JPWO2019064750A1 - 距離測定装置、および移動体 - Google Patents

距離測定装置、および移動体 Download PDF

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Abstract

【解決手段】発光部を含んで投射光による回転走査を行う投光部と、受光部と、前記投射光の出射と前記受光部による受光とに基づいて計測対象物までの距離を計測する距離計測部と、前記発光部を制御する発光制御部と、を備え、前記発光制御部は、前記回転走査のn周期(nは1以上の整数)ごとに、前記投射光の平均パワーを一定として前記投射光の出力レベルおよび前記投射光の発光間隔を変化させる距離測定装置としている。

Description

本発明は、距離測定装置、および移動体に関する。
従来、距離測定装置が種々開発されている。例えば、特許文献1には、次のようなレーザレーダが開示される。
特許文献1のレーザレーダは、レーザ光源と、光走査部と、光検出器と、距離測定部と、を備える。レーザ光源は、レーザ光を出射する。光走査部は、目標領域においてレーザ光を走査させる。光検出器は、上記目標領域において反射されたレーザ光を受光する。距離測定部は、光検出器から出力される信号に基づいて上記目標領域における障害物までの距離を測定する。
ここで、発光強度の高い高パルスによるレーザ光の出射によると、光検出器からの信号には、筐体内部での迷光によるノイズ信号が生じる。障害物が近距離にある場合、障害物からの反射光による光検出器から出力される受光パルスは、ノイズ信号と近い位置に現れる。従って、受光パルスはノイズ信号と重なり合い、合成波が生成される。上記合成波が閾値電圧を超えるタイミングに基づき距離が測定されるが、このタイミングは本来検出されるべきタイミングよりも早いので、測定距離に誤差が生じる。
そこで、特許文献1では、発光強度の低い低パルスを出射する場合、低パルスのパルス幅を高パルスよりも狭くする。これにより、障害物が近距離にあっても、受光パルスはノイズ信号とは重なりにくくなる。従って、ノイズ信号が重ならないタイミングにおいて、受光パルスは閾値電圧を超えるので、測定距離の精度の低下を抑制できる。
特開2012−159330号公報
上記特許文献1では、近距離にある障害物の距離を測定する場合、発光強度が低くてパルス幅が狭い低パルスのレーザ光を用いるが、低パルスと高パルスで発光間隔は変化しておらず、角度分解能は同じである。従って、近距離にある物体を遠距離にある物体に比べて詳細に距離測定してはいない。
上記状況に鑑み、本発明は、近距離の範囲における物体については詳細に距離測定を行い、なるべく長い遠距離の範囲での距離測定も可能とする距離測定装置を提供する。
本発明の例示的な距離測定装置は、発光部を含んで投射光による回転走査を行う投光部と、受光部と、前記投射光の出射と前記受光部による受光とに基づいて計測対象物までの距離を計測する距離計測部と、前記発光部を制御する発光制御部と、を備え、前記発光制御部は、前記回転走査のn周期(nは1以上の整数)ごとに、前記投射光の平均パワーを一定として前記投射光の出力レベルおよび前記投射光の発光間隔を変化させる構成としている。
本発明の例示的な距離測定装置によれば、近距離の範囲における物体については詳細に距離測定を行い、なるべく長い遠距離の範囲での距離測定も可能とする。
図1は、本発明の一実施形態に係る無人搬送車の概略全体斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る無人搬送車の概略側面図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る無人搬送車の上方から視た平面図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る距離測定装置の概略側面断面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る距離測定装置の電気的構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る無人搬送車の電気的構成を示すブロック図である。 図7は、発光制御の一例を示す波形図である。 図8は、距離測定可能な近距離範囲の一例を示す図である。 図9は、距離測定可能な遠距離範囲の一例を示す図である。 図10は、近距離の障害物検知の一例を示す図である。 図11は、遠距離の障害物検知の一例を示す図である。 図12は、切替後の発光制御の一例を示す波形図である。 図13は、切替後の発光制御による走査範囲の一例を示す図である。 図14は、通路を走行する搬送車における距離測定可能な近距離範囲の一例を示す図である。 図15は、通路を走行する搬送車における距離測定可能な遠距離範囲の一例を示す図である。 図16は、3段階で出力レベルを変化させる発光制御の一例を示す波形図である。
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、距離測定装置をレーザレンジファインダーとして構成した例について述べる。また、距離測定装置を搭載する移動体としては、荷物を運搬する用途である無人搬送車を例に挙げて説明する。無人搬送車は、一般的にAGV(Automatic Guided Vehicle)とも呼称される。
<1.無人搬送車の全体構成> 図1は、本発明の一実施形態に係る無人搬送車15の概略全体斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る無人搬送車15の概略側面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る無人搬送車15の上方から視た平面図である。無人搬送車15は、二輪駆動により自律的に走行し、荷物を運搬する。
無人搬送車15は、車体1と、荷台2と、支持部3L、3Rと、駆動モータ4L、4Rと、駆動輪5L、5Rと、従動輪6F、6Rと、距離測定装置7と、を備える。
車体1は、基部1Aと、台部1Bと、から構成される。板状の台部1Bは、基部1Aの後方上面に固定される。台部1Bは、前方に突出する三角形部Trを有する。板状の荷台2は、台部1Bの上面に固定される。荷台2の上面には、荷物を載置することが可能である。荷台2は、台部1Bよりも更に前方まで延びる。これにより、基部1Aの前方と荷台2の前方との間には隙間Sが構成される。
距離測定装置7は、隙間Sにおいて台部1Bの三角形部Tr頂点の前方位置に配置される。距離測定装置7は、レーザレンジファインダーとして構成され、レーザ光を走査しつつ計測対象物までの距離を計測する装置である。距離測定装置7は、後述する障害物検知、地図情報作成、および自己位置同定に用いられる。距離測定装置7自体の詳細な構成については後述する。
支持部3Lは、基部1Aの左方側に固定され、駆動モータ4Lを支持する。駆動モータ4Lは、一例としてACサーボモータにより構成される。駆動モータ4Lは、不図示の減速機を内蔵する。駆動輪5Lは、駆動モータ4Lの回転するシャフトに固定される。
支持部3Rは、基部1Aの右方側に固定され、駆動モータ4Rを支持する。駆動モータ4Rは、一例としてACサーボモータにより構成される。駆動モータ4Rは、不図示の減速機を内蔵する。駆動輪5Rは、駆動モータ4Rの回転するシャフトに固定される。
従動輪6Fは、基部1Aの前方側に固定される。従動輪6Rは、基部1Aの後方側に固定される。従動輪6F、6Rは、駆動輪5L、5Rの回転に応じて受動的に回転する。
駆動モータ4L、4Rにより駆動輪5L、5Rを回転駆動することで、無人搬送車15を前進および後進させることができる。また、駆動輪5L、5Rの回転速度に差を設けるよう制御することで、無人搬送車15を右回りまたは左回りに旋回させ、方向転換させることができる。
基部1Aは、内部に制御ユニットU、バッテリーB、および通信部Tを収容する。制御ユニットUは、距離測定装置7、駆動モータ4L、4R、および通信部T等に接続される。
制御ユニットUは、後述するように距離測定装置7との間で種々の信号の通信を行う。制御ユニットUは、駆動モータ4L、4Rの駆動制御も行う。通信部Tは、外部のタブレット端末(不図示)との間で通信を行い、例えばBluetooth(登録商標)に準拠する。これにより、タブレット端末により無人搬送車15を遠隔操作することができる。バッテリーBは、例えばリチウムイオン電池により構成され、距離測定装置7、制御ユニットU、通信部T等の各部に電力を供給する。
<2.距離測定装置の構成> 図4は、距離測定装置7の概略側面断面図である。レーザレンジファインダーとして構成される距離測定装置7は、レーザ光源71と、コリメートレンズ72と、投光ミラー73と、受光レンズ74と、受光ミラー75と、波長フィルタ76と、受光部77と、回転筐体78と、モータ79と、筐体80と、基板81と、配線82と、を有する。
筐体80は、外観視で上下方向に延びる略円柱状であり、内部空間にレーザ光源71を初めとする各種構成を収容する。レーザ光源71は、筐体80の上端部の下面に固定される基板81の下面に実装される。レーザ光源71は、例えば赤外領域のレーザ光を下方に出射する。
コリメートレンズ72は、レーザ光源71の下方に配置される。コリメートレンズ72は、レーザ光源71から出射されるレーザ光を平行光として下方に出射する。コリメートレンズ72の下方には、投光ミラー73が配置される。
投光ミラー73は、回転筐体78に固定される。回転筐体78は、モータ79のシャフト79Aに固定され、モータ79によって回転軸J周りに回転駆動される。回転筐体78の回転ととともに、投光ミラー73も回転軸J周りに回転駆動される。投光ミラー73は、コリメートレンズ72から出射されるレーザ光を反射して、反射されたレーザ光を投射光L1として出射する。投光ミラー73は上記のように回転駆動されるので、投射光L1は回転軸J周りの360度の範囲で出射方向を変えながら出射される。
筐体80は上下方向の途中において、透過部801を有する。透過部801は、透光性の樹脂等から構成される。
投光ミラー73で反射されて出射される投射光L1は、透過部801を透過して、隙間Sを通り、無人搬送車15より外側へ出射される。本実施形態では、所定の回転走査角度範囲θは、図3に示すように、一例として回転軸J周りの270度に設定される。270度の範囲は、より具体的には、前方180度と後方左右それぞれ45度ずつを含む。投射光L1は、少なくとも回転軸J周り270度の範囲で透過部801を透過する。なお、後方の透過部801が配置されない範囲では、投射光L1は筐体80の内壁または配線82等により遮られる。
受光ミラー75は、投光ミラー73より下方の位置で回転筐体78に固定される。受光レンズ74は、回転筐体78の周方向側面に固定される。波長フィルタ76は、受光ミラー75より下方に位置し、回転筐体78に固定される。受光部77は、波長フィルタ76より下方に位置し、回転筐体78に固定される。
距離測定装置7から出射された投射光L1は、計測対象物で反射して拡散光となる。拡散光の一部は、入射光L2として隙間Sおよび透過部801を透過して受光レンズ74に入射される。受光レンズ74を透過した入射光L2は、受光ミラー75へ入射され、受光ミラー75により下方へ反射される。反射された入射光L2は、波長フィルタ76を透過して受光部77により受光される。波長フィルタ76は、赤外領域の光を透過させる。受光部77は、受光した光を光電変換により電気信号に変換する。
モータ79により回転筐体78が回転駆動されると、受光レンズ74、受光ミラー75、波長フィルタ76、および受光部77は、投光ミラー73とともに回転駆動される。
図3に示すように、回転走査角度範囲θ(=270度)で回転軸J周りに所定半径にて回転して形成される範囲が測定範囲Rsとして規定される。但し、上記所定半径は、投射光L1の出力レベルに応じて変化する。回転走査角度範囲θで投射光L1が出射され、測定範囲Rs内に位置する計測対象物で投射光L1が反射されると、反射光が入射光L2とし
て透過部801を透過して受光レンズ74に入射される。
モータ79は、配線82によって基板81に接続され、基板81から通電されることで回転駆動される。モータ79は、回転筐体78を所定回転速度で回転させる。例えば、回転筐体78は、3000rpm程度で回転駆動される。配線82は、筐体80の後方内壁に上下方向に沿って引き回される。
<3.距離測定装置の電気的構成> 次に、距離測定装置7の電気的構成について説明する。図5は、距離測定装置7の電気的構成を示すブロック図である。
図5に示すように、距離測定装置7は、レーザ発光部701と、レーザ受光部702と、距離計測部703と、第1演算処理部704と、データ通信インタフェース705と、第2演算処理部706と、駆動部707と、モータ79と、を有する。
レーザ発光部701は、レーザ光源71(図4)と、レーザ光源71を駆動する不図示のLDドライバなどを有する。LDドライバは、基板81に実装される。レーザ発光部701と、投光ミラー73と、回転筐体78と、モータ79と、から投光部が構成される。当該投光部は、投射光L1による回転走査を行う。
レーザ受光部702は、受光部77と、受光部77から出力される電気信号を受信する不図示のコンパレータなどを有する。コンパレータは、受光部77に実装され、上記電気信号のレベルを所定閾値レベルと比較し、比較結果に応じてHighレベルまたはLowレベルとした計測パルスを出力する。
距離計測部703は、レーザ受光部702から出力される計測パルスを入力される。レーザ発光部701は、第1演算処理部704から出力されるレーザ発光パルスをトリガとしてパルス状のレーザ光を発光する。このとき、投射光L1が出射される。出射された投射光L1が計測対象物OJにより反射されると、入射光L2がレーザ受光部702により受光される。レーザ受光部702の受光量に応じて計測パルスが生成され、計測パルスが距離計測部703に出力される。
ここで、距離計測部703には、第1演算処理部704によりレーザ発光パルスとともに出力される基準パルスが入力される。距離計測部703は、基準パルスの立ち上りタイミングから計測パルスの立ち上りタイミングまでの経過時間を計測することで、計測対象物OJまでの距離を取得することができる。すなわち、距離計測部703は、所謂TOF(Time Of Flight)方式によって距離を計測する。距離の計測結果は計測データとして距離計測部703から出力される。
駆動部707は、モータ79を回転駆動制御する。モータ79は、駆動部707によって所定の回転速度で回転駆動される。第1演算処理部704は、モータ79が所定単位角度回転するたびにレーザ発光パルスを出力する。これにより、回転筐体78および投光ミラー73が所定単位角度回転するたびにレーザ発光部701が発光し、投射光L1が出射される。例えば、0.25度ごとにパルス状の投射光L1が投射される。すなわち、2度の間に8回の投射が行われる。
第1演算処理部704は、レーザ発光パルスを出力したタイミングでのモータ79の回転角度位置と、レーザ発光パルスに対応して得られる計測データに基づいて、距離測定装置7を基準とする直交座標系上の位置情報を生成する。すなわち、投光ミラー73の回転角度位置と計測された距離に基づき、計測対象物OJの位置が取得される。上記取得される位置情報は、測定距離データとして第1演算処理部704より出力される。このようにして、回転走査角度範囲θでの投射光L1による走査により、計測対象物OJの距離画像を取得することができる。
なお、計測対象物OJでの光の反射率によって、レーザ受光部702における受光量が変化する。例えば計測対象物OJが黒い物体で光の反射率が低下する場合、受光量が低下し、計測パルスの立ち上がりが遅くなる。すると、距離計測部703により距離が長めに計測されることになる。このように、計測対象物OJでの光の反射率によって、実際には同じ距離であっても、計測された距離が変化することが生じる。ここで、受光量が低下すると、計測パルスの長さは短くなる。そこで、第1演算処理部704は、計測パルスの長さに応じて計測データを補正することで、距離の計測精度を向上させる。第1演算処理部704は、測定距離データの生成時に、上記補正した計測データを用いる。
第1演算処理部704から出力された測定距離データは、データ通信インタフェース705を介して後述する図6に示す無人搬送車15側に伝送される。
第2演算処理部706は、測定距離データに基づき、後述する所定エリアR1、R2内に計測対象物が位置するか否かを判定する。具体的には、測定距離データで示される或る計測対象物の位置が所定エリアR1、R2内に位置すれば、計測対象物が所定エリアR1、R2内に位置すると判定される。第2演算処理部706は、所定エリアR1、R2内に計測対象物が位置すると判定した場合、フラグである検出信号をHighレベルとして出力する。一方、所定エリアR1、R2内に計測対象物が位置しない場合は、Lowレベルとした検出信号を出力する。検出信号は、後述する図6に示す無人搬送車15側に伝送される。
<4.無人搬送車の電気的構成> 先述のように距離測定装置7側の電気的構成を説明したが、ここでは、図6を用いて無人搬送車15側の電気的構成について説明する。図6は、無人搬送車15の電気的構成を示すブロック図である。
図6に示すように、無人搬送車15は、距離測定装置7と、制御部8と、駆動部9と、通信部Tと、を有する。
制御部8は、制御ユニットU(図1)に設けられる。駆動部9は、不図示のモータドライバと、駆動モータ4L、4Rなどを有する。モータドライバは、制御ユニットUに設けられる。制御部8は、駆動部9に対して指令を行い制御する。駆動部9は、駆動輪5L、5Rの回転速度および回転方向を駆動制御する。
制御部8は、通信部Tを介して不図示のタブレット端末と通信を行う。例えば、タブレット端末において操作された内容に応じた操作信号を通信部Tを介して制御部8が受信することができる。
制御部8は、距離測定装置7から出力される測定距離データを入力される。制御部8は、測定距離データに基づいて地図情報を作成することが可能である。地図情報とは、無人搬送車15の自己の位置を特定する自己位置同定を行うために生成される情報であり、無人搬送車15が走行する場所における静止物の位置情報として生成される。例えば、無人搬送車15が走行する場所が倉庫である場合は、静止物は倉庫の壁、倉庫内に配列された棚などである。
地図情報は、例えばタブレット端末により無人搬送車15の手動操作が行われる際に生成される。この場合、タブレット端末の例えばジョイスティックの操作に応じた操作信号が通信部Tを介して制御部8に送信されることで、制御部8は操作信号に応じて駆動部9に指令を行い、無人搬送車15を走行制御する。このとき、制御部8は、距離測定装置7から入力される測定距離データと、無人搬送車15の位置に基づき、無人搬送車15が走行する場所における計測対象物の位置を地図情報として特定する。無人搬送車15の位置は、駆動部9の駆動情報に基づき特定される。
上記のように生成された地図情報は、制御部8の記憶部85により記憶される。制御部8は、距離測定装置7から入力される測定距離データと、記憶部85に予め記憶された地図情報とを比較することにより、無人搬送車15の自己の位置を特定する自己位置同定を行う。すなわち、制御部8は、位置同定部として機能する。自己位置同定を行うことで、制御部8は、予め定められた経路に沿った無人搬送車15の自律的な走行制御を行うことができる。
<5.発光制御について> 次に、本実施形態の距離測定装置7において実施される投射光L1の発光制御について述べる。投射光L1の発光制御は、第1演算処理部704がレーザ発光部701を制御することで行われる。すなわち、第1演算処理部704は、発光制御部として機能する。
図7は、本実施形態に係る投射光L1の発光制御の一例を示す図である。図7において、横軸は時間を、縦軸は投射光L1の出力レベルを示す。図7に示すように、投射光L1はパルス状として発光する。
回転走査の1周目である周期T1と、回転走査の2周目である周期T2とにおいては、それぞれ発光するパルスの出力レベルおよび発光間隔を変化させ、パルスの幅は変化させない。具体的には、周期T2においては、周期T1に比べてパルスの出力レベルを高くするとともにパルスの発光間隔を長くする。これにより、周期T2ではパルスの出力レベルが高くなっても、発光の平均パワーPaが周期T1における平均パワーPaと同じとなる。すなわち、発光制御部としての第1演算処理部704は、回転走査の1周期ごとに、投射光L1の平均パワーを一定として投射光L1の出力レベルおよび発光間隔を変化させる。
図7の例では、周期T2では周期T1に比べて出力レベルを2倍としているので、発光間隔は2倍としている。回転走査の回転速度は一定であるので、周期T2では周期T1に比べて2倍の回転角度ごとに投射光L1が発光する。例えば、周期T1で0.25度ずつに1回発光するとした場合、周期T2では0.5度ずつに1回発光することになる。
周期T1、T2ともに1つの発光パルスごとに距離が測定されて測定距離データが作成されるので、周期T1は周期T2に比べて角度分解能が高くなる。低い出力レベルの周期T1では、図8に示すように近距離範囲Rnにおける物体について距離測定を行うことができ、その際に角度分解能が高いので詳細な距離測定が可能となる。一方、高い出力レベルの周期T2では、図9に示すように遠距離範囲Rfにおける物体について距離測定を行うことができる。その際、先述のように平均パワーを一定とするので、なるべく長い遠距離の範囲での測定が可能となる。
なお、図7の例において、第1演算処理部704は、低い出力レベルの周期T1においては、時間的に隣り合う2つの発光パルスごとに、それぞれの発光パルスについて測定された距離の平均値を算出し、算出された平均値に基づく測定距離データをデータ通信インタフェース705から出力してもよい。このとき、第1演算処理部704は、高い出力レベルの周期T2においては、1つの発光パルスごとに測定された距離に基づく測定距離データを出力する。すなわち、周期T2においては、距離の平均値は算出しない。
このようにすれば、周期T2に対応する遠距離の範囲における距離測定の角度分解能が低下することを抑制できる。例えば、周期T1では、周期T2と同じく0.5度ずつの距離測定が行われることになる。但し、周期T1では、高い角度分解能での測定距離についての平均値を算出するので、より正確な距離測定が可能となる。
また、図7の例では、1周期ごとに出力レベルおよび発光間隔を変化させる制御であったが、これに限らず、例えば2周期ごとなど、2以上の周期ごとに変化させる制御を行なってもよい。2周期ごとの場合は、周期T1の制御を2回行った後、周期T2の制御を2回行うこととなる。
<6.障害物検知について> 次に、先述した発光制御を用いた障害物検知の一例について述べる。ここで、図10に示すように無人搬送車15の周囲の所定領域を所定エリアR1として予め規定する。図10の例では、所定エリアR1は、無人搬送車15の前方所定距離の範囲と、左右両側所定距離の範囲を含む。
第2演算処理部706が、低い出力レベルの周期T1において取得される測定距離データに基づき計測対象物OJが所定エリアR1内に位置することを検出した場合、Highレベルとなった検出信号が制御部8
に送られる。すると、制御部8は、周期T1において取得される測定距離データに基づき、計測対象物OJが移動物体であるか否か、計測対象物OJの無人搬送車15に対する相対的な移動方向を検出する。
計測対象物OJが移動物体であって、相対的な移動方向が無人搬送車15に近づく方向であった場合は、例えば、制御部8は、駆動部9に無人搬送車15の停止を指令する。このように、制御部8は、測定距離データに基づき計測対象物OJを障害物として検知する障害物検知部として機能し、近距離の範囲で障害物を精度良く検知することができる。
また、図11には、高い出力レベルの周期T2において距離測定が可能な遠距離範囲Rfにおいて、当該遠距離範囲Rfの円弧状の外縁よりも内側に位置する円弧状の外縁を有する領域を所定エリアR2と予め規定する。
第2演算処理部706が、周期T2において取得される測定距離データに基づき計測対象物OJが所定エリアR2内に位置することを検出すると、Highレベルとなった検出信号が制御部8に送られる。すると、制御部8は、周期T2において取得される測定距離データに基づき、計測対象物OJが移動物体であるか否か、計測対象物OJの無人搬送車15に対する相対的な移動方向を検出する。
計測対象物OJが移動物体であって、相対的な移動方向が無人搬送車15に近づく方向であった場合は、例えば、制御部8は、駆動部9に無人搬送車15の減速を指令する。このように、障害物検知部としての制御部8は、遠距離の範囲での障害物の検知を行うことができる。
<7.発光制御の切替えについて> 本実施形態では、以下のような発光制御の切替えを実施してもよい。制御部8は、高い出力レベルの周期T2において取得される測定距離データに基づき、遠距離範囲において移動する計測対象物OJを検出した場合、第1演算処理部704に通知を行う。例えば、図13には、遠距離範囲Rfにおいて移動する計測対象物OJを障害物として検知した場合を示す。
通知を受けた第1演算処理部704は、制御を図7に示す制御から例えば図12に示す制御に切替える。図12に示す制御では、回転走査の1周期Tにおいて、発光パルスの出力レベルおよび発光間隔を変化させる制御を行う。1周期Tにおける制御を繰り返す。
図12に示す例では、1周期Tにおいては、低い出力レベルの範囲t1と、範囲t1の後に隣接して高い出力レベルの範囲t2と、範囲t2の後に隣接して低い出力レベルの範囲t3と、が含まれる。範囲t2では、範囲t1、t3に比べて発光間隔が長い。1周期Tにおいて、発光パルスの幅は一定である。これにより、範囲t1〜t3のそれぞれにおける平均パワーPaは同じとなる。図12の例では、範囲t1、t3に比べて範囲t2では出力レベルを2倍としているので、発光間隔は2倍としている。
図12の範囲t1は、図13に示す近距離の走査範囲R11に相当する。図12の範囲t2は、図13に示す遠距離の走査範囲R12に相当する。図12の範囲t3は、図13に示す近距離の走査範囲R13に相当する。走査範囲R12に、検出された移動する計測対象物OJの位置が含まれる。
すなわち、図12の例に示す切替後の制御により、遠距離に位置する障害物を監視するモードへ移行することができる。制御部8は、範囲t2において取得される測定距離データに基づき、移動する計測対象物OJの状況を把握できる。1周期Tごとの毎回に範囲t2において距離測定を行うので、計測対象物OJの状況を頻繁に把握できる。
そして、もし計測対象物OJが所定の近距離範囲内に位置したことを検出すれば、制御部8が第1演算処理部704に通知を行うことにより、第1演算処理部704が制御を図12の制御から図7の制御へ切替えてもよい。
なお、図12に示す制御において、低い出力レベルの範囲t1、t3においては、時間的に隣り合う2つの発光パルスごとに、それぞれの発光パルスについて測定された距離の平均値を算出し、算出された平均値に基づく測定距離データをデータ通信インタフェース705から出力してもよい。このとき、第1演算処理部704は、高い出力レベルの範囲t2においては、1つの発光パルスごとに測定された距離に基づく測定距離データを出力する。すなわち、範囲t2においては、距離の平均値は算出しない。
このようにすれば、範囲t2に対応する遠距離の範囲における距離測定の角度分解能が低下することを抑制できる。
<8.自己位置同定について> 先述したように、制御部8は、記憶部85に記憶された地図情報と、測定距離データとの照合に基づいて自己位置同定を行うことができる。このとき、先述した図7の例に示した発光制御を用いることができる。
例えば、図14に示すように長く続く通路50を無人搬送車15が移動する場合に、低い出力レベルの周期T1においては走査範囲が近距離範囲Rnとなるので、近距離に位置する通路50についてのみ距離が測定される。従って、周期T1において取得される測定距離データと地図情報を照合しても、自己位置が不明となる。
周期T1の次の周期T2においては、図15に示すように、走査範囲は遠距離範囲Rfとなるので、通路50のみならず通路50の奥に位置する壁51について距離を測定できる。従って、周期T2において取得される測定距離データと地図情報を照合すれば、特徴的な物体である壁51の検出によって自己位置を同定することが可能となる。
<9.出力レベルの段階について> また、図7に示した制御では、周期ごとに出力レベルを2段階で変化させた。しかしながら、例えば、図16に例を示すように、周期ごとに出力レベルを3段階以上で変化させてもよい。図16では、周期T11では、周期T1と同じ出力レベルおよび発光間隔とし、周期T13では、周期T2と同じ出力レベルおよび発光間隔とし、周期T11とT13とに挟まれる周期T12では、出力レベルおよび発光間隔を周期T11とT13の間の大きさとしている。これにより、周期T11〜T13で発光パルスの平均パワーPaは一定としている。
これにより、周期T12において、角度分解能の低下を抑えた中距離範囲での距離測定が可能となる。
なお、図16において、最も低い出力レベルの周期T11においては、時間的に隣り合う2つの発光パルスごとに、それぞれの発光パルスについて測定された距離の平均値を算出し、算出された平均値に基づく測定距離データをデータ通信インタフェース705から出力してもよい。このとき、第1演算処理部704は、最も高い出力レベルの周期T13においては、1つの発光パルスごとに測定された距離に基づく測定距離データを出力する。すなわち、周期T13においては、距離の平均値は算出しない。
このようにすれば、周期T13に対応する遠距離の範囲における距離測定の角度分解能が低下することを抑制できる。
<10.本実施形態の作用効果> 以上のように本実施形態の距離測定装置(7)は、発光部(701)を含んで投射光(L1)による回転走査を行う投光部と、受光部(702)と、前記投射光の出射と前記受光部による受光とに基づいて計測対象物までの距離を計測する距離計測部(703)と、前記発光部を制御する発光制御部(704)と、を備える。前記発光制御部は、前記回転走査のn周期(nは1以上の整数)ごとに、前記投射光の平均パワーを一定として前記投射光の出力レベルおよび前記投射光の発光間隔を変化させる。
このような構成によれば、近距離の範囲における物体については詳細に距離測定を行い、なるべく長い遠距離の範囲での距離測定も可能とする。
また、前記距離計測部(703)による距離計測結果に基づいて測定距離データを出力する測定距離データ出力部(704,705)をさらに備え、前記測定距離データ出力部は、前記出力レベルが最も低い周期においては、時間的に隣接する発光単位に基づく前記距離計測結果の平均値を前記測定距離データとし、前記出力レベルが最も高い周期においては、発光単位ごとの前記距離計測結果を前記測定距離データとする。
これにより、遠距離の範囲における距離測定の角度分解能が低下することを抑制できる。
また、前記発光制御部(704)は、前記出力レベルを3段階以上で変化させる。これにより、角度分解能の低下を抑制した中距離の範囲での距離測定が可能となる。
また、本実施形態に係る移動体(15)は、前記距離計測部(703)による距離計測結果に基づいて測定距離データを出力する測定距離データ出力部(704,705)を備える上記いずれかの構成の距離測定装置(7)と、前記測定距離データに基づいて障害物を検知する障害物検知部(8)と、を備える。
これにより、近距離の範囲では精度良く障害物を検知することができるとともに、遠距離の範囲での障害物の検知を行うこともできる。
また、前記投射光(L1)の出力レベルが高い周期において前記障害物検知部(8)が前記障害物を検知すると、前記発光制御部(704)は、前記回転走査の1周期において、前記投射光の出力レベルを変化させる制御へ切替わる。前記制御において、回転走査範囲において検知された前記障害物の位置が含まれる所定範囲は他の範囲よりも前記出力レベルが高い。
これにより、遠距離の障害物を検知した場合に、当該障害物を監視するモードへ切替えることができる。
また、前記制御において、前記出力レベルが低い範囲と前記出力レベルが高い範囲とで平均パワーは同じであり、前記制御において、前記測定距離データ出力部(704,705)は、前記出力レベルが低い範囲においては、時間的に隣接する発光単位に基づく前記距離計測結果の平均値を前記測定距離データとし、前記出力レベルが高い範囲においては、発光単位ごとの前記距離計測結果を前記測定距離データとする。
これにより、遠距離の範囲における距離測定の角度分解能が低下することを抑制できる。
また、本実施形態に係る移動体(15)は、前記距離計測部(703)による距離計測結果に基づいて測定距離データを出力する測定距離データ出力部(704,705)を備える上記いずれかの構成の距離測定装置(7)と、地図情報と前記測定距離データとの照合に基づいて自己位置同定を行う位置同定部(8)と、を備える。
これにより、同じような風景が連続する場所を移動体が走行する際に、自己位置が不明となることを抑制できる。
また、上記移動体は、搬送車であることが好適である。搬送車は、障害物が存在する場所を走行したり、自律走行を行うことが一般的であるためである。
<11.その他> 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、移動体として無人搬送車を例に挙げて説明したが、これに限らず、移動体は掃除ロボット、監視ロボットなど、運搬用途以外の装置に適用してもよい。
本発明は、例えば、荷物を運搬する無人搬送車に利用することができる。
1・・・車体、1A・・・基部、1B・・・台部、2・・・荷台、3L、3R・・・支持部、4L、4R・・・駆動モータ、5L、5R・・・駆動輪、6F、6R・・・従動輪、7・・・距離測定装置、71・・・レーザ光源、72・・・コリメートレンズ、73・・・投光ミラー、74・・・受光レンズ、75・・・受光ミラー、76・・・波長フィルタ、77・・・受光部、78・・・回転筐体、79・・・モータ、701・・・レーザ発光部、702・・・レーザ受光部、703・・・距離計測部、704・・・第1演算処理部、705・・・データ通信インタフェース、
706・・・第2演算処理部、707・・・駆動部、80・・・筐体、801・・・透過部、81・・・基板、82・・・配線、8・・・制御部、85・・・記憶部、9・・・駆動部、15・・・無人搬送車、U・・・制御ユニット、B・・・バッテリー、T・・・通信部、S・・・隙間、Rs・・・測定範囲、θ・・・回転走査角度範囲、J・・・回転軸、L1・・・投射光、L2・・・入射光、OJ・・・計測対象物

Claims (9)

  1. 発光部を含んで投射光による回転走査を行う投光部と、受光部と、前記投射光の出射と前記受光部による受光とに基づいて計測対象物までの距離を計測する距離計測部と、前記発光部を制御する発光制御部と、を備え、前記発光制御部は、前記回転走査のn周期(nは1以上の整数)ごとに、前記投射光の平均パワーを一定として前記投射光の出力レベルおよび前記投射光の発光間隔を変化させる、距離測定装置。
  2. 前記距離計測部による距離計測結果に基づいて測定距離データを出力する測定距離データ出力部をさらに備え、前記測定距離データ出力部は、前記出力レベルが最も低い周期においては、時間的に隣接する発光単位に基づく前記距離計測結果の平均値を前記測定距離データとし、前記出力レベルが最も高い周期においては、発光単位ごとの前記距離計測結果を前記測定距離データとする、請求項1に記載の距離測定装置。
  3. 前記発光制御部は、前記出力レベルを3段階以上で変化させる、請求項1または請求項2に記載の距離測定装置。
  4. 前記距離計測部による距離計測結果に基づいて測定距離データを出力する測定距離データ出力部を備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の距離測定装置と、前記測定距離データに基づいて障害物を検知する障害物検知部と、を備える移動体。
  5. 前記投射光の出力レベルが高い周期において前記障害物検知部が前記障害物を検知すると、前記発光制御部は、前記回転走査の1周期において、前記投射光の出力レベルを変化させる制御へ切替わり、前記制御において、回転走査範囲において検知された前記障害物の位置が含まれる所定範囲は他の範囲よりも前記出力レベルが高い、請求項4に記載の移動体。
  6. 前記制御において、前記出力レベルが低い範囲と前記出力レベルが高い範囲とで平均パワーは同じであり、前記制御において、前記測定距離データ出力部は、前記出力レベルが低い範囲においては、時間的に隣接する発光単位に基づく前記距離計測結果の平均値を前記測定距離データとし、前記出力レベルが高い範囲においては、発光単位ごとの前記距離計測結果を前記測定距離データとする、請求項5に記載の移動体。
  7. 前記距離計測部による距離計測結果に基づいて測定距離データを出力する測定距離データ出力部を備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の距離測定装置と、地図情報と前記測定距離データとの照合に基づいて自己位置同定を行う位置同定部と、を備える移動体。
  8. 搬送車である請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の移動体。
  9. 搬送車である請求項7に記載の移動体。
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