JP2016091075A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】収益を得ることができる案件の発見可能性を高めること。【解決手段】プロジェクト分析情報記憶部54は、クラウドファンディングの対象となる所定の案件の最低販売額又は販売目標額に関する販売目標情報と、案件の販売履歴に関する販売履歴情報とを記憶する。処理部51は、プロジェクト分析情報記憶部54に記憶された販売情報と販売履歴情報とを用いて案件が成立したか否かを判断する。生成部52は、処理部51により成立したと判断された案件について、案件に対する融資又は投資の可否を検討するためのレポート情報を生成する。出力部53は、生成部52により生成されたレポート情報を出力する。【選択図】図10

Description

本発明は情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
例えば銀行や投資家等が、ある案件(事業、プロジェクト等)への融資又は投資の検討を行う際、その融資又は投資をするか否かの判断種別は、大きく分けて「可決」と「否決」の二つに大別できる。
案件への融資又は投資の検討を行う際「否決」と判断されると、融資又は投資を行う者は、融資又は投資を行う機会、すなわち収益機会を逸する。また、融資又は投資を受ける者は、当該案件に係る資金調達ができないことにより、当該案件の実施による収益の機会を逸するといった状況にある。
ところで「否決」となった案件はさらに「不適格案件」と「デューデリジェンスが困難な案件(以下、「対象案件」と言う)」の二つに分類することができる。
対象案件は、否決に属する案件ではあるが、実際にはデューデリジェンスが困難なことによって可決と判断するに至らない案件であり、適切な方法でデューデリジェンスを実施して検討を行うことにより可決となり得る案件である。具体的には新創業、第二創業、新製品開発、その他新規のプロダクト全般といった、所謂アーリーステージ(事業を立ち上げて間もない段階)に位置する案件等が該当することが多い。
特開2013−257784号公報
ところで、事業者等が、ある案件への融資又は投資を受けたいと希望する場合、銀行や投資家へ依頼したりする他に、クラウドファンディング(Crowd funding)を利用するといった方法があることが知られている。
クラウドファンディングは、案件を実行するために必要な資金について、インターネットを通じて少額の資金を多数の支援者から集めることで調達し、案件を実現する仕組みである。
クラウドファンディングは資金提供者に対するリターン(見返り)の形態によって大別される。金銭的リターンのない「寄付型」、金銭的リターンが伴う「投資型」、案件が提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う「購入型」がある。
例えば、まず案件ファイナンス(紐付きの短期調達)をクラウドファンディングで行ない、その結果を基に、銀行や投資家等が案件ファイナンス(紐付きの長期調達)や、コーポレートファイナンス(紐付き無しの長期調達)を行なっていく際に収益を得ることができるか否かを見極める判断の基礎となる、何らかの判断材料が得られれば便宜である。
1つの側面では、本発明は、収益を得ることができる案件の発見可能性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、開示の情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、記憶部と、判断部と、生成部と、出力部とを有している。
記憶部は、クラウドファンディングの対象となる所定の案件の最低販売額又は販売目標額に関する販売目標情報と、案件の販売履歴に関する販売履歴情報とを記憶する。
判断部は、記憶部に記憶された販売情報と販売履歴情報とを用いて案件が成立したか否かを判断する。
生成部は、判断部により成立したと判断された案件について、案件に対する融資又は投資の可否を検討するための指標を生成する。
出力部は、生成部により生成された指標を出力する。
1態様では、収益を得ることができる案件の発見可能性を高めることができる。
実施の形態のシステムを示す図である。 クラウドファンディングの一例を説明する図である。 実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態のクラウドファンディングサーバ装置の機能を示すブロック図である。 プロジェクト情報テーブルを説明する図である。 リターン情報テーブルを説明する図である。 アクセス情報テーブルを説明する図である。 販売履歴テーブルを説明する図である。 ID登録者テーブルを説明する図である。 情報処理装置の機能を説明するブロック図である。 プロジェクト分析情報を説明する図である。 リターン分析情報を説明する図である。 レポート情報を説明する図である。 情報処理装置の処理を説明するフローチャートである。 分析処理を説明するフローチャートである。 分析処理を説明するフローチャートである。 分析情報生成処理を説明するフローチャートである。
以下、実施の形態のシステムを、図面を参照して詳細に説明する。
<実施の形態>
図1は、実施の形態のシステムを示す図である。
第1の実施の形態のシステム1は、クラウドファンディングサーバ装置2と、クライアント装置3と、インターネットクラウド4と、情報処理装置5と、検討者端末装置6とを備えている。
クラウドファンディングサーバ装置2は、前述したクラウドファンディングを行う際に、プロジェクトの履行を担保することを目的に定められた最低販売額(又は販売目標額)の達成を契約成立条件として、先行販売の形態で広く一般から資金を調達する仕組みを、インターネットを通じて実現する。
クライアント装置3は、インターネットクラウド4を介してクラウドファンディングサーバ装置2に接続されている。
図2は、クラウドファンディングの一例を説明する図である。
図2に示す画面20は、クライアント装置3がウェブブラウザを用いてクラウドファンディングサーバ装置2から取得した、あるクラウドファンディングのウェブページに関する画面である。この画面20は、クライアント装置3に接続されたモニタ3aに表示されている。
画面20に示すクラウドファンディングは、プロジェクトが提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う「購入型」の一例である。具体的には、画面20には、プロジェクト名(図2では、「一緒に火星行きのロケットを開発しませんか?」を表示する表示部20aと、プロジェクトの内容を説明する文書や画像を表示する表示部20bとが表示されている。
また、表示部20bの右側には、プロジェクト実行者(プロジェクトオーナー)の名称を表示する表示部20cと、集まっている金額を表示する表示部20d、当該プロジェクトを支持するサポーター(クラウドファンディングの支持者)、及び当該プロジェクトを締め切るまでの残り時間を表示する表示部20eが表示されている。
また、画面20には、プロジェクトをサポートすることにより得られるリターン(リターン)を表示する表示部20f、20gが表示されている。例えば、サポーターが1000円を支援した場合、当該プロジェクトに関するステッカーがもらえる。サポーターが3000円を支援した場合、当該プロジェクトに関するカレンダーがもらえる。等、金額に応じて様々なリターンが用意されている。
再び図1に戻って説明する。
情報処理装置5は、クラウドファンディングサーバ装置2に接続されている。情報処理装置5は、クラウドファンディングの際にクラウドファンディングサーバ装置2に集められた種々のデータを用いて分析する。具体的には、情報処理装置5は、クラウドファンディングのプロジェクトを実行したときの実行過程や、実行結果を分析する。そして、情報処理装置5は、分析結果を用いて融資や投資を検討する検討者が投資や融資の判断基準となり得るレポート情報(指標)を生成し、出力する。
従って、例えば、まず、プロジェクトファイナンス(紐付きの短期調達)をクラウドファンディングで行ない、その結果を基に、銀行や投資家等がプロジェクトファイナンス(紐付きの長期調達)や、コーポレートファイナンス(紐付き無しの長期調達)を行なっていくという仕組みに、本実施の形態を適用した場合を考える。
この場合には、プロジェクトファイナンス(紐付きの長期調達)やコーポレートファイナンス(紐付き無しの長期調達)を行う際に、情報処理装置5が発行したレポート情報を参照することにより、融資や投資を判断する際の低コストかつ高精度なデューデリジェンスを実施することができる。
検討者端末装置6は、情報処理装置5に接続されている。検討者端末装置6は、検討者が操作する装置である。検討者としては、例えば、銀行員や投資家等が挙げられる。
なお、本実施の形態では、1台のクライアント装置3、検討者端末装置6を図示したが、クライアント装置3の数や検討者端末装置6の数は、特に限定されない。
以下、開示のシステム1をより具体的に説明する。
図3は、実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
情報処理装置5は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス108を介してRAM(Random Access Memory)102と複数の周辺機器が接続されている。
RAM102は、情報処理装置5の主記憶装置として使用される。RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に使用する各種データが格納される。
バス108には、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、ドライブ装置106、及び通信インタフェース107が接続されている。
ハードディスクドライブ103は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込み及び読み出しを行う。ハードディスクドライブ103は、情報処理装置5の二次記憶装置として使用される。ハードディスクドライブ103には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、及び各種データが格納される。なお、二次記憶装置としては、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置104には、モニタ104aが接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ104aの画面に表示させる。モニタ104aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や、液晶表示装置等が挙げられる。
入力インタフェース105には、キーボード105aとマウス105bとが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード105aやマウス105bから送られてくる信号をCPU101に送信する。なお、マウス105bは、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、例えばタッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボール等が挙げられる。
ドライブ装置106は、例えば、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された光ディスクや、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の持ち運び可能な記録媒体に記録されたデータの読み取りを行う。例えば、ドライブ装置106が光学ドライブ装置である場合、レーザ光等を利用して、光ディスク200に記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク200には、Blu−ray(登録商標)、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等が挙げられる。
通信インタフェース107は、ネットワーク100に接続されている。通信インタフェース107は、ネットワーク100を介して、クラウドファンディングサーバ装置2や検討者端末装置6等、他のコンピュータ又は通信機器との間でデータを送受信する。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には情報処理装置5のハードウェア構成を示したが、他のコンピュータも同様のハードウェア構成である。
図3に示すようなハードウェア構成の情報処理装置5内には、以下のような機能が設けられる。
図4は、実施の形態のクラウドファンディングサーバ装置の機能を示すブロック図である。
クラウドファンディングサーバ装置2は、処理部21と、クラウドファンディング情報DB22とを備えている。
処理部21は、クラウドファンディングのプロジェクトが実行される際に収集したデータをクラウドファンディング情報DB22に記憶する。
クラウドファンディング情報DB22にはプロジェクト情報テーブル、リターン情報テーブル、アクセス情報テーブル、販売履歴テーブル、ID登録者テーブルが設けられている。以下、テーブルの内容を順番に説明する。
図5は、プロジェクト情報テーブルを説明する図である。
プロジェクト情報テーブルT1には、プロジェクトに関するプロジェクト情報がテーブル化されて記憶されている。具体的には、プロジェクト情報テーブルT1には、プロジェクト識別ID、名称、登録者ID、最低販売額、開始日時、終了日時、及びプロジェクトページURLの欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
プロジェクト識別IDの欄には、当該プロジェクトを識別するIDが格納されている。
名称の欄には、当該プロジェクトの名称が格納されている。
登録者IDの欄には、当該プロジェクトを登録したプロジェクト実行者のIDが格納されている。
最低販売額の欄には、当該プロジェクトを遂行するために設定した下限の販売額が格納されている。
開始日時の欄には、当該プロジェクトを開始した日時が格納されている。
終了日時の欄には、当該プロジェクトを終了する日時が格納されている。
プロジェクトページURLの欄には、当該プロジェクトの内容を閲覧したり当該プロジェクトをサポートできるウェブページのURLが格納されている。
図6は、リターン情報テーブルを説明する図である。
リターン情報テーブルT2には、サポーターがプロジェクトをサポートしたときに得られるリターンに関するリターン情報がテーブル化されて記憶されている。具体的には、リターン情報テーブルT2には、プロジェクト識別ID、リターンID、名称、販売価額、最大販売数、残り販売数、及びリターン詳細の欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
プロジェクト識別IDの欄には、当該プロジェクトを識別するIDが格納されている。
リターンIDの欄には、リターンを識別するIDが格納されている。
名称の欄には、当該リターンの名称が格納されている。
販売価額の欄には、当該リターンの販売価額が格納されている。
最大販売数の欄には、当該リターンの最大販売数が格納されている。
残り販売数の欄には、当該リターンの残りの販売数が格納されている。
リターン詳細の欄には、当該リターンの詳細を説明する文書が格納されている。
図7は、アクセス情報テーブルを説明する図である。
アクセス情報テーブルT3には、サポーターがクラウドファンディングのウェブページにアクセスしたときのアクセス情報がテーブル化されて記憶されている。具体的には、アクセス情報テーブルT3には、トラッキングID、参照元、閲覧時間、コンバージョン、IPアドレス、ブラウザ、及びデバイスの欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
トラッキングIDの欄には、販売履歴情報と連動させるための、サイトにアクセスしてきたユーザーに自動で割り振るIDが格納されている。
参照元の欄には、当該プロジェクトのウェブページにジャンプしてくる前に閲覧していたウェブページのURLが格納されている。
閲覧時間の欄には、当該プロジェクトのウェブページを閲覧した時間が格納されている。
コンバージョンの欄には、当該プロジェクトのコンバージョンをしたか否かが格納されている。コンバージョンをした場合には「1」が格納される。コンバージョンをしていない場合には「0」が格納される。
IPアドレスの欄には、当該プロジェクトのウェブページにアクセスしたコンピュータのIPアドレスが格納されている。
ブラウザの欄には、当該プロジェクトのウェブページにアクセスしたブラウザの種別が格納されている。
デバイスの欄には、当該プロジェクトのウェブページにアクセスしたデバイスの種別が格納されている。
図8は、販売履歴テーブルを説明する図である。
販売履歴テーブルT4には、サポーターがプロジェクトをサポートしたときにリターンとして販売した商品やサービスの販売履歴情報がテーブル化されて記憶されている。具体的には、販売履歴テーブルT4には、プロジェクト識別ID、購入者ID、販売したリターンID、販売価額、販売日時、決済方法、及びトラッキングIDの欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
プロジェクト識別IDの欄には、販売したプロジェクトのプロジェクト識別IDが格納されている。
購入者IDの欄には、販売したプロジェクトに関する商品やサービスを購入した購入者のIDが格納されている。
販売したリターンIDの欄には、当該プロジェクトを販売したリターンIDが格納されている。
販売価額の欄には、当該プロジェクトを販売した価額が格納されている。
販売日時の欄には、当該プロジェクトを販売した日時が格納されている。
決済方法の欄には、当該プロジェクトに関する商品やサービスを購入したときの決済方法が格納されている。
トラッキングIDの欄には、アクセス情報と連動させるための、サイトにアクセスしてきたユーザーに自動で割り振るIDが格納されている。
図9は、ID登録者テーブルを説明する図である。
ID登録者テーブルT5には、ID登録者情報がテーブル化されて記憶されている。具体的には、ID登録者テーブルT5には、登録者ID、氏名又は名称、住所、生年月日、電話番号、及びメールアドレスの欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
登録者IDの欄には、プロジェクトを登録したプロジェクト実行者のIDが格納されている。
氏名又は名称の欄には、当該プロジェクト実行者の氏名又は名称が格納されている。
住所の欄には、当該プロジェクト実行者の住所が格納されている。
生年月日の欄には、当該プロジェクト実行者が個人である場合の生年月日が格納されている。
電話番号の欄には、当該プロジェクト実行者の電話番号が格納されている。
メールアドレスの欄には、当該プロジェクト実行者のメールアドレスが格納されている。
次に、情報処理装置5の機能を説明する。
図10は、情報処理装置の機能を説明するブロック図である。
情報処理装置5は、処理部51と、生成部52と、出力部53と、プロジェクト分析情報記憶部54と、リターン分析情報記憶部55と、統計情報記憶部56と、認証情報記憶部57とを備えている。
処理部51は、検討者端末装置6から情報処理装置5へのアクセス要求を受け付けると、ログイン処理を実行する。具体的には、処理部51は、アクセス要求を受け付けるとユーザーID及びパスワードの入力画面を検討者端末装置6に接続されたモニタ6aに表示する。利用者によりユーザー及びパスワードが入力されると、認証情報記憶部57に記憶されている情報を用いて認証を行う。認証されれば、処理部51は、クラウドファンディングの初期画面を表示する。この初期画面には、プロジェクト名に関するキーワードの入力を受け付ける入力受付部が含まれている。
検討者が、あるキーワード(プロジェクト検索キー)を入力受付部に入力すると、処理部51は、プロジェクト情報テーブルT1を参照する。そして、処理部51は、入力されたキーワードを含むプロジェクト情報(以下、「該当プロジェクト」と言う)を抽出する。
そして、処理部51は、抽出した該当プロジェクトに関するプロジェクト情報にいくつかの付加情報(後述)を付加したプロジェクト分析情報を生成する。処理部51は、生成したプロジェクト分析情報をプロジェクト分析情報記憶部54に記憶する。
また、処理部51は、該当プロジェクトに関するリターン情報をリターン情報テーブルT2から抽出する。そして、処理部51は、抽出したリターン情報にいくつかの付加情報(後述)を付加したリターン分析情報を生成する。処理部51は、生成したリターン分析情報をリターン分析情報記憶部55に記憶する。
また、処理部51は、プロジェクト情報テーブルT1に記憶されている情報と、販売履歴テーブルT4に記憶されている情報とを用いて当該プロジェクトが成立しているか否かを判断する。具体的には、処理部51は、販売総額をプロジェクトの履行を担保することを目的に定められた最低販売額又は販売目標額と比較する。そして、処理部51は、販売総額が最低販売額又は販売目標額以上である場合、購入者とプロジェクト実行者との間に販売契約が成立し、プロジェクトが成立していると判断する。
生成部52は、処理部51が成立したと判断したプロジェクトについて、検討者がプロジェクトに対する融資又は投資の可否を検討するための指標を生成する。具体的には、生成部52は、クラウドファンディング情報DB22に記憶されている各テーブルを用いて販売額傾向値、販売数傾向値、流入経路傾向値、購入者属性傾向値を求める。
これら4つの傾向値はいずれも、「将来における売上の伸び率に強い相関を表すものとして統計上認められる値」である。具体的には、販売額傾向値は、金額ベースで市場の反響を表す指数である。販売数傾向値は、数量ベースで市場の反響を表す指数である。流入経路傾向値は、潜在市場の多様さ又は偏りを表す指数である。購入者属性傾向値は、購入者属性の多様さ又は偏りを表す指数である。なお、これらの値の求め方については後に詳述する。
そして、生成部52は、統計情報記憶部56に記憶されている過去に行われたプロジェクトに関する各傾向値(販売額傾向値、販売数傾向値、流入経路傾向値、購入者属性傾向値)から求められた標準偏差を用いて、今回生成部52が求めた各傾向値(販売額傾向値、販売数傾向値、流入経路傾向値、購入者属性傾向値)の偏差値を求める。生成部52は、求めた傾向値の偏差値をリターン分析情報記憶部55に記憶する。
次に、プロジェクト分析情報記憶部54と、リターン分析情報記憶部55に記憶されている情報を説明する。
図11は、プロジェクト分析情報を説明する図である。
プロジェクト分析テーブルT6には、プロジェクト分析情報がテーブル化されて記憶されている。具体的には、プロジェクト分析テーブルT6には、プロジェクト識別ID、名称、登録者ID、最低販売額、開始日時、終了日時、プロジェクトページURL、販売総額、販売数合計、プロジェクトステータス、ページビュー分布曲線、成立傾向値、及び成立傾向値偏差値の欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
以下、プロジェクト情報とは異なる部分を説明する。
販売総額の欄には、当該プロジェクトの販売総額が格納されている。
販売数合計の欄には、当該プロジェクトの販売数の合計が格納されている。
プロジェクトステータスの欄には、当該プロジェクトが成功したことを示す「成立」又は当該プロジェクトが失敗したことを示す「不成立」が格納される。
成立傾向値の欄には、販売履歴を用いてプロジェクトの成立度合いを表す値が格納される。この値の一例としては、販売総額の何%が最低販売額を超えて調達された金額であるかが挙げられる。この場合、成立傾向値の計算式は、以下の式(1)で表される。
成立傾向値=(販売総額−最低販売額)/販売総額×100・・・(1)
なお、数値の範囲は、販売総額が最低販売額以上の場合、0以上100未満となる。但し、販売総額が最低販売額に満たない場合、すなわち、プロジェクトが成立しなかった場合の数値はマイナスとなる。
成立傾向値偏差値の欄には、成立傾向値の偏差値が格納される。
図12は、リターン分析情報を説明する図である。
リターン分析テーブルT7には、リターン分析情報がテーブル化されて記憶されている。具体的には、リターン分析テーブルT7には、プロジェクト識別ID、リターンID、名称、販売価額、リターン詳細、売上寄与率、販売数比率、コンバージョン率、購入者属性区分リスト、流入経路区分リスト、売上分布曲線、販売数分布曲線、販売額傾向値、販売額傾向値偏差値、販売数傾向値、販売数傾向値偏差値、流入経路傾向値、流入経路傾向値偏差値、購入者属性傾向値、購入者属性傾向値偏差値、販売数小計、及び販売額小計の欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
なお、購入者属性区分リスト、流入経路区分リストが、分布グラフに関するデータの格納箇所となる。
以下、リターン情報とは異なる部分を説明する。
売上寄与率の欄には、リターン売上/プロジェクト総売上×100で求められる値が格納される。
販売数比率の欄には、リターン販売数/プロジェクト総販売数×100で求められる値が格納される。
コンバージョン率の欄には、プロジェクトページ来訪者の内、それぞれのリターンを購入した人の割合が格納されている。但し、既に購入したサポーター等、当然控除すべきと判断出来るものについてはプロジェクトページ来訪者の数から差し引く。なお、実務的には、全てのユーザーがページにたどり着いた時点でトラッキングIDを付与し、ウェブサイト上での全ての動向を記録して、登録された利用者情報や購入時の入力内容、その他の閲覧履歴などと組み合わせることで精度の高い様々な情報を蓄積することができる。
購入者属性区分リストの欄には、ID登録者の属性情報を用いた購入者分類統計が格納される。
流入経路区分リストの欄には、参照元の分類統計が格納される。
売上分布曲線の欄には、販売金額を時系列散布図にした近似曲線に関する情報が格納されている。
販売数分布曲線の欄には、販売数量を時系列散布図にした近似曲線に関する情報が格納されている。
販売額傾向値の欄には、プロジェクト開始から72時間以内の総プロジェクト期間に対する販売額比率が格納される。ここで、72時間以内としたのは、プロジェクト期間の当初の3日間の傾向を見ると、当該プロジェクトに対する市場の関心がおおまかに分かるからである。しかし、この72時間は一例であり、適用する期間が72時間に限定されないのは言うまでもない。
販売額傾向値偏差値の欄には、販売額傾向値の偏差値が格納される。
販売数傾向値の欄には、プロジェクト開始から72時間以内の総プロジェクト期間に対する販売数量比率が格納される。ここで、72時間以内としたのは、プロジェクト期間の当初の3日間の傾向を見ると、当該プロジェクトに対する市場の関心がおおまかに分かるからである。しかし、この72時間は一例であり、適用する期間が72時間に限定されないのは言うまでもない。
販売数傾向値偏差値の欄には、販売数傾向値の偏差値が格納される。
流入経路傾向値の欄には、流入経路の不偏分散が格納される。
この不偏分散は、以下の式(2)で表される。
Figure 2016091075
ここで、aは、流入経路の各流入元の構成割合(%)である。
流入経路傾向値偏差値の欄には、流入経路傾向値の偏差値が格納される。
購入者属性傾向値の欄には、購入者属性の不偏分散が格納される。
この不偏分散は、以下の式(3)で表される。
Figure 2016091075
ここで、aは、購入者属性の各購入者属性の構成割合(%)である。
購入者属性傾向値偏差値の欄には、購入者属性傾向値の偏差値が格納される。
販売数小計の欄には、リターン毎の販売数合計が格納されている。
販売額小計の欄には、リターン毎の販売額合計が格納されている。
生成部52は、検討者の操作に応じてプロジェクト分析情報とリターン分析情報を用いてレポート情報(指標)を生成する。なお、レポート情報に含まれる情報の内容については、後述する。
出力部53は、生成部52により生成されたレポート情報を検討者端末装置6に送る。これにより、検討者端末装置6は、受信したレポート情報に基づき生成したレポート画面を、検討者端末装置6に接続されたモニタ6aに表示する。
認証情報記憶部57には、検討者からの情報処理装置5へのアクセスを処理部51が認証する際に用いるID及びパスワードの組み合わせが記憶されている。
図13は、レポート情報を説明する図である。
図13に示すレポート画面60は、レポート情報に基づきモニタ6aに表示される画面である。
レポート画面60には、プロジェクト名、プロジェクト期間、プロジェクト実行者、リターン販売総額、最低販売額、プロジェクトステータス、分析対象リターンの欄が設けられている。
プロジェクト名の欄には、プロジェクト分析テーブルT6の名称の欄から取得したプロジェクト名が表示されている。
プロジェクト期間の欄には、プロジェクト分析テーブルT6の開始日時及び終了日時の欄から取得した期間が表示されている。
プロジェクト実行者の欄には、プロジェクト分析テーブルT6のオーナーの登録者IDに基づき特定したプロジェクト実行者名が表示されている。
リターン販売総額の欄には、プロジェクト分析テーブルT6の販売総額の欄から取得した販売総額が表示されている。
最低販売額の欄には、プロジェクト分析テーブルT6の最低販売額の欄から取得した最低販売額が表示されている。
プロジェクトステータスの欄には、プロジェクト分析テーブルT6のプロジェクトステータスの欄から取得したプロジェクトステータスが表示されている。
また、レポート画面60には、反響・需要分析、流入経路等分析、購入者属性分析、リターン詳細のタブが設けられている。
各タブをクリックすることにより、内容を確認することができる。図13に示す例では、反響・需要分析の結果が表示されている。
円グラフ60aは、流入経路等情報の分布を示すグラフであり、円グラフ60bは、購入者属性情報の分布を示す円グラフである。
流入経路等分布タブと購入者属性分析タブをクリックすると、それぞれそのバックデータの表が表示される。
線グラフ60cはPV曲線(全リターン共通)、売上分布曲線、販売数分布曲線である。
線グラフ60cの横軸は時間を示している。縦軸の第一軸は、金額を示している。縦軸の第二軸は、個数及び人数を示している。
また、レポート画面60の下部には、それぞれ販売額、販売数、流入経路、購入者属性、及び成立に関する指標を表示する部位60d、60e、60f、60g、60hが設けられている。
各部位は、傾向値/偏差値を表示している。具体的には、部位60dは、販売額傾向値が「43」であり、販売額傾向値偏差値が「62」であることを示している。部位60eは、販売数傾向値が「37」であり、販売数傾向値偏差値が「56」であることを示している。部位60fは、流入経路傾向値が「237」であり、流入経路傾向値偏差値が「47」であることを示している。部位60gは、購入者属性傾向値が「583」であり、購入者属性傾向値偏差値が「59」であることを示している。部位60hは、成立傾向値が「20」であり、成立傾向値偏差値が「55」であることを示している。
販売額傾向値と販売数傾向値は、大きければ大きいほど市場の反響が大きいことを示している。また、流入経路傾向値と購入者属性傾向値は、大きければ大きいほどその偏りが大きいことを示している。成立傾向値は、大きければ大きいほど、市場の反響が大きいことを示している。
PV推移、売上推移、流入経路、購入者属性、コンバージョン率等からプロジェクトの市場性、成長可能性を読み取ることができる。同時に、リターン同士の比較を行なう事で、リターンを通じたニーズのより詳細な規模や特性を把握することが可能となる。さらに、これまでクラウドファンディングプラットフォームとしてさまざまな事業の資金調達を支援してきた経験から、統計上、傾向値(販売額傾向値、販売数傾向値、流入経路傾向値、購入者属性傾向値)とその後の成長性には強い相関関係があることが示唆されており、それを活用してクラウドファンディング後のプロジェクトの成長について一定の指標を得ることができる。
次に、情報処理装置5の処理をフローチャートを用いて説明する。
図14は、情報処理装置の処理を説明するフローチャートである。
[ステップS1] 処理部51は、検討者端末装置6からのログイン要求に応じてログイン処理を実行する。具体的には、検討者によりユーザーID及びパスワードが入力されると、処理部51は、認証情報記憶部57に記憶されている情報を用いて正当な検討者からのログイン要求か否かを認証する。ID及びパスワードが正しければ、処理部51は、クラウドファンディングの初期画面を検討者端末装置6に接続されたモニタ6aに表示する。
[ステップS2] 処理部51は、プロジェクト検索キーの入力を受け付ける。プロジェクト検索キーが入力されると、ステップS3に遷移する。
[ステップS3] 処理部51及び生成部52は、分析処理を実行する。具体的には、処理部51は、プロジェクトが成立したか否かを判断する。また、プロジェクトが成立したプロジェクトについて生成部52は、プロジェクトの市場性や、成長可能性を判断するレポート情報を生成する。なお、分析処理については、後に詳述する。分析処理が完了すると、ステップS4に遷移する。
[ステップS4] 生成部52は、プロジェクト分析テーブルT6及びリターン分析テーブルT7を参照し、レポート情報を生成する。その後、ステップS5に遷移する。
[ステップS5] 出力部53は、ステップS4にて生成されたレポート情報を検討者端末装置6に出力する。その後、ステップS6に遷移する。
[ステップS6] 処理部51は、検討者の操作に応じてレポート画面60が閉じられると、ステップS7に遷移する。
[ステップS7] 処理部51は、検討者の操作に応じてログアウト処理を実行する。
以上で図14の処理を終了する。
次に、ステップS3の分析処理をフローチャートを用いて説明する。
図15及び図16は、分析処理を説明するフローチャートである。
[ステップS3a] 処理部51は、クラウドファンディング情報DB22に接続する。その後、ステップS3bに遷移する。
[ステップS3b] 初期画面において検討者により入力受付部にキーワードが入力されると、処理部51は、プロジェクト情報テーブルT1の名称の欄を参照し、入力されたキーワードを含む名称のプロジェクト(該当プロジェクト)を検索する。その後、ステップS3cに遷移する。
[ステップS3c] 処理部51は、該当プロジェクトが存在するか否か、すなわち、ステップS3bの検索にて該当プロジェクトが抽出されたか否かを判断する。該当プロジェクトが存在する場合(ステップS3cのYes)、ステップS3dに遷移する。該当プロジェクトが存在しない場合(ステップS3cのNo)、ステップS3rに遷移する。
[ステップS3d] 処理部51は、プロジェクト情報テーブルT1内の該当プロジェクト情報をプロジェクト分析テーブルT6に複写する。その後、ステップS3eに遷移する。
[ステップS3e] 処理部51は、プロジェクト分析テーブルT6を参照し、該当プロジェクト識別ID、及び最低販売額(又は販売目標額)を抽出する。その後、ステップS3fに遷移する。
[ステップS3f] 処理部51は、リターン情報テーブルT2を参照し、該当プロジェクトに関するリターン情報を抽出する。その後、ステップS3gに遷移する。
[ステップS3g] 処理部51は、ステップS3fにて抽出したリターン情報をリターン分析テーブルT7に複写する。その後、ステップS3hに遷移する。
[ステップS3h] 処理部51は、販売履歴テーブルT4を参照し、販売履歴を抽出する。また、処理部51は、販売総額を積算する。その後、ステップS3iに遷移する。
[ステップS3i] 処理部51は、ステップS3eにて抽出した最低販売額及びステップS3hにて求めた販売総額を、前述した式(1)に代入して成立傾向値を算出する。処理部51は、算出した成立傾向値を、プロジェクト分析テーブルT6の成立傾向値の欄に格納する。その後、ステップS3jに遷移する。
[ステップS3j] 処理部51は、統計情報記憶部56に記憶されている統計情報との比較を行い、偏差値を算出する。具体的には、処理部51は、統計情報、即ち過去に行われたプロジェクトの傾向値から求められた標準偏差を用いてステップS3iで算出した成立傾向値の偏差値を求める。その後、ステップS3kに遷移する。
[ステップS3k] 処理部51は、ステップS3jにて算出した偏差値をプロジェクト分析テーブルT6の成立傾向値偏差値の欄に格納する。その後、ステップS3mに遷移する。
[ステップS3m] 処理部51は、該当プロジェクトが成立しているか否かを判断する。具体的には、処理部51は、ステップS3iにて算出した成立傾向値がゼロ又はプラスか否かを判断する。成立傾向値がゼロ又はプラスである場合(ステップS3mのYes)、ステップS3nに遷移する。成立傾向値がマイナスである場合(ステップS3mのNo)、ステップS3qに遷移する。
[ステップS3n] 処理部51は、プロジェクト分析テーブルT6の販売総額の欄に販売総額を格納する。また、処理部51は、プロジェクト分析テーブルT6のプロジェクトステータスの欄に「成立」を格納する。その後、ステップS3pに遷移する。
[ステップS3p] 生成部52は、統計情報との比較及び各種情報を算出並びに格納する分析情報生成処理を実行する。なお、分析情報生成処理については、後に詳述する。分析情報生成処理が終了すると、分析処理を終了する。
[ステップS3q] 処理部51は、プロジェクト分析テーブルT6のプロジェクトステータスの欄に「不成立」を格納する。その後、分析処理を終了する。
[ステップS3r] 処理部51は、該当プロジェクトが存在しない旨をモニタ6aに表示する。そして、処理部51は、ステップS2に遷移して初期画面をモニタ6a表示し、プロジェクト検索キーの入力を待機する。プロジェクト検索キーが入力されると、処理部51はステップS3以降の処理を引き続き実行する。
次に、ステップS3pの分析情報生成処理をフローチャートを用いて説明する。
図17は、分析情報生成処理を説明するフローチャートである。
[ステップS11] 処理部51は、販売履歴テーブルT4を参照し、リターン毎の販売履歴情報を抽出する。その後、ステップS12に遷移する。
[ステップS12] 処理部51は、ステップS11にて抽出したリターン毎の販売履歴情報を用いて売上分布曲線及び販売額傾向値を算出する。処理部51は、算出した売上分布曲線の情報を、リターン分析テーブルT7の売上分布曲線の欄に格納する。また、処理部51は、算出した販売額傾向値を、リターン分析テーブルT7の販売額傾向値の欄に格納する。
また、処理部51は、ステップS11にて抽出したリターン毎の販売履歴情報のうち、販売リターンIDと販売日時の情報を用いて販売数分布曲線および販売数傾向値を算出する。処理部51は、算出した販売数分布曲線の情報を、リターン分析テーブルT7の販売数分布曲線の欄に格納する。また、処理部51は、算出した販売数傾向値を、リターン分析テーブルT7の販売数傾向値の欄に格納する。その後、ステップS13に遷移する。
[ステップS13] 処理部51は、統計情報記憶部56に記憶されている統計情報との比較を行い、偏差値を算出する。具体的には、処理部51は、統計情報、即ち過去に行われたプロジェクトの傾向値から求められた標準偏差を用いてステップS12で算出した販売額傾向値の販売額傾向値偏差値、及び販売数傾向値の販売数傾向値偏差値を求める。その後、ステップS14に遷移する。
[ステップS14] 処理部51は、ステップS13にて算出した各偏差値をリターン分析テーブルT7の販売額傾向値偏差値の欄及び販売数傾向値偏差値の欄に格納する。その後、ステップS15に遷移する。
[ステップS15] 処理部51は、アクセス情報テーブルT3を参照し、リターン毎の流入経路等情報を抽出する。その後、ステップS16に遷移する。
[ステップS16] 処理部51は、ステップS15にて抽出したリターン毎の流入経路等情報を用いて分布グラフ及び流入経路傾向値を算出する。この分布グラフは、流入経路等情報を格納された値ごとに分類して割合をグラフ化したものである。処理部51は、算出した分布グラフの情報を、リターン分析テーブルT7の流入経路区分リストの欄に格納する。また、処理部51は、算出した流入経路傾向値を、リターン分析テーブルT7の流入経路傾向値の欄に格納する。その後、ステップS17に遷移する。
[ステップS17] 処理部51は、統計情報記憶部56に記憶されている統計情報との比較を行い、偏差値を算出する。具体的には、処理部51は、統計情報、即ち過去に行われたプロジェクトの傾向値から求められた標準偏差を用いてステップS16で算出した流入経路傾向値の偏差値を求める。その後、ステップS18に遷移する。
[ステップS18] 処理部51は、ステップS17にて算出した偏差値をリターン分析テーブルT7の流入経路傾向値偏差値の欄に格納する。その後、ステップS19に遷移する。
[ステップS19] 処理部51は、ID登録者テーブルT5を参照し、リターン毎の購入者属性情報を抽出する。その後、ステップS20に遷移する。
[ステップS20] 処理部51は、ステップS19にて抽出したリターン毎の購入者属性情報を用いて分布グラフ及び購入者属性傾向値を算出する。この分布グラフは、購入者属性情報を格納された値ごとに分類して割合をグラフ化したものである。処理部51は、算出した分布グラフの情報を、リターン分析テーブルT7の購入者属性区分リストの欄に格納する。また、処理部51は、購入者属性傾向値を、リターン分析テーブルT7の購入者属性傾向値の欄に格納する。その後、ステップS21に遷移する。
[ステップS21] 処理部51は、統計情報記憶部56に記憶されている統計情報との比較を行い、偏差値を算出する。具体的には、処理部51は、統計情報、即ち過去に行われたプロジェクトの傾向値から求められた標準偏差を用いてステップS20で算出した購入者属性傾向値の偏差値を求める。その後、ステップS22に遷移する。
[ステップS22] 処理部51は、ステップS21にて算出した偏差値をリターン分析テーブルT7の購入者属性傾向値偏差値の欄に格納する。その後、分析情報生成処理を終了する。
なお、各傾向値および偏差値を求める順序は、図17に図示した順序に限られない。例えば、販売額傾向値や販売額傾向値偏差値を求める前に、購入者属性傾向値及び購入者属性傾向値偏差値を求めてもよい。
以上述べたように、本実施の形態のシステム1によれば、クラウドファンディングプロジェクトの実行を行った過程及び結果を活用並びに分析することで、低コストかつ高精度な融資判断又は投資判断の為のデューデリジェンスを実施することができる。これにより、可決となり得るプロジェクトを発見できる可能性を高めることができる。
また、処理部51がステップS4及びステップS5の処理を行った結果、モニタ6aにレポート画面60を表示するようにした。このレポート画面60を検討者が閲覧することにより、融資又は投資をすることによって収益を得ることができるプロジェクトの発見可能性を、より高めることができる。
ここで、収益を得ることができると判断できるものの例としては、ステータスが「成立」で、流入経路が多様且つコンバージョン率が高いもの等が挙げられる。対して、ステータスが「不成立」であるものや、コンバージョン率が低いもの、流入経路が限定されているもの(流入経路傾向値が小さいもの)は収益を得ることが困難であると判断することが望ましい。
なお、情報処理装置5が行った処理が、複数の装置によって分散処理されるようにしてもよい。例えば、1つの装置が、プロジェクトが成立しているか否かを判断し、他の装置が、統計情報との比較及び各種情報の算出並びに格納を行うようにしてもよい。
以上、本発明の情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、情報処理装置5が有する機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等が挙げられる。磁気記憶装置には、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等が挙げられる。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM/RW等が挙げられる。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)等が挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の電子回路で実現することもできる。
1 システム
2 クラウドファンディングサーバ装置
3 クライアント装置
4 インターネットクラウド
5 情報処理装置
6 検討者端末装置
20 画面
21 処理部
22 クラウドファンディング情報DB
51 処理部
52 生成部
53 出力部
54 プロジェクト分析情報記憶部
55 リターン分析情報記憶部
56 統計情報記憶部
57 認証情報記憶部
T1 プロジェクト情報テーブル
T2 リターン情報テーブル
T3 アクセス情報テーブル
T4 販売履歴テーブル
T5 ID登録者テーブル
T6 プロジェクト分析情報テーブル
T7 リターン分析情報テーブル

Claims (9)

  1. クラウドファンディングの対象となる所定の案件の最低販売額又は販売目標額に関する販売目標情報と、前記案件の販売履歴に関する販売履歴情報とを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記販売情報と前記販売履歴情報とを用いて前記案件が成立したか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により成立したと判断された案件について、前記案件に対する融資又は投資の可否を検討するための指標を生成する生成部と、
    前記生成部により生成された指標を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記指標は、将来における売上の伸び率に強い相関を表すものとして統計上認められる値である請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成部は、前記案件に対する販売履歴を用いて金額ベースで市場の反響を表す傾向値を算出し、過去に行われた案件の傾向値から求められた標準偏差を用いて、算出した前記傾向値の偏差値を算出する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成部は、前記案件に対する販売履歴を用いて数量ベースで市場の反響を表す傾向値を算出し、過去に行われた案件の傾向値から求められた標準偏差を用いて、算出した前記傾向値の偏差値を算出する請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記生成部は、前記案件に対する流入経路を用いて潜在市場の多様さ又は偏りを表す傾向値を算出し、過去に行われた案件の傾向値から求められた標準偏差を用いて、算出した前記傾向値の偏差値を算出する請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記生成部は、前記案件に対する購入者の属性を用いて購入者属性の多様さ又は偏りを表す傾向値を算出し、過去に行われた案件の傾向値から求められた標準偏差を用いて、算出した前記傾向値の偏差値を算出する請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記生成部は、前記案件に対するプロジェクトの成立度合いに基づく市場の反響を表す傾向値を算出し、過去に行われた案件の傾向値から求められた標準偏差を用いて、算出した前記傾向値の偏差値を算出する請求項2に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータが、
    クラウドファンディングの対象となる所定の案件の最低販売額又は販売目標額に関する販売目標情報と、前記案件の販売履歴に関する販売履歴情報とを記憶する記憶部に記憶された前記販売情報と前記販売履歴情報とを用いて前記案件が成立したか否かを判断し、
    前記判断により成立したと判断された案件について、前記案件に対する融資又は投資の可否を検討するための指標を生成し、
    前記生成部により生成された指標を出力する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    クラウドファンディングの対象となる所定の案件の最低販売額又は販売目標額に関する販売目標情報と、前記案件の販売履歴に関する販売履歴情報とを記憶する記憶部に記憶された前記販売情報と前記販売履歴情報とを用いて前記案件が成立したか否かを判断し、
    前記判断により成立したと判断された案件について、前記案件に対する融資又は投資の可否を検討するための指標を生成し、
    前記生成部により生成された指標を出力する、
    処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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