JP2021077009A - 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム - Google Patents

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【課題】所定の信頼性を満たす投資先に関する情報を、投資先企業を探す投資元企業のニーズを反映させながら、迅速に提供する情報提供装置、情報提供方法及び情報提供プログラムを提供する。【解決手段】情報提供システム1において、情報提供装置10は、投資先企業に対する希望条件に関するキーワード情報を取得する取得部11と、キーワード情報に基づいて、投資ファンドに関する情報と投資ファンドからの投資を受けている投資先企業に関する情報とを関連づけるデータベースに対する照会情報を生成する生成部12と、照会情報を用いてデータベースから抽出される投資先企業に関する情報を投資先候補情報として通知する通知部14と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、投資先候補情報を提供する情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラムに関する。
近年、企業の合併及び買収(mergers and acquisitions(M&A))が広く行われている。一般に、M&Aでは、売却の対象となる企業(以下、売り手企業という)の仲介業者が、当該売り手企業の合併先又は買収先の候補となる複数の企業(以下、買い手候補企業という)に対して、該売り手企業の事業内容、売り上げ規模、従業員規模、地域、特徴などを匿名で記載した概要情報を提示する。当該概要情報は、「ティーザー」、「ノンネームシート」等とも呼ばれる。
売り手企業の仲介業者は、上記概要情報に関心を示した買い手候補企業のみと秘密保持契約を締結した上で、当該売り手企業の名称や機密情報などが記載された詳細情報を当該買い手候補企業に提示する。当該詳細情報は、「インフォメーションメモランダム」等とも呼ばれる。これにより、売り手企業に関心を示さない買い手候補企業に対して、売り手企業の詳細情報が開示されるのを防止できる。
一方で、上記M&Aの手法では、どの買い手候補企業に対して上記売り手企業の概要情報を提示するかは、仲介業者に依存する。このため、買い手候補企業に提示される売り手企業の概要情報は、必ずしも、買い手側のニーズを満たすものではない場合も多い。また、売り手企業の概要情報の信頼性も、仲介業者に依存する。そこで、売り手側と買い手側とのマッチングを行うシステムも検討されている(例えば、特許文献1)。
特開2017−78985号公報
特許文献1に開示されるシステムは、売り手側と買い手側の希望条件とのマッチング結果に基づいて、M&Aに関する適合性を示すスコアが算出され、スコアが高い順に売り手企業を買い手側に提示する。これにより、買い手側のニーズが反映され易くなる一方で、当該システムで管理される売り手に関する情報を信頼できるとは限らないという問題点は依然として残る。同様の問題は、企業の合併、買収だけでなく、株式の取得等の何らかの投資を受ける企業(投資先企業ともいう)と、当該投資を行う企業(投資元企業ともいう)との間でも生じ得る。
そこで、本発明は、所定の信頼性を満たす投資先に関する情報を、投資先企業を探す投資元企業のニーズを反映させながら、迅速に提供可能な情報提供装置、情報提供方法及び情報提供プログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様に係る情報提供装置は、投資先企業に対する希望条件に関するキーワード情報を取得する取得部と、前記キーワード情報に基づいて、投資ファンドに関する情報と前記投資ファンドからの投資を受けている投資先企業に関する情報とを関連づけるデータベースに対する照会情報を生成する生成部と、前記照会情報を用いて前記データベースから抽出される投資先企業に関する情報を投資先候補情報として通知する通知部と、を有する。
本発明によれば、所定の信頼性を満たす投資先に関する情報を、投資先企業を探す投資元企業のニーズを反映させながら、迅速に提供できる。
本実施形態に係る情報提供システムの構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る投資管理情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報提供システム内の各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報提供システムにおける動作の一例を示すシーケンス図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
<情報提供システムの構成>
≪全体構成≫
図1は、本実施形態に係る情報提供システム1の構成例を示す図である。情報提供システム1は、情報提供装置10と、ネットワークN(例えば、インターネット等)を介して情報提供装置10と接続されるn個の管理データベース(DB)201〜20n(ここで、nは1以上の整数)と、ユーザ端末30とを含む。なお、管理DB201〜20nを区別しない場合は、管理DB20と総称する。
情報提供装置10は、他の企業に対する投資を希望する企業(投資元企業ともいう)であるユーザに対して、投資先の候補となる企業(投資先候補企業ともいう)に関する情報である投資先候補情報を提供する。ここで、投資とは、例えば、他の企業の買収、合併、非上場企業の株式(プライベート・エクイティ(Private Equity(PE))、非公開株式、未公開株式等ともいう)の取得、上場企業の株式(公開株式等ともいう)の取得、出資、融資等の少なくともいずれかであってよいが、これらに限られない。
また、投資先候補企業は、例えば、非上場企業、ベンチャー企業、スタートアップ企業等であるが、これらに限られない。投資先候補企業は、例えば、上場企業を含んでもよく、投資元企業からの投資の対象となるどのような企業であってもよい。
また、投資先候補情報は、当該投資先候補企業に関する情報であり、例えば、投資先候補企業の名称、事業内容、所在地、従業員数、財務情報及び投資ステージ等の少なくとも一つを含んでもよい。ここで、財務情報は、例えば、投資先候補企業の損益計算書(Profit and Loss statement(P/L))、賃借対照表(Balance Sheet(B/S))、自己資本利益率(Return On Equity(ROE))の少なくとも一つに記載される情報を含んでもよい。また、投資ラウンドは、投資の規模(例えば、金額など)によって指定される所定のカテゴリであり、例えば、シード、シリーズA、B、Cなどを含んでもよい。投資ラウンドは、投資ステージ、投資シリーズ等と呼ばれてもよい。
以上のような投資先候補情報を提供する情報提供装置10は、例えば、投資を希望する投資元企業をユーザとして、当該投資元企業と投資先候補企業とを仲介する仲介企業(例えば、証券会社など)の装置であってもよい。
管理DB20は、投資ファンドに関する情報(投資ファンド情報ともいう)と当該投資ファンドからの投資を受けている投資先企業に関する情報(投資先企業情報ともいう)とを関連づけるデータベースである。
ここで、投資ファンドとは、例えば、プライベート・エクイティ(PE)ファンド、ベンチャーキャピタル(Venture Capital(VC))が運用する投資ファンド等、投資家から集めた資金により非公開株式を取得する投資ファンドであるが、これに限られない。投資ファンドは、例えば、公開株式を取得する投資ファンド等を含んでもよい。また、投資ファンドは、単に、ファンドと呼ばれてもよい。また、投資ファンド情報は、例えば、投資ファンドの名称、識別情報、投資ファンドのタイプ等の少なくとも一つを含む、又は、これらの少なくとも一つを示してもよい。
一般に、投資ファンドを運用する会社は、当該投資ファンドによる投資を決定する前に、デューデリジェンス(Due Diligence)により対象企業の財務分析、事業分析、リスク分析等を実施する。財務分析は、対象企業の財務情報(例えば、上記P/L、上記B/S、上記ROE等の少なくとも一つ)を用いて行われる。デューデリジェンスの結果、対象企業が所定の条件を満たす場合に、当該対象企業は投資ファンドからの投資を受けることができる。このため、投資ファンドからの投資を既に受けている投資先企業は、所定の信用力を有していると考えられる。
したがって、管理DB20によって管理される投資先企業情報は、事前のデューデリジェンスにより所定の信用力を有すると評価された投資先企業に関する情報といえる。上記情報提供装置10は、管理DB20から抽出される投資先企業に関する情報を上記投資先候補情報として出力することにより、当該投資先候補情報の信頼性を保証できる。
なお、管理DB20は、企業等によって運用され、所定の料金の支払いにより利用可能となるデータベースであってもよい。また、管理DB20は、国や公的機関等によって運用され、国等からの許可を得ることにより利用可能となるデータベースであってもよい。
ユーザ端末30は、情報提供装置10にアクセス可能な端末である。例えば、他の企業に対する投資を希望する投資元企業であるユーザの端末であってよい。また、投資元企業のニーズをもとに投資先候補情報を提供する企業の端末であってよい。ユーザ端末30は、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、携帯情報端末(PDA)、家庭用ゲーム機器など、通信機能を備えた端末であればあらゆる端末を用いることができる。
ユーザ端末30は、投資先企業に対する希望条件に関するキーワード情報の入力を受け付け、ネットワークNを介して当該キーワード情報を情報提供装置10に送信してもよい。ユーザ端末30は、当該キーワード情報に応じて情報提供装置10から提供される投資先候補情報を、ネットワークNを介して受信してもよい。
情報提供システム1では、情報提供装置10は、投資先企業に対する希望条件に関するキーワード情報に応じて、管理DB20から抽出される、所定の信用力を有すると投資ファンドによって評価された投資先企業に関する情報を投資先候補情報として提供する。このため、情報提供システム1では、他の企業に対する投資を希望する投資元企業のニーズを反映させながら、かつ、信頼性が保証された投資先候補情報を迅速に当該投資元企業に提供できる。
なお、情報提供システム1は、ユーザ端末30を含まずに構成されてもよい。この場合、情報提供装置10は、ユーザ端末30から投資先企業に対する希望条件に関するキーワード情報を受信する代わりに、情報提供装置10自ら当該キーワード情報の入力を受け付けてもよい。また、情報提供装置10は、当該キーワード情報に応じた投資先候補情報をユーザ端末30に送信する代わりに、当該投資先候補情報を情報提供装置10の表示画面に表示させてもよい。
≪機能ブロック構成≫
次に、情報提供装置10の機能ブロックの構成の一例を説明する。図1に示すように、情報提供装置10は、取得部11と、生成部12と、検索処理部13と、通知部14とを含んでもよい。
取得部11は、投資先企業に対する希望条件に関するキーワード情報を取得する。キーワード情報は、例えば、投資の対象として関心を持っている業種、顧客層の集団(セグメント等ともいう)、地域、国、技術内容等の少なくとも一つ、又は、これらの少なくとも一つを示す情報であってもよい。取得部11は、ユーザ端末30から送信されたキーワード情報を、情報提供装置10の通信部10cを介して取得してもよい。なお、図示しないが、取得部11は、情報提供装置10の入力部10dを介して入力されるキーワード情報を取得してもよい。
生成部12は、取得部11によって取得されたキーワード情報に基づいて、管理DB20に対する照会(Query)情報を生成する。照会情報は、複数の管理DB201〜20nのうちどの管理DB20i(iは1からnの少なくともいずれか)を検索するかに関する情報、及び/又は、管理DB20において投資ファンド情報に関連付けて記憶される投資先企業情報の抽出に用いられる情報である。照会情報は、上記キーワード情報の少なくとも一部を包含してよい。また、照会情報は、上記キーワード情報に含まれない情報であってもよく、例えば、財務情報(例えば、上記P/L、上記B/S、上記ROE等の少なくとも一つに含まれる所定の情報)、投資ステージ、投資ファンドに関する情報(例えば、投資ファンド自体の情報(例えば、名称、タイプなど)、投資ファンドの持ち株比率、投資金額及びその時期など)等を含んでもよい。
具体的には、生成部12は、記憶部15に記憶された学習モデル15aを用いて、キーワード情報から照会情報を生成してもよい。当該学習モデル15aは、機械学習により構築されてもよく、学習アルゴリズム等と呼ばれてもよい。
例えば、教師あり学習(supervised learning)を用いる場合、あるキーワード情報(例えば、業種、セグメント、地域、国、技術内容の少なくとも一つ)を入力データ、当該あるキーワード情報に対応する照会情報を教師データとして、学習モデル15aが予め構築されてもよい。学習モデル15aの精度の評価(正解率の算出)は、ある照会情報を用いて管理DB20から投資先候補情報として抽出される投資先企業情報のユーザ(投資元企業)による選択結果を用いてもよい。例えば、投資先候補情報が示す企業を投資先としてユーザが選択する場合、当該投資先候補情報の抽出に用いられた照会情報が正解データとして評価されてもよい。一方、投資先候補情報が示す企業を投資先としてユーザが選択しない場合、当該投資先候補情報の抽出に用いられた照会情報が不正解データとして評価されてもよい。これにより、学習モデル15aの精度を向上できる。
また、強化学習(Reinforcement learning)を用いる場合、情報提供装置10は、投資先企業情報の抽出に用いた照会情報の報酬値を決定してもよい。具体的には、投資先候補情報が示す企業を投資先としてユーザが選択する場合、当該投資先候補情報の抽出に用いられた照会情報の報酬値を第1の値に決定してもよい。一方、当該投資先候補情報が示す企業が投資先として選択されない場合、当該投資先候補情報の抽出に用いられた照会情報の報酬値を第1の値よりも価値が低い値に決定してもよい。学習モデルは報酬値を最大化するように学習するので、投資先候補情報が示す企業が投資先として選択されるか否かを報酬値として与えることにより、学習モデル15aの精度を向上できる。
なお、学習モデルは、教師あり学習に限られず、教師なし学習(unsupervised learning)、深層学習(deep learning)等のどのような機械学習を用いて構築されてもよい。
検索処理部13は、生成部12によって生成された照会情報を用いて、管理DB20の検索処理を行う。具体的には、検索処理部13は、当該照会情報に基づく管理DB20の検索を、通信部10cを介して管理DB20に要求する。検索処理部13は、当該検索要求に応じて管理DB20から抽出される投資先企業情報を、通信部10cを介して取得する。
図2は、本実施形態に係る管理DB20で管理される投資管理情報の一例を示す図である。図2に示すように、管理DB20は、投資管理情報として、投資ファンド情報と、当該投資ファンドによる投資を受けている投資先企業に関する投資先企業情報と、を関連付けて記憶してもよい。
図2に示すように、投資ファンド情報は、例えば、投資ファンドの名称、識別情報、投資ファンドの種別の少なくとも一つ、又は、これらの少なくとも一つを示す情報を含んでもよい。また、投資先企業情報は、例えば、投資先企業の名称、識別情報、地域、国、事業内容、従業員数、財務情報(例えば、上記P/L、上記B/S、上記ROE等の少なくとも一つに含まれる一以上の情報)、投資ステージ、投資ファンドに関する情報(例えば、投資ファンド自体の情報(例えば、名称、タイプなど)、投資ファンドの持ち株比率、投資金額及びその時期など)等の少なくとも一つ、又は、これらの少なくとも一つを示す情報を含んでもよい。
検索処理部13は、管理DB20から照会情報を用いて抽出された投資先企業情報を投資先候補情報として通知部14に出力する。通知部14は、通信部10cを介して、当該投資先候補情報をユーザ端末30に通知してもよい。或いは、通知部14は、当該投資先候補情報を出力部10eに表示させてもよい。
記憶部15は、学習モデル15aを記憶してもよい。
≪ハードウェア構成≫
次に、情報提供システム1内の各装置(例えば、情報提供装置10、管理DB20、ユーザ端末30の少なくとも一つ)のハードウェア構成を説明する。図3に示すように、情報提供システム1内の各装置は、演算装置に相当するCPU(Central Processing Unit)10aと、記憶装置10bと、通信部10cと、入力部10dと、出力部10eとを有する。これらの各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続される。なお、本例では情報提供装置10が一台のコンピュータで構成される場合について説明するが、情報提供装置10は、複数のコンピュータを用いて実現されてもよい。
CPU10aは、記憶装置10bに記憶されたプログラムの実行に関する制御やデータの演算、加工を行う制御部である。CPU10aは、キーワード情報に基づいて生成される照会情報を用いて投資先候補情報を提供するプログラム(情報提供プログラム)を実行する演算装置であってもよい。CPU10aは、入力部10d及び/又は通信部10cから種々の入力データを受け取り、入力データの演算結果を出力部10eに出力(例えば、表示)したり、記憶装置10bに格納したり、又は、通信部10cを介して送信したりする。
記憶装置10bは、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)及びSSD(Solid State Drive)の少なくとも一つである。情報提供装置10の記憶装置10bは、記憶部15を構成してもよい。情報提供装置10の記憶装置10bは、CPU10aが実行する情報提供プログラム及び/又は学習モデル15aを記憶してもよい。管理DB20の記憶装置10bは、上記投資管理情報として投資ファンド情報及び投資先企業情報を関連付けて記憶してもよい。
通信部10cは、情報提供システム1内の各装置を外部機器に接続するインターフェースである。通信部10cは、ネットワークNを介して、管理DB20に対して照会情報を送信したり、管理DB20から投資先候補情報として投資先企業情報を受信したりしてもよい。通信部10cは、ネットワークNを介して、ユーザ端末30からのキーワード情報を受信したり、ユーザ端末30に対して投資先候補情報を送信したりしてもよい。
入力部10dは、ユーザからデータの入力を受け付けるものであり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、マイクの少なくとも一つを含んでよい。
出力部10eは、CPU10aによる演算結果を出力するものであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ及びスピーカの少なくとも一つにより構成されてよい。
情報提供プログラムは、記憶装置10b等のコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供されてもよいし、通信部10cにより接続されるネットワークNを介して提供されてもよい。当該情報提供プログラムを格納した記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体(Non-transitory computer readable medium)であってもよい。非一時的な記憶媒体は特に限定されないが、例えば、USBメモリ又はCD−ROM等の記憶媒体であってもよい。
情報提供装置10では、CPU10aが情報提供プログラムを実行することにより、図1を用いて説明した取得部11、生成部12、検索処理部13、通知部14の動作が実現される。なお、これらの物理的な構成は例示であって、必ずしも独立した構成でなくてもよい。例えば、情報提供装置10は、CPU10aと記憶装置10bが一体化したLSI(Large-Scale Integration)を備えていてもよい。
<情報提供システムの動作>
図4は、本実施形態に係る情報提供システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。
ステップS101において、ユーザ(例えば、他の企業に対する投資を希望する投資元企業、又は、投資元企業のニーズをもとに投資先候補情報を提供する企業)は、自身が利用するユーザ端末30から情報提供装置10にアクセスし、ユーザ端末30に表示される画面に、投資先企業の希望条件に関するキーワードを入力する。キーワードが入力されると、ユーザ端末30は、当該キーワードを示すキーワード情報を情報提供装置10に送信する。
ステップS102において、情報提供装置10は、ユーザ端末30から受信したキーワード情報に基づいて、管理DB20に対する照会情報を生成する。具体的には、情報提供装置10は、記憶部15に記憶された学習モデル15aを用いて、照会情報を生成してもよい。
ステップS103において、情報提供装置10は、ステップS102で生成した照会情報を管理DB20に送信し、投資先企業情報の抽出を要求する。このとき、照会情報に基づいて、検索対象とする一又は複数の管理DB20iが選択され、管理DB20iは、情報提供装置10から受信した照会情報をクエリとして、投資ファンド情報に関連づけられる投資先企業情報を抽出する。
ステップS104において、情報提供装置10は、管理DB20において抽出された投資先企業情報を投資先候補情報として受信する。
ステップS105において、情報提供装置10は、管理DB20から受信した投資先候補情報をユーザ端末30に送信する。ユーザ端末30の出力部10eには、情報提供装置10から受信した投資先候補情報が表示される。
なお、図示しないが、ユーザ端末30は、出力部10eに表示された投資先候補情報が示す投資先候補企業の少なくとも一つの選択を、入力部10dの操作により受け付けてもよい。この場合、ユーザ端末30は、選択された投資先候補企業を示す情報を情報提供装置10に送信してもよい。投資先候補企業の選択結果を情報提供装置10にフィードバックすることにより、学習モデル15aがチューンアップされてもよい。これにより、照会情報の生成精度を向上させることができる。
また、情報提供システム1には、ユーザ端末30が設けられなくともよい。この場合、ステップS101において、情報提供装置10は、自身の入力部10dにより入力されるキーワード情報を取得してもよい。また、ステップS105において、情報提供装置10は、自身の出力部10eに投資先候補情報を出力してもよい。
<まとめ>
以上説明した実施形態によれば、情報提供装置10は、投資先企業に対する希望条件に関するキーワード情報に応じて、所定の信用力を有すると投資ファンドによって評価された投資先企業に関する情報を管理DB20から抽出して、投資先候補情報として提供する。このため、情報提供システム1では、他の企業に対する投資を希望する投資元企業のニーズを反映させながら、かつ、信頼性が保証された投資先候補情報を迅速に当該投資元企業に提供できる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態で説明したフローチャート、シーケンス、実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
1…情報提供システム、10…情報提供装置、20…管理データベース(DB)、30…ユーザ端末、11…取得部、12…生成部、13…検索処理部、14…通知部、15…記憶部、15a…学習モデル、10a…CPU、10b…記憶装置、10c…通信部、10d…入力部、10e…出力部

Claims (4)

  1. 投資先企業に対する希望条件に関するキーワード情報を取得する取得部と、
    前記キーワード情報に基づいて、投資ファンドに関する情報と前記投資ファンドからの投資を受けている投資先企業に関する情報とを関連づけるデータベースに対する照会情報を生成する生成部と、
    前記照会情報を用いて前記データベースから抽出される投資先企業に関する情報を投資先候補情報として通知する通知部と、
    を有する情報提供装置。
  2. あるキーワード情報と当該あるキーワード情報に対応する照会情報とに基づく機械学習により構築される学習モデルを記憶する記憶部を更に具備し、
    前記生成部は、前記学習モデルを用いて、前記取得部によって取得される前記キーワード情報から、前記データベースに対する前記照会情報を生成する、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 投資先企業に対する希望条件に関するキーワード情報を取得する工程と、
    前記キーワード情報に基づいて、投資ファンドに関する情報と前記投資ファンドからの投資を受けている投資先企業に関する情報とを関連づけるデータベースに対する照会情報を生成する工程と、
    前記照会情報を用いて前記データベースから抽出される投資先企業に関する情報を投資先候補情報として通知する工程と、
    を有する情報提供方法。
  4. 情報提供装置に備えられた演算部を、
    投資先企業に対する希望条件に関するキーワード情報を取得する取得部、
    前記キーワード情報に基づいて、投資ファンドに関する情報と前記投資ファンドからの投資を受けている投資先企業に関する情報とを関連づけるデータベースに対する照会情報を生成する生成部、
    前記照会情報を用いて前記データベースから抽出される投資先企業に関する情報を投資先候補情報として通知する通知部、
    として機能させる情報提供プログラム。
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