JP2019125046A - 事業性評価支援装置、事業性評価支援方法、プログラム、及び事業性評価支援システム - Google Patents

事業性評価支援装置、事業性評価支援方法、プログラム、及び事業性評価支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】 金融機関、資金需要者、出資者等が、未成立や不成立のCF案件に関する情報を広く活用する。【解決手段】 事業性評価支援装置は、記憶部と、クラウドファンディング企業装置から提供されたクラウドファンディング案件に関するクラウドファンディング案件情報を受け付けて前記記憶部に登録する管理部と、前記クラウドファンディング案件に対する出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から取得する取得部と、金融機関装置が選択した前記クラウドファンディング案件について、前記クラウドファンディング案件情報に含まれる事業計画情報及び資金需要者情報、並びに前記出資情報に含まれる出資者の属性情報及び出資状況を表す現況情報を所定のアルゴリズムを用いて分析して事業性評価情報を生成して前記金融機関装置に供給する生成部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、事業性評価支援装置、事業性評価支援方法、プログラム、及び事業性評価支援システムに関する。
平成26年に閣議決定された「日本再興戦略」に応じ、金融機関に対しては「平成26年度金融モニタリング基本方針」において、事業の内容や成長可能性などを適切に評価(事業性評価)することが求められた。
しかしながら、金融機関の融資審査は旧来から担保や財務評価が重視されており、事業性そのものが適切に評価されているとは言い難い状況にある。実際、現在の信用金庫や信用組合における中小企業向け貸出金残高は微増に止まっており、融資審査に事業性を反映させることが困難であることを物語っている。
ところで、スタートアップ企業や新事業を立上げる個人等(以下、両者を一括して資金需要者と称する)が利用可能な資金調達方法として、クラウドファンディング(以下、CFと略称する)の普及が進んでおり、平成24年から平成28年までの5年間のCFによる支援金額は6倍以上の伸びを見せている。
CFは、サービスや商品等の購入を希望する多数の一般人(以下、出資者と称する)が資金需要者やその事業内容を見極めて出資してもよいCF案件であるか否かを判断している。したがって、資金需要者にとってファンドが成立したCF案件については、募集金額を調達することができることに加えて、事業内容(サービス、商品等)に対して需要やマーケットが存在していることを確認できる。
このため、金融機関が資金需要者に対する融資審査を行なうに際して、資金需要者が利用したCFによる資金調達状況を参考にして、資金需要者が行う事業の事業性を評価する提案がなされている。
例えば特許文献1には、成立済みのCF案件に対する投資の可否を表す指数を金融機関に対して提供する発明が開示されている。
特許第5733869号公報
特許文献1に記載の発明では、成立済みのCF案件に対する投資の可否を表す指数を、金融機関に提供するに過ぎず、出資者を募集している未成立のCF案件や募集期間が終了した不成立のCF案件に対する資金調達状況が、金融機関だけでなく、資金需要者や出資者等にも広く活用されているとは言い難い。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、金融機関、資金需要者、出資者等が、未成立や不成立のCF案件に関する情報を広く活用できるようにすることを目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記課題を解決すべく、本発明の一態様に係る事業性評価支援装置は、記憶部と、クラウドファンディング企業装置から提供されたクラウドファンディング案件に関するクラウドファンディング案件情報を受け付けて前記記憶部に登録する管理部と、前記クラウドファンディング案件に対する出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から取得する取得部と、金融機関装置が選択した前記クラウドファンディング案件について、前記クラウドファンディング案件情報に含まれる事業計画情報及び資金需要者情報、並びに前記出資情報に含まれる出資者の属性情報及び出資状況を表す現況情報を所定のアルゴリズムを用いて分析して事業性評価情報を生成して前記金融機関装置に供給する生成部と、を備えることを特徴とする。
前記管理部は、前記金融機関装置が指定する検索条件に合致する前記クラウドファンディング案件の一覧を生成して前記金融機関装置に供給することができ、前記生成部は、前記一覧から金融機関装置が選択した前記クラウドファンディング案件について、前記事業性評価情報を生成することができる。
前記現況情報には、目標金額に対する出資金額の割合を表す達成率が含まれ、前記事業計画情報には、募集期間が含まれ、前記管理部は、前記金融機関装置が指定する前記検索条件に成立状況が含まれている場合、前記達成率と前記募集期間に基づいて、前記クラウドファンディング案件の成立状況を判断して前記一覧を生成することができる。
前記事業計画情報には、募集期間が含まれ、前記管理部は、前記金融機関装置が指定する前記検索条件に募集期間が含まれている場合、前記事業計画情報に含まれる前記募集期間に基づいて、前記クラウドファンディング案件の前記一覧を生成することができる。
前記現況情報には、目標金額に対する出資金額の割合を表す達成率が含まれ、前記管理部は、前記金融機関装置が指定する前記検索条件に達成率が含まれている場合、前記事業現況情報に含まれる前記達成率に基づいて、前記クラウドファンディング案件の前記一覧を生成することができる。
前記資金需要者情報には、資金需要者が過去にクラウドファンディングを申し込んだ件数を表す過去件数が含まれ、前記管理部は、前記金融機関装置が指定する前記検索条件に前記過去件数が含まれている場合、前記資金需要者情報に含まれる前記過去件数に基づいて、前記クラウドファンディング案件の前記一覧を生成することができる。
前記管理部は、同一の資金需要者が過去に申し込んだ前記クラウドファンディング案件の前記一覧を生成することができる。
前記取得部は、前記金融機関装置からの前記事業性評価情報の要求に応じて前記出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から取得することができる。
前記取得部は、登録された前記クラウドファンディング案件に対する前記出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から予め設定したタイミングで取得することができる。
前記管理部は、前記クラウドファンディング案件情報を出資者装置に供給することができる。
本発明の他の態様に係る事業性評価支援方法は、クラウドファンディング企業装置から提供されたクラウドファンディング案件に関するクラウドファンディング案件情報を受け付ける受付ステップと、前記クラウドファンディング案件情報を記憶部に登録する登録ステップと、前記クラウドファンディング案件に対する出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から取得する取得ステップと、金融機関装置が選択した前記クラウドファンディング案件について、前記クラウドファンディング案件情報に含まれる事業計画情報及び資金需要者情報、並びに前記出資情報に含まれる出資者の属性情報及び出資状況を表す現況情報を所定のアルゴリズムを用いて分析して事業性評価情報を生成する生成ステップと、生成した前記事業性評価情報を前記金融機関装置に供給する供給ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明のさらに他の態様に係るプログラムは、コンピュータを、クラウドファンディング企業装置から提供されたクラウドファンディング案件に関するクラウドファンディング案件情報を受け付けて記憶部に登録する管理部と、前記クラウドファンディング案件に対する出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から取得する取得部と、金融機関装置が選択した前記クラウドファンディング案件について、前記クラウドファンディング案件情報に含まれる事業計画情報及び資金需要者情報、並びに前記出資情報に含まれる出資者の属性情報及び出資状況を表す現況情報を所定のアルゴリズムを用いて分析して事業性評価情報を生成して前記金融機関装置に供給する生成部と、して機能させることを特徴とする。
本発明のさらに他の態様に係る事業性評価支援システムは、事業性評価支援装置と、クラウドファンディング企業が用いるクラウドファンディング企業装置と、金融機関が用いる金融機関装置と、を含む事業性評価支援システムにおいて、前記事業性評価支援装置は、記憶部と、クラウドファンディング企業装置から提供されたクラウドファンディング案件に関するクラウドファンディング案件情報を受け付けて前記記憶部に登録する管理部と、前記クラウドファンディング案件に対する出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から取得する取得部と、前記金融機関装置が選択した前記クラウドファンディング案件について、前記クラウドファンディング案件情報に含まれる事業計画情報及び資金需要者情報、並びに前記出資情報に含まれる出資者の属性情報及び出資状況を表す現況情報を所定のアルゴリズムを用いて分析して事業性評価情報を生成して前記金融機関装置に供給する生成部と、前記クラウドファンディング企業装置は、資金需要者からクラウドファンディング案件の申し込みを受け付けて前記クラウドファンディング案件情報を前記事業性評価支援装置に提供する提供部と、前記事業性評価支援装置からの要求に応じて前記クラウドファンディング案件に対する前記出資情報を通知する通知部と、を備え、前記金融機関装置は、前記事業性評価支援装置に対して前記事業性評価情報を要求する要求部を、備えることを特徴とする。
本発明によれば、金融機関、資金需要者、出資者等が、未成立や不成立のCF案件に関する情報を広く活用することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係る一実施の形態である事業性評価支援システムの全体の構成例を示す図である。 事業性評価支援装置の構成例を示すブロック図である。 CF企業TBLのデータ構造の一例を示す図である。 金融機関TBLのデータ構造の一例を示す図である。 CF案件DBのデータ構造の一例を示す図である。 資金需要者DBのデータ構造の一例を示す図である。 出資者DBのデータ構造の一例を示す図である。 分析結果DBのデータ構造の一例を示す図である。 CF企業装置の構成例を示すブロック図である。 終了案件DBのデータ構造の一例を示す図である。 金融機関装置の構成例を示すブロック図である。 事業性評価情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 事業性評価支援システムによる処理の一例を説明するシーケンス図である。 CF案件登録処理の一例を説明するフローチャートである。 出資者登録処理の一例を説明するフローチャートである。 出資情報取得処理の一例を説明するフローチャートである。 事業性評価情報提示処理の一例を説明するフローチャートである。 CF案件一覧画面の表示例を示す図である。 事業性評価情報閲覧画面の表示例を示す図である。 事業性評価データ参照画面の表示例を示す図である。 一覧要求画面の表示例を示す図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、本発明に係る一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、一実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、「Aからなる」、「Aよりなる」、「Aを有する」、「Aを含む」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。
<本発明に係る一実施の形態である事業性評価支援システムの構成例>
図1は、本発明に係る一実施の形態である事業性評価支援システムの構成例を示している。
該事業性評価支援システムは、インターネット1に接続された事業性評価支援装置10、1台以上のCF企業装置20、1台以上の出資者装置30、1台以上の金融機関装置40、及び、1台以上の資金需要者装置50から構成される。なお、以下に説明する実施の形態では、CF企業装置20、出資者装置30、金融機関装置40、及び資金需要者装置50は、複数台存在しているものとして説明する。
事業性評価支援装置10は、サーバコンピュータや一般的なコンピュータから成る。事業性評価支援装置10は、複数のCF企業装置20から提供されるCF案件情報及び出資情報に基づき、CF案件(CFを申し込んだ資金需要者が、出資者から集めた資金によって実施を計画している事業)に対する事業性評価情報を生成し、生成した事業性評価情報を複数の金融機関に対して提供するものである。事業性評価支援装置10の構成例については後述する。
CF企業装置20は、サーバコンピュータや一般的なコンピュータから成る。CF企業装置20は、CF企業にて用いられ、資金需要者からのCFの申し込みに応じ、CF案件の事業計画をWebサイト等で公開して出資者を募り、出資者から集めた出資金を資金需要者に供給する。
また、CF企業装置20は、事業性評価支援装置10に対してCF案件情報を提供する。該CF案件情報には、資金需要者がCFによって集めた資金を用いて計画している事業内容を表す事業計画情報と、該資金需要者の属性情報が含まれる。さらに、CF企業装置20は、事業性評価支援装置10からの要求に応じて出資情報を供給する。該出資情報には、CF案件に対する出資者からの出資状況を表す現況情報と、該出資者の属性情報が含まれる。CF企業装置20の構成例については後述する。
出資者装置30は、PC、スマートフォン、タブレット等の一般的なコンピュータから成る。出資者装置30は、出資者に用いられる。出資者は、出資者装置30を用いてCF企業装置20や事業性評価支援装置10に接続し、CF企業が出資者を募っているCF案件に関する情報を閲覧し、資金需要者の事業計画を見極めて出資するか否かを判断する。
金融機関装置40は、サーバコンピュータや一般的なコンピュータから成る。金融機関装置40は、金融機関にて用いられる。金融機関装置40は、事業性評価支援装置10に接続し、CF案件情報や、CF案件の事業に対する事業性評価情報を取得することができる。また、金融機関装置40は、事業性評価情報に基づいて資金需要者に対する融資審査を行うことができる。
資金需要者装置50は、PC、スマートフォン、タブレット等の一般的なコンピュータから成る。資金需要者装置50は、CFを利用したい資金需要者に用いられる。資金需要者は、資金需要者装置50を用いてCF企業装置20に接続し、CFを申し込むことができる。
次に、図2は、事業性評価支援装置10の構成例を示している。事業性評価支援装置10は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を有する。
制御部11は、事業性評価支援装置10による各処理と機能を総合的に制御する。制御部11は、認証部111、CF案件管理部112、CF案件情報分析部113、出資情報取得部114、現況情報処理部115、属性情報処理部116、及び事業性評価部117を有する。
認証部111は、他の装置(CF企業装置20、出資者装置30、金融機関装置40等)からの事業性評価支援装置10に対するアクセスの可否を判断する。また、認証部111は、他の装置のユーザを事業性評価支援装置10に登録する。例えば、認証部111は、出資者装置30を用いて事業性評価支援装置10にアクセスし、CF案件情報の閲覧を希望する出資者の登録を受け付けて、該出資者の属性情報を記憶部12の出資者DB125に登録する。
CF案件管理部112(本発明の管理部に相当する)は、CF企業装置20から提供されるCF案件情報を管理する。具体的には、CF案件管理部112は、CF案件情報を受け付けて、記憶部12のCF案件DB123に登録したり、Webサイト上で公開したりする。さらに、CF案件管理部112は、CF案件DB123に登録されているCF案件の一覧を出資者装置30や金融機関装置40に供給する。
CF案件情報には、事業計画情報(案件名称、事業概要、ファンド形態、申込者ID、申込日、募集金額、手数料率、募集開始日、募集終了日等)及び資金需要者情報(申込者名、住所、連絡先、過去にCFを申し込んだ件数等)が含まれているものとする。
CF案件情報分析部113は、CF案件情報を分析し、分析結果を記憶部12の分析結果DB126に記録する。例えば、CF案件情報分析部113は、CF案件情報に含まれる事業計画情報を分析して事業のカテゴリを分類して類似する他のCF案件を特定したり、CF案件情報に含まれる資金需要者情報を分析して、該資金需要者が過去に申し込んだCF案件を特定したりする。なお、事業計画情報の中に予めカテゴリ情報を含めるようにしてもよい。
出資情報取得部114(本発明の取得部に相当する)は、予め設定した所定のタイミング(例えば、1日1回所定の時刻)でCF企業装置20に対して出資情報を要求し、この要求に応じて供給される出資情報を取得する。現況情報処理部115は、出資情報に含まれる現況情報(CF案件に対する現在の出資金額、出資口数、達成率等)をCF案件DB123に登録する。
属性情報処理部116は、出資情報に含まれる出資者の属性情報(性別、年齢、住所、出資回数等)を、記憶部12の出資者DB125に登録する。また、属性情報処理部116は、出資者の属性情報を分析する。例えば、属性情報処理部116は、当該CF案件の出資者の男女構成、年代構成を算出したり、居住地や出資回数等を集計したりする。さらに、属性情報処理部116は、出資者の属性情報の分析結果を記憶部12の分析結果DB126に記録する。
事業性評価部117(本発明の生成部に相当する)は、成立済み、未成立(出資者募集期間中)、及び不成立(出資者募集期間終了)のCF案件について、CF案件情報と出資情報の分析結果を用い、所定のアルゴリズムに従って事業性評価情報を生成し、生成した事業性評価情報を金融機関装置40に供給する。例えば、事業性評価部117は、CF案件に対する評価ランクや将来性予想を含む事業性評価情報を生成する。
記憶部12は、CF企業TBL(テーブル)121、金融機関TBL122、CF案件DB(データベース)123、資金需要者DB124、出資者DB125、分析結果DB126、及び一時保管ファイル127を記憶する。
CF企業TBL121には、CF企業に関する情報が記録される。金融機関TBL122には、金融機関の支店単位の情報が記録される。CF案件DB123には、CF案件に関する情報が記録される。資金需要者DB124には、資金需要者に関する情報が記録される。出資者DB125には、出資者に関する情報が記録される。分析結果DB126には、CF案件情報や出資情報の分析結果が記録される。一時保管ファイル127には、金融機関装置40に供給されるCF案件の事業性評価情報が一時的に記録され、所定のタイミング(例えば、金融機関装置40に送信した直後、1日1回所定の時刻等)で消去される。
通信部13は、インターネット1を介してCF企業装置20、出資者装置30、金融機関装置40等と通信を行う。制御部11の各機能部は、通信部13を介して、他の装置と各種の情報を通信する。
なお、制御部11が有する認証部111、CF案件管理部112、CF案件情報分析部113、出資情報取得部114、現況情報処理部115、属性情報処理部116、及び事業性評価部117と、記憶部12が記憶するCF企業TBL121、金融機関TBL122、CF案件DB123、資金需要者DB124、出資者DB125、分析結果DB126、及び一時保管ファイル127との全て又は一部を、所謂、クラウドサーバ上に配置するようにしてもよい。
図3は、CF企業TBL121のデータ構造の一例を示している。CF企業TBL121には、CF企業に関する情報を記録するため、企業IDフィールド1211、企業名フィールド1212、住所フィールド1213、連絡先フィールド1214、暗証番号フィールド1215等が設けられている。
企業IDフィールド1211には、CF企業に対して識別子として付与された企業IDが記録される。企業名フィールド1212には、該CF企業の企業名が記録される。住所フィールド1213には、該CF企業の住所が記録される。連絡先フィールド1214には、該CF企業の連絡先(担当者、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス等)が記録される。暗証番号フィールド1215には、該CF企業にて用いられるCF企業装置20が事業性評価支援装置10にアクセスするときの暗証番号が記録される。
図4は、金融機関TBL122のデータ構造の一例を示している。金融機関TBL122には、金融機関の支店単位の情報を記録するため、金融機関コードフィールド1221、支店コードフィールド1222、金融機関名称フィールド1223、支店名称フィールド1224、住所フィールド1225、連絡先フィールド1226、営業エリアフィールド1227、暗証番号フィールド1228等が設けられている。
金融機関コードフィールド1221には、金融機関に付与された金融機関コードが記録される。支店コードフィールド1222には、該金融機関の支店に付与された支店コードが記録される。金融機関名称フィールド1223には、該金融機関の名称が記録される。支店名称フィールド1224には、該支店の名称が記録される。住所フィールド1225には、該支店の住所が記録される。連絡先フィールド1226には、該支店の連絡先(担当者、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス等)が記録される。営業エリアフィールド1227には、該支店の営業エリアが記録される。暗証番号フィールド1228には、該支店にて用いられる金融機関装置40が事業性評価支援装置10にアクセスするときの暗証番号が記録される。
図5は、CF案件DB123のデータ構造の一例を示している。CF案件DB123には、CF案件に関する情報を記録するため、案件IDフィールド1231、案件名称フィールド1232、案件概要フィールド1233、申込者IDフィールド1234、申込日フィールド1235、募集金額フィールド1236、手数料率フィールド1237、募集開始日フィールド1238、募集終了日フィールド1239、ファンド形態フィールド12310、出資金額フィールド12311、出資口数フィールド12312、企業IDフィールド12313等が設けられている。
案件IDフィールド1231には、CF案件に識別子として付与された案件IDが記録される。案件名称フィールド1232には、該CF案件の名称が記録される。案件概要フィールド1233には、該CF案件の概要が記録される。この概要には、出資者に対するリターン内容(商品の割引販売、配当金等)についての情報も含まれる。申込者IDフィールド1234には、該CF案件を申し込んだ申込者(資金需要者)に付与された申込者IDが記録される。申込日フィールド1235には、申込者が該CF案件の申し込みを行った日付が記録される。募集金額フィールド1236には、該CF案件の募集金額が記録される。手数料率フィールド1237には、該CF案件の募集金額に対するCF企業の手数料率が記録される。募集開始日フィールド1238には、該CF案件の募集開始日が記録される。募集終了日フィールド1239には、該CF案件の募集終了日が記録される。ファンド形態フィールド12310には、該CF案件のファンド形態(寄付型、購入型、投資型等)が記録される。出資金額フィールド12311には、該CF案件に対する各出資者からの出資金の合計金額が記録される。出資口数フィールド12312には、該CF案件に対する各出資者の出資者IDと出資口数が記録される。CF企業IDフィールド12313には、該CF案件が申し込まれたCF企業の企業IDが記録される。
図6は、資金需要者DB124のデータ構造の一例を示している。資金需要者DB124には、CF案件を申し込んだ申込者(資金需要者)に関する属性情報を記録するため、申込者IDフィールド1241、法人個人種別フィールド1242、申込者名フィールド1243、住所フィールド1244、連絡先フィールド1245、暗証番号フィールド1246等が設けられている。さらに、資金需要者DB124には、該申込者が申し込んだCF案件に関する情報を記録するため、申込連番フィールド1247、案件IDフィールド1248、申込日フィールド1249等が設けられている。なお、申込連番フィールド1247乃至申込日フィールド1249は、該申込者が申し込みを行ったCF案件の数だけ設けられる。
申込者IDフィールド1241には、CF案件を申し込んだ申込者に対して識別子として付与された申込者IDが記録される。法人個人種別フィールド1242には、該申込者の種別(法人又は個人)が記録される。申込者名フィールド1243には、該申込者の名前が記録される。住所フィールド1244には、該申込者の住所が記録される。連絡先フィールド1245には、該申込者の連絡先(担当者(法人の場合)、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス等)が記録される。暗証番号フィールド1246には、該申込者が資金需要者装置50を用いて事業性評価支援装置10にアクセスするときの暗証番号が記録される。
申込連番フィールド1247には、該申込者によるCF案件の申し込みに対して付与された申込連番が記録される。案件IDフィールド1248には、該申込連番に対応するCF案件の案件IDが記録される。申込日フィールド1249には、該申込連番に対応するCF案件の申込日が記録される。
図7は、出資者DB125のデータ構造の一例を示している。出資者DB125には、出資者の属性情報を記録するため、出資者IDフィールド1251、出資者名フィールド1252、住所フィールド1253、連絡先フィールド1254、性別フィールド1255、年齢フィールド1256、暗証番号フィールド1257等が設けられている。さらに、出資者DB125には、出資者が出資を申し込んだCF案件に関する情報を記録するため、案件IDフィールド1258、申込日フィールド1259、決済情報フィールド12510等が設けられている。なお、案件IDフィールド1258乃至決済情報フィールド12510は、該出資者が出資を申し込んだCF案件の数だけ設けられる。
出資者IDフィールド1251には、出資者に対して識別子として付与された出資者IDが記録される。出資者名フィールド1252には、該出資者の名前が記録される。住所フィールド1253には、該出資者の住所が記録される。連絡先フィールド1254には、該出資者の連絡先(電話番号、FAX番号、電子メールアドレス等)が記録される。性別フィールド1255には、該出資者の性別が記録される。年齢フィールド1256には、該出資者の年齢が記録される。暗証番号フィールド1257には、該出資者が出資者装置30を用いて事業性評価支援装置10にアクセスするときの暗証番号が記録される。
案件IDフィールド1258には、該出資者が出資を申し込んだCF案件の案件IDが記録される。申込日フィールド1259には、該出資者が該CF案件に出資の申し込みを行った日付が記録される。決済情報フィールド12510には、該出資者の決済情報(クレジットカード情報等)が記録される。
図8は、分析結果DB126のデータ構造の一例を示している。分析結果DB126には、CF案件情報分析部113によるCF案件情報の分析結果や属性情報処理部116による出資者の属性情報の分析結果等を記録するため、案件IDフィールド1261、分析日フィールド1262、分析項目フィールド1263、分析結果フィールド1264等が設けられている。なお、分析項目フィールド1263及び分析結果フィールド1264は、分析項目の数だけ設けられる。
案件IDフィールド1261には、分析されたCF案件の案件IDが記録される。分析日フィールド1262には、分析を行った日付が記録される。分析項目フィールド1263には、CF案件情報や出資情報の分析項目が記録される。例えば、分析項目としては、CF案件のカテゴリ毎の件数、各CF案件の達成率、各CF案件の出資者の属性の集計結果等を挙げることができる。分析結果フィールド1264には、分析項目フィールド1263に記録された分析項目の分析結果が記録される。
次に、図9は、CF企業装置20の構成例を示している。CF企業装置20は、制御部21、記憶部22、及び通信部23を有する。
制御部21は、CF企業装置20による各処理と機能を総合的に制御する。制御部21は、CF案件受付審査部211、出資受付部212、事業資金管理部213、CF案件情報提供部214、及び出資情報提供部215を有する。
CF案件受付審査部211は、資金需要者から申し込まれたCF案件の受付、審査を行い、対応するCF案件情報(事業計画情報と資金需要者情報)を記憶部22のCF案件DB221に登録する。
出資受付部212は、CF案件に対する出資者からの出資の申し込みを受け付けて、該出資者の属性情報や出資金額等を記憶部22の出資者DB223に登録する。
事業資金管理部213は、成立したCF案件に対する出資者からの出資金と、資金需要者に対する資金の貸付と返済を管理する。
CF案件情報提供部214(本発明の提供部に相当する)は、事業性評価支援装置10に対してCF案件情報を提供する。出資情報提供部215(本発明の通知部に相当する)は、事業性評価支援装置10からの要求に応じ、CF案件に関する出資情報(現況情報と出資者の属性情報)を提供する。
記憶部22は、CF案件DB221、資金需要者DB222、出資者DB223、及び終了案件DB224を記憶する。
CF案件DB221には、資金需要者から申し込まれたCF案件に関する情報が記録される。なお、CF案件DB221のデータ構造は、事業性評価支援装置10におけるCF案件DB123のデータ構造(図5)と同様なのでその説明は省略する。
資金需要者DB222には、資金需要者に関する情報が記録される。なお、資金需要者DB222のデータ構造は、事業性評価支援装置10における資金需要者DB124のデータ構造(図6)と同様なのでその説明は省略する。
出資者DB223には、出資者に関する情報が記録される。なお、出資者DB223のデータ構造は、事業性評価支援装置10における出資者DB125のデータ構造(図7)と同様なのでその説明は省略する。
終了案件DB224には、出資者の募集期間が終了しているCF案件に関する情報が記録される。終了案件DB224のデータ構造については後述する。
通信部23は、インターネット1を介して事業性評価支援装置10、出資者装置30、金融機関装置40、資金需要者装置50等と通信を行う。制御部21の各機能部は、通信部23を介して、他の装置と各種の情報を通信する。
なお、制御部21が有するCF案件受付審査部211、出資受付部212、事業資金管理部213、CF案件情報提供部214、及び出資情報提供部215と、記憶部22が記憶するCF案件DB221、資金需要者DB222、出資者DB223、及び終了案件DB224との全て又は一部を、所謂、クラウドサーバ上に配置するようにしてもよい。
図10は、終了案件DB224のデータ構造の一例を示している。終了案件DB224には、出資者の募集期間が終了しているCF案件に関する情報を記録するため、案件IDフィールド2241、成否フラグフィールド2242、事業資金払込日フィールド2243、提携フラグフィールド2244、提携金融機関フィールド2245、提携金額フィールド2246、申込者IDフィールド2247、リターンフラグフィールド2248、リターン実行日フィールド2249、達成率フィールド22410等が設けられている。
案件IDフィールド2241には、出資者の募集期間が終了しているCF案件に対して付与された案件IDが記録される。成否フラグフィールド2242には、該CF案件が成立したか否かを表すフラグが記録される。事業資金払込日フィールド2243には、該CF案件が成立したCF案件である場合、出資される事業資金の払込日が記録される。提携フラグフィールド2244には、該CF案件に対して金融機関が提携して融資するか否かを表すフラグが記録される。提携金融機関フィールド2245には、該CF案件に対して提携して融資を行う金融機関の金融機関コードが記録される。提携金額フィールド2246には、提携した金融機関による融資金額が記録される。申込者IDフィールド2247には、該CF案件の申込者を表す申込者IDが記録される。リターンフラグフィールド2248には、該CF案件の出資者に対するリターン(商品の発送、配当金の振込み等)が実行済みであるか否かを表すフラグが記録される。リターン実行日フィールド2249には、リターンの実行日又は実行予定日が記録される。達成率フィールド22410には、該CF案件が不成立であった場合の達成率(募集金額に対する出資金額の割合)が記録される。
次に、図11は、金融機関装置40の構成例を示している。金融機関装置40は、制御部41、記憶部42、通信部43、表示部44、及び入力部45を有する。
制御部41は、金融機関装置40による各処理と機能を総合的に制御する。制御部41は、審査部411、及び事業性評価情報取得部412を有する。
審査部411は、資金需要者に対する融資の可否を審査する。事業性評価情報取得部412(本発明の要求部に相当する)は、事業性評価支援装置10から供給される事業性評価情報を取得して記憶部42の事業性評価情報DB422に登録する。
記憶部42は、CF案件DB421、及び事業性評価情報DB422を記憶する。
CF案件DB421には、金融機関装置40を用いて閲覧されたCF案件に関する情報が記録される。なお、CF案件DB421のデータ構造は、事業性評価支援装置10におけるCF案件DB123のデータ構造(図5)と同様なのでその説明は省略する。
事業性評価情報DB422には、事業性評価支援装置10から供給される事業性評価情報が記録される。事業性評価情報DB422のデータ構造については後述する。
通信部43は、インターネット1を介して事業性評価支援装置10、CF企業装置20等と通信を行う。制御部41の各機能部は、通信部43を介して、他の装置と各種の情報を通信する。
表示部44は、事業性評価情報等の画面を表示する。表示部44は、例えば、液晶ディスプレイ等から成る。
入力部45は、ユーザの操作を受け付ける。入力部45は、例えば、キーボード、マウス等から成る。
なお、制御部41が有する審査部411及び事業性評価情報取得部412と、記憶部42が記憶するCF案件DB421及び事業性評価情報DB422との全て又は一部を、所謂、クラウドサーバ上に配置するようにしてもよい。
図12は、事業性評価情報DB422のデータ構造の一例を示している。事業性評価情報DB422には、案件IDフィールド4221、情報取得日フィールド4222、募集金額フィールド4223、現在金額フィールド4224、出資口数フィールド4225、達成率フィールド4226、評価ランクフィールド4227、将来性予想フィールド4228等が設けられている。
案件IDフィールド4221には、該事業性評価情報に対応するCF案件の案件IDが記録される。情報取得日フィールド4222には、該事業性評価情報を事業性評価支援装置10から取得した日付が記録される。募集金額フィールド4223には、該CF案件の募集金額が記録される。現在金額フィールド4224には、情報取得日現在の出資金額が記録される。出資口数フィールド4225には、情報取得日現在の出資口数が記録される。達成率フィールド4226には、情報取得日現在の達成率(募集金額に対する出資金額の割合)が記録される。評価ランクフィールド4227には、評価ランクが記録される。将来性予想フィールド4228には、将来性予想が記録される。
<事業性評価支援システムによる処理の流れ>
次に、事業性評価支援システムによる処理の流れを説明する。図13は、事業性評価支援システムによる処理の一例を説明するシーケンス図である。
はじめに、資金需要者が新規事業等の資金調達を目的として、資金需要者装置50を用いてCF企業装置20に接続し、CFの申し込みを行う(ステップS1)。この際、資金需要者装置50は、事業計画情報及び資金需要者情報を含むCF案件情報をCF企業装置20に送信する。
CF企業装置20では、案件受付審査部211が、該CF案件情報を受け付けて該資金需要者が申込資格等に適合しているか否かの審査を行う。そして、該資金需要者が申込資格等に適合している場合、CF企業装置20のCF案件情報提供部214が、CF案件情報を事業性評価支援装置10に提供する。事業性評価支援装置10では、CF案件管理部112が該CF案件情報を受け付けてCF案件DB123に登録する(ステップS2)。また、CF案件情報分析部113が、CF案件DB123に登録されたCF案件情報の分析を開始する。なお、ステップS2処理の詳細については、図14を参照して後述する。
CF案件情報をCF案件DB123に登録したことにより、この後、事業性評価支援装置10は、出資者装置30や金融機関装置40に対してCF案件の公開が可能となる。
次に、出資者がCF案件を閲覧する目的で、出資者装置30を用いて事業性評価支援装置10にアクセスすると、事業性評価支援装置10は、認証部111による出資者の認証処理を経た後、出資者装置30に対して、CF案件DB123に登録されているCF案件を公開する。これにより、出資者装置30は、CF案件を閲覧することができる(ステップS3)。なお、認証部111による出資者の認証処理を含む出資者登録処理については、図15を参照して後述する。
次に、事業性評価支援装置10によって公開されたCF案件を閲覧した出資者が、事業性や将来性があり、リターンが期待できると判断したCF案件を見つけた場合、出資者装置30を用いてCF企業装置20に接続し、CF案件に対する出資申し込みを行う(ステップS4)。
この出資申し込みは、CF企業装置20の出資受付部212が受け付ける。そして、出資受付部212は、CF案件DB221における、該出資申し込みに対応するCF案件の現在金額フィールド及び出資口数フィールドの記録を更新する。さらに、出資受付部212は、出資申し込みを行った出資者の属性情報を出資者DB223に登録する。
次に、事業性評価支援装置10の出資情報取得部114は、CF案件DB123に登録されているCF案件に関する出資情報を、CF企業装置20から周期的に取得する(ステップS5)。なお、ステップS5における出資情報を取得する処理については、図16を参照して後述する。
出資情報を取得した事業性評価支援装置10では、現況情報処理部115が、出資情報に含まれる現況情報に基づき、CF案件DB123の該CF案件に関する現在の出資金額と出資口数を更新するとともに、現況情報を分析して分析結果を分析結果DB126に登録する。また、属性情報処理部116が、出資情報に含まれる出資者の属性情報を、出資者DB125に登録するとともに、出資者の属性情報を分析して分析結果を分析結果DB126に登録する(ステップS6)。
この後、金融機関が、融資の対象とするCF案件や出資需要者の掘起しを行なう目的で、金融機関装置40を用いて事業性評価支援装置10にアクセスし、事業性評価支援装置10に登録されているCF案件の一覧を閲覧する。そして、金融機関が、閲覧したCF案件の一覧の中から1つのCF案件を選択すると、事業性評価支援装置10の事業性評価部117が、該CF案件の事業性評価情報を生成して、該CF案件情報とともに金融機関装置40に供給する。金融機関装置40では、事業性評価情報取得部412が、CF案件情報と該事業性評価情報とを取得し、表示部44の画面に表示させる(ステップS7)。
金融機関装置40では、審査部411が、事業性評価支援装置10からの事業性評価情報に基づいて、該CF案件や該出資需要者に対する融資審査を実施する(ステップS8)。以上で、事業性評価支援システムによる処理の流れの概要説明を終了する。
<CF案件登録処理の詳細>
次に、図14は、上述したステップS2におけるCF案件登録処理の一例を詳述するフローチャートである。
該CF案件登録処理は、CF企業装置20がCF案件情報を提供するため、事業性評価支援装置10にアクセスしたときに実行される。
はじめに、事業性評価支援装置10の認証部111は、アクセスしてきたCF企業装置20をCF企業テーブル121に照会して認証処理を行う(ステップS11)。具体的には、例えば、該CF企業装置20から通知される企業ID、暗証番号等がCF企業テーブル121に登録済みであるか否かに基づき、認証の可否を判断する。
ここで認証不可能と判断した場合(ステップS11でNG)、認証部111は、該CF企業装置20に対して認証不可能である旨を通知して(ステップS12)、該CF案件登録処理を終了する。なお、CF案件登録処理を終了した後、該CF企業に対して登録を促す処理(後述する出資者登録処理と同様の処理)を実行するようにしてもよい。
反対に、認証可能と判断した場合(ステップS11でOK)、認証部111は、該CF企業装置20に対して認証可能である旨を通知し、該通知に応じてCF企業装置20が提供してくるCF案件情報を、CF案件管理部112が受け付ける(ステップS13)。
次に、CF案件管理部112は、受け付けたCF案件情報のCF案件に対して案件IDを付与し、CF案件情報に含まれる事業計画情報の各項目の情報をCF案件DB123に登録する(ステップS14)。次に、CF案件管理部112は、受け付けたCF案件情報に含まれる資金需要者情報の中の各項目の情報を資金需要者DB124に登録する(ステップS15)。以上で、該CF案件登録処理は終了され、この後に、CF案件情報分析部113により、CF案件DB123に登録されたCF案件情報の分析が行われる(図13のステップS6)。
<出資者登録処理の詳細>
次に、図15は、ステップS3における出資者登録処理の一例を詳述するフローチャートである。
該出資者登録処理は、出資者装置30がCF案件の閲覧を目的として、事業性評価支援装置10にアクセスしてきたときに実行される。
はじめに、事業性評価支援装置10の認証部111は、アクセスしてきた出資者装置30を出資者DB125に照会して認証処理を行う(ステップS21)。具体的には、例えば、該出資者装置30から通知された出資者ID、暗証番号等が出資者DB125に登録されているものと一致するか否かに基づき、認証の可否を判断する。
ここで、認証可能と判断した場合(ステップS21でOK)、認証部111は、該出資者装置30に対して認証可能である旨を通知して、出資者登録処理を終了する。この後、事業性評価支援装置10のCF案件管理部112は、認証可能と判断された出資者装置30に対して、CF案件DB123に登録されているCF案件の一覧を供給することになる。
反対に、認証不可能と判断した場合(ステップS21でNG)、認証部111は、該出資者装置30に対して認証不可能である旨を通知する(ステップS22)。次に、認証部111は、該出資者装置30のユーザ(出資者)が出資者DB125に対して登録済みであるか否かを判定する。
具体的には、例えば、ステップS21において、該出資者装置30から通知された出資者IDは出資者DB125に存在するものの、通知された暗証番号が一致しなかったために認証不可能と判断された場合、認証部111は、該出資者は出資者DB125に対して登録済みであると判断して(ステップS23でYES)、処理をステップS21に戻し、それ以降を繰り返す。
また、例えば、ステップS21において、該出資者装置30から通知された出資者IDが出資者DB125に存在していないために認証不可能と判断された場合、認証部111は、該出資者が出資者DB125に対して未登録であると判断して(ステップS23でNO)、処理をステップS24に進める。
次に、認証部111は、該出資者装置30に対して出資者登録を促して該出資者が出資者登録を行うか否かを判断する(ステップS24)。該促しに応じ、該出資者装置30から出資者登録を行う旨が返信された場合(ステップS24でYES)、認証部111は、該出資者装置30に対して出資者の属性情報を入力させて、該出資者の属性情報を取得する(ステップS25)。
次に、認証部111は、該出資者に出資者IDを付与し、取得した属性情報と対応付けて出資者DB125に記録することにより、該出資者の出資者登録を終了する(ステップS26)。この後、事業性評価支援装置10のCF案件管理部112は、出資者登録を行った出資者装置30に対して、CF案件DB123に登録されているCF案件の一覧を供給することになる。
ステップS24にて、該出資者装置30に対する出資者登録の促しに応じ、該出資者装置30から出資者登録を行わない旨が返信された場合(ステップS24でNO)、認証部111は、該出資者登録処理を終了する。
なお、上述した出資者登録処理のように、アクセスしてきた装置(のユーザ)が未登録であるために認証不可能と判断した場合に登録を促す処理は、出資者装置30以外のCF装置20、金融機関装置40、資金需要者装置50が事業性評価支援装置10にアクセスしてきたときにも実行される。
<出資者情報取得処理の詳細>
次に、図16は、上述したステップS5及びS6の処理(以下、出資情報取得処理と称する)の一例を詳述するフローチャートである。
該出資情報取得処理は、CF案件DB123に登録されている全てのCF案件を順次処理対象として周期的に実行される。また、該出資情報取得処理は、CF案件DB123に登録されているCF案件に対して金融機関装置40から照会があった場合(具体的には、CF案件の一覧から1つのCF案件が選択された場合)にも、該CF案件を処理対象として実行される。
はじめに、事業性評価支援装置10の出資情報取得部114は、CF企業装置20に対し、該CF案件の出資情報を要求する(ステップS31)。
該要求に応じ、CF企業装置20の出資情報提供部215は、CF案件DB221から該CF案件に対する現状の出資金額と出資口数等を読み出して現況情報を生成し、また、出資者DB223から、該CF案件の出資者の属性情報を読み出し、現況情報と出資者の属性情報を含む出資情報を返信する。事業性評価支援装置10の出資情報取得部114は、CF企業装置20から返信された出資情報を取得し、出資情報に含まれる現況情報を現況情報処理部115に供給し、出資者の属性情報を属性情報処理部116に供給する(ステップS32)。
次に、現況情報処理部115は、供給された現況情報に基づき、CF案件DB123の該CF案件に関する現在の出資金額と出資口数を登録とともに、現況情報を分析して分析結果を分析結果DB126に登録する(ステップS33)。一方、属性情報処理部116は、供給された出資者の属性情報を、出資者DB125に登録するとともに、出資者の属性情報を分析して分析結果を分析結果DB126に登録する(ステップS34)。以上で、出資情報取得処理は終了される。
<事業性評価情報提示処理の詳細>
次に、図17は、上述したステップS7における事業性評価情報提示処理の一例を詳述するフローチャートである。
該事業性評価情報提示処理は、事業性評価支援装置10に対して金融機関装置40がアクセスしてきたときに実行される。
はじめに、事業性評価支援装置10の認証部111は、該金融機関装置40を金融機関TBL122に照会して認証処理を行う(ステップS51)。ここで認証不可能(NG)と判断した場合、認証部111は、該金融機関装置40に対して認証不可能である旨を通知して(ステップS52)、該事業性評価情報提示処理を終了する。なお、該事業性評価情報提示処理CF案件登録処理を終了した後、該金融機関装置40に対して登録を促す処理(上述した出資者登録処理と同様の処理)を実行するようにしてもよい。
反対に、認証可能と判断した場合(ステップS51でOK)、認証部111は、該金融機関装置40と、CF案件管理部112に対して認証可能である旨を通知する。
次に、CF案件管理部112は、金融機関装置40に対して、CF案件DB123に登録されているCF案件の一覧を供給する(ステップS53)。この一覧には、CF案件DB123に登録されている全てのCF案件を含めてもよい。あるいは、後述する一覧要求画面90(図21)を表示して検索条件を選択させた後、CF案件DB123に登録されているCF案件を検索条件で絞り込んだ結果の一覧を供給するようにしてもよい。
図18は、金融機関装置40の表示部44に表示されるCF案件一覧画面60の表示例を示している。
該CF案件一覧画面60には、事業性評価支援装置10のCF案件DB123に登録されているCF案件に関する各種項目(同図の場合、案件ID、案件名称、主催者名(資金需要者名)名、主催者エリア(資金需要者住所)、募集期間、募集金額、案件概要)がスクロール可能に表示される。
なお、CF案件一覧画面60に表示する項目数を減らす(例えば、案件名称と案件概要だけを表示する)ようにして、画面上により多くのCF案件の情報を同時に表示できるようにしてもよい。
図17に戻る。次に、CF案件管理部112は、金融機関装置40において表示されているCF案件一覧画面60上で1つのCF案件が選択されるまで待機する(ステップS54でNO)。その後、1つのCF案件が選択された場合(ステップS54でYES)、CF案件管理部112は、処理をステップS55に進める。
次に、CF案件管理部112は、事業性評価部117に対して、金融機関装置40で選択されたCF案件の事業性評価情報の生成を依頼する。この依頼に応じ、事業性評価部117は、該CF案件の事業性評価情報を生成し、CF案件情報とともに金融機関装置40に供給する(ステップS55)。金融機関装置40では、事業性評価情報取得部412が、CF案件情報と該事業性評価情報とを取得し、表示部44に事業性評価情報閲覧画面70(図19)を表示させる。以上で、事業性評価情報提示処理は終了される。
<事業性評価情報閲覧画面の表示例>
次に、図19は、金融機関装置40の表示部44に表示される事業性評価情報閲覧画面70の表示例を示している。
事業性評価情報閲覧画面70には、該CF案件の案件IDが表示される表示案件ID表示欄700、事業計画情報表示欄701、案件評価情報表示欄717、前案件ボタン732、事業評価情報参照ボタン733、次案件ボタン734、及び閉じるボタン735が設けられている。
事業計画情報表示欄701の上辺には、主催者エリア(資金需要者住所)と募集期間が表示される。
該主催者エリアは、事業性評価部117がCF案件DB123の申込者IDフィールド1234から申込者IDを読み出し、資金需要者DB124の該申込者IDに対応する記録の住所フィールド1244から読み出した住所に基づいて特定したものである。該募集期間は、事業性評価部117がCF案件DB123の募集開始日フィールド1238と募集終了日フィールド1239から読み出した日付に基づいて特定したものである。
また、事業計画情報表示欄701の上辺にはURLボタン702が設けられている。URLボタン702は、該CF案件が申し込まれたCF企業によって公開された該CF案件に対する出資者を募るためのWebサイトにリンクされており、URLボタン702が押下された場合、該Webサイトがポップアップ表示される。
また、事業計画情報表示欄701には、案件名称表示欄703、案件主催者表示欄704、参照ボタン705、募集金額表示欄706、出資現在金額表示欄707、及び出資者数表示欄708が設けられている。
案件名称表示欄703には、該CF案件の名称が表示される。該CF案件の名称は、事業性評価部117がCF案件DB123の案件名称フィールド1232から読み出したものである。案件主催者表示欄704には、該CF案件の主催者名(資金需要者名)が表示される。該主催者名は、事業性評価部117がCF案件DB123の申込者IDフィールド1234から申込者IDを読み出し、資金需要者DB124の該申込者IDに対応する記録の申込者名フィールド1243から読み出したものである。
参照ボタン705は、該CF案件の主催者の詳細情報にリンクされており、参照ボタン705が押下された場合、該主催者の詳細情報がポップアップ表示される。
募集金額表示欄706には、該CF案件の募集金額が表示される。該募集金額は、事業性評価部117がCF案件DB123の募集金額フィールド1236から読み出したものである。出資現在金額表示欄707には、該CF案件に対する現在の各出資者からの出資金額の合計が表示される。該出資金額は、事業性評価部117がCF案件DB123の出資金額フィールド12311から読み出したものである。出資者数表示欄708には、該CF案件に対する現在の出資者数が表示される。該出資者数は、事業性評価部117がCF案件DB123の出資口数フィールド12312から読み出した情報に基づくものである。
さらに、事業計画情報表示欄701には、CF企業名表示欄709、参照ボタン710、ファンド形態表示欄711、リターン内容表示欄712、参照ボタン713、達成率表示欄714、残り日数表示欄715、及び案件概要表示欄716が設けられている。
CF企業名表示欄709には、該CF案件が申し込まれたCF企業名が表示される。該CF企業名は、事業性評価部117がCF案件DB123のCF企業IDフィールド12313からCF企業の企業IDを読み出し、CF企業TBL121の該企業IDに対応する記録の企業名フィールド1212から読み出したものである。参照ボタン710は、該CF案件が申し込まれたCF企業の詳細情報にリンクされており、参照ボタン710が押下された場合、該CF企業の詳細情報がポップアップ表示される。
ファンド形態表示欄711には、該CF案件のファンド形態が表示される。該ファンド形態は、事業性評価部117がCF案件DB123のファンド形態フィールド12310から読み出したものである。リターン内容表示欄712には、該CF案件の出資者に対するリターン内容が表示される。該リターン内容は、事業性評価部117がCF案件DB123の案件概要フィールド1233から読み出したものである。
参照ボタン713は、リターン内容に関する詳細情報にリンクされており、参照ボタン713が押下された場合、該詳細情報がポップアップ表示される。達成率表示欄714には、該CF案件の現在の達成率(募集金額に対する現在金額の割合)が表示される。該達成率は、分析結果案件DB126に記録されている現況情報処理部115による現況情報の分析結果(募集金額に対する現在金額の割合計算)を、事業性評価部117が読み出したものである。
残り日数表示欄715には、該CF案件の募集期間の残り日数が表示される。該残り日数は、事業性評価部117がCF案件DB123の募集終了日フィールド1239から読み出した日付に基づいて特定したものである。案件概要表示欄716には、該CF案件の概要が表示される。該CF案件の概要は、事業性評価部117がCF案件DB123の案件概要1233から読み出したものである。
案件評価情報表示欄717には、評価ランク表示欄718、将来性予想表示欄719、同一カテゴリ件数表示欄720、参照ボタン721、主催者過去案件数表示欄722、及び参照ボタン723が設けられている。
評価ランク表示欄718には、該CF案件の評価ランクが、複数段階評価(同図の場合、D,C,B,A,Sの5段階評価)で表示される。将来性予想表示欄719には、該CF案件の将来性が、複数段階評価(同図の場合、D,C,B,A,Sの5段階評価)で表示される。該評価ランク及び該将来性は、事業性評価部117がCF案件情報と出資情報の分析結果を用い、所定のアルゴリズムに従って特定したものである。
同一カテゴリ件数表示欄720には、事業性評価支援装置10のCF案件DB123に登録されているCF案件であって、該CF案件と同一カテゴリに分類される他のCF案件の数が表示される。該同一カテゴリ数は、分析結果案件DB126に記録されているCF案件情報分析部113によるCF案件の分析(各CF案件のカテゴリを特定して集計した結果)を、事業性評価部117が読み出したものである。
参照ボタン721は、該CF案件と同一カテゴリに分類される他のCF案件の一覧にリンクされており、参照ボタン721が押下された場合、該一覧がポップアップ表示される。
主催者過去案件数表示欄722には、該CF案件の主催者(資金需要者)が過去に申し込んだCF案件の件数が表示される。該件数は、事業性評価部117がCF案件DB123の申込者IDフィールド1234から申込者IDを読み出し、資金需要者DB124の該申込者IDに対応する記録の案件IDフィールド1248の数から特定したものである。
参照ボタン723は、該CF案件の主催者が過去に申し込んだCF案件の一覧にリンクされており、参照ボタン723が押下された場合、該一覧がポップアップ表示される。該一覧は、CF案件管理部112がCF案件DB123の申込者IDフィールド1234から申込者IDを読み出し、資金需要者DB124の該申込者IDに対応する記録の案件IDフィールド1248に記録されている案件IDに基づいて作成したものである。
さらに、案件評価情報表示欄717には、男女構成表示欄724、年代構成表示欄725、参照ボタン726、居住地表示欄727、参照ボタン728、出資回数表示欄729、参照ボタン730、及び詳細ボタン731が設けられている。
男女構成表示欄724には、該CF案件の出資者の男女構成の割合を表すグラフが表示される。年代構成表示欄725には、該CF案件の出資者の年代構成の割合を表すグラフが表示される。該男女構成の割合、及び年代構成の割合は、分析結果案件DB126に記録されている属性情報処理部116による出資者の属性情報分析結果を、事業性評価部117が読み出したものである。
参照ボタン726は、該CF案件の出資者の年齢に関する詳細情報にリンクされており、参照ボタン726が押下された場合、該詳細情報がポップアップ表示される。
居住地表示欄727には、該CF案件の出資者が多い居住地(同図の場合、県単位の住所)のトップ5の割合を表すグラフが表示される。該居住地の割合は、分析結果案件DB126に記録されている属性情報処理部116による出資者の属性情報分析結果を、事業性評価部117が読み出したものである。
参照ボタン728は、該CF案件の出資者が多い居住地に関する詳細情報にリンクされており、参照ボタン728が押下された場合、該詳細情報がポップアップ表示される。
出資回数表示欄729には、該CF案件の出資者によるCF案件への出資回数の割合を表すグラフが表示される。該出資回数の割合は、分析結果案件DB126に記録されている属性情報処理部116による出資者の属性情報分析結果を、事業性評価部117が読み出したものである。
参照ボタン730は、該CF案件の出資者によるCF案件への出資回数に関する詳細情報にリンクされており、参照ボタン730が押下された場合、該詳細情報がポップアップ表示される。
前案件ボタン732は、上述したステップS53の処理で金融機関装置40の表示部44に表示されたCF案件一覧画面60における該CF案件に連なる1つ前のCF案件に対応する事業性評価情報閲覧画面にリンクされている。前案件ボタン732が押下された場合、表示部44の表示が、該1つ前のCF案件に対応する事業性評価情報閲覧画面に変更される。
事業評価情報参照ボタン733は、事業性評価情報参照画面80(図20)にリンクされており、事業評価情報参照ボタン733が押下された場合、事業性評価情報参照画面80がポップアップ表示される。
次案件ボタン734は、上述したステップS53の処理で金融機関装置40の表示部44に表示されたCF案件一覧画面60における該CF案件に連なる1つ後のCF案件に対応する事業性評価情報閲覧画面にリンクされている。次案件ボタン734が押下された場合、表示部44の表示が、該1つ後のCF案件に対応する事業性評価情報閲覧画面に変更される。
閉じるボタン735が押下された場合、表示中の事業性評価情報閲覧画面70が閉じられ(消去され)、表示部44にはCF案件一覧画面60が表示される。
次に、図20は、事業性評価情報参照画面80の表示例を示している。
事業性評価情報参照画面80には、ラジオボタン801及び802、送信ボタン803、及び閉じるボタン804が設けられている。
ラジオボタン801及び802は、どちらか一方を選択可能とされており、ラジオボタン801は「現在のCF案件の詳細な事業性評価情報を要求」に、ラジオボタン802は「条件を入力して一覧から要求」に対応付けられている。
ラジオボタン801及び802のうち、ラジオボタン801が選択されて送信ボタン803が押下された場合、該CF案件について、事業性評価情報閲覧画面70の案件評価情報表示欄717に表示されていた評価ランクや将来性予想に比較してより詳細な事業性評価情報(例えば、該CF案件と類似する他のCF案件との比較結果)が表示される。
ラジオボタン801及び802のうち、ラジオボタン802が選択されて送信ボタン803が押下された場合、CF案件の検索条件を入力するための一覧要求画面90(図21)が表示される。
閉じるボタン804が押下された場合、表示中の事業性評価情報参照画面80が閉じられ(消去され)、表示部44には、事業性評価情報閲覧画面70が表示される。
次に、図21は、CF案件の検索条件を入力するための一覧要求画面90の表示例を示している。
一覧要求画面90には、ラジオボタン901〜906、クリアボタン907、一覧作成ボタン908、及び閉じるボタン909が設けられている。
ラジオボタン901は、CF案件の検索条件として成立状況を選択するためのものであり、同図の例では、成立案件のみ、不成立案件のみ、又は、両方を含む、のうちのいずれかを選択できる。なお、CF案件DB123に記録されているCF案件のうち、成立案件を抽出するには、募集金額フィールド1236に記録されている金額に対する、出資金額フィールドに記録されている金額の割合(達成率)が100%以上であるものを特定すればよい。また、CF案件DB123に記録されているCF案件のうち、不成立案件を抽出するには、募集金額フィールド1236に記録されている金額に対する、出資金額フィールドに記録されている金額の割合(達成率)が所定の割合(通常は100%)未満であって、募集終了日フィールド1239に記録されている日付を経過しているものを特定すればよい。
ラジオボタン902は、CF案件の検索条件として募集期間を選択するためのものであり、同図の例では、募集中、募集終了、又は、両方を含む、のうちのいずれかを選択できる。
ラジオボタン903は、CF案件の検索条件として達成率を選択するためのものであり、同図の例では、30%未満、30%〜50%未満、50%〜80%未満、80%〜100%未満、100%以上、又は、達成率指定を選択できる。なお、達成率指定を選択した場合、達成率を具体的に入力することができる。
ラジオボタン904は、CF案件の検索条件としてカテゴリを選択するためのものであり、同図の例では、全て選択、農業・水産、林業、漁業、鉱業、建設業、製造業、電機・ガス、運輸・通信、卸・小売、飲食業、金融・保険、不動産、サービス業、又は、その他を選択できる。なお、CF案件のカテゴリは、CF案件情報分析部113が案件概要に基づいて分類するが、CF企業側で予め分類するようにしてもよい。
ラジオボタン905は、CF案件の検索条件として案件主催者(資金需要者)のエリアを選択するためのものであり、同図の例では、全て選択、北海道、東北、関東、中部、東海、近畿、中国・四国、九州、沖縄、又は住所コード入力を選択できる。なお、住所コード入力を選択した場合、住所コード入力欄9051には複数の住所コードを「,」等で区切って入力することができ、これにより案件主催者のエリアを指定することができる。
ラジオボタン906は、CF案件の検索条件として案件主催者が過去に申し込みを行ったCF案件の件数を選択するためのものであり、同図の例では、初回、3回以上、又は5回以上を選択できる。
クリアボタン907は、ラジオボタン901〜906における選択をクリアするためのものであり、クリアボタン907が押下された場合、ラジオボタン901〜906がいずれも選択されていない状態とすることができる。
一覧作成ボタン908は、CF案件一覧画面の作成を要求するためのものであり、ラジオボタン901〜906を用いて検索条件が選択された状態で一覧作成ボタン908が押下された場合、該検索条件に合致するCF案件一覧がCF案件管理部112によって生成されて金融機関装置40に供給され、新たなCF案件一覧画面60が表示部44に表示される。
閉じるボタン909が押下された場合、表示中の一覧要求画面90が閉じられて(消去されて)、表示部44には、事業性評価情報参照画面80が表示される。
金融機関装置40では、改めて表示されたCF案件一覧画面60から再びCF案件を選択することにより、選択したCF案件に対応する事業性評価情報閲覧画面70を表示することができる。
したがって、金融機関では、成立済みのCF案件だけでなく、未成立や不成立のCF案件、さらに、様々な条件を満たすCF案件についても事業性評価情報閲覧画面70を得ることができ、融資先として有望なCF案件や資金需要者を見出すことが可能となる。
<まとめ>
以上説明したように、事業性評価支援装置10は、複数のCF企業から集めた多数のCF案件を、複数の金融機関に提示することで、資金需要者に対して事業資金や運転資金等を融資する金融機関を募ることができる。また、金融機関の融資審査において有益な事業性評価情報を金融機関に提供できる。
また、事業性評価支援装置10は、CF案件に対する事業性評価情報だけでなく、出資者の属性情報も金融機関に提供できる。
また、事業性評価支援装置10は、出資金額が募集金額に達していないが、金融機関が融資を行なうことで新事業の立上げに至る可能性があるCF案件を後押しすることを目的に、CF案件に興味を持った金融機関に対して、該CF案件の申込者が過去に申し込みを行ったCF案件、該CF案件と類似する(同一カテゴリに属する)他のCF案件、出資者の属性分析結果、資金需要者の属性情報等を提供することもできる。これらの情報を取得した金融機関では、募集金額に至っていないCF案件の申込者に対して直接コンタクトをとっても良い。
また、金融機関は、資金需要者が融資相談にきた際、従来の融資審査(与信の供与)では融資の対象とならなかったり(与信が供与できなかったり)、資金需要者が必要とする資金に対して満額の融資を行えなかったりした場合、該資金需要者にCF企業の利用を促したり、CF企業を紹介したりして、CF案件としての事業性評価情報を得た上で改めて融資審査することができる。この場合、資金需要者にとっては、金融機関の与信金額(融資金額)では不足する資金をCFにより調達し、事業を開始する事が可能となる。
さらに、事業性評価支援装置10は、同一の資金需要者による過去のCF案件の成否、リターン実績等の情報を金融機関だけでなく出資者にも提供するようにしてもよい。その場合、出資者は、同一の資金需要者による過去のCF案件の成否に基づき、出資を判断することができる。
また、出資者は、資金需要者が円滑に資金調達することで支援する事業が実現する可能性が高くなるので、リターン受け取りの増加が期待できる。
資金需要者は、CFだけでなく、金融機関からの資金調達が期待できるので、より大きな事業、継続的な事業展開の可能性を高めることができる。
CF企業は、提携していない金融機関との案件協業の機会が増加する。また、目標額に至らず、従来は成立しなかったCF案件が、金融機関からの支援により成立することが期待できる。
ところで、上述した事業性評価支援装置10、CF企業装置20、金融機関装置40については、ハードウェアにより構成することもできるし、ソフトウェアにより実現することもできる。事業性評価支援装置10等をソフトウェアにより実現する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータ等が含まれる。
図22は、事業性評価支援装置10等をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
このコンピュータ1000において、CPU(Central Processing Unit)1001,ROM(Read Only Memory)1002,RAM(Random Access Memory)1003は、バス1004により相互に接続されている。
バス1004には、さらに、入出力インターフェース1005が接続されている。入出力インターフェース1005には、入力部1006、出力部1007、記憶部1008、通信部1009、およびドライブ1010が接続されている。
入力部1006は、キーボード、マウス、マイクロフォン等より成り、入力部312(図3)として機能する。出力部1007は、ディスプレイ、スピーカ等より成り、表示部313(図3)として機能する。
記憶部1008は、HDD、SSDなどから成り、事業性評価支援装置10等の記憶部として機能する。通信部1009は、LAN I/FやWi−Fi I/Fから成り、事業性評価支援装置10等の通信部として機能する。ドライブ1010は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブルメディア1011を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ1000では、CPU1001が、例えば、記憶部1008に記憶されているプログラムを、入出力インターフェース1005およびバス1004を介して、RAM1003にロードして実行することにより、事業性評価支援装置10等の制御部が実現される。
コンピュータ1000(CPU1001)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア1011に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータ1000では、プログラムは、リムーバブルメディア1011をドライブ1010に装着することにより、入出力インターフェース1005を介して、記憶部1008にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部1009で受信し、記憶部1008にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM1002や記憶部1008に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータ1000が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明が、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現されてもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1・・・インターネット、10・・・事業性評価支援装置、11・・・制御部、12・・・記憶部、13・・・通信部、20・・・CF企業装置、21・・・制御部、22・・・記憶部、23・・・通信部、30・・・出資者装置、40・・・金融機関装置、41・・・制御部、42・・・記憶部、43・・・通信部、44・・・表示部、50・・・資金需要者装置、60・・・案件一覧画面、70・・・事業性評価情報閲覧画面、80・・・事業性評価情報参照画面、90・・・一覧要求画面、111・・・認証部、112・・・案件管理部、113・・・案件情報分析部、114・・・出資情報取得部、115・・・現況情報処理部、116・・・属性情報処理部、117・・・事業性評価部、118・・・出資者登録部、121・・・企業テーブル、127・・・一時保管ファイル、211・・・案件受付審査部、212・・・出資受付部、213・・・事業資金管理部、214・・・案件情報提供部、215・・・出資情報提供部、411・・・審査部、412・・・事業性評価情報取得部、700・・・表示案件ID表示欄、701・・・事業計画情報表示欄、702・・・URLボタン、703・・・案件名称表示欄、704・・・案件主催者表示欄、705・・・参照ボタン、706・・・募集金額表示欄、707・・・出資現在金額表示欄、708・・・出資者数表示欄、709・・・企業名表示欄、710・・・参照ボタン、711・・・ファンド形態表示欄、712・・・リターン内容表示欄、713・・・参照ボタン、714・・・達成率表示欄、715・・・日数表示欄、716・・・案件概要表示欄、717・・・案件評価情報表示欄、718・・・評価ランク表示欄、719・・・将来性予想表示欄、720・・・同一カテゴリ件数表示欄、721・・・参照ボタン、722・・・主催者過去案件数表示欄、723・・・参照ボタン、724・・・男女構成表示欄、725・・・年代構成表示欄、726・・・参照ボタン、727・・・居住地表示欄、728・・・参照ボタン、729・・・出資回数表示欄、730・・・参照ボタン、731・・・詳細ボタン、732・・・前案件ボタン、733・・・事業評価情報参照ボタン、734・・・次案件ボタン、735・・・閉じるボタン、801・・・ラジオボタン、802・・・ラジオボタン、803・・・送信ボタン、804・・・閉じるボタン、901〜6・・・ラジオボタン、907・・・クリアボタン、908・・・一覧作成ボタン、909・・・閉じるボタン、1000・・・コンピュータ、1004・・・バス、1005・・・入出力インターフェース、1006・・・入力部、1007・・・出力部、1008・・・記憶部、1009・・・通信部、1010・・・ドライブ、1011・・・リムーバブルメディア

Claims (13)

  1. 記憶部と、
    クラウドファンディング企業装置から提供されたクラウドファンディング案件に関するクラウドファンディング案件情報を受け付けて前記記憶部に登録する管理部と、
    前記クラウドファンディング案件に対する出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から取得する取得部と、
    金融機関装置が選択した前記クラウドファンディング案件について、前記クラウドファンディング案件情報に含まれる事業計画情報及び資金需要者情報、並びに前記出資情報に含まれる出資者の属性情報及び出資状況を表す現況情報を所定のアルゴリズムを用いて分析して事業性評価情報を生成して前記金融機関装置に供給する生成部と、
    を備えることを特徴とする事業性評価支援装置。
  2. 請求項1に記載の事業性評価支援装置であって、
    前記管理部は、前記金融機関装置が指定する検索条件に合致する前記クラウドファンディング案件の一覧を生成して前記金融機関装置に供給し、
    前記生成部は、前記一覧から金融機関装置が選択した前記クラウドファンディング案件について、前記事業性評価情報を生成する
    ことを特徴とする事業性評価支援装置。
  3. 請求項2に記載の事業性評価支援装置であって、
    前記現況情報には、目標金額に対する出資金額の割合を表す達成率が含まれ、
    前記事業計画情報には、募集期間が含まれ、
    前記管理部は、前記金融機関装置が指定する前記検索条件に成立状況が含まれている場合、前記達成率と前記募集期間に基づいて、前記クラウドファンディング案件の成立状況を判断して前記一覧を生成する
    ことを特徴とする事業性評価支援装置。
  4. 請求項2に記載の事業性評価支援装置であって、
    前記事業計画情報には、募集期間が含まれ、
    前記管理部は、前記金融機関装置が指定する前記検索条件に募集期間が含まれている場合、前記事業計画情報に含まれる前記募集期間に基づいて、前記クラウドファンディング案件の前記一覧を生成する
    ことを特徴とする事業性評価支援装置。
  5. 請求項2に記載の事業性評価支援装置であって、
    前記現況情報には、目標金額に対する出資金額の割合を表す達成率が含まれ、
    前記管理部は、前記金融機関装置が指定する前記検索条件に達成率が含まれている場合、前記事業現況情報に含まれる前記達成率に基づいて、前記クラウドファンディング案件の前記一覧を生成する
    ことを特徴とする事業性評価支援装置。
  6. 請求項2に記載の事業性評価支援装置であって、
    前記資金需要者情報には、資金需要者が過去にクラウドファンディングを申し込んだ件数を表す過去件数が含まれ、
    前記管理部は、前記金融機関装置が指定する前記検索条件に前記過去件数が含まれている場合、前記資金需要者情報に含まれる前記過去件数に基づいて、前記クラウドファンディング案件の前記一覧を生成する
    ことを特徴とする事業性評価支援装置。
  7. 請求項2に記載の事業性評価支援装置であって、
    前記管理部は、同一の資金需要者が過去に申し込んだ前記クラウドファンディング案件の前記一覧を生成する
    ことを特徴とする事業性評価支援装置。
  8. 請求項1に記載の事業性評価支援装置であって、
    前記取得部は、前記金融機関装置からの前記事業性評価情報の要求に応じて前記出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から取得する
    ことを特徴とする事業性評価支援装置。
  9. 請求項1に記載の事業性評価支援装置であって、
    前記取得部は、登録された前記クラウドファンディング案件に対する前記出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から予め設定したタイミングで取得する
    ことを特徴とする事業性評価支援装置。
  10. 請求項1に記載の事業性評価支援装置であって、
    前記管理部は、前記クラウドファンディング案件情報を出資者装置に供給する
    ことを特徴とする事業性評価支援装置。
  11. クラウドファンディング企業装置から提供されたクラウドファンディング案件に関するクラウドファンディング案件情報を受け付ける受付ステップと、
    前記クラウドファンディング案件情報を記憶部に登録する登録ステップと、
    前記クラウドファンディング案件に対する出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から取得する取得ステップと、
    金融機関装置が選択した前記クラウドファンディング案件について、前記クラウドファンディング案件情報に含まれる事業計画情報及び資金需要者情報、並びに前記出資情報に含まれる出資者の属性情報及び出資状況を表す現況情報を所定のアルゴリズムを用いて分析して事業性評価情報を生成する生成ステップと、
    生成した前記事業性評価情報を前記金融機関装置に供給する供給ステップと、
    を含むことを特徴とする事業性評価支援方法。
  12. コンピュータを、
    クラウドファンディング企業装置から提供されたクラウドファンディング案件に関するクラウドファンディング案件情報を受け付けて記憶部に登録する管理部と、
    前記クラウドファンディング案件に対する出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から取得する取得部と、
    金融機関装置が選択した前記クラウドファンディング案件について、前記クラウドファンディング案件情報に含まれる事業計画情報及び資金需要者情報、並びに前記出資情報に含まれる出資者の属性情報及び出資状況を表す現況情報を所定のアルゴリズムを用いて分析して事業性評価情報を生成して前記金融機関装置に供給する生成部と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  13. 事業性評価支援装置と、
    クラウドファンディング企業が用いるクラウドファンディング企業装置と、
    金融機関が用いる金融機関装置と、
    を含む事業性評価支援システムにおいて、
    前記事業性評価支援装置は、
    記憶部と、
    クラウドファンディング企業装置から提供されたクラウドファンディング案件に関するクラウドファンディング案件情報を受け付けて前記記憶部に登録する管理部と、
    前記クラウドファンディング案件に対する出資情報を前記クラウドファンディング企業装置から取得する取得部と、
    前記金融機関装置が選択した前記クラウドファンディング案件について、前記クラウドファンディング案件情報に含まれる事業計画情報及び資金需要者情報、並びに前記出資情報に含まれる出資者の属性情報及び出資状況を表す現況情報を所定のアルゴリズムを用いて分析して事業性評価情報を生成して前記金融機関装置に供給する生成部と、
    前記クラウドファンディング企業装置は、
    資金需要者からクラウドファンディング案件の申し込みを受け付けて前記クラウドファンディング案件情報を前記事業性評価支援装置に提供する提供部と、
    前記事業性評価支援装置からの要求に応じて前記クラウドファンディング案件に対する前記出資情報を通知する通知部と、を備え、
    前記金融機関装置は、
    前記事業性評価支援装置に対して前記事業性評価情報を要求する要求部を、備える
    ことを特徴とする事業性評価支援システム。
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