JPWO2019065881A1 - 接着テープ、接着テープ巻回リール、及び接着テープの製造方法 - Google Patents

接着テープ、接着テープ巻回リール、及び接着テープの製造方法 Download PDF

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Abstract

接着テープ11は、セパレータ12の一面12a側に接着層13が設けられた接着テープであって、接着テープ11のリード部分Lには、少なくともリード部分Lの先端側において接着層13が露出しないように、当該リード部分Lと同じ位置で終端する厚さ10μm以上30μm以下のピックアップテープ21が設けられている。

Description

本開示は、接着テープ、接着テープ巻回リール、及び接着テープの製造方法に関する。
従来、多数の電極を有する被接続部材同士を接続するための接着テープが用いられている。このような接着テープとして、例えば異方導電性テープある。異方導電性テープを用いると、例えばプリント配線基板、LCD用ガラス基板、フレキシブルプリント基板等の基板にIC、LSIといった半導体素子等を接続する際、相対する電極同士を導通させる一方で、隣接する電極同士の絶縁状態を保つことができる。
接着テープは、例えば熱硬化性樹脂を含有する接着剤成分と、必要に応じて配合される導電粒子とを含む接着剤層を、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)などの基材上に形成してなる。接着テープは、シート状の原反を用途に応じた幅で長尺にスリット加工することによって作製され、リールに巻き回した巻回体の状態で保存・運搬・使用がなされる(例えば特許文献1参照)。
特開2003−34468号公報
従来では、リールに巻き付けられた接着テープのリード部分(巻き出し部分)に接着テープの端よりも張り出すリードテープを貼り付け、リードテープをリールに貼り付けることでリード部分の固定がなされていた。しかしながら、近年では、より幅細の接着テープの要求が強まっている。そのため、リードテープの厚さが接着テープの幅に比べて相対的に大きくなってきており、リードテープを貼り付けた状態では接着テープのリード部分をスリット加工することが困難となっている。現状では、リード部分に貼り付けたリードテープを一旦剥がし、スリット加工を行った後、幅細となった接着テープのそれぞれにリードテープを貼り付けている。したがって、接着テープの製造工程が煩雑になっているという問題があった。
本開示は、上記課題の解決のためになされたものであり、製造工程を簡単化できる幅細の接着テープ、接着テープ巻回リール、及び接着テープの製造方法を提供することを目的とする。
本開示の一側面に係る接着テープは、第1のセパレータの一面側に第1の接着層が設けられた接着テープであって、接着テープのリード部分には、少なくともリード部分の先端側において第1の接着層が露出しないように、当該リード部分と同じ位置で終端する厚さ10μm以上30μm以下のピックアップテープが設けられている。
この接着テープでは、リード部分に厚さ10μm以上30μm以下のピックアップテープが設けられている。ピックアップテープの厚さを上記範囲とすることで、接着テープの幅に対するピックアップテープの厚さを相対的に小さくできる。したがって、ピックアップテープを張り付けた状態でスリット加工によって接着テープを幅細に切断することが可能となり、製造工程の簡単化が図られる。また、リード部分の先端側において第1の接着層が露出しないので、リード部分をリール等に固定した場合であっても、使用時にリード部分をリール等から外すときに第1の接着層が第1のセパレータから剥離してしまうことを防止できる。
また、ピックアップテープは、第2のセパレータの一面側に第2の接着層を有し、第2の接着層と接着テープ側の第1の接着層とが対向するようにリード部分に固定されていてもよい。これにより、ピックアップテープを接着テープに対してしっかりと固定できる。
また、ピックアップテープは、第2のセパレータの他面側に第3の接着層を有し、リード部分の終端側には、第2のセパレータが第3の接着層から露出する露出領域が設けられていてもよい。この場合、別のシールを用いずに、第3の接着層によってリード部分をリール等に固定できる。また、リード部分の終端側に露出領域を設けることにより、使用時にリード部分をリール等から容易に外すことができる。
また、ピックアップテープは、第2のセパレータの他面側に第4の接着層を有し、第2のセパレータが接着テープ側の第1の接着層に貼り付けられることによってリード部分に固定され、リード部分の終端側には、第2のセパレータが第4の接着層から露出する露出領域が設けられていてもよい。この場合、別のシールを用いずに、第4の接着層によってリード部分をリール等に固定できる。また、リード部分の終端側に露出領域を設けることにより、接着テープの使用時にリード部分をリール等から容易に外すことができる。さらに、第2のセパレータの一面側に接着層を設けないことで、ピックアップテープを含めたリード部分の全体の厚さを抑えることができる。したがって、ピックアップテープを張り付けた状態でのスリット加工を一層確実に実施できる。
また、ピックアップテープは、第2のセパレータのみによって構成され、第2のセパレータが接着テープ側の第1の接着層に貼り付けられることによってリード部分に固定されていてもよい。この場合、ピックアップテープを含めたリード部分の全体の厚さを一層抑えることができる。したがって、ピックアップテープを張り付けた状態でのスリット加工をさらに確実に実施できる。
また、ピックアップテープ側の接着層には、第1の接着層とは異なる色が着色されていてもよい。これにより、ピックアップテープの視認性及び識別性を高めることができる。したがって、接着テープの使用時にリード部分を切断する場合などの作業性を向上できる。
また、接着テープの長手方向に直交する幅は、0.8mm以下であってもよい。接着テープの幅が0.8mm以下である場合、従来のようなリードテープを貼り付けた状態では接着テープのリード部分をスリット加工することが困難となる。したがって、接着テープの幅が0.8mm以下である場合には、上述したピックアップテープの適用が特に有用となる。
また、本開示の一側面に係る接着テープ巻回リールは、上記接着テープが巻き付けられた巻芯と、巻芯を挟んで互いに対向する一対の側板と、を備え、巻芯から引き出された接着テープのリード部分が側板の外面側に固定されている。
この接着テープ巻回リールでは、接着テープにおけるリード部分に厚さ10μm以上30μm以下のピックアップテープが設けられている。ピックアップテープの厚さを上記範囲とすることで、接着テープの幅に対するピックアップテープの厚さを相対的に小さくできる。したがって、ピックアップテープを張り付けた状態でスリット加工によって接着テープを幅細に切断することが可能となり、製造工程の簡単化が図られる。また、リード部分の先端側において第1の接着層が露出しないので、使用時にリード部分をリールから外すときに第1の接着層が第1のセパレータから剥離してしまうことを防止できる。
また、本開示の一側面に係る接着テープの製造方法は、第1のセパレータの一面側に第1の接着層が設けられた接着テープの製造方法であって、接着テープを原反から繰り出しながら、第1の接着層が露出しなくなる向きに原反の幅と等幅の厚さ10μm以上30μm以下のピックアップテープを一定の長さ毎に第1の接着層に貼り付け、ピックアップテープが貼り付けられた接着テープを長手方向にスリット加工して複数条の接着テープに切断し、複数条の接着テープをピックアップテープと共に幅方向に切断してリード部分を終端させた後、複数条の接着テープをそれぞれリールに巻き取る。
この接着テープの製造方法では、リード部分に厚さ10μm以上30μm以下のピックアップテープを適用する。ピックアップテープの厚さを上記範囲とすることで、接着テープの幅に対するピックアップテープの厚さを相対的に小さくできる。したがって、ピックアップテープを張り付けた状態でスリット加工によって接着テープを幅細に切断することが可能となり、製造工程の簡単化が図られる。また、作製された接着テープにおいてリード部分の先端側に第1の接着層が露出しないので、リード部分をリール等に固定した場合であっても、使用時にリード部分をリール等から外すときに第1の接着層が第1のセパレータから剥離してしまうことを防止できる。
本開示によれば、幅細の接着テープの製造工程を簡単化できる。
接着テープ巻回リールの一実施形態を示す側面図である。 接着テープの一実施形態を示す模式的な断面図である。 接着テープの製造方法の一実施形態を示す模式的な図である。 接着テープの変形例を示す模式的な断面図である。 接着テープの他の変形例を示す模式的な断面図である。 接着テープの他の変形例を示す模式的な断面図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の一側面に係る接着テープ、接着テープ巻回リール、及び接着テープの製造方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、接着テープ巻回リールの一実施形態を示す側面図である。同図に示すように、接着テープ巻回リール1は、接着テープ11が巻き付けられる巻芯2と、巻芯2を挟んで互いに対向する一対の側板3,3とを備えて構成されている。接着テープ巻回リール1は、接着テープ11の製造、供給、保存に用いられるリールであり、一対の側板3,3によって巻芯2に巻き付けられた接着テープ11の巻き崩れを防止する作用を有している。
巻芯2は、接着テープ11を巻き付ける部分である。巻芯2は、例えばプラスチックからなり、接着テープ11の幅と同様の厚みの円環状をなしている。本実施形態では、接着テープ11の接着層13(図2参照)が内側(巻芯2側)を向くようにして巻芯2に接着テープ11が巻き付けられている。巻芯2の中空部分2aには、例えば接着テープ巻回リール1への接着テープ11の巻き付けに用いる巻付装置、或いは接着テープ巻回リール1からの接着テープ11の繰り出しに用いる繰出装置の回転軸が挿入される軸穴(不図示)が取り付け可能となっている。軸穴に巻付装置又は繰出装置の回転軸を差し込んだ状態で回転軸を駆動させることで、接着テープ巻回リール1が空回りなく回転するようになっている。
側板3は、例えば巻芯2と同じプラスチックからなり、円板状をなしている。側板3の厚さは、例えば0.5mm〜5.0mm、好ましくは0.9mm〜3.0mm、より好ましくは1.0mm〜2.0mmである。側板3の直径は、巻芯2に巻き付けられる接着テープTの長さに応じて、巻芯2の直径に対して十分大きい径となるように適宜設定される。側板3の中央部分には、上述した軸穴の配置を可能とするため、巻芯2の中空部分2aに連通する円形の開口が設けられている。
側板3の内面には、接着テープ巻回リール1の中心側から周縁側に向かって放射状に延びる複数のリブ4が設けられている。図1の例では、22.5°の位相角をもって16本の直線状のリブ4が設けられている。リブ4は、例えば円弧状の断面形状をなし、例えば0.05mm〜1.00mm程度の範囲で側板3の内面から突出している。このようなリブ4の配置により、巻芯2に巻き付けられた接着テープ11の巻崩れの抑制、及び側板3への衝突による接着テープ11の接着層13(図2参照)の剥がれ(ブロッキング現象)の抑制等の効果が奏される。
次に、接着テープ11について詳細に説明する。
図2は、接着テープの一実施形態を示す模式的な断面図である。同図に示すように、接着テープ11は、セパレータ(第1のセパレータ)12と、セパレータ12の一面12a側に形成された接着層(第1の接着層)13とによる二層構造をなしている。本実施形態では、接着テープ11は、被接続部材同士の接続に用いられる異方導電性テープを例示する。異方導電性テープは、例えばプリント配線基板、LCD用ガラス基板、フレキシブルプリント基板といった各種基板に、IC、LSIといった半導体素子等を接続する際に用いられる接着テープである。異方導電性テープは、相対する電極同士を導通させる一方で、隣接する電極同士の絶縁状態を保つことができる。
接着テープ11の長さは、例えば10m以上1000m以下である。本実施形態では、例えば300mである。接着テープ11は、上述した接着テープ巻回リール1を用いることで、巻回体の状態で保存及び搬送される。接着テープ11の幅は、例えば0.8mm以下、好ましくは0.6mm以下である。接着テープ11の厚さ(セパレータ12及び接着層13の合計の厚さ)は、例えば5μm以上100μm以下、好ましくは10μm以上40μm以下、より好ましくは10μm以上20μm以下である。
セパレータ12の材料としては、接着テープ11の強度及び接着層13の剥離性の観点から、例えば延伸ポリプロピレン(OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリオレフィン、ポリアセテート、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、合成ゴム系、液晶ポリマー等を用いることができる。
セパレータ12の他面12b側には、離型処理が施されていてもよい。離型処理を行う離型剤としては、例えばオレフィン系離型剤、エチレングリコールモンタン酸エステル、カルナウバロウ、石油系ワックス等の低融点ワックス、低分子量フッ素樹脂、シリコーン系又はフッ素系の界面活性剤、オイル、ワックス、レジン、ポリエステル変性シリコーン樹脂等のシリコーン樹脂などを用いることができる。一般的には、シリコーン樹脂が用いられる。
接着層13の材料としては、例えば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、或いは熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂との混合系(混合樹脂)等の樹脂を含む接着剤を用いることができる。代表的な熱可塑性樹脂としては、例えばスチレン樹脂系、ポリエステル樹脂系が挙げられる。代表的な熱硬化性樹脂としては、例えばエポキシ樹脂系、アクリル樹脂系、シリコーン樹脂系が挙げられる。
接着テープ11が異方導電性テープである場合、接着層13は、接着剤成分と、必要により含有される導電粒子とを含んで構成され得る。接着剤成分としては、例えば、熱や光により硬化性を示す材料を広く適用でき、接続後の耐熱性や耐湿性に優れていることから、架橋性材料を使用することが好ましい。熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂を主成分として含有するエポキシ系接着剤は、短時間硬化が可能で接続作業性がよく、分子構造上接着性に優れている等の特徴から好ましい。エポキシ系接着剤としては、例えば高分子量エポキシ、固形エポキシ又は液状エポキシ、或いはこれらをウレタン、ポリエステル、アクリルゴム、ニトリルゴム(NBR)、合成線状ポリアミド等で変性したエポキシを主成分とするものを用いることができる。エポキシ系接着剤は、主成分をなす上記エポキシに硬化剤、触媒、カップリング剤、充填剤等を添加してなるものが一般的である。
導電粒子としては、例えばAu、Ag、Pt、Ni、Cu、W、Sb、Sn、はんだ等の金属、或いはカーボンの粒子が挙げられる。また、非導電性のガラス、セラミック、プラスチック等を核とし、この核を上記の金属やカーボンで被覆した被覆粒子を使用してもよい。導電粒子の平均粒径は、分散性及び導電性の観点から、例えば1μm以上18μm以下であることが好ましい。なお、導電粒子を絶縁層で被覆してなる絶縁被覆粒子を使用してもよく、隣接する電極同士の絶縁性を向上させる観点から導電粒子と絶縁性粒子とを併用してもよい。
接着テープ11のリード部分L(接着テープ巻回リール1からの引き出し部分)には、ピックアップテープ21が設けられている。ピックアップテープ21は、図1に示すように、接着テープ11が接着テープ巻回リール1に巻き付けられた状態において側板3,3間から引き出され、シールSによって一方の側板3の外面に固定される。接着テープ11の使用時には、シールSを剥がした後、ピックアップテープ21を把持して接着テープ11を接着テープ巻回リール1から引き出すことができる。シールSは、特に制限はなく、一般的なシールを用いることができる。接着テープ11の使用時には、リード部分Lをピックアップテープ21と共に切断してもよい。
ピックアップテープ21は、図2に示すように、セパレータ(第2のセパレータ)22と、セパレータ12の一面22a側に形成された接着層(第2の接着層)23とによる二層構造をなしている。ピックアップテープ21は、接着層23と接着テープ11側の接着層13とが対向するようにリード部分Lに貼り付けられている。また、ピックアップテープ21の終端位置F2は、接着テープ11のリード部分Lの終端位置F1と一致している。これにより、接着テープ11のリード部分Lでは、接着層13がセパレータ12とピックアップテープ21とによって挟まれ、接着層13が外側に露出しないようになっている。
ピックアップテープ21の長さは、接着テープ11のリード部分Lに対応する長さであり、例えば30mm以上300mm以下である。また、ピックアップテープ21の幅は、例えば0.8mm以下、好ましくは0.6mm以下であり、接着テープ11の幅と等幅となっている。ピックアップテープ21の厚さ(セパレータ12及び接着層13の合計の厚さ)は、例えば10μm以上30μm以下、好ましくは10μm以上20μm以下である。ピックアップテープ21の厚さが10μm未満である場合、接着テープ11への貼り付けの際にピックアップテープ21がカールし、接着層13,23間に気泡が生じることが考えられる。また、ピックアップテープ21の厚さが30μmを超える場合、ピックアップテープ21を接着テープ11と等幅に切断することが難しくなる。したがって、上記厚さの範囲であれば、気泡の発生を抑えつつ、ピックアップテープ21の切断を容易に実施できる。
セパレータ22の材料としては、接着テープ11のセパレータ12と同様に、例えば延伸ポリプロピレン(OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリオレフィン、ポリアセテート、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、合成ゴム系、液晶ポリマー等を用いることができる。
接着層23の材料としては、例えばシリコーン系粘着剤或いはアクリル系粘着剤を用いることができる。顧客最終製品の仕様上、接着層13以外の副資材も含めてシリコーンフリーが求められる場合を考慮すると、接着層23の材料としてアクリル系粘着剤を用いることが好ましい。また、接着層23には、ピックアップテープ21の視認性及び識別性の向上の観点から、接着テープ11側の接着層13とは異なる色が着色されていることが好ましい。接着層13,23の色に特に制限はないが、一例として、接着テープ11側の接着層13の色を無色透明とし、ピックアップテープ21側の接着層23の色を青色とすることができる。また、セパレータ12に白色PETを用いた場合には、コントラストの関係からピックアップテープ21のセパレータ22及び接着層23の色を黒色とすることもできる。
続いて、接着テープ11の製造方法について説明する。
図3は、接着テープの製造方法の一実施形態を示す模式的な図である。同図に示すように、接着テープ11の製造には、製造装置101を用いる。製造装置101は、接着テープ11の原反Pが巻き付けられた繰出装置102と、複数の接着テープ巻回リール1が回転可能に装着された巻付装置103と、接着テープ11のスリット加工を行う加工装置104とを備えて構成されている。
繰出装置102からは、一定の速度で原反Pから接着テープ11が繰り出される。繰出装置102から繰り出された接着テープ11には、原反Pの幅と等幅の厚さ10μm以上30μm以下の大判のピックアップテープ21が一定の長さ毎に貼り付けられる。このとき、ピックアップテープ21の接着層23を接着テープ11の接着層13と対向させる。これにより、ピックアップテープ21が貼り付けられた部分では、接着テープ11の接着層13が外側に露出しなくなる。
ピックアップテープ21の貼り付け後、接着テープ11を加工装置104に送る。そして、ピックアップテープ21が貼り付けられた接着テープ11を長手方向にスリット加工し、幅0.8mm以下の複数条の接着テープ11に切断する。接着テープ11をスリット加工した後、複数条の接着テープ11をピックアップテープ21と共に幅方向に切断してリード部分Lを終端させる(図3におけるA−A線)。これにより、接着テープ11のリード部分Lの終端位置F1と、ピックアップテープ21の終端位置F2とが一致した状態となる。
リード部分Lを終端させた後、ピックアップテープ21が貼り付けられた複数条の接着テープ11のそれぞれを巻付装置103によって接着テープ巻回リール1の巻芯2に巻き付ける。そして、リード部分Lを接着テープ巻回リール1の側板3,3間から引き出し、シールSによって一方の側板3の外面に固定する。これにより、図1に示したように、接着テープ巻回リール1に巻き付けられた接着テープ11が得られる。
以上説明したように、接着テープ11では、リード部分Lに厚さ10μm以上30μm以下のピックアップテープ21が設けられている。ピックアップテープ21の厚さを上記範囲とすることで、接着テープ11の幅に対するピックアップテープ21の厚さを相対的に小さくできる。したがって、ピックアップテープ21を張り付けた状態でスリット加工によって接着テープ11を幅細に切断することが可能となり、製造工程の簡単化が図られる。また、リード部分Lの先端側において接着層13が露出しないので、リード部分Lを接着テープ巻回リール1に固定した場合であっても、使用時にリード部分Lを接着テープ巻回リール1から外すときに接着層13がセパレータ12から剥離してしまうことを防止できる。
また、本実施形態では、ピックアップテープ21は、セパレータ22の一面22a側に接着層23を有し、接着層23と接着テープ11側の接着層13とが対向するようにリード部分Lに固定されている。これにより、ピックアップテープ21を接着テープ11に対してしっかりと固定できる。
また、本実施形態では、ピックアップテープ21側の接着層23には、接着テープ11側の接着層13とは異なる色が着色されている。これにより、ピックアップテープ21の視認性及び識別性を高めることができる。したがって、接着テープ11の使用時にリード部分Lを切断する場合などの作業性を向上できる。
また、本実施形態では、接着テープ11の長手方向に直交する幅は、0.8mm以下となっている。例えば接着テープ11をスリット加工する加工装置104では、上刃と下刃とをラップさせて接着テープ11の切断を行うが、スリット幅が狭くなると、上刃と下刃との間のクリアランスも狭くなる。このため、切断対象の厚さが幅に比べて相対的に大きくなると、切断対象に刃を通すことが難しくなる。この点については、例えば上刃を薄型化することである程度対応可能となるが、刃の摩耗性等の問題から上刃の薄型化にも限界がある。かかる事情により、接着テープの幅が0.8mm以下である場合、従来のようなリードテープを貼り付けた状態では接着テープのリード部分をスリット加工することが困難となる。したがって、本実施形態のように接着テープ11の幅が0.8mm以下である場合には、リード部分Lに厚さ10μm以上30μm以下のピックアップテープ21を適用することが特に有用となる。
接着テープは、種々の変形を採り得る。図4は、接着テープの変形例を示す模式的な断面図である。同図に示す接着テープ31では、リード部分Lに設けられるピックアップテープ41の構成が上記実施形態と異なっている。具体的には、ピックアップテープ41は、セパレータ(第2のセパレータ)22と、セパレータ22の一面22a側に形成された接着層(第2の接着層)23と、セパレータ22の他面22b側に形成された接着層(第3の接着層)43とによる三層構造をなしている。ピックアップテープ41の厚さ(セパレータ22、接着層23、及び接着層43の合計の厚さ)は、例えば10μm以上30μm以下、好ましくは10μm以上20μm以下である。
接着層43は、例えば接着層23と同一の材料によって構成されている。接着層43には、接着層23と同様に、接着テープ31側の接着層13とは異なる色が着色されていてもよい。接着テープ31では、ピックアップテープ41の終端位置F2は、接着テープ31のリード部分Lの終端位置F1と一致しているが、リード部分Lの終端側には、セパレータ22の他面22bが接着層13から露出する露出領域Rが設けられている。終端位置F2からの露出領域Rの長さは、例えば5mm以上30mm未満となっている。
このような接着テープ31においても、ピックアップテープ41を張り付けた状態でスリット加工によって接着テープ31を幅細に切断することが可能となり、製造工程の簡単化が図られる。また、リード部分Lの先端側において接着層13が露出しないので、リード部分Lを接着テープ巻回リール1に固定した場合であっても、使用時にリード部分Lを接着テープ巻回リール1から外すときに接着層13がセパレータ12から剥離してしまうことを防止できる。
また、接着テープ31では、シールS(図1参照)を別に用いずに、接着層43によってリード部分Lを接着テープ巻回リール1に固定できる。また、リード部分Lの終端側に露出領域Rを設けることにより、露出領域Rがリード部分Lを接着テープ巻回リール1から剥がすときの把持部となり、使用時にリード部分Lを接着テープ巻回リール1から容易に外すことができる。
図5は、接着テープの別の変形例を示す模式的な断面図である。同図に示す接着テープ51では、リード部分Lに設けられるピックアップテープ61の構成が上記実施形態と更に異なっている。具体的には、ピックアップテープ61は、セパレータ(第2のセパレータ)22と、セパレータ22の他面22b側に形成された接着層(第4の接着層)63とによる二層構造をなしている。ピックアップテープ61は、接着テープ51側の接着層13にセパレータ22の一面22a側が直接貼り付けられることによって接着テープ51に固定されている。ピックアップテープ61の厚さ(セパレータ22及び接着層63の合計の厚さ)は、例えば10μm以上30μm以下、好ましくは10μm以上20μm以下である。
接着層63は、例えば接着層23と同一の構成を有している。すなわち、接着層63は、接着層23と同一の材料によって構成されている。また、接着層63には、接着テープ51側の接着層13とは異なる色が着色されている。ピックアップテープ61の終端位置F2は、接着テープ51のリード部分Lの終端位置F1と一致しているが、リード部分Lの終端側には、セパレータ22の他面22bが接着層63から露出する露出領域Rが設けられている。終端位置F2からの露出領域Rの長さは、例えば5mm以上30mm未満となっている。
このような接着テープ51においても、ピックアップテープ61を張り付けた状態でスリット加工によって接着テープ51を幅細に切断することが可能となり、製造工程の簡単化が図られる。また、リード部分Lの先端側において接着層13が露出しないので、リード部分Lを接着テープ巻回リール1に固定した場合であっても、使用時にリード部分Lを接着テープ巻回リール1から外すときに接着層13がセパレータ12から剥離してしまうことを防止できる。
また、接着テープ51では、シールS(図1参照)を別に用いずに、接着層63によってリード部分Lを接着テープ巻回リール1に固定できる。また、リード部分Lの終端側に露出領域Rを設けることにより、露出領域Rがリード部分Lを接着テープ巻回リール1から剥がすときの把持部となり、使用時にリード部分Lを接着テープ巻回リール1から容易に外すことができる。さらに、接着テープ51では、ピックアップテープ61におけるセパレータ22の一面22a側に接着層を設けないことで、ピックアップテープ61を含めたリード部分Lの全体の厚さを抑えることができる。したがって、ピックアップテープ61を張り付けた状態でのスリット加工を一層確実に実施できる。
図6は、接着テープの別の変形例を示す模式的な断面図である。同図に示す接着テープ71では、リード部分Lに設けられるピックアップテープ81の構成が上記実施形態と更に異なっている。具体的には、ピックアップテープ81は、セパレータ(第2のセパレータ)22のみの一層構成をなしている。ピックアップテープ81は、接着テープ71側の接着層13にセパレータ22の一面22a側が直接貼り付けられることによって接着テープ71に固定されている。この接着テープ71のリード部分Lを接着テープ巻回リール1に固定する場合には、図1の場合と同様にシールSを用いればよい。ピックアップテープ81の厚さ(セパレータ22の厚さ)は、例えば10μm以上30μm以下、好ましくは10μm以上20μm以下である。
このような接着テープ71においても、ピックアップテープ81を張り付けた状態でスリット加工によって接着テープ71を幅細に切断することが可能となり、製造工程の簡単化が図られる。また、リード部分Lの先端側において接着層13が露出しないので、リード部分Lを接着テープ巻回リール1に固定した場合であっても、使用時にリード部分Lを接着テープ巻回リール1から外すときに接着層13がセパレータ12から剥離してしまうことを防止できる。また、接着テープ71では、ピックアップテープ81がセパレータ22のみの一層構造となっているため、ピックアップテープ81を含めたリード部分Lの全体の厚さを一層抑えることができる。したがって、ピックアップテープ81を張り付けた状態でのスリット加工をさらに確実に実施できる。
1…接着テープ巻回リール、2…巻芯、3…側板、11,31,51,71…接着テープ、12…セパレータ(第1のセパレータ)、12a…一面、13…接着層(第1の接着層)、21,41,61,81…ピックアップテープ、22…セパレータ(第2のセパレータ)、22a…一面、22b…他面、23…接着層(第2の接着層)、43…接着層(第3の接着層)、63…接着層(第4の接着層)、L…リード部分、R…露出領域。

Claims (9)

  1. 第1のセパレータの一面側に第1の接着層が設けられた接着テープであって、
    前記接着テープのリード部分には、少なくとも前記リード部分の先端側において前記第1の接着層が露出しないように、当該リード部分と同じ位置で終端する厚さ10μm以上30μm以下のピックアップテープが設けられている接着テープ。
  2. 前記ピックアップテープは、第2のセパレータの一面側に第2の接着層を有し、前記第2の接着層と前記接着テープ側の第1の接着層とが対向するように前記リード部分に固定されている請求項1記載の接着テープ。
  3. 前記ピックアップテープは、前記第2のセパレータの他面側に第3の接着層を有し、
    前記リード部分の終端側には、前記第2のセパレータが前記第3の接着層から露出する露出領域が設けられている請求項2記載の接着テープ。
  4. 前記ピックアップテープは、第2のセパレータの他面側に第4の接着層を有し、前記第2のセパレータが前記接着テープ側の前記第1の接着層に貼り付けられることによって前記リード部分に固定され、
    前記リード部分の終端側には、前記第2のセパレータが前記第4の接着層から露出する露出領域が設けられている請求項1記載の接着テープ。
  5. 前記ピックアップテープは、第2のセパレータのみによって構成され、前記第2のセパレータが前記接着テープ側の前記第1の接着層に貼り付けられることによって前記リード部分に固定されている請求項1記載の接着テープ。
  6. 前記ピックアップテープ側の接着層には、前記第1の接着層とは異なる色が着色されている請求項2〜4のいずれか一項記載の接着テープ。
  7. 長手方向に直交する幅は、0.8mm以下である請求項1〜6のいずれか一項記載の接着テープ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項記載の接着テープが巻き付けられた巻芯と、
    前記巻芯を挟んで互いに対向する一対の側板と、を備え、
    前記巻芯から引き出された前記接着テープの前記リード部分が前記側板の外面側に固定された接着テープ巻回リール。
  9. 第1のセパレータの一面側に第1の接着層が設けられた接着テープの製造方法であって、
    前記接着テープを原反から繰り出しながら、前記第1の接着層が露出しなくなる向きに前記原反の幅と等幅の厚さ10μm以上30μm以下のピックアップテープを一定の長さ毎に前記第1の接着層に貼り付け、
    前記ピックアップテープが貼り付けられた前記接着テープを長手方向にスリット加工して複数条の接着テープに切断し、
    前記複数条の接着テープを前記ピックアップテープと共に幅方向に切断してリード部分を終端させた後、前記複数条の接着テープをそれぞれリールに巻き取る接着テープの製造方法。
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