JP2023528658A - 枝肉脚部を処理するためのシステム及び方法 - Google Patents
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Abstract
本開示は、足部分に又は足部分近傍に保持部分を有する枝肉脚部を処理するためのシステム及び方法に関する。前記システムは、積込み区域に向かって前記枝肉脚部を支持して搬送するための支持面を有する第1の運搬装置と、前記支持面上に支持される間に前記枝肉脚部と共に移動されるように配置された第1の位置決め要素を有し、前記保持部分を前記支持面に対して位置付けるように構成された位置決め装置とを有する積込みステーションを有する。前記システムはさらに、積込み区域を通って移動可能である複数のキャリヤを有する第2の運搬装置を有する。前記システムは、前記積込み区域において、使用時に自動化された方法で、枝肉部分が前記枝肉部分の保持部分において前記支持面からキャリヤに移送されるように構成される。
Description
本発明は、枝肉脚部の足部分に又は足部分近傍に保持部分を有する枝肉脚部を処理するためのシステム及び方法に関する。本発明は特に、豚枝肉脚部の処理に関するものであるが、牛又は羊などの他の4本脚動物の枝肉脚部も、本発明に係る装置及び方法を用いて処理することができる。
WO2011/074966A1は、その上に支持するための支持面を規定し、枝肉脚部を積込み区域に向かって搬送方向に搬送するコンベヤベルトを有する積込みステーションを備えたシステムを記載する。前記システムはまた、積込み区域を有する軌道に沿って移動可能であるキャリヤを有する運搬装置を備える。積込み区域において、枝肉脚部は、第1の運搬装置の支持面から第2の運搬装置のキャリヤに積込まれる。
WO2011/074966A1の図23Aは、図5として本開示に含まれ、供給コンベヤベルト1240を備えた積込みステーションと、トロリー772及び駆動チェーン774によって軌道773に沿って移動される複数のキャリヤ750を有する第2の運搬装置とを有するシステムの積込み区域を示す。積込みステーションにおいて作業するオペレータ1200は、脚部1をつかみ、図5から理解することができるように、キャリヤの溝762の入口開口部内に足の下側部分を有する脚部を配置する。次に、足部分は、一方ではベルト781bを使用して他方ではプレート781を使用して溝762内にさらに付勢される。その後、脚部1は、供給コンベヤベルト1240の端に達し、ベルト1240から落下する。脚部は次に、キャリヤから吊り下げられて保持され、更なる処理ステップのために処理ラインに入る。
前記既知のシステムは、実際には満足に機能するが、前記システムの人間工学及び効率に関して改善の余地がある。
本発明の目的は、枝肉脚部を処理するための改善されたシステム及び方法を提供することである。
本発明の更なる目的は、前記システムのオペレータのための改善された人間工学を有する枝肉脚部を処理するためのシステム及び方法を提供することである。
本発明の更なる目的は、改善された効率を有する枝肉脚部を処理するためのシステム及び方法を提供することである。
第1の態様では、本発明は、枝肉脚部(carcass leg part)の足部分に又は足部分近傍に保持部分を有する枝肉脚部を処理するための請求項1に規定されるようなシステムを提供する。前記システムは、その上に支持するための支持面を有し、積込み区域に向かって搬送方向に第1の軌道(trajectory)に沿って枝肉部分を搬送する第1の運搬装置を有する積込みステーションを備える。積込みステーションはまた、第1の運搬装置に連結され、支持面上に支持される間に枝肉部分と共に移動されるように配置された第1の位置決め要素を有する位置決め装置を備え、位置決め装置は、積込み区域に向かって枝肉部分の搬送中に、保持部分を支持面に対して第1の位置決め要素によって規定される所定位置に位置決めするように構成される。
前記システムはさらに、積込み区域を通過する第2の軌道、すなわち第1の軌道以外の軌道に沿って移動可能である複数のキャリヤ(carrier)を有する第2の運搬装置を備え、複数のキャリヤのそれぞれが、キャリヤ内に枝肉部分を保持するように枝肉部分の保持部分と協働するように配置された保持アセンブリを有する。
前記システムは、積込み区域において、使用時に自動化された方法で、枝肉部分が枝肉部分の保持部分において支持面からキャリヤの保持アセンブリに移送されるように構成され、それによって枝肉部分の保持部分がキャリヤに積込まれ、枝肉部分が第2の運搬装置によってさらに搬送される。結果として、位置決め装置による保持部分の位置決めはこのようにキャンセルされる、すなわち枝肉部分が位置決め装置から解放される。
前述したように、本発明は、枝肉脚部を処理するためのシステム及び方法に関する。一実施形態において、本発明は、例えば豚、牛又は羊の枝肉脚部などの4本脚動物の枝肉脚部、好ましくは豚枝肉脚部を処理するためのシステム及び方法に関する。
本発明による前記システムの効果は、積込み区域への搬送中に枝肉脚部の正しい位置決めを可能にする位置決め装置の提供によって、前記システムにおいて作業するオペレータが、肉体的に厳しい行為と考えられる積込み区域において枝肉脚部をキャリヤに手動で配置する必要がもはやないことである。この点に関して、豚枝肉脚部が最大40kg又はそれ以上の重さがあり得ることに注意すべきである。従って、オペレータは、単に枝肉脚部を第1の位置決め要素において支持面上に配置する必要があるにすぎない。それによって、前記システムの効率だけでなく人間工学も改善される。また、積込みステーションにおける枝肉脚部の処理の再現性が改善され、それによって前記システムの効率が改善される。従って、本発明の1つ又は複数の目的が達成される。
枝肉部分は、横(transverse)方向に方向付けられる、すなわち横方向に延在する間、支持面上に支持されることが意図されている。このようにして、支持面からキャリヤへの効率的な移送が可能になる。
保持部分は、橈骨又は脛骨の下側端部において脚部の足に隣接する脚部の部分であってもよい。
一実施形態において、位置決め装置はさらに、第1の位置決め要素と共同で移動されるように配置され、積込み区域に向かって枝肉部分の搬送中に枝肉部分の保持部分を第1及び第2の位置決め要素の間に位置付けるように構成された第2の位置決め要素を有する。これは、支持面上における枝肉脚部の位置決めの精度及び信頼性を改善する。
一実施形態において、位置決め装置は、支持面上に個々の枝肉脚部をそれぞれ位置決めするための、積込み区域に向かって移動可能である複数の間隔をあけて配置される第1の位置決め要素を有する。位置決め装置が第2の位置決め要素をさらに有する実施形態では、位置決め装置はまた、好ましくは、複数の第2の位置決め要素を有し、第2の位置決め要素のそれぞれは、搬送方向に見て第1の位置決め要素に隣接して設けられる。それによって、位置決め装置は、積込み区域への搬送中に支持面上に個々の枝肉脚部をそれぞれ位置決めするための、第1及び第2の位置決め要素の複数の組合せ又は対を有する。第1及び第2の位置決め要素の対は、搬送方向に見てある距離で間隔をあけて配置される。個々の第1の位置決め要素の間又は前記対の間の前記距離は、処理される特定の枝肉脚部に基づいて選択されてもよく、約1m未満であってよく、豚脚部については0.25~0.5mの範囲内であることが好ましい。
一実施形態において、第1の位置決め要素は、細長い棒状要素であり、積込み区域に向かって枝肉部分の搬送中にその自由端が上方を向くことができるように構成され、第1の位置決め要素は、支持面の長手方向側に隣接して設けられ、その足部分が長手方向側を超えて突出した状態で枝肉脚部を位置付けるように意図されている。
一実施形態において、第1及び第2の位置決め要素は、それぞれ細長い棒状要素であり、積込み区域に向かって枝肉部分の搬送中、その自由端が上方を向くことができるようにそれぞれ構成され、第1及び第2の位置決め要素が、支持面の同じ長手方向側に隣接して設けられ、その長手方向側を越えて突出する足部分との間にそこに枝肉脚部を位置決めすることが意図されている。そのために、好ましくは、第1及び第2の位置決め要素は、それぞれ細長い棒状要素であり、支持面上に支持された枝肉脚部が効果的に捕えられ、従って第1及び関連する第2の位置決め要素の間に位置決めされ得るように、すなわち第1及び第2の位置決め要素の言及された対、又は組合せによって位置決めされ得るように、その自由端が支持面以上に上方を向くことができるように構成される。
一実施形態において、第2の位置決め要素は、支持面に対してその自由端が上方を向く作動位置と、第1の位置決め要素から、好ましくは支持面より低い位置に、離れて移動した、好ましくは下方に旋回した(pivoted)非作動(inactive)位置との間で移動可能であり、好ましくは旋回可能であり、それによって使用時に第2の位置決め要素の作動位置において、枝肉部分の保持部分が第1及び第2の位置決め要素の間に捕えられる。第2の位置決め要素の非作動位置において、枝肉部分は結果として、その保持部分が、第2の位置決め要素に対向する第1の位置決め要素の側において第1の位置決め要素に対して又は少なくとも直接隣接して、第2の位置決め要素との接触が少なくとも実質的にない状態で配置され得る。第1の位置決め要素とその隣接する第2の位置決め要素との間の距離は、すなわち1つの言及された対の第1及び第2の位置決め要素の間の距離は、キャリヤの保持アセンブリの入口幅に対応する、又はそれより小さい。別の実施形態では、第1の位置決め要素だけでなく第2の位置決め要素も、説明された方法で作動位置と受動位置との間で移動可能である。作動位置と受動(passive)位置との間の第2の位置決め要素の可動性は、第2の位置決め要素の一部に連結された又は第2の位置決め要素の一部によって形成された従動子が案内される第1の運搬装置に沿った固体した軌道(track)を備えたカム従動子の原理を使用するなどの機械的方法で提供され得る。第2の位置決め要素を横方向の旋回軸について旋回可能な方法で提供することによって、第2の位置決め要素は、積込み区域に向かって移動する間に、前記作動位置と受動位置との間で効果的且つ予測可能に移動され得る。第1及び第2の位置決め要素は、そのために、支持面のそばを走行する無端チェーンに、第1の運搬装置と同期して、すなわち支持面によって提供されるのと同じ搬送速度で、連結され得る。第1の位置決め要素は、前記チェーンに堅く連結され、第2の位置決め要素は、前記チェーンに旋回可能に連結されてもよい。代替的に、第2の位置決め要素は、例えば、サーボモータ又はステッピングモータ、ソレノイド、空気圧シリンダによって、作動位置と受動位置との間で移動されてもよい。旋回運動に代えて、第2の位置決め要素は、例えば、前述した手段のいずれかによって提供される、前記位置の間で垂直に移動させるように設けられてもよい。
一実施形態において、前記システムはさらに、積込み区域に向かって搬送される間に枝肉部分のインライン(in-line)計量を行うための、フロー計量装置とも呼ばれるインライン計量装置を有する。好ましくは、そのような計量装置は、第1の運搬装置の2つの連続する個別セクションの間に位置付けられ、2つのセクションのそれぞれが、支持面の個別セクションを規定し、インライン計量装置は、枝肉部分が、計量装置の上流の第1の運搬装置のセクションから、このようにしてインライン、すなわち搬送中に計量され得る計量装置を経て、積込み区域に向かってその搬送中に使用時に計量装置の下流の第1の運搬装置のセクション上に搬送されるように配置される。この目的のために、計量装置は、計量中に枝肉部分を搬送方向に搬送するための計量コンベヤを有してもよい。第1の位置決め要素、及び、設けられる場合には第2の位置決め要素は、好ましくは、両方の支持面の個別セクションに支持される間、及び計量装置上の枝肉部分の通過中、枝肉部分と共に移動されるように配置される。
一実施形態において、位置決め装置は、第2の位置決め要素が、計量装置上の枝肉部分の通過中、非作動位置にある又は少なくとも非作動位置に向かって移動されるように構成される。このようにして、枝肉部分の重量の決定は、より正確になり得る。
一実施形態において、前記システムは、計量コンベヤの運搬速度が、計量装置の上流の第1の運搬装置のセクションの運搬速度より、好ましくはまた計量装置の下流の第1の運搬装置のセクションの運搬速度より、高いように構成される。代替実施形態では、前記システムは、枝肉脚部の下流の第1の位置決め要素を有する実施形態において、計量装置の運搬速度が、計量装置の上流の第1の運搬装置のセクションの運搬速度より低いように構成される。そうすることによって、前記保持部分は、計量中さらに第1の位置決め要素から自由になり、さらに重量決定の精度を高める。計量コンベヤがより高い速度を有する実施形態は、支持面上の連続する枝肉脚部を少なくとも一時的に搬送方向に大幅に離間させるという更なる利点を有し、これはまた計量精度に寄与するため、好ましい。
全ての実施形態において、第1の位置決め要素及び任意の第2の位置決め要素は、共通の駆動システムによって駆動されてもよい。
一実施形態において、積込みステーションはさらに、積込み区域の上流に設けられた足ガイドを有し、足ガイドに対して、枝肉部分が支持面上に支持されるときに使用時に、枝肉部分の足部分の自由端は、搬送方向に対して横方向の付勢方向に付勢されることとなる。足ガイドは、搬送方向に延びる垂直に方向付けられたガイドプレートによって形成されてもよく、ガイドプレートは、支持面の一方に隣接して固定して設けられる。インライン計量装置を有する前記システムの実施形態の場合、足ガイドは、計量装置の上流の第1の運搬装置の個別セクションの一方側にのみ設けられてもよく、下流のセクション及び計量装置は従って、そのような足ガイドから自由である。そのような足ガイドを設けることによって、足ガイドが枝肉脚部の横方向の位置決めのための効果的な手段を形成するので、支持面上における枝肉脚部の位置決めが容易にされ、同時により信頼性を高めることができる。これはまた、位置決め装置による位置決めの信頼性を増大させ、また積込み区域において支持面からキャリヤへの後の移送の信頼性も増大させる。
一実施形態において、第2の運搬装置の複数のキャリヤのそれぞれは、さらなる搬送中にキャリヤが枝肉部分を保持するベース位置と、少なくとも積込み区域においてキャリヤがその保持部分において枝肉部分に係合することができる積込み位置とを有している。一実施形態では、複数のキャリヤのそれぞれの保持アセンブリは、その中に枝肉部分の保持部分を受け入れるための溝状(slot-like)部分を有し、溝状部分は、その開放端にある入口部分と保持部分とを有し、入口部分は保持部分より幅が広い。入口部分の幅は、第1及び第2の位置決め要素の間の搬送方向における距離とほぼ等しい、又は好ましくは少し広いものであってもよい。前記システムはそのとき、好ましくはキャリヤが、傾斜(ramp)コンベヤによって、積込み区域から第2の運搬装置の動作高さに向かって積込み位置まで上昇される間に、保持部分を保持アセンブリに、好ましくは前記保持部分に押し込むためのガイドを有してもよい。
一実施形態において、複数のキャリヤのそれぞれは、好ましくは少なくともキャリヤが積込み区域にあるときに搬送方向に延びる旋回軸の周りに、ベース位置から積込み位置まで上方に移動するように、好ましくは旋回するように構成され、溝状部分は、少なくとも積込み位置においてその溝状部分の開放端が上方に方向付けられ、溝状部分は、積込み区域において、少なくとも積込み位置において位置決め装置に隣接している。ベース位置から積込み位置への移動は、第2の軌道に沿って固定して位置付けられ、キャリヤをベース位置から積込み位置に付勢するために配置されたガイド手段によって提供されてもよい。代替的に、軌道従動子機構が使用されてもよく、各キャリヤ上の従動子は、第2の軌道に沿って固定した軌道に沿って走行する。代替的に、キャリヤは、各キャリヤの内部のスプリング機構によって積込み位置に旋回するように配置され、ガイド手段又は軌道従動子機構は、キャリヤを積込み区域のすぐ上流のベース位置に旋回させ、キャリヤが前記内部のスプリング機構の影響を受けて積込み区域において積込み位置に戻り旋回するように設けられてもよい。
溝状部分を有する保持アセンブリの代替案として、キャリヤは、枝肉脚部を支持面からキャリヤに移送する目的で、積込み区域においてその間に枝肉脚部の保持部分を積極的にクランプするように、又は把持するように構成された2つの相互に移動可能であるクランプ、又はあご部(jaw)によって形成された保持アセンブリを有してもよい。枝肉脚部の保持部分を、積込み区域において支持面のそばにあり得るクランプの間に移動させる目的のために、前記システムは、好ましくは支持面の上に配置され、自動化された方法で枝肉脚部を積込み区域において横方向に押すように、すなわち、保持部分が、その時に開かれているクランプの間に横方向に移動され、その後にクランプが、その間に保持部分を積極的にクランプして枝肉部分を第2の軌道に沿って積込みステーションから離れてさらに搬送するために閉じることができるように枝肉脚部を支持面上に横方向に押すように構成されたプッシャー(pusher)を有してもよい。溝状部分を有する保持アセンブリの更なる代替案として、キャリヤは、WO2011/074966の図9及び図10に示されるアセンブリに従った又は類似する保持アセンブリを有してもよい。前記アセンブリは、実施形態の説明において以下に説明されるようにキャリヤ30の保持アセンブリ34のように、傾斜可能な方法で設けられてもよい。前記図9及び図10のアセンブリのあご部211は、その場合、当接ブロックの前面215が積込み区域において支持面のそばに下から枝肉脚部に係合するように配置されるように上方に旋回され得る。そのとき、フック212は、上から脚部に対して付勢される、又は脚部の肉を貫通するように脚部に向かって付勢される。枝肉脚部は次に、第2の軌道に沿って積込みステーションから離れてさらに搬送され得る。
一実施形態において、前記システムは、少なくとも積込み区域において、第1の運搬装置の搬送方向と、第2の軌道によって規定される第2の運搬装置の運搬方向とが互いに少なくとも実質的に平行であり、第1及び第2の運搬装置が、少なくとも積込み区域において、少なくとも実質的に同じ速度で作動するように構成される。
一実施形態において、前記システムはさらに、積込み区域において、第1の運搬装置の支持面の上方に位置付けられ、第1の運搬装置上において搬送される間に枝肉脚部の上側と接触するように配置された押さえ装置を有する。押さえ装置は、押さえコンベヤ、好ましくはベルトコンベヤであってもよく、ベルトコンベヤのコンベヤベルトは、支持面に平行に延在する。押さえコンベヤの速度は、少なくとも積込み区域において第1の運搬装置の速度と等しく設定され得る。使用時に、枝肉脚部は、押さえコンベヤの下を通過する。押さえ装置の提供は、枝肉部分が支持面からキャリヤの保持アセンブリに移送されるときに、少なくとも搬送方向に、特に積込み区域において、枝肉部分の傾き又は転がりの可能性を低減させ得る。押さえ装置は、別の実施形態では、搬送方向に対して横方向に延びる一連のローラを有するローラ押さえコンベヤであってもよい。別の実施形態では、押さえ装置は、前記システムのフレームにスプリングで留められ得る1つ又は複数の押さえ車輪を有してもよい。言及されたローラ及び言及された車輪は、少なくとも積込み区域において第1の運搬装置の速度と等しい速度で駆動され得る。押さえ装置の下側と第1の運搬装置の支持面との間の距離は、前記システムによって処理される特定の枝肉脚部に基づいて選択され得る。例えば、前記距離は、0.1m~0.2mの範囲内であり得る。
対応する実施形態は、本発明の第2の態様による以下に説明する方法にも適用可能である。前記システムは、特に本発明の第2の態様による方法を実行するために配置される。
第2の態様では、本発明は、本発明の第1の態様によるシステムを使用して、枝肉脚部の足部分に又は足部分近傍に保持部分を有する枝肉脚部を処理するための、請求項12に記載の方法を提供し、前記方法は、以下のステップ、すなわち、
a)前記枝肉部分を前記第1の運搬装置の支持面上に配置し、
前記位置決め装置の前記第1の位置決め要素を使用して、前記枝肉部分の前記保持部分を前記支持面に対して所定位置に位置決めするステップと、
b)前記枝肉部分を前記積込み区域に搬送するステップと、
c)自動化された方法で、前記枝肉部分を前記保持部分において前記支持面から前記積込み区域においてキャリヤに移送し、前記枝肉部分の保持部分がそれによって前記キャリヤに積込まれ、前記枝肉部分が前記第2の運搬装置によってさらに搬送されるステップと、を有する。
a)前記枝肉部分を前記第1の運搬装置の支持面上に配置し、
前記位置決め装置の前記第1の位置決め要素を使用して、前記枝肉部分の前記保持部分を前記支持面に対して所定位置に位置決めするステップと、
b)前記枝肉部分を前記積込み区域に搬送するステップと、
c)自動化された方法で、前記枝肉部分を前記保持部分において前記支持面から前記積込み区域においてキャリヤに移送し、前記枝肉部分の保持部分がそれによって前記キャリヤに積込まれ、前記枝肉部分が前記第2の運搬装置によってさらに搬送されるステップと、を有する。
一実施形態において、ステップa)は、前記枝肉部分の足部分の自由端を、前記積込み区域の上流の前記足ガイドに対して、前記搬送方向に対して横方向の付勢方向に付勢することを有する。
一実施形態において、ステップa)の間、前記枝肉部分は、その保持部分が前記第1の位置決め要素に対して又は少なくとも直接隣接して配置され、前記第2の位置決め要素は、非作動位置にあり、ステップb)の間に遅くとも、前記第2の位置決め要素は、前記枝肉部分の保持部分が少なくとも前記積込み区域において前記第1及び第2の位置決め要素の間に捕えられるように非作動位置から作動位置に移動される。
一実施形態において、ステップb)の間、前記枝肉部分は、前記第2の位置決め要素が非作動位置にある間に計量装置の上を通過する又は計量装置の上の枝肉部分の通過中に少なくとも非作動位置に向かって移動される。
対応する実施形態はまた、本発明の第1の態様による前記のシステムに適用可能である。本発明による前記方法の効果は、前記の本発明による前記システムの効果に類似している。
概括的な言葉で、本発明は、足部に又は足部近傍に保持部分を有する枝肉脚部を処理するためのシステム及び方法に関する。前記システムは、積込み区域に向かって枝肉部分を支持して搬送するための支持面を有する第1の運搬装置と、支持面上に支持される間に枝肉部分と共に移動されるように配置された第1の位置決め要素を有し、支持面に対して保持部分を位置決めするように構成された位置決め装置とを有する積込みステーションを有する。前記システムはさらに、積込み区域を通って移動可能である複数のキャリヤを有する第2の運搬装置を有する。前記システムは、積込み区域において、使用時に自動化された方法で、枝肉部分が支持面から枝肉部分の保持部分においてキャリヤに移送されるように構成される。
以下、本発明の実施形態が示され、同様の参照番号が同一又は同様の要素を示す添付の概略図面を参照して本発明を説明する。
本発明に係る枝肉脚部を処理するためのシステムの一実施形態を3次元的に示す図である。
図1のシステムの一部を別の視点から示す図である。
図1のシステムの積込みステーションの一部を後方視で示す図である。
図1のシステムの一部を側方視で示す図である。
先行技術のシステムを示す図である。
本発明に係る枝肉脚部を処理するためのシステムの更なる実施形態を3次元的に示す図である。
図6のシステムの一部を側方視で示す図である。
図1は、枝肉脚部1を処理するためのシステム100を示す。システム100は、本発明に係るシステムの一例である。図に非常に概略的に示された枝肉脚部1は、足部分1aと少なくとも下側脚部分1bとを有する豚枝肉脚部を表す。前記脚部はまた、大腿骨(後脚)又は上腕骨(前脚)を含む上側脚部を有してもよい。本発明の原理を説明するために、保持部分2は、橈骨又は脛骨の下端において、脚部の足に隣接する脚部の一部分など、枝肉脚部1の足部分1aに又は足部分1a近傍にある枝肉脚部1の一部分として規定される。特に図4を参照されたい。システム100、特にその積込みステーション4の目的は、枝肉脚部が第2の運搬装置6のキャリヤ30に移送される積込み区域16に脚部1を供給することである。本明細書において「第2の運搬装置」と呼ばれる種類のコンベヤは、枝肉部分処理の分野で知られており、一般に使用されている。キャリヤは、キャリヤから吊り下げられた枝肉部分を搬送するように構成することができ、枝肉部分は、能動的に又は受動的にクランプされ、把持され、何らかのフック状要素によって貫通され、又は他の方法で係合されてもよい。このようなコンベヤ、より具体的には頭上コンベヤの例は、WO2011/074966A1に記載されている。このようなコンベヤは、図に示される例では、枝肉部分を受動的にクランプするキャリヤを有する頭上コンベヤであり、本発明によるシステムの例の以下のさらなる説明では第2の運搬装置と呼ばれる。しかしながら、本発明は、前述した種類のキャリヤを有するような他の種類のそのようなコンベヤにも及ぶ。
システム100は、積込みステーション4と第2の運搬装置6とを有し、第2の運搬装置6は、少なくとも図に示される例では、前述したような頭上コンベヤである。積込みステーション4は、その上に支持するための支持面10を有し、枝肉脚部1を積込み区域16に向かって搬送方向14に第1の軌道12に沿って搬送する第1の運搬装置8を有する。第1の運搬装置8は、平ベルトコンベヤを有し、平ベルトコンベヤは、第1の軌道12の上部において支持面10を形成する。第1の運搬装置は、代替的に又は平ベルトコンベヤと組み合わせて、例えばヒンジシステムを介して内部接続された10~50mmの搬送方向の長さを有するようなモジュラーユニットから作られるモジュラーベルトを有してもよく、あるいはローラコンベヤであってもよい。モジュラーベルトは、ベルトの張力の影響を受けにくいが、よりクリーニングが必要である。実際の状況に応じて、特定のタイプのコンベヤを選択することができる。
図に示されるように、脚部1は、横方向に、すなわち脚部の長手方向の軸が搬送方向14に対して横方向に方向付けられる。それは、足部分1aが一般に横向きに向き、全ての脚部の足部分が同じ方向を向いていることを意味する。少なくとも示される例では、第1の運搬装置8は、2つの連続する個別セクション8a、8bを有し、2つのセクション8a、8bのそれぞれは、支持面10の個別セクション10a、10bを規定する。インライン計量装置20は、前記セクション8a、8bの間に設けられ、枝肉部分1が、積込み区域16に向かってその搬送中に使用時に、計量装置20の上流の第1の運搬装置8のセクション8aから、計量装置20を経て、計量装置20の下流の第1の運搬装置8のセクション8bに搬送されるようになっている。インライン計量装置20の使用は、本発明を考慮して任意である。実際には実例に応じて、インライン計量装置は、枝肉部分が積込みステーション4上に搬送される間に計量される必要がある場合に設けられ得る。そうでない場合、例えば脚部がプロセスにおいて早くに既に計量されている場合、計量装置を省略することができる。その場合、第1の運搬装置8は、1つの連続する支持面10を有する平ベルトコンベヤによって形成されるような、1つのセクションのみを有してもよい。しかしながら、積込みステーションに一体化されたインライン計量装置を設けることは、その場合、各枝肉部分の重量が、システムの制御モジュールによって自動化された方法で、後に第2の運搬装置のキャリヤに移送されるべき特定の枝肉部分に容易に連結することができるので好都合である。第2の運搬装置、すなわち特定のキャリヤ30における脚部の位置は、特定の脚部について既知である。脚部の重量は従って、さらなる処理のために特定のキャリヤと関連付けることができる。
積込みステーション4はまた、位置決め装置22を有し、位置決め装置22は、第1の運搬装置8に沿って互いに距離を置いて設けられるとともに第1の運搬装置8に連結され、且つ枝肉部分が支持面10上に支持されている間に枝肉部分1と共に移動するように配置された複数の第1の位置決め要素24を有する。従って、位置決め装置22の第1の位置決め要素24は、支持面10と共に移動するように構成される。第1の位置決め要素24のそれぞれは、積込み区域16に向かって枝肉部分1の搬送中に支持面10に対して、第1の位置決め要素24によって規定される所定位置に、1つの枝肉脚部1の保持部分2を位置決めするように構成される。位置決め装置22はまた、それぞれがそれぞれの第1の位置決め要素24に関連付けられ、搬送方向に位置決め要素24に隣接して間隔を空けて設けられた複数の第2の位置決め要素26を有してもよい。第2の位置決め要素26は、第1の位置決め要素24と共同して移動されるように配置され、積込み区域16に向かって枝肉部分1の搬送中に枝肉部分1の保持部分2を第1及び第2の位置決め要素24、26の間に位置付けるように構成される。前記第2の位置決め要素26の提供は従って任意であるが、前記第2の位置決め要素は、枝肉脚部1を支持面10上に、より確実に且つより正確に位置付けることに寄与する。そのために、それぞれ相互に関連する第1及び第2の位置決め要素24、26の間の距離d(図3参照)は、好ましくは、前記システムによって搬送されると予想される最大の枝肉脚部1の保持部分2の幅より少し大きい。豚枝肉脚部の場合、前記幅は一般に、約3~7cm、平均で4~6cm、典型的には約5cmになる。従って、システム100の位置決め装置は、それぞれ支持面上に1つの枝肉脚部を位置付けるための第1及び第2の位置決め要素の複数の組合せを有し、第1及び第2の位置決め要素は、約5cmの距離、又はそれより少し大きい、例えば5cm~5.5cmの距離にあり得る。
図に示すように、第1及び第2の位置決め要素24、26は、それぞれ細長い棒状要素であり、積込み区域16に向かって枝肉部分1の搬送中に、その自由端が上方を向くことができるようにそれぞれ構成され、すなわち特に図4に示すように支持面10に垂直である垂直方向に支持面より高く延在するようにそれぞれ構成される。第1及び第2の位置決め要素24、26は、支持面10の一方の長手方向側28に隣接して設けられ、特に図4に示すように、その足部分1aが長手方向側28を超えて突出した状態で枝肉脚部1を位置付けるように意図されている。位置決め装置22、及びそれが支持面10と共に、従って枝肉部分1と共にどのように移動されるかの更なる詳細は、特に図3を参照して以下に説明される。システム100の使用において、枝肉部分1は、第1の位置決め要素24に直接隣接して、又は第1の位置決め要素24に当接して一方側に配置されなければならない。これは、枝肉部分1を供給から支持面10に、図による例ではその最も上流のセクション10aに配置する間にオペレータによって実行され得る。前記システムが前記第2の位置決め要素26も有する場合、オペレータは、保持部分2が第1の位置決め要素24と第2の位置決め要素26との間に配置されるように、その第1の位置決め要素24と関連する第2の位置決め要素26の側において第1の位置決め要素24に直接隣接して又は第1の位置決め要素24に当接して脚部1を配置する必要がある。
既に述べたような第2の運搬装置6は、図に更に示されていない駆動システムによって、積込み区域16を通過する、頭上レールシステム33によって規定される別の、第2の軌道32に沿って移動可能である間隔を空けて連続する複数のキャリヤ30を有する。本発明を説明するために、ほんの少しのキャリヤ30が図に示されている。複数のキャリヤ30のそれぞれは、枝肉部分1の保持部分を受動的にクランプする手段によってキャリヤ30に枝肉部分1を保持するように、枝肉部分1の保持部分2と協働するように配置された保持アセンブリ34を有する。複数のキャリヤ30のそれぞれは、キャリヤがさらなる搬送中に枝肉部分1を保持し得るベース位置を有する(図1の右端の枝肉部分を参照)。キャリヤのそれぞれ、又は少なくともその保持アセンブリ34は、このベース位置と、保持アセンブリ34がその保持部分2において少なくとも積込み区域16において枝肉部分1に係合することができる積込み位置との間で上方に旋回することができる。図2の図では、左端のキャリヤと右端のキャリヤとは、積込み位置にあり(本発明を説明するために単に図中に積込み位置を明確に示すための図2及び図1の左端のキャリヤ)、前記左端と右端のキャリヤの間の2つのキャリヤ30は、搬送方向14に見て時計回り、すなわち下方に、そのベース位置に旋回されている。
ベース位置から積込み位置への前述した旋回運動は、積込み区域において第2の軌道32に沿って固定して、積込み区域のすぐ上流に位置付けられたガイドバー41によって実現される。ガイドバー41は、キャリヤの裏側に接触するように位置付けられ、キャリヤが、ベース位置から積込み位置に移動するようにガイドバー41に沿って通過する間に上方に旋回するように設計される。ガイドバーの代わりに、各キャリヤ上の従動子が第2の軌道に沿って固定して位置付けられた軌道上を走行する軌道従動子機構が設けられてもよい。代替的に、キャリヤは、各キャリヤ内で作動するスプリング力の影響などを受けて、積込み位置に向かって上方に傾く傾向があるように設計されてもよい。キャリヤは、積込み区域の上流に第2の軌道に沿って位置付けられた同様のガイドバー又は他のガイド手段によってベース位置に保持されてもよく、積込み区域において前記ガイド手段が終了し、キャリヤは前記スプリング力の結果として積込み位置に上方に旋回する。
複数のキャリヤ30のそれぞれの保持アセンブリ34は、枝肉部分1の保持部分2を受け入れるための溝状部分36を有する。溝状部分36は、開放端にある入口部分と、溝状部分においてより深い保持部分とを有し、前記入口部分は、前記保持部分より幅が広い。前記保持部分は、前記保持部分に付勢される枝肉部分が保持部分内に受動的にクランプされるように設計され、そのために、前記保持部分は、枝肉部分1の保持部分2の、平均の、幅よりわずかに小さい幅を有する。入口部分の幅は、枝肉部分をキャリヤに確実に移送することができるように、第1及び第2の位置決め要素24、26の間に搬送方向に前述した距離dとほぼ等しい、又は好ましくは少し幅が広い。このような保持部分を備えた保持アセンブリを有するキャリヤは、特に、枝肉脚部の足部分をクランプするために、豚枝肉脚部と共に使用するのに適している。積込み位置において、保持アセンブリ34は、溝状部分36の開放端が上方に方向付けられ、溝状部分は、位置決め装置22に隣接し、つまり横方向に見て(図4参照)第1及び第2の位置決め要素24、26の組合せに隣接し、少なくとも積込み位置に、積込み区域16にある。図2では、これは、ちょうど軌道32に沿って積込み区域16を通って移動している最も右側のキャリヤ30について示されている。
本発明に従って、システム100は、積込み区域16において、枝肉部分1が支持面10からキャリヤ30の保持アセンブリ34に枝肉部分1の保持部分2において、使用時に自動化された方法で移送され、それによって枝肉部分1の保持部分2がキャリヤ30に積込まれ、枝肉部分1が第2の運搬装置6によってさらに搬送されるように構成される。位置決め装置22による保持部分2の位置決めはその後、結果的にキャンセルされ、すなわち枝肉部分は、キャリヤへの枝肉部分の移送後に位置決め装置22から解放される。図1の図において、最も右側の枝肉部分1は、既に支持面10からキャリヤ30に移送され、第2の運搬装置6の第2の軌道32に沿って積込み区域から既に離れて移動されるが、上流の隣接する枝肉部分は、横方向に隣接し、第1及び第2の位置決め要素24、26と搬送方向14に一直線上にあるキャリヤ30の保持アセンブリ34が上方に旋回することによって移送され、支持面10に枝肉部分1を位置付ける過程にある。少なくとも積込み区域16において、第1の運搬装置8の搬送方向14と、積込み区域16において軌道32によって規定される第2の運搬装置6の運搬方向とは互いに、少なくとも実質的に平行であり、第1及び第2の運搬装置8、6は、少なくとも実質的に、同じ速度で動作する。このようにして、枝肉脚部1は、支持面10からキャリヤ30に確実に移送することができる。
キャリヤ30の保持アセンブリ34に枝肉部分1の保持部分2を確実にクランプするために、第2の軌道に沿ってキャリヤ30と共に移動して支持面10から離れる間に保持部分2に下方への力を及ぼすためのプッシャーバー42が、積込み区域16の下流に設けられる。プッシャーバー42は従って、保持部分2が保持アセンブリ34の内部に確実にクランプされるように、保持部分2をキャリヤ30の保持アセンブリ34の溝状部分36の保持部分内に深く付勢する。プッシャーバー42による前記付勢中にキャリヤを支持するために、傾斜として設けられたさらなるコンベヤベルト40が、積込み区域の下流に、支持面10の最終部分に隣接して設けられる。プッシャーバー42は、明確にするために図2から省略されている。
図6及び図7は、第1の運搬装置8の下流のセクション8bの上に位置付けられた任意の押さえコンベヤ60を非常に概略的に示す。押さえコンベヤは、セクション8bと同じ速度で駆動され得る。押さえコンベヤ60は、積込み区域16に及び、下部ベルトコンベヤ面62は、支持面のセクション10bと平行である。それは、(図6に描かれていない)ブラケット61等を介して前記システムのフレームに接続する。図6の図において右側にある押さえコンベヤ60の下流端は、コンベヤベルト40のすぐ上流に位置付けられる。押さえコンベヤ60の目的は、図7が示すように、枝肉部分1が押さえコンベヤ60の下に移動する間に下側脚部分1bの上側を下部コンベヤベルト面62に接触させることである。セクション8bの上の押さえコンベヤ60の存在と、セクション8bと同じ速度での押さえコンベヤの駆動とは、枝肉部分1が枝肉部分1の保持部分2において支持面10からキャリヤ30の保持アセンブリ34に移送され、それによって枝肉部分1の保持部分2がキャリヤ30に積込まれるときに、少なくとも搬送方向14において、特に積込み区域において枝肉部分1の傾き又は転がりの可能性を低減する。
図は、枝肉部分をキャリヤに移送する目的で、第1及び第2の位置決め要素のすぐそばで上方に旋回する溝状部分を備えた保持アセンブリを有するキャリヤを備えた第2の運搬装置を示しているが、本発明は、他の種類の既知の第2の運搬装置にも及び、例えば、枝肉脚部を支持面からキャリヤに移送する目的で、積込み区域においてその間に枝肉脚部の保持部分を能動的にクランプ、又は把持するように構成された2つの相互に移動可能であるクランプ、又はあご部によって形成された保持アセンブリを有するキャリヤを有する搬送装置などにも及ぶ。枝肉脚部の保持部分を積込み区域において支持面のそばに存在し得るクランプの間に移動させる目的で、前記システムは、積込み区域において枝肉脚部を横方向に押すように、すなわち保持部分が、その時に開いており、その後に、それらの間に保持部分を能動的にクランプし、枝肉部分を第2の軌道に沿って積込みステーションから離れてさらに搬送するためにクランプを閉じることができるクランプの間に横方向に移動されるように枝肉脚部を支持面上において横向きに押すように構成されたプッシャー(pusher)を有していてもよい。
前述のように、位置決め装置22は、支持面10とともに、従って枝肉部分1とともに積込み区域16に向かって移動する第1及び第2の位置決め要素24、26の複数の対を有する。随意的に、図に示す例の場合のように、使用時に第2の位置決め要素26の作動位置では枝肉部分の保持部分2が第1及び第2の位置決め要素24、26の間に捕らえられる一方、非作動位置では保持部分が前記要素24、26の間に捕らえられることがないように、第2の位置決め要素26は、支持面10に対してその自由端が上方を向く作動位置と、第1の位置決め要素24から離れて移動した、好ましくは下方に旋回した非作動位置との間で移動可能であり、図に示す実例では旋回可能である。第2の位置決め要素26の非作動位置では、枝肉部分1は、図1及び図2において最も左の枝肉部分について示されるように、その保持部分2を第2の位置決め要素26に対向する第1の位置決め要素24の側において、第2の位置決め要素26との接触が少なくとも実質的にない状態で、第1の位置決め要素24に対して又は少なくとも直接隣接して配置され得る。各組合せについて、第2の位置決め要素26は、図のように第1の位置決め要素24の下流に設けられてもよいが、本発明の範囲内においてその逆も可能である。少なくとも第2の位置決め要素26の作動位置において前記要素24,26間の距離dは、枝肉部分が確実にキャリヤ30に移送され得ることを確実にするように、キャリヤ30の保持アセンブリ34の溝状部分36の前記入口部分の幅と等しい、又は好ましくは僅かに小さい。
図3は、位置決め装置22を示す。各第1の位置決め要素24及び第2の位置決め要素26の対は、第1の軌道12に従う駆動チェーン44に取り付けられ、第1の軌道の上部は、搬送方向14に移動する。この点において、本発明の目的のために第1の軌道12の上部12のみが関連し、第2の軌道の下部は、-無限-チェーン及び位置決め要素のための単なる戻り部であることに注意すべきである。図のように、各第1の位置決め要素24は、チェーン44に固定され、すなわちチェーンへの固定点においてチェーン44に対して旋回又は移動することはできない。各第2の位置決め要素26は、前述のように旋回可能であり、チェーン44に対して、従って第1の位置決め要素24に対して、横方向に延びる旋回軸46の周りにそれぞれ旋回することができる。
各第2の位置決め要素26は、固定軌道48によって支持され、要素26は、軌道48上をカム従動子のように走行する。固定軌道がチェーンに対して下に低くされるとき、第2の位置決め要素は(図3の図では)反時計回りに旋回し、その逆もまた同様である。このようにして、第2の位置決め要素は、第1の軌道12に沿って搬送方向14に移動する間に非作動位置と作動位置との間で非常に効率的且つ確実に旋回することができる。図3が示すように、軌道48は、第1の降下部分48aを有する。これは、第1の運搬装置8の最も上流部分であり、支持面10の上流セクション10aの上流部分のそばにある。前述したように、図3も2つの最も右の要素26について示すように、第2の位置決め要素26はここでは、非作動位置にあり、それによってオペレータは、(図3に一点鎖線で表される)保持部分が第1の位置決め要素24のそばにある状態で枝肉部分1を支持面10の上流端に容易に配置することができる。枝肉部分1が位置決め要素24、26と共に搬送方向14に移動する間に、軌道48は、第2の位置決め要素26が作動位置に(図3の図において)時計方向に旋回し、図のように要素24と26との間に保持部分2を捕らえるように強制されるように、図3が示すようにチェーン44に対して上昇する。
図3に、さらなる降下軌道セクション48bも示されている。このセクションは、インライン計量装置20のそばにある。位置決め装置22、より具体的には第1及び第2の位置決め要素24、26の対は、両方の支持面10の個別セクション10a、10bに支持されている間だけでなく、計量装置20を渡る枝肉部分1の通過中にも枝肉部分1と共に移動するように配置される。枝肉部分1を正確に計量する目的のために、保持部分2は、少なくとも大きな範囲で位置決め装置22との接触がないことが好ましい。この目的のために、第2の位置決め要素26は次に、図1、図2及び図3が示すように、すなわち計量装置20のそばの降下軌道セクション48bの結果として計量装置20を渡る枝肉部分1の通過中、非作動位置にある又は少なくとも非作動位置に向かって移動される。
計量装置の一部であるコンベヤベルトは、第1の運搬装置8の少なくとも上流のセクション部8a、好ましくは支持面のセクション10a、10bをそれぞれ形成する第1の運搬装置8の上流及び下流のセクション8a、8bの両方と比べて同じ速度又はほぼ同じ速度で走行し得る。しかしながら、計量測定の精度を高め、図3の最も左の保持部分2のように、保持部分も第1の位置決め要素24から自由であることを確実にするための別の手段は、第1の運搬装置8の少なくとも上流のセクション8a、好ましくは支持面のセクション10a、10bをそれぞれ形成する第1の運搬装置8の上流及び下流のセクション8a、8bの両方と比べて、計量装置の一部であるコンベヤベルトをより速く、好ましくはわずかに速く走行させることである。計量装置の一部である前記コンベヤベルトがより速く走行することは、保持部分が、例えば1mm~10mmの範囲、好ましくは1mm~5mmの範囲の距離にわたって位置決め要素24から自由になるようにより速く走行することを意味し得る。この点において、第2の位置決め要素が毎回関連する第1の位置決め要素の上流に位置決めされる場合、保持部分が第1の位置決め要素から緩くなるという同じ効果を達成するために、計量装置のそのようなコンベヤベルトは、わずかにより遅く走行するように動作されることに注意すべきある。
積込みステーション4はさらに、第1の運搬装置8の支持面10の最も上流の個別セクション10aに、積込み区域16の上流に、本実施例では計量装置20の上流にも設けられた足ガイド50を有する。従って、セクション10bは、そのような足ガイドが存在しない。足ガイド50は、搬送方向14に延びる垂直に方向付けられたガイドプレートによって形成され、ガイドプレート50は、支持面10の一方側28に、より正確には位置決め装置22と同じ長手方向の側に隣接して固定して設けられる。使用時、枝肉部分1が、例えばオペレータによって、積込みステーション4上に配置され、従って支持面10上に支持されるとき、枝肉部分1の足部分1aの自由端は、搬送方向14に対して横方向の付勢方向に、この足ガイド50に対して付勢されることになる。これは、図4に示されている。このようにして、枝肉部分1がまた支持面10上に横方向に明確に定義された方法で位置付けられることが実現される。その結果、枝肉部分1は、位置決め装置22によって保持部分2において良好に位置付けられる。
少なくともその個々のステップについて既に説明したように、システム100を使用して、枝肉脚部の足部分に又は足部分付近に保持部分を有する枝肉脚部1を処理するための、本発明に係る方法の一例は、以下に続くステップを有する。第一に、枝肉部分1は、第1の運搬装置8の支持面10上に、本例では個別セクション10aの最も上流の部分上に配置される。好ましくは、支持面10上への前記部分1の配置の間に又はそうでなければ配置後直ちに、位置決め装置22の第1の位置決め要素24を使用して、支持面10に対して所定の位置に、すなわち搬送方向に、保持部分が位置付けられる。これは、オペレータによって行われ得る。足ガイド50は任意であるが、好ましくはそのとき、枝肉部分1の足部分1aの自由端はまた、足ガイド50に対して、搬送方向14に対して横方向の付勢方向に付勢される。枝肉部分は、保持部分2を第1の位置決め要素24に対して又は少なくとも直接隣接して配置される一方、第2の位置決め要素26は、非作動位置にあり、その後、しかし枝肉部分1が積込み区域16に到着する前に、枝肉部分1の保持部分2が第1及び第2の位置決め要素24、26の間に捕らえられ、従って少なくとも積込み区域16においてこれらの間に捕らえられるように非作動位置から作動位置に移動される。
枝肉部分は次に、積込み区域16に(さらに)搬送され、枝肉部分1は、保持部分2において支持面10から積込み区域16においてキャリヤ30に自動化された方法で移送され、それによって枝肉部分1の保持部分2は、キャリヤ30に積込まれ、枝肉部分1は、詳細に前述したように、第2の運搬装置6によってさらに搬送される。積込み区域16に向かって枝肉部分の搬送中に、第2の位置決め要素26が非作動位置にある、又は計量装置20を渡る枝肉部分の通過中に少なくとも非作動位置に向かって移動される間に、枝肉部分は、計量装置20(すなわち計量装置が設けられる場合)上を通過してもよい。
開示された実施形態に対する他の変形は、図面、開示、及び添付の特許請求の範囲の検討から、特許請求の範囲に記載された発明を実施するときに当業者によって理解され、達成されることが可能である。前述の説明は、例としてのみ、本発明の実施形態を提供する。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定される。本発明の1つ若しくは複数の目的は、添付の特許請求の範囲によって達成される。
Claims (16)
- 枝肉脚部(1)の足部分(1a)に又は足部分(1a)近傍に保持部分(2)を有する枝肉脚部(1)を処理するためのシステム(100)であって、
前記システムは、
積込みステーション(4)であって、
その上に支持するための支持面(10)を有し、積込み区域(16)に向かって搬送方向(14)に第1の軌道(12)に沿って前記枝肉脚部を搬送する第1の運搬装置(8)、及び
前記第1の運搬装置に連結され、前記枝肉脚部が前記支持面上に支持される間に前記枝肉脚部と共に移動するように配置された第1の位置決め要素(24)を有する位置決め装置(22)であって、前記積込み区域に向かって前記枝肉脚部の搬送中に、前記支持面に対して前記第1の位置決め要素によって規定される所定位置に前記保持部分を位置付けるように構成された位置決め装置(22)を有する、積込みステーション(4)を有し、
前記システムはさらに、
前記積込み区域を通過する第2の軌道(32)に沿って移動可能である複数のキャリヤ(30)を有する第2の運搬装置(6)であって、前記複数のキャリヤのそれぞれが、前記キャリヤ内に前記枝肉脚部を保持するように前記枝肉脚部の前記保持部分と協働するように配置された保持アセンブリ(34)を有する、第2の運搬装置(6)を有し、
前記システムは、前記積込み区域において、使用時に自動化された方法で、前記枝肉脚部が、前記枝肉脚部の保持部分において前記支持面(10)からキャリヤ(30)の保持アセンブリに移送され、それによって前記枝肉脚部の保持部分が前記キャリヤに積込まれ、前記枝肉脚部が前記第2の運搬装置(6)によってさらに移送されるように構成される、
システム。 - 前記第1の位置決め要素(24)は、細長い棒状要素であり、前記積込み区域に向かって前記枝肉脚部の搬送中にその自由端が上方を向くことができるように構成され、
前記第1の位置決め要素は、前記支持面の長手方向側(28)に隣接して設けられ、足部分(1a)が前記長手方向側を超えて突出した状態で前記枝肉脚部を位置付けるように意図されている、
請求項1に記載のシステム。 - 前記位置決め装置(22)はさらに、第2の位置決め要素(26)を有し、前記第2の位置決め要素は、前記第1の位置決め要素(24)と共同して移動されるように配置され、前記積込み区域(16)に向かって前記枝肉脚部の搬送中に前記枝肉脚部(1)の保持部分(2)を前記第1及び第2の位置決め要素の間に位置付けるように構成される、
請求項1又は請求項2に記載のシステム。 - 前記第2の位置決め要素(26)は、細長い棒状要素であり、前記積込み区域に向かって前記枝肉脚部の搬送中にその自由端が上方を向くことができるように構成され、
前記第1及び第2の位置決め要素は、前記支持面の同じ長手方向側(28)にともに隣接して設けられ、足部分(1a)が前記長手方向側を越えて突出した状態で前記枝肉脚部を前記第1及び第2の位置決め要素の間に位置付けるように意図されている、
請求項3に記載のシステム。 - 前記第2の位置決め要素(26)は、前記支持面(10)に対してその自由端が上方を向く作動位置と、前記第1の位置決め要素(24)から離れて移動した、好ましくは下方に旋回した非作動位置との間において移動可能であり、好ましくは旋回可能であり、それによって使用時に前記第2の位置決め要素の前記作動位置において、前記枝肉脚部の保持部分が前記第1及び第2の位置決め要素の間に捕らえられる、
請求項3又は請求項4に記載のシステム。 - 前記第1の運搬装置の2つの連続する個別セクション(8a、8b)の間に位置付けられたインライン計量装置(20)をさらに有し、前記2つのセクションのそれぞれが前記支持面(10)の個別セクション(10a、10b)を規定し、前記インライン計量装置は、枝肉部分が、前記計量装置の上流の前記第1の運搬装置のセクション(8a)から、前記計量装置を経て、前記積込み区域に向かって搬送中に使用時に前記計量装置の下流の前記第1の運搬装置のセクション上に移送されるように配置され、前記第1の位置決め要素(24)は、両方の前記支持面の個別セクションに支持される間及び前記計量装置を渡る前記枝肉部分の通過中に、前記枝肉部分と共に移動されるように配置される、
請求項1から請求項5の何れか1項に記載のシステム。 - 前記位置決め装置(22)は、前記第2の位置決め要素(26)が、前記計量装置(20)を渡る前記枝肉部分の通過中に非作動位置にある又は少なくとも非作動位置に向かって移動されるように構成され、
好ましくは、前記システムは、前記計量装置の運搬速度が、前記計量装置の上流の前記第1の運搬装置のセクション(8a)の運搬速度より高くなるように構成される、
請求項6に記載のシステム。 - 前記積込みステーション(4)はさらに、前記積込み区域(16)の上流に設けられた足ガイド(50)を有し、前記枝肉部分の足部分の自由端が、前記枝肉部分が前記支持面(10)上に支持されるときに使用時に、前記足ガイドに対して、前記搬送方向(14)に対して横方向の付勢方向に付勢される、
請求項1から請求項7の何れか1項に記載のシステム。 - 前記足ガイド(50)は、前記搬送方向に延びる垂直に方向付けられたガイドプレートによって形成され、前記ガイドプレートは、前記支持面の一方側(28)に隣接して固定して設けられる、
請求項8に記載のシステム。 - 前記足ガイドは、前記計量装置(20)の上流の前記第1の運搬装置の個別セクション(8a)の一方側に設けられる、
請求項6又は請求項7に、及び請求項8又は請求項9に記載のシステム。 - 前記複数のキャリヤ(30)のそれぞれは、さらなる搬送中に前記キャリヤが枝肉部分を保持するベース位置と、前記キャリヤが少なくとも前記積込み区域(16)において保持部分(2)において前記枝肉部分と係合することができる積込み位置とを有し、
好ましくは、前記複数のキャリヤのそれぞれの保持アセンブリ(34)が、前記枝肉部分の前記保持部分を受け入れるための溝状部分(36)を有し、前記溝状部分が、開放端にある入口部分と保持部分とを有し、前記入口部分が前記保持部分より幅が広く、
好ましくは、前記複数のキャリヤ(30)のそれぞれが、前記ベース位置から前記積込み位置に上方に旋回するように構成され、前記溝状部分が、少なくとも前記積込み位置において前記溝状部分の開口端が上方に方向付けられ、前記溝状部分が、前記積込み区域において、少なくとも前記積込み位置において前記位置決め装置に隣接している、
請求項1から請求項10の何れか1項に記載のシステム。 - 前記積込み区域(16)において、前記第1の運搬装置(8)の前記支持面(10)の上に位置付けられ、前記第1の運搬装置上において搬送される間に前記枝肉脚部の上側に接触するように配置された押さえ装置(60)をさらに有する、
請求項1から請求項11の何れか1項に記載のシステム。 - 請求項1から請求項12の何れか1項に記載のシステム(100)を用いて、枝肉脚部の足部分(1a)に又は足部分(1a)近傍に保持部分(2)を有する枝肉脚部(1)を処理するための方法であって、以下のステップ、すなわち、
a)前記枝肉脚部(1)を前記第1の運搬装置(8)の前記支持面(10)上に配置し、
前記位置決め装置(22)の前記第1の位置決め要素(24)を用いて、前記枝肉脚部の前記保持部分を前記支持面に対して所定位置に位置付けるステップと、
b)前記枝肉脚部を前記積込み区域(16)に搬送するステップと、
c) 自動化された方法で、前記積込み区域において、前記保持部分において前記枝肉脚部を前記支持面からキャリヤ(30)に移送し、それによって前記枝肉脚部の保持部分が前記キャリヤに積込まれ、前記枝肉脚部が第2の運搬装置(6)によってさらに搬送されるステップを有する、
システム。 - 請求項8又は請求項8に従属する請求項に記載のシステム(100)を用いて、ステップa)は、
前記枝肉脚部の前記足部分の自由端を、前記積込み区域の上流の前記足ガイド(50)に対して、前記搬送方向に対して横方向の付勢方向に付勢することを有する、
請求項13に記載の方法。 - 請求項5又は請求項5に従属する請求項に記載のシステム(100)を用いて、ステップa)の間、前記枝肉脚部(1)は、保持部分(2)が前記第1の位置決め要素(24)に対して又は少なくとも直接隣接して配置され、前記第2の位置決め要素(26)が、非作動位置にあり、ステップb)の間に遅くとも、前記第2の位置決め要素が、前記枝肉脚部の前記保持部分が少なくとも前記積込み区域において前記第1及び第2の位置決め要素の間に捕らえられるように非作動位置から作動位置に移動される、
請求項13又は請求項14に記載の方法。 - 請求項7又は請求項7に従属する請求項に記載のシステム(100)を用いて、ステップb)の間、前記枝肉部分(1)は、前記第2の位置決め要素(26)が、前記計量装置を渡る前記枝肉脚部の通過中に非作動位置にある又は少なくとも非作動位置に向かって移動される間に前記インライン計量装置(20)上を通過する、
請求項13、請求項14又は請求項15に記載の方法。
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