置ずれを生じさせ、前記骨付き肢肉に前記傾斜面を中心として前記把持部位が前記一対のクランプ片の奥側へ向かう回転モーメントを発生させることを特徴とする請求項11乃至13の何れか一項に記載の骨付き肢肉のクランプ方法。
  15. 前記骨付き肢肉は骨付きモモ肉であり、
    前記回転ステップにおいて、
    前記把持部位より足首側の前記骨付きモモ肉に前記姿勢調整部材の前記傾斜面を接触させることを特徴とする請求項11乃至14の何れか一項に記載の骨付き肢肉のクランプ方法。
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