JPWO2019064567A1 - ポートフォリオ提示プログラム、ポートフォリオ提示方法およびポートフォリオ提示装置 - Google Patents

ポートフォリオ提示プログラム、ポートフォリオ提示方法およびポートフォリオ提示装置 Download PDF

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Abstract

ポートフォリオ提示プログラムは、複数の質問を含むアンケートに対する回答を受け付ける処理(13b)をコンピュータに実行させる。ポートフォリオ提示プログラムは、受け付けた回答を解析して、複数の評価軸それぞれにおける回答に対する評価結果を生成する処理(13c)をコンピュータに実行させる。ポートフォリオ提示プログラムは、複数の評価軸のうち、評価軸とポートフォリオを対応づけて記憶する記憶部を参照して、選択を受け付けた一または複数の評価軸に対応するポートフォリオを提示する処理(13d)をコンピュータに実行させる。

Description

本発明は、ポートフォリオ提示プログラム、ポートフォリオ提示方法およびポートフォリオ提示装置に関する。
従来、ユーザが金融商品を購入する際に、許容できる危険度および希望する利益を設定し、設定した内容に基づいて金融商品を決定する技術が知られている。また、顧客の属性、性格および心理に関する質問を含むコンテンツを顧客の端末に表示させ、質問に対する回答およびウェブページの閲覧履歴に基づいて顧客を分類する技術が知られている。
特開2000−250997号公報 特開2002−150153号公報
しかしながら、従来の技術には、複数観点からポートフォリオを提示することが困難であるという問題がある。設定した内容に基づいて金融商品を決定する技術では、設定した内容に沿った観点で金融商品が決定されるため、複数観点からポートフォリオを提示することが困難である。また、質問に対する回答およびウェブページの閲覧履歴に基づいて顧客を分類する技術では、顧客にポートフォリオを提示することは難しい。
一つの側面では、複数観点からポートフォリオを提示することができるポートフォリオ提示プログラム、ポートフォリオ提示方法およびポートフォリオ提示装置を提供することを目的とする。
一つの態様において、ポートフォリオ提示プログラムは、複数の質問を含むアンケートに対する回答の入力を受け付ける、処理をコンピュータに実行させる。ポートフォリオ提示プログラムは、入力を受け付けた前記回答を解析して、複数の評価軸それぞれにおける前記回答に対する評価結果を生成する、処理をコンピュータに実行させる。ポートフォリオ提示プログラムは、前記複数の評価軸のうち、一または複数の評価軸の選択を受け付けた場合、評価軸と金融資産のポートフォリオを対応づけて記憶する記憶部を参照する、処理をコンピュータに実行させる。ポートフォリオ提示プログラムは、前記選択を受け付けた一または複数の評価軸に対応する金融資産のポートフォリオを提示する、処理をコンピュータに実行させる。
一つの態様によれば、複数観点からポートフォリオを提示することができる。
図1は、実施例1に係るシステムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施例1に係る顧客情報の一例を示す図である。 図3は、実施例1に係る商品情報の一例を示す図である。 図4は、実施例1に係るポートフォリオ提示装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 図5は、実施例1に係るアンケート情報の一例を示す図である。 図6は、実施例1に係るポートフォリオ情報の一例を示す図である。 図7は、実施例1に係るペルソナ属性情報の一例を示す図である。 図8は、実施例1に係るテンプレート情報の一例を示す図である。 図9は、実施例1に係る操作情報の一例を示す図である。 図10は、実施例1に係るシステムにおける処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、実施例1に係る受付処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施例1に係る入力画面の一例を示す図である。 図13は、実施例1に係る提示処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、実施例1に係る提示画面の一例を示す図である。 図15は、実施例1に係る表示処理の一例を示すフローチャートである。 図16は、実施例1に係る表示画面の一例を示す図である。 図17は、ポートフォリオ提示プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示するポートフォリオ提示プログラム、ポートフォリオ提示方法およびポートフォリオ提示装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。なお、以下において、金融資産ポートフォリオを単に「ポートフォリオ」と表記する場合がある。
図1は、実施例1に係るシステムの構成を示す図である。図1に示すシステムは、ポートフォリオ提示装置10と、ユーザ端末20と、金融機関サーバ30とを有し、ネットワーク40を介して相互に通信可能に接続されている。
ユーザ端末20は、ユーザが所持する情報処理端末であり、タブレット端末やスマートフォン等の移動体通信端末や可搬型のパーソナルコンピュータ等で実現される。ユーザは、ユーザ端末20にインストールされているアプリケーションプログラム(以下において「アプリ」と表記する場合がある。)を用いてポートフォリオ提示装置10との間でデータの送受を行う。なお、ユーザ端末20は、ネットワーク40を介さずにポートフォリオ提示装置10とBluetooth(登録商標)等の無線通信により直接通信してもよい。
金融機関サーバ30は、銀行や証券会社等の金融機関によって利用され、金融サービスを提供するサーバ装置である。例えば、金融機関サーバ30は、インターネットバンキングやオンラインでの金融商品の売買等のサービスを提供する。
図1に示すように、金融機関サーバ30は記憶部31を有する。記憶部31は、金融機関サーバ30で実行されるOS(Operating System)やアプリケーションプログラムなどの各種プログラムに用いられるデータを記憶するデバイスである。例えば、記憶部31は、ポートフォリオ提示装置10における主記憶装置として実装される。例えば、記憶部31には、各種の半導体メモリ素子、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリを採用できる。また、記憶部31は、補助記憶装置として実装することもできる。この場合、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスクやSSD(Solid State Drive)などを採用できる。記憶部31は、一例として、顧客情報31aおよび商品情報31bを記憶する。
顧客情報31aは、金融機関サーバ30によって提供される金融サービスの顧客に関する情報を管理するものである。図2は、実施例1に係る顧客情報の一例を示す図である。図2に示すように、顧客情報31aは、ユーザID、氏名、生年月日、性別、インターネットバンキング、口座名義変更履歴、総資産、投資信託、円預金、外貨預金および確定拠出年金を含む。
図2において、ユーザID(Identifier)は、金融サービスの提供を受けるユーザを識別する識別情報である。インターネットバンキングは、ユーザがインターネットバンキングを契約しているか否かを示す情報である。口座名義変更履歴は、ユーザが口座名義を変更した履歴が存在するか否かを示す情報である。総資産はユーザの総資産である。投資信託、円預金、外貨預金および確定拠出年金は、それぞれの形態ごとのユーザの金融資産の保有状況である。
図2に示すように、例えば、ユーザIDが「U001」であるユーザは、氏名が「○○ ××」であり、生年月日が「1950/3/1」であり、性別が「男」であり、インターネットバンキングを契約しており、口座名義を変更した履歴が存在している。また、ユーザIDが「U001」であるユーザの総資産は\30,000,000であり、円預金は\15,000,000であり、外貨預金は\3,000,000であり、確定拠出年金は\6,000,000である。また、ユーザIDが「U001」であるユーザは、商品IDが「T001」である投資信託を10口、商品IDが「T003」である投資信託を5口保有している。
商品情報31bは、金融機関サーバ30で管理される金融商品に関する情報を管理するものである。図3は、実施例1に係る商品情報の一例を示す図である。図3に示すように、商品情報31bは、商品ID、商品名、投資対象および配当を含む。
図3において、商品IDは、金融商品を識別するための識別情報である。投資対象は、金融商品が対象としている投資対象を示す情報である。配当は、配当金が発生するタイミングを示す情報である。
ここで、本実施例では、商品情報31bに含まれる金融商品は、いずれも投資信託であることとする。図3に示すように、例えば、商品IDが「T001」である投資信託は、国内債券を投資の対象としたものであり、毎年末に配当が行われる。
[機能ブロック]
次に、本実施例におけるポートフォリオ提示装置10について、図4を用いて説明する。図4は、実施例1に係るポートフォリオ提示装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。ポートフォリオ提示装置10は、金融機関サーバ30からデータを取得し、ユーザ端末20を介してユーザにポートフォリオの提示を行うことができる。
一実施形態として、ポートフォリオ提示装置10は、上記の更新制御処理がパッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして管理されるポートフォリオ提示プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、ポートフォリオ提示装置10は、管理者が使用する情報処理装置に上記のポートフォリオ提示プログラムをインストールさせることにより実装することができる。この他、ポートフォリオ提示装置10は、上記の管理者が使用する情報処理装置などをクライアント端末として収容するサーバ装置に上記のポートフォリオ提示プログラムをインストールさせることにより実装することができる。この場合、ポートフォリオ提示装置10は、金融サービスを提供する金融システムの一部として実装されることとしてもよいし、上記の処理により実現されるサービスをアウトソーシングによって管理するクラウドとして実装することとしてもかまわない。
ここで、ポートフォリオ提示装置10は、ユーザのアンケートへの回答結果に基づいて、ポートフォリオを提示する。以降の説明では、アンケートに回答するユーザを回答ユーザとする。回答ユーザは、金融機関サーバ30から提供される金融サービスを利用していてもよいし、利用していなくてもよい。一例として、回答ユーザは、これから投資信託の購入を考えているが、金融リテラシーが低いユーザである。本実施例のポートフォリオ提示装置10は、このようなユーザに、複数観点からポートフォリオを提示することができる。
図4には、符号11〜符号13に対応する機能部が示されているが、これはあくまで一例に過ぎず、図示された機能部の一部を省略し、または図示以外の機能部がポートフォリオ提示装置10に備わることを妨げない。例えば、管理者が使用する情報処理装置がポートフォリオ提示装置10として実装される場合、パーソナルコンピュータや携帯端末装置などが標準装備する機能部、例えば入力デバイス、画像または音声の出力デバイスなどの機能部を有してもよい。
図4に示すように、ポートフォリオ提示装置10は、あくまで一例として、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。なお、図4には、データの入出力の関係を表す実線が示されているが、説明の便宜上、最小限の部分について示されているに過ぎない。すなわち、各処理部に関するデータの入出力は、図示の例に限定されず、図示以外のデータの入出力、例えば処理部および処理部の間、処理部およびデータの間、または、処理部および外部装置の間のデータの入出力が行われることとしてもかまわない。
通信部11は、ネットワーク40を介して、ユーザ端末20や金融機関サーバ30等の外部装置と制御部13とのデータ通信を制御する処理部である。通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等の通信装置に対応する。
記憶部12は、制御部13で実行されるOSやアプリケーションプログラムなどの各種プログラムに用いられるデータを記憶するデバイスである。例えば、記憶部12は、ポートフォリオ提示装置10における主記憶装置として実装される。例えば、記憶部12には、各種の半導体メモリ素子、例えばRAMやフラッシュメモリを採用できる。また、記憶部12は、補助記憶装置として実装することもできる。この場合、HDD、光ディスクやSSDなどを採用できる。
記憶部12は、制御部13で実行されるプログラムに用いられるデータの一例として、アンケート情報12a、ポートフォリオ情報12b、ペルソナ属性情報12c、テンプレート情報12dおよび操作情報12eを記憶する。このデータ以外にも、記憶部12には、他の電子データを併せて記憶することもできる。
アンケート情報12aは、アンケートに関する情報を管理するものである。図5は、実施例1に係るアンケート情報の一例を示す図である。図5に示すように、アンケート情報12aは、No、分野、ペルソナ属性、質問内容および回答方法を含む。アンケート情報12aは、予め記憶部12に記憶されているものとする。
図5において、「No.」は、質問の並び順を示す情報である。分野は、質問の分野を示す情報である。ペルソナ属性は、質問が対象としているユーザのペルソナ属性を示す情報である。質問内容は、質問文として表示される文章である。回答方法は、質問に対する回答の選択肢や、入力項目を示す情報である。
例えば、図5に示すように、No.1の質問は、分野が「プロファイリング」であり、ペルソナ属性が「共通」である。また、No.1の質問は、質問内容が「なんでもはっきり言う方だ。」であり、回答方法は、「当てはまる」、「少し当てはまる」、「あまり当てはまらない」、「当てはまらない」のいずれかを選択するものである。
また、例えば、図5に示すように、No.50の質問は、分野が「投資スタイル」であり、ペルソナ属性が「デジタルシニア」である。また、No.1の質問は、質問内容が「海外旅行はどのくらいの頻度で行きたいですか?」である。また、No.1の質問の回答方法は、まず「定期的に行きたい」、「特に予定はない」のいずれかを選択し、「定期的に行きたい」を選択した場合は何年ごとに何万円かけて行きたいかを入力するものである。
ポートフォリオ情報12bは、ユーザの評価およびポートフォリオに関する情報を管理するものである。ポートフォリオ情報12bのうち金融資産に関する情報は、後に説明する取得部13aによって金融機関サーバ30から取得され、記憶部12に入力される。また、ポートフォリオ情報12bのうちユーザの評価に関する情報は、後に説明する生成部13cによって生成され、記憶部12に入力される。
なお、記憶部12は、評価軸と金融資産のポートフォリオを対応づけて記憶する記憶部の一例である。また、ポートフォリオ情報12bは、評価軸と金融資産のポートフォリオを対応づけた情報である。また、ポートフォリオ情報12bは、資産に関する情報の一例である。
図6は、実施例1に係るポートフォリオ情報の一例を示す図である。図6に示すように、ポートフォリオ情報12bは、ユーザID、性格タイプ、リスク許容度、ライフスタイル、総資産、金融資産保有割合およびポートフォリオを含む。
図6において、ユーザIDは、ユーザを識別する識別情報である。性格タイプ、リスク許容度およびライフスタイルは、アンケート等に基づくユーザの評価を示す情報である。総資産は、ユーザの総資産である。金融資産保有割合は、ユーザの金融資産の形態ごとの保有割合である。ポートフォリオは、ユーザの金融商品のポートフォリオである。
ここで、本実施例では、ポートフォリオは、投資信託のポートフォリオであることとする。図6に示すように、ユーザIDが「U001」であるユーザは、性格タイプが「理想主義者」、リスク許容度が「4」である。なお、本実施例では、性格タイプは7種類であることとする。また、本実施例では、リスク許容度は7段階であることとする。
また、ライフスタイルに示されるように、ユーザIDが「U001」であるユーザは、子供、孫、家および車を有し、かつ、旅行、外食およびアウトドアを好み、かつ、趣味人ではなく、かつ、プラス思考ではなく、かつ、孫に対する積極投資を行っている。ユーザIDが「U001」であるユーザの総資産は\30,000,000であり、金融資産保有割合は、投資信託が20%、円預金が50%、外貨預金が10%、確定拠出年金が20%である。また、ユーザIDが「U001」であるユーザの投資信託のポートフォリオは、国内債券が35%、海外債券が25%、国内株式が15%、海外株式が10%、国内リートが10%、海外リート5%である。
ペルソナ属性情報12cは、ペルソナ属性ごとの条件を管理するものである。図7は、実施例1に係るペルソナ属性情報の一例を示す図である。図7に示すように、ペルソナ属性情報12cは、ペルソナ属性および条件を含む。ペルソナ属性情報12cは、予め記憶部12に記憶されているものとする。
図7に示すように、例えば、60歳以上でインターネットバンキングを契約しているユーザのペルソナ属性は「デジタルシニア」である。また、40歳以上の女性で口座名義変更履歴がなく、預金残高が500万円以上であるユーザのペルソナ属性は「おひとり様女性」である。
テンプレート情報12dは、金融商品を並べる際の並び順に関する情報を管理するものである。図8は、実施例1に係るテンプレート情報の一例を示す図である。図8に示すように、テンプレート情報12dは、デフォルトの並び順、商品IDおよび加重方法を含む。テンプレート情報12dは、予め記憶部12に記憶されているものとする。なお、テンプレート情報12dは、評価結果から金融商品のそれぞれの重みを導出可能なテンプレートの一例である。また、評価結果は、後に説明する生成部13cによって生成される。
図8に示すように、商品IDが「T001」である金融商品のデフォルトの並び順は「2」であり、加重方法は、「ライフスタイルの「孫に対する積極投資」が「y」である場合重みを+2」である。なお、加重方法のライフスタイルは、ポートフォリオ情報12bのライフスタイルと対応している。
操作情報12eは、ユーザの操作ログを管理するものである。図9は、実施例1に係る操作情報の一例を示す図である。図9に示すように、操作情報12eは、ユーザID、商品ID、日時および操作ログを含む。操作情報12eは、後に説明する表示制御部13eによって取得され、記憶部12に入力される。
操作情報12eは、金融商品を表示する画面における操作ログを管理する。例えば、図9に示すように、ユーザIDが「U001」であるユーザは、「2017/9/25 15:00」に、商品IDが「T003」である金融商品の表示画面に10分間滞留し、当該金融商品を購入しなかった。
次に、図4に戻って、制御部13は、ポートフォリオ提示装置10の全体的な処理を司る処理部である。制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部13は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。この制御部13は、取得部13a、受付部13b、生成部13c、提示部13d、表示制御部13e、更新部13fおよび分析部13gを有する。なお、取得部13a、受付部13b、生成部13c、提示部13d、表示制御部13e、更新部13fおよび分析部13gは、プロセッサが有する電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例である。
取得部13aは、金融機関サーバ30から顧客情報31aおよび商品情報31bを取得し、ポートフォリオ情報12bとして記憶部12に入力する。また、取得部13aは、回答ユーザの金融サービスの利用状況を取得する。取得部13aは、回答ユーザの金融サービスの利用状況を、金融機関サーバ30から取得してもよい。また、取得部13aは、回答ユーザがユーザ端末20に入力した情報を金融サービスの利用状況として取得してもよい。取得部13aは、例えば、回答ユーザの総資産、預金残高、インターネットバンキングの契約状況、口座名義の変更履歴の有無等を取得する。
受付部13bは、複数の質問を含むアンケートに対する回答を受け付ける。受付部13bは、アンケート情報12aに含まれるアンケートをユーザ端末20に提供する。受付部13bは、ユーザ端末20を介してユーザから受け付けたアンケートの回答を受信する。
また、アンケートには、全てのペルソナ属性に共通の質問と回答ユーザのペルソナ属性に対応した質問が含まれていてもよい。この場合、受付部13bは、取得部13aによって取得された回答ユーザの金融サービスの利用状況を基に、ペルソナ属性情報12cから回答ユーザのペルソナ属性を取得する。受付部13bは、金融サービスの利用状況に基づいて決定される質問を含むアンケートに対する回答を受け付ける。
生成部13cは、受け付けた回答を解析して、複数の評価軸それぞれにおける回答に対する評価結果を生成する。例えば、生成部13cは、性格タイプ、リスク許容度、ライフスタイルの3つの評価軸に対する評価結果を生成し、生成した評価結果をポートフォリオ情報12bとして記憶部12に入力する。また、生成部13cは、評価結果にペルソナ情報を含めてもよい。
提示部13dは、複数の評価軸のうち、一または複数の評価軸の選択を受け付けた場合、記憶部12のポートフォリオ情報12bを参照して、選択を受け付けた一または複数の評価軸に対応する金融資産のポートフォリオを提示する。さらに、提示部13dは、ポートフォリオ情報12bを基に、回答に対応する資産総額との差が所定の範囲内である資産の保有状況をさらに提示することができる。
また、提示部13dは、ポートフォリオとともに、評価結果に関する情報の一部または全部を選択して提示する。例えば、提示部13dは、回答ユーザの性格タイプとともにポートフォリオを提示することができる。また、提示部13dは、予め設定された選択基準に従って、回答ユーザにとってネガティブでない評価結果を選択し提示するようにしてもよい。これにより、回答ユーザはどのような評価結果を基にポートフォリオが提示されているのかを確認することができる。
表示制御部13eは、提示部13dによって提示されたポートフォリオに対応する金融商品が購入可能に表示される表示画面を表示させる。例えば、表示制御部13eは、表示画面をユーザ端末20に表示させる。このとき、表示制御部13eは、テンプレート情報12dの加重方法を参照し、重みが大きい金融商品ほど上側に表示されるように表示画面における金融商品の並び順を決定することができる。また、更新部13fは、表示画面において各金融商品が購入された場合、当該購入された商品の重みが大きくなるようにテンプレートを更新する。
分析部13gは、アンケートに対する回答と表示画面において各金融商品が購入されたか否かとの関係を分析する。分析部13gは、協調フィルタリングを用いた分析を行ってもよい。また、分析部13gは、例えば、回帰分析を用いて各金融商品の購入確率を計算してもよい。このとき、表示制御部13eは、さらに、分析する処理によって分析された関係およびアンケートに対する回答に基づいて、購入される可能性が高い金融商品ほど上側に表示されるように表示画面における金融商品の並び順を決定する。表示制御部13eは、デフォルトの並び順、加重による重みおよび分析部13gによる分析結果を基に金融商品の並び順を決定することができる。
[処理の流れ]
次に、本実施例に係るシステムにおける処理の流れについて説明する。図10は、実施例1に係るシステムにおける処理の一例を示すフローチャートである。まず、ポートフォリオ提示装置10の取得部13aは、回答ユーザの金融サービスの利用状況を取得する(S10)。次に、ポートフォリオ提示装置10は、アンケートの回答を受け付ける(S20)。そして、ポートフォリオ提示装置10は、ポートフォリオを提示する(S30)。さらに、ポートフォリオ提示装置10は、金融商品をユーザ端末20に表示させる(S40)。
ポートフォリオ提示装置10がアンケートの回答を受け付ける受付処理(S20)について説明する。図11は、実施例1に係る受付処理の一例を示すフローチャートである。図11に示すように、まず、受付部13bは、回答ユーザの金融サービスの利用状況を基にペルソナ属性を特定する(S201)。例えば、回答ユーザが65歳でインターネットバンキングを契約している場合、受付部13bは、ペルソナ属性情報12cを参照し、回答ユーザのペルソナ属性として「デジタルシニア」を取得する。
次に、受付部13bは、共通の質問とペルソナ属性に対応する質問をユーザ端末20に表示させる(S202)。例えば、回答ユーザのペルソナ属性が「デジタルシニア」である場合、受付部13bは、アンケート情報12aから、ペルソナ属性が「共通」である質問と、ペルソナ属性が「デジタルシニア」である質問の質問内容および回答方法を取得する。そして、受付部13bは、取得した質問を含んだ入力画面を表示させる。
図12は、実施例1に係る入力画面の一例を示す図である。図12に示すように、入力画面には、回答が入力可能な状態で質問が表示される。受付部13bは、アンケート情報12aにおける分野ごとにセクション分けをして質問を表示してもよい。
そして、受付部13bは、回答ユーザによる回答を受け付ける(S203)。さらに、受付部13bは、回答ユーザの入力画面における操作ログを記録し、操作情報12eとして記憶部12に入力する(S204)。
ポートフォリオ提示装置10がポートフォリオを提示する提示処理(S30)について説明する。図13は、実施例1に係る提示処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、評価軸として性格タイプおよびリスク許容度が用いられることとする。図13に示すように、まず、生成部13cは、アンケートの回答を基に、回答者の性格タイプおよびリスク許容度を生成する(S301)。なお、性格タイプの生成やリスク許容度の生成には、既存の性格診断方法やリスク許容度の計算ロジックを用いることができる。
次に、提示部13dは、ポートフォリオ情報12bを参照し、回答ユーザと性格タイプが同じユーザの平均ポートフォリオを計算する(S302)。例えば、回答ユーザの性格タイプが「理想主義者」である場合、提示部13dは、ポートフォリオ情報12bの性格タイプが理想主義者であるユーザのポートフォリオの平均を計算する。
また、提示部13dは、ポートフォリオ情報12bを参照し、回答ユーザとリスク許容度が同じユーザの平均ポートフォリオを計算する(S303)。例えば、回答ユーザのリスク許容度が4である場合、提示部13dは、ポートフォリオ情報12bのリスク許容度が4であるユーザのポートフォリオの平均を計算する。
また、提示部13dは、ポートフォリオ情報12bを参照し、回答ユーザと性格タイプ、リスク許容度およびペルソナ属性が同じユーザの平均ポートフォリオを計算する(S304)。例えば、回答ユーザの性格タイプが「理想主義者」かつリスク許容度が4である場合、提示部13dは、ポートフォリオ情報12bの性格タイプが「理想主義者」かつリスク許容度が4であるユーザのポートフォリオの平均を計算する。
なお、提示部13dは、選択された評価軸の評価結果が回答ユーザと同じであるユーザをポートフォリオ情報12bから取得できない場合、評価結果が近いユーザを順に探し、当該評価結果が近いユーザのポートフォリオの平均を計算してもよい。
また、提示部13dは、ポートフォリオ情報12bを参照し、回答ユーザと総資産が近いユーザの平均金融資産保有割合を計算する(S305)。例えば、提示部13dは、総資産が回答ユーザの総資産の90%〜110%であるユーザの平均金融資産保有割合を計算する。
そして、提示部13dは、ユーザ端末20に表示される提示画面において選択されたタブに対応した計算結果を提示する(S306)。図14は、実施例1に係る提示画面の一例を示す図である。図14に示すように、提示画面には、性格タイプ等の評価結果に関するメッセージとともに、ポートフォリオが数値およびグラフで表示される。また、提示画面では、各評価軸に対応したタブが選択可能であり、提示部13dは、選択されたタブに対応したポートフォリオを表示する。
「性格」タブが選択された場合、提示部13dは、S302で計算した平均ポートフォリオを提示する。また、「リスク許容度」タブが選択された場合、提示部13dは、S303で計算した平均ポートフォリオを提示する。また、「性格×リスク許容度」タブが選択された場合、提示部13dは、S304で計算した平均ポートフォリオを提示する。また、「資産規模別」タブが選択された場合、提示部13dは、S305で計算した平均金融資産保有割合を提示する。
また、図14に示すように、提示画面には、「他グループのポートフォリオ」、「自分で調整します!」、「商品購買」といったリンクが表示される。例えば、「他グループのポートフォリオ」のリンクがクリックされると、回答ユーザの評価結果と異なる評価結果に対応するポートフォリオが表示される。また、「自分で調整します!」のリンクがクリックされると、ポートフォリオを手動で調整可能な画面が表示される。また、「商品購買」のリンクがクリックされると、金融商品の一覧が表示される表示画面が表示される。
ポートフォリオ提示装置10が金融商品を表示する表示処理(S40)について説明する。図15は、実施例1に係る表示処理の一例を示すフローチャートである。図15に示すように、まず、表示制御部13eは、テンプレート情報12dを参照し、デフォルトの並び順を取得する(S401)。
次に、表示制御部13eは、操作情報12eを参照し、操作ログに基づく商品購入確率を計算する(S402)。表示制御部13eは、分析部13gによって予め作成された回帰モデルを使って商品購入確率を計算することができる。
例えば、分析部13gは、操作情報12eから各ユーザが各金融商品を購入したか否かを取得する。また、分析部13gは、ポートフォリオ情報12bから各ユーザの性格タイプおよびリスク許容度を取得する。そして、分析部13gは、性格タイプおよびリスク許容度を入力とし、金融商品ごとの購入確率を出力とする回帰モデルを作成することができる。また、分析部13gは、協調フィルタリングを用いて類似するユーザの商品の購入傾向を分析してもよい。
表示制御部13eは、デフォルトの並び順および商品購入確率を基に並び順を決定する(S403)。例えば、表示制御部13eは、回答ユーザの商品購入確率が閾値以上である金融商品を、デフォルトの並び順にかかわらず上側に配置することができる。
さらに、表示制御部13eは、テンプレート情報12dを参照し、各金融商品を加重する。例えば、回答ユーザのライフスタイルの「孫に対する積極投資」が「y」である場合、商品IDが「T001」である金融商品に重みを2加える。これにより、表示制御部13eは、S403で決定した並び順にかかわらず、重みが大きい金融商品を上側に配置することができる(S404)。
そして、表示制御部13eは、決定した並び順に従って金融商品を配置した表示画面をユーザ端末20に表示させる(S405)。図16は、実施例1に係る表示画面の一例を示す図である。図16に示すように、表示画面には、金融商品の名称および関連する情報が表示される。また、回答ユーザは、表示画面の「+」ボタンおよび「−」ボタンをクリックすることで、各金融商品の購入口数を増減させることができる。
さらに、表示制御部13eは、回答ユーザの表示画面における操作を受け付け(S406)、回答ユーザの表示画面における操作ログを記録し、操作情報12eとして記憶部12に入力する(S407)。
さらに、分析部13gは、操作ログの分析を行う(S408)。ここで分析部13gによって行われた分析結果は、次の回答ユーザに対し表示画面が表示される際の商品購入確率の計算等に用いられる。このように、操作ログを蓄積していくことにより、より効果的な並び順を決定することができるようになる。また、重みが加えられた金融商品が購入された場合、更新部13fは、テンプレート情報12dを更新し、加重方法における当該商品に加えられる重みをさらに大きくすることができる(S409)。
[効果]
以上説明したように、本実施例におけるポートフォリオ提示プログラムは、複数の質問を含むアンケートに対する回答を受け付ける処理をコンピュータに実行させる。ポートフォリオ提示プログラムは、受け付けた回答を解析して、複数の評価軸それぞれにおける回答に対する評価結果を生成する処理をコンピュータに実行させる。ポートフォリオ提示プログラムは、複数の評価軸のうち、一または複数の評価軸の選択を受け付けた場合、評価軸と金融資産のポートフォリオを対応づけて記憶する記憶部を参照して、選択を受け付けた一または複数の評価軸に対応する金融資産のポートフォリオを提示する処理をコンピュータに実行させる。
これにより、本実施例によれば、複数観点からポートフォリオを提示することができる。例えば、本実施例によれば、性格タイプの観点、リスク許容度の観点、性格タイプおよびリスク許容度の両方の観点からポートフォリオを提示することができる。
また、本実施例におけるポートフォリオ提示プログラムは、金融サービスの利用状況に基づいて決定される質問を含むアンケートに対する、ユーザによる回答を受け付ける処理をコンピュータに実行させる。これにより、ユーザに合った質問の回答を受け付けることができるため、より効果的なポートフォリオの提示ができるようになる。
また、本実施例におけるポートフォリオ提示プログラムは、資産に関する情報を基に、回答に対応する資産総額との差が所定の範囲内である資産の保有状況をさらに提示する処理をコンピュータに実行させる。これにより、ユーザは資産総額が近いユーザの資産の保有状況を知ることができ、金融商品の購入の際に参考にすることができる。
また、本実施例におけるポートフォリオ提示プログラムは、提示する処理によって提示されたポートフォリオに対応する金融商品が購入可能に表示される表示画面を表示させる処理をコンピュータにさらに実行させる。これにより、ユーザに合った金融商品の購入を促すことができる。
また、本実施例におけるポートフォリオ提示プログラムは、評価結果から金融商品のそれぞれの重みを導出可能なテンプレートを参照し、重みが大きい金融商品ほど上側に表示されるように表示画面における金融商品の並び順を決定する処理をコンピュータに実行させる。これにより、例えばファイナンシャルプランナー等の知見をテンプレート化しておき、商品の並び順に反映させることが可能となる。
また、本実施例におけるポートフォリオ提示プログラムは、表示画面において各金融商品が購入された場合、当該購入された商品の重みが大きくなるようにテンプレートを更新する処理をコンピュータにさらに実行させる。これにより、商品の購入結果を商品の並び順に反映させることが可能となる。
また、本実施例におけるポートフォリオ提示プログラムは、アンケートに対する回答と表示画面において各金融商品が購入されたか否かとの関係を分析する処理をコンピュータに実行させる。ポートフォリオ提示プログラムは、分析する処理によって分析された関係およびアンケートに対する回答に基づいて、購入される可能性が高い金融商品ほど上側に表示されるように表示画面における金融商品の並び順を決定する処理をコンピュータに実行させる。これにより、商品の購入結果を商品の並び順に反映させることが可能となる。
また、本実施例におけるポートフォリオ提示プログラムは、提示する処理は、評価結果に関する情報の一部または全部を選択して提示する処理をコンピュータに実行させる。例えば、評価結果に関する情報のうち、回答ユーザにとってネガティブな情報は提示しないようにすることで、ユーザの気分を害することを防止することができる。
[ポートフォリオ提示プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図17を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するポートフォリオ提示プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図17は、ポートフォリオ提示プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図17に示すように、コンピュータ100は、入力装置110と、ディスプレイ120と、通信部130とを有する。さらに、このコンピュータ100は、CPU150と、ROM160と、HDD170と、RAM180とを有する。これら110〜180の各部はバス140を介して接続される。
HDD170には、図17に示すように、上記の実施例1で示した制御部13と同様の機能を発揮するポートフォリオ提示プログラム170aが記憶される。このポートフォリオ提示プログラム170aは、図4に示した制御部13の各構成要素と同様、統合または分離してもかまわない。すなわち、HDD170には、必ずしも上記の実施例1で示した全てのデータが格納されずともよく、処理に用いるデータがHDD170に格納されればよい。
このような環境の下、CPU150は、HDD170からポートフォリオ提示プログラム170aを読み出した上でRAM180へ展開する。この結果、ポートフォリオ提示プログラム170aは、図17に示すように、更新制御プロセス180aとして機能する。この更新制御プロセス180aは、RAM180が有する記憶領域のうち更新制御プロセス180aに割り当てられた領域にHDD170から読み出した各種データを展開し、この展開した各種データを用いて各種の処理を実行する。なお、CPU150では、必ずしも上記の実施例1で示した全ての処理部が動作せずともよく、実行対象とする処理に対応する処理部が仮想的に実現されればよい。
なお、上記のポートフォリオ提示プログラム170aは、必ずしも最初からHDD170やROM160に記憶されておらずともかまわない。例えば、コンピュータ100に挿入されるフレキシブルディスク、いわゆるFD、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。そして、コンピュータ100がこれらの可搬用の物理媒体から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ100がこれらの装置から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
10 ポートフォリオ提示装置
11 通信部
12 記憶部
12a アンケート情報
12b ポートフォリオ情報
12c ペルソナ属性情報
12d テンプレート情報
12e 操作情報
13 制御部
13a 取得部
13b 受付部
13c 生成部
13d 提示部
13e 表示制御部
13f 更新部
13g 分析部
20 ユーザ端末
30 金融機関サーバ
31 記憶部
31a 顧客情報
31b 商品情報
40 ネットワーク

Claims (10)

  1. 複数の質問を含むアンケートに対する回答を受け付け、
    受け付けた前記回答を解析して、複数の評価軸それぞれにおける前記回答に対する評価結果を生成し、
    前記複数の評価軸のうち、一または複数の評価軸の選択を受け付けた場合、評価軸と金融資産のポートフォリオを対応づけて記憶する記憶部を参照して、前記選択を受け付けた一または複数の評価軸に対応する金融資産のポートフォリオを提示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする、ポートフォリオ提示プログラム。
  2. 前記受け付ける処理は、金融サービスの利用状況に基づいて決定される質問を含む前記アンケートに対する、前記回答を受け付けることを特徴とする請求項1に記載のポートフォリオ提示プログラム。
  3. 前記提示する処理は、資産に関する情報を基に、前記回答に対応する資産総額との差が所定の範囲内である資産の保有状況をさらに提示することを特徴とする請求項1に記載のポートフォリオ提示プログラム。
  4. 前記提示する処理によって提示されたポートフォリオに対応する金融商品が購入可能に表示される表示画面を表示させる、
    処理をコンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載のポートフォリオ提示プログラム。
  5. 前記表示させる処理は、前記評価結果から前記金融商品のそれぞれの重みを導出可能なテンプレートを参照し、前記重みが大きい金融商品ほど上側に表示されるように前記表示画面における前記金融商品の並び順を決定することを特徴とする請求項4に記載のポートフォリオ提示プログラム。
  6. 前記表示画面において各金融商品が購入された場合、当該購入された商品の前記重みが大きくなるように前記テンプレートを更新する、
    処理をコンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項5に記載のポートフォリオ提示プログラム。
  7. 前記アンケートに対する回答と前記表示画面において各金融商品が購入されたか否かとの関係を分析する、
    処理をコンピュータにさらに実行させ、
    前記表示させる処理は、さらに、前記分析する処理によって分析された前記関係および前記アンケートに対する回答に基づいて、購入される可能性が高い金融商品ほど上側に表示されるように前記表示画面における前記金融商品の並び順を決定することを特徴とする請求項4に記載のポートフォリオ提示プログラム。
  8. 前記提示する処理は、前記評価結果に関する情報の一部または全部を選択して提示することを特徴とする請求項1に記載のポートフォリオ提示プログラム。
  9. 複数の質問を含むアンケートに対する回答を受け付け、
    受け付けた前記回答を解析して、複数の評価軸それぞれにおける前記回答に対する評価結果を生成し、
    前記複数の評価軸のうち、一または複数の評価軸の選択を受け付けた場合、評価軸と金融資産のポートフォリオを対応づけて記憶する記憶部を参照して、前記選択を受け付けた一または複数の評価軸に対応する金融資産のポートフォリオを提示する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする、ポートフォリオ提示方法。
  10. 複数の質問を含むアンケートに対する回答を受け付ける受付部と、
    受け付けた前記回答を解析して、複数の評価軸それぞれにおける前記回答に対する評価結果を生成する生成部と、
    前記複数の評価軸のうち、一または複数の評価軸の選択を受け付けた場合、評価軸と金融資産のポートフォリオを対応づけて記憶する記憶部を参照して、前記選択を受け付けた一または複数の評価軸に対応する金融資産のポートフォリオを提示する提示部と、
    を有することを特徴とするポートフォリオ提示装置。
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